<本発明の一態様にかかる情報処理装置100の概要>
まず、図1を参照しながら、本発明の一態様にかかる情報処理装置100について説明する。図1は、本発明の一態様にかかる情報処理装置100の構成例を示す。
本発明の一態様にかかる情報処理装置100は、取得手段、纏め手段、選択手段、表示制御手段を有して構成する。
取得手段は、ネットワークを介して複数のコンテンツ情報を取得する。取得手段は、コンテンツ情報取得部41が機能する。
纏め手段は、取得手段により取得する複数のコンテンツ情報の中に、内容が一致するコンテンツ情報がある場合に、その内容が一致するコンテンツ情報を、その内容を特定する項目に紐付ける。纏め手段は、纏め部44が機能する。
選択手段は、取得手段により取得する複数のコンテンツ情報の中から表示手段に表示する表示対象のコンテンツ情報を複数選択する。表示手段は、操作表示部20が機能する。選択手段は、コンテンツ情報選択部45が機能する。
表示制御手段は、選択手段で選択された複数の表示対象のコンテンツ情報を表示手段に表示する。表示制御手段は、表示制御部46が機能する。
本発明の一態様にかかる選択手段は、表示対象のコンテンツ情報の中に、同一の項目に紐付けられた複数のコンテンツ情報が存在する場合は、その同一の項目に紐付けられた複数のコンテンツ情報の中から同一の項目を代表する代表コンテンツ情報を表示対象のコンテンツ情報として選択する。そして、表示制御手段は、選択手段で選択された代表コンテンツ情報を表示手段に表示した場合は、その代表コンテンツ情報の項目に紐付けられた複数のコンテンツ情報を表示手段に一覧表示する一覧表示手段を、表示手段に表示した代表コンテンツ情報に対する所定の操作に応じて有効にするか否かを切り替える。
本発明の一態様にかかる情報処理装置100は、表示対象のコンテンツ情報の中に、同一の項目に紐付けられた複数のコンテンツ情報が存在する場合は、その同一の項目に紐付けられた複数のコンテンツ情報の中から同一の項目を代表する代表コンテンツ情報を表示手段に表示することにしている。これにより、表示手段に表示される複数のコンテンツ情報が同じ内容になってしまうことを防止することができるため、表示手段に表示される複数のコンテンツ情報を閲覧者にとって閲覧し易くすることができる。また、表示手段に表示した代表コンテンツ情報の項目に紐付けられた複数のコンテンツ情報を表示手段に一覧表示する一覧表示手段を、表示手段に表示した代表コンテンツ情報に対する所定の操作に応じて有効にするか否かを切り替えることにしている。このため、代表コンテンツ情報の項目に紐付けられた複数のコンテンツ情報の一覧を表示手段に簡単な操作で表示することができる。以下、添付図面を参照しながら、本発明の一態様にかかる情報処理装置100について詳細に説明する。
<情報処理装置100の構成例>
まず、図1を参照しながら、本実施形態の情報処理装置100の構成例について説明する。図1は、本実施形態の情報処理装置100の構成例を示す図である。情報処理装置100としては、例えば、PC、スマートフォンなど各種の機器が該当する。
本実施形態の情報処理装置100は、通信部10、操作表示部20、記憶部30、制御部40を有して構成する。
通信部10は、有線または無線により、インターネットなどのネットワークを介して、各種Webサーバ200等に接続する。また、TV受信用アンテナおよびTVチューナを備え、TV番組表やTV番組放送を受信する。
操作表示部20は、例えばタッチパネルディスプレイなどであり、各種コンテンツ情報を画面表示すると共に、ユーザによる操作入力を受け付ける。操作表示部20に表示するコンテンツ情報としては、映像、画像、音楽、記事、広告、あるいはそれらを組み合わせた各種情報があげられる。
記憶部30は、各種情報を記憶する。本実施形態の記憶部30は、コンテンツ情報蓄積部31を有している。コンテンツ情報蓄積部31は、ネットワーク上の各種Webサーバ200等に格納されている各種コンテンツ情報を取得して予め定めたカテゴリ毎に分類して蓄積する。コンテンツ情報蓄積部31は、例えば、図2に示すような情報ソーステーブルに基づいてインターネット上の各種Webサーバ200等から取得したコンテンツ情報を記憶する。図2に示す情報ソーステーブルは、「政治」、「経済」、「スポーツ」などのカテゴリが各URIに紐付けられている。コンテンツ情報は、このURIに基づいて取得したRSSやAtomフィードに含まれる記事の1つ1つのようなものである。これにより、コンテンツ情報蓄積部31には、様々なカテゴリの各種コンテンツ情報が蓄積されることになる。
制御部40は、情報処理装置100の制御を行う。本実施形態の制御部40は、コンテンツ情報取得部41、個人的注目度解析部42、社会的注目度解析部43、纏め部44、コンテンツ情報選択部45、表示制御部46を有している。
コンテンツ情報取得部41は、通信部10によりネットワークを介して各種Webサーバ200に接続し、各種コンテンツ情報を取得する。コンテンツ情報取得部41が取得した各種コンテンツ情報は、コンテンツ情報蓄積部31にカテゴリ毎に分類して蓄積する。
個人的注目度解析部42は、各コンテンツ情報に対するユーザの興味推定値である個人的注目度を求める。コンテンツ情報蓄積部31には、各種コンテンツ情報を予め定めたカテゴリ毎に分類して蓄積している。個人的注目度解析部42は、コンテンツ情報蓄積部31に蓄積された各種コンテンツ情報の個人的注目度を求める。これにより、どのコンテンツ情報の個人的注目度が高く、どのコンテンツ情報の個人的注目度が低いのかを把握することができる。個人的注目度は、ユーザ個人のコンテンツ情報に対する嗜好の度合いを特定する指標となる値であり、ユーザ個人の評価指標によって得られる。個人的注目度は、コンテンツ情報に対する得点、偏差値、順位、あるいはそれらを組み合わせたものがあげられる。個人的注目度の高いコンテンツ情報は、ユーザ個人がそのコンテンツ情報に興味があることを意味し、個人的注目度の低いコンテンツ情報は、ユーザ個人がそのコンテンツ情報に興味がないことを意味する。コンテンツ情報蓄積部31は、各種コンテンツ情報をカテゴリ毎に分類して蓄積している。このため、個人的注目度の高いコンテンツ情報のカテゴリは、注目度が高くなり、個人的注目度の低いコンテンツ情報のカテゴリは、注目度が低くなる。これにより、カテゴリに対する注目度も求めることができる。
個人的注目度は、例えば、操作表示部20に表示したコンテンツ情報に対するユーザ操作およびそのコンテンツ情報に含まれるキーワードを用いて決定する。ユーザ操作としては、例えば、コンテンツ情報を開いた、コンテンツ情報を開かなかった、コンテンツ情報に対して良いコメントをした、コンテンツ情報に対して悪いコメントをした、コンテンツ情報を保存した、コンテンツ情報を捨てたなどの操作があげられる。このユーザ操作の中で、コンテンツ情報を開いた、コンテンツ情報に対して良いコメントをした、コンテンツ情報を保存したなどの操作は、個人的注目度と正の相関を示す操作に該当する。また、コンテンツ情報を開かなかった、コンテンツ情報に対して悪いコメントをした、コンテンツ情報を捨てたなどの操作は、個人的注目度と負の相関を示す操作に該当する。これにより、個人的注目度と正の相関を示す操作が行われたコンテンツ情報に含まれるキーワードと同じキーワードを含むコンテンツ情報は、個人的注目度が高くなり、個人的注目度と負の相関を示す操作が行われたコンテンツ情報に含まれるキーワードと同じキーワードを含むコンテンツ情報は、個人的注目度が低くなる。なお、コンテンツ情報の個人的注目度は、ユーザ操作によって求められるため、学習速度が遅い。
社会的注目度解析部43は、各コンテンツ情報に対する他ユーザの興味推定値である社会的注目度を求める。コンテンツ情報蓄積部31には、各種コンテンツ情報を予め定めたカテゴリ毎に分類して蓄積している。社会的注目度解析部43は、コンテンツ情報蓄積部31に蓄積された各種コンテンツ情報の社会的注目度を求める。これにより、どのコンテンツ情報の社会的注目度が高く、どのコンテンツ情報の社会的注目度が低いのかを把握することができる。社会的注目度は、複数のユーザのコンテンツ情報に対する相対的な嗜好の度合いを特定する指標となる値であり、複数のユーザの評価指標によって得られる。社会的注目度は、コンテンツ情報に対する得点、偏差値、順位、あるいはそれらを組み合わせたものがあげられる。社会的注目度の高いコンテンツ情報は、複数のユーザが相対的にそのコンテンツ情報に興味があることを意味する。社会的注目度の低いコンテンツ情報は、複数のユーザが相対的にそのコンテンツ情報に興味がないことを意味する。社会的注目度は、例えば、コンテンツ情報に対するツイート数に基づいて決定する。また、コンテンツ情報を気に入ったユーザ数に基づいて決定する。また、コンテンツ情報のページビュー、PageRankなどの他のユーザによるコンテンツ情報の閲覧操作によって決定しても良い。コンテンツ情報の社会的注目度は、複数のユーザによってリアルタイムに求められるため、学習速度が早い。各コンテンツ情報に対する社会的注目度は、Webサーバ200等から纏めて取得することも可能である。
纏め部44は、内容が一致する複数のコンテンツ情報を、その内容を特定する項目に紐付けて纏めてグループ化する。纏め部44は、コンテンツ情報蓄積部31に蓄積された各種コンテンツ情報の内容を解析し、内容が一致するコンテンツ情報がある場合に、その内容が一致するコンテンツ情報を、その内容を特定する項目に紐付けて纏めてグループ化する。コンテンツ情報の内容が一致するか否かは、例えば、コンテンツ情報に含まれる主要なキーワードを比較し、主要なキーワードが一致する場合は、コンテンツ情報の内容が一致すると判断する。主要なキーワードは、形態素解析などを用いることで名詞等のキーワードをコンテンツ情報から抽出し、その抽出したキーワードの中からキーワードの出現頻度等によりコンテンツ情報の内容を特定することが可能な主要なキーワードを抽出する。他の基準によりコンテンツ情報の内容が一致するか否かを判断してもよく、例えば主要なキーワードに代えて、または主要なキーワードとともに、コンテンツ情報に含まれる画像の類似やコンテンツ情報配信日の近接等を判断基準としてもよい。纏め部44は、内容が一致するコンテンツ情報がある場合に、双方のコンテンツ情報の中で一致した主要なキーワードを、内容を特定する項目とし、その主要なキーワードに紐付けて複数のコンテンツ情報を纏める。
コンテンツ情報選択部45は、操作表示部20に表示する表示対象のコンテンツ情報を選択する。コンテンツ情報選択部45は、表示対象のコンテンツ情報を表示する際の表示画面の表示形式に応じて、表示対象とされる所定数のコンテンツ情報を、個人的注目度解析部42で求めた個人的注目度、社会的注目度解析部43で求めた社会的注目度などを用いて選択する。なお、本実施形態において表示対象とは、操作表示部20に一度に表示される表示画面に加えて、表示画面のスクロールにより表示される画面についても、表示対象として扱う対象に含める。
