JP5872885B2 - パルプ回収設備 - Google Patents

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Description

本発明は、パルプと吸水ポリマーとビニールを材料とした使用済み紙おむつからパルプを回収して再利用可能な形態にするパルプ回収設備に関する。
使用済み紙おむつをビニールとそれ以外に自動的に分離する技術が特許文献1に開示されている。この技術は、裁断又は破砕された使用済み紙おむつと水と塩化カルシウム等の分離剤を反応槽に投入して混合し、使用済み紙おむつに含まれる吸水ポリマーを分離剤と反応させて水を放出させ、その反応槽内の液状の混合物を溶解分離機に移送して回転ドラムで溶解し、その溶解した原液を回転ドラム外に沈殿させるとともにビニールを回転ドラム内に残留させ、その残留したビニールを外部に吸引して回収することを特徴としている。
前記特許文献1記載の技術において、回転ドラム外に沈殿させた原液にはパルプと吸水ポリマーが含まれている。本発明は、このパルプを多量の使用済み紙おむつから連続的に回収して紙おむつや紙製品に再利用できる形態にするために成されたものである。
特許第4685973号公報
本発明が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、パルプと吸水ポリマーとビニールを材料とした使用済み紙おむつから高純度のパルプを連続的に回収して紙おむつや紙製品に再利用できる形態にすることにある。
かかる課題を解決した本発明の構成は、
1) パルプと吸水ポリマーとビニールを材料とした使用済み紙おむつからパルプを回収して再利用可能な形態にするパルプ回収設備であって、裁断又は破砕された使用済み紙おむつに吸水ポリマーが吸収した水を放出させる分離剤と流動化させる水を加えて混合する反応槽と、その反応槽で混合された液状の混合物を外槽内で横向きに軸支された回転ドラム内に導入し、同回転ドラムで攪拌してビニールとそれ以外の原液に分離する溶解分離機と、その溶解分離機で分離されたビニールを負圧による吸引力で回収して乾燥する乾燥機と、溶解分離機で分離された原液を水及びパルプが混在するパルプ溶解液と吸水ポリマーに遠心分離するポリマー除去装置と、そのポリマー除去装置で分離されたパルプ溶解液から異物を除去する異物除去装置と、その異物除去装置で異物が除去されたパルプ溶解液を洗浄するパルプ洗浄槽と、そのパルプ洗浄槽で洗浄されたパルプ溶解液を脱水してシート状に成形乾燥する成形乾燥機で構成し、しかもポリマー除去装置が、円錐体の上部側面に原液を横方向から圧送する流入口を設け、円錐体の下端に下部排出口を開口し、円錐体の上面中心部に上部排出口を開口した液体サイクロン式の構造で、そのポリマー除去装置を複数列設し、その各流入口を原液を供給する共通の分配管に並列に接続し、各上部排出口を共通の集合管に並列に接続し、更に成形乾燥機が、パルプ溶解液を一定量づつオーバーフローさせるオーバーフロー槽と、そのオーバーフロー槽からオーバーフローしたパルプ溶解液を加圧してシート状に成形する成形ローラーと、その成形ローラーで成形されたパルプシートを上下動により押さえつけて所定長さに切り離す押え板と、その押え板で切り離された一枚物のパルプシートを強く加圧して水分を絞り出す脱水ローラーと、その脱水ローラーで脱水された一枚物のパルプシートを熱圧して乾燥するプレス機で構成したものであることを特徴とする、パルプ回収設備
2) 溶解分離機が、原液は通過できるがビニールは通過できない径の排水孔が周面に形成され且つ正面側が開放された横向きの回転ドラムと、その回転ドラムを密閉可能に収容した外槽と、その外槽の底部に凹設した排出弁付きの沈殿室で構成したもので、その溶解分離機の上部に攪拌機付きの反応槽を取り付け、その反応槽と溶解分離機の外槽を投入シュートで接続して回転ドラムの開放面まで配管した、前記1)記載のパルプ回収設備
3) 乾燥機が、ビニールは通過できない径の通気孔が周面に形成され且つ正面側が開放された横向きの乾燥ドラムと、その乾燥ドラムを密閉可能に収容した箱体と、排気向きに作動して箱体内を負圧にするブロワーと、加熱した外気を箱体内に取り込む開閉ダンパー付きの乾燥用ヒーターと、箱体と溶解分離機の外槽の間に接続して乾燥ドラムの開放面まで配管したビニール回収ダクトで構成したものである、前記1)又は2)記載のパルプ回収設備
にある。
本発明の前記1)記載の構成によれば、以下の効果を奏する。
a)裁断又は破砕された使用済み紙おむつと水と分離剤が反応槽で混合されて使用済み紙おむつが液状となり、吸水ポリマーが吸収した水が分離剤との反応で放出して膨潤が抑制される。
b)反応槽で混合された液状の混合物が溶解分離機の回転ドラムで攪拌されてビニールとそれ以外の原液に分離される。
c)溶解分離機で分離されたビニールが乾燥機の負圧による吸引力で回収されて乾燥される。
d)溶解分離機で分離された原液がポリマー除去装置で水及びパルプが混在するパルプ溶解液と吸水ポリマーに遠心分離される。
e)ポリマー除去装置で遠心分離されたパルプ溶解液内の異物が異物除去装置で除去される。
f)異物除去装置で異物が除去されたパルプ溶解液がパルプ洗浄槽で洗浄される。
g)パルプ洗浄槽で洗浄されたパルプ溶解液が成形乾燥機で脱水されてシート状に成形乾燥される。
このように、多量の使用済み紙おむつから高純度のパルプを連続的に回収して紙おむつや紙製品に再利用可能な形態にすることができる。
又、本発明によれば、原液を流入口に圧送すると、水の抵抗が比較的小さい粒状の吸水ポリマーが渦流の遠心力で円錐体の内面に沿って旋回しながら降下して下部排出口から排出され、水の抵抗が大きいパルプが水とともに下部付近で反転上昇して上部排出口から排出する。このように、可動部分がない簡易な構造の機器で高純度のパルプを短時間に得ることができる。また、並列した複数のポリマー除去装置によって多量の原液からパルプを効率的に得ることができる。
更に、本発明の構成によれば、オーバーフロー槽からオーバーフローしたパルプ溶解液がメッシュコンベヤで搬送されながら成形ローラーで加圧されて連続するシート状に成形され、そのパルプシートの途中部分が押え板で押さえつけられてメッシュコンベヤの動きで分離され、その分離した一枚物のパルプシートが脱水ローラーで強く加圧されて水分が絞り出され、その脱水された一枚物のパルプシートがプレス機で熱圧乾燥される。このように、多量のパルプ溶解液から紙おむつや紙製品に再利用しやすい一枚物のパルプシートを連続的に多数枚得ることができる。
本発明の前記2)記載の構成によれば、回転ドラムを回転させると、液状の混合物が攪拌されて溶解し、その原液が回転ドラムの排水孔を通過して沈降し、不溶のビニールが回転ドラム内に残留する。その後、回転ドラムを停止させて沈殿室の排出弁を開放すると原液が排出され、回転ドラム内にはビニールのみが残留する。このように、ビニールが確実に除去された原液を容易に得ることができる。
本発明の前記3)記載の構成によれば、開閉ダンパーを閉鎖してブロワーを作動させると、その吸引力で負圧が生じて溶解分離機内のビニールが回収される。ビニールの回収後に開閉ダンパーを開放して乾燥ドラムと乾燥用ヒーターを作動させると、外気が乾燥用ヒーターで加熱されて箱体内へ導入され、ビニールが乾燥ドラムの回転で解れて分散し、乾燥ドラムの通気孔を通過した熱風で乾燥される。このように、溶解分離機内のビニールも容易に回収して様々なビニール製品に再利用したり燃料として利用できる形態にすることができる。
実施例のパルプ回収設備の反応工程とビニール除去工程の説明図である。 実施例のパルプ回収設備のポリマー除去工程の説明図である。 実施例のパルプ回収設備の異物除去・洗浄工程の説明図である。 実施例のパルプ回収設備の成形工程の説明図である。 実施例のパルプ回収設備のその他設備の説明図である。 実施例の溶解分離機と乾燥機の説明図である。 実施例のポリマー除去装置の平面図である。 実施例のポリマー除去装置の一部切欠き側面図である。 実施例の成形乾燥機の側面図である。 実施例の使用済み紙おむつのリサイクル工程を示すフローである。
本発明の分離剤としては、塩化カルシウム(CaCl)の他、多価金属イオンのCa,Na,Mg等が使用できる。ポリマー除去装置の設置数としては、求められる処理能力や設備の規模に応じて任意に決定されるが、10〜15体が実用的である。ポリマー除去装置は、一次装置と二次装置に分けて純度を段階的に高めていくように設備しても良い。成形乾燥機としては、矩形状の一枚物に切断する構造の他、連続するシートをロール状に巻き取る構造でも良い。使用済み紙おむつとしては、単品やゴミ袋にまとめて収容したものの他、パルプと吸水ポリマーとビニールを材料とした使用済み尿取りパッドなど他の衛生用品も混在できる。以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
本実施例のパルプ回収設備は、図1〜5に示すように、使用済み紙おむつを裁断して塩化カルシウム(分離剤)及び水と混合する反応工程10と、反応工程10で混合された液状の混合物を不溶のビニール及び不織布とそれ以外の原液に分離するビニール除去工程20と、ビニール除去工程20で分離された原液を水及びパルプが混在するパルプ溶解液と吸水ポリマーに分離するポリマー除去工程30と、ポリマー除去工程30で分離されたパルプ溶解液から異物を除去して洗浄する異物除去・洗浄工程40と、異物除去・洗浄工程40で洗浄されたパルプ溶解液をパルプシートに成形する成形工程50で構成されている。
反応工程10は、図1に示すように、トラックで運搬された使用済み紙おむつを1バッチ分計量する計量コンベヤ11と、計量コンベヤ11で計量された使用済み紙おむつを裁断するシュレッダー12と、シュレッダー12で裁断された使用済み紙おむつに塩化カルシウムと水を加えて混合する反応槽13と、反応槽13に塩化カルシウムを供給する塩化カルシウム槽14を設備している。
反応槽13は、図6に示すように、底面が前方へ下向きに傾斜した形状で、背面には水と塩化カルシウムの供給管(図示は省略)を接続し、底部にモーター駆動のスクリュー状の攪拌機13aを前後方向に軸支している。正面の下部には投入シュート13bを下方へ配管し、その投入シュート13bの途中位置に流路を開閉する開閉弁13cを設けている。
ビニール除去工程20は、図1に示すように、反応槽13で混合された液状の混合物を回転ドラムで攪拌してビニール及び不織布を回転ドラム内に残留させるとともにそれ以外の原液を回転ドラム外に沈殿させる溶解分離機21と、溶解分離機21の回転ドラム内に残留しているビニール及び不織布を吸引力で回収して乾燥する乾燥機22と、乾燥機22から排出された乾燥済みのビニール及び不織布を圧縮して梱包する圧縮梱包機23を設備している。
溶解分離機21は、図6に示すように、密閉可能な円筒状の外槽21aの底部に排出弁付きの沈殿室21bを凹設し、原液は通過できるがビニール及び不織布は通過できない径の排水孔が周面に形成され且つ正面側が開放されたモーター駆動の回転ドラム21cを外槽21a内に横向きに軸支している。外槽21aの正面には反応槽13の投入シュート13bを接続して回転ドラム21cの開放面まで配管し、外槽21aの正面にビニール回収ダクト21dを接続して回転ドラム21cの開放面まで配管している。回転ドラム21cは、約20rpmの回転数で正転逆転を繰り返す。
乾燥機22は、図6に示すように、シリンダー(図示は省略)で前方へ傾動する密閉可能な扉付きの箱体22a内にビニールが通過できない径の通気孔が周面に形成され且つ正面側が開放されたモーター駆動の乾燥ドラム22bを横向きに軸支し、溶解分離機21のビニール回収ダクト21dを箱体22aの正面に接続して乾燥ドラム22bの開放面まで配管している。箱体22aの上部には開閉ダンパー(図示は省略)付きの乾燥用ヒーター22cを取り付け、箱体22aの背部に排気向きに作動して箱体22a内を負圧にするブロワー22dを取り付けている。
ポリマー除去工程30は、図2に示すように、溶解分離機21で沈殿した原液に含まれるパルプ及び吸水ポリマーを所定濃度に調整する濃度調整槽31と、濃度調整槽31で所定濃度に調整された原液をパルプ溶解液と吸水ポリマーに遠心分離する一次ポリマー除去装置32と、一次ポリマー除去装置32で分離された吸水ポリマーを濾過するスクリーン33と、スクリーン33で濾過された吸水ポリマーに水と次亜塩素酸ソーダを混合するポリマー中継槽34と、一次ポリマー除去装置32で分離されたパルプ溶解液を濾過するスクリーン35と、ポリマー中継槽34内の吸水ポリマーをさらに遠心分離する二次ポリマー除去装置36と、二次ポリマー除去装置36で分離されたパルプ溶解液及びスクリーン35で濾過されたパルプに水を混合して貯溜するパルプ中継槽37を設備している。
一次ポリマー除去装置32は、図7,8に示すように、円錐体32aの上部側面に流入口32bを開口し、円錐体32aの下端に下部排出口32cを開口し、円錐体32aの上面中心部に上部排出口32dを開口してエルボ管32eを流入口32bより下方の位置まで貫通させて取り付けている。この一次ポリマー除去装置32を15体列設し、各流入口32bを分配管32fに並列に接続し、各下部排出口32cを排出管32gに並列に接続し、各エルボ管32eを集合管32hに並列に接続している。二次ポリマー除去装置36は一次ポリマー除去装置32と同じ構造である。
異物除去・洗浄工程40は、図3に示すように、パルプ中継槽37内のパルプ溶解液に水を混合して大き目の異物を除去する分離スクリーン41と、分離スクリーン41で大き目の異物が除去されたパルプ溶解液を0.15〜0.20mm幅の縦スリットを備えた円筒状のスクリーンに通過させて微細な異物を除去する第1ドラムスクリーン42(異物除去装置)と、分離スクリーン41から排出された異物を含む水に次亜塩素酸ソーダと水を混合するポリマー洗浄槽43と、第1ドラムスクリーン42で異物が除去されたパルプ溶解液に水を混合して洗浄するパルプ洗浄槽44と、パルプ洗浄槽44で洗浄されたパルプ溶解液を送り出すまで貯溜するパルプ中継槽45と、パルプ中継槽45内のパルプ溶解液に水を混合して微細な異物をさらに除去する第2ドラムスクリーン46(異物除去装置)と、第2ドラムスクリーン46で異物が除去されたパルプ溶解液を脱水する脱水機47と、第2ドラムスクリーン46から排出された異物を含む水を貯溜してパルプ洗浄槽44に供給する循環水槽48を設備している。第2ドラムスクリーン46は第1ドラムスクリーン42と同じ構造である。
成形工程50は、脱水機47で脱水されたパルプ溶解液を計量して1バッチ分を作液する作液槽51と、作液槽51で作液された1バッチ分のパルプ溶解液を送り出すまで貯溜する貯溜槽52と、貯溜槽52内のパルプ溶解液を加圧して矩形状のパルプシートAに成形した後に熱圧乾燥する成形乾燥機53と、成形乾燥機53で成形されたパルプシートAを空冷する風乾コンベヤ54と、風乾コンベヤ54で空冷されたパルプシートAを積層して結束する自動結束機55と、成形乾燥機53から排出された水を貯溜して作液槽51に返送する循環槽56を設備している。
成形乾燥機53は、図9に示すように、搬送先側の側壁が幅70cmほどに開放されたオーバーフロー槽53aの上方位置に攪拌機53bを取り付け、そのオーバーフロー槽53aの先方位置にメッシュコンベヤ53cを設置し、そのメッシュコンベヤ53cの始端位置に成形ローラー53dを軸支している。成形ローラー53dの先方位置には押え板53eを上下動可能に設け、その押え板53eの先方位置に2組の脱水ローラー53fを軸支し、メッシュコンベヤ53cの下方位置に漏水受53gを取り付けている。脱水ローラー53fの先方位置には非駆動の第1ローラーコンベヤ53hを下向きに傾斜させて設置し、その第1ローラーコンベヤ53hの先方位置にプレス機53iを下向きに傾斜させて設置し、そのプレス機53iの先方位置に非駆動の第2ローラーコンベヤ53jを下向きに傾斜させて設置している。プレス機53iは約250℃に加熱される。押え板53eは、メッシュコンベヤ53cのコンベヤ面が約80cm進む毎にコンベヤ面と接する位置まで降下し、その後直ぐに上昇するように動作する。
その他、図4に示すように、第1ドラムスクリーン42から排出された異物を含む水を貯溜して溶解分離機21とポリマー中継槽34に供給する循環水槽61と、ポリマー中継槽34とポリマー洗浄槽43に次亜塩素酸ソーダを供給する次亜塩素酸ソーダ貯槽62と、塩化カルシウム槽14と第1ドラムスクリーン42とパルプ洗浄槽44と第2ドラムスクリーン46に工業用水を供給する工業用水槽63と、反応槽13とスクリーン33,35とパルプ中継槽37と分離スクリーン41に再利用水を供給する再利用水槽64を設備している。
以下、本実施例のパルプ回収設備で使用済み紙おむつからパルプを回収してパルプシートを製造する工程を図10に基づいて説明する。
<反応工程>
まず、トラックで運搬した使用済み紙おむつを計量コンベヤ11で1バッチ分を計量し、シュレッダー12で裁断して反応槽13に移送する。反応槽13では開閉弁13cを予め閉鎖しておく。裁断された使用済み紙おむつに所定量の水と塩化カルシウムを加え、攪拌機13aを約6分間作動させて混合する。この工程で使用済み紙おむつが液状となり、これに含まれる吸水ポリマーが塩化カルシウムとの反応で吸収していた水を放出して膨潤が抑制される。反応が完了すると、攪拌機13aを停止させて開閉弁13cを開放し、反応槽13内の混合物を投入シュート13bで溶解分離機21へ移送する。
<ビニール除去工程>
次に、溶解分離機21で回転ドラム21cを約20rpmの回転数で正転逆転させて混合物を攪拌する。この工程で混合物が溶解して不溶のビニール及び不織布とそれ以外の原液に分離する。原液は回転ドラム21cの排水孔を通過して沈降し、ビニール及び不織布が回転ドラム21c内に残留する。その後、回転ドラム21cを停止させて沈殿室21bの排出弁を開放すると原液が排出され、回転ドラム21c内にはビニール及び不織布のみが残留する。
乾燥機22では、乾燥用ヒーター22cの開閉ダンパーと反応槽13の開閉弁13cを閉鎖してブロワー22dと溶解分離機21の回転ドラム21cを作動させると、その吸引力で溶解分離機21の外槽21aとビニール回収ダクト21dとビニール乾燥機22の箱体22aの内部が負圧になり、回転ドラム21cの内面に付着しているビニール及び不織布が回転で舞い上がってビニール回収ダクト21dに吸い込まれ、乾燥ドラム22b内へ回収される。全量が回収されると、溶解分離機21の回転ドラム21cを停止させ、乾燥用ヒーター22cの開閉ダンパーを開放して乾燥ドラム22bと乾燥用ヒーター22cを作動させる。外気が乾燥用ヒーター22cで加熱されて箱体22a内へ導入され、ビニール及び不織布が乾燥ドラム22bの回転で解れて分散し、乾燥ドラム22bの通気孔を通過した熱風で乾燥される。乾燥が完了すると、乾燥ドラム22bと乾燥用ヒーター22cとブロワー22dを停止させて箱体22aを傾け、扉を開放して排出して圧縮梱包機23で圧縮梱包する。
<ポリマー除去工程>
次に、溶解分離機21から排出された原液に含まれるパルプ及び吸水ポリマーを濃度調整槽31で固形分1.5重量%以下の濃度に調整し、一次ポリマー除去装置32に圧送する。一次ポリマー除去装置32では、水の抵抗が比較的小さい粒状の吸水ポリマーが渦流の遠心力で円錐体32aの内面に沿って旋回しながら降下して下部排出口32cから排出され、繊維長が4mm程で水の抵抗が大きいパルプが水とともに下部付近で反転上昇して上部排出口32dから排出する。一次ポリマー除去装置32から排出された吸水ポリマーはスクリーン33で濾過してポリマー中継槽34に移送し、次亜塩素酸ソーダを混合して殺菌する。一次ポリマー除去装置32で分離されたパルプ溶解液はスクリーン35で濾過してパルプ中継槽37に移送する。ポリマー中継槽34内の吸水ポリマーは二次ポリマー除去装置36に圧送し、残留しているパルプをさらに分離してパルプ中継槽37に移送する。二次ポリマー除去装置36から排出された吸水ポリマーはポリマー洗浄槽43に移送する。
<異物除去・洗浄工程>
次に、パルプ中継槽37内のパルプ溶解液を分離スクリーン41で大き目の異物を除去し、第1ドラムスクリーン42に移送する。分離スクリーン41から排出された排水はポリマー洗浄槽43に回収する。第1ドラムスクリーン42では、繊維長が4mm程のパルプが多数の縦スリットを通過する一方、微細なビニール及び不織布は通過できずに除去され、パルプ溶解液のみがパルプ洗浄槽44に移送される。除去された微細なビニール及び不織布は循環水槽61に回収する。ポリマー洗浄槽43内の吸水ポリマーには次亜塩素酸ソーダと水を混合して殺菌洗浄し、脱水して乾燥処理する。パルプ洗浄槽44内のパルプ溶解液には水を加えて攪拌して洗浄し、パルプ中継槽45を介して第2ドラムスクリーン46に移送する。第2ドラムスクリーン46では、残留している微細なビニール及び不織布がさらに除去され、パルプ溶解液のみを脱水機47で脱水する。除去されたビニール及び不織布は循環水槽48に回収し、脱水機47で脱水されたパルプは作液槽51に移送する。
<成形工程>
次に、作液槽51内のパルプ溶解液を1バッチ分計量して貯溜槽52に移し替え、成形乾燥機53に移送する。成形乾燥機53では、オーバーフロー槽53a内のパルプ溶解液が攪拌機53bで攪拌されて幅方向に渡って均等にオーバーフローし、メッシュコンベヤ53cで搬送中に成形ローラー53dで加圧されて連続するシート状に成形される。そのパルプシートAが押え板53eを約80cm通過すると、押え板53eが降下してパルプシートAを押さえつけ、メッシュコンベヤ53cの動きで約70cm×80cmの矩形状に分離される。分離した一枚物のパルプシートAは2組の脱水ローラー53fで段階的に強く加圧されて水分が絞り出され、その水はメッシュコンベヤ53cを通過して漏水受53gに落下する。漏水受53gの水は循環槽56で一時的に貯溜して作液槽51へ返送される。
脱水された一枚物のパルプシートAが第1ローラーコンベヤ53hに搬送されると、その傾斜でプレス機53iに移行する。プレス機53iで熱板を降下させると、厚さ2〜3mmに熱圧成形されるとともに残留している水分が急速に蒸発して短時間で乾燥する。その後、熱板を上昇させると、乾燥されたパルプシートAが第2ローラーコンベヤ53jに移行し、風乾コンベヤ54へ搬送される。高温のパルプシートAは風乾コンベヤ54で空冷し、自動結束機55で複数枚結束する。
以上の工程を連続的に行うことで、多量の使用済み紙おむつから高純度のパルプが連続的に回収され、紙おむつや紙製品に再利用可能な形態となる。
本発明の技術は、多量の使用済み紙おむつ・使用済み尿取りパッド等の衛生用品のリサイクルに有用である。
10 反応工程
11 計量コンベヤ
12 シュレッダー
13 反応槽
13a 攪拌機
13b 投入シュート
13c 開閉弁
14 塩化カルシウム槽
20 ビニール除去工程
21 溶解分離機
21a 外槽
21b 沈殿室
21c 回転ドラム
21d ビニール回収ダクト
22 乾燥機
22a 箱体
22b 乾燥ドラム
22c 乾燥用ヒーター
22d ブロワー
23 圧縮梱包機
30 ポリマー除去工程
31 濃度調整槽
32 一次ポリマー除去装置
32a 円錐体
32b 流入口
32c 下部排出口
32d 上部排出口
32e エルボ管
32f 分配管
32g 排出管
32h 集合管
33 スクリーン
34 ポリマー中継槽
35 スクリーン
36 二次ポリマー除去装置
37 パルプ中継槽
40 異物除去・洗浄工程
41 分離スクリーン
42 第1ドラムスクリーン(異物除去装置)
43 ポリマー洗浄槽
44 パルプ洗浄槽
45 パルプ中継槽
46 第2ドラムスクリーン(異物除去装置)
47 脱水機
48 循環水槽
50 成形工程
51 作液槽
52 貯溜槽
53 成形乾燥機
53a オーバーフロー槽
53b 攪拌機
53c メッシュコンベヤ
53d 成形ローラー
53e 押え板
53f 脱水ローラー
53g 漏水受
53h 第1ローラーコンベヤ
53i プレス機
53j 第2ローラーコンベヤ
54 風乾コンベヤ
55 自動結束機
56 循環槽
61 循環水槽
62 次亜塩素酸ソーダ貯槽
63 工業用水槽
64 再利用水槽
A パルプシート

Claims (3)

  1. パルプと吸水ポリマーとビニールを材料とした使用済み紙おむつからパルプを回収して再利用可能な形態にするパルプ回収設備であって、裁断又は破砕された使用済み紙おむつに吸水ポリマーが吸収した水を放出させる分離剤と流動化させる水を加えて混合する反応槽と、その反応槽で混合された液状の混合物を外槽内で横向きに軸支された回転ドラム内に導入し、同回転ドラムで攪拌してビニールとそれ以外の原液に分離する溶解分離機と、その溶解分離機で分離されたビニールを負圧による吸引力で回収して乾燥する乾燥機と、溶解分離機で分離された原液を水及びパルプが混在するパルプ溶解液と吸水ポリマーに遠心分離するポリマー除去装置と、そのポリマー除去装置で分離されたパルプ溶解液から異物を除去する異物除去装置と、その異物除去装置で異物が除去されたパルプ溶解液を洗浄するパルプ洗浄槽と、そのパルプ洗浄槽で洗浄されたパルプ溶解液を脱水してシート状に成形乾燥する成形乾燥機で構成し、しかもポリマー除去装置が、円錐体の上部側面に原液を横方向から圧送する流入口を設け、円錐体の下端に下部排出口を開口し、円錐体の上面中心部に上部排出口を開口した液体サイクロン式の構造で、そのポリマー除去装置を複数列設し、その各流入口を原液を供給する共通の分配管に並列に接続し、各上部排出口を共通の集合管に並列に接続し、更に成形乾燥機が、パルプ溶解液を一定量づつオーバーフローさせるオーバーフロー槽と、そのオーバーフロー槽からオーバーフローしたパルプ溶解液を加圧してシート状に成形する成形ローラーと、その成形ローラーで成形されたパルプシートを上下動により押さえつけて所定長さに切り離す押え板と、その押え板で切り離された一枚物のパルプシートを強く加圧して水分を絞り出す脱水ローラーと、その脱水ローラーで脱水された一枚物のパルプシートを熱圧して乾燥するプレス機で構成したものであることを特徴とする、パルプ回収設備。
  2. 溶解分離機が、原液は通過できるがビニールは通過できない径の排水孔が周面に形成され且つ正面側が開放された横向きの回転ドラムと、その回転ドラムを密閉可能に収容した外槽と、その外槽の底部に凹設した排出弁付きの沈殿室で構成したもので、その溶解分離機の上部に攪拌機付きの反応槽を取り付け、その反応槽と溶解分離機の外槽を投入シュートで接続して回転ドラムの開放面まで配管した、請求項1記載のパルプ回収設備。
  3. 乾燥機が、ビニールは通過できない径の通気孔が周面に形成され且つ正面側が開放された横向きの乾燥ドラムと、その乾燥ドラムを密閉可能に収容した箱体と、排気向きに作動して箱体内を負圧にするブロワーと、加熱した外気を箱体内に取り込む開閉ダンパー付きの乾燥用ヒーターと、箱体と溶解分離機の外槽の間に接続して乾燥ドラムの開放面まで配管したビニール回収ダクトで構成したものである、請求項1又は2記載のパルプ回収設備。
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