JP5885806B1 - 器具取付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、装置全体の大きさを小型化でき、且つ耐熱性と耐荷重性を確保可能な器具取付装置を提供する。【解決手段】一方の器具に取付けられた取付部と、他方の器具に取付けられ取付部を着脱可能に係合する本体部とを備える器具取付装置であって、本体部は、一側側面部が開口する中空部に形成され且つ中空部内の厚み方向へ突出するピンが設けられたケーシング部と、ケーシング部の中空部内に配置され、中空部内への挿入及び抜去方向への移動が可能なラッチ部と、ラッチ部内に配置され、ラッチ部内への挿入方向及び抜去方向への移動に応じて、挿入方向に対して直交する方向に移動してピンの係止又は係止解除が可能なピン係止部と、ピン係止部によるピンの係止又は係止解除に応じて、取付部を着脱可能に取付ける係合部とを有しており、器具取付装置の前記各部は、金属製である。【選択図】図2

Description

本発明は、器具取付装置に関する。
従来から、一方の器具を他方の器具へ取付け及び取外しが可能な器具取付装置が実用に供されている。特に、取付作業が面倒な照明本体と照明カバー(照明傘を含む)とを、容易に取付け及び取外せるワンタッチ式の照明器具取付装置が知られている。
こうした照明器具取付装置としては、例えばケーシング部内に、当該ケーシング部内へ押圧動作により挿入可能な操作部と、当該操作部の挿入に伴って旋回する旋回部材と、当該旋回部材の旋回によりケーシング部内に収納されてロック解除され、押圧動作が解除されるとケーシング部から突出してロックさせるストッパー部材とが収納された構成が知られている(例えば特許文献1参照)。この照明器具取付装置により、照明本体と照明カバーとをワンタッチで取付け及び取外しを行うことができる。
特開2000−48622号公報
しかし、上記した照明器具取付装置は、以下のような課題点がある。
近年、照明本体と照明カバーとを取付ける取付箇所は、スペース制限が厳しくなっていることから、照明器具取付装置の小型化が求められている。しかし、上記の構成の器具取付装置は、ケーシング部内に旋回部材が収納される構成である。したがって、ケーシング部は旋回部材の旋回や移動を許容するだけの十分な大きさが必要であり、小型化することが難しいという課題があった。
また、上記構成の照明器具取付装置を含め、一般的に実用に供されている照明器具取付装置の各部材は、生産性の良さなどの点から樹脂製のものが多く使用されている。照明本体は発熱源であるため、照明本体の近傍位置に配置されている照明器具取付装置の各部材には、高い温度が長時間当てられることになる。すると、金属に比して耐熱性が低い樹脂製の各部材に経年劣化や腐食が生じる虞があるという課題があった。
更に、照明本体は総じて重量があり例えば4kg以上の重量を有するものも存在している。樹脂製の部材は、耐荷重性が金属に比して低いため、例えば重量のある照明器具には使用できない場合がある。仮に耐荷重性を満たす照明器具に使用したとしても、上記したように器具取付装置に経年劣化や腐食などが生じると、耐荷重性が低下してしまうという課題がある。
上記に挙げた装置の小型化、及び耐熱性と耐荷重性の確保という課題は、照明器具取付装置に限らず、他の器具同士を取付ける際に使用する器具取付装置においても同様である。
本発明の一つの実施形態の目的は、上記課題点を鑑みてなされたものであり、装置全体の大きさを小型化でき、且つ耐熱性と耐荷重性を確保可能な器具取付装置を提供することにある。
上記の課題は、
一方の器具に設置された取付部と、他方の器具に設置され当該取付部を着脱可能に取付ける本体部とを備える器具取付装置であって、
前記本体部は、
一側側面部が開口する中空部に形成され且つ当該中空部内の厚み方向へ突出するピンが固定状態に設けられたケーシング部と、
前記ケーシング部の前記中空部内に配置され、当該中空部内への挿入及び抜去方向への移動が可能なラッチ部と、
前記ラッチ部内に配置され、当該ラッチ部内への挿入方向及び抜去方向への移動に応じて、当該挿入方向に対して直交する方向に移動して前記ピンの係止又は係止解除が可能なピン係止部と、
当該ピン係止部による前記ピンの係止又は係止解除に応じて、前記取付部を着脱可能に取付ける係合部とを有しており、
前記器具取付装置の各部は、金属製であり、
前記ラッチ部には、
前記ピン係止部を挿入方向と直交する方向の中央位置へ付勢する係止部付勢手段が設けられており、当該ピン係止部が前記係止部付勢手段の付勢力により挿入方向と直交する方向へ移動することで前記ケーシング部に固定された前記ピンの係止又は係止解除を行うことを特徴とする器具取付装置により解決できる。
本発明によれば、装置全体の大きさを小型化でき、且つ耐熱性と耐荷重性を確保可能な器具取付装置を提供できる。
本発明の実施形態に係る器具取付装置を照明器具に適用した使用状態の一例を示す全体斜視図である。 本発明の実施形態に係る器具取付装置の全体斜視図である。 本発明の実施形態に係る器具取付装置の分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る器具取付装置を構成するラッチ部を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る器具取付装置を構成するピン係止部を示す平面図である。 (A)〜(D)は、本発明の実施形態に係る器具取付装置の動作を説明するための図であり、ラッチ収納部を透過させた状態を示す図である。 (A)〜(C)は、本発明の実施形態に係る器具取付装置を構成する係合部と取付部の動作を説明する側断面図である。
次に、本発明に係る器具取付装置の実施形態を説明する。各図面中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜簡略化ないし省略する。図面は、部材もしくは部品間の相対比を示すことを目的としない。したがって、具体的な寸法は、以下の限定的でない実施形態に照らし、当業者により決定することができる。
以下、本発明に係る器具取付装置は、照明本体と照明カバーとを取付ける際に使用される照明器具取付装置を一例に取り説明する。しかし、この限りではなく、照明以外の器具においても、同様の構成で実施できる。
図1は、本実施形態に係る器具取付装置1を照明器具に適用した使用状態の一例を示す斜視図である。図1は説明の関係上、照明カバーCの一部を切り欠いた斜視図を示した。
器具取付装置1の基本構成は、一方の器具に設置される取付部2と、他方の器具に設置され当該取付部2を着脱可能に取付ける本体部3とを備えている。図示例では、照明本体Sの左右(矢印V1側と矢印V2側)の側壁に設けられた各段部S1に、取付部2がネジ止め又はスポット溶接などにより設置されている。またボックス形状の照明カバーCは、その内面であって矢印V1側と矢印V2側に位置する各内壁部C1に、本体部3がネジ止め又はスポット溶接などにより設置されている。当然ながら本体部3は、前記した取付部2を取付可能な配置位置で設置されている。因みに、照明カバーCは、通例使用される留め金具などにより天井などの壁面に取付固定されている。
したがって、照明本体Sを照明カバーCへ取付ける際には、作業者が照明本体Sに設置された取付部2を、照明カバーCに設置された本体部3の開口部内へ矢印Y1−Y2方向へ押圧(挿入)すると、本体部3内で取付部2が係合されて両者を取付け固定できる。取外すには、作業者が照明本体Sを上方へ押上げて、取付部2を本体部3内へ更に押圧(挿入)すると、本体部3内で取付部2を掛け外れさせることができ、取付部2が矢印Y2−Y1方向へ降下して両者の係合を解除できる。
以下、本実施形態の器具取付装置1の各構成を詳細に説明すると共に、上記した係合動作及び係合解除動作について詳しく説明する。因みに図示例では、照明カバーCに器具取付装置1の本体部3が設置され、照明本体Sに取付部2が設置された状態を示したが、この限りではなく照明本体Sに器具取付装置1の本体部3を設置し、照明カバーCに取付部2を設置して実施することもできる。
<取付部>
次に、図2、図3に基づいて取付部2について説明する。図2は、本発明の実施形態に係る器具取付装置1の全体斜視図である。図3は、本発明の実施形態に係る器具取付装置1の分解斜視図である。
取付部2は、図1に説明したように、照明本体Sなどのように取外しを必要とする器具に取付けられる部材である。取付部2は、金属製であり照明本体Sとボルト接合するためのボルト孔を有するプレート21と、器具取付装置1の本体部3内へ挿入されて着脱可能に係合されるアーム部22とを有している。アーム部22の先端箇所には、V字形状に湾曲して、後述する係合部8と掛け合わせが可能な掛け部22aが形成されている。この形状は、勿論図示例の形状の限りではなく、後述する係合部との関係により適宜変更される。
<本体部>
次に、図2、図3に基づいて本体部3について説明する。
本体部3は、ケーシング部4、ピン5、ラッチ部6、ピン係止部7、及び係合部8を有している。これらの各部材は金属製とされている。
(ケーシング部)
