JP5896441B1 - 組立ブロック - Google Patents

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Abstract

【課題】固定させる機器の大きさに限定されず、機器の接地の位置が不規則でも適用でき、且つ、構造強度が高く、耐震性に優れた独立した基礎を、容易に組み立てることができる汎用性のある組立ブロックを提供する。【解決手段】 天面と底面とが平行とされた平板体をなす組立ブロックであって、前記天面には、ボルトを挿通固定させる段孔と、ボルトを螺合させる雌ねじを内面に備えた陥没体とを備え、前記組立ブロックを積み重ねて、前記ボルトを、上方に配設された前記組立ブロックに備えられた前記段孔に挿通させて、下方の前記組立ブロックの前記雌ねじに螺合固定させることにより、下方の前記組立ブロックに上方の前記組立ブロックが、順に積み重ね固定可能とされる。【選択図】図1

Description

本発明は、既設建物の屋上や建物周囲に、太陽光発電設備、空調・衛生用屋外設備、又はそれらの機器を繋ぐ配管、看板等を固定する基礎、階段、花壇等の工作物を容易に構築することができる組立ブロックに関する。より詳細には、基礎に取り付けられる機器等の大きさ、アンカー数又はアンカー位置が特定されている必要がなく、機器毎に必要とされる高さに基礎を構築することができる、汎用性の高い組立ブロックに関する。用途は限定されず、階段、花壇等の工作物を構築する用途に使用されてもよい。
従来から、設備機器を設置するコンクリート基礎は、建物建設時に、建物の屋上や周囲等の床コンクリート版の上に構築されてきた。しかし、建物建設後に、建物が、建設当初予定されていた用途とは異なる用途にも使用されることがある。例えば、建物の屋上が太陽光発電パネルの設置スペースの用途とされ、携帯電話の電波中継基地の用途とされる等である。
既に建設された建物に、新たに基礎を構築するには、床コンクリート版と基礎とを一体にさせるアンカーを、予め床コンクリート版に固定させておく。そして、そのアンカーを介してコンクリート版と基礎とを一体にさせるように、機器を据え付ける場所で、鉄筋コンクリート造の基礎を構築させていた。
建物の周囲には、鉄筋や型枠等の材料を荷揚げするクレーンを設置しにくいため、基礎を据え付ける場所まで、人力で材料を搬入することが必要であった。また、鉄筋の組立、型枠の組立、コンクリートの打設、型枠の解体等の一連の作業も、新築時に比べて作業性が悪くなるため手間がかかり、工事期間が長くなり、基礎としての品質が低下しやすいという課題があった。
この現場での作業手間を軽減すると共に、基礎の品質を向上させるため、温水器等の設備基礎を予め分割したコンクリートブロックとしておき、現場で組み立てる技術が提案されている。特許文献1には、温水器設置用基礎ブロックに関し、工期の短縮化が図れると共に、軽量化され、かつ耐震性に優れた基礎ブロックの技術が開示されている。
特許文献1に記載の技術によれば、基礎ブロックは、少なくとも各々2分割された上部ブロックと下部ブロックとからなっている。分割された上部ブロックの接合面と、分割された下部ブロックの接合面とが、直交するように上部ブロックと下部ブロックとが積み重ねられ、ボルトで接合されて一体の基礎とされている。
特許文献2には、平板状のコンクリートブロックを組み合わせて、上板と底板とをボルトで一体に構成させて、電気温水器等の設備基礎とする技術が開示されている。特許文献2に記載の技術によれば、底板は、左右一対の底板端部材とその間に嵌合される底板連結部材から構成され、上板は、前後一対の上板端部材とその間に嵌合される上板連結部材とから構成されている。
そして、上板と底板とがボルトで締め付けられて一体とされ、上板と底板とを貫通させる貫通孔に、アンカーボルトを挿入して、設備基礎を地面に固定させ、設備機器は上板に埋め込まれたナットにより設備基礎に固定されている。
特許文献1又は特許文献2に記載のいずれの技術も、基礎ブロックは、特定の設備機器を固定する基礎に適用される構成とされていた。具体的には、特定の設備機器に備えられている基礎固定片の位置に応じて、設備機器を取り付けるアンカーの位置を基礎に決定しておく。また、そのアンカーの位置と競合しないように、ブロック同士を組み立てるボルト接合位置を基礎に決定しておく。
そして、特定の設備機器の大きさに適合した大きさの基礎となるように、基礎を複数のブロックに分割させる。すなわち、各々のブロックは、特定の設備機器が固定できるように、アンカーの位置やボルト接合位置が割り付けられて分割され、分割された部材が配置される位置に応じた専用の構成の基礎ブロックとされていた。
基礎を構成するブロックは、配置される位置に応じた基礎ブロックであるため汎用性がなく、設置される設備機器の大きさ、アンカーボルトの位置が変更された場合には、それまで使っていた基礎ブロックが流用できず、設備機器の変更に応じて全ての基礎ブロックを変更して作り直す必要があるという課題があった。
特許文献3には、土中に埋設される2つの杭コンクリート柱と、杭コンクリート柱の上部に固定され平行に延びる2本のレールと、2本のレールに跨るように固定されるベースブロックとから構成される電気温水器用コンクリート基礎の技術が開示されている。特許文献3に記載の技術によれば、温水器のタンクユニットをベースブロックの上面に備えられたレールに固定させ、ベースブロックは2本のレールを介して杭コンクリート柱に固定される。
特許文献3に記載の技術によれば、予め杭コンクリート柱を接地させる場所の土を掘削し、砕石を敷き均し、セメントを敷いて平らにした上で、2本のレールを設置しておく。そして2本のレールに跨るベースブロックの位置をスライドさせるようにすれば、電気温水器等の設備機器の位置を調整することは可能であった。
