JP5900397B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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この発明は、電気掃除機の本体に係り、特に、小型化、軽量化するための本体の構造に関するものである。
近年、電気掃除機の小形化、軽量化が求められており、電気掃除機本体も小形・軽量化が要求されている。掃除機本体には、吸引風を発生する電動送風機と、吸引風とともに吸込まれた塵埃を集塵する集塵室と、電動送風機を制御する制御基板と、電源コードのコード巻き取り部等の収容部品が内蔵される。電気掃除機本体は、通常、外郭の上部をなす上ケースと下部をなす下ケースとから構成され、上記の収容部品は下ケースに収容される。従来の電気掃除機は、下ケースを一体成形する金型の使用、下ケースの強度の確保のため、下ケースの大きさ、収容部品の配置の仕方が制約を受け、その結果、電気掃除機本体を小形・軽量化するのが困難であった(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−261658号公報 特許第4299799号公報 特許第4602873号公報
従来、電気掃除機本体の下ケースを一体で成形したものにおいて、集塵室が配置される下ケース前部と、電動送風機、制御基板及び電源コード巻き取り部等の収容部品が配置される下ケース後部とを仕切る仕切り壁が形成される。仕切り壁には、集塵室と電動送風機とを連通する連通部が形成される。電気掃除機本体を小形化するには下ケースも小形化する必要があり、これらの収容部品を下ケース後部にコンパクトに収容する必要がある。
ここで、電気掃除機本体の上下方向の高さを低減するためには、電動送風機並びに制御基板とコード巻き取り部とを上下に重ねるよりは、左右方向に並べて配置する構成が望ましい。さらに、左右方向の幅を小さくするためには、コード巻き取り部を立てて配置する構成が望ましい。さらに、前後方向にも小形化するためには、上記の収容部品を集塵部の方向に詰めて配置する必要がある。
コード巻き取り部には所定の太さで所定の長さを有する電源コードを巻きつけるため、巻きつける部分に電源コードを収容するための所定の容積が必要となる。ここで、コード巻き取り部の幅寸法を大きくとると、巻き取りに伴う半径方向の電源コードの嵩みは低減されるが、コード巻き取り時にコードを幅方向に亘って均一に巻き取るよう電源コードをガイドする機構が必要となり、構造が複雑となる。また、下ケースの幅方向の寸法が大きくなるので、掃除機本体の小形化が困難となる。
したがって、コード巻き取り部の幅方向はコードが数本程度の幅とする構成が望ましい。しかし、巻き取られる電源コードは半径方向に嵩み、コード巻き取り部の半径方向の寸法が大きくなる。その結果、コード巻き取り部の直径は電動送風機ユニットの前後方向の大きさよりも大きくなりやすい。
掃除機本体を前後方向にも小形化するためには、電動送風機並びに制御基板とコード巻き取り部等の収容部品を集塵部の方向に詰めて配置する必要がある。しかし、コード巻き取り部の直径が電動送風機ユニットの前後方向の大きさよりも大きくなり、コード巻き取り部の前端が仕切り壁の後面と干渉することになる。このように、収容部品を集塵部の方向に詰めて配置することに制約があるという課題があった。
ここで、下ケースは、収容部品を収容支持するのに必要な強度を確保するため箱形状とし、後端に後壁が形成される。下ケースを前後方向にも小形化するため、仕切り壁と後壁との距離を大きく設定できないために、仕切り壁を形成するために後方に引き抜くスライドコマの後部と下ケースの後壁が干渉する虞がある。このように、電気掃除機本体を小型化するのが困難という課題があった。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたもので、電気掃除機本体を小型化、軽量化して、使い勝手のよい電気掃除機を提供することを目的とする。
この発明にかかる電気掃除機においては、掃除機本体の外郭を形成する下ケース及び上ケースと、吸引風を発生する電動送風機と、電動送風機を制御する制御基板と電動送風機及び制御基板が収容されるとともに電動送風機の吸込口と連通する開口部を有する電動送風機ケースと、電動送風機により発生する吸引風とともに吸い込んだ塵埃を捕集する集塵部と、電動送風機に電源を供給する電源コードを巻き取るコード巻き取り部と、下ケースの後方の両側部に取り付けられる一対の後車輪と、を備え、下ケースは、両側に底部から上方に延設され上ケースの下端と接続される側壁、前後方向の略中央部に、集塵部が配置される下ケース前部と電動送風機ケース及びコード巻き取り部が配置される下ケース後部とを仕切る仕切り壁、後端に下ケースの底部から上方に延設される後壁が形成され、下ケース後部に、左右方向の一方に電動送風機ケースが配置され、左右方向の他方に回転軸が水平となるようにコード巻き取り部が配置され、仕切り壁は、集塵部の排気口と該排気口と対向して配置される電動送風機ケースの開口部とを連通する連通部が形成され、コード巻き取り部の前端と対向する部分が集塵部の方向に窪む凹部が形成され、凹部の下方を含む下ケースに下ケース穴部が形成され、下ケース穴部を塞ぐ底カバーを設けたものである。
