JP5878773B2 - 車両用パーキングブレーキ操作装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レバー本体の操作部に円筒状グリップ部材が嵌め着けられる車両用パーキングブレーキ操作装置に関し、特にそのレバー本体に革製のブーツまたは樹脂製の型成形ブーツの装着を選択的に可能とする技術に関するものである。
車両用パーキングブレーキ操作装置の一種に、(a) セクタと、(b) そのセクタに一軸心まわりに回動可能に設けられ、操作部の外周に円筒状グリップ部材が嵌め着けられたレバー本体とを備え、(c) そのレバー本体の基部が樹脂製の型成形ブーツにより覆われるものが知られている。例えば特許文献1および2に示すものがそれである。
また、車両用パーキングブレーキ操作装置には、前記レバー本体の基部を覆う革製のブーツを上記樹脂製の型成形ブーツに替えて用い、前記レバー本体の操作部に嵌め着けられた円筒状グリップ部材が、周縁部が車両内装部材に固定された革製のブーツの中央部に設けられた貫通穴から突き出た状態で設けられる形式のものが知られている。
実開平07−40327号公報 特開2003−182542号公報
ところで、上記のような車両用パーキングブレーキ操作装置においては、前記レバー本体と前記円筒状グリップ部材とを共通化させたままで、例えば前記樹脂製の型成形ブーツや前記革製のブーツが前記レバー本体に装着させることが可能なパーキングブレーキ操作装置が求められている。しかしながら、特許文献1および2のような車両用パーキングブレーキ操作装置では、前記樹脂製の型成形ブーツとの構成のみで成立する設計となっており、前記革製のブーツの構成には対応できない。このため、前記革製のブーツを前記レバー本体に装着させるためには、前記円筒状グリップ部材または前記レバー本体の形状を変更させる必要があり、前記レバー本体と前記円筒状グリップ部材とを共通化させたままで、前記革製のブーツおよび前記樹脂製の型成形ブーツの両部品を前記レバー本体に装着可能にさせられない問題がある。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであって、その目的とするところは、レバー本体と円筒状グリップ部材を共通化させたままで、革製のブーツおよび樹脂製の型成形ブーツの装着が選択的に可能とされる車両用パーキングブレーキ操作装置を提供することにある。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、(a) セクタと、そのセクタに一軸心まわりに回動可能に設けられ、操作部の外周に円筒状グリップ部材が嵌め着けられたレバー本体とを備え、その円筒状グリップ部材が、周縁部が車両内装部材に固定された革製のブーツの中央部に設けられた貫通穴から突き出た状態で設けられる車両用パーキングブレーキ操作装置であって、(b) 前記レバー本体の基部に装着されることでそのレバー本体の基部のうちの少なくとも上部を覆うカバー部材を含み、(c) 前記円筒状グリップ部材の前記カバー部材側の端面と前記カバー部材の前記円筒状グリップ部材側の端面との間に第1環状溝が形成され、(d) その第1環状溝は前記革製のブーツの貫通穴の周縁を係合可能にして前記革製のブーツを前記レバー本体に着脱可能としたことであり、(e) 前記レバー本体の基部には、そのレバー本体の操作部に突き出す操作釦の操作力が連結ロッドを介して伝達されると回動させられて前記セクタの係合歯と係合が解除させられるポールと、そのセクタの係合歯との係合が解除させられたときのそのポールに当接してそのポールの所定以上の回動を阻止するポールストッパとが設けられ、(f) 前記カバー部材は、前記レバー本体の基部を挟むように向かい合い且つ下端部がそのレバー本体の基部に設けられたポールストッパを覆う一対の側壁部と、その一対の側壁部の上端縁を連結する連結部とを有し、逆U字状断面に形状されていることにある。
