(本開示の一態様にかかる端末装置100の実施形態の概要)
まず、図1を参照しながら、本開示の一態様にかかる端末装置100の実施形態の概要について説明する。図1は、本開示の一態様にかかる端末装置100の一構成例を示す図である。
本開示の一態様にかかる端末装置100は、コンテンツ情報を表示手段20に表示する端末装置100である。表示手段20は、操作表示部20が機能する。
本開示の一態様にかかる端末装置100は、情報取得手段31と、表示回数記憶手段40と、算出手段33と、表示制御手段35と、を有している。情報取得手段31は、情報取得部31が機能する。表示回数記憶手段40は、記憶部40が機能する。算出手段33は、興味解析部33が機能する。表示制御手段35は、表示制御部35が機能する。
情報取得手段31は、コンテンツ情報の内容に基づいて定められる第1の属性を有する一般コンテンツ情報と、第1の属性に加えてコンテンツ情報を提供する情報提供者に指定された第2の属性を有する広告コンテンツ情報と、をネットワークから収集し、情報記憶手段40に蓄積する。情報記憶手段40は、記憶部40が機能する。
表示回数記憶手段40は、情報記憶手段40に蓄積した複数のコンテンツ情報の中から表示手段20に表示したコンテンツ情報の情報表示回数と、表示手段20に表示したコンテンツ情報に対する閲覧操作が行われた際にコンテンツ情報の詳細情報を表示した詳細情報表示回数と、を第1の属性または第2の属性に区分して記憶する。
算出手段33は、情報表示回数に占める詳細情報表示回数の割合である詳細表示割合を第1の属性または第2の属性毎に算出する。
表示制御手段35は、広告コンテンツ情報の表示手段20における表示を、広告コンテンツ情報の有する第1の属性および第2の属性のそれぞれの詳細表示割合に基づいて制御する。
本開示の一態様にかかる端末装置100は、情報表示回数に占める詳細情報表示回数の割合である詳細表示割合を第1の属性または第2の属性毎に算出する。そして、広告コンテンツ情報の表示手段20における表示を、広告コンテンツ情報の有する第1の属性および第2の属性のそれぞれの詳細表示割合に基づいて制御する。これにより、ネットワークから収集した複数の広告コンテンツ情報の中からユーザに興味のある広告コンテンツ情報をユーザに提供することができる。
例えば、『サッカー』、『旅行』、『ファッション』の属性の詳細表示割合の高いユーザに対し、サッカーユニフォーム(サッカーANDファッション)や、サッカー観戦ツアー(サッカーAND旅行)の広告コンテンツ情報をユーザに提供することができる。以下、添付図面を参照しながら、本開示の一態様にかかる端末装置100の実施形態について詳細に説明する。
<端末装置100の構成例>
まず、図1を参照しながら、本実施形態の端末装置100の構成例について説明する。図1は、本実施形態の端末装置100の構成例を示す図である。
本実施形態の端末装置100は、例えば、PC、スマートフォンなど、各種の装置が適用可能である。
本実施形態の端末装置100は、図1に示すように、通信部10と、操作表示部20と、制御部30と、記憶部40と、を備えて構成される。
通信部10は、有線または無線により、インターネットなどのネットワークを介して、各種Webサーバ等に接続する。また、TV受信用アンテナおよびTVチューナを備え、TV番組表やTV番組放送を受信する。
操作表示部20は、例えば、タッチパネルディスプレイなどであり、各種情報を画面表示すると共に、ユーザによる操作入力を受ける。
制御部30は、端末装置100の制御を行う。制御部30は、情報取得部31と、カテゴリ判別部32と、興味解析部33と、選択部34と、表示制御部35と、キーワード抽出部36と、コンテンツ情報取得部37と、を備えて構成される。
情報取得部31は、通信部10によりネットワークを介して各種のWebサーバ200に接続し、設定に応じて所定種類の配信用情報を取得する。情報取得部31が取得する所定種類の配信用情報は、例えば、各種フィードなど、各種のWebサーバ200に配信用として格納された情報であり、端末装置100により再生対象となりうるコンテンツ情報の内容を示すものである。
取得対象とするフィードは、例えば、RSS(RDF site summary)フィードなど、XML(Extensible Markup Language)、Atom、RDF(Resource Description Framework)等、アグリゲータで解釈可能な各種情報を含んでよい。また、必ずしもOS(Operating System)がファイル形式として認識するものである必要はなく、例えば、バイナリ形式のデータを含んだものであってもよい。
また、各種SNS(Social Networking Service)を再生対象のコンテンツ情報とする場合、制御部30は、例えばAPI(Application Programming Interface)を用いることで実現できる。この場合、情報取得部31は、予め設定された人についてのアクティビティや投稿記事など、各種更新情報をAPIから取得する。
また、通信部10がTV受信用アンテナおよびTVチューナを備えた構成である場合、情報取得部31は、TV番組表を受信する。このことにより、情報取得部31は、視聴可能なTV番組についての各種情報を、再生対象となりうるコンテンツ情報の内容を示す所定種類の配信用情報として取得する。
また、再生対象のコンテンツ情報が、例えば、地域のWebちらしなど、特定の要約された種類の配信用情報が存在しない広告コンテンツ情報である場合、情報取得部31は、その再生対象の広告コンテンツ情報そのものをWebサーバ200等から取得する。なお、広告コンテンツ情報は、所定種類の配信用情報が存在しないものに限定せず、所定種類の配信用情報が存在するものもある。
このように、本実施形態の端末装置100で再生対象としうるコンテンツ情報は、端末装置100の構成に応じて、再生可能な任意の種類のコンテンツ情報を含んでよい。
これにより、本実施形態の情報取得部31は、コンテンツ情報の内容に基づいて定められる第1の属性を有する一般コンテンツ情報と、第1の属性に加えてコンテンツ情報を提供する情報提供者に指定された第2の属性を有する広告コンテンツ情報と、をネットワークから収集し、記憶部40に蓄積することができる。なお、第1の属性とは、後述するカテゴリ判別部32がコンテンツ情報の内容に基づいて判別するカテゴリを意味する。また、第2の属性とは、広告コンテンツ情報を提供する情報提供者のWebサーバ200側で指定されたカテゴリを意味する。
カテゴリ判別部32は、情報取得部31により取得された各種コンテンツ情報が、予め定められたカテゴリ単位の何れに分類されるかを判別する。
カテゴリ単位は、再生対象としうる多様なコンテンツ情報をその内容に応じて分類する分類単位であり、例えば、サッカー、野球、音楽、エンターテインメントなどを含んでよい。なお、コンテンツ情報は、1つのカテゴリに分類されず、複数のカテゴリに跨ることもある。例えば、コンテンツ情報がサッカーのニュースに関する内容である場合は、サッカー、ニュースの2つのカテゴリに跨ることになる。
また、予め定められたカテゴリ単位の一覧を示すカテゴリ単位テーブル41は、記憶部40に記憶される。カテゴリ単位テーブル41に含まれるカテゴリ単位の一覧は、初期設定として定められる構成であってもよく、ユーザ設定により登録できる構成であってもよい。
カテゴリ判別部32は、例えば、情報取得部31によるフィードの配信元情報により、再生対象とされるコンテンツ情報が含まれるカテゴリ単位を判別する。また、カテゴリ判別部32は、情報取得部31により取得された所定種類の配信用情報の内容を解析することにより判別してもよい。この場合、例えば、取得された所定種類の配信用情報に含まれるテキストデータに所定のキーワードが含まれるか否かで判別するなど、判別方法は各種の方法を用いることができる。
また、コンテンツ情報を取得する取得対象の情報ソースがカテゴリ毎にカテゴリ単位テーブル41に登録されている場合は、その情報ソースから取得したコンテンツ情報を、そのカテゴリに分類するコンテンツ情報として判別することも可能である。例えば、『サッカー』のカテゴリに、情報ソースA、B、Cが登録されている場合は、その情報ソースA、B、Cから取得したコンテンツ情報は、『サッカー』のカテゴリに分類されると判定する。なお、カテゴリ毎に収集する一日当たりのコンテンツ情報は、均一にすることが好ましい。これは、カテゴリ毎に収集する一日当たりのコンテンツ情報が異なると、ユーザの興味情報の解析精度が低下するためである。一日当たりのコンテンツ情報の収集が多いカテゴリは、相対的に操作表示部20に表示される表示回数が多くなり、そのカテゴリに対するユーザからの操作が行われやすくなるためである。なお、広告コンテンツ情報も1つの情報ソースとして扱うことが可能である。例えば、サッカーツアーやサッカーゲームソフトの広告コンテンツ情報の場合は、『サッカー』と『サッカーの広告』とのカテゴリに属すことになる。
興味解析部33は、再生対象とされたコンテンツ情報への操作内容に応じて、端末装置100のユーザの興味情報を解析する。興味解析部33による興味情報の解析では、コンテンツ情報の再生および記録に関連する操作として予め定められた操作が行われた場合に、その操作内容に応じて予め定められたポイントを、操作対象とされたコンテンツ情報に付与する。
例えば、Webブラウザ等によるコンテンツ情報の再生操作が行われた場合、再生対象のコンテンツ情報に1ポイント付与する。また、記憶部40への保存操作が行われた場合、保存対象とされたコンテンツ情報に3ポイント付与する。また、再生されたコンテンツに対して「いいね」ボタンなどにより投稿が行われた場合、そのコンテンツ情報に5ポイント付与する。また、コンテンツに対して削除の操作が行われた場合、削除対象とされたコンテンツ情報に−15ポイント付与する。
また、再生対象のコンテンツがWebサイトである場合、そのWebサイトを表示し続けている時間を滞在時間として所定のポイントを付与するようにしてもよい。このようにポイントを付与することにより、操作内容に応じてコンテンツ毎の重み付けを行う。
そして、興味解析部33は、ポイントが付与されたコンテンツ情報が含まれるカテゴリ単位毎にポイントを合算した累積ポイントを算出する。こうして興味解析部33は、カテゴリ単位毎の累積ポイントを比較することにより、各カテゴリ単位について、ユーザにとって興味の大きい順序を定める。この累積ポイントがユーザの興味を表す興味度となる。
なお、個々の一般コンテンツ情報や広告コンテンツ情報は、情報ソースに属しているため、個々の一般コンテンツ情報や広告コンテンツ情報への操作内容(コンテンツ情報へのアクセス頻度やアクセス時間)に応じて、ユーザにとって興味のある情報ソースやカテゴリを推定することができる。但し、情報ソースは、ユーザの興味が直接反映されるのに対して、カテゴリは、複数の情報ソースを含むため、カテゴリに属する複数の情報ソースに対するユーザの興味が反映されることになる。このため、カテゴリに対するユーザの興味は、そのカテゴリに属する複数の情報ソースに対する各々の興味の平均値を算出して求めることが好ましい。これにより、各カテゴリ単位について、ユーザにとって興味の大きい順序を定めることができる。
選択部34は、操作表示部20に表示する一覧画面への表示対象とするコンテンツ情報を選択する。一覧画面の表示形式は、設定に応じて各種定められてよい。選択部34は、設定された表示形式に応じて、一覧画面における表示対象とされる所定数のコンテンツ情報を、興味解析部33により解析された興味情報などを用いて選択する。例えば、情報ソースに対するユーザの興味と、カテゴリに対するユーザの興味と、を特定の関数(例えば、単純な和など)で算出したユーザの興味を用いて所定数のコンテンツ情報を選択する。例えば、カテゴリとしてサッカーが存在し、そのサッカーのカテゴリに属する情報ソースとして、サッカーニュース1、サッカーニュース2、サッカー広告1が存在するとする。この場合、サッカーのカテゴリに対して所定の操作を行うユーザに対してサッカー広告1を表示したりすることができる。また、サッカー広告1に対しても所定の操作を行うユーザに対して更に多くのサッカー広告1を表示することが可能となる。
なお、本実施形態における表示対象は、操作表示部20に一度に表示される表示内容に加えて、画面のスクロールにより表示される部分についても、所定の表示領域まで表示対象として扱う対象に含めることとしてよい。
表示制御部35は、ユーザの興味に合うコンテンツ情報の一覧を一覧画面として表示するための一覧用画像を生成する。一覧用画像は、表示対象とされた各コンテンツ情報に対応して生成され、テキストデータおよび画像などにより構成される。こうして、一覧用画像は、見た目の美しさを提供すると共に、Webブラウザによりリンク先のWebサイトを表示させるリンク元としても機能する。
また、表示制御部35は、情報取得部31により取得された所定種類の配信用情報を用いて、表示対象とされたコンテンツ情報に対応する一覧用画像を生成する。
また、表示制御部35は、一覧用画像を生成するために、詳細情報や画像情報など追加で取得が必要な所定種類の他の情報が存在する場合は、その所定種類の情報を追加情報として取得する。追加情報は、例えば、『サッカー』のカテゴリ単位については代表する画像データを対象となるWebサーバ200から取得するなど、表示対象とされたコンテンツ情報の種類に応じて予め定められてもよい。また、情報取得部31により取得された所定種類の配信用情報で一覧用画像を生成可能であれば、追加情報なしで一覧用画像を生成してもよい。
このように、表示制御部35は、情報取得部31により取得された所定種類の配信用情報を用いて、例えば、画像データと、RSSフィードに含まれる要約テキストデータと、を予め定められたレイアウトで配置するなどの方法により、表示対象として選択された各コンテンツ情報に対応する一覧用画像を生成する。
また、表示制御部35は、予め設定された一覧画面の表示形式に応じて、上記生成した一覧用画像を所定の画面フォーマット内に配置し、操作表示部20に表示させる一覧表示画面を生成する。一覧用画像は、興味解析部33で解析された興味情報に基づいて累積ポイント(興味度)の高いカテゴリ単位から順に並べられ、予め設定された一覧画面の表示形式に応じて、一覧表示画面の所定の画面フォーマット内に配置される。これにより、一覧表示画面には、ユーザが興味のあるカテゴリのコンテンツ情報が含まれることになる。なお、本実施形態では、一覧表示画面には、ユーザが興味のあるカテゴリの一般コンテンツ情報だけでなく広告コンテンツ情報も含まれることになる。
