JP5890074B2 - 調弦機を弦楽器に自在に取り付けるためのシステム、キット及び方法 - Google Patents

調弦機を弦楽器に自在に取り付けるためのシステム、キット及び方法 Download PDF

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Description

本願は、2012年9月27日に出願した米国仮特許出願第61/744,518号、及び2013年3月18日に出願した米国仮特許出願第61/852,536号の利益を主張するものであり、あらゆる目的のためにそれぞれの内容全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本発明は概して、調弦機構を弦楽器に位置決め及び取り付けるためのシステム、キット及び方法に関する。より詳細には、本発明は、楽器を恒久的に修正又は変造することなく、多様な調弦機(tuning machine)を当該楽器に整列した態様で適応的に取り付けるためのシステム及び方法に関する。
アコースティック・ギター、マンドリン、及びバンジョーなどの楽器がかなり普及しており、優に100年以上の間大量生産されている。エレキ・ギター及びエレキ・ベースなどの他の弦楽器も60年以上もの間生産されている。これらの楽器の多くは現在も使用されている。フェンダー、ギブソン、及びマーティン製のギターといった年代物の楽器は絶大な人気があり、それらの価値はより近代的な楽器の価値をはるかに上回ることがある。多くの骨董品及び年代物品のように、恒久的な修正や変造が行われると価値が損なわれ得る。
このような楽器の老朽化に伴って、それら楽器の調弦機は摩損し機能及び精度が損なわれ得る。また、調弦機は種々の理由によって壊れることがあり、それによって、より近代的な楽器でさえも調弦機の取り替えが時々必要になる。さらに、楽器の年代物の価値に影響を及ぼさない場合には、新しい高度な技術を有する近代式調弦機を組み込むことは、より古い楽器にとって利点となる。
何年にもわたって、調弦機の多くの多数の銘柄及び様式がより古い楽器で使用されており、これは、不可能ではないにしても、適切に合致するものを見つけることを非常に困難にしている。調弦機の多数の銘柄及び様式は多数のねじの位置決め/取り付けパターンを要するため、高価な楽器に対して位置決め/取り付け穴を再配置する必要があることが多い。これらの穴を再配置することは困難な場合がある。位置決め/取り付け穴が精確に配置されないと、調弦機は傾き、又は角度がずれる可能性がある。位置決め/取り付けねじは非常に小さい傾向があるが、楽器のネック材料は、例えば硬質のカエデから軟質のマホガニーまで様々である。調弦機を設置する間にこれらの小さなねじがネック内でなめたり折れたりすることはよくあることである。これらの理由及び他の理由によって、調弦機を専門の楽器技術者によって設置してもらうことを選択する演奏家は多いが、費用がかさむ可能性がある。
年代物のギターを含む多種多数の楽器上に、当該楽器に対して何ら恒久的な変造の必要性なしに、近代的な調弦機を容易且つ安価に設置できるようにするシステム、キット、及び/又は方法が必要とされている。
本明細書において説明し且つ特許請求するように、多数の調弦機を弦楽器に取り付けるためのシステム、キット及び方法を提供することによって、先行技術のある種の欠陥を克服することができる。
多数の調弦機を弦楽器に取り付けるための例示のシステムは、少なくとも、マウント要素(又は他の場合、ある実施例においては自在マウントプレートと称されるもの)を含むことができる。マウント要素は、多数のポスト開口を含むことができる。ポスト開口のそれぞれは、それぞれの調弦機の弦ポストを受け入れるように構成される。弦ポストは次いで、楽器のそれぞれのヘッドストック穴内に軸方向に固定される。マウント要素は、各ポスト開口に関連付けられた1又は複数の位置決めデテント(detent;移動止め)を含むことが好ましい。好ましい実施例では、この軸方向の固定は、ヘッドストック穴とは無関係な楽器の貫入(penetration)を必要としない。弦ポストがそれぞれのポスト開口によって受け入れられ、楽器のヘッドストックに軸方向に固定された時、位置決めデテントは、楽器に対する調弦器ギア・ハウジング(及び対応する調弦ペグ)の回転を実質的に防止する。典型的には、軸方向の固定は、調弦機のねじ込みハブとそれぞれのバレルナットとの間のねじ係合によって達成される。
