JP5868089B2 - カメラアクセサリ - Google Patents

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Description

本発明は、本体の底部に弾性部材が配設されたカメラ本体に着脱されるカメラアクセサリに関する。
従来、カメラ本体に対して着脱されるカメラアクセサリが知られており、このカメラアクセサリとカメラ本体との回り止めの工夫がなされている。
例えば、三脚雲台に対するカメラの回り止めとして、カメラ本体の底部の締結部である三脚座周辺に、リブ状、円柱状または半球状の突起形状を設けることが知られている。また、特許文献1では、上記突起形状の代わりに、安全規格記号等、製品を発売する上で必須となる刻印文字配列をカメラ本体の底部から突出させて配置している。これにより、カメラ本体の底部と三脚雲台との接触面積を小さくし接触圧力を高めることで、三脚雲台の使用中に三脚ねじが不用意に緩まない。
ところで、三脚雲台の、カメラ本体の底部に対向する固定面の材質は、コルク、ラバー、プラスチック、金属等様々である。三脚雲台を、カメラ本体が縦位置になる状態(三脚ねじが横向きになる状態)で使用する際には、意図せず三脚ねじが緩んだ際、レンズの重さで瞬間的に接触圧力が低下し、カメラ本体が回転してしまう「おじぎ状態」となるおそれがある。特にプラスチックや金属等といった比較的表面が滑らかで固い材質を配した三脚雲台に対しては、おじぎ状態となりやすい。
また、カメラ本体において三脚座の周辺に設置した突起部、あるいは安全規格記号等の突起部が、固い材質を配した三脚雲台に装着された際に、三脚ねじの締結力によって摩耗してしまい、製品の外観を傷つけてしまうおそれもある。
この問題を解決する方法として、図1(a)に示すように、カメラ本体の底部の三脚座近傍の三脚雲台に相当する領域に、例えば、ラバー等の弾性部材(弾性部材R1)を貼る対策が考えられる。また図4(a)、図6(a)に示すように、三脚雲台に相当する領域だけでなく、カメラ本体の底部に広範囲にわたって弾性部材(弾性部材R2、R3)を貼る対策も考えられる。弾性部材を設けることで、意図しない三脚ねじの緩みに対して急激な接触圧力の低下が抑えられ、おじぎ状態となりにくくなる。これにより、三脚雲台のカメラ装着面の材質によらず、縦位置状態でも三脚雲台に対して安定した固定状態を実現することができる。さらに、上記のような突起形状を有しないため外観が傷つく心配もない。
一方、特許文献2では、カメラ本体底部の三脚座を利用して、縦位置グリップ、乃至バッテリーグリップ等といったカメラアクセサリをカメラ本体に着脱することが示されている。バッテリーグリップを使用すれば、カメラ本体を縦位置で撮影する際、ユーザが縦位置でも正位置と同様なホールディング性を実現することができる。
一般に、このようなカメラアクセサリをカメラ本体に装着したときに、三脚座が形成されるカメラ本体の底部とカメラアクセサリの平坦面が密着する。したがって、カメラ本体の底部に弾性部材を設ける場合には、カメラアクセサリの装着面がカメラ本体底部の弾性部材を強い力で圧縮する。
特開2004−191652号公報 特開平08−076180号公報
しかしながら、カメラアクセサリの装着面がカメラ本体底部の弾性部材を強い力で圧縮した状態で、高温・高湿環境下で長時間放置されると、両者が貼り付いてしまい、カメラアクセサリの取り外しが困難になる場合がある。
その対策として、例えば、弾性部材の表面にコーティングを施すことで、上述のような貼り付きを軽減させることも考えられる。しかしそうすると、三脚雲台を固定する際の接触圧力も同時に低下することになるため、弾性部材の本来の機能を発揮させる上で望ましくない。
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、カメラ本体の底部に備えた弾性部材との貼り付きを回避することができるカメラアクセサリを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、底部に三脚座および弾性部材を備えるカメラ本体の前記底部に装着されるカメラアクセサリであって、前記三脚座と螺合することで、前記カメラアクセサリを前記カメラ本体に装着する三脚ねじを備え、前記カメラ本体が装着される装着面には、前記カメラアクセサリを前記カメラ本体に装着した際に、前記底部と当接する当接部が形成されるとともに、記弾性部材を前記装着面に接触させることなく、前記弾性部材を覆うことのできる逃げ形状部が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、カメラ本体の底部に備えた弾性部材との貼り付きを回避することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るアクセサリであるバッテリーグリップが装着されるカメラ本体の底面図、バッテリーグリップの斜視図である。 カメラ本体にバッテリーグリップが装着された状態であるカメラシステムの斜視図、図1(a)のA−A線に沿う拡大断面図である。 変形例のバッテリーグリップを採用したカメラシステムの図2(b)に相当する断面図である。 第2の実施の形態に係るアクセサリであるバッテリーグリップが装着されるカメラ本体の底面図、バッテリーグリップの斜視図である。 カメラ本体にバッテリーグリップが装着された状態であるカメラシステムの図2(b)に相当する断面図である。 第3の実施の形態に係るアクセサリであるバッテリーグリップが装着されるカメラ本体の底面図、バッテリーグリップの斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1、図2を用いて、本発明の第1の実施の形態に係るカメラアクセサリとそれが着脱されるカメラ本体からなるカメラシステムを説明する。
図1(a)は、カメラ本体100の底面図、図1(b)はカメラアクセサリであるバッテリーグリップ20の斜視図である。図2(a)は、カメラ本体100にバッテリーグリップ20が装着された状態であるカメラシステムの斜視図である。図2(b)は、図1(a)のA−A線に沿う拡大断面図である。
以降、カメラ本体100については、図1(a)の上下方向、左右方向を前後方向、左右方向とし、図1(a)の上側を前側(被写体側)とする。図1(a)の紙面奥側、手前側がそれぞれカメラ本体100の上側、下側となる。
カメラ本体100は、例えばデジタルカメラであるが、銀塩カメラあるいはビデオカメラ等の他のカメラ本体であってもよい。カメラアクセサリの例としてバッテリーグリップ20を挙げるが、縦位置グリップ等、他のカメラアクセサリであってもよい。
図1(a)に示すように、カメラ本体100のうち、図1(a)でいう左部に電池収納室16が設けられる。また、電池収納室16の奥には、バッテリーグリップ20との間で各種動作のための電気信号を通信するための接点15が設けられる。
カメラ本体100の底部11には、バッテリーグリップ20を含むカメラアクセサリや三脚雲台等を接続固定する際に用いる三脚座12が設けられる。三脚座12を用いてバッテリーグリップ20がカメラ本体100に着脱可能とされる。また、バッテリーグリップ20とカメラ本体100との位置決めを行うための位置決め穴14が形成される。
また、底部11には、主に三脚雲台を固定した際の滑り止めとして機能するラバー等の弾性部材R1が両面粘着テープによって貼着される。弾性部材R1はシート状であり、底部11に形成された凹形状部11x(図2(b)参照)に、貼着されている。底部11のうち三脚座12の周囲に形成される周囲領域11aには、弾性部材R1が貼着されていない。周囲領域11aは、凹形状部11xよりもカメラ本体100の底方向(バッテリーグリップ20の側)に突出するように形成されるが、凹形状部11xに貼着される弾性部材Rは周囲領域11aよりもカメラ本体100の底方向に突出する(図2(b)参照)。
図1(b)に示すように、バッテリーグリップ20の上面には内部を目隠しするための化粧板K1がバッテリーグリップ20の本体にビス止めで固定されている。化粧板K1の材質は、樹脂でも金属でもよい。バッテリーグリップ20がカメラ本体100に装着されるとき、化粧板K1が、カメラ本体100の底部11に装着される装着面となる。
バッテリーグリップ20の上面には、三脚座12と螺合する三脚ねじ24が化粧板K1を貫通して突出して設けられる。また、三脚ねじ24を締め込み操作するための締め付けリング25が三脚ねじ24に連結して設けられる。バッテリーグリップ20の化粧板K1とカメラ本体100の底部11とを対向させ、締め付けリング25を操作すると三脚座12と三脚ねじ24とが螺合する。これにより、バッテリーグリップ20をカメラ本体100に強固に締結することができる。。
バッテリーグリップ20の上面には、位置決めピン26が化粧板K1を貫通して突出して設けられる。位置決めピン26は、バッテリーグリップ20をカメラ本体100に装着する際に、カメラ本体100の底部11に形成される位置決め穴14に嵌合され、三脚ねじ24を中心とした回転方向の位置を規定する。
バッテリーグリップ20には、電池収納室16に収納される突起部27が設けられ、この突起部27の上面には信号接点ピン28が設けられる。信号接点ピン28は、バッテリーグリップ20をカメラ本体100に装着する際に、電池収納室16内に設けられる接点15と接触することで電気的に導通する。これにより、各種動作のための電気信号がバッテリーグリップ20からカメラ本体100の電気回路に伝送される。
