JP5868170B2 - コージェネレーションシステム及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、混合気を燃焼室にて燃焼させて回転動力を出力するエンジンと、
前記エンジンの排熱により熱負荷へ供給される熱媒を加熱する排熱回収機構部と、
前記エンジンの軸動力により電力負荷へ供給される電力を発電する発電機構部とを備えたコージェネレーションシステム及びその制御方法に関する。
上記のようなコージェネレーションシステムは、上記排熱回収機構部を備えて、エンジンから排出された排ガスやジャケット水等が有する排熱により水等の熱媒を加熱して温水や蒸気を生成し、その温水や蒸気などを熱負荷に供給し、更に、それに加えて上記発電機構部を備えて、エンジンの軸動力により発電した電力を電力負荷に供給するように構成されている。
かかるコージェネレーションシステムでは、熱負荷での要求熱量の状態の変化に柔軟に対応するために、排熱回収機構部の発生熱量を上記要求熱量の状態に応じて変更可能とすることが望まれている。
特に、刻々と変化する電力負荷での要求電力に対する熱負荷での要求熱量の割合(以下、「要求熱電比」(=要求熱量/要求電力(量)))に柔軟に対応して、省エネルギ性を向上するために、発電機構部の発電電力に対する排熱回収機構部の発生熱量の割合(以下、「発生熱電比」(=発生熱量/発電電力(量))を上記要求熱電比の変動に応じて変更可能とすることが望まれている。
そこで、従来のコージェネレーションシステムにおいて、上記発生熱電比を可変とする技術が知られている(例えば、特許文献1及び2を参照。)。
特許文献1に記載のコージェネレーションシステムでは、一定の軸出力下においてエンジンの点火時期を遅角側に変更することで排ガスの温度が上昇するという特性を利用して、上記発生熱電比を可変としている。即ち、要求熱量が小さく上記要求熱電比率が低い場合には、エンジンの点火時期を軸出力を比較的大きくできる進角側に設定して、電力を優先して発生させる。また、要求熱量が大きく上記要求熱電比率が高い場合には、エンジンの点火時期を排ガス温度を比較的高くできる遅角側に設定して、熱を優先して発生させる。
一方、特許文献2に記載のコージェネレーションシステムでは、一定の軸出力下において混合気の空燃比を空気過剰側からストイキ側へ低下させることで排ガスの温度が上昇するという特性を利用して、同様に発生熱電比を可変としている。
上述した従来のコージェネレーションシステムとは別に、発電システムとして、電力負荷に接続された一次巻線を備える固定子と、二次巻線を備えエンジンの回転動力で回転する回転子とを有する二次励磁発電機と、二次巻線に励磁電流を印加する電力変換機とを備えたものが知られている(例えば、特許文献3を参照。)。
かかる二次励磁発電機を用いた発電システムは、主に風力発電や揚水式発電に用いられるものであるが、エンジンを駆動源とするコージェネレーションシステムにも用いればエンジンの回転速度を自由に選択できるため運転範囲の拡大や商用周波数の異なる地域でのエンジン共通化が可能となる。
特開2005−264755号公報 特開2008−240557号公報 特開2009−027766号公報
しかしながら、上記特許文献1及び2に記載のコージェネレーションシステムでは、点火時期や空燃比を変更することにより排ガスの温度を変化させることで、発生熱電比を要求熱電比に合わせるものであるが、かかる点火時期や空燃比の変更はエンジンの回転速度の変化を伴うものではなく、通常、エンジンの回転速度については電力負荷において求められる交流電力の系統周波数に合わせた一定の回転速度に設定するため、これら点火時期や空燃比の調整幅を大きくとることは困難である。
また、点火時期や空燃比を大幅に変更すると、燃焼室における燃焼状態が変化するので、安定運転を維持できない場合がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、コージェネレーションシステムにおいて、エンジンの安定運転を維持しながら、熱負荷に供給される発生熱量に対して電力負荷に供給される発電電力を適切なものに設定してエネルギ効率の向上を図ることができる技術を提供する点にある。
上記目的を達成するための本発明に係るコージェネレーションシステムは、
混合気を燃焼室にて燃焼させて回転動力を出力するエンジンと、
前記エンジンの排熱により熱負荷へ供給される熱媒を加熱する排熱回収機構部と、
前記エンジンの軸動力により電力負荷へ供給される電力を発電する発電機構部とを備えたコージェネレーションシステムであって、
その第1特徴構成は、
前記発電機構部が、
前記電力負荷に接続された一次巻線を備える固定子と、二次巻線を備え前記エンジンの回転動力で回転する回転子とを有する二次励磁発電機と、前記二次巻線に励磁電流を印加する電力変換機とを備えて構成され、
前記熱負荷における要求熱量と前記電力負荷における要求電力とから前記エンジンの目標回転速度と目標トルクとを決定する目標値決定処理を実行する目標値決定手段を備え、
前記目標トルクに基づいて前記励磁電流を制御して、前記エンジンのトルクを前記目標トルクに設定する励磁電流制御を実行する励磁制御手段と、
前記目標回転速度に基づいて前記エンジンの出力を制御して、前記エンジンの回転速度を前記目標回転速度に設定する出力制御を実行する出力制御手段とを備えた点にある。
また、上記目的を達成するための本発明に係るコージェネレーションシステムの制御方法は、
混合気を燃焼室にて燃焼させて回転動力を出力するエンジンと、
前記エンジンの排熱により熱負荷へ供給される熱媒を加熱する排熱回収機構部と、
前記エンジンの軸動力により電力負荷へ供給される電力を発電する発電機構部とを備えたコージェネレーションシステムの制御方法であって、
その第1特徴構成は、
前記発電機構部を、
前記電力負荷に接続された一次巻線を備える固定子と、二次巻線を備え前記エンジンの回転動力で回転する回転子とを有する二次励磁発電機と、前記二次巻線に励磁電流を印加する電力変換機とを備えて構成し、
前記熱負荷における要求熱量と前記電力負荷における要求電力とから前記エンジンの目標回転速度と目標トルクとを決定する目標値決定処理を実行すると共に、
前記目標トルクに基づいて前記励磁電流を制御して、前記エンジンのトルクを前記目標トルクに設定する励磁電流制御と、前記目標回転速度に基づいて前記エンジンの出力を制御して、前記エンジンの回転速度を前記目標回転速度に設定する出力制御とを実行する点にある。
本発明に係るコージェネレーションシステム及びその制御方法の第1特徴構成によれば、発電機構部として二次励磁発電機と当該二次励磁発電機の二次巻線に励磁電流を印加する電力変換機とを備えた発電機構部を備えているから、その励磁電流の周波数及び向きを制御することで、一次巻線から取り出される発電電力の周波数を系統周波数等の所望の周波数に設定することができ、エンジンの回転速度を発電電力の周波数とは関係なく略自由に変化させることができる。
よって、目標値決定手段による目標値決定処理においては、要求熱量と要求電力とから、エンジンの排熱量が要求熱量に適合し且つ二次励磁発電機の発電電力が要求電力に適合してエネルギ効率の向上し得るようなエンジンの目標回転速度と目標トルクとを決定することができる。
そして、励磁制御手段による励磁電流制御では、エンジンから回転子に伝達されるトルクが上記のように決定された目標トルクになるように励磁電流の大きさを制御し、一方、出力制御手段による出力制御では、エンジンから回転子に伝達される回転速度が上記のように決定された目標回転速度になるようにエンジンの出力を制御することで、エンジンは目標回転速度で且つ目標トルクの回転動力を出力するようになる。
よって、上記エンジンにおいては、回転速度とトルクとのバランスを調整するだけで燃焼状態を変化させることがないので安定した運転状態を維持できるようになり、排熱回収機構部においては、所望の要求熱量に適合した熱がエンジンの排熱として回収し熱負荷へ供給できるようになり、また、発電機構部においては、所望の要求電力に適合した電力を二次励磁発電機で発電して電力負荷へ供給できるようになる。
従って、コージェネレーションシステムにおいて、エンジンの安定運転を維持しながら、熱負荷に供給される発生熱量に対して電力負荷に供給される発電電力を適切なものに設定してエネルギ効率の向上を図る技術を確立することができる。
本発明に係るコージェネレーションシステムの第2特徴構成は、
