JP5149552B2 - 表示制御装置および表示制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、オブジェクトを描画するための描画領域上に描画された描画内容を再生するための表示制御技術に関するものである。
近年、プラズマディスプレイをはじめ、リアプロジェクションディスプレイ、フロントプロジェクタなど大画面表示装置の普及が進んでおり、このような大画面表示装置を用いてのプレゼンテーションや会議、授業等が行われるようになってきている。
大画面表示装置を用いて会議や授業等を行うにあたり、これまでユーザは、表示画面上の特定の位置を指示するための手段として、差し棒やレーザポインタ等を使用してきた。
しかし、最近はユーザが指示した表示画面上の位置(指示位置)を検出するデジタイザを備えるポインティングシステムが開発され、これを利用するケースが増えてきている。かかるポインティングシステムによれば、表示画面上のユーザの指示位置に対応して、表示画面上のカーソルを移動させたり、指示位置に対応するツールを起動させ、表示画面上に文字や図形等の描画オブジェクトを生成したりすることができる。また、該生成した描画オブジェクトを自由に編集することもできる。
一般に、このようなポインティングシステムでは、パーソナルコンピュータ等の表示制御装置のビデオ出力端子に大画面表示装置を接続することで、該パーソナルコンピュータで生成した表示データを大画面表示装置に表示している。また、デジタイザとパーソナルコンピュータとの間をインタフェースケーブルを用いて接続し、該インタフェースケーブルを介して指示位置に関する情報を送信している。
更に、パーソナルコンピュータ側には、インタフェースケーブルを介して入力される指示位置に関する情報をカーソル移動や文字・図形等の描画オブジェクトの生成等に反映させるためのアプリケーションがインストールされている。
このようにして構成されるポインティングシステムでは、インストールするアプリケーションを多機能化させることで、様々な機能を表示画面上で実現することができる。
例えば、表示画面上の指示位置にあわせて直接描画を行うようにすることで、手書き入力機能を実現することができる。かかる状態によれば、大画面表示装置を電子ホワイトボードとして利用することができる。
更に、ユーザの操作に伴って、表示画面上に表示された描画内容が変化した場合に、当該変化の内容を時刻データとともに記録しておき、時刻データに沿って再生するよう構成することで再生機能を実現することもできる。当該再生機能によれば、会議の時間経過に沿って、会議中に表示画面上に表示された描画内容について再生することができる。このため、例えば、大画面表示装置を電子ホワイトボードとして利用した場合に、該再生内容を会議中の議事録として利用することができるようになる。
ここで、時刻データとともに記録された変化の内容を再生する再生機能に関しては、これまで種々の提案がなされている。
例えば、再生機能による再生を目的として記録される記録対象として、特開2004−336289号公報には、ホワイトボードのスナップショットが開示され、これにより会議や授業の再生を可能にしている。また、特開平6−205151号公報には、描画内容にあわせて会議中の音声映像情報を再生する構成が開示されている。
さらに、当該再生機能を用いて再生する際のユーザの利便性の向上に役立つ提案もなされている。例えば、再生時間の短縮を目的として、等倍速のみならず、早送りモードや倍速再生モードなどの機能が提案されている。
また、特開平11−112922号公報には、入力された映像や音声などのストリームデータから、映像のシーン変化点や音声の話者変化点などのイベント点を解析する構成が開示されている。同公報によれば、再生時にイベント点を検出した場合に、該イベント点付近におけるストリームをゆっくりと再生することで、特定のストリームをユーザが認識しやすくすることができる。
特開2004−336289公報 特開平6−205151公報 特開平11−112922号公報
しかしながら、ユーザの利便性を向上させることが可能な上記再生機能は、上記ポインティングシステムに適用するにあたりいくつかの問題がある。
一般に、再生機能を利用するユーザは、会議や授業において電子ホワイトボードに最終的に描画された描画内容だけでなく、当該描画内容に至った経緯や流れなどを確認したい場合に、当該再生機能を利用している。このため、再生機能により再生された描画内容を見て、ユーザがその内容を確認できるように再生することが望ましい。
一方で、再生にかかる時間は、極力短い方が望ましい。このため、ユーザは、これまでは早送りや倍速再生等を用いて対応していたが、早送りや倍速再生等の場合、描画内容の把握に必要な部分も高速に再生されてしまうこととなる。そこで、描画内容の把握に必要な部分と必要でない部分とにわけて、再生速度を切り替えて使用できることが望ましい。
これに対して、上記特許文献3を適用し、記録された描画オブジェクトを解析し、イベント点を検出することで、当該イベント点付近においてゆっくりと再生する構成も考えられる。しかしながら、当該方法の場合、記録された描画オブジェクトの解析が必要となり、処理が複雑になるという問題がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、描画内容を順次再生することが可能な表示制御装置において、再生時間を短縮しつつ、描画内容の把握が容易な再生を簡易な方法で実現することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明に係る表示制御装置は以下のような構成を備える。即ち、
表示装置と接続される表示制御装置であって、
表示装置と接続され該表示装置上の描画領域において描画内容が変化した場合に該変化の内容を記録する記録装置から、該変化の内容に関する情報を取得する第1の取得手段と、
前記第1の取得手段により取得された前記変化の内容に関する情報を用いて表示装置上に描画内容を再生する際の再生方法を、前記変化の内容に対応して再生方法が設定されている再生方法設定テーブルより取得する第2の取得手段と、
前記第1の取得手段により取得された変化の内容に関する情報を用いて、前記第2の取得手段により取得された再生方法に基づいて、表示装置上に描画内容を再生する再生手段とを備える。
本発明によれば、表示内容を順次再生することが可能な表示制御装置において、再生時間を短縮しつつ、内容の把握が容易な再生を簡易な方法で実現することが可能となる。
以下、図面を参照しながら各実施形態の詳細について説明する。
[第1の実施形態]
1.会議システムの外観構成
図1は本発明の第1の実施形態にかかる表示制御装置を有する会議システム(表示制御システム)100の外観構成を示す図である。
110はリアプロジェクション型ディスプレイ(表示装置)であり、後述するパーソナルコンピュータに格納された、電子ホワイトボードを実現するためのアプリケーション(制御プログラム)の実行結果を表示装置上に表示する表示部としての機能を有する。
リアプロジェクション型ディスプレイ110内部には、光源ランプ、カラーフィルタ、液晶パネル、光学レンズ、ミラーなどからなる光学系が構成されている。光源ランプより発せられた光は、カラーフィルタなどによりRGBの3色に分離され、それぞれ液晶パネルに照射される。液晶パネルにて変調された光は光学系によりリアプロジェクション型ディスプレイ110の表示画面上に拡大投影され、これにより表示画面上に電子ホワイトボードアプリケーションの実行結果が表示される。
140は、表示画面上部の左右に配されたデジタイザモジュールである。デジタイザモジュール140は赤外線を発信することで、表示画面の表面をスキャンする。そして表示画面上に障害物があった場合に、当該発信した赤外線が遮られ、受信信号のレベルが変化することで、障害物の位置及び大きさ(指示に関する情報)を検出する。このように、デジタイザモジュール140が配されることで、リアプロジェクション型ディスプレイ110はユーザからの表示画面への指示を受け付ける入力部としての機能を有する。
この結果、リアプロジェクション型ディスプレイ110は、例えば、指や指示棒などを用いて表示画面上の所定の位置が指示された場合に、その位置及び大きさを検出することが可能となる。
130は表示画面上の位置を指示するためのデジタイザペンであり、表示画面に対して指示を行うポインティング装置として機能する。デジタイザペン130は、ペン先にクリック判定用スイッチが、また、ペン側面に消しゴム用スイッチがそれぞれ取り付けられている。消しゴム用スイッチが押下されると一時的に消しゴムモードに遷移し、その状態で表示画面上の位置が指示されると、該指示位置に対応する描画オブジェクトが消去されることとなる。
120はパーソナルコンピュータであり、デジタイザペン130による指示等に基づいて、リアプロジェクション型ディスプレイ110に表示する描画オブジェクトを表示制御する表示制御装置として機能する。パーソナルコンピュータ120は、画像信号ケーブル及び通信ケーブルを介してリアプロジェクション型ディスプレイ110と接続されている。また、パーソナルコンピュータ120に対する入力装置として機能するキーボード150、マウス160と接続されており、パーソナルコンピュータ120内の各種アプリケーションは、該キーボード150、マウス160からの入力に基づいて、動作制御される。
2.表示制御装置の構成
図2は表示制御装置として機能するパーソナルコンピュータ120の構成を示すブロック図である。パーソナルコンピュータ120は、CPU201、RAM202、ROM203、HDD204、入力機器I/F部205、ネットワークインタフェース部206、ディスプレイI/F部207を備える。
入力機器I/F部205は、デジタイザモジュール140より出力された指示位置に関する情報を受け付ける。また、パーソナルコンピュータ120に対する入力デバイスとして機能するキーボード150、マウス160からの指示を受け付ける。
HDD204に格納された電子ホワイトボードアプリケーション210は、描画モードにおいて実行される機能と、再生モードにおいて実行される機能とをそれぞれ備える。描画モードとはリアプロジェクション型ディスプレイ110を電子ホワイトボードとして機能させるためのモードであり、再生モードとは、リアプロジェクション型ディスプレイ110を再生機器として機能させるためのモードである。
描画モードにおいて実行される機能として、電子ホワイトボードアプリケーション210は、認識部211、処理実行部212、描画制御部213、記録部214を備える。
認識部211は、入力機器I/F部205にて受け付けた各種操作を認識する。具体的には、ページ操作指示や、描画オブジェクトの生成指示、また、既に生成されている描画オブジェクトの編集指示等を認識する。
処理実行部212は、認識部211において認識された各種操作に対応する処理を実行する。
描画制御部213は、処理実行部212において実行された処理の結果、リアプロジェクション型ディスプレイ110に表示する描画オブジェクトが変化した場合には、変化後の描画オブジェクトを生成する。そして、ディスプレイI/F部207を介して該変化後の描画オブジェクトをリアプロジェクション型ディスプレイ110に出力する。
記録部214は、認識部211において認識された各種操作に伴って、該操作に関する情報(操作情報)をHDD204の操作情報テーブル221に記録する。また、当該操作に伴って描画オブジェクトが変化した場合にあっては、該描画オブジェクトに関する情報(描画オブジェクト情報)を描画オブジェクト情報テーブル222に記録する。
一方、再生モードにおいて実行される機能として、電子ホワイトボードアプリケーション210は、操作情報取得部215、再生方法判断部216、再生部217を備える。
操作情報取得部215は、HDD204に会議ごとに記録された複数の操作情報テーブル221及び描画オブジェクト情報テーブル222の中から、ユーザが指定する操作情報テーブル及び描画オブジェクト情報テーブルを取得する。
再生方法判断部216は、取得された操作情報テーブル221及び描画オブジェクト情報テーブル222に基づいて再生される操作情報の再生方法を、再生方法設定テーブル223に基づいて判断する。
更に、手書き入力により生成された描画オブジェクトに対して文字処理(文字であるか否かの判断、及び文字認識処理)を実行する。
再生部217では、再生方法判断部216において判断された再生方法に従って、操作情報を用いてリアプロジェクション型ディスプレイ110上に描画内容を再生する。
なお、電子ホワイトボードアプリケーション210及び操作情報テーブル221、描画オブジェクト情報テーブル222、再生方法設定テーブル223は、CPU201の制御のもと、適宜RAM202に取り込まれCPU201によって実行されるものとする。
ネットワークインタフェース部206は、外部との通信を行う。
3.表示ウィンドウの構成
図3は、会議システム100において、電子ホワイトボードアプリケーションの描画モードが起動されたことによりリアプロジェクション型ディスプレイ110の表示画面上に表示されたUIの一例を示す図である。
図3において、301は表示ウィンドウである。302は表示ウィンドウ301内の描画入力可能な領域(描画領域)である。描画モードのもとでは、デジタイザペン130を用いてポインティング入力することにより描画オブジェクトを描画することができる。303、304は描画された描画オブジェクトの一例である。
303は手書き入力モードにおいて手書きストローク5画で入力された「9月」という文字列である。304はツール入力モードにおいて入力された直線であり、1画で構成されている。手書き入力モードとツール入力モードとの切り替えは、図示しないメニューにより行われるものとする。
なお、メニューは表示ウィンドウ301内に配置されていてもよいし、デジタイザペン130に取り付けられたスイッチの押下を条件にコンテキストメニューとして表示されるようにしてもよい。あるいは、デジタイザペン130に入力モード切り替え用の専用スイッチを別途付けて切り替えられるようにしてもよい。なお、ツール入力モードには、直線を描画するためのツールの他に、円や矩形などの図形ツールが備えられていてもよい。
なお、描画領域302に描画された描画オブジェクト303、304等に対しては、編集を行うこともできる。具体的には、描画オブジェクトを選択し、不図示のメニューから項目を選択することで、移動やリサイズ、消去、カット、コピー等の編集操作を行うことができる。
305は、描画領域302に規定されたページに対するページ操作を行うためのページ操作用の領域である。ページ操作用の領域305にはページのサムネイルが表示され、該サムネイルを選択することによってページの切り替え、移動や削除、新規追加などのページ操作が可能である。
306は、ページ操作用ボタンである。ページ操作用ボタン306には表示中のページ番号と、ページ送り/戻し用のボタンが配置されており、当該ボタンを用いることによってもページの切り替えが可能である。
4.操作情報テーブル221の構成
図4は、電子ホワイトボードアプリケーション210の描画モードを実行中に、ユーザの操作に伴って、描画領域302に描画された描画内容が変化した場合に、操作情報を順次記録することで生成された操作情報テーブル221の一例を示す図である。
操作情報テーブル221は会議毎に生成される。描画オブジェクトの生成操作、編集操作、ページ操作等により、描画領域302に描画された描画内容が変化した場合に、該変化の内容が操作情報として記録部214により順次HDD204に記録されることで操作情報テーブルが生成される。
操作情報テーブル221に記録される各操作情報は、操作開始時刻、操作終了時刻、操作種別、オブジェクトID、ページ番号、ユーザID等の項目を備える。
操作開始時刻は操作を開始した時刻である。操作終了時刻は操作を終了した時刻である。操作種別は、操作の種類を表している。
オブジェクトIDは、ユーザの操作により変化した描画オブジェクトの識別子を示しており、図5に示す描画オブジェクト情報テーブルと対応している。ページ番号は操作が行われたページ又は切り替え先のページ番号を示している。ユーザIDは操作者のIDを示している。
5.描画オブジェクト情報テーブル222の構成
図5は、会議システム100において、電子ホワイトボードアプリケーション210の再生モードを実行中に、生成または編集操作された描画オブジェクトに関する情報を記録する描画オブジェクト情報テーブル222の一例を示した図である。
描画領域302に描画された描画オブジェクトには、自動的にIDが割り振られる。描画オブジェクトに関する情報として、描画オブジェクト情報テーブル222には、オブジェクトID、データ種、描画オブジェクトの描画に必要なデータ(描画オブジェクトデータ)が記録される。
データ種は、描画オブジェクトの種類を示す項目であり、ストロークや直線・矩形・円など図形ツールの種類を示している。描画オブジェクトデータは、手書きストロークであれば(X,Y)座標の配列、直線であれば始点・終点座標、矩形であれば左上座標・右下座標を保存する。また、この他に色データや線種データ、塗りつぶし色、などを保存してもよい。
なお、本実施形態では操作情報テーブル(図4)及び描画オブジェクト情報テーブル(図5)は会議毎に作成され、会議中または会議終了時に会議システム100内のHDD204に記録されることとしている。しかし、記録先はHDD204に限られず、ネットワークインタフェース部206を介し、ネットワーク上のサーバなど、不図示の記録装置に記録するようにしてもよい。
6.再生方法設定テーブル223の構成
図6は、会議システム100において、電子ホワイトボードアプリケーション210の再生モード実行中に、再生方法を特定するために用いられる再生方法設定テーブル223の一例を示した図である。
再生方法設定テーブル223は、データ種、操作種別、再生方法(速度)からなり、データ種と操作種別の組み合わせ毎に再生方法が設定されている。
図6の例では、データ種=ストロークの場合、対応する操作情報に基づいて再生される描画オブジェクトの再生速度は、実時間再生と比べて速くなるように設定されている。データ種=ストロークの場合のユーザの操作は、所定の操作時間以上となる操作に該当し、実時間再生を行ってしまうと、再生時間の増大につながるからである。
また、データ種=図形の場合、対応する操作情報に基づいて再生される描画オブジェクトの再生速度は、実時間再生と比べて遅くなるように設定されている。データ種=図形の場合のユーザの操作は、所定の操作時間以下となる操作に該当し、実時間再生を行ってしまうと、描画内容の把握が困難となってしまうからである。
また、データ種=ページの場合、再生方法としては、アニメーションが設定されている。再生方法=アニメーションとは、ページ操作の再生は一瞬で終了してしまい、ユーザがページ切り替えを認識することが困難であることに鑑みて、ページ切り替えであることを認識できるように、アニメーション表示に置き換えて再生することをいう。なお、再生方法=アニメーションの際に用いられるアニメーションデータは、別途用意されているものとする。
なお、データ種=文字列とは、データ種=ストロークからなる複数の描画オブジェクトについて文字認識を行い、文字または文字列であると判断された描画オブジェクトのデータ種をいう。
データ種=文字列の場合、再生方法として文字再生が設定されている。再生方法=文字再生とは、文字又は文字列を形成する描画オブジェクトであって、データ種=ストロークからなる複数の描画オブジェクトを再生する際に、すべての描画オブジェクトを一度に所定時間内に描画させる再生方法をいう。これにより、当該複数の描画オブジェクトを再生すると、ただちに文字又は文字列の再生が完了した後の表示状態に移行することとなる。この結果、実時間再生を行った場合と比べて、再生時間の短縮を図ることが可能となる。
7.再生ウィンドウの構成
図7は、会議システム100において、操作情報テーブル221及び描画オブジェクト情報テーブル222、再生方法設定テーブル223に基づいて、会議中に描画領域302に描画された描画内容を再生する再生ウィンドウ700の一例を示した図である。図7は、電子ホワイトボードアプリケーション210の再生モードにおけるUIの一例を示している。
図7に示すように、再生ウィンドウ700上部には再生結果表示領域701が、再生ウィンドウ700下部には再生操作用の領域702が表示される。
703は再生方法を制御する各種操作ボタンである。再生方法を制御する操作ボタン703には、通常再生、停止のほか、早送り、巻き戻しなど再生速度を変更するためのボタンが含まれる。また、再生時間を短くするための再生を行う再生ボタン704が含まれる。
705は再生中の再生点を示すスライダである。ユーザはスライダ705のドラッグによって再生点を変更することが出来る。706は、操作情報テーブル221のページ番号に対応したページ遷移を表している。図7の場合、会議開始から順にページ1、2、3、4、3、2、1、3、4とページが切り替えられ、現在、ページ1が再生されていることを示している。
8.会議システム100における全体処理の流れ
図8は会議システム100の電子ホワイトボードアプリケーション210の再生モードにおける会議再生のための全体処理手順を示したフローチャートである。
ステップS801では、電子ホワイトボードアプリケーション210の動作に必要な初期化を行うとともに操作情報テーブルの一覧を読み込み、表示する。
ステップS802では、再生を開始する会議を指定する。会議の指定方法は問わないが、ステップS801で表示された操作情報テーブルの一覧からユーザが直接指定してもよいし、所定の検索条件で検索したうえでユーザが指定するようにしてもよい。
ステップS803では、ステップS802で指定された操作情報テーブルに記録された操作情報に基づいて再生を行う。なお、操作情報に基づく会議再生処理の詳細フローについては図9を用いて説明する。
ステップS804では、電子ホワイトボードアプリケーション210の終了の判断を行う。終了しない場合はステップS802へ戻り、再び別の操作情報テーブルに基づいて再生を行う。
9.会議再生処理の流れ
図9は指定された操作情報テーブルの操作情報に基づいて行う会議再生処理手順を示したフローチャートである。
ステップS901では、指定された操作情報テーブル及び、それに対応する描画オブジェクト情報テーブル、再生方法設定テーブルを読み込むなど、会議再生処理を実行する上での初期化処理を行う。なお、会議再生処理は、操作情報テーブルの各操作情報を、操作開始時刻の順に読み出すことにより、再生が行われていくものとする。
ステップS902では、次の操作開始時刻の操作情報があるか否かを判定する。操作情報テーブルの最下行に格納された操作情報に基づく会議再生処理が完了し、次の操作開始時刻の操作情報がないと判定された場合には、会議再生処理を終了する。
一方、次の操作開始時刻の操作情報があると判定された場合には、ステップS903(第1の取得工程)に進み、当該操作情報を読み出す。また、対応する描画オブジェクトがある場合には、描画オブジェクト情報テーブルより、対応する描画オブジェクトを読み出す。
ステップS904では、ステップS903で読み出された操作情報及び対応する描画オブジェクトのデータ種及び操作種別を判別する。
ステップS905では、ステップS904において判別されたデータ種が文字又は文字列であるか否かを判定する。ステップS905において文字列であると判定された場合には、ステップS906に進む。
ステップS906では、文字処理を行う。文字処理とは、描画領域302に描画された一つ以上のストロークから文字または文字列を形成するものを抽出する文字切り部と、抽出されたストロークから文字認識を行う文字認識部とから構成される。この文字処理により文字を形成すると認識された一つ以上のストロークは、一つの文字データまたは文字列データとして以降処理される。
なお、文字切り部での文字切り方法については、例えば、描画時間の近接したストロークをグループとする方法や、描画位置の近接したストロークをグループとする方法、またその組み合わせによる方法等がある。このようにして切り出されたストローク群から文字や文字列を認識する。また、文字認識後においても、単語辞書や意味辞書などを利用し複数の認識候補文字の中から最も確からしい文字の組み合わせの文字列を算出し区切る処理を行うことで、より高精度な文字処理を行うことが出来る。
ここで、本実施形態では、文字処理は会議再生処理時に動的に行うとしているが、本発明はこれに限られない。会議中や会議終了時、HDD204での保存時、電子ホワイトボードアプリケーション210の再生モード起動時などに予め行っておき、文字列データとして保存しておくようにしてもよい。
ステップS905において、データ種が文字列でないと判定された場合、またはステップS906における文字処理が完了した場合には、ステップS907に進む。
ステップS907(第2の取得工程)では、ステップS904において判別されたデータ種、操作種別に対応する再生方法を、再生方法設定テーブルより読み出す。
ステップS908では、ステップS907において読み出された再生方法が、速度変更を伴う再生方法であるか否かを判定する。なお、速度変更を伴う再生方法とは、再生方法設定テーブルに設定されている各再生方法のうち、「速い」、「遅い」等の再生方法をいう。
ステップS908において、速度変更を伴う再生方法であると判定された場合には、ステップS914に進み、ステップS903において読み出された操作情報に基づいて、「速い」または「遅い」再生方法により描画内容の再生を行う。
一方、ステップS908において、速度変更を伴わない再生方法であると判定された場合には、ステップS909に進み、ステップS907において読み出された再生方法が、「アニメーション」であるか否かを判定する。ステップS909において、「アニメーション」であると判定された場合には、ステップS910に進み、対応するアニメーションデータを読み込み、ステップS914に進む。この場合、ステップS914では、読み込まれたアニメーションデータに従って、再生を行う。
一方、ステップS909において、「アニメーション」でないと判定された場合には、ステップS911に進み、ステップS907において読み出された再生方法が、「文字再生」であるか否かを判定する。
ステップS911において、「文字再生」であると判定された場合には、ステップS912に進み、ステップS906において文字処理されることにより得られた、文字データまたは文字列データを読み込み、ステップS914に進む。この場合、ステップS914では、読み込まれた文字データまたは文字列データを、同時に再生する。
一方、ステップS911において、「文字再生」でないと判定された場合には、ステップS913に進む。ステップS913では、実時間再生を行う。
10.会議再生処理の実施例
図8、図9を用いて説明した会議再生処理の具体的な実施例について図7を用いて説明する。
図7において、「9月」と描かれた描画オブジェクト群は、図5の描画オブジェクト情報テーブルによれば、5画から構成されるストロークである。これらは文字処理を行わなければストローク一画一画が実時間で再生されることとなるが、本実施例では文字処理(ステップS906)が行われるため「9月」は一つの文字列として取り扱われる。
図6の再生方法設定テーブルによれば、対応する再生方法は「文字再生−生成」であることから文字列データとして読み込まれ、再生される。そして「文字再生−生成」の場合、文字列データは一度に再生される。そのため5画のストローク群は同時に再生されることとなる。
なお、文字列データの再生時間は、文字列を描画したと認識できる程度の時間をかけて再生するのが望ましい。このため、ここでは図形を一画で描画したのと同程度の再生時間で再生されるものとする。
ただし、文字列データの再生時間は、文字列の長さや複雑さに応じて短縮したり延ばしたりしてもよい。また、一度の描画が所定時間より短い場合には、ユーザが描画を認識できない可能性があるので、一度の描画を所定の再生時間に引き伸ばして再生したり、所定のアニメーションを再生したりするようにしてもよい。あるいは、一度の描画が所定時間より長い場合には、再生時間短縮のため、一度の描画を所定時間に収めるように再生時間を短縮するように再生したり、所定のアニメーションを再生したりするようにしてもよい。
文字列データ「9月」の次の操作情報は、図4の操作情報テーブルよれば、オブジェクトID=6の描画オブジェクトに関するものであり、その操作種別は「生成」である。このため、図5の描画オブジェクト情報テーブルより、対応する描画オブジェクトデータが読み込まれる。ここで、オブジェクトID=6のデータ種は図形であることから、当該描画オブジェクトの再生方法は、図6の再生方法設定テーブルによれば、「遅い」である。このため、オブジェクトID=6の描画オブジェクトは、実時間よりも遅く再生されることとなる。
次の操作情報である直線の消去も同様の手順で処理を行う。更に、次の操作情報であるオブジェクトI=7の生成も同様の手順で処理を行う。
オブジェクトID=7の生成の次の操作情報は、図4の操作情報テーブルによれば、ページ切り替えである。データ種=ページで、操作種別=切り替えの場合の再生方法は、図6より、「アニメーション3」であるため、アニメーション3のアニメーションデータが読み込まれ、再生されることとなる。
以上の説明から明らかなように、本実施形態にかかる会議システムでは、描画領域の描画内容に変化があった場合に、変化の内容を操作情報テーブルに記録する。また、描画内容の変化が描画領域上の各描画オブジェクトの変化であった場合には、該変化の内容も描画オブジェクト情報テーブルに記録する。そして、変化の内容を記録に際しては、データ種、操作種別と対応付けて記録する。これにより、描画内容を再生するにあたり、予めデータ種・操作種別ごとに設定された再生方法に基づいて、再生することが可能となる。
この結果、例えば、ページの切り替え操作は、一瞬で画面全体が切り替わってしまうことに鑑みて、アニメーション表示するよう設定することが可能となり、ページの切り替え操作を認識しにくいといった従来の問題を解消することができる。また、手書きで一画一画ストロークで描画し、文字を入力した場合の再生に時間がかかるといった従来の問題を解消することが可能となる。
つまり、再生時間を短縮しつつ、再生内容の把握が容易な再生を簡易な方法で実現することが可能となる。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、リアプロジェクション型ディスプレイ110に接続されたパーソナルコンピュータ120にて、操作情報テーブル221及び描画オブジェクト情報テーブル222の記録並びに描画内容の再生を実行することとした。しかしながら、本発明はこれに限られない。例えば、操作情報テーブル及び描画オブジェクト情報テーブルの記録を行う機器と、描画内容の再生を行う機器とをネットワークを介して別個に設けるようにしてもよい。以下、本実施形態にかかる表示制御装置について説明する。なお、以下では、上記第1の実施形態との相違点についてのみ記載することとする。
図10は、本実施形態にかかる表示制御装置を用いた会議システム(表示制御システム)の全体構成図である。図10において、1001及び1002は、それぞれリアプロジェクション型ディスプレイとパーソナルコンピュータとデジタイザペンで構成される会議システムであり、図1に示す構成と同一である。
1003はインターネットなどのネットワークである。1004は会議サーバであり、各地点の会議システム1001、1002から受信した操作情報テーブル及び描画オブジェクト情報テーブルを格納する。1005は表示制御装置として機能するパーソナルコンピュータである。
会議は各地点の会議システム1001、1002で行われ、そこで記録された操作情報テーブル及び描画オブジェクト情報テーブルは、各会議システムのネットワークインタフェース部を通じ、ネットワーク1003を介して会議サーバ1004に格納される。
描画内容の再生は、会議システム1001や1002のほか、パーソナルコンピュータ1005など、ネットワーク1003を介し会議サーバ1004と接続可能な機器で行うことができる。これらの機器は、電子ホワイトボードアプリケーションの再生モードを実行するための機能並びに再生方法設定テーブルを有する。
以上説明したとおり、本実施形態によれば、遠隔会議を含む会議システムにおいて記録された操作情報を用いて描画内容を再生するにあたり、再生時間を短縮しかつ内容を把握し易い再生を実現することが可能となる。
[他の実施形態]
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給するよう構成することによっても達成されることはいうまでもない。この場合、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することにより、上記機能が実現されることとなる。なお、この場合、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現される場合に限られない。例えば、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。つまり、プログラムコードがメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって実現される場合も含まれる。
本発明の第1の実施形態にかかる表示制御装置を有する会議システム(表示制御システム)100の外観構成を示す図である。 表示制御装置として機能するパーソナルコンピュータ120の構成を示すブロック図である。 会議システム100において、電子ホワイトボードアプリケーションの描画モードが起動されたことによりリアプロジェクション型ディスプレイ110に表示されたUIの一例を示す図である。 電子ホワイトボードアプリケーション210の描画モードを実行中に、ユーザの操作に伴って、描画領域302に描画された描画内容が変化した場合に、操作情報が記録されることにより生成された操作情報テーブル221の一例を示す図である。 会議システム100において、電子ホワイトボードアプリケーション210の再生モードを実行中に、生成または編集操作された描画オブジェクトに関する情報を記録する描画オブジェクト情報テーブル222の一例を示した図である。 会議システム100において、電子ホワイトボードアプリケーション210の再生モードを実行中に、再生方法を特定するために用いられる再生方法設定テーブル223の一例を示した図である。 