JP5867456B2 - 演奏情報表示装置、プログラム。 - Google Patents

演奏情報表示装置、プログラム。 Download PDF

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本発明は、楽曲の再生に合わせてギターのコード譜を表示することでギターの演奏支援を行う演奏情報表示装置に関する。
従来、カラオケ等の楽曲の再生に合わせて楽器演奏を支援する情報を表示する技術が知られている。例えば、特許文献1には、キーボードのコード(和音)と、押鍵するタイミングとを演奏曲の進行の時間軸上に順次表示する技術が開示されている。このようにすることで、演奏曲の進行に合わせて楽器演奏を簡単に行うことができるとされている。
特開2001−154665号公報 特開2011−69900号公報
ところで、ギターによるコード演奏の場合、演奏を支援するために有用な情報として、例えば、コード名、コードを演奏するときの弦の押さえ方を示す運指、コードを演奏するタイミングといった情報を示す複数種類のコード譜がある。これらのコード譜を楽曲の再生の進行に合わせて順次表示することで、ユーザがギター演奏に有用な情報を得ることができると考えられる。しかしながら、表示するコード譜の種類が増えてくると、楽曲の進行に合わせて次々と画面上に表示される複数のコード譜に対して、ユーザは、どのコード譜を目で追いかければよいか分からなくなるという問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、ギターのコード演奏を支援するための複数種類の情報を、ユーザにとって分かりやすい態様で表示するための技術を提供することを目的とする。
本発明の演奏情報表示装置は、楽曲の再生に合わせて演奏されるギターのコード譜を構成するコードデータを記憶する記憶手段と、コード譜画像を表示手段に表示させる制御手段とを備える。記憶手段に記憶されるコードデータは、演奏されるコードを示す情報と、楽曲の再生時間において各コードが演奏される時刻である演奏時刻を示す情報とが対応付けられた情報である。
制御手段は、コードデータと、楽曲の再生の進行時間とに基づき、コード表示領域と、運指表示領域と、タイミング表示領域とを、1画面上に配置したコード譜画像を表示手段に表示させる。コード表示領域には、未来に演奏されるコードの種類を示すコード画像が、直近のコードから演奏順に複数並べて表示される。また、運指表示領域には、未来に演奏されるコードの運指を示す運指画像が、直近のコードから演奏順に複数並べて表示される。また、タイミング表示領域には、未来に演奏されるコードの演奏タイミングを示すタイミング画像が、直近のコードから演奏順に並べて表示される。
また、制御手段は、コード表示領域及び運指表示領域において、演奏時刻が現在の楽曲の再生時刻に近いコードから順に、コード譜画像の所定領域に設けられた演奏タイミング位置から近くなるようにコード画像及び運指画像を配置する。また、制御手段は、タイミング表示領域において、演奏時刻が現在の楽曲の再生時刻に近いほど、コード譜画像の所定領域に設けられた演奏タイミング位置から近くなるように、現在の楽曲の再生時刻とコードの演奏時刻との差に応じた距離に相当する位置にタイミング画像を配置する。制御手段は、コード画像と運指画像とタイミング画像とをそれぞれ別の場所から演奏タイミング位置の方に近づけ、かつ、タイミング画像については、コード譜画像における左右方向に演奏タイミング位置に近づけ、かつ、コード画像及び運指画像については、コード譜画像における上下方向に演奏タイミング位置に近づける。
そして、制御手段は、楽曲の再生時刻がコードの演奏時刻になるときに、演奏時刻に該当するコードに対応するコード画像と運指画像とタイミング画像とが最も近づく位置に、コード画像、運指画像及びタイミング画像を配置する。また、制御手段は、楽曲の再生時刻がコードの演奏時刻を過ぎてから次のコードの演奏時刻が到来するまでの間に、当該演奏時刻を過ぎたコードに対応するコード画像と運指画像とタイミング画像とを、当該演奏時刻における配置位置から排除する。
