JP5867456B2 - 演奏情報表示装置、プログラム。 - Google Patents
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Description
[カラオケ装置の構成の説明]
実施形態のカラオケ装置10は、図1に示すように、制御部11、記憶部12、楽曲再生部13、音声制御部14、映像制御部15、操作部17等を備える。このカラオケ装置10は、カラオケ楽曲の再生や、ギターの演奏支援(ギター練習モード)を実行する機能を有する。
記憶部12には、制御部11がギター練習モードにおいてコード譜を表示する際に用いるデータとして、コード演奏時刻テーブル(図2(a)参照)と、運指画像テーブル(図2(b)参照)とが記憶されている。
制御部11が、ギター練習モードにおいてギターのコード譜画面をモニタ23に表示する処理手順について、図3,4の画面表示例を参照しながら説明する。
まず、コード譜画面の基本構成について、図3(a)に基づいて説明する。制御部11がモニタ23に表示するコード譜画面3aには、コード表示エリア、運指表示エリア、タイミング表示エリア、及び、演奏エリア等の表示領域が設けられている。
図3(b)は、図3(a)に例示される表示段階1から、ある時間が経過したときのコード譜画面3bの状況を示している。制御部11は、次に演奏すべきコードの演奏開始時刻が到来する事前のあるタイミングで、図3(b)に示すように、コード表示エリアの先頭(左側)に表示されているコード画像#1を、演奏エリアに降下させる表示制御を行う。それに伴い、制御部11は、コード表示エリアに配列しているコード画像#1以降の各コード画像を左側にスクロールさせる。
図4(a)は、図3(b)に例示される表示段階2から更に時間が経過して、コードの演奏開始時刻になった時点でのコード譜画面3cの状況を示している。図4(a)に例示されるとおり、#1に相当するコードの演奏開始時刻では、発音カーソル#1がタイミング表示エリアの左端に到達する。この状態において、発音カーソル#1は、コード表示エリアから降下してきたコード画像#1が表示されている演奏エリアの右端に重なって表示される。
図4(b)は、コードの演奏開始時刻になったときに、楽器入力部14bを介して入力されたギター20の演奏音が評価されたときのコード譜画面3dの状況を示している。制御部11は、コードの演奏開始時刻から所定期間、楽器入力部14bを介して入力されたギター20の演奏音を評価する。制御部11は、コード演奏時刻テーブル(図2(a)参照)で示されるコードの演奏開始時刻と、ギター20の演奏音の発音タイミングとの一致度合や、ギター20の演奏音と評価基準データとの一致度合に応じて演奏の巧拙を段階的に評価する。なお、ギターのコード演奏により発生する演奏音は、高さが異なる複数の音階の楽音が同時に響く和音である。このような和音の正確さを評価する手法としては、例えば、特許文献2に記載のような周知の手法を用いることができる。
図4(c)は、図4(b)に例示される表示段階4から更に時間が経過して、次の演奏順のコードの演奏開始時刻になった時点でのコード譜画面3eの状況を示している。図4(c)に例示されるとおり、演奏エリアには、次の演奏対象のコードに対応するコード画像#2が、コード表示エリアから降下して配置されている。
制御部11が実行するタイミング表示制御処理の手順について、図5のフローチャートを参照しながら説明する。この処理は、コード譜画面(図3,4参照)のタイミング表示エリアに配置される発音カーソルの表示制御を行う処理である。
上記式(1)において、X0は、発音カーソルがコードの演奏開始時刻を示すときの原点となるX軸座標である。本実施形態では、X0は、タイミング表示エリアと演奏エリア(図3(a)参照)とが隣接する境界のX軸座標である。Pは、発音カーソルが移動する描画をする際の最小移動ピクセル数(例えば、60ピクセル)である。TMは、コード演奏時刻テーブルで示される演奏開始時刻である。Tは、楽曲の現在の再生時刻である。uは、最小単位時間である。この最小単位時間は、例えば、再生中の楽曲で演奏されるコードのうち、演奏時間長が最も短い時間とする。
上記実施形態のカラオケ装置10によれば、以下の効果を奏する。
コード譜画面に設けられたコード表示エリア、運指表示エリア及びタイミング表示エリアにそれぞれ表示されているコード画像、運指画像及び発音カーソルが、それぞれ別の場所から演奏エリアの方に段々と近づいてくるような視覚効果を演出できる。このようにすることで、演奏エリアに最も近くに表示されているコード画像、運指画像、発音カーソルに注目すれば、次に演奏すべきコードをユーザが容易に把握できる。
上述の実施形態においては、本発明をカラオケ装置10に適用した事例について説明した。これとは別に、いわゆるスマートフォンやタブレットコンピュータ等の携帯型の情報処理端末や、パーソナルコンピュータ等に本発明を適用してもよい。
実施形態に記載の構成と、特許請求の範囲に記載の構成との対応は次のとおりである。
制御部11が、制御手段及び評価手段に相当する。記憶部12が記憶手段に相当する。楽器入力部14bが取得手段に相当する。
Claims (4)
- 楽曲の再生に合わせて演奏されるギターのコード譜を構成するコードデータであって、演奏されるコードを示す情報と、楽曲の再生時間において各コードが演奏される時刻である演奏時刻を示す情報とが対応付けられたコードデータを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されたコードデータと、楽曲の再生の進行時間とに基づき、未来に演奏されるコードの種類を示すコード画像を、直近のコードから演奏順に複数並べて表示するコード表示領域と、未来に演奏されるコードの運指を示す運指画像を、直近のコードから演奏順に複数並べて表示する運指表示領域と、未来に演奏されるコードの演奏タイミングを示すタイミング画像を、直近のコードから演奏順に表示するタイミング表示領域とを、1画面上に配置したコード譜画像を表示手段に表示させる制御手段とを備え、
