JP2003047088A - 立体音収録用マイクロホン装置、立体音収録方法、及び立体音再生方法 - Google Patents

立体音収録用マイクロホン装置、立体音収録方法、及び立体音再生方法

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JP2003047088A
JP2003047088A JP2001231286A JP2001231286A JP2003047088A JP 2003047088 A JP2003047088 A JP 2003047088A JP 2001231286 A JP2001231286 A JP 2001231286A JP 2001231286 A JP2001231286 A JP 2001231286A JP 2003047088 A JP2003047088 A JP 2003047088A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】X方向とY方向とZ方向の三方向の音源定位が
分かるように立体音を収録・再生することができる、収
録立体音収録用のマイクロホン装置、立体音収録方法、
及び立体音再生方法。 【解決手段】マイクロホンMR,MLは下部に概略反対方向
に向いて、又、二個のマイクロホンMF,MBは上部に反対
方向に向いている。立体音収録用マイクロホン装置A
と、二つのステレオ収録再生機2,5とをコード6,7
で接続して前後方向と左右方向のダブルステレオ収録を
行なう。マイクロホンMR,MLで左右方向のステレオ収録
を行ない、マイクロホンMF,MBで前後方向のステレオ収
録を行なう。ダブルステレオ収録を行なう上下方向のス
テレオ収録を兼ねる。又、ステレオ収録再生機2,5
と、4つのスピーカーSR,SL,SF,SBをコード10,11
で接続して前後方向と左右方向のダブルステレオ収録を
行なう。二つの低位置側スピーカーSR,SLと二つの高位
置側スピーカーSF,SBを左右方向のステレオ収録の再生
と前後方向のステレオ収録の再生を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X方向とY方向とZ方
向の三方向の音源定位が分かるように立体音を収録・再
生することができてかつ立体音の収録・再生に際してマ
イクロホンの感度調整又は音量の調整によりX方向とY
方向とZ方向の三方向の音源定位の修正が容易に行なう
ことができる、収録立体音収録用のマイクロホン装置、
立体音収録方法、及び立体音再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】立体音を収録できる発明、立体音を再生
できる発明、立体音を収録・再生できる発明に関する先
行技術文献としては、以下の特許公報がある。特開2001
-029542、特開2001-025099、特開2001-134976、特開平1
1-275697、特開平11-237897、特開平11-187498、特開平
11-178090、特開平11-146500、特開2000-299842、特開
平10-309000、特開平10-304490、特開平10-181593、特
開平10-174199、特開平10-106700、特開平10-149491、
特開平07-236199、特開平05-115098、
【0003】上掲の特許公報の中、立体音を忠実に収録
できて、さらに収録した立体音を忠実に再生できる発明
としては、特開平10-149491を揚げることができる。特
開平10-149491の立体音響録音再生構造は、音声を4方
向のマイクから拾音して4チャンネルで録音する構造
と、4チャンネルで録音した音声をマイク配置に対応す
る4つのスピーカーより再生する構造である。特開平10
-149491の立体音響録音再生構造は、本願発明に最も近
い関連発明である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平10-149491の立
体音響録音再生構造は、一つの三角面を底面とする三角
錐の4つの頂点配置に4つのマイクを放射方向に向くよ
うに備えているので、立体音を忠実に収録できると考え
られる。しかしながら、以下の不具合がある。立体音の
収録には、4つのマイクが前後左右上下に複合的に対応
しているので4つのマイクの感度調整を所定の順序で行
なう必要がある。詳述すると、最初に前側の左右のマイ
クの感度を等しくなるように調整し、次いで前側の左右
のマイクの感度の和に対して後側のマイクの感度を等し
くなるように調整し、次いで下側の3つのマイクの感度
の和に対して上側のマイクの感度を等しくなるように調
整する必要がある。すなわち、後側のマイクの感度を先
に調整してから前側の左右のマイクの感度の和が後側の
マイクの感度に等しくなるように前側の左右のマイクの
感度を調整することは困難である。又、上側のマイクの
感度を先に調整してから下側の3つのマイクの感度の和
が上側のマイクの感度に等しくなるように下側の3つの
マイクの感度を調整することは困難である。又、収録し
た立体音の再生についても、4チャンネルで収録した場
合の各チャンネルの収録音は、前後左右上下のいずれに
も対応していないので4つのスピーカーの音量を所定の
順序で行なう必要がある。詳述すると、最初に前側の左
右のスピーカーの音量を等しくなるように調整し、次い
で前側の左右のスピーカーの音量の和に対して後側のス
ピーカーの音量を等しくなるように調整し、次いで下側
の3つのスピーカーの音量の和に対して上側のスピーカ
ーの音量を等しくなるように調整する必要がある。すな
わち、後側のスピーカーの音量を先に調整してから前側
の左右のスピーカーの音量の和が後側のスピーカーの音
量に等しくなるように前側の左右のスピーカーの音量を
調整することは困難である。又、上側のスピーカーの音
量を先に調整してから下側の3つのスピーカーの音量の
和が上側のスピーカーの音量に等しくなるように下側の
3つのスピーカーの音量を調整することは困難である。
【0005】本願発明は、上述した点に鑑み案出したも
ので、X方向とY方向とZ方向の三方向の音源定位が分
かるように立体音を収録・再生することができてかつ立
体音の収録・再生に際してマイクロホンの感度調整又は
音量の調整によりX方向とY方向とZ方向の三方向の音
源定位の修正が容易に行なうことができる、収録立体音
収録用のマイクロホン装置、立体音収録方法、及び立体
音再生方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願第一発明は、二個の
マイクロホンを下方位置であって概略反対方向に向いて
備えていると共に、別の二個のマイクロホンを上方位置
であって概略反対方向に向いて備えていて、下方位置の
二個のマイクロホンと上方位置の二個のマイクロホンと
は平面方向に見て90度相違していてかつ、下方位置又
は上方位置の各一個のマイクロホンと、上方位置又は上
方位置の二個のマイクロホンとが概略正三角形の頂点配
置であることを特徴とする立体音収録用マイクロホン装
置を提供するものである。
【0007】本願第二発明は、一のステレオ収録再生機
の二個の音入力端子又は四チャンネル録音再生できるマ
ルチトラックレコーダーの二つの音入力端子を[請求項
3]に記載の立体音収録用マイクロホン装置の下方位置
の二個のマイクロホンに二本のコードで接続して左右方
向又は前後方向のいずれか一方のステレオ収録を行なう
とともに、他の一のステレオ収録再生機の二個の音入力
端子又は前記マルチトラックレコーダーの残り二つの音
入力端子を前記立体音収録用マイクロホン装置の上方位
置の二個のマイクロホンに二本のコードで接続して前後
方向又は左右方向のいずれか他方のステレオ収録を行な
い、ダブルステレオ収録が上下方向のステレオ収録を兼
ねていることを特徴とする立体音収録方法を提供するも
のである。
【0008】本願第三発明は、再生立体音の聴取位置を
中心にして左右方向又は前後方向のいずれか一の方向で
あって低い位置に離れて配置され聴取位置の方向に向い
た二つの低位置側スピーカーと、再生立体音の聴取位置
を中心にして左右方向又は前後方向のいずれかの残り一
の方向であって高い位置に離れて配置され聴取位置の方
向に向いた二つの高位置側スピーカーを備え、一のステ
レオ収録再生機の二個の音出力端子又は四チャンネル録
音再生できるマルチトラックレコーダーの二つの音出力
端子を前記二つの低位置側スピーカーの音入力端子に二
本のコードで接続して左右方向又は前後方向のいずれか
一方のステレオ収録の再生を行なうように構成されてい
るとともに、他のステレオ収録再生機の二個の音出力端
子又は前記マルチトラックレコーダーの残り二つの音出
力端子を前記二つの高位置側スピーカーの音入力端子に
二本のコードで接続して左右方向又は前後方向のいずれ
か他方のステレオ収録の再生を行ない、ステレオ収録の
ダブル再生が上下方向のステレオ収録の再生を兼ねてい
ることを特徴と立体音再生方法を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の態様】本願発明の立体音収録用のマイク
ロホン装置、立体音収録方法、及び立体音再生方法の実
施の形態を図面を参照して説明する。先ず、立体音収録
用のマイクロホン装置について説明する。該マイクロホ
ン装置は、スタンド1と四個のマイクロホンMR,ML, MF,
MBとからなる。スタンド1は、基板1aに支柱1bを立設
し該支柱1bの中途に下部水平桿1cの中程を固定すると
共に、支柱1bの上端に上部水平桿1dの中程を下部水平
桿1cと90度方向を異なって固定するしてなる。二個
のマイクロホンMR,MLは、下部水平桿1cの両端に概略反
対方向に向いて備えられ、又、二個のマイクロホンMF,M
Bは、上部水平桿1dの両端に反対方向に向いて備えられ
ている。
【0010】下部水平桿1cと上部水平桿1dは、それぞ
れ二分されていて、支柱1bに固定された十字形ソケッ
ト1eとT字形ソケット1fに螺合連結或いは差し込み連
結されているか、或いは、支柱1bに対して折り畳み式
に連結されているのが好ましい。
【0011】下部水平桿1cと上部水平桿1dが平面方向
に見て90度相違していることにより、下方位置の二個
のマイクロホンMR,MLと上方位置の二個のマイクロホンM
F,MBとは平面方向に見て90度相違している。そして、
四個のマイクロホンMR,ML, MF,MBの離間位置は、下部水
平桿1cと上部水平桿1dとの離間距離が所要寸法である
ことにより、正四面体(=正三角錐)の頂点配置になっ
ていることが好ましい。二個のマイクロホンMR,MLは概
略において反対方向に向いて入れば良い。二個のマイク
ロホンMF,MBも概略において反対方向に向いて入れば良
い。特に、四個のマイクロホンMR,ML, MF,MBが放射方向
に向いている場合、すなわち、下側の二個のマイクロホ
ンMR,MLが45度に傾いて互いに反対に向いており、
又、上側の二個のマイクロホンMF,MBが90度に傾いて
互いに反対に向いており、二個のマイクロホンMR,MLを
結ぶ線と上方位置の二個のマイクロホンMF,MBを結ぶ線
とが平面方向に見て90度交叉するように四つのマイク
ロホンMR,ML, MF,MBの向きを放射方向にしてスタンド1
に支持する場合も[請求項1]に記載の「二個のマイク
ロホンを下方位置であって概略反対方向に向いて備えて
いると共に、別の二個のマイクロホンを上方位置であっ
て概略反対方向に向いて備えていて、」の表現に含むも
のとする。
【0012】次ぎに、立体音収録方法の実施の形態につ
いて説明する。この立体音収録方法は、上記の立体音収
録用マイクロホン装置Aと、二つのステレオ収録再生機
2,5(又は四チャンネル録音再生できる図示しないマ
ルチトラックレコーダー)とを用いて前後方向と左右方
向のダブルステレオ収録を行なう方法である。詳述する
と、一のステレオ収録再生機2の二個の音入力端子R1,
L1(又は図示しないマルチトラックレコーダーの二つの
音入力端子)を上記のマイクロホン装置Aの下方位置の
二個のマイクロホンMR,MLに二本のコード3,4で接続
してメディア2aに左右方向(又は前後方向であっても
良い)のステレオ収録を行なうとともに、他の一のステ
レオ収録再生機5の二個の音入力端子F1,B1(又は前記
マルチトラックレコーダーの残り二つの音入力端子)を
前記マイクロホン装置Aの上方位置の二個のマイクロホ
ンMF,MBに二本のコード6,7で接続してメディア5a
に前後方向(又は左右方向であっても良い)のステレオ
収録を行なう。こうして、ダブルステレオ収録(又は4
チャンネル録音)を行なうと、上下方向のステレオ収録
を兼ねることになる。
【0013】次ぎに、立体音再生方法の実施の形態につ
いて説明する。この立体音再生方法は、上記の一つの記
録媒体に二チャンネル録音再生できるステレオ収録再生
機2,5(又は一つの記録媒体に四チャンネル録音再生
できる図示しないマルチトラックレコーダー)と、4つ
のスピーカーSR,SL,SF,SBを用いて前後方向と左右方向
のダブルステレオ収録を行なう方法である。詳述する
と、例えばホールKの概略中央位置を再生立体音の聴取
位置として該聴取位置に関し右方向及び左方向に離れて
室壁の低い位置に配置され聴取位置の方向に向いた二つ
の低位置側スピーカーSR,SLと、前記再生立体音の聴取
位置に関し前方向及び後方向に離れて室壁の高い位置に
配置され聴取位置の方向に向いた二つの高位置側スピー
カーSF,SBを備え、一のステレオ収録再生機2の二個の
音出力端子R2,L2(又はマルチトラックレコーダーの二
つの音出力端子)を前記二つの低位置側スピーカーSR,S
Lの音入力端子に二本のコード8,9で接続して左右方
向のステレオ収録の再生を行なうように構成されている
とともに、他のステレオ収録再生機5の二個の音出力端
子F2,B2(又はマルチトラックレコーダーの二つの音出
力端子)を前記二つの高位置側スピーカーSF,SBの音入
力端子に二本のコード10,11で接続して前後方向の
ステレオ収録の再生を行なうものである。こうして、左
右方向の低い位置から左右方向のステレオ再生音を聴取
者Hに向かって流すと共に、前後方向の高い位置から前
後方向のステレオ再生音を聴取者Hに向かって流すと、
聴取者Hにとっては、上下方向のステレオ再生音も聴取
できる。
【0014】上記の二つのステレオ収録再生機2,5
(又は四チャンネル録音再生できる図示しないマルチト
ラックレコーダー)には、図示していないが、マイクロ
ホンMR,ML,MF,MBの感度を個別に調整できる感度調整つ
まみが適数あるものとする。従って、感度調整つまみを
調整することで、4つのマイクロホンMR,ML,MF,MBの感
度を全て均等に、或いは所望の1つないし3つのマイク
ロホンの感度を調整できる。従って、マイクロホンMR,M
Lの相対的な感度を調整できるとともに、マイクロホンM
F,MBの相対的な感度を調整でき、さらに、マイクロホン
MR,MLとマイクロホンMF,MBの相対的な感度を調整でき
る。又、上記の二つのステレオ収録再生機2,5(又は
四チャンネル録音再生できる図示しないマルチトラック
レコーダー)には、図示していないが、スピーカーSR,S
L,SF,SBの音量を個別に調整できる音量調整つまみがあ
るものとする。従って、音量調整つまみを調整すること
で、4つのスピーカーSR,SL,SF,SBの音量を全て均等
に、或いは所望の1つないし3つのスピーカーの音量を
調整できる。従って、スピーカーSR,SLの相対的な音量
を調整できるから左右方向の音源定位を調整できるとと
もに、スピーカーSF,SBの相対的な音量を調整できるか
ら前後方向の音源定位を調整でき、さらに、スピーカー
SR,SLとスピーカーSF,SBの相対的な音量を調整できるか
ら上下方向の音源定位を調整できる。なお、ステレオ収
録再生機2,5を所要にライン接続することにより、ス
テレオ収録再生機2の録音スイッチをオンすると、ステ
レオ収録再生機5の録音スイッチも同期オンになるよう
に、又、ステレオ収録再生機2の再生スイッチをオンす
ると、ステレオ収録再生機5の再生スイッチも同期オン
になるようにセットされることが好ましい。
【0015】本願発明は、二つの低位置側のマイクロホ
ンMR,MLを再生立体音の聴取者に関し前後方向のステレ
オ収録となるように、又、二つの高位置側のマイクロホ
ンMF,MBを再生立体音の聴取者に関し左右方向のステレ
オ収録となるように、立体音収録用のマイクロホン装置
Aを位置させて立体音の収録を行ない、そして、再生立
体音の聴取者に関し二つの低位置側スピーカーSR,SLで
前後方向のステレオ再生を行なうと共に、二つの高位置
側スピーカーSF,SBで左右方向のステレオ再生を行なう
ようにしても良い。
【0016】上記の実施の形態では、二つのステレオ収
録再生機2,5を図示して構成しているが、この場合に
は記録媒体が二つになり、立体音の再生はステレオ収録
再生機を二台とすることになる。従って、好ましくは、
一つの記録媒体に四チャンネル録音再生できるマルチト
ラックレコーダーを用いることのほうが好ましい。
【0017】
【発明の効果】本願発明に係る収録立体音収録用のマイ
クロホン装置、立体音収録方法、及び立体音再生方法に
よれば、X方向とY方向とZ方向の三方向の音源定位が
分かるように立体音を収録・再生することができてかつ
立体音の収録・再生に際してマイクロホンの感度調整又
はスピーカーの音量の調整によりX方向とY方向とZ方
向の三方向の音源定位の修正が容易に行なうことができ
る。詳述すると、X方向の二つのマイクロホンの感度調
整又はX方向の二つのスピーカーの音量の調整によりX
方向の音源定位の修正がY方向の音源定位に大きな影響
を与えないで行なうことができ、又、Y方向の二つのマ
イクロホンの感度調整又はY方向の二つのスピーカーの
音量の調整によりY方向の音源定位の修正がX方向の音
源定位に大きな影響を与えないで行なうことができ、さ
らに、X方向の二つのマイクロホンの感度調整とY方向
の二つのマイクロホンの感度調整とを相対的に行なうこ
とにより、又はX方向の二つのスピーカーの音量調整と
Y方向の二つのスピーカーの音量調整とを相対的に行な
うことにより、Z方向の音源定位の修正を容易に行なう
ことができる。本願発明に係る収録立体音収録用のマイ
クロホン装置、立体音収録方法、及び立体音再生方法
は、例えば、劇場等で舞台と観客との間にマイクロホン
装置を設置して、或いはオリンピックの開会式会場のグ
ランドの中央に設置する等により、4チャンネルで立体
音の収録を行なうと、舞台側と観客側とが対峙した立体
音、或いは会場全体の360度方向の立体音の忠実な再
生が可能であり、ライブ録音等に好適であり、又、該収
録したメディアを四チャンネル録音再生できるマルチト
ラックレコーダーを使用して下側と上側に平面方向にク
ロスするように対向する4つのスピーカーを採用すれば
ライブ等に行けなかった人手もアーチストと観客との臨
場感を忠実に味わうことができ、或いは又、仮に、乗用
