JP5878093B2 - 手書きデータ再生表示システム、手書きデータ再生表示方法およびプログラム - Google Patents

手書きデータ再生表示システム、手書きデータ再生表示方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、例えば、タブレット端末等のICT機器を利用した学習、教育に関し、ユーザが手書きした回答内容を再生表示する手書きデータ再生表示システム、手書きデータ再生表示方法およびプログラムに関する。
従来、手書き入力を認識する装置として、デジタイザを用いた装置が提案されている。この装置は、ペン先の移動軌跡上の座標位置を所定周期で検出し、その検出座標位置に対応した所定データ形式の手書き入力信号を生成するデジタイザと、このデジタイザで生成された手書き入力信号を生成順に時系列的に順次蓄積する入力バッファと、この入力バッファに蓄積された手書き入力信号を蓄積順に可視画像信号に変換する信号処理部と、ISDN回線に接続された回線制御部とのデータ送受信を行う送受信バッファを含む処理装置と、可視画像信号を受けて可視画像として表示するディスプレイ部と、ISDN回線とのデータ転送を制御する回線制御部とから構成されている。
そして、この構成において、送信側の処理装置の信号処理部は、入力バッファ内に蓄積した手書き入力信号を1個ずつ逐次取り出して、可視画像信号を生成し、生成した可視画像信号を自装置のディスプレイ部に可視画像として表示するとともに、表示した可視画像に対応する手書き入力信号を送信バッファに転送して手書き入力信号列からなるパケットに組み立て、予め定められた信号数からなるパケットの組み立てが終わるか、あるいはペンアップを相手端末装置にISDN回線を通じて送信するようになっている。これに対して、受信側の処理装置は、受信したパケットから手書き入力信号を逐次取り出して可視画像信号に変換し、自装置のディスプレイ部に転送して可視画像として再生表示するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平4−369708号公報
しかしながら、上記の従来技術では、手書きデータを再生する際、実時間(手書きデータの入力時間)で、データの再生を行うシステムであるため、再生完了までに、相当の時間を要するという問題がある。特に、ICT機器を利用した学習を想定した場合では、生徒の手書き入力データを教師が確認する利用シーンが想定されるが、多くの生徒の手書き入力データを限られた時間内に確認することを考えると、ある程度の再生表示スピードが求められる。また、業務効率を高める観点から、生徒のつまずいているポイント等教師の着目したいポイントから手書きデータの再生を行いたいという要求に対して、これに、応えるような技術は、開示されていない。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、ユーザのつまずいているポイント等着目したいポイントを境に描画再生速度を変更し、業務の効率化を図る手書きデータ再生表示システム、手書きデータ再生表示方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の事項を提案している。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
(1)本発明は、携帯型端末(例えば、図1の携帯型端末100に相当)と、サーバ(例えば、図1のサーバ200に相当)とからなり、前記サーバが格納する問題を前記携帯型端末に配信するとともに、前記配信した問題に対して、前記携帯型端末を用いて解答された解答データをユーザに対応付けて保存し、前記解答データの解析等の処理を行う手書きデータ再生表示システムであって、前記携帯型端末が、入力された手書きデータの座標情報を検出する座標情報検出手段(例えば、図2の座標情報検出部110に相当)と、該入力された手書きデータの時刻情報を検出する時刻情報検出手段(例えば、図2の時刻情報検出部120に相当)と、前記入力された手書きデータのイベント情報を検出するイベント情報検出手段(例えば、図2のイベント情報検出部130に相当)と、前記検出した座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして前記サーバに送信する送信手段(例えば、図2の送信部140に相当)と、を備え、前記サーバが、受信した前記座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして保存する保存手段(例えば、図5の保存部220に相当)と、受信した前記座標情報と時刻情報とイベント情報とを解析して特徴的なポイントの前記座標情報と時刻情報との対にフラグ情報を付加する情報付加手段(例えば、図5の情報付加部230に相当)と、該特徴的なポイントの座標情報と時刻情報と付加情報を含むその他すべての受信情報を前記携帯型端末に返送する返送手段(例えば、図5の送信部240に相当)と、を備え、前記携帯型端末が、受信した前記特徴的なポイントのフラグ情報を検出したときに、描画処理速度を高速再生から任意の再生速度に変更する描画処理手段(例えば、図2の描画処理部160に相当)と、該描画処理された情報をパネルに表示する表示手段(例えば、図2の表示部170に相当)と、を備えたことを特徴とする手書きデータ再生表示システムを提案している。
この発明によれば、携帯型端末の座標情報検出手段は、入力された手書きデータの座標情報を検出する。携帯型端末の時刻情報検出手段は、入力された手書きデータの時刻情報を検出する。携帯型端末のイベント情報検出手段は、入力された手書きデータのイベント情報を検出する。携帯型端末の送信手段は、検出した座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にしてサーバに送信する。一方、サーバの保存手段は、受信した座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして保存する。サーバの情報付加手段は、受信した座標情報と時刻情報とイベント情報とを解析して特徴的なポイントの座標情報と時刻情報との対にフラグ情報を付加する。サーバの返送手段は、特徴的なポイントの座標情報と時刻情報と付加情報を含むその他すべての受信情報を携帯型端末に返送する。そして、携帯型端末の描画処理手段は、受信した特徴的なポイントのフラグ情報を検出したときに、描画処理速度を高速再生から任意の再生速度に変更し、携帯型端末の表示手段が、描画処理された情報をパネルに表示する。つまり、携帯型端末は、イベント情報を検出し、座標情報、時刻情報ともに、これらの情報をサーバに送信し、サーバは、受信した座標情報と時刻情報とイベント情報とを解析して特徴的なポイントの座標情報と時刻情報との対にフラグ情報を付加し、特徴的なポイントの座標情報と時刻情報と付加情報を含むその他すべての受信情報を返送する。そして、携帯型端末は、受信した特徴的なポイントのフラグ情報を検出したときに、描画処理速度を高速再生から任意の再生速度に変更して、表示する。したがって、特徴的なポイントより前の表示データを高速再生し、特徴的なポイント以降の表示データを通常再生することから、無駄な待ち時間の発生を防止し、業務効率の向上を図ることができる。
(2)本発明は、携帯型端末(例えば、図1の携帯型端末100に相当)と、サーバ(例えば、図1のサーバ200に相当)とからなり、前記サーバが格納する問題を前記携帯型端末に配信するとともに、前記配信した問題に対して、前記携帯型端末を用いて解答された解答データをユーザに対応付けて保存し、前記解答データの解析等の処理を行う手書きデータ再生表示システムであって、前記携帯型端末が、入力された手書きデータの座標情報を検出する座標情報検出手段(例えば、図2の座標情報検出部110に相当)と、該入力された手書きデータの時刻情報を検出する時刻情報検出手段(例えば、図2の時刻情報検出部120に相当)と、前記入力された手書きデータのイベント情報を検出するイベント情報検出手段(例えば、図2のイベント情報検出部130に相当)と、前記検出した座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして前記サーバに送信する送信手段(例えば、図2の送信部140に相当)と、を備え、前記サーバが、受信した前記座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして保存する保存手段(例えば、図5の保存部220に相当)と、受信した前記座標情報と時刻情報とイベント情報とを解析して特徴的なポイントの前記座標情報と時刻情報との対にフラグ情報を付加する情報付加手段(例えば、図5の情報付加部230に相当)と、該特徴的なポイントの座標情報と時刻情報と付加情報を含むその他すべての受信情報を前記携帯型端末に返送する返送手段(例えば、図5の送信部240に相当)と、を備え、前記携帯型端末が、描画処理の開始を指示する描画処理指示手段(例えば、図8の描画処理指示部320に相当)と、該描画処理の開始指示に基づいて、描画処理を行う描画処理手段(例えば、図8の描画処理部160に相当)と、該描画処理された情報をパネルに表示する表示手段(例えば、図8の表示部170に相当)と、受信した前記特徴的なポイントの座標情報と時刻情報とイベント情報とに基づいて、該当箇所に前記特徴的なポイント対応した表示を行うシークバー(例えば、図8のシークバー310に相当)と、を備え、前記携帯型端末が、前記特徴的なポイント対応した表示箇所に触れられたときに、前記描画処理指示手段が起動し、前記描画処理手段が、前記特徴的なポイント以降の描画処理速度を高速再生から任意の再生速度に変更することを特徴とする手書きデータ再生表示システムを提案している。
この発明によれば、携帯型端末の座標情報検出手段は、入力された手書きデータの座標情報を検出する。携帯型端末の時刻情報検出手段は、入力された手書きデータの時刻情報を検出する。携帯型端末のイベント情報検出手段は、入力された手書きデータのイベント情報を検出する。携帯型端末の送信手段は、検出した座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にしてサーバに送信する。一方、サーバの保存手段は、受信した座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして保存する。サーバの情報付加手段は、受信した座標情報と時刻情報とイベント情報とを解析して特徴的なポイントの座標情報と時刻情報との対にフラグ情報を付加する。サーバの返送手段は、特徴的なポイントの座標情報と時刻情報と付加情報を含むその他すべての受信情報を携帯型端末に返送する。携帯型端末の描画処理指示手段は、描画処理の開始を指示する。携帯型端末の描画処理手段は、描画処理の開始指示に基づいて、描画処理を行う。携帯型端末の表示手段は、描画処理された情報をパネルに表示する。携帯型端末のシークバーは、受信した特徴的なポイントの座標情報と時刻情報とイベント情報とに基づいて、該当箇所に特徴的なポイント対応した表示を行う。そして、携帯型端末は、特徴的なポイント対応した表示箇所に触れられたときに、描画処理指示手段が起動し、描画処理手段が、特徴的なポイント以降の描画処理速度を高速再生から任意の再生速度に変更する。つまり、携帯型端末は、イベント情報を検出し、座標情報、時刻情報ともに、これらの情報をサーバに送信し、サーバは、受信した座標情報と時刻情報とイベント情報とを解析して特徴的なポイントの座標情報と時刻情報との対にフラグ情報を付加し、特徴的なポイントの座標情報と時刻情報と付加情報を含むその他すべての受信情報を返送する。そして、携帯型端末は、シークバー上の特徴的なポイント対応した表示箇所に触れられたときに、描画処理指示手段が起動し、描画処理手段が、特徴的なポイント以降の描画処理速度を高速再生から任意の再生速度に変更する。したがって、シークバー上の特徴的なポイント対応した表示箇所に触れられたときに、特徴的なポイントより前の表示データを高速再生し、特徴的なポイント以降の表示データを通常再生することから、無駄な待ち時間の発生を防止し、業務効率の向上を図ることができる。
(3)本発明は、(1)または(2)の手書きデータ再生表示システムについて、前記イベント情報が、少なくとも、前記パネルへの接触開始、接触状態を維持したままの移動、接触終了、手書きデータの一部消去、手書きデータの全部消去であることを特徴とする手書きデータ再生表示システムを提案している。
この発明によれば、イベント情報が、少なくとも、パネルへの接触開始、接触状態を維持したままの移動、接触終了、手書きデータの一部消去、手書きデータの全部消去である。つまり、情報入力に対するユーザの挙動を検出することにより、スムーズに解答できている部分と解答に困っている部分とを切り分けることができる。
(4)本発明は、(1)または(2)の手書きデータ再生表示システムについて、前記情報付加手段が、受信した前記座標情報と時刻情報とイベント情報とに基づいて、少なくとも、手書きデータのひと筆に要する時間が所定の時間以上である場合に、当該座標情報と時刻情報とに前記フラグ情報を付加することを特徴とする手書きデータ再生表示システムを提案している。
この発明によれば、情報付加手段が、受信した座標情報と時刻情報とイベント情報とに基づいて、少なくとも、手書きデータのひと筆に要する時間が所定の時間以上である場合に、座標情報と時刻情報とにフラグ情報を付加する。つまり、手書きデータのひと筆に要する時間を要素に判断することによって、ユーザが解答に困っている箇所をフラグによって特定することができる。
(5)本発明は、(1)または(2)の手書きデータ再生表示システムについて、前記情報付加手段が、受信したイベント情報に基づいて、少なくとも、所定回数以上の手書きデータの全部消去が行われたときに、次のデータの座標情報と時刻情報とに前記フラグ情報を付加することを特徴とする手書きデータ再生表示システムを提案している。
この発明によれば、情報付加手段が、受信したイベント情報に基づいて、少なくとも、所定回数以上の手書きデータの全部消去が行われたときに、次のデータの座標情報と時刻情報とにフラグ情報を付加する。つまり、所定回数以上の手書きデータの全部消去が行われたときは、ユーザが解答に困っている箇所と判断し、フラグを付加する。
(6)本発明は、(1)または(2)の手書きデータ再生表示システムについて、前記情報付加手段が、受信したイベント情報に基づいて、少なくとも、所定回数以上の手書きデータの一部消去が行われたときに、次のデータの座標情報と時刻情報とに前記フラグ情報を付加することを特徴とする手書きデータ再生表示システムを提案している。
この発明によれば、情報付加手段が、受信したイベント情報に基づいて、少なくとも、所定回数以上の手書きデータの一部消去が行われたときに、次のデータの座標情報と時刻情報とにフラグ情報を付加する。つまり、所定回数以上の手書きデータの一部消去が行われたときは、ユーザが解答に困っている箇所と判断し、フラグを付加する。
(7)本発明は、(1)または(2)の手書きデータ再生表示システムについて、前記表示部が、受信した前記特徴的なポイント以降の描画色を変えて表示することを特徴とする手書きデータ再生表示システムを提案している。
この発明によれば、表示部が、受信した特徴的なポイント以降の描画色を変えて表示する。これにより、ユーザが解答に困っている箇所を視覚的にも認知することができる。
(8)本発明は、(1)または(2)の手書きデータ再生表示システムについて、前記携帯型端末が、タブレット端末であることを特徴とする手書きデータ再生表示システムを提案している。
この発明によれば、携帯型端末が、タブレット端末であるため、持ち運びが自由であり、場所を選ばずに、ユーザが本システムを利用することができる。
(9)本発明は、携帯型端末と、サーバとからなり、前記サーバが格納する問題を前記携帯型端末に配信するとともに、前記配信した問題に対して、前記携帯型端末を用いて解答された解答データをユーザに対応付けて保存し、前記解答データの解析等の処理を行う手書きデータ再生表示システムにおけるデータ再生表示方法であって、前記携帯型端末が、入力された手書きデータの座標情報を検出する第1のステップ(例えば、図7のステップS101に相当)と、前記携帯型端末が、該入力された手書きデータの時刻情報を検出する第2のステップ(例えば、図7のステップS102に相当)と、前記携帯型端末が、前記入力された手書きデータのイベント情報を検出する第3のステップ(例えば、図7のステップS103に相当)と、前記携帯型端末が、前記検出した座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして前記サーバに送信する第4のステップ(例えば、図7のステップS104に相当)と、前記サーバが、受信した前記座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして保存する第5のステップ(例えば、図7のステップS105に相当)と、前記サーバが、受信した前記座標情報と時刻情報とイベント情報とを解析して特徴的なポイントの前記座標情報と時刻情報との対にフラグ情報を付加する第6のステップ(例えば、図7のステップS106に相当)と、前記サーバが、該特徴的なポイントの座標情報と時刻情報と付加情報を含むその他すべての受信情報を前記携帯型端末に返送する第7のステップ(例えば、図7のステップS107に相当)と、前記携帯型端末が、受信した前記特徴的なポイントのフラグ情報を検出したときに、描画処理速度を高速再生から任意の再生速度に変更する第8のステップ(例えば、図7のステップS108に相当)と、前記携帯型端末が、該描画処理された情報をパネルに表示する第9のステップ(例えば、図7のステップS109に相当)と、を備えたことを特徴とする手書きデータ再生表示方法を提案している。
この発明によれば、携帯型端末が、入力された手書きデータの座標情報を検出し、入力された手書きデータの時刻情報を検出する。また、入力された手書きデータのイベント情報を検出し、検出した座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にしてサーバに送信する。サーバは、受信した座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして保存し、受信した座標情報と時刻情報とイベント情報とを解析して特徴的なポイントの座標情報と時刻情報との対にフラグ情報を付加する。また、サーバは、特徴的なポイントの座標情報と時刻情報と付加情報を含むその他すべての受信情報を携帯型端末に返送する。そして、携帯型端末が、受信した特徴的なポイントのフラグ情報を検出したときに、描画処理速度を高速再生から任意の再生速度に変更し、描画処理された情報をパネルに表示する。つまり、携帯型端末は、イベント情報を検出し、座標情報、時刻情報ともに、これらの情報をサーバに送信し、サーバは、受信した座標情報と時刻情報とイベント情報とを解析して特徴的なポイントの座標情報と時刻情報との対にフラグ情報を付加し、特徴的なポイントの座標情報と時刻情報と付加情報を含むその他すべての受信情報を返送する。そして、携帯型端末は、シークバー上の特徴的なポイント対応した表示箇所に触れられたときに、特徴的なポイント以降の描画処理速度を高速再生から任意の再生速度に変更する。したがって、シークバー上の特徴的なポイント対応した表示箇所に触れられたときに、特徴的なポイントより前の表示データを高速再生し、特徴的なポイント以降の表示データを通常再生することから、無駄な待ち時間の発生を防止し、業務効率の向上を図ることができる。
(10)本発明は、携帯型端末と、サーバとからなり、前記サーバが格納する問題を前記携帯型端末に配信するとともに、前記配信した問題に対して、前記携帯型端末を用いて解答された解答データをユーザに対応付けて保存し、前記解答データの解析等の処理を行う手書きデータ再生表示システムにおけるデータ再生表示方法であって、前記携帯型端末が、入力された手書きデータの座標情報を検出する第1のステップ(例えば、図10のステップS201に相当)と、前記携帯型端末が、該入力された手書きデータの時刻情報を検出する第2のステップ(例えば、図10のステップS202に相当)と、前記携帯型端末が、前記入力された手書きデータのイベント情報を検出する第3のステップ(例えば、図10のステップS203に相当)と、前記携帯型端末が、前記検出した座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして前記サーバに送信する第4のステップ(例えば、図10のステップS204に相当)と、前記サーバが、受信した前記座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして保存する第5のステップ(例えば、図10のステップS205に相当)と、前記サーバが、受信した前記座標情報と時刻情報とイベント情報とを解析して特徴的なポイントの前記座標情報と時刻情報との対にフラグ情報を付加する第6のステップ(例えば、図10のステップS206に相当)と、前記サーバが、該特徴的なポイントの座標情報と時刻情報と付加情報を含むその他すべての受信情報を前記携帯型端末に返送する第7のステップ(例えば、図10のステップS207に相当)と、前記携帯型端末が、前記特徴的なポイントの座標情報と時刻情報とイベント情報とに基づいて、該当箇所に前記特徴的なポイント対応した表示を行うシークバーの前記特徴的なポイント対応した表示箇所に触れられたときに、前記描画処理を起動し、前記特徴的なポイント以降の描画処理速度を高速再生から任意の再生速度に変更する第8のステップ(例えば、図10のステップS208に相当)と、を備えたことを特徴とする手書きデータ再生表示方法を提案している。
この発明によれば、携帯型端末は、入力された手書きデータの座標情報を検出し、入力された手書きデータの時刻情報を検出する。また、入力された手書きデータのイベント情報を検出し、検出した座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にしてサーバに送信する。サーバは、受信した座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして保存し、受信した座標情報と時刻情報とイベント情報とを解析して特徴的なポイントの座標情報と時刻情報との対にフラグ情報を付加し、特徴的なポイントの座標情報と時刻情報と付加情報を含むその他すべての受信情報を携帯型端末に返送する。そして、携帯型端末は、特徴的なポイントの座標情報と時刻情報とイベント情報とに基づいて、該当箇所に前記特徴的なポイント対応した表示を行うシークバーの特徴的なポイント対応した表示箇所に触れられたときに、描画処理を起動し、特徴的なポイント以降の描画処理速度を高速再生から任意の再生速度に変更する。つまり、携帯型端末は、イベント情報を検出し、座標情報、時刻情報ともに、これらの情報をサーバに送信し、サーバは、受信した座標情報と時刻情報とイベント情報とを解析して特徴的なポイントの座標情報と時刻情報との対にフラグ情報を付加し、特徴的なポイントの座標情報と時刻情報と付加情報を含むその他すべての受信情報を返送する。そして、携帯型端末は、シークバー上の特徴的なポイント対応した表示箇所に触れられたときに、特徴的なポイント以降の描画処理速度を高速再生から任意の再生速度に変更する。したがって、シークバー上の特徴的なポイント対応した表示箇所に触れられたときに、特徴的なポイントより前の表示データを高速再生し、特徴的なポイント以降の表示データを通常再生することから、無駄な待ち時間の発生を防止し、業務効率の向上を図ることができる。
(11)本発明は、携帯型端末と、サーバとからなり、前記サーバが格納する問題を前記携帯型端末に配信するとともに、前記配信した問題に対して、前記携帯型端末を用いて解答された解答データをユーザに対応付けて保存し、前記解答データの解析等の処理を行う手書きデータ再生表示システムにおけるデータ再生表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記携帯型端末が、入力された手書きデータの座標情報を検出する第1のステップ(例えば、図7のステップS101に相当)と、前記携帯型端末が、該入力された手書きデータの時刻情報を検出する第2のステップ(例えば、図7のステップS102に相当)と、前記携帯型端末が、前記入力された手書きデータのイベント情報を検出する第3のステップ(例えば、図7のステップS103に相当)と、前記携帯型端末が、前記検出した座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして前記サーバに送信する第4のステップ(例えば、図7のステップS104に相当)と、前記サーバが、受信した前記座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして保存する第5のステップ(例えば、図7のステップS105に相当)と、前記サーバが、受信した前記座標情報と時刻情報とイベント情報とを解析して特徴的なポイントの前記座標情報と時刻情報との対にフラグ情報を付加する第6のステップ(例えば、図7のステップS106に相当)と、前記サーバが、該特徴的なポイントの座標情報と時刻情報と付加情報を含むその他すべての受信情報を前記携帯型端末に返送する第7のステップ(例えば、図7のステップS107に相当)と、前記携帯型端末が、受信した前記特徴的なポイントのフラグ情報を検出したときに、描画処理速度を高速再生から任意の再生速度に変更する第8のステップ(例えば、図7のステップS108に相当)と、前記携帯型端末が、該描画処理された情報をパネルに表示する第9のステップ(例えば、図7のステップS109に相当)と、をコンピュータに実行させるためのプログラムを提案している。
この発明によれば、携帯型端末が、入力された手書きデータの座標情報を検出し、入力された手書きデータの時刻情報を検出する。また、入力された手書きデータのイベント情報を検出し、検出した座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にしてサーバに送信する。サーバは、受信した座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして保存し、受信した座標情報と時刻情報とイベント情報とを解析して特徴的なポイントの座標情報と時刻情報との対にフラグ情報を付加する。また、サーバは、特徴的なポイントの座標情報と時刻情報と付加情報を含むその他すべての受信情報を携帯型端末に返送する。そして、携帯型端末が、受信した特徴的なポイントのフラグ情報を検出したときに、描画処理速度を高速再生から任意の再生速度に変更し、描画処理された情報をパネルに表示する。つまり、携帯型端末は、イベント情報を検出し、座標情報、時刻情報ともに、これらの情報をサーバに送信し、サーバは、受信した座標情報と時刻情報とイベント情報とを解析して特徴的なポイントの座標情報と時刻情報との対にフラグ情報を付加し、特徴的なポイントの座標情報と時刻情報と付加情報を含むその他すべての受信情報を返送する。そして、携帯型端末は、シークバー上の特徴的なポイント対応した表示箇所に触れられたときに、特徴的なポイント以降の描画処理速度を高速再生から任意の再生速度に変更する。したがって、シークバー上の特徴的なポイント対応した表示箇所に触れられたときに、特徴的なポイントより前の表示データを高速再生し、特徴的なポイント以降の表示データを通常再生することから、無駄な待ち時間の発生を防止し、業務効率の向上を図ることができる。
(12)本発明は、携帯型端末と、サーバとからなり、前記サーバが格納する問題を前記携帯型端末に配信するとともに、前記配信した問題に対して、前記携帯型端末を用いて解答された解答データをユーザに対応付けて保存し、前記解答データの解析等の処理を行う手書きデータ再生表示システムにおけるデータ再生表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記携帯型端末が、入力された手書きデータの座標情報を検出する第1のステップ(例えば、図10のステップS201に相当)と、前記携帯型端末が、該入力された手書きデータの時刻情報を検出する第2のステップ(例えば、図10のステップS202に相当)と、前記携帯型端末が、前記入力された手書きデータのイベント情報を検出する第3のステップ(例えば、図10のステップS203に相当)と、前記携帯型端末が、前記検出した座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして前記サーバに送信する第4のステップ(例えば、図10のステップS204に相当)と、前記サーバが、受信した前記座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして保存する第5のステップ(例えば、図10のステップS205に相当)と、前記サーバが、受信した前記座標情報と時刻情報とイベント情報とを解析して特徴的なポイントの前記座標情報と時刻情報との対にフラグ情報を付加する第6のステップ(例えば、図10のステップS206に相当)と、前記サーバが、該特徴的なポイントの座標情報と時刻情報と付加情報を含むその他すべての受信情報を前記携帯型端末に返送する第7のステップ(例えば、図10のステップS207に相当)と、前記携帯型端末が、前記特徴的なポイントの座標情報と時刻情報とイベント情報とに基づいて、該当箇所に前記特徴的なポイント対応した表示を行うシークバーの前記特徴的なポイント対応した表示箇所に触れられたときに、前記描画処理を起動し、前記特徴的なポイント以降の描画処理速度を高速再生から任意の再生速度に変更する第8のステップ(例えば、図10のステップS208に相当)と、をコンピュータに実行させるためのプログラムを提案している。
この発明によれば、携帯型端末は、入力された手書きデータの座標情報を検出し、入力された手書きデータの時刻情報を検出する。また、入力された手書きデータのイベント情報を検出し、検出した座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にしてサーバに送信する。サーバは、受信した座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして保存し、受信した座標情報と時刻情報とイベント情報とを解析して特徴的なポイントの座標情報と時刻情報との対にフラグ情報を付加し、特徴的なポイントの座標情報と時刻情報と付加情報を含むその他すべての受信情報を携帯型端末に返送する。そして、携帯型端末は、特徴的なポイントの座標情報と時刻情報とイベント情報とに基づいて、該当箇所に前記特徴的なポイント対応した表示を行うシークバーの特徴的なポイント対応した表示箇所に触れられたときに、描画処理を起動し、特徴的なポイント以降の描画処理速度を高速再生から任意の再生速度に変更する。つまり、携帯型端末は、イベント情報を検出し、座標情報、時刻情報ともに、これらの情報をサーバに送信し、サーバは、受信した座標情報と時刻情報とイベント情報とを解析して特徴的なポイントの座標情報と時刻情報との対にフラグ情報を付加し、特徴的なポイントの座標情報と時刻情報と付加情報を含むその他すべての受信情報を返送する。そして、携帯型端末は、シークバー上の特徴的なポイント対応した表示箇所に触れられたときに、特徴的なポイント以降の描画処理速度を高速再生から任意の再生速度に変更する。したがって、シークバー上の特徴的なポイント対応した表示箇所に触れられたときに、特徴的なポイントより前の表示データを高速再生し、特徴的なポイント以降の表示データを通常再生することから、無駄な待ち時間の発生を防止し、業務効率の向上を図ることができる。
本発明によれば、ユーザのつまずいているポイント等着目したいポイントを境に描画再生速度を変更することから、業務の効率化を図ることができるという効果がある。また、着目したいポイントを境に描画再生色を変更することから、着目したいポイントを視覚によって確認することができるという効果がある。
