JP5874888B2 - 情報読取装置及びプログラム - Google Patents
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Description
ところで、従来では、無線タグが本来配置されるべき対象物から移動されている場合又は無線タグが破壊等で故障している場合に、そのことを検知するようにした技術が開示されている(特許文献1参照)。
所定の順序で配置されている複数の物品から情報を読み取る情報読取装置であって、
前記複数の物品の個々に対応して、その物品を識別するための物品識別情報と所定の基準位置からその物品の配置位置までの距離を示す配置情報とを対応付けて物品情報として記憶する物品情報記憶手段と、
前記複数の物品の個々から物品識別情報を前記所定の順序または前記所定の順序の逆の順序で逐次読み取る読取手段と、
前記読取手段により物品識別情報が逐次読み取られる毎に当該情報読取装置の装置本体が前記所定の基準位置から移動した移動距離を検出する検出手段と、
前記読取手段により読み取られた物品識別情報と前記検出手段により検出された移動距離とを対応付けて記憶する読取情報記憶手段と、
前記物品情報記憶手段によって記憶されている各物品識別情報を順次指定すると共に前記読取情報記憶手段によって記憶された各物品識別情報を順次指定しながら物品識別情報同士を比較して両者が一致しているか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により一致していないと判別された場合に、不一致情報を明示する明示手段と、
を具備したことを特徴とする。
所定領域内に所定の順序で配置されている複数の物品から情報を読み取る情報読取装置であって、
前記複数の物品の個々から物品識別情報を前記所定の順序で逐次読み取る読取手段と、
前記読取手段により物品識別情報が逐次読み取られる毎にその読取タイミングを検出する検出手段と、
前記読取手段により読み取られた物品識別情報と前記検出手段により検出された読取タイミングを読取情報として順次記憶する読取情報記憶手段と、
前記読取情報記憶手段によって記憶された各読取タイミングを順次指定しながらその指定した読取タイミングとその次の読取タイミングとの間を物品間隔として算出すると共に、前記複数の物品を前記所定の順序で逐次読み取った際の先頭の読取タイミングと末尾の読取タイミングとの間を全体間隔として当該全体間隔に対する当該物品間隔の比率を算出する第1の算出手段と、
前記複数の物品を含む撮影画像を全体画像として取得する全体画像取得手段と、
前記全体画像取得手段により取得された全体画像を解析することにより前記所定領域の大きさを全体画像上の全体間隔として特定すると共に、その全体画像内に含まれている複数の物品を特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された各物品のうち、前記指定されている読取タイミングが何個目であるかに応じてその個数に対応する物品とその次の物品との間を物品間隔として算出すると共に、前記全体画像上の全体間隔に対する当該物品間隔の比率を算出する第2の算出手段と、
前記第1及び第2の算出手段により算出された比率同士を順次比較して所定の誤差許容範囲内か否かを判定した結果に基づいて物品毎に正常な読み取りが行われたか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により正常な読み取りが行われなかったと判別された場合に、前記複数の物品全体に対する当該判別箇所を明示する明示手段と、
を具備したことを特徴とする。
所定領域内に所定の順序で配置されている複数の物品から情報を読み取る情報読取装置であって、
前記複数の物品を含む撮影画像を全体画像として取得する全体画像取得手段と、
前記複数の物品の個々に対応して、その物品を識別するための物品識別情報とその物品画像を含む物品情報を記憶する物品情報記憶手段と、
前記複数の物品の個々から物品識別情報を前記所定の順序または前記所定の順序の逆の順序で逐次読み取る読取手段と、
前記読取手段により読み取られた物品識別情報を読取情報として記憶する読取情報記憶手段と、
前記読取情報記憶手段によって記憶された各物品識別情報を順次指定しながらその指定物品に対応する前記物品情報記憶手段によって記憶されている前記物品画像と前記全体画像とを比較することにより前記全体画像内に当該指定物品の画像が含まれているか否かを判別する第1の判別手段と、
前記第1の判別手段により指定物品の画像が前記全体画像内に含まれていると判別された場合に、前記物品情報記憶手段に対し当該指定物品に対応する物品情報に存在フラグを追加記憶させる制御手段と、
前記物品情報記憶手段によって記憶されている前記物品情報の内で前記存在フラグが前記制御手段により追加記憶されなかった物品が有る場合には、前記複数の物品全体に対する当該物品の箇所を明示する明示手段と、
を具備したことを特徴とする。
コンピュータに対して、
所定の順序で配置されている複数の物品の個々に対応して、その物品を識別するための物品識別情報と所定の基準位置からその物品の配置位置までの距離を示す配置情報とを対応付けて物品情報として記憶させる機能と、
前記複数の物品の個々から物品識別情報を前記所定の順序または前記所定の順序の逆の順序で逐次読み取る機能と、
前記物品識別情報が逐次読み取られる毎に当該コンピュータの装置本体が前記所定の基準位置から移動した移動距離を検出する機能と、
前記読み取られた物品識別情報と前記検出された移動距離とを対応付けて読取情報として記憶させる機能と、
前記物品情報に記憶されている各物品識別情報を順次指定すると共に前記読取情報に記憶された各物品識別情報を順次指定しながら物品識別情報同士を比較して両者が一致しているか否かを判別する機能と、
前記両者が一致していないと判別された場合に、不一致情報を明示する機能と、
を実現させるためのプログラム、であることを特徴とする。
コンピュータに対して、
所定領域内に所定の順序で配置されている複数の物品の個々から物品識別情報が前記所定の順序で逐次読み取られる毎にその読取タイミングを検出する機能と、
前記物品識別情報と前記検出された読取タイミングを読取情報として順次記憶させる機能と、
前記記憶されている各読取タイミングを順次指定しながらその指定した読取タイミングとその次の読取タイミングとの間を物品間隔として算出すると共に、前記複数の物品を前記所定の順序で逐次読み取った際の先頭の読取タイミングと末尾の読取タイミングとの間を全体間隔として当該全体間隔に対する当該物品間隔の比率を算出する機能と、
前記複数の物品を含む撮影画像を全体画像として取得する機能と、
前記全体画像を解析することにより前記所定領域の大きさを全体画像上の全体間隔として特定すると共に、その全体画像内に含まれている複数の物品を特定する機能と、
前記特定した各物品のうち、前記指定されている読取タイミングが何個目であるかに応じてその個数に対応する物品とその次の物品との間を物品間隔として算出すると共に、前記全体画像上の全体間隔に対する当該物品間隔の比率を算出する機能と、
前記算出された比率同士を順次比較して所定の誤差許容範囲内か否かを判定した結果に基づいて物品毎に正常な読み取りが行われたか否かを判別する機能と、
前記正常な読み取りが行われなかったと判別された場合に、前記複数の物品全体に対する当該判別箇所を明示する機能と、
を実現させるためのプログラム、であることを特徴とする。
コンピュータに対して、
所定領域内に所定の順序で配置されている複数の物品を含む撮影画像を全体画像として取得する機能と、
前記複数の物品の個々に対応して、その物品を識別するための物品識別情報とその物品画像を含む物品情報を記憶させる機能と、
前記複数の物品の個々から物品識別情報を前記所定の順序または前記所定の順序の逆の順序で逐次読み取る機能と、
前記読み取られた物品識別情報を読取情報として記憶させる機能と、
前記読取情報内の各物品識別情報を順次指定しながらその指定物品に対応する前記物品情報内に記憶されている前記物品画像と前記全体画像とを比較することにより全体画像内に当該指定物品の画像が含まれているか否かを判別する機能と、
前記指定物品の画像が前記全体画像内に含まれていると判別された場合に、当該指定物品に対応する物品情報に存在フラグを追加記憶させる機能と、
前記物品情報の内で前記存在フラグが追加記憶されなかった物品が有る場合には、前記複数の物品全体に対する当該物品の箇所を明示する機能と、
を実現させるためのプログラム、であることを特徴とする。
以下、図1〜図7を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
図1は、情報読取装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
情報読取装置は、ハンディタイプのデータ収集端末(例えば、ハンディターミナル)であり、書庫内の本棚に保管されている多数の物品(例えば、商品:書籍)の入出庫や棚卸等を管理する場合に、本棚に配置されている各書籍の背表紙に付加されているRFID(Radio・Frequency・Identification)タグをスキャンしてタグ情報を逐次読み取るもので、制御部1を中核として動作する構成となっている。制御部1は、電源部(例えば、二次電池等)2からの電力供給によって動作し、記憶部3内の各種のプログラムに応じてこの情報読取装置の全体動作を制御するもので、この制御部1には図示しないCPU(中央演算処理装置)やメモリ等が設けられている。
図示の本棚Aは、上段A−1と下段A−2を有し、この本棚Aには、多数の商品(書籍)が配置収納されている。この場合、書籍毎にその幅(厚さ)は異なっており、薄い書籍や厚い書籍が本棚A内に混在して収納されている状態を示している。
在庫情報記憶部M2は、複数の物品(商品)の個々に対応して、その商品を識別するための商品識別情報とその商品の配置状態を示す配置情報を含む商品情報を在庫情報として順次記憶管理するもので、図示の例では、図2に示した本棚Aの上段及び下段に配置収納されている各書籍(商品)を在庫情報として記憶管理するようにしている。この在庫情報記憶部M2の内容は、本棚への商品の収納状態に合わせて入力作成されたもので、図3(1)は、本棚Aの上段A−1に対応する在庫情報記憶部M2の内容を示し、図3(2)は、本棚Aの下段A−2に対応する在庫情報記憶部M2の内容を示している。なお、在庫情報記憶部M2の内容は、本棚別の内容及びその段別の内容となっている。
読取情報メモリM4は、ハンディターミナルを持って書庫の前を移動しながらRFID・R/W部7でタグ情報を読み取るスキャン作業を行った場合に、逐次読み取られた情報をリアルタイムに記憶するもので、図示の例は、棚段の右端部から左端部まで移動しながら読み取り動作を行った場合の読取情報を示し、「取得コードNo.」、「取得商品名」、「読取時間」、「換算距離」の各項目を有している。「取得コードNo.」、「取得商品名」は、各商品や本棚に付加されているRFIDタグ20から読み取ったタグ情報(コードNo.、商品名)である。「読取時間」は、棚Aの右端部を基準(00時00分00秒00)として、各商品からタグ情報を読み取る毎に基準からの経過時間を示し、図示の例は、“00:00:00:26”、“00:00:00:60”、“00:00:01:08”、…、“00:00:03:60”の場合を示している。「換算距離」は、「読取時間」の値が距離に換算されたもので、その換算には距離換算テーブル記憶部M3が使用される。
距離換算テーブル記憶部M3は、タグ情報を読み取るスキャン作業中に、加速度センサ10の検出結果(振動状態)に基づいて実測された単位時間当たりのハンディターミナルの移動距離を記憶するもので、図示の例は、棚段の右端部から左端部まで移動しながら計測した場合の計測結果を示し、「単位時間」、「累計距離(mm)」、「間隔」の各項目を有している。「単位時間」は、0.1秒を示し、図示の例では、本棚Aの右端部を基準(00時00分00秒00)として、“00:00:00:10”、“00:00:00:20”、“00:00:00:30”、…、“00:00:04:00”となる。
先ず、制御部1は、RFID・R/W部7を起動させた後に、スキャンの開始タイミングを検出したか、つまり、棚段の一端部(例えば、本棚Aの上段A−1の右端部)の支柱に取り付けられているRFIDタグ20からタグ情報(棚・段・端部の識別情報)を読み取ったかを調べながら待機状態となる(ステップA1)。ここで、スキャンの開始タイミングを検出したときには(ステップA1でYES)、距離換算テーブル記憶部M3及び読取情報メモリM4の内容を作成する処理に移る(ステップA2〜A8)。
以下、この発明の第2実施形態について図8〜図10を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態においては、在庫情報記憶部M2の内容と読取情報メモリM4の内容との比較結果に基づいて、商品毎に正常な読み取りが行われたか否かを判別するようにしたが、この第2実施形態においては、複数の商品を含む撮影画像を全体画像として取得しておき、この全体画像を解析してその中に含まれている複数の商品の位置を特定した全体画像を解析内容と、読取情報メモリM4の内容とを比較することにより商品毎に正常な読み取りが行われたか否かを判別するようにしたものである。ここで、両実施形態において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
先ず、制御部1は、スキャン開始タイミングを検出したか、つまり、棚段の一端部の支柱に取り付けられているRFIDタグ20からタグ情報を読み取ったかを調べながら待機状態となる(ステップB1)。ここで、スキャンの開始タイミングを検出したときには(ステップB1でYES)、読取情報メモリM4の内容を作成する処理に移る(ステップB2〜B5)。
以下、この発明の第3実施形態について図8及び図11を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態においては、在庫情報記憶部M2の内容と読取情報メモリM4の内容との比較結果に基づいて、商品毎に正常な読み取りが行われたか否かを判別するようにしたが、この第3実施形態においては、複数の商品を含む撮影画像を全体画像とその商品の個々を撮影した商品画像(背表紙画像)を使用し、読取情報メモリM4の内容に基づいて全体画像と背表紙画像とを順次比較することにより商品毎に正常な読み取りが行われたか否かを判別するようにしたものである。ここで、第1・第3実施形態において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第3実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
先ず、制御部1は、第2実施形態と同様に、読取情報メモリM4の内容を作成する処理を行い、タグ情報を読み取る毎に、読取情報メモリM4に「取得コードNo.」、「取得商品名」、「読取時間」を順次追加記憶させる(図8のステップB1〜B6)。ここで、スキャンの終了タイミングを検出したときには(ステップB6でYES)、撮像部11を起動させ、複数の商品(例えば、棚段1列全体)を高解像度撮影した撮影画像を全体画像として取得してRAM4に一時記憶しておく(ステップB7)。
また、上述した各実施形態においては、全体に対してどの辺りに不具合が起きているかを適切に明示する場合に、メッセージを表示するようにしたが、その明示の仕方は任意であり、例えば、音声メッセージを出力したり、メッセージを印刷したり、メッセージを他の装置に送信したりしてもよく、また、メッセージの出力に限らない。つまり、正常な読み取りが行われなかった商品であることを明示するために、その商品に対応付けて読取不良を示す情報を付加すればよい。
また、上述した各実施形態においても、情報読取装置としてハンディターミナルに適用した場合を示したが、ハンディタイプのデータ収集端末に限らず、固定式(定置式)のデータ収集端末であってもよい。
3 記憶部
5 表示部
6 操作部
7 RFID・R/W部
10 加速度センサ
20 RFIDタグ
M1 プログラム記憶部
M2 在庫情報記憶部
M3 距離換算テーブル記憶部
M4 読取情報メモリ
Claims (12)
- 所定の順序で配置されている複数の物品から情報を読み取る情報読取装置であって、
前記複数の物品の個々に対応して、その物品を識別するための物品識別情報と所定の基準位置からその物品の配置位置までの距離を示す配置情報とを対応付けて物品情報として記憶する物品情報記憶手段と、
前記複数の物品の個々から物品識別情報を前記所定の順序または前記所定の順序の逆の順序で逐次読み取る読取手段と、
前記読取手段により物品識別情報が逐次読み取られる毎に当該情報読取装置の装置本体が前記所定の基準位置から移動した移動距離を検出する検出手段と、
前記読取手段により読み取られた物品識別情報と前記検出手段により検出された移動距離とを対応付けて記憶する読取情報記憶手段と、
前記物品情報記憶手段によって記憶されている各物品識別情報を順次指定すると共に前記読取情報記憶手段によって記憶された各物品識別情報を順次指定しながら物品識別情報同士を比較して両者が一致しているか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により一致していないと判別された場合に、不一致情報を明示する明示手段と、
を具備したことを特徴とする情報読取装置。 - 前記判別手段は、前記物品情報記憶手段によって記憶されている各物品識別情報を順次指定すると共に前記読取情報記憶手段によって記憶された各物品識別情報を順次指定しながら物品識別情報同士を比較した結果、両者が一致し、かつ、その指定された物品識別情報に対応して前記物品情報記憶手段によって記憶されている配置情報と、前記読取情報記憶手段によってその指定された物品識別情報に対応して記憶された移動距離と、を比較した結果、それらが所定の誤差許容範囲内である場合には、当該指定物品は前記物品情報記憶手段によって記憶されている配置情報が示す位置に配置されていると判別する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の情報読取装置。 - 前記判別手段は、更に、前記物品情報記憶手段によって記憶されている各物品識別情報を順次指定すると共に前記読取情報記憶手段によって記憶された各物品識別情報を順次指定しながら物品識別情報同士を比較した結果、両者が一致しなかったことを条件に、前記物品情報においてその指定物品の前後に配置されていると記憶されている各物品に対応する配置情報と移動距離とを各物品ごとに比較し、それらが前記所定の誤差許容範囲内である場合には、当該指定物品は読み取り不能と判別し、その際の前記明示手段において明示する不一致情報としては、当該指定物品側の不良であることを更に付加して明示する、
ようにしたことを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の情報読取装置。 - 前記判別手段は、更に、前記物品情報記憶手段によって記憶されている各物品識別情報を順次指定すると共に前記読取情報記憶手段によって記憶された各物品識別情報を順次指定しながら物品識別情報同士を比較した結果、両者が一致しなかったことを条件に、前記物品情報においてその指定物品の前後に配置されていると記憶されている各物品に対応する配置情報と移動距離とを各物品ごとに比較した結果、前記指定物品の前に配置されている物品に対してはその比較結果が前記所定の誤差許容範囲内であるが、前記指定物品の後に配置されている物品に対してはその比較結果が前記所定の誤差許容範囲内でない場合には、当該指定物品は存在しないと判別し、その際の前記明示手段において明示する不一致情報としては、当該指定物品の不足であることを更に付加して明示する、
ようにしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報読取装置。 - 所定領域内に所定の順序で配置されている複数の物品から情報を読み取る情報読取装置であって、
前記複数の物品の個々から物品識別情報を前記所定の順序で逐次読み取る読取手段と、
前記読取手段により物品識別情報が逐次読み取られる毎にその読取タイミングを検出する検出手段と、
前記読取手段により読み取られた物品識別情報と前記検出手段により検出された読取タイミングを読取情報として順次記憶する読取情報記憶手段と、
前記読取情報記憶手段によって記憶された各読取タイミングを順次指定しながらその指定した読取タイミングとその次の読取タイミングとの間を物品間隔として算出すると共に、前記複数の物品を前記所定の順序で逐次読み取った際の先頭の読取タイミングと末尾の読取タイミングとの間を全体間隔として当該全体間隔に対する当該物品間隔の比率を算出する第1の算出手段と、
前記複数の物品を含む撮影画像を全体画像として取得する全体画像取得手段と、
前記全体画像取得手段により取得された全体画像を解析することにより前記所定領域の大きさを全体画像上の全体間隔として特定すると共に、その全体画像内に含まれている複数の物品を特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された各物品のうち、前記指定されている読取タイミングが何個目であるかに応じてその個数に対応する物品とその次の物品との間を物品間隔として算出すると共に、前記全体画像上の全体間隔に対する当該物品間隔の比率を算出する第2の算出手段と、
前記第1及び第2の算出手段により算出された比率同士を順次比較して所定の誤差許容範囲内か否かを判定した結果に基づいて物品毎に正常な読み取りが行われたか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により正常な読み取りが行われなかったと判別された場合に、前記複数の物品全体に対する当該判別箇所を明示する明示手段と、
を具備したことを特徴とする情報読取装置。 - 前記明示手段は、更に、前記判別手段により正常な読み取りが行われなかったと判別された箇所の物品側の不良であることを更に付加して明示する、
ようにしたことを特徴とする請求項5記載の情報読取装置。 - 所定領域内に所定の順序で配置されている複数の物品から情報を読み取る情報読取装置であって、
前記複数の物品を含む撮影画像を全体画像として取得する全体画像取得手段と、
前記複数の物品の個々に対応して、その物品を識別するための物品識別情報とその物品画像を含む物品情報を記憶する物品情報記憶手段と、
前記複数の物品の個々から物品識別情報を前記所定の順序または前記所定の順序の逆の順序で逐次読み取る読取手段と、
前記読取手段により読み取られた物品識別情報を読取情報として記憶する読取情報記憶手段と、
前記読取情報記憶手段によって記憶された各物品識別情報を順次指定しながらその指定物品に対応する前記物品情報記憶手段によって記憶されている前記物品画像と前記全体画像とを比較することにより前記全体画像内に当該指定物品の画像が含まれているか否かを判別する第1の判別手段と、
前記第1の判別手段により指定物品の画像が前記全体画像内に含まれていると判別された場合に、前記物品情報記憶手段に対し当該指定物品に対応する物品情報に存在フラグを追加記憶させる制御手段と、
前記物品情報記憶手段によって記憶されている前記物品情報の内で前記存在フラグが前記制御手段により追加記憶されなかった物品が有る場合には、前記複数の物品全体に対する当該物品の箇所を明示する明示手段と、
を具備したことを特徴とする情報読取装置。 - 前記物品情報記憶手段によって記憶されている前記物品情報の内で前記存在フラグが記憶されていない物品を順次指定しながらその指定物品に対応する前記物品情報記憶手段によって記憶されている前記物品画像と前記全体画像とを比較することにより全体画像内に当該指定物品の画像が含まれているか否かを判別する第2の判別手段、を更に有し、
前記明示手段は、更に、前記第2の判別手段により前記全体画像内に画像が含まれていると判別された場合に明示する物品の箇所の情報としては物品側の不良で正常に読み取れなかったことを更に付加して明示し、前記全体画像内に画像が含まれていないと判別された場合に明示する物品の箇所の情報としては物品側の不足で正常に読み取れなかったことを更に付加して明示する、
ようにしたことを特徴とする請求項7記載の情報読取装置。 - 前記物品識別情報は、物品の個々に付されたRFIDタグ内に記憶されたもので、
前記読取手段は、前記物品の個々に付されたRFIDタグから近距離無線通信により前記物品識別情報を読み取る、
ようにしたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の情報読取装置。 - コンピュータに対して、
所定の順序で配置されている複数の物品の個々に対応して、その物品を識別するための物品識別情報と所定の基準位置からその物品の配置位置までの距離を示す配置情報とを対応付けて物品情報として記憶させる機能と、
前記複数の物品の個々から物品識別情報を前記所定の順序または前記所定の順序の逆の順序で逐次読み取る機能と、
前記物品識別情報が逐次読み取られる毎に当該コンピュータの装置本体が前記所定の基準位置から移動した移動距離を検出する機能と、
前記読み取られた物品識別情報と前記検出された移動距離とを対応付けて読取情報として記憶させる機能と、
前記物品情報に記憶されている各物品識別情報を順次指定すると共に前記読取情報に記憶された各物品識別情報を順次指定しながら物品識別情報同士を比較して両者が一致しているか否かを判別する機能と、
前記両者が一致していないと判別された場合に、不一致情報を明示する機能と、
を実現させるためのプログラム。 - コンピュータに対して、
所定領域内に所定の順序で配置されている複数の物品の個々から物品識別情報が前記所定の順序で逐次読み取られる毎にその読取タイミングを検出する機能と、
前記物品識別情報と前記検出された読取タイミングを読取情報として順次記憶させる機能と、
前記記憶されている各読取タイミングを順次指定しながらその指定した読取タイミングとその次の読取タイミングとの間を物品間隔として算出すると共に、前記複数の物品を前記所定の順序で逐次読み取った際の先頭の読取タイミングと末尾の読取タイミングとの間を全体間隔として当該全体間隔に対する当該物品間隔の比率を算出する機能と、
前記複数の物品を含む撮影画像を全体画像として取得する機能と、
前記全体画像を解析することにより前記所定領域の大きさを全体画像上の全体間隔として特定すると共に、その全体画像内に含まれている複数の物品を特定する機能と、
前記特定した各物品のうち、前記指定されている読取タイミングが何個目であるかに応じてその個数に対応する物品とその次の物品との間を物品間隔として算出すると共に、前記全体画像上の全体間隔に対する当該物品間隔の比率を算出する機能と、
前記算出された比率同士を順次比較して所定の誤差許容範囲内か否かを判定した結果に基づいて物品毎に正常な読み取りが行われたか否かを判別する機能と、
前記正常な読み取りが行われなかったと判別された場合に、前記複数の物品全体に対する当該判別箇所を明示する機能と、
を実現させるためのプログラム。 - コンピュータに対して、
所定領域内に所定の順序で配置されている複数の物品を含む撮影画像を全体画像として取得する機能と、
前記複数の物品の個々に対応して、その物品を識別するための物品識別情報とその物品画像を含む物品情報を記憶させる機能と、
前記複数の物品の個々から物品識別情報を前記所定の順序または前記所定の順序の逆の順序で逐次読み取る機能と、
前記読み取られた物品識別情報を読取情報として記憶させる機能と、
前記読取情報内の各物品識別情報を順次指定しながらその指定物品に対応する前記物品情報内に記憶されている前記物品画像と前記全体画像とを比較することにより全体画像内に当該指定物品の画像が含まれているか否かを判別する機能と、
前記指定物品の画像が前記全体画像内に含まれていると判別された場合に、当該指定物品に対応する物品情報に存在フラグを追加記憶させる機能と、
前記物品情報の内で前記存在フラグが追加記憶されなかった物品が有る場合には、前記複数の物品全体に対する当該物品の箇所を明示する機能と、
を実現させるためのプログラム。
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