JP5892029B2 - 巻取コア及びこれを有する巻取装置並びに該装置を備えたロールツーロール表面処理装置 - Google Patents
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Description
図1に示す真空成膜装置(スパッタリングウェブコータ)10を用い、長尺フィルムFには、幅500mm、長さ1000m、厚さ25μmの東レ・デュポン株式会社製の耐熱性ポリイミドフィルム「カプトン(登録商標)」を使用した。また、キャンロール20は、直径800mm、幅800mmのものを用い、その本体表面にハードクロムめっきを施した。前フィードロール19はIH方式加熱ロールで、直径が150mm、有効幅500mmのものを用いた。
巻取コア29のチャッキングコーンを駆動するエアーシリンダの空気圧力を1kgf/cmで成膜を開始して、そのまま、耐熱性ポリイミドフィルム1000mの成膜を完了した以外は実施例1と同様にして長尺フィルムFに成膜した。この時、巻取コア中央部の膨らみ量は0.11mmで保ったことになる。
巻取コア29のチャッキングコーンを駆動するエアーシリンダの空気圧力を6kgf/cmで成膜を開始して、そのまま、耐熱性ポリイミドフィルム1000mの成膜を完了した以外は実施例1と同様にして長尺フィルムFに成膜した。この時、巻取コア29の中央部の膨らみ量は0.27mmで保ったことになる。
10 真空成膜装置
11 巻き出し室
12 成膜室
13 巻き取り室
14 巻出コア
15、18、25、28 張力センサーロール
21 ヒーターボックス
22、23 ヒーター
16、17、26、27 フリーロール
19 前フィードロール
20 キャンロール
24 後フィードロール
29 巻取コア
30、31、32、33 マグネトロンスパッタリングカソード
41、42 チャッキングコーン
Claims (11)
- 長尺基板を巻回させる円筒形状を有する肉厚2mm〜8mmの高剛性の部材で構成され、長尺基板の巻き取り開始時に軸方向の両端から圧力をかけてクラウン状に変形させ、長尺基板を巻き取るに従って該圧力を徐々に減らして該変形の度合いを徐々に低減させて使用する変形巻取コアであって、該変形巻取コアの軸方向の両端から9.8N/cm 2 〜98N/cm 2 の範囲内の圧力をかけた際に、圧力をかけていない状態に比べて軸方向の長さが0.01%〜0.15%縮むと共に該変形巻取コアの軸方向中央部の外径が0.05%〜0.18%膨らみ、該両端からの圧力を除くと元の円筒形状に戻ることを特徴とする変形巻取コア。
- ロールツーロールで搬送される長尺基板を巻き取る巻取装置であって、請求項1に記載の変形巻取コアと、前記変形巻取コアの両端からその軸方向に圧縮する圧力をかけるチャッキング機構とを備えたことを特徴とする巻取装置。
- 真空チャンバーに備えられ、該真空チャンバー内においてロールツーロールで搬送される長尺基板を巻き取ることを特徴とする、請求項2に記載の巻取装置。
- 真空チャンバーと、該真空チャンバー内においてロールツーロールで搬送される長尺基板の少なくとも一方の面に熱負荷のかかる表面処理を行う表面処理機構と、該長尺基板の搬送経路の終端に設けられた請求項3に記載の巻取装置とを備えることを特徴とするロールツーロール表面処理装置。
- 請求項4に記載の表面処理機構が乾式めっき機構であることを特徴とするロールツーロール成膜装置。
- 前記乾式めっき機構がスパッタリングカソードであることを特徴とする、請求項5に記載のロールツーロール成膜装置。
- ロールツーロールで搬送される長尺基板を搬送経路の終端で請求項1に記載の変形巻取コアに巻き取る長尺基板の巻取方法であって、前記変形巻取コアに両端から圧縮する力をかけて該巻取コアの軸方向の略中央部に関して対称な和太鼓状に膨らんだクラウン状に変形させた状態で巻き取りを開始し、前記巻取コアに長尺基板を巻き取るに従って、前記圧縮する力を徐々に減らして前記変形の度合いを徐々に低減させていくことを特徴とする長尺基板の巻取方法。
- 前記ロールツーロールで搬送される長尺基板の巻き取りが減圧雰囲気下のチャンバー内において行われることを特徴とする、請求項7に記載の長尺基板の巻取方法。
- 前記ロールツーロールで搬送される前記長尺基板の少なくとも一方の表面に熱負荷のかかる表面処理を施しながら、請求項8に記載の長尺基板の巻取方法で巻き取りを行うことを特徴とする長尺基板の表面処理方法。
- 請求項9に記載の表面処理が乾式めっき処理であることを特徴とする長尺基板の成膜方法。
- 前記乾式めっき方法がスパッタリング成膜方法であることを特徴とする、請求項10に記載の長尺基板の成膜方法。
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