JP5886585B2 - 渦巻ばねとてん輪の調速部材 - Google Patents

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Description

本発明は、時計のフレームに枢動可能に設置された心棒を含む渦巻ばねとてん輪の調速部材に関するものであり、この調速部材の渦巻ばねは、1つの面内に位置する少なくとも1つのブレードを含んでおり、その内端は枢軸に固定されるように設計され、その外端はフレームに接続するための部材と一体式に形成されており、この接続部材の剛性は渦巻き線の剛性よりかなり大きい。本発明はまた、この種の調速部材を備える時計ムーブメントまたは時計に関する。
渦巻ばねの外端を時計のフレームに固定する複数の既知の方法がある。一般的なルールとしてこの端部は、てん真に押しつけられたひげ玉に固定され渦巻ばねとてん輪の調速部材と共に振動する内端とは異なるように固定される。大抵の場合、渦巻き線の外端は固定式のひげ持またはフランジに接続され、これは次にてんぷ受に固定される。
渦巻ばねの端部をひげ持に固定する1つの方法は、それをこのような目的でひげ持に形成された穴の中に配置し、その後ピンを使用してまたは接合することによってそれを固定することである。その後ひげ持は対応する筐体に挿入され、圧締によりまたはネジを利用して所定の位置に固定される。
てん真に対する渦巻ばねの位置は厳密に調節する必要がある。その理由は、渦巻ばねのいかなる偏心も、あるいはこの心棒に対する直角精度からのいかなる逸脱も、特に調速部材の等時性に関する深刻な時間管理上の不具合を引き起こすためである。したがってひげ持は、渦巻ばねの面に直交する必要があり、かつ渦巻ばねが同心に展開するのを確実にする厳密な方法で配置される必要がある。合金から作製された従来の渦巻ばねの場合、渦巻ばねの外端が直接または角度調節部材を利用しててんぷ受に固定される際、渦巻ばねの理想的な三次元形状にいかなる欠陥が生じたとしても渦巻ばねの外端の塑性変形によって修正される。これは、熟練した時計職人にしか行なうことができない極めて複雑な作業である。さらに、この種の材料は柔軟に変形することができないため、このような修正方法はシリコンなどの脆弱な材料で作製されたぜんまいには明らかに適していない。
渦巻ばねの外端がフレーム接続部材と一体式に形成され、その接続部材の剛性が渦巻ばねの剛性よりかなり大きい渦巻ばねとてん輪の調速部材は、例えば特許文献1、特許文献2および特許文献3に記載されている。しかしながらここで提案される外端を固定する方法はなお、1つの取り付け地点しか提供できず、渦巻ばねが固定された後、それがその静止位置にあるとき、その最初の形状の三次元の保全性を確実に維持することができないという点において、従来のひげ持固定法に関連するものである。
したがってこれらの解決法では、固定した後に修正する必要がないような方法で渦巻ばねの外端を固定するという問題を克服することができない。これは、これらの従来の固定法が利用された場合、渦巻ばねに全く変形が生じないこと、渦巻ばねとてん輪の調速部材が振動する際、渦巻ばねがてん輪の枢軸に対して同心に展開する状態を保つこと、または渦巻ばねがこの軸に直交する状態を維持することを保証することができないことがその理由である。
渦巻ばねがシリコン、ダイヤモンドまたは水晶などの脆弱な材料から作製される場合、塑性変形により渦巻ばねを調節することが不可能になり、これによりひげ持を利用するには、ひげ持の軸と渦巻ばねの面が互いに完全に直交する、または可能な限り直交に近い状態になることを保証するのに極めて狭い範囲の製造公差と、頑強なひげ持とばねの組立体が必要になる。これは明らかに工業生産において大きな問題を生じさせる。実際は、例えばねじを利用してひげ持をその筐体内で圧締めすること自体がひげ持の配向を変え、これにより渦巻ばねの最初の三次元形状を変えてしまう可能性がある。
例えば特許文献4には、ひげ持がその角度または半径方向の位置を修正するための手段を備えることで、渦巻ばねの塑性変形を必要とせずに渦巻ばねの同心の展開における欠陥を修正することが提案されている。しかしながら、この解決法は、てん輪の軸に対する渦巻ばねの直角精度の不良を修正することができない。またこの解決法には、渦巻ばねの端部に位置することにより大きなレバーアームの動作の影響を受けやすい要素を極めて厳密に調節する高度の技術が要求される。
