JP5896803B2 - 無線通信端末、無線通信端末を制御する方法及びプログラム - Google Patents

無線通信端末、無線通信端末を制御する方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、移動体通信システムにおける無線通信端末に関するものであり、特に、無線通信端末によるハンドオーバの制御に関する。
移動体通信システムでは、無線通信端末が移動しても通話やデータ通信などが途切れないようハンドオーバ技術が用いられている。ハンドオーバ技術により、無線通信端末は、通信先の無線基地局を、通信品質のより良いものへと次々と切り替えていくことができる。
こうしたハンドオーバの制御は、通信品質を一定に保つためになされることもある。例えば無線基地局が主体となって、無線基地局の通信圏内(セル)に収容する無線通信端末の数を制限する。これによりセルにおける通信品質が一定に保たれる。
また、特開2002−190769号公報(下記の特許文献1)には、無線通信端末がハンドオーバの実行を制御する技術が開示されている。特許文献1は、PHS(Personal Handyphone System)方式やPDC(Personal Digital Cellular)方式など複数の通信方式に対応した無線通信端末において、無線通信端末の移動速度に対応して通信方式を選択する技術が開示されている。特許文献1では、無線通信端末の移動速度が速い場合は、無線通信端末は、ハンドオーバを頻発して実行することによる遅延を回避するために、セルが広いPDC方式を選択する。一方、移動速度が遅い場合は、ハンドオーバが発生しにくいためデータ通信速度が速いPHS方式が選択される。これにより特許文献1の発明では、ハンドオーバの頻発を回避して通信が中断しにくくなる。
特開2002−190769号公報
ハンドオーバは、無線通信端末における無線基地局からの電波の受信レベルの変化に基づいて開始される。そのため、無線通信端末がセルの境界付近に位置していると、建造物や周囲の環境により、隣接するセルとのハンドオーバが発生しやすくなる。無線通信端末がハンドオーバを頻発して実行することにより、データ通信速度が一時的に低下し、ストリーミングデータで音声が途切れるなどデータの不連続が発生しやすくなる。
また、無線通信端末がハンドオーバを頻発して実行することに伴って、無線通信端末と無線基地局との通信が多発して無線通信端末の電池の消耗が早まってしまうおそれもある。
そこで、本発明は、無線通信端末によるハンドオーバ処理の頻発を抑止して、ハンドオーバに伴うデータ遅延や不連続を抑制することを目的とする。
本発明は、移動体通信システムにおける無線通信端末であって、無線基地局との通信品質に基づいて、ハンドオーバの対象となるセルを検出する検出部と、検出部により検出されたセルの識別子の履歴を示す履歴情報を記憶する記憶部と、検出部がセルを検出した際に、検出にかかるセルの識別子と、履歴情報に示される履歴に基づいて、検出にかかるセルにハンドオーバすべきか判定する判定部と、判定部によりハンドオーバすべきでないと判定された場合に、検出にかかるセルへのハンドオーバを抑止する制御を実行する制御部と、を備える。
好ましくは、制御部によるハンドオーバの抑止の制御は、ハンドオーバを実行するための通信手順に含まれる、無線通信端末から無線基地局への通信処理を停止することによりなされることとしてもよい。
好ましくは、ハンドオーバは、無線基地局から送出される無線信号の強度を含む所定のレポートを無線通信端末から無線基地局へ送信することにより開始され、制御部によるハンドオーバの抑止の制御は、所定のレポートの無線基地局への送信を停止することによりなされることとしてもよい。
好ましくは、制御部は、セルにおける通信品質が所定の閾値を下回る場合は、ハンドオーバを抑止する制御を解除することとしてもよい。
好ましくは、判定部は、検出されたセルが履歴情報に示される履歴に含まれる場合に、セルにハンドオーバすべきでないと判定することとしてもよい。
好ましくは、判定部は、履歴情報に示される履歴に基づいて、自端末が所定時間内に所定のセル群の移動を繰り返すループ状態にある場合に、所定のセル群へはハンドオーバすべきでないと判定し、ループ状態にかかるセル群とは、検出されたセルが履歴に含まれる場合に、セルおよび過去にセルが検出された時点以降に検出された1以上のセルにより形成されることとしてもよい。
好ましくは、記憶部は、自端末によるハンドオーバの実行を抑止するセルを示すループリストを記憶し、判定部は、履歴情報に示される履歴に基づいて、ループリストを更新し、検出されたセルがループリストに含まれる場合に、セルとハンドオーバすべきでないと判定することとしてもよい。
好ましくは、判定部は、検出されたセルが履歴情報に示される履歴に含まれる場合に、セルおよび過去にセルが検出された時点以降に検出されたセルをループリストに登録することとしてもよい。
好ましくは、判定部は、ループリストに含まれないセルを検出部により検出した場合に、ループリストの登録内容を消去し、ループリストに含まれないセルにハンドオーバすべきと判定することとしてもよい。
好ましくは、判定部は、ループリストが更新されてから所定時間が経過した場合に、ループリストの登録内容にかかわらず、検出されたセルへのハンドオーバをすべきと判定することとしてもよい。
別の実施形態に従うと、移動体通信システムにおける無線通信端末を制御するための方法が提供される。無線通信端末は、無線通信モジュールと、メモリと、プロセッサとを備えている。この方法は、プロセッサが、無線通信モジュールによる無線基地局との無線通信の通信品質に基づいて、ハンドオーバの対象となるセルを検出するステップと、プロセッサが、検出されたセルの識別子の履歴を示す履歴情報をメモリに記憶させるステップと、プロセッサが、セルを検出した際に、検出にかかるセルの識別子と、履歴情報に示される履歴とに基づいて、検出にかかるセルにハンドオーバすべきか判定するステップと、プロセッサが、ハンドオーバすべきでないと判定した場合に、検出にかかるセルへのハンドオーバを抑止する制御を実行するステップとを含む。
別の実施形態に従うと、移動体通信システムにおける無線通信端末を制御するためのプログラムが提供される。無線通信端末は、無線通信モジュールと、メモリと、プロセッサとを備えている。プログラムは、プロセッサに、無線通信モジュールによる無線基地局との無線通信の通信品質に基づいて、ハンドオーバの対象となるセルを検出させるステップと、検出されたセルの識別子の履歴を示す履歴情報を、メモリに記憶させるステップと、セルが検出された際に、検出にかかるセルの識別子と、履歴情報に示される履歴とに基づいて、検出にかかるセルにハンドオーバすべきか判定するステップと、ハンドオーバすべきでないと判定された場合に、検出にかかるセルへのハンドオーバを抑止する制御を実行させるステップとを含む。
本発明によると、無線通信端末によるハンドオーバ処理の頻発を抑止することができ、ハンドオーバに伴うデータ遅延やデータの不連続を抑制することができる。
無線通信端末100を含む移動体通信システム1の一部の構成を示す図である。 無線通信端末100の構成を示す機能ブロック図である。 LTEにおけるハンドオーバのシーケンスを示す図である。 履歴情報14およびループリスト15を示す図である。 無線通信端末100の制御部16の動作を示すフローチャートである。 HO判定部18の動作を示すフローチャートである。 HO判定部18が移動のループが発生しているか判断してループリスト15を作成する処理を示す図である。 2つのセル間でのループを示す図である。 3つのセル間でのループを示す図である。
<1 全体構成>
以下、本発明の一実施形態にかかる無線通信端末100について図面を用いて説明する。
図1は、無線通信端末100を含む移動体通信システム1の一部の構成を示す図である。
図1に示すように、移動体通信システム1は、無線通信端末100と、基地局200と、基地局300と、基地局400とを含む。同図では、無線通信端末100以外の無線通信端末や、基地局200等以外の無線基地局を図示していない。
基地局200、基地局300、基地局400は、LTE(Long Term Evolution)方式に対応した無線基地局である。
無線基地局は、周囲の一定範囲のエリア内にある無線通信端末と無線で通信する。無線基地局がカバーする上記一定範囲のエリアを「セル」という。基地局200、300、400のそれぞれのセルを、セル201、セル301、セル401として図1に示す。
無線通信端末100は、ハンドオーバの実行により、各セルを移動しつつ各セルに対応した無線基地局と通信する。
本実施形態では、無線通信端末100がセルの境界付近に存在して所定のセル間の移動のループが発生している場合に、無線通信端末100は、ハンドオーバ(HO:Hand Over)開始の契機となる処理をしないことでハンドオーバ実行を抑止する。以下、詳しく説明する。
<2 無線通信端末100の構成>
図2は、無線通信端末100の構成を示す機能ブロック図である。
<2.1 無線通信端末100の概要>
図2に示すように、無線通信端末100は、CDMA(Code Division Multiple Access)無線通信部21と、CDMAアンテナ22と、LTE無線通信部31と、LTEアンテナ32と、WiFi無線通信部41と、WiFiアンテナ42と、ベースバンド部10と、表示部6と、音声出力部7と、音声入力部8と、操作部9と、を備える。