電気掃除機本体外郭の下部をなす下ケースに収容される収容部品をコンパクトに配置できるので、電気掃除機本体を小形化でき、使い勝手のよい電気掃除機を得ることができる。
この発明の実施の形態1における電気掃除機の外観斜視図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機の掃除機本体の前上方から見た外観斜視図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機の掃除機本体の後下方から見た外観斜視図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の正面図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の上面図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の側面図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の底面図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の後面図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の上ケースを外した状態の後上方から見た斜視図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の上ケースを外した状態の正面図である この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の上ケースを外した状態の上面図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の上ケースを外した状態の側面図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の上ケースを外した状態の後面図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の上ケースの前上方から見た概観斜視図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の上ケースの前下方から見た概観斜視図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の上ケース、収容部品及び後車輪を外した状態の後上方から見た斜視図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の上ケース、収容部品及び後車輪を外した状態の前上方から見た斜視図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の上ケース、収容部品、底カバー及び後車輪を外した状態の前上方から見た斜視図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の上ケース、収容部品、後車輪、前車輪並びに取り付けカバー、及び底カバー、を外した状態の後下方から見た斜視図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の要部構成である底カバーの後上方から見た外観斜視図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の要部構成である底カバーの前上方から見た外観斜視図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の電動送風機を通る縦断面図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体のコード巻き取り部の側面板を通る縦断面図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の仕切り板を通り前方より見た横断面図である。 この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体のコード巻き取り部の中心軸を通り後方より見た横断面図である。
図1はこの発明の実施の形態1に係る電気掃除機の外観斜視図である。図2は、この発明の実施の形態1における電気掃除機の掃除機本体の前上方から見た外観斜視図である。図3は、この発明の実施の形態1における電気掃除機の掃除機本体の後下方から見た外観斜視図である。図4は、この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の正面図である。図5は、この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の上面図である。図6は、この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の側面図である。図7は、この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の底面図である。図8は、この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の後面図である。