JP5892796B2 - 高圧モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、高圧モジュールに関し、より詳しくは、高圧モジュール内部に設置された半導体素子に対するゲル状の絶縁物での絶縁構造に関する。
高圧モジュールは、IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)、ダイオード、GTO(ゲートターンオフサイリスタ)、トランジスタ等の高圧半導体素子を絶縁容器に密封して構成される半導体装置である。特に、IGBTは、制御が容易で、かつ、大電流かつ高周波の動作が可能なことから、様々な用途への適用が期待されている。近年、IGBT素子の大容量化に伴い、モジュール内部の高電圧化、及び半導体素子の大型化と多チップ化による高密集化により、モジュール内部の絶縁耐力向上が課題となっている。
一般的な高圧モジュールの内部絶縁構造について図5を用いて説明する。図5は、従来の高圧モジュールの構成例を示す模式断面図である。図5に示した高圧モジュール101の内部では、最下部からアース板7、裏面金属基板3、アルミナや窒化アルミ等のセラミックスからなる絶縁基板1、表面金属基板2、半導体素子5の順で積層され、半導体素子5は接合部材11により表面金属基板2に接合されている。絶縁基板1、表面金属基板2および裏面金属基板3からなる回路基板部4としては熱伝導率向上のためダイレクト接合構造であるDBC(Direct Bond Copper)基板が用いられている。
回路基板部4および半導体素子5の周囲にはケース8が配設されており、このケース8がアース板7上に固着されて形成される筐体51の内部に収容空間が形成されている。ケース8は、例えばエポキシ、PPS(ポリフェニレンスルファイド)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)などの樹脂からなり、リード部9を一体に形成されている。リード部9は、外部回路への接続のための外部端子部9aと、半導体素子5側の端子と電気的に接続するための内部端子部9cと、外部端子部9aと内部端子部9cとを連結する接続リード部9bとを一体としたものである。
図5において、高圧電源201と接続された高圧モジュール101の外部端子部9aは接続リード部9bを介して内部端子部9cと接続されており、内部端子部9cはボンディングワイヤ10を介して半導体素子5と電気的に接続されている。裏面金属基板3はアース板7を介して接地電位に接続されている。
また、高圧モジュール101では、ケース8とアース板7とで形成される筐体51の収容空間内部にゲル状絶縁物6を充填することで、半導体素子5など高圧部品周辺の絶縁がなされている。なお、ゲル状絶縁物6としては例えばシリコーンゲルが用いられる。
高圧モジュールにおいて、ゲル状絶縁物6、特にシリコーンゲルを絶縁に用いる理由としては、ある程度の機械強度を保持しつつ、温度変化や振動等による機械応力がボンディングワイヤ10に加わらないように変形可能である(すなわち低弾性率である)ことが挙げられる。しかしながら、シリコーンゲル自体は通常の固体絶縁物に比べて、初期状態での絶縁耐圧が低く、部分放電(以下「PD」(Partial discharge)とも称する)の発生に伴い即座に絶縁性能が低下するという欠点を持つ。後者の原因としては、シリコーンゲル中では部分放電発生によりシリコーンゲルと絶縁基板との界面上で空隙が拡張して、その空隙部がより大きな絶縁欠陥となっていくことが挙げられる。さらに、高圧モジュール内部では、半導体素子などのチップ部品や基板が密集して集積され、例えば微小な幅の溝部などの微細構造が形成されているため、この微細構造にシリコーンゲルが入り込めず、これにより絶縁欠陥となる微細空隙が生じ易い、という問題がある。
このような高圧モジュールの絶縁を向上させる手法としては、例えば(1)基板配置の最適化、(2)高圧部のコーティング、の対策技術が提案されている。それらの例を下記に示す。
(1)金属基板配置の最適化(特許文献1参照)。
特許文献1に開示されている構成では、絶縁基板の表面と裏面とに設置された金属基板について、金属基板端部から絶縁基板端部までの距離を表裏金属基板で一致させる構造を用いている。この構造を用いることで、金属基板端部の電界集中度が緩和されるため、部分放電開始電圧及び絶縁破壊電圧が上昇するという効果を奏する。
(2)高圧部のコーティング(特許文献2参照)。
特許文献2に開示されている構成では、絶縁基板端部を樹脂によりコーティングした上で、シリコーンゲルを充填させている。この構造により、絶縁基板端部はシリコーンゲルよりも絶縁耐圧の高い樹脂で保護されることになる。さらに、コーティングする樹脂の誘電率をシリコーンゲルよりも高くすれば、絶縁基板端部の電界強度自体も低下させることが出来る。以上のような作用により、部分放電開始電圧及び絶縁破壊電圧が上昇するという効果を奏する。
特開2001−332823号公報 特開2000−91472号公報
上述の特許文献1に開示されている対策技術では、絶縁基板周辺の電界強度を緩和するという手段で高圧モジュールの絶縁性能を向上させようとしているが、金属基板の配置の変更だけでは電界緩和に限界がある。
また、上述の特許文献2に開示されている対策技術では、絶縁基板周辺のみをシリコーンゲル以外の材料で絶縁するという手段で高圧モジュールの絶縁性能を向上させようとしているが、シリコーンゲル以外の材料も使用することで、材料費が増加するとともに製造工程も追加となるため、高圧モジュールのコスト増加をもたらす。
このため、本発明は、絶縁基板周辺の電界強度を変化させないで、かつ、ゲル状絶縁物以外の材料を使用せずに、絶縁性能を十分に向上させた高圧モジュールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明者は、上述の例えば図5に示したような、絶縁基板1の表面および裏面にそれぞれ表面金属基板2および裏面金属基板3が接合され、表面金属基板2には半導体素子5が搭載されるとともに、半導体素子5の表面電極および裏面金属基板3はそれぞれ高圧電源および接地電位に接続され、絶縁基板1、表面金属基板2、裏面金属基板3および半導体素子5がゲル状絶縁物6で封止された高圧モジュールにおける部分放電の発生機構について検討した。
図6は、上述の図5で説明した高圧モジュール101を例として、高圧モジュールのゲル状絶縁物中での部分放電発生箇所を示す模式断面図である。
高圧モジュール101のゲル状絶縁物6中では、図6に示す、ボンディングワイヤ10周辺(A1部)、表面金属基板2と絶縁基板1とゲル状絶縁物6との交点(三重点)(A2部)、裏面金属基板3と絶縁基板1とゲル状絶縁物6との交点(三重点)(A3部)で電界集中が起き、これらが主な部分放電の発生起点となる。このうち、ボンディングワイヤ10周辺(A1部)は、高電圧となるボンディングワイヤ10周辺に接地電位部がないことから、絶縁破壊にまで進展する可能性は小さい。また、裏面金属基板3と絶縁基板1とゲル状絶縁物6との交点(三重点)(A3部)も、裏面金属基板3自体が接地電位であることから、絶縁破壊にまで進展する可能性は小さい。このため、本発明者は、高圧モジュールの絶縁破壊原因として、表面金属基板2と絶縁基板1とゲル状絶縁物6との交点(三重点)(A2部)から発生する部分放電に着目した。
表面金属基板2と絶縁基板1とゲル状絶縁物6との交点(三重点)(A2部)での部分放電発生においては、A2部に残存もしくは発生する微細空隙が起点となる。部分放電発生後の放電は、絶縁基板1とゲル状絶縁物6との界面上に空隙を形成しながら進展していき、最終的に接地電位部(裏面金属基版3もしくはアース板7)に達すると絶縁破壊となる。
なお、図6において、高圧電源201からは例えば1700V程度以上の高電圧が印加されるが、本発明において、高圧電源201からの印加電圧の電圧レベルはこれに限定されるものではない。また、本発明において、高圧電源201からの高電圧は交流電圧であってもよく、直流電圧であってもよい。また、実際の高圧モジュールにおける回路基板部の表面金属基板の電圧は、その回路部位によって複数の異なる電圧レベルとなることが多いが、少なくとも、高圧電源の電源電圧がそのまま印加される表面金属基板部、および、高圧電源の電源電圧に近い高い電圧が印加される表面金属基板部では、当該表面金属基板と絶縁基板とゲル状絶縁物との交点(三重点)(A2部)から発生する部分放電が問題となる。
上記より、ゲル状絶縁物6中に空隙を残存、発生させないような機構を追加すれば、ゲル状絶縁物6中で部分放電が発生、進展しにくくなり、高圧モジュール全体としての絶縁性能向上につながる。そこで、本発明では、ゲル状絶縁物6中に空隙を残存、発生させ難くする手段として、ゲル状絶縁物6を絶縁基板1、表面金属基板2および裏面金属基板3に押し付ける機構を追加した高圧モジュールを提案する。
次に、本発明によれば、絶縁基板の表面に表面金属基板が接合されるとともに前記絶縁基板の裏面に接地電位とされる裏面金属基板が接合された回路基板部と、前記表面金属基板上に搭載された半導体素子と、前記回路基板部および前記半導体素子の周囲に配設された外囲ケースと、少なくとも前記回路基板部および前記半導体素子を覆うように前記外囲ケース内に充填されたゲル状絶縁物とを備えた高圧モジュールにおいて、前記外囲ケースは上端側に開口部を有する筐体と、該筐体の上端側に設けられ前記ゲル状絶縁物に対向する面から突出する突出部を局所的に設けた封止板とからなり、前記封止板を前記ゲル状絶縁物に接触させて前記ゲル状絶縁物に押し付け力を加えた状態で前記筐体に固定することにより、前記ゲル状絶縁物を加圧してなる構成とする
上記の発明によれば、少なくとも回路基板部および半導体素子を覆うように外囲ケース内にゲル状絶縁物を充填した高圧モジュールにおいて、外囲ケースは上端側に開口部を有する筐体と該筐体の上端側に設けられる封止板とからなる構成とし、封止板をゲル状絶縁物に接触させてゲル状絶縁物に押し付け力を加えた状態で封止板を筐体に固定することにより、前記ゲル状絶縁物を加圧する構造としたので、ゲル状絶縁物中に空隙を残存、発生させないようにすることができ、ゲル状絶縁物中で部分放電が発生、進展しにくくなり、高圧モジュールの絶縁性能を向上させることができる。
また、本発明の高圧モジュールにおいて、前記突出部は前記表面金属基板と前記絶縁基板と前記ゲル状絶縁物との交点を加圧するように構成することができる。
本発明によれば、少なくとも回路基板部および半導体素子を覆うように外囲ケース内にゲル状絶縁物を充填した高圧モジュールにおいてゲル状絶縁物を加圧する構造としたので、ゲル状絶縁物中に空隙を残存、発生させないようにすることができ、ゲル状絶縁物中で部分放電が発生、進展しにくくなり、高圧モジュールの絶縁性能を向上させることができる。
ゲル状絶縁物を用いた高圧モジュールの一般的な封止構造を例示する図 本発明の実施例1による高圧モジュールの構成を示す図 本発明の実施例2による高圧モジュールの構成を示す図 本発明の実施例3による高圧モジュールの構成を示す図 従来の高圧モジュールの構成例を示す模式断面図 高圧モジュールのゲル状絶縁物中での部分放電発生箇所を示す模式断面図
以下、本発明の実施形態を図2〜図4に示す実施例に基づいて説明する。同一の構成要素については、同一の符号を付け、重複する説明は省略する。なお、本発明は、下記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施することができるものである。
まず、ゲル状絶縁物を用いた高圧モジュールの一般的な封止構造を図1により説明する。図1(a)は、高圧モジュールの構成を例示する上面図であり、図1(b)は、図1(a)における矢視A−Aの断面図である。なお、図1(a)は封止板31を取り外した状態の構造を示しており、図1(b)は封止板31を取り付けた状態の構造を示している。
図1(b)に示されるように、高圧モジュール101Aでは、ケース8Aとアース板7とから上端側に開口部を有する筐体51Aが形成され、この筐体51Aと封止板31とからなる外囲ケース52の内部にはゲル状絶縁物6が回路基板部4および半導体素子5を覆うように充填されている。
ケース8Aの内周側は下段部と上段部との2段構造となっており、下段部より大きく開口した上段部の内周壁面に沿って、封止板取り付け台33が複数配置されている。封止板取り付け台33には上面側に開口する穴34が形成されている。封止板取り付け台33の下部はゲル状絶縁物6に浸かっており、封止板取り付け台33の上部はゲル状絶縁物6の上部の気体層12に露出している。
なお、図1(b)は、矢視A−Aの断面図であるため、リード部9の外部端子部9aおよび内部端子部9cは破線で示すとともに、内部端子部9cと半導体素子5とを接続するボンディングワイヤ10も破線で示しており、この点は後述の図2〜図4でも同様に図示している。
封止板31の下面側には、封止板取り付け台33の穴34に対向する位置に、突部32が形成されている。封止板31の突部32を封止板取り付け台33の穴34に差し込み、接着することにより、封止板31がケース8Aに結合される。
ゲル状絶縁物6を用いて封止した後の高圧モジュール101Aは、外囲ケース52の外部には外部端子部9aだけが露出した状態となり、外囲ケース52の内部にはゲル状絶縁物6の充填層と気体層12とが存在する状態となる。
なお、ゲル状絶縁物6としては、例えばシリコーンゲルが用いられる。高圧モジュールの外囲ケース内部にシリコーン組成物を注入した後、該組成物を加熱したり、室温で放置したりして硬化させることにより、シリコーンゲルが形成される。加熱による硬化処理の場合、より具体的には、例えば、室温で未硬化の生ゲルを流し込み、真空脱泡した後、100〜150℃で数時間加熱して硬化する、という手順になる。なお、真空脱泡で抜けきらなかった空気が気泡として残る。
また、図1(a)には、表面金属基板2上に、例えばIGBTなどの半導体素子5およびフリーホイーリングダイオードなどの半導体素子5Aが6組搭載された素子配置構成例を示しているが、本発明において、高圧モジュールの素子配置構成はこれに限定されるものではない。
図2は本発明の実施例1による高圧モジュール101Bの構成を示す図であり、高圧モジュール101Bの断面構造を模式的に示している。
実施例1による高圧モジュール101Bは、図1で説明した高圧モジュール101Aに対して、外囲ケース内のゲル状絶縁物の上部空間における気体を加圧された状態で密封することにより、ゲル状絶縁物を加圧する構成を備えた点で異なっている。なお、図2には、断面構造として半導体素子が1素子だけ配置された素子配置構成を示しているが、実施例1は、図2のような素子配置構成に限定されるものではなく、図1のような断面構造として半導体素子が2素子配置された構成など、他の素子配置構成にも適用可能である。そして、この点は後述の実施例2〜3も同様である。
高圧モジュール101Bでは、高圧モジュール内部の気体12の圧力を高めることができる気密構造とするため、図2に示されるように、ケース8Bの内周側は下段部と中段部と上段部との3段構造となっており、中段部より大きく開口した上段部は、封止板31Aと嵌合可能に形成されている。
ケース8Bの内周側における下段部は、少なくとも回路基板部4を収容可能な開口部を有するように形成されている。ケース8Bの内周側における中段部は下段部より大きく開口しており、この中段部の底面にはリード部の内部端子部9cが配設され、回路基板部4の表面金属基板2上に搭載された半導体素子5と内部端子部9cとがボンディングワイヤ10を介して電気的に接続されている。内部端子部9cは図示されない接続リード部を介して外部端子部9aに接続されており、この外部端子部9aに高圧電源201が接続される。回路基板部4の裏面金属基板3は、少なくとも裏面金属基板3よりも外周側まで延在するアース板7を介して接地電位に接続される。
ケース8Bとアース板7とから、上端側に開口部を有する筐体51Bが構成されており、この筐体51Bと封止板31Aとから、外囲ケース52Aが構成される。
ケース8Bの内周側における上段部の底面41の全周には溝40が設けられており、この溝40に密閉用ゴム38の下側部分が嵌め込まれている。封止板31Aの下面側にも、上記溝40と対向する部分に溝39が設けられており、封止板31Aがケース8Bに嵌合された状態で、溝39には、密閉用ゴム38の上側部分が嵌め込まれる。
封止板31Aには、加圧された気体12を外囲ケース52Aの内部に送り込むための加圧バルブ35が設けられている。加圧バルブ35の下部側は外囲ケース52Aの内部空間に連通する構造となっているとともに、加圧バルブ35の上部側は加圧気体供給配管36を着脱可能な構造に形成されている。そして、詳細構造は図示していないが、加圧バルブ35は、外囲ケース52Aの内部空間と外部空間とを気密に仕切ることができるように構成されている。
筐体51Bにおけるケース8Bの上段部に封止板31Aが嵌合されて外囲ケース52Aが形成された状態で、締め付け器具37により、筐体51Bと封止板31Aとが固定され、外囲ケース52Aの内部空間の圧力に耐えるように構成されている。ここで、締め付け器具37は、筐体51B側、すなわち高圧モジュール本体側から封止板31Aを上方に押し上げようとする力に対抗可能な構造であればよく、その構造は、図2に示す構造に限定されるものではない。
このように、実施例1による高圧モジュール101Bでは、ゲル状絶縁物6を密封気体12の圧力で加圧する構成を備えていることにより、ゲル状絶縁物6が加圧された状態となるので、ゲル状絶縁物6中に空隙が残存、発生しないようにすることができ、ゲル状絶縁物6中で部分放電が発生、進展しにくくなり、高圧モジュールの絶縁性能を向上させることができる。ここで、ゲル状絶縁物6は、形状変形するゲル状のものであれば、どのようなものでも、加圧により空隙をなくして絶縁性能を向上させる効果を奏することができる。
また、本発明では、ゲル状絶縁物6を密封気体12の圧力で加圧することにより、ゲル状絶縁物−絶縁基板間、および、ゲル状絶縁物−金属基板(銅電極)間に残存した大きな空隙を消滅させ、高圧モジュールにおける絶縁の初期欠陥を取り除くことができる。これによる絶縁性能の向上効果として、本発明者の実験によれば、例えば、空隙が残存している初期欠陥有りのサンプルでは通常サンプルに対して絶縁破壊電圧が30%程度になるが、本発明の対策を施すことにより、90%以上に回復するという実験結果が得られている。また、加圧力を上げていけば、さらなる特性向上も期待できる。
なお、密封気体12としては空気を用いることができるが、代わりに窒素を用いることもできる。窒素を用いることで、ゲル状絶縁物6の主要劣化要因である酸化劣化が防止されるという効果を付与できる。すなわち、ゲル状絶縁物6は酸化により表面が硬化していくため、密封気体12としては酸素を含まない気体がより好適である。その中で、安価で、かつ分子が大きくリークしにくい気体として、特に窒素が適している。
また、ゲル状絶縁物6に対する加圧による絶縁性能の向上効果を十分なものとする上で、密閉気体12の圧力は絶対圧力で0.15MPa以上にすることが好適である。絶縁性能向上効果を得るために必要な加圧のレベルはゲル状絶縁物6の材料によるが、本発明者が用いた材料では絶対圧力0.15MPa以上の加圧で絶縁性能向上効果が得られている。
また、高圧モジュール101Bにおける絶縁基板1、表面金属基板2および裏面金属基板3からなる回路基板部4としては、上述の図5で説明した高圧モジュール101と同様に、熱伝導率向上のため、ダイレクト接合構造であるDBC基板を用いることができる。
また、絶縁基板1はアルミナや窒化アルミ等のセラミックスから形成されている。ゲル状絶縁物6としては特にシリコーンゲルが好適に用いられるが、これに限定されるものではない。絶縁基板1の両面に接合される各金属基板は例えば銅材から形成することができるが、これに限定されるものではない。アース板も例えば銅材から形成することができるが、これに限定されるものではない。絶縁基板1、ゲル状絶縁物6、各金属基板およびアース板7の材料については、以下の実施例2〜3においても同様である。
また、絶縁基板1の厚さは例えば0.5mm程度とすることができるが、これに限定されるものではない。各金属基板の厚さは例えば0.1mm程度とすることができるが、これに限定されるものではない。絶縁基板1および各金属基板の厚さについては、以下の実施例2〜3においても同様である。
また、図2には、回路基板部4の表面金属基板2が1つの表面金属基板部だけからなる構成を示しているが、本発明が適用可能な回路基板部の構成は上記構成に限定されるものではない。すなわち、上述のように、実際の高圧モジュールでは、回路基板部の表面金属基板がそれぞれの回路部位によって電圧レベルの異なる複数の表面金属基板部からなることが多い。このような場合でも、高圧電源の電源電圧がそのまま印加される表面金属基板部、および、高圧電源の電源電圧に近い高い電圧が印加される表面金属基板部では、当該表面金属基板と絶縁基板とゲル状絶縁物との交点(三重点)(A2部)から発生する部分放電が問題となるので、このような部分放電が発生、進展しにくくなり、高圧モジュールの絶縁性能を向上させることができるようにするため、本発明は有効に適用することができる。そして、この点は後述の実施例2〜3も同様である。
図3は本発明の実施例2による高圧モジュール101Cの構成を示す図であり、高圧モジュール101Cの断面構造を模式的に示している。
実施例2による高圧モジュール101Cは、図2で説明した高圧モジュール101Bに対して、ゲル状絶縁物を加圧する手段として、外囲ケース内のゲル状絶縁物の上部空間における気体を加圧された状態で密封する構成の代わりに、封止板をゲル状絶縁物に接触させてゲル状絶縁物に押し付け力を加えた状態で封止板を筐体に固定する構成を備えている点で異なっている。高圧モジュール101Cは上記以外の点では高圧モジュール101Bと同様であるので、以下では図2の高圧モジュール101Bと異なる点について説明する。
高圧モジュール101Cでは、図3に示されるように、ケース8Cの内周側は下段部と上段部との2段構造となっており、下段部より大きく開口した上段部は封止板31Bと嵌合可能に形成されており、この上段部の内周壁面に沿って、封止板取り付け台33Aが複数配置されている。封止板取り付け台33Aには上面側に開口するネジ穴46が形成されている。
高圧モジュール101Cにおいて、封止板31Bの下面側は、中央部分の全体にわたって形成された下方に凸となる形状の突出部31Bbと、突出部31Bbの周辺に形成された周縁部31Baとの2段構造となっている。周縁部31Baには、封止板取り付け台33Aのネジ穴46に対向する位置に、貫通穴44が形成されている。
封止板31Bの貫通穴44にボルト45を差込み、封止板取り付け台33Aのネジ穴46にネジ込んでネジ締めを行ない、封止板31Bをケース8C側、すなわち筐体51C側に固定することで、封止板31Bの突出部31Bbの底面42をゲル状絶縁物6に接触させてゲル状絶縁物6に対する押し付けを行う。
このように、実施例2による高圧モジュール101Cでは、封止板31Bの突出部31Bbの底面42をゲル状絶縁物6に接触させてゲル状絶縁物6に押し付け力を加えた状態で封止板31Bを筐体51C側に固定する構成を備えていることにより、ゲル状絶縁物6が加圧された状態となるので、ゲル状絶縁物6中に空隙が残存、発生しないようにすることができ、ゲル状絶縁物6中で部分放電が発生、進展しにくくなり、高圧モジュールの絶縁性能を向上させることができる。ここで、ゲル状絶縁物6は、形状変形するゲル状のものであれば、どのようなものでも、押し付け力を加えることにより空隙をなくして絶縁性能を向上させる効果を奏することができる。
また、本発明では、ゲル状絶縁物6に押し付け力を加えることにより、ゲル状絶縁物と絶縁基板の間、および、ゲル状絶縁物と金属基板(銅電極)の間に残存した大きな空隙を消滅させ、高圧モジュールにおける絶縁の初期欠陥を取り除くことができる。これによる絶縁性能の向上効果として、本発明者の実験によれば、例えば、空隙が残存している初期欠陥有りのサンプルでは通常サンプルに対して絶縁破壊電圧が30%程度になるが、本発明の対策を施すことにより、90%以上に回復するという実験結果が得られている。また、加圧力を上げていけば、さらなる特性向上も期待できる。
なお、ゲル状絶縁物6に対する加圧による絶縁性能の向上効果を十分なものとする上で、突出部31Bbの凸形状、突出寸法などを調整してゲル状絶縁物6に対する押し付け力を0.15MPa以上にすることが好適である。絶縁性能向上効果を得るために必要な加圧のレベルはゲル状絶縁物6の材料によるが、本発明者が用いた材料では0.15MPa以上の押し付け力で絶縁性能向上効果が得られている。
図4は本発明の実施例3による高圧モジュール101Dの構成を示す図であり、高圧モジュール101Dの断面構造を模式的に示している。
実施例3による高圧モジュール101Dは、ゲル状絶縁物を加圧する手段として、封止板をゲル状絶縁物に接触させてゲル状絶縁物に押し付け力を加えた状態で封止板を筐体に固定する構成を備えている点で、図3で説明した高圧モジュール101Cと同様であるが、封止板のゲル状絶縁物に対向する面から突出する突出部を局所的に設けた点で異なっている。高圧モジュール101Dは上記以外の点では高圧モジュール101Cと同様であるので、以下では図3の高圧モジュール101Cと異なる点について説明する。
高圧モジュール101Dにおいて、封止板31Cの下面側は、中央部分の全体にわたって形成された下方に凸となる形状の第1の突出部31Cbと、第1の突出部31Cbの底面、すなわちゲル状絶縁物6に対向する面から更に局所的に下方に突出するように形成された第2の突出部31Ccと、第1の突出部31Cbの周辺に形成された周縁部31Caとの3段構造となっている。図3の高圧モジュール101Cと同様に、周縁部31Caには、封止板取り付け台33Aのネジ穴46に対向する位置に、貫通穴44が形成されている。
封止板31Cの貫通穴44にボルト45を差込み、封止板取り付け台33Aのネジ穴46にネジ込んでネジ締めを行ない、封止板31Cをケース8C側、すなわち筐体51C側に固定することで、封止板31Cの第2の突出部31Ccの底面47をゲル状絶縁物6に接触させてゲル状絶縁物6に対する押し付けを行なうが、第2の突出部31Ccが局所的に設けられていることにより、ゲル状絶縁物6に対して押し付け力が局所的に加えられる。
このように、実施例3による高圧モジュール101Dでは、封止板31Cのゲル状絶縁物6に対向する面に局所的に設けた第2の突出部31Ccの底面47をゲル状絶縁物6に接触させてゲル状絶縁物6に押し付け力を加えた状態で封止板31Cを筐体51C側に固定する構成を備えていることにより、ゲル状絶縁物6が局所的に加圧された状態とすることができる。このため、高圧モジュール101Dでは、第2の突出部31Ccの形成位置を調整してゲル状絶縁物6に対する加圧箇所を任意に設定することができることから、例えば回路基板部4における半導体素子の配置構成などに対応し、高圧モジュールの絶縁破壊原因として特に問題となる箇所でゲル状絶縁物6が十分に加圧されるようにして、部分的かつ効果的にゲル状絶縁物6による絶縁性能を向上させることできる。
そして、例えば、図4のように、封止板31Cの下面側のうち、表面金属基板2と絶縁基板1とゲル状絶縁物6との交点(三重点)(A2部)の上方に相当する位置に、第2の突出部31Ccを形成した構成とすれば、A2部におけるゲル状絶縁物6に対する押し付け力が特に大きくなるので、A2部におけるゲル状絶縁物6が特に強く加圧された状態となる。これにより、上記構成では、高圧モジュールの絶縁破壊原因として特に問題となるA2部におけるゲル状絶縁物6中に空隙を残存、発生させないようにして、ゲル状絶縁物6中での部分放電の発生、進展を効果的に抑止し、高圧モジュールの絶縁性能を向上させることができる。
1:絶縁基板
2:表面金属基板
3:裏面金属基板
4:回路基板部
5,5A:半導体素子
6:ゲル状絶縁物(シリコーンゲル)
7:アース板
8,8A,8B,8C:ケース
9:リード部
9a:外部端子部
9b:接続リード部
9c:内部端子部
10:ボンディングワイヤ
11:接合部材
12:気体
31,31A,31B,31C:封止板
32:突部
33,33A:封止板取り付け台
34:穴
35:加圧バルブ
36:加圧気体供給配管
37:締め付け器具
38:密閉用ゴム
39,40:溝
41:上段部の底面
42:突出部の底面
43:周縁部の底面
44:貫通穴
45:ボルト
46:ネジ穴
47:突出部の底面
51,51A,51B,51C:筐体
52,52A,52B,52C:外囲ケース
101,101A,101B,101C,101D:高圧モジュール
201:高圧電源(HV)

Claims (2)

  1. 絶縁基板の表面に表面金属基板が接合されるとともに前記絶縁基板の裏面に接地電位とされる裏面金属基板が接合された回路基板部と、
    前記表面金属基板上に搭載された半導体素子と、
    前記回路基板部および前記半導体素子の周囲に配設された外囲ケースと、
    少なくとも前記回路基板部および前記半導体素子を覆うように前記外囲ケース内に充填されたゲル状絶縁物とを備えた高圧モジュールにおいて、
    前記外囲ケースは上端側に開口部を有する筐体と、該筐体の上端側に設けられ前記ゲル状絶縁物に対向する面から突出する突出部を局所的に設けた封止板とからなり、
    前記封止板を前記ゲル状絶縁物に接触させて前記ゲル状絶縁物に押し付け力を加えた状態で前記筐体に固定することにより、前記ゲル状絶縁物を加圧してなる
    ことを特徴とする高圧モジュール。
  2. 請求項1に記載の高圧モジュールにおいて、
    前記突出部は前記表面金属基板と前記絶縁基板と前記ゲル状絶縁物との交点を加圧するように設けられた
    ことを特徴とする高圧モジュール。
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