JP5876626B1 - 音響発生器およびこれを備えた音響発生装置、電子機器 - Google Patents

音響発生器およびこれを備えた音響発生装置、電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 音質を向上させた音響発生器およびこれを備えた音響発生装置、電子機器を提供する。【解決手段】 本発明の音響発生器1は、励振器としての圧電素子11と、圧電素子11が取り付けられており、圧電素子11の振動によって圧電素子11とともに振動する振動板12と、振動板12の外周部に設けられて振動板12を支持する枠体13と、枠体13の内側に設けられた被覆層14とを含み、被覆層14は、樹脂141中に該樹脂141とは異なる材質の複数のフィラー142が含まれてなることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、音響発生器およびこれを備えた音響発生装置、電子機器に関するものである。
励振器(電気音響変換素子)として圧電素子を用いた小型、低電流駆動の音響発生器が知られている。かかる音響発生器は、例えばモバイルコンピューティング機器等の小型の電子機器に組み込んで使用することができる。
このような音響発生器としては、具体的には振動板と、振動板の外周部を支持する枠体と、振動板上に取り付けられた圧電素子とを備えている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2013−162141号公報
ここで、上記の音響発生器では共振を利用するため、音圧にピークディップが生じて音質が低下してしまうおそれがある。音響発生器ではさらなる音質の向上が求められている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、音質を向上させた音響発生器およびこれを備えた音響発生装置、電子機器を提供することを目的とする。
本発明の音響発生器は、励振器と、該励振器が取り付けられた振動板と、該振動板の外周部に設けられて前記振動板を支持する枠体と、該枠体の内側に設けられた被覆層とを含み、該被覆層は、樹脂中に該樹脂とは異なる材質の複数のフィラーが含まれてなり、前記被覆層のヤング率が前記励振器のヤング率よりも低いことを特徴とするものである。
また本発明の音響発生装置は、上記の音響発生器と、該音響発生器を収容する筐体とを備えることを特徴とするものである。
さらに本発明の電子機器は、上記の音響発生器と、該音響発生器に接続された電子回路と、該電子回路および前記音響発生器を収容する筐体とを備えることを特徴とするものである。

本発明の音響発生器によれば、伝播する振動がフィラーによって変化して、共振が抑制されるため、ピークディップを抑えて周波数特性を平坦にすることができる。したがって、音質が向上する。
(a)は本発明の音響発生器の実施の形態の一例を示す概略平面図であり、(b)は(a)に示すA−A線概略断面図である。 (a)は本発明の音響発生器の実施の形態の他の例を示す概略平面図であり、(b)は(a)に示す音響発生器の概略底面図、(c)は(a)に示すA−A線概略断面図である。 図1および図2に示す圧電素子の概略断面図である。 本発明の音響発生器に含まれるフィラーのバリエーションを示しており、(a)は球状、(b)はフレーク状、(c)は針状、(d)はランダム形状を示している。 音圧の周波数特性の一例を本発明実施例と比較例とで対比したグラフである。 本発明の音響発生装置の実施の形態の構成を示す図である。 本発明の電子機器の実施の形態の構成を示す図である。
以下、本発明の音響発生器の実施形態の一例について、図面を参照して説明する。
図1(a)は本発明の音響発生器の実施の形態の一例を示す概略平面図であり、図1(b)は図1(a)に示すA−A線概略断面図である。また、図2(a)は本発明の音響発生器の実施の形態の他の例を示す概略平面図であり、図2(b)は図2(a)に示す音響発生器の概略底面図、図2(c)は図2(a)に示すA−A線概略断面図である。