本発明の車両用パーキングブレーキ操作装置によれば、(b) 前記レバー本体の基部に装着されることでそのレバー本体の基部のうちの少なくとも上部を覆うカバー部材を含み、(c) 前記円筒状グリップ部材の前記カバー部材側の端面と前記カバー部材の前記円筒状グリップ部材側の端面との間に第1環状溝が形成され、(d) その第1環状溝は前記革製のブーツの貫通穴の周縁を係合可能にして前記革製のブーツを前記レバー本体に着脱可能としたことである。このため、樹脂製の型成形ブーツが装着されるように想定された前記円筒状グリップ部材および前記レバー本体を備えた前記パーキングブレーキ操作装置であっても、前記カバー部材を前記レバー本体の基部に装着させることによって、そのカバー部材と前記円筒状グリップ部材との間に前記第1環状溝が形成されるので、その第1環状溝は前記革製のブーツの貫通穴の周縁を係合可能にして前記革製のブーツを前記レバー本体に着脱可能にさせる。これによって、前記レバー本体と前記円筒状グリップ部材とを共通化させたままで、前記革製のブーツおよび前記樹脂製の型成形ブーツの装着が選択的に可能となる。また、(e) 前記レバー本体の基部には、そのレバー本体の操作部に突き出す操作釦の操作力が連結ロッドを介して伝達されると回動させられて前記セクタの係合歯と係合が解除させられるポールと、そのセクタの係合歯との係合が解除させられたときのそのポールに当接してそのポールの所定以上の回動を阻止するポールストッパとが設けられ、(f) 前記カバー部材は、前記レバー本体の基部を挟むように向かい合い且つ下端部がそのレバー本体の基部に設けられたポールストッパを覆う一対の側壁部と、その一対の側壁部の上端縁を連結する連結部とを有し、逆U字状断面に形状されている。このため、前記パーキングブレーキ操作装置を前記革製のブーツと組み合わせた状態において、前記操作釦が操作されて前記ポールが回動した時に例えば前記革製のブーツが撓んで前記ポールと前記ポールストッパとの間に挟まれるのを前記カバー部材の一対の側壁部によって防止される。これによって、前記革製のブーツが例えば前記ポールと前記ポールストッパとに噛み込むことで前記ポールの作動不良の原因となるのを防止する。
ここで、好適には、(g) 前記円筒状グリップ部材は、その円筒状グリップ部材よりも小径であってその円筒状グリップ部材の前記カバー部材側の端面から離隔してその端面との間に前記第1環状溝よりも小径且つ小幅の第2環状溝を形成すると共にその第1環状溝の溝底面となる外周面を有するフランジ部を、備え、(h) 前記革製のブーツおよび前記カバー部材に替えて用いられる樹脂製の型成形ブーツの貫通穴の周縁が前記第2環状溝に係合可能とされている。このため、前記革製のブーツに替えて前記樹脂製の型成形ブーツを用いる場合には、その樹脂製の型成形ブーツの貫通穴の周縁を前記円筒状グリップ部材に形成された前記第2環状溝に係合させることによって、前記樹脂製の型成形ブーツを前記パーキングブレーキ操作装置に好適に装着させられる。
また、好適には、(i) 前記円筒状グリップ部材の前記カバー部材側の端面と前記カバー部材の前記円筒状グリップ部材側の端面とは、前記レバー本体の操作部に向かうほど下方に向かうようにそのレバー本体の操作部の軸線に対して傾斜して形成されている。このため、前記革製のブーツの貫通穴の周縁が好適に前記第1環状溝に係合させられる。
また、好適には、(j) 前記カバー部材の前記円筒状グリップ部材側の端面には、前記円筒状グリップ部材のフランジ部の一部を嵌め入れる部分周壁が突設されており、(k) その円筒状グリップ部材のフランジ部は、その部分周壁内に嵌め入れられている。このため、前記円筒状グリップ部材のフランジ部が前記カバー部材の部分周壁内に嵌め入れられることによって、前記カバー部材の上方への抜けが確実に防止される。
