JP2009302952A - 再生処理装置、再生処理方法及びプログラム - Google Patents

再生処理装置、再生処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】表示装置に対する操作を再生するときに、その内容をより把握できるようにすることを目的とする。
【解決手段】表示装置に対する操作に係る操作情報を再生する再生処理装置であって、前記操作情報を再生するときに、前記操作情報に基づいて、前記操作情報に関連する表示情報を生成する表示情報生成手段と、前記操作情報及び前記表示情報生成手段で生成された前記表示情報を再生する再生処理手段とを有することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示装置に対する操作の操作情報を再生処理する再生処理装置、再生処理方法及びプログラムに関するものである。
従来から、表示装置等を用いた電子会議システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。電子会議システムでは、会議の会議データを保存することができるように構成されている。ここで会議データには、表示装置に対して手書きされたストロークデータ、図形データ、テキストデータ等の描画オブジェクトデータが含まれる。また、その他会議データには、参加者情報、開催場所、開始終了時刻、会議資料のデータ等が含まれる。上述した会議データは、電子会議システムに接続されているローカル又はネットワーク上のハードディスク等の記憶装置に保存される。したがって、記憶装置に保存された会議データを再生することで会議に出席していなくとも、会議の内容を把握することができる。
特開昭62―199186号公報
従来の電子会議システムでは、例えば記憶装置に記憶された、描画操作によって描画されたデータを読み出し、表示装置に再生しようとする場合、例えば描画オブジェクト等の描画したデータ自体又は描画したデータを要約したデータを表示していた。
一方、会議に参加している場合、会議の参加者は発表者がポインティングデバイス等を用いて描画操作をするところを直接見ることで、会議に対する理解がより深まる。しかしながら、従来の電子会議システムにおける再生では、描画操作に関連するデータまでは再生することができない。したがって、会議の内容を後から把握しようとする者は、例えば、現在どの部分を強調して説明しているのか、発表者がこれからどの領域に書き込もうとしているか等を理解することができないという問題がある。
本発明は上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、表示装置に対する操作を再生するときに、その内容をより把握できるようにする。
本発明は、表示装置に対する操作に係る操作情報を再生する再生処理装置であって、前記操作情報を再生するときに、前記操作情報に基づいて、前記操作情報に関連する表示情報を生成する表示情報生成手段と、前記操作情報及び前記表示情報生成手段で生成された前記表示情報を再生する再生処理手段とを有することを特徴とする。
本発明は、表示装置に対する操作に係る操作情報を再生する再生処理装置における再生処理方法であって、前記操作情報を再生するときに、前記操作情報に基づいて、前記操作情報に関連する表示情報を生成する表示情報生成ステップと、前記操作情報及び前記表示情報生成ステップで生成された前記表示情報を再生する再生処理ステップとを有することを特徴とする再生処理方法。
本発明は、表示装置に対する操作に係る操作情報を再生する再生処理装置を制御させるためのプログラムであって、前記操作情報を再生するときに、前記操作情報に基づいて、前記操作情報に関連する表示情報を生成する表示情報生成ステップと、前記操作情報及び前記表示情報生成ステップで生成された前記表示情報を再生する再生処理ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、表示装置に対する操作を再生するときに、その内容をより把握することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る再生処理システム(以下、会議システムという)の構成の一例を示す図である。
図1に示す会議システム10は、表示装置101と検出装置102、103と入力装置107と情報処理装置108とを含んで構成されている。表示装置101と情報処理装置108とは、例えば画像信号ケーブル105や通信ケーブル106等により接続されている。ここで、情報処理装置108は、再生処理装置の一例である。
表示装置101は、例えばリアプロジェクション型ディスプレイであり、コンピュータやビデオ機器等の映像機器の画像を画面上に表示する。ここで、リアプロジェクション型ディスプレイには、光源ランプ、カラーフィルタ、液晶パネル、光学レンズ、ミラー等からなる光学系が設けられている。光源ランプから発行された光は、カラーフィルタ等によりRGBの3色に分離され、それぞれ液晶パネルに照射される。液晶パネルにて変調された光は光学系によりリアプロジェクション型ディスプレイの画面上に拡大表示され画像が形成される。
検出装置102、103は、例えばデジタイザモジュールであり、表示装置101の画面上部の左右に配置されている。検出装置102、103は、赤外線を発信して表示装置101の画面の表面をスキャンしている。表示装置101の画面上に障害物があると、発信された赤外線が遮られるので、受信信号のレベルが変化する。検出装置102、103は、受信信号の変化から障害物の位置及び大きさを検出する。検出装置102、103は、ユーザが例えば指や指示棒等で表示装置101の画面上をポインティングした場合、その位置及び大きさを検出することができる。
入力装置107は、ペン型のポインティングデバイスであり、表示装置101の画面への描画や操作等の座標入力を行うことができる光学式デジタイザペンである。入力装置107には、ペン先端にクリック判定用スイッチとペン側面に消しゴム用スイッチ110とが設けられている。ユーザが、消しゴム用スイッチ110を押下することで一時的に消しゴムモードになり、表示装置101の画面上に入力することで、描画した描画オブジェクトを消すことができる。
情報処理装置108は、パーソナルコンピュータであり、ネットワークケーブル109を介してネットワークと接続されている。情報処理装置108は、操作情報等を他の情報処理装置との間で送受信することができる。また、情報処理装置108には、キーボードやマウス等の後述する入力装置が接続されている。
図2は、会議システムの各構成要素の内部構成の一例を示す図である。
図2に示す会議システム10は、情報処理装置108と、入力装置107、221と、表示装置101と、検出装置102、103とを含んで構成されている。会議システム10には、入力装置107により表示装置101の表示面に直接描画操作を行うことができるホワイトボード機能を備えている。ここで、ホワイトボード機能は、例えば検出装置102、103が入力装置107の位置を検出した情報を表示装置101に送信し、表示装置101が受信した情報に基づいて表示部231に表示する機能である。
情報処理装置108は、入力部201と、制御部202と、記憶部204と、ネットワークインタフェース部208と、を含んで構成されている。
入力部201は、キーボードやマウス等の入力装置221や表示装置101の出力部233から、座標入力やコマンド入力を受け取る。
制御部202は、CPUやMPU等からなり、情報処理装置108の各内部構成の制御を行う。
記憶部204は、ROM、RAM、Flashメモリ及びHDD等の記憶装置である。記憶部204には、会議データやパス情報等の操作情報、会議データを会議再生プログラム及び文字認識処理を行う際のプログラム等が記憶されている。
映像出力部205は、表示装置101に対して再生画面出力等の映像出力を行う。
ネットワークインタフェース部208は、ネットワークケーブル109を介して外部との通信を行う。ネットワークインタフェース部208は、入力部201から入力された操作情報、記憶部204に記憶された操作情報、強調表示情報(表示情報)等を、ネットワークケーブル109を介して他の情報処理装置へ送信する。また、ネットワークインタフェース部208は、他の情報処理装置から受け取った操作情報を制御部202、記憶部204及び映像出力部205等に受け渡す。
表示装置101は、表示部231と、入力部232と、出力部233と、を含んで構成されている。表示部231は、情報処理装置108から出力された情報の表示を行うディスプレイである。入力部232は、入力装置107により入力され、検出装置102、103で検出した自由曲線や図形等のオブジェクトを構成する入力座標列を受け取る。出力部233は、入力された座標を情報処理装置108に出力する。
入力装置221は、情報処理装置108へ入力を行うためのマウスやキーボードである。
図3は、情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。なお、図3に示す機能構成は、情報処理装置108の制御部202が、記憶部204に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
情報処理装置108は、描画操作制御部251と、強調表示情報生成部252と、再生処理部253とを含んで構成されている。
描画操作制御部251は、入力装置107、221から入力され入力部201を介して取得した情報から自由曲線や図形等の描画オブジェクトの生成、編集、削除、ホワイトボード機能の操作、表示制御等、操作に関する処理を行う。
強調表示情報生成部252は、一連の操作情報に基づいて、操作情報に追加して表示する強調表示情報の生成を行う。強調表示情報生成部252において強調表示情報を生成する生成条件や生成する情報については後述する。
再生処理部253は、記憶部204に記憶した操作情報又はネットワークインタフェース部208を介して他の情報処理装置108より取得した操作情報及び強調表示情報生成部252で生成された強調表示情報に基づいて会議データ等の再生制御を行う。
図4は、会議中に表示装置に表示される画面の一例を示す図である。
図4に示すように、表示装置101は画面301を有している。ここで、画面301は、表示装置101の入力部232を兼ねている。例えば、ユーザが入力装置107等で画面301に座標入力することで、上述したホワイトボード機能によりオブジェクトを描画することができる。図4に示す画面301には、ユーザによって操作されて表示された複数のオブジェクトが表示されている。より具体的に説明すると、表示画面301には、手書きのストローク311と、手書きのストローク312と、矩形313と、貼付した図形314とが表示されている。
ストローク311及びストローク312は、ユーザにより描画を行う操作により表示された自由曲線である。矩形313は、ユーザにより始点及び終点が指定されることで表示された図形である。貼付した図形314は外部より読み込まれた図形である。なお、ストロークを描画したり、各オブジェクトを消去したり、移動の操作をしたりするとき等の描画ツールの切り替えは、ユーザが図示しないメニューを選択することにより行われる。この描画メニューは、表示画面301に配置してもよいし、入力装置107のペンに設けられたスイッチを押下することでコンテキストメニューとして表示させるようにしてもよい。また、ユーザがペンに設けられた描画ツール切り替え用の専用スイッチを押下することにより、描画ツールの切り替えを行えるようにしてもよい。描画ツールを切り替えることにより、ユーザは表示装置101の画面301に手書文字、円、直線等の描画をしたり、検索、コピー及び貼付等の操作をしたりすることができる。例えば、描画により表示されたストローク311、312等のオブジェクトは、ユーザがオブジェクトを選択し、メニューから項目を選択することで移動、リサイズ、消去、カット、コピー等の編集作業を行うことができる。
次に、ユーザが表示装置に対して操作した操作情報を記憶した描画操作情報テーブルについて図5を参照して説明する。図5は、例えば会議中にユーザによる操作の操作情報が記録された描画操作情報テーブルの一例を示す図である。描画操作情報テーブル11は、例えば制御部202が、記憶部204に記憶する。
図5に示す描画操作情報テーブル11の項目には、「操作開始時刻」、「操作終了時刻」、「操作種別1」、「操作種別2」、「オブジェクトID」、「パスID」及び「ユーザID」が含まれている。ここで「操作開始時刻」は、操作を開始した時刻である。「操作終了時刻」は、操作を終了した時刻である。「操作種別1」は、ユーザ又はシステムにより「描画」又は描画以外の「操作」の何れかが行われたかを示すものである。「操作種別2」は、「操作種別1」より細かい操作内容及び描画内容を示すものである。
「オブジェクトID」は、「操作種別1」が「操作」のときは、操作対象となるオブジェクトを識別するIDを示し、「操作種別1」が「描画」のときは、描画結果として生成されるオブジェクトを識別するIDを示すものである。この「オブジェクトID」は、後述する図6に示すオブジェクト形状情報テーブル12の「オブジェクトID」と関連付けられている。したがって、制御部202は、対応する図6に示すオブジェクト形状情報テーブル12の「画像情報」や「初期配置情報」を参照することで、実際の形状や表示位置を取得できる。
「パスID」は、ユーザによるペンの軌道情報としてのパス情報を特定するIDを示すものである。この「パスID」は、後述する図7に示すペン軌道情報テーブル13の「パスID」と関連付けられている。したがって、制御部202は、対応する図7に示すペン軌道情報テーブル13の「パス情報」を参照することで、実際のパス情報を取得できる。
「ユーザID」は、操作者のIDを示すものである。なお、会議システム10によって生成されたオブジェクトについては、制御部202は、「ユーザID」を設定しない。
次に、画像情報等を記録したオブジェクト形状情報テーブルについて図6を参照して説明する。図6は、オブジェクト形状情報テーブル12の一例を示す図である。オブジェクト形状情報テーブル12は、例えば制御部202が、記憶部204に記憶する。
図6に示すオブジェクト形状情報テーブル12の項目には、「オブジェクトID」毎に「画像情報」、「初期配置情報」が含まれている。ここで、「画像情報」は、画像の形状を示すものであり、画像の形状が保存されているファイルへのリンク情報又は画像情報そのものが記憶されている。ここで、画像情報としては、ラスタ情報やベクタ情報の何れであってもよい。ベクタ情報の場合、その表示は矩形(rect)、円(circle)、直線(line)や、自由曲線(path)等である。
「初期配置情報」は、画像の初期配置位置を示すものである。「初期配置情報」には、各オブジェクトを描画する際の領域を特定する座標情報が入力されている。
なお、操作を再生するとき、画像情報にベクタ情報が埋め込まれている場合、制御部202は、初期配置情報に相当する情報はベクタ情報にも含まれるため画像情報だけを利用して再生を行うことができる。一方、画像情報にその他の情報が入っている場合、制御部202は、画像情報だけでは描画領域を特定できないため、初期配置情報内に内接するようにして画像情報から生成される画像データを拡縮し、初期配置情報に示された領域に配置する。
次に、パス情報を記録したペン軌道情報テーブルについて図7を参照して説明する。図7は、ペン軌道情報テーブル13の一例を示す図である。ペン軌道情報テーブル13は、会議毎に作成され、描画や操作の履歴が時刻情報と共に記録されている。ペン軌道情報テーブル13は、例えば制御部202が、記憶部204に記憶する。図7に示すペン軌道情報テーブル13の項目には、「パスID」、「パス情報」が含まれている。ここで、パス情報としては、オブジェクト形状情報テーブル12に記録されている画像情報に埋め込むことができるベクタ情報と同様に自由曲線(path)の情報が格納される。
ここで、図5に示す描画操作情報テーブル11及び図6に示すオブジェクト形状情報テーブル12には、会議データ準備時又はオブジェクトが生成される度に、制御部202が、各オブジェクトに対して自動的に「オブジェクトID」を割り振って、格納する。また、制御部202は、各オブジェクトの形状に関する画像情報等を図6に示すオブジェクト形状情報テーブル12に格納する。なお、制御部202は、オブジェクト形状情報テーブル12に色情報、線種情報及び塗りつぶし色情報等を記録してもよい。
また、図5に示す描画操作情報テーブル11及び図7に示すペン軌道情報テーブル13には、会議時にユーザがペン操作を行う度に、制御部202が、各操作に対して自動的に「パスID」を割り振って、格納する。また、制御部202は、ペンの軌道に関するパス情報を図7に示すペン軌道情報テーブル13に格納する。なお、制御部202は、ペン軌道情報テーブル13にペンのスピード、操作中の各通過点における通過時間、操作時に押下しているボタンの状態等を記録してもよい。
次に、図8に示すフローチャートを参照して本実施形態に係る会議データの再生処理動作の一例について説明する。図8に示すフローチャートは、例えば記憶部204に記憶された会議再生プログラムを制御部202が、実行することにより実現される。
まず、ステップS701において、制御部202は、会議データを再生するために必要な描画操作情報テーブル11、オブジェクト形状情報テーブル12、ペン軌道情報テーブル13を記憶部204から読み出す。また、制御部202は、再生する会議の再生時刻制御に用いる進行タイマ等の初期化を行う。
ステップS702において、制御部202は、会議データを開始するときに表示すべきデータがあるか否かを判定する。表示すべきデータがあればステップS703に処理を進め、制御部202は、描画操作情報テーブル11、オブジェクト形状情報テーブル12、ペン軌道情報テーブル13から表示すべきデータを取得する。その後、ステップS704において、強調表示が必要か否かの判定でNOに進んだ後、ステップS707において、制御部202は、再生キューに再生情報を追加して画面への表示リクエストを発行する。次に、ステップS702において、表示すべきデータがあるか否かの判定でNOに進んだ後、ステップS708において、制御部202は、再生を終了するか否かの判定でNOに進み、ステップS709に処理を進める。ステップ709において、制御部202は、再生時刻タイマを進める。この状態で画面301には、会議データが開始される前に表示されていたデータが表示される。
次に、ステップS702に戻り、制御部202は、描画操作情報テーブル11の操作開始時刻順に格納されたデータを読み出し、再生データがあるか否かを判定する。再生データがある場合、ステップS703に処理を進め、制御部202は、強調表示が必要か否かを判定し、強調表示をする必要があればステップS705に処理を進める。ステップS705において、制御部202は、強調表示情報を生成した後、ステップS706において、再生データと生成した強調表示情報とを合成する。次に、ステップS707において、制御部202は、再生キューに再生情報を追加して表示リクエストを発行する。
なお、ステップS702において、次の再生データがない場合、ステップ708に処理を進め、ステップS708において、制御部202は、再生を終了するか否かの判定でNOに進んだ後、ステップS709に処理を進める。ステップS709において、制御部202は、再生時刻タイマを進めた後、再度ステップS702に戻る。
ステップS702において、再生データがなくなると、ステップS708に処理を進め、ステップS708において、制御部202は、再生時刻タイマが会議終了時刻に達していた場合、再生を終了するか否かの判定において、終了に処理を進め再生を終了する。
なお、制御部202は、画面への表示リクエストに基づいて、表示リクエストをタイムライン上に並べ、再生時間と同期させて先頭から画面へ出力する処理を平行して行う。
この処理により、複数の再生データが平行して再生される場合であっても、意図した通りに画面上に再生結果を表示することができる。また、ステップS705で生成された強調表示情報により本来の再生データの表示順序が入れ替わる場合や強調表示情報が本来の再生データよりも先行して表示される場合等であっても意図した通りに画面上に再生結果を表示することができる。
上述したステップS705における強調表示情報の生成については、様々な形態がある。したがって、強調表示情報の生成の形態について、図13〜図27を参照して、後述する。
次に、強調表示情報の生成及び強調表示情報の表示の効果を明らかにするために、制御部202が、描画操作情報テーブル11、オブジェクト形状情報テーブル12及びペン軌道情報テーブル13を生成したときの、ユーザが行ったペン操作について説明する。
まず、会議が開始される直前に表示される画面の一例を図9に示す。開始前に予め会議資料を登録しておくことで、制御部202は、図9に示すように画面に画像314を表示する。制御部202は、画像314が予め登録された情報を図5に示す描画操作情報テーブル11及び図6に示すオブジェクト形状情報テーブル12の各NO.1に記録する。
次に、会議が開始された直後、ユーザがストロークを描画する操作手順の一例を図10に示す。まず、ユーザはペン107を図10(a)に示す位置から図10(b)に示す画面の中央位置まで移動させる。次に、ユーザは画面の中央でペン107を画面に接触させ、図10(c)に示すように接触させた状態のままストロークすることで、図10(d)に示すようにストローク311が描画される。
ここで、制御部202は、ストロークが行われた操作情報を図5に示す描画操作情報テーブル11のNO.2に記録する。また、制御部202は、ストロークにより生成されたオブジェクトの画像情報と初期配置情報とを図6に示すオブジェクト形状情報テーブル12のNO.2に記録する。また、制御部202は、ユーザが実際にペンをストロークした軌道のパス情報を図7に示すペン軌道情報テーブル13のNO.1に記録する。また、制御部202は、ストロークに関する情報をオブジェクトID及びパスIDにより関連付けて記録する。なお、ここではペンの軌道情報と生成されたオブジェクトのパス情報とは完全に一致する。したがって、図6に示すオブジェクト形状情報テーブル12のNO.2の「画像情報」と、図7に示すペン軌道情報テーブル13のNO.1の「パス情報」とには、全く同じパス情報が記憶される。