図9は、この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の上ケースを外した状態の後上方から見た斜視図である。図10は、この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の上ケースを外した状態の正面図である。図11は、この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の上ケースを外した状態の上面図である。図12は、この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の上ケースを外した状態の側面図である。図13は、この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の上ケースを外した状態の後面図である。図14は、この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の上ケースの前上方から見た概観斜視図である。図15は、この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の上ケースの前下方から見た概観斜視図である。図16は、この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の上ケース、収容部品及び後車輪を外した状態の後上方から見た斜視図である。図17は、この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の上ケース、収容部品及び後車輪を外した状態の前上方から見た斜視図である。図18は、この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の上ケース、収容部品、底カバー及び後車輪を外した状態の前上方から見た斜視図である。図19は、この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の上ケース、収容部品、後車輪、前車輪並びに取り付けカバー、及び底カバー、を外した状態の後下方から見た斜視図である。図20は、この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の要部構成である底カバーの後上方から見た外観斜視図である。図21は、この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の要部構成である底カバーの前上方から見た外観斜視図である。図22は、この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の電動送風機を通る縦断面図である。図23は、この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体のコード巻き取り部の側面板を通る縦断面図である。図24は、この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体の仕切り板を通り前方より見た横断面図である。図25は、この発明の実施の形態1における電気掃除機に係る掃除機本体のコード巻き取り部の中心軸を通り後方より見た横断面図である。
以下、図を用いて説明する。
[電気掃除機の構成]
図1に示すように、電気掃除機1は、下面に吸込口(図示せず)が開口する吸込具2と、延長パイプ3と、手元ホース4と、ホース5と、電気掃除機本体10とを備えている。
吸込具2は、床面上等の塵埃を空気とともに吸い込む。吸込具2は、床面やじゅうたん等の被掃除面の塵埃をかきあげる回転ブラシ(図示せず)と、この回転ブラシを駆動するブラシモータである電動機(図示せず)を内蔵している。回転ブラシには被掃除面に接触し塵埃をかきあげる植毛(図示せず)がある。回転ブラシは、ベルトなどを介して電動機により駆動される。
吸込具2の出口側にはまっすぐな円筒状の延長パイプ3の一端が接続されている。延長パイプ3の他端には、電気掃除機1の運転を制御する操作スイッチ4aが設置された取手が設けられた手元ホース4の一端が接続されている。操作スイッチ4aは、吸引風を発生させる電動送風機21(後述する)のオン/オフ、吸引風の強弱、電動機のオン・オフを切り替えるスイッチである。手元ホース4の他端には、可撓性を有する蛇腹状のホース5の一端が接続されている。さらに、ホース5の他端には掃除機本体10が接続されている。
(電気掃除機本体の外観)
掃除機本体10の外郭は、上部分を構成する上ケース11と、下部分を構成する下ケース12とからなる。下ケース12の前部には、吸込んだ塵埃を捕集する集塵部13(図17、図18参照)が形成される。集塵部13には、塵埃を捕集する紙パックフィルター(図示せず)が装着される。集塵部13の上方には、集塵部13の上面開口を開閉自在に覆う集塵部蓋14が、その前端を上ケース11に軸支されて設けられる。上ケース11の前方には、掃除機本体10を持ち運ぶときに把持する本体ハンドル15が設けられる。