本発明によれば、コード表示領域、運指表示領域及びタイミング表示領域のそれぞれの領域に表示されている複数のコード画像、運指画像、タイミング画像が、それぞれ演奏順に演奏タイミング位置に順次近づいてくるように表示できる。そして、あるコードを演奏すべきタイミングにおいて、演奏対象のコードに対応するコード画像、運指画像、タイミング画像が最も近づく位置で表示される。このようにすることで、演奏タイミング位置に最も近くに表示されているコード画像、運指画像、タイミング画像に注目すれば、直近に演奏すべきコードを容易に把握できるので、ユーザにとって分かりやすい。
さらに、ユーザにとって分かりやすいコード譜の表示方法として、請求項2に記載のように構成するとよい。すなわち、コードデータで示される各コードには、前記コード画像、前記運指画像及び前記タイミング画像に用いられる統一された表示色として、演奏順が隣り合うコードと異なる表示色がそれぞれ対応付けられている。そして、制御手段は、コード画像、運指画像及びタイミング画像を、該当するコードに対応付けられている統一された表示色を用いた図柄で表示する。このようにすることで、コード譜の視認性を向上させることができ、演奏順が連続するコードが複数表示されていても、ユーザが個々のコードを判別しやすくなる。
また、請求項3に記載のように、本発明の演奏情報表示装置が演奏の評価機能を備えていてもよい。すなわち、演奏情報表示装置は、楽曲の再生に合わせて演奏されるギターの演奏音を取得する取得手段と、取得手段により取得されたギターの演奏音を評価する評価手段とを更に備える。そして、制御手段は、評価手段による演奏音の評価結果を、コード譜画像の演奏タイミング位置に重ねた位置に表示させる。このようにすることで、ギター演奏の評価結果を、演奏タイミングに対応するコード譜の近傍に表示させることができ、コード譜と演奏の評価結果との対応をユーザが容易に把握できる。
なお、本発明は、請求項4に記載のように、コンピュータにおいて実行されるプログラム、あるいは当該プログラムを記憶する記憶媒体の態様で実現することもできる。
カラオケ装置10の概略構成を示すブロック図。 (a)コード演奏時刻テーブルの一例、(b)運指画像テーブルの一例。 コード譜画面の表示例(表示段階1〜2)を示す説明図。 コード譜画面の表示例(表示段階3〜5)を示す説明図。 タイミング表示制御処理の手順を示すフローチャート。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明は下記の実施形態に限定されるものではなく様々な態様にて実施することが可能である。
[カラオケ装置の構成の説明]
実施形態のカラオケ装置10は、図1に示すように、制御部11、記憶部12、楽曲再生部13、音声制御部14、映像制御部15、操作部17等を備える。このカラオケ装置10は、カラオケ楽曲の再生や、ギターの演奏支援(ギター練習モード)を実行する機能を有する。
制御部11は、CPU,ROM,RAM等を備える情報処理デバイスであり、装置全体の制御を司る。カラオケ装置10の主な機能として、制御部11は、ユーザからリクエストされたカラオケ楽曲に対応する楽曲データの再生を楽曲再生部13に実行させる。また、カラオケ楽曲の再生に合わせてユーザがギターを演奏する際の演奏支援機能として、制御部11は、ギター練習モードのアプリケーションをユーザからの指示があった場合に実行する。このギター練習モードでは、再生されるカラオケ楽曲に対応するギターのコード譜を楽曲の再生の進行に同期してモニタ23に表示する。また、制御部11は、カラオケ装置10に接続された楽器による演奏音を評価する機能を有し、その評価結果をモニタ23に表示する。
記憶部12は、ハードディスクドライブ等の記憶装置である。記憶部12は、カラオケ楽曲を再生するための楽曲データ(MIDIデータや音声圧縮ファイル)を多数収録したカラオケデータベースや、カラオケ装置10の動作を制御するプログラム、ギターのコード譜を表示させるための制御データや各種画像データ等を記憶する。
