JPWO2011013241A1 - 端末装置 - Google Patents
端末装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2011013241A1 JPWO2011013241A1 JP2011524594A JP2011524594A JPWO2011013241A1 JP WO2011013241 A1 JPWO2011013241 A1 JP WO2011013241A1 JP 2011524594 A JP2011524594 A JP 2011524594A JP 2011524594 A JP2011524594 A JP 2011524594A JP WO2011013241 A1 JPWO2011013241 A1 JP WO2011013241A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- content
- list
- terminal
- content list
- user
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 112
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims abstract description 29
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 64
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 13
- 230000010076 replication Effects 0.000 claims description 12
- 230000008569 process Effects 0.000 description 24
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 19
- 238000012508 change request Methods 0.000 description 18
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 14
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 9
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 9
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 8
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 2
- 230000006399 behavior Effects 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 230000008094 contradictory effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q10/00—Administration; Management
- G06Q10/10—Office automation; Time management
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Business, Economics & Management (AREA)
- Strategic Management (AREA)
- Entrepreneurship & Innovation (AREA)
- Human Resources & Organizations (AREA)
- Operations Research (AREA)
- Economics (AREA)
- Marketing (AREA)
- Data Mining & Analysis (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Tourism & Hospitality (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Business, Economics & Management (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
Abstract
携帯型端末装置は、表示部と、コンテンツ提供先決定手段と、第1コンテンツリスト表示手段と、コンテンツ抽出手段と、第2コンテンツリスト表示手段と、第2コンテンツリスト通信手段と、複製制御実行手段と、を備える。コンテンツ提供先決定手段は、外部入力に基づきコンテンツの提供先の端末を決定する。第1コンテンツリスト表示手段は、提供元の利用者が保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストを表示部に表示する。第2コンテンツリスト表示手段は、コンテンツ抽出手段が抽出したコンテンツのリストである第2コンテンツリストを表示部に表示する。第2コンテンツリスト通信手段は、端末に当該第2コンテンツリストの情報を送信する。
Description
本発明は、複製するデータの選択を容易にする技術に関する。
従来から、異なる機器間で各機器が保有する画像などのコンテンツを複製する方法が公知である。例えば、特許文献1には、実世界の動作に近い空間的連続性をもつユーザーインタフェースを有する画面共有システムが開示されている。その他、本発明に関連する技術が、特許文献2に開示されている。
一般に、コンテンツの授受を比較的表示画面が小さい端末間で行う場合、表示画面が小さいことに起因して誤操作の発生や利便性の低下などの問題が発生する可能性がある。従って、比較的表示画面が小さい端末間でコンテンツの授受を実行する場合、その操作性が重要になる。特許文献1又は2には、上記の問題は、何ら検討されていない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、コンテンツの複製操作を容易にすることが可能な端末装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、コンテンツを提供する利用者が使用する携帯型端末装置であって、表示部と、外部入力に基づき前記コンテンツの提供先の端末を決定するコンテンツ提供先決定手段と、前記利用者が保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストを前記表示部に表示する第1コンテンツリスト表示手段と、外部入力に基づき前記第1コンテンツリストから前記提供先の端末上にリスト表示するコンテンツをさらに抽出するコンテンツ抽出手段と、前記コンテンツ抽出手段が抽出したコンテンツのリストである第2コンテンツリストを前記表示部に表示する第2コンテンツリスト表示手段と、前記提供先の端末の表示部に前記第2コンテンツリストの少なくとも一部を表示させるため、前記提供先の端末に当該第2コンテンツリストの情報を送信する第2コンテンツリスト通信手段と、前記提供先の端末から前記第2コンテンツリスト中のコンテンツの提供要求があった場合、当該コンテンツの複製制御を実行する複製制御実行手段と、を備えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、コンテンツの提供を受ける利用者が使用する携帯型端末装置であって、表示部と、前記利用者が保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストを前記表示部に表示する第1コンテンツリスト表示手段と、前記コンテンツの提供元の端末に表示され、かつ、当該端末の利用者が指定した提供可能なコンテンツのリストである第2コンテンツリストを受信する第2コンテンツリスト通信手段と、前記表示部に前記第2コンテンツリストの少なくとも一部を表示する第2コンテンツリスト表示手段と、外部入力に基づき、前記第2コンテンツリスト中のコンテンツの提供要求を前記提供元の端末に送信するコンテンツ提供要求手段と、を備えることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、表示部を備え、コンテンツを提供する利用者が使用する携帯型端末装置により実行される複製支援方法であって、外部入力に基づき前記コンテンツの提供先の端末を決定するコンテンツ提供先決定工程と、前記利用者が保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストを前記表示部に表示する第1コンテンツリスト表示工程と、外部入力に基づき前記第1コンテンツリストから前記提供先の端末上にリスト表示するコンテンツをさらに抽出するコンテンツ抽出工程と、前記コンテンツ抽出手段が抽出したコンテンツのリストである第2コンテンツリストを前記表示部に表示する第2コンテンツリスト表示工程と、前記提供先の端末の表示部に前記第2コンテンツリストの少なくとも一部を表示させるため、前記提供先の端末に当該第2コンテンツリストの情報を送信する第2コンテンツリスト通信工程と、前記提供先の端末から前記第2コンテンツリスト中のコンテンツの提供要求があった場合、当該コンテンツの複製制御を実行する複製制御実行工程と、を備えることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、表示部を備え、コンテンツを提供する利用者が使用する携帯型端末装置により実行されるコンテンツ複製支援プログラムであって、外部入力に基づき前記コンテンツの提供先の端末を決定するコンテンツ提供先決定手段と、前記利用者が保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストを前記表示部に表示する第1コンテンツリスト表示手段と、外部入力に基づき前記第1コンテンツリストから前記提供先の端末上にリスト表示するコンテンツをさらに抽出するコンテンツ抽出手段と、前記コンテンツ抽出手段が抽出したコンテンツのリストである第2コンテンツリストを前記表示部に表示する第2コンテンツリスト表示手段と、前記提供先の端末の表示部に前記第2コンテンツリストの少なくとも一部を表示させるため、前記提供先の端末に当該第2コンテンツリストの情報を送信する第2コンテンツリスト通信手段と、前記提供先の端末から前記第2コンテンツリスト中のコンテンツの提供要求があった場合、当該コンテンツの複製制御を実行する複製制御実行手段、として前記端末装置を実行させることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、表示部を備え、コンテンツの提供を受ける利用者が使用する携帯型端末装置により実行されるコンテンツ複製支援方法であって、前記利用者が保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストを前記表示部に表示する第1コンテンツリスト表示工程と、前記コンテンツの提供元の端末に表示され、かつ、当該端末の利用者が指定した提供可能なコンテンツのリストである第2コンテンツリストの少なくとも一部を受信する第2コンテンツリスト通信工程と、前記表示部に前記第2コンテンツリストを表示する第2コンテンツ表示工程と、外部入力に基づき、前記第2コンテンツリスト中のコンテンツの提供要求を前記提供元の端末に送信するコンテンツ提供要求工程と、を備えることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、表示部を備え、コンテンツの提供を受ける利用者が使用する携帯型端末装置により実行されるコンテンツ複製支援プログラムであって、前記利用者が保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストを前記表示部に表示する第1コンテンツリスト表示手段と、前記コンテンツの提供元の端末に表示され、かつ、当該端末の利用者が指定した提供可能なコンテンツのリストである第2コンテンツリストの少なくとも一部を受信する第2コンテンツリスト通信手段と、前記表示部に前記第2コンテンツリストを表示する第2コンテンツリスト表示手段と、外部入力に基づき、前記第2コンテンツリスト中のコンテンツの提供要求を前記提供元の端末に送信するコンテンツ提供要求手段、として前記端末装置を実行させることを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、コンテンツを提供する利用者が使用する携帯型第1端末と、コンテンツの提供を受ける利用者が使用する携帯型第2端末と、を備えるコンテンツ複製支援システムであって、前記第1端末は、表示部と、外部入力に基づき前記第2端末を前記コンテンツの提供先として決定するコンテンツ提供先決定手段と、前記第1端末の利用者が保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストを前記表示部に表示する第1コンテンツリスト表示手段と、外部入力に基づき前記第1コンテンツリストから前記第2端末上にリスト表示するコンテンツをさらに抽出するコンテンツ抽出手段と、前記コンテンツ抽出手段が抽出したコンテンツのリストである第2コンテンツリストを前記表示部に表示する第2コンテンツリスト表示手段と、前記第2端末の表示部に前記第2コンテンツリストの少なくとも一部を表示させるため、前記第2端末に当該第2コンテンツリストの情報を送信する第2コンテンツリスト通信手段と、前記第2端末から前記第2コンテンツリスト中のコンテンツの提供要求があった場合、当該コンテンツの複製制御を実行する複製制御実行手段と、を備え、前記第2端末は、表示部と、前記第2端末の利用者が保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストを前記表示部に表示する第1コンテンツリスト表示手段と、前記第1端末が送信した第2コンテンツリストを受信する第2コンテンツリスト通信手段と、前記表示部に前記第2コンテンツリストの少なくとも一部を表示する第2コンテンツリスト表示手段と、外部入力に基づき、前記第2コンテンツリスト中のコンテンツの提供要求を前記第1端末に送信するコンテンツ提供要求手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の1つの観点では、コンテンツを提供する利用者が使用する携帯型端末装置であって、表示部と、外部入力に基づき前記コンテンツの提供先の端末を決定するコンテンツ提供先決定手段と、前記利用者が保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストを前記表示部に表示する第1コンテンツリスト表示手段と、外部入力に基づき前記第1コンテンツリストから前記提供先の端末上にリスト表示するコンテンツをさらに抽出するコンテンツ抽出手段と、前記コンテンツ抽出手段が抽出したコンテンツのリストである第2コンテンツリストを前記表示部に表示する第2コンテンツリスト表示手段と、前記提供先の端末の表示部に前記第2コンテンツリストの少なくとも一部を表示させるため、前記提供先の端末に当該第2コンテンツリストの情報を送信する第2コンテンツリスト通信手段と、前記提供先の端末から前記第2コンテンツリスト中のコンテンツの提供要求があった場合、当該コンテンツの複製制御を実行する複製制御実行手段と、を備える。