本発明の第1の実施形態に係る手書きデータ再生表示システムの構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る携帯型端末の構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態における手書きデータを例示した図である。 図3において例示した手書きデータを数値化した図である。 本発明の第1の実施形態に係るサーバの構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る携帯型端末に表示される手書きデータを例示した図である。 本発明の第1の実施形態に係る手書きデータ再生表示システムの処理を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る携帯型端末の構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る携帯型端末に表示される手書きデータを例示した図である。 本発明の第2の実施形態に係る手書きデータ再生表示システムの処理を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて、詳細に説明する。
なお、本実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、本実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
<第1の実施形態>
以下、図1から図7を用いて、本発明の第1の実施形態について説明する。
<手書きデータ再生表示システムの構成>
図1を用いて、本実施形態に係る手書きデータ再生表示システムの構成について説明する。
本実施形態に係る手書きデータ再生表示システムは、図1に示すように、携帯型端末100とサーバ200とから構成され、これらは、ネットワークを介して、接続されている。なお、携帯型端末100およびサーバ200の詳細な構成あるいは機能については、後述する。
<携帯型端末の構成>
図2から図4、図6を用いて、本実施形態に係る携帯型端末の構成について説明する。
本実施形態に係る携帯型端末は、図2に示すように、座標情報検出部110と、時刻情報検出部120と、イベント情報検出部130と、送信部(手書きデータ送信部)140と、受信部(手書きデータ取得部)150と、描画処理部160と、表示部170と、図示しない問題取得部とから構成されている。なお、携帯型端末は問題を解答する学習者(生徒等)、学習者の学習内容を確認する指導者(先生等)が利用でき、1つの携帯型端末を共有して利用するまたは、それぞれ個別に携帯型端末を利用してもよい。
座標情報検出部110と、入力された手書きデータの座標情報を検出する。時刻情報検出部120は、入力された手書きデータの時刻情報を検出する。イベント情報検出部130は、入力された手書きデータのイベント情報を検出する。送信部140は、検出した座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして前記サーバに送信する。
具体的には、学習者が問題を解く際に入力する手書きデータが入力され、その手書きデータ及び問題の解答をサーバへアップロードする。手書きデータは、携帯型端末に学習者が入力するイベントの種類、タッチしている点の座標、タッチした時刻から成る。ここでイベントの種類は、学習者が携帯型端末のパネルにタッチ開始した「タッチスタート」、タッチしている点を動かした「タッチムーブ」、タッチを終了する「タッチエンド」、入力した手書きデータを全削除する「ディレート」、直前の「タッチスタート」から「タッチエンド」間のデータを削除する「アンドゥ」とする。
受信部150は、サーバ200から特徴的なポイントの座標情報と時刻情報と付加情報を含むその他すべての情報を受信する。描画処理部160は、図示しない制御部から描画再生の指示や描画再生速度、描画再生位置、手書きデータの描画色等の指示を受け、受信した特徴的なポイントのフラグ情報を検出したときに、描画処理速度を高速再生から任意の再生速度に変更する。なお、描画処理部160は、手書きデータの描画、再生では実時間での再生に加え、時刻情報から描画にかかる時間を任意の倍率とすることで早送り再生も行うことが可能である。表示部170は、描画処理された情報をパネルに表示する。また、学習者が学習を行うための問題が格納されているサーバの図示しない問題配信部から受信した問題を携帯型端末に表示する。さらに、指導者が学習者の学習内容を確認する際も同様に問題を受信し表示する。なお、携帯型端末としては、タブレット端末等が好適である。
上記の内容をより具体的に説明するために、生徒が携帯型端末を用いて、先生が出題した問題に対して、その解答を手書き入力し、解答後に、先生が解答内容を再生して、これを検討する場合について説明する。
まず、携帯型端末100は、サーバ200から問題を取得し表示する。生徒は、携帯型端末100を用いて、表示された問題に対して、解答を手書きで入力する。このとき、携帯型端末100は、解答とともに、手書きデータを取得する。ここで、手書きデータは、例えば、イベント種類(e)、タッチした点の座標(x、y)及び時刻(t)とする。
また、イベント情報の具体例としては、touchstart(s:タッチを開始)、touchmove(m:タッチ(指)を動かされた)、touchend(e:タッチを終了)、undo(u:やり直し:直前のtouchustart〜touchend間の一連の手書きデータを削除)、delete(d:全削除)等がある。
また、入力データは、例えば、図3の(A)から(C)のように、遷移する。そして、携帯型端末は、サーバに入力されたすべての解答、手書きデータを送信する。データ形式は、解答:(問題番号、解答)、手書きデータ:(e、x、y、t)であり、具体的には、図4のようになる。
生徒の解答が終了すると、先生は、携帯型端末100を用いて、状況を確認したい生徒や問題を選択する。そして、サーバ200から生徒の解答及び手書きデータを取得する。携帯型端末100は、取得した解答データを図6に示すように表示し、手書きデータを再生させる。このときの再生方法としては、後述するサーバ200が付加したイベントフラグに着目し、イベントフラグが立っていない場合には、高速再生を行い、イベントフラグが立っていることを検出したら、通常速度で再生する。なお、このとき、通常再生に移行後の描画色を変更して、視認しやすくしてもよい。また、手書きデータのフラグ情報の有無を検出し、指導者が学習者の学習内容確認のため問題一覧等表示するときに、当該問題に学習者がつまずいているか表示することも可能である。
<サーバの構成>
図5を用いて、本実施形態に係るサーバの構成について説明する。
本実施形態に係るサーバは、図5に示すように、受信部210と、保存部220(データ蓄積部)と、情報付加部230(手書きデータ解析部)と、送信部240(手書きデータ送信部、問題配信部)とから構成されている。
受信部210は、携帯型端末100が検出した座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にした情報を受信する。保存部220は、受信した座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして保存する。
情報付加部230は、受信した座標情報と時刻情報とイベント情報とを解析して特徴的なポイントの座標情報と時刻情報との対にフラグ情報を付加する。つまり、手書きデータから学習者がつまずいている可能性のある特徴的なポイントを抽出し、その手書きデータの箇所にフラグ情報として手書きデータに追加する。具体的には、格納されている手書きデータの中から、次のいずれかの条件を満たす場合に、特徴的なポイントと判断し、その手書きデータの箇所にフラグ情報として追加する。1)手書きデータのひと筆、ひと筆間にかかっている時間、すなわち「タッチエンド」から次の「タッチスタート」間にかかっている時間が所定の閾値以上の場合、2)1つの問題に対し、所定の閾値以上「ディレート」がある場合、3)1つの問題に対し、所定の閾値以上「アンドゥ」がある場合等を例示できる。そして、フラグ情報を追加後に、手書きデータを返す。送信部240は、特徴的なポイントの座標情報と時刻情報と付加情報を含むその他すべての受信情報を携帯型端末100に送信する。
上記の内容をより具体的に説明するために、生徒が携帯型端末を用いて、先生が出題した問題に対して、その解答を手書き入力し、解答後に、先生が解答内容を再生して、これを検討する場合について説明する。
サーバ200は、受信した解答、手書きデータを保存部220に蓄積する。サーバ200は、情報付加部230で蓄積した手書きデータからつまずきポイントを検出し、つまずいているポイントにフラグをつける。フラグをつけた後のデータは(e、x、y、t、f)となる。また、フラグは、例えば、つまずきがないときf=0、つまずきがあるときf=1とする。
つまずきの有無の検証方法としては、例えば、手書きデータのひと筆、ひと筆間(e=touchend、s=touchstart)にかかっている時間が一定数以上(閾値を設けておく)であれば、その手書きデータ(s=touchstartのデータ)にフラグをつける。あるいは、一定回数以上(閾値を設けておく)全削除が行われたら、その次の手書きデータにフラグをつける。または、一定回数以上(閾値を設けておく)やり直しが行われたら、その次の手書きデータにフラグをつける等の手法が考えられるが、これに限定されるものではない。
<手書きデータ再生表示システムの処理>
図7を用いて、本実施形態に係る手書きデータ再生表示システムの処理について説明する。
まず、携帯型端末100が、入力された手書きデータの座標情報を検出し(ステップS101)、次に、入力された手書きデータの時刻情報を検出し(ステップS102)、さらに、入力された手書きデータのイベント情報を検出する(ステップS103)。そして、検出した座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にしてサーバ200に送信する(ステップS104)。
サーバ200は、受信した座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして保存し(ステップS105)、受信した座標情報と時刻情報とイベント情報とを解析して特徴的なポイントの座標情報と時刻情報との対にフラグ情報を付加して(ステップS106)、特徴的なポイントの座標情報と時刻情報と付加情報を含むその他すべての受信情報を携帯型端末100に返送する(ステップS107)。
携帯型端末100は、受信した特徴的なポイントのフラグ情報を検出したときに、描画処理速度を高速再生から任意の再生速度に変更し(ステップS108)、描画処理された情報をパネルに表示する(ステップS109)。
以上、説明したように、本実施形態によれば、携帯型端末は、イベント情報を検出し、座標情報、時刻情報ともに、これらの情報をサーバに送信し、サーバは、受信した座標情報と時刻情報とイベント情報とを解析して特徴的なポイントの座標情報と時刻情報との対にフラグ情報を付加し、特徴的なポイントの座標情報と時刻情報と付加情報を含むその他すべての受信情報を返送する。そして、携帯型端末は、シークバー上の特徴的なポイント対応した表示箇所に触れられたときに、特徴的なポイント以降の描画処理速度を高速再生から任意の再生速度に変更する。したがって、シークバー上の特徴的なポイント対応した表示箇所に触れられたときに、特徴的なポイントより前の表示データを高速再生し、特徴的なポイント以降の表示データを通常再生することから、無駄な待ち時間の発生を防止し、業務効率の向上を図ることができる。
<第2の実施形態>
以下、図8から図10を用いて、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態は、サーバの機能は、第1の実施形態と同様であるが、携帯型端末の機能に特徴を有する。したがって、以下では、携帯型端末の説明を中心に行う。
<携帯型端末の構成>
図8、図9を用いて、本実施形態に係る携帯型端末の構成について説明する。
本実施形態に係る携帯型端末は、図8に示すように、座標情報検出部110と、時刻情報検出部120と、イベント情報検出部130と、送信部140(手書きデータ送信部)と、受信部(手書きデータ取得部)150と、描画処理部160と、表示部170と、シークバー310と、描画処理指示部320と、図示しない問題取得部とから構成されている。なお、第1の実施形態と同一の符号を付す構成要素については、同様の機能を有することから、その詳細な説明は、省略する。
シークバー310は、画像再生の進行状況を視覚的に示すものであるが、このシークバー上に、図9で黒丸で示すように、特徴的なポイントの座標情報と時刻情報とイベント情報とに基づいて、該当箇所に特徴的なポイント対応した表示を行う。描画処理指示部320は、特徴的なポイント対応した表示箇所に触れられたときに、起動し、描画処理部160が、特徴的なポイント以降の描画処理速度を高速再生から任意の再生速度に変更する。
つまり、本実施形態は、表示部にシークバー310を設け、シークバー310に特徴的なポイント対応した表示を行うとともに、特徴的なポイント対応した表示箇所に触れられたときに、描画処理を起動し、特徴的なポイントまでは、高速再生を行い、特徴的なポイント以降は任意の再生速度で再生を行う。
具体的には、携帯型端末100は、状況を確認したい生徒や問題を選択する。そして、サーバ200から生徒の解答及び手書きデータを取得する。携帯型端末100は、取得した解答データを表示し、手書きデータを再生させる。このとき、携帯型端末100は、イベントフラグが立っているポイントの時刻情報に基づいて、再生時刻を算出し、予め設けたシークバー310の対応箇所に、図8に示すような明示的な表示を行う。そして、特徴的なポイント対応した表示箇所に触れられたときに、描画処理を起動し、特徴的なポイントまでは、高速再生を行い、特徴的なポイント以降は任意の再生速度で再生を行う。なお、このとき、通常再生に移行後の描画色を変更して、視認しやすくしてもよい。
<手書きデータ再生表示システムの処理>
図10を用いて、本実施形態に係る手書きデータ再生表示システムの処理について説明する。
まず、携帯型端末100が、入力された手書きデータの座標情報を検出し(ステップS201)、次に、入力された手書きデータの時刻情報を検出し(ステップS202)、さらに、入力された手書きデータのイベント情報を検出する(ステップS203)。そして、検出した座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にしてサーバ200に送信する(ステップS204)。
サーバ200は、受信した座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして保存し(ステップS205)、受信した座標情報と時刻情報とイベント情報とを解析して特徴的なポイントの座標情報と時刻情報との対にフラグ情報を付加して(ステップS206)、特徴的なポイントの座標情報と時刻情報と付加情報を含むその他すべての受信情報を携帯型端末100に返送する(ステップS207)。
そして、携帯型端末100は、特徴的なポイントの座標情報と時刻情報とイベント情報とに基づいて、該当箇所に特徴的なポイント対応した表示を行うシークバー310の特徴的なポイント対応した表示箇所に触れられたときに、描画処理を起動し、特徴的なポイント以降の描画処理速度を高速再生から任意の再生速度に変更する(ステップS208)。
以上、説明したように、本実施形態によれば、携帯型端末は、イベント情報を検出し、座標情報、時刻情報ともに、これらの情報をサーバに送信し、サーバは、受信した座標情報と時刻情報とイベント情報とを解析して特徴的なポイントの座標情報と時刻情報との対にフラグ情報を付加し、特徴的なポイントの座標情報と時刻情報と付加情報を含むその他すべての受信情報を返送する。そして、携帯型端末は、シークバー上の特徴的なポイント対応した表示箇所に触れられたときに、特徴的なポイント以降の描画処理速度を高速再生から任意の再生速度に変更する。したがって、シークバー上の特徴的なポイント対応した表示箇所に触れられたときに、特徴的なポイントより前の表示データを高速再生し、特徴的なポイント以降の表示データを通常再生することから、無駄な待ち時間の発生を防止し、業務効率の向上を図ることができる。
なお、手書きデータ再生表示システムの処理をコンピュータシステムが読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを携帯型端末およびサーバに読み込ませ、実行することによって本発明の手書きデータ再生表示システムを実現することができる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺装置等のハードウェアを含む。
また、「コンピュータシステム」は、WWW(World Wide Web)システムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、この発明の実施形態につき、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。例えば、上記の実施形態では、携帯型端末とサーバとからなるシステムについて説明したが、サーバの機能を盛り込むことにより、携帯型端末単体で、上記のすべての機能を実現してもよい。また、本実施形態では、学習の場面を例に、利用形態について説明したが、これ以外にも、例えば、ビジネス等において活用することもできる。また、第2の実施形態においては、シークバー上の特徴的なポイントに対応した表示箇所に触れられたことを契機に再生速度を変更する場合について説明したが、第1の実施形態の機能を合体して、例えば、シークバー上の特徴的なポイントに対応した表示箇所に触れられた場合だけでなく、描画再生中に特徴的なポイントに対応する箇所になったときに、自動的に再生速度を変更してもよい。
100;携帯型端末
110;座標情報検出部
120;時刻情報検出部
130;イベント情報検出部
140;送信部
150;受信部
160;描画処理部
170;表示部
200;サーバ
210;受信部
220;保存部
230;情報付加部
240;送信部
310;シークバー
320;描画処理指示部

Claims (9)

  1. 携帯型端末と、サーバとからなり、前記サーバが格納する問題を前記携帯型端末に配信するとともに、前記配信した問題に対して、前記携帯型端末を用いて解答された解答データをユーザに対応付けて保存し、前記解答データの解析等の処理を行う手書きデータ再生表示システムであって、
    前記携帯型端末が、
    入力された手書きデータの座標情報を検出する座標情報検出手段と、
    該入力された手書きデータの時刻情報を検出する時刻情報検出手段と、
    前記入力された手書きデータのイベント情報を検出するイベント情報検出手段と、
    前記検出した座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして前記サーバに送信する送信手段と、
    を備え、
    前記サーバが、
    受信した前記座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして保存する保存手段と、
    受信した前記座標情報と時刻情報とイベント情報とを解析し、前記イベント情報が、1)手書きデータのひと筆、ひと筆間にかかっている時間が所定の閾値以上の場合、2)1つの問題に対し、所定の閾値以上、入力した手書きデータの全削除(ディレート)がある場合、3)1つの問題に対し、所定の閾値以上、タッチスタートからタッチエンド間のデータ削除(アンドゥ)がある場合のいずれかに該当したときに、これを特徴的なポイントとして、前記座標情報と時刻情報との対にフラグ情報を付加する情報付加手段と、
    該特徴的なポイントの座標情報と時刻情報と付加情報を含むその他すべての受信情報を前記携帯型端末に返送する返送手段と、
    を備え、
    前記携帯型端末が、
    描画処理を開始した後、受信した前記特徴的なポイントのフラグ情報の再生位置までに達したときに、描画処理速度を高速再生から任意の再生速度に変更する描画処理手段と、
    該描画処理された情報をパネルに表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする手書きデータ再生表示システム。
  2. 携帯型端末と、サーバとからなり、前記サーバが格納する問題を前記携帯型端末に配信するとともに、前記配信した問題に対して、前記携帯型端末を用いて解答された解答データをユーザに対応付けて保存し、前記解答データの解析等の処理を行う手書きデータ再生表示システムであって、
    前記携帯型端末が、
    入力された手書きデータの座標情報を検出する座標情報検出手段と、
    該入力された手書きデータの時刻情報を検出する時刻情報検出手段と、
    前記入力された手書きデータのイベント情報を検出するイベント情報検出手段と、
    前記検出した座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして前記サーバに送信する送信手段と、
    を備え、
    前記サーバが、
    受信した前記座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして保存する保存手段と、
    受信した前記座標情報と時刻情報とイベント情報とを解析し、前記イベント情報が、1)手書きデータのひと筆、ひと筆間にかかっている時間が所定の閾値以上の場合、2)1つの問題に対し、所定の閾値以上、入力した手書きデータの全削除(ディレート)がある場合、3)1つの問題に対し、所定の閾値以上、タッチスタートからタッチエンド間のデータ削除(アンドゥ)がある場合のいずれかに該当したときに、これを特徴的なポイントとして、前記座標情報と時刻情報との対にフラグ情報を付加する情報付加手段と、
    該特徴的なポイントの座標情報と時刻情報と付加情報を含むその他すべての受信情報を前記携帯型端末に返送する返送手段と、
    を備え、
    前記携帯型端末が、
    描画処理の開始を指示する描画処理指示手段と、
    該描画処理の開始指示に基づいて、描画処理を行う描画処理手段と、
    該描画処理された情報をパネルに表示する表示手段と、
    受信した前記特徴的なポイントの座標情報と時刻情報とイベント情報とに基づいて、該当箇所に前記特徴的なポイント対応した表示を行うシークバーと、
    を備え、
    前記特徴的なポイントに対応した表示箇所に触れられたときに、前記描画処理手段が、前記特徴的なポイント以降の描画処理速度を高速再生から任意の再生速度に変更することを特徴とする手書きデータ再生表示システム。
  3. 前記イベント情報が、少なくとも、前記パネルへの接触開始、接触状態を維持したままの移動、接触終了、手書きデータの一部消去、手書きデータの全部消去であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の手書きデータ再生表示システム。
  4. 前記表示部が、受信した前記特徴的なポイント以降の描画色を変えて表示することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の手書きデータ再生表示システム。
  5. 前記携帯型端末が、タブレット端末であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の手書きデータ再生表示システム。
  6. 携帯型端末と、サーバとからなり、前記サーバが格納する問題を前記携帯型端末に配信するとともに、前記配信した問題に対して、前記携帯型端末を用いて解答された解答データをユーザに対応付けて保存し、前記解答データの解析等の処理を行う手書きデータ再生表示システムにおけるデータ再生表示方法であって、
    前記携帯型端末が、入力された手書きデータの座標情報を検出する第1のステップと、
    前記携帯型端末が、該入力された手書きデータの時刻情報を検出する第2のステップと、
    前記携帯型端末が、前記入力された手書きデータのイベント情報を検出する第3のステップと、
    前記携帯型端末が、前記検出した座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして前記サーバに送信する第4のステップと、