会議システム100において、操作情報テーブル221及び描画オブジェクト情報テーブル222、再生方法設定テーブル223に基づいて、会議中に描画領域301に描画された描画内容を再生する再生ウィンドウ700の一例を示した図である。 会議システム100の電子ホワイトボードアプリケーション210の再生モードにおける会議再生のための全体処理手順を示したフローチャートである。 指定された操作情報テーブルの操作情報に基づいて行う会議再生処理手順を示したフローチャートである。 本発明の第2の実施形態にかかる表示制御装置を用いた会議システム(表示制御システム)の全体構成図である。

Claims (10)

  1. 表示装置と接続される表示制御装置における表示制御方法であって、
    表示装置と接続され該表示装置上の描画領域において描画内容が変化した場合に該変化の内容を記録する記録装置から、該変化の内容に関する情報を取得する第1の取得工程と、
    前記第1の取得工程において取得された前記変化の内容に関する情報を用いて表示装置上に描画内容を再生する際の再生方法を、前記変化の内容に対応して再生方法が設定されている再生方法設定テーブルより取得する第2の取得工程と、
    前記第1の取得工程において取得された変化の内容に関する情報を用いて、前記第2の取得工程において取得された再生方法に基づいて、表示装置上に描画内容を再生する再生工程と
    を備えることを特徴とする表示制御方法。
  2. 前記変化の内容に関する情報は、前記描画領域に描画された描画内容に変化を与えるユーザの操作に関する操作情報を順次記録した操作情報テーブルと、該ユーザの操作により変化した描画領域上のオブジェクトに関する情報を順次記録した描画オブジェクト情報テーブルとを含むことを特徴とする請求項1に記載の表示制御方法。
  3. 前記再生方法設定テーブルに設定された前記再生方法には、表示装置上に描画内容を再生する際の再生速度を、実時間再生と比べて速くする再生方法または遅くする再生方法が含まれることを特徴とする請求項2に記載の表示制御方法。
  4. 前記再生方法設定テーブルでは、前記描画領域に描画された描画内容に変化を与えるユーザの操作のうち、予め定められた操作時間以上となる操作に対して、前記再生速度を実時間再生と比べて速くする再生方法が設定されていることを特徴とする請求項3に記載の表示制御方法。
  5. 前記再生方法設定テーブルでは、前記描画領域に描画された描画内容に変化を与えるユーザの操作のうち、予め定められた操作時間以下となる操作に対して、前記再生速度を実時間再生と比べて遅くする再生方法が設定されていることを特徴とする請求項3に記載の表示制御方法。
  6. 前記再生方法設定テーブルに設定された前記再生方法には、予め定められたアニメーションデータを表示装置上に再生する再生方法が含まれることを特徴とする請求項2に記載の表示制御方法。
  7. 前記再生方法設定テーブルでは、前記描画領域に描画された描画内容に変化を与えるユーザの操作のうち、該描画領域を構成するページについてのページ操作に対して、前記予め定められたアニメーションデータを表示装置上に再生する再生方法が設定されていることを特徴とする請求項6に記載の表示制御方法。
  8. 前記再生方法設定テーブルに設定された前記再生方法には、前記ユーザの操作に伴って変化した描画領域上のオブジェクトが、文字または文字列を構成するオブジェクトである場合に、変化中の文字または文字列は再生せずに該変化した後の文字または文字列予め定められた時間で表示装置上に再生する再生方法が含まれることを特徴とする請求項2に記載の表示制御方法。
  9. 表示装置と接続される表示制御装置であって、
    表示装置と接続され該表示装置上の描画領域において描画内容が変化した場合に該変化の内容を記録する記録装置から、該変化の内容に関する情報を取得する第1の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得された前記変化の内容に関する情報を用いて表示装置上に描画内容を再生する際の再生方法を、前記変化の内容に対応して再生方法が設定されている再生方法設定テーブルより取得する第2の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得された変化の内容に関する情報を用いて、前記第2の取得手段により取得された再生方法に基づいて、表示装置上に描画内容を再生する再生手段と
    を備えることを特徴とする表示制御装置。
  10. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の表示制御方法の各工程をコンピュータに実行させるための制御プログラム。
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