また、好適には、(l) 前記レバー本体の基部は、そのレバー本体の操作部から続く断面C字状の円筒状部と、その円筒状部の径よりも短い間隔でその円筒状部から下方へ延びる一対の側壁部とを有するものであり、(m) 前記カバー部材の側壁部には、前記レバー本体の基部に脱着可能なようにそのレバー本体の基部の円筒状部に係合する一対の係止突部が相互に接近する方向に突設されている。このため、前記レバー部材と前記一対の係止突部とによって前記カバー部材がレバー本体に対して確実に位置決めされる。
本発明の一実施例である車両用パーキングブレーキ操作装置の一部を切り欠いた正面図である。 図1のII-II視断面図である。 図1のIII-III視断面図である。 図1の車両用パーキングブレーキ操作装置の一部を拡大して示す拡大図であり、ポールの作動を説明する図である。 図1の車両用パーキングブレーキ操作装置に備えられた円筒状グリップ部材およびカバー部材がレバー本体に装着された状態を示す図である。 図5のカバー部材を説明する斜視図である。 図1のVII-VII視断面図である。 図5の円筒状グリップ部材とカバー部材との間に形成された第1環状溝に革製のブーツが装着された状態を示す図である。 図1の車両用パーキングブレーキ操作装置に革製のブーツが装着された状態を示す斜視図である。 図1の車両用パーキングブレーキ操作装置からカバー部材が取り外され、円筒状グリップ部材の第2環状溝に樹脂製の型成形ブーツが係合された状態を示す図である。 図10の樹脂製の型成形ブーツが装着された車両用パーキングブレーキ操作装置を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施例において図は理解を容易とするために適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比および形状等は必ずしも正確に描かれていない。
図1において、車両用パーキングブレーキ操作装置10は、図示しない車体のフロアに略垂直に固定される略平板形状のセクタ12と、そのセクタ12に支持ピン14を介してその支持ピン14の軸心(一軸心)C1まわりの回動可能に設けられたレバー本体16などとを備えて構成されている。レバー本体16は、金属板材をプレスによって曲げ加工することによって構成されており、レバー本体16の基部16aは逆U字状断面に曲成されてセクタ12を跨ぐように配設されているとともに、連結ピン18を介してブレーキケーブル20が連結されている。また、レバー本体16の先端部には、略円筒形状の操作部16bが形成されている。操作部16bには、略円筒形状に成形された軟質の樹脂製の円筒状グリップ部材22がその先端から嵌め着けられており、その円筒状グリップ部材22が把持されて図1の支持ピン14の右まわり方向すなわち矢印F1方向に回動操作されることにより、ブレーキケーブル20が引き締められて図示しない車輪のパーキングブレーキが作動させられるようになっている。
図1に示すように、セクタ12には支持ピン14を中心とする円弧形状に沿って係合歯(鋸歯)24が形成されている一方、レバー本体16の基部16aには、係合歯24に噛み合わされるポール26が、支持ピン14と平行なピン28まわりに回動可能に配設されている。ポール26の基端部26aにはレリーズロッド(連結ロッド)34の一端が相対回転可能に連結されているとともに、レリーズロッド34は、操作部16b内において内側に曲げ起こされた係止部16cに一端が掛止されているコイルスプリング30により常にポール26の先端部26bを係合歯24と噛み合わせる方向に付勢されている。そして、レバー本体16の操作部16bの先端部から突き出すレリーズノブ(操作釦)32が押込み操作されることにより、レリーズノブ32の操作力がそれに連結されたレリーズロッド34を介してポール26に伝達されると、ポール26が矢印F2方向に回動させられてセクタ12の係合歯24との係合が解除される。
レバー本体16を図1に示す原位置から矢印F1方向まわりに回動操作させる回動操作に伴い、コイルスプリング30の付勢力に抗してポール26が矢印F2方向に回動しつつ係合歯24を順次乗り越えて移動させられるとともに、回動操作が停止させられた時点での噛み合っている係合歯24とポール26との噛合いが維持されることにより、レバー本体16の戻り回動が阻止されてパーキングブレーキの作動状態が維持される。また、レバー本体16が引上げられ且つレリーズノブ32が押込み操作されると、レリーズロッド34を介してポール26が矢印F2方向に回動させられて係合歯24との噛合いが解除され、その状態でレバー本体16が矢印F1方向とは反対方向まわりに原位置まで回動操作されると、ブレーキケーブル20が緩められてパーキングブレーキが解除される。
図1に示すように、車両用パーキングブレーキ操作装置10には、レバー本体16の基部16aを覆う革製のブーツ36(図8および図9参照)と、その革製のブーツ36がレバー本体16の基部16aに取り付けられる合成樹脂製のカバー部材38とが備えられており、カバー部材38がレバー部材16の基部16aに装着されることでその基部16aの上部が覆われるようになっている。なお、後述する図8および図9に示すように、車両用パーキングブレーキ操作装置10は、円筒状グリップ部材22が、周縁部36aがコンソール(車両内装部品)35に固定された革製のブーツ36の中央部36bに設けられた貫通穴36cから突き出た状態で設けられている。図1では、革製のブーツ36が省略されている。
図2に示すように、レバー本体16の基部16aは、レバー部材16の操作部16bから軸心方向C2へ続く断面C字状の円筒状部16dと、その円筒状部16dの幅寸法A1よりも短い間隔で円筒状部16dから図2の下方へ延びる一対の側壁部16eおよび16fとを一体に有するものである。また、カバー部材38は、レバー本体16の基部16aを挟むように向かい合う平板状の一対の側壁部38aおよび38bと、その一対の側壁部38aおよび38bの上端縁を連結する連結部38cとを一体に有し、逆U字状断面に形状されている。
図2に示すように、カバー部材38の側壁部38aおよび38bには、レバー本体16の基部16aに脱着可能なように基部16aの円筒状部16dに係合する一対の係止突部38eおよび38fが相互に接近する方向に突設されている。また、カバー部材38の連結部38cの内周面38hには、レバー本体16の円筒状部16dの外周面に沿うように突き出ると共に一対の係止突部38eおよび38fとに連結する突部38gが形成されている。なお、セクタ12の厚み方向において、カバー部材38の一対の係止突部38eおよび38fの間の距離A2は、レバー本体16の円筒状部16dの幅寸法A1よりも小さい。このため、レバー本体16の基部16aにカバー部材38が装着されると、一対の係止突部38eおよび38fによって、カバー部材38の突部38gの内周面とレバー本体16の円筒状部16dの外周面とが当接した状態で保持され、セクタ12の厚み方向およびそのセクタ12の厚み方向に垂直な方向におけるカバー部材38のレバー本体16に対する位置が確実に位置決めされる。また、カバー部材38には、図2と同様の一対の係止突部38eおよび38fと突部38gとが図1に示す他の2箇所に形成されている。
図3に示すように、レバー本体16の基部16aの円筒状部16dには、円形状に貫通した位置決め穴16gが形成されており、カバー部材38の連結部38cには、その連結部38cの内周面38hから位置決め穴16g内に突出した円柱形状の位置決め突部38iが形成されている。このため、レバー本体16の基部16aにカバー部材38が装着されて、位置決め突部38iが位置決め穴16gに嵌合されると、軸心C2方向におけるカバー部材38のレバー本体16に対する位置決めがされると共に、カバー部材38の軸心C2まわりの回動が防止される。
図4に示すように、レバー本体16の基部16aすなわち側壁部16fには、レリーズノブ32が押込み操作されてセクタ12の係合歯24との係合が解除されたときのポール26と当接してそのポール26の所定以上の回動を防止するポールストッパ16hが設けられている。そして、カバー部材38が設けられていない従来のパーキングブレーキ操作装置においては、パーキングブレーキ作動時例えばレリーズノブ32が押し込み操作される時にポールストッパ16h或いは側壁部16fとポール26との間に革製のブーツ36が挟まれて噛み込むことで作動不良の原因となる恐れがある。そのため、従来のパーキングブレーキ操作装置は、図4に示す二点鎖線L1のようにレバー本体16の一対の側壁部16e、16fの外形を機構部すなわちポール26を取り囲むように設計していた。