次に、図10に示す手書きストロークを描画した後に、ユーザがオブジェクト314を移動する操作手順の一例を図11に示す。まず、ユーザはペン107を図11(a)に示す位置から図11(b)に示すようにオブジェクト314の位置まで移動させる。次に、ユーザはペン107で画面上のオブジェクト314に接触させて(ドラッグ&ドロップ開始)、図11(c)に示すように、その状態を維持させたまま画面の右上まで移動させる(ドラッグ)。次に、ユーザが図11(d)に示すようにペン107を画面から離す(ドロップ)ことでオブジェクト314の移動が行なわれる。
ここで、制御部202は、移動の操作が行われた記録を図5に示す描画操作情報テーブル11のNO.3に記録する。ここで、操作対象のオブジェクトは、図5に示す描画操作情報テーブル11のNO.1のオブジェクトと同一なので、制御部202は、「オブジェクトID」を「0001」として記録する。また、制御部202は、移動の操作の際にペンを動かした軌道のパス情報を図7に示すペン軌道情報テーブル13のNO.2に記録する。また、制御部202は、パス情報をペンIDにより関連付けて記憶している。なお、オブジェクトを移動する操作ではオブジェクトを新規に生成していないため、制御部202は、図6に示すオブジェクト形状情報テーブル12に画像情報等を記録しない。
次に、図11に示すオブジェクトを移動した後に、ユーザが矩形313及びストローク312を順に入力する操作手順の一例を図12に示す。図12(a)は、矩形313及びストローク312を入力する直前の画面の状態である。ユーザは図12(b)に示すように、ペン107を始点から終点までストロークさせることで矩形313の生成領域を入力する。
制御部202は、矩形313を入力した記録を図5に示す描画操作情報テーブル11のNO.4に記録し、矩形の形状及び位置を図6に示すオブジェクト形状情報テーブル12のNO.3に記録する。また、制御部202は、矩形に関する情報を「オブジェクトID」により関連付けて記憶している。なお、矩形の入力の場合、ペン操作の始点と終点とからペンの軌道が推測できるため、制御部202は、図7に示すペン軌道情報テーブル13にはパス情報を記録しない。
次に、ユーザが図12(c)から図12(d)に示すように、ストローク312を入力する。制御部202は、図5に示す描画操作情報テーブル11のNO.5、図6に示すオブジェクト形状情報テーブル12のNO.4及び図7に示すペン軌道情報テーブル13のNO.3にストローク312に関する情報を記録する。また、制御部202は、ストロークに関する情報を「オブジェクトID」と「ペンID」とに基づいて関連付けて記録する。
以上が、制御部202が、会議時に操作情報を記録する手順である。
ここで、会議が行われている場所にいる会議の参加者は、図10〜図12に示したペン107を含め、発表者の動きを見ることができる。したがって、参加者は、発表者が現在どの位置を指しているのか、どこに図形を入力しようとし、どのように図形を操作したのかを容易に認識できる。
一方、会議の記録をそのまま再生して会議内容を把握しようとする者は、ペン107を含め発表者の動きを見ることができないため、会議の参加者よりも会議の内容を把握し難くなる。そこで、本実施形態ではこの問題を解決する各種操作情報再生処理について以下に説明する。
図13は、本実施形態に係る会議システムの第一の操作情報再生処理の一例を示すフローチャートである。なお、この処理動作は上述した図8に示すステップS705における強調表示情報生成の処理を示すものである。
図13に示す処理動作について説明すると、ステップS1201〜S1203では、制御部202が、再生データの始点位置を示すアイコン図形とそのアニメーションを設定する。ステップS1204〜S1205では、制御部202が、アイコン図形の表示タイミングを再生データの表示タイミングの直前に設定する。
より具体的に説明すると、ステップS1201では、制御部202は、対象の再生データからパスIDを取得すると共に、図7に示すペン軌道情報テーブル13からペンの軌道を記録したパス情報を取得する。制御部202は、取得したパス情報の先頭座標よりペンが最初に画面に接触した操作開始位置を特定する。
ステップS1202において、制御部202は、操作開始位置を指し示すポインタとしてのアイコン図形を生成する(ポインタ生成)。制御部202は、アイコン図形の図形データをその場で生成してもよく、会議システムで用いられているポインタ用アイコン等を参照してもよく、図形データをファイルに保存しておき、読み出してもよい。制御部202は、アイコン図形の指し示す位置が操作開始位置になるようにアイコン図形の表示位置を設定する。
ステップS1203において、制御部202は、アイコン図形を強調して表示するため、ここではアイコン図形を所定時間、例えば1秒間、点滅表示させた後、消滅させるアニメーションを設定する。
ステップS1204において、制御部202は、図5に示す描画操作情報テーブル11を参照して、再生データの操作開始時刻を取得する。
ステップS1205において、制御部202は、アイコン図形のアニメーションの開始時刻を、再生データの操作開始時刻よりも所定時間前、例えば1秒前に設定する。
ステップS1206において、制御部202は、ステップS1201〜S1205において各種パラメータを設定したアイコン図形を強調表示情報として出力する。
その後、図8に示すフローチャートの再生処理動作に戻り、制御部202は、アイコン図形のアニメーションを表示した直後に再生データを表示する。
次に、ストローク311を例にして、上述した第一の操作情報再生処理において、具体的に取得される情報等について説明する。
ここで、ストローク311の操作情報は、図5に示す描画操作情報テーブル11のNO.2に記録されて、「パスID」には「0001」が設定されている。「パスID」に基づいて図7に示すペン軌道情報テーブル13を検索すると、NO.1の「パス情報」には、ユーザによるペンの軌道が「path1(具体的な座標は省略する)」として記録されている。したがって、S1201では、制御部202は、「path1」の先頭座標を取得する。次に、S1202では、制御部202は、会議システムが用意しているペンのポインタをアイコン図形として取得する。S1203では、制御部202は、アイコン図形を「path1」から取得した先頭座標に設定し、1秒間の点滅表示させた後、消滅させるアニメーションを設定する。ステップS1204では、制御部202が、図5に示す描画操作情報テーブル11から、ストローク311の描画開始時刻「11:59:58」を取得する。ステップS1205では、制御部202は、ステップS1202におけるアイコン図形の再生開始時刻を1秒前である「11:59:57」に設定する。最後に、ステップS1206において、制御部202は、アイコン図形を強調表示情報として出力する。上述した処理動作により図8に示す強調表示情報生成のステップS705が終了する。
次に、再生対象である再生データと生成した強調表示情報との両方を表示するように表示リクエストを発行することにより、画面に表示される結果について図14を参照して説明する。図14(a)の画面では、ストローク311が再生される前であって、制御部202が、オブジェクト314のみを表示している状態の画面である。図14(b)の画面は、制御部202が、アイコン図形1301を1秒間点滅表示している状態の画面である。図14(c)の画面は、制御部202が、アイコン図形1301が指し示していた位置からストローク311を表示している状態の画面である。なお、制御部202は、ストローク311の再生を操作開始時刻から操作終了時刻の間で等間隔に進むよう、再生スピードを調整する。図14(d)の画面は、制御部202が、ストローク311を再生した後の状態の図である。
以上の処理を行うことで、会議データの視聴者は、ストローク311の描画再生が開始される前にアイコン図形1301を確認することができる。したがって、視聴者は、会議の参加者と同様に、実際の会議で発表者がペンを使って描画し始めるタイミングと描画し始める位置等を取得することができるので、会議データの内容をより把握することができる。なお、強調表示情報は、再生直前ではなく再生直後に表示させるようにして、描画し終わったタイミングと描画し終わった位置等とを視聴者に把握させるようにしてもよい。
図15は、本実施形態に係る会議システムの第二の操作情報再生処理の一例を示すフローチャートである。なお、この処理動作は上述した図8に示すステップS705における強調表示情報生成の処理を示すものである。
図15に示す処理動作について説明すると、ステップS1401〜S1408では、制御部202は、再生データを表示する軌道又は領域を指し示すアイコン図形とアニメーションとを設定する。また、ステップS1409〜S1410では、制御部202は、再生データの表示とアイコン図形のアニメーションとの同期を行う。
より具体的に説明すると、ステップS1401において、制御部202は、強調表示に必要なアイコン図形を生成する。ステップS1401における処理は上述したステップS1202と同様である。ステップS1402において、制御部202は、再生データにペンのパス情報が記憶されているか否かを判定する。ペンのパス情報が記録されている場合、制御部202は、ステップS1403に処理を進めて、パス情報を取得する。
一方、ステップS1402において、パス情報が記録されていない場合、制御部202は、ステップS1404に処理を進める。ステップS1404において、制御部202は、再生データが始点及び終点が記憶された自由曲線であるか否かを判定する。自由曲線の場合、ステップS1405に処理を進め、制御部202は、自由曲線のパス情報を取得して、ステップS1408に処理を進める。
また、ステップS1404において、自由曲線でない場合、制御部202は、ステップS1406に処理を進め、再生データが始点及び終点が記録されたオブジェクトであるか否かを判定する。始点及び終点が記録されたオブジェクトの場合、ステップS1407に処理を進め、制御部202は、画像情報に基づいて始点及び終点を結ぶ直線をパス情報として生成し、ステップS1408に処理を進める。なお、ステップS1406において、始点及び終点が記録されたオブジェクトではない場合、ステップS1412に処理を進め、制御部202は、他の強調表示情報を生成する方法を選択する。次に、ステップS1413において、制御部202は、選択した方法により強調表示情報を生成する。
ステップS1408において、制御部202は、アイコン図形を取得又は生成したパス情報の軌道に沿うようにアニメーションを設定する(軌道生成)。次に、ステップS1409において、制御部202は、図5に示す描画操作情報テーブル11を参照して、再生データの操作開始時刻及び終了時刻を取得する。ステップS1410において、制御部202は、アイコン図形のアニメーションの開始時刻及び終了時刻を、ステップS1409において取得した操作開始時刻及び操作終了時刻に設定する。ステップS1411において、制御部202は、ステップS1401〜S1410において各種パラメータを設定したアイコン図形を強調表示情報として出力する。
その後、図8に示すフローチャートの再生処理動作に戻り、制御部202は、擬似表示としてアイコン図形のアニメーションを再生データの表示と同期させて表示する。したがって、表示画面では、アイコン図形が再生データを実際に描画したり操作したりするような視覚効果を得ることができる。
次に、ストローク311を例にして、上述した第二の操作情報再生処理において、具体的に取得される情報等について説明する。
まず、ステップS1401では、制御部202は、ストローク311の再生データを強調表示するため、会議システムが用意している強調表示用のポインタのアイコン図形を取得する。次に、ステップS1402において、ストローク311の再生データにはパス情報が記録されていることから、制御部202は、ステップS1403に処理を進める。ステップS1403では、制御部202は、ストローク311を描画するときのペンのパス情報を図7に示すペン軌道情報テーブル13のNO.1の「path1」から取得する。
ステップS1408では、制御部202は、取得したパス情報をアイコン図形のアニメーションの軌道に設定する。ステップS1409では、制御部202は、図5に示す描画操作情報テーブル11から、ストローク311の操作開始時刻「11:59:58.000」及び操作終了時刻「11:59:58.500」を取得する。ステップS1410では、制御部202は、アイコン図形の表示開始時刻を「11:59:58.000」に設定し、表示終了時刻を「11:59:58.500」に設定する。最後に、ステップS1411において、制御部202は、アイコン図形を強調表示情報として出力する。上述した処理動作により図8に示す強調表示情報生成のステップS705が終了する。
次に、再生対象である再生データと生成した強調表示情報との両方を表示するように表示リクエストを発行することにより、画面に表示される結果について図16を参照して説明する。図16(a)の画面は、ストローク311が再生される前であって、制御部202が、オブジェクト314とアイコン図形1301とのみを表示している状態の画面である。図16(b)の画面は、制御部202が、アイコン図形1301を再生開始位置に表示している状態の画面である。図16(c)の画面は、制御部202が、ストローク311の再生の進度に合わせてアイコン図形1301を移動するように表示している画面である。図14(d)の画面は、制御部202が、ストローク311を再生した後の状態の画面である。
次に、矩形313を例にして、上述した第二の操作情報再生処理において、具体的に取得される情報等について説明する。ストローク311と異なる点は、ペンのパス情報がないことと描画するものが矩形であることである。
制御部202は、ステップS1402、ステップS1404及びステップS1406を経てステップS1407に処理を進める。ステップS1407において、制御部202は、始点と終点とを結ぶ直線をパス情報とする。すなわち、図6に示すオブジェクト形状情報テーブル12のNO.3には、矩形313の開始座標(x3、y3)と、幅及び高さ(h3、w3)とが記録されている。したがって、制御部202は、この情報から、アイコン図形のアニメーションの始点(x3、y3)と終点(x3+w3、y3+h3)と結んだ直線をパス情報として生成する。
次に、このように生成した強調表示情報と再生データとの表示リクエストを発行することにより、画面に表示される結果について図17を参照して説明する。図17(a)の画面は、矩形313の表示が再生される前であって、制御部202が、ストローク311とオブジェクト314とアイコン図形1301とのみを表示している状態の画面である。図17(b)の画面は、制御部202が、矩形313を再生するタイミングで、アイコン図形1301をアニメーションの始点(x3,y3)に移動した状態の画面である。図17(c)の画面は、制御部202が、矩形のサイズが広がるのに合わせてアイコン図形1301をアニメーションの終点(x3+w3、y3+h3)に移動するように表示している画面である。図17(d)の画面は、制御部202が、矩形313を再生した後の状態の画面である。制御部202は、アイコン図形1301を矩形313の右下の点で停止するように表示する。
以上の処理を行うことで、会議データの視聴者は、ストローク311及び矩形313がアイコン図形1301により描画されているかのように認識することができる。したがって、視聴者は、会議の参加者と同様に、実際の会議で発表者がペンを使って描画している軌道等を取得することができるので、会議データの内容をより把握することができる。
図18は、本実施形態に係る会議システムの第三の操作情報再生処理の一例を示すフローチャートである。なお、この処理動作は上述した図8に示すステップS705における強調表示情報生成の処理を示すものである。
図18に示す処理動作について説明すると、ステップS1701〜S1703では、制御部202は、再生データの領域位置を明示する矩形領域の点滅アニメーションを設定する。また、ステップS1704〜S1705では、制御部202は、矩形の点滅タイミングを再生データの表示タイミングの直前に設定する。
より具体的に説明すると、ステップS1701において、制御部202は、対象の再生データより、再生データが表示される領域の表示情報を取得する。制御部202は、図5に示す描画操作情報テーブル11の「操作種別1」を参照して「描画」であれば、図6に示すオブジェクト形状情報テーブル12の初期配置情報を、そのまま再生データの表示領域として取得する。一方、図5に示す描画操作情報テーブル11の「操作種別1」が「操作」であれば、制御部202は、操作対象オブジェクトの画像情報と操作内容とから表示される領域を計算する。
ステップS1702において、制御部202は、取得した表示領域を覆う矩形領域を生成する(領域生成)。表示領域は座標により示されるため、制御部202は、表示領域を覆う矩形領域の形状を特定することができる。なお、制御部202は、矩形領域に対して色、透明度、輪郭線の太さ、表示領域からのはみ出し量等、設定された様々なパラメータに基づいて生成することができるが、詳細な説明は省略する。
ステップS1703において、制御部202は、矩形領域を強調して表示するため、ここでは矩形領域を所定時間、例えば1秒間の点滅表示させた後、消滅させるアニメーションを設定する。
以下、ステップS1704〜ステップS1706は、上述した図13に示す第一の操作情報再生処理を示すフローチャートのステップS1204〜S1206と同様であり説明を省略する。
次に、ストローク311を例にして、第三の操作情報再生処理において、具体的に取得される情報等について説明する。
ここで、ストローク311の画像情報は、図5に示す描画操作情報テーブル11のNO.2に記録され、「オブジェクトID」には、「0002」が設定されている。制御部202は、「オブジェクトID」から図6に示すオブジェクト形状情報テーブル12を参照することで、初期配置情報を取得することができる。したがって、ステップS1701では、制御部202は、ストローク311の表示領域(x2、y2、h2、w2)を取得する。次に、ステップS1702では、制御部202は、取得した表示領域に基づいて、同じ表示位置及び同じサイズの矩形領域を生成する。ステップS1703では、制御部202は、生成した矩形領域を1秒間、点滅表示させた後、消滅させるアニメーションを設定する。次に、ステップS1704及びステップS1705では、制御部202は、上述したステップS1204及びステップS1205と同様の処理を行い、最後にステップS1706において、制御部202は、矩形領域を強調表示情報として出力する。
次に、再生対象である再生データと生成した強調表示情報との両方を表示するように表示リクエストを発行することにより、画面に表示される結果について図19を参照して説明する。図19(a)の画面は、ストローク311が再生される前であって、制御部202が、オブジェクト314のみを表示している状態の画面である。図19(b)の画面は、制御部202が、矩形領域1801を1秒間点滅表示している状態の画面である。図19(c)の画面は、制御部202が、矩形領域1801内にストローク311を表示している状態の画面である。図19(d)の画面は、制御部202が、ストローク311を再生した後の状態の図である。
以上の処理を行うことで、会議データの視聴者は、ストローク311の描画再生が開始される前に矩形領域1801を確認することができる。したがって、視聴者は、発表者がこれから書き込もうとする位置及び最終的に書き込まれる範囲を認識することができるので、会議データの内容をより把握することができる。なお、強調表示情報は、再生直前ではなく再生直後に表示させるようにして、描画し終わったタイミングと描画し終わった位置等とを視聴者に把握させるようにしてもよい。
図20は、本実施形態に係る会議システムの第四の操作情報再生処理の一例を示すフローチャートである。なお、この処理動作は上述した図8に示すステップS705における強調表示情報生成の処理を示すものである。
図20に示す処理動作について説明すると、ステップS1901〜S1903では、制御部202は、再生データの表示位置及び表示内容を明示する自由曲線の点滅アニメーションを生成する。また、ステップS1904〜S1905では、制御部202は、自由曲線の点滅タイミングを再生データの表示タイミングの直前に設定する。
より具体的に説明すると、ステップS1901において、制御部202は、再生対象であるストロークのペンのパス情報を取得する。又は、制御部202は、再生対象のストロークの画像情報及び初期配置情報から、再生するストロークの形状及び表示位置の情報を取得する。
ステップS1902において、制御部202は、取得したペンのパス情報、又は取得したストロークの形状及び表示位置の情報からストロークに重なる自由曲線(軌道)を生成する(ストローク軌道生成)。
ステップS1903〜S1906は、上述した図18に示す第三の操作情報再生処理を示すフローチャートのステップS1703〜S1706と同様であり、説明は省略する。
次に、ストローク311を例にして、上述した第四の操作情報再生処理において、具体的に取得される情報等について説明する。
ステップS1901では、制御部202は、図7に示すペン軌道情報テーブル13の「パスID」の「0001」に関連付けられている「パス情報」の「path1」を取得する。ステップS1902では、制御部202は、「path1」に基づいて自由曲線を生成する。なお、ここでは、制御部202は、自由曲線の線種を点線にする。次に、ステップS1903〜S1905では、制御部202は、上述したステップS1703〜S1705と同様の処理を行う。そして最後にステップS1906において、制御部202は、自由曲線を強調表示情報として出力する。
次に、再生データと強調表示情報との両方を表示するように表示リクエストを発行することにより、画面に表示される結果について図21を参照して説明する。図21(a)の画面は、ストローク311が再生される前であって、制御部202が、オブジェクト314のみを表示している状態の画面である。図19(b)の画面は、制御部202が、自由曲線2001を1秒間点滅表示している状態の画面である。図19(c)の画面は、制御部202が、自由曲線2001を表示されていた線上にストローク311を表示している状態の画面である。図19(d)の画面は、制御部202が、ストローク311を再生した後の状態の図である。
以上の処理を行うことで、会議データの視聴者は、ストローク311の描画再生が開始される前に自由曲線2001を確認することができる。したがって、視聴者は、発表者がこれから書き込もうとする位置及び最終的に書き込まれる形状及び内容を認識することができるので、会議データの内容をより把握することができる。なお、制御部202は、強調表示情報を、再生直前ではなく再生直後に表示させるようにして、描画し終わったタイミングと描画し終わった位置等とを視聴者に把握させるようにしてもよい。
図22は、本実施形態に係る会議システムの第五の操作情報再生処理の一例を示すフローチャートである。なお、この処理動作は上述した図8に示すステップS705における強調表示情報生成の処理を示すものである。
図22に示す処理動作について説明すると、ステップS2101〜S2103では、制御部202は、再生データの表示対象を明示する対象画像の点滅アニメーションを設定する。また、ステップS2104〜S2105では、制御部202は、対象画像の点滅タイミングを再生の実行タイミングの直前に設定する。
より具体的に説明すると、ステップS2101において、制御部202は、再生する操作対象のオブジェクトの画像情報を「オブジェクトID」で関連付けられた図6に示すオブジェクト形状情報テーブル12から取得する。
ステップS2102において、制御部202は、操作対象のオブジェクト上に表示する全く同じオブジェクトの画像情報を生成する(オブジェクト生成)。
ステップS2103において、制御部202は、新たに生成したオブジェクトを強調して表示するため、所定時間、例えば1秒間、点滅表示させた後、消滅させるアニメーションを設定する。
以下、ステップS2104〜ステップS2106は、上述した図20に示す第四の描画操作情報の再生処理を示すフローチャートのステップS1904〜S1906と同様であり、説明は省略する。
次に、再生データと強調表示情報との両方を表示するように表示リクエストを発行することにより、画面に表示される結果について図23を参照して説明する。図23(a)の画面は、オブジェクト314の移動処理が再生される前であって、制御部202が、ストローク311とオブジェクト314とを表示している状態の画面である。図23(b)の画面は、制御部202が、オブジェクト314の移動を再生する直前にオブジェクト314上でオブジェクト314と同じ形状の画像を点滅表示している状態の画面である。図23(c)の画面は、制御部202が、オブジェクト314を移動して表示している状態の画面である。図23(d)の画面は、制御部202が、オブジェクト314を移動した後の状態の図である。
以上の処理を行うことで、会議データの視聴者は、オブジェクト314の再生が開始される前にオブジェクト314の点滅を確認することができる。したがって、視聴者は、発表者が操作しようとしているオブジェクトを認識することができるので、会議データの内容をより把握することができる。なお、制御部202は、強調表示情報を、再生直前ではなく再生直後に表示させるようにして、操作し終わったタイミングと操作し終わった位置等とを視聴者に把握させるようにしてもよい。
図24は、本実施形態に係る会議システムの第六の操作情報再生処理の一例を示すフローチャートである。なお、この処理動作は上述した図8に示すステップS705における強調表示情報生成の処理を示すものである。
図24に示す処理動作について説明すると、ステップS2301〜S2306で、制御部202は、再生データを表示したときに強調表示する追加アニメーションを生成する。なお、制御部202は、生成した追加アニメーションを上述した図8に示すステップS706にて、再生データと合成する。
より具体的に説明すると、ステップS2301において、制御部202は、再生データに合成するアニメーション効果(強調表示情報)を生成する。制御部202は、この時点ではアニメーション効果の内容を設定しない。
ステップS2302において、制御部202は、再生データを表示するときに、例えば表示時に線幅を太く表示させる効果(変化情報)をアニメーション効果に設定する。
ステップS2303において、制御部202は、再生データを表示した後に、例えば一定時間後に線幅を次第に細くして、オリジナルの線幅に戻す効果(変化情報)をアニメーション効果に設定する。
ステップS2306において、制御部202は、ステップS2302とステップS2303において、設定されたアニメーション効果を強調表示情報として出力する。
次に、強調表示情報を合成した再生データに対し表示リクエストを発行することにより、画面に表示される結果について図25を参照して説明する。なお、図25の画面には、理解を容易にするためにペンのアイコン図形を表示しているが、実際は表示されない。
図25(a)の画面は、制御部202が、ストローク311を表示している状態の画面である。再生直後、制御部202は、ストローク311を記憶されている線幅の情報よりも太い線幅で表示する。その後、制御部202は、ストローク311の線幅を徐々に記憶された線幅の情報に変化させる。次に、図25(b)の画面は、制御部202が、オブジェクト314を移動した状態及び矩形313を描画している状態の画面である。制御部202は、オブジェクト314を移動している間、オブジェクト314の線幅を太くして表示する。また、制御部202は、矩形313を描画した直後、線幅を太くして表示する。その後、制御部202は、オブジェクト314及び矩形313の線幅を、徐々に記憶された線幅の情報に変化させる。次に、図25(c)の画面は、制御部202が、ストローク312を再生している状態の画面である。制御部202は、再生直後、ストローク312を記憶されている線幅の情報よりも太い線幅で表示する。次に、図25(d)の画面は、制御部202が、ストローク312を表示している状態の画面である。図25(d)では、ストローク312の再生時間が長いため、制御部202は、再生が終わる前に再生タイミングが早かった部分から、順にストローク312の線幅を細くなるアニメーションを表示する。図25(d)では、制御部202は、ストローク312を太い線幅部分と細くなりつつある線幅部分とオリジナルの線幅部分とからなる自由曲線として表示している。なお、一定時間後、制御部202は、自由曲線をすべて記録された線幅の情報に戻す。
以上の処理を行うことで、会議データの視聴者は、その時々で行われている再生データをすぐ認識することができると共に、一定時間前までに行われていた操作を認識することができる。したがって、視聴者は、会議の参加者と同様に、実際の会議で発表者が操作している位置等を取得することができるので、会議データの内容をより把握することができる。
図26は、本実施形態に係る会議システムの第七の操作情報再生処理の一例を示すフローチャートである。なお、この処理動作は上述した図8に示すステップS705における強調表示情報生成の処理を示すものである。
図26に示す処理動作について説明すると、ステップS2501〜S2506で、制御部202は、再生データを再生から一定時間後に薄い色にする追加アニメーションを生成する。すなわち、制御部202は、時間の経過により色の変化情報を含ませるようにアニメーションを生成する。なお、制御部202は、生成した追加アニメーションを上述した図8に示すステップS706にて、再生データと合成する。
より具体的に説明すると、ステップS2501において、制御部202は、再生データに合成するアニメーション効果(強調表示情報)を生成する。制御部202は、この時点ではアニメーション効果の内容を設定しない。
ステップS2503において、制御部202は、再生データを表示するときに、例えば、一定時間後に一定時間で線色を次第に薄く変化させる効果(変化情報)をアニメーション効果に設定する。
ステップS2506において、制御部202は、ステップS2503で設定されたアニメーション効果を強調表示情報として出力する。
次に、強調表示情報を合成した再生データに対し表示リクエストを発行することにより表示される結果について図27を参照して説明する。なお、図27の画面では、理解を容易にするためにペンのアイコン図形を表示しているが、実際は表示されない。また、図27の画面では、線色を薄くする変化を点線にして示している。
図27(a)の画面は、再生開始直後、制御部202が、オブジェクト314を薄い色に変化させている画面である。また、制御部202は、最初ストローク311を記憶されている線色の情報で再生している。次に、図27(b)の画面は、制御部202が、ストローク311を薄い色に変化させている画面である。また、制御部202は、最初、移動させて表示したオブジェクト314及び矩形313を記憶されている線色の情報で再生している。次に、図27(c)の画面は、制御部202が、オブジェクト314及び矩形313を薄い色に変化させている画面である。また、制御部202は、最初ストローク312を記憶されている線色の情報で再生している。次に、図27(d)では、ストローク312の再生時間が長いため、制御部202は、再生が終わる前に再生タイミングが早かった部分から、順にストローク312の線色を薄い色にするアニメーションを表示している。図27(d)では、制御部202は、ストローク312をオリジナルの線色と薄い色の線色とからなる自由曲線として表示している。なお、一定時間後、制御部202は、自由曲線をすべて薄い色の線色にする。
以上の処理を行うことで、会議データの視聴者は、その時々で行われている再生データの位置を認識することができると共に、一定時間前までの行われていた操作を認識することができる。したがって、視聴者は、会議の参加者と同様に、実際の会議で発表者が操作している位置等を取得することができるので、会議データの内容をより把握することができる。
このように、第1の実施形態によれば、操作情報を用いた会議等の再生において、発表者がその場にいないことによる情報の不足を補うことで、発表内容を把握することができる。
(第2の実施形態)
本実施形態に係る会議システムは、第1の実施形態に係る会議システムと同様な構成であるが、手書文字認識を行うことができるように構成されている。
図28は、本実施形態に係る会議中に表示された画面の一例を示す図である。
