JP5899069B2 - データ処理装置、画像形成装置 - Google Patents

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本発明はASICを用いて半導体メモリーとの接続での異常をチェックするためのメモリーチェック処理を行うデータ処理装置に関する。このデータ処理装置を含む画像形成装置に関する。
画像形成装置などには、半導体メモリー(例えば、RAM)が搭載される。そして、主電源投入時などの起動のとき、半導体メモリーに信号線がきちんと接続されているか、信号線に異常がないか等、チェック処理を行う場合がある。このようなチェック処理に関しデータ伝送経路に異常が発生したことを検出する技術が特許文献1に記載されている。
具体的に、特許文献1には、プリント配線基板上に搭載され、搭載される回路部品間がプリント配線により電気的に接続され、出力ポートを介して、シリアルデータを出力可能に構成されるワンチップマイクロコンピューターと、このマイクロコンピューターより出力されるシリアルデータを受信して所定ビット数のパラレルデータに変換し、パラレルデータの出力制御がマイクロコンピューターより与えられる制御信号により行われるシリアル/パラレル変換回路とで構成され、シリアル/パラレル変換回路のパラレルデータ出力端子における、最上位側から1ビット以上の端子を、マイクロコンピューターの入力ポートに接続し、マイクロコンピューターは、所定ビット数のシリアルデータ出力を完了した場合に、入力ポートを介して与えられるデータ値が対応する出力データ値と不一致であれば異常を判定するマイクロコンピューターシステムが記載されている。この構成により、マイクロコンピューターの入力ポートを介して与えられるデータ値と対応する出力データ値の不一致によって、経路中の断線などの故障発生や異常を検出しようとする(特許文献1:請求項1、段落[0006]等参照)
特開2009−223380号公報
機器の起動時や起動後での誤動作を無くしたり、差し込み等により基板に取り付けられた半導体メモリーの接触不良による問題発生を回避したりするため、機器の起動時などに使用前のメモリーチェックが行われる。
ここで、メモリーチェックの全ての処理をCPUに行わせることも可能である。しかし、CPU等は他の処理も行っていることなどから、CPU等に処理を行わせると、処理に時間がかかる。特許文献1の技術でもワンチップマイクロコンピューターがメモリーチェックの処理などを行うため、メモリーチェックの処理に時間がかかるという問題がある。
本発明は上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、ASICを用いて高速なメモリーチェックを実現し、接続不良や信号線のショートやメモリーの故障等の異常を検出することを課題とする。
上記課題解決のため、請求項1に係るデータ処理装置は、複数の端子を有する半導体メモリーと、複数の端子を有するASICと、前記半導体メモリー側の端子に対し、予め定められたASIC側の端子が接続されるように配線された複数の信号線と、を含み、前記ASICは半導体メモリーのメモリーチェック処理のためのデータであって、隣り合う前記ASIC側の端子の信号レベルを異ならせたデータである第1チェック用データを前記半導体メモリーに対して送信し、前記半導体メモリーは前記第1チェック用データに応答するデータである第1応答データを前記ASICに対して送信し、前記ASICは前記半導体メモリーからの前記第1応答データに基づき異常の有無を判断することとした。
この構成によれば、ASICは隣り合うASIC側の端子の信号のレベルを異ならせたデータである第1チェック用データを半導体メモリーに対して送信し、半導体メモリーは第1チェック用データに応答するデータである第1応答データをASICに対して送信し、ASICは半導体メモリーからの第1応答データに基づき異常の有無を判断する。これにより、ASICは第1チェック用データに対する応答として、正しい第1応答データが半導体メモリーから反ってくるか否かにより、信号線と半導体メモリーとの接続不良や、信号線のショートや、メモリーの故障といった異常を検出することができる(メモリーチェック)。又、メモリーチェックにCPUを用いないので、メモリーチェックの処理を高速に行うことができる。
請求項1の発明において、前記ASICは前記第1チェック用データを送信するたびに、前記ASIC側の前記端子の信号レベルを変化させ、1回の前記メモリーチェック処理で、予め定められた回数、前記第1チェック用データを前記半導体メモリーに送信することとした。
この構成によれば、ASICは第1チェック用データを送信するたびに、ASIC側の端子の信号レベルを変化させ、1回のメモリーチェック処理で、4回、第1チェック用データを半導体メモリーに送信する。このように、ASICはメモリーの異常の有無を判断するうえで、十分な回数である4回だけ、第1チェック用データを送信する。これにより、ASICは4回、メモリーからの第1応答データを確認するだけでメモリーチェックを終えることができる。従って、メモリーチェックを高速に行うことができる。
請求項の発明において、前記予め定められた回数、前記第1チェック用データを送信した後、前記ASICは、並んだ複数の前記ASIC側の前記端子をグループ分けした各グループ内の前記端子のうち、1つの前記ASIC側の端子の信号レベルをHighとする第2チェック用データを、Highのレベルとする前記ASIC側の端子を変えつつ、複数回、前記半導体メモリーに対して送信し、前記半導体メモリーは前記第2チェック用データに応答するデータである第2応答データを前記ASICに対して送信し、前記ASICは前記半導体メモリーからの前記第2応答データに基づき異常の有無を判断することとした。
この構成によれば、ASICは複数のASIC側の端子のグループのうち、1つのASIC側の端子の信号レベルをHighとする第2チェック用データを、HighのレベルとするASIC側の端子を変えつつ、複数回、半導体メモリーに対して送信する。これにより、ASICは信号線間のショートの有無を検出することができる。
又、請求項に係る画像形成装置は、請求項に記載のデータ処理装置を含むこととした。
この構成によれば、信号線と半導体メモリーとの接続不良や、信号線のショートや、メモリーの故障といった異常を検出するメモリーチェックの処理が高速に行われる画像形成装置を提供することができる。
上述したように、本発明によれば、接続不良や信号線のショートやメモリーの故障等の異常を検出することができる。又、ASICを用いて高速にメモリーチェックを行うことができる。
複合機の一例を示す模型的正面断面図である。 複合機の構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係るデータ処理装置の一例を示すブロック図である。 メモリーチェック処理でのASICが半導体メモリーに入力するデータの一例を示す説明図である。 メモリーチェック処理でのASICが半導体メモリーに入力するデータの一例を示す説明図である。 メモリーチェック処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係るデータ処理装置の一例を示すブロック図である。
以下、図1〜図7を用いて、本発明の実施形態に係るデータ処理装置100と、データ処理装置100を含む複合機101(画像形成装置に相当)を説明する。尚、本発明を画像形成装置のみへの適用に限定する趣旨ではない。又、本実施の形態に記載されている構成、配置等の各要素は、発明の範囲を限定するものではなく単なる説明例にすぎない。
(画像形成装置)
次に、図1に基づき、実施形態に係る複合機101の概略を説明する。図1は複合機101の一例を示す模型的正面断面図である。
図1に示すように、本実施形態の複合機101は最上部に原稿搬送部3aを有する。複合機101本体には、画像読取部3b、操作パネル4が設けられる。又、複合機101内には、給紙部5a、搬送部5b、画像形成部6a、定着部6bが含まれる。
原稿搬送部3aは原稿の複写時、原稿載置トレイ31に積載された原稿を1枚ずつ、自動的、連続的に、画像読取部3bの読み取り位置(送り読取用コンタクトガラス32)に向けて搬送する。画像読取部3bは原稿を読み取り、原稿の画像データを生成する。画像読取部3bの上面には、送り読取用コンタクトガラス32と載置読取用コンタクトガラス33が設けられる。又、画像読取部3b内には露光ランプ、ミラー、レンズ、イメージセンサ(例えば、CCD)等の光学系部材(不図示)が設けられる。
図1に破線で示すように、操作パネル4は、複合機101の正面上方に設けられる。そして、操作パネル4は複合機101の状態や各種メッセージを表示する表示部41を備える。例えば、表示部41は液晶表示パネルである(他の方式の表示パネルでもよい)。そして、表示部41は機能の選択、設定や文字入力等を行うためのキーを1又は複数表示できる。又、表示部41の上面にタッチパネル42が設けられる。タッチパネル42は、表示部41で押下された部分の位置、座標を検出するためのものである。又、操作パネル4には、コピー等の各種機能の実行開始を指示するためのスタートキー43等、各種のハードキーも設けられる。
給紙部5aは複数の用紙(例えば、コピー用紙、普通紙、再生紙、厚紙、OHPシート等の各種シート)を収容するカセット51を含む(図1で上方のものに51a、下方のものに51bの符号を付す)。そして、給紙部5aは用紙を1枚ずつ搬送部5bに送り込む。
搬送部5bは給紙部5aから排出トレイ52まで用紙を搬送する通路である。用紙搬送経路上には画像形成部6a、定着部6b等が配される。そして、搬送部5bには、用紙の案内のためのガイド53や、用紙搬送の際に回転駆動する搬送ローラー対54や、搬送されてくる用紙を画像形成部6aの手前で待機させ、トナー像形成のタイミングを合わせて用紙を送り出すレジストローラー対55等が設けられる。
画像形成部6aは画像データに基づきトナー像を形成し、搬送される用紙にトナー像を転写する。そのため、画像形成部6aは図1中に示す矢印方向に回転駆動可能に支持された感光体ドラム61、及び、感光体ドラム61の周囲に配設された帯電装置62、露光装置63、現像装置64、転写ローラー65、清掃装置66等を備える。
まず、感光体ドラム61は画像形成部6aの略中心に設けられる。感光体ドラム61は所定方向に回転駆動する。帯電装置62は感光体ドラム61を所定電位に帯電させる。露光装置63は画像データに基づきレーザ光を出力し、感光体ドラム61の表面を走査露光して画像データに応じた静電潜像を形成する。尚、画像データは画像読取部3bで得られた画像データや、ネットワーク等により接続されるコンピューター200や相手方FAX装置300(図2参照)から送信された画像データ等が用いられる。
そして、現像装置64は感光体ドラム61に形成された静電潜像にトナーを供給して現像する。転写ローラー65は感光体ドラム61に圧接し、ニップを形成する。レジストローラー対55はトナー像にあわせタイミングを図りつつ、用紙をニップに進入させる。用紙進入時、転写ローラー65には所定の電圧が印加され、用紙に感光体ドラム61上のトナー像が転写される。清掃装置66は転写後に感光体ドラム61に残留するトナーを除去する。
定着部6bは用紙に転写されたトナー像を定着させる。本実施形態における定着部6bは主として発熱体を内蔵する加熱ローラー67と加圧ローラー68を含む。加熱ローラー67と加圧ローラー68は圧接しニップを形成する。そして、用紙がこのニップを通過することで、用紙表面のトナーが溶融・加熱され、トナー像が用紙に定着する。トナー定着後の用紙は排出トレイ52に排出される。
(複合機101のハードウェア構成)
次に、図2に基づき、実施形態に係る複合機101のハードウェア構成の一例を説明する。図2は複合機101の構成の一例を示すブロック図である。
複合機101内には、主制御部7が設けられる。主制御部7は複合機101の動作を制御する。例えば、主制御部7はCPU71、記憶部72、画像処理部73等を含む。尚、主制御部7は全体制御や画像処理を行うメイン制御部と、画像形成や各種回転体を回転させるモーター等のON/OFF等を制御するエンジン制御部等、機能ごとに分割して複数種設けられてもよい。
CPU71は中央演算処理装置であって、記憶部72に格納され、展開されるプログラムやデータに基づき複合機101の各部を制御する。記憶部72は、ROM、RAM、HDD、フラッシュROM等の不揮発性と揮発性の記憶装置を組み合わせて構成される。この記憶部72には、複合機101の制御用等の各種のプログラムやデータ、設定データ、画像データ等の各種データを記憶できる。
又、画像処理部73は印刷を行う画像データや、コンピューター200(例えば、パーソナルコンピューターやサーバー)や相手方のFAX装置300に送信される画像データに対し、各種画像処理を施す。
又、主制御部7は操作パネル4、原稿搬送部3a、画像読取部3b、給紙部5a、搬送部5b、画像形成部6a、定着部6b等の各部と信号線等で接続され、各部、各装置を制御して複合機101の動作を制御する。
更に、主制御部7は各種コネクタ、ソケット、通信制御用のチップ等を備えた通信部74と接続される。通信部74はネットワークや公衆回線等により複数の外部のコンピューター200や相手方のFAX装置300と接続される。例えば、画像データを含むデータをコンピューター200や相手方FAX装置300(インターネットFAXでもよい)に送信することができる(スキャナ機能、FAX機能)。又、コンピューター200や相手方FAX装置300からの画像データに基づき印刷を行うこともできる(プリンター機能、FAX機能)。このように、複合機101は、複写機能、プリンター機能、スキャン機能、FAX機能の複数の機能を備える。
(データ処理装置100)
次に、図3を用いて、本実施形態に係るデータ処理装置100の一例を説明する。図3は実施形態に係るデータ処理装置100の一例を示すブロック図である。
実施形態に係る複合機101にはデータ処理装置100が含まれる。図3に示すように、データ処理装置100は基板100aと、基板100aの上に搭載されたASIC1(Application Specific Integrated Circuit)と半導体メモリー2(例えば、RAM)で構成される。尚、データ処理装置100内には、ASIC1が処理に用いるプログラムやデータを記憶するROMなどの記憶装置(メモリー)が別途設けられてもよい。
例えば、データ処理装置100は通信部74内に通信モジュールとして設けられてもよいし(この場合、ASIC1は通信用途向けに設計された集積回路)、画像処理部73の一部として設けられてもよい(この場合、ASIC1は画像処理用途向けに設計された集積回路)。
ASIC1は複数の入出力用の端子1P(ピン)を有する。又、半導体メモリー2も複数の入出力用の端子2P(ピン)を有する。尚、図3では、全ての端子を表示しきれないので、一部の端子のみ図示し、「・・・」の記号は一部の端子の図示を省略していることを示している。そして、半導体メモリー2側の端子2Pに対し、予め定められたASIC1側の端子1Pが接続されるように、複数の信号線SLは配線される。言い換えると、1つのASIC1の端子1Pと、1つの半導体メモリー2の端子2Pを結ぶ信号線SLが設けられる。尚、図3に示すようにASIC1には半導体メモリー2との通信用以外の端子1Pを設けることができる(半導体メモリー2以外の端子1Pの接続先の図示は省略)。
本実施形態では、ASIC1の端子1Pと半導体メモリー2の端子2Pは片方向通信用のものである。例えば、図3に示す例では、半導体メモリー2に対抗する辺に設けられたASIC1の端子1Pは半導体メモリー2に向けて信号を送信するための送信用端子1Psである。又、ASIC1に対抗する辺に設けられた半導体メモリー2の端子2PはASIC1からの信号を受信するための受信用端子2Prである。又、図3に示す例では、ASIC1の上辺に設けられたASIC1の端子1Pは半導体メモリー2からの信号を受信するための受信用端子1Prである。又、半導体メモリー2の上辺に設けられた半導体メモリー2の端子2PはASIC1に向けて信号を送信するための送信用端子2Psである。
尚、ASIC1の端子をどのような順番で配列し、どのようにASIC1の端子と半導体メモリー2の端子を信号線SLで接続するかは、適宜、設計により定められる。従って、ASIC1と半導体メモリー2の各端子の接続の手法は上記の例に限られない。
(データ処理装置100でのメモリーチェック処理)
次に、図4、図5を用いて、データ処理装置100でのメモリーチェック処理の一例を説明する。図4、図5はメモリーチェック処理でのASIC1が半導体メモリー2に入力するデータの一例を示す説明図である。
本実施形態のデータ処理装置100(複合機101)では、主電源投入に伴う起動時、半導体メモリー2の故障や、ASIC1や半導体メモリー2と信号線SLとの接続不良や信号線SLのショート等の異常を検出するために、メモリーチェックの処理が行われる。
本実施形態のデータ処理装置100では、ASIC1がメモリーチェック処理により、異常の有無を判断する。ASIC1はメモリーチェック処理のとき、図4に示すように、隣り合うASIC1側の送信用端子1Psの信号レベルを異ならせたデータである第1チェック用データを半導体メモリー2に対して送信する。
図4を用いて、第1チェック用データを説明する。図4では、ASIC1の送信用端子1Psのうち、n番目、(n+1)番目、(n+2)番目、(n+3)番目、(n+4)番目、の5ビット分のASIC1の送信用端子1Psでの信号レベルを例示している。n〜(n+4)番目の他は省略)。
そして、ASIC1は隣り合うASIC1側の送信用端子1Psの信号レベルを異ならせた第1チェック用データを半導体メモリー2に対して送信する。具体的に、図4に示すように、ASIC1は奇数番のASIC1の送信用端子1PsをLowレベル(「0」)とするとき、偶数番のASIC1の送信用端子1PsをHighレベル(「1」)とし、偶数番のASIC1の送信用端子1PsをHighレベル(「1」)とするとき、奇数番のASIC1の送信用端子1PsをLowレベル(「0」)とする。このように、ASIC1は隣り合うASIC1側の送信用端子1Psの信号レベルを異ならせた第1チェック用データを半導体メモリー2に対して送信する。
又、ASIC1はメモリーチェック処理のとき、ASIC1は第1チェック用データを送信するたびに、ASIC1側の送信用端子1Psの信号レベルを変化させ、1回のメモリーチェック処理で、4回、第1チェック用データを半導体メモリー2に送信する。4回程度、半導体メモリー2からの応答内容を確認すれば、異常の有無を判断できるためである。そのため、従来のように、メモリーチェック処理のために、何十回にもわたる半導体メモリー2とのデータのやりとりを行う必要がない。
図4に示すように、ASIC1は第1回目の第1チェック用データの送信のとき、Lowレベル(「0」)とした送信用端子1Psは、2回目の第1チェック用データの送信のとき、Highレベル(「1」)とし、3回目の第1チェック用データの送信のとき、Lowレベル(「0」)とし、4回目の第1チェック用データの送信のとき、Highレベル(「1」)とする。又、反対に、図4に示すように、ASIC1は第1回目の第1チェック用データの送信のとき、Highレベル(「1」)とした送信用端子1Psは、2回目の第1チェック用データの送信のとき、Lowレベル(「0」)とし、3回目の第1チェック用データの送信のとき、Highレベル(「1」)とし、4回目の第1チェック用データの送信のとき、Lowレベル(「0」)とする。言い換えると、ASIC1は1回目に「・・・0、1、0、1、0・・・」の第1チェック用データ送信すると、2回目は「・・・1、0、1、0、1・・・」の第1チェック用データ送信し、3目は「・・・0、1、0、1、0・・・」の第1チェック用データ送信し、4回目は「・・・1、0、1、0、1・・・」の第1チェック用データ送信する。
そして、第1チェック用データを受信した半導体メモリー2は第1チェック用データに応答するデータである第1応答データをASIC1に対して送信する。例えば、半導体メモリー2は受信した第1チェック用データと同じ内容のデータを半導体メモリー2の送信用端子2PsからASIC1の受信用端子1Prに向けて送信する。本実施形態では、メモリーチェックの際、ASIC1から半導体メモリー2に対して4回、第1チェック用データが送信されるので、半導体メモリー2は4回、第1応答データをASIC1に対して送信する。
そして、ASIC1は半導体メモリー2から受信した第1応答データが正しいか否かに基づき、異常の有無を判断する。言い換えると、ASIC1は半導体メモリー2から受信した第1応答データが、第1チェック用データの内容に対応して、第1半導体メモリー2の故障や、ASIC1や半導体メモリー2と信号線SLとの接続不良や、信号線SLのショート等の異常がなければ受信するはずである第1応答データの内容となっているか否かを確認して、異常の有無を判断する。
尚、上記のような第1チェック用データでは、ある信号線SLと、隣の信号線SLの更に隣の信号線SLがショートしていた場合、異常を検出できないおそれがある。そこで、ASIC1は図5に示すような第2チェック用データを半導体メモリー2に送信して、信号線SLのショートを確実に検出するようにしてもよい。
例えば、ASIC1は複数のASIC1側の送信用端子1Psのグループのうち、1つのASIC1側の送信用端子1Psの信号レベルをHighとする第2チェック用データを、HighのレベルとするASIC1側の端子を変えつつ、複数回、半導体メモリー2に対して送信する。
図5に示すように、例えば、6つのASIC1の送信用端子1Psを1つのグループとする場合、ASIC1は第1回目の第2チェック用データの送信のとき、グループ内の送信用端子1Psのうち、1つの端子のみ信号レベルをHighレベル(「1」)とし、Highレベルとする以外のグループ内の送信用端子1Psの信号レベルはLowレベル(「0」)とする。そして、ASIC1は第2チェック用データを送信するごとに、グループ内でHighレベル(「1」)とするASIC1の送信用端子1Psを変える。
例えば、図5に示すように、6つのASIC1の送信用端子1Psを1つのグループとする場合、ASIC1は6回、第2チェック用データを半導体メモリー2に送信する。そして、ASIC1は各回で、グループ内でHighレベル(「1」)とするASIC1の送信用端子1Psを変える。図5の例では、(n+5)→(n+4)→(n+3)→(n+2)→(n+1)→nの送信用端子1Psの順番で信号レベルをHighレベル(「1」)とする。
そして、第2チェック用データを受信した半導体メモリー2は第2チェック用データに応答するデータである第2応答データをASIC1に対して送信する。例えば、半導体メモリー2は第2チェック用データと同じ内容のデータを半導体メモリー2の送信用端子2PsからASIC1の受信用端子1Prに向けて送信する。
そして、ASIC1は、半導体メモリー2から受信した第2応答データが正しいか否かに基づき、ショートによる異常の有無を判断する。言い換えると、ASIC1は半導体メモリー2から受信した第2応答データが、第2チェック用データの内容に対応して、信号線SLのショートの異常がなければ受信するはずである第2応答データの内容となっているか否かを確認して、異常の有無を判断する。
(メモリーチェック処理の流れ)
次に、図6を用いて、実施形態に係るデータ処理装置100でのメモリーチェック処理の流れの一例を説明する。図6はメモリーチェック処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、図6のスタートはASIC1が半導体メモリー2のメモリーチェック処理を開始する時点である。例えば、主電源投入時である。又、省電力モードによりASIC1や半導体メモリー2への電力供給が停止していた状態から、ASIC1や半導体メモリー2に電力供給が再開された時点にメモリーチェック処理が実行されてもよい。このとき、例えば、主制御部7のCPU71はASIC1に対して、接続依頼信号(起動合図信号)を入力する。例えば、ASIC1は接続依頼信号により、起動を開始し、メモリーチェック処理を開始する。尚、図6では、第2チェック用データを送信する例を説明する。第2チェック用データによるメモリーチェックを省略する場合、以下のステップ♯6〜ステップ♯9は不要である。
まず、メモリーチェック処理開始に伴い、ASIC1は半導体メモリー2に向けて第1チェック用データを送信し、半導体メモリー2は受信する(ステップ♯1)。この第1チェック用データを受信すると、半導体メモリー2は第1応答データをASIC1に向けて送信し、ASIC1は受信する(ステップ♯2)。
そして、ASIC1は第1応答データに基づき、異常の有無を判断する(ステップ♯3)。異常があるとき(ステップ♯3のYes)、ASIC1は上位システム(例えば、主制御部7のCPU71)に通知し(ステップ♯4)、本フローは終了する(エンド)。この通知を受け、例えば、主制御部7は起動の停止などの処理や、異常があることを操作パネル4に表示させる処理などを行う。
一方、異常が無ければ(ステップ♯3のNo)、ASIC1は送信すべき回数だけ、第1チェック用データを送信したか否かの確認を行う(ステップ♯5)。例えば、ASIC1は予め定められた回数(4回)だけ、第1チェック用データを送信したかを確認する。
もし、予め定められた回数(4回)だけ、第1チェック用データを送信していなければ(ステップ♯5のNo)、フローはステップ♯1に戻る。尚、ステップ♯1にもどったとき、ASIC1は直前に送信した第1チェック用データとは、ASIC1の送信用端子1Psの信号レベルを変化させて、第1チェック用データを送信する。
一方、予め定められた回数(4回)だけ、第1チェック用データを送信していれば(ステップ♯5のYes)、ASIC1は半導体メモリー2に向けて第2チェック用データを送信し、半導体メモリー2は受信する(ステップ♯6)。この第2チェック用データを受信すると、半導体メモリー2は第2応答データをASIC1に向けて送信し、ASIC1は受信する(ステップ♯7)。
そして、ASIC1は第2応答データに基づき、ショートによる異常の有無を判断する(ステップ♯8)。異常があるとき(ステップ♯8のYes)、ASIC1は上位システム(例えば、主制御部7のCPU71)に通知し(ステップ♯4)、本フローは終了する(エンド)。この通知を受け、例えば、主制御部7は起動の停止などの処理や、異常があることを操作パネル4に表示させる処理などを行う。
一方、異常が無ければ(ステップ♯8のNo)、ASIC1は送信すべき回数だけ、第2チェック用データを送信したか否かの確認を行う(ステップ♯9)。例えば、ASIC1は予め定められた回数だけ(1つのグループに含まれる送信用端子1Psの個数と同じ回数だけ)、第2チェック用データを送信したかを確認する。
もし、予め定められた回数だけ、第2チェック用データを送信していなければ(ステップ♯9のNo)、フローはステップ♯6に戻る。尚、ステップ♯6にもどったとき、ASIC1は複数のASIC1側の送信用端子1Psのグループのうち、送信済の第2チェック用データとは、HighのレベルとするASIC1の送信用端子1Psを変える。
一方、予め定められた回数だけ、第2チェック用データを送信していれば(ステップ♯9のYes)、ASIC1は上位システムに異常が無い旨を通知し、起動処理を続行する(ステップ♯10)。この通知を受け、例えば、主制御部7は起動処理を続行する。そして、本フローは終了する(エンド)。
(第2の実施形態)
次に、図7を用いて、第2の実施形態を説明する。図7は第2の実施形態に係るデータ処理装置100の一例を示すブロック図である。
第1の実施形態では、ASIC1の端子1Pと半導体メモリー2の端子2Pは片方向通信用のものである例を説明した。第2の実施形態はASIC1の端子1Pと半導体メモリー2の端子2Pが双方向通信用のものである点で異なる。その他の点は第1の実施形態と同様でよい。例えば、第1チェック用データや第2チェック用データをASIC1が半導体メモリー2に送信し、半導体メモリー2が第1応答データや第2応答データをASIC1に送信し、ASIC1が第1応答データや第2応答データに基づき、異常の有無を判断する点は、第1の実施形態と同様である。
具体的に、図7に示すように、半導体メモリー2側の端子2Pに対し、予め定められたASIC1側の端子1Pが接続されるように配線された複数の信号線SLが設けられる。言い換えると、ASIC1の1つの端子1Pに対し、半導体メモリー2の1つの端子2Pが信号線SLにより接続される。そして、1本の信号線SLを用いて、ASIC1の1つの端子1Pと半導体メモリー2の1つの端子2Pが信号(データ)の送受信を行う。
例えば、ASIC1は各端子1Pの信号レベルを変化させて、第1チェック用データや第2チェック用データを半導体メモリー2に送信する。受信した第1チェック用データや第2チェック用データに応じて、半導体メモリー2は各端子2Pの信号レベルを変化させて、第1応答データや第2応答データを半導体メモリー2に送信する。
このようにして、実施形態に係るデータ処理装置100は、複数の端子2Pを有する半導体メモリー2と、複数の端子1Pを有するASIC1と、半導体メモリー2側の端子2Pに対し、予め定められたASIC1側の端子1Pが接続されるように配線された複数の信号線SLと、を含み、ASIC1は半導体メモリー2のメモリーチェック処理のためのデータであって、隣り合うASIC1側の端子1Pの信号レベルを異ならせたデータである第1チェック用データを半導体メモリー2に対して送信し、半導体メモリー2は第1チェック用データに応答するデータである第1応答データをASIC1に対して送信し、ASIC1は半導体メモリー2からの第1応答データに基づき異常の有無を判断する。
これにより、ASIC1は第1チェック用データに対する応答として、正しい第1応答データが半導体メモリー2から反ってくるか否かにより、信号線SLと半導体メモリー2との接続不良や、信号線SLのショートや、メモリーの故障といった異常を検出することができる(メモリーチェック)。又、メモリーチェックにCPU(例えば、主制御部7のCPU71)を用いないので、メモリーチェックの処理を高速に行うことができる。
又、ASIC1は第1チェック用データを送信するたびに、ASIC1側の端子1Pの信号レベルを変化させ、1回のメモリーチェック処理で、4回、第1チェック用データを半導体メモリー2に送信する。このように、ASIC1はメモリーの異常の有無を判断するうえで、十分な回数である4回だけ、第1チェック用データを送信する。これにより、ASIC1は4回、メモリーからの第1応答データを確認するだけでメモリーチェックを終えることができる。従って、メモリーチェックを高速に行うことができる。
又、ASIC1は複数のASIC1側の端子1Pのグループのうち、1つのASIC1側の端子1Pの信号レベルをHighとする第2チェック用データを、HighのレベルとするASIC1側の端子1Pを変えつつ、複数回、半導体メモリー2に対して送信し、半導体メモリー2は第2チェック用データに応答するデータである第2応答データをASIC1に対して送信し、ASIC1は半導体メモリー2からの第2応答データに基づき異常の有無を判断する。これにより、ASIC1は信号線SL間のショートの有無を検出することができる。
又、画像形成装置(複合機101)は、上述のデータ処理装置100を含む。これにより、信号線SLと半導体メモリー2との接続不良や、信号線SLのショートや、メモリーの故障といった異常を検出するメモリーチェックの処理が高速に行われる画像形成装置(複合機101)を提供することができる。
本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明はASIC1や半導体メモリー2を含むデータ処理装置100でのメモリーチェックに利用可能である。
101 複合機(画像形成装置)
100 データ処理装置
1 ASIC
1P 端子(ASIC側の端子)
1Ps 送信用端子(ASIC側の端子)
1Pr 受信用端子(ASIC側の端子)
2 半導体メモリー
2P 端子(半導体メモリー側の端子)
2Ps 送信用端子(半導体メモリー側の端子)
2Pr 受信用端子(半導体メモリー側の端子)
SL 信号線

Claims (2)

  1. 複数の端子を有する半導体メモリーと、
    複数の端子を有するASICと、
    前記半導体メモリー側の端子に対し、予め定められたASIC側の端子が接続されるように配線された複数の信号線と、を含み、
    前記ASICは半導体メモリーのメモリーチェック処理のためのデータであって、隣り合う前記ASIC側の端子の信号レベルを異ならせたデータである第1チェック用データを前記半導体メモリーに対して送信し、前記第1チェック用データを送信するたびに、前記ASIC側の前記端子の信号レベルを変化させ、1回の前記メモリーチェック処理で、予め定められた回数、前記第1チェック用データを前記半導体メモリーに送信し、
    前記半導体メモリーは前記第1チェック用データに応答するデータである第1応答データを前記ASICに対して送信し、
    前記ASICは前記半導体メモリーからの前記第1応答データに基づき異常の有無を判断し、
    前記予め定められた回数、前記第1チェック用データを送信した後、
    前記ASICは、並んだ複数の前記ASIC側の前記端子をグループ分けした各グループ内の前記端子のうち、1つの前記ASIC側の端子の信号レベルをHighとする第2チェック用データを、Highのレベルとする前記ASIC側の端子を変えつつ、複数回、前記半導体メモリーに対して送信し、
    前記半導体メモリーは前記第2チェック用データに応答するデータである第2応答データを前記ASICに対して送信し、
    前記ASICは前記半導体メモリーからの前記第2応答データに基づき異常の有無を判断することを特徴とするデータ処理装置。
  2. 請求項に記載のデータ処理装置を含むことを特徴とする画像形成装置。
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