JP5887889B2 - 光照射装置 - Google Patents
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Description
また、このような、光照射装置として、光源から照射された光を集光するための凸型(半球面形状)のガラスレンズを設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
本発明は、光出力の向上を図ることを目的とする。
このような光照射装置によれは、光源から照射された光がレンズ界面で反射しないようにすることができる。よって光出力の向上を図ることができる。
このような光照射装置によれば、光を効率的に出力させることができる。また、ダイアタッチ材にクラックが発生するのを防止することができる。
このような光照射装置によれば、シリコン接着剤に気泡が混入するのを防止することができる。これにより、光出力の向上を図ることができる。
このような光照射装置によれば、レンズを小さくすることで熱処理時の応力を小さくでき、ダイアタッチ材のクラックの発生を防止できる。
このような光照射装置によれば、ダイアタッチ材のクラックの発生を防止できる。
このような光照射装置によれば、ダイアタッチ材のクラックの発生を防止できる。
このような光照射装置によれば、シリコンモールド材の露出を抑えることができ、光出力の低下を抑えることができる。
このような光照射装置によれば、光源から照射された紫外線がシリコンで吸収されないので、紫外線の出力の向上を図ることができる。
図1は、プリンター1の全体構成のブロック図である。また、図2は、印刷領域周辺の概略図である。
プリンター1は、紙、布、フィルム等の被印刷媒体に画像を印刷する印刷装置であり、外部装置であるコンピューター110と通信可能に接続されている。なお、被印刷媒体としては、ロール紙(以下、用紙Sとする)を用いている。
<照射部の構成について>
図3は、照射部42の構成の一例を示す斜視図である。なお、図3では、紙幅方向に沿って設けられた照射部42のうちの一部分を示している。
図に示すように照射部42は、LEDモジュール43(光照射装置に相当する)と、支持基板431と、放熱フィン432と、ファン433を備えている。
図に示すように、LEDモジュール43は、支持基板431上に形成されている。なお、支持基板431には、熱伝導率の高い銅(Cu)を用いたCu配線部435と、Cu配線部435と接続された柱状(例えば円柱状)のCuポスト436が形成されている。Cu配線部435は、支持基板431の下部に形成されており、放熱フィン432と接続されている。Cuポスト436は、はんだ437によってLEDモジュール43(より具体的には、後述するCuポスト453)と接合されている。
本実施形態のLEDモジュール43は、パッケージ45と、LEDチップ46と、シリコンモールド材47と、シリコンレンズ49を備えている。
マウント基板45aは、例えばセラミックで形成されており、中央部には円柱状のCuポスト453が貫通して形成されている。また、マウント基板45aの側面と、下面の外周部分には導電パターン451が形成されている。
枠体45bは、例えばセラミックで形成されており、マウント基板45aの上面に配置されている。枠体45bは、中央部分に開口部450(封入部に相当する)を有している。この開口部450は、上面側ほど(すなわち、シリコンレンズ49に近づくほど)開口が大きくなるような傾斜面で形成されている。このような形状にすることによって、LEDチップ46から照射されるUVが、傾斜面で反射して上方に射出されるようになる。よって、UV出力の指向性を向上させることができる。また、枠体45bの側面及び下面(マウント基板45aとの接続面)にも導電パターン451が形成されている。
図5A〜図5Dは、LEDモジュール43の製造方法の概略説明図である。
なお、ここでは、パッケージ45にLEDチップ46を配設するとき以降の工程を示しており、マウント基板45aや支持基板431などの記載を省略している。
<比較例について>
第2実施形態について説明する前に比較例について説明する。
図6は、比較例のLEDモジュール43を示す断面図である。この比較例のLEDモジュール43は第1実施形態と同じ構成であるが、シリコン接着剤48に気泡が混入している。このように、シリコンレンズの下面が平面(直線状)の場合、シリコン接着剤48によってシリコンレンズ49をシリコンモールド材47に接着させる際に、シリコン接着剤48の内部に気泡が混入するおそれがある。
そこで、第2実施形態では、シリコン接着剤48への気泡の混入を防止するようにしている。
第2実施形態では、シリコンレンズ49の形状が第1実施形態と異なる。
図7は、第2実施形態のLEDモジュール43の構成を示す断面図である。なお、図7において第1実施形態(図4)と同一構成の部分には同一符号を付し、説明を省略する。
第3実施形態では、シリコン接着剤48の使用量が前述の実施形態よりも多くなっている。
図8は、第3実施形態のLEDモジュール43の構成を示す断面図である。図8において、前述の実施形態と同一構成の部分には同一符号を付し、説明を省略する。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
前述した実施形態では、照射部42(LEDモジュール43)をラインプリンターに適用していたが、これには限られず他のプリンター(例えば、シリアルプリンター)に適用してもよい。また、プリンター以外の機器(例えば、医療機器や半導体製造装置など)に、照射部42(LEDモジュール43)を用いても良い。
前述した実施形態では、照射部42はUVを照射していたが、照射する光はUVには限られない。例えば可視光を照射してもよい。この場合、例えばモールド材として他の材料(エポキシ樹脂など)を用いてもよい。なお、前述した実施形態では、LEDチップ46(光源)がUVを照射し、モールド材等にUV光を吸収しないシリコンを用いているので光出力の向上を図ることができる。
前述した実施形態では、シリコン製のダイアタッチ材461を用いていたがこれには限られない。例えば、ダイアタッチ材461としてエポキシ系の材料を用いてもよい。ただし、ダイアタッチ材461がエポキシ系の材料の場合、LEDチップ46の側面や底面から出力されるUVが吸収されてしまうおそれがある。このためUV出力が低下するおそれがある。よって、シリコン製のダイアタッチ材461を用いるのが効果的である。また、ダイアタッチ材461にシリコンを用いた場合、シリコンレンズ49を配置した後の熱処理の際に、開口部450の上部と下部における変形量の差が小さくなるので、ダイアタッチ材461のクラックを防止することができる。
20 搬送ユニット、21 上流側搬送ローラー対、21a 上流側搬送ローラー
21b 従動ローラー、22下流側搬送ローラー対、22a 下流側搬送ローラー
22b 従動ローラー、
30 ヘッドユニット、31C シアンインクヘッド、31M マゼンダインクヘッド、
31Y イエローインクヘッド、31K ブラックインクヘッド、
40 照射ユニット、42 照射部、43 LEDモジュール、45 パッケージ、
45a マウント基板、45b 枠体、46 LEDチップ、
47 シリコンモールド材、48 シリコン接着剤、49 シリコンレンズ、
50 検出器群、60 コントローラー、61 インターフェイス部、
62 CPU、63 メモリー、64 ユニット制御回路、110 コンピューター、
431 支持基板、432 放熱フィン、433 ファン、
435 Cu配線部、436 Cuポスト、437 はんだ、
450 開口部、451 導電パターン、453 Cuポスト、
461 ダイアタッチ材、462 ボンディングワイヤ
Claims (8)
- 光を照射する光源と、
前記光源を封入するための封入部を有するパッケージと、
前記封入部に注入され、前記光源を前記封入部に封止するシリコンモールド材と、
シリコン接着剤によって前記シリコンモールド材と接着されたシリコンレンズと、
を備え、
前記シリコンレンズの直径は、前記封入部の開口幅よりも小さい、
ことを特徴とする光照射装置。 - 請求項1に記載の光照射装置であって、
前記光源は、シリコンのダイアタッチ材を介して前記封入部に配設されている、
ことを特徴とする光照射装置。 - 請求項1又は2に記載の光照射装置であって、
前記シリコンレンズは、前記シリコンモールド材に接着される側の面が凸形状に形成されている、
ことを特徴とする光照射装置。 - 請求項1〜3の何れかに記載の光照射装置であって、
前記シリコンレンズは、ゴム硬度(デュロメーター:タイプA)が80以下である、
ことを特徴とする光照射装置。 - 請求項1〜4の何れかに記載の光照射装置であって、
前記シリコン接着剤は、ゴム硬度(デュロメーター:タイプA)が40以下である、
ことを特徴とする光照射装置。 - 光を照射する光源と、
前記光源を封入するための封入部を有するパッケージと、
前記封入部に注入され、前記光源を前記封入部に封止するシリコンモールド材と、
シリコン接着剤によって前記シリコンモールド材と接着されたシリコンレンズと、
を備え、
前記シリコンレンズは、当該シリコンレンズの厚さの1/4以上の側面が前記シリコン接着剤により覆われている、
ことを特徴とする光照射装置。 - 請求項6に記載の光照射装置であって、
前記シリコンレンズの直径は、前記封入部の開口幅よりも小さい、
ことを特徴とする光照射装置。 - 請求項1〜7の何れかに記載の光照射装置であって、
前記光は、紫外線であり、
前記光源は、前記紫外線を照射する
ことを特徴とする光照射装置。
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