JP5902586B2 - 制振装置の設置構造 - Google Patents
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Description
このため、本発明の課題は、制振装置を設置する場合においても、建物ユニットの外周面における設計上の自由度を高めることである。
複数本の柱21と、高さが略等しい長短辺を有する上側の4辺の梁22と、高さが略等しい長短辺を有する下側の4辺の梁23と、を接合することによって直方体形状に形成された建物ユニット2Aに、制震性能を有する制振装置1が設置されてなる制振装置の設置構造において、
前記建物ユニット2Aにおける上側の4辺の梁22のうち対向する一対の長辺の梁22間には、当該一対の長辺の梁22に対して直交する方向に沿った中間梁24が架け渡されていて、
前記上側の4辺の梁22のうち前記中間梁24に平行な少なくとも一辺の短辺の梁22と、前記中間梁24との間には、当該中間梁24に対して直交する方向に沿った中間小梁51が架け渡されていて、
前記制振装置1は、前記中間小梁51に接合されていることを特徴としている。
また、建物ユニット2Aには中間梁24や中間小梁51が設けられているので、建物ユニット2Aの剛性を高めることができ、耐震性を向上させることができる。
前記上側の4辺の梁22と前記中間梁24とがなす領域のうち、前記中間小梁51に隣接する領域には補強材26aが配置されていることを特徴としている。
前記制振装置1の下方には基礎3が設けられていて、
前記制振装置1は基礎3に連結されていることを特徴としている。
[第一の実施の形態]
図1は、第一の実施の形態に係る制振装置の設置構造を示す斜視図である。図1に示すように直方体状の建物ユニット2に対して制振装置1が取り付けられている。
建物ユニット2は、複数本の柱21と、これらの柱21の上端間どうしを結合する複数本の梁22と、柱21の下端間どうしを結合する複数本の梁23とを備え、略直方体状に形成された骨組みを有するものである。これら複数本の柱21と、上下の梁22,23との結合箇所は剛接合されている。
そして、上側の4辺の梁22のうち対向する一対の梁22間には、当該一対の梁22に対して直交する方向に沿った中間梁24が架け渡されている。この中間梁24と、一対の梁22との結合箇所は剛接合されている。同様に、下側の4辺の梁23のうち対向する一対の梁23間には、当該一対の梁23に対して直交する方向に沿った中間梁25が架け渡されている。この中間梁25と、一対の梁23との結合箇所は剛接合されている。
また、下側の4辺の梁23及び中間梁25の下方には基礎3(図2参照)が形成されていて、当該基礎3によって下側の4辺の梁23及び中間梁25が支持されている。
矩形枠部10は、図2に示すように、上下の中間梁24,25間に立設された一対の間柱11と、一対の間柱11との間の上下端部に架設された横材12とを備えている。間柱11の上下端部には、上下の中間梁24,25に取り付けられて接合される接合部11aが設けられており、ボルト接合によって前記上下の中間梁24,25に接合されている。接合部11a及び下側の中間梁25は、図示しないアンカーボルトによって基礎3に連結されている。
すなわち、下支持部32の先端部と上支持部31の先端部とは、上側の横材12と下側の横材12との間の中間部より上方または下方位置に位置する。したがって、下支持部32の先端部と上支持部31の先端部とに揺動体33を枢結することによって、揺動体33を、上側の横材12と下側の横材12との間の中間部より上方または下方位置において、上支持部31と下支持部32との双方に確実に枢結することができる。
また、上支持部31と下支持部32とは、一方が他方より厚くなっているので、上支持部31と下支持部32の一方の剛性を他方より大きくすることができる。したがって、剛性が大きい一方に揺動体33を枢結することによって、上側の横材12又は下側の横材12の変位を揺動体33に確実に伝達することができる。
また、建物ユニット2における上側及び下側の4辺の梁22,23のうち対向する一対の梁22,23間に中間梁24,25が設けられているので、建物ユニット2の剛性を高めることができ、耐震性を向上させることができる。
また、上側の4辺の梁22と中間梁24とがなす領域に補強材26が配置されているので、建物ユニット2の剛性をより一層高めることができる。
次に、第二の実施の形態に係る制振装置の設置構造について説明する。第一の実施の形態では中間梁24,25に対して制振装置1が設けられる場合を例示して説明したが、第二の実施の形態では、中間梁に対して直交する方向に沿った中間小梁を設け、その中間小梁に制振装置1を設ける場合について説明する。なお、以下の説明において、第一の実施の形態と同一の部分においては同一の符号を付し、その説明を省略する。
また、下側の4辺の梁23のうち中間梁25aに平行な一辺の梁23と、中間梁25aとの間には、上側の中間小梁51と対向する中間小梁52が架け渡されている。下側の中間小梁52の下方には基礎3が設けられていて、当該基礎3によって下側の中間小梁52が支持されている。そして、上下の中間小梁51,52の略半分に対して制振装置1が接合されている。中間小梁51,52と制振装置1との接合は、上述した中間梁24,25と制振装置1との接合と略同構成である。
さらに、上側の4辺の梁22と中間梁24aとがなす領域のうち、中間小梁51に隣接する領域R1,R2や、中間小梁に隣接しない領域r3に補強材26a,26bが配置されているので、建物ユニット2Aの剛性をより一層高めることができる。
2,2A 建物ユニット
3 基礎
10 矩形枠部
21 柱
22,23 梁
24,25,24a 中間梁
26,26a 補強材
30 本体部
51,52 中間小梁
Claims (3)
- 複数本の柱と、高さが略等しい長短辺を有する上側の4辺の梁と、高さが略等しい長短辺を有する下側の4辺の梁と、を接合することによって直方体形状に形成された建物ユニットに、制震性能を有する制振装置が設置されてなる制振装置の設置構造において、
前記建物ユニットにおける上側の4辺の梁のうち対向する一対の長辺の梁間には、当該一対の長辺の梁に対して直交する方向に沿った中間梁が架け渡されていて、
前記上側の4辺の梁のうち前記中間梁に平行な少なくとも一辺の短辺の梁と、前記中間梁との間には、当該中間梁に対して直交する方向に沿った中間小梁が架け渡されていて、
前記制振装置は、前記中間小梁に接合されていることを特徴とする制振装置の設置構造。 - 請求項1記載の制振装置の設置構造において、
前記上側の4辺の梁と前記中間梁とがなす領域のうち、前記中間小梁に隣接する領域には補強材が配置されていることを特徴とする制振装置の設置構造。 - 請求項1または2に記載の制振装置の設置構造において、
前記制振装置の下方には基礎が設けられていて、
前記制振装置は基礎に連結されていることを特徴とする制振装置の設置構造。
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