JP5876560B1 - 工事用開閉器の運搬用格納架 - Google Patents

工事用開閉器の運搬用格納架 Download PDF

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Abstract

【課題】操作ハンドルが「切」状態の場合のみ、取り出せる工事用開閉器の運搬用格納架を提供する。【解決手段】運搬用格納架10は、格納架本体1、載置台2、及び施錠手段3を備える。運搬用格納架10は、開閉器7を格納できる。開閉器本体70は、操作ハンドル7hを有する。載置台2は、開閉器7を載置台2に載置すると下降し、開閉器7を引き上げると上昇復帰するように、昇降自在に構成している。施錠手段3は、載置台2の下降に連動して、操作ハンドル7hに向かうことができ、載置台2の上昇に連動して、操作ハンドル7hから離反できる。運搬用格納架10は、開閉器本体70の内部スイッチが「切」状態になるように、操作ハンドル7hが他端部7b側に傾倒した状態のときのみ、開閉器7を運搬用格納架10から取り出すことができる。【選択図】図2

Description

本発明は、工事用開閉器の運搬用格納架に関する。特に、工事用開閉器の前面に配置した操作ハンドルが「切」の状態で、運搬用格納架から取り出しできる工事用開閉器の運搬用格納架の構造に関する。
例えば、高圧配電線路において、配電線の張り替え、支持碍子の交換、変圧器の上げ替えなどの電気工事を実施する場合、工事用開閉器を工事区間の電柱に仮設して、臨時のバイパス回路を形成している。そして、このバイパス回路により、電気工事中も送電を継続している。
ところで、工事用開閉器は、普段、電力会社又は工事会社の営業所に工事用機材として常備されている。そして、工事があるときには、工事用開閉器を作業車に搭載して、工事現場に運搬している。又、工事が終了すれば、工事用開閉器を作業車に搭載して、営業所まで運搬されている。
このように、工事用開閉器は、作業車で運搬される頻度が多いので、衝突又は転倒などで工事用開閉器が損傷しないように、骨組みされた堅牢な運搬用格納架に確実に格納して、運搬している。
しかしながら、従来の工事用開閉器の運搬用格納架は、工事用開閉器を運搬用格納架に取り付ける作業、又は運搬用格納架から工事用開閉器を取り外す作業が容易でない、という不具合があった。
このような不具合を解消するため、工事用開閉器を運搬用格納架に取り付ける作業、又は運搬用格納架から工事用開閉器を取り外す作業が容易な工事用開閉器の運搬用格納架が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1による工事用開閉器の運搬用格納架は、運搬用格納架側の支持金具上部側の凹み及び差し込み穴からなる掛け止め支持部に対し、工事用開閉器側の鉤形の引掛け部を引掛けて位置決めした状態で、施錠ピンを差し込むことができるので、工事用開閉器の取り付け作業が容易である、としている。
又、特許文献1による工事用開閉器の運搬用格納架は、施錠ピンの後端の係止部を運搬用格納架側の支持金具の側面の係止穴に嵌入して施錠ピンの後退状態を保持し、取付間隙が確実に確保できるので、工事用開閉器の施錠作業が容易である、としている。
特開平9−215134号公報
図8は、本発明に係る工事用開閉器の構成を示す正面図である。図9は、本発明に係る工事用開閉器の構成を示す右側面図である。図10は、本発明に係る工事用開閉器の構成を示す正面図であり、操作ハンドルを「切」の状態に傾倒した状態図である。
図11は、従来技術による工事用開閉器の運搬用格納架の構成を示す正面図であり、工事用開閉器を運搬用格納架に格納した状態図である。なお、本願の図8・図9は、特許文献1の図7・図8に相当している。
