JP5877177B2 - 外壁の止水構造および止水ユニット - Google Patents
外壁の止水構造および止水ユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP5877177B2 JP5877177B2 JP2013159534A JP2013159534A JP5877177B2 JP 5877177 B2 JP5877177 B2 JP 5877177B2 JP 2013159534 A JP2013159534 A JP 2013159534A JP 2013159534 A JP2013159534 A JP 2013159534A JP 5877177 B2 JP5877177 B2 JP 5877177B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- wall surface
- surface material
- draining member
- draining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Building Environments (AREA)
Description
外壁の上部に配置される一般的な水切り部材について、簡単に説明する。
図4は、本発明の実施の形態に係る水切り部材3の構造例を示す斜視図である。図2および図4を参照して、水切り部材3は、外壁面材11の上端面11bに沿って配置される。具体的には、外壁面材11の上端面11bの長手方向(横幅方向)に沿って、複数ピースの水切り部材3が隙間なく配置される。また、水切り部材3は、外壁面材11の厚み方向において、外壁面材11の屋外側端部から屋内側端部にまで延びている。水切り部材3は、外壁面材11の屋外側端縁から外側へ突出していてもよい。
図5は、本発明の実施の形態に係る固定部材4の構造例を示す斜視図である。図2および図5を参照して、固定部材4は、嵌入部41と、押さえ部42と、係止部43とを含む。嵌入部41は、通気層12に嵌入される。嵌入部41は、外壁面材11の裏面に当接される当接部411と、当接部411の下端に連結された下端連結部412と、下端連結部412の屋内側端部より斜め上方へ延びる板バネ部413とを有している。当接部411には、嵌入後の抜け防止のための爪414が設けられている。板バネ部413は、当接部411から離れる方向に付勢されている。固定部材4は、板バネ部413の上端部から屋外側へ延びる上蓋部44をさらに有している。
水切り部材は、乾式防水シール材32を含むことなく段差を形成してもよい。このような水切り部材の構造例を、変形例1として図8に示す。
また、水切り部材は、外壁面材11の上端面11bに当接する第1の部分と、外壁面材11の上端面11bから浮いた状態で配置される第2の部分とを含む構成であれば、外壁面材11の厚みの範囲内に段差を形成していなくてもよい。たとえば、水切り部材の第2の部分は、たとえば図8に示した水切り部材3Aの下段部311の屋内側端部より、屋内側に向かって斜め上方に延びる傾斜部として形成されていてもよい。
あるいは、水切り部材は、外壁面材11の屋外側上端部に当接する部分を有していれば、上端面11b自体には当接しない構成であってもよい。つまり、水切り部材の第1の部分は、外壁面材11の上端角部またはその近傍に当接する構成であってもよい。
Claims (7)
- 屋外側へ突出する突出部材との取合い部を含む外壁の止水構造であって、
前記外壁は、屋外に面し、かつ、その表面側において前記突出部材と交差する外壁面材と、前記外壁面材の屋内側に形成された通気層とを含み、
前記突出部材よりも上方に位置する前記外壁面材の上端面に沿って配置される水切り部材を備え、
前記水切り部材は、屋外側に位置し、前記外壁面材の上端部に当接する第1の部分と、前記第1の部分の屋内側端部に連結され、かつ、前記外壁面材の前記上端面から浮いた状態で配置されることによって前記上端面との間に前記通気層に連通する空間を形成する第2の部分とを含み、
前記水切り部材を、前記外壁の上部に固定するための固定部材をさらに備える、外壁の止水構造。 - 前記水切り部材は、前記第1の部分と前記第2の部分とによって段差が形成されている、請求項1に記載の外壁の止水構造。
- 前記水切り部材は、
前記外壁面材の前記上端面に沿って配置され、前記外壁面材の屋外側端部から屋内側端部まで延びる板状部材と、
前記板状部材の下面であって前記第1の部分に相当する位置に配置される乾式防水シール材とを含む、請求項2に記載の外壁の止水構造。 - 前記固定部材は、前記通気層に嵌入される嵌入部と、前記水切り部材の上部を上方から押さえて固定する押さえ部とを含む、請求項2または3に記載の外壁の止水構造。
- 前記水切り部材は、前記板状部材の屋内側端部より立ち上がる縁部をさらに含み、
前記固定部材は、前記縁部を係止する係止部をさらに含む、請求項4に記載の外壁の止水構造。 - 前記外壁面材は、上下方向に貫通する複数の空洞を有しており、
前記外壁面材の前記上端面と前記水切り部材の前記第2の部分との間の空間と、前記複数の空洞の少なくとも一部とが連通状態となるように、前記段差の境界位置が選ばれている、請求項1に記載の外壁の止水構造。 - 表面側において突出部材と交差する外壁面材と、前記外壁面材の屋内側に形成された通気層とを含む外壁の上部に配置される、外壁の止水ユニットであって、
前記突出部材よりも上方に位置する前記外壁面材の上端面に沿って配置される水切り部材と、
前記水切り部材を、前記外壁の前記上部に固定するための固定部材とを備え、
前記水切り部材は、屋外側に位置し、前記外壁面材の上端部に当接する第1の部分と、前記第1の部分の屋内側端部に連結され、かつ、前記外壁面材の前記上端面から浮いた状態で配置されることによって前記上端面との間に前記通気層に連通する空間を形成する第2の部分とを含む、外壁の止水ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013159534A JP5877177B2 (ja) | 2013-07-31 | 2013-07-31 | 外壁の止水構造および止水ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013159534A JP5877177B2 (ja) | 2013-07-31 | 2013-07-31 | 外壁の止水構造および止水ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015031007A JP2015031007A (ja) | 2015-02-16 |
JP5877177B2 true JP5877177B2 (ja) | 2016-03-02 |
Family
ID=52516576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013159534A Active JP5877177B2 (ja) | 2013-07-31 | 2013-07-31 | 外壁の止水構造および止水ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5877177B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6890989B2 (ja) * | 2017-02-06 | 2021-06-18 | 大和ハウス工業株式会社 | 建物の通気構造 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3542333B2 (ja) * | 2001-03-23 | 2004-07-14 | ニチハ株式会社 | 通気見切縁及びそれを使用した外壁施工構造 |
JP4878546B2 (ja) * | 2006-12-22 | 2012-02-15 | 大和ハウス工業株式会社 | 水返し固定クリップ及び水返し固定クリップを備えた水返し材 |
JP5687076B2 (ja) * | 2011-01-21 | 2015-03-18 | トヨタホーム株式会社 | 換気構造及び建物 |
-
2013
- 2013-07-31 JP JP2013159534A patent/JP5877177B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015031007A (ja) | 2015-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6208795B2 (ja) | 笠木通気部品 | |
JP2008531874A (ja) | 屋根被覆体またはファサード被覆体 | |
JP4490340B2 (ja) | 断熱壁 | |
JP2014031640A (ja) | 軒天換気構造体 | |
JP5877177B2 (ja) | 外壁の止水構造および止水ユニット | |
JP6022500B2 (ja) | 外壁上部の防水構造、および、防水ユニット | |
JP5385168B2 (ja) | 通気見切材の端部部材及び建築物の外壁構造 | |
JP4969898B2 (ja) | 建物用換気装置およびその取付方法 | |
JP6393605B2 (ja) | 目地構造 | |
JP6803609B2 (ja) | 換気構造体 | |
JP4878282B2 (ja) | バックアップ材 | |
JP4520911B2 (ja) | 断熱材の接続構造 | |
JP4490339B2 (ja) | 断熱壁 | |
JP6725307B2 (ja) | 水切り構造及び建物 | |
JP3382212B2 (ja) | 屋外手摺壁の水仕舞い構造 | |
JP2002013218A (ja) | 外壁目地のシール構造 | |
JP5457862B2 (ja) | 通気見切材及び建築物の外壁構造 | |
JP2016037850A (ja) | 外装構造 | |
JP6372550B2 (ja) | 防水パンの目地部の防水構造及び防水床構造及びバルコニーの防水床構造 | |
JP6504763B2 (ja) | 外装構造 | |
JP4568176B2 (ja) | 見切り材の取付方法 | |
JPH08239960A (ja) | 屋根装置および屋根の接続構造 | |
JP4430515B2 (ja) | 水切り部材 | |
JP2005061117A (ja) | 防水シート設置構造 | |
JP3142242U (ja) | 屋根構造材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150518 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150526 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150722 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160105 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160125 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5877177 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |