JP5871643B2 - 直線作動機のシリーズ - Google Patents
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Description
これにより、モータをメンテナンスや交換のために取り外したときも、ハウジング内部はカップリングケースによって密封状態が保たれるため、ハウジング内の潤滑剤が流出したり、塵埃などが混入したりすることがなく、メンテナンス作業を容易に行うことができるものとされている。また、カップリングケース内にカップリングを内包することで、モータの回転軸のサイズや形状が異なるものに交換する際も、カップリングのみを適合させればよく、多様な形状やサイズのモータを容易に取り付けることができるとされている。
(1)フランジ付モータの国別の規格や容量変更、特殊規格モータに対応するため、減速機と連結するためのアダプタを、それぞれに応じて製作しなければならなかった。
(2)減速機部についても、段数や歯数の異なるギアや減速機ケースを準備する必要があった。
(3)駆動推力が変更される場合、安全装置のばねユニット(コイル又は皿ばね)の都度設計やトルクリミッタの設定が必要であった。
(4)要求寿命や強度に応じて、ボールねじとナット、内・外筒を製作する必要があった。
等の問題があり、都度設計による設計工数の増大、多品種のアダプタの在庫を抱えることによるコストアップ、リードタイムの長期化という課題を有していた。
前記シリーズが、前記モータと減速機部の連結手段として、アダプタ、アタッチメント、及び前記減速機部のモータ連結面に設けられた取付孔を有し、
前記モータが、前記取付孔に直接取付けられ、前記取付孔に連結されるアダプタ若しくはアタッチメントを介し、又は前記アダプタと該アダプタの片側若しくは両側に取付けられるアタッチメントとの組合せを介して前記減速機部に連結されることを特徴とする直線作動機のシリーズにより、前記課題を解決した。
なお、本実施例において、直線作動機10は、モータと直線作動部が減速機の同一側面上に連結された折返し型装置である。
なお、表中、「シリンダサイズ」とは、減速機部+直線作動部を組合わせたもののサイズを指す。
各サイズにおいて、減速機部のケース及びブラケットを共通とすれば、部品点数の削減に資する。
例えば、サイズCを見ると、
(1)W(1F、0.5V):推力(n1=1)、速度(n2=0.5)
(2)W(0.5F、1V):推力(n1=0.5)、速度(n2=1)
(3)W(0.25F、2V):推力(n1=0.25)、速度(n2=2)
のそれぞれについて、n1×n2≦0.5となっており、モータ容量は共通である。
また、それぞれn1×n2≦0.25、n1×n2≦1.0となる上下の対角線上の速度と推力の組み合わせについても、同様にモータ容量は共通となる。
すなわち、図2に示すように、モータと減速機部の連結手段は、
I)アダプタのみ
II)アダプタ+モータ側アタッチメント
III)アダプタ+減速機側アタッチメント
IV)アダプタ+モータ側アタッチメント+減速機側アタッチメント
V)アダプタ無し
VI)アダプタ無し+アタッチメントのみ
の6通り(アダプタ有り4通り+アダプタ無し2通り)あることになる。
このように、本発明の構成によって、表2のようにモータの容量や規格に応じて都度設計を行うことによるコストや在庫の増大という課題を解決することができる。
また、推力、速度、モータ容量を維持したい場合には、サイズアップを選択することにより、シリンダ容量に対して荷重が2分の1となり、直線作動部の寿命を8倍とすることができる(下方向矢印)。
このように、幅広い選択肢を提供し得る本発明のシリーズにより、部品共通化によるコスト削減の他、直線作動部の長寿命化も図ることができる。
一対の摩擦板52a、52bに挟まれた歯車54の中心孔にブシュ56が配され、皿ばね58が適当な予圧を持ってハブ60に圧縮挿入され、調整ナット62によって抜け止めされている。駆動源の回転が、歯車を介してねじ軸28に伝えられた際、ねじ軸28に過負荷が作用し、皿ばね58の予圧を超えると、摩擦板52a、52bがスリップして、これに挟まれた歯車が空転する。これにより、ねじ軸28への動力伝達が遮断され、モータ12の焼損や直線作動部16の破損を防止する。
トルクリミッタは調整式であり、直線作動部16の定格推力の150〜200%で摩擦板がスリップするよう、皿ばね荷重が調整される。従って、表2記載のような各推力に応じて、安全装置が作動する限界荷重を適宜設定することができる。
ロッド32は、その押出力がばねの予圧を超えると、ねじ軸を介してばねを圧縮して後退し、逆に負荷を牽引すると、同様にばねを圧縮して前進する。そこで、ロッド推力が許容最大値に達したか否かを検知するため、ばねホルダ外径部にガイド82を介して取付けられたストライカ84を、ブラケット26に設けた孔から突出させ、ブラケット26に取付けたケース86内のリミットスイッチを作動させる。
ストライカは調整式であり、定格推力の150〜200%でリミットスイッチを作動させるように設定される。ばねユニット76は、ばね寿命を考慮して、ばねの種類、組合せ、カラーの厚みの組合せにより、その許容撓み量を最大撓み量の約75%に制限し、定格推力の150%の荷重が作用した状態において適正量(2.5〜5.0mm)に撓むことが必要である。
このように、トルクリミッタ方式による場合と同様、表2記載のような各推力に応じて、安全装置が作動する限界荷重を適宜設定することができる。
12 モータ
14 減速機部
16 直線作動部
26 ブラケット
36 アダプタ
38 取付孔
42A、42G、42M アタッチメント
Claims (5)
- モータと、前記モータと連結される減速機部と、前記減速機部と連結される直線作動部とを具え、前記モータが複数用意され、前記直線作動部がサイズと駆動推力と速度を異にして複数用意された直線作動機のシリーズであって、
前記シリーズが、前記モータと減速機部の連結手段として、アダプタ、アタッチメント、及び前記減速機部のモータ連結面に設けられた取付孔を有し、
前記モータが、前記取付孔に直接取付けられ、前記取付孔に連結されるアダプタ若しくはアタッチメントを介し、又は前記アダプタと該アダプタの片側若しくは両側に取付けられるアタッチメントとの組合せを介して前記減速機部に連結されることを特徴とする、
直線作動機のシリーズ。 - 前記直線作動部のサイズを同じくし、駆動推力及び速度を異にする複数の前記直線作動機間において、前記モータの容量をW、前記直線作動部の駆動推力をF、速度をVとし、その関係を、W(n1×F、n2×V)(n1=1、0.5、0.25、n2=0.5、1、1.5、2等の実数)で表したとき、同一のシリンダサイズ内において、基準となる速度Vにおけるn1×n2の値が、他のn1×n2の値と等しいか、又はそれ以下となる場合に、モータ容量Wが同一となる、請求項1の直線作動機のシリーズ。
- 前記アダプタが、減速機側フランジとモータ側フランジとを有し、前記減速機側フランジ内にオイルシールを具えている、請求項1又は2の直線作動機のシリーズ。
- 前記減速機部が、同一のサイズにおいて、共通の減速機ケースを有する、請求項1〜3のいずれかの直線作動機のシリーズ。
- 前記直線作動部の駆動推力に応じて、作動限界値を設定することができる安全装置を具える、請求項1〜4のいずれかの直線作動機のシリーズ。
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