欧州特許公開第1515200号 WO2006/123095 欧州特許公開第2151722号 欧州特許第1918791号
本発明の目的は、上記の欠点の少なくとも一部を克服することである。
この目的のために、本発明は、請求項1に記載される渦巻ばねとてん輪の調速部材を提案する。
クレーム2から17によって調速機の様々な実施形態が定義される。
クレーム18によって本発明による時計ムーブメントが定義される。
クレーム19によって本発明による時計が定義される。
有利には接続部材と、フレームまたはフレーム上に調速部材を角度位置決めするための部材の相補的な支持面の外形および角度を有する延長部は、この相補的支持面が互いに対して固定された後、渦巻ばねの最初の形状の三次元の保全性が静止状態で保持されるような一定の形状とサイズを有する。
これらの支持面の角度を有する延長部は大きくてよい。それは360°の大きさであってもよく、これにより極めて安定した支持が実現される。このような相補的支持面は、かなり高い精度で作製することができる。所与の製造公差の場合、大きな支持面または複数の別々の支持面を広い角度間隔で接続部材に沿って配置することで、この組立体により大きな幾何学的安定性を与えることになる。渦巻ばねの外端に固定された支持面は有利には、特に渦巻ばねがシリコンプレートから切り取られる場合渦巻ばねと一体式に形成され、これによりかなり高い精度を達成することが可能になる。
有利には接続部材の支持面と、フレームまたはフレーム上に調速部材を角度位置決めするための部材の支持面はそれぞれ少なくとも部分的に相補的であり、てん真の軸に対して渦巻ばねの外端を位置決めし、渦巻ばねの内端をてん真上に固定するための少なくとも2つの要素を含むことで、これらの端部を公差によって許容されるような精度で位置決めする。理想的にはこれらの位置決め要素によって、調速部材の静止位置において渦巻ばねの最初の形状を保持することが可能になる。
添付の図面は、本発明によって提案される調速部材の様々な実施形態を概略的にかつ一例として示している。
この調速部材の一部を形成する渦巻ばねの外端に固定された接続部材と、1つまたは複数の支持面の様々な実現可能な形状のうちの一部の(これが全てではない)平面図である。 この調速部材の一部を形成する渦巻ばねの外端に固定された接続部材と、1つまたは複数の支持面の様々な実現可能な形状のうちの一部の(これが全てではない)平面図である。 この調速部材の一部を形成する渦巻ばねの外端に固定された接続部材と、1つまたは複数の支持面の様々な実現可能な形状のうちの一部の(これが全てではない)平面図である。 この調速部材の一部を形成する渦巻ばねの外端に固定された接続部材と、1つまたは複数の支持面の様々な実現可能な形状のうちの一部の(これが全てではない)平面図である。 この調速部材の一部を形成する渦巻ばねの外端に固定された接続部材と、1つまたは複数の支持面の様々な実現可能な形状のうちの一部の(これが全てではない)平面図である。 この調速部材の一部を形成する渦巻ばねの外端に固定された接続部材と、1つまたは複数の支持面の様々な実現可能な形状のうちの一部の(これが全てではない)平面図である。 この調速部材の一部を形成する渦巻ばねの外端に固定された接続部材と、1つまたは複数の支持面の様々な実現可能な形状のうちの一部の(これが全てではない)平面図である。 この調速部材の一部を形成する渦巻ばねの外端に固定された接続部材と、1つまたは複数の支持面の様々な実現可能な形状のうちの一部の(これが全てではない)平面図である。 第1の実施形態の第1の変形形態の組立体の第1ステップの分解組立斜視図である。 図9に示される第1の実施形態の第1の変形形態の組立体の第2ステップの分解組立斜視図である。 図10の組み立てられた斜視図である。 図11の線XII−XIIに沿って切り取られた断面図である。 第1の実施形態の第2の変形形態の組立体の第1ステップの斜視図である。 図13に示される変形形態の組立体の第2ステップの斜視図である。 第1の実施形態の第3の変形形態の分解組立斜視図である。 図15の組み立てられた斜視図である。 第1の実施形態の第4の変形形態の組立体の第1ステップの分解組立斜視図である。 図17に示される変形形態の組立体の第2ステップの分解組立斜視図である。 図18の組み立てられた斜視図である。 第2の実施形態の変形形態の分解組立斜視図である。 図20の組み立てられた斜視図である。 図21の線XXII−XXIIに沿って切り取られた断面図である。 第3の実施形態の第1の変形形態の斜視図である。 渦巻ばねがブリッジに固定された、図23の斜視図である。 第4の実施形態の斜視図である。 渦巻ばねがブリッジに固定された、図25の斜視図である。
