JP2015180053A - 音響発生器、音響発生装置、電子機器および携帯端末 - Google Patents

音響発生器、音響発生装置、電子機器および携帯端末 Download PDF

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Abstract

【課題】 良好な音質を得ることができる音響発生器、音響発生装置、電子機器および携帯端末を提供する。
【解決手段】 本発明の音響発生器は、上面に表面電極5fを有する励振器としての圧電素子5と、圧電素子5の下面に取り付けられた振動板3と、振動板3の外周部に設けられて振動板3を支持する枠体2と、表面電極5fに導電性接合材8を介して端部が接合されたリード6a,6bと、圧電素子5の上面、リード6a,6bの端部および導電性接合材8を覆う樹脂層7とを備え、平面透視したときに導電性接合材8がリード6a,6bの端部からはみ出している。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば、スピーカ等の音響発生器、音響発生装置、また音響発生器を搭載したTV、PC等に代表される電子機器、さらには音響発生器を搭載した携帯端末に関するものである。
従来、圧電素子を用いた音響発生器が知られている。具体的には、振動板に取り付けた圧電素子に電圧を印加して振動させることによって、振動板を振動させて音響を出力する音響発生器が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
かかる音響発生器は、振動板として樹脂フィルムなどの薄膜を用いることができるため、一般的な電磁式スピーカなどに比べて薄型かつ軽量に構成することが可能である。
また、圧電素子の上面には表面電極が設けられており、この表面電極から給電されて圧電素子が駆動するようになっている。
特開2004−23436号公報
上記した従来の音響発生器において、圧電素子の表面電極には給電のためにリード等が接続される。しかしながら、この圧電素子が、表面電極に接続されたリードの端部等に拘束されて駆動しにくくなって局部的に振動にひずみが生じるおそれがあるとともに、リードの端部の長さや幅に応じた共振ノイズが発生するおそれがあった。そのため、圧電素子から振動が伝搬した振動板には、特定の周波数で音圧が急激に変化して周波数特性が平坦化せず、良好な音質を得にくいおそれがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、良好な音質を得ることができる音響発生器、音響発生装置、電子機器および携帯端末を提供することを目的とする。
本発明の音響発生器は、上面に表面電極を有する励振器と、該励振器の下面に取り付けられた振動板と、該振動板の外周部に設けられて該振動板を支持する枠体と、前記表面電極に導電性接合材を介して端部が接合されたリードと、前記励振器の上面、前記リードの端部および前記導電性接合材を覆う樹脂層とを備え、平面透視したときに前記導電性接合材が前記リードの端部からはみ出していることを特徴とする。
また、本発明の音響発生装置は、上記の構成の音響発生器と、該音響発生器を収容する筐体とを備えていることを特徴とする。
また、本発明の電子機器は、上記の構成の音響発生器と、該音響発生器に接続された電子回路と、該電子回路および前記音響発生器を収容する筐体とを備えることを特徴とする。
また、本発明の携帯端末は、上記の構成の音響発生器と、該音響発生器に接続された電
子回路と、該電子回路および前記音響発生器を収容する筐体と、ディスプレイとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、周波数特性が平坦化して良好な音質の音響発生器を得ることができる。
図1(a)は、基本的な音響発生器の概略構成を示す模式的な平面図、図1(b)は図1(a)に示すA−A’線で切断した概略断面図である。 図2は、音圧の周波数特性の一例を示す図である。 図3は、本実施形態に係る音響発生器の一例を示す概略平面図である。 図4は、図3に示すY−Y’線で切断した概略断面図である。 図5は、図3に示すX−X’線で切断した概略断面図である。 図6は、本実施形態に係る音響発生器の他の例のY−Y’線概略断面図である。 図7は、本実施形態に係る音響発生器の他の例のX−X’線概略断面図である。 図8は、本実施形態に係る音響発生器の他の例を示す概略平面図である。 図9は、図8に示すY−Y’線で切断した概略断面図である。 図10は、図8に示すX−X’線で切断した概略断面図である。 図11は、本実施形態に係る音響発生器の他の例を示す概略平面図である。 図12は、図11に示すY−Y’線で切断した概略断面図である。 図13は、図11に示すX−X’線で切断した概略断面図である。 図14は、本実施形態に係る音響発生装置の構成を示す図である。 図15は、本実施形態に係る電子機器の構成を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する音響発生器、音響発生装置および電子機器の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
まず、本実施形態に係る音響発生器1の説明に先立って、基本的な音響発生器1’の概略構成について、図1を用いて説明する。図1(a)は、基本的な音響発生器1’の概略構成を示す模式的な平面図、図1(b)は図1(a)のA−A’線で切断した概略断面図である。なお、説明を分かりやすくするために、図1(b)は、音響発生器1’を厚み方向に大きく誇張して示している。
図1に示すように、音響発生器1’は、枠体2と、振動板3と、励振器としての圧電素子5とを備える。なお、図1に示すように、以下の説明では、圧電素子5が1個である場合を例示するが、圧電素子5の個数を限定するものではない。
枠体2は、例えば矩形の枠状で同一形状を有する2枚の枠部材によって構成されており、振動板3の主面の外周部を挟み込んで振動板3を上下から支持する支持体として機能する。
枠体2を構成する枠部材の厚みや材質などは、特に限定されるものではなく、金属や樹脂など種々の材料を用いることができる。たとえば、機械的強度および耐食性に優れるという理由から、厚さ100〜5000μmのステンレス製のものなどが枠体2を構成する
枠部材として好適に用いられる。
なお、図1には、その内側の領域の形状が略矩形状である枠体2を示しているが、平行四辺形、台形および正n角形といった多角形であってもよい。
振動板3は、板状やフィルム状の形状とされており、その外周部が枠体2に挟み込まれて固定され、枠体2の枠内において均一に張力をかけられた状態で支持される。この振動板3には、励振器としての圧電素子5の下面が接合されており、圧電素子5の振動によって圧電素子5とともに振動するようになっている。
振動板3は、樹脂や金属等の種々の材料を用いて形成することができる。たとえば、厚さ10〜200μmのポリエチレン、ポリイミド等の樹脂フィルムで振動板3を構成することができる。
また、上述の説明では、枠体2を積層体として2枚の枠部材によって構成し、かかる2枚の枠部材で振動板3の外周部を挟み込んで支持する場合を例に挙げたが、これに限られるものではない。たとえば、枠体2を1枚の枠部材で構成し、かかる枠体2へ振動板3の外周部を接着固定して支持することとしてもよい。また、枠体2を3枚以上の枠部材を積層させて構成してもよい。
圧電素子5は、振動板3の表面に貼り付けられるなどして設けられ、電圧の印加を受けて振動することによって振動板3を励振する励振器である。例えば、圧電素子5の主面が、振動板3の主面に、エポキシ系樹脂等の接着剤により接合されている。
かかる圧電素子5は、図1(b)に示すように、たとえば、4層のセラミックスからなる圧電体層5a、5b、5c、5dと、3層の内部電極層5eが交互に積層された積層体と、かかる積層体の上面および下面に形成された表面電極5f、5gと、内部電極層5eが露出した側面に形成された外部電極5h、5jとを備える。
圧電体層5a、5b、5cおよび5dを構成する材料には、チタン酸ジルコン酸鉛(lead zirconate titanate)、ニオブ酸リチウム(LiNbO)、タンタル酸リチウム(LiTaO)、Bi層状化合物、タングステンブロンズ構造化合物等の非鉛系圧電体材料等、従来から用いられている圧電セラミックスを用いることができる。この圧電体層5a、5b、5c、5dの厚みは、例えば3〜250μmとされる。
圧電素子5を構成する内部電極層5eは、圧電体層5a、5b、5c、5dを形成するセラミックスと同時焼成により形成されたもので、外部電極5hに接続された第1の内部電極層および外部電極5iに接続された第2の内部電極層からなる。内部電極層5eは、圧電体層5a、5b、5c、5dと交互に積層されており、積層順に第1の内部電極層および第2の内部電極層が配置されることにより、表面電極5f、5gおよび内部電極層5eの間に挟まれた圧電体層5a、5b、5c、5dに駆動電圧を印加するものである。内部電極層5eを形成する材料としては、種々の金属材料を用いることができる。例えば、低温焼成に適した銀や銀−パラジウムを主成分とする導体、あるいは銅、白金などを含む導体を用いることができるが、これらにセラミック成分やガラス成分を含有させてもよい。なお、銀とパラジウムとからなる金属成分と、圧電体層5a、5b、5c、5dを構成するセラミック成分とを含有した材料で内部電極層5eを構成した場合、圧電体層5a、5b、5c、5dと内部電極層5eとの焼成収縮差による応力を低減することができるので、積層不良のない圧電素子5を得ることができる。
また、内部電極層5eの材料としては、種々の金属材料を用いることができる。たとえば、銀とパラジウムとからなる金属成分と、圧電体層5a、5b、5c、5dを構成するセラミック成分とを含有した場合、圧電体層5a、5b、5c、5dと内部電極層5eとの熱膨張差による応力を低減することができるので、積層不良のない圧電素子5を得ることができる。
なお、圧電素子5は板状であり、例えば上面側および下面側の主面が長方形状または正方形状といった多角形をなしている。直方体状の場合、例えば縦0.05〜50mm、横0.05〜10mm、高さ0.01〜5mmの寸法に形成される。なお、多角形に限られず、円形であってもよい。
圧電素子5の上面に形成された表面電極5fには、外部回路と電気的に接続するための端子としてリード6a、6bが接続されている。また、本例の圧電素子5はバイモルフ型の圧電素子で、圧電体層5a、5b、5c、5dは、図1(b)に矢印で示すように分極されている。すなわち、ある瞬間に加えられる電界の向きに対する分極の向きが厚み方向における一方側と他方側とで逆転するように分極されている。励振器としての圧電素子5がバイモルフ型の圧電素子であることで、振動板3に面する側と反対側とでそれぞれ駆動方向が異なるので、振動板3に面する側の振動はリード6a、6bによる拘束の影響を受けにくいので、ひずみ緩和効果が大きくなる。
そして、リード6a、6bを介して圧電素子5に電圧が印加されると、たとえば、ある瞬間において、振動板3に接着された側の圧電体層5c、5dは縮み、圧電素子5の上面側の圧電体層5a、5bは延びるように変形する。よって、圧電素子5に交流信号を与えることにより、圧電素子5が屈曲振動し、振動板3に屈曲振動を与えることができる。
リード6a、6bは、金、銀、銅、ニッケル、SUS等の金属材料を用いて形成することができる。また、銅またはアルミニウムなどの金属箔を樹脂フィルムで挟んだフレキシブル配線を用いてリード6a、6bを構成すると、圧電素子5の低背化を図ることができる。
また、図1に示すように、音響発生器1’は、枠体2の枠内において圧電素子5およびリード6a、6bの端部から振動板3の表面の少なくとも圧電素子5の周辺部までを覆うように設けられた樹脂層7をさらに備える。なお、例えば平面視で圧電素子5とは重ならない部位において、リード6a、6bが樹脂層7の内部から外部へととび出てくるように設けられる。
樹脂層7は、たとえば、アクリル系樹脂を用いてヤング率が1MPa〜1GPaの範囲程度となるように形成されることが好ましい。なお、かかる樹脂層7に圧電素子5を埋設することで適度なダンピング効果を誘発させることができるので、共振現象を抑制して、音圧の周波数特性におけるピークやディップを小さく抑えることができる。
本例では、樹脂層7は、例えば直方体状に形成される。樹脂層7を直方体状とすることで、樹脂層7の表面を伝搬する波が角部で回折をおこして表面波に乱れを生じさせるので、より共振を抑止してピークディップを抑えることができる。
また、本例では、樹脂層7が、枠体2と同じ高さとなるように形成された構成、言い換えると、枠体2の内側に充填されている構成を示している。このような構成によれば、振動板3への適度なダンピング効果を誘発させることができ、共振現象を抑制できると共に、共振ピークとディップとの差をより小さく抑えることができる。樹脂層7が枠体2の高さよりも高くなるように形成されてもよい。
このように、振動板3、圧電素子5および樹脂層7は一体化されており、一体的に振動するいわば複合振動体を構成している。
図1では、圧電素子5として、バイモルフ型の積層型圧電素子を例に挙げたが、これに限られるものではなく、たとえば、伸縮する圧電素子5を振動板3に貼り付けたユニモルフ型であっても構わない。
ところで、図1に示したように、振動板3は、枠体2の枠内において均一に張力をかけられた状態で支持されている。このような場合において、圧電素子5の表面電極5fに給電のためのリード6a、6bの端部を接続すると、このリード6a、6bの端部に拘束されて圧電素子5が駆動しにくくなり、またリード6a、6bの端部の長さや幅に応じた共振ノイズが発生して、局部的に振動にひずみが生じる場合がある。そのため、圧電素子5から振動が伝搬した振動板3には、振動ひずみに起因して特定の周波数で音圧が急激に変化して周波数特性が平坦化しづらい。
かかる点を、図2に図示する。図2は、音圧の周波数特性の一例を示す図である。図1の説明で既に述べたように、振動板3は、枠体2の枠内において均一に張力をかけられた状態で支持されていて、このような場合において、振動板3に局部的に振動ひずみが生じると特定の周波数にピークが発生して、図2に示すように、周波数領域全体にわたって急峻なピークやディップが散在して生じやすい。
一例として、図2において破線の閉曲線PDで囲んで示した部分に着目する。このようなピークが生じる場合、周波数によって音圧にばらつきが生じることとなるため、良好な音質を得にくくなる。なお、リードの数が多くなるとピークディップの数も増加する特徴がある。
こうした場合、図2に示すように、ピークPの高さを下げ(図中の矢印201参照)、かつ、ピーク幅を広げ(図中の矢印202参照)、ピークPやディップ(図示略)を小さくするような方策をとることが有効である。
そこで、図3〜図5に示すように、本実施形態の音響発生器1は、上面に表面電極5fを有する励振器としての圧電素子5と、圧電素子5の下面に取り付けられた振動板3と、振動板3の外周部に設けられて振動板3を支持する枠体2と、表面電極5fに導電性接合材8を介して端部が接合されたリード6a,6bと、圧電素子5の上面、リード6a,6bの端部および導電性接合材8を覆う樹脂層7とを備え、平面透視したときに導電性接合材8がリード6a,6bの端部からはみ出している。なお、図3においては樹脂層7を省略している。また、リード6a,6bの端部とは、リード6a,6bにおける導電性接合材8によって表面電極5fに接合された領域のことをいう。
このような構造にすれば、リード6a,6bの端部と表面電極5fとの間で生じる応力を導電性接合材8が変形して緩和する。この時、平面透視にてリード6a,6bの端部からはみ出した導電性接合材8が大きく変形することで応力を緩和できるので、リード6a,6bの端部での共振ノイズがおきにくくなる。さらに、導電性接合材8を覆う樹脂層7が振動ひずみを分散して緩和することができるので、振動板3に振動ひずみを伝えることを抑制できる。
導電性接合材8としては、はんだや導電性接着剤等の一般的な回路用材料が用いられ、リード6a,6bについても金、銀、銅、ニッケル、SUS等の一般的なリード材料が用いられる。
ここで、平面透視したときにリード6a,6bの端部から導電性接合材8がはみ出す量は、平面透視したときにリード6a,6bの長さ方向および幅方向にリード6a,6bの径の50%以上の距離はみ出していれば好ましい応力緩和効果が生まれ、またリード6a,6bの端部の長さや幅寸法に応じた共振ノイズも好ましく抑制することができる。なお、幅方向にリード6a,6bの径の50%以上の距離はみ出しているとは、幅方向の一方側でリード6a,6bの径の50%以上はみ出していることを意味している。特に、平面透視したときにリード6a,6bの長さ方向および幅方向にリード6a,6bの径の100%以上の距離はみ出しているのがより好ましい。
この時、図3に示すように、平面透視したときに導電性接合材8の周縁が波打った形状であるのが好ましい。この構成により、導電性接合材8の周縁のうちの向かい合った辺同士の距離が連続して同じになる領域がほとんど無くなるので、辺と辺との距離が揃ったところで生じる共振条件もほぼ無くなり、その結果共振周波数が異なる領域が形成されるので、リード6a,6bの端部付近での鋭い共振がおきにくくなる。
また、その波打った形状の領域が樹脂層7で覆われることにより、音声信号のひずみを樹脂層7で効果的に分散して緩和することができ、振動板3に振動ひずみを伝えることをより抑制できる。応力緩和のために導電性接合材8が変形する時は、波打った形状の領域にせん断応力が加わり、ひねりの力で横揺れが起きるため、圧電素子5よりも樹脂層7の近くで変形が大きくなり、樹脂層7に振動ひずみを伝えるため、応力を分散して緩和する効果が大きくなるからである。
なお、波打った形状が周縁の一部に設けられることでその効果が発生するが、リード9を挟んで周縁の波打った形状が非対称に設けられるともっとも共振しにくくなるのでよい。特に、波打った箇所がリードを中心にして平面透視にて360°形成されていると最もよい。
また、図4および図5に示すように、導電性接合材8がリード6a,6bの端部の側面まで這い上がっていると、リード6a,6bの端部の形状(寸法)に起因する共振をおさえこむことができる。特に、図4のようにリード6a,6bの先端の側面(端面)に這い上がると、リード6a,6bの端部に起因する応力の中で最も大きなリード6a,6bの端部の長さ方向の拘束に起因するひずみを緩和するのでもっとも効果的である。
この時、応力緩和によって導電性接合材8の変形を大きくして樹脂層7を変形させやすくするには、リード6a,6bの外側の導電性接合材8の厚みをリード6a,6bから離れるに従い指数関数的に減少させることで導電性接合材8の端部まで応力による変形が生じて樹脂層7に振動ひずみを伝えるため、応力を分散して緩和する効果が大きくなる。
また、リード6a,6bからの距離が同じであっても、周縁の波打った形状の場所ごとに厚みを異なるようにすることでリード6a,6bに接する樹脂層7への応力の分散が不均一になり、より共振を抑止することができるので効果が大きくなる。
さらに、図6および図7に示すように、導電性接合材8がリード6a,6bの端部の上面まで覆っていると、断面でみるとリード6a,6bの端部は導電性接合材8で挟み込まれた形状になり、さらにその上にある樹脂層7に直接導電性接合材8が触れているため、リード6a,6bの端部に起因した共振信号と表面電極5fに起因した共振信号を分離できるために信号の伝搬距離が短いところで共振振動を緩和できることができるのでひずみ速く消滅することができる。さらに、導電性接合材8が応力緩和で変形することで直接樹脂層7を変形させるため、表面電極5fでの共振がおきにくくなり、表面電極5fで発生
した音声信号のひずみを樹脂層7で分散することができ、振動板3に振動ひずみを伝えることが無い。
またさらに、表面電極5fとリード6a,6bの端部との間に位置する導電性接合材8の厚みが、リード6a,6bの先端から遠ざかるにしたがって厚くなっていることで、リード6a,6bの端部と表面電極5fとの間の応力緩和効果を大きくすることができるので、振動板3に振動ひずみを伝えることがより抑制される。この時にリード6a,6bの先端から最も遠ざかった領域の導電性接合材8の周縁が波打っていることで、厚みの大きな導電性接合材8の応力のひずみを用いてリード6a,6bの側面にはみ出した導電性接合材8から樹脂層7に振動ひずみが伝わるため、応力を分散して緩和する効果が大きくなる。
なお、導電性接合材8であるはんだや導電性接着剤の濡れ性や流れ性を向上させると、表面張力が大きくなり、リード6a,6bの端部と表面電極5fとの間に吸い込まれたり、リード6a,6bの端部に沿って這い上がってリード6a,6bの端部を被覆したりして、導電性接合材8から大きくはみ出すことができなくなる。そこで、接合前に導電性接合材8をはみ出させるために、あらかじめ表面電極5fの上にはんだや導電性接着剤を配置しておき、短時間に加熱して接合するのがよい。特にレーザー等で循環的に加熱することで、リードの加熱時間が少なくなり、這い上がりや表面張力による吸い込みも抑えられる。
また、導電性接合材8の周縁を波打った形状にするには、あらかじめマスキング等でパターン形成する他、一度導電性接合材8を配置した後、その上から周縁部に重ねて導電性接合材8を配置する等方法があるがいずれの方法であっても良い。最も良いのは表面電極5fの上のリード6a,6bの端部を接合する領域にめっきまたは蒸着やスパッタで金や銀のパターンを形成しておき、その上で導電性接合材8を形成することで、効果的にはみ出し部を形成でき、周縁の波打った形状も精度よくパターン形成することができる。
また、図8〜図10に示すように、音響発生器1では、リード6a、6bの端部および導電性接合材8を覆う樹脂層7の表面に、樹脂層7とは異なる材質の被覆層10が設けられていてもよい。すなわち、圧電素子5の上面に設けられたリード6a,6bの端部の上方に被覆層10があってもよい。なお、図8では、樹脂層7は省略している。
リード6a,6bの端部の上に振動を緩和する樹脂層7を配置してその上から被覆層10を設けたので、被覆層10と圧電素子5との間で、リード6a,6bの端部による拘束に起因した圧電素子5のひずみ振動が閉じ込められる。その結果、リード6a,6bの端部の拘束に起因した固有のひずみ振動が振動板3に伝搬しなくなるから、ピークディップが少なくなり周波数特性が平坦になる。
なお、被覆層10としては、例えば10μm〜2mmの厚みのシートが用いられる。
被覆層10の材質としては、樹脂層7とは異なる材質のポリエチレンテレフタレート、塩化ビニール、ポリプロピレンなどの樹脂、ポリプロピレンを主原料とする合成紙、アルミニウム、銅、すずなどの金属が挙げられるが、アルミニウム、銅、すずなどの金属からなるのが好ましい。樹脂層7の表面に樹脂層7とは異なる材質の被覆層10を設けることで、積極的に圧電素子5と被覆層10(金属層)との間で振動を反射させ、間にある樹脂層7で振動をダンプ(減衰)させることができ、特に樹脂層7よりもヤング率の高い金属からなる被覆層10を設けることで、圧電素子5と被覆層10(金属層)との間で振動を反射させて間にある樹脂層7で振動をダンプさせる効果をより高めることができる。さらに、振動をダンプさせたことで熱が生じるが、金属からなる被覆層10は熱の散逸性が優
れ、耐久性に優れている。
被覆層10を樹脂層7の表面に設けるにあたり、被覆層10が樹脂からなる場合は、液状の樹脂を樹脂層7の表面に塗布する方法、ゴム系、アクリル系、シリコーン系、ウレタン系などの粘着材によって樹脂層7の表面に貼り付ける方法などが挙げられる。また、被覆層10が金属からなる場合は、上記の粘着材によって、樹脂層7の表面に貼り付ける方法などが挙げられる。被覆層10が粘着材によって樹脂層7の表面に貼り付けられていると、さらに振動を粘着材が押さえ込むため、圧電素子5からの振動の入射速度と反射速度にズレが生じて樹脂層7内で振動波が相殺されやすくなり、ひずみ緩和効果が大きくなる。なお、粘着材は、例えば0.2〜500μmの厚みに形成される。
ここで、図9および図10に示すように、励振器(圧電素子5)を覆う樹脂層7の厚みが、リード6a,6bの端部の直上で最も薄くなっているのが好ましい。ひずみの振動源であるリード6a,6bの端部の直上で樹脂層7の厚みを薄くすると、ひずみの発生個所を集中させることができる。そして、その周囲に振動緩和効果の大きい樹脂層7を厚く設けることで、ひずみ振動の閉じ込め効果が大きくなるから、よりピークディップが少なくなり周波数特性が平坦になる。なお、最も薄くなっている部位の厚みは、他の部位に比べて1/2以下であるのが好ましく、このように設定することで、樹脂層7の表面に伝搬する厚み方向のひずみが2倍以上に拡大して伝わるので被覆層10による振動閉じ込めの効果が大きくなる。
また、図11〜図13に示すように、平面視で圧電素子5が被覆層10に覆われているのが好ましい。この構成によれば、振動源である圧電素子5の振動を被覆層10が押さえ込むため、振動板3へのひずみ振動は遮断されるから、さらにピークディップがなく周波数特性が平坦になる。
なお、上述した実施形態では、振動板3の一方の主面に圧電素子5を設けた場合を例示して説明を行ったが、これに限られるものではなく、振動板3の両方の主面に圧電素子5が設けられてもよい。
また、上述した実施形態では、枠体2の内側の領域の形状が略矩形状である場合を例に挙げたが、これに限られるものではなく、円形や楕円形であってもよい。
また、上述した実施形態では、枠体2の枠内において圧電素子5および振動板3を覆ってしまうように樹脂層7を形成する場合を例に挙げたが、かかる樹脂層7を必ずしも振動板3の全体に形成しなくともよい。
また、上述した実施形態では、樹脂フィルムなどの薄膜で振動板3を構成する場合を例に挙げたが、これに限られるものではなく、たとえば、板状の部材で構成することとしてもよい。
また、上述した実施形態では、振動板3を支持する支持体が枠体2であり、振動板3の周縁を支持する場合を例に挙げたが、これに限られるものではない。たとえば、振動板3の長手方向あるいは短手方向の両端のみを支持することとしてもよい。
また、上述した実施形態では、励振器が圧電素子である場合を例に挙げて説明したが、励振器としては、圧電素子に限定されるものではなく、電気信号が入力されて振動する機能を有しているものであればよい。たとえば、スピーカを振動させる励振器としてよく知られた、動電型の励振器や、静電型の励振器や、電磁型の励振器であっても構わない。なお、動電型の励振器は、永久磁石の磁極の間に配置されたコイルに電流を流してコイルを
振動させるようなものであり、静電型の励振器は、向き合わせた2つの金属板にバイアスと電気信号とを流して金属板を振動させるようなものであり、電磁型の励振器は、電気信号をコイルに流して薄い鉄板を振動させるようなものである。
次に、本発明の音響発生装置の実施の形態の一例について説明する。
音響発生装置20は、いわゆるスピーカのような発音装置であり、図14に示すように、たとえば、音響発生器1と、音響発生器1を収容する筐体30を備える。筐体30は、音響発生器1の発する音響を内部で共鳴させるとともに、筐体30に形成された図示せぬ開口から音響を外部へ放射する。このような筐体30を有することにより、たとえば低周波数帯域における音圧を高めることができる。
かかる音響発生装置20は、スピーカとして単独で用いることができる他、後述するように、携帯端末や薄型テレビ、あるいはタブレット端末などへ好適に組み込むことが可能である。また、冷蔵庫、電子レンジ、掃除機、洗濯機などのように、従来、音質については重視されなかった家電製品に組み込むこともできる。
次に、音響発生器を搭載した電子機器について、図15を用いて説明する。図15は、実施形態に係る電子機器50の構成を示す図である。なお、図には、説明に必要となる構成要素のみを示しており、一般的な構成要素についての記載を省略している。
図15に示すように、本例の電子機器50は、音響発生器1と、音響発生器1に接続された電子回路60と、電子回路60および音響発生器1を収容する筐体40とを備えていて、音響発生器1から音響を発生させる機能を有する。図15に示す例では、電子機器50が、携帯電話やタブレット端末のような携帯端末装置であるものとする。
図15に示すように、電子機器50は、電子回路60を備える。電子回路60は、たとえば、コントローラ50aと、送受信部50bと、キー入力部50cと、マイク入力部50dとから構成される。電子回路60は、音響発生器1に接続されており、音響発生器1へ音声信号を出力する機能を有している。音響発生器1は電子回路60から入力された音声信号に基づいて音響を発生させる。
また、電子機器50は、表示部50eと、アンテナ50fと、音響発生器1とを備え、これら各デバイスを収容する筐体40を備える。なお、図15では、1つの筐体40にコントローラ50aをはじめとする各デバイスがすべて収容されている状態をあらわしているが、各デバイスの収容形態を限定するものではない。本実施形態では、少なくとも電子回路60と音響発生器1とが、1つの筐体40に収容されていればよい。
コントローラ50aは、電子機器50の制御部である。送受信部50bは、コントローラ50aの制御に基づき、アンテナ50fを介してデータの送受信などを行う。キー入力部50cは、電子機器50の入力デバイスであり、操作者によるキー入力操作を受け付ける。マイク入力部50dは、同じく電子機器50の入力デバイスであり、操作者による音声入力操作などを受け付ける。表示部50eは、電子機器50の表示出力デバイスであり、コントローラ50aの制御に基づき、表示情報の出力を行う。
そして、音響発生器1は、電子機器50における音響出力デバイスとして動作する。なお、音響発生器1は、電子回路60のコントローラ50aに接続されており、コントローラ50aによって制御された電圧の印加を受けて音響を発することとなる。
なお、図15では、電子機器50が携帯用端末装置であるものとして説明を行ったが、
電子機器50の種別を問うものではなく、音響を発する機能を有する様々な民生機器に適用されてよい。たとえば、薄型テレビやカーオーディオ機器は無論のこと、音響を発する機能を有する製品、例を挙げれば、掃除機や洗濯機、冷蔵庫、電子レンジなどといった種々の製品に用いられてよい。
本例の電子機器50によれば、音質の向上した音響発生器1を用いて構成されていることから、高音質の電子機器を得ることができる。
次に、音響発生器を搭載した携帯端末について説明する。
本例の携帯端末は、図15に示すように、音響発生器1と、音響発生器1に接続された電子回路60と、電子回路60および音響発生器1を収容する筐体40と、ディスプレイとを備えていて、音響発生器1から音響を発生させる機能を有する。
すなわち、上述の電子機器50において、図15に示す表示部50eとして、画像情報を表示する機能を有する表示装置であるディスプレイを備えた構成のものが本例の携帯端末である。例えば、液晶ディスプレイおよび有機ELディスプレイ等の既知のディスプレイを好適に用いることができる。なお、ディスプレイは、タッチパネルのような入力装置を有するものであっても良い。
ここで、筐体40に音響発生器1を接合するための接合部材としては、少なくとも一部に粘弾性体を含む接合部材である。この接合部材は粘弾性体のみからなる単一のものであっても、粘弾性体を含むいくつかの部材からなる複合体であっても構わない。このような接合部材としては、例えば不織布等からなる基材の両面に粘着剤が付着された両面テープ等を好適に用いることができる。接合部材の厚みは、例えば0.1mm〜0.6mmに設定される。
電子回路60としては、例えば、ディスプレイに表示させる画像情報や携帯端末によって伝達する音声情報を処理する回路や、通信回路等が例示できる。これらの回路の少なくとも1つであってもよいし、全ての回路が含まれていても構わない。また、他の機能を有する回路であってもよい。さらに、複数の電子回路を有していても構わない。なお、電子回路と音響発生部とは接続用配線で接続されている。
筐体40の一部がディスプレイであってもよく、筐体40の一部がディスプレイのカバーとなってその内側にディスプレイが配置されたものであってもよい。
なお、携帯端末は、アンテナなどを介してデータの送受信などを行う通信手段(通信部)を有しているものである。たとえば、スマートフォンに代表される携帯電話や、タブレットPC、ノート型PCと言ったモバイル機器、ゲーム機などが挙げられる。
このような携帯端末は、音質の向上した音響発生器1を用いて構成されていることから、高音質の携帯端末を実現できる。
1、1’ 音響発生器
2 枠体
3 振動板
3a 振動体
5 圧電素子
5a、5b、5c、5d 圧電体層
5e 内部電極層
5f、5g 表面電極
5h、5j 外部電極
6a、6b リード
7 樹脂層
8 導電性接合材
10 被覆層
20 音響発生装置
30、40 筐体
50 電子機器
50a コントローラ
50b 送受信部
50c キー入力部
50d マイク入力部
50e 表示部
50f アンテナ
60 電子回路
P ピーク

Claims (15)

  1. 上面に表面電極を有する励振器と、
    該励振器の下面に取り付けられた振動板と、
    該振動板の外周部に設けられて該振動板を支持する枠体と、
    前記表面電極に導電性接合材を介して端部が接合されたリードと、
    前記励振器の上面、前記リードの端部および前記導電性接合材を覆う樹脂層と
    を備え、
    平面透視したときに前記導電性接合材が前記リードの端部からはみ出していることを特徴とする音響発生器。
  2. 平面透視したときに前記導電性接合材の周縁が波打った形状であることを特徴とする請求項1に記載の音響発生器。
  3. 前記導電性接合材が前記リードの端部の側面まで這い上がっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の音響発生器。
  4. 前記導電性接合材が前記リードの端部の上面まで覆っていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちのいずれかに記載の音響発生器。
  5. 前記表面電極と前記リードの端部との間に位置する前記導電性接合材の厚みが、前記リードの先端から遠ざかるにしたがって厚くなっていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちのいずれかに記載の音響発生器。
  6. 前記励振器の上面を覆う前記樹脂層の厚みが、前記リードの端部の直上で最も薄くなっていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちのいずれかに記載の音響発生器。
  7. 前記リードの端部および前記導電性接合材を覆う前記樹脂層の表面に前記樹脂層とは異なる材質の被覆層が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のうちのいずれかに記載の音響発生器。
  8. 平面視で、前記励振器が前記被覆層に覆われていることを特徴とする請求項7に記載の音響発生器。
  9. 前記被覆層が金属からなることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の音響発生器。
  10. 前記被覆層が粘着材によって前記樹脂層の表面に貼り付けられていることを特徴とする請求項7乃至請求項9のうちのいずれかに記載の音響発生器。
  11. 前記樹脂層が前記枠体の内側に充填されていることを特徴とする請求項1乃至請求項10のうちのいずれかに記載の音響発生器。
  12. 前記励振器がバイモルフ型の圧電素子であることを特徴とする請求項1乃至請求項11のうちのいずれかに記載の音響発生器。
  13. 請求項1乃至請求項12のうちのいずれかに記載の音響発生器と、該音響発生器を収容する筐体とを備えていることを特徴とする音響発生装置。
  14. 請求項1乃至請求項12のうちのいずれかに記載の音響発生器と、該音響発生器に接続
    された電子回路と、該電子回路および前記音響発生器を収容する筐体とを備えていることを特徴とする電子機器。
  15. 請求項1乃至請求項12のうちのいずれかに記載の音響発生器と、該音響発生器に接続された電子回路と、該電子回路および前記音響発生器を収容する筐体と、ディスプレイとを備えていることを特徴とする携帯端末。
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