JP5867343B2 - 灯具用リフレクタの製造方法 - Google Patents
灯具用リフレクタの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5867343B2 JP5867343B2 JP2012189888A JP2012189888A JP5867343B2 JP 5867343 B2 JP5867343 B2 JP 5867343B2 JP 2012189888 A JP2012189888 A JP 2012189888A JP 2012189888 A JP2012189888 A JP 2012189888A JP 5867343 B2 JP5867343 B2 JP 5867343B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- resin
- reflector
- protective film
- thickness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
リフレクタの基体は、リフレクタとしての必要形状を有しているものであれば、特定の材料によるものに限定されない。基体の材料としては、樹脂、金属、セラミック等を例示できる。但し、本発明は、保護膜を薄くしているため、保護膜の成膜を例えばスパッタリングにより行う場合に基体をあまり加熱しないことから、樹脂等の熱に弱い材料よりなる基体を用いる場合に好適である。樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、ポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT)等のポリエステル樹脂や、ポリカーボネート樹脂(PC)、ポリフェニレンスルファイド樹脂(PPS)、ポリエーテルイミド樹脂(PEI)等を例示できる。
銀又は銀合金よりなる反射膜としたのは、Al膜よりも光の反射率が高いからである。
銀合金は、特に限定されないが、ビスマス(Bi)、ゲルマニウム(Ge)、金(Au)を含むことが好ましい。なぜなら、ビスマスを含むことで、高温下における銀の凝集を抑制することができて反射膜の耐熱性が向上するからである。ゲルマニウムを含むことで、硫化水素(HS)等の硫化物による銀の硫化を抑制することができて反射膜の耐硫化性が向上し、硫化物による反射膜の変色(黒色化)を抑えられるからである。金を含むことで、ハロゲン化銀を基点とした銀のマイグレーションが抑制されて、ハロゲンによる銀の凝集を抑えられるからである。また、ビスマス、ゲルマニウム及び金以外の残部が銀及び不可避不純物であることがより好ましい。なぜなら、ビスマス、ゲルマニウム及び金以外の残部が銀及び不可避不純物よりなる、即ち、略銀よりなることで、反射膜の光反射率を高くすることができるからである。
ビスマスの含有率は、特に限定されないが、0.2原子%を超え0.5原子%以下であることが好ましい。なぜなら、0.2原子%以下では反射膜の耐熱性の向上が小さく、0.5原子%を超えると反射膜の反射率が低下するおそれがあるからである。
ゲルマニウムの含有率は、特に限定されないが、0.3原子%以上0.5原子%以下であることが好ましい。なぜなら、0.3原子%未満では反射膜の耐硫化性の向上が小さく、0.5原子%を超えると反射膜の反射率が低下するおそれがあるからである。
金の含有率は、特に制限されないが、1.0原子%以上2.0原子%以下であることが好ましい。なぜなら、1.0原子%未満ではハロゲン化銀を基点とした銀のマイグレーションを抑制することができないおそれがあり、2.0原子%を超えると銀のマイグレーションを抑制する効果は略同じであり、高コストになるからである。
波長633nmの屈折率が1.525以上である酸化アルミニウムよりなる保護膜を用いたのは、同膜の単独で十分に高いガスバリア性(硫化物やハロゲン化合物を含んだ空気の遮断性)を有するようにして、銀又は銀合金からなる反射膜の硫化と凝集を抑制し反射率の低下を防止するためである。前述のとおり、酸化アルミニウム膜は屈折率の高いものほど緻密性が高いことから、屈折率が1.525以上であることはそれに応じて緻密性が高いことを示している。緻密性が高いほど空孔等の欠陥は少ないため、ガスバリア性が高いと考えられるのである。なお、屈折率の上限は、敢えて言うならば、1.65である。
また、保護膜の成膜は、反射膜と同一のスパッタリング成膜装置内で連続して成膜することが好ましい。なぜなら、成膜した反射膜(銀又は銀合金の膜)に硫化物やハロゲン化物が付着することを防ぐことができるからである。
また、ターゲットに酸化アルミニウムを用いることで、不活性雰囲気(酸素が導入されていない雰囲気)中で保護膜を成膜できて成膜時の反射膜の酸化を防止できる。
前記のとおり、本発明では、保護膜単独で十分に高いガスバリア性を有するようにしたため、透明樹脂よりなる樹脂膜には必ずしもガスバリア性を持たせることを要しない。このため、透明樹脂よりなる樹脂膜の主たる役割は、保護膜及び反射膜が引掻きや摺れによって傷付くことを防止することにあり、仮に樹脂膜に塗装ハジキやぶつ不良があっても保護膜のみで反射膜の反射率不良を防止することができる。