本実施形態における表示画面は、操作表示部20に一度に表示される表示内容に加えて、画面のスクロールにより表示される部分についても、所定の表示領域まで表示画面として扱う対象に含めることとしてよい。
キーワード抽出部36は、選択部34により表示対象として選択されたコンテンツ情報からテキストデータを抽出し、そのテキストデータから、所定のアルゴリズムにより所定種類の名詞等を、検索用のキーワードとして抽出する。
コンテンツ情報取得部37は、キーワード抽出部36により抽出されたキーワードと、操作表示部20で入力された関連性と、に基づいて、WebサイトやTV番組表等のネットワークや、記憶部40を検索し、キーワードの内容に関連するコンテンツ情報を取得する。これにより、コンテンツ情報取得部37は、選択部34により表示対象として選択されたコンテンツ情報の内容に関連するコンテンツ情報を取得することができる。本実施形態の表示制御部35は、表示対象として選択されたコンテンツ情報の内容に関連するコンテンツ情報を操作表示部20に表示する。選択部34により表示対象としたコンテンツ情報は、ユーザの興味情報に基づいて選択したコンテンツ情報であるため、そのコンテンツ情報のキーワードの内容に関連するコンテンツ情報は、ユーザに興味のあるコンテンツ情報となる。その結果、本実施形態の端末装置100は、ユーザが閲覧しているコンテンツ情報の内容に関連し、且つ、ユーザに興味のあるコンテンツ情報をユーザに提供することができる。
<端末装置100の処理動作例>
次に、本実施形態の端末装置100による動作例について、図2〜図9の画面遷移例を用いて説明する。図2は、本実施形態の端末装置100の処理動作例を示す。図3〜図9は、端末装置100による表示画面の遷移例を示す。
本実施形態の端末装置100では、操作表示部20に表示される表示画面に対してユーザにより行われた操作に応じて、興味解析部33が上述のように興味情報の解析を行う。こうした本実施形態の端末装置100でユーザが各種操作を行うための表示画面の遷移例を図3に示す。
端末装置100の操作表示部20には、OSにより構成されるアプリケーションの選択画面501が表示される。このアプリケーションの選択画面501では、例えば、図4に示すように、起動可能なアプリケーションを示すアイコン群601が表示される。そのアイコン群601の中には、本実施形態の一覧表示画面を実現するアプリケーションのアイコンも含まれることとする。図4では、本アプリケーションのロゴマーク602が含まれたアイコンとして示す。
アプリケーションの選択画面501で、本実施形態の機能を実現するアプリケーションのアイコンがクリックされると、図3に示すように、設定に応じて、時間順、または、カテゴリ順で構成されたコンテンツ情報の一覧表示画面が表示される。
時間順の一覧表示画面502では、例えば、図5に示すように、表示モード設定700として「時間順で表示」と表示され、更新からの経過時間範囲を示す表示単位701毎に、所定数の一覧用画像群702が表示される。図5の例では、表示単位701として、更新から5分以内の範囲を示す「5分前」、更新から5分より長く、30分以内の範囲を示す「30分前」、が更新からの経過時間順に配置される。また、それぞれの経過時間範囲である表示単位701に対して、所定数の一覧用画像が一覧用画像群702として配置され、時間順一覧表示画面502が構成される。図5では、2列で8個の一覧用画像が一覧用画像群702として配置されている。なお、表示単位701の一覧用画像の数は、固定数ではなく、任意の数にすることも可能である。例えば、「5分前」、「30分前」と時間帯が進むに従い、一覧用画像の数を増やすことも可能である。また、作成した一覧用画像が、表示単位701の一覧用画像の数に満たない場合は、複数の表示単位701を1つの表示単位701とすることも可能である。例えば、図5に示す「5分前」、「30分前」の表示単位701a、701bを統合し、1つの表示単位701とすることも可能である。
なお、時間順の一覧表示画面502の一覧用画像群702として配置される所定数の一覧用画像の表示順序は、ユーザの興味が高いコンテンツ情報の順番で表示する。これにより、更新からの経過時間範囲を示す表示単位701毎に、ユーザの興味が高いコンテンツ情報を表示することができる。但し、一覧用画像の表示順序は特に限定せず、任意の表示順序で一覧用画像を表示することも可能である。
カテゴリ順の一覧表示画面503では、例えば、図6に示すように、表示モード設定700として「カテゴリ順で表示」と表示され、表示対象とする表示カテゴリを示す表示単位701毎に、所定数の一覧用画像群702が表示される。図6の例では、表示単位701として、ユーザにとって興味のある表示カテゴリとされた順に「サッカー」、「音楽」が配置されている。また、それぞれの表示単位701である表示カテゴリに対して、所定数の一覧用画像が一覧用画像群702として配置され、カテゴリ順一覧表示画面503が構成される。図6では、2列で8個の一覧用画像が一覧用画像群702として配置されている。なお、表示単位701の一覧用画像の数は、固定数ではなく、任意の数にすることも可能である。また、表示単位701とされる表示カテゴリは、カテゴリ判別部32で判別されるカテゴリ単位と同一であってもよく、複数のカテゴリ単位をまとめたものであってもよい。例えば、「国内ニュース」の表示カテゴリが、「サッカーのニュース」「政治のニュース」などの所定のカテゴリ単位をまとめたものとして構成されてもよい。
なお、カテゴリ順の一覧表示画面503の一覧用画像群702として配置される所定数の一覧用画像の表示順序は、更新からの経過時間が早いコンテンツ情報の順番で表示する。これにより、表示対象とする表示カテゴリを示す表示単位701毎に、更新からの経過時間が早いコンテンツ情報を表示することができる。但し、一覧用画像の表示順序は特に限定せず、任意の表示順序で一覧用画像を表示することも可能である。
また、時間順の一覧表示画面502で、更新からの経過時間範囲を示す表示単位701をクリックすると、図3に示すように、その表示単位701の経過時間範囲に更新されたコンテンツ情報に対応する一覧用画像が並べられた時間帯内一覧表示画面504が表示される。
また、カテゴリ順の一覧表示画面503で、表示カテゴリを示す表示単位701をクリックすると、図3に示すように、その表示単位701の表示カテゴリに分類されるコンテンツ情報に対応する一覧用画像が並べられたカテゴリ内一覧表示画面505が表示される。
また、上述のような時間順一覧表示画面502、カテゴリ順一覧表示画面503、時間帯内一覧表示画面504、カテゴリ内一覧表示画面505のそれぞれで表示された一覧用画像群702の何れかの一覧用画像をクリックすると、図3に示すように、クリックされた一覧用画像に対応するコンテンツ情報の詳細表示画面506が表示される。
詳細表示画面506では、クリックされた一覧用画像に対応するコンテンツ情報が例えば、ニュース記事である場合、図7に示すように、記事のタイトル800と、代表画像801と、他の画像群802と、記事本文803とが画面中央部に表示される。図7の例では、他の画像群802として表示される何れかの画像がクリックされると、その画像が代表画像801として大きく表示される。
また、図7の例では、画面下部に保存ボタン811と、発信ボタン群812と、レコメンドボタン813〜816と、が表示される。
保存ボタン811は、代表画像801に表示されているコンテンツ情報を端末装置100の記憶部40に記憶させる操作入力を行うための操作入力部である。
発信ボタン群812は、例えば「いいね」、「コメント」、「ツィート」など、代表画像801に表示されているコンテンツ情報に対してユーザから発信を行う操作入力を行うための操作入力部である。
レコメンドボタン813〜816は、代表画像801に表示されているコンテンツ情報に対して、用意された関連性を有するコンテンツ情報の一覧を表示させる操作入力を行うための操作入力部である。このため、レコメンドボタン813〜816は、用意された複数の関連性の中から、操作入力する1つの関連性をユーザが選択入力するための選択入力部として機能する。
本実施形態では、レコメンドボタンの例として、行きたいボタン813と、見たいボタン814と、知りたいボタン815と、買いたいボタン816と、の閲覧アイコンが用意される。そして、この4つの関連性を示す閲覧アイコンの何れかがクリックされると、そのクリックされた関連性を有するコンテンツ情報の一覧を示す関連情報表示画面508が表示される。
行きたいボタン813は、代表画像801に表示されているコンテンツ情報に対して、場所を示す情報としての関連性を有するコンテンツ情報の一覧を示す関連情報表示画面508を表示させる。
見たいボタン814は、代表画像801に表示されているコンテンツ情報に対して、再生可能な動画情報としての関連性を有するコンテンツ情報の一覧を示す関連情報表示画面508を表示させる。
知りたいボタン815は、代表画像801に表示されているコンテンツ情報に対して、所定種類の名詞の意味を示す情報としての関連性を有するコンテンツ情報の一覧を示す関連情報表示画面508を表示させる。
買いたいボタン816は、代表画像801に表示されているコンテンツ情報に対して、商品を販売するWebサイトとしての関連性を有するコンテンツ情報の一覧を示す関連情報表示画面508を表示させる。
詳細表示画面506は、クリックされた一覧用画像に対応するコンテンツ情報の種類に応じて、その種類のコンテンツ情報を再生するものとして予め定められたアプリケーションやプラグインにより、そのコンテンツ情報の再生を行う。そして、コンテンツ情報の種類に応じて予め定められた操作入力部が表示される。
例えば、コンテンツ情報の種類がTV番組である場合、この詳細表示画面506でTV番組を視聴できると共に、TV番組の録画操作、タイマー録画設定等の各種操作を行うための操作入力部が表示される。
また、例えば、コンテンツ情報の種類が各種のSNSである場合、この詳細表示画面506では、選択された人についてのSNSでの投稿記事が投稿時間の新しい順に表示され、各投稿記事へのコメント、画像の装置内への記録等の各種操作を行うための操作入力部が表示される。
なお、詳細表示画面506を構成する詳細情報は、時間順一覧表示画面502、カテゴリ順一覧表示画面503、時間帯内一覧表示画面504、カテゴリ内一覧表示画面505が操作表示部20に表示された際に、バックグラウンドで予め読み込んでいる。そして、操作表示部20に表示された上記何れかの表示画面に表示されている一覧用画像群702の何れかの一覧用画像をクリックすると、そのクリックされた一覧用画像に対応するコンテンツ情報の詳細表示画面506が表示されるようになっている。これにより、情報の一覧表示から、詳細情報の表示画面への画面切替を早くすることができる。
また、上述のような時間順一覧表示画面502、カテゴリ順一覧表示画面503、時間帯内一覧表示画面504、カテゴリ内一覧表示画面505、詳細表示画面506の何れかから、設定画面を起動させることにより、図3に示すように、興味設定画面507が表示される。
興味設定画面507では、例えば、図8に示すように、カテゴリ単位を大きくまとめた大分類901毎に、表示カテゴリ群902が関連付けられて表示される。表示カテゴリ群902では、その大分類901に分類される表示カテゴリがまとめて表示される。また、各表示カテゴリについて、興味解析部33で解析された興味情報により、興味が大きくあるとされた順に色分けされて表示される。図8では、10段階の色分けで「よく見ている」から「あまり見ていない」まで段階分けして表示した場合の例を示す。
こうした興味設定画面507により、ユーザは興味解析部33で解析された興味情報が、各表示カテゴリについてどのようになっているかを確認することができる。また、不図示の設定ボタン等により、特定の表示カテゴリに分類されるコンテンツ情報だけを、上述した各一覧表示画面における一覧用画像群702に表示させないように設定できるようにしてもよい。
以上のような画面遷移により、ユーザが各種コンテンツ情報の再生および記録に関連する所定の操作入力を行うと、興味解析部33は、操作対象とされたコンテンツ情報に対するポイント付与を行い、カテゴリ単位毎に興味情報の解析を行うことになる。この興味情報の解析に基づく一覧表示画面の生成動作を図2に示す。
選択部34は、興味解析部33により解析された各カテゴリ単位についての累積ポイント(興味度)に基づいて、累積ポイント(興味度)の大きいカテゴリ単位から順にユーザにとって興味が大きいカテゴリ単位として、表示順序を設定する(ステップS1)。
なお、初回の電源投入時にはユーザ操作に応じたポイントの加算が行われておらず、従って累積ポイントも存在しないため、各カテゴリ単位に対してデフォルトとして予め定められたポイントに基づいて、各カテゴリ単位の表示順序を設定する。デフォルトとして定める各カテゴリ単位のポイントや表示順序は、設定等に応じて任意のものであってよい。
ここで、上述したアプリケーションの選択画面501において本実施形態の機能を実現するアプリケーションのアイコンがクリックされることで表示される初期の一覧表示画面が、時間順の一覧表示画面502として設定されているか、または、カテゴリ順の一覧表示画面503として設定されているかを、選択部34は確認する。
初期の一覧表示画面が時間順の一覧表示画面502として設定されている場合、選択部34は、上述した表示単位701となる更新からの各経過時間範囲について、累積ポイントの大きいカテゴリ単位から順に、そのカテゴリ単位に含まれるコンテンツ情報を表示対象とするよう、そのカテゴリ単位に含まれるコンテンツ情報を所定数まで抽出する(ステップS2)。
各表示単位701に対して、表示対象として一覧用画像群702に含める一覧用画像の数は、表示形式により予め定められている。このため、選択部34は、ステップS2の抽出として、各表示単位701に対して、表示対象とするコンテンツ情報をその一覧用画像の数だけ抽出する。この場合、選択部34は、更新からの経過時間範囲が所定の範囲内であるものについて、累積ポイントの大きいカテゴリ単位に含まれるものから順に、そのカテゴリ単位に含まれるコンテンツ情報を表示対象とするよう、所定数までコンテンツ情報を抽出する。
また、初期画面がカテゴリ順の一覧表示画面503として設定されている場合、選択部34は、累積ポイントの大きい表示カテゴリから順に、上位所定数の表示カテゴリについて、その表示カテゴリに分類されるカテゴリ単位に含まれるコンテンツ情報を表示対象とするよう、所定数までコンテンツ情報を抽出する(ステップS3)。
各表示単位701に対して、表示対象として一覧用画像群702に含める一覧用画像の数は、表示形式により予め定められている。このため、選択部34は、ステップS3の抽出として、各表示単位701に対して、表示対象とするコンテンツ情報をその一覧用画像の数だけ抽出する。この場合、選択部34は、累積ポイントの大きさが上位所定数の表示カテゴリについて、累積ポイントの大きいカテゴリ単位に含まれるものから順に、そのカテゴリ単位に含まれるコンテンツ情報を表示対象とするよう、所定数までコンテンツ情報を抽出する。
こうして表示対象とするコンテンツ情報が選択部34により抽出されると、表示制御部35は、抽出された表示対象のコンテンツ情報に対応する一覧用画像を生成する。一覧用画像を生成するために必要な情報は、例えば、代表画像と所定長さ範囲内の要約文など、コンテンツ情報に応じて予め定められていることとする。
このため、表示制御部35は、抽出された表示対象の各コンテンツ情報について、そのコンテンツ情報について情報取得部31で取得された所定種類の配信用情報で一覧用画像を生成するために必要な情報が十分であるか、不足しているかを確認する。不足している場合、表示制御部35は、例えば、代表画像のデータなど、その不足している詳細情報を追加情報として、配信元のWebサーバ等から取得する(ステップS4)。
表示対象の各コンテンツ情報について、一覧用画像を生成するために必要な情報が揃うと、表示制御部35は、それら情報を用いて各コンテンツ情報についての一覧用画像を生成する(ステップS5)。
次に、表示制御部35は、ステップS5で生成した一覧用画像を、予め設定された表示形式の一覧表示画面における所定位置に配置し、一覧表示画面を生成する(ステップS6)。
本実施形態では、ステップS5で生成した一覧用画像を、予め設定された表示形式の一覧表示画面における所定位置に配置する場合に、広告コンテンツ情報の一覧用画像がある場合は、その広告コンテンツ情報の内容と関連するコンテンツ情報の一覧用画像の傍に、その広告コンテンツ情報の一覧用画像を配置するようにする。
例えば、表示制御部35は、ステップS5で生成した一覧用画像の中に、広告コンテンツ情報の一覧用画像がある場合は、その広告コンテンツ情報のカテゴリ単位と、ステップS5で生成した他の一覧用画像のコンテンツ情報のカテゴリ単位と、を比較し、広告コンテンツ情報のカテゴリ単位と類似するカテゴリ単位のコンテンツ情報を特定する。例えば、ステップS5で生成した一覧用画像の中に、サッカーのアプリの広告コンテンツ情報の一覧用画像と、サッカーのニュースのコンテンツ情報の一覧用画像と、があると仮定する。また、サッカーアプリの広告コンテンツ情報は、『サッカーの広告』のカテゴリ単位に属し、サッカーのニュースのコンテンツ情報は、『サッカー』、『ニュース』のカテゴリ単位に属すと仮定する。この場合、双方のコンテンツ情報が『サッカー』に関するコンテンツ情報であるため、双方のコンテンツ情報の類似度が高くなる。この場合、表示制御部35は、図9に示すように、「サッカーのアプリの広告コンテンツ情報の一覧用画像」Fを、「サッカーのニュースのコンテンツ情報の一覧用画像」Eの傍に配置し、一覧表示画面を生成する。このように、コンテンツ情報のカテゴリ単位同士の類似度を比較し、広告コンテンツ情報との類似度が最も高いコンテンツ情報を、広告コンテンツ情報と関連するコンテンツ情報とすることも可能である。なお、双方のカテゴリ単位の類似度は、予め設定しておく。
また、コンテンツ情報のカテゴリ単位が同じ場合は、コンテンツ情報のカテゴリ単位同士を比較するのではなく、コンテンツ情報に含まれるキーワード同士を比較することも可能である。例えば、広告コンテンツ情報に含まれるキーワードと、他のコンテンツ情報に含まれるキーワードと、を比較し、双方のコンテンツ情報に出現するキーワードの出現数が最も高いコンテンツ情報を、広告コンテンツ情報の内容と関連するコンテンツ情報として特定することも可能である。なお、キーワードの出現数ではなくキーワードの出現率を用いることも可能である。出現率は、コンテンツ情報に含まれるキーワード数に占める双方のコンテンツ情報に出現するキーワード数の割合で算出することができる。出現率を用いることで、例えば、双方のコンテンツ情報に出現するキーワード数が多くても、コンテンツ情報に含まれるキーワード数が多い場合は、出現率が低くなる場合がある。また、双方のコンテンツ情報に出現するキーワード数が少なくても、コンテンツ情報に含まれるキーワード数が少ない場合は、出現率が高くなる場合がある。
これにより、表示制御部35は、ステップS5で生成した一覧用画像の中に、広告コンテンツ情報の一覧用画像がある場合は、その広告コンテンツ情報の内容と関連するコンテンツ情報の一覧用画像の傍に、その広告コンテンツ情報の一覧用画像を配置することができる。その結果、コンテンツ情報の一覧用画像と広告コンテンツ情報の一覧用画像との双方の関連性が目視でわかるため、広告コンテンツ情報の一覧用画像の閲覧確率を向上させることができる。
次に、興味解析部33は、操作表示部20で表示されている一覧用画像の各コンテンツに対する、再生要求、削除要求、無操作(他のコンテンツのみ操作)、保存、他のサービスへの情報発信、検索などの予め定められた操作を監視する(ステップS7)。
操作があった場合、興味解析部33は、上述のように操作対象とされたコンテンツ情報に対するポイント付与を行う。そして、その付与されたポイントを興味解析部33が上述のようにカテゴリ単位毎に合算することにより、各カテゴリ単位についての興味情報の解析を行う(ステップS8)。
また、上述したステップS1〜S8の一連の動作以降も興味解析部33は、ステップS7での各種コンテンツ情報の再生および記録に関連する所定の操作入力の監視を続ける。そして、所定の操作入力が行われる度に、興味解析部33は操作内容に応じて各カテゴリ単位における累積ポイントを更新する。
このようにすることで、次回に選択部34で表示対象として選択されるコンテンツ情報が変化し、結果として一覧表示画面を構成する一覧用画像が変化する。このため、ユーザが一覧表示画面で再生や記録などの各種操作を行うことを続けていくと、一覧表示画面を構成する一覧用画像が、よりいっそう利用者の興味を反映したものとなっていく。
なお、図9では、表示制御部35は、ステップS5で生成した一覧用画像の中に、広告コンテンツ情報の一覧用画像がある場合は、その広告コンテンツ情報の内容と関連するコンテンツ情報の一覧用画像の傍に、その広告コンテンツ情報の一覧用画像を配置することにしている。
しかし、ステップS5で生成した一覧用画像の中に、広告コンテンツ情報の一覧用画像がなくても、ステップS5で生成した一覧用画像のコンテンツ情報の内容に関連する広告コンテンツ情報の一覧用画像を表示することも可能である。ステップS5で生成した一覧用画像は、選択部34で選択された表示対象となるコンテンツ情報である。キーワード抽出部36は、選択部34により表示対象として選択されたコンテンツ情報からテキストデータを抽出し、そのテキストデータから、所定のアルゴリズムにより所定種類の名詞等を、検索用のキーワードとして抽出する。コンテンツ情報取得部37は、キーワード抽出部36により抽出されたキーワードの内容に基づいて、WebサイトやTV番組表等のネットワークや、記憶部40を検索し、キーワードの内容に関連する広告コンテンツ情報を取得する。これにより、コンテンツ情報取得部37は、選択部34により表示対象として選択されたコンテンツ情報の内容に関連する広告コンテンツ情報を取得することができる。表示制御部35は、ステップS5で生成したコンテンツ情報の一覧用画像と共に、コンテンツ情報取得部37が取得した広告コンテンツ情報の一覧用画像を操作表示部20に表示する。これにより、ユーザの興味情報に基づいて選択したコンテンツ情報の内容に関連する広告コンテンツ情報の一覧用画像を操作表示部20に表示することができる。ステップS5で生成した一覧用画像のコンテンツ情報は、ユーザの興味情報に基づいて選択したコンテンツ情報であるため、そのコンテンツ情報のキーワードの内容に関連する広告コンテンツ情報は、ユーザに興味のある広告コンテンツ情報となる。その結果、本実施形態の端末装置100は、ユーザが閲覧しているコンテンツ情報の内容に関連し、且つ、ユーザに興味のある広告コンテンツ情報をユーザに提供することができる。この場合も、図9と同様に、コンテンツ情報の一覧用画像の傍に、そのコンテンツ情報の内容に関連する広告コンテンツ情報の一覧用画像を配置することが好ましい。なお、コンテンツ情報取得部37は、選択部34により表示対象として選択されたコンテンツ情報の内容に関連する広告コンテンツ情報を複数取得することも可能である。この場合は、図9に示すように広告コンテンツ情報の一覧用画像を1つ表示するのではなく、図10に示すように、複数の広告コンテンツ情報の一覧用画像を表示することも可能である。図10では、コンテンツ情報の一覧用画像Eの傍に、そのコンテンツ情報の内容に関連する3つの広告コンテンツ情報の一覧用画像F−1〜F−3を表示している例を示している。
なお、上記例では、キーワード抽出部36は、表示対象となるコンテンツ情報からテキストデータを抽出し、そのテキストデータからキーワードを抽出している。しかし、キーワードは、例えば、コンテンツ情報を取得する際に使用する配信用情報から抽出することも可能である。例えば、RSSフィードに含まれる文字列からキーワードを抽出することも可能である。
また、上記例では、コンテンツ情報取得部37は、キーワード抽出部36により抽出されたキーワードの内容に基づいて、WebサイトやTV番組表等のネットワークや、記憶部40を検索し、キーワードの内容に関連する広告コンテンツ情報を取得する。表示制御部35は、コンテンツ情報取得部37が取得した広告コンテンツ情報を操作表示部20に表示している。この場合、表示制御部35は、選択部34により選択された表示対象とするコンテンツ情報に含まれるキーワードと、コンテンツ情報取得部37が取得した広告コンテンツ情報に含まれるキーワードと、を比較し、表示対象とするコンテンツ情報に含まれるキーワードと同じキーワードの出現率が所定の値以上の広告コンテンツ情報を操作表示部20に表示するようにすることも可能である。これにより、表示対象とするコンテンツ情報の内容により関連する広告コンテンツ情報を操作表示部20に表示することができる。例えば、表示対象とするコンテンツ情報に含まれるキーワードがA、B、Cと仮定する。また、コンテンツ情報取得部37が取得した広告コンテンツ情報αに含まれるキーワードAが1回出現したと仮定する。また、広告コンテンツ情報βに含まれるキーワードAが1回出現し、Bが1回出現したと仮定する。また、広告コンテンツ情報γに含まれるキーワードAが1回出現し、Bが1回出現し、Cが1回出現したと仮定する。また、所定の値が、80%とする。この場合、広告コンテンツ情報αは、表示対象とするコンテンツ情報に含まれるキーワードA、B、Cと同じキーワードの出現率が1/3となる。また、広告コンテンツ情報βは、表示対象とするコンテンツ情報に含まれるキーワードA、B、Cと同じキーワードの出現率が2/3となる。また、広告コンテンツ情報γは、表示対象とするコンテンツ情報に含まれるキーワードA、B、Cと同じキーワードの出現率が3/3となる。このため、表示制御部35は、表示対象とするコンテンツ情報に含まれるキーワードと同じキーワードの出現率が80%以上の広告コンテンツ情報γを操作表示部20に表示するようにする。これにより、コンテンツ情報の内容とより関連する広告コンテンツ情報を操作表示部20に表示することができるため、広告コンテンツ情報の閲覧確率を向上させることができる。なお、上記の出現率は、表示対象とするコンテンツ情報に含まれるキーワードと同じキーワード数を基に出現率を算出しているが、各キーワードの出現数も踏まえて出現率を算出することも可能である。例えば、各キーワードの出現数に応じた重み付けを施して出現率を算出することも可能である。
また、上記例では、コンテンツ情報取得部37は、キーワード抽出部36により抽出されたキーワードの内容に基づいて、WebサイトやTV番組表等のネットワークや、記憶部40を検索し、キーワードの内容に関連する広告コンテンツ情報を取得している。しかし、コンテンツ情報取得部37は、選択部34により選択された表示対象とするコンテンツ情報に付与されているタグと同一分類に属する広告コンテンツ情報を取得することも可能である。この場合、表示制御部35は、コンテンツ情報取得部37が取得した広告コンテンツ情報を操作表示部20に表示することもできるが、表示対象とするコンテンツ情報と広告コンテンツ情報との類似度を算出し、その算出した類似度が所定の値以上の広告コンテンツ情報を操作表示部20に表示することが好ましい。これにより、表示対象とするコンテンツ情報により関連する広告コンテンツ情報を操作表示部20に表示することができる。なお、類似度の算出方法は特に限定せず、任意の方法で算出することが可能である。また、上記の所定の値は任意に設定変更することが可能である。
また、コンテンツ情報取得部37は、選択部34により選択された表示対象とするコンテンツ情報のテキストデータやタイトルを形態素解析し、その解析結果を基に、コンテンツ情報の内容に関連する広告コンテンツ情報を取得することも可能である。この場合、表示制御部35は、コンテンツ情報取得部37が取得した広告コンテンツ情報を操作表示部20に表示することもできるが、コンテンツ情報取得部37が取得した広告コンテンツ情報の中の名詞の共起に基づくJaccard係数などを基に、表示対象とするコンテンツ情報と広告コンテンツ情報との類似度を算出し、その算出した類似度が所定の値以上の広告コンテンツ情報を操作表示部20に表示することが好ましい。これにより、表示対象とするコンテンツ情報の内容により関連する広告コンテンツ情報を操作表示部20に表示することができる。なお、類似度の算出方法は特に限定せず、任意の方法で算出することが可能である。また、上記の所定の値は任意に設定変更することが可能である。
また、図9、図10では、表示対象とするコンテンツ情報の傍に、そのコンテンツ情報の内容に関連する広告コンテンツ情報を表示するようにしている。しかし、コンテンツ情報と広告コンテンツ情報とを切り離して表示することも可能である。例えば、表示対象とするコンテンツ情報の本文の中に広告コンテンツ情報を表示するようにすることも可能である。具体的には、図9に示すコンテンツ情報の一覧用画像Eの中に広告コンテンツ情報を表示するようにする。または、図9に示すコンテンツ情報の一覧用画像Eをクリックした際に操作表示部20に表示される詳細表示画面506の中に広告コンテンツ情報を表示させるようにする。この場合も、コンテンツ情報と広告コンテンツ情報とを関連付けて操作表示部20に表示することになるため、広告コンテンツ情報の閲覧確率を向上させることができる。
また、表示対象とするコンテンツ情報の内容に関連する広告コンテンツ情報を予め設定された表示位置に表示するようにすることも可能である。この場合も、コンテンツ情報と広告コンテンツ情報とを関連付けて操作表示部20に表示することになるため、広告コンテンツ情報の閲覧確率を向上させることができる。なお、広告コンテンツ情報を表示する表示位置は、表示画面毎に任意に設定したりすることが可能である。
また、本実施形態の端末装置100は、時間順一覧表示画面502、カテゴリ順一覧表示画面503に表示されたコンテンツ情報の表示回数をカウントして記憶部40に記憶している。但し、コンテンツ情報には、コンテンツ情報の内容に基づいて定められる第1の属性を有する一般コンテンツ情報と、第1の属性に加えてコンテンツ情報を提供する情報提供者に指定された第2の属性を有する広告コンテンツ情報と、が含まれている。第1の属性とは、カテゴリ判別部32がコンテンツ情報の内容に基づいて判別するカテゴリを意味する。また、第2の属性とは、広告コンテンツ情報を提供する情報提供者のWebサーバ200側で指定されたカテゴリを意味する。この表示回数をTOP画面表示回数とする。また、時間順一覧表示画面502、カテゴリ順一覧表示画面503の一覧用画像をクリックして詳細表示画面506を表示したコンテンツ情報の表示回数をカウントして記憶部40に記憶している。この表示回数をDetail画面表示回数とする。
このため、本実施形態の端末装置100は、図11に示すように、TOP画面表示回数と、Detail画面表示回数と、をカテゴリ単位に区分して記憶部40に記憶する。図11に示す各カテゴリには、カテゴリ番号が付与されており、そのカテゴリ番号で各カテゴリを管理している。図11に示すカテゴリ番号が1〜6のカテゴリは、カテゴリ判別部32がコンテンツ情報の内容に基づいて判別する第1の属性のカテゴリである。また、図11に示すカテゴリ番号が101〜106のカテゴリは、広告コンテンツ情報を提供する情報提供者のWebサーバ200側で指定された第2の属性のカテゴリである。このため、本実施形態の端末装置100は、TOP画面表示回数と、Detail画面表示回数と、を第1の属性または第2の属性のカテゴリに区分して記憶部40に記憶している。
本実施形態の端末装置100の興味解析部33は、記憶部40に第1の属性または第2の属性のカテゴリに区分して記憶したTOP画面表示回数と、Detail画面表示回数と、を基に、TOP画面表示回数に占めるDetail画面表示回数の割合をクリックレート(詳細表示割合)として算出する。
クリックレート=TOP画面表示回数÷Detail画面表示回数
本実施形態の端末装置100は、興味解析部33がクリックレートを第1の属性または第2の属性のカテゴリ単位で算出することで、どのカテゴリのコンテンツ情報がユーザに閲覧されているかを把握することができる。これにより、クリックレートが高いカテゴリは、ユーザが興味のあるカテゴリと判断し、また、クリックレートが小さいカテゴリは、ユーザが興味のないカテゴリと判断することができる。なお、クリックレートが同じ場合は、TOP画面表示回数が大きい方のカテゴリをユーザが興味のあるカテゴリと判断する。
本実施形態の端末装置100は、時間順一覧表示画面502やカテゴリ順一覧表示画面503における広告コンテンツ情報の表示を、広告コンテンツ情報の有する第1の属性および第2の属性のそれぞれのカテゴリのクリックレートに基づいて制御し、クリックレートの高いカテゴリの第1の属性および第2の属性を有する広告コンテンツ情報を、時間順一覧表示画面502やカテゴリ順一覧表示画面503に優先的に表示するように表示対象とするコンテンツ情報を調整する。これにより、ユーザに興味のある広告コンテンツ情報を優先的に、時間順一覧表示画面502やカテゴリ順一覧表示画面503に表示することができる。
例えば、『サッカー』は、TOP画面表示回数が8回であり、Detail画面表示回数が4回であるため、クリックレートは、4/8となる。また、『野球』は、TOP画面表示回数が5回であり、Detail画面表示回数が2回であるため、クリックレートは、2/5となる。また、『エンタメ』は、TOP画面表示回数が4回であり、Detail画面表示回数が1回であるため、クリックレートは、1/4となる。また、『サッカーの広告』は、TOP画面表示回数が3回であり、Detail画面表示回数が3回であるため、クリックレートは、3/3となる。また、『野球の広告』は、TOP画面表示回数が5回であり、Detail画面表示回数が2回であるため、クリックレートは、2/5となる。また、『エンタメの広告』は、TOP画面表示回数が1回であり、Detail画面表示回数が1回であるため、クリックレートは、1/1となる。この場合、『サッカーの広告』と、『エンタメの広告』と、のクリックレートが同じになるが、『サッカー』が『エンタメ』よりもクリックレートが高いため、ユーザが興味のある広告コンテンツ情報のカテゴリの順番は、『サッカーの広告』→『エンタメの広告』→『野球の広告』の順番となる。そして、ユーザに興味のある『サッカーの広告』のコンテンツ情報を優先的に、時間順一覧表示画面502やカテゴリ順一覧表示画面503に表示するように表示対象とするコンテンツ情報を調整する。この場合、その『サッカーの広告』の広告コンテンツ情報の内容と関連するコンテンツ情報の傍に、その『サッカーの広告』の広告コンテンツ情報を表示するように調整する。例えば、『サッカーの広告』の広告コンテンツ情報の内容と関連するコンテンツ情報としては、双方のカテゴリが類似する『サッカー』が該当するため、『サッカー』のコンテンツ情報が『サッカーの広告』の広告コンテンツ情報と共に表示される場合は、その『サッカー』のコンテンツ情報の傍に『サッカーの広告』の広告コンテンツ情報を表示するように調整する。これにより、コンテンツ情報と広告コンテンツ情報との双方の関連性が目視でわかるため、広告コンテンツ情報の閲覧確率を向上させることができる。
なお、双方のカテゴリが類似するか否かの判定は、双方のカテゴリ単位の類似度を予め設定しておき、その類似度を基に特定することになる。
なお、上記例では、興味解析部33がカテゴリ単位で算出したクリックレートを用いて時間順一覧表示画面502やカテゴリ順一覧表示画面503に表示する表示対象とするコンテンツ情報を調整する例について説明した。しかし、カテゴリ単位で算出したクリックレートに応じたポイントを各カテゴリ単位毎の累積ポイント(興味度)に付与することも可能である。これにより、興味解析部33は、クリックレートに応じたポイントが付与されたカテゴリ単位毎の累積ポイントを比較し、各カテゴリ単位について、ユーザにとって興味の大きい順序を定めることができる。この場合、本実施形態の端末装置100は、図11に示す各カテゴリの累積ポイントを管理し、興味解析部33は、各カテゴリのクリックレートに応じたポイントを付与し、各カテゴリの累積ポイントを更新することになる。これにより、興味解析部33は、クリックレートに応じたポイントを付与した累積ポイントに基づいて、累積ポイントの大きいカテゴリ単位のコンテンツ情報を時間順一覧表示画面502やカテゴリ順一覧表示画面503に優先的に表示するように表示対象とするコンテンツ情報を調整することができる。なお、クリックレートに応じたポイントを付与した累積ポイントを基に調整するコンテンツ情報には、広告コンテンツ情報が含まれることになる。
なお、図11に示すカテゴリ毎の累積ポイントは、詳細表示画面506に表示されたコンテンツ情報の視聴時間に応じて変更することも可能である。例えば、詳細表示画面506に表示されたコンテンツ情報の視聴時間が長いほど、そのコンテンツ情報に対してポイントを多く付与する。これにより、視聴時間の長いコンテンツ情報のカテゴリの累積ポイントを多くすることができる。
また、図11に示すカテゴリ毎の累積ポイントは、詳細表示画面506に付与された保存ボタン811や、発信ボタン群812の操作の有無に応じて変更することも可能である。保存ボタン811は、詳細表示画面506に表示されたコンテンツ情報を保存する操作である。発信ボタン群812は、例えば「いいね」、「コメント」、「ツィート」など、詳細表示画面506に表示されたコンテンツ情報に対してユーザから発信を行う操作である。このため、保存ボタン811により保存された詳細表示画面506のコンテンツ情報に対してポイントを多く付与する。これにより、保存ボタン811により保存された詳細表示画面506のコンテンツ情報のカテゴリの累積ポイントを多くすることができる。なお、ユーザが保存ボタン811を用いてコンテンツ情報を保存した後、そのコンテンツ情報を再度表示させる行為は、コンテンツ情報を単位に保存しただけでその後一度も表示しないような場合と比較して、そのコンテンツ情報のカテゴリに非常に興味があることが推定される。このため、コンテンツ情報を保存ボタン811により保存した後、そのコンテンツ情報を再度表示させる行為については、そのコンテンツ情報のカテゴリの累積ポイントを更に多くするようにすることが好ましい。また、発信ボタン群812により詳細表示画面506に表示されたコンテンツ報に対して良い評価を行ったコンテンツ情報に対してポイントを多く付与する。これにより、発信ボタン群812により詳細表示画面506に表示されたコンテンツ情報に対して良い評価を行ったコンテンツ情報のカテゴリの累積ポイントを多くすることができる。
なお、上記の処理では、累積ポイントを多くする操作例について説明した。しかし、累積ポイントを少なくする操作も可能である。例えば、詳細表示画面506に表示されたコンテンツ情報を全く視聴しなかったり、保存ボタン811によりコンテンツ情報を保存しなかった場合に、そのコンテンツ情報のカテゴリの累積ポイントを少なくすることも可能である。また、コンテンツ情報をゴミ箱に捨てたり、保存ボタン811により保存したコンテンツ情報を保存対象のコンテンツ情報から取り消したなどの操作を行った場合に、そのコンテンツ情報のカテゴリの累積ポイントを少なくすることも可能である。また、発信ボタン群812により詳細表示画面506に表示されたコンテンツ情報に対して悪い評価を行ったコンテンツ情報のカテゴリの累積ポイントを少なくすることも可能である。
<本実施形態の端末装置100の作用・効果>
本実施形態の端末装置100は、時間順一覧表示画面502、カテゴリ順一覧表示画面503に表示されたコンテンツ情報(広告コンテンツ情報を含む)の表示回数(TOP画面表示回数)をカウントしてカテゴリ単位で記憶部40に記憶している。また、時間順一覧表示画面502、カテゴリ順一覧表示画面503の一覧用画像をクリックして詳細表示画面506を表示したコンテンツ情報の表示回数(Detail画面表示回数)をカウントしてカテゴリ単位で記憶部40に記憶している。興味解析部33は、TOP画面表示回数に占めるDetail画面表示回数の割合をクリックレートとしてカテゴリ単位で算出する。そして、表示制御部35は、時間順一覧表示画面502やカテゴリ順一覧表示画面503における広告コンテンツ情報の表示を、広告コンテンツ情報の有する第1の属性および第2の属性のそれぞれのカテゴリのクリックレートに基づいて制御し、クリックレートの高いカテゴリの第1の属性および第2の属性を有する広告コンテンツ情報を、時間順一覧表示画面502やカテゴリ順一覧表示画面503に優先的に表示するように表示対象とするコンテンツ情報を調整する。
これにより、情報取得部31がネットワークから収集した複数の広告コンテンツ情報の中からユーザに興味のある広告コンテンツ情報をユーザに提供することができる。
例えば、『サッカー』、『旅行』、『ファッション』の属性の詳細表示割合の高いユーザに対し、サッカーユニフォーム(サッカーANDファッション)や、サッカー観戦ツアー(サッカーAND旅行)の広告コンテンツ情報をユーザに提供することができる。この時、過去のサッカーシューズ(サッカーANDファッション)の広告コンテンツ情報に対してネガティブな反応(累積ポイントを少なくする操作)をしていれば、サッカーユニフォーム(サッカーANDファッション)よりもサッカー観戦ツアーを優先的にユーザに提供するようにする。
なお、上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
例えば、興味解析部33による興味情報の解析方法は、上述のようにコンテンツ情報への操作内容に応じてポイントを付与する方法に限定されず、コンテンツに対するユーザの興味の大きさを解析可能であれば任意の方法を用いてよい。
また、選択部34によるコンテンツの選択方法は、上述のように興味解析部33でカテゴリに付与されたポイントの大きい順に単純に選別する方法に限定されず、興味解析部33でのポイント付与の一定期間内での総合計値を報酬として強化学習などを行う方法など、任意の方法を用いてよい。
また、上記実施形態では、一覧用画像による一覧表示画面を生成することにしている。しかし、画像に限定せず、各種情報を含んだ一覧表示画面を生成することも可能である。
また、上記実施形態の情報処理システムを構成する各装置における制御動作は、ハードウェア、ソフトウェア、あるいは、両者の複合構成を用いて実行することも可能である。
なお、ソフトウェアを用いて処理を実行する場合には、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ内のメモリにインストールして実行させることが可能である。あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータ内のメモリにインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは、記録媒体としてのハードディスクやROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことが可能である。あるいは、プログラムは、リムーバブル記録媒体に一時的、あるいは、永続的に格納(記録)しておくことが可能である。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することが可能である。リムーバブル記録媒体は、磁気ディスク、半導体メモリなどの各種記録媒体があげられる。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールすることになる。また、ダウンロードサイトからコンピュータに無線転送することになる。また、ネットワークを介してコンピュータに有線で転送することになる。
また、上記実施形態の情報処理システムを構成する各装置は、上記実施形態で説明した処理動作に従って時系列的に処理を実行するだけに限定するものでない。例えば、処理を実行する装置の処理能力、あるいは、必要に応じて並列的にあるいは個別に処理を実行するように構築することも可能である。