JP5887204B2 - 乾燥機及び洗濯乾燥機 - Google Patents
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Description
外槽から排出される水を排出する排水ホースと、を備え、乾燥運転中に、前記回転ドラム又は内槽から排出される空気を排気する洗濯乾燥機において、前記送風路に設けられた開口である吸気口と、前記吸気口を閉鎖かつ前記送風路を開放した第一の位置と前記吸気口を開放かつ前記送風路を閉鎖した第二の位置との間を往復動作自在に支持された吸気弁と、前記吸気弁を駆動する駆動手段と、前記吸気弁と前記駆動手段とを連結する駆動連結手段を有し、前記駆動連結手段は、前記送風路を閉鎖する方向に前記吸気弁を押圧する付勢手段が設けられ、前記駆動連結手段は、前記駆動手段に接続されて回動する偏心したクランクピンを備えたクランクと、前記クランクピンと前記吸気弁との間に配置され、互いに揺動自在に軸支された連結棒であって、前記連結棒はさらに軸方向に分割され互いに摺動可能な上ケースと下ケースと、前記上ケースと前記下ケースとの間に張架され、前記連結棒の全長を拡大する方向に常時付勢する付勢手段をさらに備え、前記連結棒は、さらに、連結棒を最大長さで保持しかつ連結棒の短縮を許容するストッパを前記上ケースと下ケースとの間に有し、前記吸気弁の前記第一の位置では前記連結棒は最大長さの状態で前記吸気口を閉鎖し、前記吸気弁の前記第二の位置では前記連結棒は最大長さより短縮して、前記吸気弁は前記付勢手段の押圧によって前記送風路を閉鎖することを特徴とする。
そして、吸気弁13を開くことによりベース1下部の隙間から吸込まれた外部空気16は、外槽20の側面を流れながら外槽20、ドラム駆動用モータ36、ファン61の排熱を受けながら温められ、乾燥中盤までに外槽20の上面と外枠2の空間に溜められた高温の筐体内部空気15とともにファン61へ吸込まれる。すなわち、洗濯機の筐体内部の空気はモータ等の発熱によって外気よりも高温になっているために、その高温の空気を吸気口から吸引して洗濯物に吹付けることで効率的に乾燥を促進し、消費電力の低減を図っている。吸込まれた筐体内部空気15は、洗濯物30に吹付けられ洗濯物30から水分を奪い、湿潤して排水口37より排水ホース9を通り、排水トラップ10の水封じを破って排水口39に排出される。一般的な排水トラップの場合、水封じ高さは50〜80mm程度あるため、水封じを破るには排水ホース9側の圧力は約1000Pa以上必要となる。また、排水口39からの臭気を抑えるため、水封じを破った後も高い圧力(所定以上の圧力)を確保する必要があり、排水ホースによる排気式乾燥中は、ファン61から外槽20、排水ホース9に至るまでの空気が高い圧力を保つようにファン61を制御する。
次に、連結棒であるコンロッド59の構成について、図11を用いて、また適宜図5から図10を参照して説明する。
図5は弁体53を弁体支点66のまわりに矢印40方向に一杯に回転してパッキン54を吸気口42の周囲の当接面68に押しつけて密閉し吸気口42を閉鎖した第一の位置(下死点)、図8は弁体53を反対の矢印41方向に一杯に回転して吸気口42を開放し、パッキン54を除湿ダクト5と連通した風路80に設けられた段差部である当接部67に押しつけて密閉し、除湿ダクト5を密閉した第二の位置(上死点)を示している。ここで、乾燥空気は図示左側から図示右側に流れる。
洗濯乾燥機の状態確認及び初期設定を行う。
操作パネル106の表示器114を点灯し、図示しない操作ボタンスイッチからの指示入力にしたがって洗濯/乾燥コースを設定する。指示入力がない状態では、標準の洗濯/乾燥コースまたは前回実施の洗濯/乾燥コースを自動的に設定する。例えば、操作ボタンスイッチを指示入力された場合は、乾燥の高仕上げコースを設定する。
操作パネル106の図示しないスタートスイッチからの指示入力を監視して処理を分岐する。
洗濯を実行する。洗濯は洗い、中間脱水、すすぎ、最終脱水を順次実行するが、通常のドラム式洗濯乾燥機と同様であるので、詳細な説明は省略する。
洗濯乾燥コースが設定されているかどうかを確認して処理を分岐する。洗濯コースのみが設定されている場合は、運転を終了する。
外槽20の下部にある排水口37とファン吸気口の初期温度を測定する。
洗濯乾燥コースが設定されている場合は、温風脱水を実行する。温風脱水は、ファン61を低速回転で運転し、ヒータ62に通電して温風を回転ドラム29内に吹込み衣類の温度を上昇させる。同時に、回転ドラム29を高速で回転させ温まった衣類から効果的に水分を脱水する(温度が上がると水の粘性が低下するため効率よく脱水できる)。本実施の形態例では、ファン61の回転数を毎分11000回転程度に設定している。これは、許容電流値(15A)を超えないようにするためである。
乾燥運転1を実行する。ファン61は低速回転、ヒータ62は通電し、回転ドラム29の正逆回転を繰り返し、回転ドラム29内の衣類の位置を入れ替えながら、高温の温風を衣類に吹付ける。衣類全体の温度が上昇し衣類から水分が蒸発する。
乾燥開始からの経過時間が規定の時間になったかどうかを確認して処理を分岐する。
冷却水弁19を開き冷却水52を流し水冷除湿を行う。
外槽20の下部にある排水口37とファン吸気口の中間温度を測定する。