よって、透明樹脂よりなる樹脂膜は、保護膜及び反射膜の傷付き防止性を持つ程度のものでよく、これには種々の樹脂膜が適合するため、特定の材料又は成膜法によるものに限定されないが、成膜が容易であることから透明樹脂塗料をスプレー塗布して成膜されたものであることが好ましい。この透明樹脂塗料としては、特に限定されず、汎用のものでよく、アクリル樹脂系塗料、アクリルシリコン樹脂系塗料、ウレタン樹脂系塗料等を例示できる。
灯具用リフレクタは、特定の灯具に用いられるリフレクタに限定されず、車両のヘッドライト、フォグランプ、コーナリングランプ等の車両灯具や家屋の室内外の照明灯等の、各種灯具に用いられるリフレクタとして実施できる。但し、車両灯具は、車道に漂う空気中に含まれる硫化物やハロゲン化合物にさらされる過酷な環境で使用されるため、銀又は銀合金からなる反射膜の硫化と凝集を抑制できる本発明が特に好適である。
ポリカーボネート樹脂を射出成形することで、使用される車灯体のリフレクタの形状に合わせた基体11を成形した。
図6に示すように、成形された基体11をチャンバー50内の固定治具54に取付け、チャンバー50内を1.0×10−3Pa以下となるように減圧した。その後、ガス導入口53からチャンバー内にアルゴン(Ar)ガスを導入してチャンバー内の圧力を0.30Paに調整し、第一槽のRFプラズマ槽において基体11にプラズマ処理を行った。
次に、第二槽のDCスパッタ槽において、銀合金(0.35原子%のビスマス(Bi)と、0.4原子%のゲルマニウム(Ge)と、1.5原子%の金(Au)を含有し、残部が銀及び不可避不純物)のターゲット52(直径が290mm、厚さが5mm)を固定治具54に取付けた基体11に対し正対させてセットした。なお、ターゲット52は、基体11との最小間隔が150mmになるようにしてパッキングプレート51に取付けられている。そして、ターゲット52にDC(直流)電力を印加してプラズマを発生させ、1kWの電力でターゲット52をアルゴンガススパッタリングすることによって、基体11上に銀合金よりなる反射膜12を膜厚が150nmになるように成膜した。
次に、第三槽のRFスパッタ槽において、酸化アルミニウム(Al2O3)のターゲット52を固定治具54に取付けた基体11に対し正対させてセットした。なお、ターゲット52は、基体11との最小間隔が150mmになるようにしてパッキングプレート51に取付けられている。そして、チャンバー50内の圧力を0.30Paとなるように調整し、ターゲット52にRF(高周波)電力を印加してアルゴンガスにてプラズマを発生させ、ターゲット52をアルゴンガススパッタリングすることによって、反射膜12上に酸化アルミニウムよりなる保護膜13を成膜した。
次に、チャンバー50内から基体11を取出し、透明樹脂塗料をスプレー塗布し、硬化させて、保護膜13上に透明樹脂よりなる樹脂膜14を成膜して、車灯体に用いられる灯具用リフレクタ10を得た。
保護膜の材料及び膜厚による影響(特に反射膜への影響)を調べるため、ターゲットに酸化アルミニウム又は二酸化ケイ素(SiO2)を用い、膜厚が1〜16nmの保護膜(酸化アルミニウム膜又は二酸化ケイ素膜)を成膜した試料及び保護膜がない試料を作成し、反射膜の耐硫化性とクラックの有無とについて測定し、その結果を表1に示す。
成形工程は、ポリカーボネート樹脂製の矩形状(70mm×140mm)の板(厚さ2mm)を基体に用いたことから、省略した。
プラズマ処理工程は上記(1)のように行った。
反射膜成膜工程は上記(2)のように行った。
保護膜成膜工程は、第三槽のRFスパッタ槽において、酸化アルミニウム又は二酸化ケイ素のターゲット(直径が290mm、厚さが5mm)52をポリカーボネート樹脂の基体11に対し150mm離れた状態で正対させてセットした。そして、チャンバー50内の圧力を0.30Paとなるように調整し、ターゲット52にRF(高周波)電力を印加してアルゴンガスにてプラズマを発生させ、3kWの電力でターゲット52をアルゴンガススパッタリングすることによって、反射膜12上に酸化アルミニウム又は二酸化ケイ素よりなる保護膜13を膜厚が1〜16nmになるように成膜した。なお、比較例1は、この保護膜成膜工程を行わなかった。
樹脂膜成膜工程は、保護膜13上にアクリル樹脂系塗料(東洋工業塗料社の商品名RT−160)をスプレー塗布し、80℃で10分間加熱して硬化させて、無色透明なアクリル樹脂よりなる樹脂膜を膜厚が7.5μmになるように成膜した。
試料を目視により観察して、反射膜のクラック(ひび割れ)の有無を調べ、評価した。
◎:反射膜にクラックなし
×:反射膜にクラックあり
硫化試験前後の反射率を測定して、耐硫化性を評価した。
・硫化試験
5%硫化アンモニウム水溶液が入れられた容器内の気相中(発煙状態)で試料を24時間暴露して試験を行った。
・反射率測定
分光光度計(島津製作所社のUV−2450)を用いて、300〜800nmの波長範囲で試料の反射率を測定した。なお、反射膜にクラックが発生しているものは、クラックのない部位で測定した。
・評価
硫化試験前後の反射率から次のように評価した。
◎:硫化試験後の反射率の低下が2%未満
×:硫化試験後の反射率の低下が2%以上
一方、二酸化ケイ素よりなる保護膜を成膜した試料(比較例8〜20)は、耐硫化性が低かった。
保護膜がない試料(比較例1)と、酸化アルミニウムよりなる保護膜の膜厚が薄い(1nm)又は厚い(16nm)試料(比較例2、7)も耐硫化性が低かった。
酸化アルミニウムよりなる保護膜の膜厚が厚い(9nm以上14nm以下)の試料(比較例3〜6)は、耐硫化性は高いものの、反射膜にひび割れが発生した。
保護膜の膜質(屈折率)による反射膜への影響を調べるため、スパッタリング条件(ターゲットサイズとRF電力)を変えて成膜した試料を作成し、反射膜の耐硫化性について測定し、その結果を表2に示す。
実施例11は、酸化アルミニウムのターゲット52に直径が290mmのものを用い、スパッタパワーが7W/cm2になるよう、スパッタリングの電力を5kWにして保護膜成膜工程を行った以外は、実施例9と同じように試料を作成した。
分光エリプソメータ(堀場製作所社のUVISEL)を用いて、入射角度70度、波長範囲1.5〜5.0eV(248〜824nm)、1.5〜5.9eV(210〜826nm)で試料を測定し、保護膜の波長633nmの屈折率を求めた。
一方、スパッタパワーを3W/cm2にして、波長633nmの屈折率が1.489の酸化アルミニウムの保護膜を成膜した試料(比較例21)は、耐硫化性が低かった。
樹脂膜の膜厚による影響を調べるため、酸化アルミニウムよりなる保護膜及びアクリル樹脂よりなる樹脂膜の膜厚を変えた試料を作成し、反射膜のクラックの有無について測定し、その結果を表3に示す。
一方、酸化アルミニウムよりなる保護膜の膜厚を9又は10nmにした試料(比較例31〜46)は、反射膜にひび割れが発生した。
樹脂膜の材料による反射膜への影響を調べるため、酸化アルミニウムよりなる保護膜の膜厚及び樹脂膜の材料(塗料)を変えた試料を作成し、反射膜のクラックの有無について測定し、その結果を表4に示す。
一方、酸化アルミニウムよりなる保護膜の膜厚を9又は10nmにした試料(比較例51〜54)は、反射膜にひび割れが発生した。
例えば、反射膜成膜工程のターゲットに銀を用いて、銀よりなる反射膜を成膜する。
11 基体
12 反射膜
13 保護膜
14 樹脂膜
Claims (7)
- 基体上に銀又は銀合金よりなる反射膜を成膜し、
前記反射膜上に、酸化アルミニウムのターゲットを用いてスパッタパワーを4W/cm 2 以上にしたスパッタリングにより、膜厚が2nm以上8nm以下であり且つ波長633nmの屈折率が1.525以上1.65以下である酸化アルミニウムよりなる保護膜を成膜し、
前記保護膜上に透明樹脂よりなる樹脂膜を成膜することを含む灯具用リフレクタの製造方法。 - 前記保護膜の膜厚が2nm以上5nm未満である請求項1記載の灯具用リフレクタの製造方法。
- 前記反射膜の膜厚が100nm以上300nm以下である請求項1又は2記載の灯具用リフレクタの製造方法。
- 前記樹脂膜の膜厚が1μm以上20μm以下である請求項1、2又は3記載の灯具用リフレクタの製造方法。
- 前記樹脂膜は、透明樹脂塗料をスプレー塗布して成膜する請求項1、2、3又は4記載の灯具用リフレクタの製造方法。
- 前記反射膜は、0.2原子%を超え0.5原子%以下のビスマスと、0.3原子%以上0.5原子%以下のゲルマニウムと、1.0原子%以上2.0原子%以下の金とを含有し、残部が銀及び不可避不純物である銀合金よりなる請求項1、2、3、4又は5記載の灯具用リフレクタの製造方法。
- LEDを光源とする車両灯具に用いられるリフレクタの製造方法であって、
樹脂よりなる基体上に銀又は銀合金よりなる反射膜を成膜し、
前記反射膜上に、酸化アルミニウムのターゲットを用いてスパッタパワーを4W/cm 2 以上にしたスパッタリングにより、膜厚が2nm以上8nm以下であり且つ波長633nmの屈折率が1.525以上1.65以下である酸化アルミニウムよりなる保護膜を成膜し、
前記保護膜上に透明樹脂よりなる樹脂膜を成膜することを含む車両灯具用リフレクタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012189888A JP5867343B2 (ja) | 2012-08-30 | 2012-08-30 | 灯具用リフレクタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012189888A JP5867343B2 (ja) | 2012-08-30 | 2012-08-30 | 灯具用リフレクタの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014047375A JP2014047375A (ja) | 2014-03-17 |
