JP5872812B2 - 軒先換気構造 - Google Patents

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Description

本発明は、住宅等の建物の軒先換気構造に関する。
住宅等の建物の屋根の換気を行える軒先換気構造の一例として特許文献1に記載のものが知られている。
この軒先換気構造は、屋根パネルの軒先側に鼻隠し板が配置され、この鼻隠し板と、この鼻隠し板よりも屋内側に配置されている外壁との間が軒天井にて覆われ、この軒天井の屋外側先端と前記鼻隠し板の下端の間に通気用隙間が設けられている軒先換気構造において、前記鼻隠し板および軒天井の表面が金属製の化粧板にて覆われ、この化粧板は鼻隠し板の表面を覆う第一の化粧板と、軒天井表面を覆う第二の化粧板とに分割され、この第一の化粧板と第二の化粧板とが同一材質のものであり、この両化粧板の端部同士が第二の化粧板を上にしてオーバーラップするとともに、両化粧板の端部間に前記通気用隙間に連通する第二の通気用隙間が形成されていることを特徴としている。
特許第3967925号公報
ところで、上記従来の軒先換気構造では、第一の化粧板と第二の化粧板との端部同士が第二の化粧板を上にしてオーバーラップするとともに、両化粧板の端部間に通気用隙間に連通する第二の通気用隙間が形成されているが、この第二の通気用隙間の近傍に位置する第一の化粧板が水平となっているので、第二の通気用隙間を通り抜けた埃や虫等が水平な化粧板に滞留し易い。かかる場合、滞留した埃や虫等によって第二の通気用隙間が目詰まりして、その結果換気性能が低下するおそれがあった。換気性能が低下した場合、第二の通気用隙間やその近傍を清掃する必要があるのでその清掃作業に手間がかかる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、換気性能の低下を防止できる軒先換気構造を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図3に示すように、屋根1の軒先側に鼻隠し4が設けられ、この鼻隠し4と建物の外壁10との間が軒天井15によって覆われ、この軒天井15の先端と前記鼻隠し4の下端との間に通気用隙間20が設けられた軒先換気構造において、
前記鼻隠し4の下面および前記軒天井15の先端部の下面が化粧部材21によって覆われており、
この化粧部材21が、前記鼻隠し4に取り付けられ、かつ鉛直な第1鉛直壁部22aを有する第1化粧部材22と、前記軒天井15の先端部の下面を覆い、かつ前記第1鉛直壁部22aと平行離間する鉛直な第2鉛直壁部23aを有する第2化粧部材23とを備え、
前記第1鉛直壁部22aと第2鉛直壁部23aとの間に下方に開口する空気導入用隙間30が少なくともその上端部を前記通気用隙間20に配置されて設けられ、
前記第2鉛直壁部23aに、前記通気用隙間20と前記空気導入用隙間30とを連通する連通穴32が形成されており、
前記第1化粧部材22は、前記鼻隠し4の屋外側を向く側面を覆って当該側面に固定された外側壁部22bと、この外側壁部22bから下方に延出する断面凹形の延出部22cとを備え、この延出部22cの屋外側の壁部が前記外側壁部22bの延長上に形成され、前記延出部22cの屋内側の壁部が前記第1鉛直壁部22aとされ、
前記第2化粧部材23は、前記鼻隠し4の屋内側を向く下端部側面を覆って当該側面に固定された内側壁部23bと、この内側壁部23bの下方延長上に形成された前記第2鉛直壁部23aと、この第2鉛直壁部23aの下端に形成され、前記軒天井15の先端部と前記第2鉛直壁部23aとの間の隙間および前記軒天井15の先端部下面を覆う覆い部23cとを備えていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、空気導入用隙間30が鉛直な第1鉛直壁部22aと第2鉛直壁部23aとの間に設けられているので、この空気導入用隙間30には埃や虫等が滞留し難い。したがって、通気用隙間20と空気導入用隙間30とを連通する連通穴32に目詰まりが生じ難くなるので、換気性能の低下を防止できる。