しかし、例えば、敷地や屋根の形状に応じて、複数の基本ユニットを組み合わせた太陽光発電パネルを構築させるような場合には、太陽光発電パネルの平面的な大きさが大きく、複数の基礎が屋根や床コンクリート版に設置され、基礎を接地させる位置が規則的な位置になるとは限らなかった。杭コンクリートと、レールと、ベースブロックとの位置調整を要する特許文献3に記載の技術では、一か所の基礎の設置に手間がかかり、複数の基礎を容易に設置することはできないという課題があった。
特許文献4には、天候に左右されることなく作業することができ、かつ、地震等で倒壊しても危険性が小さく、汚れにくく色彩に富む樹脂製組立ブロックの技術が開示されている。特許文献4に記載の樹脂製ブロックには、一つのブロックの長手方向にボルト挿入孔とナットが交互に配列させる技術が開示されている。
上ブロックのボルト挿入孔の位置を、下ブロックのナットの位置に一致させるように、上下に積み重ねた樹脂ブロックを長手方向にずらせば、一つの形状のブロックでも塀が構築できる。しかし、各々の樹脂ブロックの積み重ね面が、平行に形成されているとは限らないため、積み重ねて上下の樹脂ブロックの各々の上面を平行の状態とするためには、接着剤を塗布して固化する前に、上ブロックの上面を水平状態とする必要があった。そうすると、特許文献4に記載の組立ブロックは、塀を構築するには適していても、水平な天面の基礎を構築することは困難であるという課題があった。
特許文献1:特開平11−50470号公報
特許文献2:特開2011−179213号公報
特許文献3:登実3133011号公報
特許文献4:特開平2−54045号公報
そこで、本願の発明者は、固定機器の大きさに限定されず、機器の接地の位置が不規則でも適用でき、組立ブロックの種類が少なくても適用でき、且つ、構造強度が高く、耐震性に優れた独立した基礎等の工作物を、容易に組み立てることができる汎用性のある組立ブロックを提供することを課題とした。
本発明の第1の発明は、組立ブロックであって、天面に、ボルトを挿通固定させる段孔とボルトを螺合させる雌ねじを内面に備えた陥没体とを備えた工作物をなす組立ブロックにおいて、天面と底面とが平行とされた平板体をなし、前記組立ブロックを積み重ねて、前記ボルトを、上方に配設された前記組立ブロックに備えられた前記段孔に挿通させて、下方の前記組立ブロックの前記雌ねじに螺合固定させることにより、下方の前記組立ブロックに上方の前記組立ブロックが、直立するように積み重ね固定可能とされ、前記段孔は対をなす段孔を有し、前記陥没体は対をなす陥没体を有し、前記天面において、一対の段孔を結ぶ第1の仮想線と、一対の陥没体を結ぶ第2の仮想線とが、所定の交差角度をなすように交点で交差し、一対の段孔と、一対の陥没体の各々の中心が、前記交点から同じ距離にあることを特徴としている。
組立ブロックの材質は、基礎に固定させる物の荷重を支え得る材質であれば限定されない。その形状は平板体とされ、天面と底面が平行に形成されている。天面と底面が平行に形成されているため、複数枚を積み重ねて基礎を形成させても、下方の組立ブロックと上方の組立ブロックとが平行となり、所望の高さの柱状の工作物を容易に構築することができる。平面形状は正方形形状、円形形状、正多角形形状等に限定されず不整形でもよい。例えば、正方形形状とすれば積み重ねて四角柱状態の工作物とすることができ、形状を長方形とすれば、長辺方向の向きを同一にして、ずらして積み重ねることにより、階段状の工作物を構築することができる。
平板体の厚さも限定されず、陥没体の引き抜き耐力が保持される厚さであればよい。平板体の厚さは単一でもよいが、異なる厚さの平板体を組み合わせるようにすれば、所望の高さに近い直立した工作物とすることが容易である。陥没体は、ボルトを螺合させる雌ねじが内面に備えられていればよく、インサートと呼ばれている金属製のボルト受に限定されない。
所望の高さの工作物を、予め分割されて造られた、上面と底面が平行とされた組立ブロックを積み重ねて構築することができるため、型枠組立、コンクリート打設、型枠撤去等の現場作業が少なくなるとともに、施工精度の高い基礎とすることができる。またコンクリートの養生期間を経過しなくても、機器を設置することができる。
これにより、品質の高い工作物を容易に構築することができると共に、工事の期間短縮を図ることができる。軽量に分割させた組立ブロックにしておけば、既設建物の屋上等に人力で運び込むことが容易になる。具体的には、周囲の工事空間が狭くクレーンを設置することが困難な敷地の小規模建築物の屋上に、例えば太陽光発電機器、空調機器等の基礎を構築させる際にも運び込みやすいという有利な効果がある。
本発明の第2の発明は、第1の発明の組立ブロックであって、前記段孔は対をなす段孔を有し、前記陥没体は対をなす陥没体を有し、前記天面において、一対の段孔を結ぶ第1の仮想線と、一対の陥没体を結ぶ第2の仮想線とが、所定の交差角度をなすように交点で交差し、一対の段孔と、一対の陥没体の各々の中心が、前記交点から同じ距離にあることを特徴としている。
これにより、段孔と陥没体とがそれぞれ対をなしており、各々を結ぶ仮想線が所定の角度で交差し、各々の段孔と陥没体の中心が、交点から同じ距離である。これにより、積み重ねた一方の組立ブロックを、他方の組立ブロックとの接面に沿って、交点の周りにいずれかの方向に、所定の角度回すようにすれば、上方の組立ブロックの段孔の位置と下方の組立ブロックの陥没体の位置を一致させてボルトを挿通して、上下の組立ブロックを一体化することが容易であるという有利な効果がある。