前記目標値決定手段が、前記要求電力の増加に伴って前記目標回転速度と前記目標トルクとの積を増加させ、且つ、前記要求熱量の増加に伴って前記目標回転速度を増加させる形態で、前記目標回転速度と前記目標トルクとを決定する点にある。
本特徴構成によれば、二次励磁発電機では、エンジンから回転子にかかる回転動力の回転速度とトルクとの積に比例して発電電力の大きさが決定されることから、目標値決定手段により、要求電力の増加に伴って目標回転速度と目標トルクとの積を増加させる形態で目標トルクが決定される。そして、励磁制御手段により、その目標トルクに基づいて励磁電流を制御すれば、要求電力に適合した発電電力を二次励磁発電機に発生させることができる。
一方、エンジンでは、回転速度とトルクとの積である仕事量が一定である場合には、回転速度に比例して排熱量が決定されることから、目標値決定手段により、要求熱量の増加に伴って目標回転速度を増加させる形態で目標回転速度が決定される。そして、出力制御手段により、その目標回転速度に基づいてエンジンの出力を制御すれば、要求熱量に適合した排熱をエンジンに発生させることができる。
本発明に係るコージェネレーションシステムの第3特徴構成は、
前記一次巻線が電力系統に接続され、
前記励磁制御手段が、前記励磁電流の周波数及び向きを制御して、前記一次巻線の出力電力の周波数を前記電力系統に同期させる同期制御を実行する点にある。
本特徴構成によれば、二次励磁発電機において、一次巻線が電力系統に接続したとしても、励磁制御手段により同期制御を実行することにより、二次巻線に対する励磁電流の周波数及び向きを制御することで、一次巻線から発電される発電電力の周波数を、当該電力系統の周波数に同期させることができる。
本発明に係るコージェネレーションシステムの第4特徴構成は、
前記出力制御手段が、前記エンジンの回転速度に基づいて前記エンジンの吸気量をフィードバック制御する手段である点にある。
本特徴構成によれば、出力制御手段を、エンジンの回転速度に基づいてエンジンの吸気量をフィードバック制御するという一般的な手段として構成しても、エンジンの排熱量を変化させて、熱負荷における要求熱量にあった排熱を発生させることができる。
本発明の実施の形態にかかるコージェネレーションシステムの概略構成図
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。
図1に示すように、コージェネレーションシステム100は、混合気Mを燃焼室1aにて燃焼させて回転動力を出力するエンジン1と、エンジン1の排熱により熱負荷15へ供給される熱媒を加熱する排熱回収機構部100Aと、エンジン1の軸動力により電力負荷61へ供給される電力を発電する発電機構部100Bとを備えて構成されている。
以下、夫々の基本構成について説明する。
〔エンジン〕
エンジン1は、通常の4サイクル式のエンジンとして構成されている。エンジン1の燃焼室1aには、混合気Mを吸引する吸気路3、及び、エンジン1から排出される排ガスEが通流する排気路4が接続されている。吸気路3には、ミキサ8を介して、天然ガス系都市ガス13A等の燃料ガスGを供給する燃料供給路9が接続されている。
吸気路3の端部からエアークリーナ(図示せず)を通じて吸気される燃焼用空気Aは、ミキサ8において燃料供給路9から供給される燃料ガスGと混合されて、混合気Mが形成される。その混合気Mは、吸気路3において、過給機(図示せず)を通過して燃焼室1aに吸気される。燃焼室1aに吸気された混合気Mは、ピストン(図示せず)の上昇により圧縮された状態で点火プラグ(図示省略)にて点火されて燃焼・膨張することで、ピストンを押し下げて出力軸1bが回転し、回転動力が出力される。燃焼により発生した排ガスEは、燃焼室1aから排気路4に押し出され、過給機を回転させた後に、外部に排出される。
更に、このエンジン1には、出力軸1bの回転速度、即ちエンジン1の回転速度を検出する回転速度センサ1cが設けられており、回転速度センサ1cの検出情報は制御装置70に入力されるように構成されている。
吸気路3には、燃焼室1aに吸気される混合気Mの吸気量を調整可能なスロットルバルブ6が設けられている。制御装置70が機能する出力制御手段72は、このスロットルバルブ6の開度を回転速度センサ1cの検出結果に基づいてフィードバック制御する形態で、目標回転速度に基づいてエンジン1の出力を制御して、エンジン1の回転速度を所定の目標回転速度に設定する出力制御を実行する。
即ち、出力制御において、エンジン1の回転速度が目標回転速度に対して低下傾向にある場合には、スロットルバルブ6の開度が拡大されて燃焼室1aへの混合気Mの吸気量が増加され、逆に、エンジン1の回転速度が同目標回転速度に対して上昇傾向にある場合には、スロットルバルブ6の開度が縮小されて燃焼室1aへの混合気Mの吸気量が減少される。このような出力制御により、エンジン1の出力が調整されて、エンジン1の回転速度が設定回転速度付近に維持される。
燃料供給路9には、ミキサ8への燃料ガスGの供給量を調整可能な燃料供給弁10が設けられている。この燃料供給弁10の開度は、制御装置70によりスロットルバルブ6の開度に基づいて制御される。即ち、スロットルバルブ6の開度が拡大しミキサ8を通流する燃焼用空気Aの流量が増加する場合には、燃料供給弁10の開度が拡大されて、ミキサ8への燃料ガスGの供給量が燃焼用空気Aの流量増加に合わせて増加される。逆に、スロットルバルブ6の開度が縮小しミキサ8を通流する燃焼用空気Aの流量が減少する場合には、燃料供給弁10の開度が縮小されて、ミキサ8への燃料ガスGの供給量が燃焼用空気Aの流量減少に合わせて減少される。即ち、制御装置70は、ミキサ8への燃料ガスGの供給量を調整し、ミキサ8に供給される燃焼用空気Aの供給量に対する燃料ガスGの供給量の割合である空燃比を所定の設定空燃比に設定するように構成されている。
〔排熱回収機構部〕
排熱回収機構部100Aは、エンジン1の排熱により熱負荷15へ供給される熱媒を加熱するものであり、具体的には、エンジン1から排出された排ガスEとの熱交換により水Wを加熱して水蒸気Sを生成する蒸気ボイラ5を備え、その蒸気ボイラ5で生成した水蒸気Sを、吸収式空調装置やその他蒸気利用部などの熱負荷15に供給するように構成されている。
蒸気ボイラ5は、排気路4を通じて排出された排ガスEを熱源として筐体内に取り入れると共に、給水路11を通じて供給された熱媒としての水Wを筐体内に配置された熱交換器12に通流させることで、排ガスEとの熱交換により水Wを加熱して水蒸気Sを生成し、その水蒸気Sを蒸気供給管13側に吐出するように構成されている。
蒸気供給管13には、水蒸気Sの供給量を調整可能な調整弁14が設けられており、その調整弁14の開度は、制御装置70により、水蒸気Sの温度が所望の温度になるように制御される。
〔発電機構部〕
発電機構部100Bは、エンジン1の軸動力により電力負荷61へ供給される電力を発電するものであり、具体的には、電力負荷61に接続された一次巻線(図示せず)を備える固定子2b(ステータ)と、二次巻線(図示せず)を備えエンジン1の回転動力で回転する回転子2a(ロータ)とを有する二次励磁発電機2と、二次巻線に励磁電流を印加する電力変換機としての第1電力変換機31及び第2電力変換機32とを備えて構成されており、要求電力としての定格電力に相当する発電電力を出力する。
更に、固定子2bの一次巻線は電力系統(商用電力系統)60に接続されており、第1電力変換機31の交流側が同電力系統60に接続され、第2電力変換機32の交流側が回転子2aの二次巻線に接続され、第1電力変換機31の直流側と第2電力変換機32の直流側とを接続する直流部33とを備える。
そして、二次励磁発電機2は、電力系統60と同じ周波数(例えば、50[Hz]や60[Hz])の電力(三相の交流電力)を発電し、当該電力を、電力を消費する電力負荷61や電力系統60に供給することが可能に構成されている。尚、電力負荷61としては、例えば、冷暖房設備が備える室内機や室外機、或いは電灯等がある。
二次励磁発電機2の固定子2bが備える一次巻線は、第1スイッチ41及び第2スイッチ42を介して電力系統60に接続されている。また、固定子2bが備える一次巻線は、第1スイッチ41及び第3スイッチ43を介して電力負荷61にも接続されている。一方、回転子2aが備える二次巻線は、フィルタ回路30、第2電力変換機32、直流部33、第1電力変換機31、フィルタ回路30、変圧器44、及び第2スイッチ42を介して電力系統60に接続されている。また、回転子2aが備える二次巻線は、フィルタ回路30、第2電力変換機32、直流部33、第1電力変換機31、フィルタ回路30、変圧器44、及び第3スイッチ43を介して電力負荷61にも接続されている。
以下の説明では、固定子2bが備える一次巻線側を「二次励磁発電機の一次側」と呼び、回転子2aが備える二次巻線側を「二次励磁発電機の二次側」と呼ぶ場合がある。よって、二次励磁発電機2の一次側に発生する電力(電圧、電流)の周波数が、電力負荷61や電力系統60に供給される電力の周波数となる。
エンジン1の出力軸1bは、二次励磁発電機2の回転子2aに機械的に連結されており、当該回転子2aを駆動(回転駆動)する。エンジン1の出力軸1bは、本例では、回転子2aと一体回転するように連結(直結)されており、回転子2aはエンジン回転速度と同じ回転速度で回転する。尚、エンジン1の出力軸1bと回転子2aとの間に、減速機や増速機を設ける構成とすることもできる。
第1電力変換機31は、交流側(図1における右側)が第1スイッチ41を介して二次励磁発電機2の固定子2b(一次巻線)に接続されていると共に、第2スイッチ42を介して電力系統60に接続されており、更に第3スイッチ43を介して電力負荷61に接続されている。また、第1電力変換機31は、直流側(図1における左側)が直流部33に接続されている。第2電力変換機32は、交流側(図1における左側)が二次励磁発電機2の回転子2a(二次巻線)に接続されている。また、第2電力変換機32は、直流側(図1における右側)が直流部33に接続されている。そして、これらの第1電力変換機31及び第2電力変換機32のそれぞれは、直流側の直流電力を交流電力に変換(逆変換)して交流側に供給するインバータとしての機能と、交流側の交流電力を直流電力に変換(順変換)して直流側に供給するコンバータとしての機能と、の双方を果たすことが可能に構成されている。
このような第1電力変換機31や第2電力変換機32は、複数(例えば6個)のスイッチング素子を備えて構成される。スイッチング素子としては、MOSFET(metal oxide semiconductor field effect transistor)やIGBT(insulated gate bipolar transistor)等の種々の構造のパワートランジスタを採用することができる。そして、第1電力変換機31や第2電力変換機32にはPWM(pulse width modulation:パルス幅変調)信号が入力され、当該PWM信号に基づきスイッチング素子がスイッチング動作(オンオフ動作)を行う。尚、第1電力変換機31や第2電力変換機32を作動させるためのPWM信号は、制御装置70により生成される。
第1電力変換機31の交流側及び第2電力変換機32の交流側の双方には、インダクタンスとコンデンサとからなるフィルタ回路30が設けられている。このフィルタ回路30は、スイッチング素子のスイッチングにより発生した高周波成分を除去するフィルタであり、このフィルタ回路30により、第1電力変換機31や第2電力変換機32からの出力電圧波形が正弦波状に変換される。
また、第1電力変換機31の交流側に設けられたフィルタ回路30より二次励磁発電機2側(電力系統60側)には、変圧器44が設けられている。以下の説明では、「変圧器の一次側」は、変圧器44の第1電力変換機31側を指し、「変圧器の二次側」は、変圧器44の二次励磁発電機2側を指す。
直流部33は、第1電力変換機31の直流側と第2電力変換機32の直流側とを接続する部分である。直流部33にはキャパシタ34が備えられていると共に、蓄電装置62が接続されている。蓄電装置62は、発電機構部100Bの起動時に必要となる電力を供給する。また、蓄電装置62を利用して、電力負荷61や電力系統60に供給される電力の変動を抑えることも可能である。蓄電装置62は、例えば、蓄電池や電気二重層キャパシタ等で構成され、直流部33に対して電力を供給して放電すること、及び直流部33から電力の供給を受けて充電することが可能に構成される。尚、蓄電装置62と直流部33との間にスイッチを介在させることもできる。
第1スイッチ41は、二次励磁発電機2の固定子2b(一次巻線)と第1電力変換機31とを選択的に接続する。第2スイッチ42は、電力系統60と第1電力変換機31とを選択的に接続する。第1スイッチ41は、第2スイッチ42と協働して、二次励磁発電機2の固定子2b(一次巻線)と電力系統60とを選択的に接続すると共に、第3スイッチ43と協働して、二次励磁発電機2の固定子2b(一次巻線)と電力負荷61とを選択的に接続する。また、第2スイッチ42は、第3スイッチ43と協働して、電力系統60と電力負荷61とを選択的に接続する。
第1スイッチ41、第2スイッチ42、及び第3スイッチ43のそれぞれは、制御装置70のスイッチ制御部(不図示)が生成する開閉信号に基づき開閉制御される。これらのスイッチは、例えば、電磁石の動作によって開閉する電磁接触型のスイッチ等とすることができる。
以上のような構成を備えた発電機構部100Bは、発電電力の周波数(電圧、電流の周波数)に関して自由度の高いシステムとなっている。発電機構部100Bの発電電力の周波数(二次励磁発電機2の一次側に誘起される一次側電圧の周波数)をf1とし、回転子2aの回転周波数をf0とし、回転子2aの二次巻線を励磁するために当該二次巻線に供給される交流電流(励磁電流)の周波数をf2とすると、「f1=f0+f2」となる。ここで、回転子2aの回転周波数f0は、回転子2aの回転速度(回転数)をm[rpm]とし、二次励磁発電機2の磁極数をnとして、「f0=m×n/120」から求まる。
具体的には、回転子2aの回転速度が1100[rpm]であり、二次励磁発電機2の磁極数が「6」の場合には、回転子2aの回転周波数f0は55[Hz]となる。よって、この場合に、第2電力変換機32を制御して二次巻線に周波数が5[Hz]の励磁電流を供給すれば(f2=5[Hz])、周波数が60[Hz]の交流電力を得ることができる。また、逆に、第2電力変換機32を制御して二次巻線から周波数が5[Hz]の励磁電流を取り出せば(f2=−5[Hz])、周波数が50[Hz]の交流電力を得ることができる。尚、回転子2aの回転速度(即ちエンジン1の回転速度)は、同期回転速度以外の任意の回転速度を選択することができる。尚、同期回転速度は、電力系統60の周波数が60[Hz]であり、二次励磁発電機2の磁極数が「6」である場合には、1200[rpm]となる。
回転子2aの回転速度(即ちエンジン回転速度)が同一であっても、回転子2aの二次巻線に供給する励磁電流の周波数f2及び向きを変えることで発電電力の周波数f1を変化させることができる。即ち、制御装置70が機能する励磁制御手段73は、二次巻線に印加する励磁電流の周波数及び向きを制御して、一次巻線の出力電力(即ち、発電電力)の周波数を電力系統60に同期させる同期制御を実行するように構成されている。
尚、第2電力変換機32と回転子2aの二次巻線との間の励磁電流の向きは、第2電力変換機32から二次巻線へ励磁電流を供給するときの供給方向Xと、二次巻線から第2電力変換機32へ励磁電流を取り出すときの取出方向Yとの間で切り替えられる。
よって、エンジン1の回転速度が変動したとしても、第2電力変換機32を制御して、電力系統60の周波数に対する回転子2aの回転速度の不足分(又は過剰分)に相当する周波数の励磁電流を二次励磁発電機2の二次巻線に供給する(又は二次巻線から取り出す)ことで、第1電力変換機31から電力系統60の周波数と同じ周波数の発電電力が取り出されることになる。
更に、制御装置70が機能する励磁制御手段73は、二次巻線に印加する励磁電流をエンジン1の出力軸1bから回転子2aに伝達されるトルクに比例する発電電力に基づいてフィードバック制御する形態で、目標トルクに基づいて励磁電流を制御して、回転子2aに伝達されるトルクを所定の目標トルクに設定する励磁電流制御を実行する。
即ち、励磁電流制御において、回転子2aにかかるトルクが目標トルクに対して低下傾向にあり発電電力が一定の定格電力に対して低下傾向にある場合には、励磁電流が拡大されて発電電力が増加され、逆に、回転子2aにかかるトルクが目標トルクに対して上昇傾向にあり発電電力が一定の定格電力に対して上昇傾向にある場合には、励磁電流が縮小されて発電電力が減少される。このような励磁電流制御により、回転子2aにかかるトルクが調整されて、発電電力が要求される定格電力(要求電力)付近に維持される。
以上のように構成されたコージェネレーションシステム100は、制御装置70が機能する目標値決定手段71により、上述した出力制御で用いる目標回転速度、及び上述した励磁電流制御で用いる目標トルクを適切なものに決定する目標値決定処理を実行するように構成されており、これにより、エンジン1の安定運転が維持されながら、熱負荷15に供給される発生熱量に対して電力負荷61に供給される発電電力を適切なものに設定されて、エネルギ効率の向上が図られている。以下、目標値決定手段71の詳細について説明する。
〔目標値決定手段〕
目標値決定手段71は、熱負荷15における要求熱量と電力負荷61における要求電力とからエンジン1の目標回転速度と目標トルクとを決定する。
具体的には、二次励磁発電機2の発電電力は、回転子2aにかかる回転速度とトルクとの積で決定されることから、目標値決定手段71は、要求電力の増加に伴って目標回転速度と目標トルクとの積を増加させる形態で、当該積を決定する。尚、本実施形態では、要求電力が一定の定格電力となっているため、エンジン1の仕事量に相当する目標回転速度と目標トルクとの積は一定となる。
更に、エンジン1の排熱量は、回転速度とトルクとの積である仕事量が一定である場合には、回転速度に比例して排熱量が決定されることから、目標値決定手段71は、要求熱量の増加に伴って目標回転速度を増加させる形態で目標回転速度が決定する。
即ち、エンジン1の回転速度が増加しトルクが減少すると、燃焼室1aにおける燃焼温度が上昇して排ガスEの温度が上昇するので、エンジン1の排熱量が増加し、蒸気ボイラ5で生成される水蒸気Sの量を増加させることができる。逆に、エンジン1の回転速度が減少しトルクが増加すると、燃焼室1aにおける燃焼温度が低下して排ガスEの温度が低下するので、エンジン1の排熱量が減少し、蒸気ボイラ5で生成される水蒸気Sの量を減少させることができる。
そして、このように決定された目標トルクが、励磁制御手段73に送られて励磁電流制御で用いられるので、エンジン1から回転子2aに伝達されるトルクが当該目標トルクになるように励磁電流の大きさが制御される。
一方、このように決定された目標回転速度が、出力制御手段72に送られて出力制御で用いられるので、エンジン1から回転子2aに伝達される回転速度が当該目標回転速度になるようにエンジン1の出力が制御される。
従って、エンジン1は目標回転速度で且つ目標トルクの回転動力を出力するようになり、二次励磁発電機2は所望の定格電力の電力を発生し、エンジン1は所望の要求熱量の排熱を発生することになる。
例えば、二次励磁発電機2にて800kWの電力を発電している場合において、目標値決定手段71で決定されるエンジン1の回転速度及びトルクを変化させた場合の排ガスEの温度を計測した結果を、下記表1に示す。
下記表1に示すように、エンジン1の回転速度(回転数)とトルクとを、それらの積に略比例する発電電力を一定としつつ夫々を変化させることで、排ガスEの温度を変化させることができる。具体的には、エンジン1の回転速度を増加させトルクを減少させるほど、排ガスEの温度を上昇させることができる。
Figure 0005868170
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態においては、排熱回収機構部100Aを、エンジン1から排出された排ガスEとの熱交換により水Wを加熱して水蒸気Sを生成する蒸気ボイラ5を備えたものとして構成したが、別に、エンジンから排出された排ガス又は冷却水との熱交換により水を加熱して温水を生成するものとして構成するなど、適宜改変可能である。
(2)上記実施形態においては、励磁制御手段73による励磁電流制御において、要求電力としての定格電力を一定にとして励磁電流を制御するように構成したが、別に、要求電力を可変として励磁電流を制御しても構わない。また、この場合、目標値決定手段71による目標値決定処理では、要求電力の増加に伴って目標回転速度と目標トルクとの積を増加させる形態で当該積を決定するのであるが、エンジン1の仕事量の増加に伴いエンジン1の排熱の量が増加することを考慮して、要求熱量にあったエンジン1の目標回転速度及び目標トルクを決定することになる。また、目標値決定手段71において、要求熱量及び要求電力に対応した目標回転速度及び目標トルクを決定するにあたり、要求熱量及び要求電力と目標回転速度及び目標トルクとの対応を示したマップを利用しても構わない。
本発明は、混合気を燃焼室にて燃焼させて回転動力を出力するエンジンと、前記エンジンの排熱により熱負荷へ供給される熱媒を加熱する排熱回収機構部と、前記エンジンの軸動力により電力負荷へ供給される電力を発電する発電機構部とを備えたコージェネレーションシステム及びその制御方法として好適に利用可能である。
1 :エンジン
1a :燃焼室
2 :二次励磁発電機
2a :回転子
2b :固定子
15 :熱負荷
31 :第1電力変換機(電力変換機)
32 :第2電力変換機(電力変換機)
60 :電力系統
61 :電力負荷
71 :目標値決定手段
72 :出力制御手段
73 :励磁制御手段
100 :コージェネレーションシステム
100A :排熱回収機構部
100B :発電機構部
E :排ガス
M :混合気
W :水(熱媒)

Claims (5)

  1. 混合気を燃焼室にて燃焼させて回転動力を出力するエンジンと、
    前記エンジンの排熱により熱負荷へ供給される熱媒を加熱する排熱回収機構部と、
    前記エンジンの軸動力により電力負荷へ供給される電力を発電する発電機構部とを備えたコージェネレーションシステムであって、
    前記発電機構部が、
    前記電力負荷に接続された一次巻線を備える固定子と、二次巻線を備え前記エンジンの回転動力で回転する回転子とを有する二次励磁発電機と、前記二次巻線に励磁電流を印加する電力変換機とを備えて構成され、
    前記熱負荷における要求熱量と前記電力負荷における要求電力とから前記エンジンの目標回転速度と目標トルクとを決定する目標値決定処理を実行する目標値決定手段を備え、
    前記目標トルクに基づいて前記励磁電流を制御して、前記エンジンのトルクを前記目標トルクに設定する励磁電流制御を実行する励磁制御手段と、
    前記目標回転速度に基づいて前記エンジンの出力を制御して、前記エンジンの回転速度を前記目標回転速度に設定する出力制御を実行する出力制御手段とを備えたコージェネレーションシステム。
  2. 前記目標値決定手段が、前記要求電力の増加に伴って前記目標回転速度と前記目標トルクとの積を増加させ、且つ、前記要求熱量の増加に伴って前記目標回転速度を増加させる形態で、前記目標回転速度と前記目標トルクとを決定する請求項1に記載のコージェネレーションシステム。
  3. 前記一次巻線が電力系統に接続され、
    前記励磁制御手段が、前記励磁電流の周波数及び向きを制御して、前記一次巻線の出力電力の周波数を前記電力系統に同期させる同期制御を実行する請求項1又は2に記載のコージェネレーションシステム。
  4. 前記出力制御手段が、前記エンジンの回転速度に基づいて前記エンジンの吸気量をフィードバック制御する手段である請求項1〜3の何れか1項に記載のコージェネレーションシステム。
  5. 混合気を燃焼室にて燃焼させて回転動力を出力するエンジンと、
    前記エンジンの排熱により熱負荷へ供給される熱媒を加熱する排熱回収機構部と、
    前記エンジンの軸動力により電力負荷へ供給される電力を発電する発電機構部とを備えたコージェネレーションシステムの制御方法であって、
    前記発電機構部を、
    前記電力負荷に接続された一次巻線を備える固定子と、二次巻線を備え前記エンジンの回転動力で回転する回転子とを有する二次励磁発電機と、前記二次巻線に励磁電流を印加する電力変換機とを備えて構成し、
    前記熱負荷における要求熱量と前記電力負荷における要求電力とから前記エンジンの目標回転速度と目標トルクとを決定する目標値決定処理を実行すると共に、
    前記目標トルクに基づいて前記励磁電流を制御して、前記エンジンのトルクを前記目標トルクに設定する励磁電流制御と、前記目標回転速度に基づいて前記エンジンの出力を制御して、前記エンジンの回転速度を前記目標回転速度に設定する出力制御とを実行するコージェネレーションシステムの制御方法。
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