ケーシング部4は、具体的には、ラッチ部6を収納するラッチ収納部41と、ラッチ収納部41の開口面を塞ぐ蓋部43とを有しており、両者を連結することで一側側面部(矢印Y1側)が開口する中空部が形成される構成である。ラッチ収納部41は、矩形状のボックスであり、断面形状がラッチ部6を収納可能なハット型(溝型)とされている。即ち、長手方向(矢印Y1−Y2方向)に延在する両側壁41bと、当該両側壁41bの端部から水平方向(矢印X1―X2方向)に延びるフランジ部41cとによりハット型形状を形成している。したがって、ラッチ収納部41は矢印Z1側(下面に相当)が開口面となる。前記したフランジ部41cには上側と下側(Y1側、Y2側)に位置するボルト孔42aと、中央部に位置する貫通孔42bが設けられている。
ラッチ収納部41は、長手方向(矢印Y1−Y2方向)の下方側の側面(矢印Y1側)が、ラッチ部6の一方向からの進入(図示では下から)及び退却が可能に開口している。また、対峙する矢印Y2側の側面は、ラッチ部6の移動を規制するべく側壁41aが設けられている。因みに、側壁41aとラッチ部6の上面(矢印Y2側)との間には、当該ラッチ部6をケーシング部4の前記開口する矢印Y1側の端部から前方へ延出する位置へ付勢するラッチ部付勢手段45が設けられている(例えば図6(A)参照)。ラッチ部付勢手段45とは、金属製のスプリング材である。図示例では2本のラッチ部付勢手段45が設けられているが、その本数は適宜変更される。
更に、ラッチ収納部41の上面部41d(矢印Z2側)の略中央位置には、ピン孔41eが設けられている。このピン孔41eへ金属製のピン5を差し入れて、当該ピン5が中空部内の厚み方向(矢印Z2−Z1方向)に突出するようにかしめている。このピン5は、後述するピン係止部7の通路を通過する部材である。したがって、ピン孔41eは、前記ピン5がピン係止部7の通路の始端に位置するように配置されている(例えば図6(A)参照)。
蓋部43は、ラッチ収納部41の下面側(矢印Z1側)に形成された開口面を塞ぐプレートであり、その寸法はラッチ収納部41と略同じになるように形成されている。また、蓋部43の左右(矢印X1側と矢印Y2側)両端部には、ラッチ収納部41のボルト孔42aと一致する形状と位置にボルト孔44a、貫通孔42bと一致する形状と位置にバーリング孔44bが設けられている。ラッチ収納部41の貫通孔42bと、蓋部43のバーリング孔44bとを一致させ、バーリング孔42bをかしめることにより両者を接合できる。また、ボルト孔42aとボルト孔44aは、照明カバーCへボルト接合する際に使用されても良い。
(ラッチ部)
次に、ラッチ部6を図3、図4に基づいて説明する。図4は器具取付装置1からラッチ部6を取り出した拡大斜視図である。
ラッチ部6は、前記したラッチ収納部41より小形とされており、ピン係止部7が配置される部材である。ラッチ部6は、ピン係止部7が載置される矩形状のベース部61と、ベース部61の左右(矢印X1側と矢印X2側)の両端部と連結された側壁部62と、ベース部61の上端(矢印Y2側)と連結された側壁部63とを有している。因みに、側壁部63と対峙する矢印Y1側の端部は開口しており、前記した取付部2の進入及び退却を許容する。因みにベース部61の矢印Y1側の端部には矢印Z1方向へ水平に延びる抑えプレート61aが連結されている。
前記したベース部61には、ピン係止部7の下端面(矢印Y1側)に接触して、当該ピン係止部7の位置決めを行う位置決め部材64が、中央位置に設けられた開口部60の直上位置に設けられている。位置決め部材64は、ラッチ部6の内方へ突出する段部であり、ベース部61の左右方向(矢印X1―X2方向)に延びている。因みに図示したベース部61には、開口部60が形成されているが、必ずしも開口部60を有さなくても良い。本実施形態のベース部61は上記したように金属製であるため、位置決め部材64の形成を切り出し加工と折り曲げ加工により行うと、開口部60は加工の段階で自然に形成されるものだからである。
したがって、上記構成のベース部61に配置されるピン係止部7は、ピン係止部7の矢印Y2側の側面は側壁部63に位置決めされ、ピン係止部7の矢印Y1側の側面は、位置決め部材64により位置決めされる。上記構成により位置決めされたピン係止部7は、ラッチ部6の矢印X1―X2方向(ラッチ部6の挿入方向に対して直交する方向)にのみ移動が許容される。また、位置決めされたピン係止部7の左右(矢印X1側とX2側)端部と、各側壁部62との間には、ピン係止部7をベース部61の中央位置に付勢する金属製の係止部付勢手段65(スプリング材)がそれぞれ設けられている。上記の構成により、後述するがピン係止部7の通路にピン5が通過する際に、ピン係止部7が左右方向(矢印X1―X2方向)に移動して、ピン5の係止と係止解除が可能となる。
