JP5875166B1 - 複合破壊装置 - Google Patents
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Description
本発明は、磁気記録媒体に記録された情報を磁気的及び物理的に破壊処理する複合破壊装置に於いて、矩形厚板状の磁気記録媒体が、板厚面を下側にして外部上方から投入される投入部と、投入部の下方に配置され、投入部から投入された磁気記録媒体を、矩形面の一辺を下側にして磁気消去処理を実行可能な磁気消去部と、磁気消去部の下方に配置され、磁気消去部から自重により降下した磁気記録媒体を、前記板厚面を下側にして物理破壊処理を実行可能な物理破壊部と、物理破壊部の下方に配置され、物理破壊部から自重により降下した磁気記録媒体を外部に排出する排出部と、を備え、磁気消去処理は、コイルを励磁して所定強度の磁界を略垂直方向に発生させ、投入部から投入された磁気記録媒体の矩形面に対して斜めに磁界を印加して当該磁気記録媒体の磁気情報を消去し、物理破壊処理は、油圧シリンダ機構を駆動して破壊用ピストンロッドを略水平方向に突出させ、磁気消去部から降下した磁気記録媒体を板厚方向に押圧して破壊することを特徴とする。
磁気消去部は、非磁性体材料により上下両端を開放した角筒状に形成され、投入部の下方に位置する上端開口部から導入した磁気記録媒体を内部に収容してコイルの空芯部に保持する収容器を備え、収容器は、下端開口部を閉鎖して導入した磁気記録媒体の矩形面を磁界方向に対して所定角度で保持する保持位置と、下端開口部を開放して保持した磁気記録媒体を物理破壊部へ降下させる降下位置とを移動可能であり、保持位置で磁気消去処理終了後に降下位置に移動する。
物理破壊部は、油圧シリンダ機構のピストンロッド突出側に、上側開口部及び下側開口部を有して配置され、収容器の下端開口部から降下した磁気記録媒体を上側開口部から導入して収容する破壊処理室と、破壊処理室の下側開口部を開閉する可動底板と、を備え、油圧シリンダ機構は、油室が相互に連通した複数のシリンダが上下方向の直線状に配置され、最下部以外のシリンダに破壊用ピストンロッドが挿入され、最下部のシリンダには、突出時に可動底板を開放位置に移動する開閉用ピストンロッドが挿入され、可動底板は、開閉用ピストンロッドの突出動作開始までは閉鎖位置に保持され、開閉用ピストンロッドの突出動作に連動して開放位置に移動し、開閉用ピストンロッドの退入動作に連動せずに開放位置を維持し、開閉用ピストンロッドが退入して磁気記録媒体が降下した後に閉鎖位置に復帰可能となる。
収容器は、下端開口部よりも上端開口部に近い位置に回転軸が配置され、下端開口部が閉鎖部材に対向する保持位置と、下端開口部が破壊処理室の上側開口部に対向する降下位置との間で遥動する。
また、物理破壊部は、複数のシリンダの配置線を対称軸に凹形状が形成されて破壊処理室のピストンロッド突出側に対向して配置され、破壊用ピストンロッドの押圧に対して破壊処理室に収容された磁気記録媒体を凹形状の頂面で支持する受圧板を備える。
また、物理破壊部は、上側開口部から導入した磁気記録媒体の導入方向の中央線を複数のシリンダの配置線に対向させると共に、当該磁気記録媒体を受圧板側に片寄せする位置決め機構を備える。
また、収容器に収容した磁気記録媒体を、磁気消去処理終了後に可動底板を閉鎖した状態で収容器を降下位置に移動して物理破壊部に降下させ、物理破壊処理終了後に排出部に降下させる複合破壊モードと、磁気消去処理終了後に可動底板を開放した状態で収容器を降下位置に移動して排出部に降下させる磁気消去モードと、磁気消去処理を行わずに可動底板を閉鎖した状態で収容器を降下位置に移動して物理破壊部に降下させ、物理破壊処理終了後に排出部に降下させる物理破壊モードと、を備え、複合破壊モード、磁気消去モード及び物理破壊モードの何れか1つが選択されて破壊処理する。
本発明の複合破壊装置は、内部空間が上下方向の3階層に仕切られた筐体を備え、筐体は、上層に投入部及び磁気消去部、中間層に物理破壊部、下層に排出部及び油圧シリンダ機構に油圧を供給する油圧ポンプ装置が配置される。
ここで、排出部は、物理破壊部から降下した磁気記録媒体を、一時的に収納する収納箱
と、筐体の前方に排出する傾斜台との何れかが選択されて設置可能である。
本発明において、磁気記録媒体は、ハードディスク装置である。
本発明の複合破壊装置は、破壊処理を連続して行う連続処理モードを備え、磁気消去処理は、充電回路を駆動してコンデンサに充電した後に、当該コンデンサの蓄積電荷をコイルに放電して励磁させ、放電後、連続処理モードが選択されている場合は、直ちに充電回路を駆動してコンデンサの充電を開始し、連続処理モードが選択されていない場合は、次の磁気消去処理までコンデンサの充電を開始しない。
また、収容器は、物理破壊処理終了までは降下位置を維持し、物理破壊された磁気記録媒体が外部へ排出された後に保持位置に移動する。
本発明の複合破壊装置によれば、筐体の上部から下方に向かって、投入部、磁気消去部、物理破壊部、排出部を配置し、投入部から投入したハードディスク装置を磁気消去部で所定強度の磁界を印加して磁気情報を消去した後に、物理破壊部で油圧シリンダ機構の破壊用ピストンロッドを突出押圧させて破壊して排出部から排出することで、単独の装置により、ハードディスク装置に記録された情報を磁気的に消去すると共に、当該ハードディスク装置を物理的に破壊して、記録情報へのアクセスを不可能化することができる。
本発明の磁気消去部は、コイルの空芯部に配置した収容器にハードディスク装置を収容して、コイルの励磁により発生する磁界方向に対して所定角度で保持することで、ハードディスク装置内のプラッタ面に対して所定角度(斜めに)で磁界を印加することができ、破壊するハードディスク装置が水平磁気記録方式、垂直磁気記録方式の何れであっても、記録情報を消去することができる。
本発明の物理破壊部は、複数のシリンダを上下方向の直線状に配置した油圧シリンダ機構のピストンロッド突出側に受圧板を備え、複数のシリンダの配置線を対称軸に形成した受圧板の凹形状の頂面にハードディスク装置を載置して複数の破壊用ピストンロッドで押圧することで、ハードディスク装置をベース部材ごと折り曲げて破壊することができる。
本発明の複合破壊装置は、磁気消去処理と物理破壊処理とを連続して行う複合破壊モード、磁気消去処理のみを行う磁気消去モード、物理破壊処理みを行う物理破壊モードを備え、何れか1つのモードを選択して破壊処理することで、多様な破壊用途(リサイクルや廃棄等)に対応でき、また、セキュリティを優先するか、処理速度を優先するかを選択して破壊処理を行うこともできる。
磁気消去処理は、磁気消去処理を含む破壊処理を連続して行う際に、コンデンサの蓄積電荷をコイルに放電した後、次の磁気消去処理が開始されるのを待たずに、直ちに充電回路を駆動してコンデンサの充電を開始することで、スタートスイッチが押されて放電を行うまでの時間(充電に要する時間)を短縮することができる。
磁気消去部の収容器は、磁気消去処理終了後、直ちに保持位置に復帰させずに、物理破壊処理後に保持位置に復帰させることで、物理破壊処理後のハードディスク装置が物理破壊部から排出部へ正常に降下しない場合に、作業者が投入部の扉を開け、投入口から収容器の内部空洞を介して物理破壊部内のハードディスク装置を排出部へ押し出すことができる。
図1は、本発明による複合破壊装置の一実施形態の外観を示した斜視図である。図1に示すように、複合破壊装置10には、筐体12の上面120に破壊するハードディスク装置を投入する投入部14、筐体12の前面122に破壊されたハードディスク装置を取り出す排出部16、筐体12の傾斜面124に操作部18が設けられている。
図2は、図1の複合破壊装置10の内部構造の概略として、ハードディスク装置36を投入口140から投入して扉142を閉じた後で、破壊処理を開始する前の状態を示したもので、筐体12の左側面126を透過して左側から見た側面図である。
破壊するハードディスク装置36を、扉142を開けて収容器208に投入し、扉142を閉じた後にスタートスイッチ184を操作すると、コイル202が磁気消去制御部22により励磁されて磁気消去処理を実行し、磁気消去終了後にソレノイド216を駆動して収容器208を降下位置に移動すると、磁気消去されたハードディスク装置36が破壊処理室280に降下(自重により落下)する。
図4は、図2及び図3の磁気消去部20の実施形態及び磁気消去処理の実施行程を示す説明図であり、図4(A)は、扉142を開けてハードディスク装置36を投入口140から投入した状態、図4(B)は、磁気消去処理後に収容器208を降下位置に移動してハードディスク装置36が降下を開始した状態である。
図5は、図2及び図3の物理破壊部24の実施形態として、油圧シリンダ機構240及び破壊処理室280を示した説明図であり、図5(A)は、図5(B)のA−A矢視断面、図5(B)は、図5(A)の破壊処理室280を、受圧板286を透過して右側から見た側面図である。
図6、図7、図8は、図5の物理破壊部24における物理破壊処理として、収容行程(図6)、破壊行程(図7)及び排出行程(図8)を、平面(A)と側断面(B)とで示した説明図である。
図11は、本発明による破壊処理の概要を示したフローチャート、図12は、図11の磁気消去処理の概要を示したフローチャート、図13は、図11の物理破壊処理の概要を示したフローチャートであり、電源スイッチ182により電源を投入した後に、扉142を開けてハードディスク装置36を投入し、扉142を閉じてスタートスイッチ184を押した後の処理の流れである。
図14は、本発明の複数モードによる破壊処理の概要を示したフローチャートあり、電源スイッチ182により電源を投入した後に、扉142を開けてハードディスク装置36を投入し、扉142を閉じてスタートスイッチ184を押した後の処理の流れである。
図15は、図11及び図14の磁気消去処理の他の実施形態として、磁気消去処理を含む破壊処理を連続して行う際の概要を示したフローチャートであり、図16は、図15の充電処理の概要を示したフローチャートである。
本願発明においては、物理破壊処理後のハードディスク36の形状によっては、稀ではあるが、破壊処理室208から排出部16に降下(自然落下)しないことがあり、その場合には、破壊処理室208に滞留したハードディスク装置36を排出部16へ降下させる作業が必要となる。
上記の実施形態では、複動式の油圧シリンダ機構を使用してピストンロッドの突出と退入の両方を油圧で駆動しているが、単動式の油圧シリンダ機構を使用してピストンロッドの突出のみを油圧で駆動し、ピストンロッドの退入はスプリング等の油圧以外の方法で行う構成とすることも可能である。
12:筐体
120:上面
122:前面
124:傾斜面
126:左側面
128:上隔壁
130:下隔壁
132:底板
14:投入部
140:投入口
142:扉
144:ロック解除スイッチ
146:導入部
148:軸受板
150:閉鎖検知スイッチ
16:排出部
160:排出口
162:収納箱
164:傾斜台
166:装着検知スイッチ
18:操作部
180:表示パネル
182:電源スイッチ
184:スタートスイッチ
186:非常停止スイッチ
188:設定スイッチ
20:磁気消去部
200:コイル部
202:コイル
204:ボビン
206:磁気シールド
208:収容器
210:上端開口部
212:下端開口部
214:回転軸
216:ソレノイド
218:連結桿
22:磁気消去制御部
220:電源部
222:回路部
224、226:コンデンサ
24:物理破壊部
240:油圧シリンダ機構
242:シリンダブロック
244、246:シリンダ
248、250:油室
252、254:連通路
256:封止プラグ
258:ピストン受け板
260:破壊用ピストンロッド
262:開閉用ピストンロッド
260a、262a:ピストン部
264、266:スリーブ
268、270:ボルト
272、274:ホース接続継手
280:破壊処理室
282:上側開口部
284:下側開口部
286、386:受圧板
288、290:横板
292:可動底板
294、296:閉鎖バネ
298:ソレノイド
300:位置決め機構
302、304、306、308:板バネ
310:ストッパ(閉鎖部材)
32:物理破壊制御部
320:電源部
322:回路部
34:油圧ポンプ装置
340:ポンプ機構部
342:タンク部
344:電動モータ
346:電磁弁
348、350:圧力スイッチ
352、354:油圧ホース
36、46:ハードディスク装置(磁気記録媒体)
Claims (14)
- 磁気記録媒体に記録された情報を磁気的及び物理的に破壊処理する複合破壊装置に於いて、
矩形厚板状の磁気記録媒体が、板厚面を下側にして外部上方から投入される投入部と、
前記投入部の下方に配置され、前記投入部から投入された磁気記録媒体を、矩形面の一辺を下側にして磁気消去処理を実行可能な磁気消去部と、
前記磁気消去部の下方に配置され、前記磁気消去部から自重により降下した磁気記録媒体を、前記板厚面を下側にして物理破壊処理を実行可能な物理破壊部と、
前記物理破壊部の下方に配置され、前記物理破壊部から自重により降下した磁気記録媒体を外部に排出する排出部と、
を備え、
前記磁気消去処理は、コイルを励磁して所定強度の磁界を略垂直方向に発生させ、前記投入部から投入された磁気記録媒体の矩形面に対して斜めに前記磁界を印加して当該磁気記録媒体の磁気情報を消去し、
前記物理破壊処理は、油圧シリンダ機構を駆動して破壊用ピストンロッドを略水平方向に突出させ、前記磁気消去部から降下した磁気記録媒体を板厚方向に押圧して破壊することを特徴とする複合破壊装置。
- 請求項1記載の複合破壊装置に於いて、
前記磁気消去部は、非磁性体材料により上下両端を開放した角筒状に形成され、前記投入部の下方に位置する上端開口部から導入した磁気記録媒体を内部に収容して前記コイルの空芯部に保持する収容器を備え、
前記収容器は、下端開口部を閉鎖して前記導入した磁気記録媒体の矩形面を前記磁界方向に対して所定角度で保持する保持位置と、前記下端開口部を開放して前記保持した磁気記録媒体を前記物理破壊部へ降下させる降下位置とを移動可能であり、前記保持位置で前記磁気消去処理終了後に前記降下位置に移動することを特徴とする複合破壊装置。
- 請求項2記載の複合破壊装置に於いて、
前記物理破壊部は、
前記油圧シリンダ機構のピストンロッド突出側に、上側開口部及び下側開口部を有して配置され、前記収容器の下端開口部から降下した磁気記録媒体を前記上側開口部から導入して収容する破壊処理室と、
前記破壊処理室の下側開口部を開閉する可動底板と、
を備え、
前記油圧シリンダ機構は、
油室が相互に連通した複数のシリンダが上下方向の直線状に配置され、
最下部以外のシリンダに前記破壊用ピストンロッドが挿入され、
最下部のシリンダには、突出時に前記可動底板を開放位置に移動する開閉用ピストンロッドが挿入され、
前記可動底板は、
前記開閉用ピストンロッドの突出動作開始までは閉鎖位置に保持され、
前記開閉用ピストンロッドの突出動作に連動して開放位置に移動し、
前記開閉用ピストンロッドの退入動作に連動せずに開放位置を維持し、
前記開閉用ピストンロッドが退入して前記磁気記録媒体が降下した後に閉鎖位置に復帰可能となることを特徴とする複合破壊装置。
- 請求項3記載の複合破壊装置に於いて、
前記開閉用ピストンロッドは、突出時に前記破壊処理室に収容された磁気記録媒体の降下を阻止しながら前記可動底板を開放位置に移動することを特徴とする複合破壊装置。
- 請求項3記載の複合破壊装置に於いて、
前記収容器は、前記下端開口部よりも前記上端開口部に近い位置に回転軸が配置され、前記下端開口部が閉鎖部材に対向する前記保持位置と、前記下端開口部が前記破壊処理室の上側開口部に対向する前記降下位置との間で遥動することを特徴とする複合破壊装置。
- 請求項3記載の複合破壊装置に於いて、
前記物理破壊部は、前記複数のシリンダの配置線を対称軸に凹形状が形成されて前記破壊処理室のピストンロッド突出側に対向して配置され、前記破壊用ピストンロッドの押圧に対して前記破壊処理室に収容された磁気記録媒体を前記凹形状の頂面で支持する受圧板を備えたことを特徴とする複合破壊装置。
- 請求項6記載の複合破壊装置に於いて、
前記受圧板は、前記凹形状が2段に形成され、前記破壊処理室に収容された磁気記録媒体を前記2段の凹形状の第1頂面又は第2頂面で支持することを特徴とする複合破壊装置。
- 請求項3記載の複合破壊装置に於いて、
前記物理破壊部は、前記上側開口部から導入した磁気記録媒体の導入方向の中央線を前記複数のシリンダの配置線に対向させると共に、当該磁気記録媒体を前記受圧板側に片寄せする位置決め機構を備えたことを特徴とする複合破壊装置。
- 請求項3記載の複合破壊装置に於いて、
前記収容器に収容した磁気記録媒体を、
前記磁気消去処理終了後に前記可動底板を閉鎖した状態で前記収容器を降下位置に移動して物理破壊部に降下させ、前記物理破壊処理終了後に前記排出部に降下させる複合破壊モードと、
前記磁気消去処理終了後に前記可動底板を開放した状態で前記収容器を降下位置に移動して前記排出部に降下させる磁気消去モードと、
前記磁気消去処理を行わずに前記可動底板を閉鎖した状態で前記収容器を降下位置に移動して物理破壊部に降下させ、前記物理破壊処理終了後に前記排出部に降下させる物理破壊モードと、
を備え、
前記複合破壊モード、磁気消去モード及び物理破壊モードの何れか1つが選択されて破壊処理することを特徴とする複合破壊装置。
- 請求項1記載の複合破壊装置に於いて、
内部空間が上下方向の3階層に仕切られた筐体を備え、
前記筐体は、上層に前記投入部及び磁気消去部、中間層に前記物理破壊部、下層に前記排出部及び前記油圧シリンダ機構に油圧を供給する油圧ポンプ装置が配置されたことを特徴とする複合破壊装置。
- 請求項10記載の複合破壊装置に於いて、
前記排出部は、前記物理破壊部から降下した磁気記録媒体を、一時的に収納する収納箱と、前記筐体の前方に排出する傾斜台との何れかが選択されて設置可能であることを特徴とする複合破壊装置。
- 請求項1記載の複合破壊装置に於いて、
前記磁気記録媒体は、ハードディスク装置であることを特徴とする複合破壊装置。
- 請求項1記載の複合破壊装置に於いて、
前記破壊処理を連続して行う連続処理モードを備え、
前記磁気消去処理は、
充電回路を駆動してコンデンサに充電した後に、当該コンデンサの蓄積電荷を前記コイルに放電して励磁させ、前記放電後、
前記連続処理モードが選択されている場合は、直ちに前記充電回路を駆動して前記コンデンサの充電を開始し、
前記連続処理モードが選択されていない場合は、次の磁気消去処理まで前記コンデンサの充電を開始しないことを特徴とする複合破壊装置。
- 請求項2記載の複合破壊装置に於いて、
前記収容器は、前記物理破壊処理終了までは前記降下位置を維持し、物理破壊された前記磁気記録媒体が外部へ排出された後に前記保持位置に移動することを特徴とする複合破壊装置。
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