掃除機本体10の前方には、ホース5が差し込まれる本体吸込口16が形成される。掃除機本体10の後方には、本体排気口17が形成される。下ケース12の後方の両側部には一対の後車輪18aが回動自在に軸支されて取り付けられる。下ケース12の外側の下面には、車輪の回転軸が垂直軸の回りに回動自在の前車輪18bが取り付けられる。前車輪18b及び後車輪18aにより、掃除機本体10は自在に引き回されて移動可能となる。また、下ケース12の下面には、後述する下ケース穴部19を塞ぐ底カバー20が取り付けられる。
掃除機本体10の後方には、電動送風機21に電力を供給する、先端にプラグ22aが接続された電源コード22のコード引き出し口23が上ケース11に形成される。また、上ケース11のコード引き出し口23に隣接して、電源コード巻き取りボタン24が設けられる。
以後、掃除機本体1に対し、本体吸込口16側を前方、この反対側を後方、前方に向かって左側を左方向、前方に向かって右側を右方向とする。
(掃除機本体の内部構造)
図17、図18、図22に示すように、下ケース12は、前方に、本体吸込口16の後端開口部16aが形成される前壁121が底部122から上方に延設されている。また、下ケース12は、後方に、縦断面が略円弧形状をなすように、後壁123が底部122から上方へ延設されている。さらに、図19、図25に示すように、下ケース12は、両側方に、側壁124が底部122から上方へ延設されている。このように、下ケース12は上方が開口した箱形状をなしているので、下ケース12の肉厚を薄くして、軽量化を図っても必要な強度を確保できる。
また、下ケース12は、集塵部13が配置される前部と、後述する電動送風機ケース25及びコード巻き取り部26が配置される後部とを仕切る仕切り壁125が形成される。仕切り壁125には、集塵部13の排気口(後述する仕切り壁125に形成される連通部125aの集塵部13側の開口)とこの排気口と対向して配置される電動送風機ケース25の開口部(図示せず)とを連通し、外縁が円形で格子状に開口する連通部125aが形成される。連通部125aの後面(電動送風機ケース25側)には、後方(電動送風機ケース25の方向)に延設された2重の環状リブ125cが形成される。環状リブ125cと電動送風機ケース25の開口部とがシール部材125dを介して気密に接続される。このように、2重の環状リブ125cを電動送風機ケース25の方向に延設するように構成したので、集塵部13から電動送風機21へ吸引される空気の漏れが抑制される。
また、仕切り壁125は、コード巻き取り部26の前端と対向する部分が集塵部13の方向に窪む凹部125bが形成される。凹部125bの下方を含む下ケース2の底部122に下ケース穴部19が形成される。底カバー20が下ケース穴部19を塞ぐように取り付けられる。
図9、図22に示すように、下ケース12の後部の右側に電動送風機ケース25、左側にコード巻き取り部26がそれぞれ配置される。コード巻き取り部26は、電源コード22の巻き取り回転軸26a(図25参照)が水平となるように配置される。したがって、略扁平のコード巻き取り部26は電動送風機ケース25の左側に立てて配置される。
図22に示すように、電動送風機ケース25には、吸引風を発生する電動送風機21と、電動送風機21を制御する制御基板27が収容される。
また、コード巻き取り部26は、左右の側円板26b、26cに挟まれた空間であるコード巻き付け部26dに電源コード22が巻き付けられて収容される(図25参照)。
このように、下ケース12の後部の右側に電動送風機ケース25、左側にコード巻き取り部26がそれぞれ配置され、コード巻き取り部26は、電源コード22の巻き取り回転軸26a(図25参照)が水平となるように配置したので、電動送風機ケース25やコード巻き取り部26等の収容部品の上下方向の高さを低減でき、収容部品が配置される掃除機本体10後部の高さを抑制することができる。その結果、掃除機本体10の後部の上下方向の寸法を小形化できる。なお、電動送風機ケース25を下ケース12の後部の右側に、コード巻き取り部26を下ケース12の後部の右側に配置したが、逆に配置しても同様の効果を奏する。
また、仕切り壁125には、コード巻き取り部26の前端と対向する部分が集塵部13の方向に窪む凹部125bを形成したので、電動送風機ケース25の前後方向の大きさよりもコード巻き取り部26の直径が大きくなっても、コード巻き取り部26の前端が凹部125bに侵入することにより、コード巻き取り部26を前方に詰めて配置することができる。つまり、収容部品を前方に詰めて配置することができ、下ケース12の前後方向の長さを抑制することができる。したがって、掃除機本体10の後部の前後方向の寸法を小形化できる。
一方、仕切り壁125、仕切り壁125の連通部125a、その後面に形成される2重の環状リブ125cや凹部125bを金型で形成する場合、後方に引き抜くスライドコマを使用すると、スライドコマを引き抜くストロークは、凹部125bの前端から環状リブ125cの後端までの距離が最低限必要となる。さらに、スライドコマは、環状リブ125cの後端を形成する部分から後方に所定寸法の肉厚が必要となる。一方、下ケース12の後端に形成された後壁123が存在するため、スライドコマを引き抜く際にスライドコマの後端と後壁123とが干渉する虞があり、スライドコマを引き抜くストロークを十分に確保することができない。