前記した側壁部62は、その下端(矢印Y1側)部に左右方向(矢印X1−X2方向)に水平に伸びる抑えプレート62aが連結されている。この抑えプレート62aの水平高さ位置は、前述したベース部61の抑えプレート61aと同じにされており、両者は取付部2が本体部3内へ挿入された際に、ラッチ部6のケーシング部4内(本体部3)への進入を規制する機能を果たす。
(ピン係止部)
次に、ピン係止部7について図4、図5に基づいて説明する。図5は、ピン係止部7の平面図である。
ピン係止部7は上述の通りラッチ部6内に配置され、当該ラッチ部6の挿入方向(矢印Y1−Y2方向)への移動に応じて、当該挿入方向に対して直交する方向(矢印X1−X2方向)に移動してピン5を係止又は係止解除が可能な構成とされている。ラッチ部6の挿入方向への移動に応じた係止動作又は係止解除動作については後述する。
ピン係止部7は、図5に示すようにピン5が進行(通過)するピン通路70(特許請求の範囲の通路の一例に相当)が形成されている。
このピン通路70は、ピン進入部71、進入通路72、止め通路73、及び戻り通路74を有している。
また、ピン通路70を構成するピン進入部71、進入通路72、止め通路73、及び戻り通路74は、全体の平面視が略ハート型の形状に形成されている。上記のようにピン通路70を略ハート型形状にしたことにより、ピン係止部7の大きさをコンパクトにできる利点がある。また、ピン通路70の内側部分は、ピン通路70に対して突出した突出部75が形成されている。なお、ピン5がピン通路70の内部を進行する際に逆走することは、ピン係止部7のX1側とX2側とに設けた前記係止部付勢手段65の付勢力により当該ピン係止部7が常にX1−X2方向の中央部に戻ろうと作用することで防止される。また、ピン通路70は、フラットな床面とされて、ピン5がスムーズに当該通路内を移動可能な構成とされている。
進入通路72は、ピン5が進入脱されるピン進入部71と、ピン5を係止してピン5の移動を規制する止め通路73との間に形成されている。ラッチ部6の1回目の挿入方向への動作(器具の取付動作を意味する)が行われる際、ピン5はこの進入通路72の内部を止め通路73に向けて(矢印Y1方向)移動する。
進入通路72の先端位置(矢印Y1側)にはピン5の進入を受け止めて止め通路73へ誘導する受け部72aが設けられている。この受け部72aは、ピン5の外周面を受け止め可能な半円弧形状に形成されていることが好ましい。半円弧形状とは、完全な半円弧状に限らず、これとほぼ同一で、ピン5の外周面を受け止め可能な略半円弧状を含む。また、V字型形状などの屈曲形状であっても良い。
止め通路73は、進入通路72と戻り通路74との間に形成されている。ラッチ部6の1回目の挿入方向への動作により進入通路72を通過してきたピン5は、この止め通路73へ矢印Y2方向に向けて移動することでピン5の移動が係止される。
止め通路73は、進入通路72に対して折り返す(矢印Y2方向)ように形成されており、この止め通路73の先端位置(矢印Y2側)には、ピン5の進入を受け止めて停止させる半円弧形状の受け部73aが設けられている。また、この止め通路73の先端位置の底部にはピン5を係合可能な係合手段が設けられていることが好ましい。この係合手段はピン5を係合可能な径と形状に形成された窪み部であり、止め通路73を移動してきたピン5が受け部73aに当たって揺動した後、窪み部に係合されることでピン5の移動を完全に係止できる。勿論、係合手段を設けずとも、ピン5が止め通路73に進入した際に、ラッチ部6にはラッチ部付勢手段45により矢印Y1方向への付勢力が作用しているためピン5の係止は受け部73aにより確実になされる構成である。この点は後述する。
因みに、止め通路73と繋がる戻り通路74は、止め通路73に対して更に折り返す(矢印Y1方向)ように形成されている。したがって、ラッチ部6の1回目の挿入方向への動作で、ピン5が止め通路73を通過して戻り通路74へ行ってしまうことはない。
上記の戻り通路74は、止め通路73とピン進入部71との間に形成されている。ラッチ部6の2回目の挿入方向への動作(器具の取外し動作を意味する)が行われると、ピン5はこの戻り通路74の内部をピン進入部71に向けて移動する。具体的に戻り通路74は、先ず止め通路73と繋がる進入箇所は矢印Y1方向に向かって形成されており、続く残りの通路は矢印Y2方向へ折り返すように形成されている。折り返し箇所には半円弧形状の受け部74aが設けられており、ピン5が当該受け部74aに当たると自然に矢印Y2方向へ誘導されてピン進入部71へ移動してゆくのである。以下、戻り通路74の進入箇所を進入部74Sと表記し、残りの通路を退却部74Tと表記する。
本実施形態に係る器具取付装置1は、ピン係止部7にピン挿入ガイド部76を設けている。ピン挿入ガイド部76は、ピン係止部7のピン進入部71と対向する側(矢印Y2側)に形成されている。このピン挿入ガイド部76は、一対のガイド面76a、76bにより構成されている。また、この一対のガイド面76a、76bの間の部分は、ピン進入部71を構成する。
ピン挿入ガイド部76は、ピン進入部71に進行したピン5をピン通路70のピン通路端部Pにガイドする機能を奏するものである。
ピン挿入ガイド部76を構成する各ガイド面76a、76bは、ピン進入部71に対して起立した壁面により構成されている(図4参照)。したがって、ピン5がピン係止部7内に進行し、ガイド面76a又はガイド面76bに接触すると、ピン5はガイド面76a又はガイド面76bにガイドされながらピン通路端部Pに向け進行できる。
上記のようにピン5の係止又は係止解除をならしめるピン係止部7は、ラッチ部6内においてラッチ部6の左右方向(矢印X1−X2方向)に微小に移動する構成であるので、器具取付装置1の大きさ特に長手方向(矢印Y1−Y2方向)の長さを従来に比にして短くすることができる。また、ピン係止部7は通路がハート型形状とされている故に小型に形成でき、器具取付装置1の短手方向(矢印X1−X2方向)の長さを従来に比して短くすることができる。したがって、本実施形態の器具取付装置1は、従来に比して相当に小型にすることができ、取付箇所が制限されるスペースの厳しい場所においても積極的に使用できる。
(係合部)
次に係合部8について図2、図3に基づいて説明する。この係合部8は前記した取付部2と係合することで、器具の取付け及び取外しを実現する機能を発揮する。本実施形態の係合部8は、ラッチ部6内に収納されるため、その大きさはラッチ部6より小径に形成されている
係合部8は、金属製の接合ピン80を挿入する貫通部が設けられた略円弧形状の回動部81と、当該回動部81に連結されたアーム部82とを有している。
アーム部82の先端箇所には、V字形状に湾曲して前記した取付部2の掛け部22aと掛け合わせが可能な掛け受け部82aが形成されている。この形状は、勿論図示例の形状の限りではなく、取付部2との関係により適宜変更される。また、係合部8の掛け受け部82aと取付部2の掛け部22aとは、それぞれ湾曲箇所の外面同士(突出箇所)が対峙する配置として掛け止め可能に設置されている(図8参照)。
この係合部8は、ラッチ部6内の略中央位置に回動可能(矢印Z1−Z2方向)に設置される構成とされている。即ち、係合部8をラッチ部6内の挿入方向(矢印Y1−Y2方向)の略中央位置に、当該挿入方向に直交する方向となるように配置する。そして、当該ラッチ部6の左右(矢印X1側と矢印X2側)に位置する両側壁62に設けられたピン孔62bと、回動部81の貫通部とを一致させ、ピン孔62bと貫通部へ接合ピン80を差し入れて貫通させることで回動可能に設置できる。
上記構成の係合部8は、取付部2が本体部3へ挿入(押圧)されると、ピン係止部7の係止動作又は係止解除動作に応じて、取付部2の掛け部22aとの掛け止め動作又は掛け外し動作をならしめる。これらの動作については後に詳しく説明する。
<動作>
次に、上記構成とされた器具取付装置1の動作について、図5及び図6(A)〜図6(D)に基づいて説明する。特にラッチ部6とピン係止部7、及び係合部8と取付部2の動作を中心に説明する。
図6(A)〜図6(D)は、器具取付装置1の動作を説明するための図である。なお、同図では図示及び説明の便宜上、ケーシング部4のラッチ収納部41は、透過させピン5のみを実線で図示している。以下、照明本体Sの取付動作と取外し動作とを別々に説明する。
(取付動作)
先ず、照明カバーCに照明本体Sを取付ける動作を説明する。特に照明本体Sに取付けられた取付部2を、照明カバーCに取付けられた本体部3内へ挿入すると連動して生じる、ラッチ部6とピン係止部7の動作について説明する。
因みに、上記した器具同士を取付けるための挿入方向への動作を、特許請求の範囲及び明細書内では「ラッチ部の1回目の挿入方向への動作」と記載する。これは、厳密に云うと照明本体Sを取付けるべく取付部2を、本体部3へ挿入方向(矢印Y1−Y2方向)へ押圧する動作を指す。この動作によりラッチ部6が挿入方向に押上げられ、このラッチ部6の押上げ移動により、ピン5の係止と、係合部8と取付部2との係合が連動して動作し器具の取付けが行える。