CDMA無線通信部21は、CDMAによる通信方式に対応している。CDMA無線通信部21は、増幅器等を含み、ベースバンド部10からの信号をアンテナ送信周波数へと変換し、また、アンテナ受信信号をベースバンド部10で処理できる周波数へと変換する。
CDMA無線通信部21は、音声通信や、他の無線通信端末やインターネットに接続されたWebサーバ等からのデータ通信にかかる無線信号をCDMAアンテナ22で受信する。CDMA無線通信部21は、この受信信号に対して信号処理等を行ってベースバンド部10に出力する。また、CDMA無線通信部21は、ベースバンド部10で生成された送信信号に対して信号処理等を行って、処理後の送信信号を、CDMAアンテナ22を通じて、無線基地局を介して他の無線通信端末やインターネットに接続された通信装置に対して送信する。
LTE無線通信部31は、LTEによる通信方式に対応している。LTE無線通信部31は、増幅器等を含み、ベースバンド部10からの信号をアンテナ送信周波数へと変換し、また、アンテナ受信信号をベースバンド部10で処理できる周波数へと変換する。すなわち、LTE無線通信部31は、無線基地局を介してデータ通信にかかる無線信号をLTEアンテナ32で受信すると、この受信信号に対して信号処理等を行ってベースバンド部10に出力する。また、LTE無線通信部31は、ベースバンド部10で生成された送信信号に対して信号処理等を行って、処理後の送信信号を、LTEアンテナ32を通じて送信する。
WiFi無線通信部41は、WiFiによる通信方式に対応しており、ベースバンド部10からの信号をアンテナ送信周波数へと変換し、また、アンテナ受信信号をベースバンド部10で処理できる周波数へと変換する。WiFi無線通信部41は、ベースバンド部10で生成された送信信号に対して信号処理等を行って、処理後の送信信号を、WiFiアンテナ42を通じて送信する。
表示部6は、ディスプレイ等を備え、後述するベースバンド部10によって制御されることによって、文字、記号、図形などの各種情報を表示する。
音声出力部7は、スピーカ等を備え、ベースバンド部10からの音声データを音声に変換して外部に出力する。
音声入力部8は、マイク等を備え、外部から入力される音声を音声データに変換してベースバンド部10に出力する。
操作部9は、キーパッド等を備えて、ユーザからの操作を検出してベースバンド部10に出力する。
ベースバンド部10は、記憶部13、制御部16、CDMA処理部23、LTE処理部33、WiFi処理部43、を含む。ベースバンド部10は、図示しないCPU(Central Processing Unit)を備えている。このCPUが記憶部13に格納されたプログラムを読み出して実行することにより、ベースバンド部10は、制御部16等の機能を発揮して無線通信端末100の動作を統括的に管理する。
<2.2 ベースバンド部10の構成>
無線通信端末100の構成について詳しく説明する。
記憶部13は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等で構成されており、プログラムやデータを格納している。記憶部13には、後述する履歴情報14と、ループリスト15とが記憶されている。
CDMA処理部23は、CDMA方式による通信に対応しており、送受信されるデータについて変調処理および復調処理を行う。
LTE処理部33は、LTE方式による通信に対応しており、送受信されるデータについて変調処理および復調処理を行う。
WiFi処理部43は、IEEE802.11規格による通信(IEEE802.11nなど)に対応しており、送受信されるデータについて変調処理および復調処理を行う。
制御部16は、無線通信端末100のデータ処理を制御する。具体的には、制御部16は、セル検出部17、HO判定部18、HO制御部19を含む。
セル検出部17は、基地局200等から送信される無線信号の信号強度等に基づいて、ハンドオーバの対象となるセルを検出する。本実施形態では、無線通信端末100はLTE方式に対応したハンドオーバの制御をするものとして説明している。LTEにおいては、ハンドオーバは、Measurement Reportの送信をトリガーとして開始される。セル検出部17は、基地局200等から送信される無線信号の信号強度の測定結果等に基づいて、Measurement Reportの送信条件を満たすか判定する。セル検出部17によるハンドオーバの対象となるセルの検出は、本実施形態では、以下のようになされる。すなわち、セル検出部17は、上述のように基地局からの無線信号の信号強度を測定して、Measurement Reportの送信条件を満たすか逐次判定し、送信条件を満たすセルがあった場合に、ハンドオーバの対象となるセルを検出したとする。