車にメディアを四チャンネル録音再生できるマルチトラ
ックレコーダーを備えていれば、そして、二つのスピー
カーが左右のフロントドアの下方に備えられているとと
もに、別の二つのスピーカーがフロント座席の中央部に
対応する天井のフロントガラス寄り部分とリア座席の中
央部に対応する天井のリアガラス寄り部分に備えられて
いるものとすれば、前記収録したメディアを四チャンネ
ル録音再生できるマルチトラックレコーダーに入れてラ
イブ録音等の立体音の忠実な再生が可能である。本願発
明に係る収録立体音収録用のマイクロホン装置、立体音
収録方法、及び立体音再生方法は、ホール等において優
れた音像定位による立体音を楽しむことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の収録立体音収録用のマイクロホン装
置、立体音収録方法、及び立体音再生方法を説明するた
めの概念図
【符号の説明】
1・・・スタンド、MR,ML, MF,MB・・・マイクロホン、
1a・・・基板、1b・・・支柱、1c・・・下部水平
桿、1d・・・上部水平桿、1e・・・十字形ソケット、
1f・・・T字形ソケット、A・・・立体音収録用マイ
クロホン装置、2,5・・・ステレオ収録再生機、3,
4・・・コード、2a・・・メディア、6,7・・・コ
ード、SR,SL,SF,SB・・・スピーカー、8,9,10,
11・・・コード、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二個のマイクロホンを下方位置であって概
    略反対方向に向いて備えていると共に、別の二個のマイ
    クロホンを上方位置に概略反対方向に向いて備えてい
    て、下方位置の二個のマイクロホンと上方位置の二個の
    マイクロホンとは平面方向に見て90度相違していてか
    つ、下方位置又は上方位置の各一個のマイクロホンと、
    上方位置又は上方位置の二個のマイクロホンとが概略正
    三角形の頂点配置であることを特徴とする立体音収録用
    マイクロホン装置。
  2. 【請求項2】一のステレオ収録再生機の二個の音入力端
    子又は四チャンネル録音再生できるマルチトラックレコ
    ーダーの二つの音入力端子を[請求項3]に記載の立体
    音収録用マイクロホン装置の下方位置の二個のマイクロ
    ホンに二本のコードで接続して左右方向又は前後方向の
    いずれか一方のステレオ収録を行なうとともに、他の一
    のステレオ収録再生機の二個の音入力端子又は前記マル
    チトラックレコーダーの残り二つの音入力端子を前記立
    体音収録用マイクロホン装置の上方位置の二個のマイク
    ロホンに二本のコードで接続して前後方向又は左右方向
    のいずれか他方のステレオ収録を行ない、ダブルステレ
    オ収録が上下方向のステレオ収録を兼ねていることを特
    徴とする立体音収録方法。
  3. 【請求項3】再生立体音の聴取位置を中心にして左右方
    向又は前後方向のいずれか一の方向であって低い位置に
    離れて配置され聴取位置の方向に向いた二つの低位置側
    スピーカーと、再生立体音の聴取位置を中心にして左右
    方向又は前後方向のいずれかの残り一の方向であって高
    い位置に離れて配置され聴取位置の方向に向いた二つの
    高位置側スピーカーを備え、一のステレオ収録再生機の
    二個の音出力端子又は四チャンネル録音再生できるマル
    チトラックレコーダーの二つの音出力端子を前記二つの
    低位置側スピーカーの音入力端子に二本のコードで接続
    して左右方向又は前後方向のいずれか一方のステレオ収
    録の再生を行なうように構成されているとともに、他の
    ステレオ収録再生機の二個の音出力端子又は前記マルチ
    トラックレコーダーの残り二つの音出力端子を前記二つ
    の高位置側スピーカーの音入力端子に二本のコードで接
    続して左右方向又は前後方向のいずれか他方のステレオ
    収録の再生を行ない、ステレオ収録のダブル再生が上下
    方向のステレオ収録の再生を兼ねていることを特徴と立
    体音再生方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100542180B1 (ko) * 2003-06-12 2006-01-11 주식회사 비에스이 모바일폰용 내장형 스테레오 마이크로폰의 구조
GB2494849A (en) * 2011-04-14 2013-03-27 Orbitsound Ltd Microphone assembly

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