楽曲再生部13は、記憶部12に記憶されている楽曲データに基づいて楽曲の再生を行う。音声制御部14は、音声の入出力を制御するデバイスであり、マイク入力部14a、楽器入力部14b、出力部14c等を備える。マイク入力部14aには、マイク19が接続される。これにより、マイク入力部14aは、ユーザの歌唱音を取得する。楽器入力部14bには、ユーザが演奏するギター20が接続される。これにより、楽器入力部14bは、ユーザがギター20を用いて演奏した楽器音を取得する。楽器入力部14bは、マイクやギター20に直接接続する端子等を備える。なお、楽器入力部14bは、カラオケ装置10に組込まれていてもよいし、カラオケ装置10とは別体の装置として構成されていてもよい。
出力部14cにはスピーカ21が接続されている。出力部14cは、楽曲再生部13によって再生される楽曲の音源信号、マイク入力部14a及び楽器入力部14bから出力される歌唱音や楽器音の音源信号をスピーカ21に出力する。スピーカ21は、出力部14cから出力される音源信号を音に換えて放音する。
映像制御部15は、制御部11から送られてくる画像情報を映像化するグラフィックエンジンや、圧縮形式の映像データを再生するデコーダからなる映像処理装置である。映像制御部15には、映像の表示を行うモニタ23が接続されている。これにより、映像制御部15は再生した映像をモニタ23に表示させる。操作部17は、カラオケ装置10に対する各種操作を行うための入力装置である。なお、カラオケ装置10のその他の機能や構成については公知技術に従っているので、ここでの詳細な説明は省略する。
[コード譜の表示に用いるデータテーブルの説明]
記憶部12には、制御部11がギター練習モードにおいてコード譜を表示する際に用いるデータとして、コード演奏時刻テーブル(図2(a)参照)と、運指画像テーブル(図2(b)参照)とが記憶されている。
図2(a)に例示されるコード演奏時刻テーブルは、記憶部12に収録されている楽曲データごとに、カラオケ楽曲の再生に合わせて演奏されるべきギターのコードと、各コードの演奏開始時刻との対応関係を記録したリストである。図2(a)に例示されるとおり、このコード演奏時刻テーブルには、「コード番号」、「演奏開始時刻」、及び「コード名」の各情報項目からなるレコードが、カラオケ楽曲の識別情報(曲名)に対応付けて記述されている。「コード番号」は、各コードの演奏順を示す番号である。「演奏開始時刻」は、各コード番号に対応するコードの演奏が開始されるべき時刻を示す情報である。この演奏開始時刻は、カラオケ楽曲の再生開始時点を起点(時刻0)として、再生開始からの経過時間を表している。「コード名」は、各コード番号について、演奏されるべきコードの種類を示す情報である。
図2(b)に例示される運指画像テーブルは、ギターのコードと、当該コードを演奏するための弦の押さえ方(運指)を図案化した運指画像のデータとの対応関係を記録したリストである。図2(b)に例示されるとおり、この運指画像テーブルには、「コード名」と「運指画像」の各情報項目からなるレコードが記述されている。「コード名」は、ギターのコードの種類を示す情報である。「運指画像」は、各コードに対応する運指画像が記述されたデータファイルの識別情報である。制御部11は、コード演奏時刻テーブルに基づいてコード譜画面を描画する際、運指画像テーブルから表示対象となるコードに対応する運指画像のファイルを特定する。そして、特定した運指画像のファイルを記憶部12から読み出して、運指画像をコード譜画面上に描画する。
[コード譜画面の表示手順の説明]
制御部11が、ギター練習モードにおいてギターのコード譜画面をモニタ23に表示する処理手順について、図3,4の画面表示例を参照しながら説明する。
(表示段階1)
まず、コード譜画面の基本構成について、図3(a)に基づいて説明する。制御部11がモニタ23に表示するコード譜画面3aには、コード表示エリア、運指表示エリア、タイミング表示エリア、及び、演奏エリア等の表示領域が設けられている。
コード表示エリアは、画面最上部右側に示す破線領域の位置に表示される。ただし、図中に記した破線は、実際には表示されない。制御部11は、再生中の楽曲に対応するコード演奏時刻テーブル(図2(a)参照)に基づき、演奏開始時刻が楽曲の現在の再生時刻から直近未来に該当するコードを先頭に、連続する複数のコードの種類を示すコード画像を、コード表示エリアの左端から順に並べて描画する。すなわち、直近未来の演奏順に相当するコード画像が、コード表示エリア左端の下方に位置する演奏エリアに最も接近するようになっている。なお、図3(a)に示す事例では、6つのコード画像#1〜#6がコード表示エリアに表示されている。コード画像は、矩形の枠内に演奏すべきコードの種類を記述した図柄である。
コード演奏時刻テーブル(図2(a)参照)で示される各コードには、演奏順が隣接するコードと異なる表示色が割当てられている。その一例として、本実施形態では、コード演奏時刻テーブル(図2(a)参照)で示されるコード番号が奇数のコードには白色の表示色、偶数のコードには青色の表示色が割当てられているものとする。制御部11は、コード表示エリアに描画するコード画像の背景色として、各コードに割当てられた表示色を用いる。このようにすることで、コード表示エリアには、図3(a)に例示されるとおり、白色の表示色で描画されたコード画像(#1,#3,#5)と、青色の表示色で描画されたコード画像(#2,#4,#6)とが交互に配列する。
運指表示エリアは、画面左側に示す破線領域の位置に表示される。ただし、図中に記した破線は、実際には表示されない。制御部11は、再生中の楽曲に対応するコード演奏時刻テーブルに基づき、演奏開始時刻が楽曲の現在の再生時刻から直近未来に該当するコードを先頭に、連続する複数のコードの運指を示す運指画像を、運指表示エリアの上側から順に並べて描画する。このとき、制御部11は、運指画像テーブル(図2(b)参照)を参照し、表示対象のコードに対応する運指画像を記憶部12から読出して運指表示エリアに描画する。ここでは、直近未来の演奏順に相当する運指画像が、運指表示エリアの最上部右方に位置する演奏エリアに最も接近するようになっている。
なお、図3(a)に示す事例では、2つの運指画像#1,#2が運指表示エリアに表示されている。運指画像は、ギターの弦を表す平行線上にコードを演奏する際に押える位置を示すマークと重ねた意匠の図柄である。また、運指画像の下部領域には、コードの種類が描画される。制御部11は、運指表示エリアに描画する運指画像の下部領域の背景色として、各コードに割当てられた表示色を用いる。このようにすることで、図3(a)に例示されるとおり、運指表示エリアには、白色の表示色で描画された運指画像(#1)と、青色の表示色で描画されたコード画像(#2)とが交互に配列する。
タイミング表示エリアは、コード表示エリアの下側に示す破線領域の位置に表示される。ただし、図中に記した破線は、実際には表示されない。また、タイミング表示エリアの左端側には、演奏エリアが隣接している。制御部11は、演奏開始時刻が楽曲の現在の再生時刻から近いコードから順次、コードを演奏するタイミングを示す発音カーソルの画像を、楽曲の進行に合わせてタイミング表示エリアの右端から演奏エリアに向けて移動させる表示制御を行う。なお、図3(a)に示す事例は、コード画像#1及び運指画像#1に対応するコードを演奏するタイミングを示す発音カーソル#1が、タイミング表示エリア内を左方向に移動する様子を表している。
発音カーソルは、コードの演奏開始時刻までの残り時間を示す時針の図柄と、ギターピックの図柄とを組合せた画像である。また、制御部11は、発音カーソルの右方に発音カーソルが右から左へ移動する際の残像を模した図柄を描画する。この発音カーソルの残像を模した図柄には、各コードに割当てられた表示色が用いられる。このようにすることで、タイミング表示エリアには、白色の表示色が用いられた発音カーソルと、青色の表示色が用いられた発音カーソルとが交互に出現する。
制御部11は、楽曲の現在の再生時刻とコードの演奏開始時刻との差に応じて、タイミング表示エリアに配置する発音カーソルの横軸方向の座標(X軸座標とする)を決定し、その決定した位置に発音カーソルを描画する。発音カーソルが配置されるX軸座標は、タイミング表示エリアの左側にある演奏エリアの右端位置を原点として、この原点から楽曲の現在の再生時刻とコードの演奏開始時刻との差に応じた距離で決定される。すなわち、発音カーソルは、ある時点でタイミング表示エリアの右端から出現し、コードの演奏開始時刻が近づくにつれタイミング表示エリア内を左に移動し、演奏開始時刻で演奏エリアに到達する。制御部11が、楽曲の再生の進行に合わせて発音カーソルの配置を決定する手順の詳細な説明については後述する。