図1および図2に示す例の音響発生器1は、励振器としての圧電素子11と、圧電素子11が取り付けられた振動板12と、振動板12の外周部に設けられて振動板12を支持する枠体13と、枠体13の内側に設けられた被覆層14とを含み、被覆層14は、樹脂141中に該樹脂141とは異なる材質の複数のフィラー142が含まれてなる。
音響発生器1を構成する励振器としては、例えば板状の圧電素子11が用いられる。この圧電素子11は、振動板12の表面に貼り付けられるなどして取り付けられ、電圧の印加を受けて振動することによって振動板12を励振させる。
励振器として圧電素子11を用いた場合の構成としては、例えば図3に示すように、4層のセラミックスからなる圧電体層11a、11b、11c、11dと、3層の内部電極層11eが交互に積層された積層体と、かかる積層体の上面および下面に形成された表面電極層11f、11gと、内部電極層11eが導出された側面に形成された外部電極11h、11iとを備える。
圧電素子11を構成する圧電体層は圧電特性を有するセラミックスで形成されたもので、このようなセラミックスとして、チタン酸ジルコン酸鉛(lead zirconate titanate)、ニオブ酸リチウム、タンタル酸リチウム、Bi層状化合物、タングステンブロンズ構造化合物等の非鉛系圧電体材料等、従来から用いられている圧電セラミックスを用いることができる。圧電体層の1層の厚みは、低電圧で駆動させるために、例えば0.01〜0.1mmに設定することが好ましい。また、大きな屈曲振動を得るために、200pm/V以上の圧電定数d31を有することが好ましい。
また、圧電素子11を構成する内部電極層11eは、圧電体層11a、11b、11c、11dを形成するセラミックスと同時焼成により形成されたもので、外部電極11hに接続された第1の内部電極層および外部電極11iに接続された第2の内部電極層からなる。内部電極層11eは、圧電体層11a、11b、11c、11dと交互に積層されており、積層順に第1の内部電極層および第2の内部電極層が配置されることにより、表面電極11f、11gおよび内部電極層11eの間に挟まれた圧電体層11a、11b、11c、11dに駆動電圧を印加するものである。内部電極層11eを形成する材料としては、種々の金属材料を用いることができる。例えば、低温焼成に適した銀や銀−パラジウムを主成分とする導体、あるいは銅、白金などを含む導体を用いることができるが、これらにセラミック成分やガラス成分を含有させてもよい。なお、銀とパラジウムとからなる金属成分と、圧電体層11a、11b、11c、11dを構成するセラミック成分とを含有した材料で内部電極層11eを構成した場合、圧電体層11a、11b、11c、11dと内部電極層11eとの焼成収縮差による応力を低減することができるので、積層不良のない圧電素子11を得ることができる。
励振器としては、例えば上面側および下面側の主面が長方形状または正方形状といった多角形の形状、あるいは円形または楕円形といった形状をなしている板状体からなる圧電素子11が好ましく、このような圧電素子11および後述の振動板12と枠体13を用いることにより、音響発生器1を薄型にすることができる。
さらに、圧電素子11をバイモルフ構造とするのが好ましい。すなわち、ある瞬間に加えられる電界の向きに対する分極の向きが厚み方向における一方側と他方側とで逆転するように分極されているのが好ましい。薄型化に貢献するとともに、少ないエネルギーで効率よく振動板12を振動できるため、高音量の音響発生器1とすることができる。なお、圧電素子11として、バイモルフ型の積層型圧電素子を例に挙げたが、ユニモルフ型の圧電素子(伸縮する積層型の圧電素子)であっても構わない。
音響発生器1を構成する振動板12は、樹脂や金属等の種々の材料を用いて形成することができる。例えば、厚さ10〜200μmのポリエチレン、ポリイミド等の樹脂フィルムで振動板12を構成することができる。
この振動板12には、励振器としての圧電素子11が取り付けられている。具体的には、圧電素子11の主面がエポキシ系樹脂等の接着剤により振動板12の主面に接合されている。
そして、圧電素子11の振動によって、振動板12は圧電素子11とともに振動するようになっている。例えば、圧電素子11がバイモルフ構造の圧電素子である場合において、外部電極に配線部材15が接続され、この配線部材15を介して圧電素子11に電気信号が入力されると(電圧が印加されると)、ある瞬間において、振動板12に接着された側(圧電素子11の下面側)の圧電体層は積層方向に垂直な面内方向に縮み、圧電素子11の上面側の圧電体層は積層方向に垂直な面内方向に延びるように変形し、振動板12側へ屈曲する。したがって、圧電素子11に交流信号を与えることにより、圧電素子11が屈曲振動し、振動板12に屈曲振動を与えることができる。なお、配線部材15としては、リード線、例えば銅またはアルミニウムなどの金属箔を樹脂フィルムで挟んだフレキシブル基板(FPC)、金属板等が用いられるが、フレキシブル基板を用いることが音響発生器1の薄型化、低背化に有利である。
そして、振動板12の外周部を支持するように枠体13が設けられている。枠体13としては、例えば内周形状および外周形状が矩形である枠部材を用いることができる。図1に示す例では、枠体13は振動板12の一方主面側のみに設けられた枠部材131からなり、これに振動板12の外周部が貼り付けられて音響発生器1が構成されている。一方、図2に示す例では、枠体13は一方主面側に設けられた一方主面側枠部材131と他方主面側に設けられた他方主面側枠部材132とからなり、振動板12の外周部を挟み込んで振動板3を支持している。振動板12の外周部が枠体13を構成する一方主面側枠部材131と他方主面側枠部材132とに挟まれて固定されている。このようにして、振動板12は枠体13の枠内に張った状態で枠体13に支持されている。なお、図1における振動板12のうち枠体13よりも内側に位置する部分、図2における振動板12のうち枠体13の構成する一方主面側枠部材131と他方主面側枠部材132とに挟まれていない部分は、自由に振動することができるようになっている。
枠体13を構成する一方主面側枠部材131、他方主面側枠部材132の厚みや材質などは、特に限定されるものではない。枠体13を構成する一方主面側枠部材131、他方主面側枠部材132の厚さとしては、例えば100〜5000μmのものを採用することができる。また、枠体13を構成する一方主面側枠部材131、他方主面側枠部材132の材質としては、例えばガラスや金属や樹脂など種々の材料を用いることができる。ガラスの場合は、機械的強度があるため、一方主面側枠部材131、他方主面側枠部材132の変形が小さく、音質が安定する。また、金属の場合は、ガラスよりも剛性が小さくなり、共振ピークとディップとの差が更に分散され、周波数特性を平坦化することができる。よって、音圧の平坦化による音質の向上を図ることができる。また、樹脂の場合は、金属よりも更に剛性が小さくなり、共振ピークとディップとの差が分散され、周波数特性を平坦化することができる。よって、音圧の平坦化による音質の向上を図ることができる。
なお、図1および図2には、枠体13が長方形状であり、その内側の領域の形状が長方形状である例を示しているが、縦横比が1よりも大きいことで、共振の分散に寄与し、ピーク/ディップの平坦化に寄与することができる。ただし、正方形、平行四辺形、台形および正n角形といった多角形であってもよく、円形や楕円形であってもよい。
また、図では圧電素子11が1個の場合を例示しているが、圧電素子11の個数を限定するものではない。また、図では振動板12の一方の主面に圧電素子11を設けた場合を示しているが、振動板12の両面に圧電素子11が設けられてもよい。
また、枠体13(一方主面側枠部材131および他方主面側枠部材132)は、周方向において複数個の枠部材からなり、これらが互いに接合されたものであってもよい。