そこで、凹部125bの下方を含む下ケース12に下ケース穴部19(図19参照)を形成する。凹部125bを形成するために、ベース金型を下ケース12の下方から下ケース穴部19に挿通する。そして、凹部125bを形成した後は、ベース金型を下方に引き抜く。つまり、凹部125bはベース金型で、連通部125aや環状リブ125cはスライドコマで形成する。このようにすることにより、スライドコマを後方に引き抜くストロークが小さくなり、スライドコマを引き抜く際にスライドコマの後端と後壁123とが干渉することがなくなる。したがって、凹部125bと連通部125aや環状リブ125cの形成が容易になる。
また、下ケース12を軽量化するために、不要な空間に下ケース12を構成する樹脂で埋められた部分を取り除く肉盗みが行われる。下ケース12に下ケース穴部19を形成することにより、スライドコマを後方に引き抜くことでは肉盗みできない部分をベース金型で形成でき、肉盗みが容易になり、下ケース12を軽量化することができる。
さらに、凹部125bを塞ぐ底カバー20を設けたので、掃除機本体10の下面の意匠性を損なうことを防止できる。
(底カバー)
図19に示すように、下ケース穴部19は、下ケース12の底部122とこの底部122に連なる側面である側壁124に亘り形成される。この下ケース穴部19を塞ぐ底カバー20は、図20、図21に示すように、底部20aと両側部20bとを有する。底カバー20の左右方向の断面は略カップ形状をなす。
両側部20bの外側の前辺20b1が下ケース12の外側の側面と、両側部20bの外側の下面が下ケース12の外側の下面と、両側部の外側の後辺20b2と後車輪18aの外側面18a1とがそれぞれ滑らかに連なるように、下ケース12に固定される。
このように固定されることにより、底カバー20の外側の面が下ケース12の外側の面に対し段差なく接続されるので、意匠性を損なうことがない。さらに、電気掃除機1の使用時、家具に接触しながら掃除機本体1を引き回す際の家具と後車輪18aの衝突の衝撃を緩和するとともに、容易にすり抜けることができ、使い勝手がよい。
また、図20、図21に示すように、底カバー20の両側部20bの上部には、前後方向に扁平で上方に突出するリブである第1の底カバー係止部20b3が形成される。第1の底カバー係止部20b3の下部は、底カバー20の両側部20bの上下方向の略中央付近まで伸び、両側部20bから底カバー20の内側に立設するように形成される。このように形成することにより、第1の底カバー係止部20b3に加わる荷重を両側部20bに分散することができる。一方、下ケース12の両側面には、第1の底カバー係止部20b3が挿通されて係止されるスリット状の穴である第1の下ケース側面被係止部124aが設けられる。このように、下ケース12の両側面に第1の底カバー係止部20b3を係止する第1の下ケース側面被係止部124aを設けけたので、底カバー20の左右方向の開きを抑制することができる。したがって、左右方向の開きを抑制するために底カバー20の剛性を高めるように肉厚を厚くする必要がなく、底カバー20を軽量化できる。
また、底カバー20の両側部20bの後部の上端には、下ケース12の後車輪18aの裏面と対向する位置に形成される第2の下ケース側面被係止部124b(図18、図19参照)と上方から係止する第2の底カバー係止部20b4が設けられる。底カバー20の第2の底カバー係止部20b4が第2の下ケース側面被係止部124bと係止することにより、後述する、底カバー20を下ケース12にネジ止め固定する際の下方向への外れを防止した状態で仮止め固定でき、組立の作業性が向上する。また、後車輪18aの裏面と対向する位置で第2の底カバー係止部20b4が係止するので、後車輪18aが装着された状態では、第2の底カバー係止部20b4は後車輪18aに隠される。したがって、電気掃除機1の使用者が容易に分解することができず、安全である。
なお、底カバー20の固定方法として、下ケース12のスリット状の穴である第1の下ケース側面被係止部124aに第1の底カバー係止部20b3を差込み、後車輪18aの裏側に係止をすることで、左右の開き、及び下の外れを固定するとしたが、差込部を係り止めとすることで、上下方向の固定をリブで行うことも可能である。
底カバー20の底部20aには、後述するネジ28が挿通されるネジ穴20a1が形成される。また、下ケース12の底部122には、ネジ28が挿通されるネジ穴122aが形成される。また、電動送風機ケース25の前端の下端にはネジボス25aが形成され、内側にネジ28と螺合されるネジ穴が形成される。そして、底カバー20と下ケース12の底部122と電動送風機ケース25の一端とを、底カバー20の下面からネジ28により共締めして、着脱自在に固定される。このように、3個の部材を1個のネジで固定でき、部品点数を削減でき、軽量化と低コスト化が図れる。また、底カバー20を最後にネジ28で取付ける構造としたので、底カバー20をはずすことで掃除機本体10内部の修理が容易に行える。さらに、電気掃除機1の使用時、掃除機本体10が引き回され、底カバー20が家具等と衝突して破損した場合でも、底カバー20の交換が容易であり、メンテナンス性が向上する。
なお、電動送風機ケース25の固定として、底カバー20と下ケース12の底部122と電動送風機ケース25の一端とを、底カバー20の下面からネジ28により共締めとしたが、スライドコマのスライド稼動範囲外であれば、下ケース12と電動送風機ケース25にネジ穴およびネジボスを設け、ネジ固定してもよく、固定箇所の選択の自由度が大きくなる。
また、底カバー20の底部20aの上面の前辺と後辺に、それぞれ上方に立設する第1の底カバーリブ20a2及び第2の底カバーリブ20a3が設けられる。そして、下ケース12の下面には、底カバー20の前後方向のズレを規制するように、第1の底カバーリブ20a2及び第2の底カバーリブ20a3の側面とそれぞれ当接して係止する第1の下ケース底面被係止部122b及び第2の下ケース底面被係止部122cが設けられる(図22参照)。第1の底カバーリブ20a2の前面と、これに対向する第1の下ケース底面被係止部122bをなす下ケース12の段部の後面とが当接し、底カバー20が前方にずれるのを抑制する。また、第2の底カバーリブ20a3の後面と、これに対向する第2の下ケース底面被係止部122cをなす下ケース12の段部の前面とが当接し、底カバー20が後方にずれるのを抑制する。このように構成することで、ネジ28により、底カバー20と下ケース12と電動送風機ケース25とを共締めで固定する際、底カバー20を下ケース12に仮固定した状態で作業でき、組立の作業性が向上する。
(電動送風機ケース)
図22に示すように、電動送風機ケース25は、下ケース12の底部の上面に、前後方向に延びるように立設される第1の下ケース底部リブ122d上に載置される。電動送風機ケース25の前端の下端にはネジボス25aが形成され、内側にネジ28と螺合されるネジ穴が形成される。第1の下ケース底部リブ122dの後方には、上方に向かって延設する段差部122eとこの段差部122eの上端に連なって上方後方に傾斜する傾斜部122fが形成される。
電動送風機ケース25は、その前側がネジボス25aにより下ケース12に固定される。電動送風機ケース25は、その後側の下端の底辺と後辺がそれぞれ段差部122eの端面と当接して固定される。電動送風機ケース25は、その上面に形成された嵌合ボス25b(図9、図22参照)が上ケース11の下面に形成された上ケース嵌合ボス11aと嵌合し、固定される。電動送風機ケース25を下ケース12に固定する際、電動送風機ケース25の後側の下端が傾斜部122fを滑って段差部122eにガイドされるので、組立性が向上する。
(コード巻き取り部)
コード巻き取り部26は電動送風機ケース25の左側に配置される。図9、図11に示すように、コード巻き取り部26は、両側に電源コード22の巻き取りをガイドする側円板26b、26cが設けられる。また、図23に示すように、下ケース12の底部122の上面で側円板26b、26cの近傍に、少なくとも側円板26b、26cの一方に沿って近接した第2の下ケース底部リブ122gが形成されると共に、底カバー20の底部20aの上面に、第2の下ケース底部リブ122gと連なるように側円板26b、26cに沿って近接した第3の底カバーリブ20a4を設けている。このように構成することにより、電源コード22が緩んでしまった場合でも、コード巻き取り部26から電源コード22が飛び出して外れることがなく、電源コード22の巻き取りを確実にガイドできる。
また、コード巻き取り部26を収容するケース(図示せず)の外周部に突出するリブであるコード巻き取り部係止部(図示せず)を設け、仕切り壁125側にコード巻き取り部係止部と係止して電源コード22の引き出し操作に伴うコード巻き取り部26のケースの回転を規制するコード巻き取り部被係止部125eを設けた(図16参照)。
コード巻き取り部26の電源コード22を収容するコード巻き付け部26d(図26参照)は、電源コード22がコード巻き取り部26に巻き取られる方向に回転するように、バネ(図示せず)の弾性力により付勢される。掃除を開始する際、プラグ22aをコンセントに差し込むとき、電源コード22はバネの弾性力に抗して接続コード巻き取り部26から引き出される。このとき、バネの弾性力の反作用により、コード巻き取り部26を収容するケースには、電源コード22の引き出される方向に回転するトルクが作用する。仕切り壁125側にコード巻き取り部係止部と係止して電源コード22の引き出し操作に伴うコード巻き取り部26のケースの回転を規制するコード巻き取り部被係止部125eを設けたので、コード巻き取り部26のケースの回転を規制することができ、使い勝手のよい電気掃除機が得られる。
以上のように、実施の形態1に記載の電気掃除機によれば、掃除機本体の外郭を形成する下ケース及び上ケースと、吸引風を発生する電動送風機と、電動送風機を制御する制御基板と電動送風機及び制御基板が収容されるとともに電動送風機の吸込口と連通する開口部を有する電動送風機ケースと、電動送風機により発生する吸引風とともに吸い込んだ塵埃を捕集する集塵部と、電動送風機に電源を供給する電源コードを巻き取るコード巻き取り部と、下ケースの後方の両側部に取り付けられる一対の後車輪と、を備え、下ケースは、両側に底部から上方に延設され上ケースの下端と接続される側壁、前後方向の略中央部に、集塵部が配置される下ケース前部と電動送風機ケース及びコード巻き取り部が配置される下ケース後部とを仕切る仕切り壁、後端に下ケースの底部から上方に延設される後壁が形成され、下ケース後部に、左右方向の一方に電動送風機ケースが配置され、左右方向の他方に回転軸が水平となるようにコード巻き取り部が配置され、仕切り壁は、集塵部の排気口と該排気口と対向して配置される電動送風機ケースの開口部とを連通する連通部が形成され、コード巻き取り部の前端と対向する部分が集塵部の方向に窪む凹部が形成され、凹部の下方を含む下ケースに下ケース穴部が形成され、下ケース穴部を塞ぐ底カバーを設けたので、意匠性を損なうことなく下ケースを小型化、軽量化できる。