演奏エリアは、コード表示エリアの左端下側及びタイミング表示エリアの左端側に隣接する破線領域の位置に表示される。ただし、図中に記した破線は、実際には表示されない。この演奏エリアには、コードを演奏すべきタイミングで、演奏対象のコードに対応するコード画像が上から降下してくる。ただし、図3(a)の事例は、演奏エリアにコード画像が移動してくる前の段階を表している。
(表示段階2)
図3(b)は、図3(a)に例示される表示段階1から、ある時間が経過したときのコード譜画面3bの状況を示している。制御部11は、次に演奏すべきコードの演奏開始時刻が到来する事前のあるタイミングで、図3(b)に示すように、コード表示エリアの先頭(左側)に表示されているコード画像#1を、演奏エリアに降下させる表示制御を行う。それに伴い、制御部11は、コード表示エリアに配列しているコード画像#1以降の各コード画像を左側にスクロールさせる。
(表示段階3)
図4(a)は、図3(b)に例示される表示段階2から更に時間が経過して、コードの演奏開始時刻になった時点でのコード譜画面3cの状況を示している。図4(a)に例示されるとおり、#1に相当するコードの演奏開始時刻では、発音カーソル#1がタイミング表示エリアの左端に到達する。この状態において、発音カーソル#1は、コード表示エリアから降下してきたコード画像#1が表示されている演奏エリアの右端に重なって表示される。
図4(a)に例示されるとおり、#1に相当するコードの演奏開始時刻になったときに、コード画像#1と、発音カーソル#1と、運指画像#1とが、演奏エリアを基準に最も接近した位置に配置される。さらに、これらのコード画像#1、発音カーソル#1及び運指画像#1は、白色の表示色を用いることで統一されている。同時に、制御部11は、運指表示エリアの最上位に表示されている運指画像#1の外縁部に、演奏開始タイミングであることを示す強調表示であるターゲットカーソルを付加する表示制御を行う。この後、制御部11は、演奏エリアに到達した発音カーソル#1を消去する表示制御を行う。
(表示段階4)
図4(b)は、コードの演奏開始時刻になったときに、楽器入力部14bを介して入力されたギター20の演奏音が評価されたときのコード譜画面3dの状況を示している。制御部11は、コードの演奏開始時刻から所定期間、楽器入力部14bを介して入力されたギター20の演奏音を評価する。制御部11は、コード演奏時刻テーブル(図2(a)参照)で示されるコードの演奏開始時刻と、ギター20の演奏音の発音タイミングとの一致度合や、ギター20の演奏音と評価基準データとの一致度合に応じて演奏の巧拙を段階的に評価する。なお、ギターのコード演奏により発生する演奏音は、高さが異なる複数の音階の楽音が同時に響く和音である。このような和音の正確さを評価する手法としては、例えば、特許文献2に記載のような周知の手法を用いることができる。
制御部11は、ギター20の演奏音を評価した結果、評価の高い順に「EXCELLENT」、「GOOD」、「BAD」等と記述されている評価画像の中から、評価結果に該当する評価画像を演奏エリア近傍の所定位置に描画する。また、コードを演奏すべきタイミングにおいて何も演奏されなかった場合には、表示を行わない(何も表示しない)。図4(b)の事例では、演奏エリアに表示されたコード画像#1に対応するコードの演奏音を評価した結果として、「EXCELLENT」と表記された評価画像#1が、演奏エリアの近傍に表示されている。
制御部11は、評価画像#1を所定時間表示した後、評価画像#1と、演奏エリアにあるコード画像#1と、運指表示エリアの最上段にある運指画像#1とを、消去する表示制御を行う。なお、制御部11がコード画像#1や運指画像#1を消去する際、フェードアウトやスクロールアウトといった映像効果を用いてもよい。また、制御部11は、運指表示エリアから運指画像#1を消去するのに伴い、それ以降の運指画像を、運指表示エリアの上方にスクロールさせる。
(表示段階5)
図4(c)は、図4(b)に例示される表示段階4から更に時間が経過して、次の演奏順のコードの演奏開始時刻になった時点でのコード譜画面3eの状況を示している。図4(c)に例示されるとおり、演奏エリアには、次の演奏対象のコードに対応するコード画像#2が、コード表示エリアから降下して配置されている。
これに伴い、コード表示エリアでは、コード画像#2以降のコード画像が左方にスクロールしてきている。そして、このコード画像#2に対応する発音カーソル#2が、コード画像#2が表示されている演奏エリアの右端に重なって表示されている。また、タイミング表示エリアでは、発音カーソル#2以降の複数の発音カーソルが、楽曲の再生の進行に合わせて続々と左方にスクロールしてきている。
また、運指表示エリアの最上位には、#2のコードに対応する運指画像#2が配置されている。これに伴い、運指表示エリアでは、運指画像#2以降の運指画像が上方にスクロールしてきている。1つ前の演奏対象であったコード画像#1、発音カーソル#1及び運指画像#1は、白色の表示色で統一されていたが、次の演奏対象であるコード画像#2、発音カーソル#2及び運指画像#2は、青色の表示色で統一されている。
以上、図3,4に例示される表示段階1〜5について説明した手順を、制御部11がコード演奏時刻テーブルに基づいて順次繰返すことで、楽曲の再生の進行に合わせてギターのコード譜がモニタ23に順次表示される。
[タイミング表示制御処理の説明]
制御部11が実行するタイミング表示制御処理の手順について、図5のフローチャートを参照しながら説明する。この処理は、コード譜画面(図3,4参照)のタイミング表示エリアに配置される発音カーソルの表示制御を行う処理である。
S100では、制御部11は、再生される楽曲に対応するコード演奏時刻テーブル(図2(a)参照)から表示対象のコードの情報を読出し、コード番号が奇数のコードに対して白色の表示色を割当て、コード番号が偶数のコードに対して青色の表示色を割当てる。次のS102では、制御部11は、楽曲の現在の再生時刻と、この楽曲に対応するコード演奏時刻テーブルで示される各コードの演奏開始時刻とに基づき、タイミング表示エリアにおける発音カーソルのX軸座標(横軸方向)を算出する。具体的には、発音カーソルのX軸座標を、下記式(1)を用いて算出する。
X=X+P(T−T)/u ・・・(1)
上記式(1)において、Xは、発音カーソルがコードの演奏開始時刻を示すときの原点となるX軸座標である。本実施形態では、Xは、タイミング表示エリアと演奏エリア(図3(a)参照)とが隣接する境界のX軸座標である。Pは、発音カーソルが移動する描画をする際の最小移動ピクセル数(例えば、60ピクセル)である。Tは、コード演奏時刻テーブルで示される演奏開始時刻である。Tは、楽曲の現在の再生時刻である。uは、最小単位時間である。この最小単位時間は、例えば、再生中の楽曲で演奏されるコードのうち、演奏時間長が最も短い時間とする。
上記式(1)によれば、楽曲の再生時刻がコードの演奏開始時刻に近くなるにつれて、発音カーソルがタイミング表示エリアの右側から左側の演奏エリアの方へ近づくように配置される。そして、楽曲の再生時刻がコードの演奏開始時刻になったときに、当該コードに対応する発音カーソルが、原点であるXの位置にくるようになっている。
次のS104では、制御部11は、S102で算出したX座標に相当するタイミング表示エリアの位置に、表示対象のコードに対応する表示色を用いて発音カーソルを描画する。そして、S106では、タイミング表示エリアの先頭(左側)に描画した発音カーソルが、演奏エリアの原点(X)に到達したか否かを判定する。発音カーソルが演奏エリアの原点に到達していない場合(S106:NO)、制御部11はS102に戻る。一方、発音カーソルが演奏エリアの原点に到達した場合(S106:YES)、制御部11はS108に進む。