したがって、以下、ラッチ部6の移動を主体に各部材の連動動作を説明する関係上、取付部2による本体部3への挿入方向への押圧動作を「ラッチ部の1回目の挿入方向への動作」と概略記載して説明する。
図6(A)は、ラッチ部6の1回目の挿入方向への動作前の、ピン5がピン係止部7のピン進入部71に位置している状態(以下、この状態をフリー状態という)を示している。因みに挿入方向とは矢印Y1−Y2方向を指す。フリー状態は、まだピン5がピン通路70に進行していない状態である。このフリー状態では、係止部付勢手段65(スプリング材)は均衡した状態となっており、よってピン係止部7はラッチ部6内の中央に位置した状態となっている。
図6(B)に示すように、ラッチ部6の1回目の挿入方向(矢印Y2方向)の動作(器具取付動作)が行われると、ラッチ部6とラッチ収納部41の側壁41aとの間に介在されたラッチ部付勢手段45が収縮して、ラッチ部6がケーシング部4内へ挿入(収納)される。ピン係止部7において、ピン5はピン通路70を構成する進入通路72に沿って矢印Y1方向に移動する。具体的にはピン5は、ピン通路70であって突出部75のX1側の外周面に沿って移動している(図5参照)。図6(B)は、ピン5が進入通路72の受け部72aまで進行した状態を示している。
この際、前記のようにピン進入部71の両端にはピン挿入ガイド部76が形成されているため、ラッチ部6の1回目の進入方向の動作時にピン5が戻り通路74へ進行することなく、進入通路72へ進行する。ピン5は進入通路72内を進行することにより、ピン係止部7は図中矢印X2方向に移動を行う。このため矢印X2側の係止部付勢手段65が収縮され、よってピン係止部7には当該係止部付勢手段65(矢印X2側)により矢印X1方向へ移動付勢する弾性力が作用している。
図6(C)は、ピン5が止め通路73内の受け部73aまで進行した状態を示している(図5参照)。即ち、ピン5が進入通路72の受け部72aに当たった後、作業者が前記挿入方向への押圧を止めると、ピン5は進入方向と逆方向(矢印Y2方向)に折り返された止め通路73へ誘導される。これは、ラッチ部付勢手段45の矢印Y1方向への付勢力と係止部付勢手段65(矢印X2側)の矢印X1方向への付勢力が作用し、ピン係止部7がラッチ部6の矢印X1−X2方向の中央部に戻ろうとするからである。そして、ピン5は、止め通路73の受け部73aに当たって止まる(係止される)。このとき、ピン係止部7は、ラッチ部6の矢印X1−X2方向の中央部ではなく、中央位置より若干矢印X2側寄りに位置している。したがって、ピン係止部7には、矢印X2側の係止部付勢手段65により矢印X1側への付勢力が作用しており、ラッチ部6には上記したラッチ部付勢手段45により矢印Y1方向への付勢力(弾性力)が作用しているため、ピン5は受け部73aで必ず係止される。
次に、図6(A)〜図6(C)で説明したピン係止部7の前記動作に応じて連動する、係合部8と取付部2との係合動作を図7(A)〜図7(C)から説明する。
先ず図6(A)から図6(B)に示すように、作業者の器具取付動作(1回目)により、取付部2が本体部3内へ挿入される際の係合部8と取付部2の動作を説明する。図7(A)のフリー状態から、図7(B)に示すように取付部2の掛け部22aを本体部3へ挿入すると、係合部8は、回動部81によって本体部3の厚さ方向(矢印Z1−Z2方向)にアーム部82を回動移動させて、取付部2のアーム部22(掛け部22a)の進入を許容する。これは、フリー状態のとき係合部8のアーム部82が、ラッチ部付勢手段45によりケーシング部4(本体部3)の矢印Y1側の開口端部から回動可能に突出する位置に配置されているからである。そして、挿入を許容された取付部2を本体部3内(ケーシング部4とも云う)へ押圧すると、取付部2の掛け部22aが係合部8の回動部81に当たりラッチ部6を矢印Y2方向へ押し上げる。このとき、ピン5は進入通路72に進入し受け部72aへ当たっている。
次に、取付部2の挿入方向への押圧を止めると、図6(C)に示すように、ピン5が止め通路73へ進入し受け部73aに当たって係止される。すると、図7(C)に示すように取付部2の掛け部22aは、矢印Y1方向(抜去方向)へ移動し、係合部8の掛け受け部82aの位置まで下がることで、取付部2の掛け部22aと係合部8の掛け受け部82aとが互いに掛け止め合う(ロック状態)。このとき、係合部8のアーム部82の位置は矢印Y2側へ押し上げられてケーシング部4内に略収納されているので、回動部81によるアーム部82の回動がケーシング部4(ラッチ収納部41)の内周面に規制されている。したがって、回動を規制された係合部8の掛け受け部82aは逃げ場が無くなり、降下してきた取付部2の掛け部22aと掛り合うのである。