JP5867343B2 true JP5867343B2 (ja) | 2016-02-24 |
Family
ID=50607365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012189888A Active JP5867343B2 (ja) | 2012-08-30 | 2012-08-30 | 灯具用リフレクタの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5867343B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5719179B2 (ja) * | 2010-01-25 | 2015-05-13 | 株式会社神戸製鋼所 | 反射膜積層体 |
JP5364645B2 (ja) * | 2010-05-31 | 2013-12-11 | 株式会社神戸製鋼所 | 車両灯具用反射板 |
-
2012
- 2012-08-30 JP JP2012189888A patent/JP5867343B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014047375A (ja) | 2014-03-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100614736B1 (ko) | 리플렉터용 Ag 합금 반사막 및 이 Ag 합금 반사막을사용한 리플렉터 | |
JP5719179B2 (ja) | 反射膜積層体 | |
JP6340608B2 (ja) | 高耐久性銀ミラー | |
US8399100B2 (en) | Reflection film, reflection film laminate, LED, organic EL display, and organic EL illuminating instrument | |
JP2008541366A (ja) | 赤外線放射要素用の反射体 | |
WO2010101160A1 (ja) | Al合金反射膜、及び、自動車用灯具、照明具、装飾部品、ならびに、Al合金スパッタリングターゲット | |
US8603648B2 (en) | Reflective film laminate | |
CN1834701A (zh) | 反射镜及其制造方法 | |
JP5280777B2 (ja) | 反射膜積層体 | |
JP6816414B2 (ja) | 光反射フィルム及び液晶表示装置用バックライトユニット | |
JP5097031B2 (ja) | 反射膜、led、有機elディスプレイ及び有機el照明器具 | |
CA2573725A1 (en) | Rear surface mirror | |
JP5867343B2 (ja) | 灯具用リフレクタの製造方法 | |
JP2010212109A (ja) | 車両用灯具 | |
JP2008190036A (ja) | 耐凝集性および耐硫化性に優れた反射膜 | |
JP2008158145A (ja) | 反射防止膜及びその反射防止膜を備えた光学物品 | |
JP2011095658A (ja) | 裏面反射鏡 | |
JP5364645B2 (ja) | 車両灯具用反射板 | |
JP5144302B2 (ja) | 反射膜積層体 | |
JPWO2015011786A1 (ja) | ナノ粒子薄膜を有する光学部品、及びこれを用いた光学応用装置 | |
JP2006261028A (ja) | 放電灯具 | |
JP5942283B2 (ja) | 照明器具用反射板 | |
JP2010097066A (ja) | 照明用、ミラー用またはディスプレイパネル用の反射体 | |
JP2005310386A (ja) | 車両用灯具の反射鏡 | |
JP5658911B2 (ja) | 反射部材及びこの反射部材を用いた照明器具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140930 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150430 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150519 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150715 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151208 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151221 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5867343 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |