JP2004212056A - ナビゲーションシステム及び経路探索方法のプログラム - Google Patents

ナビゲーションシステム及び経路探索方法のプログラム Download PDF

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邦博 山田
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Abstract

【課題】各種の交通手段を利用した経路を容易に探索することができる。
【解決手段】各交通手段ごとに形成されたネットワークのネットワークデータから成る探索データを取得する情報取得処理手段91と、取得された探索データのうちの優先順位の高いネットワークから順に、ネットワークデータに基づいて経路を探索する探索処理手段92と、探索された経路を結合する経路結合処理手段93とを有する。各ネットワークにおいてすべての交通手段についての経路が探索されることはなく、ネットワークに対応する交通手段についての経路だけが探索されるので、経路探索処理において、経路を探索するのが容易になる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ナビゲーションシステム及び経路探索方法のプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、道路データ、路線データ、歩道データ等の経路網データに基づいて、出発地から目的地までを車両、交通機関、徒歩等の交通手段を利用した経路を探索するようにしたナビゲーション装置が提供されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
図2は従来のナビゲーション装置による経路探索処理の動作を説明する図である。
【0004】
図において、Psは家等の出発地、Pgは目的地、St1、St2は駅である。前記ナビゲーション装置においては、操作者が出発地Ps及び目的地Pgを入力すると、CPUは、データ記録部から経路網データを読み出し、該経路網データに従って経路を探索し、探索された経路、すなわち、探索経路を候補経路として表示部に表示するようになっている。したがって、操作者は表示部に表示された候補経路から所望のものを選択することができる。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−227973号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のナビゲーション装置においては、経路網データを構成する道路データ、路線データ及び歩道データが、一元的なネットワークにおいて混在して前記データ記録部に記録されるので、経路を探索する場合、CPUはすべての道路、路線及び歩行路を探索の対象としてしまう。
【0007】
例えば、出発地Psを始点として経路を探索する場合において、ネットワーク上に、道路についての探索の対象となる経路、路線についての探索の対象となる経路及び歩行路についての探索の対象となる経路がそれぞれ3本存在している場合、9本の経路が探索の対象となる。
【0008】
そこで、CPUは、探索経路を絞り込むために、まず、車両、交通機関及び徒歩の各交通手段のうちの一つを選択し、選択された交通手段の探索コストを他の交通手段の探索コストより低くして優先的な探索を行い、この探索を各交通手段ごとに繰り返すようにしている。したがって、9本の経路について、探索が3回行われることになるので、合計で27回の処理が行われることになり、探索経路を絞り込むためにCPUに加わる負荷が極めて大きくなり、経路を探索するのが困難になってしまう。特に、携帯用のナビゲーション装置においては、CPUの処理能力が低いので、経路を探索するのが極めて困難になってしまう。
【0009】
本発明は、前記従来のナビゲーション装置の問題点を解決して、各種の交通手段を利用した経路を容易に探索することができるナビゲーションシステム及び経路探索方法のプログラムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明のナビゲーションシステムにおいては、各交通手段ごとに形成されたネットワークのネットワークデータから成る探索データを取得する情報取得処理手段と、取得された探索データのうちの優先順位の高いネットワークから順に、ネットワークデータに基づいて経路を探索する探索処理手段と、探索された経路を結合する経路結合処理手段とを有する。
【0011】
本発明の他のナビゲーションシステムにおいては、さらに、前記各ネットワークデータは、最上位から最下位までの複数の階層のレイヤのレイヤデータから成る。そして、前記探索処理手段は各レイヤごとに経路を探索する。
【0012】
本発明の更に他のナビゲーションシステムにおいては、さらに、上位のレイヤほど広域の探索データによってレイヤデータが構成され、下位のレイヤほど狭域の探索データによってレイヤデータが構成される。
【0013】
本発明の更に他のナビゲーションシステムにおいては、さらに、前記ネットワークの優先順位はあらかじめ設定される。
【0014】
本発明の更に他のナビゲーションシステムにおいては、さらに、前記ネットワークの優先順位は操作者による操作によって変更することができる。
【0015】
本発明の更に他のナビゲーションシステムにおいては、各交通手段ごとに形成されたネットワークのネットワークデータを、優先順位の高いネットワークから順に読み出すネットワークデータ取得処理手段と、読み出されたネットワークデータに基づいて、各ネットワークごとに経路を探索する探索処理手段と、探索された経路を結合する経路結合処理手段と、結合された経路の経路データを端末装置に送信する経路案内データ送信処理手段とを有する。
【0016】
本発明の経路探索方法のプログラムにおいては、コンピュータを、各交通手段ごとに形成されたネットワークのネットワークデータから成る探索データを取得する情報取得処理手段、取得された探索データのうちの優先順位の高いネットワークから順に、ネットワークデータに基づいて経路を探索する探索処理手段、及び探索された経路を結合する経路結合処理手段として機能させる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0018】
図1は本発明の実施の形態におけるナビゲーションシステムの機能ブロック図である。
【0019】
図において、91は各交通手段ごとに形成されたネットワークのネットワークデータから成る探索データを取得する情報取得処理手段、92は、取得された探索データのうちの優先順位の高いネットワークから順に、ネットワークデータに基づいて経路を探索する探索処理手段、93は探索された経路を結合する経路結合処理手段である。
【0020】
次に、ナビゲーションシステムについて説明する。
【0021】
図3は本発明の実施の形態におけるナビゲーションシステムのブロック図である。
【0022】
図において、14は移動用端末としてのPDA、51は情報提供者としての情報センタ、61は利用者端末としてのパソコンであり、前記PDA14、パソコン61等と情報センタ51等はネットワーク43を介して接続され、ナビゲーションシステムを構成する。なお、前記PDA14及びパソコン61によって端末装置が構成され、前記PDA14は、ナビゲーション処理部17、データ記録部16、通信部38等を備える。
【0023】
また、前記パソコン61は、演算装置及び制御装置としてのCPU71、操作者に各種の情報を通知する通知装置としての表示部72、操作部73、記録装置74、通信部75等を備える。本実施の形態においては、前記演算装置及び制御装置としてCPU71が使用されるようになっているが、CPU71に代えてMPU等を使用することもできる。また、通知装置として表示部72の他に、操作者に音声で各種の情報を通知する音声出力部を備えることもできる。
【0024】
前記表示部72としては、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等のディスプレイを使用することができる。また、操作部73としては、キーボード、マウス、バーコードリーダ、ライトペン、遠隔操作用のリモートコントロール装置、ジョイスティック等を使用することができる。さらに、操作部73として、前記ディスプレイに形成されたタッチパネルを使用することもできる。該タッチパネルにおいては、ディスプレイに各種のキー、スイッチ、ボタン等の操作部領域が形成され、該操作部領域をタッチ、クリック、押下等によって操作すると、所定の入力を行うことができる。
【0025】
また、前記記録装置74には、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の図示されない内部記憶装置が内蔵されるほかに、ハードディスク、メモリカード、磁気テープ、磁気ドラム、CD−ROM、CD−R、MD、DVD、光ディスク、MO、ICカード、光カード等の外部記憶装置が選択的に配設される。そして、前記記録装置74に、外部記憶装置に記録されたデータを読み出すための読出装置、及び外部記憶装置にデータを記録するための書込装置が配設される。なお、前記ハードディスクによって第1の記録媒体が、メモリカードによって第2の記録媒体が構成される。
【0026】
本実施の形態においては、前記利用者端末としてパソコン61が、移動用端末としてPDA14が使用されるようになっているが、利用者端末及び移動用端末としてとして、パソコン61及びPDA14に代えてナビゲーション装置等の車載装置、電子手帳、携帯電話、携帯端末、テレビ電話、ゲーム機等のような、前記ネットワーク43に接続することができ、双方向の通信を行うことができる端末装置を使用することもできる。
【0027】
また、前記情報センタ51は、サーバ53、該サーバ53に接続された記録装置57等を備える。前記サーバ53は、CPU54、RAM55、ROM56等を備える。前記記録装置57は、地図を表示するための地図データが記録された地図データベース、各種の施設に関する施設データが記録された施設データベース、公共の交通機関に関する交通機関データが記録された交通機関データベース、経路を探索するための探索データが記録された探索データベース等のデータベースを備える。なお、地図データ、施設データ、交通機関データ、探索データ等によってナビデータが構成される。
【0028】
前記地図データベースは、道路データベース、交差点データベース、ノードデータベース等のデータベースから成り、道路データベースに、道路リンクの列から成る各道路の情報を表す道路データが、交差点データベースに各交差点の情報を表す交差点データが、ノードデータベースに、各道路に沿って設定されたノード点の情報を表すノードデータがそれぞれ記録される。
【0029】
そして、前記道路データとして、道路自体に関して、幅員、勾(こう)配、カント、バンク、路面の状態、道路の車線数、車線数の減少する箇所、幅員の狭くなる箇所、踏切り等を表すデータが、コーナに関して、曲率半径、交差点、T字路、コーナの入口及び出口等を表すデータが、道路属性に関して、降坂路、登坂路等を表すデータが、道路種別に関して、国道、県道、細街路等の一般道のほか、高速道路、都市高速道路、有料道路等の高速・有料道を表すデータがそれぞれ記録される。さらに、高速・有料道に関して、入口及び出口の取付道(ランプウェイ)、料金所等を表すデータが記録される。
【0030】
また、前記ノードデータとして、道路の分岐点(交差点、T字路等も含む)、各道路に曲率半径等に応じて所定の距離ごとに設定されたノード点の座標(位置)、各ノード点間を連結するノード点間リンク、各ノード点の高さ(高度)等を表すデータが記録される。
【0031】
そして、前記施設データとして、各地域のホテル、ガソリンスタンド、駐車場、観光施設等の施設を表すデータが記録される。
【0032】
また、交通機関データベースは、鉄道の情報を表す鉄道データが記録された鉄道データベース、地下鉄の情報を表す地下鉄データが記録された地下鉄データベース、バスの情報を表すバスデータが記録されたバスデータベース、飛行機の情報を表す飛行機データが記録された飛行機データベース、船舶の情報を表す船舶データが記録された船舶データベース、異なる交通機関間の乗換えの情報を表す乗換データが記載された交通機関間乗換データベース等のデータベースから成る。
【0033】
そして、前記鉄道データベースは、各路線の情報を表す路線データが記録された路線データベース、各駅の情報を表す駅データが記録された駅データベース、各列車の情報を表す列車データが記録された列車データベース、乗換えの情報を表す乗換データが記録された乗換データベース、時刻表の情報を表す時刻表データが記録された時刻表データベース、運賃の情報を表す運賃データが記録された運賃データベースから成る。
【0034】
前記路線データベースには、路線データとして、各路線の番号、すなわち、路線番号、路線の名称、路線における在来線、長距離線、新幹線等の別を表す種類、路線における各駅間の距離及び所要時間、路線の形状及び寸法を表す路線ノードデータ等の各データが記録される。各駅間を結ぶ路線を描画するために前記路線ノードデータとして、路線の分岐点(駅等も含む)、各路線に曲率半径等に応じて所定の距離ごとに設定された路線ノード点の座標(位置)、各路線ノード点間を連結する路線リンク、各路線ノード点の高さ(高度)等を表すデータが記録される。なお、路線リンクを表すデータは、路線リンクの番号、路線リンク長、路線リンクを移動するのに必要な時間を表す旅行時間等から成る。
【0035】
また、前記駅データベースには、各駅の番号、すなわち、駅番号、駅の名称等の各データが記録され、列車データベースには、各列車の番号、すなわち、列車番号、列車の名称、各列車における特急、急行、準急、普通等の別を表す種類、各列車の編成等の各データが記録される。
【0036】
そして、乗換データベースには、異なる路線間の乗換えが可能な駅の番号、すなわち、路線間乗換駅番号、乗換えの二つの路線の組合せ、同じ路線で異なる列車間の乗換え(乗継ぎ)が可能な駅の番号、すなわち、列車間乗換駅番号、乗換えの二つの列車の組合せ、乗換えに要する時間、すなわち、乗換所要時間等の各データが記録される。
【0037】
さらに、時刻表データベースには、各列車ごとの、各駅における出発時刻、各駅における到着時刻、各駅における停車時間、出発及び到着の番線を表す番線番号等の各データが記録され、運賃データベースには、各駅間の運賃、特急、急行、準急等の列車の種類ごとの料金、指定席の料金、グリーン車、寝台車等の車両の種類ごとの料金、乗換えに伴い付加又は減額される料金等の各データが記録される。
【0038】
また、地下鉄データベースは、各路線の情報を表す路線データが記録された路線データベース、各駅の情報を表す駅データが記録された駅データベース、各地下鉄車両の情報を表す地下鉄車両データが記録された地下鉄車両データベース、乗換えの情報を表す乗換データが記録された乗換データベース、時刻表の情報を表す時刻表データが記録された時刻表データベース、運賃の情報を表す運賃データが記録された運賃データベースから成る。
【0039】
そして、前記路線データベースには、路線番号、路線の名称、路線における各駅間の距離及び所要時間、路線の形状及び寸法を表す路線ノードデータ等の各データが記録される。
【0040】
また、前記駅データベースには、駅番号、駅の名称等の各データが記録され、地下鉄車両データベースには、各地下鉄車両の番号、すなわち、地下鉄車両番号、地下鉄車両の名称、各地下鉄車両における快速、普通等の別を表す種類、各地下鉄車両の編成等の各データが記録され、乗換データベースには、路線間乗換駅番号、乗換えの二つの路線の組合せ、同じ路線で異なる地下鉄車両間の乗換え(乗継ぎ)が可能な駅の番号、すなわち、地下鉄車両間乗換駅番号、乗換えの二つの地下鉄車両の組合せ、乗換所要時間等の各データが記録される。
【0041】
さらに、時刻表データベースには、各地下鉄車両ごとの、各駅における出発時刻、各駅における到着時刻、各駅における停車時間、出発及び到着の番線を表す番線番号等の各データが記録され、運賃データベースには、各駅間の運賃、乗換えに伴い付加又は減額される料金等の各データが記録される。
【0042】
また、バスデータベースは、各路線の情報を表す路線データが記録された路線データベース、各停留所の情報を表す停留所データが記録された停留所データベース、各バスの情報を表すバスデータが記録されたバスデータベース、乗換えの情報を表す乗換データが記録された乗換データベース、時刻表の情報を表す時刻表データが記録された時刻表データベース、運賃の情報を表す運賃データが記録された運賃データベースから成る。
【0043】
そして、前記路線データベースには、路線(系統)番号、路線の名称、路線における各停留所間の距離及び所要時間、路線の形状及び寸法を表す路線ノードデータ等の各データが記録される。路線ノードデータとしては、各路線の分岐点(交差点、T字路、停留所等も含む)、路線ノード点の座標(位置)、路線リンク、各路線ノード点の高さ(高度)等を表すデータが記録される。
【0044】
また、前記停留所データベースには、停留所の番号、すなわち、停留所番号、停留所の名称等の各データが記録され、バスデータベースには、各バスの番号、すなわち、バス番号、バスの名称等の各データが記録され、乗換データベースには、同じ路線間で異なるバス間の乗換え(乗継ぎ)が可能な停留所の番号、すなわち、バス間乗換停留所番号、異なる路線間の乗換えが可能な停留所の番号、すなわち、路線間乗換停留所番号、乗換えの二つの路線の組合せ、乗換所要時間等の各データが記録される。そして、時刻表データベースには、各バスごとの、各停留所における出発時刻、各停留所における到着時刻等の各データが記録され、運賃データベースには、各停留所間の運賃、乗換えに伴い付加又は減額される料金等の各データが記録される。
【0045】
また、飛行機データベースは、各路線(航路)の情報を表す路線データが記録された路線データベース、各空港の情報を表す空港データが記録された空港データベース、各便の情報を表す便データが記録された便データベース、乗換え(乗継ぎ)の情報を表す乗換データが記録された乗換データベース、時刻表の情報を表す時刻表データが記録された時刻表データベース、運賃の情報を表す運賃データが記録された運賃データベースから成る。
【0046】
前記路線データベースには、路線番号、路線の名称、路線における国内線、国際線等の別を表す種類、路線における各空港間の距離及び所要時間、各路線の形状及び寸法を表す路線ノードデータ等の各データが記録される。路線ノードデータとしては、各空港間を結ぶ路線を描画するためのデータが記録される。
【0047】
また、前記空港データベースには、各空港の番号、すなわち、空港番号、空港の名称等の各データが記録され、便データベースには、各便の番号(便の名称)を表す便名、飛行機の機種等の各データが記録され、乗換データベースには、異なる路線間の乗換えが可能な空港の番号、すなわち、路線間乗換空港番号、乗換えの二つの路線の組合せ、乗換所要時間等の各データが記録される。
【0048】
そして、時刻表データベースには、各便ごとの、各空港における搭乗時刻、各空港における出発時刻、各空港における到着時刻、出発及び到着のゲートを表すゲート番号等の各データが記録され、運賃データベースには、各空港間におけるファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミークラス等の座席ごとの運賃、割引料金等の各データが記録される。
【0049】
また、船舶データベースは、各路線(航路)の情報を表す路線データが記録された路線データベース、各港の情報を表す港データが記録された港データベース、各便の情報を表す便データが記録された便データベース、乗換えの情報を表す乗換データが記録された乗換データベース、時刻表の情報を表す時刻表データが記録された時刻表データベース、運賃の情報を表す運賃データが記録された運賃データベースから成る。
【0050】
前記路線データベースには、路線番号、路線の名称、路線における国内航路、国際航路等の別を表す種類、路線における各港間の距離及び所要時間、各路線の形状及び寸法を表す路線ノードデータ等の各データが記録される。路線ノードデータとしては、各港間を結ぶ路線を描画するためのデータが記録される。
【0051】
また、前記港データベースには、各港の番号、すなわち、港番号、港の名称等の各データが記録され、便データベースには、各便の番号(便の名称)を表す便名、船舶の機種等の各データが記録され、乗換データベースには、異なる路線間の乗換えが可能な港の番号、すなわち、路線間乗換港番号、乗換えの二つの路線の組合せ、乗換所要時間等の各データが記録される。
【0052】
そして、時刻表データベースには、各便ごとの、各港における出発時刻、各港における到着時刻、出発及び到着のゲートを表すゲート番号等の各データが記録され、運賃データベースには、各港間における、スイート、特等、一等、二等、寝台等の船室の種類ごとの運賃等の各データが記録される。
【0053】
また、交通機関間乗換データベースは、鉄道、地下鉄、バス、飛行機、船舶等の各交通機関における異なる交通機関間の乗換所要時間等の各データが記録される。
【0054】
そして、前記探索データベースには、経路を探索するために、前記道路データ、交差点データ、施設データ、交通機関データ等が探索データとして記録され、該探索データは、最上位のレイヤから最下位のレイヤまでの複数の階層のレイヤに区分され、レイヤデータを構成する。この場合、上位のレイヤほど広域の探索データによってレイヤデータが構成され、下位のレイヤほど狭域の探索データによってレイヤデータが構成される。
【0055】
なお、前記記録装置57には、PDA14において所定の情報を音声で出力するための音声出力データも記録される。
【0056】
また、前記情報センタ51は、情報提供者のうちの交通情報提供者としての交通情報送信センタ、例えば、図示されないVICS(登録商標:道路交通情報通信システム:Vehicle Information and Communication System)センタから送信された渋滞情報、規制情報、駐車場情報、交通事故情報、サービスエリアの混雑状況等の各情報から成る交通情報を受信することができるようになっている。さらに、情報センタ51は、各交通機関の運営会社から送信された鉄道、地下鉄、バス、飛行機、船舶等についての運行状況、乗車率、指定席の空席状況等の各情報から成る交通情報を受信したり、各種の放送局から送信されたニュース、天気予報等の一般情報を受信したりすることができるようになっている。
【0057】
そして、情報センタ51は、前記交通情報及び一般情報を、そのままネットワーク43を介してPDA14、パソコン61等に送ったり、加工するために、記録装置57に記録したりする。そのために、前記記録装置57に統計データベースが配設され、統計データとして過去の交通情報及び一般情報が時系列に記録されるほかに、過去の交通情報及び一般情報に対して所定の加工が施され、交通情報及び一般情報の加工データがナビデータとして記録される。なお、交通情報及び一般情報を加工するのに当たり、前記一般情報等が必要に応じて参照される。
【0058】
前記情報センタ51は、個人、企業、団体、地方自治体、政府関係機関等のいずれであってもよい。そして、情報センタ51は、前記ナビデータ等を自ら作成したり、他の情報提供者から購入したりしてPDA14、パソコン61等に供給する。
【0059】
また、前記ネットワーク43としては、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、無線LAN、イントラネット、携帯電話回線網、電話回線網、公衆通信回線網、専用通信回線網、インターネット等の通信回線網等から成る各種の通信手段を使用することができる。そして、前記ネットワーク43としては、放送用衛星によるCS放送、BS放送、地上波ディジタルテレビ放送、FM多重放送等を利用する通信手段を使用することもできる。さらに、前記ネットワーク43としては、高度道路交通システム(ITS)において利用されるノンストップ自動料金支払いシステム(ETC)、境域通信システム(DSRC)等の通信手段を使用することもできる。
【0060】
前記ナビゲーション処理部17、パソコン61、サーバ53等は、それぞれ単独に、又は二つ以上を組み合わせることによって、所定のプログラム、データ等に基づいてコンピュータとして機能する。
【0061】
次に、前記PDA14について説明する。
【0062】
図4は本発明の実施の形態におけるPDAのブロック図である。
【0063】
図において、14はPDAであり、該PDA14は、入力された情報に基づいて、ナビゲーション処理等の各種の演算処理を行うナビゲーション処理部17、所定のナビデータ、経路が探索されたときの経路データ等が記録されるデータ記録部16、操作部としての入力部34、第1の通知部としての表示部35、第2の通知部としての音声出力部37、通信部38、第1、第2のインタフェースとしての外部スロット44、45等を備える。なお、前記データ記録部16は内部記憶装置として配設されたフラッシュメモリによって構成される。
【0064】
そして、外付けの現在地検出部としてのGPSカード46を外部スロット44にセットすることによって、GPSカード46により現在地を検出することができ、外付けの通信部としての通信カード47を外部スロット44にセットすることによって、通信カード47を介してネットワーク43(図2)とPDA14とを接続することができ、外付けの記録装置としてのメモリカード48を外部スロット45にセットすることによって、メモリカード48に記録された各種のプログラム、データ等を読み出したり、メモリカード48に所定のデータを記録したりすることができる。
【0065】
前記GPSカード46には、図示されないGPSセンサが内蔵されていて、該GPSセンサは、人工衛星によって発生させられた電波を受信することにより、地球上における現在地、絶対時間等を検出する。
【0066】
前記ナビゲーション処理部17は、PDA14の全体の制御を行う演算装置及び制御装置としてのCPU31、並びに該CPU31が各種の演算処理を行うに当たってワーキングメモリとして使用されるRAM32、及び制御用のプログラムのほか、出発地から目的地までの経路の探索、経路案内等を行うための各種のプログラムが記録されたROM33を内部記憶装置として備え、前記ナビゲーション処理部17に、前記入力部34、表示部35、音声入力部36、音声出力部37及び通信部38が接続される。なお、前記RAM32、ROM33、データ記録部16等として半導体メモリ、磁気コア等が使用される。そして、演算装置及び制御装置としてCPU31に代えてMPU等を使用することもできる。
【0067】
前記データ記録部16には、フラッシュメモリが使用されるが、図示されないハードディスクを外部記憶装置として配設することもできる。その場合、ハードディスクに記録されたデータを読み出すための読出装置、及びハードディスクにデータを記録するための書込装置が配設される。なお、前記ハードディスクに代えて、フレキシブルディスク、CD−ROM、CD−R、MD、DVD、光ディスク、MO、ICカード、光カード、メモリカード等を外部記憶装置として配設することができる。
【0068】
本実施の形態においては、前記ROM33に各種のプログラムが記録され、前記データ記録部16に各種のデータが記録されるようになっているが、プログラム、データ等を同じ外部記憶装置に記録することもできる。この場合、例えば、前記外部記憶装置から前記プログラム、データ等を読み出してデータ記録部16に書き込むこともできる。したがって、外部記憶装置を交換することによって前記プログラム、データ等を更新することができる。
【0069】
前記入力部34は、現在地を修正したり、出発地及び目的地を入力したり、通信部38を操作したりするためのものであり、各種のキー、スイッチ、ボタン等の図示されない操作スイッチ及びスタイラスペンから成る。また、前記入力部34は、表示部35の図示されないディスプレイに形成された画面に画像で表示された各種のキー、スイッチ、ボタン等の操作部領域によって構成され、該操作部領域を前記ライントペンによってタッチすることによって入力を行うことができる。
【0070】
なお、入力部34として、キーボード、マウス、バーコードリーダ、遠隔操作用のリモートコントロール装置、ライトペン、ジョイスティック等を使用したり、音声によって必要な情報を入力するマイクロホン等を使用したりすることができる。
【0071】
そして、前記ディスプレイに形成された各種の画面には、操作案内、操作メニュー、キーの案内、出発地から目的地までの探索経路、該探索経路に沿った案内情報、FM多重放送の番組等が表示される。前記表示部35としては、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等のディスプレイを使用することができる。
【0072】
さらに、音声出力部37は、図示されない音声合成装置及びスピーカを備え、音声出力部37から、前記探索経路、案内情報等が、例えば、音声合成装置によって合成された音声で出力される。なお、音声合成装置によって合成された音声のほかに、各種の音、あらかじめテープ、メモリ等に録音された各種の案内情報等を出力することもできる。
【0073】
そして、前記通信部38は、PDA14とパソコン61とを無線LANを介して接続したり、PDA14と情報センタ51とをネットワーク43を介して接続したりするための無線通信用の外部通信部49、及びPDA14とパソコン61とを、シリアルコネクタ、ケーブル等を介して接続するための有線通信用の外部通信部50を備える。なお、前記外部通信部49によって、VICS(登録商標)センタ、情報センタ51等から送信された渋滞情報、規制情報、駐車場情報、交通事故情報、サービスエリアの混雑状況等の各情報から成る交通情報を受信したり、ニュース、天気予報等の情報をFM多重情報として受信したりすることができる。
【0074】
ところで、前記データ記録部16の記憶容量が十分に大きい場合には、データ記録部16に各種のデータベースを形成し、該データベースにナビデータを記録することができるが、データ記録部16の記憶容量が小さい場合には、操作者が、入力部34を操作して、必要なナビデータ、例えば、地図データ、交通機関データ、探索データ等をダウンロードして取得することができる。その場合、操作者が、地図データ、交通機関データ、探索データ等が必要となる所定の地域を選択して入力すると、CPU31の図示されないデータ要求処理手段は、データ要求処理を行い、所定の要求信号を情報センタ51に送信する。
【0075】
そして、情報センタ51において要求信号が受信されると、CPU54の情報取得処理手段91(図1)は、情報取得処理を行い、記録装置57から地図データ、交通機関データ、探索データ等を読み出し、取得する。続いて、CPU54の図示されないデータ送信処理手段は、データ送信処理を行い、地図データ、交通機関データ、探索データ等をPDA14に送信する。そして、前記地図データ、交通機関データ、探索データ等が送信されると、PDA14において、CPU31の図示されない記録処理手段は、記録処理を行い、前記地図データ、交通機関データ、探索データ等をデータ記録部16にダウンロードし、記録する。
【0076】
したがって、PDA14において、前記地図データ、交通機関データ等に基づいて表示部35に所定の地図画面、路線画面等を形成し、該地図画面、路線画面等にそれぞれ地図、交通路線図等を表示したり、探索データに基づいて、出発地から目的地までの経路を探索し、前記地図画面、路線画面等に探索経路を表示したりすることができる。
【0077】
また、パソコン61の操作部73を操作して、地図データ、交通機関データ、探索データ等を情報センタ51から取得し、記録装置74に記録し、続いて、データ記録部16に記録することもできる。
【0078】
その場合、操作者が、例えば、パソコン61の操作部73を操作して、地図データ、交通機関データ、探索データ等を取得しようとする所定の地域を選択して入力すると、CPU71の図示されないデータ要求処理手段は、データ要求処理を行い、所定の要求信号を情報センタ51に送信する。
【0079】
そして、情報センタ51において要求信号が受信されると、前記情報取得処理手段91は、記録装置57から選択された地域の地図データ、交通機関データ、探索データ等を読み出し、取得する。続いて、前記CPU54の前記データ送信処理手段は、データ送信処理を行い、地図データ、交通機関データ、探索データ等をパソコン61に送信する。
【0080】
そして、前記地図データ、交通機関データ、探索データ等が送信されると、パソコン61において、CPU71の図示されない記録処理手段は、記録処理を行い、前記地図データ、交通機関データ、探索データ等を記録装置74のハードディスクにダウンロードする。続いて、操作者が、前記記録装置74に、メモリカード48をセットし、所定の手順で操作部73を操作すると、前記記録処理手段は、ダウンロードされた地図データ、交通機関データ、探索データ等をメモリカード48にコピーして記録する。
【0081】
次に、操作者は、前記メモリカード48をPDA14の外部スロット45にセットすると、CPU31の前記記録処理手段は、記録処理を行い、前記地図データ、交通機関データ、探索データ等をデータ記録部16に更にコピーする。
【0082】
また、前記構成のPDA14においては、前記GPSセンサによって現在地を検出することができるので、操作者がPDA14を携帯して移動する際に、前記探索経路に現在地を重ねて表示し、探索経路に従って経路案内を行うことができる。
【0083】
ところで、経路を探索する際の探索条件として、探索モードを選択することができるようになっていて、探索モードは、探索の対象によって、道路を探索の対象として経路を探索する探索モード、鉄道、地下鉄、バス、飛行機、船舶等の各交通機関の路線を探索の対象として経路を探索する探索モード、各交通機関のうちの指定された交通機関の路線を探索の対象として経路を探索する探索モード、道路及び各交通機関の路線を探索の対象として経路を探索する探索モード、道路及び指定された交通機関の路線を探索の対象として経路を探索する探索モード等に分類される。また、探索の手法によって、出発地から目的地までを最短時間で結ぶ経路を探索する探索モード、出発地から目的地までを最低運賃で移動することができる経路を探索する探索モード、出発地から目的地までの乗換えの回数の少ない経路を探索する探索モード、出発地から目的地までの指定席を利用することができる経路を探索する探索モード等に分類される。
【0084】
次に、前記ナビゲーションシステムを情報表示システムとして利用し、道路及び各交通機関の路線を探索の対象とする探索モードが選択された場合の前記情報表示システムの動作について説明する。
【0085】
図5は本発明の実施の形態における情報表示システムの動作を示すメインフローチャートである。
【0086】
PDA14(図3)において、操作者が、例えば、入力部34を操作して出発地から目的地までの経路探索区間を入力し、探索モードを入力すると、CPU31の図示されない探索条件設定処理手段は、探索条件設定処理を行い、経路探索区間及び探索モードを探索条件として設定し、該探索条件を情報センタ51(図2)に送信する。また、現在地を出発地として設定し、現在地から目的地までの経路探索区間を入力することもできる。
【0087】
そして、情報センタ51において探索条件が受信されると、前記情報取得処理手段91は、記録装置57の探索データベースを参照して探索データを読み出し、経路を探索するために必要な情報を取得する。
【0088】
続いて、前記CPU54の図示されない経路探索処理手段は、経路探索処理を行い、前記探索条件に従って、前記探索データに基づいて経路を探索する。その結果、前記探索条件を満たす複数の探索経路が候補経路として探索され、候補経路が出力される。この場合、道路及び各交通機関の路線を対象とする探索モードが選択されているので、各候補経路は、出発地から目的地までの道路、鉄道の路線、地下鉄の路線、バスの路線、飛行機の路線、船舶の路線等のうちの一つ、又は二つ以上の組合せから成る。
【0089】
次に、前記CPU54の図示されない経路案内データ送信処理手段は、経路案内データ送信処理を行い、各候補経路を表す経路データ、音声出力部37によって候補経路を案内するための音声出力データ等を経路案内データとしてPDA14に送信する。
【0090】
続いて、PDA14において、経路案内データを受信すると、CPU31の図示されない表示処理手段は、表示処理を行い、表示部35に候補経路表示画面を形成し、該候補経路表示画面に、前記経路データ、時刻表データ等に従って、候補経路を候補リストとして画像で表示する。また、CPU31の図示されない音声出力処理手段は、音声出力処理を行い、前記音声出力データに従って、音声出力部37から候補リストを音声で出力する。なお、前記表示処理手段及び音声出力処理手段によって通知処理手段が構成され、通知処理手段は、通知処理を行い、操作者に候補経路を通知する。
【0091】
したがって、操作者は、候補リストの各候補経路から所望の候補経路を選択することができる。このようにして、探索経路を取得することができるので、操作者は探索経路に従って出発地から目的地まで移動することができる。
