JP2007280442A - 情報再生装置、リスト作成方法、リスト作成プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者の嗜好にあったプレイリストを自動的に作成する機能を備えた情報再生装置の提供を図ること。
【解決手段】情報再生装置100は、受付部101によってプレイリストの作成条件に関する情報を受け付ける。抽出部102は、作成条件に関する情報に該当するコンテンツをデータベースから抽出する。また、取得部105は、作成条件に関する情報に該当するコンテンツを外部から取得する。作成部103は、抽出部102によって抽出されたコンテンツと、取得部105によって取得されたコンテンツとを用いてコンテンツを再生させる際のプレイリストを作成する。再生部104は、作成されたプレイリストに応じてコンテンツを再生させる。
【選択図】図1
【解決手段】情報再生装置100は、受付部101によってプレイリストの作成条件に関する情報を受け付ける。抽出部102は、作成条件に関する情報に該当するコンテンツをデータベースから抽出する。また、取得部105は、作成条件に関する情報に該当するコンテンツを外部から取得する。作成部103は、抽出部102によって抽出されたコンテンツと、取得部105によって取得されたコンテンツとを用いてコンテンツを再生させる際のプレイリストを作成する。再生部104は、作成されたプレイリストに応じてコンテンツを再生させる。
【選択図】図1
Description
この発明は、自動作成したプレイリストに応じてコンテンツを再生する情報再生装置、リスト作成方法、リスト作成プログラムおよび記録媒体に関する。
従来、複数の楽曲データと当該楽曲データに関する情報とが記録された楽曲データベースを備え、複数の楽曲データが収録されたアルバムと当該楽曲データに関する情報が記憶されたアルバム情報データベースと、利用者から受け付けたアルバムに関する情報を用いて利用者が、簡単に、楽曲ベスト版や、楽曲シングル集等を作製することのできる楽曲記録再生装置が開示されている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
しかしながら、特許文献1の楽曲記録再生装置によってプレイリストを作成するためには、作成の都度、プレイリストに登録する楽曲データ(コンテンツ)を選択しなければならず、利用者にとって手間がかかり、負担が大きいという問題が一例として挙げられる。
また、特許文献1の楽曲記録再生装置は、楽曲データベースにあらたなコンテンツを追加しないかぎり、プレイリストを作成する際の対象となるコンテンツの内容が同一のままであるため、プレイリスト内容が更新されないという問題が一例として挙げられる。
請求項1の発明にかかる情報再生装置は、コンテンツのプレイリストの作成条件に関する情報を受け付ける受付手段と、データベースに格納されている複数のコンテンツの中から前記作成条件に該当するコンテンツを抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出されたコンテンツを用いてプレイリストを作成する作成手段と、前記プレイリストに応じてコンテンツを再生する再生手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項5の発明にかかるリスト作成方法は、コンテンツのプレイリストの作成条件に関する情報を受け付ける受付工程と、データベースに格納されている複数のコンテンツの中から前記作成条件に該当するコンテンツを抽出する抽出工程と、前記抽出工程によって抽出されたコンテンツを用いて、当該コンテンツを再生するためのプレイリストを作成する作成工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項6の発明にかかるリスト作成プログラムは、請求項5に記載のリスト作成方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項7の発明にかかる記録媒体は、請求項6に記載のリスト作成プログラムをコンピュータに読み取り可能に記録したことを特徴とする。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報再生装置、リスト作成方法、リスト作成プログラムおよび記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(情報再生装置の機能的構成)
まず、本実施の形態にかかる情報再生装置の機能的構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかる情報再生装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。図1において、情報再生装置100は、受付部101と、抽出部102と、作成部103と、再生部104と、取得部105と、を含んで構成されている。
まず、本実施の形態にかかる情報再生装置の機能的構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかる情報再生装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。図1において、情報再生装置100は、受付部101と、抽出部102と、作成部103と、再生部104と、取得部105と、を含んで構成されている。
受付部101は、コンテンツのプレイリストの作成条件に関する情報を受け付ける。ここで、コンテンツとは、情報再生装置100によって再生されるひとまとまりの情報を表す。具体的には、たとえば、楽曲、ラジオ番組などの音楽データや、映画、ミュージックビデオ、放送番組などの映像データが挙げられる。
また、プレイリストの作成条件に関する情報とは、プレイリストを作成する際に参照する項目の情報であり、あらかじめ利用者や上位プログラムによって設定されている。作成条件の項目として、具体的には、たとえば、アーティスト名、ジャンル、リリース日、売り上げ枚数、ランキング順位および再生回数などが任意の数だけ設定されている。作成条件の項目の追加や削除、または、あらたな項目の設定などは、利用者によって自由におこなうことができる。
抽出部102は、データベースに格納されている複数のコンテンツの中から受付部101によって受け付けた作成条件に該当するコンテンツを抽出する。データベースとは、コンテンツが格納された不図示の記録部である。また、データベースは、情報再生装置100に搭載、もしくは接続されており、データベースに格納されているコンテンツは、情報再生装置100によって高速に読み出される。
さらに、データベースには、コンテンツの他に、コンテンツのヒットチャート情報が格納されていてもよい。このような場合、作成条件にランキング順位などヒットチャート情報を必要とする項目が含まれていれば、プレイリストを作成する際に、情報再生装置100によってヒットチャート情報が読み出される。読み出されたヒットチャート情報は、抽出部102によって作成条件に該当するコンテンツを抽出する際に参照される。
作成部103は、抽出部102によって抽出されたコンテンツを用いてプレイリストを作成する。プレイリストは、複数のコンテンツの識別情報によって構成されている。なお、プレイリストを構成するコンテンツの識別情報の順序は個別に指定できるが、通常は抽出部102によって抽出された順序に並べられている。コンテンツの順序を個別に指定する場合は、たとえば、抽出されたすべてのコンテンツの中からリリース日の古い順、または、新しい順、アーティスト名のアルファベット順、または、あいうえお順、ヒットチャートの降順、または、昇順など様々な設定をおこなうことができる。
再生部104は、プレイリストに応じてコンテンツを再生する。作成部103において説明したように、プレイリストはコンテンツの識別情報が並べられている。したがって、再生部104は、プレイリストに並べられた順序に識別情報に該当するコンテンツをデータベースから読み出して再生する。
取得部105は、作成条件に該当するコンテンツであってデータベースに格納されていないコンテンツを外部から取得する。ここで、外部とは、通信I/F(インターフェース)を介して接続された各種ネットワークを意味する。これらネットワーク上に構成されているコンテンツ配信機関(たとえば、コンテンツ配信会社のサーバ)から、作成条件に該当するコンテンツを取得する。
なお、ネットワークを介して取得するコンテンツは、有料コンテンツ、無料コンテンツなどの種類を問わないが、有料コンテンツを取得する場合は、取得前に利用者に対して、有料コンテンツを取得するか否かの判断を受け付け、取得する旨の指示を受け付けた場合にのみ有料コンテンツを取得するようにしてもよい。
また、上述した作成部103は、取得部105によって外部からコンテンツを取得した場合は、抽出部102によって抽出されたコンテンツおよび取得部105によって取得されたコンテンツを用いてプレイリストを作成する。
(情報再生装置の処理の内容)
つぎに、情報再生装置の処理の内容について説明する。図2は、情報再生装置の処理の内容の一例を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、まず、受付部101によってプレイリストの作成条件を受け付けたか否かを判断する(ステップS201)。ここで、作成条件を受け付けるまで待ち(ステップS201:Noのループ)、受け付けると(ステップS201:Yes)、データベースから作成条件に該当するコンテンツを抽出する(ステップS202)。
つぎに、情報再生装置の処理の内容について説明する。図2は、情報再生装置の処理の内容の一例を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、まず、受付部101によってプレイリストの作成条件を受け付けたか否かを判断する(ステップS201)。ここで、作成条件を受け付けるまで待ち(ステップS201:Noのループ)、受け付けると(ステップS201:Yes)、データベースから作成条件に該当するコンテンツを抽出する(ステップS202)。
つぎに、取得部105が外部からコンテンツを取得したか否かを判断する(ステップS203)。なお、このステップS203において、取得されか否かの判断がおこなわれるコンテンツは、上述したように受付部101によって受け付けた作成条件に該当するコンテンツである。
ステップS203の判断において、外部からコンテンツを取得した場合(ステップS203:Yes)、作成部103は、ステップS202において抽出したコンテンツおよびステップS203において取得したコンテンツを用いてプレイリストを作成する(ステップS204)。一方、ステップS203の判断において、外部からコンテンツを取得していない場合(ステップS203:No)、作成部103は、ステップS202において抽出したコンテンツを用いてプレイリストを作成する(ステップS205)。
最後に、再生部104は、ステップS204またはステップS205において作成されたプレイリストに応じてコンテンツを再生し(ステップS206)、一連の処理を終了する。
以上説明したように、この発明の実施の形態にかかる情報再生装置100は、設定された作成条件に応じて自動的にプレイリストを作成することができる。また、自装置のデータベースに格納されているコンテンツのみならず、外部から作成条件に該当するコンテンツを取得し、取得したコンテンツをプレイリストに含めることができる。したがって、作成をおこなうたびに最新コンテンツを反映したプレイリストを作成することができる。
また、情報再生装置100は、プレイリストを作成する際に用いる作成条件を任意の項目に設定することで、設定した項目に該当するコンテンツのみを抽出する。したがって、利用者の嗜好を反映させたプレイリストを作成することができる。
つぎに、本発明の実施の形態にかかる実施例について詳細に説明する。ここでは、この実施の形態にかかる情報再生装置を、たとえば車両(四輪車、二輪車を含む)などの移動体や携帯型電話機などの可搬型端末に搭載されるオーディオ装置に適用する。具体的には、たとえば、利用者に適した楽曲や音声情報などのコンテンツのプレイリストを自動的に作成し、作成したプレイリストに応じてコンテンツを再生させるような場合を説明する。
(オーディオ装置のハードウェア構成)
まず、本発明の実施例にかかるオーディオ装置300のハードウェア構成について説明する。図3は、本発明の実施例にかかるオーディオ装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図3において、オーディオ装置300は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、磁気ディスクドライブ304と、磁気ディスク305と、光ディスクドライブ306と、光ディスク307と、音声I/F(インターフェース)308と、マイク309と、スピーカ310と、入力デバイス311と、映像I/F(インターフェース)312と、ディスプレイ313と、通信I/F(インターフェース)314と、を備えている。なお、各構成部301〜314はバス320によってそれぞれ接続されている。
まず、本発明の実施例にかかるオーディオ装置300のハードウェア構成について説明する。図3は、本発明の実施例にかかるオーディオ装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図3において、オーディオ装置300は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、磁気ディスクドライブ304と、磁気ディスク305と、光ディスクドライブ306と、光ディスク307と、音声I/F(インターフェース)308と、マイク309と、スピーカ310と、入力デバイス311と、映像I/F(インターフェース)312と、ディスプレイ313と、通信I/F(インターフェース)314と、を備えている。なお、各構成部301〜314はバス320によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU301は、オーディオ装置300の全体の制御を司る。ROM302は、たとえばブートプログラム、通信プログラム、データベース作成プログラム、データ解析プログラム、リスト作成プログラムなどの各種プログラムを記録している。
ここで、リスト作成プログラムは、後述する磁気ディスク305に格納されているコンテンツの情報の中から利用者の定めた作成条件に該当するコンテンツを抽出してオーディオ装置300によって再生させるコンテンツのプレイリストを作成する。また、プレイリスト作成の際には、磁気ディスク305にすでに格納されているコンテンツの中から抽出する他にも、通信I/F314を介してネットワークから取得したコンテンツを用いてもよい。なお、そのような場合、取得したコンテンツはそのまま磁気ディスク305に格納される。
RAM303は、たとえばCPU301のワークエリアとして使用される。
磁気ディスクドライブ304は、CPU301の制御にしたがって磁気ディスク305に対するデータのリード/ライトを制御する。磁気ディスク305は、磁気ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記録する。具体的に、磁気ディスク305としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
光ディスクドライブ306は、CPU301の制御にしたがって光ディスク307に対するデータのリード/ライトを制御する。光ディスク307は、光ディスクドライブ306の制御にしたがってデータが読み出される着脱自在な記録媒体である。この光ディスク307としては、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。また、着脱可能な記録媒体として、具体的には、たとえば、楽曲データが格納された音楽CDが挙げられる。また、光ディスク307として、上述のような音楽CDのほか、MO、メモリカードなどを用いることもできる。
なお、オーディオ装置300の光ディスクドライブ306に音楽CDなどのコンテンツが格納された光ディスク307が接続されると、CPU301のよって格納されたコンテンツは自動的に読み出され、磁気ディスク305に格納される。したがって、磁気ディスク305に格納されていないコンテンツを含む光ディスク307をあらたに光ディスクドライブ306に接続すれば、プレイリストを作成する際に抽出対象となるコンテンツ数を増加させることができる。
音声I/F308は、音声入力用のマイク309および音声出力用のスピーカ310に接続される。マイク309に受音された音声は、音声I/F308内でA/D変換される。なお、スピーカ310は、車両の内部だけでなく、車両の外部に設けられていてもよい。このスピーカ310からは、音声I/F308からの音声信号に基づく音声が出力される。また、マイク309から入力された音声は、たとえば音声データとして磁気ディスク305あるいは光ディスク307に記録可能である。
入力デバイス311は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、マウス、タッチパネルなどが挙げられる。
映像I/F312は、ディスプレイ313と接続される。この映像I/F312は、具体的には、たとえば、ディスプレイ313全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ313を表示制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ313には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。このディスプレイ313としては、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
また、通信I/F314は、無線を介してネットワークに接続され、オーディオ装置300とCPU301とのインターフェースとして機能する。通信I/F314は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU301とのインターフェースとしても機能する。
ネットワークには、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。具体的には、通信I/F314は、たとえば、FMチューナー、無線オーディオ装置、およびその他のオーディオ装置によって構成され、音楽配信サイトなどからコンテンツのデータを取得する。
なお、図1に示した実施の形態にかかる情報再生装置100の機能的構成である受付部101は、具体的には、たとえばCPU301および入力デバイス311によってその機能を実現する。また、抽出部102、作成部103は、具体的には、たとえばCPU301および磁気ディスク305によってそれぞれその機能を実現する。また、再生部104は、具体的には、たとえばCPU301、磁気ディスクドライブ304、スピーカ310およびディスプレイ313によってその機能を実現する。また、取得部105は、具体的には、たとえばCPU301および通信I/F314によってその機能を実現する。
(オーディオ装置のプレイリスト作成処理)
つぎに、本発明の実施例にかかるオーディオ装置のプレイリスト作成処理の内容を説明する。図4は、本発明の実施例にかかるオーディオ装置のプレイリスト作成処理の内容を示すフローチャートである。図4のフローチャートにおいて、まず、プレイリストを作成するか否かを判断する(ステップS401)。ここで、プレイリストを作成するか否かの判断をおこなうために、利用者からプレイリストを作成するか否かの判断を受け付ける。
つぎに、本発明の実施例にかかるオーディオ装置のプレイリスト作成処理の内容を説明する。図4は、本発明の実施例にかかるオーディオ装置のプレイリスト作成処理の内容を示すフローチャートである。図4のフローチャートにおいて、まず、プレイリストを作成するか否かを判断する(ステップS401)。ここで、プレイリストを作成するか否かの判断をおこなうために、利用者からプレイリストを作成するか否かの判断を受け付ける。
利用者からプレイリストを作成するか否かの判断を受け付けるために、具体的には、たとえば、オーディオ装置300において、利用者が情報再生機能を実行させようと入力デバイス311から所定の指示がおこなわれたことを契機に、ディスプレイ313にプレイリストを作成するか否かの選択画面を表示させる。利用者は、ディスプレイ313の表示内容にしたがって、入力デバイス311またはマイク309によってプレイリストを作成するか否かの指示を入力する。このような利用者からの指示に応じてプレイリストを作成するか否かを判断する。
上述のような処理により、ステップS401において、プレイリストを作成すると判断された場合には(ステップS401:Yes)、つぎに作成条件が設定済みか否かを判断する(ステップS402)。作成条件が設定済みか否かは、磁気ディスク405に作成条件として設定されたデータが格納されているか否かによって判断される。なお、ステップS401において、プレイリストを作成しないと判断された場合には(ステップS401:No)、そのまま一連のプレイリスト作成処理を終了する。
ステップS402において、作成条件が設定済みであると判断された場合には(ステップS402:Yes)、つぎに、設定済みの作成条件を変更するか否かの判断をおこなう(ステップS403)。ここで、作成条件を変更するか否かの判断をおこなうために、利用者から作成条件を変更するか否かの判断を受け付ける。作成条件を変更するか否かの判断の受け付けは、ステップS401におけるプレイリストを作成するか否かの判断の受け付けと同様に、ディスプレイ313や入力デバイス311を用いて、利用者からの指示を受け付け、判断をおこなう。
ステップS403において、設定済みの作成条件を変更しないと判断された場合には(ステップS403:No)、磁気ディスク405内のデータベースに格納されているコンテンツの中から、設定されている作成条件に該当するコンテンツが抽出される(ステップS405)。
また、ステップS402において作成条件が設定されていないと判断された場合(ステップS402:No)や、ステップS403において作成条件を変更すると判断された場合(ステップS403:Yes)には、あらたに作成条件を設定する(ステップS404)。
ここで、作成条件の設定について説明する。作成条件は、コンテンツを特定する一つ以上の項目によって構成される。また、作成条件の設定とは、作成条件の複数の項目のうち、どの項目を利用するか選択し、さらに、選択した項目の具体的な内容を設定する2段階の処理が含まれている。
作成条件の項目としては、アーティスト名、ジャンル、リリース日、売り上げ枚数、ランキング順位、再生回数、キーワード、音楽ビデオの有無などが一例として挙げられる。利用者は、まず、上述したような項目の中から作成条件として利用する項目を選択する。なお、選択対象となる項目はあらかじめ登録されたものが表示されるが、選択の際にあらたな項目を作成し、登録してもよい。
利用者によって選択された項目は、さらに具体的な内容の設定がおこなわれる。一例として、アーティスト名「モーツァルト」、ジャンル「交響曲」と設定してもよし、他の例としてリリース日「2000年2月15日以降」、キーワード「卒業」、音楽ビデオ「有」などと設定してもよい。
なお、作成条件が設定されると、当該作成条件は磁気ディスク305に記録されるようにする。
以上説明したような処理によってステップS404の作成条件の設定がおこなわれると、つぎに、磁気ディスク405内のデータベースに格納されているコンテンツの中から、設定された作成条件に該当するコンテンツが抽出される(ステップS405)。
そして、ステップS405によって抽出されたコンテンツを用いてプレイリストを作成する(ステップS406)。このステップS406によって作成されるプレイリストとはステップS405において抽出されたコンテンツの識別情報の集合体である。また、プレイスリストの順序、すなわちコンテンツの識別情報の集合体の並び順は、利用者の設定に応じて自由に変更させることができる。
つぎに、ステップS406によって作成したプレイリストに応じてコンテンツを再生するか否かの判断をおこなう(ステップS407)。このステップS407の判断も、利用者による判断を受け付ける必要がある。したがって、ディスプレイ313や入力デバイス311を用いて利用者から受け付けた指示に応じて、コンテンツを再生するか否かの判断がおこなわれる。
ステップS407において、利用者からの指示に基づき、コンテンツを再生しないと判断された場合には(ステップS407:No)、そのまま、一連のプレイリスト作成処理を終了する。なお、作成されたプレイリストは、磁気ディスク405に格納され、次回コンテンツを再生させる指示を受け付けた場合には自動的に読み出され、利用者に読み出したプレイリストに応じてコンテンツを再生するか否かを判断させてもよい。
一方、ステップS407において、利用者からの指示に基づき、コンテンツを再生すると判断された場合は(ステップS407:Yes)、プレイリストに応じてコンテンツを再生する(ステップS408)。以上の処理により、オーディオ装置300による一連のプレイリスト作成処理は終了し、以降、磁気ディスクドライブ304およびスピーカ310(映像データの場合にはディスプレイ313も含む)によって作成されたプレイリストに応じたコンテンツの再生がおこなわれる。
また、上述したプレイリスト作成処理では磁気ディスク305内のデータベースに格納されたコンテンツを対象にプレイリストを作成したが、外部から取得したコンテンツをあらたに対象に加えて、プレイリストを作成してもよい。ここで、外部から取得したコンテンツとは、通信I/F314を介して接続されたオンラインのミュージックストアなどのオンラインコンテンツを意味する。取得の際には、無数のオンラインコンテンツの中から作成条件に該当するコンテンツのみを選択して取得する。オンラインコンテンツを取得するか否か、また取得する場合に有料/無料を問うかなどの設定も、作成条件の設定の際にあわせて設定することができる。
また、取得されたコンテンツの取得後の処理としては、まず、磁気ディスク305内のデータベースに格納されるとともに、コンテンツの識別情報もあわせて格納される。識別情報は、プレイリストを作成する際、抽出対象となるコンテンツの1つとしてCPU301によって読み出される。
(プレイリストの作成のタイミング)
つぎに、オーディオ装置300におけるプレイリストの作成のタイミングについて説明する。プレイリスト作成処理で説明したように、プレイリストは、磁気ディスク305のデータベースに格納されているコンテンツや、外部のネットワークから取得したコンテンツを対象として作成される。
つぎに、オーディオ装置300におけるプレイリストの作成のタイミングについて説明する。プレイリスト作成処理で説明したように、プレイリストは、磁気ディスク305のデータベースに格納されているコンテンツや、外部のネットワークから取得したコンテンツを対象として作成される。
すなわち、作成条件が変更された場合、データベースにあらたなコンテンツが格納された場合および外部からあらたなコンテンツが取得された場合の3種類の状態以外では、再度プレイリストを作成しても、前回作成したプレイリストと同一内容になってしまう。したがって、上述した3種類の状態を契機として、プレイリスト作成処理を開始させることで、最新のプレイリストを自動的に作成することができる。
(複数の利用者に対するプレイリスト作成)
つぎに、複数の利用者を対象とした作成条件の設定画面について説明する。図5は、複数の利用者を対象とした作成条件の設定画面の一例を示す説明図である。図5のように、オーディオ装置300のディスプレイ313には、ユーザ(利用者)名選択部501と、作成条件部502および作成条件追加・変更部503と、オンラインコンテンツ利用選択部504とによって構成されている。
つぎに、複数の利用者を対象とした作成条件の設定画面について説明する。図5は、複数の利用者を対象とした作成条件の設定画面の一例を示す説明図である。図5のように、オーディオ装置300のディスプレイ313には、ユーザ(利用者)名選択部501と、作成条件部502および作成条件追加・変更部503と、オンラインコンテンツ利用選択部504とによって構成されている。
ユーザ名選択部501は、あらかじめ登録されている利用者の名前の中から、これからオーディオ装置300を利用する利用者の名前を選択させる。なお、利用者の名前は、あらたに登録することもできる。
作成条件部502は、ユーザ名選択部501によって選択された利用者の名前で登録されている作成条件を表示させる。また、登録されている作成条件の追加または変更をおこないたい場合は、作成条件追加・変更部503を選択し、作成条件の追加・変更の設定画面を呼び出す。作成条件の追加・変更の設定画面については、図6を用いて詳細に説明する。
オンラインコンテンツ利用選択部504は、プレイリスト作成時に通信I/F314を介して外部からオンラインコンテンツを取得するか否かを選択させる。ここでも、ユーザ名選択部501によって選択された利用者の名前と対応して登録された内容(使用する/利用しない)が表示されるが、自由に変更することができる。
つぎに、作成条件の追加・変更の設定画面について説明する。図6は、作成条件の追加・変更の設定画面の一例を示す説明図である。図6に示したようなディスプレイ313は、作成条件の追加・変更の設定画面として作成条件選択部601と、新規作成条件入力部602とによって構成されている。
作成条件選択部601は、あらかじめ登録されている作成条件の項目の中から作成条件として実際に利用する項目を選択させる。なお、作成条件として複数の項目を選択させることもできる。
新規作成条件入力部602は、作成条件選択部601に登録されていないあらたな作成条件を登録する際に用いる。具体的には、新規作成条件入力部602にあらたな作成条件が入力されると、CPU301によって入力された項目が作成条件として登録可能であるか否か判断される。登録可能であった場合は、新規項目として、入力された項目が作成条件選択部601に追加される。
このように、オーディオ装置300は、複数の利用者に共有されているような場合であっても、利用者ごとの作成条件を詳細に設定することができるため、個人の嗜好に見合ったプレイリストを作成することができる。
以上説明したように、情報再生装置、リスト作成方法、リスト作成プログラムおよび記録媒体によれば、設定された作成条件に応じて自動的にプレイリストを作成することができる。また、自装置のデータベースに格納されているコンテンツのみならず、外部から作成条件に該当するコンテンツを取得し、取得したコンテンツをプレイリストに含めることができるため、作成をおこなうたびに最新コンテンツを反映したプレイリストを作成することができる。
なお、本実施の形態で説明したリスト作成方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
100 情報再生装置
101 受付部
102 抽出部
103 作成部
104 再生部
105 取得部
101 受付部
102 抽出部
103 作成部
104 再生部
105 取得部
Claims (7)
- コンテンツのプレイリストの作成条件に関する情報を受け付ける受付手段と、
データベースに格納されている複数のコンテンツの中から前記作成条件に該当するコンテンツを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出されたコンテンツを用いてプレイリストを作成する作成手段と、
前記プレイリストに応じてコンテンツを再生する再生手段と、
を備えることを特徴とする情報再生装置。 - 前記作成条件に該当するコンテンツであって前記データベースに格納されていないコンテンツを外部から取得する取得手段をさらに備え、
前記作成手段は、前記抽出手段によって抽出されたコンテンツおよび前記取得手段によって取得されたコンテンツを用いてプレイリストを作成することを特徴とする請求項1に記載の情報再生装置。 - 前記データベースには、コンテンツのヒットチャート情報が格納されており、
前記抽出手段は、前記ヒットチャート情報を用いて、コンテンツを抽出することを特徴とする請求項1または2に記載の情報再生装置。 - 前記作成条件は、アーティスト名、ジャンル、リリース日、売り上げ枚数、ランキング順位および再生回数のうち少なくともいずれか一つの項目から構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の情報再生装置。
- コンテンツのプレイリストの作成条件に関する情報を受け付ける受付工程と、
データベースに格納されている複数のコンテンツの中から前記作成条件に該当するコンテンツを抽出する抽出工程と、
前記抽出工程によって抽出されたコンテンツを用いて、当該コンテンツを再生するためのプレイリストを作成する作成工程と、
を含むことを特徴とするリスト作成方法。 - 請求項5に記載のリスト作成方法をコンピュータに実行させることを特徴とするリスト作成プログラム。
- 請求項6に記載のリスト作成プログラムをコンピュータに読み取り可能に記録した記録媒体。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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