JP5890788B2 - 駐車空間検知装置 - Google Patents

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Description

本発明は駐車車両等の障害物に隣接した駐車空間を検知する駐車空間検知装置に関する。
従来、駐車車両等の障害物に隣接した駐車空間を検知する駐車空間検知装置が知られている(例えば特許文献1参照)。この種の駐車空間検知装置では、駐車空間の側方を自車両が通過する時に、例えば測距センサで駐車空間に隣接する障害物までの距離を検知しその検知結果に基づいて駐車空間を検知している。しかし、検知した駐車空間の位置や角度に誤差がある場合がある。そこで、特許文献1の発明では、駐車空間に入庫している間に測距センサで検知された左右の駐車車両までの距離を用いて駐車車両の輪郭を検知する。そして、検知した輪郭を直線近似することにより、駐車車両の位置や角度を求め、最初に求めた位置や角度と比較し、補正している。
特表2011−522737号公報
しかしながら、駐車空間の側面を構成する障害物が車両単体でなく、例えば車両に隣接して柱が配置されている場合には、駐車空間の補正ができない。すなわち、並列駐車時に障害物が車両単体であれば、必ず車両の側面が直線状となるため、高精度に側面を直線近似可能だが、障害物が複数物体の場合など障害物の側面が非直線状の場合には、直線近似の精度が低い。また、縦列駐車時では、駐車空間の側面を構成する縦列駐車車両の面(フロント面)は非直線状となるため、直線近似の精度が低くなってしまい、補正することができない。
このように、従来では、駐車空間の側面を構成する障害物が非直線状の場合には、駐車空間検知の精度(補正精度)が低いという問題点があった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、駐車空間の側面を構成する障害物が非直線状の場合であっても、駐車空間を高精度に検知できる駐車空間検知装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の駐車空間検知装置は、自車両の周囲に存在する駐車空間を検知する空間検知手段と、
前記空間検知手段の検知結果に基づいて前記駐車空間に隣接する障害物の前記駐車空間側の側面が存在すると想定される複数に分割した範囲を設定する範囲設定手段と、
前記自車両が前記駐車空間に対する駐車動作を行っている最中に前記障害物の輪郭点を逐次検知する輪郭点検知手段と、
前記範囲設定手段が設定した各範囲ごとに、前記範囲に含まれた前記輪郭点の点列に基づいて前記空間検知手段が検知した駐車空間の補正候補を算出する補正候補算出手段と、
前記補正候補算出手段が算出した複数の補正候補を組み合わせて1つに絞り込むことにより前記空間検知手段が検知した駐車空間を補正する空間補正手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、駐車空間に隣接する障害物の側面が存在すると想定される複数に分割した範囲を設定し、設定した各範囲ごとに各範囲内の輪郭点を用いて駐車空間の補正候補を算出する。このとき、障害物の側面が非直線状の場合には、設定した複数の範囲間で輪郭点の推移の仕方が変わってくる。そのため、各範囲ごとに算出された補正候補間にも差異が生じる。本発明では、それら補正候補を組み合わせて1つに絞り込んでいるので、その絞り込みの過程で補正候補の取捨選択をすることができる。つまり、障害物の非直線状が影響して精度が低くなる補正候補を除くことができる。そして、1つに絞り込んだ内容で駐車空間を補正するので、障害物が非直線状の場合であっても駐車空間を高精度に検知できる。
駐車支援装置1の概略構成を示したブロック図である。 駐車空間検知の場面を例示した図である。 反射点の算出方法を説明する図である。 第1実施形態の空間補正処理のフローチャートである。 自車両が駐車空間にバック駐車を行っている場面の図であり、側面想定範囲、第1範囲、第2範囲が設定された図である。 第1範囲に基づく補正候補の算出方法を説明する図である。 第2範囲に基づく補正候補の算出方法を説明する図である。 図4のS21の詳細のフローチャートである。 近似直線の精度が低くなる場面を例示しており、柱が駐車空間の奥側に配置された場面の図である。 近似直線の精度が低くなる場面を例示しており、駐車車両のドアが開いた場面の図である。 駐車車両に隣接して柱が駐車空間の入口に配置された場面での駐車空間の補正の様子を示した図である。 駐車車両のみが配置されている場面での駐車空間の補正の様子を示した図である。 第2実施形態の空間補正処理のフローチャートである。 図13の各処理を説明するための図であり、自車両が駐車空間に駐車動作を行っている場面である。 図13のS211の詳細のフローチャートである。 第1〜第4範囲及び2つの近似直線を抜き出した図であり、近似直線の一致の判断方法を説明する図である。 駐車車両のドアが開いている場面での補正の様子を示した図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の駐車空間検知装置の第1実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の駐車空間検知装置が適用された駐車支援装置1の概略構成を示したブロック図である。その駐車支援装置1は自車両5(図2参照)に搭載されている。駐車支援装置1は、測距センサ2と車速センサ12と操舵角センサ13とそれらと接続したECU11とを備えている。
測距センサ2は、図2に示すように、自車両5の左右側面51の後部にそれぞれ搭載されている。なお、測距センサ2は、左右側面51の前部、中央部に搭載されていたとしても良い。測距センサ2は、その側方(自車両5の側方)に存在する駐車車両等の障害物までの距離を検知するセンサである。具体的には、測距センサ2は、測距センサ2の正面方向、つまり自車両5の側方に所定間隔おきに(例えば100ミリ秒おきに)超音波等の探査波を送信する。測距センサ2は、送信した探査波が障害物に当たって反射した反射波を受信する。そして、測距センサ2は、探査波の送信タイミングと反射波の受信タイミングと探査波の速度(探査波が超音波の場合には音速)とに基づき、自車両5(測距センサ2)から障害物までの距離を算出する。測距センサ2で検知された検知情報(検知距離)はECU11に入力される。なお、検知距離の算出はECU11が行っても良い。
測距センサ2の検知範囲21(図2参照)の指向性φ(探査波の指向性)は例えば70°〜120°程度となっている。また、測距センサ2が検知可能な最大検知距離は例えば4m〜10m程度となっている。測距センサ2は、探査波を送信しその探査波の反射波を受信するセンサであれば良く、音波を用いるものであっても、光波を用いるものであっても、電波を用いるものであっても良い。測距センサ2としては、例えば超音波センサ、レーザレーダ、ミリ波レーダ等のセンサを用いることができる。