上記の携帯型端末装置は、例えば携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、ノートPC(Personal Computer)であり、表示部と、コンテンツ提供先決定手段と、第1コンテンツリスト表示手段と、コンテンツ抽出手段と、第2コンテンツリスト表示手段と、第2コンテンツリスト通信手段と、複製制御実行手段と、を備える。コンテンツ提供先決定手段は、外部入力に基づきコンテンツの提供先の端末を決定する。ここで「外部入力」とは、利用者等の操作に基づく入力を指す。「コンテンツの提供先の端末を決定する」とは、必ずしも端末自体を直接的に指定して決定する場合に限られず、コンテンツの提供を受ける当該端末の利用者を指定することで間接的に端末を決定してもよい。第1コンテンツリスト表示手段は、提供元の利用者が保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストを表示部に表示する。コンテンツ抽出手段は、外部入力に基づき第1コンテンツリストから端末上にリスト表示するコンテンツをさらに抽出する。即ち、これにより抽出されたコンテンツのリスト(後述する第2コンテンツリストに相当する。)は、提供元の携帯型端末装置と提供先の端末とに共通して表示されるものである。ここで、「抽出する」とは、必ずしも該当するコンテンツのデータ自体を抽出することではなく、コンテンツリストから該当するコンテンツの識別名等を特定、選定するまでの工程を指す。第2コンテンツリスト表示手段は、コンテンツ抽出手段が抽出したコンテンツのリストである第2コンテンツリストを表示部に表示する。第2コンテンツリスト通信手段は、端末の表示部に第2コンテンツリストの少なくとも一部を表示させるため、端末に当該第2コンテンツリストの情報を送信する。ここで、「少なくとも一部」とは、提供元の携帯型端末装置と提供先の端末とに表示される第2コンテンツリストが必ずしも完全に一致している必要はないことを示す。従って、提供先の端末に表示される第2コンテンツリストは、提供元の携帯型端末装置に表示される第2コンテンツリストの一部であってもよい。また、「第2コンテンツリストの情報」とは、第2コンテンツリストのデータ自体であってもよく、これを暗号化したデータ等であってもよい。複製制御実行手段は、端末から第2コンテンツリスト中のコンテンツの提供要求があった場合、当該コンテンツの複製制御を実行する。ここで、「コンテンツの複製制御」とは、端末装置が、提供先の端末が指定するアドレス又は機器等に当該コンテンツの複製を送信する制御を指す。
なお上記の例において、提供元の端末装置や提供先の端末にコンテンツが記録されている必要は必ずしもなく、当該端末装置や端末がアクセス可能なコンテンツであればよい。具体的には、端末装置や端末がアクセス可能なネットワークに接続されたサーバなどのストレージデバイスに当該コンテンツが保持されていてもよい。
このように、端末装置は、利用者の保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストと、提供先の端末にも共通して表示させる提供用の第2コンテンツリストと、をそれぞれ表示する。これにより、端末装置は、表示画面が小さい場合であっても、利用者にコンテンツ提供操作を容易に実行させることができる。
上記の携帯型端末装置の一態様では、前記提供先の端末の識別情報に基づき当該端末との通信時間を測定する通信時間測定手段をさらに備え、前記コンテンツ提供先決定手段は、前記通信時間が所定時間以上に達した場合のみ、外部入力に基づき当該端末を前記コンテンツの提供先として決定する。ここで、「通信」とは、端末間のユーザ操作によるコンテンツ等のデータやりとりのための通信だけでなく、端末が自動的に行う他端末の存在を検知するための通信も含む。また、「通信時間」とは、現在までに継続して行った通信時間に限らず、過去の断続的な通信時間を累積した時間も含む。後者の場合、端末装置は、メモリに累積した通信時間又はこれに相当する数値等を記憶しておく。このように、この態様では、携帯型端末装置は、通信時間が短く、利用者がコンテンツ提供を明らかに意図していない端末へのコンテンツの提供を防止することができる。
上記の携帯型端末装置の他の一態様では、前記第2コンテンツリスト表示手段は、前記提供要求があった場合又は当該提供要求に従い提供を行った場合、当該コンテンツの表示態様を他のコンテンツと異ならせる。このようにすることで、携帯型端末装置は、提供されるコンテンツを事前に又は事後に利用者に認識させることができる。
上記の携帯型端末装置の他の一態様では、前記提供先の端末から前記第2コンテンツリストの内容変更の要求があった場合、当該要求の可否を外部入力に基づき受け付ける第2コンテンツリスト変更可否受付手段をさらに備え、前記第2コンテンツリスト表示手段は、前記利用者が外部入力に基づき前記要求を承諾した場合、当該要求に基づき前記第2コンテンツリストを更新する。ここで、「第2コンテンツリストの内容変更」とは、第2コンテンツリストを構成するコンテンツを変更することを指す。このようにすることで、携帯型端末装置は、提供元の利用者の意に反することなく提供先の利用者の要求に応じて第2コンテンツリストを更新することができる。従って、携帯型端末装置は、よりコンテンツ複製操作の操作性を向上させることができる。
上記の携帯型端末装置の他の一態様では、前記第2コンテンツリスト表示手段は、前記第2コンテンツリストを前記第1コンテンツリストより右側に表示する。この態様では、携帯型端末装置は、コンテンツの流れを左から右へ方向付ける。これにより、携帯型端末装置は、利用者に違和感を生じさせることなく操作を実行させることができる。
携帯型端末装置の他の観点では、コンテンツの提供を受ける利用者が使用する携帯型端末装置であって、表示部と、前記利用者が保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストを前記表示部に表示する第1コンテンツリスト表示手段と、前記コンテンツの提供元の端末に表示され、かつ、当該端末の利用者が指定した提供可能なコンテンツのリストである第2コンテンツリストの情報を受信する第2コンテンツリスト通信手段と、前記表示部に前記第2コンテンツリストを表示する第2コンテンツリスト表示手段と、外部入力に基づき、前記第2コンテンツリスト中のコンテンツの提供要求を前記提供元の端末に送信するコンテンツ提供要求手段と、を備える。
上記の携帯型端末装置は、例えば携帯電話、PDA、ノートPCであって、表示部と、第1コンテンツリスト表示手段と、第2コンテンツリスト通信手段と、第2コンテンツリスト表示手段と、コンテンツ提供要求手段と、を備える。第1コンテンツリスト表示手段は、コンテンツの提供を受ける利用者が保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストを表示部に表示する。第2コンテンツリスト通信手段は、コンテンツの提供元の端末に表示され、かつ、当該端末の利用者が指定した提供可能なコンテンツのリストである第2コンテンツリストの情報を受信する。ここで、「第2コンテンツリストの情報」とは、第2コンテンツリストのデータ自体であってもよく、これを暗号化したデータ等であってもよい。第2コンテンツリスト表示手段は、表示部に第2コンテンツリストの少なくとも一部を表示する。これにより、第2コンテンツリストは、コンテンツ提供元の端末と当該携帯型端末装置との両方に表示される。コンテンツ提供要求手段は、外部入力に基づき、第2コンテンツリスト中のコンテンツの提供要求を端末に送信する。即ち、コンテンツ提供要求手段は、利用者が第2コンテンツリストから任意に指定したコンテンツの複製を送信すべき旨の信号をコンテンツ提供元の端末に送信する。このように、携帯型端末装置は、利用者の保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストと、提供元の端末にも共通して表示される提供用の第2コンテンツリストと、をそれぞれ表示する。これにより、携帯型端末装置は、表示画面が小さい場合であっても、利用者にコンテンツの選択を容易に実行させることができる。
上記の携帯型端末装置の一態様では、前記第2コンテンツリスト表示手段は、前記第2コンテンツリストを前記第1コンテンツリストより左側に表示する。この態様では、携帯型端末装置は、コンテンツの流れを左から右へ方向付ける。これにより、携帯型端末装置は、利用者に違和感を生じさせることなく操作を実行させることができる。
上記の携帯型端末装置の他の一態様では、前記第2コンテンツリスト通信手段は、前記提供先又は前記提供元の端末と前記第2コンテンツリストの表示部分に関する情報の授受を行い、前記第2コンテンツリスト表示手段は、前記情報に基づき当該端末と前記第2コンテンツリストの表示部分を同期させる。「第2コンテンツリストの表示部分」とは、第2コンテンツリストのうち、表示部に実際に表示されている部分、即ち、利用者が視認できるように表示された部分を指す。このように、携帯型端末装置は、第2コンテンツリストの表示部分を他方の端末と同期させることで、操作性をより向上させることができる。
上記の携帯型端末装置の他の一態様では、前記第2コンテンツリスト表示手段は、前記第2コンテンツリストを前記第1コンテンツリストより前記提供先又は前記提供元の端末が位置する方向に配置する。このように、携帯型端末装置は、コンテンツの授受を行う端末同士の相対位置に基づき第1及び第2コンテンツリストの配置を適切に調整することで、より操作性を向上させることができる。
本発明の他の観点では、表示部を備え、コンテンツを提供する利用者が使用する携帯型端末装置により実行される複製支援方法であって、外部入力に基づき前記コンテンツの提供先の端末を決定するコンテンツ提供先決定工程と、前記利用者が保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストを前記表示部に表示する第1コンテンツリスト表示工程と、外部入力に基づき前記第1コンテンツリストから前記提供先の端末上にリスト表示するコンテンツをさらに抽出するコンテンツ抽出工程と、前記コンテンツ抽出手段が抽出したコンテンツのリストである第2コンテンツリストを前記表示部に表示する第2コンテンツリスト表示工程と、前記提供先の端末の表示部に前記第2コンテンツリストの少なくとも一部を表示させるため、前記提供先の端末に当該第2コンテンツリストの情報を送信する第2コンテンツリスト通信工程と、前記提供先の端末から前記第2コンテンツリスト中のコンテンツの提供要求があった場合、当該コンテンツの複製制御を実行する複製制御実行工程と、を備える。このように、携帯型端末装置は、この方法を使用することで、利用者の保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストと、提供先の端末にも共通して表示させる提供用の第2コンテンツリストと、をそれぞれ表示する。これにより、携帯型端末装置は、この方法を使用することで、表示画面が小さい場合であっても、利用者にコンテンツ提供操作を容易に実行させることができる。
本発明のさらに別の観点では、表示部を備え、コンテンツを提供する利用者が使用する携帯型端末装置により実行されるコンテンツ複製支援プログラムであって、外部入力に基づき前記コンテンツの提供先の端末を決定するコンテンツ提供先決定手段と、前記利用者が保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストを前記表示部に表示する第1コンテンツリスト表示手段と、外部入力に基づき前記第1コンテンツリストから前記提供先の端末上にリスト表示するコンテンツをさらに抽出するコンテンツ抽出手段と、前記コンテンツ抽出手段が抽出したコンテンツのリストである第2コンテンツリストを前記表示部に表示する第2コンテンツリスト表示手段と、前記提供先の端末の表示部に前記第2コンテンツリストの少なくとも一部を表示させるため、前記提供先の端末に当該第2コンテンツリストの情報を送信する第2コンテンツリスト通信手段と、前記提供先の端末から前記第2コンテンツリスト中のコンテンツの提供要求があった場合、当該コンテンツの複製制御を実行する複製制御実行手段、として前記携帯型端末装置を実行させる。携帯型端末装置は、このプログラムを搭載して実行することで、表示画面が小さい場合であっても、利用者にコンテンツ提供操作を容易に実行させることができる。なお、好適には、このプログラムは記憶媒体に記憶される。
本発明のさらに別の観点では、表示部を備え、コンテンツの提供を受ける利用者が使用する携帯型端末装置により実行されるコンテンツ複製支援方法であって、前記利用者が保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストを前記表示部に表示する第1コンテンツリスト表示工程と、前記コンテンツの提供元の端末に表示され、かつ、当該端末の利用者が指定した提供可能なコンテンツのリストである第2コンテンツリストの少なくとも一部を受信する第2コンテンツリスト通信工程と、前記表示部に前記第2コンテンツリストを表示する第2コンテンツ表示工程と、外部入力に基づき、前記第2コンテンツリスト中のコンテンツの提供要求を前記提供元の端末に送信するコンテンツ提供要求工程と、を備える。このように、携帯型端末装置は、この方法を使用することで、利用者の保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストと、提供元の端末にも共通して表示される第2コンテンツリストと、をそれぞれ表示する。携帯型端末装置は、この方法を使用することで、表示画面が小さい場合であっても、利用者のコンテンツ選択操作を容易に実行させることができる。
本発明のさらに別の観点では、表示部を備え、コンテンツの提供を受ける利用者が使用する携帯型端末装置により実行されるコンテンツ複製支援プログラムであって、前記利用者が保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストを前記表示部に表示する第1コンテンツリスト表示手段と、前記コンテンツの提供元の端末に表示され、かつ、当該端末の利用者が指定した提供可能なコンテンツのリストである第2コンテンツリストの少なくとも一部を受信する第2コンテンツリスト通信手段と、前記表示部に前記第2コンテンツリストを表示する第2コンテンツリスト表示手段と、外部入力に基づき、前記第2コンテンツリスト中のコンテンツの提供要求を前記提供元の端末に送信するコンテンツ提供要求手段、として前記携帯型端末装置を実行させる。携帯型端末装置は、このプログラムを搭載して実行することで、表示画面が小さい場合であっても、利用者のコンテンツ選択操作を容易に実行させることができる。なお、好適には、このプログラムは記憶媒体に記憶される。
本発明のさらに別の観点では、コンテンツを提供する利用者が使用する携帯型第1端末と、コンテンツの提供を受ける利用者が使用する携帯型第2端末と、を備えるコンテンツ複製支援システムであって、前記第1端末は、表示部と、外部入力に基づき前記第2端末を前記コンテンツの提供先として決定するコンテンツ提供先決定手段と、前記第1端末の利用者が保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストを前記表示部に表示する第1コンテンツリスト表示手段と、外部入力に基づき前記第1コンテンツリストから前記第2端末上にリスト表示するコンテンツをさらに抽出するコンテンツ抽出手段と、前記コンテンツ抽出手段が抽出したコンテンツのリストである第2コンテンツリストを前記表示部に表示する第2コンテンツリスト表示手段と、前記第2端末の表示部に前記第2コンテンツリストの少なくとも一部を表示させるため、前記第2端末に当該第2コンテンツリストの情報を送信する第2コンテンツリスト通信手段と、前記第2端末から前記第2コンテンツリスト中のコンテンツの提供要求があった場合、当該コンテンツの複製制御を実行する複製制御実行手段と、を備え、前記第2端末は、表示部と、前記第2端末の利用者が保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストを前記表示部に表示する第1コンテンツリスト表示手段と、前記第1端末が送信した第2コンテンツリストを受信する第2コンテンツリスト通信手段と、前記表示部に前記第2コンテンツリストの少なくとも一部を表示する第2コンテンツリスト表示手段と、外部入力に基づき、前記第2コンテンツリスト中のコンテンツの提供要求を前記第1端末に送信するコンテンツ提供要求手段と、を備える。
上記のコンテンツ複製支援システムは、コンテンツを提供する利用者が使用する携帯型の第1端末と、コンテンツの提供を受ける利用者が使用する携帯型の第2端末と、を備える。上記の第1及び第2端末は、例えば、携帯電話、PDA、ノートPCなどの携帯可能な通信機器である。第1端末は、表示部と、コンテンツ提供先決定手段と、第1コンテンツリスト表示手段と、第2コンテンツリスト表示手段と、第2コンテンツリスト通信手段と、複製制御実行手段と、を備える。第2端末は、表示部と、第1コンテンツリスト表示手段と、第2コンテンツリスト通信手段と、第2コンテンツリスト表示手段と、コンテンツ提供要求手段と、を備える。このように、コンテンツ複製支援システムは、利用者の保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストと、提供元又は提供先の端末にも共通して表示される第2コンテンツリストと、をそれぞれ第1及び第2端末に表示させる。これにより、コンテンツ複製支援システムは、各端末の表示画面が比較的小さい場合であっても、利用者のコンテンツ提供操作及びコンテンツ選択操作を容易に実行させることができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。以下では、まず、実施例に係るコンテンツ複製システムの概略構成について述べた後、当該システムの構成要素となる第1及び第2携帯端末の概略構成、コンテンツの選択支援方法、コンテンツ提供先の指定方法、及び処理フローについて順に説明する。その後、実施例に係る各変形例についてさらに説明する。
また、ここで「コンテンツ」は、映画、音楽、演劇、文芸、写真、漫画、アニメーション、コンピュータゲームを含む。また、コンテンツは、その他の文字、図形、色彩、音声、動作若しくは映像若しくはこれらを組み合わせたもの又はこれらに係る情報を、電子計算機を介して提供するためのプログラムも含む。
[システムの概略構成]
図1は、第1実施例に係るコンテンツ複製システムの概略構成の一例である。コンテンツ複製システムは、第1携帯端末100と、第1サーバ150と、第2携帯端末200と、第2サーバ250と、通信網400と、を備える。
図1は、第1実施例に係るコンテンツ複製システムの概略構成の一例である。コンテンツ複製システムは、第1携帯端末100と、第1サーバ150と、第2携帯端末200と、第2サーバ250と、通信網400と、を備える。
第1携帯端末100は、第1サーバ150と通信網400を介した広域での無線通信を行うと共に、第2携帯端末200と短距離での無線通信を行う携帯型の端末装置である。第1携帯端末100は、例えば、携帯電話、PDA、ノートPCなどが該当する。第1携帯端末100は、第1サーバ150が記憶する第1携帯端末100の使用者(以後、「利用者A」と呼ぶ。)のコンテンツリスト(以後、「コンテンツリストCL1」と呼ぶ。)及びコンテンツリストCL1を構成する各コンテンツの属性情報(以後、単に「属性情報」と呼ぶ。)を保持する。コンテンツリストCL1は、例えば、第1サーバ150に記憶されるコンテンツのうち、第1携帯端末100の利用者Aが他人にその複製を譲渡する権利を保有するコンテンツの一覧(リスト)である。また、第1携帯端末100は、第2携帯端末200との通信時間に基づき、第2携帯端末200の利用者(以後、「利用者B」と呼ぶ。)と利用者Aとの親密度合を示すポイント(以後、「親密度ポイント」と呼ぶ。)を管理する。これについては、後述する。
第1サーバ150は、通信網400を介して他の装置と通信可能に構成され、コンテンツリストCL1に対応するコンテンツを記憶する。第1サーバ150は、第1携帯端末100の制御に基づき、第2サーバ250へコンテンツを供給する。
第2携帯端末200は、第2サーバ250と通信網400を介した広域での無線通信を行うと共に、第1携帯端末100と短距離での無線通信を行う携帯型の端末装置である。第2携帯端末200は、例えば、携帯電話、PDA、ノートPCなどが該当する。第2携帯端末200は、第2サーバ250が記憶する第2携帯端末200の使用者(以後、「利用者B」と呼ぶ。)のコンテンツリスト(以後、「コンテンツリストCL2」と呼ぶ。)及びコンテンツリストCL2を構成する各コンテンツの属性情報(以後、単に「属性情報」と呼ぶ。)を保持する。コンテンツリストCL2は、例えば、第2サーバ250に記憶されるコンテンツのうち、第2携帯端末200の利用者Bが他人にその複製を譲渡する権利を保有するコンテンツの一覧(リスト)である。また、第2携帯端末200は、第1携帯端末100との通信時間に基づき、利用者Aに対する親密度ポイントを管理する。
第2サーバ250は、通信網400を介して他の装置と通信可能に構成され、コンテンツリストCL2に対応するコンテンツを記憶する。第2サーバ250は、第2携帯端末200の制御に基づき、第1サーバ150へコンテンツを供給する。
[第1携帯端末及び第2携帯端末の概略構成]
次に、図2を参照し、第1携帯端末100及び第2携帯端末200の構成について説明する。図2(a)は、第1携帯端末100の概略構成図を示し、図2(b)は、第2携帯端末200の概略構成図を示す。第1携帯端末100は、UI部102と、ユーザ操作解析部103と、情報管理部104と、近距離無線通信部105と、接続ユーザ管理部106と、広域無線通信部107と、コンテンツ再生部108と、GPS機能部109と、主制御部110と、表示部111と、を備える。第2携帯端末200は、UI部202と、ユーザ操作解析部203と、情報管理部204と、近距離無線通信部205と、接続ユーザ管理部206と、広域無線通信部207と、コンテンツ再生部208と、GPS機能部209と、主制御部210と、表示部211と、を備える。なお、第1携帯端末100の構成要素と第2携帯端末200の構成要素とは一致するため、以下では両構成の各要素について並行して説明する。
次に、図2を参照し、第1携帯端末100及び第2携帯端末200の構成について説明する。図2(a)は、第1携帯端末100の概略構成図を示し、図2(b)は、第2携帯端末200の概略構成図を示す。第1携帯端末100は、UI部102と、ユーザ操作解析部103と、情報管理部104と、近距離無線通信部105と、接続ユーザ管理部106と、広域無線通信部107と、コンテンツ再生部108と、GPS機能部109と、主制御部110と、表示部111と、を備える。第2携帯端末200は、UI部202と、ユーザ操作解析部203と、情報管理部204と、近距離無線通信部205と、接続ユーザ管理部206と、広域無線通信部207と、コンテンツ再生部208と、GPS機能部209と、主制御部210と、表示部211と、を備える。なお、第1携帯端末100の構成要素と第2携帯端末200の構成要素とは一致するため、以下では両構成の各要素について並行して説明する。
UI部102、202は、ユーザの入力を受け付けるインタフェースである。UI部102、202は、例えば、手入力を受け付けるタッチパネル、リモコン、ボタン、音声入力を受け付けるマイク等が該当する。特に本発明では、ユーザは、必要に応じてコンテンツリストCL1、CL2中のコンテンツに属性情報を付したい場合に、UI部102、202を介して所定の入力を行う。
ユーザ操作解析部103、203は、それぞれUI部102、202を介して入力された情報を解析する。そして、ユーザ操作解析部103、203は、その解析結果を情報管理部104、204へ供給する。
情報管理部104、204は、親密度ポイント及び属性情報を管理する。具体的には、情報管理部104、204は、接続ユーザ管理部106から供給される情報に基づき親密度ポイントを管理する。また、情報管理部104、204は、ユーザ操作解析部103、203、接続ユーザ管理部106、206、コンテンツ再生部108、208、及びGPS機能部109、209から供給される情報に基づき、属性情報を生成し、記憶する。このとき、属性情報は、対応するコンテンツの識別情報又は当該コンテンツへアクセスするためのリンク情報等と関連付けられて記憶される。
近距離無線通信部105、205は、所定の通信方式に従い、それぞれ近距離での無線通信を行う。上述の通信方式は、例えば、Bluetooth(登録商標)などが該当する。広域無線通信部107、207は、通信網400へ無線によりアクセスし、通信網400に接続された装置(端末)と通信を行う。
接続ユーザ管理部106、206は、それぞれ近距離無線通信部105、205により通信中の端末を特定し、そのユーザ情報を管理する。具体的には、接続ユーザ管理部106、206は、近距離による無線通信中の端末をMACアドレスにより特定することで、当該端末との通信時間を計測し、親密度ポイントを算出する。接続ユーザ管理部106、206は、取得したユーザ情報を情報管理部104、204へ供給する。
コンテンツ再生部108、208は、それぞれ広域無線通信部107、207より供給されるコンテンツをデコードして再生する。再生されたコンテンツは、それぞれ表示部111、211又は/及び図示しないスピーカ等により出力される。コンテンツ再生部108、208は、再生中のコンテンツに関する情報や再生時刻に関する情報等を、それぞれ情報管理部104、204へ供給する。また、例えば、コンテンツ再生部108、208は、それぞれ広域無線通信部107、207から供給されたコンテンツが音楽コンテンツの場合には、当該コンテンツの曲調(明るい曲調であるか等)を解析し、その解析結果をそれぞれ情報管理部104、204へ供給する。
GPS機能部109、209は、GPSを備え、それぞれ第1携帯端末100、第2携帯端末200の現在位置を特定する。そして、GPS機能部109、209は、特定した現在位置の情報をそれぞれ情報管理部104、204へ供給する。
主制御部110、210は、それぞれ図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)などを備え、それぞれ第1携帯端末100、第2携帯端末200内の各構成要素に対して種々の制御を行う。
表示部111、211は、それぞれ第1携帯端末100、第2携帯端末200から出力される映像又は画像を表示する。
[コンテンツの選択支援方法]
次に、本実施例で第1携帯端末100と第2携帯端末200とが実行する複製するコンテンツの選択支援方法について具体的に説明する。ここでは、第1携帯端末100の利用者Aが第2携帯端末200の利用者Bへコンテンツを提供する場合について説明する。第2携帯端末200の利用者Bから第1携帯端末100の利用者Aへコンテンツを提供する場合についても、以下に説明する方法で同様に実行される。
次に、本実施例で第1携帯端末100と第2携帯端末200とが実行する複製するコンテンツの選択支援方法について具体的に説明する。ここでは、第1携帯端末100の利用者Aが第2携帯端末200の利用者Bへコンテンツを提供する場合について説明する。第2携帯端末200の利用者Bから第1携帯端末100の利用者Aへコンテンツを提供する場合についても、以下に説明する方法で同様に実行される。
概略的には、第1携帯端末100は、最初に利用者AがコンテンツリストCL1から選択したコンテンツとの関連性を指定する項目からなるリスト(以後、「サブメニューSL」と呼ぶ。)を表示する。そして、第1携帯端末100は、サブメニューSLから利用者Aが選択した項目に関連するコンテンツをコンテンツリストCL1から抽出し、表示部111の所定の空き領域に抽出したリスト(以後、「公開コンテンツリストPL」と呼ぶ。)を提示すると共に、公開コンテンツリストPLの情報を第2携帯端末200へ供給する。そして、第2携帯端末200は、公開コンテンツリストPLをコンテンツリストCL2と共に表示部211に表示し、提供を受けたいコンテンツを利用者Bに選択させる。これにより、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、コンテンツの複製操作を容易にさせる。
これについて、図3乃至図7を参照し、表示部111と表示部211とにより出力する表示画面例を用いて具体的に説明する。以下では、図3乃至図5を用いて第1の例を説明した後、図6及び図7を用いて第2の例について説明する。後述するように、第2の例は、コンテンツの提供を受ける者(利用者B)が公開コンテンツリストPLの内容を変更する際、コンテンツの提供者(利用者A)に同意を得るステップを組み込む点で第1の例と異なる。また、第1の例と第2の例とは、以下に示すように、ユーザの操作方法を変えることで、容易に併用することができる。
(第1の例)
図3(a)は、第1の例でコンテンツリストCL1から利用者Aが公開コンテンツリストPLを選択する操作について説明した第1携帯端末100の表示画面10及び第2携帯端末200の表示画面20の一例を示す。表示画面10、20は、ユーザの押下による入力が可能なタッチパネル方式である。コンテンツ提供元の表示画面10は、第1携帯端末100が備えるコンテンツリストCL1の表示領域(以後、「コンテンツリスト表示領域Ct1」と呼ぶ。)を左端に備える。一方、コンテンツ譲受側の表示画面20は、第2携帯端末200が備えるコンテンツリストCL2の表示領域(以後、「コンテンツリスト表示領域Ct2」と呼ぶ。)を右端に備える。また、表示画面10は、コンテンツリスト表示領域Ct1以外の表示領域に、利用者Aが指定した利用者Bに提供可能なコンテンツのリストであって第2携帯端末200にも表示させる公開コンテンツリストPLを表示する領域(以後、「バッファ領域Bt1」と呼ぶ。)を備える。同様に、表示画面20は、公開コンテンツリストPLを表示する領域(以後、「バッファ領域Bt2」と呼ぶ。)を備える。また、コンテンツリスト表示領域Ct1、Ct2は、縦のスクロール操作等により、それぞれコンテンツリストCL1、CL2中の全てのコンテンツを表示できるものとする。なお、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、それぞれ必要に応じて属性情報の授受を実行しているものとする。
図3(a)は、第1の例でコンテンツリストCL1から利用者Aが公開コンテンツリストPLを選択する操作について説明した第1携帯端末100の表示画面10及び第2携帯端末200の表示画面20の一例を示す。表示画面10、20は、ユーザの押下による入力が可能なタッチパネル方式である。コンテンツ提供元の表示画面10は、第1携帯端末100が備えるコンテンツリストCL1の表示領域(以後、「コンテンツリスト表示領域Ct1」と呼ぶ。)を左端に備える。一方、コンテンツ譲受側の表示画面20は、第2携帯端末200が備えるコンテンツリストCL2の表示領域(以後、「コンテンツリスト表示領域Ct2」と呼ぶ。)を右端に備える。また、表示画面10は、コンテンツリスト表示領域Ct1以外の表示領域に、利用者Aが指定した利用者Bに提供可能なコンテンツのリストであって第2携帯端末200にも表示させる公開コンテンツリストPLを表示する領域(以後、「バッファ領域Bt1」と呼ぶ。)を備える。同様に、表示画面20は、公開コンテンツリストPLを表示する領域(以後、「バッファ領域Bt2」と呼ぶ。)を備える。また、コンテンツリスト表示領域Ct1、Ct2は、縦のスクロール操作等により、それぞれコンテンツリストCL1、CL2中の全てのコンテンツを表示できるものとする。なお、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、それぞれ必要に応じて属性情報の授受を実行しているものとする。
まず、利用者Aは、利用者Bに提供してもよいコンテンツのリストである公開コンテンツリストPLを決定する操作を行う。具体的には、利用者Aは、サブメニューSLを表示するため、コンテンツリスト表示領域Ct1に表示されたコンテンツリストCL1から任意のコンテンツ(以後、「コンテンツAs1」と呼ぶ。)を選択する(STEP1)。ここでは、一例として、第1携帯端末100は、図3(a)に示すように二本指のドラッグ操作によるコンテンツの選択を受理するものとする。
そして、STEP1により選択されたコンテンツAs1が二本指のドラッグ操作によりバッファ領域Bt1に移動した場合、第1携帯端末100は、コンテンツAs1の属性情報に基づき、コンテンツAs1との関連性を示す項目(関連メニュー)からなるサブメニューSLを表示する(STEP2)。これにより、第1携帯端末100は、利用者Aに公開コンテンツリストPLの選択を容易にさせる。ここで、第1携帯端末100は、利用者Aからの縦スクロール操作等により、サブメニューSL中の全ての項目を表示可能である。サブメニューSLの具体例については、図5を用いて後述する。
次に、図3(b)を参照し、サブメニューSLの表示後の利用者Aが実行する操作及び第1携帯端末100が実行する処理について説明する。まず、利用者Aは、図3(a)の表示後図3(b)の表示に至る前に、サブメニューSLから項目を任意に選択する。例えば、利用者Aは、任意の項目の表示部分に触れたままサブメニューSLから指をずらした後、表示画面10から指を離すことにより、サブメニューSL中の項目を選択する。そして、第1携帯端末100は、当該項目に関連したコンテンツをコンテンツリストCL1から抽出し、公開コンテンツリストPLをバッファ領域Bt1上に表示する(STEP3)。なお、第1携帯端末100は、利用者Aからの縦スクロール操作等により、公開コンテンツリストPL中の全ての項目を表示可能である。
また、第1携帯端末100は、STEP3の実行後、公開コンテンツリストPLを第2携帯端末200へ送信する。公開コンテンツリストPLを受信した第2携帯端末200は、公開コンテンツリストPLをバッファ領域Bt2上に表示する(STEP4)。なお、第2携帯端末200は、利用者Bからの縦スクロール操作等により、公開コンテンツリストPL中の全ての項目を表示可能である。
このとき、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、図3(b)に示すように、バッファ領域Bt1とバッファ領域Bt2とで公開コンテンツリストPLの表示を同一にする。具体的には、図3(b)の例では、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、バッファ領域Bt1とバッファ領域Bt2とで、公開コンテンツリストPLのうち、共通の「コンテンツX」、「コンテンツY」、及び「コンテンツZ」を表示している。
この処理について具体的に説明する。第1携帯端末100は、利用者Aから縦スクロール操作等によりバッファ領域Bt1に表示中の公開コンテンツリストPLの表示部分を変更する入力を受け付けた場合、当該操作情報又は公開コンテンツリストPLの操作後の表示位置に関する情報等を第2携帯端末200へ送信する。そして、第2携帯端末200は、受信した情報に基づきバッファ領域Bt2に表示中の公開コンテンツリストPLの表示部分を第1携帯端末100の表示と同一にする。同様に、第2携帯端末200は、利用者Bから縦スクロール操作等によりバッファ領域Bt2に表示中の公開コンテンツリストPLの表示部分を変更する入力を受け付けた場合、当該操作情報又は公開コンテンツリストPLの操作後の表示位置に関する情報等を第1携帯端末100へ送信する。そして、第1携帯端末100は、受信した情報に基づきバッファ領域Bt1に表示中の公開コンテンツリストPLの表示部分を第2携帯端末200の表示と同一にする。
このようにすることで、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、コンテンツの授受を行う利用者がそれぞれ異なる表示画面を参照している場合でも、各利用者にコンテンツの複製操作を容易に実行させることができる。
次に、図4を参照して、コンテンツの譲受側の利用者Bが実行する操作及び第2携帯端末200が実行する処理について説明する。図4(a)は、利用者Bが公開コンテンツリストPLからさらに所望のコンテンツを検索する際の操作(以後、「フィルタ操作」と呼ぶ。)について説明したものである。
まず、利用者Bは、フィルタ操作を開始する(STEP5)。具体的には、利用者Bは、サブメニューSLを表示するため、公開コンテンツリストPL中の任意のコンテンツ(以後、「コンテンツAs2」と呼ぶ。)を2本指で一定時間押下する。
そして、第2携帯端末200は、コンテンツAs2に関連するサブメニューSLを表示する(STEP6)。この時表示されるサブメニューSLは、選択したコンテンツの属性情報に基づきコンテンツAs2に関連性がある項目からなる。そして、利用者Bは、サブメニューSLから任意の項目を選択する。そして、第2携帯端末200は、利用者Bが選択した項目に基づき、公開コンテンツリストPL中のコンテンツをさらに限定する。このように、第2携帯端末200は、サブメニューSLを表示することで、利用者Bに容易にフィルタ操作を実行させることができる。
図4(b)は、フィルタ操作実行後の各表示画面の例を示す。図4(b)に示すように、利用者BがサブメニューSLから選択した項目に基づき公開コンテンツリストPLが更新されている。このとき、第2携帯端末200は、利用者BがサブメニューSLから選択した項目の情報又は更新後の公開コンテンツリストPLの情報等を第1携帯端末100へ送信する。そして、第1携帯端末100は、受信した当該情報に基づき、第2携帯端末200と同様、公開コンテンツリストPLを更新する。これにより第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、バッファ領域Bt1とバッファ領域Bt2との表示を同一にする。図4(b)の例では、バッファ領域Bt1、Bt2には、それぞれ「コンテンツXX」、「コンテンツYY」、及び「コンテンツZZ」が共通して表示されている。
そして、利用者Bは、更新された公開コンテンツリストPLから任意のコピーしたいコンテンツを選択してコンテンツリスト表示領域Ct2にドラッグすることによりコピーする(STEP7)。図4(b)の例では、ユーザは、一本指によりコンテンツをドラッグしている。その後、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、ドラッグされたコンテンツの送受信処理の制御を行う。例えば、第2携帯端末200は、ドラッグされたコンテンツの情報を第1携帯端末100に通知する。そして、第1携帯端末100は、第1サーバ150に対し、通知されたコンテンツの送信制御を行う。このとき、第1携帯端末100は、第2携帯端末200から予め第2サーバ250のアドレス情報などのコンテンツの送信に必要な情報を取得しておき、第1サーバ150へ通知する。これにより、第1携帯端末100は、当該コンテンツの複製を第1サーバ150から第2サーバ250へ送信させる。
また、第1携帯端末100は、コンテンツの送信制御の実行前又は実行後に、公開コンテンツリストPL中の当該コンテンツの表示を変化させる。即ち、第1携帯端末100は、当該コンテンツの表示と他の公開コンテンツリストPL中のコンテンツの表示とを分ける。具体的には、例えば、第1携帯端末100は、コピーされたコンテンツの表示する色を変化させたり、当該コンテンツの表示部分にコピーをイメージさせる動画を再生したり、その他当該コンテンツの表示の大きさ又は形を変化させる。これにより、第1携帯端末100は、利用者Bへ提供されるコンテンツを利用者Aに認識させることができる。
以上のように、第1の例では、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、情報共有のためのバッファ領域Bt1、Bt2を個別に備えることで、表示画面10、20が比較的小さい場合であっても、利用者にコンテンツ複製操作を実行させることができる。また、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、公開コンテンツリストPLの表示部分を同期したり、複製制御の実行前後のコンテンツの表示を変化させることで、利用者が互いに異なる画面を参照している場合であってもコンテンツ複製操作を安心かつ的確に実行させることができる。
次に、図5を用いてサブメニューSLについて具体的に説明する。
図5は、サブメニューSLの表示例を示す。具体的には、図5(a)は、上述の説明でサブメニューSLを表示するために指定されたコンテンツAs1またはコンテンツAs2が楽曲、PV(Promotion Video)その他音楽系であった場合に表示されるサブメニューSLの一例を示す。図5(a)のサブメニューSLは、「アルバム」、「アーティスト」、「ジャンル」、「録音日」を含む。図5(a)以外にも、サブメニューSLは、例えば、「フィーリング(コンテンツの曲調)」、「プレイリスト」、「再生した場所」、「再生した時間帯」、「再生した季節」、「再生したときの交通状況」、「購入したときのショップ」、「走行ルート」などを含んでもよい。
図5(b)は、コンテンツAs1、As2が写真、PV以外の動画の場合のサブメニューSLの一例を示す。図5(b)のサブメニューSLは、「撮影日」、「撮影場所」、「被写体人物」を含む。図5(b)以外にも、サブメニューSLは、例えば、「撮影者」、「TV録画」、「映画」、「お笑い」、「カメラ機種」、「走行ルート」、「POI(Point Of Interest)」、「含まれている楽曲」などを含んでもよい。
図5(c)は、コンテンツAs1、As2が楽曲、PVその他音楽系であった場合に表示されるサブメニューSLの他の一例を示す。図5(c)では、サブメニューSLは、利用者A、Bに共通する項目(共通関連メニュー)から構成されている。図5(c)のサブメニューSLは、「共通のお好みアーティスト」、「共通のお好みジャンル」、「一緒に行動した時に聴いたコンテンツ」を含む。図5(c)に示す例以外にも、サブメニューSLは、例えば「一緒に聴いたアーティストの関連情報」、「この曲を聴いたときの他の曲」、「この曲を聴いたときの走行ルート」、「この曲を聴いたときの行動履歴」などの利用者A、Bに共通した関連メニューを含んでもよい。
図5(d)は、コンテンツAs1、As2が写真、PV以外の動画の場合のサブメニューSLの他の一例を示す。図5(d)では、図5(c)と同様、サブメニューSLは、利用者A、Bに共通する項目(共通関連メニュー)から構成されている。図5(d)のサブメニューSLは、「一緒に写っているコンテンツ」、「一緒に行動したときのコンテンツ」、「共通の友人、知人が写っているコンテンツ」、「共通趣味のコンテンツ」を含む。図5(d)に示す例以外にも、サブメニューSLは、種々の共通関連メニューを含んでもよい。
ここで、サブメニューSLの生成方法の一例について例示する。例えば、第1携帯端末100は、属性情報ごとに対応するサブメニューSLを構成する項目を格納したデータベース等を予めメモリに保持しておく。そして、第1携帯端末100は、コンテンツAs1の属性情報から当該データベースを参照してサブメニューSLを生成する。同様に、第2携帯端末200は、コンテンツAs2が利用者Bから選択された場合、例えばコンテンツAs2を指定して第1携帯端末100にサブメニューSLを構成する項目について問い合わせを行う。これにより、第2携帯端末200は、サブメニューSLを生成する。
(第2の例)
第2の例では、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、利用者Bが公開コンテンツリストPLの内容変更の要求(以後、単に「変更要求」と呼ぶ。)を指示する操作を行った場合、利用者Aの同意を得た上で、当該変更要求を反映させる。これにより、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、コンテンツ提供元の利用者Aの意に反しない範囲で、コンテンツ譲受側の利用者Bの意向に基づき柔軟に公開コンテンツリストPLを変更する。
第2の例では、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、利用者Bが公開コンテンツリストPLの内容変更の要求(以後、単に「変更要求」と呼ぶ。)を指示する操作を行った場合、利用者Aの同意を得た上で、当該変更要求を反映させる。これにより、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、コンテンツ提供元の利用者Aの意に反しない範囲で、コンテンツ譲受側の利用者Bの意向に基づき柔軟に公開コンテンツリストPLを変更する。
これについて、図6及び図7を用いて具体的に説明する。なお、第1の例で説明したSTEP4までの処理は第2の例でも共通する。従って、以後では、STEP4以降の処理について説明する。
図6(a)は、公開コンテンツリストPLの表示後、公開コンテンツリストPLの変更要求の際に表示される表示画面の一例である。
まず、利用者Bは、公開コンテンツリストPLの変更要求を指示する操作を行う(STEP5−1)。ここでは、一例として、第2携帯端末200は、第1の例と操作を区別するため、図6(a)に示すように、公開コンテンツリストPL中の任意のコンテンツ(以後、「コンテンツAs3」と呼ぶ。)を三本指で利用者Bが一定時間押下した場合に、変更要求の操作が開始されたと判断する。これにより、第2携帯端末200は、ユーザ操作に基づきフィルタ操作と変更要求の操作とを明確に区別して処理することができる。
そして、第2携帯端末200は、コンテンツAs3上に一定時間の3本指の押下があった場合、押下されたコンテンツAs3に関連するサブメニューSLを表示する(STEP6−1)。これにより、第2携帯端末200は、利用者Bに公開コンテンツリストPLの変更したい内容を容易に指定させることができる。ここで、サブメニューSLは、コンテンツリストCL1から再度公開コンテンツリストPLを抽出するためのキーワードとなる項目を備える。具体的には、サブメニューSLは、例えば図5(a)乃至(d)のいずれかに該当する。
図6(b)は、利用者BがサブメニューSLから項目を選択した後の表示画面の一例である。図6(b)では、一例として、コンテンツが楽曲であり、かつ、利用者Bは、サブメニューSLでコンテンツAs3の実演者である「アーティスト「ABC」」を示す項目を選択したものとする。
まず、この場合、第2携帯端末200は、利用者Bが選択した項目及び利用者Bから変更要求を指示する操作があった旨の情報を第1携帯端末100へ送信する。そして、第1携帯端末100は、これらの情報を受信後、利用者Bから変更要求があった旨を利用者Aに通知すると共に、その可否を問い合わせる(STEP7−1)。図6(b)では、第1携帯端末100は、変更要求の旨を記載したウィンドウ11を表示画面10上に表示すると共に、利用者Aに変更要求の可否を選択させるための入力用のボタン12をウィンドウ11上に表示する。
また、これと同時に、第2携帯端末200は、利用者Aに変更要求の可否について問い合わせ中である旨を表示する(STEP7−1)。具体的には、第2携帯端末200は、変更要求を問い合わせ中である旨を記載したウィンドウ21を表示画面20上に表示する。
図7(a)は、利用者Aが変更要求を許可した場合の表示画面の一例である。図7(a)に示すように、第1携帯端末100は、利用者Bが選択した項目に基づき公開コンテンツリストPLを更新する(STEP8−1)。具体的には、第1携帯端末100は、利用者BがサブメニューSLから選択した項目(即ち、アーティスト「ABC」)に関する属性情報を有するコンテンツをコンテンツリストCL1から抽出することで公開コンテンツリストPLを生成し再表示する。
そして、第1携帯端末100は、変更後の公開コンテンツリストPLの情報を第2携帯端末200へ供給する。当該情報を受信した第2携帯端末200は、バッファ領域Bt1と同様、バッファ領域Bt2上に表示された公開コンテンツリストPLを更新する(STEP9−1)。このとき、第2携帯端末200は、利用者Aが変更要求に同意した旨の記載をウィンドウ21上に表示する。
図7(b)は、公開コンテンツリストPLの更新後の利用者Bの操作について説明した図の一例である。利用者Bは、更新された公開コンテンツリストPLから任意のコピーしたいコンテンツを選択してコンテンツリスト表示領域Ct2にドラッグすることによりコピーする(STEP10−1)。図7(b)の例では、利用者Bは、一本指によりコンテンツをドラッグしている。その後、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、第1の例と同様、ドラッグされたコンテンツの送受信処理の制御を行う。また、第1携帯端末100は、第1の例と同様、コピーされたコンテンツの表示態様を変化させる。即ち、第1携帯端末100は、当該コンテンツの表示と他の公開コンテンツリストPL中のコンテンツの表示とを分ける。これにより、第1携帯端末100は、利用者Aが利用者Bに提供したコンテンツを利用者Aに明確に認識させることができる。
以上のように、第2携帯端末200は、利用者Bから公開コンテンツリストPLの内容変更の操作があった場合、第1携帯端末100にその可否を問い合わせる。そして、第1携帯端末100は、利用者Aが変更要求を許可する入力があった場合にその変更要求を許可する。これにより、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、コンテンツ提供元の利用者Aの意に反しない範囲で、コンテンツ譲受側の利用者Bのコンテンツの選択の柔軟性及び利便性を向上させることができる。
[コンテンツ提供先の指定方法]
次に、コンテンツの提供先の指定方法について図8乃至図10を用いて説明する。以下では、まずコンテンツ提供元の利用者がコンテンツ譲受側の利用者を特定する操作及びこれに付随する処理ついて説明した後、親密度ポイントに基づくコンテンツ譲受側の利用者の制限方法について説明する。
次に、コンテンツの提供先の指定方法について図8乃至図10を用いて説明する。以下では、まずコンテンツ提供元の利用者がコンテンツ譲受側の利用者を特定する操作及びこれに付随する処理ついて説明した後、親密度ポイントに基づくコンテンツ譲受側の利用者の制限方法について説明する。
(操作方法)
まず、コンテンツ提供元の利用者がコンテンツ譲受側の利用者を特定する操作及びこれに付随する処理について説明する。以下では、まずコンテンツ提供元の端末とコンテンツ譲受側の端末とが1対1に対応する場合について図8を用いて説明した後、コンテンツ提供元の端末とコンテンツ譲受側の端末とが1対多数である場合について図9を用いて説明する。
まず、コンテンツ提供元の利用者がコンテンツ譲受側の利用者を特定する操作及びこれに付随する処理について説明する。以下では、まずコンテンツ提供元の端末とコンテンツ譲受側の端末とが1対1に対応する場合について図8を用いて説明した後、コンテンツ提供元の端末とコンテンツ譲受側の端末とが1対多数である場合について図9を用いて説明する。
1.1対1の場合
図8(a)は、第1携帯端末100と第2携帯端末200とが[コンテンツの選択支援方法]のセクションで説明したコンテンツ授受に係る処理(以後、単に「コンテンツ選択支援処理」と呼ぶ。)を開始する際のそれぞれの表示画面の例を示す。図8(a)では、第1携帯端末100と第2携帯端末200は、画面が同一の向きになるように位置し、短距離無線通信部105、205により互いに通信を確立しているものとする。即ち、利用者Aは、表示画面10を矢印60の方向から閲覧し、利用者Bは、表示画面20を矢印60と同一方向を指す矢印61の方向から閲覧するものとする。
図8(a)は、第1携帯端末100と第2携帯端末200とが[コンテンツの選択支援方法]のセクションで説明したコンテンツ授受に係る処理(以後、単に「コンテンツ選択支援処理」と呼ぶ。)を開始する際のそれぞれの表示画面の例を示す。図8(a)では、第1携帯端末100と第2携帯端末200は、画面が同一の向きになるように位置し、短距離無線通信部105、205により互いに通信を確立しているものとする。即ち、利用者Aは、表示画面10を矢印60の方向から閲覧し、利用者Bは、表示画面20を矢印60と同一方向を指す矢印61の方向から閲覧するものとする。
第1携帯端末100は、表示画面10上にボタン13を表示している。ボタン13は、コンテンツの提供が可能な端末の識別名を表示すると共に、当該端末をコンテンツ提供先としたコンテンツ選択支援処理を開始する旨の入力を受けつけるためのインタフェースである。ここでは、一例として、ボタン13は、通信を確立している第2携帯端末200の利用者Bを表示している。第1携帯端末100は、第2携帯端末200の利用者が利用者Bであることを、例えば通信確立時に取得する第2携帯端末200のMACアドレスに基づき、予めメモリ等に記憶したMACアドレスと利用者とのマップ又はテーブルを参照することで特定する。なお、後述するように、第1携帯端末100は、通信を確立している端末であっても、親密度ポイントが低い場合には当該端末に対応するボタン13を表示しないように制御してもよい。
同様に、第2携帯端末200は、表示画面20上にボタン23を表示している。ボタン23は、コンテンツの提供が可能な端末の識別名を表示すると共に、当該端末をコンテンツ提供先としたコンテンツ選択支援処理を開始する旨の入力を受けつけるためのインタフェースである。ここでは、一例として、ボタン23は、通信を確立している第1携帯端末100の利用者Aを表示している。
図8(b)は、利用者Aがボタン13を押下した場合の表示画面の一例である。即ち、この場合、第1携帯端末100がコンテンツ提供元に相当し、第2携帯端末200がコンテンツ譲受側に相当する。図8(b)に示すように、第1携帯端末100は、表示画面10の左端にコンテンツリスト表示領域Ct1を配置すると共に、表示画面10の右端にバッファ領域Bt1を配置している。一方、第2携帯端末200は、表示画面20の左端にバッファ領域Bt2を配置すると共に、表示画面20の右端にコンテンツリスト表示領域Ct2を配置している。このようにすることで、コンテンツ提供元の利用者Aとコンテンツ譲受側の利用者Bとの両者とも、左から右へコンテンツを操作することになり、違和感を生じることなく操作を実行することができる。なお、その後、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、[コンテンツの選択支援方法]のセクションですでに述べたコンテンツ選択支援処理を実行する。
2.1対多数の場合
図9(a)は、第1携帯端末100と第2携帯端末200とを含む3つの端末でコンテンツ選択支援処理を開始する際のそれぞれの表示画面の例を示す。以後では、表示画面30を備える端末を「第3携帯端末」と呼び、第3携帯端末の利用者を「利用者C」と呼ぶ。なお、第3携帯端末の構成は、図1及び図2に示す第1携帯端末100及び第2携帯端末200の構成と一致する。図9(a)では、3つの端末は、画面が同一の向きになるように位置し、互いに通信を確立しているものとする。即ち、利用者Aは、表示画面10を矢印60の方向から閲覧し、利用者Bは、表示画面20を矢印61の方向から閲覧し、利用者Cは、表示画面20を矢印60、61と同一方向を指す矢印62の方向から閲覧しているものとする。
図9(a)は、第1携帯端末100と第2携帯端末200とを含む3つの端末でコンテンツ選択支援処理を開始する際のそれぞれの表示画面の例を示す。以後では、表示画面30を備える端末を「第3携帯端末」と呼び、第3携帯端末の利用者を「利用者C」と呼ぶ。なお、第3携帯端末の構成は、図1及び図2に示す第1携帯端末100及び第2携帯端末200の構成と一致する。図9(a)では、3つの端末は、画面が同一の向きになるように位置し、互いに通信を確立しているものとする。即ち、利用者Aは、表示画面10を矢印60の方向から閲覧し、利用者Bは、表示画面20を矢印61の方向から閲覧し、利用者Cは、表示画面20を矢印60、61と同一方向を指す矢印62の方向から閲覧しているものとする。
第1携帯端末100は、表示画面10上にボタン13を3つ備える。ボタン13は、第2携帯端末200の利用者Bを示す「B」ボタンと、第3携帯端末の利用者Cを示す「C」ボタンと、利用者B、Cの両方を示す「ALL」ボタンと、を備える。そして、第1携帯端末100は、利用者Aが図9(a)のBボタンを押下することで第2携帯端末200をコンテンツ譲受側としたコンテンツ選択支援処理を開始し、利用者AがCボタンを押下することで第3携帯端末をコンテンツ譲受側としたコンテンツ選択支援処理を開始し、利用者AがALLボタンを押下することで、第2携帯端末200及び第3携帯端末をそれぞれコンテンツ譲受側としたコンテンツ選択支援処理を開始する。
同様に、第2携帯端末200は、表示画面20上にボタン23を3つ備える。ボタン23は、第1携帯端末100の利用者Aを表示する「A」ボタンと、第3携帯端末の利用者Cを表示する「C」ボタンと、利用者B、Cの両方を示す「ALL」ボタンと、を備える。そして、第2携帯端末200は、利用者Bが押下したボタン23に対応する端末をコンテンツ譲受側としたコンテンツ複製支援処理を開始する。同様に、第3携帯端末は、表示画面30上にボタン33を3つ備える。ボタン33は、第1携帯端末100の利用者Aを表示する「A」ボタンと、第2携帯端末200の利用者Bを表示する「B」ボタンと、利用者A、Bの両方を示す「ALL」ボタンと、を備える。そして、第3携帯端末は、利用者Cが押下したボタンに対応する端末をコンテンツ譲受側としたコンテンツ選択支援処理を開始する。
図9(b)は、図9(a)で利用者AがALLボタン押下後の各表示画面でのコンテンツリスト表示領域とバッファ領域との配置の一例である。なお、以後では、第3携帯端末の表示画面30上に表示されるコンテンツリスト表示領域を「コンテンツリスト表示領域Ct3」と表し、表示画面30上に表示されるバッファ領域を「バッファ領域Bt3」と表す。
図9(b)に示すように、コンテンツ提供元である第1携帯端末100の表示画面10は、左端にコンテンツリスト表示領域Ct1を備え、かつ、右端にバッファ領域Bt1を備える。一方、コンテンツ譲受側の第2携帯端末200の表示画面20は、左端にバッファ領域Bt2を備え、かつ、右端にコンテンツリスト表示領域Ct2を備える。同様に、コンテンツ譲受側の第3携帯端末300の表示画面30は、左端にバッファ領域Bt3を備え、かつ、右端にコンテンツリスト表示領域Ct3を備える。このようにすることで、コンテンツ提供元の利用者Aとコンテンツ譲受側の利用者B、Cとの両方とも、左から右へコンテンツを操作することになり、違和感を生じることなく操作を実行することができる。
その後、第1携帯端末100及び第2携帯端末200と、第1携帯端末100及び第3携帯端末とは、それぞれ[コンテンツの選択支援方法]のセクションで説明したコンテンツ選択支援処理を実行する。なお、図9に示す例のように、コンテンツ譲受側が複数存在する場合であっても、各バッファ領域の公開コンテンツリストPLの表示が同一となるように、コンテンツ提供元及びコンテンツ譲受側の各端末は、各利用者のバッファ領域のスクロール操作に関する情報等を互いに近距離無線通信部等で共有する。
(親密度ポイント)
次に、親密度ポイントの利用方法について説明する。ここでは、コンテンツ提供元の端末は、上述の設定と同様、第1携帯端末100であるものとする。第1携帯端末100は、通信時間に基づく他の端末への親密度ポイントを記憶し、これに基づき当該他の端末を親密度ポイントに応じた分類(以後、「親密度レベル」と呼ぶ。)分けする。そして、第1携帯端末100は、当該親密度レベルに応じて図9に示したボタン13に表示する端末を利用者Aの操作によらず選別する。このようにすることで、コンテンツ提供元である第1携帯端末100は、コンテンツを提供すべき端末を適切に選別することができる。
次に、親密度ポイントの利用方法について説明する。ここでは、コンテンツ提供元の端末は、上述の設定と同様、第1携帯端末100であるものとする。第1携帯端末100は、通信時間に基づく他の端末への親密度ポイントを記憶し、これに基づき当該他の端末を親密度ポイントに応じた分類(以後、「親密度レベル」と呼ぶ。)分けする。そして、第1携帯端末100は、当該親密度レベルに応じて図9に示したボタン13に表示する端末を利用者Aの操作によらず選別する。このようにすることで、コンテンツ提供元である第1携帯端末100は、コンテンツを提供すべき端末を適切に選別することができる。
これについて図10を用いてこの具体例を説明する。図10は、第1携帯端末100がメモリ上に記憶する親密度ポイント及び親密度レベルに関するテーブル(データベース)70の一例である。図10に示すように、テーブル70は、MACアドレスを示す項目71と、親密度レベルを示す項目72と、親密度ポイントを示す項目73と、通信確立後の時間の経過に対するコンテンツ提供の可否を示す項目74と、を備える。また、項目74は、さらに通信確立後即時でのコンテンツ提供の可否を示す項目74aと、通信確立後5分後でのコンテンツ提供の可否を示す項目74bと、通信確立後1時間後でのコンテンツ提供の可否を示す項目74cと、通信確立後1時間5分後でのコンテンツ提供の可否を示す項目74dと、を備える。
また、ここでは、前提として、第1携帯端末100は、特定のMACアドレスを備える端末を1時間継続して検出した場合に、当該MACアドレスに対応する親密度ポイントを1加算するものとする。また、第1携帯端末100は、親密度ポイントが100未満の場合、当該MACアドレスに対応する親密度レベルを「0」に設定し、親密度ポイントが100以上500未満の場合、当該MACアドレスに対応する親密度レベルを「1」に設定し、親密度ポイントが500以上の場合、当該MACアドレスに対応する親密度レベルを「2」に設定する。また、第1携帯端末100は、親密度レベルが1以上の端末と通信を確立した場合、5分経過後にコンテンツ提供が可能として当該端末に対応するボタン13を表示し、親密度レベルが2以上の端末と通信を確立した場合、即時にコンテンツ提供が可能であるとして当該端末に対応するボタン13を表示するものとする。
まず、図10でMACアドレスが「AA」の端末の場合について説明する。MACアドレスAAの端末は、親密度ポイントが100以上500未満であることから、親密度レベルが1である。従って、第1携帯端末100は、当該端末と通信確立後即時にはコンテンツ提供を利用者Aが指定できないようにする。一方、第1携帯端末100は、通信確立後5分経過後では、当該端末をコンテンツ提供先として指定可能にすべく、当該端末に対応するボタン13を表示する。
一方、MACアドレスが「BB」の端末は、親密度ポイントが500以上であることから、親密度レベルが2である。従って、第1携帯端末100は、当該端末と通信確立後即時に当該端末をコンテンツ提供先として指定可能にすべく、当該端末に対応するボタン13を表示する。
また、MACアドレスが「CC」の端末は、親密度ポイントが99であり100未満であることから、親密度レベルが0である。従って、第1携帯端末100は、当該端末と通信確立後5分経過後も、当該端末へのコンテンツ提供の指定ができないようにする。一方、通信確立後1時間経過した場合、MACアドレスCCの端末への親密度ポイントが加算されることにより、当該端末は、親密度ポイントが100になり、親密度レベルが1に達する。従って、この場合、第1携帯端末100は、通信確立後1時間経過後、当該端末をコンテンツ提供先として指定可能にすべく、当該端末に対応するボタン13を表示する。
一方、MACアドレスが「DD」の端末は、親密度ポイントが0である。従って、第1携帯端末100は、当該端末と通信確立後1時間経過後も継続して当該端末に対応するボタン13を表示しない。
以上のように、第1携帯端末100は、MACアドレスに基づき各端末との通信時間を親密度ポイント及び親密度レベルにより管理することで、利用者Aに一定時間通信を行った端末にのみコンテンツの提供を利用可能にする。これにより、第1携帯端末100は、利用者Aが行うコンテンツ提供先の選択を簡易化することができる。
なお、第1携帯端末100、この機能のON、OFFを、UI部102により利用者Aに指定させてもよい。また、図10で説明した例は、一例であり、本発明が適用可能な構成は、これに限定されない。従って、第1携帯端末100が使用する各種設定、例えば親密度ポイントが加算される時間幅、親密度レベルの設定等は、実験等に基づき適切な値に設定される。また、テーブル70の構成は、これに限定されず、例えばボタン13の表示用にMACアドレスに対応する利用者をさらに記憶してもよい。
[処理フロー]
次に、第1実施例に係る第1携帯端末100及び第2携帯端末200の処理手順の具体例について説明する。図11は、利用者A、Bの操作に伴う第1携帯端末100及び第2携帯端末200の処理手順を示すフローチャートの一例である。図11に示すフローチャートは、例えば第1携帯端末100と第2携帯端末200とが近距離無線通信部105、205により通信可能な距離へ近づいた場合に実行される。なお、図11において、実線矢印は処理の流れを示し、破線矢印は信号の流れを表す。
次に、第1実施例に係る第1携帯端末100及び第2携帯端末200の処理手順の具体例について説明する。図11は、利用者A、Bの操作に伴う第1携帯端末100及び第2携帯端末200の処理手順を示すフローチャートの一例である。図11に示すフローチャートは、例えば第1携帯端末100と第2携帯端末200とが近距離無線通信部105、205により通信可能な距離へ近づいた場合に実行される。なお、図11において、実線矢印は処理の流れを示し、破線矢印は信号の流れを表す。
まず、第1携帯端末100は、第2携帯端末200と通信を確立する(ステップS101)。同時に、第2携帯端末200は、第1携帯端末100と通信を確立する(ステップS201)。このとき、第1携帯端末100と第2携帯端末200とは、それぞれ互いのMACアドレスを取得する。
そして、第1携帯端末100は、親密度レベルに基づきコンテンツ提供可能な端末を表示する(ステップS102)。具体的には、第1携帯端末100は、取得したMACアドレスから図10に示すテーブル等を参照し、第2携帯端末200の親密度レベルを特定する。そして、第1携帯端末100は、親密度レベルに基づき第2携帯端末200に対応するボタン13を表示するか否か判断する。ここでは、第1携帯端末100は、第2携帯端末200をコンテンツ提供元として指定可能なボタン13を表示したものとする。同様に、第2携帯端末200は、親密度レベルに基づきコンテンツ提供可能な端末を表示する(ステップS202)。なお、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、それぞれ通信時間に基づき第2携帯端末200又は第1携帯端末100に対する親密度ポイントの加算処理を行う。
そして、第1携帯端末100は、利用者Aの操作に基づき、第2携帯端末200をコンテンツ提供先として指定する(ステップS103)。即ち、利用者Aは、第2携帯端末200に相当するボタン13を押下したものとする。そして、この通知を受けた第2携帯端末200は、第1携帯端末100をコンテンツ提供元に指定する(ステップS203)。そして、第1携帯端末100と第2携帯端末200とは、それぞれ、図3(a)に示す表示画面10、20をそれぞれ出力する。
次に、第1携帯端末100は、利用者Aの操作に基づきバッファ領域Bt1に公開コンテンツリストPLを表示する(ステップS104)。具体的には、第1携帯端末100は、図3(a)に示す画面表示後、利用者Aが選択したサブメニューSLの項目に基づきバッファ領域Bt1に公開コンテンツリストPLを表示する。そして、第1携帯端末100は、公開コンテンツリストPLを第2携帯端末200へ送信する。
そして、第2携帯端末200は、バッファ領域Bt2に公開コンテンツリストPLを表示する(ステップS204)。このとき、第2携帯端末200は、利用者Bのバッファ領域Bt2へのスクロール操作等があった場合には適宜その情報を第1携帯端末100へ送信する。これにより、第2携帯端末200は、第1携帯端末100と第2携帯端末200との公開コンテンツリストPLの表示を同期させる。
次に、第2携帯端末200は、公開コンテンツリストPLから複製したいコンテンツの選択を受理する(ステップS205)。このとき、第2携帯端末200は、図4(a)、図6(a)、図6(b)、図7(a)で説明したように、フィルタ操作や変更要求の操作を受け付け、適宜公開コンテンツリストPLを変更する。そして、第2携帯端末200は、利用者Bが複製したいコンテンツとして選択したコンテンツの情報を第1携帯端末100へ送信する。
そして、第1携帯端末100は、利用者Bが選択したコンテンツの表示態様を変更する(ステップS105)。例えば、第1携帯端末100は、当該コンテンツの表示色を変更したり、当該コンテンツの動的なサムネイルを表示したりすることで、利用者Bが選択したコンテンツを利用者Aが認識できるようにする。
次に、第1携帯端末100は、利用者Bが選択したコンテンツの複製制御を行う(ステップS106)。具体的には、第1携帯端末100は、利用者Bが選択したコンテンツの複製を第1サーバ150から第2サーバ250へ送信させる。
次に、第1携帯端末100は、コンテンツ送信の完了表示を行う(ステップS107)。そして、第1携帯端末100は、第2携帯端末200へコンテンツ送信が完了した旨の通知を行う。
そして、第2携帯端末200は、第1携帯端末100からコンテンツ送信が完了した旨の通知を受領後、コンテンツ受信の完了表示を行う(ステップS206)。そして、第2携帯端末200は、利用者Bからのコンテンツ複製操作を終了する旨の入力等を受け、通常画面へ遷移する(ステップS207)。ここで、通常画面とは、例えばフローチャートの処理開始前の表示を指す。同様に、第1携帯端末100は、利用者Aからのコンテンツ複製操作を終了する旨の入力等を受け、または、利用者Bからコンテンツ複製操作を終了する旨の入力があった旨の通知を第2携帯端末200から受け、これに基づき通常画面へ遷移する(ステップS108)。
以上説明したように、本実施例による携帯型端末装置は、表示部と、コンテンツ提供先決定手段と、第1コンテンツリスト表示手段と、コンテンツ抽出手段と、第2コンテンツリスト表示手段と、第2コンテンツリスト通信手段と、複製制御実行手段と、を備える。コンテンツ提供先決定手段は、外部入力に基づきコンテンツの提供先の端末を決定する。第1コンテンツリスト表示手段は、提供元の利用者が保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストを表示部に表示する。コンテンツ抽出手段は、外部入力に基づき第1コンテンツリストから端末上にリスト表示するコンテンツをさらに抽出する。第2コンテンツリスト表示手段は、コンテンツ抽出手段が抽出したコンテンツのリストである第2コンテンツリストを表示部に表示する。第2コンテンツリスト通信手段は、端末の表示部に第2コンテンツリストを表示させるため、端末に当該第2コンテンツリストの情報を送信する。複製制御実行手段は、端末から第2コンテンツリスト中のコンテンツの提供要求があった場合、当該コンテンツの複製制御を実行する。このようにすることで、携帯型端末装置は、表示画面が小さい場合であっても、利用者にコンテンツ提供操作を容易に実行させることができる。
[変形例]
以下、本実施例の各変形例について説明する。なお、これらの各変形例は、任意に組み合わせて上述の実施例に適用することが可能である。
以下、本実施例の各変形例について説明する。なお、これらの各変形例は、任意に組み合わせて上述の実施例に適用することが可能である。
(変形例1)
[コンテンの選択支援方法]のセクションの説明では、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、タッチパネル方式により利用者A、Bにコンテンツ又はサブメニューSLの項目等を選択させていた。しかし、本発明が適用可能な入力方法は、これに限定されない。これに代えて、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、十字キーと決定ボタン等をそれぞれ備え、これらを介した入力に基づきコンテンツ又はサブメニューSLの項目等の選択を受理してもよい。他の例では、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、サブメニューSLから任意の項目の選択を受理する代わりに、キーワード入力を受理することで、図3(a)に示すコンテンツリストCL1からの公開コンテンツリストPLの抽出処理、図4(a)に示すフィルタ処理、及び図6(a)に示す変更操作に係る処理を実行してもよい。この場合、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、入力されたキーワードに基づき属性情報を利用して表示すべきコンテンツのリストを決定する。以上の例に示すように、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、タッチパネル方式以外であっても、適切に利用者の入力を受理し、コンテンツ複製支援処理を実行することができる。
