JP5868673B2 - 統合スピーカ及びそれを備えるホームシアター音響システム - Google Patents

統合スピーカ及びそれを備えるホームシアター音響システム Download PDF

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Description

本発明は、統合スピーカ及びそれを備えるホームシアター音響システムに関し、より詳細には、前方スピーカ又は後方スピーカに高さスピーカの統合された統合スピーカ及びそれを備えるホームシアター音響システムに関する。
通常、ホームシアター(Home theater)は、大画面と立体音響を提供することで、家庭でもあたかも映画館で映画を観ているかのようなリアル感を与える映像及び音響設備である。
ホームシアター音響システムは、立体音響を提供するために、立体的に配置される複数のスピーカを含み、7.1チャネル方式では計8つのスピーカ、即ち、前方−左スピーカ、前方−右スピーカ、中央スピーカ、サブウーファー、後方−左スピーカ、後方−右スピーカ、高さ−左スピーカ及び高さ−右スピーカを含む。
一般的に、高さスピーカ(高さ−左スピーカ及び高さ−右スピーカ)は、ブラケットのような補助手段を使用して前方の壁面に固定されるが、このような場合、高さスピーカを取り付ける作業は、使用者にとって手間がかかるだけでなく、高さスピーカの防音方向が聴取条件又は聞き手の好みに合わせて適切に調節しにくいという問題がある。
韓国特開第2005−0067659号公報 日本特開第2007−295173号公報 韓国特開第2005−0055127号公報 日本特開第2004−128552号公報
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、高さスピーカの設置時に感じる煩わしさが解除され、高さスピーカの防音方向が聴取条件及び聞き手の好みに合わせて適切に調節できる統合スピーカ及びそれを備えるホームシアター音響システムを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、ホームシアター音響システムに備えられる統合スピーカとして、室内の床面に配置される第1スピーカと、前記第1スピーカの上段に取り付けられる第2スピーカとを含み、前記第2スピーカは高さスピーカである統合スピーカを提供する。
前記第1スピーカは、前方スピーカであってよい。
前記高さスピーカは、鉛直方向に直交する方向に配置された第1回転軸を中心に回転可能に配設されると共に、鉛直方向に配置された第2回転軸を中心にも回転可能に配設される。
前記前方スピーカの上段には、一定の曲率を有する曲面が形成され、前記統合スピーカは前記前方スピーカと前記高さスピーカとを接続する接続ユニットを更に含み、前記接続ユニットは、前記曲面を通じて前記前方スピーカに部分挿入される軸部材と、前記高さスピーカに結合されるスライディング部材として、前記軸部材が通過する長空形状のスライディング溝が形成され、前記曲面と同様の曲率を有する板形状のスライディング部材とが設けられる。
前記第1スピーカは、後方スピーカであってよい。
前記目的を達成するために、少なくとも一つの統合スピーカを含むホームシアター音響システムとして、前記統合スピーカは、室内の床面に配置される第1スピーカと、前記第1スピーカの上段に取り付けられる第2スピーカとを含み、前記第2スピーカは高さスピーカであるホームシアター音響システムを提供する。
前記第1スピーカは、前方スピーカであってよい。
前記高さスピーカは、鉛直方向に直交する方向に配置された第1回転軸を中心に回転可能に配設されると共に、鉛直方向に配置された第2回転軸を中心にも回転可能に配設される。
前記前方スピーカの上段には、一定の曲率を有する曲面が形成され、前記統合スピーカは前記前方スピーカと前記高さスピーカとを接続する接続ユニットを更に含み、前記接続ユニットは、前記曲面を通じて前記前方スピーカに部分挿入される軸部材と、前記高さスピーカに結合されるスライディング部材として、前記軸部材が通過する長空形状のスライディング溝が形成され、前記曲面と同様の曲率を有する板形状のスライディング部材とが設けられる。