図1の説明に戻り、車速センサ12は自車両5の車速を検知するセンサである。操舵角センサ13は、自車両5が直進移動するときのステアリングの位置を中立位置(0度)として、その中立位置からのステアリングの回転角度を操舵角として出力するセンサである。車速センサ12、操舵角センサ13で検知された検知情報(車速、操舵角)はECU11に入力される。
ECU11は、CPU、ROM、RAM等から構成されたマイコンを主体として構成されている。ECU11は、測距センサ2、車速センサ12、操舵角センサ13から入力された各検知情報に基づき、自車両の駐車を支援する各種処理を実行する。具体的には、ECU11は、自車両5が駐車空間の側方を通過している時にその駐車空間を検知する空間検知処理や、検知した駐車空間に自車両が駐車できるか否かを判定する駐車判定処理や、駐車可と判定した駐車空間に自車両を自動で駐車させる自動駐車処理や、その自動駐車処理中に駐車空間の位置や角度(向き)を補正する空間補正処理を実行する。この空間補正処理が本発明の特徴部分であるので、その処理については後に詳細に説明する。また、ECU11は、自身が実行する処理に必要な各種情報を記憶するROM、RAM等のメモリ111を備えている。
空間補正処理を説明する前に、先ず、駐車空間の検知方法(空間検知処理)を説明する。ここで、図2は、本発明が想定する駐車空間検知の場面を例示した図である。詳細には、図2は、並列駐車した2台の駐車車両61、62の側方通路を自車両5が図2の紙面方向で右側から左側に移動しながら、それら駐車車両61、62に挟まれた駐車空間7を検知する場面を示している。なお、図2では、駐車車両61、62の向きが、自車両5の進行方向の直角方向に対して若干傾いている例を示している。また、図2の場面では、左側の駐車車両62の右横、つまり駐車車両62の駐車空間7側の側面620に隣接して柱63が配置されている。その柱63は駐車空間7の入口付近に配置されている。また柱63は角柱である。
ECU11は、例えば自車両5の低速時(所定速度以下の時)に空間検知処理を実行する。ECU11は、例えば空間検知処理の開始時の自車両5の位置を原点O、自車両5の進行方向をX軸、そのX軸に直角なY軸から構成された平面座標系(図2参照)を設定する。空間検知処理が開始すると、ECU11は、測距センサ2に指示をして、自車両5から自車両5の側方に存在する障害物までの距離を逐次検知させる。図2の例では、駐車車両61、62および柱63までの距離が検知されることになる。また、ECU11は、車速センサ12による車速及び操舵角センサ13による操舵角に基づいて、測距センサ2が距離検知するときのその測距センサ2の位置(以下、センサ位置と言う)を算出する。なお、センサ位置は先に設定した平面座標系での座標として算出される。そして、ECU11は、測距センサ2による検知距離の履歴とセンサ位置の履歴とを用いて、三角測量の原理により、探査波が当たる障害物上の点である反射点を障害物の輪郭点として算出する。
ここで、図3は、反射点の算出方法を説明する図であり、詳細には自車両5が駐車車両6のそばを通過している場面を示している。図3には、ある時点におけるセンサ位置SenPos(n)及び検知距離L(n)と、1つ前の時点におけるセンサ位置SenPos(n−1)及び検知距離L(n−1)とで構成された三角形600を図示している。隣り合う2つの時点では、探査波は障害物の同一点で反射するとの仮定のもと、図3の三角形600の頂点4の位置を反射点の位置として算出する。このように、ECU11は、隣りの2時点における2つの検知距離と2つのセンサ位置とに基づく三角測量により、反射点を算出している。
図2には、図3で説明した方法で算出された反射点4の点列を図示している。その反射点4の点列は、右側の駐車車両61の輪郭上に検知される反射点401の点列と、その点列から間を空けて柱63及び左側の駐車車両62の輪郭上に検知される反射点402の点列とを含む。ECU11は、反射点4の点列に基づいて、駐車空間7のコーナー位置を算出する。具体的には、ECU11は、反射点401の点列に基づいて駐車空間7の右側コーナー(駐車車両61の左側コーナー)の位置を算出する。具体的には、例えば、反射点401の点列のうちX座標が最も大きい、つまり最も駐車空間寄りの反射点のX座標を右側コーナーのX座標とする。また、反射点401の点列のうちY座標が最も小さい、つまり最も側方通路寄りの反射点のY座標を右側コーナーのY座標とする。図2には、このようにして算出された右側コーナーの位置を符号「71」で図示している。同様に、ECU11は、反射点402の点列に基づいて駐車空間7の左側コーナー72の位置を算出する。そして、ECU11は、それらコーナー71、72間を左右幅とし、Y軸に平行な方向な方向を奥行き方向とした空間701を駐車空間として設定する。以上がECU11による空間検知処理である。
その後、ECU11は、例えば検知した駐車空間701の左右幅と自車両5の車幅とを比較して、その駐車空間701に自車両5が駐車できるか否かを判定する(駐車判定処理)。そして、駐車可と判定したときは、ECU11は、自車両5の現在位置から駐車空間701までの経路を算出する。そして、ECU11は、ステアリング等を制御してその経路に沿って自車両5を後退移動させ、駐車空間701に自動駐車(バック駐車)させる(自動駐車処理)。なお、自動駐車ではなく、ドライバー自身の運転でバック駐車させ、このとき駐車空間701までの経路を車室内のディスプレイに表示したり、操舵量、操舵タイミングを報知したりするなどの駐車支援を行っても良い。
このとき、最初に検知した駐車空間の精度が高ければ問題はないが、実際は図2に示すように、検知した駐車空間701と実際の駐車空間7との間に大きな誤差を有する場合がある。図2の例では、駐車車両61、62が若干傾いているので、検知した駐車空間701と実際の駐車空間7の間に角度誤差がある。また、図2の例では、柱63のコーナー631、つまり実際の駐車空間7の左側コーナー631と検知した左側コーナー72の間にも位置誤差がある。このように誤差を有した駐車空間701に駐車した場合には、実際の駐車空間7の左右のどちらかに寄った位置に駐車されてしまったり、実際の駐車空間7の向きに対して非平行に駐車されてしまったりする。
そこで、ECU11は、検知した駐車空間701に自車両5が駐車動作を行っている最中に空間補正処理を実行して、その駐車空間701の位置や角度を補正している。以下、その空間補正処理の詳細を説明する。図4は、空間補正処理のフローチャートを示している。図4の処理は、検知した駐車空間に自車両5が駐車動作(自動駐車)を開始する時、つまり上述の自動駐車処理の開始時に、開始する。ECU11は、図4の処理を行っている間、左側面に搭載された測距センサ2と、右側面に搭載された測距センサ2の両方に指示をして、駐車空間の左右側面を構成する障害物までの距離を逐次検知させている。
図4の処理を開始すると、測距センサ2が距離検知を行うときの時間t(n)をゼロに設定する(S11)。また、測距センサ2による距離検知の計測カウントnを1に設定する(S11)。なお、ECU11は、測距センサ2が距離検知を行う度に計測カウントnを1ずつ増加している。また、ECU11は、各計測カウントnでの時間t(n)(t(1)=0を基準とした時間)を計測している。
次のS12〜S14の処理は、図2の反射点4、つまり駐車空間検知時の反射点を検知したときと同じ処理である。すなわち、計測カウントn(時間t(n))にて測距センサ2で距離検知を行わせ、検知した検知距離L(n)を取得する(S12)。
次に、計測カウントnでの測距センサ2のセンサ位置SenPosを、車速センサ12及び操舵角センサ13の検知情報に基づいて算出する(S13)。このとき、時間t(n)と車速によって自車両5の移動距離を算出できる。また、操舵角によって、自車両の移動方向を算出できる。よって、それら移動距離、移動方向に基づいて、計測カウントnでの自車両5の位置を算出できる。そして、測距センサ2の自車両5での搭載位置を予め記憶しておくことで、算出された自車両5の位置とその搭載位置とからセンサ位置を算出できる。センサ位置SenPosは、例えば駐車空間検知時に設定した平面座標系(図2参照)での座標(SenPosX(n)、SenPosY(n))として算出される。なお、S13では、左側の測距センサ2のセンサ位置と、右側の測距センサ2のセンサ位置の両方を算出する。S12、S13で検知された検知距離、センサ位置は計測カウントnに関連付けてメモリ111(図1参照)に蓄積する。
次に、図3で説明したように、メモリ111に蓄積された検知距離の履歴とセンサ位置の履歴とに用いて三角測量の原理により反射点Rfltを算出する(S14)。詳細には、左側の測距センサ2で検知された検知距離の履歴とその測距センサ2のセンサ位置の履歴とから、自車両5の左側方に存在する障害物(図5の例では、駐車車両62、柱63)の反射点Rfltを算出する。右側の測距センサ2で検知された検知距離の履歴とその測距センサ2のセンサ位置の履歴とから、自車両5の右側方に存在する障害物(図5の例では駐車車両61)の反射点Rfltを算出する。反射点Rfltは、図2の平面座標系の座標(RfltX(n)、RfltY(n))として算出される。
図5は、図4の各処理の内容を説明するための図であり、図2の場面の後に、自車両5が駐車空間7にバック駐車を行っている場面を示している。図5に示すように、自車両5が駐車空間7に侵入するにしたがって、右側の駐車車両61の側面610上に反射点4が検知されていき、左側の駐車車両62の側面620上及び柱63の側面630上に反射点4が検知されていく。なお、図5の反射点4の点列には、駐車空間検知時、つまり自車両5が駐車空間7の側方を通過した時に検知された反射点も含まれている。
次に、ECU11が現在認識している駐車空間のコーナー71、72(図5参照)の位置に基づいて、駐車空間に隣接する障害物の側面が実際に存在すると想定される側面想定範囲31、32(図5参照)を設定する(S15)。なお、図5のコーナー71、72は、最初は側方通過時に検知されたコーナーであり、図4の後述する処理でコーナー位置が補正された後は補正後のコーナーである。
S15では、具体的には、左側コーナー72の位置を基準として、現在認識している駐車空間の奥行き方向に所定長d1、右方向に所定幅d2、左方向に所定幅d3を有した長方形状の範囲31を、駐車空間の左側面を構成する障害物、つまり、駐車車両62、柱63に対する側面想定範囲として設定する。なお、側面想定範囲31は、左側コーナー72の位置から側方通路側(駐車空間の奥行き方向の手前側)に所定長d(例えば50cm程度)の余裕を持たせた範囲となっている。上記所定幅d2、d3は互いに同じ値に設定され、具体的には例えば0.5m〜1m程度に予め設定されている。また、所定長d1は、駐車空間(駐車車両)の一般的な長さに設定され、具体的には例えば4m〜6m程度に予め設定されている。
同様に、右側コーナー71の位置を基準とした、側面想定範囲31と同じ形状の範囲32を、駐車空間の右側面を構成する障害物、つまり、駐車車両61に対する側面想定範囲として設定する。
次に、各側面想定範囲31、32ごとに、各側面想定範囲31、32の位置を基準とした平面座標系(以下、枠座標系という)を設定する(S16)。左側の側面想定範囲31を例に挙げてS16の処理を説明すると、図5に示すように、例えば側面想定範囲31の左右幅方向にX軸(枠座標X軸)、奥行き幅方向にY軸(枠座標Y軸)を有した座標系を側面想定範囲31に対する枠座標系として設定する。図5の例では、枠座標X軸は、駐車空間7側にいくほど座標値が大きくなるように設定されている。枠座標Y軸は、駐車空間7の入口側(側方通路側)にいくほど座標値が大きくなるように設定されている。同様の枠座標系を右側の側面想定範囲32にも設定する。つまり、右側の側面想定範囲32の左右幅方向にX軸(枠座標X軸)、奥行き幅方向にY軸(枠座標Y軸)を有した座標系を側面想定範囲32に対する枠座標系として設定する。このとき、右側の側面想定範囲32に設定された枠座標X軸は、駐車空間7側にいくほど座標値が小さくなるように設定され、枠座標Y軸は、駐車空間7の入口側(側方通路側)にいくほど座標値が大きくなるように設定される。なお、右側の側面想定範囲32に設定される枠座標X軸は、駐車空間7側にいくほど座標値が大きくなるように設定されたとしても良い。
次に、各側面想定範囲31、32を、現在認識している駐車空間の奥行き方向、言い換えると側面想定範囲31、32の奥行き方向(枠座標系のY軸の負の方向)に、障害物のコーナーが含まれる可能性がある第1範囲311、321(本発明の入口側範囲に相当)と、それ以外の第2範囲312、322(本発明の奥側範囲に相当)とに2分割する(S17)。第1範囲311、321の奥行き方向の幅d4は、車両コーナーにおける曲面形状の大きさを考慮して設定され、具体的には例えば1m程度に予め設定されている。側面想定範囲31、32から第1範囲311、321を除いた範囲が第2範囲312、322となる。
次に、S17で分割した第1範囲、第2範囲内の反射点をそれぞれ抽出する(S18)。図6に示すように、左側の第1範囲311内からは符号「41」で示した反射点の点列が抽出される。この反射点41の点列は、主に柱63の輪郭上に検知される反射点から構成される。図7に示すように、左側の第2範囲312内からは符号「42」で示した反射点の点列が抽出される。この反射点42の点列は、主に駐車車両62の側面620上に検知される反射点から構成される。同様にして、右側の第1範囲321(図5参照)内からは、右側の駐車車両61のコーナー付近に検知される反射点の点列が抽出される。右側の第2範囲322内からは、右側の駐車車両61の側面610上に検知される反射点が抽出される。
次に、S18で抽出した各反射点の座標を、S16で設定した枠座標系での座標に変換する(S19)。このとき、左側の第1範囲、第2範囲内に抽出された反射点は、左側の側面想定範囲を基準として設定された枠座標系の座標に変換する。右側の第1範囲、第2範囲内に抽出された反射点は、右側の側面想定範囲を基準として設定された枠座標系の座標に変換する。