前記制御手段は、
前記コード表示領域及び前記運指表示領域において、演奏時刻が現在の楽曲の再生時刻に近いコードから順に、前記コード譜画像の所定領域に設けられた演奏タイミング位置から近くなるように前記コード画像及び前記運指画像を配置し、
前記タイミング表示領域において、演奏時刻が現在の楽曲の再生時刻に近いほど、前記コード譜画像の所定領域に設けられた演奏タイミング位置から近くなるように、現在の楽曲の再生時刻とコードの演奏時刻との差に応じた距離に相当する位置に前記タイミング画像を配置し、
前記コード画像と前記運指画像と前記タイミング画像とをそれぞれ別の場所から前記演奏タイミング位置の方に近づけ、かつ、前記タイミング画像については、前記コード譜画像における左右方向に前記演奏タイミング位置に近づけ、かつ、前記コード画像及び前記運指画像については、前記コード譜画像における上下方向に前記演奏タイミング位置に近づけ、
楽曲の再生時刻がコードの演奏時刻になるときに、前記演奏時刻に該当するコードに対応する前記コード画像と前記運指画像と前記タイミング画像とが最も近づく位置に、前記コード画像、前記運指画像及び前記タイミング画像を配置し、
楽曲の再生時刻がコードの演奏時刻を過ぎてから次のコードの演奏時刻が到来するまでの間に、当該演奏時刻を過ぎたコードに対応する前記コード画像と前記運指画像と前記タイミング画像とを、当該演奏時刻における配置位置から排除すること、
を特徴とする演奏情報表示装置。 - 請求項1に記載の演奏情報表示装置において、
前記コードデータで示される各コードには、前記コード画像、前記運指画像及び前記タイミング画像に用いられる統一された表示色として、演奏順が隣り合うコードと異なる表示色がそれぞれ対応付けられており、
前記制御手段は、前記コード画像、前記運指画像及び前記タイミング画像を、該当するコードに対応付けられている統一された表示色を用いた図柄で表示すること、
を特徴とする演奏情報表示装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の演奏情報表示装置において、
楽曲の再生に合わせて演奏されるギターの演奏音を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得されたギターの演奏音を評価する評価手段とを更に備え、
前記制御手段は、前記評価手段による演奏音の評価結果を、前記コード譜画像の前記演奏タイミング位置に重ねた位置に表示させること、
を特徴とする演奏情報表示装置。 - 楽曲の再生に合わせて演奏されるギターのコード譜を構成するコードデータであって、演奏されるコードを示す情報と、楽曲の再生時間において各コードが演奏される時刻である演奏時刻を示す情報とが対応付けられたコードデータと、楽曲の再生の進行時間とに基づき、未来に演奏されるコードの種類を示すコード画像を、直近のコードから演奏順に複数並べて表示するコード表示領域と、未来に演奏されるコードの運指を示す運指画像を、直近のコードから演奏順に複数並べて表示する運指表示領域と、未来に演奏されるコードの演奏タイミングを示すタイミング画像を、直近のコードから演奏順に複数並べて表示するタイミング表示領域とを、1画面上に配置したコード譜画像を表示手段に表示させ、
前記コード表示領域及び前記運指表示領域において、演奏時刻が現在の楽曲の再生時刻に近いコードから順に、前記コード譜画像の所定領域に設けられた演奏タイミング位置から近くなるように前記コード画像及び前記運指画像を配置し、
前記タイミング表示領域において、演奏時刻が現在の楽曲の再生時刻に近いほど、前記コード譜画像の所定領域に設けられた演奏タイミング位置から近くなるように、現在の楽曲の再生時刻とコードの演奏時刻との差に応じた距離に相当する位置に前記タイミング画像を配置し、
前記コード画像と前記運指画像と前記タイミング画像とをそれぞれ別の場所から前記演奏タイミング位置の方に近づけ、かつ、前記タイミング画像については、前記コード譜画像における左右方向に前記演奏タイミング位置に近づけ、かつ、前記コード画像及び前記運指画像については、前記コード譜画像における上下方向に前記演奏タイミング位置に近づけ、
楽曲の再生時刻がコードの演奏時刻になるときに、前記演奏時刻に該当するコードに対応する前記コード画像と前記運指画像と前記タイミング画像とが最も近づく位置に、前記コード画像、前記運指画像及び前記タイミング画像を配置し、
楽曲の再生時刻がコードの演奏時刻を過ぎてから次のコードの演奏時刻が到来するまでの間に、当該演奏時刻を過ぎたコードに対応する前記コード画像と前記運指画像と前記タイミング画像とを、当該演奏時刻における配置位置から排除する手順を、
コンピュータに実行させるプログラム。
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JP2013129592A JP5867456B2 (ja) | 2013-06-20 | 2013-06-20 | 演奏情報表示装置、プログラム。 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015004794A JP2015004794A (ja) | 2015-01-08 |
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