平面形状が限定されないだけでなく、陥没体と段孔の各々がなす対の組数も限定されない。前記対の組数を多くすれば、上方の組立ブロックと下方の組立ブロックを連結させるボルトの数が増加し、上方の組立ブロックと下方の組立ブロックが強固に固定され、基礎の強度が高いものとなる。複数組の段孔と陥没体の対が含まれる場合には、組をなす段孔と陥没体の対において、前記交点から各々の段孔と陥没体の中心が同一の距離とされていればよい。対をなす組が異なれば、組毎に異なる距離で離間されていてもよい。組毎の離間距離を異ならせておけば、組立ブロックが大きい場合において、前記交点から外径方向に異なった距離で、上方の組立ブロックと下方の組立ブロックを固定することになるため、上下の組立ブロックがより強固に固定される。
所定の交差角度は限定されず、交差角度を90度とは異なる角度としてもよい。例えば、平面形状を正八角形とし、交差角度を45度とするようにしてもよい(図8(A)図参照)。また、その平面形状は正多角形形状等に限定されず、いずれかの外縁から外に張り出した部分を有していてもよい。そして、張り出した部分に植物を植え込むことが可能な陥没部を備えさせれば、機器の基礎であるだけでなく、緑化を兼ねた工作物とすることもできる(図8(B)図参照)。
本発明の第2の発明は、第1の発明の組立ブロックであって、前記組立ブロックの平面形状が正方形形状とされると共に前記交差角度が90度とされ、上方の前記組立ブロックと下方の前記組立ブロックを積み重ねて、前記交点を上下に貫通する仮想軸の周りに、一方の前記組立ブロックを他方の前記組立ブロックに対して90度回すことにより、上方の前記組立ブロックの前記段孔の中心位置と下方の前記組立ブロックの前記陥没体の中心位置が一致することを特徴としている。
第2の発明では、交差角度が90度とされ、平面形状が正方形形状とされている。段孔と陥没体の各々の対の数を一対とすれば、上方の組立ブロックと下方の組立ブロックを積み重ねて、一方の組立ブロックを他方の前記組立ブロックに対して、2つの仮想軸の交点を通る垂直軸の回りに90度回して積み重ねるようにする。そうすると、上方の組立ブロックの段孔を、下方の組立ブロックの陥没体の位置に一致させることができ、一つの金型で造った同一形状の組立ブロックを積み重ねて組立てるだけで、高さの異なる四角柱状態の工作物を造ることができる。これにより、組立ブロックの汎用性が高くなり、複数の多くの金型を作る必要がなく、在庫管理が容易になるという有利な効果を奏する。
本発明の第3の発明は、第1から第3の発明の組立ブロックであって、前記組立ブロックに貫通孔が含まれ、前記組立ブロックを積み重ねて、前記ボルトを前記段孔から通して前記陥没体にねじ固定させた状態で、前記貫通孔が、積み重ねられた全ての前記組立ブロックを上下方向に貫通させる孔をなしていることを特徴としている。
貫通孔の数は限定されない。この貫通孔は、多様な目的に使うことができる。第1の例としては、貫通孔に、鉄筋を上下方向に通した状態で、モルタルを注入するようにすれば、積み重ねられた組立ブロック同士の連結固定がより強固なものとなる。第2の例としては、貫通孔に、基礎固定鉄筋を貫通させて、基礎を屋根又は床コンクリート版に固定させることができる。
第3の例としては、スペーサを貫通孔に差し込んで、上方の組立ブロックと下方の組立ブロックの間に挟むことにより、上方の組立ブロックを、下方の組立ブロックに対して離間させることもでき、傾けることもできるようになる。前記スペーサには、貫通孔の直径よりも一辺の長さが長い矩形の平板であって、雌ねじ孔を内方に有する2枚の平板を、ねじ軸体に装着させたものとすればよい(図6(B)図参照)。なお、スペーサの離間距離は、平板を回転させて平板同士の離間距離を調整するようにすればよい。
上方の組立ブロックを下方の組立ブロックに対して傾けることができるため、排水勾配が設けてある建物の屋上コンクリート版に基礎を構築する場合でも、最下の組立ブロックを屋根コンクリート版に沿わせて固定しておいて、その上側の組立ブロックを水平となるように傾けることができる。これにより、傾斜した屋根の上にも、機器を水平に設置することが容易にできるようになる。
本発明の第4の発明は、第1から第3の発明の組立ブロックであって、前記交点に交点位置合わせ手段が備えられていることを特徴としている。
交点位置合わせ手段は、交点の位置を貫通する孔でもよく、交点の位置に形成された陥没部でもよく限定されない。孔である場合には軸体が挿通され、陥没部の場合には嵌合物が嵌め込まれて、積み重ねた組立ブロックが水平にずれないようにされればよい。交点位置合わせ手段で各々の組立ブロックの交点の位置がずれないようにされているため、積み重ねた一方の組立ブロックを、他方の組立ブロックとの接面に沿って回すようにして、上方の組立ブロックの段孔を挿通したボルトを、下方の組立ブロックの陥没体に位置合わせしてねじ固定することが容易になるという有利な効果がある。
本発明の第5の発明は、第1から第4の発明の前記組立ブロックの平面形状よりも大きな窪穴が、底面に備えられた第2の組立ブロックであって、積み重ねられた前記組立ブロックを覆うように形成された防水層の上方に載置され、前記窪穴が前記防水層の押さえ手段とされていることを特徴としている。
第2の組立ブロックで覆って固定することにより、組み立てられた基礎を覆っている防水層が、屋上における外気温の変動によって伸縮し、強風によって浮き上がることを抑制するように、第2の組立ブロックが防水層の押さえ手段として作用する。これにより、防水されたコンクリート版の上に、四角柱状態に立ち上がって形成された基礎の防水層の端末が剥がれにくいものとなる。そうすると、従来の柱状基礎の側面防水層の上部を金属帯で巻く、防水押さえ作業が不要となる。これにより、基礎設置作業が容易になると共に、基礎部分から漏水しにくくなるという有利な効果が奏される。
本発明の第6の発明は、第5の発明の組立ブロックであって、第2の組立ブロックの天面に、一対の段孔と、機器固定用のレールとを含み、前記段孔が、第1から第4の発明の前記組立ブロックの前記陥没体の位置に一致され、前記レールが、上方に向けて開放溝部が設けられた機器固定用のレールであることを特徴としている。
