JP5900827B2 - 洗濯機及び洗濯方法 - Google Patents

Description

本発明は洗濯機に関し、特に固体粒子を使って洗濯に参与する洗濯機および洗濯方法に関するものであるが、洗濯機の技術分野に属する。

伝統的な洗濯機の洗濯方法は水を洗濯媒質にして、洗濯機内に水と洗剤を入れて洗濯する。洗濯後に脱水機能を利用して洗濯機内の汚水を排出して、それから再びきれいな水を入れて、洗濯やすすぎの過程を引き続き行って、洗濯が終わった後に更に水を排出する。このような方法ではただ水を排出して、更にきれいな洗濯水を入れるので、水の消耗量がとても大きい。同時、洗濯液にまたわりに多い環境に有害な化学物質を含んで、その上毎回の洗濯過程に時間がかかって、電気消費量が比較的多い。

伝統的な洗濯機の欠点に対して、当面の技術では重合体材料で特殊に製作した固体粒子を洗濯媒質とする洗濯方法が出て、固体粒子と衣類の間の摩擦を通して、衣類のあかを吸着して吸収して、それによって洗濯機能を実現する。当該洗濯方法は８０％以上に節水することができ、また、当該固体粒子の洗濯媒質は回収して二次利用することができ、使用寿命が長くて、交換を必要とせず、安全で環境にやさしい。

当該粒子の洗濯方法による洗濯機は、普通に洗濯機に粒子貯蔵空間を設けて、そして外槽に投入孔と排出孔を設けて、洗濯前に、粒子が投入孔から外槽に投入されて、洗濯後に、粒子が完全に粒子貯蔵空間に回収される。粒子の回収時、高速に回転する内槽で、遠心力によって粒子を貯蔵空間内に入れる。粒子に脱水を行う場合、再度に粒子の投入と回収を行う必要があるので、洗濯機の構造と洗濯プロセスが比較的に複雑で、その上粒子１００％の回収率を保証することができない。

本発明の主な目的は上記の問題と欠点を解決することにあって、構造が簡単で、洗濯プロセスを簡略化にして、洗浄率を高めて、そして粒子の回収に有利な洗濯機を提供する。

本発明の別の主な目的は、洗濯プロセスを簡略化にして、洗浄率を高めて、そして粒子の回収に有利な洗濯方法を提供する。

上記の目的を実現するために、本発明の技術方案は、駆動装置に駆動されて回転する内槽、外槽と洗濯媒質とする固体粒子を含んで、上記の内槽の側壁が螺旋形を呈して、上記の粒子を上記の内槽で螺旋運動と反転するように動かす洗濯機。

更に上記の内槽の側壁が底部からトップまでねじ山が分布している。

更に、内槽の内側に沿って衣類と上記の粒子の分離に用いられるネット状の隔離槽を設けて、上記の隔離槽の底部とトップがそれぞれ上記の内槽の底部とトップと固定して接続している。

更に、上記の洗濯機内に上記の粒子を貯蔵する貯蔵空間を設けて、上記の貯蔵空間が上記の内槽と接続している。

更に、上記の粒子貯蔵空間が上記の内槽の一側への延伸部で、上記の貯蔵空間と上記の内槽の間に衣類を止める仕切板を設けて、上記の仕切板の周りと上記の内槽の内壁の間に上記の貯蔵空間と上記の内槽を接続する通路を有して、上記の延伸部の側壁と上記の内槽の側壁が連続的な螺旋状を呈している。
更に、上記の内槽と上記の延伸部のねじ山の横断面が流線型である。

更に、上記の内槽と上記の延伸部のねじがピッチの同じなねじ山やピッチの同じではないねじ山である。

更に、上記の内槽と延伸部のねじ山のピッチが５ｍｍ以上で、ねじ山の横断面の高さが５ｍｍ以上である。

更に、上記の内槽と延伸部のねじ山のピッチが８−１５ｍｍで、ねじ山の横断面の高さが８−１５ｍｍである。

本発明の別の技術案として、
洗濯機内槽の側壁が螺旋形を呈して、上記の内槽の回転時に、洗濯媒質とする固体粒子を上記の内槽で螺旋状の運動と反転するよう動かして、粒子と衣類及び洗濯水が混合して共に反転して、衣類の洗濯を完成する洗濯方法。