HO判定部18は、セル検出部17によりハンドオーバの対象となる無線基地局が検出された際に、ハンドオーバを実行すべきか判定する。詳しくは後述する。
本実施形態では、上述のようにLTE方式に対応したハンドオーバの制御を例にして説明している。そこで、LTEにおけるハンドオーバの方式について説明する。
図3は、LTEにおけるハンドオーバのシーケンスを示す図である。
同図において、「UE」は移動局(UE:User Equipment)、「Source eNB」はハンドオーバ元となる無線基地局(eNB:eNodeB)、「Target eNB」はハンドオーバ先となる無線基地局、「MME」は交換局(Mobility Management Entity)、「S-GW」はServing Gatewayである。また、同図中において「HO」はハンドオーバを示す。
同図に示すように、ハンドオーバは、UEが受信信号の品質を測定してMeasurement Reportを送信する条件に合致するか判定し、Measurement ReportをSource eNBへ送信することにより開始される。
UEによるMeasurement Reportの送信の契機となるイベントは様々ある。例えば、下記のEVENT A1〜A5、B1〜B2などである。無線基地局をサーチする条件や通信に関する周波数などの情報が無線基地局からUEへと通知される。UEでは、この情報に従って近隣基地局を測定し、無線基地局へMeasurement Reportを送信する。無線基地局は、このようにして通知されたMeasurement Reportに基づいて、UEに対してハンドオーバを指示する。
なお下記において、「Serving Cell」はUEが接続中のセルである。また「IRAT」は、inter-RAT(radio access technology)のことであり、他のネットワークを示す。inter-RAT handoverは、他のネットワークへのハンドオーバであり、例えばLTEからWCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、LTEからEVDO(Evolution Data Only)などへのハンドオーバである。
Measurementで計測される値としては、受信信号の強さを示すRSRP(Reference Signal Received Power)や受信信号の品質を示すRSRQ(Reference Signal Received Quality)が規定されている。
Event A1 (Serving Cellの通信品質>閾値)
Event A2 (Serving Cellの通信品質<閾値)
Event A3 (オフセット加算の結果、隣接Cellの通信品質<Serving Cellの通信品質)
Event A4 (隣接Cellの通信品質>閾値)
Event A5 (Serving Cellの通信品質<閾値1 かつ 隣接Cellの通信品質>閾値2)
Event B1 (隣接IRAT Cell>閾値)
Event B2 (Serving Cellの通信品質<閾値1 かつ 隣接IRAT Cell>閾値2)
<3 無線通信端末100のデータ>
次に、記憶部13に格納されている履歴情報14およびループリスト15について説明する。
図4は、履歴情報14およびループリスト15を示す図である。
<3.1 履歴情報14>
図4(a)に示すように、履歴情報14は、無線通信端末100がセル検出部17によりハンドオーバの対象として検出したセル(例えば、Measurement Report送信の契機となるイベントに示される条件を満たす時の隣接基地局にかかるセル)の履歴を示す。セル検出部17によりセルが検出される都度、履歴情報14が更新される。履歴情報14に示されるセルの検出履歴には、履歴番号141と、時間142と、セルID143とが含まれる。
履歴番号141は、セル検出部17により検出されたセルの履歴を区別するための番号であり、検出された順に付与される。同図では、履歴番号141の番号「0」から順に、検出の都度、番号「1」「2」と検出されたセルの識別子を格納していくものとしている。
時間142は、セル検出部17により各セルが検出された時点を示す。同図では、履歴番号141の番号「0」に示されるセルの検出時点を起点として、以降のセル検出部17によるセル検出までに経過した時間を時間142に格納している。