    前記サーバが、受信した前記座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして保存する第5のステップと、
    前記サーバが、受信した前記座標情報と時刻情報とイベント情報とを解析し、前記イベント情報が、1)手書きデータのひと筆、ひと筆間にかかっている時間が所定の閾値以上の場合、2)1つの問題に対し、所定の閾値以上、入力した手書きデータの全削除(ディレート)がある場合、3)1つの問題に対し、所定の閾値以上、タッチスタートからタッチエンド間のデータ削除(アンドゥ)がある場合のいずれかに該当したときに、これを特徴的なポイントとして、前記座標情報と時刻情報との対にフラグ情報を付加する第6のステップと、
    前記サーバが、該特徴的なポイントの座標情報と時刻情報と付加情報を含むその他すべての受信情報を前記携帯型端末に返送する第7のステップと、
    前記携帯型端末が、描画処理を開始した後、受信した前記特徴的なポイントのフラグ情報の再生位置までに達したときに、描画処理速度を高速再生から任意の再生速度に変更する第8のステップと、
    前記携帯型端末が、該描画処理された情報をパネルに表示する第9のステップと、
    を備えたことを特徴とする手書きデータ再生表示方法。
  7. 携帯型端末と、サーバとからなり、前記サーバが格納する問題を前記携帯型端末に配信するとともに、前記配信した問題に対して、前記携帯型端末を用いて解答された解答データをユーザに対応付けて保存し、前記解答データの解析等の処理を行う手書きデータ再生表示システムにおけるデータ再生表示方法であって、
    前記携帯型端末が、入力された手書きデータの座標情報を検出する第1のステップと、
    前記携帯型端末が、該入力された手書きデータの時刻情報を検出する第2のステップと、
    前記携帯型端末が、前記入力された手書きデータのイベント情報を検出する第3のステップと、
    前記携帯型端末が、前記検出した座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして前記サーバに送信する第4のステップと、
    前記サーバが、受信した前記座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして保存する第5のステップと、
    前記サーバが、受信した前記座標情報と時刻情報とイベント情報とを解析し、前記イベント情報が、1)手書きデータのひと筆、ひと筆間にかかっている時間が所定の閾値以上の場合、2)1つの問題に対し、所定の閾値以上、入力した手書きデータの全削除(ディレート)がある場合、3)1つの問題に対し、所定の閾値以上、タッチスタートからタッチエンド間のデータ削除(アンドゥ)がある場合のいずれかに該当したときに、これを特徴的なポイントとして、前記座標情報と時刻情報との対にフラグ情報を付加する第6のステップと、
    前記サーバが、該特徴的なポイントの座標情報と時刻情報と付加情報を含むその他すべての受信情報を前記携帯型端末に返送する第7のステップと、
    前記携帯型端末が、前記特徴的なポイントの座標情報と時刻情報とイベント情報とに基づいて、該当箇所に前記特徴的なポイント対応した表示を行うシークバーの前記特徴的なポイントに対応した表示箇所に触れられたときに、前記特徴的なポイント以降の描画処理速度を高速再生から任意の再生速度に変更する第8のステップと、
    を備えたことを特徴とする手書きデータ再生表示方法。
  8. 携帯型端末と、サーバとからなり、前記サーバが格納する問題を前記携帯型端末に配信するとともに、前記配信した問題に対して、前記携帯型端末を用いて解答された解答データをユーザに対応付けて保存し、前記解答データの解析等の処理を行う手書きデータ再生表示システムにおけるデータ再生表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記携帯型端末が、入力された手書きデータの座標情報を検出する第1のステップと、
    前記携帯型端末が、該入力された手書きデータの時刻情報を検出する第2のステップと、
    前記携帯型端末が、前記入力された手書きデータのイベント情報を検出する第3のステップと、
    前記携帯型端末が、前記検出した座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして前記サーバに送信する第4のステップと、
    前記サーバが、受信した前記座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして保存する第5のステップと、
    前記サーバが、受信した前記座標情報と時刻情報とイベント情報とを解析し、前記イベント情報が、1)手書きデータのひと筆、ひと筆間にかかっている時間が所定の閾値以上の場合、2)1つの問題に対し、所定の閾値以上、入力した手書きデータの全削除(ディレート)がある場合、3)1つの問題に対し、所定の閾値以上、タッチスタートからタッチエンド間のデータ削除(アンドゥ)がある場合のいずれかに該当したときに、これを特徴的なポイントとして、前記座標情報と時刻情報との対にフラグ情報を付加する第6のステップと、
    前記サーバが、該特徴的なポイントの座標情報と時刻情報と付加情報を含むその他すべての受信情報を前記携帯型端末に返送する第7のステップと、
    前記携帯型端末が、描画処理を開始した後、受信した前記特徴的なポイントのフラグ情報の再生位置までに達したときに、描画処理速度を高速再生から任意の再生速度に変更する第8のステップと、
    前記携帯型端末が、該描画処理された情報をパネルに表示する第9のステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  9. 携帯型端末と、サーバとからなり、前記サーバが格納する問題を前記携帯型端末に配信するとともに、前記配信した問題に対して、前記携帯型端末を用いて解答された解答データをユーザに対応付けて保存し、前記解答データの解析等の処理を行う手書きデータ再生表示システムにおけるデータ再生表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記携帯型端末が、入力された手書きデータの座標情報を検出する第1のステップと、
    前記携帯型端末が、該入力された手書きデータの時刻情報を検出する第2のステップと、
    前記携帯型端末が、前記入力された手書きデータのイベント情報を検出する第3のステップと、
    前記携帯型端末が、前記検出した座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして前記サーバに送信する第4のステップと、
    前記サーバが、受信した前記座標情報と時刻情報とイベント情報とを対にして保存する第5のステップと、
    前記サーバが、受信した前記座標情報と時刻情報とイベント情報とを解析し、前記イベント情報が、1)手書きデータのひと筆、ひと筆間にかかっている時間が所定の閾値以上の場合、2)1つの問題に対し、所定の閾値以上、入力した手書きデータの全削除(ディレート)がある場合、3)1つの問題に対し、所定の閾値以上、タッチスタートからタッチエンド間のデータ削除(アンドゥ)がある場合のいずれかに該当したときに、これを特徴的なポイントとして、前記座標情報と時刻情報との対にフラグ情報を付加する第6のステップと、
    前記サーバが、該特徴的なポイントの座標情報と時刻情報と付加情報を含むその他すべての受信情報を前記携帯型端末に返送する第7のステップと、
    前記携帯型端末が、前記特徴的なポイントの座標情報と時刻情報とイベント情報とに基づいて、該当箇所に前記特徴的なポイント対応した表示を行うシークバーの前記特徴的なポイントに対応した表示箇所に触れられたときに、前記特徴的なポイント以降の描画処理速度を高速再生から任意の再生速度に変更する第8のステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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