また、第1化粧部材22の外側壁部22bが鼻隠し4の屋外側を向く側面を覆って当該側面に固定されているので、第1化粧部材22を鼻隠し4に安定的に固定でき、さらに、外側壁部22bから下方に延出する断面凹形の延出部22cの屋内側の壁部が第1鉛直壁部22aとされているので、第1鉛直壁部22aを鼻隠し4の下側に容易に配置できる。
また、第2化粧部材23の内側壁部23bが鼻隠し4の屋内側を向く下端部側面を覆って当該側面に固定されているので、第2化粧部材23を鼻隠し4に安定的に固定でき、さらに、この内側壁部23bの下方延長上に第2鉛直壁部23aが形成されているので、第2鉛直壁部23aを第1鉛直壁部22aに対して容易に平行離間して配置できる。
また、第2鉛直壁部23aの下端に形成された覆い部23cによって、軒天井15の先端部と第2鉛直壁部23aとの間の隙間および軒天井15の先端部下面を確実に覆うことができる。
さらに、第1化粧部材22を取り外すことなく、第2化粧部材23および軒天井15を取り外して交換できるので、交換作業が容易となる。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の軒先換気構造において、
前記第1化粧部材22の第1鉛直壁部22aの上端に固定部22dが形成され、
この固定部22dが前記鼻隠し4の下面に固定されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、第1鉛直壁部22aの上端に形成された固定部22dが鼻隠し4の下面に固定されているので、第1鉛直壁部22aを鼻隠し4の下面に確実に固定でき、第1鉛直壁部22aが風等によってばたついたり、膨れることがない。
請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載の軒先換気構造において、
前記第1鉛直壁部22aと第2鉛直壁部23aとの少なくともいずれか一方に、火災時に発泡して前記空気導入用隙間30を塞ぐ防火発泡材33が設けられていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、火災時において、防火発泡材33が発泡して、空気導入用隙間30を塞ぐので、空気導入用隙間30からの延焼を防止できる。
また、防火発泡材33が外部から見え難いので、外観性に優れたものとなる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載の軒先換気構造において、
前記第2鉛直壁部23aの下端は、前記第1鉛直壁部22aの下端より上方に位置していることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、第2鉛直壁部23aの下端が、第1鉛直壁部22aの下端より上方に位置しているので、下方から吹きあがる風(空気)Kが第2鉛直壁部23aの下端と、第1鉛直壁部22aの下端との間から斜めに空気導入用隙間30に入ったうえで、第1鉛直壁部22aで反射して第2鉛直壁部23aに向かうので、この空気を第2鉛直壁部23aに形成された連通穴32に容易に導くことができる。
本発明によれば、空気導入用隙間は鉛直な第1鉛直壁部と第2鉛直壁部との間に設けられているので、この空気導入用隙間には埃や虫等が滞留し難い。したがって、通気用隙間と空気導入用隙間とを連通する連通穴に目詰まりが生じ難くなるので、換気性能の低下を防止できる。
本発明に係る軒先換気構造の一例を示すもので、屋根の軒先部を示す側断面図である。 同、屋根と建物の外壁との取合い部を示す側断面である。 同、図1におけるX円部の拡大図である。
以下、図面を参照して本発明に係る軒先換気構造の一例について説明する。
図1は屋根の軒先部を示す側断面図であり、図1において符号1は屋根を示す。屋根1は複数の屋根パネルを接合することによって構成されており、屋根1の野地板2の上面には、屋根瓦3が取り付けられている。
屋根1の軒先には鼻隠し4が垂木5の先端面に固定されて設けられている。この鼻隠し4は木製の帯板状の鼻隠し板4a,4bを上下に接合することによって構成されており、当該鼻隠し4は、上側の鼻隠し板4aに下側の鼻隠し板4bを接合することによって、屋根1の下面より下方に延出している。なお、下側の鼻隠し板4bは上側の鼻隠し板4aより厚く形成され、これら鼻隠し板4aの屋外側を向く側面は面一となっている。
上側の鼻隠し板4aには、軒樋6が鼻隠し板4aと平行に固定されている。一方、野地板2の先端上面には軒先水切り7が取り付けられており、この軒先水切り7は軒樋6に向けて延出しており、その先端は軒樋6の内側に位置している。
図2は屋根1と建物の外壁との取合い部を示す側断面である。なお、図2では屋根瓦は省略してある。図2において符号10は建物の外壁を示す。この外壁10は建物躯体に胴縁11を介して建物躯体と所定の間隔をもって取り付けられている。建物躯体は、鉄骨製の柱、上梁、下梁等を直方体状に組み立ててなる建物ユニットを複数連結することによって構成されている。
建物躯体上の部に設けられた建物ユニットを構成する上梁12の上面には、支持フレーム13が取り付けられている。一方、上梁12の上方には前記屋根1が配置されており、この屋根1の下面、すなわち垂木5の下面が前記支持フレーム13に固定されて、当該支持フレーム13によって下方から支持されている。
図1および図2に示すように、前記鼻隠し4と外壁10との間は、屋根1の傾斜方向と平行に傾斜している軒天井15によって覆われている。この軒天井15は板状の軒天板材によって形成されており、当該軒天井15の裏側(上面側)には野縁16,16が設けられている。野縁16,16は軒天井15の先端部と基端部とに配置されており、この野縁16,16に釘やビス等の止着材17によって軒天井15が固定されている。なお、野縁16,16は例えば図示しない吊木等によって屋根1の垂木5によって吊持されている。
また、図2に示すように、軒天井15の基端部側に位置する野縁16には、軒天受け金具18が取り付けられている。この軒天受け金具18は凹溝部18aを有しており、この凹溝部18aに軒天井15の基端部が挿入されている。
前記軒天井15は、屋根1の下方に当該屋根1から所定距離離間して配置されるとともに、屋根1と平行に傾斜している。
図3に示すように、軒天井15の先端と鼻隠し4の下側の鼻隠し板4bの下端との間には、通気用隙間20が設けられている。この通気用隙間20を通った空気は屋根1と軒天井15との間に空間に流入し、屋根1の棟部から流出し、これによって換気がなされるようになっている。
また、鼻隠し4の下面(下側の鼻隠し板4bの下面)および軒天井15の先端部の下面は金属製の板で形成された化粧部材21によって覆われている。
この化粧部材21は、鼻隠し4に取り付けられ、かつ鉛直な第1鉛直壁部22aを有する第1化粧部材22と、軒天井15の先端部の下面を覆い、かつ第1鉛直壁部22aと平行離間する鉛直な第2鉛直壁部23aを有する第2化粧部材23とを備えている。また、第2鉛直壁部23aの下端は第1鉛直壁部22aの下端より上方に位置している。
前記第1化粧部材22は、鼻隠し4の屋外側を向く側面を覆って当該側面に固定された外側壁部22bと、この外側壁部22bから下方に延出して、全体として鼻隠し4の下方に配置された断面凹形の延出部22cとを備えている。そして、この延出部22cの屋外側の壁部が前記外側壁部22bの延長上に、当該外側壁部22bと一体的に形成され、前記延出部22cの屋内側の壁部が前記第1鉛直壁部22aとされている。
前記第2化粧部材23は、前記鼻隠し4の屋内側を向く下端部側面を覆って当該側面に固定された内側壁部23bと、この内側壁部23bの下方延長上に形成された前記第2鉛直壁部23aと、この第2鉛直壁部23aの下端に形成され、前記軒天井15の先端部と第2鉛直壁部23aとの間の隙間および軒天井15の先端部を覆う覆い部23cとを備えている。この覆い部23cは第2鉛直壁部22aの下端から斜め上方に延出するように形成されており、その先端部は上側に折り曲げられて、軒天井15の先端部下面に当接または近接されている。
前記第1化粧部材22の第1鉛直壁部22aの上端には固定部22dが第1鉛直壁部22aに対して直角に形成されており、この固定部22dが鼻隠し4の下面にビス25によって固定されている。また、第1化粧部材22の外側壁部22bはビス26によって鼻隠し4の屋外側を向く側面に固定されている。外側壁部22bは、図1に示すように、上側の鼻隠し板4aの上端近傍まで延出しており、前記軒樋6を固定しているビスによっても鼻隠し板4aの屋外側を向く側面に固定されている。
また、前記第2化粧部材23の第2鉛直壁部23aから上方に延出している内側壁部23bは鼻隠し4の屋内側を向く側面にビス27によって固定されている。
前記第1鉛直壁部22aと第2鉛直壁部23aとの間には、下方に開口する空気導入用隙間30がその上端部を通気用隙間20に配置されて設けられている。この通気用隙間20は、断面視下向きのコ字形の溝状に形成されており、その上部が前記固定部22dによって構成され、対向する両壁面が前記第1鉛直壁部22aと第2鉛直壁部23aとによって構成されている。
また、第2鉛直壁部23aの上端部には、通気用隙間20と空気導入用隙間30とを連通する連通穴32が複数形成されている。本実施の形態では、上下に所定間隔で離間した3つの連通穴32がそれぞれ第2鉛直壁部23aの長手方向(図3において紙面と直交する方向)に所定間隔で複数形成されている。
また、第2鉛直壁部23aの第1鉛直壁部22aと対向する壁面には、凹所が第2鉛直壁部23aの長手方向(図3において紙面と直交する方向)に延在して設けられており、この凹所に火災時に発泡して空気導入用隙間30の入口近傍を塞ぐ防火発泡材33が設けられている。防火発泡材33は、例えばグラファイト系材料からなり、約200度以上に熱せられると発泡し、例えば2〜3mm厚のもので約15〜20倍に膨張する。防火発泡材33は凹所に嵌まっており、これよって、第2鉛直壁部23aから落下しにくい構造となっている。
本実施の形態によれば、空気導入用隙間30が鉛直な第1鉛直壁部22aと第2鉛直壁部23aとの間に設けられているので、この空気導入用隙間30には埃や虫等が滞留し難い。したがって、通気用隙間20と空気導入用隙間30とを連通する連通穴32に目詰まりが生じ難くなるので、換気性能の低下を防止できる。
また、第1鉛直壁部22aの上端に形成された固定部22dが鼻隠し4の下面に固定され、第2鉛直壁部23aの上方延長上に形成された内側壁部23bが鼻隠しの屋内側を向く側面に固定されているので、第1鉛直壁部22aと第2鉛直壁部23aとを確実に固定でき、その結果、第1鉛直壁部22aと第2鉛直壁部23aとの間の空気導入用隙間30の幅を確実に確保できる。
また、固定部22dが鼻隠し4の下面に固定されているので、第1鉛直壁部22aが風等によってばたついたり、膨れることがない。そしてこれによって、火災時の防火発泡材33との密着性が良好となる。
さらに、第1化粧部材22の外側壁部22bが鼻隠し4の屋外側を向く側面を覆って当該側面に固定されているので、第1化粧部材22を鼻隠し4に安定的に固定でき、さらに、外側壁部22bから下方に延出する断面凹形の延出部22cの屋内側の壁部が第1鉛直壁部22aとされているので、第1鉛直壁部22aを鼻隠し4の下側に容易に配置できる。
また、第2化粧部材23の内側壁部23bが鼻隠し4の屋内側を向く下端部側面を覆って当該側面に固定されているので、第2化粧部材23を鼻隠し4に安定的に固定でき、さらに、この内側壁部23bの下方延長上に第2鉛直壁部23aが形成されているので、第2鉛直壁部23aを第1鉛直壁部22aに対して容易に平行離間して配置できる。また、第2鉛直壁部23aの下端に形成された覆い部23cによって、軒天井15の先端部と第2鉛直壁部23aとの間の隙間および軒天井15の先端部下面を確実に覆うことができる。
また、第1化粧部材22を取り外すことなく、第2化粧部材23および軒天井15を取り外して交換できるので、交換作業が容易となる。
また、第2鉛直壁部23aの下端が、第1鉛直壁部22aの下端より上方に位置しているので、下方から吹きあがる風(空気)Kが第2鉛直壁部23aの下端と、第1鉛直壁部22aの下端との間から斜めに空気導入用隙間30に入ったうえで、第1鉛直壁部22aで反射して第2鉛直壁部23aに向かうので、この空気を第2鉛直壁部23aに形成された連通穴32に容易に導くことができる。
また、第2鉛直壁部23aに、火災時に発泡して空気導入用隙間30を塞ぐ防火発泡材33が設けられているので、火災時において、防火発泡材33が発泡して、空気導入用隙間30を塞ぐので、空気導入用隙間30からの延焼を防止できる。また、防火発泡材33が外部から見え難いので、外観性に優れたものとなる。
なお、本実施の形態では、軒天井15が斜めに傾斜したものを例にとって説明したが、本発明では、軒天井は水平に配置されたものであってもよい。その場合、第2化粧部材23の覆い部23cを水平に設ければよい。
1 屋根
4 鼻隠し
10 外壁
15 軒天井
20 通気用隙間
21 化粧部材
22 第1化粧部材
22a 第1鉛直壁部
22b 外側壁部
22c 延出部
22d 固定部
23 第2化粧部材
23a 第2鉛直壁部
23b 内側壁部
23c 覆い部
30 空気導入用隙間
32 連通穴
33 防火発泡材

Claims (4)

  1. 屋根の軒先側に鼻隠しが設けられ、この鼻隠しと建物の外壁との間が軒天井によって覆われ、この軒天井の先端と前記鼻隠しの下端との間に通気用隙間が設けられた軒先換気構造において、
    前記鼻隠しの下面および前記軒天井の先端部の下面が化粧部材によって覆われており、
    この化粧部材が、前記鼻隠しに取り付けられ、かつ鉛直な第1鉛直壁部を有する第1化粧部材と、前記軒天井の先端部の下面を覆い、かつ前記第1鉛直壁部と平行離間する鉛直な第2鉛直壁部を有する第2化粧部材とを備え、
    前記第1鉛直壁部と第2鉛直壁部との間に下方に開口する空気導入用隙間が少なくともその上端部を前記通気用隙間に配置されて設けられ、
    前記第2鉛直壁部に、前記通気用隙間と前記空気導入用隙間とを連通する連通穴が形成されており、
    前記第1化粧部材は、前記鼻隠しの屋外側を向く側面を覆って当該側面に固定された外側壁部と、この外側壁部から下方に延出する断面凹形の延出部とを備え、この延出部の屋外側の壁部が前記外側壁部の延長上に形成され、前記延出部の屋内側の壁部が前記第1鉛直壁部とされ、
    前記第2化粧部材は、前記鼻隠しの屋内側を向く下端部側面を覆って当該側面に固定された内側壁部と、この内側壁部の下方延長上に形成された前記第2鉛直壁部と、この第2鉛直壁部の下端に形成され、前記軒天井の先端部と前記第2鉛直壁部との間の隙間および前記軒天井の先端部下面を覆う覆い部とを備えていることを特徴とする軒先換気構造。
  2. 請求項1に記載の軒先換気構造において、
    前記第1化粧部材の第1鉛直壁部の上端に固定部が形成され、
    この固定部が前記鼻隠しの下面に固定されていることを特徴とする軒先換気構造。
  3. 請求項1または2に記載の軒先換気構造において、
    前記第1鉛直壁部と第2鉛直壁部との少なくともいずれか一方に、火災時に発泡して前記空気導入用隙間を塞ぐ防火発泡材が設けられていることを特徴とする軒先換気構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の軒先換気構造において、
    前記第2鉛直壁部の下端は、前記第1鉛直壁部の下端より上方に位置していることを特徴とする軒先換気構造。
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