マウント要素は、鋼鉄などのシート・メタルから実質的に形成可能である。さらに、位置決めデテントは、突起、穴、空洞、又はそれらの組合せであってよい。多数の調弦機を弦楽器に取り付けるためのキットは、少なくとも1つのマウント要素と、複数の調弦機とを含むことができる。キットを弦楽器に組み立てる方法を本明細書において論述する。
本発明のさらなる利点を、以下の好ましい実施例の詳細な説明によって、及び添付の図面を参照することによって、当業者に対して明らかにすることができる。
調弦機を弦楽器のヘッドストックに取り付け及び位置決めする、1つの先行技術のシステムの背面図である。 調弦機を弦楽器に取り付け及び位置決めする、別の先行技術のシステムの背面図である。 年代物の調弦機を弦楽器に取り付け及び位置決めする、先行技術のシステムの断面図であって、調弦機をヘッドストックに取り付け、且つトルク下での調弦機の回転を防止するためのねじの従来の使用法を示す図である。 近代的な調弦機を弦楽器で取り付け及び位置決めする、さらなる先行技術のシステムの断面図であって、トルク下での調弦機の回転を防止するための位置決めねじに対するさらなる一般的な依存状態を示す図である。 調弦機を弦楽器に取り付け及び位置決めする、さらに別の先行技術のシステムの断面図であって、トルク下での調弦機の回転を防止するための位置決めピンの代替的な従来の使用法を示す図である。 いびつに配置された位置決め/取り付けねじの結果を示す、弦楽器の背面図である。 位置決めねじ/ピンの場所が一様でないことが多いという特徴を有する、従来の調弦機の多数の作り及び型の例を示す図である。 本発明の実施例による取り付けシステムの背面図である。 図8Aにおける特徴8Bの拡大図である。 図8Aの線9−9における断面図である。 幅広い種類の調弦機に順応するように構成された多くの異なる位置決めデテント(取り付け構成)を備えた、本発明の一実施例によるマウント要素の平面図である。 本発明の実施例の2つの実装形態の背面図であって、どのようにして、単一のマウントプレートが、細長い開口によって間隔をあけて、種々の調弦機に順応することができるかを示す図である。 本発明の一実施例によるシステムの背面図であって、マウント要素が3つの開口と、関連する位置決めデテント(この場合、位置決めタブ)とを含むことができることを示す図である。 本発明のある実施例が、本来の取り付け/位置決めねじを受け入れるための穴を閉じるために(例えばプラスチックの)プラグ又はボタンを提供することができるようにした、近代的な調弦機の側面図である。 第1の調弦機レイアウトの背面図である。 第2の調弦機レイアウトの背面図である。 第3の調弦機レイアウトの背面図である。 主マウント要素及び補助マウント要素を含むシステムの実施例の平面図であり、主マウント要素及び補助マウント要素は、互いに対して枢動及び軸方向に延びることができ、それにより、例えば図14A〜14Cに示されるような種々の穴パターン及び調弦機レイアウトに順応することを示す図である。 図15Aの実施例の平面図であるが、マウント要素が、それらの近位端における横方向テーパを示すために分離して示されている図である。 図15Aと同様の平面図であって、相互の回転が生じる接合部において相対的な横方向の拡張がないことを示す図である。 特定の湾曲した穴パターンに関連して使用されるように枢動可能に且つ軸方向に構成された主マウント要素及び補助マウント要素の斜視図である。 特定の直線状穴パターンに関連して使用されるように枢動可能に且つ軸方向に構成された主マウント要素及び補助マウント要素の斜視図である。 セミフレキシブルな部材によって、調弦機が互いに回転しないように連結されている、調弦機取り付けシステムの代替的な実施例の背面図である。 取り付けシステムのさらに別の代替的な実施例の背面図であって、アームが調弦機間に延び、且つ接続点において互いに連結していることを示す図である。 第1のマウント要素及び第2のマウント要素を含む、例示的な実施例の背面図であって、マウント要素の近接端が互いに隣接することで、ヘッドストックの穴との適正な位置決めを助けることを示す図である。 第1のマウント要素及び第2のマウント要素を含む、例示的な実施例の背面図であって、マウント要素の近接端が互いに間隔をあけて配置されることで、ヘッドストックの穴との適正な位置決めを助けることを示す図である。 第1のマウント要素及び第2のマウント要素を含む、例示的な実施例の背面図であって、近接端はそれぞれ、重ね合わせ及びヘッドストックの穴との適正な位置決めを助けるために、概して他方に対して補完的な角度でテーパ状であることを示す図である。
ここで図面を参照するが、いくつかの図を通じて同様の参照番号は同一又は対応する構成を示す。
本発明による実施例は、平均的な能力を有する者が、調弦機をそれらの楽器上で容易に取り替えること可能にする。ある実施例は、需要者に、調弦機をそれらの楽器上で取り替えるための「万能な(one size fits all)」解決法を提示することができる。本明細書において呈示された解決法によって、どのような種類の楽器に対しても、穴をあけること、傷をつけること、又は恒久的な変造を要することなく、種々の近代的な調弦機を楽器に容易に取り付けることができる。本明細書で論述されるマウント要素などの構成要素の構造は、軽量且つ安価である。最新技術の利点を有する近代的な調弦機のセットは、ここでは、基本的にいずれの弦楽器にも容易に適合可能である。
図1を参照すると、典型的な年代物のギターの背面が示されている。ここでは、調弦機206を取り付けるための1つの特定の従来のシステム200が示されている。調弦機取り付け穴パターンが調弦機206ごとに2つのねじ220を含むことに留意すべきである。図2を参照すると、多くは年代物の様式の調弦機構成で使用される他の典型的な先行技術のシステム200が示されている。調弦機の外見が非常に異なることに留意されたい。これらの調弦機206は、取り付けねじ220を共有し、取り付けねじは、図1に示されているシステムとは違って、全体的に異なる場所にある。図3はさらに、より古い様式の又は年代物の調弦機が取り付けられる典型的な方法を示す。図1及び図2両方において調弦器は取り付けねじ220によってヘッドストック202に対して保持される。図3は、年代物の様式の調弦機アセンブリを図示する。(通常は真鍮又は鋼鉄製の)フェルールと呼ばれることが多い圧入ブッシュ214が弦ポスト208を案内し、当該弦ポスト208が楽器の木質のヘッドストック202に対して摩損しないようにしている。年代物の調弦器ヘッドストック穴の直径は8.73mmであるが、現代様式のヘッドストック穴の直径230は10mmであることに留意されたい(図4を参照)。年代物の楽器の調弦機の穴226を8.73mmから10mmまで恒久的に変造することは非常に望ましくないため、8.73mmのねじ込みハブ/バレルナットのアセンブリを有する特別に設計された調弦機が、本発明を年代物の楽器に適用するために展開できると考えられる。
図4は、楽器のヘッドストック202の水平断面図、及び楽器に対する現代の(又はより近代的な)調弦機206の典型的な締結方法を示す。弦ポストの案内ブッシュが、バレルナット216及びワッシャ218によって置き換えられていることに留意されたい。バレルナット216は、調弦機ハブ210上に配置される雄ねじに受け入れられる雌ねじを有する。バレルナットが雄ねじとされ、ハブが雌ねじとされることが非常に多い。バレルナット216は調弦器206を楽器に対して締結し、位置決め/取り付けねじ220(又は図5ではピン222)は、張られた弦により加えられるトルクによって調弦機206が回転しないようにしている。
図5は、異なる様式の調弦機を示す、ギターのヘッドストック202の部分的な水平断面図である。この調弦機は、位置決め/取り付けねじを使用しないが、バレルナット216の方法を用いて楽器に締結される。ヘッドストック202の裏側に配置される対応する位置決め穴224において楽器によって受け入れられる位置決めピン222は、張られた弦によって加えられるトルクによって調弦機が回転しないようにしている。
図6は、ギターに不正確に締結された調弦機のセットを図示する。この場合、軸中心線232が互いに対して位置決めすなわち整列されていないことがわかる。位置決め/取り付けねじ220(又はピン)が1、2度程度でも位置ずれしていると、見た目が悪く、専門的な仕上がりとならず、楽器の価値を損ねる場合がある。
図7は、現在市場で入手することができる多くの異なる調弦機のうちのいくつかを示す。小さな位置決め/取り付けねじのための穴224は、調弦機の他の部分に対して場所が異なっていることに留意されたい。これは、種々の調弦機が同じ楽器上で交換される場合に、楽器のネックに配置されるための多数の取り付け穴パターンを必要とするであろう。種々の楽器で使用される非常に多くの異なるモデル及びタイプの調弦機があるので、調弦機の交換はより困難とされる。
図8は、本発明によるシステムを示す。マウント要素(又は「プレート」)126が、調弦機のバレルナットのみを使用して楽器に固定されることに留意されたい。先行技術において一般的に依存される小さな取り付け位置決めねじ又はピンは使用されない。マウント要素の位置決めは、少なくとも2つの調弦機106の取り付け位置によって決定される。特定の好ましい実施例では、各調弦機106は、調弦器ごとにマウント要素の2つの小さな位置決めタブ136によって位置決めされ、枢動しないようになされている。
図8Bを参照すると、ある実施例では、調弦機106の回転中心120の左側に1つの位置決めタブ136が設けられ、調弦機106の回転中心120の右側には別の位置決めタブ136がある。(1つの可能な実施例を表しており、本明細書ではより広範には位置決めデテントと言われる場合がある)2つの位置決めタブ136は、張られた弦の力によって(例えば方向122に)トルク121が加えられる時、調弦機の位置を確実に安定させる。回転中心の両側間の距離にまたがる1つの長い位置決めタブを機能させることもできる。
図9は、マウント要素126が調弦器ごとに2つの位置決めタブ136を備えたキット又はシステム100を示す。好ましい実施例では、マウント要素126は、(例えばネック104上の)ヘッドストック102と調弦機106との間に配置されることに留意されたい。その結果、このような実施例において、調弦機106は、ネックからマウント要素126の厚さだけ離れて水平にされる。調弦機の弦結合点(又は「ポスト穴」)112はギターを適正に機能させるために重大であるので、またこの距離138はマウント要素の厚さによって変わる場合があるので、マウント要素をできるだけ薄くすることが重要である。或いは、とりわけマウント要素によって実装するように調弦機を設計する時に、マウント要素の厚さを考慮に入れることができる。
マウント要素126の特有の設計は、エレキ・ギター及びアコースティック・ギター、エレキ・ベース、バンジョー、マンドリン等を含む多数のタイプの楽器に対して適応可能である。例えば、エレキ・ギターにとって最も一般的な構成は、フェンダー・ストラトキャスター(登録商標)又はテレキャスター(登録商標)タイプのギターにおける、6つが一列に並んだマウントプレート126と思われる。1950年代初期に確立されたこの標準的なフェンダー(登録商標)調弦機穴配置寸法は、隣り合った調弦機の中心から中心までが8.731mm(11/32インチ)(又は外側の調弦機の中心から中心までが11.906cm(4 11/16インチ))である。図10に示されるように、マウント要素126の開口128を細長くして、多数のメーカーのギターに存在する場合があるこれらのわずかに変形した寸法に順応させることができる。
例示の図10及び11を参照すると、本発明によるマウント要素126が、普及している調弦機に順応するための取り付けパターン及び構成(feature)の全て(又はほとんど)を有するように製造可能である。対応する開口128に対する種々の位置のハブ110を受け入れるために、調節可能な距離156が考慮されることもできる。これらの構成には、ねじ穴及び非ねじ穴、溝穴、タブ、突起などが含まれていてもよい。しかし、例えば図11に示されるように、1つの特定の調弦器を、最も種類が多い楽器に容易に取り付けることができるように、マウント要素が1つのパターン又は構成のセットを有するように製造することが好ましい場合がある。
本発明によるマウント要素は、フェンダー(登録商標)及びフェンダー(登録商標)式の楽器には一般的であるような6つの調弦器が一列に並んだ応用例において使用可能であるだけでなく、アコースティック・ギター及びギブソン(登録商標)式の楽器には一般的であるような従来のように片側ごとに3つの調弦器を設けるように構成した楽器にも使用可能である(図12の例を参照)。マウント要素126の実施例は、バンジョー及びウクレレの楽器では一般的であるように、片側に2つの調弦器を設けた構成に対して機能するように適応可能である。
例えば図13に示されるように、本発明によるシステムは好ましくは位置決め/取り付けねじを必要としないため、(例えばプラスチック又は金属の)プラグ144を調弦機の空いている位置決めねじ込みソケットに差し込んでその外観を完成させることができる。
片側に3つの調弦機を設けた構成を使用するギターの多くの異なる作り、モデル及び様式があるため、マウント要素の実施例をよりフレキシブルにするために、さらなる構成すなわち特徴を組み込むことができる。例として、例えば図15A〜15Cを参照すると、連接リンク(例えば「補助マウント要素」又は「枢動プレート」)127を組み込むことによって、本発明によるある種のシステム及びキットを、さらに多くのギター調弦機レイアウト構成に対して(例えば方向134に枢動することによって)適応可能にすることができる。ギターは概して、それらのヘッドストックのそれぞれの側に3つの調弦機を有するが、例えば図14A〜14Cに見られるように、調弦機の位置は大いに異なる。
枢動プレート127によって、調弦機を互いに一直線にない位置に分布させた実施例が可能になる。例えば図16及び17を参照すると、枢動プレートの実施例では、種々の角度及び距離で多数の調弦機レイアウト構成に順応するために、主マウント要素126に対して(例えば軸方向132に)拡張又は収縮可能であるように溝穴を付けることができる。枢動プレート127は固定プレート126に重ね合わせられる。この構成において、固定プレート126は、2つの調弦機を受け入れるための2つの受けタブ部を有することができ、枢動プレートは、単一の調弦機を受け入れるための1つのタブ部を有することができる。マウント要素の材料は、プレートを倍にした厚さがシステムの機能に関係しないように十分薄いことが好ましい。図15Cを参照すると、プレートが重なり合う部分は、わずかにテーパ形状である場合があり、それにより、固定プレート126に対して枢動プレート127を回転させたときに、組み合わせたプレートの全幅は実質的に増加することがない。
例示の図18を参照すると、本発明の趣旨と一致する代替的な実施例では、調弦機を、結合点141においてセミフレキシブルな材料140によって連結することができる。この材料は、例えば1本のワイヤー又は薄い金属とすることができる。材料は、プライヤを使用して据付者が故意に曲げるのに十分フレキシブルであるが、弦を引くことによってその力が調弦機に加えられたとき、調弦機の回転運動によって加えられた圧力に対して材料の形状を維持するのに十分な堅さを有していることが好ましい。
例示の図19を参照すると、本発明の別の適応形態では、独立して設置するが、一連の連結「アーム又はハンド」142によって互いに連結された個々の部材を必要とする場合がある。これらの連結アーム又はハンドは、接続点143において互いに「手を伸ばし」して固定されるため、互いの回転位置を安定させる。
フェンダー(登録商標)のギターは、6つの調弦機が一列に並んだヘッドストック構成を使用する。当該構成では、第1の調弦機の中心から第6の調弦機の中心までの中心間距離が11.906cm(4 11/16インチ)である。この構成は、当技術分野においてかなり一般的であり、したがって、本発明を相応に適応させて大いに普及させることが考えられる。大部分の楽器ではこの標準的な距離に準拠しているが、かなりの数のギターではより幅広い又はより狭い間隔のどちらかが使用されている。本発明の好ましい実施例においてささいな変形の補償のために溝穴を使用するにしても、マウント要素にとってより短い部分に分割されることは利点となる場合がある。例えば図20は、それぞれ3つの調弦機にまたがる第1のマウント要素126a及び第2のマウント要素126bを示す。第1のマウント要素と第2のマウント要素との間の距離は、種々のギターによって使用される多数の調弦機の間隔に順応するために異なる場合がある。図21は、拡張させた調弦機構成を有する、6つが一列に並んだギターを示す。マウント要素(126a及び126b)は、間隔150を置いて、調弦機間の距離を増やして順応することに留意されたい。図22は、圧縮又は小さくした調弦機構成による、6つの調弦機が一列に並んだ構成を図示する。2部構成のマウント要素を、減らした距離に順応させるために、切断して短くすること、又は重ね合わせることができることに留意されたい。
再び図8Aを参照すると、多数の調弦機106を弦楽器に取り付けるためのシステム100は、主マウント要素126を含むことができる。主マウント要素126は、多数のポスト開口128を含むことができる(例えば図10を参照)。弦ポスト108が楽器の各ヘッドストック穴160において軸方向に固定された時(例えば図17を参照)、ポスト開口128はそれぞれ、対応する調弦機の弦ポスト108(図13を参照)を、内部を通して受け入れるように構成される。主マウント要素126は、各ポスト開口128に関連付けられた1又は複数の位置決めデテント136を含むことができる(例えば図10を参照)。好ましい実施例では、軸方向の固定は、ヘッドストック穴160と無関係に(例えば外部に)、楽器の貫入(例えば内部への穴あけ、ねじ切り加工等)を必要としない。例えば図8Bを参照すると、各調弦機106は典型的には軸中心線118に沿って配設された調弦つまみ114を含む。弦ポストが、それらのポスト開口によって受け入れられ、それらの軸方向に固定された時、位置決めデテント136は、ギア・ハウジングのデテント係合部分に係合し(例えばギア・ハウジング遠位側154を参照)、実質的に、楽器に対する各軸中心線118の移動を防止する。
システム100の特定の実施例では、軸方向の固定は、調弦機のねじ込みハブ210とそれぞれのバレルナット216との間のねじ係合によって行うことができる(例えば図4を参照)。システム100のある実施例では、(例えば軸116の)軸中心線118は、弦ポスト108がそのポスト開口128によって受け入れられ、その軸方向に固定された時、互いに平行である。例示の図12を参照すると、マウント要素126は、マウント軸線130を含み、それに沿ってポスト開口128が分布している。このような実施例では、軸中心線118は、好ましくは、弦ポストがそれらのポスト開口128によって受け入れられ、それらが前述のように軸方向に固定された時、マウント軸線130に垂直であってよい。実施例では、マウント要素は実質的にシート・メタルから形成されてよい。
図15A〜15Cを参照すると、特定の実施例では、システム100は、補助マウント軸線130b、少なくとも1つのポスト開口128、及びアダプタ開口162を含む補助マウント要素127を備えることができる。このような実施例における主マウント要素126は、主マウント軸線130aを有することができる。アダプタ開口162は、好ましくは、弦ポスト108がそれらのポスト開口128によって受け入れられ、それらの軸方向に固定された時、主マウント要素126のポスト開口128のうちの1つと少なくとも部分的に軸方向に整列するように構成される。実施例では、アダプタ開口162は好ましくは細長いものであってよい。さらに、主マウント要素及び補助マウント要素はそれぞれ、それぞれの近位端146及び遠位端148を有していてもよい。図15Bの参照符号158を参照すると、主マウント要素及び補助マウント要素を、それらの近位端146の方へ向かって横方向にテーパ状にすることができる。補助マウント要素127のアダプタ開口162は典型的には、その遠位端148よりもその近位端146の方に近接している。
例示の図20〜22を参照すると、ある実施例は、第1及び第2の主マウントプレート(それぞれ126a及び126b)を含むことができる。特定のこのような実施例では、各マウント要素は、少なくとも2つのポスト開口及び近接端を含むことができ、当該近接端のそれぞれは、例えば、概して他方に対して補完的な角度でテーパ状とされることによって、互いに重なり合う(例えば参照符号152を参照)。
再び図10を参照すると、特定の実施例では、位置決めデテント136は突起(例えばマウント要素の平坦な基部から外方に延びるタブ)である。或いは、位置決めデテントは、マウント要素126における1つ又は複数の穴若しくは空洞136aであってもよい。さらなる代案では、2つ又はそれ以上のポスト開口128が、(例えば単一のタブ等がマウント要素の長さにわたって延びている)同じ位置決めデテントを共有することができる。
特定のシステム100は、多数のポスト開口128と、各ポスト開口128に関連付けられた少なくとも1つの位置決めデテント136とを含むマウント要素126を有することができる。マウント要素126は、楽器及び複数の調弦機106との組み立て構成内に配置されるようになされている。ある種のこのような実施例の組み立て構成では、各調弦機106の弦ポスト108は、ポスト開口128のうちの対応する1つ、及び楽器における対応するヘッドストック穴160を通して延在し、各弦ポストは、ヘッドストック穴とは無関係な楽器の貫入を必要とすることなく、その対応するヘッドストック穴内に軸方向に固定され、位置決めデテントは、楽器に対するそれぞれの調弦機のギア・ハウジングの回転移動を実質的に防止する。
多数の調弦機106を弦楽器に取り付けるためのキットは、マウント要素126、及び複数の調弦機106を含むことができる。マウント要素126は、多数のポスト開口128、及び各ポスト開口に関連付けられた少なくとも1つの位置決めデテントを含むことができる。各調弦機106は、弦ポスト108及びギア・ハウジング119を有していてもよい。各弦ポスト108は、ポスト軸線109を画定する(図9を参照)。このような実施例では、マウント要素126は、楽器及び調弦機との組み立て構成内に配置されるようになされている。このような構成では、各調弦機106の弦ポスト108は、ポスト開口128のうちの対応する1つ、及び楽器における対応するヘッドストック穴160を通して延び、各弦ポスト108は、ヘッドストック穴160と無関係な(例えば外側への又は離れた)楽器の貫入を必要とすることなく、その対応するヘッドストック穴160内において軸方向に固定され、位置決めデテント136は、楽器に対するそれぞれのギア・ハウジング119のそのポスト軸線を中心とした回転移動を実質的に防止する。
多数の調弦機を弦楽器に取り付けるための方法は、多数のポスト開口と、各ポスト開口に関連付けられた少なくとも1つの位置決めデテントとを含むマウント要素を選択するステップと、複数の調弦機を設けるステップであって、各調弦機が弦ポスト及びギア・ハウジングを有し、各弦ポストはポスト軸線を画定しているステップと、対応するポスト開口、及び楽器の対応するヘッドストック穴を通して各調弦機のポスト開口を挿入するステップと、各弦ポストをねじ込み式にそれぞれのヘッドストック穴内で軸方向に固定するステップであって、位置決めデテントはそれぞれのギア・ハウジングと係合し、それによって、楽器に対するギア・ハウジングのそれらのポスト軸線を中心とした回転移動を実質的に防止するステップとを含む。好ましいこのような方法において、軸方向の固定又は回転移動の防止のどちらも、楽器を本来の製造された形態から恒久的に変造することを必要としない。
本発明の実施例を示し且つ説明してきたが、これらの実施例は、本発明の可能な形態全てを示し且つ説明するものではない。より正確に言えば、本明細書において使用された表現は、限定するためではなく説明するための表現であり、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、種々の変更を行うことができることは理解されたい。

Claims (20)

  1. 多数の調弦機を弦楽器に取り付けるためのシステムであって、
    前記システムは、多数のポスト開口を含む主マウント要素を有し、前記ポスト開口はマウント軸線に沿って分布し、各ポスト開口は、それぞれの調弦機の弦ポストが前記楽器のそれぞれのヘッドストック穴内で軸方向に固定された時に該ポスト開口を通して弦ポストを受け入れるように構成され、前記主マウント要素は、各ポスト開口に関連付けられた1又は複数の位置決めデテントを含む、システムにおいて、
    (a)前記軸方向の固定は、前記ヘッドストック穴とは無関係な前記楽器の貫入を必要とせず、
    (b)各調弦機は、軸中心線に沿って配設された調弦つまみを含み
    (c)前記弦ポストがそれぞれのポスト開口に受け入れられ且つ軸方向に固定された時、前記位置決めデテントは、前記軸中心線が前記楽器に対して移動することを実質的に防止し、また
    前記ポスト開口の少なくとも1つは細長く、それにより前記マウント軸線に沿ったそれぞれの弦ポストの可変の位置決めを受け入れる
    ことを特徴とするシステム。
  2. 前記軸方向の固定は、前記調弦機のねじ込みハブとそれぞれのバレルナットとの間のねじ係合により達成される、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記軸中心線は、前記弦ポストがそれぞれのポスト開口に受け入れられ且つ軸方向に固定された時、互いに平行である、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記マウント要素がマウント軸線を含み、前記ポスト開口が前記マウント軸線に沿って分布しており、
    前記軸中心線は、前記弦ポストがそれぞれのポスト開口に受け入れられ且つ前記弦ポストの軸方向に固定された時、前記マウント軸線に垂直である、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記主マウント要素が実質的にシート・メタルから形成される、請求項1に記載のシステム。
  6. 少なくとも1つのポスト開口と、アダプタ開口とを含む補助マウント要素をさらに有し、前記アダプタ開口は、前記弦ポストがそれぞれのポスト開口に受け入れられ且つ前記弦ポストの軸方向に固定された時、前記主マウント要素の前記ポスト開口の1つと少なくとも部分的に軸方向に整合するように構成されている、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記アダプタ開口は細長い、請求項6に記載のシステム。
  8. 前記主マウント要素及び前記補助マウント要素はそれぞれ近位端及び遠位端を有し、前記主マウント要素及び前記補助マウント要素は、それぞれの近位端の方へ向かって横方向にテーパ状であり、前記補助マウント要素の前記アダプタ開口は、その遠位端よりもその近位端に近い、請求項6に記載のシステム。
  9. 第1及び第2の前記主マウント要素を有し、前記第1及び第2の主マウント要素はそれぞれ、少なくとも2つのポスト開口及び近接端を含み、前記近接端はそれぞれ、他方に対して概ね補完的な角度でテーパ状である、請求項1に記載のシステム。
  10. 前記位置決めデテントが突起である、請求項1に記載のシステム。
  11. 前記位置決めデテントが穴又は空洞である、請求項1に記載のシステム。
  12. 前記ポスト開口のうちの2つ又はそれ以上が、同じ前記位置決めデテントを共有している、請求項1に記載のシステム。
  13. 多数の調弦機を弦楽器に取り付けるためのシステムであって、
    前記システムは、多数のポスト開口と、各ポスト開口に関連付けられた少なくとも1つの位置決めデテントとを含むマウント要素を有し、前記ポスト開口はマウント軸線に沿って分布し、前記マウント要素は、前記楽器及び複数の調弦機と共に組み立て構成で配置されるようになされている、システムにおいて、
    前記組み立て構成において、
    (a)各調弦機の弦ポストは、前記ポスト開口のうちのそれぞれ1つ、及び記楽器のそれぞれのヘッドストック穴を通って延在しており、各ヘッドストック穴は完全に円形な断面を有し、
    (b)各弦ポストは、前記ヘッドストック穴と無関係な前記楽器の貫入を必要とすることなく、それぞれのヘッドストック穴内で軸方向に固定されており、また
    (c)前記位置決めデテントは、前記楽器に対するそれぞれの調弦機のギア・ハウジングの回転移動を実質的に防止し、
    前記ポスト開口は細長く、それにより前記マウント軸線に沿ったそれぞれの弦ポストの可変の位置決めを受け入れることを特徴とするシステム。
  14. 多数の調弦機を弦楽器に取り付けるためのキットであって、
    多数のポスト開口、及び各ポスト開口に関連付けられた少なくとも1つの位置決めデテントを含むマウント要素であって、前記ポスト開口はマウント軸線に沿って分布している、マウント要素と、
    それぞれが弦ポスト及びギア・ハウジングを有する複数の調弦機であって、各弦ポストがポスト軸線を画定している複数の調弦機と
    を有するキットにおいて、
    前記マウント要素は、前記楽器及び前記調弦機と共に組み立て構成で配置されるようになされ、それにより、
    (a)各調弦機の弦ポストは、前記ポスト開口のうちのそれぞれ1つ、及び前記楽器のそれぞれのヘッドストック穴を通って延在し、
    (b)各弦ポストは、前記ヘッドストック穴と無関係な前記楽器の貫入を必要とすることなく、それぞれのヘッドストック穴内で軸方向に固定され、また
    (c)前記位置決めデテントは、前記楽器に対するそれぞれのギア・ハウジングのそのポスト軸線を中心とした回転移動を実質的に防止し、
    前記ポスト開口の少なくとも1つは細長く、それにより前記マウント軸線に沿ったそれぞれの弦ポストの可変の位置決めを受け入れる
    ことを特徴とするキット。
  15. 前記位置決めデテントが突起である、請求項14に記載のキット。
  16. 前記位置決めデテントが穴又は空洞である、請求項14に記載のキット。
  17. 前記マウント要素が、各ポスト開口に関連付けられた種々のデテント要素を含む、請求項14に記載のキット。
  18. 各ポスト開口に関連付けられた前記種々のデテント要素は、突起及び穴の両方を含む、請求項17に記載のキット。
  19. 多数の調弦機を弦楽器に取り付けるための方法であって、
    多数のポスト開口、及び各ポスト開口に関連付けられた少なくとも1つの位置決めデテントを含むマウント要素であって、前記ポスト開口はマウント軸線に沿って分布している、マウント要素を選択するステップと、
    複数の調弦機を設けるステップであって、各調弦機は弦ポスト及びギア・ハウジングを有し、各弦ポストはポスト軸線を画定している、ステップと、
    各調弦機の前記ポスト開口を、それぞれのポスト開口及び前記楽器のそれぞれのヘッドストック穴を通して挿入するステップと、
    各弦ポストをそれぞれのヘッドストック穴内でねじ込み式に軸方向に固定するステップであって、前記位置決めデテントは前記それぞれのギア・ハウジングと係合し、それにより前記楽器に対する前記ギア・ハウジングのそのポスト軸線を中心とした回転移動を実質的に防止する、ステップと
    を含み、
    前記ポスト開口の少なくとも1つは細長く、それにより前記マウント軸線に沿ったそれぞれの弦ポストの可変の位置決めを受け入れる、方法。
  20. 前記軸方向の固定及び前記回転移動の防止のどちらも、前記楽器を本来の製造された形態から恒久的に変造することを必要としない、請求項19に記載の方法。
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