音響発生器1は、枠体13の内側に設けられた被覆層14をさらに含んでいる。この被覆層14は、樹脂141と該樹脂141とは異なる材質の複数のフィラー142とを含み、樹脂141中に複数のフィラー142が含まれてなるものである。なお、図に示す複数のフィラー142のうち、破線で示すものは透過して見えている状態を示している。
被覆層14を構成する樹脂141としては、たとえばアクリル系、エポキシ系、ラジカル重合系、カチオン重合系、フェノール系などの樹脂が挙げられる。
樹脂141に含まれる複数のフィラー142としては、樹脂141との関係でヤング率や密度に違いがある材質のものであれば、樹脂、金属などを用いることもできるが、樹脂141とのヤング率や密度の差および絶縁性を考慮すると、たとえばジルコニア、アルミナなどのセラミックス、ガラス繊維などが挙げられる。
フィラー142の形状としては、図4に示すように、例えば(a)球状、(b)フレーク状(扁平形状)、(c)針状、(d)ランダム形状などが挙げられる。フィラー142が図4(b)に示すようなフレーク状であれば、近接するフィラー142が振動板12と平行に配置されて互いに重なり合うことで振動板12に追従して振動しやすくなり、ダンパーとしての効果が得られる。それにより、特異的なピークディップを抑制することができる。また、フィラー142が図4(c)に示すような針状であれば、フィラー142が3次元に交差するため、被覆層14の変形が少なくなる。
フィラー142の大きさとしては、例えばフィラー142が球状であるとした場合、例えば0.5〜70μmの径のものが採用される。また、球状以外の形状においても同様の大きさのものを採用できる。
ここで、複数のフィラー142は一箇所に集まって設けられているのではなく、散らばって配置されているのがよく、この状態は、例えば測定する試料を研磨紙で直接研磨するかもしくは測定する試料をアクリル樹脂等に埋めて断面研磨をし、走査型電子顕微鏡(SEM)で観察することにより、確認できる。
また、フィラー142の含まれる割合としては、被覆層14を任意の断面で切断して当該断面を見たときに、1〜50%の面積をフィラー142が占める程度に含まれているのが、音響発生器1の最低共振周波数f0を下げ、音圧を平坦化させる点でよい。
被覆層14に樹脂141とは異なる材質の複数のフィラー142が含まれていることで、伝播する振動がフィラー142によって変化する。具体的には、圧電素子11および振動板12から伝搬する振動がフィラー142で分散され、共振ピークがダンピングされて小さくなる。また、一方主面側枠部材131からの反射波によるスプリアス振動もフィラー142で分散され、スプリアス振動の共振ピークもダンピングされて小さくなる。これにより、周波数−音圧特性におけるピーク/ディップが抑制され、この特性を平坦にすることができ、音質を向上させることができる。
また、フィラー142として樹脂141よりも熱伝導率の高い、例えばセラミックス、金属を用いた場合は、被覆層14に複数のフィラー142が含まれることにより放熱効果が高まり、振動板12の温度上昇を抑制してテンションの低下を防ぎ、歪率を減少させることができる。したがって、より音質が向上する。
さらに、フィラー142として樹脂141よりもヤング率の高い、例えばセラミックス、金属を用いた場合は、被覆層14に複数のフィラー142が含まれることにより、被覆層14の変形が小さくなることから、圧電素子11の変形も小さくなって耐久性も向上する。
この被覆層14は、振動板12を覆うように設けられていれば、必ずしも圧電素子11の表面を覆うまでに設けられていなくてもよいが、圧電素子11の表面を覆うまでに設けられ、被覆層14に圧電素子11が埋設されていることで、適度なダンピング効果を誘発させることができる。図においては、被覆層14が枠体13と同じ高さとなるように形成された状態を示していが、被覆層14が枠体132の高さよりも高くなるように形成されてもよい。
また、被覆層14のヤング率が、励振器である圧電素子11のヤング率よりも低いのが好ましい。被覆層14のヤング率が圧電素子11のヤング率よりも低いことで、振動を阻害しにくく、低域の音圧を上昇させることができる。なお、圧電素子11と、当該圧電素子11と同じ大きさの被覆層14の試料片を用意して、それぞれ長手方向に引っ張るようにして引張り試験を行うことで、ヤング率を対比することができる。
例えば、被覆層14がフェノール系樹脂に、フィラーとしてジルコニア粒子を任意の断面で見たときの面積比で0.5%〜10%含むものであり、圧電素子11がチタン酸ジルコン酸鉛からなる圧電体層を備えた素子である場合に、被覆層14のヤング率を圧電素子11のヤング率よりも低くすることができる。
ここで、フィラーを含まない被覆層を備えた音響発生器とフィラー142を含む被覆層14を備えた音響発生器との音圧の周波数特性の違いのグラフを図5に示して
いる。図5に示すグラフは、横軸が周波数を示し、縦軸が音圧を示す。
なお、対比した音響発生器は、フィラー142の有無以外の構成、すなわち各部材やその寸法および材質については同一に設定したものである。
図5において、1kHz〜2kHzの周波数帯、10kHz〜20kHzの周波数帯に各々位置するピークやディップは、フィラーを含まない被覆層を備えた音響発生器に対し、フィラー142を含む被覆層14を備えた音響発生器のほうが小さくなっている。また、フィラーを含まない被覆層を備えた音響発生器に対し、フィラー142を含む被覆層14を備えた音響発生器のほうが、500Hz以下の低域において音圧が高くなっている。このように、樹脂141内にフィラー142が含まれる場合には、フィラーが含まれない場合に比べて、ピークやディップが小さくなり、音圧の平坦性が良くなって音圧の周波数特性が改善される。
ここで、複数のフィラー142の少なくとも一部は、ヤング率が変化する部分に接しているのが好ましい。ヤング率が変化する部分としては、圧電素子11と被覆層14との境界、枠体13(一方主面側枠部材131)と被覆層14との境界、振動板12と被覆層14との境界などが挙げられる。これらの境界にあることで、境界において伝搬される振動が乱され、分散される効果が高まる。
また、図4(d)に示すように、被覆層14に含まれる複数のフィラー142の大きさまたは形状が不均一であるのが好ましい。言い換えると、複数のフィラー142の大きさまたは形状が不均一であるとは、均一の範囲を超えて異なる大きさまたは異なる形状のフィラー142が含まれていることを意味している。
複数のフィラー142の大きさが均一であるとは、例えば光学顕微鏡や電子顕微鏡で任意の倍率にて撮影したフィラー142が例えば100個含まれる画像を準備し、この画像の中のそれぞれのフィラー142の粒子径を求め、粒子径が最大となるフィラー142および粒子径が最小となるフィラー142がそれぞれ平均粒子径のプラスマイナス10%の大きさの範囲内にあることをいう。ここで、フィラー142の粒子径は、画像に対して一方向から複数の平行な線分を引く。その際、線分は一つのフィラー142の一方の端と他方の端とに接するように引き、その間の距離を粒子径とする。これを画像にある各フィラー142について同様に行う。また、平均粒子径は、例えば上記100個のフィラー142の粒子径を求めて平均値を算出したものである。そして、平均粒子径のプラスマイナス10%の大きさの範囲から外れるフィラー142が存在する場合は、複数のフィラー142の大きさが不均一であることとする。
一方、複数のフィラー142の形状が不均一であるとは、例えば光学顕微鏡や電子顕微鏡でフィラー142を観察したときに、球状、板状、針状といった異なる形状のフィラー142を複数含む場合や、同一または相似形ではないフィラー142を複数含むことを意味している。
また、例えば任意の倍率で光学顕微鏡や電子顕微鏡にて撮影した画像または写真から複数(例えば500個)のフィラー142の大きさを求め、この測定結果から正規性の検定を有意水準0.05として行い、正規性が棄却された場合に形状が不均一と判断することもできる。
複数のフィラー142の大きさまたは形状が不均一であることで、被覆層14の平面方向あるいは厚み方向において部分的に弾性率や密度の違いが発生し、共振を分割できる。また、フィラー142の平均粒子径や粒度分布に違いが発生し、より広い周波数帯域にて伝搬する波の分散、散乱を誘発できることから、よりピークディップを抑えて周波数特性(特に高域の周波数特性)を平坦にすることができ、より音質が改善される。
例えば、フィラー142が球形であるとした場合、最大70μmの径のフィラー142から最小0.5μmの径のフィラー142まで含まれている例が挙げられる。また、フィラー142の形状として、例えば球状のものからフレーク状(扁平形状)、針状のものまで含まれている例などが挙げられる。この状態は、例えば測定する試料を研磨紙で直接研磨するかもしくは測定する試料をアクリル樹脂等に埋めて断面研磨をし、走査型電子顕微鏡(SEM)で観察することにより、確認できる。
なお、異なる種類の材質の複数のフィラー142をランダムに分散させてもよく、これによっても上記の音質改善の効果が得られる。
また、被覆層14の全体にわたって見たときに、被覆層14に含まれるフィラー142の充填密度が不均一であるのが好ましい。フィラー142の充填密度が不均一であるとは、フィラー142の充填密度が他の領域よりも高かったり低かったりする領域を有していることを意味している。
この状態は、例えば測定する試料を研磨紙で直接研磨するかもしくは測定する試料をアクリル樹脂等に埋めて断面研磨をし、走査型電子顕微鏡(SEM)で観察することにより、確認できる。
ここで、充填密度が均一とは、例えば振動板12の主面に平行な任意の2つの平面方向の断面のそれぞれをほぼ同じ面積となるように分割(例えば6個に分割)し、各分割領域の任意の1箇所(例えば合計12箇所)について50倍〜500倍程度の同じ倍率で撮影した画像で見て、各画像におけるフィラー142が占める面積をそれぞれ求めるとともに平均値を算出し、当該平均値に対して各分割領域のフィラー142が占める面積の最大値および最小値がプラスマイナス10%の範囲内であることをいう。
また、例えば被覆層14の厚み方向の上面側および下面側の部位においてそれぞれ平面方向に切断した断面を準備して、上記の測定を行ってもよい。また、一つの断面にかえて被覆層14の上面を測定してもよい。
そして、充填密度が不均一とは、上記の測定においてフィラー142が占める面積が、プラスマイナス10%の範囲外であることを意味する。
この状態は、例えば測定する試料を研磨紙で直接研磨するかもしくは測定する試料をアクリル樹脂等に埋めて断面研磨をし、走査型電子顕微鏡(SEM)で観察することにより、確認できる。
フィラー142の充填密度が不均一であることで、被覆層14の平面方向あるいは厚み方向においてフィラー142の密度変化ができる。これにより、振動を分散させ、周波数−音圧特性が平坦化されるため、さらにピークディップを抑えて周波数特性(特に高域の周波数特性)を平坦にすることができ、さらに音質が改善される。
なお、フィラー142の充填密度を変化させるために、例えばフィラー142の濃度を異ならせた2種類以上の樹脂141を準備し、各々をディスペンサに充填した後、これら複数のディスペンサから同時に他の1本のディスペンサへ樹脂141を充填し、この樹脂141を撹拌混合することなく枠体内へ充填し硬化させる方法や、フィラー142の濃度を異ならせた2種類以上の樹脂141を準備し、各々をディスペンサに充填した後、これら複数のディスペンサから同時に枠体内へ樹脂141を吐出させ硬化させる方法や、例えば第1の濃度に調整した樹脂を被覆層の1/10充填した後、第2の濃度に調整した樹脂141を複数個所に滴下させ、その後さらに第1の濃度に調整した樹脂141を被覆層の1/10充填するという作業を繰り返し、規定量の樹脂141を充填した後硬化する方法、硬化したフィラー142入りの樹脂141の上に、異なるフィラー142を用いた樹脂を充填する手法、樹脂141を硬化させるまでに30分程度放置し、フィラー142を沈降させるといった手法が用いられる。
次に、本発明の音響発生装置の実施の形態の一例について説明する。
音響発生装置20は、いわゆるスピーカーのような発音装置であり、図6に示すように、たとえば、音響発生器1と、音響発生器1を収容する筐体30を備える。筐体30は、音響発生器1の発する音響を内部で共鳴させるとともに、筐体30に形成された図示せぬ開口から音響を外部へ放射する。この筐体30は、例えば、アルミニウムやマグネシウム合金などの金属、ポリカーボネートなどの樹脂、木材など、種々の材料を用いて形成することができる。このような筐体30を有することにより、たとえば低周波数帯域における音圧を高めることができる。
かかる音響発生装置20は、スピーカーとして単独で用いることができる他、後述するように、携帯端末や薄型テレビ、あるいはタブレット端末などへ好適に組み込むことが可能である。また、冷蔵庫、電子レンジ、掃除機、洗濯機などのように、従来、音質については重視されなかった家電製品に組み込むこともできる。
次に、音響発生器を搭載した電子機器について、図7を用いて説明する。図7は、実施形態に係る電子機器50の構成を示す図である。なお、図には、説明に必要となる構成要素のみを示しており、一般的な構成要素についての記載を省略している。
図7に示すように、本例の電子機器50は、音響発生器1と、音響発生器1に接続された電子回路60と、電子回路60および音響発生器1を収容する筐体40とを備える。図7に示す例では、電子機器50が、携帯電話やタブレット端末のような携帯端末装置であるものとする。
図7に示すように、電子機器50は、電子回路60を備える。電子回路60は、たとえば、コントローラ50aと、送受信部50bと、キー入力部50cと、マイク入力部50dとから構成される。電子回路60は、音響発生器1に接続されており、音響発生器1へ音声信号を出力する機能を有している。音響発生器1は電子回路60から入力された音声信号に基づいて音響を発生させる。
また、電子機器50は、表示部50eと、アンテナ50fと、音響発生器1とを備え、これら各デバイスを収容する筐体40を備える。なお、図7では、1つの筐体40にコントローラ50aをはじめとする各デバイスがすべて収容されている状態をあらわしているが、各デバイスの収容形態を限定するものではない。本実施形態では、少なくとも電子回路60と音響発生器1とが、1つの筐体40に収容されていればよい。
ここで、音響発生器1は、例えば筐体40の内壁に接合されるなどして筐体40に収容される。このとき、音響発生器1を接合するための接合部材としては、少なくとも一部に粘弾性体を含む接合部材である。この接合部材は粘弾性体のみからなる単一のものであっても、粘弾性体を含むいくつかの部材からなる複合体であっても構わない。このような接合部材としては、例えば不織布等からなる基材層の両面に粘着剤が付着された両面テープ等を好適に用いることができる。接合部材の厚みは、例えば0.1mm〜0.6mmに設定される。
電子回路60としては、例えば、ディスプレイに表示させる画像情報や携帯端末によって伝達する音声情報を処理する回路や、通信回路等が例示できる。これらの回路の少なくとも1つであってもよいし、全ての回路が含まれていても構わない。また、他の機能を有する回路であってもよい。さらに、複数の電子回路を有していても構わない。なお、電子回路60と音響発生器1とは接続用配線で接続されている。
コントローラ50aは、電子機器50の制御部である。送受信部50bは、コントローラ50aの制御に基づき、アンテナ50fを介してデータの送受信などを行う。キー入力部50cは、電子機器50の入力デバイスであり、操作者によるキー入力操作を受け付ける。マイク入力部50dは、同じく電子機器50の入力デバイスであり、操作者による音声入力操作などを受け付ける。表示部50eは、電子機器50の表示出力デバイスであり、コントローラ50aの制御に基づき、表示情報の出力を行う。例えば、液晶ディスプレイおよび有機ELディスプレイ等の既知のディスプレイを好適に用いることができる。なお、ディスプレイは、タッチパネルのような入力装置を有するものであっても良い。ここで、筐体40の一部がディスプレイであってもよく、筐体40の一部がディスプレイのカバーとなってその内側にディスプレイが配置されたものであってもよい。
そして、音響発生器1は、電子機器50における音響出力デバイスとして動作する。なお、音響発生器1は、電子回路60のコントローラ50aに接続されており、コントローラ50aによって制御された電圧の印加を受けて音響を発することとなる。
なお、図7では、電子機器50として、アンテナなどを介してデータの送受信などを行う通信手段(通信部)を有する携帯端末について説明を行ったが、電子機器50の種別を問うものではなく、音響を発する機能を有する様々な民生機器に適用されてよい。たとえば、薄型テレビやカーオーディオ機器は無論のこと、音響を発する機能を有する製品、例を挙げれば、掃除機や洗濯機、冷蔵庫、電子レンジなどといった種々の製品に用いられてよい。
本例の電子機器50によれば、音質の向上した音響発生器1を用いて構成されていることから、高音質の電子機器を得ることができる。
1 音響発生器
11 圧電素子
11a、11b、11c、11d 圧電体層
11e 内部電極層
11f、11g 表面電極層
11h、11i 外部電極
12 振動板
13 枠体
131 一方主面側枠部材
132 他方主面側枠部材
14 被覆層
141 樹脂
142 フィラー
15 配線部材
20 音響発生装置
30、40 筐体
50 電子機器
50a コントローラ
50b 送受信部
50c キー入力部
50d マイク入力部
50e 表示部
50f アンテナ
60 電子回路

Claims (6)

  1. 励振器と、該励振器が取り付けられた振動板と、該振動板の外周部に設けられて前記振動板を支持する枠体と、該枠体の内側に設けられた被覆層とを含み、
    該被覆層は、樹脂中に該樹脂とは異なる材質の複数のフィラーが含まれてなり、
    前記被覆層のヤング率が前記励振器のヤング率よりも低いことを特徴とする音響発生器。
  2. 励振器と、該励振器が取り付けられた振動板と、該振動板の外周部に設けられて前記振動板を支持する枠体と、該枠体の内側に設けられた被覆層とを含み、
    該被覆層は、樹脂中に該樹脂とは異なる材質の複数のフィラーが含まれてなり、
    前記複数のフィラーの少なくとも一部は、ヤング率が変化する部分に接していることを特徴とする音響発生器。
  3. 励振器と、該励振器が取り付けられた振動板と、該振動板の外周部に設けられて前記振動板を支持する枠体と、該枠体の内側に設けられた被覆層とを含み、
    該被覆層は、樹脂中に該樹脂とは異なる材質の複数のフィラーが含まれてなり、
    前記被覆層に含まれる前記複数のフィラーの大きさまたは形状が不均一であることを特徴とする音響発生器。
  4. 励振器と、該励振器が取り付けられた振動板と、該振動板の外周部に設けられて前記振動板を支持する枠体と、該枠体の内側に設けられた被覆層とを含み、
    該被覆層は、樹脂中に該樹脂とは異なる材質の複数のフィラーが含まれてなり、
    前記被覆層の全体にわたって見たときに、前記被覆層に含まれる前記複数のフィラーの充填密度が不均一であることを特徴とする音響発生器。
  5. 請求項1〜請求項のうちのいずれかに記載の音響発生器と、該音響発生器を収容する筐体とを備えていることを特徴とする音響発生装置。
  6. 請求項1〜請求項のうちのいずれかに記載の音響発生器と、該音響発生器に接続された電子回路と、該電子回路および前記音響発生器を収容する筐体とを備えることを特徴とする電子機器。
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