JP5879495B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、太陽電池から出力される直流電力を交流電力に変換して、この交流電力を商用系統へ重畳する電力変換装置に関する。
従来より、太陽電池が出力する直流電力を交流電力に変換し、リレーを介して商用電力系統へ連系する電力変換装置が提供されている。
電力変換装置は、昇圧回路、インバータ回路、フィルタ回路、リレー、及び制御回路等からなる。昇圧回路は、太陽電池の出力電圧を昇圧し、インバータ回路は、昇圧回路を介して直流電源から出力される直流電力を交流電力へ変換する。また、フィルタ回路により、インバータ回路の出力電流の高周波成分が除去され、商用電力系統の交流電力波形と同期した交流電力が生成される。生成された交流電力は、フィルタ回路と商用電力系統との間に接続されるリレーを介して商用電力系統へ供給される。リレーの開閉により電力変換装置の解列/接続が行われる。制御回路は、マイコンから成り、インバータ回路及びリレーに信号を与え、インバータ回路及びリレーの動作の制御を行う。
太陽電池から出力される電力を入力する電力変換装置は、太陽電池の出力電力を最大限に取り出すためにMPPT動作を行っている。電力変換装置は、日射量が低くなると、太陽電池の出力電力が小さくなりP−V特性が平坦になる。P−V特性が平坦になると、MPPT動作が行いづらくなる。このため、日射量が低く太陽電池の出力電力が小さい場合に、太陽電池の電圧が予め定めた目標電圧値になるように動作する電力変換装置が提案されている(特許文献1)。
特開平9−62386号公報
しかしながら、低日射時において、太陽電池の電圧を目標電圧値にする場合は、当然、日射量の変化による最大電力点の変化には追従できなくなるため、太陽電池から取り出せる電力が少なくなる。
本発明は上述の問題に鑑みて成された発明であり、低日射時においても太陽電池から多くの電力を取り出すことのできる電力変換装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の電力変換装置は、太陽電池の出力電圧を昇圧する昇圧回路と、前記昇圧回路が昇圧した直流電力を交流電力に変換し、該交流電力を商用電力系統へ重畳するインバータ回路と、を備えた電力変換装置において、前記昇圧回路は、前記太陽電池の出力電圧が目標電圧値になるように第1昇圧動作し、第1昇圧動作を開始してから所定時間経過する毎に、前記目標電圧値を変更することを特徴とする。
本発明によれば、低日射時において太陽電池から多くの電力を取り出すことのできる電力変換装置を提供することができる。
第1の実施形態に係る太陽光発電システム100を示す構成図である。 昇圧回路の動作を示すフローチャートである。 太陽電池1のP−V特性を示す図である。
以下、図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。図1は第1の実施形態に係る太陽光発電システム100を示す構成図である。この図に示すように太陽光発電システム100は、太陽電池1(直流電源)、電力変換装置2を備える。
電力変換装置2は、昇圧回路4、インバータ回路5、フィルタ回路6、リレー7、制御回路9を備える。電力変換装置2は、リレー7を介してインバータ回路5の出力する三相の交流電力を商用電力系統3へ重畳する連系運転を行う。
商用電力系統3は、図に示すようにU相、V相、W相を有するV結線の商用電力系統であり、V相が接地されている。U相は、V相よりも120°進んだ位相を有し、W相はV相よりも120°遅れた位相を有する。
昇圧回路4は、太陽電池1から出力された直流電圧を昇圧する。そして、昇圧回路4は、この昇圧した直流電圧をインバータ回路5へ出力する。昇圧回路4は、図1に示すように、リアクトル41、IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)のようなスイッチ素子42、及びダイオード43を有している。昇圧回路4の入力側には、太陽電池1が接続され、太陽電池1の正極と直列にリアクトル41とダイオード43とが接続される。スイッチ素子42は、リアクトル41及びダイオード43の接続点と太陽電池1の負極との間に接続され、その間を導通/遮断(スイッチング)する。
昇圧回路4は、制御回路9によって動作が制御される。具体的には、制御回路9がONデューティ比を決定し、そのONデューティ比を有するパルス信号をスイッチ素子42のゲートに周期的に与える。すると、スイッチ素子42は、周期的に導通/遮断され、昇圧回路4は、ONデューティ比に応じた昇圧比を得る。尚、ONデューティ比Drは、パルス信号の周期をTs、内スイッチ素子42の導通(ON)状態の時間をTonとした場合Dr=Ton/Tsで示すことができる。ONデューティ比を上げると昇圧比が上がって太陽電池1の出力電圧が下がり、ONデューティ比を下げると昇圧比が下がって太陽電池1の出力電圧が上がる。
昇圧回路4は、太陽電池1の出力電流が第1電流閾値Im1よりも大きい場合に太陽電池1の出力電力Pが最大になるようにMPPT動作(第2昇圧動作)を行う。MPPT動作は、昇圧回路4の入力電流Iiと、昇圧回路4の入力電圧Viにより電力Pを演算し、電力Pが最大になるようにONデューティ比を調整することにより行う。
昇圧回路4は、MPPT動作時に太陽電池1の出力電流が第2電流閾値Im2よりも小さくなった場合、太陽電池1の出力電力Pが第2電力閾値Pm2よりも小さくなった場合、或いは昇圧回路4が停止状態から起動する場合など、太陽電池1の出力が第2閾値Im2、Pm2よりも小さい場合に、太陽電池1の出力電圧Viが目標電圧値Vmになるような定電圧動作(第1昇圧動作)を行う。定電圧動作は、入力電圧Viをフィードバックし、入力電圧Viが目標電圧値VmになるようにONデューティ比を調整することにより行う。
尚、MPPT動作と定電圧動作の切り替えの詳細については後述する。
インバータ回路5は、2つのコンデンサ51、52、及び複数のスイッチ素子53〜56を有し、昇圧回路4を介して太陽電池1から出力される直流電力を三相の交流電力へ変換する。コンデンサ51と52は、直列に接続されて直列回路を成している。この直列回路は、ダイオード43と太陽電池1の負極とに接続される。また、スイッチ素子53とスイッチ素子54は直列接続され第1アーム回路を成しており、スイッチ素子55とスイッチ素子56は直列接続され第2アーム回路を成している。インバータ回路5は、これらの直列回路、第1アーム回路、及び第2アーム回路を夫々並列に接続して、ハーフブリッジ型の三相インバータ回路を構成している。また、直列回路の2つのコンデンサ51、52の接続点はV相線Lvに接続され、第1アーム回路の2つのスイッチング素子53、54の接続点はU相線Luに接続され、第2アーム回路の2つのスイッチング素子55、56の接続点は、W相線Lwに接続される。
インバータ回路5のスイッチ素子53〜56には、IGBTのようなスイッチ素子を用いると良い。インバータ回路5は、PWM(Pulse Width Modulation)制御にしたがって各スイッチ素子53〜56を周期的に導通/遮断(スイッチング)し、太陽電池1から出力される直流電力を三相の交流電力に変換する。これにより、インバータ回路5は、変換した三相の交流電力を3本の出力線Lu、Lv、Lwに出力する。インバータ回路5のこれらの動作は、制御回路9によって制御される。
フィルタ回路6は、リアクトル61、62、及び3つのフィルタ用コンデンサ63a、63b、63cを有する。また、フィルタ回路6は、スイッチ素子51及びスイッチ素子52の接続点と、スイッチ素子53及びスイッチ素子54の接続点と、コンデンサ51及びコンデンサ52の接続点とに接続される(インバータ回路5の出力側に設けられる)。具体的には、U相線Luにリアクトル61が介在し、W相線Lwにリアクトル62が介在している。各フィルタ用コンデンサ63a、63b、63cは3本の出力線Lu、Lv、Lwの夫々の間に結線される。また、各フィルタ用コンデンサ63a〜63cは等しい容量のコンデンサが用いられる。フィルタ回路6は、インバータ回路5の出力電流をフィルタ用コンデンサ63a、63b、63cに流れるコンデンサ電流と、出力線Lu、Lv、Lwに流れるフィルタ電流とに分ける。これにより、インバータ回路5の出力電流の高調波成分が除去されたフィルタ電流が、フィルタ回路6より商用電力系統3側の出力線Lu、Lv、Lwに流れ、商用電力系統30に供給される。
リレー7は、商用電力系統3に接続される出力線Lu、Lv、Lwに介在(フィルタ回路6と商用電力系統3との間に介在)し、出力線Lu、Lv、Lwの開閉を行う。このリレー7は、制御回路9からの制御信号によって閉状態と開状態が制御され、インバータ回路5と商用電力系統3とを接続(連系)または解列するものである。
制御回路9は、マイコンからなり、上述したように、昇圧回路4、インバータ回路5、及びリレー7の動作を制御する。
次に、本実施例における昇圧回路4のMPPT動作と定電圧動作の切り替えについて詳細に述べる。図2は、昇圧回路4の動作を示すフローチャートである。図3は、太陽電池1のP−V特性を示す図である。横軸は太陽電池1の出力電圧Viを示し、縦軸は太陽電池1の出力電力Pを示す。曲線Xは昇圧回路4がMPPT動作できない低日射時の特性を示し、曲線Yは昇圧回路4がMPPT動作可能な高日射時の特性を示す。
太陽電池1に当たる日射量が増え、昇圧回路4が停止状態から動作可能になると、制御回路9は、所定値DriのONデューティ比から昇圧回路4の動作(スイッチ素子42のスイッチング)を開始する(ステップS1)。
次に、制御回路9は、目標電圧値Vmの設定(2回目以降変更となる)を行う(ステップS2)。ステップS2では、まず太陽電池1の出力電圧Viを測定し、所定値DriのONデューティ比により昇圧回路4を動作したときの太陽電池1の出力電圧Vaを得る。そして、太陽電池1の出力電圧Vaに所定値aを積算することで目標電圧値Vmを求める。このように、目標電圧値Vmは、所定値DriのONデューティ比により昇圧回路4を動作したときの太陽電池1の出力電圧Vaが大きくなればなるほど大きな値となる。
ここで、所定値Driは、所定値DriのONデューティ比により昇圧回路4を動作したときの太陽電池1の出力電圧Vaが最大電力点よりも開放電圧側に来るように設定しておく。また、所定値aは、電圧Vaと積算した値が最大電力点付近(図3の点線の領域A)になるような値に設定にする(0<a<1)。
次に、制御回路9は、ステップS4において、ONデューティ比Drに所定の値αを加え、所定の値α分増加したONデューティ比により昇圧回路4を動作させ(ステップS6)、ステップS7へ移行する。
ステップS7において、制御回路9は、太陽電池1の出力電圧Viが目標電圧値Vmよりも小さいか否かを判断する。太陽電池1の出力電圧Viが目標電圧値Vmよりも小さい場合は、制御回路9は、太陽電池1の出力電圧が目標電圧値Vmにたどりついたと判断できるため、昇圧回路4の定電圧動作を開始する(ステップS8)。また、太陽電池1の出力電圧Viが目標電圧値Vmよりも大きい場合は、制御回路9は、太陽電池1の出力電圧が目標電圧値Vmにたどりついていないと判断できるため、ステップS4へと戻る。ステップS4〜ステップS7を繰り返しステップS8に至ることにより、所定値Driから段階を経て徐々にONデューティ比Drが上がり、図3に示すように、太陽電池1の出力電圧ViがVaからVmへと段階を経て徐々に下がる(太陽電池1の動作点がP1からP2へ移動する)。そして、太陽電池1の出力電圧Viが目標電圧値Vm以下になった場合に定電圧動作を開始することになる。
定電圧動作が開始すると、制御回路9は、タイマTをリセットすると共に、タイマTの計数を開始する。次に、制御回路9は、太陽電池1の出力電力Pが第1電力閾値Pm1より大きいか否か、或いは太陽電池1の出力電流Iiが第1電流閾値Im1より大きいか否かを判断する(ステップS10)。何れかの値P、Iiが、夫々何れかの閾値Pm1、Im1よりも大きい場合、制御回路9は、昇圧回路4のMPPT動作が可能と判断し、昇圧回路4にMPPT動作を開始させる(ステップS12)。各値P、Iiが、夫々の閾値Pm1、Im1よりも小さい場合、制御回路9は、昇圧回路4のMPPT動作が不可能と判断し、ステップS11へ移行する。
ステップS11において、制御回路9は、タイマTが時間閾値Thよりも大きいか否かを判断する。タイマTが時間閾値Thよりも大きい場合(所定時間経過した場合)、制御回路9は、目標電圧値Vmの変更が必要と判断し、ステップS14へ移行する。また、タイマTが時間閾値Thよりも小さい場合(所定時間経過していない場合)、制御回路9は、目標電圧値Vmの変更不要と判断し、ステップS10へ戻る。
ステップS14へ移行すると、制御回路9は、ONデューティ比Drから所定の値αを減じ、ONデューティ比Drが所定値Driよりも小さいか否かを判断する(ステップS15)。ONデューティ比Drが所定値Driよりも小さい場合、制御回路9は、ステップS1に戻る。
また、ONデューティ比Drが所定値Driよりも大きい場合、制御回路9は、所定の値α小さくなったONデューティ比Drにより昇圧回路4を動作させ(ステップS16)、ステップS17へ移行する。
ステップS17に移行すると、制御回路9は太陽電池1の出力電力Pが第1電力閾値Pm1より大きいか否か、或いは太陽電池1の出力電流Iiが第1電流閾値Im1より大きいか否かを判断する(ステップS17)。何れかの値P、Iiが、夫々何れかの閾値Pm1、Im1よりも大きい場合、、制御回路9は、昇圧回路4のMPPT動作が可能と判断し、昇圧回路4にMPPT動作を開始させる(ステップS12)。各値P、Iiが、夫々の閾値Pm1、Im1よりも小さい場合、制御回路9は、昇圧回路4のMPPT動作が不可能と判断し、ステップS14へ移行する。
ステップS11からステップS14に移行し、ステップS14〜ステップS17を繰り返しステップS1に至ることにより、昇圧回路4が定電圧動作を開始してから所定時間経過後、定電圧動作により動作しているONデューティ比Drから段階を経て徐々にONデューティ比Drが下がり、図3に示すように、太陽電池1の出力電圧ViがVmからViへと段階を経て徐々に下がる(太陽電池1の動作点がP2からP1へ移動する)。そして、ONデューティ比Drが所定値Dri以下まで下がったときに、目標電圧値Vmを変更する(ステップS2)ことになる。
ステップS11からステップS14に移行し、ステップS14〜ステップS17を繰り返しステップS12に至ることにより、昇圧回路4が定電圧動作を開始してから所定時間経過後、定電圧動作により動作しているONデューティ比から徐々にONデューティ比Drを下げ、ONデューティ比Drが所定値Dri以下になる前に、太陽電池1の出力(出力電力P、出力電流Ii)が第1閾値Pm1、Im1より大きくなった場合、MPPT動作を開始することになる。
また、昇圧回路4がMPPT動作を開始すると、制御回路9は、太陽電池1の出力電力Pが第2電力閾値Pm2よりも小さいか、或いは太陽電池1の出力電流Iiが第2電流閾値Im2よりも小さいかを判断する。何れかの値P、Iiが、夫々何れかの閾値Pm2、Im2よりも小さい場合、制御回路9は、MPPT動作の続行不能と判断し、ステップS1へ移行する。各値P、Iiが、夫々の閾値Pm2、Im2よりも大きい場合、制御回路9は、MPPT動作の続行可能と判断し、ステップS12に戻る。ここで、第2電流閾値Im2は、第1電流閾値Im1よりも大きい値が設定される。
このようにして、昇圧回路4は定電圧動作とMPPT動作との切り替えを行う。尚、日射量が更に下がって、昇圧回路4を停止するときの動作については、フローチャートに記載していないが、適宜太陽電池1の出力電力Pや出力電流Iiが小さくなったことを判断して止めると良い。
以上のように、本発明の実施形態によれば、定電圧動作を開始してから太陽電池1の出力が第1閾値より小さい状態が続く、即ち、MPPT動作に移行できないような低日射が続くような場合に、現在の日射量(所定値DriのONデューティ比により昇圧回路4を動作したときの太陽電池1の出力電圧Vi)に応じて目標電圧値を所定時間経過する毎に変更するため、低日射時においても太陽電池1から多くの電力を取り出すことができるようになる。
また、定電圧動作により動作しているONデューティ比Drから段階を経て徐々にONデューティ比Drを下げ、ONデューティ比Drが所定値Dri以下になる前に、太陽電池1の出力電流Iiが第1閾値Im1より大きくなった場合に昇圧回路4がMPPT動作を開始する。このため、ONデューティ比を段階を経て徐々に下げている際に、日射が上昇した場合でもMPPT動作に移行できる。これにより、太陽電池1を最適動作点にて駆動させる機会が増えるため、太陽電池1から多くの電力を取り出すことができるようになる。
また、定電圧動作により動作しているONデューティ比Drから段階を経て徐々にONデューティ比Drを下げ、ONデューティ比Drが所定値Dri以下になる前に、太陽電池1の出力電力Pが第1電力閾値Pm1より大きくなった場合に昇圧回路4がMPPT動作を開始する。このため、ONデューティ比を段階を経て徐々に下げている際に、日射が上昇した場合でもMPPT動作に移行できる。また、定電圧動作時に、日射が急上昇し、最適動作点(最大電力点)より短絡電圧側に太陽電池1の動作点が移り変わってMPPT動作に移行できなかった場合(例えば、動作点が図3に示すP2からP3へ移る場合)でも、太陽電池1は最適動作点を通って動作点P4(高日射時において所定値Driで昇圧回路4を動作したときの太陽電池1の動作点)に戻るため、出力電力Pが上がりMPPT動作に移行することができる。これらにより、太陽電池1を最適動作点にて駆動させる機会が増えるため、太陽電池1から多くの電力を取り出すことができるようになる。
また、目標電圧値Vmの変更は、所定値DriのONデューティ比Drにより昇圧回路4を動作したときの太陽電池1の出力電圧Viに基づいて行っているため、電力変換装置2の動作を止めることなく(商用電力系統へ電力の供給を可能としつつ)、目標電圧値Vmの変更を行うことができる。
また、第2閾値(Pm2、Im2)は、第1閾値(Im1)よりも大きくしているため、不用意にMPPT動作と定電圧動作を繰り返してしまう状態を防ぐことができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、以上の説明は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
例えば、本実施形態において、ステップS10、S13、S15において、太陽電池1の出力電流及び出力電力を夫々閾値と比較したが、何れか一方のみを用いるようにしても良い。
また、例えば、本実施形態において、所定値DriのONデューティ比により昇圧回路4を動作したときの太陽電池1の出力電圧Viに応じて目標電圧値Vmを定めたが、太陽電池1の開放電圧を利用しても良い。ただし、この場合、昇圧回路4により昇圧できないため、電力変換装置2の動作を止めることになる。
また、例えば、本実施形態において、ONデューティ比Drが所定値Dri以下になったことを判断(ステップS15)して目標電圧Vmの設定を行ったが、太陽電池1の出力(例えば、電力や電流)が第2閾値(Pm2、Im)よりも小さい第3閾値よりも小さくなったことを判断して目標電圧Vmの設定を行うようにしても良い。尚、この場合、ステップS15にてYesと判断された場合に、ステップS1に戻ってONデューティ比Drを所定値Driに変更して昇圧回路4を動作してステップS2へ移行しても良いし、最後に利用したONデューティ比Dr(太陽電池1の出力が第3閾値以下になったときのONデューティ比)を利用して昇圧回路4を動作してステップS2に移行しても良い。
また、例えば、本実施形態において、目標電圧値Vmは、太陽電池1の出力電圧Viを測定し、その値に所定値aを積算することで求めたが、所定値bを差し引くことで求めたり、様々な方法により求めることができる。
また、例えば、本実施形態において、昇圧回路4が定電圧動作を開始してから太陽電池1の出力が第1閾値Pm1、Im1より小さい状態が一定の所定時間Th経過する毎に目標電圧値Vmを変更していたが、所定時間Thを可変としても良い。例えば、所定時間Thを、目標電圧値Vmを変更したときの目標電圧値Vmの変化を示す値(具体的には、変更前と変更後の目標電圧値Vmの差分や割合、変更前と変更後の目標電圧値Vmを演算する際に用いられる太陽電池1の出力電圧の差分や割合など)が大きければ大きいほど短い時間になるように設定すると良い。これにより、日射量の変化が大きい場合に素早く目標値Vmの変更ができるようになる。
また、例えば、本実施形態において、定電圧動作を開始する際には、所定値DriからONデューティ比Drを上げることにより、太陽電池1の出力電圧Viを下げて定電圧動作を行った。そして、定電圧動作を行ってから所定時間Th経過した際に、ONデューティ比Drを下げることにより、太陽電池1の出力電圧Viを上げて目標電圧値Vmの変更を行った。即ち、昇圧回路4のスイッチ素子42へ与えるパルス信号のONデューティ比Drを操作することにより太陽電池1の出力電圧Viを変化させた。しかしながら、昇圧回路4とは別の電圧調整回路を用いて太陽電池1の出力電圧Viを変化させても良い。
この場合、電圧調整回路は、定電圧動作を開始する際に、所定値Vsになるように太陽電池1の出力電圧Viを調整し、徐々に太陽電池1の出力電圧Viを下げ、太陽電池1の出力電圧Viが目標電圧値Vm以下になった場合に定電圧動作を開始する。電圧調整回路は、定電圧動作を開始して所定時間Th経過しても太陽電池1の出力が第1閾値より大きくならない場合、定電圧動作により動作している太陽電池1の出力電圧Viを徐々に上げる。そして、太陽電池1の出力電圧Viが所定値Vs以上まで上がったときに、目標電圧値を変更することになる。目標電圧値Viの変更は、所定値Vsの太陽電池1の出力電圧Viに基づいて行う。また、電圧調整回路は、所定時間Th経過後、太陽電池1の出力電圧Viを徐々に上げている際に、太陽電池1の出力電圧Viが所定値Vs以上になる前に、太陽電池1の出力が第1閾値Im1より大きくなった場合、MPPT動作を開始する。
1 太陽電池
2 電力変換装置
3 商用電力系統
4 昇圧回路
5 インバータ回路
6 フィルタ回路
7 リレー
9 制御回路

Claims (6)

  1. 太陽電池の出力電圧を入力しスイッチ素子のONデューティ比を変えてスイッチングし
    て昇圧する昇圧回路と、
    前記昇圧回路の出力した直流電力を交流電力に変換し、該交流電力を商用電力系統へ重
    畳するインバータ回路と、 を備えた電力変換装置において、
    前記昇圧回路は、前記入力側の電圧が目標電圧になるようにスイッチ素子のONデュー
    ティ比を前記目標電圧に相当するように設定すると共に、この昇圧回路の動作の開始から
    少なくとも所定時間を経過する毎に、前記ONデューティ比を所定値まで下げた際の前記太
    陽電池の出力電圧に基づいて前記目標電圧を変更することを特徴とする電力変換装置。
  2. 太陽電池の出力電圧を入力しスイッチ素子のONデューティ比を変えてスイッチングし
    て昇圧する昇圧回路と、
    前記昇圧回路の出力した直流電力を交流電力に変換し、該交流電力を商用電力系統へ重
    畳するインバータ回路と、
    を備えた電力変換装置において、
    前記昇圧回路は、前記入力側の電圧が目標電圧になるようにスイッチ素子のONデュー
    ティ比を前記目標電圧に相当するように設定すると共に、この昇圧回路の動作の開始から
    少なくとも所定時間を経過する毎に、前記ONデューティ比を下げ、前記太陽電池の出力が
    閾値以下になった際の前記太陽電池の出力電圧に基づいて前記目標電圧を変更することを
    特徴とする電力変換装置
  3. 前記ONデューティ比を下げる際に、前記ONデューティ比を徐々に下げることを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記昇圧回路は、徐々に前記ONデューティ比を下げている際に、 前記太陽電池の出
    力が前記閾値以上のもう一つ閾値より大きくなった場合、前記昇圧回路の出力した直流電
    力が最大値になるような動作を開始することを特徴とする請求項3に記載の電力変換装置
  5. 前記昇圧回路は前記所定値のONデューティ比からスイッチングを開始し、徐々に前記
    ONデューティ比を上げ、前記太陽電池の出力電圧が前記目標電圧値以下になった場合に
    前記目標値を用いることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の電力変換装
    置。
  6. 前記所定時間を、前記目標電圧を変更したときの前記目標電圧値Vmの変化を示す値が
    大きければ大きいほど短い時間になるように設定することを特徴とする請求項1乃至請求
    項5の何れかに記載の電力変換装置。
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