JP5885435B2 - 発光素子、発光素子の製造方法および発光素子パッケージ - Google Patents
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Description
特許文献1の図5に開示された半導体発光素子は、フェイスアップの形態で使用される素子であって、光取出し面側の表面およびその反対側の裏面を有するサファイア基板と、サファイア基板の表面に順に形成された、n−GaN層、発光層、p−GaN層および透明電極とを備えている。p電極は、透明電極上に形成され、n電極は、p−GaN層および発光層の一部が除去されて露出したn−GaN層上に形成されている。また、サファイア基板の裏面には、反射層、バリア層およびAuSn層が順に形成されている。
また、本発明の別の目的は、本発明のフェイスアップタイプ発光素子を精度よく簡単に製造することができる発光素子の製造方法を提供することである。
この構成によれば、発光層が発光すると、ほとんどの光は、p型窒化物半導体層を透過して、発光層に対して基板の反対側(光取出し面側)から取り出されるが、一部の光は、n型窒化物半導体層、基板および透明接着層を順に透過してから、透明接着層と反射メタルとの界面で反射され、その後、光取出し面から取り出される。
また、上記した組成の合金からなる反射メタルを基板に直接接着するのではなく、透明接着層を挟んで接着することにより、反射メタルと基板との密着性を向上させることができる。
このような構成の発光素子は、たとえば、光取出し面側の表面および当該表面の反対側の裏面を有し、発光層の発光波長に対して透明な基板ウエハの前記表面に、n型窒化物半導体層、前記発光層およびp型窒化物半導体層を順に積層して窒化物半導体積層構造部を形成する工程と、前記基板ウエハの前記裏面全面に、透明接着層を形成する工程と、前記透明接着層の裏面全面に、AgとPt族金属とCuとを含む合金からなる反射メタルを堆積する工程と、前記反射メタルの一部を前記基板ウエハの切断予定ラインに沿って選択的に露出させるように、前記反射メタルの裏面に接合メタルを形成する工程と、前記反射メタルの露出した部分をエッチングで除去することにより、前記透明接着層の一部を前記切断予定ラインに沿って選択的に露出させる工程と、前記基板ウエハの前記裏面からの処理により、露出した前記透明接着層および前記基板ウエハに、前記切断予定ラインに沿う分割ガイド溝を形成する工程と、前記分割ガイド溝に沿って前記基板を分割する工程とを含む、本発明の一の局面に係る発光素子の製造方法により製造することができる。
また、前者の一の局面に係る半導体装置の製造方法においては、反射メタルの形成に関して、まず、反射メタルを透明接着層の裏面全面に形成するので、反射メタルを透明接着層の裏面に接着する際に、レジストパターンなどのマスクを透明接着層の裏面に形成する必要がない。したがって、反射メタルを透明接着層に堆積させる際に、透明接着層と反射メタルとの界面にマスクの欠片等の異物が混入することを防止することができるので、透明接着層に対して反射メタルを優れた密着性で接着することができる。
また、前記反射メタルは、前記Pt族金属がPdであるAgPdCu合金からなることが好ましいが、前記Pt族金属がPtであるAgPtCu合金からなっていてもよい。前者の場合、前記反射メタルは、Pdを0.6%、Cuを0.2%の割合でそれぞれ含有していることが好ましい。
また、前記透明接着層は、ITOまたはZnOからなっていてもよい。また、前記接合メタルは、銀、半田またはAuSn合金からなっていてもよい。
また、上記発光素子は、前記反射メタルと前記接合メタルとの間に設けられたバリアメタルをさらに含むことが好ましく、その場合、TiW合金からなるバリアメタルを採用することができる。
前記発光素子は、互いに間隔を空けて前記基板の前記表面に離散して配置された複数の凸部の集合体からなる凸パターンをさらに含むことが好ましい。
前記複数の凸部は、行列状に配列されていてもよく、千鳥状に配列されていてもよい。
そして、上記発光素子を、前記光取出し面側を上方に向けたフェイスアップ姿勢で、樹脂パッケージで覆うことにより、発光素子パッケージを構成することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る発光素子1の模式的な平面図である。図2は、図1の発光素子1の模式的な底面図である。図3は、図1の発光素子1の模式的な断面図であって、図1の切断線A−Aでの断面を示している。図4Aは、図3の凸パターン20の一例を示す図である。図4Bは、図3の凸パターン20の他の例を示す図である。
発光素子1は、表面3および裏面4を有する基板2と、基板2の表面3に順に積層されたn型窒化物半導体層としてのn型GaN層6、発光層7(たとえばInGaN)およびp型窒化物半導体層としてのp型GaN層8からなる窒化物半導体積層構造部9とを含む。この実施形態では、基板2の表面3が光取出し面34(後述)側の面となっており、発光層7が発光すると、ほとんどの光は、p型GaN層8を透過して、発光層7に対して基板2の反対側(光取出し面34側)から取り出される。
基板2の裏面4には、透明接着層10、反射メタル11、バリアメタル12および接合メタル13がこの順に積層されている。透明接着層10は、その側面14(外郭)が基板2の側面5と面一に揃うように基板2の裏面4全面に形成されている。この透明接着層10上の反射メタル11、バリアメタル12および接合メタル13は、それらの側面15,16,17(外郭)が互いに面一に揃っており、揃った側面15,16,17が透明接着層10の側面14に対して内側において、個々のメタル11,12,13を区画している。したがって、図2に示すように、反射メタル11、バリアメタル12および接合メタル13は、透明接着層10の裏面に収まる大きさで形成されていて、発光素子1を光取出し面34の反対側(基板2の裏面4側)から見たときに、反射メタル11、バリアメタル12および接合メタル13を取り囲む透明接着層10の周縁部18(透明接着層10の裏面)が露出している。露出した周縁部18の幅は、たとえば、15μm〜100μmである。
透明接着層10は、たとえば、発光層7の発光波長λに対して透明な材料(たとえばITO(酸化インジウム錫)、ZnO(酸化亜鉛))からなる。なお、透明接着層10は、たとえば、20nm〜160nmの厚さであるとよい。とくに、厚さが20nm〜35nmであると、熱処理を行わなくても光吸収が少ないので好ましい。
窒化物半導体積層構造部9は、平面視で発光素子1とほぼ相似な長方形となるようにp型GaN層8からn型GaN層6が露出する深さまでエッチングされている。そして、n型GaN層6は、窒化物半導体積層構造部9から、基板2の表面3に沿う横方向に引き出された引き出し部21を有している。すなわち、引き出し部21は、n型GaN層6の延長部で構成されている。
引き出し部21の外周部23は、この実施形態では、基板2の厚さ方向において反射メタル11と対向しない程度の幅で形成されている。これにより、外周部23の上に電極などの部材が形成されても、その部材が反射メタル11と対向することにならないので(つまり、部材が光取り出しの際の障害物にならないので)、反射メタル11で反射した光の取り出し効率を向上させることができる。
この実施形態では、パッドスペース25は、窒化物半導体積層構造部9の長手方向一端部に配置され、配線スペース26は、パッドスペース25から当該長手方向にパッドスペース25の反対側に延びている。また、パッドスペース25の幅(直径)は、5μm程度であり、配線スペース26の幅は、5μm程度である。
n側メタル配線28は、たとえば、AlやCrからなる。この実施形態では、Alを引き出し部21(n型GaN層6)に接するように形成し、そのAl上にCrを形成することでn側メタル配線28を構成している。n側メタル配線28の厚さは、たとえば、1000nm程度である。
n側電極27に関しては、n側メタル配線28が、平面視で反射メタル11を長手方向に横切って、基板2の厚さ方向に反射メタル11と対向することになるが、n側メタル配線28が細線状に形成されているため、反射メタル11で反射した光の取り出し効率に与える影響が少なくて済む。一方、n側メタル配線28よりも幅が広いn側パッド29も反射メタル11に対向することになるが、このn側パッド29は反射メタル11の周縁部にしか対向していないので、n側メタル配線28と同様に、反射メタル11で反射した光の取り出し効率に与える影響が少ない。
この実施形態では、p側パッド32は、窒化物半導体積層構造部9の長手方向におけるn側パッド29の反対側に配置され、p側メタル配線33は、平面視において反射メタル11の外側を、直線部24上のn側メタル配線28と平行に敷設されている。とりわけ、p側メタル配線33は、直線部24上のn側メタル配線28を挟むように、当該n側メタル配線28に対して一方側および他方側に1本ずつ設けられ、それぞれのp側メタル配線33が、p側パッド32におけるn側パッド29から遠い側の端部に一体的に接続されている。
図5A〜図5Hは、図3の発光素子1の製造工程の一部を工程順に示す図である。
発光素子1を製造するには、たとえば、図5Aに示すように、基板ウエハ41(たとえば、厚さ600μm〜1000μmのウエハ)の表面3に、SiNからなる層(SiN層)を形成し、レジストパターン(図示せず)をマスクとするエッチングにより、このSiN層を複数の凸部19に分離して凸パターン20を形成する。次に、基板ウエハ41の表面3に、凸パターン20を覆うように、n型GaN層6、発光層7およびp型GaN層8をエピタキシャル成長させることにより、窒化物半導体積層構造部9を形成する。次に、たとえば、スパッタ法により、透明電極層30の材料(ITO等)を窒化物半導体積層構造部9上に堆積させることにより、透明電極層30を形成する。
次に、透明電極上にp側電極31を形成し、また、引き出し部21(n型GaN層6)上にn側電極27を形成する。
次に、図5Bに示すように、たとえば、スパッタ法により、透明接着層10の材料(ITO等)を基板ウエハ41の裏面4全面に堆積させることにより、裏面4全面を覆う透明接着層10を形成する。
次に、図5Dに示すように、バリアメタル12における基板ウエハ41の切断予定ライン42上の所定幅の領域を覆うようにレジストパターン43を形成し、そのレジストパターン43を介して、接合メタル13の材料(AuSn合金等)を堆積する。そして、接合メタル13の材料の不要部分(レジストパターン43上に堆積した部分)をレジストパターン43とともにリフトオフする。
図6A〜図6Hは、図3の発光素子1の他の製造工程の一部を工程順に示す図である。発光素子1は、以下の製造工程により製造することもできる。
次に、図6Cに示すように、透明接着層10における基板ウエハ41の切断予定ライン42上の所定幅の領域を覆うようにレジストパターン45を形成する。
次に、図6Eに示すように、反射メタル11、バリアメタル12および接合メタル13の各材料の不要部分(レジストパターン45上に堆積した部分)をレジストパターン45とともに同時にリフトオフする。
その後は、図6Gおよび図6Hに示すように、図5Gおよび図5Hの場合と同様に、レーザ加工機を用いて分割ガイド溝44を形成した後(図6G)、基板ウエハ41に外力を加えることにより、基板ウエハ41を各発光素子1の個片(チップ)に分割する(図6H)。これにより、図3の発光素子1の個片が得られる。
発光素子パッケージ51は、発光素子1と、支持基板52と、樹脂パッケージ53とを含む。
発光素子1は、基板2の表面3が上を向くようなフェイスアップ姿勢で接合メタル13が支持基板52に接合されることにより、支持基板52に配置されている。
そして、発光素子1のn側電極27(n側パッド29)と外部n側電極55とが、n側ワイヤ57によって接続されている。また、発光素子1のp側電極31(p側パッド32)と外部p側電極56とが、p側ワイヤ58によって接続されている。
樹脂パッケージ53を構成する樹脂には、蛍光体や反射剤が含有されているものがある。たとえば発光素子1が青色光を発光する場合、当該樹脂に黄色蛍光体を含有させることで発光素子パッケージ51は白色光を発光することができる。発光素子パッケージ51は、多数が集まることによって、電球などの照明機材に用いることもでき、また液晶テレビのバックライトや自動車等のヘッドランプに用いることもできる。
AgとPt族金属とCuとを含む合金からなる反射メタル11と透明接着層10との界面では、90%以上の高い反射率で光を良好に反射することができる。その結果、発光素子1の光取り出し効率を向上させることができるので、高輝度の発光素子1を実現することができる。
このような効果を実証するため、反射メタル11の材料および透明接着層10の有無以外は同じ条件を備える4つの発光素子1を作製し、それぞれの反射率、密着性および硫化の有無を調べた。結果は下記表1の通りとなった。
これに対し、Alからなる反射メタルを用いた実験例1では、反射率が87%でやや低く、Agからなる反射メタルを用いた実験例2では、反射率が97%優れるものの、密着性が低く、また反射メタルが硫化してしまった。
そのため、切断予定ライン42に沿って分割ガイド溝44を形成する際に、レーザ光を照射し易くなるため、透明接着層10および基板ウエハ41に、切断予定ライン42に沿う分割ガイド溝44を簡単に形成することができる。しかも、基板ウエハ41の切断予定ライン42上に配置されているのは透明な接着層であるため、分割ガイド溝44を形成する際のアライメント(位置決め)を精度よく行うことができる。
また、図5A〜図5Hの製造工程においては、反射メタル11の形成に関して、まず、反射メタル11を透明接着層10の裏面全面に形成するので(図5C)、反射メタル11を透明接着層10の裏面に接着する際に、レジストパターンなどのマスクを透明接着層10の裏面に形成する必要がない。したがって、反射メタル11を透明接着層10に堆積させる際に、透明接着層10と反射メタル11との界面にマスクの欠片等の異物が混入することを防止することができるので、透明接着層10に対して反射メタル11を優れた密着性で接着することができる。
たとえば、n側電極27およびp側電極31のレイアウトは、図8や図9に示すレイアウトであってもよい。
たとえば、図8および図9では、n型GaN層6の延長部で構成された引き出し部61は、その側面62が基板2の側面5と面一に揃う位置まで窒化物半導体積層構造部9の側面から外側に引き出された環状に形成されている。
そして、窒化物半導体積層構造部9は、全体として平面視で発光素子1とほぼ相似な長方形状に形成され、n側電極63が配置された部分において、n側電極63の形状に沿って内側に窪んだ凹面66を有している。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
2 基板
3 (基板の)表面
4 (基板の)裏面
5 (基板の)側面
6 n型GaN層
7 発光層
8 p型GaN層
9 窒化物半導体積層構造部
10 透明接着層
11 反射メタル
12 バリアメタル
13 接合メタル
14 (透明接着層の)側面
15 (反射メタルの)側面
16 (バリアメタルの)側面
17 (接合メタルの)側面
18 (透明接着層の)周縁部
19 凸部
20 凸パターン
21 引き出し部
22 (引き出し部の)側面
23 (引き出し部の)外周部
24 (引き出し部の)直線部
25 パッドスペース
26 配線スペース
27 n側電極
28 n側メタル配線
29 n側パッド
30 透明電極層
31 p側電極
32 p側パッド
33 p側メタル配線
34 光取出し面
41 基板ウエハ
42 切断予定ライン
43 レジストパターン
44 分割ガイド溝
45 レジストパターン
51 発光素子パッケージ
52 支持基板
53 樹脂パッケージ
54 絶縁基板
55 外部n側電極
56 外部p側電極
57 n側ワイヤ
58 p側ワイヤ
59 反射部
61 引き出し部
62 (引き出し部の)側面
63 n側電極
64 n側パッド
65 n側メタル配線
66 (窒化物半導体積層構造部の)凹面
67 p側電極
68 p側パッド
69 p側メタル配線
Claims (15)
- フェイスアップ姿勢で用いられる発光素子の製造方法であって、
光取出し面側の表面および当該表面の反対側の裏面を有し、発光層の発光波長に対して透明な基板ウエハの前記表面に、n型窒化物半導体層、前記発光層およびp型窒化物半導体層を順に積層して窒化物半導体積層構造部を形成する工程と、
前記基板ウエハの前記裏面全面に、透明接着層を形成する工程と、
前記透明接着層の裏面全面に、AgとPt族金属とCuとを含む合金からなる反射メタルを堆積する工程と、
前記反射メタルの一部を前記基板ウエハの切断予定ラインに沿って選択的に露出させるように、前記反射メタルの裏面に接合メタルを形成する工程と、
前記反射メタルの露出した部分をエッチングで除去することにより、前記透明接着層の一部を前記切断予定ラインに沿って選択的に露出させる工程と、
前記基板ウエハの前記裏面からの処理により、露出した前記透明接着層および前記基板ウエハに、前記切断予定ラインに沿う分割ガイド溝を形成する工程と、
前記分割ガイド溝に沿って前記基板を分割する工程とを含む、発光素子の製造方法。 - 前記接合メタルを形成する工程は、
前記切断予定ライン上の所定幅の領域を覆うようにレジストパターンを形成し、当該レジストパターンを介して前記接合メタルの材料を堆積する工程と、
前記接合メタルの材料の不要部分を前記レジストパターンとともにリフトオフする工程とを含む、請求項1に記載の発光素子の製造方法。 - 前記透明接着層の一部を選択的に露出させる工程は、前記反射メタルの露出した部分をドライエッチングする工程を含む、請求項1または2に記載の発光素子の製造方法。
- フェイスアップ姿勢で用いられる発光素子の製造方法であって、
光取出し面側の表面および当該表面の反対側の裏面を有し、発光層の発光波長に対して透明な基板ウエハの前記表面に、n型窒化物半導体層、前記発光層およびp型窒化物半導体層を順に積層して窒化物半導体積層構造部を形成する工程と、
前記基板ウエハの前記裏面全面に、透明接着層を形成する工程と、
前記透明接着層の一部を前記基板ウエハの切断予定ラインに沿って選択的に覆うように、前記透明接着層の裏面にマスクを形成する工程と、
前記マスク上および前記マスクから露出する前記透明接着層上に、AgとPt族金属とCuとを含む合金からなる反射メタルおよび接合メタルを順に堆積させる工程と、
前記反射メタルおよび前記接合メタルの前記マスク上の部分を前記マスクとともにリフトオフし、前記透明接着層の一部を前記切断予定ラインに沿って選択的に露出させるように前記反射メタルおよび前記接合メタルを残す工程と、
前記基板ウエハの前記裏面からの処理により、露出した前記透明接着層および前記基板ウエハに、前記切断予定ラインに沿う分割ガイド溝を形成する工程と、
前記分割ガイド溝に沿って前記基板を分割する工程とを含む、発光素子の製造方法。 - 前記窒化物半導体積層構造部を形成する工程は、厚さ600μm〜1000μmの前記基板ウエハ上に前記窒化物半導体積層構造部を形成する工程を含み、
前記窒化物半導体積層構造部の形成後、前記透明接着層の形成前に、前記基板ウエハを前記裏面から、200μm〜300μmの厚さになるまで研削する工程を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の発光素子の製造方法。 - 前記透明接着層を形成する工程は、前記透明接着層の材料をスパッタ法により前記基板ウエハの前記裏面に堆積させる工程を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の発光素子の製造方法。
- 前記透明接着層の一部を前記切断予定ラインに沿って選択的に露出させるときの露出幅は、30μm以上である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の発光素子の製造方法。
- 前記分割ガイド溝を形成する工程は、前記基板ウエハに対して前記裏面側からレーザ光を走査することによって前記分割ガイド溝を形成する工程を含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の発光素子の製造方法。
- 前記反射メタルは、前記Pt族金属がPdであるAgPdCu合金からなる、請求項1〜8のいずれか一項に記載の発光素子の製造方法。
- 前記反射メタルは、Pdを0.6%、Cuを0.2%の割合でそれぞれ含有している、請求項9に記載の発光素子の製造方法。
- 前記反射メタルは、前記Pt族金属がPtであるAgPtCu合金からなる、請求項1〜8のいずれか一項に記載の発光素子の製造方法。
- 前記透明接着層は、ITOまたはZnOからなる、請求項1〜11のいずれか一項に記載の発光素子の製造方法。
- 前記接合メタルは、Ag、半田またはAuSn合金からなる、請求項1〜12のいずれか一項に記載の発光素子の製造方法。
- 前記基板ウエハは、サファイア、GaNまたはSiCからなる、請求項1〜13のいずれか一項に記載の発光素子の製造方法。
- 前記発光波長は、450nmである、請求項1〜14のいずれか一項に記載の発光素子の製造方法。
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