JP5899526B2 - 支持部材と人体サポート用具並びに人体サポート用具の製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は、人体やその他の部材の一部を固定又は支持するために用いるサポータやコルセット、枠体等の支持部材と人体サポート用具並びに人体サポート用具の製造方法に関する。
従来、例えば腰への負担軽減や腰痛改善用に、腰用サポータやコルセットが種々提供されている。一般的に、これらの腰用サポータやコルセットは、比較的剛性の高いベルト状の帯体を人体の胴部に強く巻きつけて用いるものであり、腰部の周囲からの強い圧迫力により、腰椎にかかる力を軽減し、腰の痛みや腹筋背筋への過度な負担を緩和させるものである。従って、これら腰用サポータやコルセットには、比較的硬い生地のベルト本体や、ベルト本体に収納するプラスチック芯材または金属芯材が用いられている。
この他、より症状が重い腰痛や骨折等における患部の固定には、石膏や樹脂により型を作って固定するギブス等を用いて、強制的に患部を保持する構造の人体サポート用具もある。
これらの腰用サポータやコルセットとして、例えば特許文献1に開示されている腰痛等身体補具用の編み物体が提案されている。この編み物体は、比較的太いエラスティックヤーンを挟むように、その表裏に鎖編み等で、硬い線条体を一体に編み込んだものである。この編み物体は、エラスティックヤーンの長手方向であるコース方向に伸縮性を有し、剛性を有したものである。さらに、熱収縮性の糸により編成した編み物を100℃の熱湯に入れて熱収縮させ、剛性を高める例も開示されている。
特許文献2に開示された人体サポート用部材は、同素材のプラスチックよりも高い弾性率を有したフィラメント糸を経糸に用いた織物体又は編み物体であり、縦方向の曲げ強度が横方向の曲げ強度よりも大きい部材である。この人体サポート部材を用いたサポータやコルセットは、腰部の縦方向には高い剛性を有し、腰部の周囲方向には、柔らかく胴体を包むことができるものである。
また、特許文献3には、整形外科等で損傷した身体の一部を固定するために用いられる包帯であって、熱収縮性糸を用いて緻密化されたガラス繊維布帛に硬化性液状樹脂を含む整形用成形包帯が開示されている。この包帯は、熱収縮性繊維の糸を用いてガラス繊維と共に編成し、ガラス繊維布帛の編成組織を緻密化したものである。
特開2001−49558号公報 特開2006−219776号公報 特表平9−504199号公報
上記特許文献1に開示された身体補具用編み物体は、伸縮性のある弾性体のエラスティックヤーンを硬直な線条で編み込んだもので、太いエラスティックヤーンによる伸縮性を有するものである。従って、この身体補具用の編み物体は、可動部を保持する場合や、比較的弱く腰部をサポートする場合等に用いるもので、例えば腰部を硬く保持する必要がある場合等には適しておらず、これ自体で腰椎等に代わるサポート機能を有するものではない。
また、特許文献2に開示された人体サポート用部材は、比較的高いサポート機能を有すると共に人体周囲に馴染みやすいものであるが、人体サポート用部材自体に編成組織による厚みがあり、ベルトやサポータの所望の箇所に簡単に縫い付け等で取り付けることができるものではない。
さらに、特許文献3に開示された整形用成形テープは、布帛全体がガラス繊維と共に熱収縮性糸の熱収縮により緻密化されたものであるが、布帛自体の剛性はガラス繊維によるもので、整形用のギブスとして使用するためには、硬化性液状樹脂を用いる必要があり、ギブスのように固めてしまう用途にしか使用できないものである。
この発明は、上記背景技術に鑑みて成されたもので、剛性及び人体形状等への追従性が良く、十分な人体サポート機能や形状維持機能を有した支持部材と人体サポート用具並びに人体サポート用具の製造方法を提供することを目的とする。
この発明は、熱収縮性を有し100〜500デニールの編み糸を用いて編成された編み地から成り、前記編み地の所定の複数のコースに亘り、熱可塑性樹脂により形成され太さが0.1〜3mmのモノフィラメント糸がウェール方向に沿って挿入されて編み込まれた剛性部と、前記モノフィラメント糸に沿ってその側方に位置し前記モノフィラメント糸が挿入されないフレキシブルな柔軟部とが形成され、前記編み糸が熱収縮されて前記編み地を形成している支持部材である。
前記支持部材のウェール方向の側縁部には、前記モノフィラメント糸が挿入されない前記編み地から成る柔軟な耳部を備えるものである。さらに、前記支持部材の編み地は、鎖編みに所定数の挿入糸が入れられて編成され、前記鎖編みに沿って前記モノフィラメント糸がウェール方向に挿入されているものである。
またこの発明は、前記支持部材が、人体の所定の部位を支持するための本体部材に取り付けられて成る人体サポート用具である。