図28に示すように、制御部202は、ユーザによりペンで入力された複数のストロークから構成されるストローク群2701を表示している。ストローク群2701は、グループ化されたオブジェクトであり、ユーザが入力した「きやの」と「えだ」とのストローク群からなる。また、制御部202は、ストローク群2701を「きやの」と「えだ」とによって構成される文字であることを認識している。また、制御部202は、後述するストローク群2702を表示している。ストローク群2702は、ユーザがストローク群2701のうち「えだ」をコピーしたオブジェクトである。制御部202は、会議の発表者がストローク群2701を入力する操作を会議データとして記録する。この記録する処理は、第1の実施形態と同様である。
本実施形態に係る会議システムでは検索操作を行うことができる。例えば、ユーザがストローク群2701のうち「きやの」の部分を選択し検索を行う。すると、制御部202は、選択されたストロークの文字認識を実行すると共に認識した文字を検索キーワードにした検索を行う。
図29は、検索が行われた結果の画面の一例を示す図である。図29に示すように、制御部202は、領域2801に検索により検出したファイルのファイル名をリストアップする。ここで、例えば、ユーザがリストアップされたファイル名を選択することで、制御部202は、各ファイルの内容を表示する。また、このとき制御部202は、領域2801を閉じる処理を行う。制御部202は、ユーザが検索する操作や検索結果等を会議データとして記録する。
その後、ユーザがストローク群2701のうち、「えだ」の部分を選択しコピーの操作を行うことで、制御部202は、ストローク群2702を生成する。ユーザがストローク群2702を縮小して回転させる操作を行うことで、制御部202は、図28に示すストローク群2702を表示する。制御部202は、ユーザが行うコピー操作等を同様に会議データとして記録する。
ここで、上述の記録した会議データを再生する場合、視聴者は検索操作やコピー操作の状況を把握することが困難である。すなわち、会議データの視聴者は、検索操作の再生において、領域2801に検索した文字列を表示する領域がないため、どのようなキーワードを入力して検索を行ったのかあるいは、ストロークを利用して検索を行ったのかを把握することができない。また、会議データの視聴者は、コピー操作の再生において、画面には、どの部分からコピーされたものであるかが表示されないため、コピー元とコピー先との関連を把握することが困難である。この問題に鑑みて、以下に本実施形態に係る各種操作情報再生処理を示す。
図30は本実施形態に係る会議システムの第八の操作情報再生処理の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS2900において、制御部202は、再生する対象が、検索キーワードのストローク群であるか否かを判定する(検索元判定)。検索キーワードにしたストローク群である場合、制御部202は、ステップS2901に処理を進める。検索キーワードにしたストロークでない場合、制御部202は、強調表示情報生成の処理を終了する。
ステップS2901において、制御部202は、検索のキーワードとしたストローク群を囲う領域を取得する。
ステップS2902において、制御部202は、取得した領域を識別する識別表示をするために、その領域を覆うオブジェクトを生成する。
ステップS2903において、制御部202は、検索結果を表示した領域の位置を取得する。
ステップS2904において、制御部202は、ステップS2902で生成したオブジェクトとステップS2903で取得した検索結果の領域とをつなぐ矢印を生成する。このとき、制御部202は、検索を実行した旨を明示する情報も生成する。
ステップS2905において、制御部202は、ステップS2902及びステップS2904で生成したオブジェクトと矢印とを合成して一つの合成オブジェクトにする。
ステップS2906において、制御部202は、合成オブジェクトの表示の深さをキーワードのストローク群の表示より下に設定する。したがって、制御部202が、再生データを再生したとき、合成オブジェクトによりストローク群が隠れないように表示する。
ステップS2907において、制御部202は、検索実行操作時刻の所定時間前から検索結果が表示された所定時間後まで、合成オブジェクトを表示するアニメーションを設定する。ここでは、例えば検索実行操作の1秒前から検索結果が表示された1秒後まで、合成オブジェクトを表示するアニメーションを設定するものとする。
ステップS2908において、制御部202は、生成した合成オブジェクトを強調表示情報として出力する。
次に、図31を参照して、上述した第八の操作情報再生処理を行った場合について説明する。
まず、ステップS2901では、制御部202は、図31に示すようにストローク群2701のうち、検索キーワードとして利用した「きやの」に相当するストローク群のみを対象とし、そのストローク群を囲う領域を計算する。ステップS2902では、制御部202は、計算した領域を覆うオブジェクトとして図31に示す長円形3001を生成し、塗りつぶす。ステップS2903では、制御部202は、検索結果を示す領域2801を表示した位置を検出する。ステップS2904では、制御部202は、領域2801と長円形3001とをつなぐ図31に示す矢印3002を生成する。ここで、制御部202は、長円形3001と領域2801とに重ならない位置に矢印3002を生成する。したがって、生成された矢印3002は、ストローク群2701のうち「きやの」のストローク群とも重ならない。また、制御部202は、矢印3002の中に検索を実行した旨の明示として、図31に示すように、例えば文字列として「検索実行」を生成する。ステップS2905では、制御部202は、長円形3001と矢印3002とを合成オブジェクトにして、表示を一度で実行できるようにする。ステップS2906では、制御部202は、合成オブジェクトの表示の深さを、「きやの」のストローク群よりも下に設定する。ステップS2907では、制御部202は、合成オブジェクトの表示時間を検索実行1秒前から検索結果表示1秒後までの間に設定して表示効果の設定を完了する。ステップS2908では、制御部202は、合成オブジェクトを強調表示情報として出力し、他の再生データと共に再生を行う。
次に、再生処理が行われた場合、制御部202は、最初にストローク群2701を画面に再生した後、検索を実行する1秒前の時刻に長円形3001と矢印3002とを同時に表示する。その後、制御部202は、検索結果の領域2801を再生する。ここで、図31に示す画面は、制御部202が、検索結果の領域2801を表示した直後の画面である。その後、制御部202は、領域2801を表示した1秒後に長円形3001と矢印3002とを画面から消去することで、図29に示すように、記録されていた再生データを順に再生した場合と同じ結果を表示する。
以上の処理を行うことで、会議データの視聴者は、検索に用いたキーワードや検索を行ったタイミング等を認識することができる。したがって、視聴者は、会議の参加者と同様に、会議データの内容をより把握することができる。
図32は本実施形態に係る会議システムの第九の操作情報再生処理の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS3000において、制御部202は、再生する対象が、コピーの操作により生成されたストローク群であるか否かを判定する(複製判定)。コピーにより生成されたストローク群であると判定した場合、制御部202は、ステップS3101に処理を進める。また、コピーにより生成されたオストローク群ではないと判定した場合、制御部202は、強調表示情報生成の処理を終了する。
ステップS3101において、制御部202は、コピー元(引用元)及びコピー先のストローク群に関する参照情報を取得する。ここで、参照情報にはストローク群が表示されている領域の情報が含まれる。
ステップS3102において、制御部202は、コピー元のストローク群に対する表示効果を生成する。
ステップS3103において、制御部202は、生成した表示効果に対して点滅のアニメーションを設定する。ここでは、例えばストローク群を点滅させるタイミングをコピー実行の1秒前からコピー実行の1秒後までとする。
ステップS3104において、制御部202は、コピー元及びコピー先のストローク群の領域をつなぐ矢印を生成する。このとき、制御部202は、コピーを実行した旨を明示する情報も生成する。
ステップS3105において、制御部202は、生成した矢印に対する表示効果を生成する。ここでは、制御部202は、コピー実行の0.5秒前からコピー実行の1秒後まで表示させる表示効果を設定する。
ステップS3108において、制御部202は、ステップS3102で生成した表示効果とステップS3104で生成した矢印を強調表示情報として出力する。
次に、図33を参照して、上述した第九の操作情報再生処理を行った場合について説明する。
まず、ステップS3101では、制御部202は、ストローク群2701のうち「えだ」を構成するストローク群と、コピー先のストローク群2702の参照情報を取得する。ステップS3102では、制御部202は、「えだ」を構成するストローク群に対して表示効果を生成する。ステップS3103では、制御部202は、生成した表示効果に、コピー実行の1秒前からコピー実行の1秒後まで点滅表示を行うアニメーションを設定する。ステップS3104では、制御部202は、コピー元及びコピー先を表示した領域の情報に基づいて、両者の領域をつなぐ図33に示すような矢印3201を生成する。また、制御部202は、矢印3201にコピーを行ったことを明示する文字列である「コピー実行」を生成する。ステップS3105では、制御部202は、矢印3201に対しコピー実行の0.5秒前からコピー実行の1秒後まで表示させる表示効果を設定する。ステップS3108では、制御部202は、ステップS3102で生成した表示効果と矢印3201とを強調表示情報として出力する。ここで出力された表示効果は上述した図8に示すフローチャートのステップS706において、制御部202が、ストローク群2701のうち「えだ」を構成するストローク群と合成して、再生方法を変化させた上で、他の再生データと共に再生を行う。
次に、再生処理が行われた場合、制御部202は、検索結果の領域2801を消去した状態から、ストローク群2701のうち「えだ」を構成するストローク群を点滅させる。また、制御部202は、コピー実行の0.5秒後に矢印3201を表示して、さらに0.5秒後にコピー先のストローク群2702を再生する。なお、ユーザはストローク群2702に対し縮小と回転との操作を行っているので、制御部202は、順に縮小と回転とを再生し、図33に示すようにストローク群2702を画面に表示する。その後、制御部202は、「えだ」を構成するストローク群の点滅と矢印3201の表示を消去するので、図28に示すように本来記録されていた再生データを順に再生した場合と同じ結果を表示する。なお、上述した第九の操作情報再生処理ではストローク群を例にして説明したが、その他のオブジェクトであっても同様に処理が行われる。
以上の処理を行うことで、会議データの視聴者は、コピーを実行したときのコピー元のオブジェクトやコピーを行ったタイミング等を認識することができる。したがって、視聴者は、会議の参加者と同様に、会議データの内容をより把握することができる。
(第3の実施形態)
図34は、本実施形態に係る会議システムの構成の一例を示す図である。
本実施形態に係る会議システムは、入力装置としてのペン3301、3302が複数、設けられている。ペン3301、3302には、それぞれ一意に識別されるペンIDが割り当てられている。ペン3301、3302が発信する情報には、全てペンIDが付加されている。例えば、制御部202が、検出装置102、103を介して、ペン3301、3302から発信されるペンIDを取得することにより、現在操作しているペンを識別することができる。また、制御部202は、ペンIDを取得することにより同時に複数のペンが操作されたときにどちらのペンによってどのような操作が行われたかを識別することができる。ここで、ペンIDは、ユーザを識別した結果として、図5に示す描画操作情報テーブル11のペンの操作者である「ユーザID」と関連付けられて記録される。
次に、本実施形態に係る複数のペンを用いたユーザの操作手順と図5に示す描画操作情報テーブル11に記録される情報とについて説明する。図35は、本実施形態に係る操作手順の一例を示す図である。ここでは、一人目のユーザ1(ユーザID:user1)がペン3301(ペンID:Pen1)を操作し、次に、二人目のユーザ2(ユーザID:user2)がペン3302(ペンID:Pen2)を操作するものとする。
ここで、例えば、ユーザ1が、図35(a)及び図35(b)に示すようにペン3301を用いてストロークを行う。制御部202は、「ペンID」として「Pen1」を認識すると共に、「ユーザID」として「user1」を対応付けているため、「user1」の操作として会議データに記録する。
また、ユーザ2が、図35(c)及び図35(d)に示すようにペン3302を用いてストロークを行う。制御部202は、「ペンID」として「Pen2」を認識すると共に、「user2」の操作として会議データに記録する。
図36は、本実施形態に係る操作手順の一例を示す図である。図36は、複数のペンを用いて同じタイミングで操作したものである。ここでは、二人のユーザが同時にストロークを描画する操作を行い、同時に終了したものとする。この場合、制御部202は、会議データとしてそれぞれの操作が同じ時刻にそれぞれ異なるユーザ(user1、user2)によって実行されたものとして記録する。
ここで、このように記録された再生データを第1又は第2の実施形態における操作情報再生処理を用いて再生すると、視聴者は、上述したように強調表示情報により会議の内容をより把握することができる。しかしながら、視聴者は、複数のユーザのうち、誰が操作したのかを確認することができない。
ここでは、図35及び図36に示す操作手順が記録された会議データを上述した第1の実施形態における第二の操作情報再生処理を用いて再生する場合について、それぞれ図37及び図38を参照して説明する。なお、第二の操作情報再生処理は、ペンの軌道に沿ってアイコン図形を表示させるものである。
まず、図37(a)の画面は、制御部202が、アイコン図形1301を、ユーザ1が描画したストロークの再生開始位置まで表示している状態の画面である。次に、図37(b)の画面は、制御部202が、ストロークの再生の進度に合わせてアイコン図形1301を移動するように表示している状態の画面である。次に、図37(c)の画面は、制御部202が、アイコン図形1301をユーザ2が描画したストロークの再生開始位置まで表示している状態の画面である。図37(d)の画面は、制御部202が、ユーザ1及びユーザ2が描画したストロークを再生した後の状態の画面である。図37では、2つのストロークがあったとしても、一つのアイコン図形1301で表示される。したがって、会議データの視聴者は、誰が描画したストロークであるか、又はそれぞれのストロークを描画したのが同一人物であるか異なる人物であるかを把握することができない。
一方、図38(a)の画面は、制御部202が、2つのアイコン図形1301をそれぞれユーザ1が描画したストロークの再生開始位置及びユーザ2が描画したストロークの再生開始位置まで表示している状態の画面である。次に、図38(b)の画面は、制御部202が、それぞれのストロークの再生の進度に合わせて2つのアイコン図形1301を移動するように表示している状態の画面である。したがって、図38では、同時に2つのアイコン図形1301が表示させるため複数人による描画であることを把握することができるが、誰がどちらの操作をしているかを把握することができない。この問題に鑑みて、以下に本実施形態に係る操作情報再生処理を示す。
図39に示すフローチャートを参照して本実施形態に係る会議データの再生処理動作の一例について説明する。ここで、上述した第1の実施形態で説明した図8に示すフローチャートと同一の処理動作については同一ステップ符号を付している。ここで、図8に示すフローチャートと異なる点は、ステップS705の強調表示情報生成の前に、制御部202が、ユーザ毎に強調表示生成の方法に切り替えるステップS3801を付加している点である。ここで、切り替える内容としては、上述した第一から第九の各種操作情報再生処理を切り替える以外に、各操作情報再生処理におけるユーザ毎の識別表示を変更する。ここでは、例えば、ユーザに応じて各種パラメータ(色情報、点滅速度及びポインタ等)を変更する。
次に、複数のユーザが順に操作した会議データを再生するときに表示される画面の一例について図40を参照して説明する。ここでは、操作情報再生処理として第二の操作情報再生処理を用いると共に、ユーザ毎に常に表示されるアイコン図形を用いて、ユーザが操作していない時刻は、対応するアイコン図形の色を薄くするというユーザを区別するための処理を付加する。
再生を開始すると、図40(a)に示すように、制御部202は、2つのアイコン図形3901、3902を表示する。ここでアイコン図形3901はユーザ1に対応し、アイコン図形3902はユーザ2に対応している。まず、制御部202は、ユーザ1の描画を再生するために、アイコン図形3901を濃い色で表示し、アイコン図形3902を薄い色で表示する。次に、図40(b)に示すように、制御部202は、ユーザ1によるストロークの再生の進度に合わせて濃い色のアイコン図形3901を移動するように表示する。次に、ユーザ1のストロークの再生を終了すると、制御部202は、図40(c)に示すように、ユーザ2の描画を再生するために、アイコン図形3902を濃い色で表示し、アイコン図形3901を薄い色で表示する。次に、制御部202は、図40(d)に示すように、制御部202は、ユーザ2によるストロークの再生の進度に合わせて濃い色のアイコン図形3902を移動するように表示する。
以上の処理を行うことで、会議データの視聴者は、各アイコン図形を確認することでどちらのユーザが操作しているのかを把握することができる。したがって、視聴者は、会議の参加者と同様に、会議データの内容をより把握することができる。
次に、複数のユーザが同時に操作した会議データを再生するときに表示される画面の一例について図41を参照して説明する。ここでは、操作情報再生処理として第二の操作情報再生処理を用いると共に、ユーザ毎にアイコン図形の色を変えるというユーザを区別するための処理を付加する。
再生を開始すると、図41(a)に示すように、制御部202は、青色のアイコン図形4001と緑色のアイコン図形4002とを表示する。ここでアイコン図形4001はユーザ1に対応し、アイコン図形4002はユーザ2に対応している。次に、制御部202は、図41(b)に示すように、2つのストロークの再生の進度に合わせてそれぞれアイコン図形4001、4002を移動するように表示する。
以上の処理を行うことで、会議データの視聴者は、各アイコン図形の色を確認することでどちらのユーザが操作しているのかを把握することができる。したがって、視聴者は、会議の参加者と同様に、会議データの内容をより把握することができる。
次に、複数のユーザが同時に操作した会議データを再生するときに表示される画面の一例について図42を参照して説明する。ここでは、操作情報再生処理として第二の操作情報再生処理を用いると共に、ユーザ毎に線色を一時的に変えるというユーザを区別するための処理を付加する。
再生を開始すると、図42(a)に示すように、制御部202は、青色のアイコン図形4101と緑色のアイコン図形4102とを表示する。ここでアイコン図形4101はユーザ1に対応し、アイコン図形4102はユーザ2に対応している。次に、制御部202は、図42(b)に示すように、2つのストロークの再生の進度に合わせてそれぞれアイコン図形4101、4102を移動するように表示する。このとき、制御部202は、青色のアイコン図形4101の対応するストローク4103を青色で表示し、緑色のアイコン図形4102の対応するストローク4104を緑色で表示する。次に、制御部202は、一定時間が経つと、それぞれのストローク4103、4104を操作情報に保存されていたオリジナルの線色に変化させる。
以上の処理を行うことで、会議データの視聴者は、各ストロークの色を確認することでどちらのユーザが操作又は描画しているのかを把握することができる。したがって、視聴者は、会議の参加者と同様に、会議データの内容をより把握することができる。
(第4の実施形態)
本実施形態に係る会議システムでは、複数の会議システムが接続されて構成されている。上述した第1乃至第3の実施形態と同一の構成については同一符号を付してその説明を省略する。
図43は、本実施形態に係る第一の会議システムの構成の一例を示す図である。
図43に示す会議システムは、第1の実施形態に係る会議システム10がネットワークケーブル109、ネットワーク4201を介して互いに接続されて構成されている。このように構成された会議システムでは、操作情報等を一方側の情報処理装置108からネットワーク4201を介して他方側の情報処理装置108に送信することができる。したがって、例えば、発表者がいる一方側の会議システムの情報処理装置108が、会議データを他方側の会議システムの情報処理装置108に送信する。他方側の会議システムの情報処理装置108は、受信した会議データに対して、第1〜第3の実施形態の各種操作情報再生処理を行うことで、他方側の会議システムであっても、会議データの内容をより把握することができる。
図44は、本実施形態に係る第二の会議システムの構成の一例を示す図である。
図44に示す会議システムは、上述した図43に示す第一の会議システムの構成と同一である。図44は、一方側及び他方側の会議システム10の何れにも発表者がいる場合を想定している。このような場合でも、互いの情報処理装置108は、操作情報等を、ネットワーク4201を介して送受信することができる。したがって、それぞれの会議システムの情報処理装置108は、互いに受信した会議データに対して、第1〜第3の実施形態の各種操作情報再生処理を行うことで、何れの会議システムであっても、異なる会議システムの会議データの内容をより把握することができる。
図45は、本実施形態に係る第三の会議システムの構成の一例を示す図である。
図45に示す会議システムは、第1の実施形態に係る会議システム10(10a〜10c)がネットワーク4201を介して3つ接続されて構成されている。図45は、2つの会議システム10b、10cに発表者がいる場合を想定している。このような場合でも、発表者がいる2つの会議システム10b、10cの情報処理装置108は、操作情報を、ネットワーク4201を介して互いに送受信する。また、会議システム10b、10cの情報処理装置108は、発表者がいない会議システム10aに送信することができる。3つの会議システム10(10a〜10c)の情報処理装置108は、受信した会議データに対して、第1〜第3の実施形態の各種操作情報再生処理を行うことで、何れの会議システムでも、異なる会議システムの会議データの内容をより把握することができる。
なお、上述した第1〜第3の実施形態では、再生処理システムとして会議システムを例に挙げて説明したが、この場合に限るものではない。例えば、授業データや講義データを再生する場合等の他のデータを再生する場合に用いてもよい。
上述した本発明の実施形態における再生処理装置を構成する各手段又は再生処理方法の各ステップは、コンピュータのRAMやROM等に記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数からなるシステムに適用してもよい。
なお、本発明は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム又は装置に直接、又は遠隔から供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。更に、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
更に、その他の方法として、まず記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
第1の実施形態に係る会議システムの構成の一例を示す図である。 会議システムの各構成要素の内部構成の一例を示す図である。 情報処理装置の機能構成の一例を示す図である。 会議中に表示装置に表示される画面の一例を示す図である。 描画操作情報テーブルの一例を示す図である。 オブジェクト形状情報テーブルの一例を示す図である。 ペン軌道情報テーブルの一例を示す図である。 会議データの再生処理動作の一例を示すフローチャートである。 会議が開始される直前に表示される画面の一例を示す図である。 第1の実施形態に係るストロークを入力する手順の一例を示す図である。 第1の実施形態に係るオブジェクトを移動する手順の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る矩形及びストロークを順に入力する手順の一例を示す図である。 第一の操作情報再生処理の一例を示すフローチャートである。 第一の操作情報再生処理を行った画面の一例を示す図である。 第二の操作情報再生処理の一例を示すフローチャートである。 第二の操作情報再生処理を行った画面の一例を示す図である。 第二の操作情報再生処理を行った画面の一例を示す図である。 第三の操作情報再生処理の一例を示すフローチャートである。 第三の操作情報再生処理を行った画面の一例を示す図である。 第四の操作情報再生処理の一例を示すフローチャートである。 第四の操作情報再生処理を行った画面の一例を示す図である。 第五の操作情報再生処理の一例を示すフローチャートである。 第五の操作情報再生処理を行った画面の一例を示す図である。 第六の操作情報再生処理の一例を示すフローチャートである。 第六の操作情報再生処理を行った画面の一例を示す図である。 第七の操作情報再生処理の一例を示すフローチャートである。 第七の操作情報再生処理を行った画面の一例を示す図である。 ユーザがストロークをコピーする手順の一例を示す図である。 ユーザがストロークの文字列を検索する手順の一例を示す図である。 第八の操作情報再生処理の一例を示すフローチャートである。 第八の操作情報再生処理を行った画面の一例を示す図である。 第九の操作情報再生処理の一例を示すフローチャートである。 第九の操作情報再生処理を行った画面の一例を示す図である。 第3の実施形態に係る会議システムの構成の一例を示す図である。 第3の実施形態に係る操作手順の一例を示す図である。 第3の実施形態に係る操作手順の一例を示す図である。 複数のユーザによる操作手順を第二の操作情報再生処理で再生した画面の一例を示す図である。 複数のユーザによる操作手順を第二の操作情報再生処理で再生した画面の一例を示す図である。 第3の実施形態に係る再生処理動作の一例を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る第二の操作情報再生処理を行った画面の一例を示す図である。 第3の実施形態に係る第二の操作情報再生処理を行った画面の一例を示す図である。 第3の実施形態に係る第二の操作情報再生処理を行った画面の一例を示す図である。 第4の実施形態に係る第一の会議システムの構成の一例を示す図である。 第4の実施形態に係る第二の会議システムの構成の一例を示す図である。 第4の実施形態に係る第三の会議システムの構成の一例を示す図である。
符号の説明
10 会議システム
101 表示装置
102 検出装置
103 検出装置
107 入力装置
108 情報処理装置
201 入力部
202 制御部
204 記憶部
205 映像出力部
208 ネットワークインタフェース部
231 表示部
232 入力部
233 出力部
251 描画操作制御部
252 強調表示情報生成部
253 再生処理部

Claims (16)

  1. 表示装置に対する操作に係る操作情報を再生する再生処理装置であって、
    前記操作情報を再生するときに、前記操作情報に基づいて、前記操作情報に関連する表示情報を生成する表示情報生成手段と、
    前記操作情報及び前記表示情報生成手段で生成された前記表示情報を再生する再生処理手段と
    を有することを特徴とする再生処理装置。
  2. 前記表示情報生成手段は、前記操作情報の位置を示すポインタを前記表示情報として生成するポインタ生成手段を有し、
    前記再生処理手段は、前記ポインタ生成手段で生成された前記表示情報及び前記操作情報を順に再生することを特徴とする請求項1に記載の再生処理装置。
  3. 前記表示情報生成手段は、前記操作情報のパス情報に基づいて前記操作情報の位置を示すポインタの軌道を前記表示情報として生成する軌道生成手段を有し、
    前記再生処理手段は、前記軌道生成手段で生成された前記表示情報及び前記操作情報を同期して再生することを特徴とする請求項1に記載の再生処理装置。
  4. 前記表示情報生成手段は、前記操作情報の範囲を示す領域を前記表示情報として生成する領域生成手段を有し、
    前記再生処理手段は、前記領域生成手段で生成された前記表示情報及び前記操作情報を順に再生することを特徴とする請求項1に記載の再生処理装置。
  5. 前記操作情報のうちストロークに係る操作情報を再生するときに、
    前記表示情報生成手段は、前記ストロークのパス情報に基づいて前記ストロークの軌道を前記表示情報として生成するストローク軌道生成手段を有し、
    前記再生処理手段は、前記ストローク軌道生成手段で生成された前記表示情報及び前記操作情報を順に再生することを特徴とする請求項1に記載の再生処理装置。
  6. 前記表示情報生成手段は、オブジェクトの画像情報に基づいて前記オブジェクトと同じオブジェクトを前記表示情報として生成するオブジェクト生成手段を有し、
    前記再生処理手段は、前記オブジェクト生成手段で生成された前記表示情報及び前記操作情報を順に再生することを特徴とする請求項1に記載の再生処理装置。
  7. 前記表示情報生成手段は、前記表示情報に点滅表示の情報を追加して生成することを特徴とする請求項2乃至6の何れか1項に記載の再生処理装置。
  8. 前記操作情報のうちストロークに係る操作情報を再生するときに、
    前記ストロークが検索キーワードにしたストロークであるか否かを判定する検索元判定手段を更に有し、
    前記検索元判定手段において、前記ストロークが検索キーワードにしたストロークであると判定された場合、
    前記表示情報生成手段は、前記ストロークを示す識別表示を前記表示情報として生成することを特徴とする請求項1に記載の再生処理装置。
  9. 前記操作情報のうちオブジェクトに係る操作情報を再生するときに、
    前記オブジェクトが複製されたオブジェクトであるか否かを判定する複製判定手段を更に有し、
    前記複製判定手段において、前記オブジェクトが複製されたオブジェクトであると判定された場合、
    前記表示情報生成手段は、前記複製されたオブジェクトの引用元のオブジェクトを示す識別表示を前記表示情報として生成することを特徴とする請求項1に記載の再生処理装置。
  10. 異なるユーザによる操作情報を複数、再生するときに、
    前記表示情報生成手段は、前記ユーザに応じた識別表示を含むように表示情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の再生処理装置。
  11. 前記表示情報生成手段は、前記ユーザに応じた異なる色情報を含むように表示情報を生成することを特徴とする請求項10に記載の再生処理装置。
  12. 前記表示情報生成手段は、時間の経過により色の変化情報を含むように表示情報を生成することを特徴とする請求項1又は5に記載の再生処理装置。
  13. 前記色の変化情報とは、時間の経過により色を薄くする情報であることを特徴とする請求項12に記載の再生処理装置。
  14. 前記色の変化情報とは、最初は濃い色で時間の経過により元の色に戻す情報であることを特徴とする請求項12に記載の再生処理装置。
  15. 表示装置に対する操作に係る操作情報を再生する再生処理装置における再生処理方法であって、
    前記操作情報を再生するときに、前記操作情報に基づいて、前記操作情報に関連する表示情報を生成する表示情報生成ステップと、
    前記操作情報及び前記表示情報生成ステップで生成された前記表示情報を再生する再生処理ステップと
    を有することを特徴とする再生処理方法。
  16. 表示装置に対する操作に係る操作情報を再生する再生処理装置を制御させるためのプログラムであって、
    前記操作情報を再生するときに、前記操作情報に基づいて、前記操作情報に関連する表示情報を生成する表示情報生成ステップと、
    前記操作情報及び前記表示情報生成ステップで生成された前記表示情報を再生する再生処理ステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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