図1から図8は渦巻ばね1の8つの変形形態を示しており、その外端は、時計のフレームに接続するための部材2と一体式に形成されている。この接続部材2の剛性は、渦巻き線1の剛性よりかなり大きく、典型的には渦巻き線の面内で1000倍の大きさであり、渦巻き線の面に直交して10倍の大きさである。好ましくはこれらの各渦巻ばねの内端は、通常の方法でてん輪の枢軸に押しつけられるように設計された固定式のひげ玉3と一体式に形成される。ここに見ることができるように、接続部材2は、ひげ玉3が押しつけられる心棒の枢軸に対して角度を付けて延在している。したがってこの接続部材が、以下に記載するようにそれが少なくとも部分的に相補的な支持面と関連する場合、渦巻ばね1のために少なくとも1つの安定した支持面を提供することができる。これらの支持面は、渦巻ばね1の面に対してほぼ平行である。
図1から図7の変形形態では、接続部材2が2つまたは場合によっては3つの位置決めおよび固定要素を含むことが有利であり、これらの要素は、例えばピンまたはねじなどの固定部材が通過するための開口4によって形成される。これらの開口は好ましくは、接続要素2をその支持面の複数の地点で相補的支持面に押しつけてあてがうことができるように角度を付けて分散される。したがって接続部材がいったんその相補的支持面に固定されると、許容される公差の影響を受けて渦巻ばねは静止状態にあるときその最初の形状の三次元の保全性を維持する。
図6および図7に示されるように、開口の一部4aは、許容公差に起因するいかに小さなセンタリング不良も修正する目的で、例えば細長い形状など円形でない場合もある。したがって細長い形状の開口4aは、偏心の調節部材と関連付けることができ、この部材を角度を付けて配置することにより、開口4の中心に対して接続要素2を回転させることによってフレームに対する渦巻き線のセンタリングを微細に調節することが可能になり、接続要素2は、渦巻ばね1をセンタリングした後圧締めされる。位置決めの細かさは、開口4と4aの間の間隔に比例する。偏心の調節部材を円形の開口4と関連させることもできるが、この変形形態は開口4と4aが共に調節部材の動作によって移動する必要があるため調節するにはあまり好ましくない。
図8の変形形態は環状の接続要素2に関するものであり、これはこの場合180°の角度のずれた2つのブレードを有する渦巻ばねと関連しており、ここでは接続要素2は位置決めおよび固定要素を含まない。この環状の接続要素2は例えば、以下に記載される図20および図22に示されるように固定することができる。
明らかに、図8の環状接続要素2は、図1から図7に示されるものなど1つのブレードを有する渦巻ばねと共に使用することもできる。一方図1から図7の環状接続要素2は、複数のブレードを有するタイプの渦巻ばねと共に使用することもできる。
接続要素2を時計ムーブメントのフレームに固定するには様々な実現可能な解決法がある。接続部材は、てんぷ受に直接固定することができる、または有利にはてん真の枢軸を中心に枢動可能に設置された中間部品を利用しててんぷ受に固定することもでき、これにより時計の基準位置の設定が可能になる。基準位置は、渦巻ばねとてん輪の調速部材が均衡位置にあるとき、てん輪のインパルスピンの中心をてん輪とレバーの対応する枢動中心をつなぐ線上に動かすことによって設定される。
図9から図12は、第1の実施形態の第1の変形形態を示しており、ここでは接続要素2は、少なくとも2つの位置決め要素と対応する支持面とを含む。図9は、図1に示されるものと同様の渦巻ばねを示している。2つの固定ピン5は、接続要素2の開口4を貫通し、中間部品6に形成された対応する開口6aへと押し込まれるように設計されており、この中間部品6は、図9の要素を組み立てると、ひげ玉3の中心軸と同心になる開口6bを備える。この中間部品6の開口6bが、てん真の枢軸と同軸のてんぷ受の円の範囲にわたるように調節されて設計されることで、以下に記載されるように基準位置の設定が可能になる。したがってこの中間部品6は、渦巻ばねとてん輪の調速部材を角度位置決めする部材として作用する。
図10は、図9のステップに続く組立体のステップを示す。角度位置決め部材6は、てんぷ受9を中心に枢動可能に設置され、2つのねじ13を利用してこれに固定されており、このねじは一方で圧締めプレート12を貫通し、一方でてんぷ受9にある2つの長円の切り抜き部9aを貫通し、角度位置決め部材6の2つのねじ穴6cへとねじ込まれる。この場合圧締めプレート12は、湾曲しておりてんぷ受9のプレート上に設置される。てん輪の枢軸10aおよびてん輪10bは、中間部品6を設置する前またはその後に渦巻き線に装着することができる。
図11は、この第1の変形形態の組み立てられた状態を示す。渦巻ばねとてん輪の調速部材10の基準位置は、2つのねじ13をわずかに緩め、その後その内端が渦巻ばねとてん輪10の心棒10aに固定された渦巻き線1と、角度位置決め部材6と、圧締めプレート12とによって形成された固定された組立体を枢動することによって設定することができる。
図12は、図11を貫通する断面を示しており、角度位置決め部材6がその開口6bを利用しててんぷ受9の円筒形の範囲9bを中心に枢動可能に設置される方法を実証している。
図13および図14は、第1の実施形態の第2の変形形態を示している。使用される渦巻ばね1は、図1に示されるものと対応している。これはてん真の枢軸を中心におよそ180°にわたって延在する接続要素2を含み、その両端が角度位置決め部材6に固定されており、この部材6は、てん真の一方の端部のピボット軸受11を中心としててんぷ受9の下に枢動可能に設置されている。図13は、この角度位置決め部材6を示すものであり、図14は図13と同様の要素を示しているが、プレート12が2つのねじ13によって角度位置決め部材6に固定された後の様子を示している。したがってプレート12と角度位置決め部材6は摩擦嵌合によって軸受11の周りに設置され、標準的なひげ持ホルダーのように従来式の方法で基準位置を設定することが可能になる。
図15および図16は、第1の実施形態の第3の変形形態を示しており、ここでは角度位置決め部材6は、図15に示されるてんぷ受9のプレートに形成された差し込み口金開口9cに渦巻ばねとてん輪の調速部材10を一時的に固定する肩付きピン14を保持している。次いで金属製の薄片15がその片方の端部を使用しててんぷ受9のプレートとピン14の肩との間に配置される一方で、その他端はブリッジ9のプレートと1つだけ肩が付いたねじ16の間に配置され、このねじ16が角度位置決め部材6に載るようにねじ込まれることにより接続要素2を保持するのに十分な摩擦トルクを生成する一方で、渦巻ばねとてん輪の調速部材10の基準位置を容易に設定することができる。
図17から図19は、第1の実施形態の第4の変形形態を示しており、これは、ブレードの外端がリング形状の、この特定のケースでは開放リング形状の接続要素2に固定される二重の渦巻き線を設置するのに特に適している。
図17は、組立体の第1のステップを示す。この場合、渦巻き線1は3つのピン5によって渦巻き線支持体17に固定され、これらのピンは、渦巻き線1の開口4を貫通し、中間部品17の開口17cへと押し込まれる。
固定地点は、リング形状の接続要素2に形成された単なる円形の位置決め穴4であってよい。一変形形態では、接続要素2の位置決め穴4は、正確に位置決めするために可撓性のアーム(図示せず)を組み込む場合がある、あるいは一定の弾性を有する半割管の形態の開放した外形を有することで弾性アームを形成してピン5の周りで圧締めすることができる場合もある。
図18は、組立体の第2ステップを示す。渦巻ばね1に嵌合した渦巻き線支持体17は、2つのねじ13を利用することで角度位置決め部材6によっててんぷ受9に接続され、この2つのねじは、部材6の開口6dを貫通し、支持体17のねじ穴17aへとねじ込まれる。この組立体全体は、長さが伸びたピン5を利用して正確に位置決めされ、このピンは部材6の調節された開口6e内に収容される。
図19は、完成した組立体を示す。この場合角度位置決め部材6は、てん真の軸受11の周囲の摩擦によって調速部材を角度位置決めするためのスリット6cを有するリング6bを備えており、これがてんぷ受9に固定されることにより基準位置の設定を簡単にすることができる。
渦巻き線支持体17の製造公差は渦巻ばね1のものより大きく、その結果このシステムに過負荷にするあるいはそれを不静定にすることなく、各固定位置17cにおける隙間を調節することで可能な限り最も厳密な保持が実現する。確実に正確に組み立てるための実現可能な方法は、中間固定位置17c’により大きな隙間を残すことであり、この地点が他より大きな直径を有することで製造公差に起因する他の構成要素に対する様々な誤差が吸収される。代替の方法は、剛性部品の公差に応じて全ての取り付け地点の隙間を特定することである。