前記本体部材は、人体の腰部に巻くベルト本体であり、前記ベルト本体の腰椎当接部近傍に、当接状態で腰椎の両側に位置し腰椎のほぼ長手方向に沿って前記モノフィラメント糸が配置されたものである。さらに、前記支持部材は、人体の当接部位形状に沿った形状に加熱成形されているものである。
またこの発明は、熱収縮性を有し100〜500デニールの編み糸を用いて、編み地の所定の複数のコースに亘って、熱可塑性樹脂により形成され太さが0.1〜3mmのモノフィラメント糸をウェール方向に挿入して編み込み、前記モノフィラメントに沿ってウェール方向に剛性が高い剛性部と、前記ウェール方向前記モノフィラメントが挿入されないフレキシブルな柔軟部とを形成し、前記編み糸に熱を加えて熱収縮させ、前記編み地の編み組織を緻密化し、所定の長さに切って人体の所定の部位を支持する支持部材を形成し、人体の所定の部位を支持するための本体部材に前記支持部材の前記柔軟部を縫い付けて取り付ける人体サポート用具の製造方法である。
前記支持部材は、人体の所定の部位の形状に合わせて、予め加熱により成形するものである。
この発明の支持部材は、編み地のウェール方向に高い剛性を有し、任意の長さに切断して、所望の部材に取り付けることができ、使用する用途が広い。しかも、人体サポート用具の本体部材への取り付けは、柔軟部を縫い付けることにより簡単に可能であり、通常の縫製方法を利用して取り付けることができるものである。
この発明の人体サポート用具は、任意の位置に支持部材が取り付けられ、効果的に腰部等のサポートを行うことができ、装着感も良好なものである。
さらに、この発明の人体サポート用具の製造方法によれば、所望の強度で、所望の箇所に支持部材を当てることができ、人体の種々の形状に良好にフィットする人体サポート用具を比較的安価に正確に製造することができる。
この発明の一実施形態の人体サポート用具を示す正面図(a)、背面図(b)である。 この実施形態の人体サポート用具に用いる幅広の支持部材の部分正面図(a)、幅狭の支持部材の部分正面図(b)である。 この実施形態の人体サポート用具に用いる支持部材の部分構成図である。 この実施形態の人体サポート用具に用いる支持部材の編み組織の分解構成図である。 この実施形態の人体サポート用具に用いる支持部材の編み組織を示す部分拡大平面図である。
以下、この発明の一実施形態の支持部材と人体サポート用具並びに人体サポート用具の製造方法について、図面に基づいて説明する。図1は、この発明の一実施形態の人体サポート用具である腰ベルト10を示すもので、この実施形態の腰ベルト10は、人体の腰部に巻き付けて、腰痛の緩和や治療に用いるものである。
腰ベルト10の本体部材であるベルト本体11には、図1(a)に示すように、その正面中央部の両側に、装着状態で脊椎の両側に位置するように、一対の幅広の支持部材12が縫い付けられている。さらに、各支持部材12の側方には、幅狭の支持部材14が各々縫い付けられている。
ベルト本体11は、柔軟で弾力性のある編み地で形成され、人体腰部に対する巻き付け方向には強い弾力性と伸縮性があり、人体の軸方向には伸縮性がないように、ポリエステルやナイロン等の編み糸により編成されている。ベルト本体11の周囲は、柔らかい生地により縁取り16が縫い付けられ、着用感を向上させ、端面のほつれ等を防止している。ベルト本体11の巻き付け方向の一端部には、面ファスナの雌部材18が縫い付けられ、他方の端面の背面側には、図1(b)に示すように、面ファスナの雄部材19が縫い付けられている。
幅広の支持部材12は、図2(a)に示すように構成され、モノフィラメント糸28から成る芯材を支える繊維は、主に鎖編み糸に使用するPET、PTT、PBT等のポリエステル系繊維、ポリエチレン繊維、ナイロン繊維、又はアラミド繊維と、主に挿入糸に使用するポリエステル繊維やナイロン繊維であって熱収縮性繊維により編成された編み地20から成り、一方向に長い板状に形成されている。編み地20の編み組織22は、図3に示すように、100〜500デニール、好ましくは200〜400デニール、例えば300デニールの編み糸24による鎖編み25に、同じ編み糸24により、100〜500デニール、好ましくは200〜400デニール、より好ましくは300デニールの挿入糸26が編み込まれて、編み地20が編成されている。