セルID143は、セル検出部17によりハンドオーバの対象として検出されたセルを識別するデータが格納される。なお、無線基地局等を識別するために用いられているセルの識別子(Cell Identity)と、セルID143に格納するデータとを対応付けて記憶することとしてもよい。同図では、セルID143に格納するデータを、セルID「1」等としている。
例えば、レコード14−0に示すように、履歴番号141の番号「0」のセルを検出した時点を時間142の時間「1」とする。以降、セル検出部17によりセルが検出されると、レコード14−1に示すように、時間142には、レコード14−0の時点からの経過時間(レコード14−1では「100」)を格納し、新たに検出されたセルを識別するデータ(レコード14−1では「1」)をセルID143に格納する。
<3.2 ループリスト15>
また、図4(b)に示すように、ループリスト15は、無線通信端末100の移動において一定時間内に移動のループが発生しており、無線通信端末100によるハンドオーバの実行を抑止するセルのリストを示している。
ループリスト15には、セルを識別するデータが格納される。セルを識別するデータは、履歴情報14のセルID143に格納されるデータと対応している。
<4 無線通信端末100の動作>
無線通信端末100の動作について説明する。
<4.1 無線通信端末100の動作の概要>
図5は、無線通信端末100の制御部16の動作を示すフローチャートである。
同図に示すように、制御部16は、無線通信端末100が接続している現在のセルのセルIDと時間を履歴情報14に書き込む(S501)。
制御部16は、セル検出部17によりMeasurement Report送信のトリガーに合致するセルを検出する(S503)。このとき、セル検出部17は、Measurement Report送信のトリガーに合致するセルのセルIDを履歴情報14に書き込み、履歴情報14における履歴番号141の番号「0」の書き込み時点からの経過時間を履歴情報14に書き込む。
制御部16は、セル検出部17によりセルが検出されると、HO判定部18により当該セルとハンドオーバをすべきか判定する(S505)。このステップS505の処理については後述する。
制御部16は、HO制御部19によりステップS505における判定結果に応じた処理を実行する。HO制御部19は、ハンドオーバすべきと判定された場合は(S507:YES)、ステップS509へ進む。また、ステップS505においてハンドオーバすべきでないと判定された場合は(S507:NO)、ステップS503の処理に戻る。
HO判定部18によりハンドオーバすべきと判定された場合(S507:YES)、制御部16は、履歴情報14およびループリスト15の登録内容をクリアする(S509)。
続いて、制御部16は、ハンドオーバすべきと判定されたセルについて、HO制御部19によりハンドオーバを実行する。具体的には、HO制御部19は、Measurement Reportを、現在接続中のセルに送信することにより図3に示したハンドオーバを実行する(S511)。
<4.2 HO判定部18による判定処理>
上述したステップS505の処理について詳しく説明する。
図6は、HO判定部18の動作を示すフローチャートである。
同図に示すように、HO判定部18は、ループリスト15に、移動のループが発生しているセルのリストがあるか判断する(S601)。なおループリスト15の作成方法については後述する。
<4.2.1 ループリスト15にセルのリストがある場合>
移動のループが発生しているセルのリストがあれば(S601:YES)、HO判定部18は、前回の検出時点、すなわち、ステップS503において履歴情報14に書き込まれたレコードの1件前のレコードに示される時点から今回の検出までに所定時間以上経過しているか判断する(S602)。すなわち、ステップS503において履歴情報14に書き込んだ最新のレコードの時間142に示される時点と、その1件前のレコードの時間142に示される時点との差分が所定の閾値以上(例えば、数秒以上経過しているか)か判断する。
ステップS602において、前回の検出時点から所定時間以上経過していると判断されると(S602:YES)、HO判定部18は、ハンドオーバすべきと判定する(S611)。
ステップS602において、前回の検出時点から所定時間以上経過していないと判断されると(S602:NO)、HO判定部18は、ループリスト15が有効とみなして、ステップS503において検出されたセルがループリスト15に含まれるか判断する(S603)。
ステップS603において、セル検出部17により検出されたセルがループリスト15に含まれないと判断されると(S603:NO)、HO判定部18は、ハンドオーバすべきと判定する(S611)。
ステップS603において、HO判定部18は、セル検出部17により検出されたセルがループリスト15に含まれると判断されると(S603:YES)、現在接続しているセルの通信品質が許容範囲内であるか判断する(S609)。具体的には、本実施形態では、現在接続中のセルの信号強度(RSRP)が所定の閾値以上であれば、通信品質が許容範囲内と判断し(S609:YES)、閾値を下回る場合は、通信品質が許容範囲内ではないと判断する(S609:NO)。
ステップS609において、現在接続中のセルの通信品質が許容範囲内でなければ(S609:NO)、HO判定部18は、ハンドオーバすべきと判定する(S611)。
ステップS609において、現在接続中のセルの通信品質が許容範囲内であれば(S609:YES)、HO判定部18は、ハンドオーバすべきでないと判定する(S613)。
<4.2.2 ループリスト15にセルのリストがない場合>
ステップS601において、ループリスト15にセルのリストがないと判断される場合(S601:NO)を説明する。
この場合、HO判定部18は、ステップS503において検出されたセルが、履歴情報14に含まれているか、すなわち、過去に検出されたセルであり、移動のループが発生しているか判断する(S605)。この処理は後述する。
ステップS605において、履歴情報14に含まれていないセルと判断されると(S605:NO)、HO判定部18は、ハンドオーバすべきと判定する(S611)。
ステップS605において、履歴情報14に含まれているセルと判断されると(S605:YES)、移動のループが発生しているとみなして、ループリスト15を作成する(S607)。その後、ステップS609の処理に進み、上記と同様の処理となる。
ここで、ステップS605の処理について詳しく説明する。
図7は、HO判定部18が移動のループが発生しているか判断してループリスト15を作成する処理を示す図である。
図7の例では、ステップS503において検出されたセル(セルID:1)が履歴番号141の番号「4」に最新のセルとして書き込まれる。
HO判定部18は、最新のセルの直近の検出履歴から番号順に、同一IDのセルを過去に検出したか履歴情報14において探索していく(手順1)。図示する例では、履歴番号141の番号「3」から順に「2」「1」とセルID143を参照して探索していく。
探索の結果、同一IDのセルの検出が過去にあった場合は(手順2)、HO判定部18は、その履歴番号141の番号を保持し(手順3)、その番号から直近の検出履歴の履歴番号141の番号までのセルをループリスト15に含める(手順4)。図示する例では、履歴番号141の番号「1」において、セルID:1を検出し(手順2)、その履歴番号141の番号「1」を保持する(手順3)。保持している番号「1」から、直近の検出履歴の番号「3」までのセルID143に示されるセルを、ループリスト15の要素とする(手順4)。
一方、全ての履歴を探索して、同一IDのセルが検出されなかった場合は、HO判定部18は、ステップS503において検出されたセルが履歴情報14に含まれないと判断する(S605:NO)。
<4.3 2つのセル間を移動する場合の具体例>
ここで、2つのセル間を移動するループにある場合について、図面を用いて具体的に説明する。
図8は、2つのセル間でのループを示す図である。
なお、基地局200のセルIDを「1」、基地局300のセルIDを「2」、基地局400のセルIDを「3」とする。無線通信端末100が基地局300および基地局400の間を頻繁に移動するものとして説明する。
同図では、履歴情報14の一部を示している。同図に示すように、無線通信端末100は、セルID「3」と「2」の間の移動を繰り返しており、移動のループが発生している。上記で説明した無線通信端末100の動作により、無線通信端末100は、履歴番号141の番号「4」にかかるセルの検出時点でループを検出し(S605:YES)、ループリスト15を作成する(S607)。作成されたループリスト15には、セルID「3」「2」が含まれる。
以降、無線通信端末100は、ループリスト15に示されるセルを検出する都度(S603:YES)、所定の処理を経て(ステップS609等)、ループに含まれないセルを検出するまでハンドオーバを実行しない(ステップS611、ステップS507:NO)。
無線通信端末100は、履歴番号141の番号「9」でセルID「1」のセル、すなわちループリスト15に含まれないセルを検出することにより(S603:NO)、ハンドオーバを実行する(ステップS611、ステップS511)。
<4.4 3つのセル間を移動する場合の具体例>
別の例として、3つのセル間を移動するループにある場合について、図面を用いて具体的に説明する。
図9は、3つのセル間でのループを示す図である。
図8と同様に、基地局200のセルIDを「1」、基地局300のセルIDを「2」、基地局400のセルIDを「3」とする。図9の例では、無線通信端末100が基地局200、基地局300、基地局400の間を頻繁に移動するものとして説明する。
同図に履歴情報14の一部を示している。履歴情報14に示すように、無線通信端末100は、セルID「1」「2」「3」の移動を繰り返しており、移動のループが発生している。
無線通信端末100は、履歴番号141の番号「4」の時点でループを検出し(S605:YES)、ループリスト15を作成する(S607)。作成されたループリスト15には、セルID「1」「2」「3」が含まれる。
以降、無線通信端末100は、履歴番号141の番号「9」でセルID「4」のセル、すなわちループリスト15に含まれないセルを検出するまではハンドオーバを抑止する(ステップS611、ステップS507:NO)。セルID「4」のセル、すなわちループリスト15に含まれないセルを検出すると、ハンドオーバを実行する(ステップS611、ステップS511)。
<5 変形例>
以上のように発明の一実施形態について説明してきた。この他にも以下のように変形することができる。
(複数の通信方式間のハンドオーバ)
上記実施形態の説明では、基地局がLTE方式に対応した通信を行う場合の無線通信端末100のハンドオーバ制御について説明してきた。この他にも、異なる通信方式の基地局へのハンドオーバ時も、同様に無線通信端末100からハンドオーバ開始の契機となる処理(基地局からの信号品質の測定結果の送信など)を停止することで、上記と同様にハンドオーバの頻発を抑止することができる。
例えば、LTEからW−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)などの3Gシステムへのハンドオーバ時も上記と同様の動作をすることができる。なお、このように、異なるシステム間でのハンドオーバをinter-RAT(Radio Access Technology)ハンドオーバという。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものでないと考えられるべきである。この発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、移動体通信システムなどにおける無線通信端末に用いることができる。
1 移動体通信システム、6 表示部、7 音声出力部、8 音声入力部、9 操作部、10 ベースバンド部、13 記憶部、14 履歴情報、15 ループリスト、16 制御部、17 セル検出部、18 HO判定部、19 HO制御部、21 CDMA無線通信部、31 LTE無線通信部、41 WiFi無線通信部、22 CDMAアンテナ、32 LTEアンテナ、42 WiFiアンテナ、23 CDMA処理部、33 LTE処理部、43 WiFi処理部、100 無線通信端末、200,300,400 基地局、201,301,401 セル。

Claims (8)

  1. 移動体通信システムにおける無線通信端末であって、
    無線基地局との通信品質に基づいて、ハンドオーバの対象となるセルを検出する検出部と、
    前記検出部により検出されたセルの識別子の履歴を示す履歴情報を記憶する記憶部と、
    前記検出部がセルを検出した際に、当該検出にかかるセルの識別子と、前記履歴情報に示される履歴に基づいて、当該検出にかかるセルにハンドオーバすべきか判定する判定部と、
    前記判定部によりハンドオーバすべきでないと判定された場合に、前記検出にかかるセルへのハンドオーバを抑止する制御を実行する制御部とを備え、
    前記記憶部は、自端末が所定のセル群への移動を繰り返すループ状態にある場合の前記所定のセル群を識別するデータを記憶し、
    前記判定部は、前記履歴情報に示される履歴に基づいて、前記データを更新し、
    前記判定部は、前記検出されたセルが前記データによって識別される前記所定のセル群に含まれる場合に、前記検出されたセルにハンドオーバすべきでないと判定し、
    前記判定部は、前記データによって識別される前記所定のセル群に含まれないセルを前記検出部により検出した場合に、前記データの内容を消去し、前記検出されたセルにハンドオーバすべきと判定
    前記判定部は、前記データが更新されてから所定時間が経過した場合に、前記データの内容にかかわらず、前記検出されたセルへのハンドオーバをすべきと判定する、無線通信端末。
  2. 前記制御部によるハンドオーバの抑止の制御は、ハンドオーバを実行するための通信手順に含まれる、無線通信端末から無線基地局への通信処理を停止することによりなされる、請求項1記載の無線通信端末。