渦巻き線支持体17の下面が、切り抜き部17eを有することで渦巻ばねの摩擦を回避する。支持体17のアーム17dは、止め具として作用して衝撃の影響を受けて渦巻き線1が変形するのを阻止する。
図20から図22に第2の実施形態が示されている。この解決法は、図8の渦巻ばねを使用しているが、同様の接続要素2を有する任意の他の渦巻ばねを使用することもできる。この解決法では、より剛性の環状の接続要素2が、環状の接続要素2を受けるための位置決め凹部7a(図22)を有する中間固定部品7と、てんぷ受または角度位置決め部材との間に軸方向に圧締めされる。この位置決め凹部7aにより、渦巻き線の内端がてん真上に取り付けられたとき、渦巻ばねとてん輪の調速部材の基準位置を設定することが可能になる。2つの固定ねじ13を使用して環状接続要素2をてんぷ受9と中間固定部品7との間に圧締めし、中間固定部品7に形成される凹部7aの深さは、環状接続要素2の厚さより百分の数ミリメートル小さい(図22)。
この場合少なくとも2つの別個の固定またはひげ持地点は存在しないが、支持面上の固定位置は、少なくとも60°の円弧にわたって延在する。この解決法により簡単な基準位置の設定が実現し、検査および組立体の操作が容易になる。これは、渦巻ばねを覆う要素が全くなく、渦巻き線の回転が全て見える状態にあることがその理由である。
第3の実施形態では、弾性アーム2aが環状接続要素2を2つの部分に隔てることにより、図23および図24に示される変形形態ではてんぷ受9に押し込まれたピン16の周囲で環状接続要素2を挟むことができ、接続要素2に形成された2つの位置決め要素4b(センタリング切り抜き部)によってセンタリングが行なわれる。支持面は少なくとも60°の円弧にわたって延在する。
第4の実施形態では、先行するもの同様に、環状の接続要素2の縁部に弾性アーム2eに加えてまたはその代わりに弾性アーム2cが形成されることで(図25および図26)、リングをこの目的のためにてんぷ受9に形成された筐体17の中に挟み込むことを可能にする。例えば接続要素2に形成された通路2dに挿入される器具を利用して渦巻き線の角度位置を修正することによって、基準位置を設定することができる。
支持面の2つの要素はそれぞれ、心棒の枢軸を中心として10°を超える、または20°を超える範囲にわたって延在してよい。
位置決め要素は、枢軸を中心として角度を有して分散されてよく、例えば位置決め要素間の角度間隔は60°から180°の範囲内である。
これらの様々な特徴、とりわけ種々の実施形態の様々な特徴および/またはこれらの種々の実施形態は、それらに互換性があるという条件の下で互いに組み合わせることができる。
1 渦巻ばね
2 接続部材
2a、2c 弾性アーム
2d 通路
3 ひげ玉
4 開口
4a 細長い開口
4b 位置決め要素
5 固定ピン
6 位置決め部材
6a、6b 開口
6b 開口、リング
6c ねじ穴、スリット
6d 開口
7 中間固定部品
7a 位置決め凹部
9 てんぷ受
9a 切り抜き部
9b 円筒形の範囲
9c 差し込み口輪開口
10 渦巻ばねとてん輪の調速部材
10a てん輪の枢軸
10b てん輪
12 圧締めプレート
13 ねじ
14 肩付きピン
15 金属製の薄片
16 1つだけ肩が付いたピン
17 渦巻き線支持体
17a 開口
17c 固定位置
17c’中間固定位置
17d アーム
17e 切り抜き部

Claims (19)

  1. 時計のフレーム(9)上に枢動可能に設置されるように設計された心棒を含む渦巻ばねとバランスの調速部材(10)であって、前記調速部材(10)の前記渦巻ばね(1)が1つの面内に位置する少なくとも1つのブレードを含んでおり、前記渦巻ばねの内端が枢軸に固定されるように設計され、前記渦巻ばねの外端が前記フレーム(9)、または前記調速部材(10)を前記フレーム上に角度位置決めする部材(6)に接続するための接続部材(2)と一体式に形成されており、前記接続部材の剛性が前記渦巻ばねの剛性よりかなり大きく、一方で前記接続部材(2)の一方並びに前記フレーム(9)または前記フレーム上に前記調速部材(10)を角度位置決めする部材(6)の両方がそれぞれ支持面を有しており前記支持面は少なくとも部分的に相補的であり、かつ前記渦巻ばね位置する前記1つの面に対してほぼ平行であり、固定手段これらの相補的支持面を接合するために用いられている調速部材(10)。
  2. 前記支持面が、60°を超える角度部分にわたって延在する、請求項1に記載の調速部材。
  3. 前記支持面が連続している、請求項1または2に記載の調速部材。
  4. 前記支持面の1つが前記心棒の前記枢軸の周りを60°を超えて延在する、または前記心棒の前記枢軸の周りを120°を超えて延在する、または前記心棒の前記枢軸の周りを180°を超えて延在する、請求項1から3のいずれか一項に記載の調速部材。
  5. 前記支持面の少なくとも1つが不連続である、請求項1または2に記載の調速部材。
  6. 前記支持面の1つの2つの不連続な要素は、前記心棒の前記枢軸を中心に互いに60°を超えて、または前記心棒の前記枢軸を中心に互いに120°を超えて、または前記心棒の前記枢軸を中心に互いに180°のところに配置される、および/または前記2つの不連続な要素のそれぞれは、前記心棒の前記枢軸を中心に10°を超えてまたは20°を超えて延在する、請求項に記載の調速部材。
  7. なくとも部分的に相補的な各々の支持面の外形角度を有する延長部が、前記心棒の前記枢軸に対して所定の形状及びサイズを有しており、相補的な前記支持面が互いに対して固定された後、前記渦巻ばね(1)の初期形状の三次元の保全性が静止状態で保持される、請求項1から6に記載の調速部材。
  8. 前記接続部材(2)が、前記枢軸を中心に角度を有して分散され少なくとも2つの位置決め要素(4)を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の調速部材。
  9. 前記位置決め要素間の角度間隔が、60°から180°の範囲内である、請求項に記載の調速部材。
  10. 前記角度位置決めする部材(6)が、前記フレーム(9)上でてん真枢動するために、軸受(11)に対して枢動可能に設置される、請求項1から9のいずれか一項に記載の調速部材。
  11. 前記接続部材(2)が環状部材である、請求項1から10のいずれかに記載の調速部材。
  12. の前記接続部材(2)が、環の前記接続部材(2)を受けるための位置決め凹部(7a)を有する中間固定部品(7)と、前記フレーム(9)の下面との間に配置され、ねじ(13)、環の前記接続部材(2)を前記中間固定部品(7)と前記フレーム(9)の間に圧締めするように設計されている、請求項11に記載の調速部材。
  13. 前記角度位置決めする部材(6)が、前記フレーム(9)の切り抜き部(9a)と係合する肩付きピン(14)を有し、金属製の薄片(15)が、一方では前記フレーム(9)と前肩付きピン(14)の肩との間に配置され、他方では前記接続部材(2)に対して支持するようにねじ込まれた肩付きねじ(16)との間に配置され、前記金属製の薄片が前記接続部材(2)を保持する摩擦トルクを生成する一方で前記調速部材の基準位置を設定する、請求項1から11のいずれか一項に記載の調速部材。
  14. 前記渦巻ばね(1)が2つのブレードを含み前記2つのブレードそれぞれの外端が前記接続部材(2)に固定され、前記渦巻ばねを前記角度位置決めする部材(6)に固定する手段が、より剛性の渦巻ばね支持体(17)を含んでおり、ねじ(5)の助けを借りて前記接続部材に固定されている、請求項1から11のいずれか一項に記載の調速部材。
  15. 前記角度位置決め部材(6)が、前記てん真の軸受(11)の周りでのそれが摩擦接続することを目的として前記フレーム(9)に固定されるリング(6b)を含む、請求項1から14に記載の調速部材。
  16. の前記接続部材(2)が、前記フレーム(9)の渦巻ばね支持体(17)と相互作用するように成形された弾性アーム(2a、2c)を含む、請求項1から12のいずれか一項に記載の調速部材。
  17. 前記フレーム(9)に形成されたピンと相補的なセンタリング切り抜き部(4b)を前記接続要素に含み、その全体の配置が、前記渦巻ばね支持体が前記センタリング切り抜き部前記フレームに形成されたピンとを相互に係合するのを維持するようなものである、請求項16に記載の調速部材。
  18. 請求項1から17のいずれか一項に記載の調速部材を備える時計ムーブメント。
  19. 請求項1から17のいずれか一項に記載の調速部材を備える時計。
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