前記ホームシアター音響システムは、7.1チャネル方式に適用されるものとして、前方左右に配置される二つの前記統合スピーカと、後方左右に配置される二つの後方スピーカと、前記統合スピーカの間に配置される中央スピーカと、低音再生を補強するためのサブウーファーとを含んでよい。
前記第1スピーカは、後方スピーカであってよい。
本発明によると、高さスピーカが前方スピーカ又は後方スピーカに統合された統合スピーカが提供されることにより、高さスピーカを室内の壁に取り付けられる作業で感じる煩わしさを解消することができる。なお、本発明によると、統合スピーカに備えられる高さスピーカが上下及び/又は左右方向に回転自在であるため、聞き手は聴取条件及び自分の好みを考慮して高さスピーカの防音方向を適切に選択することができる。
本発明の一実施形態に係るホームシアター音響システムの適用されたホームシアター設備を概略的に示す斜視図である。 図1のホームシアター設備に備えられる音響システムの結線を示す概念図である。 図1のホームシアター設備の音響システムに備えられる統合スピーカの斜視図である。 図3の統合スピーカの部分の分解斜視図である。 図3の統合スピーカの部分の断面図である。 図3の統合スピーカに備えられる高さスピーカの回転動作を説明するための図として、例示的な初期状態を示す斜視図である。 図3の統合スピーカに備えられる高さスピーカの回転動作を説明するための図として、高さスピーカが初期状態から上方に回転された場合を示す斜視図である。 図3の統合スピーカに備えられる高さスピーカの回転動作を説明するための図として、高さスピーカが初期状態から右側に回転された場合を示す斜視図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。ここで説明される実施形態は、発明の理解を促すための例示を示したものであって、本発明はここで説明される実施形態と違って多様に変形されて実施できることを理解すべきである。なお、発明の理解を促すために、添付図面は実際の寸法で示されたものではなく、一部の構成要素のみを拡大して示すことがある。
以下で添付図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る統合スピーカ及びそれを備えるホームシアター音響システムについてより詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るホームシアター音響システムの適用されたホームシアター設備を概略的に示す斜視図であり、図2は、図1のホームシアター設備に備えられる音響システムの結線を示す概念図である。
図1によると、ホームシアター設備は、映像提供のための映像システム及び音響提供のための音響システムを含む。
前記映像システムは、テレビ10及びDVDプレーヤ20を含む。DVDに記録された映像情報は、DVDプレーヤ20を通じて再生された後、テレビ10を通じて映像に変換されることができる。代案として、別の実施形態では、DVDプレーヤ20の代わりにVTRプレーヤ、パソコン(PC)などのような別の再生装置が備えられてよい。
前記音響システムは7.1チャネル方式が適用され、これに計8つのスピーカ、即ち、前方−左スピーカ30A、前方−右スピーカ30B、中央スピーカ40、サブウーファー50、後方−左スピーカ60A、後方−右スピーカ60B、高さ−左スピーカ70A及び高さ−右スピーカ70Bを含む。
7つのスピーカ30A、30B、40、60A、60B、70A、70Bは、おおよそ20〜20、000Hz周波数に該当する幅広い音域を担う一方で、サブウーファー50は、おおよそ20〜120Hz周波数に該当する低音の再生を補強するためのものである。
前記音響システムは、DVDプレーヤ20によって再生された音源を増幅させるためのレシーバ(Receiver)80を更に含む。図2に示された結線図を参照すると、レシーバ80は8つのスピーカに対応する8つのアンプ(増幅器)、即ち、前方−左アンプ83A、前方−右アンプ83B、中央アンプ84、サブウーファーアンプ85、後方−左アンプ86A、後方−右アンプ86B、高さ−左アンプ87A及び高さ−右アンプ87Bを含む。そうして、DVDプレーヤ20で再生された音源はレシーバ80に備えられる8つのアンプにより増幅された後、8つのスピーカにそれぞれ伝達される。