第2のブロックの段孔にボルトを挿通させて、組み立てられた下方のブロックに強固に固定可能である。機器固定用のレールの本数は限定されない。防水層の押さえをなす第2の組立ブロックには、上方に向けて開放溝部が設けられた機器固定用のレールが設置されている。これによりレールに機器を仮止めした状態で、レールに沿って機器をずらして位置を決定してから機器を高い精度で、安全に確実に固定することができるようになる。
本発明の第7の発明は基礎構造であって、第1から第4の発明の組立ブロックのうちから選ばれた組立ブロックと、第5又は第6の発明の第2の組立ブロックを含んで形成されていることを特徴としている。
基礎が、予め形成された汎用性の高い組立ブロックにより組み立てられるため、現場における作業が容易であり、現場作業の期間、機器設置までの期間も短く、機器が精度よく安全に設置できる。更に、屋上防水の機能を損なわないで、防水耐久性に優れた基礎とすることができる。
・本発明の第1の発明によれば、品質の高い工作物を容易に構築することができると共に、工事の期間短縮を図ることができる。軽量に分割させた組立ブロックにしておけば、既設建物の屋上等に人力で運び込むことが容易になる。具体的には、周囲の工事空間が狭くクレーンを設置することが困難な敷地の小規模建築物の屋上に、例えば太陽光発電機器、空調機器等の基礎を構築させる際にも運び込みやすいという有利な効果がある。
・また、積み重ねた一方の組立ブロックを、他方の組立ブロックとの接面に沿って、交点の周りにいずれかの方向に、所定の角度回すようにすれば、上方の組立ブロックの段孔の位置と下方の組立ブロックの陥没体の位置を一致させてボルトを挿通して、上下の組立ブロックを一体化することが容易であるという有利な効果がある。
・本発明の第2の発明によれば、上方の組立ブロックの段孔を、下方の組立ブロックの陥没体の位置に一致させることができ、一つの金型で造った同一形状の組立ブロックを積み重ねて組立てるだけで、高さの異なる四角柱状態の工作物を造ることができる。これにより、組立ブロックの汎用性が高くなり、複数の多くの金型を作る必要がなく、在庫管理が容易になるという有利な効果を奏する。
・本発明の第3の発明によれば、組立ブロック同士の連結固定がより強固なものとすることができ、基礎を屋根又は床コンクリート版に固定させることができ、組立ブロックを傾けて固定することも容易になる等の有利な効果を奏する。
・本発明の第4の発明によれば、交点位置合わせ手段で各々の組立ブロックの交点の位置がずれないようにされているため、積み重ねた一方の組立ブロックを、他方の組立ブロックとの接面に沿って回すようにして、上方の組立ブロックの段孔を挿通したボルトを、下方の組立ブロックの陥没体に位置合わせしてねじ固定することが容易になるという有利な効果がある。
・本発明の第5の発明によれば、防水されたコンクリート版の上に、四角柱状態に立ち上がって形成された基礎の防水層の端末が剥がれにくいものとなり、従来の柱状基礎の側面防水層の上部を金属帯で巻く、防水押さえ作業が不要となる。そして、基礎設置作業が容易になると共に、基礎部分から漏水しにくくなるという有利な効果が奏される。
・本発明の第6の発明によれば、レールに機器を仮止めした状態で、レールに沿って機器をずらして位置を決定してから機器を高い精度で、安全に確実に固定することができるようになる。
・本発明の第7の発明によれば、現場における作業が容易であり、現場作業の期間、機器設置までの期間も短く、機器が精度よく安全に設置できる。更に、屋上防水の機能を損なわないで、防水耐久性に優れた基礎とすることができる。
組立ブロックを説明する説明図(実施例1)。 組立ブロックを説明する説明図(実施例2)。 組立ブロックの造成の説明図(実施例2)。 積み重ねて固定する工程の説明図(実施例2)。 屋根コンクリート版の上の基礎の配置図(実施例3) 基礎の高さと勾配を変更する方法の説明図(実施例3) 第2の組立ブロックを含んだ基礎の説明図(実施例4)。 他の形態の組立ブロックの平面図(実施例5)。 他の用途に使用する組立ブロックの説明図(実施例5)。
実施例1では、平面形状が正方形形状とされた平板体の組立ブロックを説明する。実施例1の組立ブロックを、図1を参照して説明する。図1(A)図は組立ブロック1の平面図を示し、図1(B)図は図1(A)図のA−A位置断面図を示し、図1(C)図は図1(A)図のB−B位置断面図を示し、図1(D)図は図1(A)図のC−C位置断面図を示している。
実施例1の組立ブロック1は、一辺の長さが30cmの正方形形状で、厚さが10cmとされている。組立ブロック1には、ボルトを挿通し固定させる一対の段孔10と、陥没部をなす一対のインサート20とが、設けられている。一対の段孔10を結ぶ第1の仮想線11と、一対のインサート20を結ぶ第2の仮想線12とは、平板体の中心軸上で交差し、交差角度は90度とされている。第1の仮想線11と第2の仮想線12の交点から、各々のインサートと段孔の中心は、同一の距離とされている。
段孔10は、上部孔13が太く下部孔14が細い段孔とされている。上部孔13は、上下に積み重ねられた組立ブロックを固定させるボルトのボルト頭部よりも太く、下部孔14は、ボルト頭部よりも細くボルト軸部よりも太い孔とされている。段孔10は、組立ブロック1の上方から下方にボルトを挿通して抜け出ないようにされている。インサート20は長さ6cmとされ、上方の組立ブロックの段孔10に挿通されたボルトの雄ねじが、インサート20の内部に形成された雌ねじ21にねじ固定される。
また、各々の段孔10,10の中心を通り第2の仮想線12に平行に伸びる線と、各々のインサート20,20の中心を通り第1の仮想線11に平行に伸びる線の交点には、組立ブロック1を上下方向に貫通させる貫通孔30が形成されている。貫通孔30の内径は3cmとされている。組立ブロック1の側面には一対の窪部40,40が形成され、手掛け部とされている。
実施例2では、実施例1の組立ブロック1の天面と底面の前記交点の位置に、交点位置合わせ手段としての凹部50が形成された組立ブロックを、図2を参照して説明する。図2(A)図は組立ブロック2の平面図を示し、図2(B)図は図2(A)図のA−A位置断面図を示し、図2(C)図は図2(A)図のB−B位置断面図を示している。図2(A)図のC−C位置の断面は、図1(D)図と同一であるため省略する。
前記凹部50を除き、組立ブロックは実施例1の組立ブロックの構成と同一である。同一の構成の部分には、図に同一の符号を付して説明を省略している。凹部50は、組立ブロックの天面と底面の前記交点の位置に円柱形状が欠損するように形成されている。凹部50の内径及び深さは、2cmとされている。下方の組立ブロックの天面の凹部に、凹部よりも細い嵌合物51を、嵌合物の上部を突出させるように挿し込んでおく(図4参照)。
突出させた前記嵌合物51に、上方の組立ブロックの底面の凹部50を挿し込むようにし、上下の組立ブロック2の各々の交点の位置合わせをし、上方の組立ブロックを下方の組立ブロックに積み重ねる。そして、上方の組立ブロックのいずれかの段孔10を、下方の組立ブロックのいずれかのインサート20の位置に合わせれば、他方の段孔とインサートの位置とが一致させられる。これにより、上下の組立ブロック2を位置合わせして固定することが極めて容易になる。
ここで、実施例2の組立ブロック2の造成方法について、図3を参照して説明する。図3は、組立ブロックを造成させる金型の内面を説明する説明図である。組立ブロックの金型は、手掛け部が側方となるようにして、固まったコンクリートの平板体の側面が上面となるように、手掛け部を形成させる側面金型60,60と、天面金型70と、底面金型80を内側に向けて配置させる。
組立ブロックの天面金型70には、段孔を形成させる段状とされた一対の管状凸部71と、貫通孔を形成させる2対の管状凸部72と、インサートの穴部を嵌めて固定させる一対の凸部73と、天面側の交点位置合わせ手段をなす凹部を形成させる1つの凸部74とが形成されている。組立ブロックの底面金型80には、段孔用の管状凸部の管先端が嵌る一対の凸部81と、貫通孔用の管先端が嵌る2対の凸部82と、底面側の交点位置合わせ手段をなす凹部を形成させる1つの凸部84とが形成されている。側面金型60,60の向かい合う位置には、作業者の指先を挿し込むことができる大きさの凹部を形成させる凸部61,61が形成されている。
予め、天面金型のインサート用の凸部73,73に、インサートの穴部を嵌めて、インサートを装着させておく。天面金型70と、底面金型80と、一対の側面金型60,60との内側の縁を接しさせるようにする。そして、天面金型70と、底面金型80とが平行な状態となるように、四方から各々の金型を押し付けて、コンクリートを打設させる窪部をなすように金型が一体化される。天面金型70に形成される管状凸部の端部には、底面用の金型に形成されている各々に対応する凸部が嵌り、金型の位置を固定させている。
一体化された金型には、上方からコンクリートが流し込まれて打設され、コンクリートが流し込まれた上方開放面が平坦に均される。コンクリートの強度が所定の強度となってから、側方に配置された四方の型枠は、固まったコンクリートから引き抜かれて、組立ブロック2が造成される。予め鉄筋を配設しておいてもよいことは勿論のことである。実施例2の組立ブロック2の造成について説明したが、実施例1の組立ブロック1については、交点位置合わせ手段をなす凹部50を形成させる凸部74,84の構成を欠いているだけで、他の構成は実施例2と同一であるため、説明を省略する。
次に、実施例2の組立ブロック2を使って、水平なコンクリート版の上に工作物を構築させる工程を、図4を参照して説明する。図4は、コンクリート版100に三段に組立ブロック2を積み重ねて、工作物を構築させる工程を説明する説明図である。
まず、工作物を構築すべき位置に組立ブロック2を据え付けることができるように、組立ブロック2の段孔の位置に対応したコンクリート版の位置に、ボルトを挿入させる挿入孔(図省略)をあけておく。そして、ボルト挿入穴に樹脂接着剤を注入して、ボルト挿入穴の位置に段孔10の位置を合わせるようにして、コンクリート版に下方から一段目の組立ブロック2を据え付ける。
そして、ボルト52を、段孔10からボルト挿入穴に挿入して、樹脂接着剤により固定し、下方から一段目の組立ブロック2をコンクリート版100に設置させる。次に、一段目の組立ブロック2の交点位置合わせ手段をなす天面の凹部50に、嵌合物51の上部が突出されるように挿し込む。
そして、突出された嵌合物51の上部に、二段目の組立ブロック2の底面の凹部が嵌るように、二段目の組立ブロックを一段目の組立ブロックの上に据え付ける。前記嵌合物51を中心軸にして、二段目の組立ブロック2を一段目の組立ブロックの天面に沿うように回して、二段目の組立ブロック2の段孔10の中心位置と、一段目の組立ブロックのインサート20の中心位置とを一致させる。
そして、二段目の組立ブロック2の段孔10にボルト52を挿入して、一段目の組立ブロック2のインサート20にねじ固定して、二段目の組立ブロック2を一段目の組立ブロック2に固定させる。二段目の組立ブロック2に三段目の組立ブロック2を固定する場合にも、前記と同様にして固定すればよい。
実施例2では、一段目の組立ブロック2をコンクリート版100に固定させるボルトを、樹脂接着剤で固定させたが、コンクリート版100を貫通させてコンクリート版の下方からナットで固定してもよく、コンクリート版100にインサートを埋めておいてねじ固定しても良い。また、三段に積み重ねた例を説明したが、段数が限られないことは勿論のことである。
実施例3では、屋根の上に空調用の機器が設置された建物の屋根110に、屋根を有効に使うことができるように、既設の機器111を除いた部分に多くの太陽光発電パネル112が設置できるように、複数の基礎90が設置される例を説明する。排水用の勾配が形成された屋根110に、複数の基礎90が設置された状態を、図5、図6を参照して説明する。図5は屋根の上の機器111、太陽光発電パネル112と基礎90の配置図を示し、図6は屋根に設置した基礎90を説明する断面図を示している。
ここでは、基礎90の配置を、図5を参照して具体的に説明する。太陽光発電パネル112の単位113の大きさが限られているため、屋根110には、図上左列の太陽光発電パネルは、上方から2単位、3単位、3単位、1単位が、各々2列配置され、その外縁四隅に基礎90が構築される。図上右列の太陽光発電パネルは、上方から2単位、3単位、3単位、3単位(右列左は1単位と2単位)が各々2列配置され、その外縁四隅に基礎90が配置される。必ずしも規則的な升目の交点に基礎が配置されていない実施例3のような場合であっても、各々の基礎90の構築方法は同一であり、容易に基礎を構築することができる。
図6(A)図を参照して、太陽光発電パネルを支持させる骨組114が固定しやすいように、排水用の勾配が形成された屋根コンクリート版115に、全ての基礎の天面が同一の高さとなる基礎を構築させる方法を説明する。図6(A)図は、図5A−A位置の断面図であり、複数の基礎の高さと変える組立ブロック2の設置方法を説明する説明図である。実施例3では、屋根コンクリート版115の水勾配上側は組立ブロック2の数を中央部よりも少なくし、屋根コンクリート版の水勾配下側は組立ブロック2の数を中央部よりも多くしている。
まず、水勾配方向の中央部の基礎91は、三段の組立ブロック2からなっている。下方から二段目の組立ブロック2の水勾配下側を上げるように、一段目の組立ブロック2と二段目の組立ブロック2の、各々の水勾配下側の向かい合う貫通孔30(図2参照)に貫通させるように、高さを調整させるスペーサ120を挿し込み、二段目の組立ブロック2の天面を水平にさせる。三段目の組立ブロック2の底面を、二段目の組立ブロック2の天面に接するように、二段目の組立ブロック2に固定して、三段目の組立ブロック2の天面も水平にさせる。
また、水勾配下側の基礎92も、三段の組立ブロック2からなっている。しかし、水勾配があることにより、基礎の高さを、水勾配中央部より水勾配による高低差分高くする必要がある。そこで、下方から一段目の組立ブロック2と二段目の組立ブロック2の、各々の向かい合う貫通孔30を貫通させて、スペーサ120を挿し込んで、三段目の組立ブロック2の天面の高さを水平とし、中央部の基礎91の天面の高さと同一となるように高さを調整するようにする。
スペーサの高さを調整することにより、前記高低差を調整すると共に、二段目の組立ブロック2の水勾配下側を上げて、二段目の組立ブロック2の天面を水平にさせる。三段目の組立ブロック2の底面は、二段目の組立ブロック2の天面に接するように固定して、三段目の組立ブロック2の天面も水平にさせる。
一方、水勾配上側の基礎93は、二段の組立ブロック2からなっている。水勾配があることにより、基礎の高さを、水勾配中央部より水勾配による高低差分低くする必要がある。そこで、積み重ね段数を減らすと共に、下方から一段目の組立ブロック2と二段目の組立ブロック2の各々の水勾配下側の向かい合う貫通孔30を貫通させて、スペーサを120挿し込み、二段目の組立ブロック2の天面を水平とし、中央部の基礎91の天面の高さと同一となるように高さを調整するようにする。
水勾配方向の中央部、水勾配下側、水勾配上側の各々の基礎91,92,93の天面の高さが同一とされた状態で、各々の基礎の一段目の組立ブロック2と二段目の組立ブロック2の周囲を塞ぐ。そして、最上段の組立ブロックの貫通孔30から、スペーサ120が挿し込まれた段の空間に無収縮モルタルが注入されて、天面の高さが同一とされた複数の基礎91,92,93が、水勾配のある屋根コンクリート版に構築される。
そして、天面の高さが同一とされた各々の基礎に太陽光発電パネルを支持させる骨組114が固定され、その骨組に太陽光発電パネル112が設置される。実施例3では水勾配方向の中央部の高さを組立ブロックの三段分としているが、組立ブロックの段数を変えることにより、機器を設置させる基礎の高さを極めて容易に変更できる。
ここで高さ調整用のスペーサ120の例を、図6(B)図を参照して説明する。このスペーサ120は、ねじ軸体121と、それに装着される2枚の平板122,122とからなっている。平板の中央部には、ねじ軸の雄ねじがねじ込まれる雌ねじが形成されている。平板の幅は貫通孔30よりも細くされ、平板の長さは貫通孔30よりも太くされている。2枚の平板122,122は、その外面の距離が上下の組立ブロック2,2を離間させる距離となるようにねじ軸体121にねじ込まれてスペーサ120とされる。
実施例4では、シート状の防水層に覆われている屋根コンクリート版130に設置される基礎9の実施例を、図7を参照して説明する。実施例4では、基礎9の最上段に第2の組立ブロック3が積み重ねられて固定されている。図7(A)図は実施例4の基礎の斜視図を示し、図7(B)図は図7(A)図A−A位置の断面図を示している。
実施例4の基礎は、三段に積み重ねられた組立ブロック2が、防水用のシート層で覆われ、その上に第2の組立ブロック3が積み重ねられて構築される。まず、既設の防水層131の上に、第1の基礎ブロック2の平面の大きさよりも大きいシート状の補完防水層132を貼着させ、既設の防水層の防水機能を補完させて、組立ブロック2と補完防水層132との間から漏水しないようにする。