  3. ハンドオーバは、無線基地局から送出される無線信号の強度を含む所定のレポートを無線通信端末から無線基地局へ送信することにより開始され、
    前記制御部によるハンドオーバの抑止の制御は、前記所定のレポートの無線基地局への送信を停止することによりなされる、請求項2記載の無線通信端末。
  4. 前記制御部は、セルにおける通信品質が所定の閾値を下回る場合は、前記ハンドオーバを抑止する制御を解除する、請求項1記載の無線通信端末。
  5. 前記判定部は、前記検出されたセルが前記履歴情報に示される履歴に含まれる場合に、当該セルにハンドオーバすべきでないと判定する、請求項1記載の無線通信端末。
  6. 前記判定部は、前記検出されたセルが前記履歴情報に示される履歴に含まれる場合に、当該セルおよび過去に当該セルが検出された時点以降に検出されたセルを前記所定のセル群とし、前記所定のセル群を識別する前記データを前記記憶部に書込む、請求項1記載の無線通信端末。
  7. 移動体通信システムにおける無線通信端末を制御するための方法であって、
    前記無線通信端末は、無線通信モジュールと、メモリと、プロセッサとを備え、
    前記方法は、
    前記プロセッサが、前記無線通信モジュールによる無線基地局との無線通信の通信品質に基づいて、ハンドオーバの対象となるセルを検出するステップと、
    前記プロセッサが、前記検出されたセルの識別子の履歴を示す履歴情報をメモリに記憶させるステップと、
    前記プロセッサが、セルを検出した際に、当該検出にかかるセルの識別子と、前記履歴情報に示される履歴とに基づいて、当該検出にかかるセルにハンドオーバすべきか判定するステップと、
    前記プロセッサが、ハンドオーバすべきでないと判定した場合に、前記検出にかかるセルへのハンドオーバを抑止する制御を実行するステップとを含み、
    前記メモリは、自端末が所定のセル群への移動を繰り返すループ状態にある場合の前記所定のセル群を識別するデータを記憶し、
    前記判定するステップは、
    前記プロセッサが、前記履歴情報に示される履歴に基づいて、前記データを更新するステップと、
    前記プロセッサが、前記検出されたセルが前記データによって識別される前記所定のセル群に含まれる場合に、前記検出されたセルにハンドオーバすべきでないと判定するステップと、
    前記プロセッサが、前記データによって識別される前記所定のセル群に含まれないセルが検出された場合に、前記データの内容を消去し、前記検出されたセルにハンドオーバすべきと判定するステップと
    前記プロセッサが、前記データが更新されてから所定時間が経過した場合に、前記データの内容にかかわらず、前記検出されたセルへのハンドオーバをすべきと判定するステップとを含む、方法。
  8. 移動体通信システムにおける無線通信端末を制御するためのプログラムであって、
    前記無線通信端末は、無線通信モジュールと、メモリと、プロセッサとを備え、
    前記プログラムは、前記プロセッサに、
    前記無線通信モジュールによる無線基地局との無線通信の通信品質に基づいて、ハンドオーバの対象となるセルを検出させるステップと、
    前記検出されたセルの識別子の履歴を示す履歴情報を、メモリに記憶させるステップと、
    セルが検出された際に、当該検出にかかるセルの識別子と、前記履歴情報に示される履歴とに基づいて、当該検出にかかるセルにハンドオーバすべきか判定させるステップと、
    ハンドオーバすべきでないと判定された場合に、前記検出にかかるセルへのハンドオーバを抑止する制御を実行させるステップとを含み、
    前記メモリは、自端末が所定のセル群への移動を繰り返すループ状態にある場合の前記所定のセル群を識別するデータを記憶し、
    前記判定させるステップは、前記プロセッサに、
    前記履歴情報に示される履歴に基づいて、前記データを更新させるステップと、
    前記検出されたセルが前記データによって識別される前記所定のセル群に含まれる場合に、前記検出されたセルにハンドオーバすべきでないと判定させるステップと、
    前記データによって識別される前記所定のセル群に含まれないセルが検出された場合に、前記データの内容を消去させ、前記検出されたセルにハンドオーバすべきと判定させるステップと
    前記データが更新されてから所定時間が経過した場合に、前記データの内容にかかわらず、前記検出されたセルへのハンドオーバをすべきと判定するステップとを含む、プログラム。
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