コンテンツ情報選択部45は、表示対象とされる所定数のコンテンツ情報の中に、纏め部44により同一の項目に紐付けられたコンテンツ情報が複数存在する場合は、その同一の項目に紐付けられた複数のコンテンツ情報の中から代表的な1つのコンテンツ情報を表示対象とされるコンテンツ情報として選択する。代表的な1つのコンテンツ情報は、例えば、同一の項目に紐付けられた複数のコンテンツ情報の中で最も注目度の高いコンテンツ情報とすることが好ましい。この場合、個人的注目度解析部42で求めた個人的注目度が最も高いコンテンツ情報、社会的注目度解析部43で求めた社会的注目度が最も高いコンテンツ情報、個人的注目度解析部42で求めた個人的注目度と社会的注目度解析部43で求めた社会的注目度とを総合した総合注目度が最も高いコンテンツ情報を代表的な1つのコンテンツ情報にする。総合注目度は、個人的注目度と社会的注目度とを単に加算した値にしても良く、また、個人的注目度と社会的注目度とに対して任意の重み付けを施して加算した値にしても良い。この場合、個人的注目度に施す重み付けと社会的注目度に施す重み付けとを任意に設定変更するようにすることも可能である。例えば、初期の段階は、個人的注目度の学習速度が遅いため、個人的注目度の重み付けを社会的注目度よりも大きくするようにし、個人的注目度の学習が蓄積されていくに従い、個人的注目度の重み付けを小さくしていき最終的に社会的注目度と同じ重み付けにするようにしても良い。
また、代表的なコンテンツ情報は、コンテンツ情報のページビュー、PageRankなどの他のユーザによる注目度によって決定しても良いし、情報量(文字数や写真の有無)などで決定しても良い。また、コンテンツ情報の一般的(マス的、平均値、社会的)な重要度を求めても良い。一定時間あたりの平均アクセス数、GoogleのPageRank、サイト内での扱い方(pickupされているか、掲載場所はどこかなど)から重要度を計算する。
表示制御部46は、コンテンツ情報選択部45で表示対象とされたコンテンツ情報を操作表示部20に表示する。この場合、表示制御部46は、コンテンツ情報蓄積部31に蓄積されたコンテンツ情報を用いて、コンテンツ情報選択部45で表示対象とされたコンテンツ情報に対応する一覧用画像を生成する。なお、表示制御部46は、一覧用画像を生成するために、詳細情報や画像データなどの追加で取得が必要な所定種類の他の情報が存在する場合は、その所定種類の情報を追加情報として取得する。例えば、コンテンツ情報に画像データが存在しない場合は、そのコンテンツ情報のカテゴリに対応する画像データを取得する。カテゴリに対応する画像データは、Webサーバ200等から取得して記憶部30等に予め記憶しておく。なお、コンテンツ情報蓄積部31に蓄積されたコンテンツ情報で一覧用画像を生成可能であれば、追加情報なしで一覧用画像を生成する。なお、表示制御部46は、コンテンツ情報の取得のために配信される配信用情報を基に表示対象とされたコンテンツ情報の一覧用画像を作成することも可能である。配信用情報としては、RSSやAtomフィードなどの各種フィードがあげられる。
表示制御部46は、コンテンツ情報蓄積部31に蓄積されたコンテンツ情報を用いて、例えば、画像データ、RSSフィードに含まれる要約テキストデータを予め定められたレイアウトで配置するなどの方法により、表示対象として選択された各コンテンツ情報に対応する一覧用画像を生成する。
次に、表示制御部46は、設定された一覧画面の表示形式に応じて、上記生成した一覧用画像を所定の画面フォーマット内に配置し、操作表示部20に表示させる一覧表示画面を生成し、操作表示部20に表示する。一覧用画像は、個人的注目度解析部42で求めた個人的注目度と、社会的注目度解析部43で求めた社会的注目度と、に基づいて総合注目度の高いカテゴリ単位から順に並べられ、設定された表示形式に応じて、一覧表示画面の所定の画面フォーマット内に配置される。
なお、表示制御部46は、纏め部44により同一の項目に紐付けられたコンテンツ情報の一覧用画像がある場合は、その同一の項目に紐付けられたコンテンツ情報の数を一覧用画像に併せて表示する。これにより、閲覧者は、一覧用画像に併せて表示した数を基に、その一覧用画像のコンテンツ情報と同じ内容のコンテンツ情報がいくつあるかを把握することができる。
<操作表示部20に表示される画面遷移例>
次に、図3〜図5を参照しながら、操作表示部20に表示される画面遷移例について説明する。図3は、操作表示部20に表示される画面遷移例を示す。図4は、時間順一覧表示画面301の構成例を示す。図5は、カテゴリ順一覧表示画面302の構成例を示す。
本実施形態の機能を実現するアプリケーションのアイコンが操作表示部20でクリックされると、設定に応じて、図3に示すように、時間順またはカテゴリ順で構成されたコンテンツ情報の一覧表示画面301、302が操作表示部20に表示される。
時間順一覧表示画面301は、例えば、図4に示すように、表示モード設定400として「時間順」と表示され、コンテンツ情報の配信時間帯を示す表示単位401毎に、一覧用画像群402が表示される。表示モード設定400は、時間順一覧表示画面301またはカテゴリ順一覧表示画面302を操作表示部20に表示する場合に設定する。図4の例では、時間順に設定されている。また、図4の例では、表示単位401として、「12月20日の夕方」が表示されている。表示単位401は、朝、昼、午後、夕方、夜などの各種時間帯が時系列で順次表示される。このため、例えば、図4の一覧用画像群402が表示されている箇所を左横にスクロール操作すると、「12月20日の夕方」の前の時間帯である「12月20日の午後」が操作表示部20上に表示される。また、各表示単位401に対して、所定数ずつの一覧用画像が一覧用画像群402として配置される。一覧用画像群402に配置される所定数の一覧用画像は、配信時間帯の中で注目度の高いコンテンツ情報から順番に配置される。例えば、注目度の高いコンテンツ情報から順番に表示領域A、B、C、D、E、Fの順に配置されて表示される。なお、表示領域Aに表示されるコンテンツ情報は、纏め部44により同一の項目に紐付けられたコンテンツ情報であるため、その項目に紐付けられたコンテンツ情報の数を示す「21」の情報が表示されている。これにより、表示領域Aに表示されたコンテンツ情報と同じ内容のコンテンツ情報が21個存在することをユーザが容易に把握することができる。なお、他の表示領域B〜Fに表示されるコンテンツ情報は、纏め部44により同一の項目に紐付けられたコンテンツ情報でないため、数が表示されていない。また、図4では、操作表示部20の左端に各カテゴリを示すカテゴリインデックス403が表示されている。カテゴリインデックス403は、コンテンツ情報蓄積部31にカテゴリ毎にコンテンツ情報を蓄積した際に使用したカテゴリの一覧を示すものであり、注目度の高いカテゴリから順番に降順で表示される。なお、図4に表示されていないカテゴリについては、図4のカテゴリインデックス403が表示されている箇所を上方向にスクロール操作することで順次表示される。カテゴリ単位の注目度は、カテゴリ毎のコンテンツ情報で求めた個人的注目度を基に求める。これにより、情報処理装置100を操作するユーザが興味のあるカテゴリの注目度は高くなり、操作表示部20に優先的に表示されることになる。また、ユーザが興味のないカテゴリの注目度は低くなり、操作表示部20に優先的に表示され難くなる。図4では、「デザイン・アート」のカテゴリの注目度が最も高く、「音楽」→「ファッション」の順番に注目度が低くなっているため、「デザイン・アート」→「音楽」→「ファッション」の降順で表示されている。
カテゴリ順一覧表示画面302は、例えば、図5に示すように、表示モード設定400として「カテゴリ順」と表示され、表示対象とする表示カテゴリを示す表示単位401毎に、一覧用画像群402が表示される。図5の例では、表示単位401として、最も注目度の高い「デザイン・アート」が表示されている。表示単位401は、注目度の高いカテゴリ順に順次表示される。このため、例えば、図5の一覧用画像群402が表示されている箇所を左横にスクロール操作すると、「デザイン・アート」の次に注目度が高い「音楽」が表示される。また、各表示単位401である表示カテゴリに対して、所定数ずつの一覧用画像が一覧用画像群402として配置される。一覧用画像群402に配置される所定数の一覧用画像は、カテゴリ単位の中で注目度の高いコンテンツ情報から順番に配置される。例えば、注目度の高いコンテンツ情報から順番に表示領域A、B、C、D、E、Fの順に配置されて表示される。表示領域A〜Fに表示されるコンテンツ情報の一覧用画像は、コンテンツ情報蓄積部31にカテゴリ毎に蓄積された所定範囲の時間帯内のコンテンツ情報の中から注目度が高い順にコンテンツ情報の一覧用画像を表示しても良く、また、コンテンツ情報蓄積部31にカテゴリ毎に蓄積された最新の時間帯内のコンテンツ情報の中から注目度が高い順にコンテンツ情報の一覧用画像を表示しても良い。
なお、図4に示す時間順一覧表示画面301で、コンテンツ情報の配信時間帯を示す表示単位401をクリックすると、図3に示すように、その表示単位401の時間帯に配信されたコンテンツ情報に対応する一覧用画像が並べられた時間帯内一覧表示画面303が操作表示部20に表示される。
また、図4に示す時間順一覧表示画面301で、表示モード設定400として「カテゴリ順」をクリックすると、図3に示すように、カテゴリ順一覧表示画面302が操作表示部20に表示される。
また、図5に示すカテゴリ順一覧表示画面302で、表示カテゴリを示す表示単位401をクリックすると、図3に示すように、その表示単位401の表示カテゴリに分類されるコンテンツ情報に対応する一覧用画像が並べられたカテゴリ内一覧表示画面304が操作表示部20に表示される。
また、図5に示すカテゴリ順一覧表示画面302で、表示モード設定400として「時間順」をクリックすると、図3に示すように、時間順一覧表示画面301が操作表示部20に表示される。
また、時間順一覧表示画面301またはカテゴリ順一覧表示画面302で、カテゴリインデックス403のいずれかのカテゴリをクリックすると、そのクリックしたカテゴリに分類されるコンテンツ情報に対応する一覧用画像が並べられたカテゴリ内一覧表示画面304が操作表示部20に表示される。
また、時間順一覧表示画面301、カテゴリ順一覧表示画面302、時間帯内一覧表示画面303、カテゴリ内一覧表示画面304のそれぞれで表示された一覧用画像群402のいずれかの一覧用画像をクリックすると、図3に示すように、そのクリックされた一覧用画像に対応するコンテンツ情報の詳細表示画面305が操作表示部20に表示される。詳細表示画面305は、コンテンツ情報を情報処理装置100に提供する提供サイト先にアクセスし、その提供サイト先からコンテンツ情報の詳細情報を取得して詳細表示画面305を作成して操作表示部20に表示する。
詳細表示画面305によりコンテンツ情報の詳細情報を操作表示部20に表示させると、その操作表示部20に表示されたコンテンツ情報の種類に応じて、その種類のコンテンツ情報を再生するものとして予め定められたアプリケーションやプラグインにより、そのコンテンツ情報の再生を行うことができるようになっている。また、操作表示部20等からのユーザ操作により、コンテンツ情報の再生だけでなく、コンテンツ情報に対する投稿、記録、削除等の各種操作ができるようになっている。
例えばコンテンツ情報の種類がTV番組である場合、この詳細表示画面305でTV番組を視聴できると共に、TV番組の録画操作、タイマー録画設定等の各種操作を行うことができる。また、例えばコンテンツ情報の種類が各種のSNSである場合、この詳細表示画面305では、選択された人についてのSNSでの投稿記事が投稿時間の新しい順に表示され、各投稿記事へのコメント、画像の装置内への記録等の各種操作を行うことができる。これらの各種操作により詳細表示画面305に表示されたコンテンツ情報に対する個人的注目度が更新されることになる。
<情報処理装置100の処理動作例>
次に、図6を参照しながら、本実施形態の情報処理装置100の処理動作例について説明する。図6は、操作表示部20にコンテンツ情報を表示する際の処理動作例を示す図である。
まず、コンテンツ情報取得部41は、通信部10によりネットワークを介して各種Webサーバ200に接続し、各種コンテンツ情報を取得する。そして、コンテンツ情報蓄積部31にカテゴリ毎に分類して蓄積する(ステップS1)。
次に、個人的注目度解析部42は、各コンテンツ情報に対するユーザの興味推定値である個人的注目度を求める。また、社会的注目度解析部43は、各コンテンツ情報に対する他ユーザの興味推定値である社会的注目度を求める(ステップS2)。
次に、纏め部44は、コンテンツ情報蓄積部31に蓄積された各種コンテンツ情報の内容を解析し、内容が一致するコンテンツ情報がある場合に、その内容が一致するコンテンツ情報を、その内容を特定する項目に紐付けて纏めてグループ化する(ステップS3)。これにより、例えば、I Phoneに関する内容のコンテンツ情報が複数存在する場合に、その複数のコンテンツ情報をI Phoneの項目に紐付けて纏めてグループ化することができる。
次に、コンテンツ情報選択部45は、個人的注目度解析部42が求めた個人的注目度を基に、個人的注目度の高いカテゴリ単位から順にユーザにとって興味が大きいカテゴリ単位として、表示順序を設定する(ステップS4)。
次に、コンテンツ情報選択部45は、初期の一覧表示画面が時間順一覧表示画面301として設定されている場合は、コンテンツ情報の配信時間帯毎に、注目度の高い順に、各カテゴリ単位に含まれるコンテンツ情報を上位所定数まで表示対象として抽出する(ステップS5)。コンテンツ情報を抽出する際に使用する注目度は、個人的注目度と社会的注目度とを総合した総合注目度を用いる。
各表示単位401に対して、表示対象として一覧用画像群402に含める一覧用画像の数は、表示形式により予め定められている。このため、コンテンツ情報選択部45は、ステップS5の抽出として、各表示単位401に対して、表示対象とするコンテンツ情報をその一覧用画像の数だけ抽出する。
なお、コンテンツ情報選択部45は、注目度の高い順に、各カテゴリ単位に含まれるコンテンツ情報を上位所定数まで表示対象として抽出する場合、コンテンツ情報を各カテゴリ単位についていくつずつ抽出するかは、設定等に応じて適宜定められることとしてよい。あるいは、各カテゴリ単位についていくつずつ抽出するかを、各カテゴリ単位の個人的注目度に応じて所定の方法で算出するようにしてもよい。また、各カテゴリ単位について、そのカテゴリ単位に含まれる各コンテンツ情報の一覧用画像の表示順序は、所定の方法で算出するなど、各種方法で定めてよい。
また、コンテンツ情報選択部45は、初期の一覧表示画面がカテゴリ順一覧表示画面302として設定されている場合は、個人的注目度の高い表示カテゴリから順に、上位所定数の表示カテゴリについて、その表示カテゴリに分類されるカテゴリ単位に含まれる注目度の高いコンテンツ情報を表示対象として抽出する(ステップS6)。コンテンツ情報を抽出する際に使用する注目度は、個人的注目度と社会的注目度とを総合した総合注目度を用いる。
各表示単位401に対して、表示対象として一覧用画像群402に含める一覧用画像の数は、表示形式により予め定められている。このため、コンテンツ情報選択部45は、ステップS6の抽出として、各表示単位401に対して、表示対象とするコンテンツ情報をその一覧用画像の数だけ抽出する。
この場合、コンテンツ情報を各カテゴリ単位についていくつずつ抽出するかは、設定等に応じて適宜定められることとしてよい。あるいは、各カテゴリ単位についていくつずつ抽出するかを、各カテゴリ単位の個人的注目度に応じて所定の方法で算出するようにしてもよい。また、各カテゴリ単位について、そのカテゴリ単位に含まれる各コンテンツ情報の一覧用画像の表示順序は、所定の方法で算出するなど、各種方法で定めてよい。
なお、操作表示部20に表示されるコンテンツ情報に同一内容のコンテンツ情報が複数ある場合、同一内容のコンテンツ情報が一覧に並ぶと見づらく、ユーザにとって煩わしく感じてしまう場合がある。
このため、コンテンツ情報選択部45は、表示対象として抽出したコンテンツ情報の中に、纏め部44により同一の項目に紐付けられたコンテンツ情報が複数存在する場合は、その同一の項目に紐付けられた複数のコンテンツ情報の中から同一の項目を代表する代表的なコンテンツ情報を表示対象のコンテンツ情報として選択する(ステップS7)。
表示対象とするコンテンツ情報がコンテンツ情報選択部45により選択されると、表示制御部46は、コンテンツ情報選択部45により選択された表示対象のコンテンツ情報に対応する一覧用画像を生成する(ステップS8)。
次に、表示制御部46は、ステップS8で生成した一覧用画像を、設定された表示形式の一覧表示画面における所定位置に配置し、一覧表示画面を生成し、操作表示部20に表示する(ステップS9)。
これにより、情報処理装置100は、図4に示す時間順一覧表示画面301や図5に示すカテゴリ順一覧表示画面302を操作表示部20に表示することができる。
<纏め部44により同一の項目に紐付けられたコンテンツ情報の閲覧方法例>
次に、図4、図7〜図10を参照しながら、纏め部44により同一の項目に紐付けられたコンテンツ情報の閲覧方法例について説明する。図7は、同一の項目に紐付けられたコンテンツ情報を閲覧する際の処理動作例を示す。図8は、同一の項目に紐付けられたコンテンツ情報の一覧用画像上に纏め読みアイコン500を重ねて表示した状態の表示画面例を示す。図9は、図8に示す纏め読みアイコン500をクリックし、同一の項目に紐付けられた複数のコンテンツ情報をばらして纏め読みする場合の表示画面例を示す。図10は、同一の項目に紐付けられたコンテンツ情報の一覧用画像をクリックし、その一覧用画像のコンテンツ情報の詳細情報を閲覧する場合の表示画面例を示す。
図4に示す時間順一覧表示画面301の表示領域Aに表示されるコンテンツ情報の一覧用画像は、纏め部44により同一の項目に紐付けられたコンテンツ情報の一覧用画像であるため、その項目に紐付けられたコンテンツ情報の数を示す「21」の情報が表示されている。図4に示すように、同一の項目に紐付けられたコンテンツ情報の一覧用画像が操作表示部20に表示されている場合に(ステップA1/Yes)、そのコンテンツ情報の一覧用画像が表示されている表示領域A上にマウスカーソルを移動させる等の所定の操作をユーザが行った場合は(ステップA2/Yes)、その表示領域Aに表示されている一覧用画像のコンテンツ情報と同一の項目に紐付けられた複数のコンテンツ情報の一覧用画像を操作表示部20に一覧表示するための一覧表示機能を有効に切り替え、図8に示すように、表示領域A上の一覧用画像に纏め読みアイコン500を重ねて表示する(ステップA3)。纏め読みアイコン500には、表示領域Aに表示された一覧用画像のコンテンツ情報に紐付けられたキーワード等の項目名を表示する。
例えば、複数のコンテンツ情報が「I Phone」に関する内容のコンテンツ情報であると仮定する。この場合、「I Phone」というキーワードを項目として複数のコンテンツ情報を紐付けることになる。この場合、纏め読みアイコン500には、「I Phone」の項目名を表示する。これにより、表示領域Aに表示された一覧用画像のコンテンツ情報がどのような項目名で纏められたコンテンツ情報なのかをユーザが把握することができる。なお、表示領域A上にマウスカーソルを移動させる等の所定の操作をユーザが行っていない場合は(ステップA2/No)、一覧表示機能を無効に切り替え、纏め読みアイコン500を操作表示部20から非表示にし、図4に示す画面に戻すことになる。
図8に示すように表示領域Aに纏め読みアイコン500が表示された状態で、ユーザが纏め読みアイコン500をクリックすると(ステップA4/Yes)、図9に示すように、そのクリックされた纏め読みアイコン500の項目に紐付けられた複数のコンテンツ情報の一覧用画像を一覧表示した纏め読み一覧表示画面600を操作表示部20に表示する(ステップA5)。纏め読み一覧表示画面600は、図9に示すように、表示領域Aに表示されている一覧用画像と対応付けて表示することで、どの一覧用画像のコンテンツ情報に対する纏め読み一覧表示画面600なのかを把握することができる。なお、纏め読み一覧表示画面600のみを操作表示部20に表示するようにすることも可能である。また、纏め読み一覧表示画面600を表示領域A内に表示し、表示領域A内をスクロール操作することで、複数のコンテンツ情報の一覧用画像を順次閲覧するようにすることも可能である。纏め読み一覧表示画面600の生成は、項目に紐付けられた複数のコンテンツ情報を用いて、上述した時間順一覧表示画面301やカテゴリ順一覧表示画面302と同様に作成する。これにより、項目に紐付けられた複数のコンテンツ情報の一覧用画像を操作表示部20上でユーザが閲覧することができる。なお、纏め読み一覧表示画面600の一覧用画像群601に配置する一覧用画像は、例えば、項目に紐付けられた複数のコンテンツ情報の中で注目度の高いコンテンツ情報の一覧用画像から順番に配置する。例えば、注目度の高いコンテンツ情報の一覧用画像から順番に表示領域A1、A2、A3、A4の順に配置して表示する。これにより、注目度の高い順にコンテンツ情報の一覧用画像を閲覧することができる。なお、纏め読み一覧表示画面600の一覧用画像群601に配置する一覧用画像は、注目度の高いカテゴリ順に配置して表示することも可能である。これにより、ユーザが興味のあるカテゴリ順にコンテンツ情報の一覧用画像を閲覧することができる。また、各カテゴリ毎の代表的なコンテンツ情報の一覧用画像を配置して表示することも可能である。図9に示す纏め読み一覧表示画面600は、図8に示すように、項目に紐付けられたコンテンツ情報を表示する表示領域Aと、その表示領域Aに隣接する表示領域Cと、の間を引き裂くように横方向に広げ、その横方向に広げた表示領域に対して、図9に示す複数の表示領域A1、A2、A3、A4・・で構成する纏め読み一覧表示画面600を表示するようにしている。そして、纏め読み一覧表示画面600を構成する各表示領域A1、A2、A3、A4に対して、項目に紐付けられた複数のコンテンツ情報を順次表示するようにしている。纏め読み一覧表示画面600を終了する場合は、例えば、纏め読み一覧表示画面600以外の表示領域をユーザが操作することで、表示領域Aと、その表示領域Aに隣接する表示領域Cと、の間の纏め読み一覧表示画面600を閉じ、図8に示す状態に戻すことになる。これにより、図9に示すように、項目に紐付けられた各コンテンツ情報を閲覧した後は、図8に示すように、各表示対象のコンテンツ情報を表示した状態に戻すことができ、ユーザにとってコンテンツ情報を閲覧し易いユーザインタフェースを構築することができる。
また、図8に示すように表示領域Aに纏め読みアイコン500が表示された状態で、ユーザが表示領域Aに表示された一覧用画像をクリックすると(ステップA6/Yes)、図10に示すように、そのクリックされた一覧用画像のコンテンツ情報の詳細情報を表示する詳細表示画面305を操作表示部20に表示する(ステップA7)。詳細表示画面305は、コンテンツ情報を情報処理装置100に提供する提供サイト先にアクセスし、その提供サイト先からコンテンツ情報の詳細情報を取得して詳細表示画面305を作成して操作表示部20に表示する。これにより、コンテンツ情報の詳細情報をユーザが閲覧することができる。図10に示す詳細表示画面305の左端には、コンテンツ情報の配信時間帯を示す情報(12月20日の夕方)や、図8に示す一覧用画像群402に配置される一覧用画像が表示されている。図10に示す詳細表示画面305の左端に表示された一覧用画像群402の一覧用画像をクリックすると、その一覧用画像のコンテンツ情報の詳細情報を表示する詳細表示画面305を操作表示部20に表示することができる。例えば、図10に示す詳細表示画面305の左端に表示された一覧用画像群402のEの一覧用画像をクリックすると、そのEの一覧用画像のコンテンツ情報の詳細情報を図10に示す表示領域Aに表示することになる。この場合、表示領域Aに表示されたコンテンツ情報の詳細情報が一覧用画像群402の中のどの一覧用画像のコンテンツ情報の詳細情報なのかを把握できるように、一覧用画像群402の一覧用画像の中で表示領域Aに表示されているコンテンツ情報の詳細情報に対応する一覧用画像の色を異ならせて表示する。
なお、図9に示す纏め読み一覧表示画面600に表示された一覧用画像をクリックした場合も、そのクリックした一覧用画像のコンテンツ情報の詳細情報を表示する詳細表示画面305を操作表示部20に表示することになる。
なお、上記では、時間順一覧表示画面301を例に説明した。しかし、カテゴリ順一覧表示画面302においても纏め部44により同一の項目に紐付けられたコンテンツ情報の一覧用画像を表示した場合は、上記と同様な処理を行うことで、纏め部44により同一の項目に紐付けられたコンテンツ情報を閲覧することができる。
<本実施形態の情報処理装置100の作用・効果>
本実施形態の情報処理装置100は、図6に示すように、ネットワークを介して複数のコンテンツ情報を取得してコンテンツ情報蓄積部31にカテゴリ毎に蓄積する(ステップS1)。そして、コンテンツ情報蓄積部31に蓄積した複数のコンテンツ情報の中に、内容が一致するコンテンツ情報がある場合に、その内容が一致するコンテンツ情報を、その内容を特定する項目に紐付ける(ステップS2)。また、コンテンツ情報蓄積部31に蓄積した複数のコンテンツ情報の中から操作表示部20に表示する表示対象のコンテンツ情報を複数選択する(ステップS5、S6)。なお、表示対象のコンテンツ情報の中に、同一の項目に紐付けられた複数のコンテンツ情報が存在する場合は、その同一の項目に紐付けられた複数のコンテンツ情報の中から同一の項目を代表する代表的なコンテンツ情報を表示対象のコンテンツ情報として選択する(ステップS7)。そして、選択された表示対象のコンテンツ情報の一覧用画像を操作表示部20に表示する(ステップS8、S9)。これにより、図4、図5に示す一覧表示画面301、302を操作表示部20に表示することができる。本実施形態の情報処理装置100は、図4、図5に示す一覧表示画面301、302に代表的なコンテンツ情報の一覧用画像を表示した場合は、その代表的なコンテンツ情報の項目に紐付けられた複数のコンテンツ情報の一覧用画像を操作表示部20に一覧表示するための一覧表示機能を、操作表示部20に表示した代表的なコンテンツ情報の一覧用画像に対する所定のユーザ操作に応じて有効にするか否かを切り替える。例えば、代表的なコンテンツ情報の一覧用画像上にマウスカーソルを移動させる等の所定の操作をユーザが行った場合は、一覧表示機能を有効にし、纏め読み一覧表示画面600を操作表示部20に表示するための纏め読みアイコン500を操作表示部20に表示する。また、代表的なコンテンツ情報の一覧用画像上にマウスカーソルを移動させる等の所定の操作をユーザが行っていない場合は、一覧表示機能を無効に切り替え、纏め読みアイコン500を操作表示部20から非表示にする。
本実施形態の情報処理装置100は、表示対象のコンテンツ情報の中に、同一の項目に紐付けられた複数のコンテンツ情報が存在する場合は、その同一の項目に紐付けられた複数のコンテンツ情報の中から同一の項目を代表する代表的なコンテンツ情報の一覧用画像を操作表示部20に表示することにしている。このため、操作表示部20に表示される複数のコンテンツ情報の一覧用画像を閲覧者にとって閲覧し易くすることができる。また、代表的なコンテンツ情報の項目に紐付けられた複数のコンテンツ情報の一覧用画像を操作表示部20に一覧表示するための一覧表示機能を、操作表示部20に表示した代表的なコンテンツ情報の一覧用画像に対する所定のユーザ操作に応じて有効にするか否かを切り替えるようにしている。このため、代表的なコンテンツ情報の項目に紐付けられた複数のコンテンツ情報の一覧用画像を操作表示部20に簡単な操作で表示することができる。
なお、上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
例えば、図8、図9に示す表示画面は、横方向にスクロール操作をすることで各種コンテンツ情報を表示画面に順次表示するように構成している。このため、図9に示す纏め読み一覧表示画面600は、図8に示す表示領域Aと、その表示領域Aに隣接する表示領域Cと、の間を引き裂くように表示領域を横方向に広げ、その横方向に広げた表示領域に対して、図9に示す複数の表示領域A1、A2、A3、A4・・で構成する纏め読み一覧表示画面600を表示するようにしている。
しかし、図11に示すように、経方向にスクロール操作をすることで各種コンテンツ情報を表示領域に順次表示するように構成する場合は、表示領域を引き裂くように縦方向に広げ、その縦方向に広げた表示領域に対して、纏め読み一覧表示画面600を表示するようにすることも可能である。図11では、項目に紐付けられたコンテンツ情報の数を示す「3」の情報が表示された表示領域Aと、その表示領域Aに隣接する表示領域Bと、の間を引き裂くように表示領域を縦方向に広げ、その縦方向に広げた表示領域に対して、纏め読み一覧表示画面600を表示するようにしている。図11(a)は、纏め読み一覧表示画面600を表示する前の状態を示し、図11(b)は、纏め読み一覧表示画面600を表示した後の状態を示している。図11では、項目に紐付けられたコンテンツ情報は3つであるため、3つの表示領域A1、A2、A3で構成する纏め読み一覧表示画面600を表示領域Aと表示領域Bとの間に表示するようにしている。なお、纏め読み一覧表示画面600を構成する表示領域の数は、図11(b)に示すように、項目に紐付けられたコンテンツ情報の数で構成するようにしても良く、また、予め定めた数で構成するようにしても良い。纏め読み一覧表示画面600を予め定めた数の表示領域で構成する場合は、項目に紐付けられたコンテンツ情報の数が予め定められた数以上存在する場合は、纏め読み一覧表示画面600内をスクロール操作することで各コンテンツ情報を表示領域に順次表示するようにすることが好ましい。
また、図8、図9に示す表示画面では、図8に示す纏め読みアイコン500をクリックすることで、図9に示すように纏め読み一覧表示画面600を表示するようにしている。しかし、纏め読みアイコン500ではなく、項目に紐付けられたコンテンツ情報の数を示す「21」の情報が表示されているリボンを選択操作することで、図9に示すように纏め読み一覧表示画面600を表示するようにすることも可能である。図11では、図11(a)に示す「3」の情報が表示されているリボンをタップ操作することで、図11(b)に示すように纏め読み一覧表示画面600を表示するようにしている。
また、上記実施形態の情報処理装置100を構成する各部における制御動作は、ハードウェア、ソフトウェア、あるいは、両者の複合構成を用いて実行することも可能である。
なお、ソフトウェアを用いて処理を実行する場合には、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ内のメモリにインストールして実行させることが可能である。あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータ内のメモリにインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは、記録媒体としてのハードディスクやROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことが可能である。あるいは、プログラムは、リムーバブル記録媒体に一時的、あるいは、永続的に格納(記録)しておくことが可能である。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することが可能である。リムーバブル記録媒体は、磁気ディスク、半導体メモリなどの各種記録媒体があげられる。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールすることになる。また、ダウンロードサイトからコンピュータに無線転送することになる。また、ネットワークを介してコンピュータに有線で転送することになる。
プログラムの形態としては、クラウド等によるネット上のサーバからの利用もありえる。一部のプログラムのみをコンピュータに転送して利用する形態もありえる。
また、上記実施形態の情報処理装置100を構成する各部は、上記実施形態で説明した処理動作に従って時系列的に処理を実行するだけに限定するものでない。例えば、処理を実行する装置の処理能力、あるいは、必要に応じて並列的にあるいは個別に処理を実行するように構築することも可能である。