これは、取付部2と本体部3とが連結(係止)されたことを意味し、もっては照明カバーCに照明本体Sが取付けられたことを意味する。これにより、器具取付装置1による一連の取付動作(係合動作)が終了する。
(取外し動作)
次に、作業者が照明本体Sを照明カバーCから取外す動作を説明する。特に照明本体Sに取付けられた取付部2を、照明カバーCに取付けられた本体部3内へ更に挿入方向へ押圧すると連動して生じる、ラッチ部6とピン係止部7の動作について説明する。
因みに、上記した器具同士を取外すための挿入方向への動作(取付部2を本体部3内へ更に挿入する押圧動作)を、特許請求の範囲及び明細書内では「ラッチ部の2回目の挿入方向への動作」と表現する。
照明本体Sを照明カバーCから取外すべく、ラッチ部6の2回目の挿入方向への押圧動作が行われると、ラッチ部6とラッチ収納部41の側壁41aとの間に介在されたラッチ部付勢手段45が収縮してラッチ部6が押し上げられる。すると、ピン5が止め通路73から戻り通路74の進入部74Sへ進入する。
この点を具体的に説明する。上記したようにピン5が止め通路73の受け部73aに位置している時(係止時)、ピン係止部7はラッチ部6の中央位置より若干矢印X2側寄りに位置して、矢印X2側の係止部付勢手段65から矢印X1側への付勢力を受けている。上記の状態から取外し動作によりラッチ部6が押し上げられて、ピン5が矢印Y1方向へ移動する際、ピン係止部7は矢印X2側の係止部付勢手段65の矢印X1側への付勢力により、矢印X1側へ移動し中央位置へ戻ろうとする。したがって、ピン5が止め通路73側へ進入することなく、確実に戻り通路74の進入部74Sへ進入してゆくことができる。
そして、ピン5は戻り通路74の受け部74aに当たり、作業者が挿入方向への押圧を止めると、図6(D)に示すように、ピン5は自然に矢印Y2方向へ向かう戻り通路74の退却部74Tへ進入、進行しピン進入部71へ移動する(図5参照)。これによりピン5はピン係止部7を離脱する。ピン5が突出部75の矢印X2側の外周面に沿って退却部74T内を進行しピン進入部71へ戻る際、ピン係止部7は一旦矢印X1方向に移動した後、矢印X1側の係止部付勢手段65の付勢力により矢印X2方向へ移動し中央部に戻る。
図6(D)で説明したピン係止部7の前記動作に応じて連動する、係合部8と取付部2との係合解除動作を図7(C)〜図7(A)から説明する。基本的には、取付動作で説明した動作順の逆となる。
作業者の器具取外し動作により、取付部2を更に本体部3内へ挿入すると、取付部2の掛け部22aは、図7(C)のロック状態から、係合部8の回動部81に当たりラッチ部6を矢印Y2方向へ押し上げる。すると、ピン5は止め通路73を出て戻り通路74へ移動する。ピン5が戻り通路74の進入部74Sへ進入し受け部74aに当たったとき、取付部2の掛け部22aは係合部8の回動部81を押し付けている状態にある。そして、挿入方向への押圧を止めると、ピン5は戻り通路74の退却部74Tを通過しピン進入部71へ移動する。すると、取付部2の掛け部22aは、図7(B)に示すように矢印Y2方向(抜去方向)へ移動する。このとき取付部2の掛け部22aは、係合部8の掛け受け部82aと接触するが、前記したピン5の係止解除によりラッチ部6がフリー状態の位置に戻り(降下し)アーム部82がケーシング部4の外へ回動可能に露出している。そのため、アーム部82は回動部81により厚さ方向に移動でき、取付部2の矢印Y1方向への移動を許容できる。そして図7(A)に示すように、取付部2は本体部3の外へ抜去される。
これは、取付部2と本体部3との係止状態が解除されたことを意味し、もっては照明カバーCから照明本体Sが取外されたことを意味する。これにより、器具取付装置1による一連の取外し動作(係合解除動作)が終了する。
上記のように本実施形態に係る器具取付装置1は、当該器具取付装置1を構成する全ての部材を金属製とした。したがって、耐熱性と耐荷重性を確実に確保することができる。すると、高い熱を発する器具や、重量のある器具においても積極的に使用でき汎用性が高い。また、経年劣化な腐食の問題が少ないため安全性と耐久性を確実に期待できる。
また、本実施形態に係る器具取付装置1は、器具の取付け及び取外しを可能にするピン5の係止又は係止解除を、ラッチ部6の左右方向(挿入方向と直交する方向)へ微小に移動するピン係止部7により行う構成とした。また、このピン係止部7はピン5が通過する通路をハート型にすることで小型に形成することができている。