さらに、編み地20には、鎖編み25に沿って、用途や取り付け部位により適宜選択される0.1〜3.0mm程度のモノフィラメント糸28が挿入されている。モノフィラメント糸28は、ナイロンやポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂により形成された糸であり、一定の剛性を備えている。モノフィラメント糸28の編み込み位置は、編成方向に沿って鎖編み25の編み糸24及び挿入糸26とともに編み込まれて挿入され、鎖編み25の複数ウェール毎に挿入されている。例えば、幅広の支持部材12の場合、数十ウェールの幅で編成された両側端縁に、数ウェール分の幅でモノフィラメント糸28が挿入されない編み地20の一対の柔軟部である耳部30が形成されている。一対の耳部30の両内側には、例えば2本のモノフィラメント糸28を編み込んだ剛性部32が形成され、さらにその一対の剛性部32の各内側には、モノフィラメント糸28が挿入されていない編み地20から成る柔軟部34が形成されている。一対の柔軟部34の間には、数本のモノフィラメント糸28が挿入された上記と同様の構成で幅広の剛性部32が設けられている。この支持部材12の端部には、モノフィラメント28の端部が露出するような箇所に取り付ける場合、硬いモノフィラメント28の端部が他の部材や人に当たらないように、柔らかい樹脂製の端部カバー36が取り付けられる。
幅狭の支持部材14は、図2(b)に示すように、支持部材12と同様の材料であるポリエチレン等のポリエステル繊維やナイロン等のアラミド繊維であって熱収縮性繊維により編成された編み地20から成り、一方向に長細い板状に形成されている。支持部材14の編み地20の編み組織22も、図3に示すような構造で、同様の編み糸24による鎖編み25と挿入糸26が編み込まれて、編み地20が編成されている。さらに、支持部材14の編み地20にも、鎖編み25に沿って、用途や取り付け部位により適宜選択される0.1〜3.0mm程度のモノフィラメント糸28が、同様に挿入されている。モノフィラメント糸28の編み込み位置は、支持部材14が十数ウェールの幅で編成されている場合、支持部材14の両側端縁に、数ウェール分の幅でモノフィラメント糸28が挿入されない編み地20の一対の耳部30が形成され、その間には、数本のモノフィラメント糸28が挿入された上記と同様の構成で幅広の剛性部32が設けられている。この支持部材14の端部にも、モノフィラメント28の端部が露出するような箇所に取り付ける場合、柔らかい樹脂製の端部カバー36が取り付けられる。
支持部材12,14の製造方法は、熱収縮性繊維の編み糸24により、鎖編み25挿入糸26が図示しない筬と編み針により編成され、さらに同時にモノフィラメント糸28が編み込まれる。これらの編成は、既存の編み機を用いて行うことができる。当初の編み機での編み幅は、例えば10/インチ〜20/インチで、編成直後の幅が、幅広の支持部材12で10mm〜50mm、幅狭の支持部材14では、5mm〜10mmの編み地20を各々編成する。なお、編み地20の耳部30が片側だけの場合は、編み地20の幅の下限を3mmとすることができる。
次に、熱収縮工程に入る。熱収縮工程では、支持部材12、14を90℃〜130℃の環境下に入れて加熱し、熱収縮性繊維の編み糸24を熱収縮させる。この時の編み糸24の収縮率は、40%〜60%であり、これにより、支持部材12、14の各編成幅が20%〜40%コース方向に縮み、編み組織22が密になるとともに、モノフィラメント糸28が強固に編み地20と一体化する。この時、編み地20は、モノフィラメント糸28の存在により、ウェール方向にはほとんど縮まない。
この状態で、支持部材12,14は、細長い帯状の部材として形成され、幅方向に広がることなく緻密に編成され、モノフィラメント糸28を確実に編み込んで保持している。そして、人体サポート用具の腰ベルト10に取り付けるには、支持部材12、14を各々ベルト本体11の取付位置の幅に等しい長さに切断する。この後、支持部材12、14をベルト本体11に縫い付ける。
ベルト本体11への縫い付けは、支持部材12,14の両側縁部の耳部30を利用して、本体11と支持部材12、14とを確実に強固に縫い付けることができる。また必要に応じて、中央の柔軟部34を利用して縫い付けても良い。
また、用途や大きさにより、支持部材12、14をベルト本体11に取り付ける前、または取り付け後に、支持部材12,14に熱をかけてモノフィラメント糸28を所望の形状に成形し、支持部材12、14を、保持する身体部位の形状に成形させる。例えば、腰ベルト10の幅が広い場合、ウエストのくびれや骨盤に合わせて湾曲した形状にモノフィラメント糸28を成形し、支持部材12、14の形状を調整する。
この実施形態の人体サポート用具である腰ベルト10と支持部材12,14並びにその製造方法によれば、任意の幅や長さの支持部材12,14を形成することができ、その支持部材12,14を用いて、適宜の強度やサポート機能を有する腰ベルトを形成することができ、ベルト本体11への支持部材12,14の取り付けも、柔軟部を縫い付けることにより容易に可能なものであり、家庭でのミシンや手縫いにより簡単に取り付けることもできる。