S108では、制御部11は、演奏エリアに到達した発音カーソルを消去する。このとき、制御部11は、コード表示エリアから演奏エリアに降下してきたコード画像や、運指表示エリアの最上位に表示されている運指画像を、各表示位置から排除(例えば、消去、フェードアウト、スクロールアウト)させる。
次のS110では、制御部11は、楽曲の再生が終了したか否かを判定する。楽曲の再生が終了していない場合(S110:NO)、制御部11はS100に戻る。一方、楽曲の再生が終了した場合(S110:YES)、制御部11は本処理を終了する。
[効果]
上記実施形態のカラオケ装置10によれば、以下の効果を奏する。
コード譜画面に設けられたコード表示エリア、運指表示エリア及びタイミング表示エリアにそれぞれ表示されているコード画像、運指画像及び発音カーソルが、それぞれ別の場所から演奏エリアの方に段々と近づいてくるような視覚効果を演出できる。このようにすることで、演奏エリアに最も近くに表示されているコード画像、運指画像、発音カーソルに注目すれば、次に演奏すべきコードをユーザが容易に把握できる。
コード画像、運指画像及び発音カーソルにおいて、コードごとに使用する表示色を統一し、かつ、演奏順が隣接するコード同士で表示色が異なるようにしたことで、コード譜の視認性を向上できる。そのため、演奏順が連続するコードが複数表示されていても、ユーザが個々のコードを判別しやすくなる。
ユーザによるギターの演奏音を評価し、その評価結果を示す画像をコード譜画面の演奏エリアに対応付けて表示することで、コード譜と演奏の評価結果との対応をユーザが容易に把握できる。
[変形例]
上述の実施形態においては、本発明をカラオケ装置10に適用した事例について説明した。これとは別に、いわゆるスマートフォンやタブレットコンピュータ等の携帯型の情報処理端末や、パーソナルコンピュータ等に本発明を適用してもよい。
[特許請求の範囲い記載の構成との対応]
実施形態に記載の構成と、特許請求の範囲に記載の構成との対応は次のとおりである。
制御部11が、制御手段及び評価手段に相当する。記憶部12が記憶手段に相当する。楽器入力部14bが取得手段に相当する。
10…カラオケ装置、11…制御部、12…記憶部、13…楽曲再生部、14…音声制御部、14a…マイク入力部、14b…楽器入力部、14c…出力部、15…映像制御部、17…操作部、19…マイク、20…ギター、21…スピーカ、23…モニタ。

Claims (4)

  1. 楽曲の再生に合わせて演奏されるギターのコード譜を構成するコードデータであって、演奏されるコードを示す情報と、楽曲の再生時間において各コードが演奏される時刻である演奏時刻を示す情報とが対応付けられたコードデータを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されたコードデータと、楽曲の再生の進行時間とに基づき、未来に演奏されるコードの種類を示すコード画像を、直近のコードから演奏順に複数並べて表示するコード表示領域と、未来に演奏されるコードの運指を示す運指画像を、直近のコードから演奏順に複数並べて表示する運指表示領域と、未来に演奏されるコードの演奏タイミングを示すタイミング画像を、直近のコードから演奏順に表示するタイミング表示領域とを、1画面上に配置したコード譜画像を表示手段に表示させる制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記コード表示領域及び前記運指表示領域において、演奏時刻が現在の楽曲の再生時刻に近いコードから順に、前記コード譜画像の所定領域に設けられた演奏タイミング位置から近くなるように前記コード画像及び前記運指画像を配置し、
    前記タイミング表示領域において、演奏時刻が現在の楽曲の再生時刻に近いほど、前記コード譜画像の所定領域に設けられた演奏タイミング位置から近くなるように、現在の楽曲の再生時刻とコードの演奏時刻との差に応じた距離に相当する位置に前記タイミング画像を配置し、
    前記コード画像と前記運指画像と前記タイミング画像とをそれぞれ別の場所から前記演奏タイミング位置の方に近づけ、かつ、前記タイミング画像については、前記コード譜画像における左右方向に前記演奏タイミング位置に近づけ、かつ、前記コード画像及び前記運指画像については、前記コード譜画像における上下方向に前記演奏タイミング位置に近づけ、
    楽曲の再生時刻がコードの演奏時刻になるときに、前記演奏時刻に該当するコードに対応する前記コード画像と前記運指画像と前記タイミング画像とが最も近づく位置に、前記コード画像、前記運指画像及び前記タイミング画像を配置し、
    楽曲の再生時刻がコードの演奏時刻を過ぎてから次のコードの演奏時刻が到来するまでの間に、当該演奏時刻を過ぎたコードに対応する前記コード画像と前記運指画像と前記タイミング画像とを、当該演奏時刻における配置位置から排除すること、
    を特徴とする演奏情報表示装置。
  2. 請求項1に記載の演奏情報表示装置において、
    前記コードデータで示される各コードには、前記コード画像、前記運指画像及び前記タイミング画像に用いられる統一された表示色として、演奏順が隣り合うコードと異なる表示色がそれぞれ対応付けられており、
    前記制御手段は、前記コード画像、前記運指画像及び前記タイミング画像を、該当するコードに対応付けられている統一された表示色を用いた図柄で表示すること、
    を特徴とする演奏情報表示装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の演奏情報表示装置において、
    楽曲の再生に合わせて演奏されるギターの演奏音を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得されたギターの演奏音を評価する評価手段とを更に備え、
    前記制御手段は、前記評価手段による演奏音の評価結果を、前記コード譜画像の前記演奏タイミング位置に重ねた位置に表示させること、
    を特徴とする演奏情報表示装置。
  4. 楽曲の再生に合わせて演奏されるギターのコード譜を構成するコードデータであって、演奏されるコードを示す情報と、楽曲の再生時間において各コードが演奏される時刻である演奏時刻を示す情報とが対応付けられたコードデータと、楽曲の再生の進行時間とに基づき、未来に演奏されるコードの種類を示すコード画像を、直近のコードから演奏順に複数並べて表示するコード表示領域と、未来に演奏されるコードの運指を示す運指画像を、直近のコードから演奏順に複数並べて表示する運指表示領域と、未来に演奏されるコードの演奏タイミングを示すタイミング画像を、直近のコードから演奏順に複数並べて表示するタイミング表示領域とを、1画面上に配置したコード譜画像を表示手段に表示させ、
    前記コード表示領域及び前記運指表示領域において、演奏時刻が現在の楽曲の再生時刻に近いコードから順に、前記コード譜画像の所定領域に設けられた演奏タイミング位置から近くなるように前記コード画像及び前記運指画像を配置し、
    前記タイミング表示領域において、演奏時刻が現在の楽曲の再生時刻に近いほど、前記コード譜画像の所定領域に設けられた演奏タイミング位置から近くなるように、現在の楽曲の再生時刻とコードの演奏時刻との差に応じた距離に相当する位置に前記タイミング画像を配置し、
    前記コード画像と前記運指画像と前記タイミング画像とをそれぞれ別の場所から前記演奏タイミング位置の方に近づけ、かつ、前記タイミング画像については、前記コード譜画像における左右方向に前記演奏タイミング位置に近づけ、かつ、前記コード画像及び前記運指画像については、前記コード譜画像における上下方向に前記演奏タイミング位置に近づけ、
    楽曲の再生時刻がコードの演奏時刻になるときに、前記演奏時刻に該当するコードに対応する前記コード画像と前記運指画像と前記タイミング画像とが最も近づく位置に、前記コード画像、前記運指画像及び前記タイミング画像を配置し、
    楽曲の再生時刻がコードの演奏時刻を過ぎてから次のコードの演奏時刻が到来するまでの間に、当該演奏時刻を過ぎたコードに対応する前記コード画像と前記運指画像と前記タイミング画像とを、当該演奏時刻における配置位置から排除する手順を、
    コンピュータに実行させるプログラム。
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