JP5895741B2 - 自動販売機用扉体の支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動販売機本体の内部に設けられた断熱構造の商品収容庫の前面開口の少なくとも一部を覆う態様で配設される断熱構造の自動販売機用扉体の支持構造に関するものである。
図12は、従来の自動販売機の内部構造を示す斜視図である。この図12に示すように、例えば缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を販売する自動販売機においては、自動販売機本体100の内部に断熱構造の商品収容庫230が設けられているとともに、この商品収容庫230の内部に商品を収納するための商品収納ラック101が設けられており、商品収容庫230の内部雰囲気を冷却、若しくは加熱することによって商品収納ラック101に収納された商品を所望の温度状態に維持するようにしている。
このような自動販売機本体100の前面開口は、該自動販売機本体100の左側縁部に開閉移動可能に配設された外扉300により開閉されるものであり、商品収容庫230の前面開口は、内扉400と称される断熱構造の扉体により開閉されるものである。このような扉体は、上下に分割されて構成されており、上側の扉体401は、商品収容庫230の前面開口の上部側を開閉させるものであり、外扉300の裏面に係止されて外扉300とともに開閉移動するものである。
一方、下側の扉体402は、商品収容庫230の前面開口の下部側を開閉させるものであり、自動販売機本体100の左側縁部における鉛直方向に沿って延在する軸部の中心軸回りに開閉移動するものである。この下側の扉体402には、商品収容庫230の商品収納ラック101から払い出された商品を通過させるための商品搬出口410が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3783599号公報
上述したような自動販売機においては、内扉400を構成する下側の扉体402は左端部が回転軸端となり、右端部が自由端となっているため、自動販売機の左右幅の寸法、すなわち機械幅の増大に伴い、扉体自身の自重やガタ等により、自由端側(右端部側)が下方に垂れ下がる、いわゆる肩下がりが発生してしまい、これにより気密性及び断熱性を低下させてしまう虞れがあった。特に、上述したような自動販売機では、下側の扉体402が閉成時となる場合には、自由端となる右端部が自動販売機本体100の右側部に配設された断熱パネルと重なることにより断熱性能を発揮することとなるが、該扉体402の開閉軌跡が自動販売機の左右幅を超えてはならないため、該扉体402の右端部と上記断熱パネルとの重なり部分を十分に確保することが困難であるというのが実情である。そのため、上述したような肩下がりが発生してしまうと、気密性及び断熱性の低下は著しいものとなってしまう。
本発明は、上記実情に鑑みて、断熱性及び気密性を良好に維持することができる自動販売機用扉体の支持構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る自動販売機用扉体の支持構造は、自動販売機本体の内部に設けられた断熱構造の商品収容庫の前面開口の少なくとも一部を覆う態様で配設される断熱構造の自動販売機用扉体の支持構造であって、前記自動販売機本体に取り付けられ、かつ上下方向に沿って延在する基部と、前記基部の延在端部より前方に向けて延在し、かつ前記自動販売機用扉体の下端面の少なくとも一部に接して該自動販売機用扉体を載置させる載置部と、前記載置部の前端より上方に向けて延在し、前記載置部に載置された自動販売機用扉体の前方への移動を規制する規制部とを有する下端支持部材を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記自動販売機用扉体の支持構造において、前記自動販売機本体に上下方向に沿って変位可能に配設され、かつ下方に向けて変位する場合には、自身に形成された支持溝が前記自動販売機用扉体の上端部において自身に直交する方向に延在する態様で設けられた係合片の係合溝に進入することで、前記支持溝に前記係合片の一部が相対的に進入することを許容しつつ自身の一部が前記係合溝に進入することにより前記自動販売機用扉体の前後方向及び左右方向の移動を規制して支持する上端支持部材を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記自動販売機用扉体の支持構造において、前記下端支持部材は、左右一対となる態様で設けられており、互いの間に前記自動販売機用扉体において前記下端面より下方に向けて突出する態様で設けられたガイド部材の進入を許容することで、該自動販売機用扉体の左右方向への移動を規制することを特徴とする。
また、本発明は、上記自動販売機用扉体の支持構造において、前記下端支持部材は、前記載置部が前記自動販売機用扉体の表面に生じた結露水の案内面を構成することを特徴とする。