図1に示すように、二つの前方スピーカ30A、30Bは聞き手の前方でテレビ10を隔てて相互に離隔配置され、中央スピーカ40は、両前方スピーカ30A、30Bの間に配置され、サブウーファー50は、前方−左スピーカ30Aと中央スピーカ40の間に配置され、二つの後方スピーカ60A、60Bは聞き手の後方で互いに離隔配置されている。参考に、低音再生を補強するサブウーファ50は設置位置に制限はない。従って、図1でサブウーファー50は前方−左スピーカ30Aと中央スピーカ40との間に配置されているが、別の位置に配置されていい。
図1に示すように、高さ−左スピーカ70Aは、前方−左スピーカ30Aの上段に結合されており、高さ−右スピーカ70Bは、前方−右スピーカ30Bの上段に結合されている。従って、前方−左スピーカ30Aと高さ−左スピーカ70Aとは結合されて一つの統合スピーカ100Aを構成し、前方−右スピーカ30Bと高さ−右スピーカ70Bとは結合されてもう一つの統合スピーカ100Bを構成する。このように、本実施形態のホームシアター音響システムは高さスピーカ70A、70Bが壁面に取り付けられるのではなく、前方スピーカ30A、30Bと統合されていることで、従来の音響システムと相違している。
統合スピーカ100A、100Bについて、図3ないし図8を参照しながら、より詳細に説明する。二つの統合スピーカ100A、100Bの構造は、相互に同様であるため、そのうち前方左側に配置される統合スピーカ100Aを代表して説明し、前方右側に配置される統合スピーカ100Bについての説明は省略する。
図3は、図1のホームシアター設備の音響システムに備えられる統合スピーカの斜視図であり、図4は、図3の統合スピーカの部分の分解斜視図であり、図5は、図3の統合スピーカの部分の断面図である。
図3ないし図5によると、本実施形態に係る統合スピーカ100Aは、前方スピーカ(第1スピーカ)30Aと、高さスピーカ(第2スピーカ)70Aと、支持台101と、接続ユニット110を含む。より正確には、前方スピーカ30Aは前方−左スピーカ30Aに該当し、高さスピーカ70Aは高さ−左スピーカ70Aに該当することに留意すべきである。
前方スピーカ30Aは、支持台101に支持され、それにより室内の床面上に配置されることができる。前方スピーカ30Aはおおよそ1mの長さの長い棒(Rod)状の直立型のスピーカである。前方スピーカ30Aの上側には音を放出する3つのドライバ31、32、33が備えられ、このうち真ん中に配置されたドライバ33は高音を担うツイーター(Tweeter)に該当し、そのドライバ33を隔てて上下に配置された一対のドライバ31、32は重低音を担うミッドウーファー(Midwoofer)に該当する。このようなドライバ31、32、33の個数、種類、配置は例示的なものであって、従ってその他の別の実施形態では違って設計されてよい。
図4及び図5に示すように、前方スピーカ30Aの上段35には一定の曲率を有する曲面36がくぼんで形成されている。前記曲面36は、球面(Spherical surface)の一部に該当し、従って、球(Sphere)の半径に該当する一定の曲率を有する。曲面36の中央部には挿入溝37が一定の深さで形成されている。
高さスピーカ70Aは、ほぼ半球の形状であり、前方スピーカ30Aの上段に取り付けられる。このように、高さスピーカ70Aが前方スピーカ30Aに統合的に設置されるため、高さスピーカ70Aを室内の壁に取り付ける作業が省かれ、従って、高さスピーカの設置時に感じる煩わしさを解消することができる。
接続ユニット110は、第1スピーカに該当する前方スピーカ30Aと第2スピーカに該当する高さスピーカ70Aを相互接続する。この接続ユニット100は、軸部材120及びスライディング部材130を含む。
軸部材120は、挿入部121とベッド部122とで構成される。挿入部121は前方スピーカ30Aの上段35に形成された挿入溝37に挿入固定される。挿入部121の外側面にはおねじのねじ山が形成されており、挿入溝37の内側にはめねじのねじ山が形成されている。従って、軸部材120の挿入部121の挿入溝37にねじ締結により容易に固定することができる。ヘッド部122は挿入溝37に挿入されずに外側に露出する。
スライディング部材130は、前方スピーカ30Aの曲面35と同様の曲率を有する板(Plate)の形状である。スライディング部材130には長空形状のスライディング溝131が貫通形成されている。上述の軸部材120の挿入部121は、スライディング部材130のスライディング溝131を通過した後、前方スピーカ30Aの挿入溝37に挿入される。スライディング部材130には一対の結合孔132、133が形成される。これら結合孔132、133を通過するねじ(図示せず)によりスライディング部材130は高さスピーカ70Aに固定される。
接続ユニット110のスライディング部材130は同様の曲率を有する前方スピーカ30Aの曲面36に沿ってスライディング可能である。従って、スライディング部材130が前方スピーカ30Aの曲面36に沿ってスライディングする際、スライディング部材130と結合された高さスピーカ70Aは上下方向に回転する。ここで、高さスピーカ70Aが上下方向に回転するということは、高さスピーカ70Aが鉛直方向に垂直した第1回転軸α(図6を参照)を中心に回転することを意味する。
接続ユニット110のスライディング部材130は軸部材120を中心に回転自在である。従って、スライディング部材130が軸部材120を中心に回転する際、スライディング部材130と結合された高さスピーカ70Aは左右方向に回転する。ここで、高さスピーカ70Aが左右方向に回転するということは、高さスピーカ70Aが鉛直方向の第2回転軸β(図6を参照)を中心に回転することを意味する。
このような高さスピーカ70Aの上下及び左右回転動作については図6ないし8を参考に更に説明する。
図6ないし図8は、図3の統合スピーカに備えられる高さスピーカの回転動作を説明するための図として、図6は、例示的な初期状態を示す斜視図であり、図7は、高さスピーカが初期状態から上方に回転された場合を示す斜視図であり、図8は、高さスピーカが初期状態から右側に回転された場合を示す斜視図である。
図6に示すように、高さスピーカ70Aは初期状態で水平となった防音方向(又は防音角)P0を有している。
鉛直方向に直交する方向に配置された第1回転軸αを中心に高さスピーカ70Aを上方に一定の角度回転させると、図7に示すように、高さスピーカ70Aは上方に斜めになった防音方向P1を有するようになる。
鉛直方向に配置された第2回転軸βを中心に高さスピーカ70Aを右側に一定の角度回転させると、図8に示すように、高さスピーカ70Aは右側に偏った防音方向P2を有する。
このように、統合スピーカ100Aの高さスピーカ70Aは、前方スピーカ30Aに相対的に上下方向に、そして左右方向に回転されることができる。従って、スピーカ70Aの防音方向は上下方向及び/又は左右方向に適切に調節することができる。従って、聞き手は聴取条件及び自分の好みを考慮して、高さスピーカ70Aの防音方向を適切に選択することができるようになる。
なお、前方スピーカ30Aの長さはおおよそ1mに該当すると説明した。従って、高さスピーカ70Aの高さもおおよそ1mとなる。おおよそ1mという高さスピーカの高さは、室内の壁に取り付けられる場合に比べると、相対的に低いものである。しかしながら、図7でのように、高さスピーカ70Aの防音方向は上方を向くように設定されてよいため、高さスピーカ70Aの高さが相対的に低くなっても、高さスピーカ70Aが提供する上下方向の立体音響感は維持される。
以上で説明した実施形態では、統合スピーカ100A、100Bは高さスピーカ70A、70Bが前方スピーカ30A、30Bと統合したものとして例示された。別の実施形態では、統合スピーカは高さスピーカが後方スピーカと統合したものであってよい。ただ、高さスピーカが前方スピーカに統合される場合、高さスピーカから出力された音響が天井に反射されて聞き手により伝わりやすくなる。従って、高さスピーカは後方スピーカに統合されるよりは、前方スピーカに統合されるほうが望ましいといえる。
以上で説明したように、本発明によると、高さスピーカが前方スピーカ又は後方スピーカに統合された統合スピーカが提供されることにより、高さスピーカを室内の壁に取り付ける作業で感じる煩わしさを解消することができる。なお、本発明によると、統合スピーカに備えられる高さスピーカが上下及び/又は左右方向に回転自在であるため、聞き手は聴取条件及び自分の好みを考慮して高さスピーカの防音方向を適切に選択することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
30A 前方−左スピーカ
30B 前方−右スピーカ
40 中央スピーカ
50 サブウーファー
60A 後方−左スピーカ
60B 後方−右スピーカ
70A 高さ−左スピーカ
70B 高さ−右スピーカ
80 レシーバ
100A、100B 統合スピーカ
110 接続ユニット
120 軸部材
130 スライディング部材
131 スライディング溝

Claims (7)

  1. ホームシアター音響システムに備えられる統合スピーカであって
    室内の床面に配置される第1スピーカと、
    前記第1スピーカの上段に取り付けられる第2スピーカとを含み、
    前記第2スピーカは高さスピーカであり、
    前記第2スピーカは、鉛直方向に直交する方向に配置された第1回転軸を中心に回転自在であり、
    前記第2スピーカは、鉛直方向に直交する方向に配置された第1回転軸を中心に回転自在であり、
    前記第1スピーカの上端には、第1の所定の曲率を有する曲面が形成され、前記第2スピーカの下端には、第2の所定の曲率を有する曲面が形成され、前記統合スピーカは、前記第1スピーカと前記第2スピーカとを接続する接続ユニットを更に含み、
    該接続ユニットは、
    前記第1スピーカの前記上端を通じて前記第1スピーカに部分的に挿入される軸部材と、
    前記第2スピーカに結合されるスライディング部材とを含み、
    該スライディング部材は、前記軸部材が通過する長空形状のスライディング溝を含み前記スライディング部材の上面には、前記第2の所定の曲率と同様の曲率を有する曲面が形成され、前記スライディング部材の下面には、前記第1の所定の曲率と同様の曲率を有する曲面が形成されることを特徴とする
    統合スピーカ。
  2. 前記第1スピーカは、前方スピーカであることを特徴とする請求項1に記載の統合スピーカ。
  3. 前記第1スピーカは、後方スピーカであることを特徴とする請求項1に記載の統合スピーカ。
  4. 少なくとも一つの統合スピーカを含むホームシアター音響システムであって
    前記統合スピーカは、
    室内の床面に配置される第1スピーカと、
    前記第1スピーカの上段に取り付けられる第2スピーカとを含み、
    前記第2スピーカは高さスピーカであり、
    前記第2スピーカは、鉛直方向に直交する方向に配置された第1回転軸を中心に回転自在であり、
    前記第2スピーカは、鉛直方向に直交する方向に配置された第1回転軸を中心に回転自在であり、
    前記第1スピーカの上端は、第1の所定の曲率を有する曲面が形成され、前記第2スピーカの下端には、第2の所定の曲率を有する曲面が形成され、前記統合スピーカは、前記第1スピーカと前記第2スピーカとを接続する接続ユニットを更に含み、
    該接続ユニットは、
    前記第1スピーカの前記上端を通じて前記第1スピーカに部分的に挿入される軸部材と、
    前記第2スピーカに結合されるスライディング部材とを含み
    該スライディング部材は、前記軸部材が通過する長空形状のスライディング溝を含み、前記スライディング部材の上面には、前記第2の所定の曲率と同様の曲率を有する曲面が形成され、前記スライディング部材の下面には、前記第1の所定の曲率と同様の曲率を有する曲面が形成されることを特徴とする
    ホームシアター音響システム。
  5. 前記第1スピーカは、前方スピーカであることを特徴とする請求項に記載のホームシアター音響システム。
  6. 前記ホームシアター音響システムは、7.1チャネル方式に適用されるものとして、
    前方左右に配置される二つの前記統合スピーカと、
    後方左右に配置される二つの後方スピーカと、
    前記統合スピーカの間に配置される中央スピーカと、
    低音再生を補強するためのサブウーファーとを含むことを特徴とする
    請求項に記載のホームシアター音響システム。
  7. 前記第1スピーカは、後方スピーカであることを特徴とする請求項に記載のホームシアター音響システム。
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