【0092】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 探索条件設定処理を行う。
ステップS2 経路探索処理を行う。
ステップS3 表示処理を行い、処理を終了する。
【0093】
次に、データ記録部16のデータ構造について説明する。
【0094】
図6は本発明の実施の形態におけるデータ管理フレームのデータ構造を示す図、図7は本発明の実施の形態における交通機関ネットワークのデータ構造の例を示す図、図8は本発明の実施の形態における徒歩・タクシーネットワークのデータ構造の例を示す図、図9は本発明の実施の形態における車両ネットワークのデータ構造の例を示す図である。
【0095】
前記データ記録部16(図3)には経路探索処理を行うために、探索データが記録されているが、該探索データは、公共の交通機関、徒歩、タクシー、車両等の各交通手段ごとに独立したネットワークを備え、本実施の形態においては、交通機関の路線を探索の対象とするための交通機関ネットワーク、徒歩又はタクシーで移動する際の道路を探索の対象とするための徒歩・タクシーネットワーク、及び車両を走行させて移動する際の道路を探索の対象とするための車両ネットワーク等を備える。
【0096】
そのために、例えば、前記データ記録部16に、図6に示されるようなデータ管理フレーム、図7に示されるような交通機関ネットワークのフレーム、図8に示されるような徒歩・タクシーネットワークのフレーム、図9に示されるような車両ネットワークのフレーム等が形成され、各ネットワークのフレームに探索データが記録される。
【0097】
本実施の形態においては、交通機関について一つのネットワークを備えるようになっているが、交通機関を更に複数の交通手段に区分し、鉄道、地下鉄、バス、飛行機、船舶等ごとに独立したネットワークを備えることもできる。その場合、鉄道ネットワークのフレーム、地下鉄ネットワークのフレーム、バスネットワークのフレーム、飛行機ネットワークのフレーム、船舶ネットワークのフレーム等が形成され、各ネットワークのフレームに探索データが記録される。なお、徒歩・タクシー、車両等を同様に更に複数の交通手段に区分し、それぞれ独立したネットワークを備えることもできる。
【0098】
そして、前記データ管理フレームの所定の箇所に、交通手段管理データDmが記録され、該交通手段管理データDmは、各交通手段ごとの管理データ、例えば、交通機関用の管理データDa、徒歩・タクシー用の管理データDb、車両用の管理データDc等が記録される。
【0099】
本実施の形態においては、交通機関データが一括して管理されるようになっているので、交通機関用の管理データDaが記録されるが、なお、前述されたように、交通機関を更に複数の交通手段に区分する場合、交通機関データが鉄道データ、地下鉄データ、バスデータ、飛行機データ、船舶データ等の各データに分けて管理され、各データごとに管理データが記録される。
【0100】
そして、前記管理データDa、Db、Dc、…は、いずれも、交通機関ネットワーク、徒歩・タクシーネットワーク、車両ネットワーク等の別を表す交通手段識別(ID)データIa、Ib、Ic、…、及び交通機関ネットワーク、徒歩・タクシーネットワーク、車両ネットワーク等の各ネットワークデータが記録されている位置を表す位置データAa、Ab、Ac、…から成る。なお、該位置データAa、Ab、Ac、…は、位置データAa、Ab、Ac、…が記録されているアドレスから各ネットワークデータが記録されている先頭アドレスまでのオフセット値とするか、又は各ネットワークデータが記録されている先頭アドレスとする。
【0101】
また、交通機関ネットワークのフレームには、探索データのうちの、交通機関ネットワークのネットワークデータが記録され、該ネットワークデータは、管理データCa1、Ca2、…から成る管理データDa、及び最上位から最下位までの各階層のレイヤを構成するレイヤデータDa1、Da2、…から成る。そして、前記管理データCa1、Ca2、…は、いずれも、レイヤデータDa1、Da2、…の別を表すレイヤ識別(ID)データIa1、Ia2、…、及びレイヤデータDa1、Da2、…が記録されている位置を表す位置データAa1、Aa2、…から成る。なお、該位置データAa1、Aa2、…は、位置データAa1、Aa2、…が記録されているアドレスから各レイヤデータDa1、Da2、…が記録されている先頭アドレスまでのオフセット値とするか、又は各レイヤデータDa1、Da2、…が記録されている先頭アドレスとする。
【0102】
ところで、前述されたように、前記レイヤデータDa1、Da2、…は、最上位から最下位までの各階層のレイヤを構成し、上位のレイヤほど、主要な道路、主要な路線等のデータから成る細分化されない広域の探索データによってレイヤデータが構成され、下位のレイヤほど、主要な道路、主要な路線等のデータに加えて微細な道路、微細な路線等のデータから成る細分化された狭域の探索データによってレイヤデータが構成される。
【0103】
例えば、鉄道データにおいては、新幹線の路線データ、特急の路線データ、急行の路線データ、普通の路線データ等によって最上位から最下位までのレイヤデータが記録される。
【0104】
したがって、交通機関ネットワークにおける探索処理において、まず、最上位の新幹線の路線データから成るレイヤデータDa1に従って出発地Psの近くの所定の地点を表す新幹線の駅ps1から目的地Pgの近くの所定の地点を表す新幹線の駅pg1までの探索を行い、続いて、次の上位の特急の路線データから成るレイヤデータDa2に従って、出発地Psの更に近くの所定の地点を表す特急が停車する駅ps2から前記駅ps1までの探索、及び目的地Pgの更に近くの所定の地点を表す特急が停車する駅pg2から前記駅pg1までの探索を行い、これを繰り返して、最下位の普通の路線データから成るレイヤデータに従って出発地Psから最も近い地点を表す駅までの探索、及び目的地Pgから最も近い地点を表す駅までの探索を行うことができる。
【0105】
同様に、徒歩・タクシーネットワークのフレームには、探索データのうちの、徒歩・タクシーネットワークのネットワークデータが記録され、該ネットワークデータは、管理データCb1、Cb2、…から成る管理データDb、及び最上位から最下位までの各階層のレイヤを構成するレイヤデータDb1、Db2、…から成る。そして、前記管理データCb1、Cb2、…は、いずれも、レイヤデータDb1、Db2、…の別を表すレイヤ識別(ID)データIb1、Ib2、…、及び前記レイヤデータDb1、Db2、…が記録されている位置を表す位置データAb1、Ab2、…から成る。なお、該位置データAb1、Ab2、…は、位置データAb1、Ab2、…が記録されているアドレスから各レイヤデータDb1、Db2、…が記録されている先頭アドレスまでのオフセット値とするか、又は各レイヤデータDb1、Db2、…が記録されている先頭アドレスとする。
【0106】
この場合も、同様に、前記レイヤデータDb1、Db2、…は、最上位から最下位までの各階層のレイヤを構成し、上位のレイヤほど広域の探索データによってレイヤデータが構成され、下位のレイヤほど狭域の探索データによってレイヤデータが構成される。例えば、道路データにおいては、国道の道路データ、県道の道路データ、細街路の道路データ等によって最上位から最下位までのレイヤデータが記録される。
【0107】
したがって、徒歩・タクシーネットワークにおいて経路を探索する場合、まず、最上位の国道の道路データから成るレイヤデータDb1に従って出発地Psの近くの所定の地点ps11から目的地Pgの近くの所定の地点pg11までの探索を行い、続いて、次の上位の県道の道路データから成るレイヤデータDb2に従って、出発地Psの更に近くの所定の地点ps12から前記地点ps11までの探索、及び目的地Pgの更に近くの所定の地点pg12から前記地点pg11までの探索を行い、これを繰り返して、最下位の細街路の道路データから成るレイヤデータに従って出発地Psから最も近い地点までの探索、及び目的地Pgから最も近い地点までの探索を行うことができる。
【0108】
そして、車両ネットワークのフレームには、探索データのうちの、車両ネットワークのネットワークデータが記録され、該ネットワークデータは、管理データCc1、Cc2、…から成る管理データDc、及び最上位から最下位までの各階層のレイヤを構成するレイヤデータDc1、Dc2、…から成る。そして、前記管理データCc1、Cc2、…は、いずれも、レイヤデータDc1、Dc2、…の別を表すレイヤ識別(ID)データIc1、Ic2、…、及び前記レイヤデータDc1、Dc2、…が記録されている位置を表す位置データAc1、Ac2、…から成る。なお、該位置データAc1、Ac2、…は、位置データAc1、Ac2、…が記録されているアドレスから各レイヤデータDc1、Dc2、…が記録されている先頭アドレスまでのオフセット値とするか、又は各レイヤデータDc1、Dc2、…が記録されている先頭アドレスとする。
【0109】
この場合も、同様に、前記レイヤデータDc1、Dc2、…は、最上位から最下位までの各階層のレイヤを構成し、上位のレイヤほど広域の探索データによってレイヤデータが構成され、下位のレイヤほど狭域の探索データによってレイヤデータが構成される。例えば、道路データにおいては、高速道路の道路データ、国道の道路データ、県道の道路データ、細街路の道路データ等によって最上位から最下位までのレイヤデータが記録される。
【0110】
したがって、車両ネットワークにおいて経路を探索する場合、まず、最上位の高速道路の道路データから成るレイヤデータDc1に従って出発地Psの近くの所定の地点ps21から目的地Pgの近くの所定の地点pg21までの探索を行い、続いて、次の上位の国道の道路データから成るレイヤデータDc2に従って、出発地Psの更に近くの所定の地点ps22から前記地点ps21までの探索、及び目的地Pgの更に近くの所定の地点pg22から前記地点pg21までの探索を行い、これを繰り返して、最下位の細街路の道路データから成るレイヤデータに従って出発地Psから最も近い地点までの探索、及び目的地Pgから最も近い地点までの探索を行うことができる。
【0111】
次に、図5のステップS2における経路探索処理のサブルーチンについて説明する。
【0112】
図10は本発明の実施の形態における経路探索処理のサブルーチンを示す図、図11は本発明の実施の形態における経路探索処理の動作を説明する第1の図、図12は本発明の実施の形態における経路探索処理の動作を説明する第2の図、図13は本発明の実施の形態における経路探索処理の動作を説明する第3の図である。
【0113】
まず、CPU54において、経路探索処理手段の図示されないネットワーク選択処理手段は、ネットワーク選択処理を行い、記録装置57から最優先のネットワークを選択し、選択されたネットワーク、本実施の形態においては、交通機関ネットワークのネットワークデータを読み出す。本実施の形態においては、交通機関ネットワーク、徒歩・タクシーネットワーク、車両ネットワーク、…の順に優先順位があらかじめ設定されているが、操作者が入力部34を操作することによって、各ネットワークの優先順位を変更し、設定することができる。
【0114】
続いて、経路探索処理手段の図示されないレイヤ選択処理手段は、レイヤ選択処理を行い、交通機関ネットワークにおける最上位のレイヤを選択し、レイヤデータDa1を読み出し、経路探索処理手段の探索処理手段92(図1)は、探索処理を行い、前記レイヤデータDa1に基づいて、経路を探索する。そして、レイヤ選択処理手段は、最上位から最下位までの各レイヤデータDa1、Da2、…を順次選択して読み出し、そのたびに探索処理手段92は各レイヤデータDa1、Da2、…に基づいて、経路を探索する。このようにして、最上位から最下位までの各レイヤについてレイヤ選択処理及び探索処理が繰り返されると、前記経路探索処理手段の図示されない探索終了判定処理手段は、探索終了判定処理を行い、前記交通機関ネットワークにおける探索処理が終了したと判定する。
【0115】
このようにして、図11に示されるように、交通機関ネットワークにおいて、出発地Psに対して最も近い地点を表す駅St11から目的地Pgに対して最も近い地点を表す駅St12までの探索を行うことができる。
【0116】
次に、前記ネットワーク選択処理手段は、記録装置57から次に優先順位の高いネットワーク、本実施の形態においては、徒歩・タクシーネットワークを選択し、徒歩・タクシーネットワークのネットワークデータを読み出し、レイヤ選択処理手段は、最上位から最下位までの各レイヤデータDb1、Db2、…を順次読み出し、そのたびに探索処理手段92は各レイヤデータDb1、Db2、…に基づいて、経路を探索する。このようにして、最上位から最下位までの各レイヤについてレイヤ選択処理及び探索処理が繰り返されると、前記探索終了判定処理手段は、前記徒歩・タクシーネットワークにおける探索処理が終了したと判定する。
【0117】
このようにして、図12に示されるように、徒歩・タクシーネットワークにおいて、出発地Psから最も近い地点を表す駅St11までの探索、及び目的地Pgから最も近い地点を表す駅St12までの探索を行うことができる。
【0118】
このようにして、各ネットワークにおいて探索処理が終了したと判定されると、前記経路探索処理手段の経路結合処理手段93は、経路結合処理を行い、各ネットワークにおいて探索された経路を結合し、図13に示されるように、出発地Psから目的地Pgまでの探索経路を候補経路として出力する。
【0119】
このように、各交通手段ごとにネットワークが形成され、優先順位に従って各ネットワークにおいて経路が探索され、優先順位が高いネットワークほど、広域の探索データに基づいて探索が行われ、優先順位が低いほど狭域の探索データに基づいて探索が行われるので、すべての交通手段について、各ネットワークのネットワークデータの全体を探索の対象にすることがなくなる。
【0120】
例えば、交通機関ネットワーク上に路線についての探索の対象となる経路、徒歩・タクシーネットワーク上に道路についての探索の対象となる経路、車両ネットワーク上に道路についての探索の対象となる経路がそれぞれ3本存在している場合、まず、優先順位が最も高い交通機関ネットワークにおいて3本の経路が探索の対象となり、続いて、優先順位が次に高い徒歩・タクシーネットワークにおいて3本の経路が探索の対象となり、最後に優先順位が最も低い車両ネットワークにおいて3本の経路が探索の対象となる。
【0121】
したがって、9本の経路について、探索が1回だけ行われることになるので、合計で9回の処理が行われることになる。
【0122】
このように、各交通手段ごとにネットワークが形成されるので、各ネットワークにおいてすべての交通手段についての経路が探索されることはなく、選択されたネットワークに対応する交通手段についての経路だけが探索される。したがって、経路探索処理においてCPU54に加わる負荷を小さくすることができ、各種の交通手段を利用した経路を探索するのが容易になるだけでなく、経路探索処理の処理速度を高くすることができる。
【0123】
また、各ネットワークデータは、最上位から最下位までの各階層のレイヤから成り、上位のレイヤほど広域の探索データによってレイヤデータが構成され、下位のレイヤほど狭域の探索データによってレイヤデータが構成されるので、広域の探索データのデータ量と狭域の探索データのデータ量とをある程度均等にすることができる。したがって、広域の探索を行う場合でも、探索の対象となる探索データのデータ量が格別に多くならないので、経路探索処理においてCPU54に加わる負荷を小さくすることができ、経路を探索するのが容易になるだけでなく、経路探索処理の処理速度を高くすることができる。
【0124】
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS2−1 ネットワークを選択する。
ステップS2−2 レイヤを選択する。
ステップS2−3 探索処理を行う。
ステップS2−4 最下位のレイヤについての探索が終了したかどうかを判断する。最下位のレイヤについての探索が終了した場合はステップS2−5に進み、終了していない場合はステップS2−2に戻る。
ステップS2−5 探索終了判定処理を行う。
ステップS2−6 探索終了判定が行われたかどうかを判断する。探索終了判定が行われた場合はリターンし、行われていない場合はステップS2−1に戻る。
【0125】
本実施の形態においては、情報センタ51において、経路探索処理等が行われるようになっているが、PDA14において経路探索処理等を行うことができる。その場合、CPU31の前記探索条件設定処理手段によって探索条件が設定されると、CPU31の情報取得処理手段91は、情報取得処理を行い、データ記録部16の探索データベースを参照して探索データを読み出し、経路を探索するために必要な情報を取得する。
【0126】
続いて、前記CPU31の図示されない経路探索処理手段は、経路探索処理を行い、前記探索条件に従って、前記探索データに基づいて経路を探索し、候補経路を出力する。
【0127】
次に、CPU31の前記表示処理手段は、表示部35に候補経路表示画面を形成し、該候経路表示画面に、候補経路を候補リストとして表示する。また、CPU31の前記音声出力処理手段は、前記音声出力データに従って、音声出力部37から候補リストを音声で出力する。
【0128】
この場合、CPU31の処理能力が低くても、選択されたネットワークに対応する交通手段についての経路だけが探索されるので、経路探索処理においてCPU31に加わる負荷を小さくすることができる。したがって、CPU31の処理能力が低くても、経路を探索するのが容易になるだけでなく、経路探索処理の処理速度を高くすることができる。
【0129】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0130】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、各ネットワークにおいてすべての交通手段についての経路が探索されることはなく、ネットワークに対応する交通手段についての経路だけが探索されるので、経路探索処理において、経路を探索するのが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるナビゲーションシステムの機能ブロック図である。
【図2】従来のナビゲーション装置による経路探索処理の動作を説明する図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるナビゲーションシステムのブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるPDAのブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態における情報表示システムの動作を示すメインフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態におけるデータ管理フレームのデータ構造を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態における交通機関ネットワークのデータ構造の例を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態における徒歩・タクシーネットワークのデータ構造の例を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態における車両ネットワークのデータ構造の例を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態における経路探索処理のサブルーチンを示す図である。
【図11】本発明の実施の形態における経路探索処理の動作を説明する第1の図である。
【図12】本発明の実施の形態における経路探索処理の動作を説明する第2の図である。
【図13】本発明の実施の形態における経路探索処理の動作を説明する第3の図である。
【符号の説明】
14 PDA
17 ナビゲーション処理部
43 ネットワーク
51 情報センタ
53 サーバ
61 パソコン
91 情報取得処理手段
92 探索処理手段
93 経路結合処理手段

Claims (7)

  1. 各交通手段ごとに形成されたネットワークのネットワークデータから成る探索データを取得する情報取得処理手段と、取得された探索データのうちの優先順位の高いネットワークから順に、ネットワークデータに基づいて経路を探索する探索処理手段と、探索された経路を結合する経路結合処理手段とを有することを特徴とするナビゲーションシステム。
  2. 前記各ネットワークデータは、最上位から最下位までの複数の階層のレイヤのレイヤデータから成り、前記探索処理手段は各レイヤごとに経路を探索する請求項1に記載のナビゲーションシステム。
  3. 上位のレイヤほど広域の探索データによってレイヤデータが構成され、下位のレイヤほど狭域の探索データによってレイヤデータが構成される請求項2に記載のナビゲーションシステム。
  4. 前記ネットワークの優先順位はあらかじめ設定される請求項1に記載のナビゲーションシステム。
  5. 前記ネットワークの優先順位は操作者による操作によって変更することができる請求項1に記載のナビゲーションシステム。
  6. 各交通手段ごとに形成されたネットワークのネットワークデータを、優先順位の高いネットワークから順に読み出すネットワークデータ取得処理手段と、読み出されたネットワークデータに基づいて、各ネットワークごとに経路を探索する探索処理手段と、探索された経路を結合する経路結合処理手段と、結合された経路の経路データを端末装置に送信する経路案内データ送信処理手段とを有することを特徴とするナビゲーションシステム。
  7. コンピュータを、各交通手段ごとに形成されたネットワークのネットワークデータから成る探索データを取得する情報取得処理手段、取得された探索データのうちの優先順位の高いネットワークから順に、ネットワークデータに基づいて経路を探索する探索処理手段、及び探索された経路を結合する経路結合処理手段として機能させることを特徴とする経路探索方法のプログラム。
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