しかしながら、カバー部材38の一対の側壁部38aおよび38bは、その側壁部38aおよび38bの下端部がポールストッパ16hとポール26とを覆うように形成されている。すなわち、車両用パーキングブレーキ操作装置10では、一対の側壁部38aおよび38bによってレリーズノブ32が押し込み操作された時に撓んだ革製のブーツ36がポールストッパ16hとポール26との間に挟まれるのが防止される。これにより、一対の側壁部16eおよび16fの外形すなわちレバー本体16の外形を従来のように必要以上に大きく設計し、ポール26の作動範囲すなわち回動範囲全体をレバー本体16の一対の側壁部16eおよび16fの内部に収める必要が無いため、車両用パーキングブレーキ操作装置10を従来に比較して軽量化することができる。
図5および図8は、レバー本体16に円筒状グリップ部材22およびカバー部材38が装着された状態を示す図である。この図5および図8によれば、円筒状グリップ部材22のカバー部材38側の端面22bとカバー部材38の円筒状グリップ部材22側の端面38kとの間にそれ等を相対向する一対の側壁面とする第1環状溝40が形成されている。なお、図8に示すように、革製のブーツ36は、その貫通穴36cの周縁が、円筒状グリップ部材22とカバー部材38との間に形成された第1環状溝40内に係合させられた状態でレバー本体16に固定されている。
図6に示すように、カバー部材38の円筒状グリップ部材22側の端部38jには、革製のブーツ36の貫通穴36cの径より大径であり革製のブーツ36の貫通穴36cの周縁が受け止められる端面38kと、その端面38kの一部から突設された逆U字断面形状の突部38mと、その突部38mの先端面38nの内周部の下部から突設された一対の部分周壁38oとが形成されている。第1環状溝40は、溝底面として機能する突部38mおよびフランジ部22cの外周面と、側壁面として機能する端面22bおよび38kとによって形成されている。
図5および図8に示すように、円筒状グリップ部材22のカバー部材38側の端部22aには、円筒状グリップ部材22よりも小径であって円筒状グリップ部材22のカバー部材38側の端面22bから離隔してその端面22bとの間に第1環状溝40よりも小径且つ小幅の第2環状溝42を形成すると共に第1環状溝40の溝底面となる外周面を有するフランジ部22cが備えられている。第2環状溝42は、円筒状グリップ部材22において、端面22bとフランジ部22cのカバー部材38側とは反対側の端面22eとの間に形成されている。
図7に示すように、円筒状グリップ部材22のフランジ部22cの一部は、カバー部材38の一対の部分周壁38oとの間に嵌め入れられており、その一対の部分周壁38oには、フランジ部22cの両側の平坦面22dと平行に接する平坦面38qと、その平坦面38qと連続し一対の部分周壁38oの下端部とが互い接近する方向に曲成されることにより曲げられた湾曲面38rとが形成されている。このため、カバー部材38が軸心C2まわりに回動しようとすると、一対の部分周壁38oの一方の平坦面38qがフランジ部22cの平坦面22dを当接してその回動が防止される。また、カバー部材38が図7に示す上方方向に外れようとすると一対の部分周壁38oの湾曲面38rがフランジ部22cに当接してその外れが防止される。
図5および図8に示すように、円筒状グリップ部材22のカバー部材38側の端面22bとカバー部材38の円筒状グリップ部材22側の端面38kとは、レバー部材16の操作部16bに向かうほど図5および図8に示す下方に向かうように操作部16bの軸心C2の線(軸線)L2に対して傾斜して形成されている。
図10および図11は、車両用パーキングブレーキ操作装置10において、革製のブーツ36およびカバー部材38に替えて、樹脂製の型成形ブーツ44が備えられた場合を示している。樹脂製の型成形ブーツ44の円筒状グリップ部材22側の端部44aには、円筒状グリップ部材22のフランジ部22cを嵌め入れる貫通穴44bが形成されており、その端部44aの貫通穴44bの開口部には、貫通穴の径より小径の段部44cが形成されている。また、軸心C2方向における段部44cの幅寸法は、第2環状溝42の幅寸法B1と同じ或いは僅かに小さくなっており、段部44cが円筒状グリップ部材22の第2環状溝42に係合させられている。また、樹脂製の型成形ブーツ44には、切り込み46が入っており、樹脂製の型成形ブーツ44をレバー部材16に装着させる際にはその切り込み46の間からレバー部材16を挿通させるようになっている。
図8に示すように、革製のブーツ36の貫通穴36cの周縁は、折り曲げられ且つ縫われており、その中に例えば紐48等が入れられており、その革製のブーツ36の貫通穴36cの周縁の幅寸法は、樹脂製の型成形ブーツ44の段部44cの幅寸法すなわち第2環状溝42の幅寸法B1より大きいものである。このため、例えばカバー部材38なしで革製のブーツ36の貫通穴36cの周縁を円筒状グリップ部材22の第2環状溝42に嵌め付けようとしてもフランジ部22cにその革製のブーツ36の貫通穴36cの周縁が引っ掛けられない。図5に示すように、カバー部材38が装着されることによって、円筒状グリップ部材22の端部22aとカバー部材38の端部38jとの間に第2環状溝42の幅寸法より十分に大きい幅寸法B2を有する第1環状溝40を形成され、好適に第1環状溝40に革製のブーツ36の貫通穴36cの周縁が係合させられる。
本実施例の車両用パーキングブレーキ操作装置10によれば、レバー本体16の基部16aに装着されることでそのレバー本体16の基部16aのうちの上部を覆うカバー部材38を含み、円筒状グリップ部材22のカバー部材38側の端面22bとカバー部材38の円筒状グリップ部材22側の端面38kとを側壁面とする第1環状溝40が形成され、革製のブーツ36の貫通穴36cの周縁が、その第1環状溝40内に係合させられた状態でレバー本体16に固定されている。このため、樹脂製の型成形ブーツ44が装着されるように想定された円筒状グリップ部材22およびレバー本体16を備えた車両用パーキングブレーキ操作装置10であっても、カバー部材38をレバー本体16の基部16aに装着させることによって、そのカバー部材38と円筒状グリップ部材22との間に第1環状溝40が形成されるので、革製のブーツ36の貫通穴36cの周縁が、第1環状溝40に係合された状態でレバー本体16に固定させられる。これによって、レバー本体16と円筒状グリップ部材22とを共通化させたままで、革製のブーツ36および樹脂製の型成形ブーツ44の装着が選択的に可能となる。
また、本実施例の車両用パーキングブレーキ操作装置10によれば、レバー本体16の基部16aには、そのレバー本体16の操作部16bに突き出すレリーズノブ32の操作力がレリーズロッド34を介して伝達されると回動させられてセクタ12の係合歯24と係合が解除させられるポール26と、そのセクタ12の係合歯24との係合が解除させられたときのそのポール26に当接してそのポール26の所定以上の回動を阻止するポールストッパ16hとが設けられ、カバー部材38は、レバー本体16の基部16aを挟むように向かい合い且つ下端部がそのレバー本体16の基部16aに設けられたポールストッパ16hを覆う一対の側壁部38aおよび38bと、その一対の側壁部38aおよび38bの上端縁を連結する連結部38cとを有し、逆U字状断面に形状されている。このため、車両用パーキングブレーキ操作装置10を革製のブーツ36と組み合わせた状態において、レリーズノブ32が操作されてポール26が回動した時に例えば革製のブーツ36が撓んでポール26とポールストッパ16hとの間に挟まれるのをカバー部材38の一対の側壁部38aおよび38bによって防止される。これによって、革製のブーツ36が例えばポール26とポールストッパ16hとに噛み込むことでポール26の作動不良の原因となるのを防止する。
また、本実施例の車両用パーキングブレーキ操作装置10によれば、円筒状グリップ部材22は、その円筒状グリップ部材22よりも小径であってその円筒状グリップ部材22のカバー部材38側の端面22bから離隔してその端面22bとの間に第1環状溝40よりも小径且つ小幅の第2環状溝42を形成すると共にその第1環状溝40の溝底面となる外周面を有するフランジ部22cを、備え、革製のブーツ36およびカバー部材38に替えて用いられる樹脂製の型成形ブーツ44の貫通穴44bの周縁が第2環状溝42に係合可能とされている。このため、革製のブーツ36に替えて樹脂製の型成形ブーツ44を用いる場合には、その樹脂製の型成形ブーツ44の貫通穴44bの周縁を円筒状グリップ部材22に形成された第2環状溝42に係合させることによって、樹脂製の型成形ブーツ44を車両用パーキングブレーキ操作装置10に好適に装着させられる。
また、本実施例の車両用パーキングブレーキ操作装置10によれば、円筒状グリップ部材22のカバー部材38側の端面22bとカバー部材38の円筒状グリップ部材22側の端面38kとは、レバー本体16の操作部16bに向かうほど下方に向かうようにそのレバー本体16の操作部16bの軸心C2の軸線L2に対して傾斜して形成されている。このため、革製のブーツ36の貫通穴36cの周縁が好適に第1環状溝40に係合させられる。
また、本実施例の車両用パーキングブレーキ操作装置10によれば、カバー部材38の円筒状グリップ部材22側の端面38kには、円筒状グリップ部材22のフランジ部22cの一部を嵌め入れる一対の部分周壁38oが突設されており、円筒状グリップ部材22のフランジ部22cは、その一対の部分周壁38o内に嵌め入れられている。このため、円筒状グリップ部材22のフランジ部22cがカバー部材38の一対の部分周壁38a内に嵌め入れられることによって、カバー部材38の上方への抜けが確実に防止される。
また、本実施例の車両用パーキングブレーキ操作装置10によれば、レバー本体16の基部16aは、そのレバー本体16の操作部16bから続く断面C字状の円筒状部16dと、その円筒状部16dの幅寸法A1よりも短い間隔で円筒状部16dから下方へ延びる一対の側壁部16eおよび16fとを有するものであり、カバー部材38の側壁部38aおよび38bには、レバー本体16の基部16aに脱着可能なようにレバー本体16の基部16aの円筒状部16dに係合する一対の係止突部38eおよび38fが相互に接近する方向に突設されている。このため、レバー部材16の円筒状部16dと一対の係止突部38eおよび38fとによってカバー部材38がレバー本体16に対して確実に位置決めされる。
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
たとえば、車両用パーキングブレーキ操作装置10において、カバー部材38は、レバー本体16の基部16aに装着されることでそのレバー本体16の基部16aの上部を覆っていたが、カバー部材38は、レバー本体16の基部16aの上部を覆うだけでなく、レバー本体16の基部16aのうち少なくとも上部を覆うものであっても良い。
また、車両用パーキングブレーキ操作装置10において、革製のブーツ36の貫通穴36cの周縁には紐48が入れられていたが、紐48ではなく他のもの例えばゴムが入っていても良い。
また、前述の実施例では、円筒状グリップ部材22のカバー部材38側の端部22aには、フランジ部22cによって第2環状溝42が形成されていたが、樹脂製の型成形ブーツ44の構成によっては、必ずしも第2環状溝42やフランジ部22cが設けられていなくても良い。
その他一々例示はしないが、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
10:車両用パーキングブレーキ操作装置
12:セクタ
16:レバー本体
16a:基部
16b:操作部
16d:円筒状部
16e、16f:一対の側壁部
16h:ポールストッパ
22:円筒状グリップ部材
22b:端面(側壁面)
22c:フランジ部
24:係合歯
26:ポール
32:レリーズノブ(操作釦)
34:レリーズロッド(連結ロッド)
35:コンソール(車両内装部材)
36:革製のブーツ
36a:周縁部
36b:中央部
36c:貫通穴
38:カバー部材
38a、38b:一対の側壁部
38c:連結部
38e、38f:一対の係止突部
38k:端面(側壁面)
38o:部分周壁
40:第1環状溝
42:第2環状溝
44:樹脂製の型成形ブーツ
44b:貫通穴
C1:軸心(一軸心)
L2:軸線

Claims (5)

  1. セクタと、該セクタに一軸心まわりに回動可能に設けられ、操作部の外周に円筒状グリップ部材が嵌め着けられたレバー本体とを備え、該円筒状グリップ部材が、周縁部が車両内装部材に固定された革製のブーツの中央部に設けられた貫通穴から突き出た状態で設けられる車両用パーキングブレーキ操作装置であって、
    前記レバー本体の基部に装着されることで該レバー本体の基部のうちの少なくとも上部を覆うカバー部材を含み、
    前記円筒状グリップ部材の前記カバー部材側の端面と前記カバー部材の前記円筒状グリップ部材側の端面との間に第1環状溝が形成され、
    該第1環状溝は前記革製のブーツの貫通穴の周縁を係合可能にして前記革製のブーツを前記レバー本体に着脱可能としたことであり、
    前記レバー本体の基部には、該レバー本体の操作部に突き出す操作釦の操作力が連結ロッドを介して伝達されると回動させられて前記セクタの係合歯と係合が解除させられるポールと、該セクタの係合歯との係合が解除させられたときの該ポールに当接して該ポールの所定以上の回動を阻止するポールストッパとが設けられ、
    前記カバー部材は、前記レバー本体の基部を挟むように向かい合い且つ下端部が該レバー本体の基部に設けられたポールストッパを覆う一対の側壁部と、該一対の側壁部の上端縁を連結する連結部とを有し、逆U字状断面に形状されていることを特徴とする車両用パーキングブレーキ操作装置。
  2. 前記円筒状グリップ部材は、該円筒状グリップ部材よりも小径であって該円筒状グリップ部材の前記カバー部材側の端面から離隔して該端面との間に前記第1環状溝よりも小径且つ小幅の第2環状溝を形成すると共に該第1環状溝の溝底面となる外周面を有するフランジ部を、備え、
    前記革製ブーツおよび前記カバー部材に替えて用いられる樹脂製の型成形ブーツの貫通穴の周縁が前記第2環状溝に係合可能とされていることを特徴とする請求項の車両用パーキングブレーキ操作装置。
  3. 前記円筒状グリップ部材の前記カバー部材側の端面と前記カバー部材の前記円筒状グリップ部材側の端面とは、前記レバー本体の操作部に向かうほど下方に向かうように該レバー本体の操作部の軸線に対して傾斜して形成されていることを特徴とする請求項1または2の車両用パーキングブレーキ操作装置。
  4. 前記カバー部材の前記円筒状グリップ部材側の端面には、前記円筒状グリップ部材のフランジ部の一部を嵌め入れる部分周壁が突設されており、
    該円筒状グリップ部材のフランジ部は、該部分周壁内に嵌め入れられていることを特徴とする請求項の車両用パーキングブレーキ操作装置。
  5. 前記レバー本体の基部は、該レバー本体の操作部から続く断面C字状の円筒状部と、該円筒状部の径よりも短い間隔で該円筒状部から下方へ延びる一対の側壁部とを有するものであり、
    前記カバー部材の側壁部には、前記レバー本体の基部に脱着可能なように該レバー本体の基部の円筒状部に係合する一対の係止突部が相互に接近する方向に突設されていることを特徴とする請求項の車両用パーキングブレーキ操作装置。
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