本発明の自動販売機用扉体の支持構造によれば、基部を通じて自動販売機本体に取り付けられた下端支持部材は、基部の延在端部より前方に向けて延在する載置部を通じて自動販売機用扉体を載置させ、かつ載置部の前端より上方に向けて延在する規制部を通じて、載置部に載置された自動販売機用扉体の前方への移動を規制することで自動販売機用扉体を支持しているので、自動販売機の左右幅(機械幅)の寸法を増大させたとしてもいわゆる肩下がりが発生する虞れがなく、しかも自動販売機用扉体の開閉軌跡を考慮する必要がないので、自動販売機本体に敷設された断熱パネルとの重なり部分を十分に確保することができる。従って、断熱性及び気密性を良好に維持することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態である自動販売機用扉体の支持構造が適用された自動販売機の内部構造を示す断面側面図である。 図2は、図1に示した下部内扉を示す斜視図である。 図3は、図1に示した自動販売機の内部構造を正面側から概念的に示した概念図である。 図4は、図1に示した自動販売機の要部を拡大して示す拡大断面側面図である。 図5は、本体キャビネットの左側部の前端側内部に取り付けられた左側の上端支持部材を示す斜視図である。 図6は、上端支持部材の支持片と、下部内扉に配設された係合片との係合手順を示す説明図である。 図7は、下部内扉の変形例の斜視図である。 図8は、下端支持部材の変形例の正面図である。 図9は、図8のA−A線断面図である。 図10は、図8のB−B線断面図である。 図11は、図8のC−C線断面図である。 図12は、従来の自動販売機の内部構造を示す斜視図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機用扉体の支持構造の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態である自動販売機用扉体の支持構造が適用された自動販売機の内部構造を示す断面側面図である。ここで例示する自動販売機は、例えば缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を冷却、若しくは加熱した状態で販売するもので、本体キャビネット10、外扉30及び内扉40を備えている。
本体キャビネット10は、前面が開口した直方状の形態を成す自動販売機本体である。この本体キャビネット10には、天部11、底部12、背部13及び両側部14に敷設された断熱パネル21に囲繞される態様で商品収容室20が画成されている。そして、かかる商品収容室20の内部に例えば2つの断熱仕切板22(図3参照)によって仕切られた3つの独立した商品収容庫23が左右に並んだ態様で設けられている。これら商品収容庫23は、缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を所望の温度に維持した状態で収容するためのもので、断熱構造を有している。
上記商品収容庫23には、商品収納ラック1、搬出機構2及び搬出シュータ3が設けられている。商品収納ラック1は、商品を上下方向に沿って並ぶ態様で収納するためのものである。搬出機構2は、商品収納ラック1の下部に設けられており、この商品収納ラック1に収納された商品群の最下位にある商品を1つずつ搬出するためのものである。搬出シュータ3は、搬出機構2から搬出された商品を外扉30に設けられた後述する商品取出口31に導くためのものであり、前方側に向けて漸次下方に傾斜する態様で配設されている。
そして搬出シュータ3の下方域には蒸発器5a及びヒータHが配設されている。蒸発器5aは背面ダクトDの前面側に配設されており、機械室24に配設された圧縮機5b、凝縮器5c、膨張機構5dと冷媒配管5eを通じて順次接続されて冷凍サイクル5を形成している。圧縮機5bは、吸引口を通じて冷媒を吸引し、吸引した冷媒を圧縮して高温高圧の状態(高温高圧冷媒)にして吐出口より吐出するものである。凝縮器5cは、通過する冷媒を凝縮させるものである。より詳細に説明すると、圧縮機5bで圧縮され、かつ吐出口から吐出されて冷媒配管5eを通じて送出された冷媒を周囲空気と熱交換させて凝縮させるものである。膨張機構5dは、通過する冷媒を減圧して断熱膨張させるものである。
これら冷凍サイクル5で冷媒を循環させることにより、圧縮機5bで圧縮された冷媒が凝縮器5cで凝縮され、その後に膨張機構5dで断熱膨張されて蒸発器5aを通過する。冷媒が蒸発器5aを通過する際に、該蒸発器5aが配設された商品収容庫23の内部空気との間で熱交換が行われて、自身が蒸発して内部空気を冷却する。蒸発した冷媒は圧縮機5bに吸引される。
冷却された内部空気は庫内送風ファンFの駆動により商品収容庫23の内部を移動し、これにより該商品収容庫23の商品収納ラック1に収納された商品は所望の温度(例えば5℃)に冷却されることになる。
ヒータHは、蒸発器5aの前面側に配設されている。このヒータHは通電状態となることにより周囲空気を加熱するものである。
ヒータHにより加熱された空気は、庫内送風ファンFの駆動により商品収容庫23の内部を移動し、これにより該商品収容庫23の商品収納ラック1に収納された商品は所望の温度(例えば55℃)に加熱されることになる。
外扉30は、本体キャビネット10の前面開口を覆うためのもので、本体キャビネット10の左側縁部に開閉移動可能に配設されている。外扉30の前面には、商品を販売する際に必要となるディスプレイウィンドウ、商品選択ボタン、紙幣挿通口、硬貨投入口、返却レバー、金額表示器、硬貨返却口が設けられているとともに(いずれも図示せず)、商品取出口31が設けられている。
また、この外扉30には商品取出部32が設けられている。商品取出部32は、商品収容庫23における商品収納ラック1から払い出されて内扉40の後述する商品搬出口41を通過した商品を収容し、かつ商品取出口31を通じて該商品を取出可能にするものである。
内扉40は、商品収容庫23(商品収容室20)の前面開口を覆うための断熱扉である。この内扉40は、上下に分割された構造を有しており、商品収容庫23(商品収容室20)の前面開口の上部側を覆う上部内扉40aと、商品収容庫23(商品収容室20)の前面開口の下部側を覆う下部内扉(自動販売機用扉体)40bとから構成されている。
上部内扉40aは、外扉30の内方となる位置において本体キャビネット10の左側前端部に開閉可能に配設されており、図示せぬ取付部材を介して外扉30の裏面に取り付けられている。この上部内扉40aは、外扉30とともに開閉移動するものである。
図2は、図1に示した下部内扉40bを示す斜視図である。この図2に示すように、下部内扉40bは、各商品収容庫23に対応した部位に商品搬出口41を備えており、商品収納ラック1から商品が搬出シュータ3に払い出された場合に、商品取出口31を通じて商品を商品取出部32に搬出することが可能である。この図2は示していないが、商品搬出口41は、商品搬出扉42により開閉されるものである。
このような下部内扉40bは、下端部の前面が下方に向かうに連れて漸次後方に傾斜する形態を成しており、下端面の中央部分にはガイド部材43が取り付けられている。ガイド部材43は、下部内扉40bの前面に生じた結露水を後述する樋部材6に案内するものである。
かかる下部内扉40bの上端部の左右両側面には、左右一対となる係合片44が配設されている。これら係合片44は、前方に向けて延在しており、下部内扉40bの前面よりも前方側の部位に上方に開口する係合溝44aが形成されている。
次に、上記下部内扉40bの支持構造について説明する。図3は、図1に示した自動販売機の内部構造を正面側から概念的に示した概念図であり、図4は、図1に示した自動販売機の要部を拡大して示す拡大断面側面図である。これら図3及び図4に示すように、自動販売機の本体キャビネット10には、下端支持部材50及び上端支持部材60が取り付けられている。
下端支持部材50は、左右一対となる態様で本体キャビネット10の底部12の前端部に取り付けられている。これら下端支持部材50の互いの離間距離は、図3中の二点鎖線で示す下部内扉40bに設けられたガイド部材43の左右方向の長さよりも僅かに大きいものであり、これらの間にガイド部材43の進入を許容するものである。
下端支持部材50は、金属の板状体を屈曲させて縦断面形状が略Z字状と成るように形成されたもので、基部51と、載置部52と、規制部53とが連続して一体的に形成されて構成されている。
基部51は、上下方向に沿って延在する部位であり、本体キャビネット10の底部12の前端部の裏面側にネジ部材Nを介して取り付けられている。尚、該底部12の前端部の前面側には、該ネジ部材Nにより樋部材6が取り付けられている。樋部材6は、ガイド部材43から案内された結露水を所定の蒸発皿(図示せず)に導くためのものである。
載置部52は、基部51の上方延在端部より前方に向けて延在する部位であり、下部内扉40bの下端面の一部に接して該下部内扉40bを載置させるものである。
規制部53は、載置部52の前端より上方に向けて延在する部位であり、より詳細には、上方に向かうに連れて漸次前方に傾斜する態様で延在している。この規制部53の傾斜角度は、下部内扉40bの下端部の傾斜角度に略等しいものである。かかる規制部53は、載置部52に載置された下部内扉40bの前方への移動を規制するものである。尚、図4中の符号Kは、搬出シュータ3を支持する鋼板の前端面に貼付されたクッション材である。
上端支持部材60は、左右一対となる態様で本体キャビネット10の両側部14の前端側内部に取り付けられている。図5は、本体キャビネット10の左側部の前端側内部に取り付けられた左側の上端支持部材60を示す斜視図である。尚、右側の上端支持部材60は、左側の上端支持部材60と左右対象の構成となるだけであるので、ここでは左側の上端支持部材60のみを説明し、右側の上端支持部材60の説明は割愛する。
左側の上端支持部材60は、金属の板状体を屈曲等させて構成されたものであり、基体部61と支持片62とが連続して一体的に形成されて構成されている。
基体部61は、上下方向が長手方向となる長尺状の板状体であり、上下方向が長手方向となる2つの長孔61aが前後に形成されている。この基体部61は、本体キャビネット10の左側部の前端側内部に取り付けられたピン部材Pがそれぞれの長孔61aを挿通することで、上下方向に沿って変位可能に配設されている。
支持片62は、基体部61の上端側後端部より右方に向けて延在する部位である。つまり、支持片62は、上記係合片44と直交する方向に沿って延在している。この支持片62には、下方に開口する支持溝62aが形成されている。
これら下端支持部材50及び上端支持部材60を備える支持構造は、次のようにして下部内扉40bを支持する。
下端支持部材50は、他方の下端支持部材50との間にガイド部材43が進入して下部内扉40bの下端面の一部が載置部52に接することで、該下部内扉40bが左右方向に沿って移動することを規制しつつ、規制部53により該下部内扉40bが前後方向に沿って移動することを規制して、該下部内扉40bを支持することができる。
上端支持部材60は、それぞれが上方に向けて変位することで下部内扉40bが立設状態で配置されることを許容し、その後に下方に向けて変位することで、図6の(a)に示すように、支持片62が下方に向けて変位する。そして、下方に向けての変位により支持片62の支持溝62aが係合片44の係合溝44aに進入した後、図6の(b)に示すように、支持溝62aに係合片44の一部が相対的に進入することを許容しつつ自身の一部が係合溝44aに進入することで支持片62は係合片44と係合状態となる。これにより上端支持部材60は、下部内扉40bの上端部の前後方向及び左右方向の移動を規制して支持することができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態である支持構造においては、下端支持部材50が、載置部52を通じて下部内扉40bを載置させ、かつ規制部53を通じて下部内扉40bが前後方向に沿って移動することを規制して下部内扉40bを支持しているので、自動販売機の左右幅(機械幅)の寸法を増大させたとしてもいわゆる肩下がりが発生する虞れがなく、しかも下部内扉40bの開閉軌跡を考慮する必要がないので、本体キャビネット10に敷設された断熱パネル21との重なり部分を十分に確保することができる。
従って、本実施の形態である支持構造によれば、断熱性及び気密性を良好に維持することができる。
また、上記支持構造によれば、上端支持部材60が、支持片62と係合片44とが係合状態になることで下部内扉40bの上端部の前後方向及び左右方向の移動を規制して支持するので、下部内扉40bをより確実に支持することができ、これによっても断熱性及び気密性を良好に維持することができる。
また、上記支持構造によれば、下端支持部材50が左右一対となる態様で設けられており、互いの間に下部内扉40bのガイド部材43の進入を許容して支持するので、下部内扉40bの左右方向の移動を規制して支持することができ、これによっても断熱性及び気密性を良好に維持することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
図7〜図11は、それぞれ本発明の自動販売機用扉体(下部内扉)の支持構造の変形例を説明するためのものであり、図7は、下部内扉の変形例の斜視図であり、図8は、下端支持部材の変形例の正面図であり、図9は、図8のA−A線断面図であり、図10は、図8のB−B線断面図であり、図11は、図8のC−C線断面図であり、図尚、上述した実施の形態で説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を適宜省略する。
図7に示すように、下部内扉40b′の下端部における中央域45aの下端面が水平方向に沿って延在しており、該下端部における右側域45bの下端面が中央域45aの下端面に連続しつつ右方に向かうに連れて漸次上方に向けて傾斜する態様で延在しており、該下端部における左側域45cの下端面が中央域45aの下端面に連続しつつ左方に向かうに連れて漸次上方に向けて傾斜する態様で延在している。
支持構造を構成する下端支持部材50′は、本体キャビネット10の底部12の前端部の全長に亘って取り付けられており、左右方向の延在長さが下部内扉40b′の左右方向の延在長さよりも僅かに大きいものである。
このような下端支持部材50′は、金属の板状体を屈曲させて形成されたもので、基部54と、載置部55と、規制部56とが連続して一体的に形成されて構成されている。
基部54は、上下方向に沿って延在する部位であり、本体キャビネット10の底部12の前端部の裏面側にネジ部材Nを介して取り付けられている。この基部54の上端部は、上端縁部が前方に向けて延在した後に下方に向けて延在する態様で折り曲げられている。
載置部55は、基部54の延在端部より前方に向けて延在する部位であり、下部内扉40b′の下端面の一部に接して該下部内扉40b′を載置させるものである。
規制部56は、載置部55の前端より上方に向けて延在する部位であり、より詳細には、上方に向かうに連れて漸次前方に傾斜する態様で延在している。この規制部56の傾斜角度は、下部内扉40b′の下端部の傾斜角度に略等しいものである。かかる規制部56は、載置部55に載置された下部内扉40b′の前方への移動を規制するものである。
このような下端支持部材50′においては、内扉40の下端部の中央域45aに対応する中央部50aは、基部54の上端部、載置部55及び規制部56が水平方向に沿って延在しており、該下端部の右側域45bに対応する右側部50bは、基部54の上端部、載置部55及び規制部56が上記右側域45bの傾斜角度と略同じ傾斜角度で右方に向かうに連れて漸次上方に向けて傾斜しており、該下端部の左側域45cに対応する左側部50cは、基部54の上端部、載置部55及び規制部56が上記左側域45cの傾斜角度と略同じ傾斜角度で左方に向かうに連れて漸次上方に向けて傾斜している。そして、中央部50aにおける載置部55には、貫通孔55aが形成されている。
このような下端支持部材50′は、載置部55に下部内扉40b′の下端面が接することで該下部内扉40b′を載置し、規制部56により前後方向に沿って移動を規制することになるが、中央部50a、右側部50b及び左側部50cにおける載置部55が下部内扉40b′の表面に生じた結露水の案内面を構成している。つまり、下部内扉40b′の表面に生じた結露水は、下方に向けて流れた後、載置部55の上面を流れ、貫通孔55aを介して樋部材6に滴下されることになる。
このような構成の支持構造においても、自動販売機の左右幅(機械幅)の寸法を増大させたとしてもいわゆる肩下がりが発生する虞れがなく、しかも下部内扉40b′の開閉軌跡を考慮する必要がないので、本体キャビネット10に敷設された断熱パネル21との重なり部分を十分に確保することができ、断熱性及び気密性を良好に維持することができる。
上述した実施の形態では、下端支持部材50及び上端支持部材60で支持構造を構成していたが、本発明においては、上端支持部材は必須の構成要素ではなく、自動販売機用扉体の上端側を保持する形態については特に限定されない。
10 本体キャビネット
12 底部
20 商品収容室
23 商品収容庫
30 外扉
31 商品取出口
32 商品取出部
40 内扉
40a 上部内扉
40b 下部内扉(自動販売機用扉体)
41 商品搬出口
42 商品搬出扉
43 ガイド部材
44 係合片
44a 係合溝
50 下端支持部材
51 基部
52 載置部
53 規制部
60 上端支持部材
61 基体部
61a 長孔
62 支持片
62a 支持溝

Claims (4)

  1. 自動販売機本体の内部に設けられた断熱構造の商品収容庫の前面開口の少なくとも一部を覆う態様で配設される断熱構造の自動販売機用扉体の支持構造であって、
    前記自動販売機本体に取り付けられ、かつ上下方向に沿って延在する基部と、
    前記基部の延在端部より前方に向けて延在し、かつ前記自動販売機用扉体の下端面の少なくとも一部に接して該自動販売機用扉体を載置させる載置部と、
    前記載置部の前端より上方に向けて延在し、前記載置部に載置された自動販売機用扉体の前方への移動を規制する規制部と
    を有する下端支持部材を備えたことを特徴とする自動販売機用扉体の支持構造。
  2. 前記自動販売機本体に上下方向に沿って変位可能に配設され、かつ下方に向けて変位する場合には、自身に形成された支持溝が前記自動販売機用扉体の上端部において自身に直交する方向に延在する態様で設けられた係合片の係合溝に進入することで、前記支持溝に前記係合片の一部が相対的に進入することを許容しつつ自身の一部が前記係合溝に進入することにより前記自動販売機用扉体の前後方向及び左右方向の移動を規制して支持する上端支持部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機用扉体の支持構造。
  3. 前記下端支持部材は、左右一対となる態様で設けられており、互いの間に前記自動販売機用扉体において前記下端面より下方に向けて突出する態様で設けられたガイド部材の進入を許容することで、該自動販売機用扉体の左右方向への移動を規制することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動販売機用扉体の支持構造。
  4. 前記下端支持部材は、前記載置部が前記自動販売機用扉体の表面に生じた結露水の案内面を構成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の自動販売機用扉体の支持構造。
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