化粧板K1には、カメラ本体100の弾性部材R1と略同一形状乃至相似形状の逃げ形状部S1が形成されている。バッテリーグリップ20をカメラ本体100に装着したとき、化粧板K1のうち、逃げ形状部S1を除く領域は、カメラ本体100の底部11に当接する。これによって、カメラ本体100とバッテリーグリップ20とは一体化され、安定したホールディングが可能となる。なお、この逃げ形状部S1を利用して、製品安全規格や各種法規制マーク等、製品を発売する上で表示が義務付けられているものや、製品シリアルナンバー等の製品を管理する上で必要なものを印字、あるいはラベル設置により施してもよい。
図1(b)、図2(b)に示すように、化粧板K1の逃げ形状部S1は、カメラ本体100の底面視における弾性部材R1の外形に対し僅かに大きい外形を有し、凹状に窪んでいる。
まず、カメラ本体100において、弾性部材R1の下面は、カメラ本体100の周囲領域11aより底方向に突出している(図2(b))。一方、バッテリーグリップ20において、化粧板K1には、カメラ本体100の周囲領域11aに対応する位置に当接部K1aが形成される。当接部K1aは、逃げ形状部S1より上方向に突出している。逃げ形状部S1は、周囲領域11aと当接部K1aとが当接した状態で弾性部材R1と干渉しないような形状(深さや大きさ)に形成されている。
具体的には、弾性部材R1の下面と、それに対向する逃げ形状部S1の上面との間には、弾性部材R1と逃げ形状部S1とが接触しないように、クリアランスXが確保される(図2(b))。また、逃げ形状部S1の外形と弾性部材R1の外形との間のクリアランスYについても、外形全ての位置において所定量が確保されている。これにより、バッテリーグリップ20をカメラ本体100に装着したときには、締め付けリング25を操作して三脚ねじ24を締め込んでも、化粧板K1は弾性部材R1と接触しない。
従って、バッテリーグリップ20の装着状態においては、化粧板K1のうち逃げ形状部S1を除く領域(当接部K1aを含む)がカメラ本体100の底部11に当接する状態となるが、弾性部材R1はバッテリーグリップ20のどの部分とも接触しない。これにより、弾性部材R1がバッテリーグリップ20に貼り付くことがない。
締め付けリング25を操作して三脚ねじ24を締め込むことで発生する締め付け力によって、化粧板K1はカメラ本体100の底部11の側に引き込まれる。ところが、当接部K1aと周囲領域11aとが接触することでストッパの役割が果たされ、クリアランスXが0になる状態、つまり化粧板K1が強く引き込まれて弾性部材R1と接触することを防止することができる。また、当接部K1aと周囲領域11aとが確実に当接するので、各種部品公差によって弾性部材R1と逃げ形状部S1とが接触する(X=0となる)ような部品が仮に製造されたとしても、弾性部材R1と逃げ形状部S1とがそれ以上強く密着する状況が起こらない。そのため、弾性部材R1のバッテリーグリップ20への貼り付きを回避することができる。また、カメラ本体100とバッテリーグリップ20との適切な装着状態も確保される。
これにより、バッテリーグリップ20が本体10に装着状態で高温・高湿環境下にて長時間放置されても、弾性部材R1がバッテリーグリップ20に貼り付くことがない。よって、バッテリーグリップ20の取り外しが困難となることを回避することができる。しかも、貼り付き防止のために弾性部材R1の表面にコーティングを施す必要もなく、カメラ本体100を三脚雲台に固定する際の密着力の低下を招くこともない。
ところで、弾性部材R1との貼り付きを回避するために化粧板K1に設ける逃げ形状部としては、凹部に限られず、図3に変形例を示すように、貫通した穴であってもよい。
図3は、変形例のバッテリーグリップ20を採用したカメラシステムの図2(b)に相当する断面図である。
図3に示すように、化粧板K1には、逃げ形状部S1を凹状ではなく貫通穴として形成する。逃げ形状部S1の外形は図2(b)に示すものと同じである。
さらに、バッテリーグリップ20の内部を目隠しする目的で、化粧板K1の内側(下側)に板状部品32を設ける。あるいは何らかの内部構成部品で逃げ形状部S1を内側から覆う構成としてもよい。これらの場合、化粧板K1に形成した貫通穴と板状部品32(あるいは内部構成部品)の上面とで形成される凹部が逃げ形状部S1となる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、化粧板K1は、周囲領域11aとの当接を除けば、底部11のうち主として弾性部材R1の左右両側の領域に当接し、当接面積が確保される構成であった。
本発明の第2の実施の形態では、弾性部材R1のサイズが第1の実施形態よりも大きい場合を想定し、弾性部材R1に切り欠きまたは穴により設けられた欠損部を介して底部11との当接面積を確保する構成を説明する。
図4(a)、(b)は、第2の実施の形態に係るカメラアクセサリであるバッテリーグリップ20が装着されるカメラ本体100の底面図、バッテリーグリップ20の斜視図である。図5は、カメラ本体100にバッテリーグリップ20が装着された状態であるカメラシステムの図2(b)に相当する断面図である。
この第2の実施の形態におけるカメラ本体100には、図4(a)に示すように、第1の実施の形態における弾性部材R1に代えて、より大きなサイズの弾性部材R2を底部11に貼着する。カメラ本体100におけるその他の構成は第1の実施の形態のものと同じである。
弾性部材R2には、貫通する穴として形成される欠損部R2bが8個形成されている。欠損部R2bからは、露出部11bが露出している。
第2の実施の形態におけるバッテリーグリップ20には、図4(b)に示すように、第1の実施の形態における化粧板K1に代えて化粧板K2を設ける。化粧板K2がカメラ本体100の底部11に装着される装着面となるバッテリーグリップ20におけるその他の構成は第1の実施の形態のものと同じである。
化粧板K2には、逃げ形状部S1に相当する逃げ形状部S2が、凹状に窪んで形成される。逃げ形状部S2は、弾性部材R2の外形に対し僅かに大きい外形を有する。化粧板K2には、カメラ本体100の周囲領域11aに対応する位置に、第1の当接部K2aが形成される。第1の当接部K2aは、逃げ形状部S2より上方向に突出している。化粧板K2の上面には、露出部11bに対応する位置に第2の当接部K2bが形成されている。バッテリーグリップ20をカメラ本体100に装着したときに、第2の当接部K2bと露出部11bとが接触する。なお、このとき、化粧板K2の上面のうち逃げ形状部S2の左右方向両側の領域K2cも、カメラ本体100の底部11と当接する。
図5に示すように、逃げ形状部S2は、周囲領域11aと第1の当接部K2aとが当接した状態で弾性部材R2と化粧板K2とを接触させない形状に形成され、その深さは逃げ形状部S1(図2(b))と同様である。具体的には、弾性部材R2の下面と、それに対向する逃げ形状部S2の上面との間に、弾性部材R2と逃げ形状部S2とが接触しないように、クリアランスXが確保される。第1の接触部K2a、第2の接触部K2b及び領域K2cはすべて同一面となるようにそれぞれの高さが設定される。
弾性部材R2は、弾性部材R1(図1(a))に比し、配設範囲が広範囲に亘っている。そのため、仮に、第1の実施の形態のように、化粧板K2に対して、逃げ形状部S2の形状を、単純に弾性部材R2と略同一形状とし第2の当接部K2bを形成しなかったとする。この場合、化粧板K2のうち、底部11と当接する面が第1の当接部K2a以外では領域K2cしか確保できなくなる。すると、カメラ本体100にバッテリーグリップ20を装着したときに、ガタツキやぐらつきが発生し、安定感に欠けるおそれがある。
そこで、露出部11bにそれぞれ対応する位置に、当接部K2bをそれぞれ形成している。点在する多数の部位で当接させることで、カメラ本体100の底部11とバッテリーグリップ20の化粧板K2との当接面積を十分に確保している。これによって、カメラ本体100とバッテリーグリップ20との装着状態を安定させることができる。
なお、弾性部材R2に設ける欠損部R2bは、穴によるものにかぎられず、例えば、弾性部材R2の縁部に繋がる切り欠き部として形成されたものであってもよい。そして、その欠損部R2bの位置や形状に対応させて、化粧板K2において第2の当接部K2bの位置や形状を設定すればよい。
本実施の形態によれば、カメラ本体100の弾性部材R2とバッテリーグリップ20の化粧板K2との貼り付きを回避することができる。また、より広範囲に貼着された弾性部材R2を有するカメラ本体100に対しても、装着状態の安定性を確保することができる。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態では、第2の実施の形態における底部11の欠損部対応面11bに相当する領域を、製品定格銘板ラベルの設置箇所として用いている。
図6(a)、(b)は、第3の実施の形態に係るカメラアクセサリであるバッテリーグリップ20が装着されるカメラ本体の底面図、バッテリーグリップ20の斜視図である。
この第3の実施の形態におけるカメラ本体100には、図6(a)に示すように、第2の実施の形態における弾性部材R2に代えて、弾性部材R3を設ける。弾性部材R3には、欠損部R2bに代えて、貫通する穴として形成される欠損部R3dが2個所形成されている。カメラ本体100の底部11の欠損部R3dに対応する位置に、ラベル領域11dが形成される。ラベル領域11dには、ラベル72が貼着されている。カメラ本体100におけるその他の構成は第2の実施の形態のものと同じである。
ラベル72としては、製品定格銘板ラベル、例えば、製品安全規格や各種法規制マーク等、製品を発売する上で表示が義務付けられているものや、製品シリアルナンバー等、製品を管理する上で必要なものが例示される。ただしこれらに限定されず、ラベル領域11dが、何らかの各種の情報の表示が施される表示領域として用いられればよく、また、ラベルが貼着されるのではなく、ラベル領域11dに印字、刻印等によって直接に表示が施されてもよい。
第3の実施の形態におけるバッテリーグリップ20には、図6(b)に示すように、第2の実施の形態における化粧板K2に代えて化粧板K3を設ける。化粧板K3がカメラ本体100の底部11に装着される装着面となる。バッテリーグリップ20におけるその他の構成は第2の実施の形態のものと同じである。
化粧板K3には、逃げ形状部S2に相当する逃げ形状部S3が、凹状に窪んで形成される。逃げ形状部S3は、弾性部材R3の外形に対し僅かに大きい外形を有する。化粧板K3の上面には、カメラ本体100の周囲領域11aに対応する位置に、第1の当接部K3aが形成される。第1の当接部K3aは、逃げ形状部S3より上方向に突出している。化粧板K3の上面には、ラベル領域11dに対応する位置に第2の当接部K3dが形成される。バッテリーグリップ20をカメラ本体100に装着したときに、第2の当接部K3dとラベル領域11dとが当接する。なお、このとき、化粧板K3の上面のうち逃げ形状部S3の左右方向両側の領域K3cも、カメラ本体100の底部11と当接する。
逃げ形状部S3は、周囲領域11aと第1の当接部K3aとが当接した状態で弾性部材R3と化粧板K3とを接触させない形状に形成され、その深さは逃げ形状部S2(図5(b))と同様である。第1の当接部K3a、第2の当接部K3d及び領域K3cはすべて同一面となるようにそれぞれの高さが設定される。
バッテリーグリップ20をカメラ本体100に装着したとき、2つの第2の当接部K3dがラベル領域11dに貼着されたラベル72に当接する。2つの第2の当接部K3dは、化粧板K3の上面で互いに離間した位置に形成されるので、カメラ本体100に対するバッテリーグリップ20の支持状態を安定させることができる。また、ラベル領域11dにカメラ本体100の製品としてラベル72を貼着することで、底部11の面積を有効活用することができる。
本実施の形態によれば、第2の実施の形態と同様の効果を奏する。さらに、ラベル72が配設される領域をバッテリーグリップ20による支持領域として利用するので、カメラ本体100の外観を従来のカメラ本体と同じように形成することができる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
100 カメラ本体
11 底部
11a 周囲領域
12 三脚座
20 バッテリーグリップ
24 三脚ねじ
R1、R2、R3 弾性部材
K1、K2、K3 化粧板
K1a 当接部
K2a、K3a 第1の当接部
S1、S2、S3 逃げ形状部

Claims (4)

  1. 底部に三脚座および弾性部材を備えるカメラ本体の前記底部に装着されるカメラアクセサリであって、
    前記三脚座と螺合することで、前記カメラアクセサリを前記カメラ本体に装着する三脚ねじを備え、
    前記カメラ本体が装着される装着面には、前記カメラアクセサリを前記カメラ本体に装着した際に、前記底部と当接する当接部が形成されるとともに、記弾性部材を前記装着面に接触させることなく、前記弾性部材を覆うことのできる逃げ形状部が形成されていることを特徴とするカメラアクセサリ。
  2. 前記当接部は前記三脚ねじの周囲に形成されることを特徴する請求項1に記載のカメラアクセサリ。
  3. 前記カメラ本体の前記弾性部材には、切り欠きまたは穴により欠損部が形成され、前記当接部は、前記欠損部に対応する位置に形成されることを特徴とする請求項1記載のカメラアクセサリ。
  4. 前記カメラ本体の前記底部には、ラベル領域が形成され、前記当接部は前記ラベル領域に対応する位置に形成されることを特徴とする請求項1記載のカメラアクセサリ。
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