乾燥開始からの経過時間が規定の時間になったかどうかを確認して処理を分岐する。
中間温度と初期温度の差が規定の温度になったかどうかを確認して処理を分岐する。
乾燥開始から規定の時間が経過した場合、もしくは中間温度と初期温度の差が規定の温度より大きくなった場合、洗濯物の乾燥度が(=乾布の質量/湿布の質量)が0.90〜0.95と判断し、ヒータ62の通電をOFF、吸気弁13を開き、冷却水弁19を閉じ、ファン61を高速回転して洗濯物30の水分を排水ホース9から排水口39に排出する。
外槽20の下部にある排水口37とファン吸気口の終了温度を測定する。
排気開始からの経過時間が規定の時間になったかどうかを確認して処理を分岐する。
中間温度と終了温度の差が規定の温度になったかどうかを確認して処理を分岐する。
排気開始から規定の時間が経過した場合、もしくは中間温度と終了温度の差が規定の温度より大きくなった場合、洗濯物の乾燥度が(=乾布の質量/湿布の質量)が1.0以上となり乾燥が終了したと判断し、排水口39側の圧力より排水ホース9側の圧力を高く保ちながら水封じを破らない圧力レベルまでファン61の回転数を下げて冷却水弁19を開いて冷却水52を流し、排水トラップ10の水封じを回復させる。
冷却水弁19を開いてからの経過時間が規定の時間になったかどうかを確認して処理を分岐する。
水位センサ134の圧力が規定の圧力になったかどうかを確認して処理を分岐する。
冷却水弁19を開いてから規定の時間が経過した場合、もしくは水位センサ134の圧力が規定の圧力より大きくなった場合、排水トラップ10の水封じが回復したと判断し、ファン61を停止、モータ36を停止、吸気弁13を閉じ、冷却水弁19を閉じて乾燥工程が終了する。
2 外枠
3 ドア
4、7 ベローズ
5 除湿ダクト
6 乾燥装置
8 排水弁
9、39 排水ホース
10 排水トラップ
10a 穴
11 吹出しノズル
12 循環空気
13 吸気弁
14、15 筐体内部空気
16 外部空気
17 オーバーフロー管
18 排気ホース
19 乾燥フィルタ
20 外槽
21 サスペンション
22 前面カバー
23 背面カバー
24 屈曲部
27 フィルタダクト
29 回転ドラム
30 洗濯物
31 流体バランサー
32 通風口
33 リフター
34 フランジ
35 主軸
36 ドラム駆動用モータ
37 排水口
38、54 パッキン
42 吸気口
51 冷却水供給管
52 冷却水
53 弁体
55 クランク
56 軸部
57 クランクピン
58 ステッピングモータ
59 コンロッド
60 大端部
61 ファン
62 ヒータ
63 小端部
64 受け穴
66 弁体支点
67 当接部
68 当接面
70 連結駆動部
71 駆動ギヤ
72 アイドラギヤ
73 ピニオンギヤ
74 下ケース
75 上ケース
76 押しバネ
77 止めピン
78 止め穴
79 上端部
80 風路
81 補強板
82 隙間
83 排気口
84 排気
Claims (3)
- 乾燥時に内部が乾燥室となる外槽と、
前記外槽内に回転自在に配置され、洗濯物を収容する回転ドラム又は内槽と、
この回転ドラム又は内槽を駆動するモータと、
前記回転ドラム又は内槽を支持する筐体と、
前記回転ドラム又は内槽に温風を送風するための送風路、加熱手段及び送風手段を有する乾燥装置と、
前記外槽から排出される水を排出する排水ホースと、を備え、
乾燥運転中に、前記回転ドラム又は内槽から排出される空気を排気する洗濯乾燥機において、前記送風路に設けられた開口である吸気口と、前記吸気口を閉鎖かつ前記送風路を開放した第一の位置と前記吸気口を開放かつ前記送風路を閉鎖した第二の位置との間を往復動作自在に支持された吸気弁と、前記吸気弁を駆動する駆動手段と、前記吸気弁と前記駆動手段とを連結する駆動連結手段を有し、
前記駆動連結手段は、前記第二の位置において前記送風路を閉鎖する方向に前記吸気弁を押圧する付勢手段が設けられ、
前記駆動連結手段は、前記駆動手段に接続されて回動する偏心したクランクピンを備えたクランクと、前記クランクピンと前記吸気弁との間に配置され、互いに揺動自在に軸支された連結棒であって、前記連結棒はさらに軸方向に分割され互いに摺動可能な上ケースと下ケースと、前記上ケースと前記下ケースとの間に張架され、前記連結棒の全長を拡大する方向に常時付勢する付勢手段をさらに備え、
前記連結棒は、さらに、連結棒を最大長さで保持しかつ連結棒の短縮を許容するストッパを前記上ケースと下ケースとの間に有し、前記吸気弁の前記第一の位置では前記連結棒は最大長さの状態で前記吸気口を閉鎖し、前記吸気弁の前記第二の位置では前記連結棒は最大長さより短縮して、前記吸気弁は前記付勢手段の押圧によって前記送風路を閉鎖することを特徴とする洗濯乾燥機。 - 前記駆動連結手段は、前記吸気弁が前記吸気口を閉鎖かつ前記送風路を開放した第一の位置と、前記吸気口を開放かつ前記送風路を閉鎖した第二の位置との間を往復動作する範囲において、前記送風路に設けられた開口である前記吸気口の開口の範囲を経由して前記駆動手段から前記吸気弁を駆動することを特徴とする請求項1に記載の洗濯乾燥機。
- 前記吸気弁の周囲には柔軟な密閉部材を継目なく配置したことを特徴とする請求項1に記載の洗濯乾燥機。
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