[コンテンの選択支援方法]のセクションの説明では、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、タッチパネル方式により利用者A、Bにコンテンツ又はサブメニューSLの項目等を選択させていた。しかし、本発明が適用可能な入力方法は、これに限定されない。これに代えて、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、十字キーと決定ボタン等をそれぞれ備え、これらを介した入力に基づきコンテンツ又はサブメニューSLの項目等の選択を受理してもよい。他の例では、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、サブメニューSLから任意の項目の選択を受理する代わりに、キーワード入力を受理することで、図3(a)に示すコンテンツリストCL1からの公開コンテンツリストPLの抽出処理、図4(a)に示すフィルタ処理、及び図6(a)に示す変更操作に係る処理を実行してもよい。この場合、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、入力されたキーワードに基づき属性情報を利用して表示すべきコンテンツのリストを決定する。以上の例に示すように、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、タッチパネル方式以外であっても、適切に利用者の入力を受理し、コンテンツ複製支援処理を実行することができる。
(変形例2)
[システムの概略構成]のセクションの説明では、提供すべきコンテンツは第1サーバ150に格納されるとともに、提供を受けたコンテンツは第2サーバ250に送信され格納された。しかし、本発明が適用可能なコンテンツ複製システムの構成は、これに限定されない。これに代えて、コンテンツ複製システムは、第1サーバ150又は/及び第2サーバ250を備えなくてもよい。この場合、第1携帯端末100又は/及び第2携帯端末200は、提供すべきコンテンツ又は提供を受けたコンテンツを当該端末が備えるメモリに記憶する。これによっても、好適に本発明を適用することができる。
[システムの概略構成]のセクションの説明では、提供すべきコンテンツは第1サーバ150に格納されるとともに、提供を受けたコンテンツは第2サーバ250に送信され格納された。しかし、本発明が適用可能なコンテンツ複製システムの構成は、これに限定されない。これに代えて、コンテンツ複製システムは、第1サーバ150又は/及び第2サーバ250を備えなくてもよい。この場合、第1携帯端末100又は/及び第2携帯端末200は、提供すべきコンテンツ又は提供を受けたコンテンツを当該端末が備えるメモリに記憶する。これによっても、好適に本発明を適用することができる。
(変形例3)
[コンテンツ提供先の指定方法]のセクションの説明では、第1携帯端末100は、MACアドレスにより他の端末を識別していた。しかし、本発明が適用可能な方法はこれに限定されない。従って、MACアドレスに代えて、IPv6などの端末を一意に識別可能な他の記号等であってもよい。これによっても、第1携帯端末100は、他の端末との通信時間に基づきテーブル70を生成し、コンテンツを提供可能な端末を識別することができる。
[コンテンツ提供先の指定方法]のセクションの説明では、第1携帯端末100は、MACアドレスにより他の端末を識別していた。しかし、本発明が適用可能な方法はこれに限定されない。従って、MACアドレスに代えて、IPv6などの端末を一意に識別可能な他の記号等であってもよい。これによっても、第1携帯端末100は、他の端末との通信時間に基づきテーブル70を生成し、コンテンツを提供可能な端末を識別することができる。
(変形例4)
図8及び図9の説明では、コンテンツ提供元の表示画面は、コンテンツリスト表示領域を左端、バッファ領域を右端に備え、コンテンツ譲受側の表示画面は、コンテンツリスト表示領域を右端、バッファ領域を左端に備えていた。これに代えて、各端末は、これらの配置をコンテンツ提供元の表示画面とコンテンツ譲受側の表示画面との相対的な位置関係に基づき配置してもよい。
図8及び図9の説明では、コンテンツ提供元の表示画面は、コンテンツリスト表示領域を左端、バッファ領域を右端に備え、コンテンツ譲受側の表示画面は、コンテンツリスト表示領域を右端、バッファ領域を左端に備えていた。これに代えて、各端末は、これらの配置をコンテンツ提供元の表示画面とコンテンツ譲受側の表示画面との相対的な位置関係に基づき配置してもよい。
これについて図12を用いて具体的に説明する。図12は、表示画面10と表示画面20との相対的な位置関係と、コンテンツリスト表示領域Ct1、Ct2及びバッファ領域Bt1、Bt2の配置と、を示す図の一例である。図12では、利用者Aは、矢印80の方向から表示画面10を閲覧しているものとし、利用者Bは、矢印81の方向から表示画面20を閲覧しているものとする。即ち、表示画面10は、図8及び図9に示す表示とは180度異なる向きに表示されている。従って、表示画面10と表示画面20とは、互いに上端が突き合わされた状態に位置する。
図12に示すように、バッファ領域Bt1、Bt2は、共にコンテンツ複製支援処理を行う他方の端末側に近い部分に表示されている。具体的には、バッファ領域Bt1は、第2携帯端末200の表示画面20に近い表示画面10の上端に表示される。同様に、バッファ領域Bt2は、第1携帯端末100の表示画面10に近い表示画面20の上端に表示される。一方、コンテンツリスト表示領域Ct1、Ct2は、バッファ領域Bt1、Bt2と対極側に表示されている。即ち、コンテンツリスト表示領域Ct1、Ct2は、コンテンツ複製支援処理を行う他方の端末側と離れた表示画面10、20の下側にそれぞれ表示されている。
なお、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、例えば利用者からの入力により他方の端末位置を検出する。他の例では、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、専用のセンサを備えることで、他方の端末の位置を検出してもよい。さらに別の例では、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、指向性のある通信方式を採用した場合にはその通信情報に基づき他方の端末の位置を検出してもよい。そして、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、当該位置情報に基づきバッファ領域Bt1、Bt2及びコンテンツリスト表示領域Ct1、Ct2の表示位置を制御する。
以上のように、第1携帯端末100及び第2携帯端末200は、バッファ領域Bt1、Bt2を、コンテンツ複製支援処理を行う他方の端末に近い部分に表示することで、端末間の相対位置によらず、より利用者の感覚に即した操作を実現させることができる。
(変形例5)
図3、図4等の説明では、バッファ領域Bt1に表示される公開コンテンツリストPLとバッファ領域Bt2に表示される公開コンテンツリストPLとは同一であった。しかし、本発明が適用可能な表示方法はこれに限定されない。例えば、これに代えて、バッファ領域Bt2に表示される公開コンテンツリストPLは、バッファ領域Bt1に表示される公開コンテンツリストPLの一部であってもよい。即ち、この場合、バッファ領域Bt1に表示される公開コンテンツリストPLとバッファ領域Bt2に表示される公開コンテンツリストPLとは同一とはならない。これによっても、本発明を好適に適用することができる。
図3、図4等の説明では、バッファ領域Bt1に表示される公開コンテンツリストPLとバッファ領域Bt2に表示される公開コンテンツリストPLとは同一であった。しかし、本発明が適用可能な表示方法はこれに限定されない。例えば、これに代えて、バッファ領域Bt2に表示される公開コンテンツリストPLは、バッファ領域Bt1に表示される公開コンテンツリストPLの一部であってもよい。即ち、この場合、バッファ領域Bt1に表示される公開コンテンツリストPLとバッファ領域Bt2に表示される公開コンテンツリストPLとは同一とはならない。これによっても、本発明を好適に適用することができる。
本発明は、表示機能及び通信機能を有する各種の機器に適用することができる。例えば、携帯電話、PDA、ディジタルカメラ等の各種の機器に幅広く適用される。
100 第1携帯端末
150 第1サーバ
200 第2携帯端末
250 第2サーバ
400 通信網
150 第1サーバ
200 第2携帯端末
250 第2サーバ
400 通信網
請求項1に記載の発明は、端末装置であって、複数のコンテンツを記憶する記憶手段と、前記コンテンツのうち、選択されたコンテンツを示すコンテンツリストを作成するコンテンツリスト作成手段と、前記コンテンツリストを表示部に表示させる表示制御手段と、前記コンテンツリストを公開する他の端末装置を決定する端末装置決定手段と、前記他の端末装置に、前記コンテンツリストを所定の表示態様で開示させる開示手段と、を有し、前記表示制御手段は、前記開示手段により開示されたコンテンツリストの前記表示態様が、前記他の端末装置との間で共通となるように制御することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、記憶手段に記憶された複数のコンテンツから選択されたコンテンツを示すコンテンツリストを記憶するコンテンツリスト記憶手段と、前記コンテンツリストを他の端末装置との間で同一の表示態様で表示させる表示制御手段と、前記コンテンツリストに対するユーザの操作を受け付ける操作受付手段と、前記ユーザによる操作に応じて前記表示態様を変化させられた場合、又は前記他の端末装置での前記表示態様が変化させられた場合に、前記他の端末装置との間で前記コンテンツリストの表示態様を同一になるように制御する同期手段と、を有することを特徴とする。
Claims (15)
- コンテンツを提供する利用者が使用する携帯型端末装置であって、
表示部と、
外部入力に基づき前記コンテンツの提供先の端末を決定するコンテンツ提供先決定手段と、
前記利用者が保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストを前記表示部に表示する第1コンテンツリスト表示手段と、
外部入力に基づき前記第1コンテンツリストから前記提供先の端末上にリスト表示するコンテンツをさらに抽出するコンテンツ抽出手段と、
前記コンテンツ抽出手段が抽出したコンテンツのリストである第2コンテンツリストを前記表示部に表示する第2コンテンツリスト表示手段と、
前記提供先の端末の表示部に前記第2コンテンツリストの少なくとも一部を表示させるため、前記提供先の端末に当該第2コンテンツリストの情報を送信する第2コンテンツリスト通信手段と、
前記提供先の端末から前記第2コンテンツリスト中のコンテンツの提供要求があった場合、当該コンテンツの複製制御を実行する複製制御実行手段と、
を備えることを特徴とする携帯型端末装置。 - 前記提供先の端末の識別情報に基づき当該端末との通信時間を測定する通信時間測定手段をさらに備え、
前記コンテンツ提供先決定手段は、前記通信時間が所定時間以上に達した場合のみ、外部入力に基づき当該端末を前記コンテンツの提供先として決定することを特徴とする請求項1に記載の携帯型端末装置。 - 前記第2コンテンツリスト表示手段は、前記提供要求があった場合又は当該提供要求に従い提供を行った場合、当該コンテンツの表示態様を他のコンテンツと異ならせることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯型端末装置。
- 前記提供先の端末から前記第2コンテンツリストの内容変更の要求があった場合、当該要求の可否を外部入力に基づき受け付ける第2コンテンツリスト変更可否受付手段をさらに備え、
前記第2コンテンツリスト表示手段は、前記利用者が外部入力に基づき前記要求を承諾した場合、当該要求に基づき前記第2コンテンツリストを更新することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の携帯型端末装置。 - 前記第2コンテンツリスト表示手段は、前記第2コンテンツリストを前記第1コンテンツリストより右側に表示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の携帯型端末装置。
- コンテンツの提供を受ける利用者が使用する携帯型端末装置であって、
表示部と、
前記利用者が保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストを前記表示部に表示する第1コンテンツリスト表示手段と、
前記コンテンツの提供元の端末に表示され、かつ、当該端末の利用者が指定した提供可能なコンテンツのリストである第2コンテンツリストの情報を受信する第2コンテンツリスト通信手段と、
前記表示部に前記第2コンテンツリストの少なくとも一部を表示する第2コンテンツリスト表示手段と、
外部入力に基づき、前記第2コンテンツリスト中のコンテンツの提供要求を前記提供元の端末に送信するコンテンツ提供要求手段と、
を備えることを特徴とする携帯型端末装置。 - 前記第2コンテンツリスト表示手段は、前記第2コンテンツリストを前記第1コンテンツリストより左側に表示する請求項6に記載の携帯型端末装置。
- 前記第2コンテンツリスト通信手段は、前記提供先又は前記提供元の端末と前記第2コンテンツリストの表示部分に関する情報の授受を行い、
前記第2コンテンツリスト表示手段は、前記情報に基づき当該端末と前記第2コンテンツリストの表示部分を同期させる請求項1乃至7のいずれか一項に記載の携帯型端末装置。 - 前記第2コンテンツリスト表示手段は、前記第2コンテンツリストを前記第1コンテンツリストより前記提供先又は前記提供元の端末が位置する方向に配置する請求項1乃至4及び請求項6のうちいずれか一項に記載の携帯型端末装置。
- 表示部を備え、コンテンツを提供する利用者が使用する携帯型端末装置により実行される複製支援方法であって、
外部入力に基づき前記コンテンツの提供先の端末を決定するコンテンツ提供先決定工程と、
前記利用者が保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストを前記表示部に表示する第1コンテンツリスト表示工程と、
外部入力に基づき前記第1コンテンツリストから前記提供先の端末上にリスト表示するコンテンツをさらに抽出するコンテンツ抽出工程と、
前記コンテンツ抽出手段が抽出したコンテンツのリストである第2コンテンツリストを前記表示部に表示する第2コンテンツリスト表示工程と、
前記提供先の端末の表示部に前記第2コンテンツリストの少なくとも一部を表示させるため、前記提供先の端末に当該第2コンテンツリストの情報を送信する第2コンテンツリスト通信工程と、
前記提供先の端末から前記第2コンテンツリスト中のコンテンツの提供要求があった場合、当該コンテンツの複製制御を実行する複製制御実行工程と、
を備えることを特徴とするコンテンツ複製支援方法。 - 表示部を備え、コンテンツを提供する利用者が使用する携帯型端末装置により実行されるコンテンツ複製支援プログラムであって、
外部入力に基づき前記コンテンツの提供先の端末を決定するコンテンツ提供先決定手段と、
前記利用者が保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストを前記表示部に表示する第1コンテンツリスト表示手段と、
外部入力に基づき前記第1コンテンツリストから前記提供先の端末上にリスト表示するコンテンツをさらに抽出するコンテンツ抽出手段と、
前記コンテンツ抽出手段が抽出したコンテンツのリストである第2コンテンツリストを前記表示部に表示する第2コンテンツリスト表示手段と、
前記提供先の端末の表示部に前記第2コンテンツリストの少なくとも一部を表示させるため、前記提供先の端末に当該第2コンテンツリストの情報を送信する第2コンテンツリスト通信手段と、
前記提供先の端末から前記第2コンテンツリスト中のコンテンツの提供要求があった場合、当該コンテンツの複製制御を実行する複製制御実行手段、
として前記携帯型端末装置を実行させることを特徴とするコンテンツ複製支援プログラム。 - 表示部を備え、コンテンツの提供を受ける利用者が使用する携帯型端末装置により実行されるコンテンツ複製支援方法であって、
前記利用者が保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストを前記表示部に表示する第1コンテンツリスト表示工程と、
前記コンテンツの提供元の端末に表示され、かつ、当該端末の利用者が指定した提供可能なコンテンツのリストである第2コンテンツリストの少なくとも一部を受信する第2コンテンツリスト通信工程と、
前記表示部に前記第2コンテンツリストを表示する第2コンテンツ表示工程と、
外部入力に基づき、前記第2コンテンツリスト中のコンテンツの提供要求を前記提供元の端末に送信するコンテンツ提供要求工程と、
を備えることを特徴とするコンテンツ複製支援方法。 - 表示部を備え、コンテンツの提供を受ける利用者が使用する携帯型端末装置により実行されるコンテンツ複製支援プログラムであって、
前記利用者が保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストを前記表示部に表示する第1コンテンツリスト表示手段と、
前記コンテンツの提供元の端末に表示され、かつ、当該端末の利用者が指定した提供可能なコンテンツのリストである第2コンテンツリストの少なくとも一部を受信する第2コンテンツリスト通信手段と、
前記表示部に前記第2コンテンツリストを表示する第2コンテンツリスト表示手段と、
外部入力に基づき、前記第2コンテンツリスト中のコンテンツの提供要求を前記提供元の端末に送信するコンテンツ提供要求手段、
として前記携帯型端末装置を実行させることを特徴とするコンテンツ複製支援プログラム。 - 請求項11又は13に記載のプログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
- コンテンツを提供する利用者が使用する携帯型第1端末と、コンテンツの提供を受ける利用者が使用する携帯型第2端末と、を備えるコンテンツ複製支援システムであって、
前記第1端末は、
表示部と、
外部入力に基づき前記第2端末を前記コンテンツの提供先として決定するコンテンツ提供先決定手段と、
前記第1端末の利用者が保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストを前記表示部に表示する第1コンテンツリスト表示手段と、
外部入力に基づき前記第1コンテンツリストから前記第2端末上にリスト表示するコンテンツをさらに抽出するコンテンツ抽出手段と、
前記コンテンツ抽出手段が抽出したコンテンツのリストである第2コンテンツリストを前記表示部に表示する第2コンテンツリスト表示手段と、
前記第2端末の表示部に前記第2コンテンツリストの少なくとも一部を表示させるため、前記第2端末に当該第2コンテンツリストの情報を送信する第2コンテンツリスト通信手段と、
前記第2端末から前記第2コンテンツリスト中のコンテンツの提供要求があった場合、当該コンテンツの複製制御を実行する複製制御実行手段と、
を備え、
前記第2端末は、
表示部と、
前記第2端末の利用者が保有するコンテンツのリストである第1コンテンツリストを前記表示部に表示する第1コンテンツリスト表示手段と、
前記第1端末が送信した第2コンテンツリストを受信する第2コンテンツリスト通信手段と、
前記表示部に前記第2コンテンツリストの少なくとも一部を表示する第2コンテンツリスト表示手段と、
外部入力に基づき、前記第2コンテンツリスト中のコンテンツの提供要求を前記第1端末に送信するコンテンツ提供要求手段と、
を備えることを特徴とするコンテンツ複製支援システム。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2009/063654 WO2011013241A1 (ja) | 2009-07-31 | 2009-07-31 | 携帯型端末装置、コンテンツ複製支援方法、コンテンツ複製支援プログラム、及びコンテンツ複製支援システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2011013241A1 true JPWO2011013241A1 (ja) | 2013-01-07 |
JP5567568B2 JP5567568B2 (ja) | 2014-08-06 |
Family
ID=43528917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011524594A Expired - Fee Related JP5567568B2 (ja) | 2009-07-31 | 2009-07-31 | 端末装置、制御方法及びプログラム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5567568B2 (ja) |
WO (1) | WO2011013241A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5772067B2 (ja) * | 2011-03-04 | 2015-09-02 | カシオ計算機株式会社 | 携帯端末装置及びプログラム |
CN105377612B (zh) * | 2013-01-04 | 2019-03-08 | 约翰逊控制技术公司 | 基于上下文的车辆用户界面重配置 |
JP5920837B2 (ja) * | 2013-02-12 | 2016-05-18 | Necパーソナルコンピュータ株式会社 | 情報処理装置、制御方法、及び、プログラム |
CN105096144A (zh) * | 2015-08-24 | 2015-11-25 | 小米科技有限责任公司 | 社交关系分析方法及装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004128597A (ja) * | 2002-09-30 | 2004-04-22 | Victor Co Of Japan Ltd | コンテンツ再生システム |
JP2004178268A (ja) * | 2002-11-27 | 2004-06-24 | Nec Corp | リアルタイムウェブ共有システム |
JP2006345082A (ja) * | 2005-06-07 | 2006-12-21 | Sony Corp | 情報処理システムおよび方法 |
JP2008129937A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | Sony Corp | コンテンツデータ記録再生装置、情報通信システム、コンテンツリスト生成方法、およびプログラム |
JP2009044410A (ja) * | 2007-08-08 | 2009-02-26 | Sony Corp | 情報処理装置および方法、並びに、情報処理システム |
-
2009
- 2009-07-31 WO PCT/JP2009/063654 patent/WO2011013241A1/ja active Application Filing
- 2009-07-31 JP JP2011524594A patent/JP5567568B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004128597A (ja) * | 2002-09-30 | 2004-04-22 | Victor Co Of Japan Ltd | コンテンツ再生システム |
JP2004178268A (ja) * | 2002-11-27 | 2004-06-24 | Nec Corp | リアルタイムウェブ共有システム |
JP2006345082A (ja) * | 2005-06-07 | 2006-12-21 | Sony Corp | 情報処理システムおよび方法 |
JP2008129937A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | Sony Corp | コンテンツデータ記録再生装置、情報通信システム、コンテンツリスト生成方法、およびプログラム |
JP2009044410A (ja) * | 2007-08-08 | 2009-02-26 | Sony Corp | 情報処理装置および方法、並びに、情報処理システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2011013241A1 (ja) | 2011-02-03 |
JP5567568B2 (ja) | 2014-08-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11281711B2 (en) | Management of local and remote media items | |
JP6695092B2 (ja) | デバイスがユーザ・インターフェースをディスプレイする方法及びそのデバイス | |
EP2784646B1 (en) | Method and Device for Executing Application | |
JP5974068B2 (ja) | 端末及びその表示方法 | |
US10146402B2 (en) | User terminal device for displaying different content for an application based on selected screen and display method thereof | |
TWI592021B (zh) | 生成視頻的方法、裝置及終端 | |
KR102120604B1 (ko) | 클라우드 콘텐츠 인식 기법 | |
JP7138676B2 (ja) | デバイスがユーザ・インターフェースをディスプレイする方法及びそのデバイス | |
CN103218387B (zh) | 用于在便携式终端中综合管理内容的方法和设备 | |
KR20100044185A (ko) | 시청각 파일을 위한 썸네일 이미지를 생성하는 시스템 및 방법 | |
KR102470925B1 (ko) | 비디오 처리 방법 및 장치, 디바이스 그리고 저장 매체 | |
JP4687691B2 (ja) | 機器間操作インターフェース、機器制御端末、及びプログラム | |
KR101943988B1 (ko) | 컨텐트 전송 방법 및 시스템, 기기와 그 기록 매체 | |
US20160359932A1 (en) | Display device and method of controlling the same | |
JP5567568B2 (ja) | 端末装置、制御方法及びプログラム | |
KR101336622B1 (ko) | 오디오 데이터를 이용한 프레즌스 정보 제공 시스템, 이를 위한 장치 및 이를 위한 방법 | |
JP5490793B2 (ja) | 複製支援装置、端末装置、複製支援方法、及び複製支援プログラム | |
CN113986574A (zh) | 评论内容的生成方法、装置、电子设备和存储介质 | |
KR101894396B1 (ko) | 복수의 스토리지를 이용한 콘텐트 공유 시스템 및 방법 | |
KR101738513B1 (ko) | 동영상 미디어를 제공하기 위한 이동 단말기, 이를 포함한 시스템 및 그 제어 방법 | |
JP6250610B2 (ja) | 情報表示装置、情報表示方法、情報表示プログラムおよび配信装置 | |
CN107888781A (zh) | 信息分享方法、装置及计算机存储介质 | |
JP2007280442A (ja) | 情報再生装置、リスト作成方法、リスト作成プログラムおよび記録媒体 | |
JP2016161663A (ja) | カラオケ管理システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130910 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140520 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140619 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5567568 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |