JP5878111B2 - 端末装置、出力情報送受信システム、出力情報送受信制御方法、およびプログラム - Google Patents
端末装置、出力情報送受信システム、出力情報送受信制御方法、およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5878111B2 JP5878111B2 JP2012271765A JP2012271765A JP5878111B2 JP 5878111 B2 JP5878111 B2 JP 5878111B2 JP 2012271765 A JP2012271765 A JP 2012271765A JP 2012271765 A JP2012271765 A JP 2012271765A JP 5878111 B2 JP5878111 B2 JP 5878111B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- output
- message
- user
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 163
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims description 162
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 21
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 claims description 3
- 230000008569 process Effects 0.000 description 78
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 76
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 55
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 46
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 18
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 11
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 11
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 11
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 10
- 230000006870 function Effects 0.000 description 9
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 9
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 8
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 6
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 6
- 235000016496 Panda oleosa Nutrition 0.000 description 5
- 240000000220 Panda oleosa Species 0.000 description 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 5
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 5
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 2
- 238000013139 quantization Methods 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000011002 quantification Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Description
このようなチャットアプリケーションは複数のチャット相手に対してメッセージを送信し、それを表示することによって成り立っている。メッセージの表現は基本的にはテキストであるが、メッセージの表現の幅を広げるため、テキストとは別の表現として絵文字、スタンプ(イラストなどの画像情報)などが提案され表現の幅を広げている。
<第1の実施形態>
まず、ユーザ端末100−2において、ユーザBは、送信するメッセージとしてのテキストを入力する(ステップS100)。そこで、ユーザ端末100−2は、ユーザBからの操作に応じて入力された(作成された)メッセージMを記憶するとともにメッセージ画面に表示する(ステップS110)。ここで、メッセージMには、ユーザIDと、グループIDとが対応付けられている。ここで、グループIDは、グループを一意に識別する情報であって、このメッセージMの宛先を示す情報である。続いて、ユーザ端末100−2は、メッセージMをサーバ装置200に送信する(ステップS120)。
続いて、サーバ装置200は、受信して記憶したメッセージMを、グループIDに基づいて、グループに登録されているユーザのユーザ端末100(ユーザAのユーザ端末100−1及びユーザCのユーザ端末100−3)に対して送信する(ステップS140)。次に、ユーザ端末100−1は、サーバ装置200から送信されたメッセージMを、ネットワーク5を介して受信する(ステップS150)。また、ユーザ端末100−3は、サーバ装置200から送信されたメッセージMを、ネットワーク5を介して受信する(ステップS170)。それぞれで受信したメッセージMには、送信日時情報(サーバ装置での受信時間)と、ユーザID(ユーザB)と、グループIDとが対応付けられている。
ユーザ端末100は、このメッセージ作成画面において作成・編集するメッセージにおいては、テキスト(文字、文字列)、絵文字、スタンプ(イラストなどの画像情報)などを適宜組み合わせたメッセージに基づいたメッセージ情報を作成することができる。また、ユーザ端末100は、メッセージ作成画面において作成・編集したメッセージ情報を表示する場合には、メッセージ画面に切り替えて、作成・編集したメッセージ情報をメッセージ情報として表示する。ユーザ端末100は、メッセージ画面にメッセージ情報に基づいて表示するとともに、同メッセージ情報に基づいた表示を、同メッセージ情報に基づいた他の表示に動的に切り替えることができる。例えば、動的に切り替える切替え方法として、メッセージ情報に含まれるテキスト(文字、文字列)、絵文字、スタンプ(イラストなどの画像情報)などを表示する数、構成、情報の種類などを切り替えるようにしてもよい。
ユーザ端末100は、メッセージ作成画面において作成・編集するメッセージにおいては、音響、振動などの情報を出力するメッセージを作成することができる。また、ユーザ端末100は、メッセージ作成画面において作成・編集したメッセージを出力する場合には、メッセージとして出力する音響、振動などの情報を動的に切り替えて出力させることができる。
上記のように、ユーザ端末100がメッセージ作成画面において作成するメッセージには、ユーザ端末100の出力部118に出力させる所定の情報と、前述の所定の情報を出力させるタイミングとを指定する出力タイミング情報が含まれる。ここで、出力タイミング情報によって出力可能とする所定の情報には、1又は複数の文字(文字列)の情報、音響情報、振動情報、画像情報(スタンプ、イラストなどの画像情報)などの情報を含めることができる。以下、出力タイミング情報によって出力可能とする所定の情報を出力情報ということがある。
符号110bの領域には、グループの名称E1が表示される。ここでは、ユーザBのユーザ名を「田中B子」とし、チャット相手のユーザ名がグループ名として表示されている例を示している。なお、ユーザBのユーザ端末100−2において同一のグループのメッセージ画面を表示させる場合、グループの名称E1は、チャット相手であるユーザAのユーザ名がグループ名として表示される。なお、グループの名称E1は、ユーザ名を表示させずに、グループ名を固定的に表示するようにしてもよい。或いは、ユーザの指定により、グループの名称E1に、ユーザ名を表示させるか、グループ名を固定的に表示させるかを設定できるようにしてもよい。
アイコンE10は、吹き出しE9に表示された登録通知メッセージに対応するスケジュール情報を登録したユーザを示すアイコンである。ユーザ名ラベルE11には、アイコンE10に対応するユーザのユーザ名が表示される。時間ラベルE12には、吹き出しE9に表示された登録通知メッセージを送信した時間が表示される。
ユーザ端末100は、入力部128によって、ユーザが送信する情報を取得する。ユーザ端末100は、ユーザが送信する情報を、1または複数の出力部118が出力する情報を示す出力情報のそれぞれと、上記ユーザが指定した時間情報とを対応付けて出力タイミング情報として生成する。ユーザ端末100は、生成した出力タイミング情報を、他のユーザ端末100などの外部装置に送信する。例えば、ユーザ端末100は、メッセージ作成画面(第2画面)を表示した状態で、ユーザが送信する情報を取得して出力タイミング情報として生成してもよい。
また、ユーザ端末100は、他のユーザ端末100(外部装置)から送信された出力タイミング情報を受信する。ユーザ端末100は、受信した出力タイミング情報に含まれる出力情報のそれぞれを、対応する時間情報に応じたタイミングで出力部118が出力するように制御することができる。ユーザ端末100は、出力タイミング情報を受信したことをメッセージ画面(第1画面)に表示する。この出力タイミング情報における出力情報に文字の情報、画像情報が含まれる場合には、ユーザ端末100は、出力情報に含まれる文字の情報、画像情報をメッセージ画面(第1画面)に表示する。この出力タイミング情報における出力情報に文字の情報、画像情報以外の情報が含まれる場合には、ユーザ端末100は、出力情報の出力先としてされた種類の出力部118から、出力情報を出力する。
これにより、本実施形態によれば、チャットアプリケーションにおける表現の幅を広げることができることから、利便性を向上させることができる。
まず、図4を参照して、ユーザ端末100の構成について説明する。図4は、本実施形態によるユーザ端末100の構成を示す概略ブロック図である。
ユーザ端末100は、ユーザが利用するコンピュータ装置であり、サーバ装置200を介して他のユーザ端末100との間で送受信したメッセージを表示する表示装置である。ユーザ端末100としては、例えばPC(Personal Computer)、タブレットPC、スマートフォン、ゲーム機器等の、表示デバイスを具備し情報通信ネットワークに接続可能な装置が適用できる。ここでは、ユーザ端末100はスマートフォンであるとして説明する。ユーザ端末100は、出力部118と、入力部128と、通信部130と、記憶部140と、制御部150とを備えている。なお、図1に示す複数のユーザ端末100−Nは、同様の各部を備えるものとする。
表示部110は、画像や文字等の情報を表示する表示デバイスである。表示部110の情報を表示する領域を画面といい、表示部110の画面に表示される情報を画面情報という。なお、この画面情報には一画面では表示しきれない情報も含まれる。例えば、表示部110は、チャットアプリケーションにおいて、グループ内のユーザ間で送受信したメッセージを時系列に表示するメッセージ画面を表示する。表示部110は、このメッセージ画面において、出力タイミング情報を含むメッセージを、出力タイミング情報に応じて動的に切り替えて表示する。また、表示部110は、グループ内のユーザ宛に送信するメッセージを生成するメッセージ作成画面を表示する。ここで、表示部110が表示するこれらの画面は、メッセージの受信、及び、ユーザからの操作に応じて制御部150によって制御される。また、例えば、ユーザ端末100は、表示部110にメッセージを一画面に表示しきれない場合には、そのメッセージを時系列に並べたうちの一部を表示し、メッセージのスクロール制御を行う場合がある。
振動出力部114は、振動情報を振動に変換して出力する。例えば、振動出力部114は、電気信号を機械的な振動に変換する圧電素子などを含む。ここで、振動出力部114が出力するこれらの振動は、ユーザからの操作に応じて制御部150によって制御される。
操作受付部120は、ユーザ(第1ユーザ)からの操作に応じてユーザの指示を受付けて、指示内容に応じた入力指示を生成する入力デバイスである。操作受付部120には、例えば、キーボードやボタン、タッチパネル等が適用できる。本実施形態では、操作受付部120と表示部110とは一体に構成されてユーザからの操作入力を受け付けるタッチパネル110Tを適用した例を説明する。
音響検出部122は、ユーザ端末100の周囲の音を検出する。
振動検出部124は、ユーザ端末100が受ける振動を検出する。例えば、振動検出部124は、加速度センサー、ジャイロなどをセンサーとして備えていてもよい。
通信部130は、ネットワーク5(図1)を介してサーバ装置200(図1)と通信する。
メッセージ種類は、そのメッセージが、ユーザ間においてチャットにより送受信したメッセージが出力タイミング情報を含まない場合と、出力タイミング情報を含む場合とを識別するフラグ情報である。ここでは、例えば、チャットにより送受信したメッセージが出力タイミング情報を含まない場合のフラグ情報がフラグ「0」であって、出力タイミング情報を含む場合のフラグ情報がフラグ「1」である。
スタンプ情報記憶部145は、表示部110に表示する画像情報(スタンプ)を、画像情報を識別する画像識別情報に関連付けて記憶する。画像情報(スタンプ)は、表示部110に表示させる情報である。スタンプを表示させるメッセージの画像情報は、スタンプを識別する画像識別情報にする。このように画像情報と画像識別情報を関連付けて記憶させておくことにより、画像識別情報をメッセージに含めて送信するだけで、メッセージを受信したユーザ端末100は、画像識別情報に関連づけて記憶している画像情報を選択して表示させることができる。
なお、スタンプ情報記憶部145は、表示部110に表示する画像情報として、ユーザが撮影した画像などの画像情報を、スタンプと同様に記憶してもよい。
音響振動情報記憶部146は、送信するメッセージを生成する際に、そのメッセージに添付する音響情報、又は、振動情報を記憶する。音響情報は、音響出力部112が出力する情報であり、及び、振動情報は、振動出力部114が出力する情報である。
また、メッセージ送信指示部151(生成部)は、ユーザが送信する情報を出力タイミング情報として生成する。この出力タイミング情報は、ユーザが送信する情報を基にして、1または複数の出力部118が出力する情報を示す出力情報のそれぞれと、前記ユーザが指定した時間情報とが対応付けられて生成される。なお、この出力タイミング情報を上記のメッセージとして送信する場合のメッセージ種類を、例えば、フラグ「1」とする。
メッセージ送信部152は、メッセージ送信指示部151(生成部)が生成した出力タイミング情報を外部装置(例えば、他のユーザ端末100、サーバ装置200など)に送信する。
本実施形態おけるメッセージ受信部153は、外部装置(例えば、他のユーザ端末100、サーバ装置200など)から送信された出力タイミング情報を上記のメッセージ情報と同様に受信する。メッセージ受信部153は、受信した出力タイミング情報を上記メッセージ情報のメッセージとして、メッセージ情報記憶部143に記憶させる。要するに、メッセージ受信部153は、受信したメッセージ情報に含まれるグループID、ユーザID(他ユーザ)、日時情報、メッセージ(出力タイミング情報)、及びメッセージ種類を、新たなレコードとしてメッセージ情報記憶部143に記憶させる。
本実施形態における出力制御部155は、先に出力した出力情報を表示させたまま、表示した出力情報より後に出力する出力情報を表示させるように制御する。要するに、本実施形態における出力制御部155は、先に表示した出力情報に、表示した出力情報より後に出力した出力情報を並べて表示させることができる。
また、上述の複数のメッセージ情報において、上述の複数のメッセージ情報には、互いに同じ日時情報が対応付けられたメッセージ情報が含まれないように構成してもよい。この場合、サーバ装置200は、メッセージ情報に互いに同じ日時情報を対応付けることを禁止し、メッセージ情報毎に異なる日時情報を対応付けるようにしてもよい。具体的には、サーバ装置200は、互いに同じ日時情報となるようなメッセージ情報を受信した場合には、一方の日時情報の時刻(例えば、秒数)をカウントアップさせてもよい。
また、表示制御部156は、メッセージ作成画面(第2画面)の表示を制御する。メッセージ作成画面の表示制御の詳細は後述とする。
出力情報変換制御部158は、許可されていない出力部118の種別が選択された場合に、許可されている他の種別の出力部118を選択して、出力情報を選択した出力部118に応じて変換する。
サーバ装置200は、サーバ通信部230と、サーバ記憶部240と、サーバ制御部250と、を備えている。サーバ通信部230は、ネットワーク5を介して複数のユーザ端末100(図1)と通信する。
メッセージ転送部251は、ユーザ端末100からグループIDを宛先として送信されたメッセージ情報を受信すると、受信したメッセージ情報をメッセージ情報一時記憶部243に一時的に記憶させる。メッセージ転送部251は、受信したメッセージ情報の宛先であるグループIDに対応付けられたユーザIDを特定し、記憶させたメッセージ情報を、当該特定したユーザIDが示すユーザ端末100のうち、メッセージを送信したユーザのユーザIDが示すユーザ端末100以外のユーザ端末100に送信する。なお、メッセージ転送部251は、このメッセージ情報を、当該特定したユーザIDが示すユーザ端末100のうち、メッセージを送信したユーザのユーザIDが示すユーザ端末100以外のユーザ端末100に送信してもよい。即ち、メッセージ転送部251は、グループ内のユーザにより送信されたメッセージを、グループ内の他のユーザに転送する。
図10は、本実施形態のチャットシステム1の構成を示す説明図である。この図10に示されるチャットシステム1において、ユーザAのユーザ端末100−1と、ユーザBのユーザ端末100−2とは、サーバ装置200を介して通信を行う。 例えば、ユーザAとユーザBとが属するチャット(1対1チャット)のグループ内においては、情報共有を目的として、グループ内のメンバー間でも互いにチャットによるメッセージ情報の交換が行われている。
以下の説明では、自ユーザをユーザAに、他ユーザはユーザBとする場合を例示して説明を行う。
以下、メッセージ作成画面を用いて作成する出力タイミング情報の作成方法について説明する。
メッセージ作成画面を用いて作成する出力タイミング情報に含ませて登録可能な情報は、文字(文字列、絵文字を含む)の情報、音響情報、振動情報、画像情報のうちから少なくとも何れかの情報である。表示制御部156が生成するメッセージ作成画面において、上記の文字の情報、音響情報、振動情報、画像情報のうちから少なくとも何れかの情報が順に指定されて、その順にメッセージとして綴ることができるように、情報を出力する出力装置の種別に応じて、メッセージ作成画面のうち一部の領域を切り替えて表示するようにしてもよい。以下、メッセージ作成画面の一例を説明する。
図11は、ユーザ端末100が表示するメッセージ作成画面の例を示す図である。この図11に示されるメッセージ作成画面は、文字を選択する画面に切り替える文字選択アイコンF20にタップ操作されることにより表示される。
符号110aは、メッセージ作成画面が表示されている領域の全体を示しており、図3に示すメッセージ画面が表示されている領域の全体と対応する領域である。このメッセージ作成画面は、文字の情報に基づいたメッセージを作成している過程の画面が表示されている。この図では、ユーザ端末100のメッセージ作成中において、5文字目を登録する段階にある場合を例として示している。
例えば、領域110iに示すような、文字選択アイコンF20にタップ操作したことにより、文字を選択する画面に切り替わる。図示される領域110iには、文字を入力するための文字アイコンが、仮想的なキーボードとして表示されている。例えば、仮名文字、和文を入力する場合に、ローマ字入力を行って仮名文字、和文を行うことができる。或いは、アルファベットが配列された入力画面から、再び文字選択アイコンF20にタップ操作されることにより、直接、仮名文字を入力する入力画面の表示に切り替えることができる。このように、アルファベットが配列された入力画面と、仮名文字を入力する入力画面とを、文字選択アイコンF20のタップ操作に基づいて、切り替えるようにしてもよい。
なお、この図11に示されるバーF11には、5個のタイミングポイントF15が配されており、それぞれの位置が、メッセージの開始から時間t1、時間t2、時間t3、時間t4、時間t5それぞれ経過した時を示す。以下、本実施形態においては、t1時間からtN時間(Nは自然数)まで、Nの値が多くなるにつれ「tN時間」の値も単調に増加するものとする。このタイミングポイントF15の位置に応じて定められる「時」に基づいて「出力タイミング情報の時間情報」が生成される。なお、以下の説明において、メッセージの開始の時間を「t0」、メッセージの終了の時間を「te」として示す場合がある。
ここで、関連づけが可能な情報として、文字(文字、絵文字、文字列を含む)の情報、音響情報、振動情報、画像情報のうちから少なくとも何れかを選択できる。例えば、文字の情報を選択する場合には、領域110iに示される文字アイコンにタップ操作されると、その文字の情報が関連付けられる。領域110iに示される文字アイコンは、アルファベット、仮名文字等を指定する画面ごとにそれぞれ切り替えてもよい。
図12は、ユーザ端末100が表示するメッセージ作成画面の変形例を示す図である。この図12に示されるメッセージ作成画面は、絵文字を選択する画面に切り替える絵文字選択アイコンF21にタップ操作されることにより表示される。この図では、作成中のメッセージにおいて3文字目を登録する段階のメッセージ作成画面の表示例を示している。
この図12に示されるバーF11には、3個のタイミングポイントF15が配されており、それぞれの位置が、メッセージの開始から時間t1、時間t2、時間t3、それぞれ経過した位置を示す。
上記の左側から3個目のタイミングポイントF15には、まだ出力情報との関係が定められていない吹き出しF18が吹き出しF16として配されている。
ここで、関連づけが可能な情報は、文字(絵文字、文字列を含む)の情報、音響情報、振動情報、画像情報のうちから少なくとも何れかを選択できる。例えば、続けて絵文字を選択する場合には、領域110iに示される絵文字アイコンにタップ操作されると、タップされた絵文字アイコンに応じた絵文字の情報が吹き出しF18に関連付けられる。
図13は、ユーザ端末100が表示するメッセージ作成画面の変形例を示す図である。この図13に示されるメッセージ作成画面は、音響情報を選択する画面に切り替える音響情報選択アイコンF24にタップ操作されることにより表示される。この図では、作成中のメッセージにおいて6個目の情報を登録する段階のメッセージ作成画面の表示例を示している。なお、この図13は、前述の図11に示す状態から、音響情報選択アイコンF24にタップ操作されることにより、続けて入力処理が行われた結果でもある。
この図13に示されるバーF11には、6個のタイミングポイントF15が配されており、それぞれの位置が、メッセージの開始から時間t1、時間t2、時間t3、時間t4、時間t5、時間t6それぞれ経過した位置を示す。なお、時間t5までは、前述の図11を参照する。
例えば、バーF11の左側から5個目までの吹き出しF16には、左から順に「あ」「い」「し」「て」「る」の文字がそれぞれ配されている。
バーF11の左側から6個目のタイミングポイントF15には、音声情報が出力情報として設定された吹き出しF19が、前述の吹き出しF16として配されている。出力部118(音響出力部112)から出力させる出力情報を吹き出しF19に関連付ける場合には、例えば、吹き出しF19にタップ操作して、吹き出しF19が選択された状態にする。そのうえで、領域110iに示される音源リストF41の中から指定する出力情報にタップ操作することにより、選択した音源を関連付けることができる。なお、この音源リスト中、選択した音源ファイルには、選択されている状態を示す選択結果表示F42が示される。
上記の説明では、吹き出しF19に音響情報を関連付けた例を説明したが、音響情報に限られることなく、関連づけが可能な情報として、文字(絵文字、文字列を含む)の文字の情報、音響情報、振動情報、画像情報のうちから少なくとも何れかを選択できる。
図14は、ユーザ端末100が表示するメッセージ作成画面の変形例を示す図である。この図14に示されるメッセージ作成画面は、振動情報を選択する画面に切り替える振動情報選択アイコンF23にタップ操作されることにより表示される。この図では、作成中のメッセージにおいて3個目の情報を登録した段階のメッセージ作成画面の表示例を示している。
この図14に示されるバーF11には、3個のタイミングポイントF15が配されており、それぞれの位置が、メッセージの開始から時間t1、時間t2、時間t3、それぞれ経過した位置を示す。
例えば、バーF11の左側から2個目までの吹き出しF16には、それぞれ振動情報F61が、吹き出しF18として示されている左側から3個目の吹き出しF16には振動情報F62が配されている。
なお、振動情報と前述の音声情報とにおいては、再生時の出力開始時刻を定めることについては文字の情報などの他の情報と同様である。ただし、振動情報と音声情報は、情報の性質上、情報を提供し続ける時間も情報の要素となる。例えば、継続時間が比較的短い振動情報F61と、継続時間が比較的長い振動情報F62とは、異なる情報として扱うことができる。そこで、バーF11において、この継続時間の情報を合わせて表すようにした。バーF11において左側から3個目のタイミングポイントF15の位置から右側(左側から3個目のタイミングポイントF15の位置に応じた時間)以降に振動を継続する期間(期間:d)を、符号F63を附して示している。
上記の説明では、各吹き出しF16に振動情報を関連付けた例を説明したが、振動情報に限られることなく、関連づけが可能な情報として、文字(絵文字、文字列を含む)の情報、音響情報、振動情報、画像情報のうちから少なくとも何れかを選択できる。
図15は、ユーザ端末100が表示するメッセージ作成画面の変形例を示す図である。この図15に示されるメッセージ作成画面は、画像情報(スタンプ)を選択する画面に切り替えるスタンプ選択アイコンF22にタップ操作されることにより表示される。この図では、作成中のメッセージにおいて3個目の情報を登録した段階のメッセージ作成画面の表示例を示している。
この図15に示されるバーF11には、3個のタイミングポイントF15が配されており、それぞれの位置が、メッセージの開始から時間t1、時間t2、時間t3、それぞれ経過した位置を示す。
出力部118から出力させる出力情報を各吹き出しF16に関連付ける場合には、例えば、吹き出しF16にタップ操作して、吹き出しF16が選択された状態にしたうえで、領域110iに示される画像情報アイコンをタッピングすることにより、選択した振動情報を関連付けることができる。
上記の説明では、各吹き出しF16に画像情報を関連付けた例を説明したが、振動情報に限られることなく、関連づけが可能な情報として、文字(絵文字、文字列を含む)の情報、音響情報、振動情報、画像情報のうちから少なくとも何れかを選択できる。
以下、図16から図18を参照し、出力タイミング情報と出力方法について説明する。
図16は、出力タイミング情報の生成を補足説明する説明図である。
図17は、出力タイミング情報の構成を示す説明図である。
ここで、図17に示す出力タイミング情報のデータ構成について整理する。この図17示されるように、出力タイミング情報は、「時間情報」と、「出力識別ID」と、「出力データ」とを項目に含む。
なお、本実施形態においては、「時間情報」の値について、「時間t1」のように抽象化して説明しているが、当該出力タイミング情報の再生を開始してから出力情報を出力するまでの実際の時間を数値化して具体的な値にしてもよい。また、ユーザが指定したタイミングに基づいて忠実に数値化する以外に、時間軸の値を所定の分解能で量子化した値にしてもよい。上記のように所定の分解能で量子化した場合、量子化した結果による各ステップを示す識別情報を定め、識別情報を「時間情報」として利用してもよい。
効果音などの音響情報を対象とする場合には、音響情報を識別する識別情報を出力データとする。ここで、音響情報は、効果音として規格化されて提供されているものに限らず、例えば、ユーザが取得した音響情報から生成してもよい。
振動などの振動情報を対象とする場合には、振動情報を識別する識別情報を出力データとする。ここで、振動情報は、規格化して提供されているものに限らず、例えば、ユーザが取得した振動情報から生成してもよい。
上記のように、ユーザが取得した情報(音声情報、振動情報、画像情報等)に基づいて「出力データ」を生成する場合には、対向するユーザ端末100において上記を識別可能とするように出力データを識別する識別情報をユニークなものとするとよい。なお、音声情報、振動情報、画像情報のそれぞれは、ファイルとして構成されており、各情報を識別する識別情報は、そのファイルのファイル名としてもよい。
例えば、この出力タイミング情報のデータ構成により、メッセージ情報記憶部143は、ユーザの操作によって指定された「時間情報」と、「出力識別ID」と、「出力データ」とを関連付けたレコードを単位として、出力タイミング情報ごとに、1又は複数のレコードを記憶することができる。
この図17に示される出力タイミング情報TD1は、「時間情報」として、t1(時間t1)からt6(時間t6)まで6個の情報を含む。要するに、出力タイミング情報TD1は6個のレコードを有する。「出力識別ID」には、文字の情報(「TEXT」)と音響情報(「SE」)の2種類の情報種別を含む。「出力データ」には、それぞれ異なる6個の文字(「あ」「い」「し」「て」「る」)」の文字の情報と、「LEBEL7」によって参照される音響情報を含む。
「時刻情報」をキーにして、レコード内の他の項目の情報との具体的な関連付けを説明する。
「時刻情報」が時間t1から時間t5までの全てのレコードには、「出力識別ID」を「TEXT」とする文字の情報の分類と、その分類に対応する「出力データ」が記録されている。「時刻情報」が時間t1から時間t5までの各レコードの「出力データ」には、「時間情報」の順に従って、「あ」「い」「し」「て」「る」の各文字が1文字ずつ記録されている。また、「時刻情報」が時間t6のレコードには、「出力識別ID」を「SE」とする振動情報の分類と、その分類に対応する「出力データ」が記録されている。「時刻情報」がt6のレコードの「出力データ」には、「LABEL7」によって参照される音響情報(効果音)への関連付けが記録されている。
図18は、出力タイミング情報に基づいた出力方法を示す説明図である。
この図18は、図3において説明した表示部110における表示において、吹き出しE9内に示す文字を時間の経過(時間t1から時間t5)に応じて変化させて表示する表示方法を示している。具体的には、出力制御部155は、吹き出しE9内に表示する文字の数を順に1文字ずつ増やして表示する。表示する文字は、出力タイミング情報TD1に記憶されている順の、「あ」「い」「し」「て」「る」の各文字である。また、時間t6に達すると、音響出力部112から「LABEL7」にて参照される所定の音響情報(効果音)を出力する。
要するに、上記の表示方法は、出力制御部155が、先に出力した出力情報を表示させたまま、その出力情報より後に出力する出力情報を表示させるように制御することにより行われている。
次に、図19から図21を参照し、出力タイミング情報と出力方法について説明する。
この図19は、時間の経過に応じて表示する絵文字の数を1個ずつ増やして、2種類の絵文字(「絵文字F51(絵文字01)」、「絵文字F52(絵文字02)」)を交互に並べて連ねて表示する表示方法の設定について示している。
図19に、出力タイミング情報TD2を生成する際の、メッセージ設定画面の表示の一例を示す。この図19に示されるように、3個のタイミングポイントF15にそれぞれ対応する時間t1からt3にかけて、それぞれのタイミングポイントF15に対応する吹き出しF16に2種類の絵文字(「絵文字F51(絵文字01)」、「絵文字F52(絵文字02)」)が交互に配された状態が示されている。要するに、それぞれのタイミングポイントF15に2種類の絵文字(「絵文字F51(絵文字01)」、「絵文字F52(絵文字02)」)の関連付けがそれぞれ行われ、出力タイミング情報が生成される段階の画面である。
図20の記載に基づいて、具体的な出力タイミング情報の一例を説明する。
この図20に示される出力タイミング情報TD2は、「時間情報」として、t1(時間t1)からt3(時間t3)まで3個の情報を含む。要するに、出力タイミング情報TD2は3個のレコードを有する。「出力識別ID」には、文字の情報(「TEXT」)の情報種別を含む。「出力データ」には、「絵文字F51(絵文字01)」、「絵文字F52(絵文字02)」、「絵文字F51(絵文字01)」の3個の文字の情報を含む。
「時刻情報」をキーにして、レコード内の他の項目の情報との具体的な関連付けを説明する。
「時刻情報」が時間t1から時間t3までの範囲に含まれる全てのレコードには、「出力識別ID」を「TEXT」とする文字の情報の分類と、その分類に対応する「出力データ」が記録されている。各レコードの「出力データ」には、「時間情報」の順に従って、「絵文字F51(絵文字01)」、「絵文字F52(絵文字02)」、「絵文字F51(絵文字01)」の3個の絵文字が1文字ずつ記録されている。
この図21は、図3において説明した表示部110における表示において、吹き出しE9内に示す文字を時間の経過(時間t1から時間t3)に応じて、出力制御部155は順に1文字ずつ増やして表示する表示方法を示している。
このように、本実施形態によれば、文字の情報を固定的に表示する場合と異なり、動的に文字数を変化させることができる。
次に、図22から図24を参照し、出力タイミング情報と出力方法について説明する。
この図22は、時間の経過に応じて2種類の文字列(「とてもうれしい。」、「ありがとう。」)を連ねて表示するように(図24)時間t1からt2にかけて出力処理を開始する表示方法の設定について示している。
図23の記載に基づいて、具体的な出力タイミング情報の一例を説明する。
この図23に示される出力タイミング情報TD3は、「時間情報」として、t1(時間t1)からt2(時間t2)まで2個の情報を含む。要するに、出力タイミング情報TD3は2個のレコードを有する。「出力識別ID」には、文字の情報(「TEXT」)の情報種別を含む。「出力データ」には、2種類の文字列(「とてもうれしい。」、「ありがとう。」)の情報を含む。
「時刻情報」をキーにして、レコード内の他の項目の情報との具体的な関連付けを説明する。
「時刻情報」が時間t1から時間t2までの範囲に含まれる全てのレコードには、「出力識別ID」を「TEXT」とする文字の情報の分類と、その分類に対応する「出力データ」が記録されている。各レコードの「出力データ」には、「時間情報」の順に従って、2種類の文字列(「とてもうれしい。」、「ありがとう。」)がそれぞれ記録されている。
この図24は、図3において説明した表示部110における表示において、吹き出しE9内に示す文字を時間の経過(時間t1から時間t2)に応じて、出力制御部155は、文字列を単位として、単位としてまとめた文字列を1個ずつ増やして連ねて表示する表示方法を示している。
このように、本実施形態によれば、文字の情報を固定的に表示する場合と異なり、文字列を単位として、動的に文字列の数を変化させることができる。
さらに吹き出しF16に対して出力時間に応じた番号を付けることにより、順序の確認や複数ある吹き出しF16のうちから目的の吹き出しF16を選択することが容易となる。
次に、図25と図26、及び前述の図14を参照し、出力タイミング情報と出力方法について説明する。前述の図14に記載の出力タイミング情報の生成を参照する。
図25は、出力タイミング情報の構成を示す説明図である。
図25の記載に基づいて、具体的な出力タイミング情報の一例を説明する。
この図25に示される出力タイミング情報TD4は、「時間情報」として、t1(時間t1)からt3(時間t3)までの3個の情報を含む。要するに、出力タイミング情報TD4は3個のレコードを有する。「出力識別ID」には、振動情報(「VIBE」)の情報種別を含む。「出力データ」には、「VIBE01(振動情報F61)」「VIBE02(振動情報F62)」の2個の振動パターンを示す振動情報をそれぞれ含む。
「時刻情報」をキーにして、レコード内の他の項目の情報との具体的な関連付けを説明する。
「時刻情報」が時間t1から時間t3までの範囲に含まれる全てのレコードには、「出力識別ID」を「VIBE」とする振動情報の分類と、その分類に対応する「出力データ」が記録されている。各レコードの「出力データ」には、「時間情報」の順に従って、「VIBE01(振動情報F61)」「VIBE01(振動情報F61)」「VIBE02(振動情報F62)」の振動情報が1個ずつ、それぞれ記録されている。
この図26に示す出力タイミング情報TD4の出力情報の出力方法は、時間の経過に応じて、時間t1、t2、t3に達した段階で、定められた振動パターンの出力をそれぞれ開始する出力方法を示している。
時間t1と時間t2においては、2種類の振動パターンのうち、継続時間が比較的短い振動パターン(振動情報F61)を出力する。また、時間t3においては、2種類の振動パターンのうち、継続時間が比較的長い振動パターン(振動情報F62)を出力する。なお、振動情報F62は、前述のとおり出力処理を開始した後も所定の時間(期間d)振動を継続する。
なお、図26において、文字の情報等を表示する吹き出しE9を、メッセージを受信したユーザ端末100−2において表示させるものとして説明したが、その表示を省略してもよい。
或いは、メッセージ作成画面において示した振動情報を示すアイコンを吹き出しE9内に表示させて、出力データとして振動情報を含んだメッセージであることを示してもよい。
なお、上記に示した振動情報を出力する場合と同様な方法により、音響情報を出力させることができる。
次に、図27と図28、及び前述の図15を参照し、出力タイミング情報と出力方法について説明する。前述の図15に記載の出力タイミング情報の生成を参照する。
図27は、出力タイミング情報の構成を示す説明図である。
図27の記載に基づいて、具体的な出力タイミング情報の一例を説明する。
この図27に示される出力タイミング情報TD5は、「時間情報」として、t1(時間t1)からt3(時間t3)までの3個の情報を含む。要するに、出力タイミング情報TD5は3個のレコードを有する。「出力識別ID」には、画像情報(「STAMP」)の情報種別を含む。「出力データ」には、3種類の画像情報(スタンプ)(画像情報F71(画像ファイル「stamp001.png」)、画像情報F72(画像ファイル「stamp002.png」)、画像情報F73(画像ファイル「stamp003.png」)を識別する画像識別情報)を含む。
「時刻情報」をキーにして、レコード内の他の項目の情報との具体的な関連付けを説明する。
「時刻情報」が時間t1から時間t3までの範囲に含まれる全てのレコードには、「出力識別ID」を「STAMP」とする振動情報の分類と、その分類に対応する「出力データ」が記録されている。各レコードの「出力データ」には、「時間情報」の順に従って、「stamp001.png」、「stamp002.png」、「stamp003.png」の3つの画像のファイル名が記録されている。
この図28に示す出力タイミング情報TD5の出力情報の出力方法は、時間の経過に応じて、時間t1、t2、t3に達した段階で、定められた画像情報を表示する。
この画像情報を表示する際に、同じ出力タイミング情報(例えば、出力タイミング情報TD5)によって先に表示されている画像情報がある場合には、先に表示していた画像情報の表示を消去して、先に表示されていた画像情報と同じ場所に新たに表示する画像情報を表示する。
このように、画像情報を切り替えて表示することで、受信画面内に関連する画像を複数配置することがなく、1つの画像を表示する面積を確保するだけで、複数の画像を表示させることができる。
また、本実施形態によれば、切り替え時間を比較的長く設定することにより、スライドショーのような表示形態を容易に実現できる。また、逆に切り替え時間を比較的短く設定することにより、疑似的なアニメーションのような表示形態を簡易に実現することができる。
次に、図29から図31を参照して、出力タイミング情報を含まないテキストを主とする一般的なメッセージと、本実施形態に示す出力タイミング情報を有するメッセージとの両方を利用可能とする処理について説明する。
本実施形態におけるユーザ端末100における送信側の処理と受信側の処理は、互いに独立に実行させることができる。
以下、メッセージ送信部152に係る送信系の処理と、メッセージ受信部153に係る受信系の処理とを分けて説明する。先に、送信系の処理から説明する。
送信系の処理において、制御部150は、次に示す3つの制御状態に応じた処理を行うとともに、それぞれの制御状態の状態遷移を行う。3つの制御状態は、〔送信待ち状態〕、〔出力タイミング情報を含まないメッセージ情報の送信状態〕、〔出力タイミング情報を含むメッセージ情報の送信状態〕である。
ユーザ端末100が送信処理を行っていない送信待ち状態(ステップS100TXR)にある場合に、メッセージ送信指示部151は、ユーザの操作入力よる送信要求に基づいて実施する処理を切り替える。
例えば、その操作入力による送信要求が、出力タイミング情報を含まないメッセージの送信を要求する操作であるか、或いは、出力タイミング情報を含むメッセージの送信を要求する操作であるか否かの判定結果により実施する処理を切り替える。この切り替えの判定条件としては、例えば、ユーザ端末100の表示画面の表示状態に基づいて判定してもよい。メッセージ表示画面を操作したことによる送信要求の場合は、出力タイミング情報を含まないメッセージ情報の送信と判定できる。一方、メッセージ作成画面を操作したことによる送信要求の場合は、出力タイミング情報を含むメッセージ情報の送信と判定できる。
メッセージ送信指示部151は、出力タイミング情報を含まないメッセージ情報の送信を要求する操作であると判定した場合には、メッセージ種類のフラグに「0」をセットする。メッセージ送信指示部151は、メッセージ情報記憶部143の当該メッセージ情報のメッセージ種別に「0」を書き込む。
メッセージ送信指示部151は、メッセージを送信する「メッセージ情報の送信処理(ステップS100A)」に制御状態を遷移させて、メッセージ送信部152に所定の送信処理を実施させる。メッセージ送信部152は、上記の送信処理の終了、又は、上記の送信を行わず送信処理を中断した場合には、制御部150は、メッセージ送信部152における送信系の処理の状態を送信待ち状態(ステップS100TXR)に遷移させる。
メッセージ送信指示部151は、出力タイミング情報を含むメッセージ情報の送信を要求する操作であると判定した場合には、メッセージ種類のフラグに「1」をセットする。メッセージ送信指示部151は、メッセージ情報記憶部143の当該メッセージ情報のメッセージ種別に「1」を書き込む。
メッセージ送信指示部151は、メッセージを送信する「出力タイミング情報の送信処理(ステップS100B)」に制御状態を遷移させて、メッセージ送信部152に所定の送信処理を実施させる。
出力タイミング情報の送信処理において、制御部150は、次に示す4つの制御状態に応じた処理を行うとともに、それぞれの制御状態の状態遷移を行う。4つの制御状態は、(メッセージの生成処理状態)、(メッセージの再生処理状態)、(メッセージの送信処理状態)、(メッセージの編集処理状態)である。
まず、送信待ち状態(ステップS100TXR)から、「出力タイミング情報の送信処理(ステップS100B)」に制御状態が遷移した場合には、初期状態としてステップS112に制御状態が遷移される。
ステップS112において、制御部150(メッセージ送信指示部151)は、出力タイミング情報を含めて送信するメッセージの生成処理を行う。
ステップS112において、制御部150は、次の要求を入力部128(操作受付部120)が検出した場合、以下に示す所定の処理を行うように制御状態を遷移させる。
入力部128が送信要求操作を検出した場合、生成したメッセージを送信するメッセージとして定め、ステップS116に遷移する。
入力部128が再生要求の操作を検出した場合、生成したメッセージを再生して確認するメッセージとして定め、ステップS114に遷移する。
入力部128が編集要求の操作を検出した場合、生成したメッセージを編集するメッセージとして定め、ステップS118に遷移する。
ステップS114において、制御部150(メッセージ再生指示部154)は、出力タイミング情報を含む所定のメッセージの再生処理を行う。なお、制御部150の出力制御部155(メッセージ再生指示部154)は、メッセージ受信部153が受信した出力タイミング情報に含まれる出力情報に応じた出力を、ユーザの入力指示に応じて開始するように制御する。
入力部128が送信要求操作を検出した場合、再生したメッセージを送信するメッセージとして定め、ステップS116に遷移する。
入力部128が編集要求の操作を検出した場合、再生したメッセージを編集するメッセージとして定め、ステップS118に遷移する。
ステップS116において、制御部150(メッセージ送信指示部151)は、出力タイミング情報を含む所定のメッセージの送信処理を行う。
ステップS116において、制御部150は、次の状態を検出した場合、以下に示す所定の処理を行うように制御状態を遷移させる。
送信処理を終了した場合、及び、送信処理中断した場合の少なくとも何れかの場合に、さらに、メッセージの生成要求がある場合、ステップS112に遷移する。
ステップS118において、所定のメッセージの編集処理を行う。
ステップS118において、制御部150は、次の要求を検出した場合、以下に示す所定の処理を、出力タイミング情報を含むメッセージに対して実施するように制御状態を遷移させる。
入力部128が送信要求操作を検出した場合、編集したメッセージを送信するメッセージとして定め、ステップS116に遷移する。
入力部128が再生要求の操作を検出した場合、編集したメッセージを再生するメッセージとして定め、ステップS114に遷移する。
図30は、出力タイミング情報の生成処理のフローチャートである。
この図31に示される、出力タイミング情報を有するメッセージを利用可能とする受信側の処理について説明する。
受信系の処理において、制御部150は、次に示す3つの制御状態に応じた処理を行うとともに、それぞれの制御状態の状態遷移を行う。3つの制御状態は、〔受信待ち状態〕、〔出力タイミング情報を含まないメッセージ情報の受信状態〕、〔出力タイミング情報を含むメッセージ情報の受信状態〕である。
ユーザ端末100が、受信処理を行っていない受信待ち状態(ステップS100RXR)にある場合に、メッセージ受信部153は、対向して通信するユーザ端末100からの着信を検出する。着信したメッセージが、出力タイミング情報を含まないメッセージ情報の受信であるか、出力タイミング情報を含むメッセージの受信であるかに応じて受信処理を切り替える。出力タイミング情報を含むメッセージであるか否かの判定は、メッセージ種類のフラグに基づいて判定する。例えば、メッセージ受信部153は、メッセージ種類のフラグが、出力タイミング情報を含まないメッセージ情報の受信であることを示す「0」の場合には、出力タイミング情報を含まない「メッセージ情報の受信処理(ステップS150A)」に遷移させる。
メッセージ受信部153は、出力タイミング情報を含まないメッセージ情報の受信であると判定した場合には、当該メッセージ情報に対して、前述の所定の受信処理を実施する。上記の受信処理の終了、又は、上記の受信を行わず受信処理を中断した場合には、制御部150は、受信系の処理の状態を受信待ち状態(ステップS150RXR)に遷移させる。
一方、メッセージ種類のフラグが、出力タイミング情報を含むメッセージ情報の受信であることを示す「1」の場合には、「出力タイミング情報を含むメッセージの受信処理(ステップS150B)」に遷移して、メッセージ受信部153は、所定の受信処理を実施する。
なお、上記の受信処理の終了、又は、上記の受信を行わず受信処理を中断した場合には、制御部150は、受信系の処理の状態を受信待ち状態(ステップS150RXR)に遷移させる。
出力タイミング情報を含むメッセージの受信処理において、制御部150は、次に示す4つの制御状態に応じた処理を行うとともに、それぞれの制御状態の状態遷移を行う。4つの制御状態は、(メッセージの受信処理状態)、(メッセージの出力処理状態)、(メッセージの再生処理状態)、(メッセージの出力保留処理状態)である。
まず、受信待ち状態(ステップS100RXR)から、「出力タイミング情報の受信処理(ステップS150B)」に制御状態が遷移した場合には、初期状態としてステップS152に制御状態が遷移される。
ステップS152において、制御部150(メッセージ受信部153)は、メッセージの受信処理を行う。
ステップS152において、制御部150(メッセージ受信部153)は、次の条件を検出した場合、以下に示す所定の処理を行うように制御状態を遷移させる。
出力可能な出力情報を検出した場合、受信したメッセージを出力するメッセージとして定め、ステップS154に遷移する。
出力可能な出力情報を検出できない場合、受信したメッセージの出力を保留するメッセージとして定め、ステップS158に遷移する。
ステップS154において、制御部150(出力制御部155)は、所定のメッセージの出力処理を行う。
ステップS154において、制御部150(出力制御部155)は、次の要求を検出した場合、以下に示す所定の処理を行うように制御状態を遷移させる。
再生要求操作を検出した場合、受信したメッセージを再生するメッセージとして定め、ステップS156に遷移する。
出力処理を中断させる切替操作を検出した場合、受信したメッセージの出力を中断して、出力を中断したメッセージを出力保留にするメッセージとして定め、ステップS158に遷移する。
ステップS156において、制御部150(メッセージ再生指示部154)は、所定のメッセージの再生処理を出力制御部155に行わせる。
ステップS156において、制御部150は、次の状態を検出した場合、以下に示す所定の処理を行うように制御状態を遷移させる。
再生処理を終了した場合、及び、受信処理中断した場合の少なくとも何れかの場合に、さらに、メッセージの受信要求がある場合、ステップS152に遷移する。
ステップS158において、所定のメッセージの出力保留処理を行う。
ステップS158において、制御部150(出力制御部155)は、次の要求を検出した場合、以下に示す所定の処理を行うように制御状態を遷移させる。
受信要求操作を検出した場合、編集したメッセージを受信するメッセージとして定め、ステップS156に遷移する。
再生要求の操作を検出した場合、出力保留にしたメッセージを再生するメッセージとして定め、ステップS156に遷移する。
また、メッセージ受信部153は、外部装置(例えば、他のユーザ端末100、サーバ装置200など)から送信された出力タイミング情報を上記のメッセージ情報と同様に受信する。メッセージ再生指示部154は、メッセージ受信部153が受信してメッセージ情報記憶部143にメッセージとして記憶されている出力タイミング情報から、出力タイミング情報に含まれる出力情報のそれぞれを、対応する時間情報に応じたタイミングで出力部118が出力するように制御するようにした。
これにより、ユーザ端末100は、チャットアプリケーションにおける利便性を向上させることができる。
図32から図34を参照し、本実施形態における出力タイミング情報の生成処理について説明する。
図32と図33は、本実施形態における出力タイミング情報の生成処理を補足説明する説明図である。
この図32に、出力タイミング情報の設定において、各出力タイミングに対応する出力情報の設定を個々に実施する前に、全ての出力タイミングの設定を一括に設定する場合を示す。
本実施形態においても、前述の図11に示したように、画面110aにおける領域110gにおいてメッセージの作成状況が示される。この領域110gにおいて示されるバーF11を基準にして、メッセージに応じた出力タイミング情報を生成する。
この図32の最上段に示すt0時間には、ポインタF14がバーF11の左端F12の位置に配されている(時間:t0)。ここで、録音アイコンF25にタップ操作されると、ポインタF14が、バーF11に沿って左側から右側に向かって移動される。ポインタF14がバーF11に沿って移動する過程において、一時停止アイコンF27にタップ操作されると、一時停止アイコンF27にタップ操作された時点のポインタF14が示す位置に、対応するタイミングポイントF15がバーF11に重ねて配される。また、タイミングポイントF15をバーF11に重ねて配した位置から、ユーザによって指定された位置を補足可能とする(時間:t1)。この一時停止アイコンF27のタップ操作を順に繰り返すことにより、それぞれ位置の異なるタイミングポイントF15がバーF11に重ねて配される。例えば、一時停止アイコンF27のタップ操作が4回繰り返されることにより、タイミングポイントF15が4個配される(時刻:t4)。その後、ポインタF14がバーF11の右端に到達して、タイミングポイントF15の設定が終了する(時刻:te)。
上記の手順に従って、メッセージ送信指示部151は、このタイミングポイントF15の設定処理を操作受付部120からの情報に基づいて実施して、図17に示す出力タイミング情報の各レコードと、それぞれのレコードの時間情報を生成する。ここで、出力タイミング情報の各レコードとは、図17に示されるテーブルの行ごとに示されている情報の組をいう。メッセージ送信指示部151は、生成した出力タイミング情報の各レコードと、それぞれのレコードの時間情報をメッセージ情報記憶部143に一時的に記録する。
この図33は、上記の図32に示したようにタイミングポイントF15を設定した後に、メッセージ送信指示部151がタイミングポイントF15に対応する出力情報(出力識別情報と出力データ)を設定する場合について説明する。
この図33に示すように、先に設定されたタイミングポイントF15にそれぞれ対応する「あ」「い」「し」「て」「る」「(音響情報)」を、時間t1からt6のそれぞれの時間において出力処理を実施するように設定する手順について説明する。
ここで、メッセージ送信指示部151は、ユーザが指定した「あ」の文字の情報の入力を検出すると、その吹き出しF16内に、検出した文字の情報の「あ」を表示させる。
メッセージ送信指示部151は、入力された文字の情報を、出力タイミング情報のうち、左端F12から1個目のタイミングポイントF15に対応する1行目のレコードの情報として書き込んで、記憶させる。
さらに、出力情報の登録を進めて、最後に出力情報を登録するタイミングポイントF15の位置にF14が配されている(時間:t6’)。メッセージ送信指示部151は、ポインタF14が配されたタイミングポイントF15に、対応する吹き出しF19を表示させる。ここで登録する情報を、音響情報とする。ここで、メッセージ送信指示部151は、ユーザが指定した音響情報の入力を検出すると、その吹き出しF19内に、検出した音響情報を示す表示を表示させる。
メッセージ送信指示部151は、入力された振動情報を、出力タイミング情報のうち、左端F12から数えた最後のタイミングポイントF15に対応する6行目のレコードの情報として書き込んで、記憶させる。その後、ポインタF14がバーF11の右端に到達して、出力情報の設定を終了する。
制御部150(メッセージ送信指示部151)は、記録時間を終了するか否かを判定する(ステップSb1128)。ステップSb1128における判定により、記録時間を終了しないと判定する場合(ステップSb1128:No)、ステップSb1122に進む。ステップSb1128における判定により、記録時間を終了すると判定した場合(ステップSb1128:Yes)、ステップSc1121に進む。
制御部150(メッセージ送信指示部151)は、出力識別情報を生成する(ステップSc1122)。制御部150(メッセージ送信指示部151)は、出力情報を生成する(ステップSc1123)。制御部150(メッセージ送信指示部151)は、出力情報を記録する(ステップSc1124)。
上記のように、出力タイミング情報の生成処理において、出力タイミングの設定と、出力情報の設定を分けて行うようにしてもよい。
これにより、ユーザ端末100は、チャットアプリケーションにおける利便性を向上させることができる
図35から図45を参照して、本実施形態におけるユーザAのユーザ端末100A−1と、ユーザBのユーザ端末100A−2との間の通信について説明する。
図35は、本実施形態のチャットシステム1Aの構成を示す説明図である。
この図35に示されるチャットシステム1AにおいてユーザAのユーザ端末100A−1と、ユーザBのユーザ端末100A−2とは、サーバ装置200を介して通信を行う。
ここで、前述のユーザ端末100(図10)と対比して、本実施形態におけるユーザ端末100Aを説明する。ユーザ端末100Aは、前述のユーザ端末100に対し以下の点が異なる。
ユーザ端末100の制御部150(図10)は、メッセージ送信指示部151と、メッセージ送信部152と、メッセージ受信部153と、メッセージ再生指示部154と、出力制御部155と、を有している。これに対し、制御部150Aは、メッセージ送信指示部151Aと、メッセージ送信部152と、メッセージ受信部153と、メッセージ再生指示部154Aと、出力制御部155Aと、とを備える。
本実施形態におけるユーザ端末100Aのメッセージは、前述のユーザ端末100におけるメッセージの出力タイミング情報に対し、「更新フラグ(更新制御情報)」が付加されている点が異なる。
ここで、更新フラグ(更新制御情報)は、先に出力した出力情報に応じた出力を更新させることを示す情報を含むものとする。例えば、更新フラグは、先に表示している表示の内容(出力情報に応じた出力)を更新させるか否かを判定する情報を示すものとする。
例えば、出力制御部155Aは、共通の出力タイミング情報に含まれる複数の文字の情報(出力情報)のうち、先に出力した文字の情報(出力情報)に応じた文字の表示(出力)を、その文字の情報(出力情報)より後に出力する文字の情報(出力情報)に応じた文字の表示(出力)へ更新させるように制御する。このような制御を、出力タイミング情報に含まれる更新フラグ(更新制御情報)に応じて実施するものとする。
本実施形態におけるメッセージ再生指示部154Aは、更新フラグを含む出力タイミング情報を再生する。
以下、メッセージ送信指示部151Aによる出力タイミング情報の作成方法について説明する。
本実施形態のメッセージ送信指示部151Aは、例えば、前述の図11から図15に示すメッセージ作成画面をユーザに提示して出力タイミング情報の作成を支援するとともに、出力タイミング情報を含むメッセージの生成を行う。
次に、図36から図38を参照し、出力タイミング情報と出力方法について説明する。なお、図36から図38は、前述の図19から図21に対応する。
図36に、出力タイミング情報TD6を生成する場合におけるメッセージ設定画面の表示の一例を示す。この図36に示されるように、時間t1からt3のそれぞれに対応する3個のタイミングポイントF15が示されている。それぞれのタイミングポイントF15に対応する吹き出しF16に2種類の絵文字(「絵文字F51(絵文字01)」、「絵文字F52(絵文字02)」)が交互に配された状態が示されている。要するに、それぞれのタイミングポイントF15に2種類の絵文字(「絵文字F51(絵文字01)」、「絵文字F52(絵文字02)」)の関連付けがそれぞれ行われており、出力タイミング情報が生成される段階の表示が示されている。
なお、この図36に示される例の場合には、全ての吹き出しF16のタグの明るさが、番号を示す文字の明るさより暗くして、「更新フラグ」の設定値が「1」に設定された状態にある。
この図37に、具体的な出力タイミング情報の一例を示し、図示する出力タイミング情報TD6のデータ構成について整理する。この図37示されるように、本実施形態における出力タイミング情報TD6は、「時間情報」と、「出力識別ID」と、「出力データ」、「更新フラグ」とを項目に含む。
ここで、「更新フラグ」は、例えば、前述したとおり定めることとして、他の項目は図17と同様とする。
「時刻情報」をキーにして、レコード内の他の項目の情報との具体的な関連付けを説明する。
「時刻情報」が時間t1から時間t3までの範囲に含まれる全てのレコードには、「出力識別ID」を「TEXT」とする文字の情報の分類と、その分類に対応する「出力データ」が記録されている。各レコードの「出力データ」には、「時間情報」の順に従って、「絵文字F51(絵文字01)」、「絵文字F52(絵文字02)」、「絵文字F51(絵文字01)」の3個の絵文字が1文字ずつ記録されている。また、全てのレコードの「更新フラグ」には、「1」が記憶されている。
この図38は、図3において説明した表示部110における表示において、表示する1文字の絵文字を切り替えて表示する表示方法を示している。出力制御部155は、吹き出しE9内に示す文字を時間の経過(時間t1から時間t3)に応じて順に切り替えて出力する。このように、本実施形態によれば、文字の情報を固定的に表示する場合と異なり、動的に文字数を変化させることができる。
なお、仮に、2文字目の「更新フラグ」の値を「0」にすることにより、2文字目の「絵文字F52(絵文字02)」を表示した段階の表示を次のように変更することができる。上記の場合、先に表示していた1文字目の表示を更新しないため、「絵文字F51(絵文字01)」、「絵文字F52(絵文字02)」の2文字を並べて表示する。さらに、2文字を並べて表示した状態で、3文字目を表示すると、先に表示されていた2文字を更新して、3文字目の1文字を表示する。このように、先に表示している情報を更新して表示するか、先に表示している情報に並べて表示するかの表示方法を選択することができる。
また、全ての「更新フラグ」の値をそれぞれ「0」にすると、前述の図21と同様の表示形態を選択することが可能になる。
次に、図39、及び前述の図15と図28を参照し、出力タイミング情報と出力方法について説明する。前述の図15に記載の出力タイミング情報の生成を参照する。
図39は、出力タイミング情報TD7の構成を示す説明図である。
図39の記載に基づいて、具体的な出力タイミング情報の一例を説明する。
この図39に示される出力タイミング情報TD7は、「時間情報」として、t1(時間t1)からt3(時間t3)までの3個の情報を含む。要するに、出力タイミング情報TD5は3個のレコードを有する。「出力識別ID」には、画像情報(「STAMP」)の情報種別を含む。「出力データ」には、3種類の画像情報(スタンプ)(画像情報F71(画像ファイル「stamp001.png」)、画像情報F72(画像ファイル「stamp002.png」)、画像情報F73(画像ファイル「stamp003.png」))を識別する画僧識別情報を含む。「更新フラグ」には、フラグとして用いられる「1」が含まれている。
「時刻情報」をキーにして、レコード内の他の項目の情報との具体的な関連付けを説明する。
「時刻情報」が時間t1から時間t3までの範囲に含まれる全てのレコードには、「出力識別ID」を「STAMP」とする振動情報の分類と、その分類に対応する「出力データ」が記録されている。各レコードの「出力データ」には、「時間情報」の順に従って、「stamp001.png」、「stamp002.png」、「stamp003.png」の3つの画像のファイル名が記録されている。また、全てのレコードの「更新フラグ」には、「1」が記憶されている。
一方、何れかの「更新フラグ」の値を「0」にすると、対応する画像情報を表示する際に、先に表示されている画像を更新することなく、並べて表示することが可能になる。
次に、図40から図42を参照し、出力タイミング情報と出力方法について説明する。
図40は、出力タイミング情報の生成を補足説明する説明図である。なお、図40は、前述の図22に対応する。
図41は、出力タイミング情報の構成を示す説明図である。この図41に示される出力タイミング情報TD8は、「時間情報」として、t1(時間t1)からt2(時間t2)まで2個の情報を含む。要するに、出力タイミング情報TD3は2個のレコードを有する。「出力識別ID」には、文字の情報(「TEXT」)の情報種別を含む。「出力データ」には、2種類の文字列(「とてもうれしい。」、「ありがとう。」)の情報を含む。「更新フラグ」には、フラグとして用いられる「1」が含まれている。
「時刻情報」をキーにして、レコード内の他の項目の情報との具体的な関連付けを説明する。
「時刻情報」が時間t1から時間t2までの範囲に含まれる全てのレコードには、「出力識別ID」を「TEXT」とする文字の情報の分類と、その分類に対応する「出力データ」が記録されている。各レコードの「出力データ」には、「時間情報」の順に従って、2種類の文字列(「とてもうれしい。」、「ありがとう。」)がそれぞれ記録されている。また、全てのレコードの「更新フラグ」には、「1」が記憶されている。
この図42は、図3において説明した表示部110における表示において、単位としてまとめた文字列を切り替えて表示する表示方法を示している。
出力制御部155は、吹き出しE9内に示す文字を時間の経過(時間t1から時間t2)に応じて、文字列を単位として切り替えて表示する。
このように、本実施形態によれば、文字の情報を固定的に表示する場合と異なり、文字列を単位として、表示する文字列を動的に変化させることができる。
次に、図43から図45を参照し、出力タイミング情報と出力方法について説明する。
図43は、出力タイミング情報の生成を補足説明する説明図である。
この図43に示されるバーF11には、4個のタイミングポイントF15が配されており、それぞれの位置が、メッセージの開始から時間t1、時間t2、時間t3、時間t4、それぞれ経過した位置を示す。
この図43の上段側に示される時間t1における表示では、バーF11の左側から数えて1個目のタイミングポイントF15に対応する吹き出しF16が配されている。ここで、吹き出しF16のタグに付されている番号(ここでは、「1」)を吹き出しF16の識別情報として用いて説明し、以下、例えば1個目の吹き出しF16を示す場合、「吹き出しF16(1)」と記す。
ここで、この吹き出しF16(1)は、時間t1に出力する1又は複数の情報を、対応する時間情報に関連付ける。この画面上の表示では、吹き出しF16(1)の表示領域内に配されている情報が、対応する時間情報に関連付けられた情報として示される。ここでは、文字列「またこんどね」の情報と、吹き出しF80として示される「バイバイ」という音響情報とが、関連付けられる情報として示されている。要するに、このメッセージを受信したユーザ端末100は、メッセージの出力を開始してから時間t1に達した段階で、文字列「またこんどね」を表示するとともに、「バイバイ」という音響情報を出力する。なお、吹き出しF16(1)のタグの表示から、「更新フラグ」の設定値を「0」とする。
吹き出しF16(2)としての表示領域内に、画像情報F81と振動情報F61とが示されている。
吹き出しF16(3)としての表示領域内に、画像情報F82と振動情報F61とが示されている。
吹き出しF16(4)としての表示領域内に、画像情報F81と振動情報F61とが示されている。
なお、吹き出しF16(2)から(4)のタグの表示から、「更新フラグ」の設定値を「1」とする。
上記のように、吹き出しF16(2)から(4)においても、吹き出しF16(1)の場合と同様に、各吹き出しF16の表示領域内に配されている情報が、対応する時間情報に関連付けられた情報として示される。
例えば、吹き出しF16(2)の場合には、画像情報F81と振動情報F61とが吹き出しF16(2)としての表示領域内に示されていることにより、時間t2に画像情報F81と振動情報F61とが関連付けられた状態を示している。それゆえ、このメッセージを受信したユーザ端末100は、メッセージの出力を開始してから時間t2に達した段階で、画像情報F81を表示するとともに、振動情報F61を出力する。
図44は、出力タイミング情報の構成を示す説明図である。この図44に示される出力タイミング情報TD9は、「時間情報」として、t1(時間t1)からt4(時間t4)まで4個の情報を含む。ただし、ここでは、同一の時間に、それぞれ2個のレコードが対応づけることが必要とされている。要するに、出力タイミング情報TD9は8個のレコードを有する。そこで、各レコードを「時間情報」をキーにして識別するために、同じ時間を示す情報に異なる符号を付加して、異なる情報として識別できるようにする。例えば、t1(時刻t1)をt1a(時刻t1)とt1b(時刻t1)とすることにより、キーとなる2つの情報を得ることができる。
「時刻情報」をキーにして、レコード内の他の項目の情報との具体的な関連付けを説明する。
「時刻情報」が時間t1から時間t4までの範囲に含まれる全てのレコードには、「出力識別ID」によって示される情報の分類と、その分類に対応する「出力データ」、その「出力データ」の出力方法を指定する「更新フラグ」がそれぞれ記録されている。
「時刻情報」のt1aから参照されるレコードには、「時刻情報」、「出力識別ID」、「出力データ」、「更新フラグ」の順に、〔t1a、「TEXT」、「またこんどね」の文字列の情報、「0」〕が記録されている。
「時刻情報」のt1bから参照されるレコードには、「時刻情報」、「出力識別ID」、「出力データ」、「更新フラグ」の順に、〔t1b、「SE」、「LABEL54」の音響情報、「0」〕が記録されている。
「時刻情報」のt2aから参照されるレコードには、「時刻情報」、「出力識別ID」、「出力データ」、「更新フラグ」の順に、〔t2a、「VIBE」、「VIBE01」の振動情報、「0」〕が記録されている。
「時刻情報」のt2bから参照されるレコードには、「時刻情報」、「出力識別ID」、「出力データ」、「更新フラグ」の順に、〔t2b、「IMG」、画像情報「img01.jpg」を識別する画像識別情報、「1」〕が記録されている。
「時刻情報」のt3aから参照されるレコードには、「時刻情報」、「出力識別ID」、「出力データ」、「更新フラグ」の順に、〔t3a、「VIBE」、「VIBE01」の振動情報、「0」〕が記録されている。
「時刻情報」のt3bから参照されるレコードには、「時刻情報」、「出力識別ID」、「出力データ」、「更新フラグ」の順に、〔t3b、「IMG」、画像情報「img02.jpg」を識別する画像識別情報、「1」〕が記録されている。
「時刻情報」のt4aから参照されるレコードには、「時刻情報」、「出力識別ID」、「出力データ」、「更新フラグ」の順に、〔t4a、「VIBE」、「VIBE01」の振動情報、「0」〕が記録されている。
「時刻情報」のt4bから参照されるレコードには、「時刻情報」、「出力識別ID」、「出力データ」、「更新フラグ」の順に、〔t4b、「IMG」、画像情報「img01.jpg」を識別する画像識別情報、「1」〕が記録されている。
この図45は、図3において説明した表示部110における表示において、吹き出しE9内に示す情報を時間の経過(時間t1から時間t4)に応じて、切り替えて表示する表示方法を示す。吹き出しE9内に示す情報には、文字の情報と画像情報がある。また、その表示に同期して、音響情報、振動情報を出力する出力方法を合わせて示す。
これにより、出力情報を固定的に出力する場合と異なり、動的に変化させて表示することができる。また、複数の種類の出力情報を関連付けて、1回のメッセージ送付の処理で送信可能とする。また、複数の出力情報を関連付けることにより、関連付けに応じた時間情報に従って、それぞれの出力情報を出力することができる。また、複数の種類の出力情報を関連付けることにより、関連付けに応じた時間情報に従って、異なる種類の出力情報をそれぞれのタイミングで出力することができる。
このように、画像情報を切り替えて表示することで、受信画面内に関連する画像を複数配置することがなく、1つの画像を表示する面積を確保するだけで、複数の画像を表示させることができる。
また、本実施形態によれば、切り替え時間を比較的長く設定することにより、スライドショーのような表示形態を容易に実現できる。また、逆に切り替え時間を比較的短く設定することにより、疑似的なアニメーションのような表示形態を簡易に実現することができる。
また、本実施形態によれば、出力タイミング情報を1単位として、出力タイミング情報によって示される出力情報を出力する出力回数を指定できるようにしてもよく(出力回数指定再生)、或いは、回数に制限を付けず繰り返し出力するようにしてもよい(ループ再生)。さらに、出力回数指定再生とループ再生との選択をユーザが選択できるようにしてもよい。また、その選択を行うための条件の設定は、受信側のユーザの意向に基づいた設定情報を基にして選択するほかに、送信側で出力タイミング情報を作成時に設定できるようにしてもよい。
このように、本実施形態におけるユーザ端末100Aは、チャットアプリケーションにおける利便性を向上させることができる。
図46を参照し、本実施形態における出力データの出力先の変更処理について説明する。
本実施形態における出力制御部155(出力情報変換制御部158)は、上記出力種別情報が示す種別の出力部118から出力情報に応じた出力ができない場合、出力情報に応じた出力ができる他の出力部118が出力するように制御する。
まず、制御部150は、指定された種類の出力部118から出力可能か否かを判定する(ステップS220)。
ステップS220における判定により、指定された種類の出力部118から出力可能と判定された場合(ステップS220:Yes)、指定された種類の出力部118から出力するように制御して、(ステップS222)この出力データの出力先の変更処理を終える。
ステップS220における判定により、指定された種類の出力部118から出力可能と判定されなかった場合(ステップS220:No)、出力先として指定された種類以外の出力部118に変更し、変更後の出力部118から出力するように制御して(ステップS224)、この出力データの出力先の変更処理を終える。この後、変換された出力先から出力するように制御する。
また、ユーザ端末100(出力情報変換制御部158)は、上記出力種別情報が示す種別の出力部118から出力情報に応じた出力ができない場合、出力情報に応じた出力ができる他の出力部118が出力するように制御するものとした。
これにより、本実施形態におけるユーザ端末100は、チャットアプリケーションにおける利便性を向上させることができる。
例えば、音響出力部112からの出力を制限している場合(例えば、マナーモードを有効としている場合)には、音響出力部112からの出力が行えない。このような場合、振動出力部114に出力先を変更することにより、音響による出力を得ることができなくても、ユーザは、メッセージが示す音響情報に代えて、振動出力部114が出力した振動を認知することができる。
なお、この場合、ユーザ端末100は、省電力モードを解除して表示部110の明るさを回復させた状態にあれば、メッセージを再生する再生処理により文字としての表示を実施させることができる。
なお、省電力モード時に表示部110の表示を視認することが困難な状態であっても、ユーザ端末100は、上記のように代替えの出力先に出力させるとともに、表示部110の表示の明るさを低減させた状態のまま、表示部110に表示させるように制御してもよい。このように代替えの出力先と、表示部110の表示を同時に行うことにより、省電力モードの制御状態が解除された場合には、表示部110の明るさを所定の明るさに回復させるだけで、表示する画面の構成を変更することなく、所望の表示画面を表示させることができる。
図47と図48を参照して、本実施形態におけるユーザAのユーザ端末100−1と、ユーザBのユーザ端末100−2との間の通信について説明する。
続いて、ユーザ端末100−1は、受信して記憶したメッセージMを、グループIDに基づいて、グループに登録されているユーザのユーザ端末100(ユーザAのユーザ端末100−1及びユーザCのユーザ端末100−3)に対して送信する(ステップS140)。
このように、本実施形態におけるユーザ端末100は、チャットアプリケーションにおける利便性を向上させることができる。
ここで、ユーザ端末100−1及びユーザ端末100−3は、メッセージMを時系列に並べて表示する際に、メッセージMに対応付けられているユーザIDに基づいて、メッセージMを送信したユーザを示す情報をメッセージMに対応付けて表示する。なお、ユーザ端末100−1及びユーザ端末100−3は、自ユーザが送信したメッセージには、そのメッセージを送信した自ユーザを示す情報を対応付けて表示せずに、他ユーザが送信したメッセージにのみ、そのメッセージを送信した他ユーザを示す情報を対応付けて表示してもよい。
例えば、「出力タイミング情報」は、「出力情報」と、出力情報に対応する「時間情報」とを対応させておき、「出力情報」と「時間情報」の何れか一方を含むようにする。さらに、「出力タイミング情報」は、何れか他方を識別情報にして、識別情報に基づいて、何れか他方の情報そのものを参照するようにしてもよい。
或いは、「出力タイミング情報」は、「出力情報」と、出力情報に対応する「時間情報」とを対応させておき、「出力情報」と「時間情報」との何れも含まずに、それぞれの情報を参照可能とする識別情報にしてもよい。
なお、音響検出部122が検出したユーザ端末100の周囲の音に基づく音響情報を出力タイミング情報に含めて送信する音響情報としてもよい。また、音響検出部122が検出したユーザ端末100の周囲の音の大きさ(音圧レベル)に応じた操作入力情報としてもよい。例えば、入力部128によりタップ操作を検出する代わりに、所定の音圧以上の音響(声など)を検出条件としてもよい。
また、上述の実施形態では、ユーザ端末100間で送受信するメッセージは文字列であるとしたが、メッセージには、絵文字や、写真等の画像情報や、音声等の情報が含まれていてもよい。
また、例えば、複数のユーザ端末100間で送受信されるメッセージの全てをサーバ装置200が記憶しておき、ユーザ端末100からの任意の要求に応じてメッセージを送信し、ユーザ端末100に表示させるようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、複数のユーザ端末100はサーバ装置200を介してメッセージを送受信する例を示したが、サーバ装置200を介さずに、複数のユーザ端末100同士が直接メッセージを送受信してもよい。
Claims (11)
- 複数のユーザ間で情報を送受信する端末装置であって、
ユーザが送信する前記情報を、1または複数の出力部が出力する情報を示す出力情報のそれぞれと、前記ユーザが指定した時間情報とを対応付ける出力タイミング情報であって、前記ユーザの入力指示に応じて決定した出力内容に対応する出力情報と前記ユーザの入力指示に応じて決定された切り換え時間を示す時間情報とを含む出力タイミング情報として生成する生成部と、
前記生成部が生成した出力タイミング情報を外部装置に送信する送信部と、
外部装置から送信された出力タイミング情報を受信する受信部と、
前記受信部が受信した出力タイミング情報に含まれる前記出力情報のそれぞれを、対応する時間情報に応じたタイミングで前記出力部が出力するように制御する出力制御部と、
を備え、
前記生成部は、
前記外部装置が前記出力タイミング情報を受信することにより、前記ユーザの入力指示に応じて決定された切り換え時間を示す前記時間情報に従って、前記ユーザの入力指示に応じて決定された前記出力情報に対応する出力内容を、前記時間情報に応じたタイミングで前記外部装置の出力部に出力するように前記外部装置の出力制御部に切り換えさせる前記出力タイミング情報を生成する
ことを特徴とする端末装置。 - 前記出力情報は、各種出力を出力する前記出力部の種別を示す出力種別情報を含み、
前記出力制御部は、
前記出力種別情報が示す出力部から前記出力情報に応じた出力ができない場合、前記出力情報に応じた出力ができる他の出力部が出力するように制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。 - 前記出力制御部は、
前記受信部が受信した出力タイミング情報に含まれる出力情報に応じた出力を前記ユーザの入力指示に応じて開始するように制御する、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の端末装置。 - 前記出力情報は、テキスト情報、画像情報、音響情報、及び、振動情報のうち少なくとも何れかの情報を含む
ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の端末装置。 - 前記出力タイミング情報には、前記出力部が出力情報を出力する前記タイミングを示す情報を含む
ことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の端末装置。 - 前記出力制御部は、
先に出力した前記出力情報を表示させたまま、前記出力情報より後に出力する出力情報を表示させるように制御する
ことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の端末装置。 - 前記出力タイミング情報は、
先に出力した前記出力情報に応じた出力を更新させる更新制御情報を含み、
前記出力制御部は、
前記更新制御情報に応じて、先に出力した前記出力情報に応じた出力を前記出力情報より後に出力する前記出力情報に応じた出力へ更新させるように制御する
ことを特徴とする請求項1から請求項6の何れか1項に記載の端末装置。 - 前記ユーザの入力指示に応じて、前記生成部で生成された出力タイミング情報に含まれる前記出力情報に応じた出力をさせるように前記出力制御部を制御する確認再生部をさらに備える
ことを特徴とする請求項1から請求項7の何れか1項に記載の端末装置。 - 複数のユーザ間で情報を送受信する出力情報送受信システムであって、
ユーザが送信する前記情報を、1または複数の出力情報のそれぞれと、前記ユーザが指定した時間情報とを対応付ける出力タイミング情報であって、前記ユーザの入力指示に応じて決定した出力内容に対応する出力情報と前記ユーザの入力指示に応じて決定された切り換え時間を示す時間情報とを含む出力タイミング情報として生成する生成部と、
前記生成部が生成した出力タイミング情報を自端末装置以外の装置に送信する送信部と、
前記自端末装置以外の装置から出力タイミング情報を受信する受信部と、
前記受信部が受信した出力タイミング情報に含まれる前記出力情報のそれぞれを、対応する時間情報に応じたタイミングで出力部が出力するように制御する出力制御部と、
を備え、
前記生成部は、
前記自端末装置以外の装置が前記出力タイミング情報を受信することにより、前記ユーザの入力指示に応じて決定された切り換え時間を示す前記時間情報に従って、前記ユーザの入力指示に応じて決定された前記出力情報に対応する出力内容を、前記時間情報に応じたタイミングで前記自端末装置以外の装置の出力部に出力するように前記自端末装置以外の装置の出力制御部に切り換えさせる前記出力タイミング情報を生成する
ことを特徴とする出力情報送受信システム。 - 複数のユーザ間で情報を送受信する端末装置の出力情報送受信制御方法であって、
ユーザが送信する前記情報を、1または複数の出力部が出力する情報を示す出力情報のそれぞれと、前記ユーザが指定した時間情報とを対応付ける出力タイミング情報であって、前記ユーザの入力指示に応じて決定した出力内容に対応する出力情報と前記ユーザの入力指示に応じて決定された切り換え時間を示す時間情報とを含む出力タイミング情報として生成するステップと、
前記生成した出力タイミング情報を外部装置に送信するステップと、
外部装置から送信された出力タイミング情報を受信するステップと、
前記受信した出力タイミング情報に含まれる前記出力情報のそれぞれを、対応する時間情報に応じたタイミングで前記出力部が出力するように制御するステップと、
前記出力タイミング情報として、前記外部装置が前記出力タイミング情報を受信することにより、前記ユーザの入力指示に応じて決定された切り換え時間を示す前記時間情報に従って、前記ユーザの入力指示に応じて決定された前記出力情報に対応する出力内容を、前記時間情報に応じたタイミングで前記外部装置の出力部に出力するように前記外部装置の出力制御部に切り換えさせるための情報を生成するステップと
を含むことを特徴とする出力情報送受信制御方法。 - 複数のユーザ間で情報を送受信する端末装置のコンピュータに、
ユーザが送信する前記情報を、1または複数の出力部が出力する情報を示す出力情報のそれぞれと、前記ユーザが指定した時間情報とを対応付ける出力タイミング情報であって、前記ユーザの入力指示に応じて決定した出力内容に対応する出力情報と前記ユーザの入力指示に応じて決定された切り換え時間を示す時間情報とを含む出力タイミング情報として生成するステップと、
前記生成した出力タイミング情報を外部装置に送信するステップと、
外部装置から送信された出力タイミング情報を受信するステップと、
前記受信した出力タイミング情報に含まれる前記出力情報のそれぞれを、対応する時間情報に応じたタイミングで前記出力部が出力するように制御するステップと、
前記出力タイミング情報として、前記外部装置が前記出力タイミング情報を受信することにより、前記ユーザの入力指示に応じて決定された切り換え時間を示す前記時間情報に従って、前記ユーザの入力指示に応じて決定された前記出力情報に対応する出力内容を、前記時間情報に応じたタイミングで前記外部装置の出力部に出力するように前記外部装置の出力制御部に切り換えさせるための情報を生成するステップと
を実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012271765A JP5878111B2 (ja) | 2012-12-12 | 2012-12-12 | 端末装置、出力情報送受信システム、出力情報送受信制御方法、およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012271765A JP5878111B2 (ja) | 2012-12-12 | 2012-12-12 | 端末装置、出力情報送受信システム、出力情報送受信制御方法、およびプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014116910A JP2014116910A (ja) | 2014-06-26 |
JP5878111B2 true JP5878111B2 (ja) | 2016-03-08 |
Family
ID=51172463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012271765A Active JP5878111B2 (ja) | 2012-12-12 | 2012-12-12 | 端末装置、出力情報送受信システム、出力情報送受信制御方法、およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5878111B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7007168B2 (ja) * | 2017-12-07 | 2022-01-24 | Line株式会社 | プログラム、情報処理方法、及び情報処理装置 |
KR102567051B1 (ko) * | 2021-04-21 | 2023-08-14 | 주식회사 카카오 | 단말의 동작 방법 및 단말 |
JP7061721B1 (ja) | 2021-12-15 | 2022-04-28 | Kddi株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び情報処理システム |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001265703A (ja) * | 1999-12-10 | 2001-09-28 | Sega Corp | 電子文書送受信システム |
JP2001245269A (ja) * | 2000-02-25 | 2001-09-07 | Sony Corp | コミュニケーション・データ作成装置及び作成方法、コミュニケーション・データ再生装置及び再生方法、並びに、プログラム記憶媒体 |
JP3923712B2 (ja) * | 2000-08-08 | 2007-06-06 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ | メッセージ交換システムおよび記録媒体 |
JP3679350B2 (ja) * | 2001-05-28 | 2005-08-03 | 株式会社ナムコ | プログラム、情報記憶媒体及びコンピュータシステム |
JP2006072130A (ja) * | 2004-09-03 | 2006-03-16 | Canon Inc | 情報処理装置及び情報処理方法 |
JP5735269B2 (ja) * | 2010-12-24 | 2015-06-17 | 京セラ株式会社 | 受信装置、携帯通信端末、字幕表示制御プログラムおよび字幕表示制御方法 |
-
2012
- 2012-12-12 JP JP2012271765A patent/JP5878111B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014116910A (ja) | 2014-06-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6194459B2 (ja) | 表示装置、およびプログラム | |
JP5998031B2 (ja) | 端末装置、端末装置の制御方法、及びプログラム | |
CN101345837B (zh) | 信息处理装置和方法 | |
JP5917373B2 (ja) | 表示装置、制御方法、およびプログラム | |
CN106874338A (zh) | 用于利用视觉和/或触觉反馈操纵用户界面对象的设备、方法和图形用户界面 | |
JP2016143386A (ja) | プログラム、通信端末及び表示方法 | |
JP6461630B2 (ja) | 通信システム、通信装置、プログラム及び表示方法 | |
CN100432910C (zh) | 用于用户接口转变的方法和设备 | |
JP5903377B2 (ja) | サーバ装置、メッセージ共有システム、制御方法、およびプログラム | |
JP6102016B2 (ja) | 表示装置、およびプログラム | |
TW201218846A (en) | Method and apparatus for providing cooperative user interface layer management with respect to inter-device communications | |
EP2846518A1 (en) | Device and method for identifying data | |
JP5878111B2 (ja) | 端末装置、出力情報送受信システム、出力情報送受信制御方法、およびプログラム | |
CN102004984A (zh) | 信息处理设备、程序和信息处理系统 | |
CN107145498A (zh) | 用于呈现对内容进行观看的提醒的方法、系统和介质 | |
JP5169239B2 (ja) | 情報処理装置および方法、並びにプログラム | |
JP2013117843A (ja) | コンピュータ、通信システム、プログラムおよびサーバ | |
US10574709B2 (en) | Content reproduction apparatus, content reproduction system, and content reproduction method | |
JP2014086014A (ja) | 表示装置、制御方法、およびプログラム | |
JP6083067B2 (ja) | 表示装置、およびプログラム | |
JPWO2011013241A1 (ja) | 端末装置 | |
US10304412B1 (en) | Device synchronization | |
JP2012033069A (ja) | 通信システム、サーバ、通信方法及びコンピュータプログラム | |
JP2014071479A (ja) | 表示装置、制御方法、およびプログラム | |
JP6145729B2 (ja) | サーバ装置、端末装置、及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140918 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150723 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150728 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150928 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151020 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151218 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160119 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160127 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5878111 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |