以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書又は図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書又は図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書又は図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の情報処理装置は、感情を表すタグのうちの、ユーザがコンテンツに対する登録を指示したタグに含まれるそのタグを特定する特定情報と、前記ユーザがタグの登録を指示したときの時刻を示す時刻情報とが含まれる登録情報(例えば、図5のタグ登録データ)の数に関する登録数情報(例えば、図6のタグ登録数データ)を取得する取得手段(例えば、図2のタグ登録数データ生成部56または受信制御部72)と、前記コンテンツのシーン切替を検出し、検出した位置でコンテンツを複数のシーンに分割する分割手段(例えば、図2のシーン分割部81)と、前記シーン毎の時刻情報における所定の感情を表すタグの登録数情報の順位により前記シーンを抽出する抽出手段(例えば、図2のシーン抽出部82)と、前記抽出手段により抽出されたシーンのみからなるコンテンツを再生する再生手段(例えば、図2のダイジェスト再生部84)とを含む。
ユーザによるタグの登録の指示に応じて、前記登録情報を生成する生成手段(例えば、図2のタグ登録データ生成部55)をさらにもうけるようにさせることができ、前記取得手段もは、前記生成手段により生成された前記登録情報を用いて、前記登録数情報を生成することにより取得させるようにすることができる(例えば、図10のステップS20)。
前記取得手段には、他の装置から、他のユーザによるタグの登録の指示に応じて生成された前記登録数情報を取得させるようにすることができる(例えば、図10のステップS22)。
前記取得手段には、複数の他のユーザによるタグの指示に応じて生成された前記登録情報の数を、前記特定情報毎に集計した数に関する登録数情報として取得させるようにすることができる(例えば、図10のステップS22)。
前記抽出手段(例えば、図2のシーン抽出部82)には、前記シーン毎の時刻情報における前記所定の感情を表すタグの登録数情報の順位が上位、または下位の前記シーン、または、前記上位または下位の前記シーン以外のシーンを抽出させるようにすることができる。
前記抽出手段により抽出されたシーンの、それぞれのシーンに含まれる画像からなるインデックスを生成するインデックス生成手段(例えば、図2のインデックス生成部83)をさらに含ませるようにすることができ、前記再生手段には、前記インデックスのうち、選択された画像の属するシーンから、前記抽出手段により抽出されたシーンのみからなるコンテンツを再生させるようにすることができる。
タグの登録の対象のコンテンツは、テレビジョン放送番組とすることができる。
本発明の一側面の情報処理方法およびプログラムは、感情を表すタグのうちの、ユーザがコンテンツに対する登録を指示したタグに含まれるそのタグを特定する特定情報と、前記ユーザがタグの登録を指示したときの時刻を示す時刻情報とが含まれる登録情報の数に関する登録数情報を取得する取得ステップ(例えば、図10のステップS20またはステップS22)と、前記コンテンツのシーン切替を検出し、検出した位置でコンテンツを複数のシーンに分割する分割ステップ(例えば、図11のステップS57)と、前記シーン毎の時刻情報における所定の感情を表すタグの登録数情報の順位により前記シーンを抽出する抽出ステップ(例えば、図11のステップS59)と、前記抽出ステップの処理により抽出されたシーンのみからなるコンテンツを再生する再生ステップ(例えば、図11のステップS72)とを含む。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明が適用されるタグ登録システムの構成例を示す図である。
図1に示されるように、このタグ登録システムは、3つの表示装置11−1乃至表示装置11−3とタグ管理サーバ12とが、インターネット13や基地局14を介して接続されることによって構成される。
表示装置11−1は、例えば、テレビジョン受像機であり、表示装置11−2は、例えば、パーソナルコンピュータである。また、表示装置11−3は、例えば、携帯電話機などの携帯端末装置である。なお、インターネット13や基地局14に接続される表示装置は、3つに限らず、1つまたは2つでもよく、また、4つ以上でもよい。
表示装置11−1乃至表示装置11−3は、地上アナログ放送、地上ディジタル放送、BS(Broadcasting Satellite)/CS(Communications Satellite)ディジタル放送によって放送されるコンテンツ、またはインターネット13や基地局14を介して、図示せぬコンテンツサーバから配信されるコンテンツを受信し、ユーザに視聴させると共に、受信したコンテンツを録画、再生し、さらに、録画したコンテンツを編集する機能を有する。
なお、以下の説明では、コンテンツは、テレビジョン放送番組であることとする。ただし、コンテンツは、テレビジョン放送番組以外の動画像からなるコンテンツでもよいし、その動画像は音楽等であってもよい。
また、表示装置11−1乃至表示装置11−3は、それぞれのプラットフォームにおいて動作するアプリケーション(例えば、テレビジョン受像機の場合にはアプリキャスト(登録商標)、パーソナルコンピュータの場合にはWebブラウザ、携帯電話機の場合にはiアプリ(登録商標)など)によって、表示装置11−1乃至表示装置11−3のそれぞれを操作するユーザが視聴しているコンテンツの内容の所定の部分に対して、様々な感情を表すデータであるタグを登録し、コンテンツに対して登録されたタグに関する情報を、タグ管理サーバ12に送信する。
ここで、コンテンツに対するタグの登録とは、後述する図5のタグ登録データが生成されることと等価である。
なお、表示装置11−1乃至表示装置11−3のユーザは、表示装置11−1乃至表示装置11−3によってコンテンツを視聴しながら、その表示装置11−1乃至表示装置11−3を操作することにより、コンテンツに対するタグの登録を指示してもよいし、表示装置11−1乃至表示装置11−3とは別の装置によってコンテンツを視聴しながら、その表示装置11−1乃至表示装置11−3を操作することにより、コンテンツに対するタグの登録を指示してもよいし、さらには、表示装置11−1乃至表示装置11−3によって録画したコンテンツを視聴しながら、表示装置11−1乃至表示装置11−3、または、別の装置を操作することにより、コンテンツに対するタグを登録するようにしてもよい。
以下、表示装置11−1乃至表示装置11−3を、個々に区別する必要がない場合、単に、表示装置11と称する。
タグ管理サーバ12は、表示装置11から送信されてくるタグに関する情報を記憶(管理)する。タグ管理サーバ12に記憶されたタグに関する情報は、表示装置11−1乃至表示装置11−3によって共有される。
図2は、表示装置11の機能的な構成例を示すブロック図である。
表示装置11は、操作入力部31、記憶部32、制御部33、通信部34、表示部35、音声出力部36、および振動部37を有する。
また、表示装置11には、必要に応じてドライブ38を接続することができる。ドライブ38には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリなどのリムーバブルメディア39が適宜装着される。ドライブ38は、制御部33に制御されて、装着されているリムーバブルメディア39からコンピュータプログラムやデータを読み出し、必要に応じて記憶部32にインストールするか記憶させる。
操作入力部31は、表示装置11に対する指示等を入力するときにユーザによって操作され、その操作内容を示す操作信号を制御部33に供給する。
例えば、操作入力部31は、表示装置11がテレビジョン受像機である場合、リモートコントローラから構成され、表示装置11がパーソナルコンピュータである場合、キーボードやマウスから構成される。また、例えば、操作入力部31は、表示装置11が携帯電話機である場合、発呼のためのダイヤル番号などを入力するキーから構成される。また、操作入力部31は、後述する表示部35に重ねて設けられるタッチパネルであってもよい。さらに、操作入力部31は、表示装置11がネットワークに接続されるゲーム機である場合、そのゲーム機に有線または無線で接続されるコントローラであってもよい。
記憶部32は、例えば、フラッシュメモリなどのランダムアクセスが可能な記憶媒体からなり、各種のデータやコンピュータプログラムなどを記憶する。
記憶部32は、様々な種類の感情を表すデータであるタグを記憶している。ここで、タグは、記憶部32に予め記憶させておくか、タグ管理サーバ12等のサーバから表示装置11にダウンロードして、記憶部32に記憶させることができる。
また、記憶部32は、ユーザによって登録が指示されたタグを特定する特定情報としてのタグID(Identification)と、そのタグの登録が指示された時刻を表す時刻情報とが対応付けられたデータであるタグ登録データを記憶する。
さらに、記憶部32は、ユーザによって登録が指示されたタグの種類毎の数(タグ登録数)を示すデータであるタグ登録数データを記憶する。
また、記憶部32は、後述する録画部62により録画されたコンテンツの画像、および音声からなるコンテンツデータを記憶する。さらに、記憶部32は、後述する編集部63によりコンテンツデータを編集情報であるダイジェストインデックスデータを記憶する。
ここで、図3乃至図6を参照して、記憶部32に記憶されるタグ、タグ登録データ、およびタグ登録数データの詳細について説明する。
図3は、タグの構成の例を示す図である。
タグは、タグID、名称、アイコンイメージデータ、色データ、音データ、および振動パターンデータから構成される。
タグIDは、タグを特定するための情報である。具体的には、例えば、タグIDは、001乃至999の3桁の数値とされる。なお、タグIDは、数値に限らず、文字列などであってもよい。
名称は、タグによって表される感情(の種類)を表すテキストデータとされる。より具体的には、例えば、名称は、「素晴らしい」という感情を表す「NICE」や、「不愉快だ」という感情を表す「BAD」などとされる。例えば、名称が「NICE」のタグは、「素晴らしい」という感情を表す。また、例えば、名称が「BAD」のタグは、「不愉快だ」という感情を表す。タグには、その他、各種の感情を表すタグがある。
アイコンイメージデータは、タグが表す感情を表現するアイコンを表示するための画像データである。例えば、「素晴らしい」という感情を表すタグ(名称が「NICE」であるタグ)のアイコンイメージデータによれば、人の笑顔を模したアイコンが表示される。また、「不愉快だ」という感情を表すタグ(名称が「BAD」であるタグ)のアイコンイメージデータによれば、人の不愉快な顔の表情を模したアイコンが表示される。
色データは、アイコンイメージデータによって表示されるアイコンの色を指定するための情報である。色データとしては、タグが表す感情を想起するような色を表すデータが採用される。例えば、「素晴らしい」という感情を想起する色としては、黄色を採用することができ、「不愉快だ」という感情を想起する色としては、青色を採用することができる。
音データは、タグが表す感情を表現する音を出力するための音声データである。例えば、「素晴らしい」という感情を表すタグでは、拍手の音の音声データを採用することができる。また、「不愉快だ」という感情を表すタグでは、ブーイングの声の音声データを採用することができる。
振動パターンデータは、所定のパターンの振動を発生させるためのデータである。例えば、振動パターンデータによる振動のパターンには、1秒に2回振動する「パターンA」、1秒に1回振動する「パターンB」、音データにあわせて振動する「パターンC」、および全く振動しない「パターンD」の4種類のパターンの振動がある。
図4は、タグの種類の例を示す図である。
図4に示されるように、タグIDが001であるタグは、名称として「素晴らしい」という感情を表す「NICE」を、アイコンイメージデータとして、人の笑顔を模した画像データを、色データとして、黄色を、音データとして、拍手の音を、振動パターンデータとして、振動パターンAを、それぞれ有し、「素晴らしい」という感情を表す。
タグIDが002であるタグは、名称として「不愉快だ」という感情を表す「BAD」を、アイコンイメージデータとして、人の不愉快な顔を模した画像データを、色データとして、青色を、音データとして、ブーイングの声を、振動パターンデータとして、振動パターンBを、それぞれ有し、「不愉快だ」という感情を表す。
タグIDが003であるタグは、名称として「かっこいい」という感情を表す「COOL!」を、アイコンイメージデータとして、サングラスをかけた人の顔を模した画像データを、色データとして、緑色を、音データとして、口笛の音を、振動パターンデータとして、振動パターンCを、それぞれ有し、「かっこいい」という感情を表す。
そして、タグIDが004であるタグは、名称として「きわどくて判断し難い」という感情を表す「微妙」を、アイコンイメージデータとして、困惑した人の顔を模した画像データを、色データとして、灰色を、振動パターンデータとして、振動パターンDを、それぞれ有し、「きわどくて判断し難い」という感情を表す。なお、タグIDが004であるタグには、音データは含まれていない。
タグの種類は、上述した4種類に限定されず、また、ユーザによって後から追加されるようにしてもよい。
図5は、タグ登録データの構成例を示す図である。
タグ登録データは、地域情報、チャンネル情報、時刻情報、タグID、およびユーザIDから構成される。
地域情報は、タグの登録の対象のコンテンツ(ユーザが視聴しているコンテンツ)が放送されている(された)地域を示す情報である。例えば、地域情報は、タグの登録の対象のコンテンツが放送されている都道府県名や市区町村名とされる。
チャンネル情報は、タグの登録の対象のコンテンツが放送されている(された)チャンネルを示す情報である。例えば、チャンネル情報は、タグの登録の対象のコンテンツが放送されているチャンネルを表す数字とされる。
時刻情報は、タグの登録の対象のコンテンツに対するタグの登録が指示された時刻を示す。時刻情報は、例えば、秒単位での日時(年、月、日、時、分、秒)を示す。
タグ登録データにおけるタグIDは、タグ(図3)におけるタグIDと同じであり、ユーザによってコンテンツに対する登録が指示されたタグに含まれるタグIDである。
ユーザIDは、例えば、表示装置11のユーザの名前等のユーザを特定する情報である。ユーザIDは、表示装置11のユーザが操作入力部31を操作することにより設定される。
図6は、タグ登録数データの構成例を示す図である。
タグ登録数データは、地域情報、チャンネル情報、単位時間情報、およびタグID毎のタグ登録数から構成される。
タグ登録数データにおける地域情報は、タグ登録データにおける地域情報と同じであって、コンテンツが放送されている地域を示す情報である。また、タグ登録数データにおけるチャンネル情報は、タグ登録データにおけるチャンネル情報と同じであって、コンテンツが放送されているチャンネルを示す情報である。
単位時間情報は、所定の単位時間を示す情報と、その単位時間の開始の時刻(以下、適宜、スタート時刻という)を示す情報とからなる、ある時間帯を表す。例えば、2007年2月10日10時24分からの1分間の時間帯を表す単位時間情報は、スタート時刻が2007年2月10日10時24分であることを示す情報と、単位時間が1分間であることを示す情報とからなる。また、例えば、2007年2月10日10時30分からの10分間の時間帯を表す単位時間情報は、スタート時刻が2007年2月10日10時30分であることを示す情報と、単位時間が10分間であることを示す情報とからなる。
タグID毎のタグ登録数は、単位時間情報が表す時間帯(例えば、スタート時刻が2007年2月10日10時24分であり、単位時間が1分間であれば、2007年2月10日10時24分から1分間の時間帯)に登録が指示されたタグの種類毎の数を示す。具体的には、図6に示されるように、タグID毎のタグ登録数は、スタート時刻から単位時間の時間帯に登録が指示されたタグIDが001のタグのタグ登録数、タグIDが002のタグのタグ登録数、…、タグIDがN(Nは001乃至999の数)のタグのタグ登録数からなる。
例えば、単位時間情報が、スタート時刻が2007年2月10日10時30分を示す情報と、単位時間が10分間であることを示す情報とからなる場合、タグID毎のタグ登録数は、2007年2月10日10時30分乃至10時40分の10分間(の時間帯)に登録が指示されたタグの種類毎の数を示す。
図2に戻り、制御部33は、例えば、マイクロプロセッサなどからなり、表示装置11全体を制御する。制御部33の詳細については後述する。
通信部34は、インターネット13などのネットワークを介して、または基地局14との無線による通信によって、各種のデータを送受信する。例えば、通信部34は、表示装置11がテレビジョン受像機やパーソナルコンピュータである場合、有線通信を行うネットワークインターフェースとされ、インターネット13を介して、各種のデータを送受信する。また、例えば、通信部34は、表示装置11が携帯電話機である場合、無線通信を行うアンテナを含むように構成され、基地局14との無線による通信によって、各種のデータを送受信する。
表示部35は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)または有機EL(Electro Luminescence)などの表示デバイスからなり、制御部33から供給される画像データに基づいて、各種の画像を表示する。
音声出力部36は、スピーカ等からなり、制御部33の制御の下に、制御部33から供給された音声信号に応じた音声を出力する。
振動部37は、例えば、偏心されたおもりが付加されたモータによって構成される。振動部37は、制御部33の制御の下に、制御部33から供給された振動のパターンを示す信号に応じて振動することで、表示装置11の一部または全体を振動させる。例えば、振動部37は、表示装置11がテレビジョン受像機である場合、操作入力部31であるリモートコントローラの内部に設けられ、リモートコントローラ全体を振動させる。また、例えば、振動部37は、表示装置11が携帯電話機である場合、表示装置11の筐体の内部に設けられ、表示装置11全体を振動させる。
制御部33は、図示せぬCPU(Central Processing Unit)がコンピュータプログラムを実行することにより、選択部51、タグ読み出し部52、時刻情報取得部53、時計部54、タグ登録データ生成部55、タグ登録数データ生成部56、通信制御部57、表示制御部58、音声出力制御部59、および振動制御部60として機能する。
選択部51には、操作入力部31から操作信号が供給される。選択部51は、操作入力部31からの操作信号に応じて、タグの登録の対象のコンテンツが放送されている地域およびチャンネルを選択する。
より具体的には、選択部51は、操作入力部31から供給される、タグの登録の対象のコンテンツが放送されている地域およびチャンネルを選択するユーザの操作に対応する操作信号に基づいて、その地域およびチャンネルを選択し、選択された地域およびチャンネルを示す情報である地域情報およびチャンネル情報を、タグ登録データ生成部55および表示制御部58に供給する。
タグ読み出し部52には、操作入力部31から操作信号が供給される。タグ読み出し部52は、操作入力部31からの操作信号に応じて、ユーザにより登録が指示された(感情を表す)タグを読み出す。
より具体的には、タグ読み出し部52は、操作入力部31から供給される、タグの登録を指示するユーザの操作に対応する操作信号に基づいて、記憶部32に記憶されている複数種類の感情を表すタグの中から、登録が指示された(感情を表す)タグを読み出す。
タグ読み出し部52は、記憶部32から読み出したタグ(図3)のタグIDを、タグ登録データ生成部55に供給し、アイコンイメージデータと色データとを、タグIDに関連付けて表示制御部58に供給する。また、タグ読み出し部52は、記憶部32から読み出したタグの音データを音声出力制御部59に供給するとともに、振動パターンデータを振動制御部60に供給する。
また、タグ読み出し部52は、操作入力部31から供給される、タグの登録を指示するユーザの操作に対応する操作信号に応じて、時刻情報取得部53に、タグの登録が指示された時刻を取得させるための指示を供給する。
時刻情報取得部53は、タグ読み出し部52からの指示に基づいて、時計部54から、タグの登録が指示された時刻(現在時刻)を示す時刻情報を取得する。時刻情報取得部53は、時計部54から取得した時刻情報をタグ登録データ生成部55に供給する。
時計部54は、現在時刻の日時(年、月、日、時、分、秒)を出力し、時刻情報として時刻情報取得部53およびタグ登録数データ生成部56に供給する。
タグ登録データ生成部55は、図5のタグ登録データを生成し、記憶部32に供給する。より詳細には、タグ登録データ生成部55は、タグ読み出し部52からタグIDが供給されると、そのタグIDと、選択部51から供給された地域情報およびチャンネル情報、時刻情報取得部53から供給された時刻情報、並びに予め設定されたユーザIDとを基に、図5のタグ登録データを生成し、記憶部32に供給する。
タグ登録数データ生成部56は、記憶部32のタグ登録データを基に、例えば、単位時間毎に、図6のタグ登録数データを生成し、記憶部32、通信制御部57、および表示制御部58に供給する。
より具体的には、タグ登録数データ生成部56は、例えば、時計部54から出力される現在時刻を、単位時間の精度で表した時刻をスタート時刻として、そのスタート時刻から単位時間の間(時間帯)の時刻を示す時刻情報を有するタグ登録データ(以下、適宜、時刻一致タグ登録データという)を記憶部32から検索する。
さらに、タグ登録数データ生成部56は、時刻一致タグ登録データを、地域情報およびチャンネル情報が同一のタグ登録データのグループに分け、各グループについて、各値のタグIDを有するタグ登録データの数(タグ登録数)をカウントする。
そして、タグ登録数データ生成部56は、各グループについて、そのグループに対応する地域情報およびチャンネル情報、スタート時刻および単位時間を表す単位時間情報、並びに各値のタグIDを有するタグ登録データのタグ登録数を、その順で配置することにより、図6のタグ登録数データを生成する。
例えば、単位時間が1分間であり、時計部54が出力する現在時刻を、単位時間の精度で表したスタート時刻が、2007年2月10日10時24分である場合において、記憶部32に、地域情報およびチャンネル情報がそれぞれ同じで、かつスタート時刻である2007年2月10日10時24分から単位時間である1分間の時間帯内の時刻を示す時刻情報を有するタグ登録データが10個だけ記憶されており、その10個のタグ登録データのうち、タグIDが001であるものが6個、タグIDが003であるものが1個、タグIDが004であるものが3個であったときには、タグ登録数データ生成部56は、スタート時刻である2007年2月10日10時24分を示す情報と、単位時間が1分間であることを示す情報とからなる単位時間情報、タグIDが001のタグ登録数である「6」、タグIDが003のタグ登録数である「1」、およびタグIDが004のタグ登録数である「3」を含むタグ登録数データを生成する。なお、1分間などの単位時間は、例えば、ユーザによって予め設定されるようにできる。
なお、スタート時刻からの単位時間の時間帯を、以下、適宜、スロットという。
通信制御部57は、送信制御部71および受信制御部72より構成され、通信部34による、インターネット13などのネットワークを介した通信や基地局14との無線による各種のデータの送信または受信を制御する。
送信制御部71は、通信部34の送信を制御する。すなわち、送信制御部71は、各種のデータを通信部34に供給し、通信部34に、ネットワークを介して各種のデータを送信させる。
例えば、送信制御部71は、通信部34に、タグ登録数データ生成部56から供給されたタグ登録数データを、タグ管理サーバ12に対して送信させる。
受信制御部72は、通信部34の受信を制御する。すなわち、受信制御部72は、通信部34に、ネットワークを介して送信されてくる各種のデータを受信させ、通信部34が受信したデータを取得する。
例えば、受信制御部72は、通信部34に、タグ管理サーバ12から送信されてくる、他のユーザによって登録が指示されたタグのタグ登録数に応じた値を含むデータ(例えば、後述する他ユーザタグ登録数データ等)を受信させる。受信制御部72は、通信部34において受信されたデータを表示制御部58に供給する。
表示制御部58は、選択部51から供給される地域情報およびチャンネル情報、タグ読み出し部52から供給されるアイコンイメージデータおよび色データ、タグ登録数データ生成部56から供給されるタグ登録数データ、並びに通信制御部57(受信制御部72)から供給される他ユーザタグ登録数データに応じて、表示部35の表示を制御する。例えば、表示制御部58は、タグ読み出し部52から供給されたアイコンイメージデータと色データとに基づいて、表示部35に所定のアイコンを表示させる。
また、表示制御部58は、操作入力部31の操作に基づいて選択部51により選択されたチャンネルにおいて放送されており、チューナ61で受信されたコンテンツを表示部35に表示する。また、表示制御部58は、編集部63により録画部62により録画されたコンテンツが再生されるとき、または、録画されたコンテンツが編集されたコンテンツが再生されるとき、再生されるコンテンツを表示部35に表示する。表示制御部58による表示の制御の詳細については後述する。
チューナ61は、操作入力部31の操作内容に対応して選択部51により選択されたチャンネルで放送される番組を図示せぬ受信アンテナを介して受信し、表示制御部58、および録画部62に供給する。録画部62は、操作入力部31が操作されて録画が指示されると、チューナ61より供給されてくるコンテンツデータを記憶部32に録画する。
音声出力制御部59は、音声出力部36の音声出力を制御する。すなわち、音声出力制御部59は、タグ読み出し部52から供給された音データに基づいて、音声出力部36に音声を出力させる。
振動制御部60は、振動部37の振動を制御する。すなわち、振動制御部60は、タグ読み出し部52から供給された振動パターンデータに基づいて、振動部37を振動させる。
編集部63は、シーン分割部81、シーン抽出部82、インデックス生成部83、およびダイジェスト再生部84から構成されており、記憶部32に記憶されたコンテンツデータを、タグ登録数データに基づいて編集し、編集情報であるダイジェストインデックスデータを生成し、記憶部32に記憶させると共に、ダイジェストインデックスデータに基づいて、編集されたコンテンツとしてダイジェストコンテンツを再生し、表示制御部58に供給する。
シーン分割部81は、編集が指定されたコンテンツの全シーン変更位置を検出し、シーン変更位置間をシーンとして分割する。シーン抽出部82は、各シーンの全てのタグIDのタグ登録数により順位を求め、上位となるシーンのみを抽出する。インデックス生成部83は、シーン抽出部82により抽出されたシーンに含まれる静止画像をサムネイル表示するインデックス画像を表示するためのダイジェストインデックスデータを生成する。ダイジェスト再生部84は、ダイジェスト再生が指示されたコンテンツのダイジェストインデックスデータに基づいて、インデックス画像を生成すると共に、ダイジェスト再生が指示されたコンテンツデータを、再生開始位置として指定されたシーンより順次読み出して表示制御部58に供給し、表示部35に表示させる。
図7は、タグ管理サーバ12のハードウェアの構成例を示すブロック図である。
図7のタグ管理サーバ12は、CPU(Central Processing Unit)91,ROM(Read Only Memory)92,RAM(Random Access Memory)93,バス94、入出力インターフェース95、入力部96、出力部97、記憶部98、通信部99、ドライブ100、リムーバブルメディア101から構成される。
CPU91は、ROM92、または記憶部98に記憶されているプログラムにしたがって各種の処理を実行する。RAM93には、CPU91が実行するプログラムやデータなどが適宜記録される。これらのCPU91、ROM92、およびRAM93は、バス94により相互に接続されている。
CPU91にはまた、バス94を介して入出力インターフェース95が接続されている。入出力インターフェース95には、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる入力部96、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部97が接続されている。CPU91は、入力部96から入力される指令に対応して各種の処理を実行する。そして、CPU91は、処理の結果を出力部97に出力する。
入出力インターフェース95に接続されている記憶部98は、例えばハードディスクからなり、CPU91が実行するプログラムや、表示装置11に送信するデータを記憶する。通信部99は、インターネット13やローカルエリアネットワークなどのネットワーク、または基地局14を介して、表示装置11などの外部の装置と通信する。
入出力インターフェース95に接続されているドライブ100は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリなどのリムーバブルメディア101が装着されたとき、それらを駆動し、そこに記録されているプログラムやデータなどを取得する。取得されたプログラムやデータは、必要に応じて記憶部98に転送され、記憶される。
図8は、プログラムを実行するタグ管理サーバ12のCPU91により実現される機能的な構成例を示すブロック図である。
図8に示されるように、タグ管理サーバ12は、CPU91がプログラムを実行することにより、受信制御部111、タグ登録数集計部112、および送信制御部113等として機能する。
受信制御部111は、通信部99(図7)の受信を制御する。例えば、受信制御部111は、表示装置11から送信されてきた各種のデータを通信部99に受信させる。より具体的には、例えば、受信制御部111は、表示装置11それぞれから送信されてきたタグ登録数データを、通信部99に受信させ、タグ登録数集計部112に供給する。
タグ登録数集計部112は、受信制御部111から供給されたタグ登録数データを基に、同一の時間帯に、同一の地域情報およびチャンネル情報で特定されるコンテンツに対して登録が指示されたタグの数を、タグID毎に集計する。より具体的には、タグ登録数集計部112は、表示装置11それぞれから送信されてきたタグ登録数データのうち、地域情報、チャンネル情報、および単位時間情報が同一のタグ登録数データを集計対象として、その集計対象のタグ登録数データの、タグID毎のタグ登録数をそれぞれ集計する。タグ登録数集計部112は、集計されたタグID毎のタグ登録数のそれぞれを、集計対象のタグ登録数データの地域情報、チャンネル情報、および単位時間情報と対応付けた、全ユーザタグ登録数データを生成し、記憶部98(図7)および送信制御部113に供給する。ここで、全ユーザタグ登録数データの構造は、図6のタグ登録数データと同じであるものとする。
送信制御部113は、通信部99の送信を制御する。例えば、送信制御部113は、各種のデータを通信部99に送信させる。例えば、送信制御部113は、タグ登録数集計部112から供給された全ユーザタグ登録数データに基づいたデータを通信部99(図7)に供給し、送信させる。
より具体的には、例えば、送信制御部113は、全ユーザタグ登録数データにおけるタグID毎のタグ登録数を、全ユーザタグ登録数データを生成する基となったタグ登録数データを送信してきた表示装置11の数で割った値をタグID毎のタグ登録数として有する平均タグ登録数データを通信部99に供給し、表示装置11に対して送信させる。
また、例えば、送信制御部113は、タグ登録数データを送信してきた複数の表示装置11のうちの1つを注目装置として、全ユーザタグ登録数データにおけるタグID毎のタグ登録数から、注目装置から送信されてきたタグ登録数データのタグID毎のタグ登録数を除いた数を、タグ登録数データを送信してきた全ての表示装置11から、注目装置を除いた数(すなわち、タグ登録数データを送信してきた全ての表示装置11の数から1を減じた数)で割った値を、タグID毎のタグ登録数として有する、他ユーザタグ登録数データを、通信部99に供給し、注目装置に対して送信させる。すなわち、タグ管理サーバ12は、注目装置のユーザ以外の他のユーザによって登録が指示された、同一の感情を表すタグの数の平均値を、注目装置に送信する。
次に、表示装置11における表示制御部58(図2)の表示の制御について説明する。
表示制御部58は、例えば、操作入力部31が、タグの登録を行うモード(タグ登録モード)を選択するように操作されると、タグの登録が指示された時刻と、その時刻におけるそのタグのタグ登録数とに応じた位置に、タグに対応するアイコンを表示するためのタグ表示ウィンドウを、表示部35に表示させる。
さらに、操作入力部31が地域情報およびチャンネル情報を入力するように操作されると、表示制御部58は、操作入力部31から選択部51を介して供給される地域情報およびチャンネル情報をタグ表示ウィンドウに表示させる。
図9は、表示制御部58によって表示部35に表示されるタグ表示ウィンドウの例を示す図である。
図9に示されるように、表示部35には、タグ表示ウィンドウ131およびコンテンツ表示ウィンドウ132が設けられている。タグ表示ウィンドウ131は、チャンネル選択領域151、アイコンボタン152、アイコン表示領域153、ポインタ154、メニューボタン155等(のGUI(Graphical User Interface))から構成される。タグ表示ウィンドウ131は、例えば、コンテンツ表示ウィンドウ132により今現在選択されているコンテンツが、録画中であるとき表示される。図9においては、コンテンツ表示ウィンドウ132の左下部で示される「Rec」と表示された録画マーク132aが今現在表示されているコンテンツが録画中であることを表しており、このとき、録画部62は、チューナ61より供給されてくるコンテンツデータを記憶部32に順次録画している。尚、この録画マーク132aは、例えば、録画されたコンテンツデータが再生されるとき、「play」と表示された再生マークとして表示され、録画されたコンテンツデータがダイジェスト再生されるとき、「Digest」と表示されたダイジェスト再生マークとして表示される。
図9において、タグ表示ウィンドウ131の右上には、現在時刻が2007年2月10日土曜日10時24分であることを示す「2007/2/10(土)10:24」、タグの登録の対象のコンテンツ(選択部51が表示制御部58に供給する地域情報およびチャンネル情報で特定されるコンテンツ)が放送されている地域が東京都であることを示す「東京都」、および、そのコンテンツが放送されているチャンネルが81チャンネルであることを示す「081ch」とが表示されている。
チャンネル選択領域151は、選択部51から表示制御部58に供給されるチャンネル情報が表すチャンネルが表示される領域である。図9においては、チャンネル選択領域151のチャンネルは、タグ表示ウィンドウ131の右上に表示されているチャンネルと同じ「081」となっている。
ここで、チャンネル選択領域151に表示されているチャンネルで現在放送されている番組(コンテンツ)が、タグの登録の対象のコンテンツ、または、タグの登録の状態を表示する対象のコンテンツ(以下、適宜、対象コンテンツという)となる。
アイコンボタン152は、ユーザによって登録が指示される候補となるタグを表すボタンである。アイコンボタン152の画像は、タグのアイコンイメージデータに基づいて表示される。なお、タグ表示ウィンドウ131に表示されるアイコンボタン152の種類は、後述するメニューボタン155が選択されることで変更される。
アイコン表示領域153は、記憶部32に記憶されたタグ登録数データ(図6)(平均タグ登録数データや他ユーザタグ登録数データを必要に応じて含む)に応じて、タグ読み出し部52により読み出されたタグのアイコンイメージデータに基づくアイコンが表示される領域である。アイコン表示領域153において、横軸は、時間軸であり、時刻を表す。縦軸は、対象コンテンツに対して登録されたタグの数、すなわち、タグ登録データが生成された数を表す。
ここで、図9では、時間軸が10時00分乃至11時00分の1時間を表しているが、時間軸によって表される時間は1時間単位以外の時間単位であってもよい。また、時間軸が表す時間は、例えば、ユーザによって、タグ登録モードが選択された時刻から1時間等の所定の時間とすることができる。
ポインタ154は、現在時刻を表し、アイコン表示領域153の時間軸上の位置のうちの現在時刻を表す位置に表示され、時刻の経過に応じて、図9中、右方向に移動する。タグ表示ウィンドウ131の右上に表示されている現在時刻は、ポインタ154が位置する時刻と同じである。
メニューボタン155は、タグ表示ウィンドウ131上の表示に関する各種の設定を決定または変更するときに選択される。例えば、メニューボタン155は、対象コンテンツが放送されている地域またはチャンネルを決定するときや、ユーザによって選択されるアイコンボタン152の種類を変更するときに選択される。
このようなタグ表示ウィンドウ131が表示されている場合において、ユーザが、対象コンテンツに対して抱いた感情を表現するアイコンボタン152を、操作入力部31によって操作する。この場合、操作入力部31は、ユーザの操作に応じたアイコンボタン152に対応する感情を表すタグの登録を指示する操作信号を、制御部33に供給する。
制御部33では、操作入力部31からの操作信号が、タグ読み出し部52に供給される。タグ読み出し部52は、操作入力部31からの、タグの登録を指示する操作信号に従い、そのタグを、記憶部32から読み出し、そのタグIDを、タグ登録データ生成部55に供給する。タグ登録データ生成部55は、タグ読み出し部52からのタグのタグIDの供給に応じて、そのタグを、対象コンテンツに対して登録する。
すなわち、いま、タグ読み出し部52からタグ登録データ生成部55にタグIDが供給されるタグを、対象タグということとすると、タグ登録データ生成部55は、タグ読み出し部52からの対象タグのタグIDの供給をトリガとして、対象コンテンツについて、対象タグのタグIDを有するタグ登録データ(図5)を生成する。
具体的には、タグ登録データ生成部55は、選択部51から供給される地域情報およびチャンネル情報を、対象コンテンツの地域情報およびチャンネル情報として認識するとともに、タグ読み出し部52からの対象タグのタグIDが供給されたときに時刻情報取得部53から供給された時刻情報を、タグの登録が指示された時刻を表す時刻情報として認識する。
さらに、タグ登録データ生成部55は、対象コンテンツの地域情報およびチャンネル情報、時刻情報取得部53からの時刻情報、タグ読み出し部52からの対象タグのタグID、並びにユーザIDを、その順で並べることにより、対象コンテンツについてのタグ登録データを生成し、記憶部32に供給して記憶させる。
一方、タグ登録数データ生成部56は、単位時間が経過する毎に、対象コンテンツについて、記憶部32に記憶されたタグ登録データを参照して、スロット、つまり、スタート時刻から単位時間の時間帯を表す単位時間情報を有する図6のタグ登録数データを生成し、表示制御部58に供給する。
表示制御部58は、以上のようにして、タグ登録数データ生成部56から供給される、対象コンテンツについてのタグ登録数データに基づき、そのタグ登録数データ(図6)が有する単位時間情報のスタート時刻を表す横軸上の位置と、同じく、そのタグ登録数データが有するタグ登録数を表す縦軸上の位置とで特定されるアイコン表示領域153上の位置に、アイコンを表示させる。
すなわち、表示制御部58は、タグ登録数データ生成部56からの対象コンテンツについてのタグ登録数データの中の、アイコン表示領域153の横軸が表す時間帯の時刻がスタート時刻となっているタグ登録数データを、表示対象タグ登録数データとして選択し、そのうちの1つを、注目タグ登録数データとする。
さらに、表示制御部58は、注目タグ登録数データのタグID毎のタグ登録数のうちの1つ、すなわち、例えば、値が最も大のタグ登録数(以下、適宜、最大登録数という)のタグIDを、表示用タグIDとして選択し、その表示用タグIDによって特定されるタグのアイコンイメージデータを、記憶部32から、タグ読み出し部52を介して取得する。
そして、表示制御部58は、注目タグ登録数データが有する単位時間情報のスタート時刻を表す横軸上の位置と、表示用タグIDのタグ登録数である最大登録数を表す縦軸上の位置とで特定されるアイコン表示領域153上の位置に、表示用タグIDによって特定されるタグに対応するアイコンを、タグ読み出し部52からのアイコンイメージデータに基づいて表示させる。
表示制御部58は、表示対象タグ登録数データを、順次、注目タグ登録数データとして、以上のようにアイコンを表示させる。
なお、アイコン表示領域153では、例えば、タグ登録数が1だけ増加する毎に、アイコンの縦の長さの1/2の長さだけ上方向の位置に、アイコンが表示される。
また、上述の場合には、注目タグ登録数データのタグID毎のタグ登録数のうちの1つのタグ登録数のタグIDだけを、表示用タグIDとして選択し、その表示用タグIDによって特定されるタグに対応するアイコンを表示するようにしたが、その他、例えば、注目タグ登録数データのタグID毎のタグ登録数のうちの、全て等の2以上のタグ登録数のタグIDを、表示用タグIDとして選択し、その2以上の表示用タグIDそれぞれによって特定されるアイコン(2以上のアイコン)を表示することが可能である。
さらに、上述の場合には、記憶部32に記憶されたタグ登録データから生成されたタグ登録数データに基づいて、アイコンを表示することとしたが、アイコンの表示は、その他、タグ管理サーバ12(図1)から表示装置11に送信されてくる平均タグ登録数データや、他ユーザタグ登録数データに基づいて行うことが可能である。
また、記憶部32に記憶されたタグ登録データから生成されたタグ登録数データ(以下、適宜、自己タグ登録数データという)に基づくアイコンの表示と、タグ管理サーバ12(図1)からの他ユーザタグ登録数データ(または、平均タグ登録数データ)に基づくアイコンの表示とは、いずれか一方だけを選択して行うことも可能であるし、両方を行うこと、すなわち、自己タグ登録数データに基づくアイコンと、他ユーザタグ登録数データに基づくアイコンとの両方を表示することも可能である。
例えば、自己タグ登録数データに基づくアイコンだけを表示する場合は、ユーザは、対象コンテンツに対して抱いた自己の感情、ひいては、対象コンテンツに対する自身の具体的な評価を把握(確認)することができる。
また、他ユーザタグ登録数データに基づくアイコンだけを表示する場合は、ユーザは、対象コンテンツに対して他のユーザが抱いた感情、ひいては、対象コンテンツに対する他のユーザの具体的な評価を把握することができる。
さらに、自己タグ登録数データに基づくアイコンと、他ユーザタグ登録数データに基づくアイコンとの両方を表示する場合には、ユーザは、対象コンテンツに対して自身が抱いた感情と、他のユーザが抱いた感情との違い、または一致性を把握することができる。
以上のように、スタート時刻を表す横軸上の位置と、スタート時刻から単位時間の時間帯であるスロットにおいて、対象コンテンツに対して登録されたタグのタグ登録数を表す縦軸上の位置とで特定されるアイコン表示領域153上の位置に、対象コンテンツに対して登録されたタグを表現するアイコンが表示されるので、ユーザは、例えば、対象コンテンツの内容における所定の部分としてのスロット毎の部分に対する、他のユーザの評価を直感的に把握することができる。
図9の例においては、時間軸における目盛の最小単位は、タグ登録数データの単位時間情報に合わせて1分としており、単位時間である1分間に登録が指示されたタグの数に応じて、そのタグに対応するアイコンの縦方向の表示の位置が決定される。また、1分である時間軸における目盛の最小単位にあわせて、タグの登録の回数は1分間毎に制限される。例えば、タグの登録の回数は、1ユーザにつき1分間当たり20回までとされる。なお、時間軸における目盛の最小単位は1分に限らず、表示部35における表示の分解能に応じて変化させてもよく、また、これに合わせてタグ登録数データの単位時間情報で示される単位時間を変化させてもよい。
次に、図10のフローチャートを参照して、図1のタグ登録システムの表示装置11におけるタグの登録の処理、およびタグ管理サーバ12におけるタグ登録数の集計の処理について説明する。
表示装置11は、例えば、操作入力部31が、タグ登録モードを選択するように操作されることで、コンテンツに対するタグの登録の処理を開始する。
ステップS11において、選択部51は、操作入力部31が操作されて、対象コンテンツが放送されている地域およびチャンネルが選択され、録画が指示されたか否かを判定し、対象コンテンツが放送されている地域およびチャンネルが選択され、録画が指示されるまで、同様の処理を繰り返す。
ステップS11において、例えば、タグ登録モードにおいて、ユーザが、操作入力部31を、対象コンテンツが放送されている地域およびチャンネルを選択し、録画を指示するように操作すると、その操作に対応する操作信号が、操作入力部31から選択部51に供給される。これにより、選択部51は、対象コンテンツが放送されている地域およびチャンネルが選択され、録画が指示されたものとみなし、ステップS12において、操作入力部31からの操作信号に応じて、対象コンテンツが放送されている地域およびチャンネルを選択し、その地域およびチャンネルを示す地域情報およびチャンネル情報を、タグ登録データ生成部55、表示制御部58、チューナ61、および録画部62に供給する。さらに、表示制御部58は、選択部51から供給された地域情報およびチャンネル情報を反映したタグ表示ウィンドウ131およびコンテンツ表示ウィンドウ132(図9)を、表示部35に表示させ、処理はステップS13に進む。
ステップS13において、チューナ61は、選択部51より供給されてくるチャンネル情報に基づいて、図示せぬアンテナを介して放送波を受信すると共に、受信した放送波よりコンテンツデータを抽出して表示制御部58、および録画部62に供給する。表示制御部58は、コンテンツ表示ウィンドウ132(図9)を、表示部35に表示させ、供給されてきたコンテンツデータを表示する。また、録画部62は、チューナ61より供給されてきたコンテンツデータを記憶部32に順次記憶させる。このとき、コンテンツデータには、コンテンツの各シーンが放送された放送時刻の情報が含まれており、録画に伴って、各シーンが放送時刻に対応付けられた状態で記憶部32に記憶される。したがって、録画されたコンテンツデータは、放送時刻の情報に基づいて、シーンを検索することが可能となっている。
ステップS14において、表示制御部58は、タグ表示ウィンドウ131のアイコン表示領域153の時間軸に沿って、ポインタ154の移動を開始し、処理はステップS15に進む。
ステップS15において、タグ読み出し部52は、タグの登録の指示があったか否かを判定する。より具体的には、タグ読み出し部52は、タグ表示ウィンドウのアイコンボタン152のうちのいずれかが操作されることにより、その操作に対応する操作信号が操作入力部31から供給されたかを判定する。
ステップS15において、タグの登録の指示があったと判定された場合、処理はステップS16に進み、タグ読み出し部52は、記憶部32から、登録が指示されたタグを読み出す。言い換えると、タグ読み出し部52は、タグ表示ウィンドウ131において、アイコンボタン152のうちのユーザによって操作されたアイコンボタンに対応するタグを、記憶部32から読み出す。
さらに、タグ読み出し部52は、ステップS16において、タグ登録データ生成部55に、記憶部32から読み出したタグのタグIDを供給する。
また、タグ読み出し部52は、時刻情報取得部53に、タグの登録が指示された時刻を取得させるための指示を供給して、処理はステップS16からステップS17に進む。
ステップS17において、時刻情報取得部53は、タグ読み出し部52からの指示に基づいて、時計部54から、タグの登録が指示された時刻を示す時刻情報を取得し、タグ登録データ生成部55に供給して、処理は、ステップS18に進む。
ステップS18において、タグ登録データ生成部55は、選択部51、タグ読み出し部52、および時刻情報取得部53のそれぞれから供給された、地域情報とチャンネル情報、タグのタグID、および時刻情報、並びに予め設定されたユーザIDから、図5のタグ登録データを生成し、記憶部32に供給して、処理は、ステップS19に進む。
一方、ステップS15において、タグの登録の指示がなかったと判定された場合、処理は、ステップS16乃至ステップS18をスキップして、ステップS19に進む。
ステップS19において、タグ登録数データ生成部56は、時計部54から出力される現在時刻を基に、直前のスタート時刻から単位時間が経過したか否かを判定する。
ステップS19において、まだ単位時間が経過していないと判定された場合、処理は、ステップS15に戻り、ステップS15乃至ステップS19の処理が繰り返される。
一方、ステップS19において、単位時間が経過したと判定された場合、処理は、ステップS20に進み、タグ登録数データ生成部56は、記憶部32に記憶されたタグ登録データを用いて、タグ登録数データ(自己タグ登録数データ)を生成し、記憶部32に供給して記憶させるとともに、通信制御部57、および表示制御部58に供給して、処理はステップS21に進む。
ステップS21において、送信制御部71は、通信部34に、タグ登録数データ生成部56から供給された自己タグ登録数データを送信させる。
一方、タグ管理サーバ12では、ステップS31において、受信制御部111(図8)は、表示装置11それぞれから送信されてきたタグ登録数データを、通信部99(図7)に受信させ、タグ登録数集計部112(図8)に供給し、処理はステップS32に進む。
ステップS32において、タグ登録数集計部112は、ステップS31で受信されたタグ登録数データのうちの、同一の地域情報、チャンネル情報、および単位時間情報を有するタグ登録数データを対象に、タグ登録数をタグID毎に集計し、その結果得られた全ユーザタグ登録数データを、記憶部98に供給して記憶させるとともに、送信制御部113に供給して、処理はステップS33に進む。
ステップS33において、送信制御部113は、タグ登録数集計部112から供給された全ユーザタグ登録数データを基に、他ユーザタグ登録数データを求め、通信部99に供給して、表示装置11に対して送信させる。
その後、処理は、ステップS33からステップS31に戻り、以下、同様の処理が繰り返される。
一方、表示装置11では、ステップS22において、受信制御部72が、通信部34に、タグ管理サーバ12から送信されてきた他ユーザタグ登録数データを受信させ、表示制御部58に供給して、処理はステップS23に進む。
ステップS23において、表示制御部58は、図9で説明したように、タグ表示ウィンドウ131のアイコン表示領域153に、タグ登録数データ生成部56から供給された自己タグ登録数データに基づくアイコン、若しくは、受信制御部72から供給された他ユーザタグ登録数データに基づくアイコンのうちの一方、または両方を表示させる。
ステップS24において、選択部51は、操作入力部31が操作されて、選択されたチャンネルにおいて放送されているコンテンツが終了か、または、コンテンツの受信そのものを終了する指示があったか否かを判定し、例えば、コンテンツが終了しておらず、受信そのものの終了も指示されていない場合、処理は、ステップS15に戻り、それ以降の処理が繰り返される。すなわち、コンテンツが終了するか、または、受信を終了するように指示があるまで、ステップS15乃至S24の処理が繰り返されることになる。
ステップS24において、コンテンツが終了か、または、コンテンツの受信そのものを終了する指示があった場合、ステップS25において、選択部51は、録画部62に対して録画の終了を指示する。これに応じて、録画部62は、録画処理を停止し、処理は、ステップS11に戻る。
以下、例えば、タグ登録モードが解除されるまで、同様の処理が繰り返される。
なお、表示制御部58は、ステップS23において、タグ読み出し部52から、記憶部32に記憶されたタグのアイコンイメージデータおよび色データの供給を受け、そのアイコンイメージデータおよび色データに基づいて、アイコンを表示する。
また、ユーザによってタグの登録の指示があった場合には、登録が指示されたタグに対応する音データおよび振動パターンデータに基づいて、音を出力させたり、振動を発生させたりするようにしてもよい。より具体的には、タグ読み出し部52が、登録の指示があったタグの音データを音声出力制御部59に供給するとともに、振動パターンデータを振動制御部60に供給することで、音声出力部36に音声を出力させたり、振動部37を振動させたりすることができる。
このようにして、ユーザは、コンテンツを視聴しながら、タグ表示ウィンドウ131のアイコンボタン152を選択することによって、直感的かつ簡単に、コンテンツに対するタグの登録を指示するとともに、同じコンテンツを視聴している他のユーザによって登録されたタグをほぼリアルタイムに把握することができる。
以上のように、表示装置11では、感情を表すタグのうちの、ユーザがコンテンツ(対象コンテンツ)に対する登録を指示したタグに含まれるそのタグを特定する特定情報としてのタグIDと、ユーザがタグの登録を指示したときの時刻を示す時刻情報とが含まれるタグ登録データの数に関するタグ登録数データを取得し、時刻を表す第1の軸である横軸(時間軸)と、タグ登録データの数を表す第2の軸である縦軸とで示される表示領域(アイコン表示領域153)における、所定の時刻を表す横軸上の位置と、所定の時刻を含む所定の単位時間に含まれる時刻を示す時刻情報を有するタグ登録データのうちの、同一のタグIDを有するタグ登録データの数を表す縦軸上の位置とで特定される位置への、タグIDで特定されるタグが表す感情を表現するアイコンの表示を、タグ登録数データに基づいて制御するので、ユーザは、例えば、対象コンテンツの内容における所定の部分に対する、他のユーザの評価を直感的に把握することができる。
なお、上述の説明では、アイコン表示領域153において、横軸が時刻を表し、縦軸がタグ登録データの数を表すこととしたが、横軸がタグ登録データの数を表し、縦軸が時刻を表すようにしてもよい。
また、上述した説明では、直前のスタート時刻から単位時間が経過した後に、その単位時間内に登録が指示されたタグのタグ登録データから自己タグ登録数データを生成し、その自己タグ登録数データに基づくアイコンを表示させるようにしたが、表示装置11のユーザの指示によるタグの登録においては、単位時間の経過に関わらず、タグの登録が指示される度に、対応するアイコンを表示させるようにしてもよい。すなわち、表示制御部58では、タグ登録データ生成部55において、タグの登録の指示に応じてタグ登録データが生成される度に、タグ登録データのタグIDで特定されるタグに対応するアイコンの表示の位置を変化させるようにしてもよい。
これにより、表示装置11のユーザは、登録されたタグに対応するアイコンの表示の位置の変化をリアルタイムに確認することができる。
また、上述した説明において、タグの登録の対象のコンテンツは、現在放送されているテレビジョン放送番組であるものとして説明してきたが、過去に放送され記録(録画)されたコンテンツを視聴する場合には、表示装置11では、そのコンテンツを対象コンテンツとする他ユーザタグ登録数データを、タグ管理サーバ12から取得し、その他ユーザタグ登録数データに基づくアイコンを表示することができる。
これによって、ユーザは、録画したコンテンツに対する他のユーザの評価を確認してから、コンテンツの視聴を始めることができる。すなわち、他のユーザの評価に応じて、録画したコンテンツを視聴するか否かを判断することができる。また、表示装置11では、時計部54が計時する時刻を、録画したコンテンツが放送されていた時刻に変更し、ユーザのタグの登録の指示によって得られる自己タグ登録数データをタグ管理サーバ12に送信することで、ユーザは、録画したコンテンツに対して、過去に登録されたタグに加えて、新たにタグを登録することができるようになり、録画したコンテンツをリアルタイムに視聴している感覚を覚えることができる。
次に、図11のフローチャートを参照して、上述した処理により録画されたコンテンツをタグ登録数データによりダイジェスト編集し、ダイジェスト編集されたコンテンツを再生するコンテンツ編集再生処理について説明する。ここでいうダイジェスト編集とは、コンテンツのシーンをタグ登録数データによりシーン単位で間引いて、例えば、3分、5分、または10分などの所定の再生時間に編集することを示している。
ステップS51において、編集部63は、表示制御部58を制御して、記憶部32に録画されているコンテンツが指定されて、コンテンツのダイジェスト編集か、または、ダイジェスト編集されたコンテンツの再生のいずれかの指示を要求する画面を表示部35に表示させる。
ステップS52において、編集部63は、操作入力部31が操作されて、記憶部32に録画されているコンテンツが指定されて、指定されたコンテンツのダイジェスト編集が指示されたか否かを判定する。
ステップS52において、例えば、操作入力部31が操作されて、コンテンツのダイジェスト編集が指示された場合、ステップS53において、編集部63は、表示制御部58を制御して、ダイジェスト編集後の再生時間Tを指定するように要求する画面を表示部35に表示させる。すなわち、上述したように、編集部63は、表示制御部58を制御して、ダイジェスト編集後の再生時間として、例えば、3分、5分、または10分などの予め設定された所定の時間から指定するような画面を表示させるようにしてもよいし、具体的なダイジェスト編集後の再生時間Tを指定できるようにしても良い。
ステップS54において、編集部63は、操作入力部31が操作されて、ダイジェスト編集後の再生時間Tが指定されたか否かを判定し、再生時間Tが指定されるまで、同様の処理を繰り返す。
ステップS54において、例えば、操作入力部31が操作されて、ダイジェスト編集後の再生時間Tが指定された場合、ステップS55において、編集部63は、記憶部32にアクセスして、指定されたコンテンツに対応するコンテンツデータを読み出す。
ステップS56において、編集部63は、指定されたコンテンツに対応するタグ登録数データを読み出す。ここで読み出されるタグ登録数データは、全てのタグIDについての他ユーザタグ登録数データであるのものとするが、特定のタグIDに対応する他ユーザタグ登録数データ、または、自己タグ登録数データとするようにしてもよいし、平均タグ登録数データのいずれかを必要に応じてユーザが切り替えて利用するようにしてもよい。
ステップS57において、編集部63は、シーン分割部81を制御して、読み出したコンテンツのシーン変更位置を検出させ、検出されたシーン検出位置でコンテンツをシーンごとに分割させる。より詳細には、例えば、コンテンツデータが、複数の連続する静止画からなる画像データで構成されている場合、シーン分割部81は、連続する静止画の、例えば、画素間差分絶対値和などを比較結果として求め、比較結果が所定値以上に大きく変化する位置、すなわち、シーンが切り替わるなどして、前後で全く異なる画像に切り替わる位置をシーン変更位置として検出し、シーン変更位置の間の区間をシーンとしてコンテンツデータから分割する。このとき、各シーンは、先頭位置の静止画表示される開始時刻情報と最終位置の静止画が表示される終了時刻情報とからなるシーン情報として分割される。
ステップS58において、編集部63は、シーン抽出部82を制御して、読み出されたタグ登録数データに基づいて、シーン毎のタグ登録数を集計させる。すなわち、例えば、編集処理が指定されたコンテンツデータが、ステップS57の処理により、第1シーン乃至第Nシーンまでに分割された場合、シーン抽出部82は、第1シーン乃至第Nシーンのそれぞれの開始時刻情報と終了時刻情報とから対応する全タグIDに対応するタグ登録数データよりタグ登録数を集計する。
より具体的には、各単位時間であるスロットが1分間である場合、第1シーンが開始時刻情報がコンテンツデータの0分目で終了時刻情報が3分目であったとき、0分目乃至1分目のスロットにおける全タグIDに対応するタグ登録数が4であり、1分目乃至2分目のスロットにおける全タグIDに対応するタグ登録数が8であり、2分目乃至3分目のスロットにおける全タグIDに対応するタグ登録数が2であれば、第1シーンのタグ登録数の合計は、14となる。また、第2シーンが開始時刻情報がコンテンツデータの3分目で終了時刻情報が5分目であったとき、3分目乃至4分目のスロットにおける全タグIDに対応するタグ登録数が5であり、4分乃至5分のスロットにおける全タグIDに対応するタグ登録数が4であれば、第2シーンのタグ登録数の合計は9となる。同様に、シーン抽出部82は、第1シーン乃至第Nシーンの各シーン毎にタグ登録数の合計を集計する。
ステップS59において、シーン抽出部82は、各シーン毎のタグ登録数により、シーンの順位を求め、タグ登録数が所定の順位n位以上、すなわち、上位n位までのシーンをダイジェストシーンとして抽出する。すなわち、例えば、コンテンツデータが第1シーン乃至第5シーンまでに分割されており、第1シーンのタグ登録数が14、第2シーンのタグ登録数が9、第3シーンのタグ登録数が4、第4シーンのタグ登録数が2、第5シーンのタグ登録数が11であった場合、例えば、n=2であったとき、タグ登録数により、順位は、第1シーン、第5シーン、第2シーン、第3シーン、第4シーンとして求められることになる。そこで、シーン抽出部82は、上位n位=上位2位までのシーンとして、第1シーンおよび第5シーンをダイジェストシーンとして抽出する。尚、この上位n位は、図示せぬカウンタnにより管理されている。
ステップS60において、シーン抽出部82は、ダイジェストシーンとして抽出したシーンの再生時間の合計時間が指定された再生時間Tよりも短いか否かを判定する。すなわち、抽出したシーンの再生時間の合計時間は、抽出されたシーンの個別の再生時間の長さ、およびシーンの数により決定されるため、再生時間Tより短いか否かが判定される。
ステップS60において、例えば、抽出したシーンの再生時間の合計時間が再生時間Tよりも短いと判定された場合、ステップS61において、シーン抽出部82は、所定上位n位が最大順位であるN位であるか否かを判定する。例えば、ステップS61において、所定の上位n位が最大順位N位でなければ、まだ、それ以上のシーンが抽出できることになるので、ステップS62において、所定の順位を示す図示せぬカウンタnを1インクリメントし、処理は、ステップS59に戻る。すなわち、再生時間の合計時間が再生時間Tに満たないのであれば、抽出できるシーンの条件を緩めることにより、ステップS59の処理で、さらに多くのシーンを抽出するようにする。
一方、ステップS60において、シーン抽出部82は、抽出したシーンの合計時間が指定された再生時間Tよりも短くない場合、シーン抽出部82は、抽出されたシーンの合計再生時間が指定された再生時間Tよりも長いか否かを判定する。
ステップS60において、抽出したシーンの合計再生時間が再生時間Tよりも長い場合、ステップS64において、シーン抽出部82は、カウンタnが2回目の同一の値であるか否かを判定する。ステップS64において、カウンタnが2回目の同一の値ではない場合、ステップS65において、シーン抽出部66は、カウンタnが1であるか否かを判定する。すなわち、カウンタnが1であるということは、所定の上位n位が最上位であることになり、タグ登録数が最上位のシーンだけを抽出しても、再生時間Tを越えることになり、言わば、シーンをそれ以上絞り込むことができない状態であるといえる。そこで、ステップS65において、カウンタnが1ではない場合、ステップS66において、シーン抽出部82は、カウンタnを1デクリメントして、処理は、ステップS59に戻る。
すなわち、抽出されるシーンの合計再生時間は、上位n位までのシーンの合計再生時間であるが、ステップS59乃至S66の処理が繰り返されることにより、再生時間Tに対して長ければ、カウンタnを1インクリメントすることで、抽出するシーンを少なくし、再生時間Tに対して短ければ、カウンタnを1デクリメントすることで、抽出するシーンを増やす処理を繰り返す。
そして、例えば、ステップS61において、カウンタnが最大順位N位を示すNであった場合、すなわち、再生合計時間が、再生時間Tに対して短いが、カウンタnが最大順位であって、これ以上抽出できるシーンが存在しない場合、これ以上のシーンの抽出をあきらめて、処理は、ステップS67に進む。
また、例えば、ステップS65において、カウンタnが1であった場合、すなわち、再生合計時間が再生時間Tに対して長いが、最上位のシーンのみを抽出するだけで、合計再生時間が長い場合、これ以上のシーンの絞込みをあきらめて、処理は、ステップS67に進む。
さらに、ステップS64において、カウンタnの取る値が2回同一の値をとった場合、すなわち、順位が上位n位が1位だけ上下することにより、抽出されるシーンの数が大幅に変化し、合計再生時間が再生時間Tに対して十分な長さとならず、カウンタnが同一の値を2回とった場合、上位n位を変更しても適正なシーンの長さに調整することができないと考えられるので、2回目の値となった上位n位までのシーンの合計再生時間となるシーンを組み合わせることでダイジェスト編集ができるものと考え、処理は、ステップS67に進む。
ステップS67において、編集部63は、インデックス生成部83を制御して、抽出したシーンの情報に基づいて、例えば、ダイジェストインデックスデータを生成させ、記憶部32に記憶させる。すなわち、ダイジェストインデックスデータとは、上述したように抽出されたシーンが、上位2位となる第1シーンおよび第5シーンを抽出した場合、第1シーン、および第5シーンの開始時刻情報、および終了時刻情報からなる情報である。
ステップS68において、編集部63は、表示制御部58を制御して、ダイジェスト編集が終了したことを表示部35に表示させ、処理は、ステップS51に戻る。
一方、ステップS52において、コンテンツを指定してダイジェスト編集が指示されなかった場合、ステップS69において、編集部63は、操作入力部31が操作されて、ダイジェスト編集されたコンテンツの再生が指示されたか否かを判定する。ステップS69において、例えば、ダイジェスト編集されたコンテンツの再生が指示されなかった場合、処理は、ステップS51に戻る。すなわち、コンテンツのダイジェスト編集、および、ダイジェスト編集されたコンテンツの再生が何れも指示なされない場合、ステップS51,S52,S69の処理が繰り返される。
ステップS69において、コンテンツが指定され、ダイジェスト編集されたコンテンツの再生が指示された場合、ステップS70において、編集部63は、記憶部32に記憶されている、再生が指示されたコンテンツのダイジェストインデックスデータを読み出し、表示制御部58に供給し、表示部35に表示させる。この際、編集部63は、ダイジェストインデックスデータに基づいて、コンテンツデータより、抽出された各シーンの開始時刻情報に基づいて、コンテンツデータの対応する位置より先頭の画像をそれぞれ読み出して、表示制御部58に供給する。これにより、表示制御部58は、供給されてきた画像を、例えば、時系列にサムネイル画像として配置し、サムネイル画像単位で各シーンを指定するインデックス画像として表示部35に表示する。すなわち、例えば、上位2位となる第1シーンおよび第5シーンが抽出されている場合、第1シーン、および第5シーンの開始時刻情報に対応する画像(静止画)がコンテンツデータより読み出され、この画像がサムネイル画像からなるインデックス画像が表示される。
ステップS71において、編集部63は、操作入力部31が操作されて、表示部35に表示されたインデックス画像のいずれかのシーンを示すサムネイル画像が選択されて、再生を開始するシーン(再生を開始するコンテンツデータ上の位置)が指定されたか否かを判定し、例えば、いずれかのサムネイル画像が選択された場合、ステップS72において、編集部63は、ダイジェスト再生部84を制御して、選択されたサムネイル画像を先頭画像とするシーンからコンテンツデータを順次読み出させて、表示制御部58に供給し、表示部35に表示させる。
すなわち、例えば、上位2位となる第1シーンおよび第5シーンがダイジェストシーンとして抽出されている場合、それぞれの開始時刻情報に対応する静止画像からなるサムネイル画像により構成されるインデックス画像が表示され、第1シーンの先頭画像のサムネイル画像が選択され、第1シーンからダイジェスト再生が指示されたとき、ダイジェスト再生部84は、第1シーンの開始時刻情報に対応する位置から、ダイジェスト再生が指示されたコンテンツデータの再生を開始する。
ステップS73において、編集部63は、操作入力部31が操作されて、再生終了が指示されたか否かを判定し、再生終了が指示されない場合、処理は、ステップS74に進む。ステップS74において、編集部63は、ダイジェスト再生部84を制御して、ダイジェスト再生が開始されて再生時間Tが経過したか否かを判定する。すなわち、今の場合、第1シーンおよび第5シーンがダイジェストとして抽出されているシーンであるので、ダイジェスト再生部84は、再生の開始が指示された第1シーンの開始時刻情報に対応する位置からコンテンツデータの再生を開始し、第1シーンの終了時刻情報まで再生を完了したとき、次のシーンがあるか否かを判定する。今の場合、第5シーンが存在するので、ダイジェスト再生部84は、第1シーンの終了時刻情報に対応するコンテンツデータの位置まで再生させた後は、第5シーンの開始時刻情報に対応するコンテンツデータの位置からコンテンツを再生させる。そして、今の場合、第5シーンまでがダイジェストシーンとして抽出されているが、第1シーンおよび第5シーンの再生時間の合計が、再生時間Tよりも長い可能性があるので、ダイジェスト再生が開始されてから再生時間Tが経過するまで、その処理は、ステップS73に戻る。すなわち、再生の終了が指示されることなく、再生時間Tが経過するまでは、ステップS73,S74の処理が繰り返されて、順次、ダイジェストシーンとして抽出されたシーンが時系列に順次再生される。そして、ステップS73において、再生の終了が指示された場合、または、ステップS74において、再生時間Tが経過するまでダイジェストシーンとして抽出されたシーンが時系列に順次再生された場合、ステップS75において、ダイジェスト再生部84は、再生を終了し、処理は、ステップS51に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
尚、ステップS71において、再生開始するインデックスが指定されなかった場合、ステップS76において、インデックス再生部74は、ダイジェストシーンとして抽出されたシーンの先頭となるシーンの開始時刻情報に対応する先頭シーンからダイジェストシーンとなるコンテンツデータを時系列に順次再生する。すなわち、今の場合、第1シーンの開始時刻情報に対応する位置から、コンテンツデータの再生が開始される。
以上の処理を纏めると、以下のようにダイジェスト編集および再生が実現される。
すなわち、図10のフローチャートを参照して説明したタグの登録の処理により登録されたタグ登録数データに基づいて、図12の最上段で示されるように、コンテンツにおけるユーザ、または、他のユーザが何らかの感情を抱いたタイミングで、タグが登録される。尚、図12の最上段においては、コンテンツの再生されるタイミングが示されており、横軸が時刻情報であり、各位置に示される丸印は、タグを示しており、タイミング201においては、タグ201−1乃至201−3が付されており、タイミング202においては、タグ202−1が登録されていることが示されている。
そして、図11のフローチャートを参照したダイジェスト編集再生処理におけるステップS56において、図12で示される最上段で示される情報がタグ登録数データとして読み出され、ステップS57において、図12の上から2段目で示されるように、コンテンツデータがシーンごとに分割される。すなわち、図12の上から2段目は、時刻t0乃至t5において、それぞれシーン切替位置が検出されたタイミングを示している。したがって、図12の上から2段目においては、時刻t0乃至t1が第1シーンを、時刻t1乃至t2が第2シーンを、時刻t2乃至t3が第3シーンを、時刻t3乃至t4が第4シーンを、時刻t4乃至t5が第5シーンを・・・・、それぞれ示しており、それぞれのシーンに分割されていることが示されている。
さらに、ステップS59乃至S66の処理により、タグ登録数が上位n位となるシーンが、ダイジェストシーンとして抽出される。すなわち、図12の2段目で示される場合、上位2位までのシーンが抽出されるものとすれば、図12の3段目で示されるように、第2シーンおよび第4シーンがダイジェストシーンとして抽出され、抽出されたダイジェストシーンに基づいて、ダイジェストインデックスデータが生成される。
そして、ステップS70乃至S75の処理により、ダイジェスト再生部84が、ダイジェストインデックスデータに基づいて、図12の4段目で示されるように、第2シーンの開始時刻情報に対応する位置からコンテンツを順次再生し、第2シーンの終了時刻情報に対応する位置まで再生させると、引き続き第4シーンの開始時刻情報に対応する位置から再生し、合計再生時間が再生時間Tを経過するまで再生する。
尚、図12の5段目は、ダイジェストシーンである第2シーンおよび第4シーンの先頭画像のサムネイル画像P1,P2からなるインデックス画像Iを示している。すなわち、このインデックス画像Iに含まれるサムネイル画像P1,P2のうち、指定されたサムネイル画像に対応するシーンからダイジェスト再生が開始される。したがって、図12の5段目においては、サムネイル画像P1が指定されると第1シーンからダイジェスト再生が開始され、サムネイル画像P2が指定されると第1シーンからダイジェスト再生が開始される。
以上の処理により、タグ登録数データに応じてダイジェストシーンが抽出されることになるので、他ユーザタグ登録数データを用いることで、ユーザは、自らがコンテンツを視聴していない状態であっても、他のユーザの評価に対応して編集されたコンテンツを視聴することが可能となるので、他のユーザの関心の高い部分のみを効率良く抽出して視聴することが可能となる。
また、ダイジェストシーンのうちでも、ユーザの興味が最も高そうなシーンを、インデックス画像から選択して視聴することが可能となるので、他のユーザの関心が高い部分のうち、ユーザが最も興味のあるシーンから視聴することが可能となる。また、以上においては、ダイジェストシーンとして抽出されたシーンの先頭画像をサムネイル画像としてインデックス画像Iを構成する例について説明してきたが、インデックス画像に採用する画像は、先頭画像に限らず、例えば、ダイジェストシーンの中で、最もタグが登録されているタイミングの画像をインデックス画像に採用するようにしてもよく、このようにすることにより、ダイジェストシーンの中でも最も関心の高い部分をダイジェストシーンの画像とすることができるので、効率良く関心の高い部分を選択することが可能となる。
さらに、以上においては、全タグIDのタグ登録数に基づいた処理について説明してきたが、例えば、タグIDによりシーンごとに集計するタグ登録数を変化させることにより、他のユーザが、例えば、「素晴らしい」と感じたシーンだけをダイジェストシーンとして抽出したり、「不愉快だ」と感じたダイジェストシーンだけを抽出して視聴することが可能となる。
また、再生時間を指定してダイジェスト編集することができるので、ユーザが視聴可能な時間により、時間があるときは、より多くのシーンからなる長時間のダイジェスト再生を実現し、時間がないときは、より少ないシーンからなる短時間のダイジェスト再生を実現することが可能となる。
さらに、以上においては、タグ登録数に基づいて、登録数の多いシーンをダイジェストシーンとして抽出する例について説明してきたが、例えば、他のユーザが「不愉快だ」と感じたシーンを除くシーンを抽出して、例えば、多くのユーザが「不愉快だ」と感じる残虐シーンを排除して編集するといったことも可能である。
また、以上においては、タグの登録は、ユーザが操作入力部31を操作する場合について説明してきたが、例えば、カメラにより撮像された人物の顔画像を認識し、笑顔が認識された場合、「素晴らしい」といった感情を示すタグを登録したり、泣き顔が認識された場合、「不愉快だ」といった感情を示すタグを登録するようにしてもよい。
さらに、以上においては、ダイジェスト再生に際しては、ダイジェストインデックスデータに基づいて、コンテンツデータは非破壊編集されることになるので、再生時間Tを変化させたり、タグIDを変化させたり、他ユーザタグ登録数データまたは自己タグ登録数データなどを切替えてダイジェスト編集することが可能となる。
また、以上においては、非破壊編集であるため、ダイジェスト再生する際、実質的に毎回コンテンツデータをダイジェスト編集して再生することになるので、処理能力の低い表示装置11では、再生がうまく再生できない恐れがある。そこで、ダイジェストインデックスデータに基づいて、コンテンツデータを破壊編集して、ダイジェストコンテンツデータとして記憶部32させ、ダイジェスト再生する際には、その破壊編集されたダイジェストコンテンツデータをそのまま再生するようにしてもよく、このような場合、ダイジェスト再生する際に、編集しながら再生する必要がなくなるので、処理能力の低い表示装置11においても、ダイジェスト再生を確実に実現することが可能となる。また、編集されたダイジェストコンテンツデータを、以上で説明した同様の手法により、さらに、ダイジェスト編集するようにしてもよい。
以上においては、本発明を、テレビジョン受像機、パーソナルコンピュータ、または携帯電話機としての表示装置に適用した実施の形態について説明したが、本発明は、例えば、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラなど、表示手段を有する情報処理装置に適用することができる。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、記憶部32に、リムーバブルメディア39から制御部33を介してインストールされる。
なお、本明細書において、リムーバブルメディア39に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
11 表示装置, 11−1 テレビジョン受像機, 11−2 パーソナルコンピュータ, 11−3 携帯電話機, 31 操作入力部, 32 記憶部, 33 制御部, 34 通信部, 35 表示部, 36 音声出力部, 37 振動部, 38 ドライブ, 39 リムーバブルメディア, 51 選択部, 52 タグ読み出し部, 53 時刻情報取得部, 54 時計部, 55 タグ登録データ生成部, 56 タグ登録数データ生成部, 57 通信制御部, 58 表示制御部, 59 音声出力制御部, 60 振動制御部, 71 送信制御部, 72 受信制御部, 81 シーン分割部, 82 シーン抽出部, 83 インデックス生成部, 84 ダイジェスト再生部, 91 制御部, 99 通信部, 111 受信制御部, 112 タグ登録数集計部, 113 送信制御部, 131 タグ表示ウィンドウ, 132 コンテンツ再生ウィンドウ, 152 アイコンボタン, 153 アイコン表示領域, 154 ポインタ