更に、上記の内槽を上記のねじ山の方向と同じや相反の方向に連続的に運転するように駆動して、上記の粒子がねじ山の動かしで上記の内槽側の方向に移動して、上記の粒子の投入を完成する。あるいは上記の粒子がねじ山の動かしで上記の内槽に離れる方向へ移動して、上記の粒子の回収を完成する。

更に、上記の衣類の洗濯、粒子の投入と回収中に、上記の内槽が５０−２００回転／ｍｉｎの回転速度で運転する。

更に、上記の固体粒子の貯蔵に用いられる貯蔵空間が上記の内槽の片側への延伸部で、上記の延伸部の側壁と上記の内槽の側壁が連続的な螺旋形を呈して、上記の延伸部と上記の内槽が同時に回転して、上記の粒子が回転したねじ山の動かすことで上記の内槽に離れて上記の貯蔵空間内に回収される。

更に、上記の粒子が上記の延伸部に回収された後に、或いは上記の粒子が回収される前に、或いは上記の粒子の回収時に、上記の内槽と上記の延伸部を１００−１０００回転／ｍｉｎの回転速度で回転して、上記の粒子を上記の延伸部の方向へ移動させて、衣類と粒子の同時の脱水再生を実現する過程を有する。

上記の内容をまとめて、本発明に述べられる洗濯機と洗濯方法は、当面の技術と比べて次の通りの美点を持っている。

（１）洗濯機の内槽が螺旋形に設計されて、ねじ山の交替的な正方向と反方向の回転を利用して、衣類と粒子を内槽内で螺旋に移動するように動かして、前後と上下の全方位の反転を実現して、衣類と粒子を更に十分に混合させて、洗浄率を高める。

（２）ねじ山の連続的な正方向と逆方向の回転によって、一時にねじ山に貯蔵される粒子を前後や後退に動かして、更に粒子の投入と回収を実現する。

（３）粒子を全て貯蔵空間に回収した後に、内槽の高速な回転によって衣類と粒子の同時の脱水を実現することができる。

（４）本発明は洗濯機の構造を簡略化にして、洗濯プロセスを簡略化にするだけではなく、粒子の１００％の回収にも有利である。

本発明の構造の説明図である。 本発明の粒子投入過程の説明図である。 本発明の粒子回収過程の説明図である。

図１〜図３の通り、外槽１、内槽２、開孔３、駆動装置４、衣類５、粒子６、通路７、隔離槽８、貯蔵空間９、仕切板１０。

具体的な実施例
次に添付図面と具体的な実施例を結び付けて本発明を詳しく説明する。

実施例一：
図１のように、本実施例ではドラム式洗濯機を例にして洗濯機を詳しく説明する。洗濯機はケース（未図示）を含んで、ケース内に外槽１、内槽２と洗濯媒質とする固体粒子６を設けている。そのうち、外槽１が固定して回転しないが、主に水入れに用いられる。内槽２が洗濯に用いられて、外槽１の内側に設けられて、その槽壁に若干の洗濯水が通ることに用いられる開孔３が均一的に分布して、開孔３の径が固体粒子６の直径より小さくて、開孔３の形が円形、長方形、多角形などでもよい。内槽２が駆動装置４の駆動で回転する。外槽１の上部に取水口（未図示）を設けて、洗濯とすすぎ過程の取水に用いられて、外槽１の下部に排水口（未図示）を設けて、脱水後の排水に用いられる。洗濯時に、衣類５を内槽２に入れる。

内槽２の側壁は螺旋形を呈して、粒子６が内槽２で衣類５と十分に混合することを保証して、同時に粒子６が全て回収されることを保証するために、内槽２の側壁はその底部からトップまでねじ山が分布している。粒子に傷を付けなくて、同時にねじ山内の粒子６の貯蔵容量を増えるために、本実施例では、ねじ山の横断面は流線型が好ましくて、大体円弧の形を呈している。粒子６の直径が大体２−３ｍｍの範囲内にあるので、ねじ山のピッチが５ｍｍ以上で、８−１５ｍｍが好ましくて、１０ｍｍが更に好ましい。ねじ山の横断面の高さが５ｍｍ以上で、８−１５ｍｍが好ましくて、１０ｍｍが更に好ましい。ねじ山のピッチが大きければ大きいほど、横断面の高さが大きくて、ねじ山の円弧に貯蔵可能な粒子６が数量が多くて、ねじ山が粒子６を動かす推進速度が速くなって、更に粒子６の投入と回収に有利で、同時に粒子６と衣類の十分な混合にも有利で、更に洗浄率を高める。

普通のドラム式洗濯機と同じで、内槽２の内壁に少なくとも一つの内へ突出するリフト部（未図示）を設けて、洗濯中に、衣類５がリフト部の作用で、内槽２の中で絶えず反転、リフトして、それから更に落として、洗濯効果を達成したまで繰り返す。リフト部の数量が１−３を選ぶことができるが、本実施例では３つを選択して、内槽２の周りに沿って均一的に分布することが好ましい。同時、内槽２は交替で反転するので、内槽２の槽壁のねじ山の交替的な回転の動かしで、粒子６が内槽２の中で絶えず内槽２の軸線の前後方向に沿って運動と反転を行って、衣類５と粒子６を更に十分に混合させて、洗浄率を高める。

衣類５と粒子６との分離に便宜を図るために、内槽２の内側に沿って一周の隔離槽８を設けて、衣類５を隔離槽８に入れる。隔離槽８の底部とトップがそれぞれ内槽２の底部とトップと締付部品で固定して接続して、隔離槽８と内槽２が同時に回転する。隔離槽８は網状構造を呈して、それによって粒子６と洗濯水が更に出入りしやすい。衣類５が隔離槽８内に隔離されて、粒子６が隔離槽８と内槽２の間に隔離されて、上記のリフト部が隔離槽８を横切って隔離槽８の内部に入る。リフト部が直接に隔離槽８の内側にも設けられることができる。洗濯時に、粒子６は隔離槽８を横切って衣類５と十分に混合する。粒子６は高分子表面の多孔性材料を採用することが好ましくて、粒子６のわりに良い吸着能力を利用して、衣類５と洗濯水の中の汚れを吸着して、わりに良い洗濯効果を達成する。

洗濯機に固体粒子６を貯蔵する貯蔵空間９を設けて、貯蔵空間９が内槽２の片側へ延伸する延伸部で、延伸部には内槽２と同じで、洗濯水が通る開孔３を開けて、延伸部と内槽２が駆動装置４に駆動されて同時に回転する。本実施例では、図１のように、内槽２が底部の方向に延びて、延伸部の側壁と内槽２の側壁が一致して螺旋形を呈して、そして内槽２の側壁と連続的な螺旋を形成している。本実施例では、貯蔵空間９と内槽２の形が一致して、円槽形を呈すが、丸い環状も採用することができる。もちろん、内槽２もトップ方向に延びることができるが、内槽２のトップに貯蔵空間９を設けて、衣類の投入と取出に便宜を図るために、貯蔵空間９は丸い環状を採用することができる。

貯蔵空間９と内槽２が連通して、貯蔵空間９と内槽２の間に衣類５を止める仕切板１０を設けて、仕切板１０は内槽２の径方向の中心位置に設けられて、多数の接続板（未図示）と内壁２の槽壁を経由して固定接続し、仕切板１０の周りと内槽２の内壁の間に貯蔵空間９と内槽２を接続する通路７を有して、仕切板１０は衣類５を貯蔵空間９に入らないように止めるが、粒子６はこの通路７を通じて貯蔵空間９に出入りする。

内槽２の回転時、粒子６は遠心力の作用で、ねじ山で形成された円弧槽内に置かれて、ねじ山の回転は粒子６を前進と後退に動かす。この時、内槽２の回転速度が速くする必要がなくて、洗濯速度だけで実現することができる。普通に５０−２００回転／ｍｉｎの回転速度で運転することができる。

図２のように、本実施例では、貯蔵空間９は内槽２の底部の片側に位置している。内槽２と延伸部の回転方向がねじ山の方向と同じで、しかもこの方向で連続的に運転する時に、粒子６はねじ山の推進で内槽２の方向に移動して、通路７を横切って、内槽２に入って、粒子６の内槽２への投入を完成する。

内槽２と延伸部の回転方向がねじ山の方向に逆で、しかもこの方向で連続的に運転する時に、粒子６はねじ山の推進で貯蔵空間９の方向に移動して、通路７を横切って、内槽２に離れて、貯蔵空間９に入って、粒子６の貯蔵空間９への回収を完成する。

当該回収中に、圧倒的部分の粒子６は貯蔵空間９に回収される。この時に、高速に内槽２と延伸部を回転させて、普通に１００−１０００回転／ｍｉｎの回転速度で運転する。内槽２と延伸部の回転方向がねじ山の方向に逆で、内槽２内の衣類５と貯蔵空間９内の粒子６を同時に脱水して、粒子６の再生利用を実現する。この脱水中に、余剰の粒子６は引き続き分離と回収されて、それによって粒子６の１００％の回収を実現する。

貯蔵空間９は内槽２のトップの片側に位置する場合、粒子６の投入と回収時、内槽２の回転方向は上記に逆にする。

洗濯中に、内槽２は正方向と逆方向に交替で運転するのである。内槽２の槽壁のねじ山が交替で正方向と逆方向に回転する動かしで、粒子６が内槽２で絶えず前進と後退を行って、ねじ山に沿って上へ螺旋運動して、一定の高さになった時に、自身の重力作用で、粒子６は下に反転して内槽２に落ち込んで、前後方向での反転を実現する。

次に図１〜図３を結び付けて上記のドラム式洗濯機を利用する洗濯方法を詳しく説明する。

当該洗濯方法は次の通りのステップを含む。

ステップ一：洗濯待ちの衣類５を洗濯機の隔離槽８に入れて、同時に外槽１の上方の取水口を開けて、外槽１に水を注いで、洗濯水と洗剤の混合後に外槽１に入って、水が内槽２の開孔３および隔離槽８を通した後に、隔離槽８に入って洗濯待ちの衣類５と十分に混合する。この過程にはただ適量の水と洗剤を入れて、水が衣類５を浸すことを保証するだけで十分である。

洗濯水を注ぎ込んで洗濯待ちの衣類を浸す時に、洗濯待ちの衣類５を静かに置いて、一定の時間に浸して、水と衣類５を十分に浸潤して、更に洗濯効果を高める。

ステップ二：図２のように、内槽２を回転するように駆動して、内槽２と延伸部の回転方向がねじ山の方向と同じで、しかもこの方向で連続的に運転して、粒子６がねじ山の動かしで内槽２の方向に移動して、通路７を横切って、絶えず内槽２内に入って、粒子６の内槽２への投入を完成する。

粒子６の投入中に、すでに内槽２に入った粒子６が回転するねじ山の動かしで絶えず反転して、衣類５と十分に混合する。

このステップでは、内槽２の回転速度が１００−２００回転／ｍｉｎの間にある時に、効果が最も良いのである。

ステップ三：図１のように、粒子６がすべて内槽２に投入された後に、この過程は投入時間を限定することでコントロールすることができるが、駆動装置４が内槽２を一定の時間に正方向に回転することを駆動して、停止して、更に一定の時間に反転することで、ねじ山が交替で正方向と逆方向に回転して、粒子６が内槽２の中で絶えず前進と後退を行って、粒子６がねじ山に沿って上へ移動して、一定の高さになった時に、自身の重力作用で、粒子６が下に反転して内槽２に落ち込んで、前後方向での反転を実現する。

洗濯中に、粒子６、衣類５と洗濯水が十分に混合して、そして絶えずリフト部の作用で上がったり下がったりして、衣類５の洗濯を完成する。

このステップでは、内槽２の回転速度が１００−２００回転／ｍｉｎの間にある時に、効果が最も良いのである。

ステップ四：図３のように、洗濯後に、内槽２を回転するように駆動する。回転中に、粒子６は衣類５と分離して、ねじ山の円弧槽内に貯める。この時に、内槽２と延伸部の回転方向がねじ山の方向と逆で、しかもこの方向で連続的に運転して、粒子６がねじ山の動かしで貯蔵空間９の方向に移動して、通路７を横切って、絶えず分離されて、絶えず内槽２に離れて貯蔵空間９に入って、粒子６の貯蔵空間９への回収を完成する。

このステップでは、内槽２の回転速度が１００−２００回転／ｍｉｎの間にある時に、効果が最も良いのである。

ステップ五：粒子６が衣類５に分離して回収された後に、高速に内槽２を回転して、内槽２内の衣類５と貯蔵空間９内の粒子６を同時に脱水して、粒子６の再生利用を実現して、水が外槽１内に蓄積してそして外槽１の下の排水口から排出される。この過程の中で、内槽２と延伸部の回転方向がねじ山の方向に逆で、余剰の粒子６を引き続き分離して回収することができて、それによって粒子６の１００％の回収を実現する。

このステップで、内槽２の回転速度が１００−１０００回転／ｍｉｎの回転速度で運転して、通常に洗濯時の回転速度より速いのである。

ステップ六：すすぎステップで、再び外槽１に適量のきれいな水を入れて、上記の過程に従って衣類５をすすぐ。この時に、きれいな水が同様に貯蔵空間９に入って、衣類５をすすぐと同時に、同じく粒子６をすすいで、すすいだ後に再度に上記の脱水過程を行って、内槽２に入った少量の粒子６が分離、回収されて、最後に衣類５の全ての洗濯プロセスを完成する。

実施例二：
実施例一との違いとして、先に実施例一に述べられたステップ五を実行して、内槽２と延伸部を高速に回転するように駆動して、内槽２と延伸部の回転方向がねじ山の方向に逆である。衣類５および粒子６に脱水を行って、脱水の同時に、衣類５と粒子６の分離も実現して、同時、一部の粒子６はねじ山の動かしで貯蔵空間９の方向に移動して、貯蔵空間９に回収されるのである。

それから更に実施例一のステップ四を実行して、内槽２と延伸部を洗濯の回転速度で回転するように駆動して、内槽２と延伸部の回転方向がねじ山の方向に逆で、しかもこの方向で連続的に運転して、余剰の粒子６を引き続き分離、回収することができて、それによって粒子６の１００％の回収を実現する。

実施例三：
実施例一との違いとして、実施例一に述べられたステップ四を削除して、直接に実施例一に述べられたステップ五を実行して、内槽２と延伸部を高速に回転するように駆動して、内槽２と延伸部の回転方向がねじ山の方向に逆である。衣類５および粒子６に脱水を行って、脱水の同時に、衣類５と粒子６の分離も実現して、同時、粒子６はねじ山の動かしで貯蔵空間９の方向に移動して、貯蔵空間９に回収されるのである。この過程、内槽２の高速回転時間が長くする必要があって、粒子６が全て貯蔵空間９に回収されることを保証する。

実施例四：
実施例一との違いとして、貯蔵空間９が貯蔵箱の構造で、外槽１の外壁に設けられて、貯蔵空間９が外槽１の槽壁を横切って直接に内槽２と接続して、貯蔵空間９と内槽２の間の連通孔が内槽２の端部に設けられるのである。

洗濯後に、内槽２を回転するように駆動する。回転中に、粒子６は衣類５と分離して、ねじ山の円弧槽内に貯める。この時に、内槽２と延伸部の回転方向がねじ山の方向と逆で、しかもこの方向で連続的に運転して、粒子６がねじ山の動かしで貯蔵空間９の方向に移動して、連通孔を通して貯蔵空間９に入って、粒子６が絶えず分離されて、絶えず内槽２に離れて貯蔵空間９に入って、粒子６の貯蔵空間９への回収を完成する。

実施例五：
インペラ洗濯機にとって、実施例一に述べられたドラム式洗濯機と同じで、内槽の側壁が螺旋形を呈して、洗濯中に、内槽が交替で正方向と逆方向に回転して、内槽壁のねじ山が交替に正方向と逆方向に回転する動かしで、粒子が内槽内で絶えず内槽の軸線に沿って上下方向に移動したり反転したりして、衣類と粒子との混合が更に十分になって、洗浄率を高める。

実施例一に述べられたように、衣類と粒子の分離に便宜を図るために、内槽の内側に沿って一周の隔離槽を設けて、隔離槽と内槽の間に締付部品で固定し接続して、内槽と同時に回転する。隔離槽が網状構造を呈して、それによって粒子と洗濯水が出入りしやすくなって、衣類が隔離槽に隔離されて、粒子が隔離槽と内槽の間に隔離される。

実施例一と同じで、粒子の貯蔵空間が内槽の下への延伸部で、延伸部の側壁が内槽の側壁と一致する螺旋形で、そして内槽の側壁と連続的な螺旋を形成した。貯蔵空間が内槽と連通して、貯蔵空間と内槽の間に仕切板を設けて、仕切板の周りと内槽２の内壁の間に貯蔵空間と内槽を互いに連通する通路を有して、仕切板が衣類を貯蔵空間に入らないように止めて、粒子が当該開口を経由して貯蔵空間に入る。

本実施例に述べられたインペラ洗濯機の洗濯プロセスが実施例一、実施例二と実施例三と同じなので、ここでは詳しく説明しない。

上記の通り、添付図に提供された方案の内容を結び付けて、類似の技術方案を出すことができる。本発明の技術方案に逸脱しない内容であれば、本発明の技術本質によって上記の実施例に対して行ったいかなる簡単な変更、変化と修飾が本発明の技術方案の範囲に属すものだとみなされる。

Claims (13)

1. 駆動装置に駆動されて回転する内槽、外槽、および洗濯媒質とする固体粒子を含んで、前記内槽の側壁にねじ山が形成され、前記固体粒子は前記内槽の中で螺旋状に移動および回転するように駆動され、
   前記内槽の内側に沿って衣類と前記固体粒子の分離に用いられるネット状の隔離槽が設けられ、
   前記洗濯機に前記固体粒子を貯蔵する貯蔵空間が設けられて、前記貯蔵空間が前記内槽と接続し、
   前記貯蔵空間は前記内槽の一側への延伸部であって、前記貯蔵空間と前記内槽の間に衣類を止める仕切板が設けられて、前記延伸部の側壁に前記内槽の側壁のねじ山と連続したねじ山が形成され、
   前記貯蔵空間と前記内槽が一方向に連続的に回転する場合には前記固体粒子が前記貯蔵空間から前記内槽に移動し、前記貯蔵空間と前記内槽が他方向に連続的に回転する場合には前記固体粒子が前記内槽から前記貯蔵空間に移動することを特徴とする洗濯機。
2. 内槽の側壁に底部からトップまでねじ山が分布していることを特徴とする請求項１に記載された洗濯機。
3. 前記隔離槽の底部とトップがそれぞれ内槽の底部とトップと固定されて接続されている、請求項１に記載の洗濯機。
4. 前記仕切板の周りと前記内槽の内壁の間に前記貯蔵空間と前記内槽を接続する通路を有している、請求項１に記載の洗濯機。
5. 前記内槽と前記延伸部のねじ山の横断面が流線型であることを特徴とする請求項１に記載された洗濯機。
6. 前記内槽と前記延伸部のねじ山の横断面が、ピッチが同じねじ山であるか、又はピッチが異なるねじ山であることを特徴とする請求項１に記載された洗濯機。
7. 前記内槽と前記延伸部のねじ山のピッチが５ｍｍ以上で、前記内槽と前記延伸部のねじ山の横断面の高さが５ｍｍ以上であることを特徴とする請求項６に記載された洗濯機。
8. 前記内槽と前記延伸部のねじ山のピッチが８−１５ｍｍで、前記内槽と前記延伸部のねじ山の横断面の高さが８−１５ｍｍであることを特徴とする請求項７に記載された洗濯機。
9. 洗濯機内槽の側壁にねじ山が形成され、前記内槽の回転時に、洗濯媒質とする固体粒子を前記内槽内で螺旋状に移動および回転するように動かして、前記固体粒子と衣類及び洗濯水が混合して共に反転して、衣類の洗濯を完成することを特徴とする、請求項１〜８のうちのいずれか一項に記載の洗濯機を用いた洗濯方法。
10. 前記貯蔵空間と前記内槽を一方向に連続的に回転して前記固体粒子を前記貯蔵空間から前記内槽に投入すること、および、前記貯蔵空間と前記内槽を他方向に連続的に回転して前記固体粒子を前記内槽から前記貯蔵空間に回収することを特徴とする請求項９に記載された洗濯方法。
11. 前記衣類の洗濯中、および前記固体粒子の投入と回収中に、前記内槽が５０−２００回転／ｍｉｎの速度で回転することを特徴とする請求項９または１０に記載された洗濯方法。
12. 前記固体粒子の貯蔵に用いられる貯蔵空間が前記内槽の一側への延伸部で、前記延伸部の側壁と前記内槽の側壁にねじ山が連続的に形成され、前記延伸部と前記内槽が同時に回転して、前記固体粒子が回転したねじ山の動きによって前記内槽から離れて前記貯蔵空間内に回収されることを特徴とする請求項１０に記載された洗濯方法。
13. 前記固体粒子が前記延伸部に回収された後、前記固体粒子が回収される前、または前記固体粒子の回収時に、前記内槽と前記延伸部を１００−１０００回転／ｍｉｎの回転速度で回転して、前記固体粒子を前記延伸部の方向へ移動させて、衣類の脱水と前記固体粒子の脱水再生を同時に行う過程を有することを特徴とする請求項１２に記載された洗濯方法。

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