次に、第1範囲内に抽出された反射点の点列に基づいて、駐車空間のコーナー位置の補正候補(第1のコーナー位置候補)を算出する(S20)。具体的には、図6に示すように、反射点41の点列の中で最も駐車空間寄り、すなわち枠座標系でのX座標が最も大きい反射点411のX座標を、駐車空間の左側コーナー位置候補のX座標(左右方向位置)とする。また、反射点41の点列の中で最も駐車空間の入口寄り、すなわち枠座標系でのY座標が最も大きい反射点412のY座標を、左側コーナー位置候補のY座標(奥行き方向位置)とする。図6には、このようにして求めた左側コーナー位置候補を符号「731」で図示している。同様に、右側の第1範囲321(図5参照)内に抽出された反射点の点列に基づいて、駐車空間の右側コーナー位置候補を算出する。
次に、第2範囲内に抽出された反射点の点列に基づいて、駐車空間の補正候補を算出する(S21)。具体的には、図8のフローチャートの処理により補正候補を算出する。図7を参照しながら図8の処理を説明する。図8の処理に移行すると、先ず、第2範囲312内に抽出された反射点42の点列を最小二乗法等を利用して直線近似する(S31)。S31により得られる近似直線は駐車空間の角度の補正候補となる。図7には、S31で得られた近似直線101を図示している。
次に、近似直線101の近似精度が高いか否かを判定する(S32)。具体的には、近似直線101と反射点42との相関の程度を示した指標(近似直線101の決定係数など)が所定値以上の場合には近似精度が高いと判定し、所定値未満の場合には近似精度が低いと判定する(S32)。図7の例では、第2範囲312には駐車車両62以外の障害物が含まれていないので、近似直線101の精度が高いと判定される。
近似精度が高い場合には(S32:Yes)、近似直線101に基づいて、駐車空間の左側コーナー位置候補(第2のコーナー位置候補)を算出する(S33)。具体的には、例えば、図7に示すように、現在の左側コーナー72を通り近似直線101に垂直な直線201と近似直線101との交点741を、左側コーナー位置候補とする。または、現在の駐車空間の両コーナー71、72を通る直線202と近似直線101との交点742を左側コーナー位置候補としても良い。それら左側コーナー位置候補741、742は、駐車車両62のコーナー付近に得られる。このように、近似精度が高い場合には、駐車車両の側面の角度が反映された位置に補正候補を得ることができる。
次に、現在認識している駐車空間の角度(厳密には駐車空間の左側面の角度)を近似直線101の角度P1に補正する(S34)。これによって、駐車車両62が傾いていた場合であっても、その駐車車両62の向きに駐車空間の向き(角度)を合わせることができる。よって、駐車車両62に非平行に駐車されてしまうのを防止できる。その後、図8のフローチャートの処理を終了する。
一方、近似精度が低い場合には(S32:No)、S20と同様に、反射点の点列の中で最も外側(駐車空間寄り、駐車空間入口寄り)の反射点の位置に基づきコーナー位置の補正候補(第2のコーナー位置候補)を算出する(S35)。ここで、図9、図10は、近似精度が低くなる場面を例示しており、詳細には、図9は、駐車車両62に隣接した柱64が駐車空間の奥側に配置され、その柱64が第2範囲312に含まれている場面を示している。図10は、駐車車両62のドア621が開いており、そのドア621が第2範囲312に含まれている場面を示している。
図9の例では、第2範囲312内には、駐車車両62と柱64とが混在しているので、それら駐車車両62、柱64により、第2範囲312内の反射点42の点列は非直線状となる。そのため、その反射点42の点列から得られた近似直線102の近似精度は低い。この場合には、S35で、反射点42の点列の中で最も駐車空間寄り、すなわち枠座標系でのX座標が最も大きい反射点421のX座標を左側コーナー位置候補のX座標(左右方向位置)とする。また、第1範囲311内の反射点41の点列の中で最も駐車空間の入口寄り、すなわち枠座標系でのY座標が最も大きい反射点413のY座標を、左側コーナー位置候補のY座標(奥行き方向位置)とする。図9には、このようにして求めた左側コーナー位置候補を符号「743」で図示している。これによって、柱64の角部の位置に合った補正候補を得ることができる。
図10の例では、第2範囲312内には開いたドア621とドア621以外の駐車車両62の側面とが混在しているので、それらドア621、側面により、第2範囲312内の反射点42の点列は非直線状となる。そのため、その反射点42の点列から得られた近似直線103の精度は低い。この場合には、S35で、反射点42の点列の中で最も駐車空間寄り、すなわち枠座標系でのX座標が最も大きい反射点422のX座標を左側コーナー位置候補のX座標(左右方向位置)とする。また、第1範囲311内の反射点41の点列の中で最も駐車空間入口寄り、すなわち枠座標系でのY座標が最も大きい反射点413のY座標を、左側コーナー位置候補のY座標(奥行き方向位置)とする。図10には、このようにして求めた左側コーナー位置候補を符号「744」で図示している。これによって、ドア621の先端位置に合った補正候補を得ることができる。
なお、近似精度が低い場合には(S32:No)、駐車空間の角度補正は行わない。この場合には、現在の駐車空間の角度が維持されることになる。S35の後、図8のフローチャートの処理を終了する。なお、S21では、上記と同様にして、右側の第2範囲322(図5参照)内の反射点の点列に基づいて、右側コーナー位置候補を算出し、近似精度が高い場合のみ駐車空間の右側面の角度補正を行う。
図4の処理に戻り、次に、S20で得られた第1のコーナー位置候補と、S21で得られた第2のコーナー位置候補のうち、より駐車空間寄りの方にコーナー位置を補正する(S22)。すなわち、左側の側面想定範囲31には駐車空間側にいくほどX座標値が大きくなる枠座標系を設定し、右側の側面想定範囲32には駐車空間側にいくほどX座標値が小さくなる枠座標系を設定しているので、左側のコーナー位置補正に関しては、第1のコーナー位置候補と第2のコーナー位置候補のうち枠座標系でのX座標が大きい方にコーナー位置を補正する。反対に、右側のコーナー位置補正に関しては、第1のコーナー位置候補と第2のコーナー位置候補のうち枠座標系でのX座標が小さい方にコーナー位置を補正する。なお、側面想定範囲31、32ともに駐車空間側にいくほどX座標値が大きくなる枠座標系を設定した場合には、左側のコーナー位置補正、右側のコーナー位置補正ともに、第1のコーナー位置候補と第2のコーナー位置候補のうち枠座標系でのX座標が大きい方にコーナー位置を補正する。図6、図7と同じ場面の図11の場面では、S20で得られた第1のコーナー位置候補731の方が、S21で得られた第2のコーナー位置候補741よりも駐車空間寄りとなっているため、S22では第1のコーナー位置候補731の位置に左側コーナー位置が補正される。また、先の図8のS34で、駐車空間の角度は近似直線101の角度P1に補正されている。結局、図11の例では、符号「701」で示す駐車空間から、符号「702」で示す駐車空間に補正されることになる。これにより、柱63の角部の位置及び駐車車両62の向きに合った駐車空間を検知できる。