したがって、器具取付装置1の縦横の大きさを従来に比して小さくすることができる。斯すると、器具取付箇所を設置するスペースが厳しいタイプの機器同士であっても使用することができ、汎用性がすこぶる高くなる。
(変形例)
以上、本発明の器具取付装置1は、照明本体と照明カバーとの取付けに実施される形態を例に取り説明したが、この限りではなく、取付け及び取外しが必要な器具同士においても同様に適用できる。また、器具取付装置1を重力方向(矢印Y1−Y2方向方向)に配置する例を示したがこの限りではなく、水平方向(矢印X1−X2方向)に配置して実施することも可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は上記した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能なものである。
1 器具取付装置
2 取付部
21 プレート
22 アーム部
22a 掛け部
3 本体部
4 ケーシング部
41 ラッチ収納部
41a、41b 側壁
41c フランジ部
41e ピン孔
43 蓋部
45 ラッチ部付勢手段
5 ピン
6 ラッチ部
60 開口部
61 ベース部
61a 抑えプレート
62、63 側壁部
62a 抑えプレート
62b ピン孔
64 位置決め部材
65 係止部付勢手段
7 ピン係止部
70 ピン通路
71 ピン進入部
72 進入通路
73 止め通路
74 戻り通路
75 突出部
76 ピン挿入ガイド部
8 係合部
80 接合ピン
81 回動部
82 アーム部
82a 掛け受け部
S 照明本体
C 照明カバー

Claims (5)

  1. 一方の器具に設置された取付部と、他方の器具に設置され当該取付部を着脱可能に取付ける本体部とを備える器具取付装置であって、
    前記本体部は、
    一側側面部が開口する中空部に形成され且つ当該中空部内の厚み方向へ突出するピンが固定状態に設けられたケーシング部と、
    前記ケーシング部の前記中空部内に配置され、当該中空部内への挿入及び抜去方向への移動が可能なラッチ部と、
    前記ラッチ部内に配置され、当該ラッチ部内への挿入方向及び抜去方向への移動に応じて、当該挿入方向に対して直交する方向に移動して前記ピンの係止又は係止解除が可能なピン係止部と、
    当該ピン係止部による前記ピンの係止又は係止解除に応じて、前記取付部を着脱可能に取付ける係合部とを有しており、
    前記器具取付装置の各部は、金属製であり、
    前記ラッチ部には、
    前記ピン係止部を挿入方向と直交する方向の中央位置へ付勢する係止部付勢手段が設けられており、当該ピン係止部が前記係止部付勢手段の付勢力により挿入方向と直交する方向へ移動することで前記ケーシング部に固定された前記ピンの係止又は係止解除を行うことを特徴とする器具取付装置。
  2. 前記ピン係止部は、前記ピンが通過するハート型の通路を有し、
    前記通路は
    前記ラッチ部の前記ケーシング部内への1回目の前記挿入方向への動作により、前記ピンを進入させる進入通路部と、進入した前記ピンを係止して前記ピンの移動を規制する止め通路部と、前記ラッチ部の前記ケーシング部内への2回目の前記挿入方向への動作により、前記ピンを後退させる戻り通路部とを有していること、
    を特徴とする請求項1に記載の器具取付装置。
  3. 前記係合部は、
    前記取付部に設けられた掛け部を着脱可能に掛け受ける掛け受け部を有しており、
    前記1回目の前記挿入方向への動作により、前記ピンが前記止め通路部へ進入し、当該止め通路内で係止されると、前記取付部の前記掛け部は前記係合部の前記掛け受け部に係合され、
    前記2回目の前記挿入方向への動作により、前記ピンが前記戻り通路部へ進入して係止解除されると、前記取付部の前記掛け部は前記係合部の前記掛け受け部から掛け外れること、
    を特徴とする請求項に記載の器具取付装置。
  4. 前記ケーシング部には、
    前記ラッチ部を前記ケーシング部の前記開口する一側側面部から前方へ延出する位置へ付勢するラッチ部付勢手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の器具取付装置。
  5. 前記ピン係止部の前記止め通路には、
    前記ピンを係合可能な係合手段が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の器具取付装置。
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