図8から図10を参照すると、本発明に係る工事用開閉器(以下、開閉器と略称する)7は、柱状の開閉器本体70と複数の接続端子71t・72tを備えている。開閉器本体70は、傾動自在な操作ハンドル7hを前面に備えている。操作ハンドル7hは、その中央部に指針71nを固定している(図8又は図9参照)。一方の接続端子71tには、電源側の電線を接続できる。他方の接続端子72tには、負荷側の電線を接続できる。
図8又は図10を参照すると、操作ハンドル7hは、その両端部に一組の操作綱(図示せず)を係留できる。開閉器7を電柱に設置した状態では、一組の操作綱は、地面に向かって垂下されている。一方の操作綱を引っ張ると、指針71nの先端部が「入」の表示に向かうように、操作ハンドル7hを一端部7a側に傾倒できる。そして、開閉器本体70の内部に配置された電気スイッチ(図示せず)を接続状態にでき、電路を接続できる。
図10を参照して、他方の操作綱(図示せず)を引っ張ると、指針71nの先端部が「切」の表示に向かうように、操作ハンドル7hを他端部7b側に傾倒できる。そして、開閉器本体70の内部に配置された電気スイッチ(図示せず)を切断状態にでき、電路を切断できる。なお、以下、開閉器本体70の内部に配置された電気スイッチを内部スイッチという。
図8を参照して、待機中又は運搬中の開閉器7には、操作ハンドル7hの他端部7b側にハンドルロック用のロープ7rを係留している。これにより、操作ハンドル7hの一端部7a側への傾倒状態を確実に維持できる。図10を参照して、操作ハンドル7hに対するロープ7rの係留を解除することで、操作ハンドル7hを他端部7b側に傾倒できる。
図8から図10を参照すると、開閉器7は、一対の設置脚73・73と一対の持ち手74a付きガードバー74・74を備えている。一対の設置脚73・73は、開閉器本体70の底部に取り付けている。持ち手74aは、ガードバー74の上部に固定されている。一対の持ち手74a・74aを把持して、開閉器7を運搬できる。一対のガードバー74・74は、開閉器本体70の両側面に張り出している。一対のガードバー74・74は、複数の接続端子71t・72tが障害物に衝突して損傷することを防止している。
図9を参照すると、開閉器7は、鉤状の引掛け部75と施錠用の支持突片76を備えている。引掛け部75及び支持突片76は、開閉器本体70の背面側に固定されている。引掛け部75は、後述する運搬用格納架8の背面側に係止できる。支持突片76は、ピン穴76hを開口している。後述する運搬用格納架8の背面側に設けた施錠ピン(図示せず)を利用して、ピン穴76hに施錠ピンを係止できる。
図11を参照すると、従来技術による運搬用格納架8は、その格納架本体80を複数の等辺山形鋼又は不等辺山形鋼の端部同士を互い溶接で接合し、直方体状に骨組みしている。図11を参照すると、格納架本体80は、四隅に位置する一対の前方架8a・8b及び一対の後方架8c・8dを備えている。これらの前方架8a・8b及び後方架8c・8dの底部には、底部架8eを固定している。又、これらの前方架8a・8b及び後方架8c・8dの上部には、上部架8fを固定している。そして、上部架8fは、開閉器7を出し入れ自在に上面が開口されている。
図11を参照すると、一対の前方架8a・8bには、水平状態に配置した一組の連結架81f・82fを横設している。一対の後方架8c・8dには、水平状態に配置した連結架83f・84f・85fを横設している。前方架8aと後方架8cには、水平状態に配置した図示しない複数の連結架を横設している。同様に、前方架8bと後方架8dには、水平状態に配置した図示しない複数の連結架を横設している。
図11を参照して、一対の持ち手74a・74aを把持して、格納架本体80の上方から、開閉器7を格納架本体80の内部に設置できる。一対の持ち手74a・74aを把持して、開閉器7を引き上げることで、開閉器7を格納架本体80から取り出すことができる。
図11に示すように、開閉器7を運搬用格納架8に格納した状態で、作業車で運搬するときは、振動により内部スイッチが損傷しないように、指針71nの先端部が「入」の表示に向かうように、操作ハンドル7hを一端部7a側に傾倒しておくことが規定されている。図8又は図9を参照して、開閉器7を作業車で運搬するときは、操作ハンドル7hの他端部7b側にハンドルロック用のロープ7rを係留しておくことが好ましい。
そして、工事現場に到着後には、開閉器7について以下の作業手順が規定されている。
(1)開閉器7を運搬用格納架8から取り出した後に、指針71nの先端部が「切」の表示に向かうように、操作ハンドル7hを他端部7b側に傾動する(図10参照)。
(2)開閉器7を電柱に吊り上げる前に、指針71nの先端部が「切」の表示に向かっていることを確認する。
(3)開閉器7を電柱に仮設後に、指針71nの先端部が「切」の表示に向かっていることを確認する。
(4)複数の接続端子71t・72tに電源側の電線又は負荷側の電線を接続する前に、指針71nの先端部が「切」の表示に向かっていることを確認する。
上述したように、開閉器7は、運搬用格納架8から取り出した後に、指針71nの「切」状態を複数回にわたり確認している。しかし、図11を参照すると、開閉器7は、指針71nが「入」状態であっても、運搬用格納架8から取り出すことができるので、操作ハンドル7hの切り替えを忘れて、指針71nが「入」状態で、電源側の電線又は負荷側の電線を接続する心配がある。指針71nが「切」状態の場合のみ、運搬用格納架から工事用開閉器を取り出すことができる工事用開閉器の運搬用格納架が求められている。そして、以上のことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、操作ハンドルが「切」状態の場合のみ、運搬用格納架から工事用開閉器を取り出すことができる安全な工事用開閉器の運搬用格納架を提供することを目的とする。
本発明者は、工事用開閉器を運搬用格納架に格納すると、下降する載置台を運搬用格納架の底部に設け、載置台の下降に連動して、工事用開閉器の内部スイッチが「入」状態になるように、一端部側に傾倒した操作ハンドルに係止する施錠手段を運搬用格納架に設け、工事用開閉器の内部スイッチが「切」状態になるように、操作ハンドルを他端部側に傾倒した後に、運搬用格納架から工事用開閉器を取り出すと、載置台の上昇に連動して、施錠手段が操作ハンドルの係止を解除することで、上記の課題を解決できると考え、これに基づいて、以下のような新たな柱工事用開閉器の運搬用格納架を発明するに至った。
(1)本発明による工事用開閉器の運搬用格納架は、柱状の開閉器本体の一方の面に傾動自在な操作ハンドルを配置した工事用開閉器を格納する運搬用格納架であって、上面を開口して前記工事用開閉器を格納自在に構成すると共に、直方体状に骨組みした格納架本体と、前記格納架本体の底部に配置され、前記工事用開閉器を載置すると下降し、前記工事用開閉器を引き上げると上昇復帰する昇降自在な平板状の載置台と、前記載置台の下降に連動して、前記操作ハンドルの他端部側に向かうと共に、前記載置台の上昇復帰に連動して、前記操作ハンドルの他端部側から離反する施錠手段と、を備え、前記工事用開閉器を前記載置台に載置した状態で、前記開閉器本体の内部スイッチが「入」状態になるように、前記操作ハンドルを一端部側に傾倒すると、前記施錠手段は、前記工事用開閉器を引き上げ困難に前記操作ハンドルの他端部側に係止し、前記工事用開閉器を前記載置台に載置した状態で、前記開閉器本体の内部スイッチが「切」状態になるように、前記操作ハンドルを他端部側に傾倒した後に、前記格納架本体から前記工事用開閉器を取り出すと、前記載置台の上昇に連動して、前記施錠手段は、前記操作ハンドルの係止を解除する。
(2)前記施錠手段は、前記載置台から起立し、一方の側面に歯面を形成したラック棒と、前記ラック棒の歯面に噛み合い、前記ラック棒の直線運動を回転運動に変換するピニオンと、前記ピニオンを一端部側に固定し、前記格納架本体に回転自在に支持された回転軸と、基端部を前記回転軸の他端部側に固定し、先端部が前記回転軸の遠心方向に延びる回転レバーと、を含み、前記回転レバーは、前記ラック棒の下降運動が前記回転レバーに伝動されて、前記回転レバーの先端部が前記操作ハンドルの他端部側に係止する施錠状態と、前記ラック棒の上昇運動が前記回転レバーに伝動されて、前記回転レバーの先端部が前記操作ハンドルの他端部側から離反する解錠状態に変位自在であることが好ましい。
(3)前記載置台は、四隅に開口された案内穴を有し、前記格納架本体は、当該格納架本体の底部から突出し、前記案内穴に嵌合するガイドピンと、前記格納架本体の底面と前記載置台の間に配置された状態で前記ガイドピンに外装し、前記載置台が下降される力に抗して、前記載置台を上昇復帰させる力を付勢する圧縮コイルばねと、を有することが好ましい。
(4)前記開閉器本体は、鉤状の引掛け部と、ピン穴を開口した施錠用の支持突片と、を一方の面と反対面に更に備え、前記格納架本体は、前記引掛け部が掛け止めされる引掛け支持部と、前記支持突片のピン穴に挿入自在なJ字状の施錠ピンを有する施錠部と、を更に備えることが好ましい。
本発明による工事用開閉器の運搬用格納架は、開閉器本体の内部スイッチが「入」状態になるように、操作ハンドルを一端部側に傾倒した状態で、工事用開閉器を運搬でき、開閉器本体の内部スイッチが「切」状態になるように、操作ハンドルが他端部側に傾倒した状態のときのみ、工事用開閉器を運搬用格納架から取り出すことができるので、操作ハンドルの切り替え忘れを防止できる。
本発明の一実施形態による工事用開閉器の運搬用格納架の構成を示す正面図である。 前記実施形態による工事用開閉器の運搬用格納架の構成を示す縦断面図であり、工事用開閉器を運搬用格納架に格納した状態図である。 前記実施形態による工事用開閉器の運搬用格納架の構成を示す部分正面図であり、工事用開閉器を運搬用格納架に格納していない状態図である。 前記実施形態による工事用開閉器の運搬用格納架の構成を示す部分斜視図であり、工事用開閉器を運搬用格納架に格納していない状態図である。 前記実施形態による工事用開閉器の運搬用格納架の構成を示す縦断面図であり、工事用開閉器を運搬用格納架に格納していない状態図である。 図5のA―A矢視を拡大した断面図であり、施錠ピンを待機させた状態図である。 図5のA―A矢視を拡大した断面図であり、施錠ピンを支持突片に施錠した状態図である。 本発明に係る工事用開閉器の構成を示す正面図である。 本発明に係る工事用開閉器の構成を示す右側面図である。 本発明に係る工事用開閉器の構成を示す正面図であり、操作ハンドルを「切」の状態に傾倒した状態図である。 従来技術による工事用開閉器の運搬用格納架の構成を示す正面図であり、工事用開閉器を運搬用格納架に格納した状態図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
[柱工事用開閉器の運搬用格納架の構成]
最初に、本発明の一実施形態による柱工事用開閉器の運搬用格納架の構成を説明する。
図1は、本発明の一実施形態による工事用開閉器の運搬用格納架の構成を示す正面図である。図2は、前記実施形態による工事用開閉器の運搬用格納架の構成を示す縦断面図であり、工事用開閉器を運搬用格納架に格納した状態図である。
図3は、前記実施形態による工事用開閉器の運搬用格納架の構成を示す部分正面図であり、工事用開閉器を運搬用格納架に格納していない状態図である。図4は、前記実施形態による工事用開閉器の運搬用格納架の構成を示す部分斜視図であり、工事用開閉器を運搬用格納架に格納していない状態図である。
図5は、前記実施形態による工事用開閉器の運搬用格納架の構成を示す縦断面図であり、工事用開閉器を運搬用格納架に格納していない状態図である。
図6は、図5のA―A矢視を拡大した断面図であり、施錠ピンを待機させた状態図である。図7は、図5のA―A矢視を拡大した断面図であり、施錠ピンを支持突片に施錠した状態図である。なお、従来技術で使用した符号と同じ符号を付した構成品は、その作用を同一にするので説明を省略することがある。
(全体構成)
図1から図5を参照すると、本発明の一実施形態による工事用開閉器の運搬用格納架(以下、運搬用格納架と略称する)10は、直方体状に骨組みした格納架本体1、平板状の載置台2、及び施錠手段3を備えている。運搬用格納架10は、開閉器7を格納できる。開閉器7は、柱状の開閉器本体70の一方の面に傾動自在な操作ハンドル7hを配置している。格納架本体1は、上面を開口して開閉器7を格納自在に構成している(図1又は図2参照)。
図1から図5を参照すると、載置台2は、格納架本体1の底部に配置されている。開閉器7を載置台2に載置すると載置台2が下降し、開閉器7を引き上げると載置台2が上昇復帰するように、載置台2は昇降自在に構成している。
図2を参照して、開閉器7を載置台2に載置すると、施錠手段3は、載置台2の下降に連動して、操作ハンドル7hの他端部7b側に向かうことができる。一方、図5を参照して、格納架本体1から開閉器7を取り出すと、載置台2の上昇に連動して、施錠手段3は、操作ハンドル7hの他端部7b側から離反できる。
図1又は図2を参照して、開閉器7を載置台2に載置した状態で、開閉器本体70の内部スイッチが「入」状態になるように、操作ハンドル7hを一端部7a側に傾倒すると、施錠手段3は、開閉器7を引き上げ困難に、操作ハンドル7hの他端部7b側に係止できる。
図1又は図2を参照して、開閉器7を載置台2に載置した状態で、開閉器本体70の内部スイッチが「切」状態になるように、操作ハンドル7hを他端部7b側に傾倒した後に(図10参照)、格納架本体1から開閉器7を取り出すと、載置台2の上昇に連動して、施錠手段3は、操作ハンドル7hの係止を解除する。
図1から図5を参照すると、実施形態による運搬用格納架10は、開閉器本体70の内部スイッチが「入」状態になるように、操作ハンドル7hを一端部7a側に傾倒した状態で、開閉器7を運搬できる。一方、実施形態による運搬用格納架10は、開閉器本体70の内部スイッチが「切」状態になるように、操作ハンドル7hが他端部7b側に傾倒した状態のときのみ、開閉器7を運搬用格納架10から取り出すことができる。
(格納架本体の構成)
次に、実施形態による格納架本体1の構成を説明する。図1から図5を参照すると、格納架本体1は、複数の等辺山形鋼又は不等辺山形鋼の端部同士を互い溶接で接合し、直方体状に骨組みしている。
図1から図5を参照すると、格納架本体1は、四隅に位置する一対の前方架1a・1b及び一対の後方架1c・1dを備えている。これらの前方架1a・1b及び後方架1c・1dの底部には、底部架1eを固定している。又、これらの前方架1a・1b及び後方架1c・1dの上部には、上部架1fを固定している。そして、上部架1fは、開閉器7を出し入れ自在に上面が開口されている。
図1又図2を参照すると、一対の前方架1a・1bには、水平状態に配置した一組の連結架11f・12fを横設している。一対の後方架1c・1dには、水平状態に配置した連結架13f・14f・15fを横設している。前方架1aと後方架1cには、水平状態に配置した複数の連結架16fを横設している(図2又は図5参照)。同様に、前方架1bと後方架1dには、水平状態に配置した複数の連結架17fを横設している(図4参照)。
図1又図2を参照して、一対の持ち手74a・74aを把持して、格納架本体1の上方から、開閉器7を格納架本体1の内部に設置できる。一対の持ち手74a・74aを把持して、開閉器7を引き上げることで、開閉器7を格納架本体1から取り出すことができる。
図1から図5を参照すると、下段に配置した連結架12fには、一対のアングル部材18f・18fを垂下している。これらのアングル部材18f・18fは、後述する施錠手段3を構成する回転軸3sを回転自在に両軸支持している。又、一対のアングル部材18f・18fには、これらの変形に対する強度を補強する円柱状のステイ3stを取り付けている。
又、図2又は図5を参照すると、上段に配置した連結架13fと中段に配置した連結架14fは、両端部が直角に屈曲された支持金具410を固定している。支持金具410には、鉤状の引掛け部75を掛け止めできる。支持金具410の上部は、実質的に、後述する引掛け支持部41である。又、支持金具19fの下部には、後述する施錠部42を取り付けている。なお、引掛け支持部41及び施錠部42の詳細な説明は、後述する。
(載置台の構成)
次に、実施形態による載置台2の構成を説明する。図4を参照すると、載置台2は、案内穴2hを四隅に開口している。又、載置台2は、補強用のチャンネル部材21を底面に取り付けている(図2又は図5参照)。一方、図1から図5を参照すると、格納架本体1は、四つのガイドピン2pと四つの圧縮コイルばね2sを備えている。ガイドピン2pは、格納架本体1の底部から突出している。又、ガイドピン2pは、案内穴2hに嵌合している。
図1から図5を参照すると、圧縮コイルばね2sは、格納架本体1の底面と載置台2の間に配置された状態でガイドピン2pに外装している。圧縮コイルばね2sは、載置台2が下降される力に抗して、載置台2を上昇復帰させる力を付勢している。つまり、開閉器7を載置台2に載置すると、載置台2が下降して、圧縮コイルばね2sが圧縮される(図1又は図2参照)。一方、開閉器7を引き上げると、圧縮コイルばね2sが弾性復帰して、載置台2を元の状態に上昇できる(図3から図5参照)。
(施錠手段の構成)
次に、実施形態による施錠手段3の構成を説明する。図1から図5を参照すると、施錠手段3は、ラック棒3rと平歯車であるピニオン3gを含んでいる。又、施錠手段3は、回転軸3sと回転レバー31を含んでいる。ラック棒3rは、載置台2から起立している。又、ラック棒3rは、一方の側面に歯面31rを形成している(図2又は図5参照)。
図1から図5を参照すると、ピニオン3gは、ラック棒3rの歯面31rに噛み合っている。ピニオン3gは、ラック棒3rの直線運動を回転運動に変換している。回転軸3sは、ピニオン3gを一端部側に固定している。又、回転軸3sは、一対のアングル部材18f・18fで回転自在に両軸支持されている。
図3又は図4を参照すると、回転レバー31は、円柱状のボス部31bと板状のレバー部31tで構成している。ボス部31bは、レバー部31tの基端部に固定している。ボス部31bは、回転軸3sに嵌合する穴を中心部に開口している。ボス部31bを回転軸3sに嵌合して、セットビスなどを用いて、ボス部31bを回転軸3sに固定できる。
図2又は図5を参照すると、レバー部31tは、ボス部31bの遠心方向に延びている。レバー部31tの先端部は、鉤状に形成している。図5に示した状態から、載置台2が下降すると、ラック棒3rの下降運動が回転レバー31に伝動されて、回転レバー31を時計方向に回動させる。そして、回転レバー31は、レバー部31tの先端部が操作ハンドル7hの他端部7b側に係止する施錠状態に変位する(図2参照)。
図2に示した状態から、載置台2が上昇すると、ラック棒3rの上昇運動が回転レバー31に伝動されて、回転レバー31を反時計方向に回動させる。そして、回転レバー31は、レバー部31tの先端部が操作ハンドル7hの他端部7b側から離反する解錠状態に変位する(図5参照)。
図10に示すように、操作ハンドル7hを他端部7b側に傾倒した状態では、レバー部31tの先端部に干渉することなく、開閉器7を格納架本体1に格納でき、又、開閉器7を格納架本体1から引き出すことができる。
図1又は図2に示すように、開閉器7を載置台2に載置した状態で、操作ハンドル7hを一端部7a側に傾倒すると、レバー部31tの先端部が操作ハンドル7hの他端部7b側に係止するので、開閉器7を格納架本体1から引き出すことが困難になる。操作ハンドル7hを他端部7b側に傾倒すると、開閉器7を格納架本体1から引き出すことができる。つまり、開閉器本体70の内部スイッチが「入」状態で、開閉器7を使用することを防止できる。
(引掛け支持部及び施錠部の構成)
次に、実施形態による引掛け支持部41及び施錠部42の構成を説明する。図6は、図5のA―A矢視を拡大した断面図であり、施錠ピンを待機させた状態図である。図7は、図5のA―A矢視を拡大した断面図であり、施錠ピンを支持突片に施錠した状態図である。
図6を参照すると、支持金具410は、幅広の主面板411と主面板411の両端部が直角に屈曲された一対の折り曲げ片412・412で構成している。図5を参照すると、主面板411は、その上部に矩形の切り欠き部41kを切り欠いている。切り欠き部41kは、その幅が引掛け部75の幅より僅かに大きく形成している(図2参照)。切り欠き部41kは、実質的に、引掛け支持部41であり、鉤状の引掛け部75を引掛け支持部41に掛け止めできる。そして、格納架本体1に対して、開閉器7を位置決めできる。
図6又は図7を参照すると、施錠部42は、J字状の施錠ピン42pと圧縮コイルばね42sを備えている。又、施錠部42は、一対の案内ブロック421・421と施錠ブロック422を備えている。一対の案内ブロック421・421は、所定の間隔を設けて、支持金具410に固定されている。又、一対の案内ブロック421・421には、施錠ピン42pの長軸がスライド自在な穴42hを同軸上に開口している。施錠ブロック422にも同様な穴42hを同軸上に開口している。
図6又は図7を参照すると、施錠ピン42pの長軸には、その中間部にクリップ部材42cを取り付けている。圧縮コイルばね42sは、施錠ピン42pの長軸を巻装すると共に、クリップ部材42cと一方の案内ブロック421の間に配置されている。そして、圧縮コイルばね42sは、施錠ピン42pの長軸の先端部が施錠ブロック422に向かう力を付勢している。
図6を参照して、通常は、施錠ピン42pの短軸の先端部が折り曲げ片412に開口した穴に係止した状態で、施錠ピン42pは待機している。開閉器7を格納架本体1に格納するときは、支持突片76のピン穴76h(図2参照)と施錠ブロック422の穴42h(図5参照)を一致させ、施錠ピン42pを略90度回動した後に、施錠ピン42pを解放することで、支持突片76と施錠ブロック422を容易に連結できる。つまり、開閉器7を格納架本体1に容易に連結できる。
[工事用開閉器の運搬用格納架の作用]
次に、実施形態による運搬用格納架10の動作を説明しながら、運搬用格納架10の作用及び効果を説明する。図1又は図2を参照して、開閉器7を格納架本体1に格納するときは、図10に示すように、操作ハンドル7hを他端部7b側に傾倒した状態で、格納架本体1の上方から開閉器7を格納架本体1の内部に入れ、開閉器7を載置台2に載置する。
開閉器7を載置台2に載置すると、開閉器7の重量で載置台2が降下する。図2を参照して、載置台2の下降に連動して、回転レバー31は、操作ハンドル7hの他端部7b側に向かうことができる。次に、図10に示した状態から、操作ハンドル7hを一端部7a側に傾倒すると(図1参照)、回転レバー31は、開閉器7を格納架本体1から引き上げ困難に、操作ハンドル7hの他端部7b側に係止できる。この場合、骨組みされた格納架本体1の間から、操作ハンドル7hを操作できるので、便利である。
開閉器7を格納架本体1から引き出すときは、図1に示した状態から、操作ハンドル7hを他端部7b側に傾倒する。この状態では、回転レバー31が操作ハンドル7hを他端部7b側に干渉しないので、開閉器7を格納架本体1から引き出すことができる。
図1から図7を参照すると、実施形態による運搬用格納架10は、開閉器本体70の内部スイッチが「入」状態になるように、操作ハンドル7hを一端部7a側に傾倒した状態で、開閉器7を運搬でき、開閉器本体70の内部スイッチが「切」状態になるように、操作ハンドル7hが他端部7b側に傾倒した状態のときのみ、開閉器7を運搬用格納架10から取り出すことができるので、操作ハンドル7hの切り替え忘れを防止できる。
図2又は図5から図7を参照して、実施形態による運搬用格納架10は、開閉器本体70に設けた鉤状の引掛け部75に掛け止めされる引掛け支持部41と、開閉器本体70に設けた施錠用の支持突片76に施錠自在な施錠ピン42pを有する施錠部42を備えているので、開閉器7を運搬用格納架10に位置決めできると共に、開閉器7を運搬用格納架10に容易に連結できる。
本発明による工事用開閉器の運搬用格納架は、以下の効果が期待できる。
(1)工事用開閉器が「切」状態のときのみ、運搬用格納架から引き出すことができるので、操作ハンドルの切り替え忘れを防止できる。ヒューマンエラーを低減できる。
(2)ヒューマンエラーを低減でき、安全に工事を実施できる。
1 格納架本体
2 載置台
3 施錠手段
7 開閉器(工事用開閉器)
7a 操作ハンドルの一端部
7b 操作ハンドルの他端部
7h 操作ハンドル
10 運搬用格納架
70 開閉器本体

Claims (4)

  1. 柱状の開閉器本体の一方の面に傾動自在な操作ハンドルを配置した工事用開閉器を格納する運搬用格納架であって、
    上面を開口して前記工事用開閉器を格納自在に構成すると共に、直方体状に骨組みした格納架本体と、
    前記格納架本体の底部に配置され、前記工事用開閉器を載置すると下降し、前記工事用開閉器を引き上げると上昇復帰する昇降自在な平板状の載置台と、
    前記載置台の下降に連動して、前記操作ハンドルの他端部側に向かうと共に、前記載置台の上昇復帰に連動して、前記操作ハンドルの他端部側から離反する施錠手段と、を備え、
    前記工事用開閉器を前記載置台に載置した状態で、前記開閉器本体の内部スイッチが「入」状態になるように、前記操作ハンドルを一端部側に傾倒すると、前記施錠手段は、前記工事用開閉器を引き上げ困難に前記操作ハンドルの他端部側に係止し、
    前記工事用開閉器を前記載置台に載置した状態で、前記開閉器本体の内部スイッチが「切」状態になるように、前記操作ハンドルを他端部側に傾倒した後に、前記格納架本体から前記工事用開閉器を取り出すと、前記載置台の上昇に連動して、前記施錠手段は、前記操作ハンドルの係止を解除する、工事用開閉器の運搬用格納架。
  2. 前記施錠手段は、
    前記載置台から起立し、一方の側面に歯面を形成したラック棒と、
    前記ラック棒の歯面に噛み合い、前記ラック棒の直線運動を回転運動に変換するピニオンと、
    前記ピニオンを一端部側に固定し、前記格納架本体に回転自在に支持された回転軸と、
    基端部を前記回転軸の他端部側に固定し、先端部が前記回転軸の遠心方向に延びる回転レバーと、を含み、
    前記回転レバーは、
    前記ラック棒の下降運動が前記回転レバーに伝動されて、前記回転レバーの先端部が前記操作ハンドルの他端部側に係止する施錠状態と、
    前記ラック棒の上昇運動が前記回転レバーに伝動されて、前記回転レバーの先端部が前記操作ハンドルの他端部側から離反する解錠状態に変位自在である、請求項1記載の工事用開閉器の運搬用格納架。
  3. 前記載置台は、四隅に開口された案内穴を有し、
    前記格納架本体は、
    当該格納架本体の底部から突出し、前記案内穴に嵌合するガイドピンと、
    前記格納架本体の底面と前記載置台の間に配置された状態で前記ガイドピンに外装し、前記載置台が下降される力に抗して、前記載置台を上昇復帰させる力を付勢する圧縮コイルばねと、を有する、請求項1又は2記載の工事用開閉器の運搬用格納架。
  4. 前記開閉器本体は、
    鉤状の引掛け部と、
    ピン穴を開口した施錠用の支持突片と、を一方の面と反対面に更に備え、
    前記格納架本体は、
    前記引掛け部が掛け止めされる引掛け支持部と、
    前記支持突片のピン穴に挿入自在なJ字状の施錠ピンを有する施錠部と、を更に備える、請求項1から3のいずれかに記載の工事用開閉器の運搬用格納架。
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