また、図9の場面では、S21で得られた第2のコーナー位置候補743の方が、S20で得られた第1のコーナー位置候補733よりも駐車空間寄りとなっているため、その第2のコーナー位置候補743の位置に左側コーナー位置が補正される。また、近似直線102の精度が低いので、その近似直線102の角度P2は採用されず、これまでの角度が維持される。これにより、柱64の角部の位置に合った駐車空間を検知できる。
また、図10の場面では、S21で得られた第2のコーナー位置候補744の方が、S20で得られた第1のコーナー位置候補733よりも駐車空間寄りとなっているため、その第2のコーナー位置候補744の位置に左側コーナー位置が補正される。また、近似直線103の精度が低いので、その近似直線103の角度P3は採用されず、これまでの角度が維持される。これにより、ドア621の先端位置に合った駐車空間を検知できる。
また、図12に示すように、駐車車両62のみが配置されている場面(他の障害物やドアが開いていない場面)では、近似直線104の精度が高いと判定されて(S32:Yes)、その近似直線104に基づいて第2のコーナー位置候補745が算出される(S33)。そして、図12の例では、第2のコーナー位置候補745の方が、S20で得られた第1のコーナー位置候補732よりも駐車空間寄りとなっているため、その第2のコーナー位置候補745の位置に左側コーナーが補正される(S22)。また、近似直線104の精度が高いので、その近似直線104の角度P4に駐車空間の角度が補正される(S34)。
なお、S22では、上記と同様にして右側コーナー位置も補正する。ECU11は、S34やS22で駐車空間を補正した後、補正後の駐車空間への経路を再設定し、その経路にしたがって自車両の駐車を行う。
次に、自車両が検知した駐車空間(補正後の駐車空間)の位置まで移動して駐車が完了したか否かを判断する(S23)。未だ完了していない場合には(S23:No)、計測カウントnを次に値(n=n+1)に更新して(S24)、S12に戻る。そして、更新後の計測カウントnで上述の処理を行う。このとき、補正後の駐車空間を再度補正することになる。このように、自車両が駐車空間に侵入し計測カウントnが更新されていくにつれて、反射点の数が増加していくので、駐車空間の検知精度が向上していく。その後、駐車完了した場合には(S23:Yes)、図4のフローチャートの処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態では、第1範囲から求めたコーナー位置候補と、第2範囲から求めたコーナー位置候補のうちのより空間寄りの方に補正されるので、障害物の側面形状が仮に非直線状であったとしても、その障害物の先端位置に合った精度の高い駐車空間を検知できる。また、近似直線の近似精度が高い場合には、その近似直線の角度に補正されるので、障害物の向きに合った精度の高い駐車空間を検知できる。また、近似精度が低い場合には角度補正が行われないので、障害物の向きと異なる角度に補正されてしまうのを防止できる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を上記実施形態と異なる部分を中心にして説明する。本実施形態の駐車空間検知装置の構成は、図1の駐車支援装置1と同じである。ECU11が実行する空間補正処理が第1実施形態のそれ(図4の処理)と異なっている。以下、本実施形態の空間補正処理の詳細を説明する。
図13は、本実施形態の空間補正処理のフローチャートである。図13の処理は、検知した駐車空間に自車両が駐車動作を開始した時に開始する。なお、図13において、図4の処理と同一処理には同一符号を付している。図13の処理を開始すると、第1実施形態で説明したS11〜S16の処理により、側面想定範囲の設定等を行う。次に、S15で設定した側面想定範囲を駐車空間の奥行き方向に4分割する(S171)。具体的には、側面想定範囲を、障害物のコーナー(駐車空間のコーナー)が含まれる可能性がある手前側の第1範囲(本発明の入口側範囲に相当)と残りの奥側の範囲を3分割した第2〜第4範囲(本発明の奥側範囲に相当)とに4分割する。
ここで、図14は、図13の各処理を説明するための図であり、図9と同じ場面を示している。すなわち、図14は、自車両5が検知した駐車空間に駐車動作を行っている場面であって、自車両5の左側には駐車車両62及び柱64が配置された場面を示している。その柱64は、駐車空間の奥側に配置されている。なお、自車両5の右側の障害物の図示は省略している。図14に示すように、S171では、側面想定範囲33を、4つの範囲331〜334に分割する。一番手前の第1範囲331の奥行き方向の幅は、第1実施形態と同様に車両コーナーにおける曲面形状の大きさを考慮して設定され、具体的には例えば1m程度に予め設定されている。残りの第2〜第4範囲332〜334のそれぞれの奥行き方向の幅は、例えば互いに同じとなっている。つまり、第2〜第4範囲332〜334は奥行き方向に均等に分割されている。なお、側面想定範囲はどのように分割しても良く、側面想定範囲を4等分しても良いし、側面想定範囲を非均等に4分割しても良い。なお、S171では、右側の側面想定範囲も第1〜第4範囲に4分割する。図14の例では、第3範囲333には駐車車両62の他に柱64が含まれ、第1範囲331、第2範囲332、第4範囲334には駐車車両62のみが含まれている。
次に、S171で分割した各範囲内の反射点を抽出する(S181)。図14の例では、第1範囲331内からは符号「43」で示す反射点の点列が抽出され、第2範囲332内からは符号「44」で示す反射点の点列が抽出され、第3範囲333内からは符号「45」で示す反射点の点列が抽出され、第4範囲334内からは符号「46」で示す反射点の点列が抽出される。
次に、S18で抽出した各反射点43〜46の座標を、S16で設定した枠座標系での座標に変換する(S19)。次に、第1実施形態と同じ方法で、第1範囲内の反射点の点列に基づいて、駐車空間のコーナー位置の補正候補(第1のコーナー位置候補)を算出する(S20)。図14には、反射点43の点列に基づいて算出された左側コーナー位置候補を符号「751」で図示している。
次に、第2〜第4範囲ごとに、各範囲内の反射点の点列に基づいて駐車空間の補正候補を算出する(S211)。具体的には、図15のフローチャートの処理により補正候補を算出する。図14を参照しながら図15のフローチャートの処理を説明する。図15の処理に移行すると、先ず、後述するS45によりメモリ111(図1参照)に記憶された近似直線がある場合にはその近似直線をメモリ111から消去(クリア)する(S41)。
以降のS42〜S49の処理は、第2〜第4範囲332〜334のそれぞれに対して1つずつ順番に実行される。以下では、第2範囲332、第3範囲333、第4範囲334に順にS42〜S49が実行されたとして、S42〜S49の処理を説明する。先ず第2範囲332内の反射点44の点列を最小二乗法等で直線近似する(S42)。次に、S42で得られた近似直線105(反射点44の近似直線)の近似精度が高いか否かを、例えば近似直線105の決定係数が所定値以上か否かに基づいて判定する(S43)。
近似精度が高い場合には(S43:Yes)、後述するS45によりメモリ111に記憶済みの近似直線があるか否かを判断する(S44)。最初に第2範囲332を処理する場合には、このS44では、記憶済みの近似直線は無いと判断される(S44:No)。この場合には(S44:No)、近似直線105をメモリ111に記憶する(S45)。次に、近似直線105に基づいて、駐車空間の左側コーナー位置候補(第2のコーナー位置候補)を算出する(S48)。具体的には、図8のS33と同様に、現在の左側コーナーを通り近似直線105に垂直な直線と近似直線105との交点、または、駐車空間の両コーナーを通る直線と近似直線105との交点を第2のコーナー位置候補とする。図14には、このようにして求めた第2のコーナー位置候補を符号「761」で図示している。以上で第2範囲332に基づく補正候補の算出が終わる。
次に、第3範囲333に基づき補正候補の算出を行う。すなわち、第3範囲333内の反射点45の点列を直線近似し(S42)、得られた近似直線(図示外)の近似精度が高いか否かを判定する(S43)。反射点45の点列には、駐車車両62に対する反射点と柱64に対する反射点とが混在しているので、近似精度は低いと判定される(S43:No)。この場合には(S43:No)、図8のS35と同様にして、コーナー位置候補を算出する(S49)。すなわち、反射点45の点列の中で枠座標系でのX座標が最も大きい反射点451のX座標を第3のコーナー位置候補のX座標とする。また、第1範囲331内の反射点43の点列の中で枠座標系でのY座標が最も大きい反射点431のY座標を、第3のコーナー位置候補のY座標とする。図14には、このようにして求めた第3のコーナー位置候補を符号「771」で図示している。以上で第3範囲333に基づく補正候補の算出が終わる。
最後に、第4範囲334に基づく補正候補の算出を行う。すなわち、第4範囲334内の反射点46の点列を直線近似し(S42)、得られた近似直線106の近似精度が高いか否かを判定する(S43)。第4範囲334内の障害物(駐車車両62のみ)は直線状であるので、近似直線106の近似精度は高いと判定される(S43:Yes)。次に、メモリ111に記憶済みの近似直線があるか否かを判断する(S44)。メモリ111には、第2範囲332から得られた近似直線105が記憶されているので、記憶済みの近似直線があると判断される(S44:Yes)。
次に、記憶済みの近似直線105と、現在の近似直線106とが一致しているか否かを判断する(S46)。なお、ここで言う「一致」とは、厳密な一致だけでなく、略一致(所定以上の一致度を有している場合)も含む趣旨である。具体的には例えば、近似直線105の傾き(角度)と、近似直線106の傾き(角度)との差異に基づいて、一致しているか否かを判断する(S46)。つまり、その差異が所定の閾値未満の場合に、近似直線105、106は一致していると判断し、差異が閾値以上の場合には一致していないと判断する。
または、近似直線105と近似直線106の間の距離に基づいて、一致しているか否かを判断しても良い。ここで、図16は、図14から第1〜第4範囲331〜334及び近似直線105、106を抜き出した図である。図16では、分かりやすくするために近似直線105、106の間隔を大きく図示している。図16に示すように、例えば、近似直線105の算出元の反射点44が含まれた第2範囲332における、近似直線105、106間の距離a1を算出する。具体的には、第2範囲332の左右に延びた辺のうち駐車空間入口側の辺332aと近似直線105との交点81を算出する。また、辺332aと近似直線106との交点82を算出する。それら交点81、82間の距離a1を算出する。
次に、近似直線106の算出元の反射点46が含まれた第4範囲334における、近似直線105、106間の距離a2を算出する。具体的には、第4範囲334の左右に延びた辺のうち駐車空間奥側の辺334aと近似直線105との交点83を算出する。また、辺334aと近似直線106との交点84を算出する。それら交点83、84間の距離a2を算出する。
そして、得られた距離a1、a2がともに所定の閾値未満の場合に、近似直線105、106は一致していると判断し、距離a1、a2の1つでも閾値以上の場合には、近似直線105、106は一致していないと判断する。このように、離れた2位置での各距離を見ることで、近似直線105、106の傾きが同等かの判断と、近似直線105、106が離れていないかの判断を同時に行うことができる。
なお、近似直線105、106間の距離はどの位置で算出しても良い。例えば図16に示すように、側面想定範囲33の最も駐車空間入口側の辺331aでの距離a3と、最も奥側の辺334aでの距離a2とがともに閾値未満か否かに基づいて一致している否かを判断しても良い。また、近似直線105、106の傾きの差異と、近似直線105、106間の距離の両方を用いて、一致しているか否かを判断しても良い。具体的には、例えば、傾きの差異が閾値未満であり、かつ、1又は複数位置での近似直線105、106間の距離が全て閾値未満の場合に、一致していると判断し、それ以外は一致していないと判断する。これにより、より正確に判断できる。
または、S46では、近似直線105、106の傾きの差異と、図15のS48の処理で各近似直線105、106から算出される各コーナー位置候補761、781(図16参照)間の距離の両方に基づいて、それら近似直線105、106が一致しているか否かを判断しても良い。具体的には、近似直線105、106の傾きの差異が閾値未満であり、かつ、コーナー位置候補761、781間の距離が所定の閾値未満の場合に、一致していると判断し、それ以外は一致していないと判断する。これによっても、一致、不一致を正確に判断できる。
図14の例では、近似直線105、106ともに、駐車車両62のみの反射点44、46から得られているので、それら近似直線105、106は一致していると判断される(S46:Yes)。この場合には(S46:Yes)、一致していると判断された2つの近似直線105、106の角度P5、P6に基づいて、駐車空間の左側面の角度を補正する(S47)。具体的には、近似直線105の角度P5と近似直線106の角度P6の平均値に、駐車空間の角度を補正する。なお、角度P5、P6のどちらか一方に補正しても良い。これによって、駐車車両62の向きに駐車空間の角度を合わせることができる。
次に、第2のコーナー位置候補761の算出と同様にして、近似直線106に基づいて、第4のコーナー位置候補を算出する(S48)。図14には、第4のコーナー位置候補を符号「781」で図示している。以上で第4範囲334に基づく補正候補の算出が終わる。
第2〜第4範囲332〜334の全てに対して、S42〜S49の処理を行った後、図15のフローチャートの処理を終了する。なお、図15では、右側の側面想定範囲を分割して得られた第1〜第4範囲に対しても処理を行い、駐車空間の右側コーナー位置の補正候補として、第1〜第4のコーナー位置候補を算出する。また、一致した近似直線がある場合には、その近似直線の角度に駐車空間の右側面の角度を補正する。
図13の処理に戻ると、次に、S20で得られた第1のコーナー位置候補、S211で得られた第2〜第4のコーナー位置候補のうち、最も駐車空間寄りの候補、すなわち枠座標系でのX座標が最も大きい候補の位置に、コーナー位置を補正する(S221)。図14の場面では、第1〜第4のコーナー位置候補751、761、771、781のうち、第3のコーナー位置候補771が最も駐車空間寄りとなっているため、S221では第3のコーナー位置候補771の位置に左側コーナー位置が補正される。
その後、駐車完了しない間は(S23:No)、上述の処理が繰り返され、駐車完了した場合には(S23:Yes)、図13のフローチャートの処理を終了する。
ここで、図17の場面で、図13の処理を適用した場合にどのように補正されるかについて説明する。図17の場面は、図10と同様の場面であり、具体的には、駐車空間の左側には駐車車両62のみが配置され、その駐車車両62のドア621が開いている場面を示している。図17では、駐車空間の右側の障害物の図示を省略している。図17の場面では、第2範囲332内にドア621が含まれ、第3範囲333内にもドア621の先端が含まれている。
図13のS20では、第1範囲331に含まれた反射点の点列に基づいて第1のコーナー位置候補752が算出される。S211で図15の処理に移行すると、先ず、第2範囲332に対して処理が行われ、第2範囲332内の反射点47の点列の近似直線107が算出され(S42)、その近似直線107の精度が高いか否かが判断される(S43)。反射点47の点列は主にドア621に対する反射点から構成されているので、近似直線107の近似精度は高いと判断され(S43:Yes)、その近似直線107がメモリ111に記憶される(S44:No、S45)。その後、近似直線107に基づいて第2のコーナー位置候補762が算出される(S48)。
次に、第3範囲333に対して処理が行われ、第3範囲333内の反射点48の近似直線(図示外)が算出され(S42)、その近似直線の近似精度が高いか否かが判断される(S43)。反射点48の点列には、ドア621の先端に検知される反射点と、ドア621以外の側面の反射点とが混在しているので、近似精度は低いと判断される(S43:No)。そして、反射点48の点列の中で最も駐車空間寄りの反射点481、つまり、ドア621の先端に検知された反射点481の位置と、第1範囲331内の反射点の点列の中で最も駐車空間入口寄りの反射点の位置とに基づいて、第3のコーナー位置候補772が算出される(S49)。
最後に第4範囲334に対して処理が行われ、第4範囲334内の反射点49の点列の近似直線(図示外)が算出され(S42)、その近似直線の近似精度が高いか否かが判断される(S43)。第4範囲334には反射点49の数が少ないので、近似精度が低いと判断される(S43:No)。そして、反射点49の点列の中で最も駐車空間寄りの反射点491の位置と、第1範囲331内の反射点の点列の中で最も駐車空間入口寄りの反射点の位置とに基づいて、第4のコーナー位置候補782が算出される(S49)。
このように、図17の場面では、精度が高い近似直線は近似直線107の1つしかないため、その近似直線107の角度P7は採用されず、結局、駐車空間の角度補正は行われない。これによって、開いたドア621の向きに角度補正されてしまうのを防止できる。
その後、図13のS221において、最も駐車空間寄りの第3のコーナー位置候補772の位置に左側コーナーが補正される。これにより、ドア621の先端位置に合った駐車空間を検知できる。
以上説明したように、本実施形態では、側面想定範囲を4分割しており、4つの補正候補を得ることができるので、より一層精度の高い駐車空間を検知できる。また、複数の近似直線間で一致している場合のみ駐車空間の角度補正を行うので、図14の場面のように、駐車車両以外の障害物が駐車空間の奥側に配置されていたとしても、駐車車両の向きに駐車空間を補正できるとともに、図17の場面のように誤った角度に補正されないようにできる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載を逸脱しない限度で種々の変更が可能である。例えば、上記第2実施形態では、側面想定範囲を4分割していたが、3分割又は5分割以上の範囲に分割しても良い。また、縦列駐車する場合の駐車空間検知に本発明を適用しても良い。この場合には、駐車空間の側面を構成する駐車車両のフロント面は曲線状となっているが、本発明を適用すれば、その曲線状のフロント面の先端位置を基準とした駐車空間を検知できる。縦列駐車の空間検知に本発明を適用する場合には、測距センサを、自車両のリア面やリアコーナー及びフロント面やフロントコーナーにも搭載する。そして、駐車動作中には、リア面、リアコーナーに搭載された測距センサで、自車両の後方の障害物(駐車車両)を検知し、フロント面、フロントコーナーに搭載された測距センサで、自車両の前方の障害物(駐車車両)を検知すれば良い。また、例えば、駐車空間の初期検知の方法はどのような方法でも良く、例えばカメラによる撮影画像に基づいて駐車空間を検知しても良い。
1 駐車支援装置
2 測距センサ
5 自車両
11 ECU
12 車速センサ
13 操舵角センサ
61、62 駐車車両
63、64 柱

Claims (14)

  1. 自車両(5)の周囲に存在する駐車空間(7)を検知する空間検知手段(11、2、12、13)と、
    前記空間検知手段の検知結果に基づいて前記駐車空間に隣接する障害物(61、62、63、64)の前記駐車空間側の側面が存在すると想定される複数に分割した範囲(311、312、321、322、331〜334)を設定する範囲設定手段(S15、S17、S171)と、
    前記自車両が前記駐車空間に対する駐車動作を行っている最中に前記障害物の輪郭点(4)を逐次検知する輪郭点検知手段(2、12、13、S12〜S14)と、
    前記範囲設定手段が設定した各範囲ごとに、前記範囲に含まれた前記輪郭点の点列に基づいて前記空間検知手段が検知した駐車空間の補正候補を算出する補正候補算出手段(S20、S21、S211)と、
    前記補正候補算出手段が算出した複数の補正候補を組み合わせて1つに絞り込むことにより前記空間検知手段が検知した駐車空間を補正する空間補正手段(S22、S34、S221、S47)と、
    を備えることを特徴とする駐車空間検知装置(1)。