下方から一段目の組立ブロックの段孔10に対応する位置に、既設の防水層131と補完防水層132を貫通させるように、組立ブロック2を固定させるボルト52の固定穴133をあけ、樹脂接着剤を注入させる。一段目の組立ブロック2の段孔10にボルト52を挿通して、前記固定穴133に挿し込んで、一段目の組立ブロック2を固定する。二段目と三段目の組立ブロック2は、実施例2の組立ブロックを構築させる工程と同様であるため説明を省略している。
そして、三段に積み重ねられた組立ブロック2の基礎の下部の周囲を、シート状の被覆防水層134で覆う。被覆防水層134は、補完防水層132から三段目の組立ブロック2の天面の上縁にかけて、基礎の下部の胴部を巻くように覆われる。更に、被覆防水層134と補完防水層132に隙間ができないように、補填防水層135が貼着されて基礎から漏水しないように防水処理がされる。更に、基礎の下部を覆っている被覆防水層134の上端面を押さえるように、第2の組立ブロック3が据え付けられる。
第2の組立ブロック3の平面形状は、組立ブロック2よりも大きな正方形形状とされ、天面には組立ブロック2のインサート20の位置に対応する位置に、ボルト52を挿通させる一対の段孔140が形成されている。また、天面には、ボルト頭部を引っ掛けてスライドさせる開放溝部が形成された一対のレール141が形成されている。底面には、被覆防水層で覆われた組立ブロック2を収容できる大きな窪穴142が形成されている。
第2の組立ブロック3の窪穴142を、積み重ねられた組立ブロック2の上部の被覆防水層134を覆うように被せて、ボルトを第2の組立ブロックの段孔に通して、三段目の組立ブロックのインサートにねじ固定させる(図省略)。そうすると、被覆防水層134は、第2の組立ブロック3に押さえられるため、外気温の変動や風圧による影響により、基礎の下部の胴部から脱離することがなくなる。これにより、基礎の胴部の被覆防水層134を金属帯で巻く必要がなくなる。
機器、配管又は機器を取り付ける骨組は、前記開放溝部にボルト頭部が引掛けられたボルト53を使って仮固定され、位置調整されてから固定される。これにより、大きな平面積を有する機器や広い範囲に亘って配設される配管、骨組等であっても、所定の位置に高い精度で、容易に設置することができる。
実施例5では正八角形形状の例と、正方形形状の一方の側縁から植栽用陥没部が張り出した例とを、図8を参照して簡単に説明する。図8(A)図では、平面形状が正八角形形状とされ、内方円周上と外方円周上の各々に、2組の対をなす段孔とインサートとが設けられている組立ブロック4を説明する。なお、正八角形形状の組立ブロック4は、組立ブロックとしても、第2の組立ブロックとしても適用可能であることは勿論のことである。
各々の対をなす段孔を結ぶ第1の仮想線と、対をなすインサートを結ぶ第2の仮想線とは、正八角形形状の中心位置を交点として交差している。内方円周上の2組の対をなす段孔150の中心とインサート151の中心とから交点までの距離は、内方円周の半径(R1)とされている。外方円周上の2組の対をなす段孔152の中心とインサート153の中心から交点までの距離は、外方円周の半径(R2)とされている。また、正八角形の中心には位置合わせ調整手段としての凹部154が形成されている。
対をなすインサート151,153と、対をなす段孔150,152は、正八角形の中心を通り45度の位相の放射線と前記大小の2つの半径の円との交点に、交互に配設される。この正八角形の組立ブロック4を上下に積み重ねて、上方の組立ブロック4の段孔150,152からボルトを挿通して、下方の組立ブロックのインサート151,153に固定すれば、内外2つの円周に沿って、均等に上下の組立ブロック4がボルト固定される。これにより組立ブロックの固定がより強固なものとなる。
次に、平面形状が正方形形状とされた組立ブロックの一方の側縁から、植栽用陥没部が張り出した組立ブロック5を、図8(B)図を参照して簡単に説明する。図8(B)図は、組立ブロック5の平面図を示している。植栽用の陥没部160は、深さが組立ブロック本体部161の高さと略同一とされて、周囲を薄い壁部162で囲まれるようにして形成される。この例の組立ブロック5を、中央部の凹部163を中心にして平面的に90度の位相で回転させて積み重ねれば、四角柱状態の基礎の周囲に植栽を配置させた立体彫刻の工作物を構築させることができる。
実施例6では、基礎の用途が設備機器の基礎に限定されないことを示す例として、看板基礎用に組立ブロックを使用する例と、設備機器設置と緑化とを兼ねた工作物に組立ブロックを使用する例を、図9を参照して簡単に説明する。図9(A)図は看板用基礎を説明する斜視図を示し、図9(B)図は太陽光発電パネル基礎と植栽とを兼ねた工作物を説明する斜視図を示している。
図9(A)図に示しているように、看板用基礎170は、下方から一段目は2つの組立ブロック2を並べて形成し、二段面と三段目は1つの組立ブロック2を積み重ねるようにして構築されている。基礎の下方部の接地面積が拡大されているため安定した基礎とすることができる。まず、一段目の2つの組立ブロック2を、各々のインサート20の一方が近接するように接しさせて並べる。
二段目の組立ブロック2は、一段目の組立ブロック2とは、位相を90度回転させるように積み重ねる。そして、一対の段孔10の上方から各々にボルト52を挿通させて、夫々のボルト52を下方の隣り合っている2つの組立ブロック2の近接している夫々のインサート20に、挿通して固定させて、一段目と二段目の組立ブロック2を固定させる。
三段目の組立ブロック6は、二段目の組立ブロック2に、位相を90度回転させるようにして積み重ねて、二段目の組立ブロック2にボルト固定させる。三段目の組立ブロック6の天面に形成させた、上方に向けて開放溝部が設けられた機器固定用のレール171に、頭部を側方から通したボルトに、看板の基礎板172がナットで固定される。