また、下ケース穴部は下ケースの底部とこの底部に連なる側面に亘り形成され、底カバーは、底部と両側部とを有し、左右方向の断面が略カップ形状で、両側部の外側の前辺が下ケースの外側の側面と、外側の下面が下ケースの外側の下面と、両側部の外側の後辺と後車輪の外側面とがそれぞれ滑らかに連なるように、下ケースに固定されるので、意匠性を損なうことがない。さらに、電気掃除機の使用時、家具に接触しながら掃除機本体を引き回す際の家具と後車輪の衝突の衝撃を緩和するとともに、容易にすり抜けることができ、使い勝手がよい。
また、底カバーの両側部の上部に下ケースの両側面に形成された第1の下ケース側面被係止部と係止して底カバーの左右方向の開きを抑制する第1の底カバー係止部を設けたので、底カバーの左右方向の開きを抑制することができる。したがって、左右方向の開きを抑制するために底カバーの剛性を高めるように肉厚を厚くする必要がなく、底カバーを軽量化できる。
また、底カバーと下ケースの底部と電動送風機ケースとを底カバーの下面から底カバー固定ネジで共締めして固定するので、部品点数を削減でき、軽量化と低コスト化が図れる。また、底カバーをはずすことで掃除機本体内部の修理が容易に行える。さらに、電気掃除機の使用時、掃除機本体が引き回され、底カバーが家具等と衝突して破損した場合でも、底カバーの交換が容易であり、メンテナンス性が向上する。
また、底カバーの両側部の後部に下ケースと上方から係止する第2の底カバー係止部を設け、第2の底カバー係止部と係止される第2の下ケース被係止部を下ケースの後車輪の裏面と対向する位置に設けたので、組立の作業性が向上する。また、後車輪が装着された状態では、第2の底カバー係止部は後車輪に隠されるので、電気掃除機の使用者が容易に分解することができず、安全である。
底カバーの底部の上面に上方に立設する第1の底カバーリブ及び第2の底カバーリブを設け、下ケースの下面に、底カバーの前後方向のズレを規制するように、第1の底カバーリブ及び第2の底カバーリブの側面とそれぞれ当接する第1の下ケース底面被係止部及び第2の下ケース底面被係止部を設けたので、ネジにより、底カバーと下ケースと電動送風機ケースとを共締めで固定する際、底カバーを下ケースに仮固定した状態で作業でき、組立の作業性が向上する。
また、下ケースの底部の上面に、前後方向に延びるように立設されて電動送風機ケースを載置する第1の下ケース底部リブを設け、第の下ケース底部リブの後方に上方に向かって延設する段差部とこの段差部の上端に連なって上方後方に傾斜する傾斜部を形成し、電動送風機ケースの後端の下部の角部が前記段差部と当接するようにしたので、電動送風機ケースを下ケースに固定する際、電動送風機ケースの後側の下端が傾斜部を滑って段差部にガイドされるので、組立性が向上する。
また、コード巻き取り部は、両側に電源コードの巻き取りをガイドする側円板が設けられ、下ケースの底部の上面で側円板の近傍に、少なくとも一方の側円板に沿って近接した第2の下ケース底部リブが形成されると共に、底カバーの底部の上面に、第2の下ケース底部リブと連なるように側円板に沿って近接した第3の底カバーリブを設けたので、電源コードが緩んでしまった場合でも、コード巻き取り部から電源コードが飛び出して外れることがなく、電源コードの巻き取りを確実にガイドできる。
また、コード巻き取り部の外周部にコード巻き取り部係止部を設け、仕切り壁側にコード巻き取り部係止部と係止して電源コードの引き出し操作に伴うコード巻き取り部の回転を規制するコード巻き取り部被係止部を設けたので、コード巻き取り部の回転を規制することができ、使い勝手のよい電気掃除機が得られる。
1 電気掃除機、
2 吸込具、
3 延長パイプ、
4 手元ホース、4a 操作スイッチ、
5 ホース、
10 掃除機本体、
11 上ケース、11a 上ケース嵌合ボス、
12 下ケース、121 前壁、122 底部、122a ネジ穴、
122b 第1の下ケース底面被係止部、122c 第2の下ケース底面被係止部、
122d 第1の下ケース底部リブ、122e 段差部、122f 傾斜部、
122g 第2の下ケース底部リブ、
123 後壁、
124 側壁、124a 第1の下ケース側面被係止部、
124b 第2の下ケース側面被係止部、
125 仕切り壁、125a 連通部、125b 凹部、125c 環状リブ、
125d シール部材、125e コード巻き取り部被係止部、
13 集塵部、
14 集塵部蓋、
15 本体ハンドル、
16 本体吸込口、16a 後端開口部、
17 本体排気口、
18a 後車輪、18a1 外側面、18b 前車輪、
19 下ケース穴部、
20 底カバー、20a 底部、20a1 ネジ穴、20a2 第1の底カバーリブ、
20a3 第2の底カバーリブ、20a4 第3の底カバーリブ、
20b 両側部、20b1 前辺、20b2 後辺、
20b3 第1の底カバー係止部、20b4 第2の底カバー係止部、
21 電動送風機、
22 電源コード、22a プラグ、
23 コード引き出し口、
24 電源コード巻き取りボタン、