さらに、支持部材12,14は、編み組織22の編成後に熱収縮させて、編み地20を形成しているので、支持部材12,14としての編み地20が密に形成され、モノフィラメント糸28との一体化も強固なものとすることができる。特に、支持部材12,14の形成後に、加熱して所望の形状に成形することができ、サポートする身体部位の形状にフィットした支持部材12,14を備えた及び腰ベルト10や、その他の人体サポート用具とすることができる。
支持部材12,14が全て樹脂で形成され金属製の芯材が用いられていないので、腰ベルト10等の人体サポート用具として製造された後、検針機での検針も問題なく行うことができる。
なお、この発明の人体サポート用具と支持部材並びに人体サポート用具は、上記実施形態に限定されるものではなく、サポートする人体部位は、腰以外に、膝や肘等の関節、骨折やねんざ時のギブスとしても用いることができる。例えば、支持部材を幅広に形成し、骨折箇所の身体形状に熱成形して、包帯等で固定しても良い。その他手術後のバンド部材や保護用等の型として用いても良い。これより、通気性が良く、身体形状にフィットしたコルセットやギブス、その他保護部材とすることができる。さらに、編み込まれるモノフィラメント糸は、1本のモノフィラメント糸が1本の経て編み糸に編み込まれているものに限らず、2〜数本のモノフィラメント糸が一組で編み込まれていても良く、太い1本のモノフィラメント糸が1本の経て編みの編み糸に対応していても良い。さらに、編み組織は、上記実施例に限られず、熱収縮性の糸を用いた経て編みの編み組織であれば適宜の編み組織を利用することができる。
この他、支持部材12,14は、縫い付けが自由に可能であるので、ブラジャー等、体型補整用の下着であるファンデーション等にも利用することができる。また、パニエ等、被服の形状維持のためのアンダースカート・ウエア、カーシート等のクッションカバー類の形状維持部材にも利用することができる。また、被服の形状維持のための内装型としても利用することができる。
10 腰ベルト
11 ベルト本体
12,14 支持部材
20 編み地
22 編み組織
24 編み糸
25 鎖編み
24 編み糸
26 挿入糸
28 モノフィラメント糸
30 耳部
30 縁取り部
32 剛性部
34 柔軟部

Claims (8)

  1. 熱収縮性を有し100〜500デニールの編み糸を用いて編成された編み地から成り、前記編み地の所定の複数のコースに亘り、熱可塑性樹脂により形成され太さが0.1〜3mmのモノフィラメント糸がウェール方向に沿って挿入されて編み込まれた剛性部と、前記モノフィラメント糸に沿ってその側方に位置し前記モノフィラメント糸が挿入されないフレキシブルな柔軟部とが形成され、前記編み糸が熱収縮されて前記編み地を形成していることを特徴とする支持部材。
  2. 前記支持部材のウェール方向の側縁部には、前記モノフィラメント糸が挿入されない前記編み地から成る柔軟な耳部を備える請求項1記載の支持部材。
  3. 前記支持部材の編み地は、鎖編みに所定数の挿入糸が入れられて編成され、前記鎖編みに沿って前記モノフィラメント糸がウェール方向に挿入されている請求項1又は2記載の支持部材。
  4. 前記請求項1乃至3のいずれか記載の支持部材が、人体の所定の部位を支持するための本体部材に取り付けられて成ることを特徴とする人体サポート用具。
  5. 前記本体部材は、人体の腰部に巻くベルト本体であり、前記ベルト本体の腰椎当接部近傍に、当接状態で腰椎の両側に位置し腰椎のほぼ長手方向に沿って前記モノフィラメント糸が配置された請求項4記載の人体サポート用具。
  6. 前記支持部材は、人体の当接部位形状に沿った形状に加熱成形されている請求項4又は5記載の人体サポート用具。
  7. 熱収縮性を有し100〜500デニールの編み糸を用いて、編み地の所定の複数のコースに亘って、熱可塑性樹脂により形成され太さが0.1〜3mmのモノフィラメント糸を挿入して編み込むことにより、前記モノフィラメントに沿ってウェール方向に剛性が高い剛性部と、前記ウェール方向に前記モノフィラメントが挿入されないフレキシブルな柔軟部とを形成し、前記編み糸に熱を加えて熱収縮させ、前記編み地の編み組織を緻密化し、所定の長さに切って人体の所定の部位を支持する支持部材を形成し、人体の所定の部位を支持するための本体部材に前記支持部材の前記柔軟部を縫い付けて取り付けることを特徴とする人体サポート用具の製造方法。
  8. 前記支持部材は、人体の所定の部位の形状に合わせて、加熱により成形する請求項7記載の人体サポート用具の製造方法。
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