図9(B)図に示しているように、太陽光発電パネル基礎と植栽とを兼ねた工作物180は、最下段とその上の段の組立ブロック8には、側方の一方を外方に張り出させるようにして、植栽用の陥没部181が形成されている。このように植栽を兼ねた工作物とすることにより、人に看られる位置に基礎を構築する場合には、周囲の環境に優しい外観を呈する工作物とすることが可能である。なお、太陽光発電パネルの骨組を固定させる上段の組立ブロック7には、天面に上方に向けて開放溝部が設けられた機器固定用のレール171が1本設けられている。このように、レールの本数が限定されないことも勿論のことである。
(その他)
・今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の技術的範囲は、上記した説明に限られず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,2…組立ブロック、3…第2の組立ブロック、
4,5,6,7,8…組立ブロック、9…基礎、
10…段孔、20…インサート、30…貫通孔、40…窪部、50…凹部、
60…側面金型、70…天面金型、80…底面金型、90…基礎、
100…コンクリート版、110…屋根、
11…第1の仮想線、12…第2の仮想線、13…上部孔、14…下部孔、
21…雌ねじ、51…嵌合物、52,53…ボルト、71,72…管状凸部、
61,73,74,81,82,84…凸部、
91…中央部の基礎、92…水勾配下側の基礎、93…水勾配上側の基礎、
111…機器、112…太陽光発電パネル、113…単位、114…骨組、
115,130…屋根コンクリート版、
120…スペーサ、121…ねじ軸体、122…平板、
131…既設の防水層、132…補完防水層、133…固定穴、
134…被覆防水層、135…補填防水層、
140,150…段孔、141,171…レール、142…窪穴、
151,153…インサート、152…段孔、154…凹部、
160…陥没部、161…本体部、162…壁部、163…凹部、
170…看板用基礎、172…基礎板、180…工作物、181…陥没部

Claims (7)

  1. 組立ブロックであって、天面に、ボルトを挿通固定させる段孔とボルトを螺合させる雌ねじを内面に備えた陥没体とを備えた工作物をなす組立ブロックにおいて、
    天面と底面とが平行とされた平板体をなし、
    前記組立ブロックを積み重ねて、前記ボルトを、上方に配設された前記組立ブロックに備えられた前記段孔に挿通させて、下方の前記組立ブロックの前記雌ねじに螺合固定させることにより、
    下方の前記組立ブロックに上方の前記組立ブロックが、直立するように積み重ね固定可能とされ、
    前記段孔は対をなす段孔を有し、前記陥没体は対をなす陥没体を有し、
    前記天面において、一対の段孔を結ぶ第1の仮想線と、一対の陥没体を結ぶ第2の仮想線とが、所定の交差角度をなすように交点で交差し、
    一対の段孔と、一対の陥没体の各々の中心が、前記交点から同じ距離にある、
    ことを特徴とする組立ブロック。
  2. 前記組立ブロックの平面形状が正方形形状とされると共に前記交差角度が90度とされ、
    上方の前記組立ブロックと下方の前記組立ブロックを積み重ねて、前記交点を上下に貫通する仮想軸の周りに、一方の前記組立ブロックを他方の前記組立ブロックに対して90度回すことにより、上方の前記組立ブロックの前記段孔の中心位置と下方の前記組立ブロックの前記陥没体の中心位置が一致する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の組立ブロック。
  3. 前記組立ブロックに貫通孔が含まれ、
    前記組立ブロックを積み重ねて、前記ボルトを前記段孔から通して前記陥没体にねじ固定させた状態で、
    前記貫通孔が、積み重ねられた全ての前記組立ブロックを上下方向に貫通させる孔をなしている、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の組立ブロック。
  4. 前記交点に交点位置合わせ手段が備えられている、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の組立ブロック。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の前記組立ブロックの平面形状よりも大きな窪穴が、底面に備えられた第2の組立ブロックであって、
    積み重ねられた前記組立ブロックを覆うように形成された防水層の上方に載置され、
    前記窪穴が前記防水層の押さえ手段とされている、
    ことを特徴とする第2の組立ブロック。
  6. 第2の組立ブロックの天面に、一対の段孔と、機器固定用のレールとを含み、
    前記段孔が、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の前記組立ブロックの前記陥没体の位置に一致され、
    前記レールが、上方に向けて開放溝部が設けられた機器固定用のレールである、
    ことを特徴とする請求項5に記載の第2の組立ブロック。
  7. 基礎構造であって、
    請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の前記組立ブロックのうちから選ばれた組立ブロックと請求項5又は請求項6に記載の第2の組立ブロックを含んで形成されている、
    ことを特徴とする基礎構造。
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