25 電動送風機ケース、25a ネジボス、25b 嵌合ボス、
26 コード巻き取り部、26a 巻き取り回転軸、26b、26c 側円板、
26d コード巻き付け部、
27 制御基板、
28 ネジ。

Claims (9)

  1. 掃除機本体の外郭を形成する下ケース及び上ケースと、
    吸引風を発生する電動送風機と、
    前記電動送風機を制御する制御基板と
    前記電動送風機及び前記制御基板が収容されるとともに前記電動送風機の吸込口と連通する開口部を有する電動送風機ケースと、
    前記電動送風機により発生する吸引風とともに吸い込んだ塵埃を捕集する集塵部と、
    前記電動送風機に電源を供給する電源コードを巻き取るコード巻き取り部と、
    前記下ケースの後方の両側部に取り付けられる一対の後車輪と、
    を備え、
    前記下ケースは、両側に底部から上方に延設され前記上ケースの下端と接続される側壁、前後方向の略中央部に、前記集塵部が配置される下ケース前部と前記電動送風機ケース及び前記コード巻き取り部が配置される下ケース後部とを仕切る仕切り壁、後端に前記下ケースの底部から上方に延設される後壁が形成され、
    前記下ケース後部に、左右方向の一方に前記電動送風機ケースが配置され、左右方向の他方に回転軸が水平となるように前記コード巻き取り部が配置され、
    前記仕切り壁は、前記集塵部の排気口と該排気口と対向して配置される前記電動送風機ケースの開口部とを連通する連通部が形成され、前記コード巻き取り部の前端と対向する部分が前記集塵部の方向に窪む凹部が形成され、
    前記凹部の下方を含む前記下ケースに下ケース穴部が形成され、
    前記下ケース穴部を塞ぐ底カバーを設けた電気掃除機。
  2. 前記下ケース穴部は前記下ケースの底部とこの底部に連なる側面に亘り形成され、
    前記底カバーは、底部と両側部とを有し、左右方向の断面が略カップ形状で、前記両側部の外側の前辺が前記下ケースの外側の側面と、外側の下面が前記下ケースの外側の下面と、前記両側部の外側の後辺と前記後車輪の外側面とがそれぞれ滑らかに連なるように、前記下ケースに固定されることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  3. 前記底カバーの両側部の上部に前記下ケースの両側面に形成された第1の下ケース側面被係止部と係止して前記底カバーの左右方向の開きを抑制する第1の底カバー係止部を設けたことを特徴とする請求項2記載の電気掃除機。
  4. 前記底カバーと前記下ケースの底部と前記電動送風機ケースとを前記底カバーの下面から底カバー固定ネジで共締めして固定することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の電気掃除機。
  5. 前記底カバーの両側部の後部に前記下ケースと上方から係止する第2の底カバー係止部を設け、前記第2の底カバー係止部と係止される第2の下ケース被係止部を前記下ケースの前記後車輪の裏面と対向する位置に設けたことを特徴とする請求項乃至請求項4のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  6. 前記底カバーの底部の上面に上方に立設する第1の底カバーリブ及び第2の底カバーリブを設け、前記下ケースの下面に、前記底カバーの前後方向のズレを規制するように、前記第1の底カバーリブ及び第2の底カバーリブの側面とそれぞれ当接する第1の下ケース底面被係止部及び第2の下ケース底面被係止部を設けたことを特徴とする請求項乃至請求項5のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  7. 前記下ケースの底部の上面に、前後方向に延びるように立設されて前記電動送風機ケースを載置する第1の下ケース底部リブを設け、前記第1の下ケース底部リブの後方に上方に向かって延設する段差部とこの段差部の上端に連なって上方後方に傾斜する傾斜部を形成し、前記電動送風機ケースの後端の下部の角部が前記段差部と当接することを特徴とする請求項乃至請求項6のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  8. 前記コード巻き取り部は、両側に前記電源コードの巻き取りをガイドする側円板が設けられ、前記下ケースの底部の上面で前記側円板の近傍に、少なくとも一方の前記側円板に沿って近接した第2の下ケース底部リブが形成されると共に、前記底カバーの底部の上面に、前記第2の下ケース底部リブと連なるように前記側円板に沿って近接した第3の底カバーリブを設けたことを特徴とする請求項乃至請求項7のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  9. 前記コード巻き取り部の外周部にコード巻き取り部係止部を設け、前記仕切り壁側に前記コード巻き取り部係止部と係止して前記電源コードの引き出し操作に伴う前記コード巻き取り部の回転を規制するコード巻き取り部被係止部を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の電気掃除機。
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