  2. 前記範囲設定手段は、前記駐車空間の奥行き方向に分割された複数の前記範囲を設定することを特徴とする請求項1に記載の駐車空間検知装置。
  3. 前記補正候補算出手段は、
    前記駐車空間の最も入口側に設定された前記範囲である入口側範囲(311、331)に含まれた前記輪郭点(41、43)の点列である入口側点列に基づいて前記補正候補(731、732、733、751、752)を算出する第1の補正候補算出手段(S20)と、
    前記入口側範囲以外の前記範囲である奥側範囲(312、332〜334)に含まれた前記輪郭点(42、44、45、46)の点列である奥側点列に基づいて前記補正候補(741、742、743、744、745、761、771、781、762、772、782)を算出する第2の補正候補算出手段(S21、S211)とを備えることを特徴とする請求項2に記載の駐車空間検知装置。
  4. 前記第1の補正候補算出手段は、前記入口側点列に基づいて前記駐車空間のコーナー位置の補正候補を算出し、
    前記第2の補正候補算出手段(S33、S35、S48、S49)は、前記奥側点列に基づいて前記駐車空間のコーナー位置と角度の補正候補を算出し、
    前記空間補正手段は、前記第1の補正候補算出手段が算出したコーナー位置の補正候補と、前記第2の補正候補算出手段が算出したコーナー位置の補正候補の中から1つに絞り込み、絞り込んだ補正候補の位置に前記駐車空間のコーナー位置を補正することを特徴とする請求項3に記載の駐車空間検知装置。
  5. 前記第1の補正候補算出手段は、前記入口側点列の中で前記駐車空間の左右方向における最も前記駐車空間寄りの前記輪郭点(411)の前記左右方向の位置と、前記駐車空間の奥行き方向における最も前記駐車空間の入口寄りの前記輪郭点(412)の前記奥行き方向の位置とをコーナー位置の補正候補として抽出することを特徴とする請求項4に記載の駐車空間検知装置。
  6. 前記第2の補正候補算出手段は、
    前記奥側点列の近似直線を前記駐車空間の角度の補正候補として算出する直線近似手段(S31、S42)と、
    前記直線近似手段により得られた近似直線(101〜107)の精度の高低を判定する精度判定手段(S32、S43)と、
    前記精度判定手段が前記近似直線の精度が高いと判定した場合に、前記近似直線に基づいてコーナー位置の補正候補(741、742、745、761、781、762)を算出する高精度候補算出手段(S33、S48)と、
    前記精度判定手段が前記近似直線の精度が低いと判定した場合に、前記奥側点列の中で前記駐車空間の左右方向における最も前記駐車空間寄りの前記輪郭点(421、422、451、481、491)の前記左右方向の位置と、前記入口側点列の中で前記駐車空間の奥行き方向における最も前記駐車空間の入口寄りの前記輪郭点(413、431)の前記奥行き方向の位置とをコーナー位置の補正候補(743、744、771、772、782)として抽出する低精度候補算出手段(S35、S49)とを備えることを特徴とする請求項4又は5に記載の駐車空間検知装置。
  7. 前記精度判定手段は、前記近似直線の決定係数の値に基づいて前記近似直線の精度の高低を判定することを特徴とする請求項6に記載の駐車空間検知装置。
  8. 前記範囲設定手段(S17)は、前記入口側範囲(311)と1つの前記奥側範囲(312)との2つに分割した範囲を設定し、
    前記空間補正手段は、
    前記第1の補正候補算出手段により得られたコーナー位置の補正候補(731)と、前記第2の補正候補算出手段により得られたコーナー位置の補正候補(741)のうち、より前記駐車空間に寄った方(731)に前記駐車空間を補正する位置補正手段(S22)と、
    前記精度判定手段が前記近似直線の精度が高いと判定した場合には前記近似直線で定まる角度に前記駐車空間を補正する一方で、前記近似直線の精度が低いと判定した場合には前記駐車空間の角度補正は行わない角度補正手段(S34)とを備えることを特徴とする請求項6又は7に記載の駐車空間検知装置。
  9. 前記範囲設定手段(S171)は、前記入口側範囲(331)と2つ以上の前記奥側範囲(332〜334)との少なくとも3つ以上の範囲を設定し、
    前記第2の補正候補算出手段(S211)は、前記奥側範囲ごとにコーナー位置の補正候補を算出し、
    前記精度判定手段により精度が高いと判定された複数の前記近似直線間で一致するか否かを判定する一致判定手段(S46)を備え、
    前記空間補正手段は、
    前記第1の補正候補算出手段により得られたコーナー位置の補正候補(751)と、前記第2の補正候補算出手段により得られた複数のコーナー位置の補正候補(761、771、781)のうち、最も前記駐車空間に寄ったコーナー位置(771)に前記駐車空間を補正する位置補正手段(S221)と、
    前記一致判定手段が少なくとも2つの近似直線間で一致すると判定した場合には、一致すると判定された前記近似直線(105、106)で定まる角度に前記駐車空間を補正する一方で、一致した近似直線の組が無い場合には前記駐車空間の角度補正は行わない角度補正手段(S47)とを備えることを特徴とする請求項6又は7に記載の駐車空間検知装置。
  10. 前記一致判定手段は、各近似直線の傾きに基づいて一致するか否かを判定することを特徴とする請求項9に記載の駐車空間検知装置。
  11. 前記一致判定手段は、各近似直線間の距離に基づいて一致するか否かを判定することを特徴とする請求項9又は10に記載の駐車空間検知装置。
  12. 前記一致判定手段は、2つの前記近似直線の間の距離が異なる複数の位置の全てで所定の閾値未満の場合に、それら2つの近似直線は一致すると判定し、前記複数の位置での各距離が1つでも前記閾値以上の場合には、それら2つの近似直線は一致していないと判定することを特徴とする請求項11に記載の駐車空間検知装置。
  13. 前記一致判定手段は、各近似直線の傾きと、各近似直線から得られた各コーナー位置の補正候補間の距離とに基づいて一致するか否かを判定することを特徴とする請求項9に記載の駐車空間検知装置。
  14. 前記輪郭点検知手段は、
    前記自車両が前記駐車空間に対する駐車動作を行っている最中に前記自車両の側方に探査波を送信し、その探査波の反射波に基づいて前記自車両の側方に存在する障害物までの距離を逐次検知する距離検知手段(2)と、
    前記自車両の移動状態を検知する移動状態検知手段と(12、13)と、
    前記距離検知手段が検知した距離の履歴と前記移動状態検知手段が検知した前記自車両の移動状態の履歴とに基づいて前記探査波の反射点を前記輪郭点として算出する反射点算出手段(S14)とを備えることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の駐車空間検知装置。
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