JP5867329B2 - 受電装置および車両 - Google Patents

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Description

この発明は、受電装置およびそれを備える車両、送電装置、ならびに電力伝送システムに関し、特に、送電装置と受電装置との間の異物を検出する検出装置を備える受電装置およびそれを備える車両、送電装置、ならびに電力伝送システムに関する。
特開平11−321497号公報(特許文献1)は、車両の駐停車時の車両下部へ動物等が侵入した場合に、それを検知して運転者に警告する安全運転支援装置を開示する。この安全運転支援装置においては、車体下面に超音波センサが配置される。そして、車両停止直後の反射音波波形と、停止後順次測定される反射音波波形との比較結果に基づいて、車両下部へ動物等が侵入したか否かが検知される(特許文献1参照)。
一方、近年、電気自動車やハイブリッド自動車等の電動車両に適用可能な電力伝送方法として、電源コードや電力ケーブルを用いない非接触電力伝送が注目されている。この非接触電力伝送技術として、たとえば、電磁誘導を用いた送電、マイクロ波を用いた送電、および所謂共鳴型の送電等の技術が知られている。
特開平11−321497号公報 特開2011−217460号公報
上記の非接触電力伝送においては、送電装置と受電装置との間に異物(存在すべきでない物)が侵入することが考えられる。そこで、送電装置と受電装置との間に侵入した異物を適切に検出することが必要である。しかしながら、そのような異物を検出するための検出装置を設けることによって消費電力が増加する。特に、上記検出装置が車両に搭載される場合には、電力損失の抑制に対する要請が極めて高い。そこで、上記検出装置による消費電力の削減が重要であるところ、この点について上記特許文献では特に検討されていない。
それゆえに、この発明の目的は、送電装置から送出される電力を非接触で受電する受電装置およびそれを備える車両において、送電装置と受電装置との間の異物検出を実現しつつ、異物検出による電力損失を抑制することである。
また、この発明の別の目的は、受電装置へ非接触で電力を送出する送電装置において、送電装置と受電装置との間の異物検出を実現しつつ、異物検出による電力損失を抑制することである。
また、この発明の別の目的は、送電装置から受電装置へ非接触で電力を伝送する電力伝送システムにおいて、送電装置と受電装置との間の異物検出を実現しつつ、異物検出による電力損失を抑制することである。
この発明によれば、受電装置は、送電装置から送出される電力を非接触で受電する受電装置であって、受電部と、検出装置とを備える。受電部は、送電装置から送出される電力を非接触で受電する。検出装置は、送電装置と受電装置との間の異物を検出する。検出装置は、受電部による受電の開始に連動して起動し、受電の終了に連動して停止する。
好ましくは、受電装置は、通信部をさらに備える。通信部は、送電装置と通信を行なう。検出装置は、通信部による送電装置との通信が確立すると起動する。
好ましくは、検出装置は、通信部による送電装置との通信が遮断されると停止する。
好ましくは、検出装置は、受電部が受電した電力を受けて作動する。
好ましくは、検出装置は、受電部により受電された電力が出力される電力線に電気的に接続され、電力線から電力を受けて作動する。
好ましくは、検出装置は、もう1つの受電部を含む。もう1つの受電部は、送電装置から送出される電力を非接触で受電する。検出装置は、もう1つの受電部が受電した電力によって作動する。
好ましくは、検出装置は、検出情報の経時変化の有無によって異物の侵入を検出する。
好ましくは、受電装置は、車両に搭載される。検出装置は、車体下面に設置され、受電部に対向する地面に向けて検知範囲が設定される。
好ましくは、検出装置は、超音波センサである。
好ましくは、受電部の固有周波数と送電装置の送電部の固有周波数との差は、受電部の固有周波数または送電部の固有周波数の±10%以下である。
好ましくは、受電部と送電装置の送電部との結合係数は0.3以下である。
好ましくは、受電部は、受電部と送電装置の送電部との間に形成される磁界と、受電部と送電部との間に形成される電界との少なくとも一方を通じて、送電部から受電する。磁界および電界は、受電部と送電部との間に形成され、かつ、特定の周波数で振動する。
また、この発明によれば、車両は、上述したいずれかの受電装置と、蓄電装置と、電動機とを備える。蓄電装置は、受電装置によって受電された電力を蓄える。電動機は、蓄電装置に蓄えられた電力によって走行駆動力を発生する。
また、この発明によれば、送電装置は、受電装置へ非接触で電力を送出する送電装置であって、送電部と、検出装置とを備える。送電部は、受電装置へ非接触で電力を送出する。検出装置は、送電装置と受電装置との間の異物を検出する。検出装置は、送電部による送電の開始に連動して起動し、送電の終了に連動して停止する。
また、この発明によれば、電力伝送システムは、送電装置から受電装置へ非接触で電力を伝送する電力伝送システムであって、送電部と、受電部と、検出装置とを備える。送電部は、送電装置から受電装置へ非接触で電力を送出する。受電部は、送電装置から送出される電力を非接触で受電する。検出装置は、送電装置と受電装置との間の異物を検出する。検出装置は、送電装置から受電装置への電力伝送の開始に連動して起動し、電力伝送の停止に連動して停止する。
この発明においては、送電装置と受電装置との間の異物を検出する検出装置が設けられる。そして、検出装置は、送電装置から受電装置への電力伝送の開始に連動して起動し、電力伝送の停止に連動して停止する。これにより、検出装置は、実質的に異物検出が必要な、送電装置から受電装置への電力伝送時にのみ電力を消費するので、検出装置の消費電力が必要最小限に抑えられる。したがって、この発明によれば、送電装置と受電装置との間の異物を検出しつつ、異物検出による電力損失を抑制することができる。
この発明の実施の形態1による電力伝送システムの全体構成図である。 図1に示す車両の後部の平面図である。 図1に示す車両ECUの機能ブロック図である。 異物検出センサの起動処理を説明するためのフローチャートである。 異物検出センサの停止処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示す電力伝送システムにおいて非接触電力伝送を実現する電気回路図である。 電力伝送システムのシミュレーションモデルを示す図である。 送電部および受電部の固有周波数のズレと電力伝送効率との関係を示す図である。 固有周波数を固定した状態で、エアギャップを変化させたときの電力伝送効率と、送電部に供給される電流の周波数との関係を示すグラフである。 電流源または磁流源からの距離と電磁界の強度との関係を示した図である。 実施の形態2における電力伝送システムの電気回路図である。 実施の形態3における電力伝送システムの電気回路図である。 変形例における異物検出センサの配置を説明するための第1の図である。 変形例における異物検出センサの配置を説明するための第2の図である。 実施の形態4による電力伝送システムの全体構成図である。 実施の形態5による電力伝送システムの電気回路図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
(全体構成)
図1は、この発明の実施の形態1による電力伝送システムの全体構成図である。図1を参照して、この電力伝送システムは、車両100と、送電装置200とを備える。車両100は、受電部110と、整流部120と、蓄電装置130と、動力生成部140と、異物検出センサ150A,150Bと、車両ECU(Electronic Control Unit)160と、通信部170とを含む。送電装置200は、高周波電源220と、送電部230と、電源ECU240と、通信部250とを含む。
車両100の受電部110は、送電装置200の送電部230から送出される電力を非接触で受電して整流部120へ出力する。この実施の形態1では、地中または地表に送電部230が設けられ、受電部110は、車両後方において車体下部に設けられる。なお、受電部110の配設箇所はこれに限定されるものではなく、地中または地表に送電部230が設けられる場合に、受電部110は、車両前方や中央において車体下部に設けてもよい。
なお、一例として、受電部110は、コイルおよびキャパシタを含む共振回路によって構成される。受電部110の具体的な構成については、送電装置200の送電部230とともに後ほど説明する。
整流部120は、受電部110から受ける交流電力を直流電力に変換し、その変換された直流電力を蓄電装置130へ出力する。蓄電装置130は、再充電可能な直流電源であり、たとえばリチウムイオンやニッケル水素などの二次電池によって構成される。蓄電装置130は、整流部120から出力される電力を蓄えるほか、動力生成部140によって発電される電力も蓄える。そして、蓄電装置130は、蓄えられた電力を動力生成部140へ供給する。なお、蓄電装置130として大容量のキャパシタも採用可能である。
動力生成部140は、蓄電装置130に蓄えられる電力を用いて車両100の走行駆動力を発生する。特に図示しないが、動力生成部140は、たとえば、蓄電装置130から電力を受けるインバータ、インバータによって駆動されるモータ、モータによって駆動される駆動輪等を含む。なお、動力生成部140は、蓄電装置130を充電するための発電機と、その発電機を駆動可能なエンジンを含んでもよい。
異物検出センサ150A,150Bは、車両100と送電装置200との間の異物を検出するためのセンサである。なお、異物とは、異物検出センサ150A,150Bの検出範囲に本来存在しないものであり、ここでは、車両100と送電装置200との間に存在する動物等が想定される。
異物検出センサ150A,150Bには、検知された情報の経時変化によって異物を検出可能な種々のセンサを採用可能であり、たとえば、ソナーや、焦電センサ、電波センサ、光センサ等を採用可能である。なお、ソナーは、超音波の反射を利用して異物を検出し、焦電センサは、焦電素子に入力される赤外線量の変化を検知して異物を検出する。また、電波センサは、電波の受信強度の変化に基づいて異物を検出し、光センサは、物体からの反射光の変化を検知して異物を検出する。
この実施の形態1では、送電装置200の送電部230が地中または地表に設けられ、かつ、受電部110が車体下部に設けられるのに対応して、異物検出センサ150A,150Bは、車体下面に設置される。好ましくは、異物検出センサ150A,150Bは、図2の平面図に示されるように、受電部110に対向する地面に向けて(送電装置200の送電部230に向けて)異物検出センサ150A,150Bの検知範囲が設定される。このような配置は、送電装置200の送電部230から受電部110への送電時に、送電部230と受電部110との間に侵入した異物を確実に検知可能とするものである。
なお、この実施の形態1では、2つの異物検出センサ150A,150Bが設けられているが、異物検出センサの数は2つに限定されるものではなく、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。また、異物検出センサの配置(検知範囲含む)は、図1,2に示される配置に限定されるものではなく、たとえば、異物検出センサ150A,150Bを車両進行方向に対して受電部110の左右にそれぞれ配置してもよい。また、この実施の形態1では、異物検出センサ150A,150Bは、図示されない補機電源から動作電力を受ける。
再び図1を参照して、車両ECU160は、蓄電装置130の充電状態(SOC:State Of Charge)に関する充電情報を蓄電装置130から受け、その受けた充電情報に基づいて、送電装置200による蓄電装置130の充電を制御する。送電装置200から車両100への送電が行なわれるとき、車両ECU160は、通信部170によって送電装置200と通信し、送電装置200から車両100への送電を実行するための種々の情報をやり取りする。
また、車両ECU160は、異物検出センサ150A,150Bの動作を制御する。具体的には、車両ECU160は、受電部110による受電の開始に連動して異物検出センサ150A,150Bへ起動指令を出力し、受電の終了に連動して異物検出センサ150A,150Bへ停止指令を出力する。これにより、異物検出センサ150A,150Bは、受電部110による受電の開始に連動して起動し、受電の終了に連動して停止する。
この実施の形態1では、通信部170による送電装置200の通信部250との通信が確立すると、送電装置200から車両100への送電が開始されるものと判断されて異物検出センサ150A,150Bが起動する。また、通信部170による送電装置200の通信部250との通信が遮断されると、送電装置200から車両100への送電が終了したものと判断されて異物検出センサ150A,150Bが停止する。
なお、異物検出センサ150A,150Bの起動タイミングとしては、通信部170,250間の通信確立時のほか、送電装置200から受電部110が実際に受電したときであってもよい。あるいは、送電装置200から車両100への送電を指示する給電スイッチ(図示せず)が利用者によりオン操作されたときや、送電装置200の送電部230に対する受電部110の位置合わせ(送電装置200に対する車両100の駐車動作)が開始されたとき、もしくは上記位置合わせが完了したとき等であってもよい。
また、異物検出センサ150A,150Bの停止タイミングとしては、通信部170,250間の通信遮断時のほか、受電部110による送電装置200からの受電が実際に終了したときであってもよい。あるいは、上記給電スイッチが利用者によりオフ操作されたときや、車両100が走行動作を開始したとき等であってもよい。
通信部170は、車両100が送電装置200と通信を行なうための通信インターフェースである。通信部170は、送電装置200の通信部250と無線通信を行なうように構成される。
一方、送電装置200においては、高周波電源220は、たとえば系統電源210から電力を受けて高周波の交流電力を生成する。送電部230は、高周波電源220から高周波の交流電力の供給を受け、車両100の受電部110へ非接触で電力を伝送する。一例として、送電部230は、コイルおよびキャパシタを含む共振回路によって構成される。なお、送電部230の具体的な構成についても、車両100の受電部110とともに後ほど説明する。
電源ECU240は、送電装置200から車両100への送電時、高周波電源220の動作を制御する。また、電源ECU240は、通信部250によって車両100と通信し、送電装置200から車両100への送電を実行するための種々の情報をやり取りする。通信部250は、送電装置200が車両100と通信を行なうための通信インターフェースであり、車両100の通信部170と無線通信を行なうように構成される。
(車両ECUの構成)
図3は、図1に示した車両ECU160の機能ブロック図である。図3を参照して、車両ECU160は、通信制御部162と、充電制御部164と、センサ制御部166とを含む。
通信制御部162は、通信部170(図1)による送電装置200との通信を制御する。具体的には、送電装置200から車両100への送電が要求されると、通信制御部162は、通信部170と送電装置200の通信部250との間で通信を確立するように通信部170を制御する。なお、送電装置200から車両100への送電要求について、たとえば、送電装置200から車両100への送電を指示する給電スイッチ(図示せず)が利用者によりオン操作されたときに、送電装置200から車両100への送電が要求されたものと判定される。あるいは、送電装置200の送電部230に対する受電部110の位置合わせ(送電装置200に対する車両100の駐車動作)が開始されたとき、もしくは上記位置合わせが完了したとき等に、送電装置200から車両100への送電が要求されたものとしてもよい。そして、通信制御部162は、通信部170,250間で通信が確立すると、その旨を充電制御部164およびセンサ制御部166へ通知する。
また、通信制御部162は、送電装置200から車両100への送電開始指令や送電停止指令、車両100における受電状況(受電電力や電圧、電流等)等に関する情報を充電制御部164から受け、その受けた情報を送電装置200へ送信するように通信部170を制御する。
また、通信制御部162は、送電装置200から車両100への送電の終了が要求されると、通信部170,250間の通信を終了するように通信部170を制御する。なお、送電装置200から車両100への送電の終了要求について、たとえば、上記給電スイッチが利用者によりオフ操作されたときや、車両100が走行動作を開始したとき等に、送電装置200から車両100への送電の終了が要求されたものと判定される。そして、通信制御部162は、通信部170,250間の通信が遮断されると、その旨を充電制御部164およびセンサ制御部166へ通知する。
充電制御部164は、送電装置200から車両100への送電の開始および終了、ならびに送電装置200による蓄電装置130の充電を制御する。具体的には、充電制御部164は、送電装置200による蓄電装置130の充電を許可する所定の充電実行条件が成立すると、送電開始指令を通信制御部162へ出力する。そして、充電制御部164は、蓄電装置130のSOCや充電電圧V,充電電力Iの各検出値に基づいて、蓄電装置130の充電を実行する。また、充電制御部164は、蓄電装置130の充電を終了する所定の充電終了条件が成立すると、送電終了指令を通信制御部162へ出力する。
また、充電制御部164は、充電制御の実行中、すなわち送電装置200から車両100への送電の実行中、その旨をセンサ制御部166へ通知する。
センサ制御部166は、異物検出センサ150A,150Bの動作を制御する。具体的には、センサ制御部166は、通信部170,250間の通信が確立した旨の通知を通信制御部162から受けると、異物検出センサ150A,150Bへ起動信号ACTを出力する。これにより、異物検出センサ150A,150Bが起動され、図示されない補機電源から動作電力を受けて作動する。また、センサ制御部166は、通信部170,250間の通信が遮断された旨の通知を通信制御部162から受けると、異物検出センサ150A,150Bへ停止信号STPを出力する。これにより、異物検出センサ150A,150Bが停止され、異物検出センサ150A,150Bによる電力消費はなくなる。
(異物検出センサの起動/停止処理)
図4は、異物検出センサ150A,150Bの起動処理を説明するためのフローチャートである。図4を参照して、送電装置200から車両100への送電の開始が要求されると(ステップSS10においてYES)、車両システムが起動される(ステップS20)。車両システムが起動されると、車両ECU160は、通信部170を起動する(ステップS30)。
そして、通信部170と送電装置200の通信部250との間の通信が確立すると(ステップS40においてYES)、車両ECU160は、異物検出センサ150A,150Bを起動する(ステップS50)。これにより、異物検出センサ150A,150Bは、動作電力を受けて作動し、異物の検知を開始する。
異物検出センサ150A,150Bにより異物が検知されると(ステップS60においてYES)、車両ECU160は、送電装置200による蓄電装置130の充電(非接触充電)が実行中であるか否かを判定する(ステップS70)。充電実行中であると判定されると(ステップS70においてYES)、車両ECU160は、蓄電装置130の充電を停止する(ステップS80)。すなわち、車両ECU160は、通信部170によって送電装置200へ送電停止指令を送信する。一方、ステップS70において充電実行中でないと判定されると(ステップS70においてNO)、車両ECU160は、蓄電装置130の充電を禁止する。すなわち、送電装置200への送電開始指令の送信が禁止される。これにより、車両100は充電待機状態となる(ステップS90)。
なお、ステップS60において異物が検出されないときは(ステップS60においてNO)、車両ECU160は、以降に示すセンサ停止処理によって異物検出センサ150A,150Bが停止したか否かを判定する(ステップS100)。そして、異物検出センサ150A,150Bが停止していると判定されると(ステップS100においてYES)、ステップS110へ処理が移行され、異物検出センサ150A,150Bは作動していると判定されると(ステップS100においてNO)、ステップS60へ処理が戻される。
図5は、異物検出センサ150A,150Bの停止処理を説明するためのフローチャートである。図5を参照して、車両ECU160は、車両システムが起動しているか否かを判定する(ステップS210)。車両システムは起動中であると判定されると(ステップS210においてYES)、車両ECU160は、通信部170,250間の通信が確立しているか否かを判定する(ステップS220)。
通信部170,250間の通信は確立していると判定されると(ステップS220においてYES)、車両ECU160は、通信部170,250間の通信が終了して途絶しているか否かを判定する(ステップS230)。そして、通信部170,250間の通信が途絶していると判定されると(ステップS230においてYES)、車両ECU160は、異物検出センサ150A,150Bを停止する(ステップS240)。これにより、異物検出センサ150A,150Bは異物の検知を終了し、異物検出センサ150A,150Bへの電力供給が停止する。
(電力伝送システムの回路構成)
次に、送電装置200から車両100への電力伝送について説明する。図6は、図1に示した電力伝送システムにおいて非接触電力伝送を実現する電気回路図である。なお、この図6に示される回路構成は一例であって、非接触電力伝送を実現するための構成が図6の構成に限定されるものではない。
図6を参照して、車両100の受電部110は、二次コイル340と、キャパシタ350とを含む。二次コイル340は、キャパシタ350とともに共振回路を形成し、送電装置200の送電部230から送出される電力を非接触で受電する。整流部120は、二次コイル340によって受電された交流電力を整流して蓄電装置130へ出力する。なお、特に図示しないが、二次コイル340およびキャパシタ350によって閉ループを形成し、二次コイル340により受電された交流電力を電磁誘導により二次コイル340から取出して整流部120へ出力するコイルを別途設けてもよい。
一方、送電装置200において、送電部230は、一次コイル330と、キャパシタ335とを含む。一次コイル330は、キャパシタ335とともに共振回路を形成し、高周波電源220から供給される交流電力を受電部110へ非接触で送電する。なお、特に図示しないが、一次コイル330およびキャパシタ335によって閉ループを形成し、高周波電源220から出力される交流電力を電磁誘導により一次コイル330へ供給するコイルを別途設けてもよい。
なお、キャパシタ335,350は、共振回路の固有周波数を調整するために設けられるものであり、一次コイル330および二次コイル340の浮遊容量を利用して所望の固有周波数が得られる場合には、キャパシタ335,350を設けない構成としてもよい。
なお、高周波電源220と送電部230との間に整合器240を設けてもよい(図1では図示せず)。そして、一例として、整合器240は、可変コンデンサ310,315と、コイル320とを含む。整合器240は、可変コンデンサ310,315の容量を変化させることによってインピーダンスを変更することができる。この整合器240においてインピーダンスを変更することによって、送電装置200のインピーダンスを車両100のインピーダンスと整合させることができる(インピーダンスマッチング)。なお、高周波電源220がインピーダンスの整合機能を有してもよく、その場合には、整合器240を省略することも可能である。
以下に、送電装置200の送電部230から車両100の受電部110への非接触電力伝送について説明する。この電力伝送システムにおいては、送電部230の固有周波数と、受電部110の固有周波数との差は、送電部230の固有周波数または受電部110の固有周波数の±10%以下である。このような範囲に送電部230および受電部110の固有周波数を設定することで電力伝送効率を高めることができる。一方、上記の固有周波数の差が±10%よりも大きくなると、電力伝送効率が10%よりも小さくなり、電力伝送時間が長くなるなどの弊害が生じる。
なお、送電部230(受電部110)の固有周波数とは、一次コイル330およびキャパシタ335(二次コイル340およびキャパシタ350)によって構成される電気回路(共振回路)が自由振動する場合の振動周波数を意味する。なお、送電部230(受電部110)の共振周波数とは、一次コイル330およびキャパシタ335(二次コイル340およびキャパシタ350)によって構成される電気回路(共振回路)において、制動力または電気抵抗を零としたときの固有周波数を意味する。
図7および図8を用いて、固有周波数の差と電力伝送効率との関係とを解析したシミュレーション結果について説明する。図7は、電力伝送システムのシミュレーションモデルを示す図である。また、図8は、送電部および受電部の固有周波数のズレと電力伝送効率との関係を示す図である。
図7を参照して、電力伝送システム389は、送電部390と、受電部391とを備える。送電部390は、第1コイル392と、第2コイル393とを含む。第2コイル393は、共振コイル394と、共振コイル394に設けられたキャパシタ395とを含む。受電部391は、第3コイル396と、第4コイル397とを備える。第3コイル396は、共振コイル399とこの共振コイル399に接続されたキャパシタ398とを含む。
共振コイル394のインダクタンスをインダクタンスLtとし、キャパシタ395のキャパシタンスをキャパシタンスC1とする。また、共振コイル399のインダクタンスをインダクタンスLrとし、キャパシタ398のキャパシタンスをキャパシタンスC2とする。このように各パラメータを設定すると、第2コイル393の固有周波数f1は、下記の式(1)によって示され、第3コイル396の固有周波数f2は、下記の式(2)によって示される。
f1=1/{2π(Lt×C1)1/2}・・・(1)
f2=1/{2π(Lr×C2)1/2}・・・(2)
ここで、インダクタンスLrおよびキャパシタンスC1,C2を固定して、インダクタンスLtのみを変化させた場合において、第2コイル393および第3コイル396の固有周波数のズレと電力伝送効率との関係を図7に示す。なお、このシミュレーションにおいては、共振コイル394および共振コイル399の相対的な位置関係は固定とし、さらに、第2コイル393に供給される電流の周波数は一定である。
図8に示すグラフのうち、横軸は固有周波数のズレ(%)を示し、縦軸は一定周波数での電力伝送効率(%)を示す。固有周波数のズレ(%)は、下記の式(3)によって示される。
(固有周波数のズレ)={(f1−f2)/f2}×100(%)・・・(3)
図8からも明らかなように、固有周波数のズレ(%)が0%の場合には、電力伝送効率は100%近くとなる。固有周波数のズレ(%)が±5%の場合には、電力伝送効率は40%程度となる。固有周波数のズレ(%)が±10%の場合には、電力伝送効率は10%程度となる。固有周波数のズレ(%)が±15%の場合には、電力伝送効率は5%程度となる。すなわち、固有周波数のズレ(%)の絶対値(固有周波数の差)が、第3コイル396の固有周波数の10%以下の範囲となるように第2コイル393および第3コイル396の固有周波数を設定することで、電力伝送効率を実用的なレベルに高めることができることがわかる。さらに、固有周波数のズレ(%)の絶対値が第3コイル396の固有周波数の5%以下となるように第2コイル393および第3コイル396の固有周波数を設定すると、電力伝送効率をさらに高めることができるのでより好ましい。なお、シミュレーションソフトしては、電磁界解析ソフトウェア(JMAG(登録商標):株式会社JSOL製)を採用している。
再び図6を参照して、送電装置200の送電部230および車両100の受電部110は、送電部230と受電部110との間に形成される磁界および電界の少なくとも一方を通じて、非接触で電力を授受する。送電部230と受電部110との間に形成される磁界および/または電界は、特定の周波数で振動する。そして、送電部230と受電部110とを電磁界によって共振(共鳴)させることで、送電部230から受電部110へ電力が伝送される。
ここで、送電部230の周囲に形成される特定の周波数の磁界について説明する。「特定の周波数の磁界」は、典型的には、電力伝送効率と送電部230に供給される電流の周波数と関連性を有する。そこで、まず、電力伝送効率と、送電部230に供給される電流の周波数との関係について説明する。送電部230から受電部110に電力を伝送するときの電力伝送効率は、送電部230および受電部110間の距離などの様々な要因よって変化する。たとえば、送電部230および受電部110の固有周波数(共振周波数)をf0とし、送電部230に供給される電流の周波数をf3とし、送電部230および受電部110の間のエアギャップをエアギャップAGとする。
図9は、固有周波数f0を固定した状態で、エアギャップAGを変化させたときの電力伝送効率と、送電部230に供給される電流の周波数f3との関係を示すグラフである。図9を参照して、横軸は、送電部230に供給される電流の周波数f3を示し、縦軸は、電力伝送効率(%)を示す。効率曲線L1は、エアギャップAGが小さいときの電力伝送効率と、送電部230に供給される電流の周波数f3との関係を模式的に示す。この効率曲線L1に示すように、エアギャップAGが小さい場合には、電力伝送効率のピークは周波数f4,f5(f4<f5)において生じる。エアギャップAGを大きくすると、電力伝送効率が高くなるときの2つのピークは、互いに近づくように変化する。そして、効率曲線L2に示すように、エアギャップAGを所定距離よりも大きくすると、電力伝送効率のピークは1つとなり、送電部230に供給される電流の周波数が周波数f6のときに電力伝送効率がピークとなる。エアギャップAGを効率曲線L2の状態よりもさらに大きくすると、効率曲線L3に示すように電力伝送効率のピークが小さくなる。
たとえば、電力伝送効率の向上を図るため手法として次のような手法が考えられる。第1の手法としては、エアギャップAGにあわせて、送電部230に供給される電流の周波数を一定として、キャパシタ335,350のキャパシタンスを変化させることで、送電部230と受電部110との間での電力伝送効率の特性を変化させる手法が考えられる。具体的には、送電部230に供給される電流の周波数を一定とした状態で、電力伝送効率がピークとなるように、キャパシタ335,350のキャパシタンスを調整する。この手法では、エアギャップAGの大きさに関係なく、送電部230および受電部110に流れる電流の周波数は一定である。なお、電力伝送効率の特性を変化させる手法としては、送電装置200の整合器240を利用する手法や、車両100において整流部120と蓄電装置130との間に設けられるコンバータを利用する手法などを採用することも可能である。
また、第2の手法としては、エアギャップAGの大きさに基づいて、送電部230に供給される電流の周波数を調整する手法である。たとえば、電力伝送特性が効率曲線L1となる場合には、周波数f4またはf5の電流を送電部230に供給する。周波数特性が効率曲線L2,L3となる場合には、周波数f6の電流を送電部230に供給する。この場合においては、エアギャップAGの大きさに合わせて送電部230および受電部110に流れる電流の周波数を変化させることになる。
第1の手法では、送電部230を流れる電流の周波数は、固定された一定の周波数となり、第2の手法では、送電部230を流れる周波数は、エアギャップAGによって適宜変化する周波数となる。第1の手法や第2の手法などによって、電力伝送効率が高くなるように設定された特定の周波数の電流が送電部230に供給される。送電部230に特定の周波数の電流が流れることで、送電部230の周囲には、特定の周波数で振動する磁界(電磁界)が形成される。受電部110は、受電部110と送電部230との間に形成され、かつ特定の周波数で振動する磁界を通じて送電部230から電力を受電している。したがって、「特定の周波数で振動する磁界」とは、必ずしも固定された周波数の磁界とは限らない。なお、上記の例では、エアギャップAGに着目して、送電部230に供給される電流の周波数を設定するようにしているが、電力伝送効率は、送電部230および受電部110の水平方向のずれ等のように他の要因によっても変化するものであり、当該他の要因に基づいて、送電部230に供給される電流の周波数を調整する場合がある。
なお、上記では、送電部230および受電部110にコイル(たとえばヘリカルコイル)を採用したが、コイルに代えて、メアンダラインなどのアンテナなどを採用してもよい。メアンダラインなどのアンテナなどを採用した場合には、送電部230に特定の周波数の電流が流れることで、特定の周波数の電界が送電部230の周囲に形成される。そして、この電界を通して、送電部230と受電部110との間で電力伝送が行なわれる。
この電力伝送システムにおいては、電磁界の「静電磁界」が支配的な近接場(エバネッセント場)を利用することで、送電および受電効率の向上が図られている。
図10は、電流源または磁流源からの距離と電磁界の強度との関係を示した図である。図10を参照して、電磁界は3つの成分から成る。曲線k1は、波源からの距離に反比例した成分であり、「輻射電磁界」と称される。曲線k2は、波源からの距離の2乗に反比例した成分であり、「誘導電磁界」と称される。また、曲線k3は、波源からの距離の3乗に反比例した成分であり、「静電磁界」と称される。なお、電磁界の波長を「λ」とすると、「輻射電磁界」と「誘導電磁界」と「静電磁界」との強さが略等しくなる距離は、λ/2πと表わすことができる。
「静電磁界」は、波源からの距離とともに急激に電磁波の強度が減少する領域であり、この実施の形態に係る電力伝送システムでは、この「静電磁界」が支配的な近接場(エバネッセント場)を利用してエネルギー(電力)の伝送が行なわれる。すなわち、「静電磁界」が支配的な近接場において、近接する固有周波数を有する送電部230および受電部110(たとえば一対のコイル)を共鳴させることにより、送電部230から他方の受電部110へエネルギー(電力)を伝送する。この「静電磁界」は遠方にエネルギーを伝播しないので、遠方までエネルギーを伝播する「輻射電磁界」によってエネルギー(電力)を伝送する電磁波に比べて、共鳴法は、より少ないエネルギー損失で送電することができる。
このように、この電力伝送システムにおいては、送電部230と受電部110とを電磁界によって共振(共鳴)させることで、送電部230と受電部110との間で非接触で電力が伝送される。送電部230と受電部110との間に形成されるこのような電磁場は、たとえば、近接場共振(共鳴)結合場という場合がある。送電部230と受電部110との結合係数κは、たとえば、0.3以下程度であり、好ましくは、0.1以下である。当然のことながら、結合係数κが0.1〜0.3程度の範囲も採用することができる。結合係数κは、このような値に限定されるものでなく、電力伝送が良好となる種々の値をとり得る。
なお、電力伝送における、上記のような送電部230と受電部110との結合を、たとえば、「磁気共鳴結合」、「磁界(磁場)共鳴結合」、「磁場共振(共鳴)結合」、「近接場共振(共鳴)結合」、「電磁界(電磁場)共振結合」、「電界(電場)共振結合」等という。「電磁界(電磁場)共振結合」は、「磁気共鳴結合」、「磁界(磁場)共鳴結合」、「電界(電場)共振結合」のいずれも含む結合を意味する。
送電部230と受電部110とが上記のようにコイルによって形成される場合には、送電部230と受電部110とは、主に磁界(磁場)によって結合し、「磁気共鳴結合」または「磁界(磁場)共鳴結合」が形成される。なお、上記のように、送電部230と受電部110とにメアンダライン等のアンテナを採用することも可能であり、この場合には、送電部230と受電部110とは、主に電界(電場)によって結合し、「電界(電場)共鳴結合」が形成される。
以上のように、この実施の形態1においては、送電装置200と車両100との間の異物を検出する異物検出センサ150A,150Bが設けられる。そして、異物検出センサ150A,150Bは、送電装置200から車両100への電力伝送の開始に連動して起動し、電力伝送の停止に連動して停止する。これにより、異物検出センサ150A,150Bは、実質的に異物検出が必要な、送電装置200から車両100への電力伝送時にのみ電力を消費するので、異物検出センサ150A,150Bの消費電力が必要最小限に抑えられる。したがって、この実施の形態1によれば、送電装置200と車両100との間の異物検出を実現しつつ、異物検出による車両100の電力損失を抑制することができる。
また、この実施の形態1では、異物検出センサ150A,150Bは、車体下面に設置され、受電部110に対向する地面に向けて(送電装置200の送電部230に向けて)異物検出センサ150A,150Bの検知範囲が設定される。したがって、この実施の形態1によれば、送電装置200から車両100への送電時に、送電部230と受電部110との間に侵入した異物を確実に検知することができる。
[実施の形態2]
この実施の形態2では、異物検出センサは、車両の受電部が受電した電力を受けて作動する。これにより、異物検出センサは、送電装置から車両への実際の送電中にのみ作動し、送電装置から車両への送電が行なわれていないときは停止する。
図11は、実施の形態2における電力伝送システムの電気回路図である。なお、この図11に示される電気回路は、実施の形態1における電力伝送システムの電気回路を示した図6に対応するものである。
図11を参照して、実施の形態2における車両100Aは、実施の形態1における車両100と異物検出センサ150A,150Bの電源構成が異なる。すなわち、この実施の形態2では、受電部110によって受電された電力が出力される電力線に異物検出センサ150A,150Bが電気的に接続される。そして、異物検出センサ150A,150Bは、送電装置200の送電部230から受電部110が受電しているときに受電電力の一部を受けて動作する。
なお、この図11では、整流部120と蓄電装置130との間の電力線PLに異物検出センサ150A,150Bが電気的に接続された構成が代表的に示されているが、別途設けられる整流器を介して受電部110と整流部120との間に異物検出センサ150A,150Bを電気的に接続してもよい。
なお、実施の形態2における電力伝送システムのその他の構成は、実施の形態1による電力伝送システムの構成と基本的に同じである。
なお、特に図示しないが、蓄電装置130と電力線PLとの間には、送電装置200による蓄電装置130の充電時にオンされるリレーが設けられており、受電部110が送電部230から受電していないときは、上記リレーがオフされる。したがって、異物検出センサ150A,150Bは、受電部110の受電時(送電装置200による蓄電装置130の充電時)にのみ受電部110による受電電力を受けて動作し、受電部110が送電部230から受電していないときは、異物検出センサ150A,150Bへ動作電力は供給されない。
以上のように、この実施の形態2においては、異物検出センサ150A,150Bは、受電部110が受電した電力を受けて作動する。これにより、送電装置200から車両100Aへの非送電時は、異物検出センサ150A,150Bへ電力は供給されず、異物検出センサ150A,150Bは停止する。したがって、この実施の形態2によれば、送電装置200と車両100Aとの間の異物検出を確実に行ないつつ、異物検出センサ150A,150Bの消費電力を必要最小限に抑制することができる。
また、この実施の形態2によれば、異物検出センサ150A,150Bは、補機電源とは電気的に切り離されるので、送電装置200から車両100Aへの送電時に、異物検出センサ150A,150Bに表われる高周波のノイズが補機電源へ伝播するのを抑制することができる。
[実施の形態3]
実施の形態2では、異物検出センサは、車両の受電部110が受電した電力を受けて作動するものとしたが、この実施の形態3では、送電装置から送出される電力を異物検出センサ自身が非接触で受電するための受電部が別途設けられる。そして、送電装置から車両への送電時に、その別途設けられた受電部が送電装置から受電した電力によって異物検出センサが作動する。
図12は、実施の形態3における電力伝送システムの電気回路図である。なお、この図12に示される電気回路も、実施の形態1における電力伝送システムの電気回路を示した図6に対応するものである。
図12を参照して、実施の形態3における車両100Bは、実施の形態1における車両100の構成において、異物検出センサ150A,150Bに代えて異物検出センサ150C,150Dを含む。異物検出センサ150C,150Dの配置は、実施の形態1の配置と同じである。
異物検出センサ150C,150Dの各々は、受電部180と、整流部182と、検出部184とを含む。受電部180は、たとえば受電部110と同様にコイルおよびキャパシタを含む共振回路によって構成され、送電装置200の送電部230から送出される電力を非接触で受電して整流部182へ出力する。
整流部182は、受電部180によって受電された交流電力を整流して検出部184へ出力する。検出部184は、整流部182から出力される電力を受けて作動し、車両100Bと送電装置200との間の異物を検出する。すなわち、検出部184は、送電装置200から車両100Bへの送電が行なわれているときに、受電部180が送電部230から受電した電力を用いて作動する。なお、検出部184の構成は、実施の形態1における異物検出センサ150A,150Bの構成と同じである。
なお、実施の形態3における電力伝送システムのその他の構成は、実施の形態1による電力伝送システムの構成と基本的に同じである。
以上のように、この実施の形態3においては、異物検出センサ150C,150Dの各々は、受電部180を含み、受電部180が受電した電力によって作動する。これにより、送電装置200から車両100Bへの非送電時は、異物検出センサ150C,150Dへ電力は供給されず、異物検出センサ150C,150Dは停止する。したがって、この実施の形態3によっても、送電装置200と車両100Bとの間の異物検出を確実に行ないつつ、異物検出センサ150C,150Dの消費電力を必要最小限に抑制することができる。
また、この実施の形態3においても、異物検出センサ150C,150Dは、補機電源とは電気的に切り離されるので、送電装置200から車両100Bへの送電時に、異物検出センサ150C,150Dに表われる高周波のノイズが補機電源へ伝播するのを抑制することができる。
[変形例]
この変形例では、上記の各実施の形態と異物検出センサの配置が異なる例が示される。
図13,14は、この変形例における異物検出センサの配置を説明するための図である。なお、この図13,14は、それぞれ上記の図1,2に対応するものである。図13,14を参照して、送電装置200の送電部230が地中または地表に設けられ、かつ、受電部110が車両後方の車体下部に設けられるのに対応して、異物検出センサ150A,150E,150Fは、車両最後方の車体下面に設置される。
そして、異物検出センサ150A,150E,150Fは、いずれも車両前方向の地面に向けて検知範囲が設定され、少なくとも中央の異物検出センサ150Aについては、受電部110に対向する地面(送電装置200の送電部230)に向けて検知範囲が設定される。なお、特に図示しないが、異物検出センサ150E,150Fについても、受電部110に対向する地面に向けて検知範囲を設定してもよい。
なお、異物検出センサ150E,150Fの構成は、異物検出センサ150Aの構成と同じである。また、実施の形態2のように、異物検出センサ150A,150E,150Fを、受電部110によって受電された電力が出力される電力線に電気的に接続してもよい。また、異物検出センサ150A,150E,150Fの各々に代えて、実施の形態3に示した異物検出センサ150C(150D)を採用してもよい。
[実施の形態4]
上記の各実施の形態においては、異物検出センサは車両側に設けられるものとしたが、送電装置側に異物検出センサを設けてもよい。
図15は、実施の形態4による電力伝送システムの全体構成図である。図15を参照して、この電力伝送システムは、車両100Dと、送電装置200Aとを備える。車両100Dは、図1に示した車両100に対して、異物検出センサ150A,150Bを含まない構成から成る。
送電装置200Aは、図1に示した送電装置200の構成に対して、異物検出センサ260A,260Bをさらに含み、電源ECU240に代えて電源ECU240Aを含む。異物検出センサ260A,260Bは、送電装置200と車両100との間の異物を検出するためのセンサである。異物検出センサ260A,260Bについても、検知された情報の経時変化によって異物を検知可能な種々のセンサを採用可能であり、たとえば、ソナーや、焦電センサ、電波センサ、光センサ等を採用可能である。
この実施の形態4では、送電部230が地中または地表に設けられ、かつ、車両100Dの受電部110が車体下部に設けられるのに対応して、異物検出センサ260A,260Bは、地表に設置される。好ましくは、異物検出センサ260A,260Bは、送電部230の上部に向けて異物検出センサ260A,260Bの検知範囲が設定される。このような配置は、送電部230から受電部110への送電時に、送電部230と受電部110との間に侵入した異物を確実に検知可能とするものである。
なお、この実施の形態4においても、異物検出センサの数は2つに限定されるものではなく、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。また、異物検出センサの配置(検知範囲含む)は、図15に示される配置に限定されるものではなく、たとえば、異物検出センサ260A,260Bを車両駐車方向に対して送電部230の左右にそれぞれ配置してもよい。
電源ECU240Aは、送電装置200Aから車両100Dへの送電時、高周波電源220の動作を制御する。また、電源ECU240Aは、異物検出センサ260A,260Bの動作を制御する。具体的には、電源ECU240Aは、送電部230による送電の開始に連動して異物検出センサ260A,260Bへ起動指令を出力し、送電の終了に連動して異物検出センサ260A,260Bへ停止指令を出力する。これにより、異物検出センサ260A,260Bは、送電部230による送電の開始に連動して起動し、送電の終了に連動して停止する。
なお、一例として、通信部250による車両100Dの通信部170との通信が確立すると異物検出センサ260A,260Bが起動し、通信部250による車両100Dの通信部170との通信が遮断されると異物検出センサ260A,260Bが停止するものとする。
なお、異物検出センサ260A,260Bの起動タイミングとしては、通信部250,170間の通信確立時のほか、送電装置200Aから受電部110へ実際に送電されたときであってもよい。あるいは、送電装置200Aから車両100Dへの送電を指示する給電スイッチ(図示せず)が利用者によりオン操作されたときや、送電部230に対する受電部110の位置合わせ(送電装置200Aに対する車両100Dの駐車動作)が開始されたとき、もしくは上記位置合わせが完了したとき等であってもよい。
また、異物検出センサ260A,260Bの停止タイミングとしては、通信部250,170間の通信遮断時のほか、送電部230による車両100Dへの送電が実際に終了したときであってもよい。あるいは、上記給電スイッチが利用者によりオフ操作されたときや、車両100Dが走行動作を開始したとき等であってもよい。
以上のように、この実施の形態4によっても、異物検出センサ260A,260Bの消費電力を必要最小限に抑えることができる。その結果、送電装置200Aと車両100Dとの間の異物検出を実現しつつ、異物検出に伴なう消費電力を抑制することができる。
[実施の形態5]
この実施の形態5も、実施の形態4と同様に、異物検出センサが送電装置側に設けられる。そして、異物検出センサは、送電装置から車両への送電時に高周波電源220から出力される電力を受けて作動する。これにより、異物検出センサは、送電装置から車両への実際の送電中にのみ作動し、送電装置から車両への送電が行なわれていないときは停止する。
図16は、実施の形態5による電力伝送システムの電気回路図である。なお、この図16に示される電気回路は、実施の形態1における電力伝送システムの電気回路を示した図6に対応するものである。
図16を参照して、この実施の形態5における送電装置200Bは、実施の形態4における送電装置200Aと異物検出センサ260A,260Bの電源構成が異なる。すなわち、この実施の形態5では、異物検出センサ260A,260Bは、整流部270に接続され、整流部270は、高周波電源220と送電部230との間の電力線に電気的に接続される。そして、異物検出センサ260A,260Bは、高周波電源220から送電部230へ電力が供給されているときに、高周波電源220から出力される電力の一部を受けて動作する。
なお、図16では、異物検出センサ260A,260Bは、整流部270を介して整合器240と送電部230との間の電力線に電気的に接続されるものとしたが、高周波電源220と整合器240との間の電力線に異物検出センサ260A,260Bを電気的に接続してもよい。
以上のように、この実施の形態5においては、異物検出センサ260A,260Bは、送電装置200Bから車両100Dへの送電時に高周波電源220から出力される電力を受けて作動する。これにより、送電装置200Bから車両100Dへの非送電時は、異物検出センサ260A,260Bへ電力は供給されず、異物検出センサ260A,260Bは停止する。したがって、この実施の形態5によれば、送電装置200Bと車両100Dとの間の異物検出を確実に行ないつつ、異物検出センサ260A,260Bの消費電力を必要最小限に抑制することができる。
なお、上記の各実施の形態では、送電装置200(200A,200B)の送電部230と車両100(100A〜100D)の受電部110とを電磁界によって共振(共鳴)させることで、送電部230から受電部110へ非接触で電力が伝送されるものとしたが、電磁誘導により送電部230から受電部110へ非接触で電力を伝送してもよい。なお、送電部230と受電部110との間で電磁誘導により電力が伝送される場合には、送電部230と受電部110との結合係数κは、1.0に近い値となる。
また、上記の各実施の形態では、送電装置200(200A,200B)から非接触で受電する受電装置が車両100(100A〜100D)である場合について説明したが、この発明の適用範囲は、必ずしも受電装置が車両に限定されるものではなく、車両以外の受電装置にも適用可能である。
なお、上記において、異物検出センサ150A〜150F,260A,260Bは、この発明における「検出装置」の一実施例に対応し、受電部180は、この発明における「もう1つの受電部」の一実施例に対応する。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100,100A〜100D 車両、110,180 受電部、120,182,270 整流部、130 蓄電装置、140 動力生成部、150A〜150F,260A,260B 異物検出センサ、160 車両ECU、170,250 通信部、184 検出部、200,200A,200B 送電装置、210 系統電源、220 高周波電源、230 送電部、240 電源ECU、162 通信制御部、164 充電制御部、166 センサ制御部、310,315 可変コンデンサ、320,330,340 コイル、335,350 キャパシタ、PL 電力線。

Claims (12)

  1. 送電部から送電される電力を非接触で受電する受電部を備えた車両であって、
    前記送電と前記受電との間の異物を検出する検出装置と、
    前記受電部によって受電された電力を蓄える蓄電装置と、
    電力によって走行駆動力を発生する電動機とを備え、
    前記検出装置は、前記受電と送電との位置合わせが完了した後に起動し、前記送電部からの送電が終了すると停止する、車両
  2. 前記検出装置は、前記受電部が受電した電力を受けて作動する、請求項1に記載の車両
  3. 前記検出装置は、前記受電部により受電された電力が出力される電力線に電気的に接続され、前記電力線から電力を受けて作動する、請求項に記載の車両
  4. 前記検出装置は、前記送電から送電される電力を非接触で受電するもう1つの受電部を含み、
    前記検出装置は、前記もう1つの受電部が受電した電力によって作動する、請求項1に記載の車両
  5. 前記検出装置は、検出情報の経時変化の有無によって異物の侵入を検出する、請求項1に記載の車両
  6. 前記検出装置は、車体下面に設置され、前記受電部に対向する地面に向けて検知範囲が設定される、請求項1に記載の車両
  7. 前記検出装置は、超音波センサである、請求項1に記載の車両
  8. 前記受電部の固有周波数と前記送電部の固有周波数との差は、前記受電部の固有周波数または前記送電部の固有周波数の±10%以下である、請求項1に記載の車両
  9. 前記受電部と前記送電部との結合係数は0.3以下である、請求項1に記載の車両
  10. 前記受電部は、前記受電部と前記送電部との間に形成される磁界と、前記受電部と前記送電部との間に形成される電界との少なくとも一方を通じて、前記送電部から受電し、
    前記磁界および前記電界は、前記受電部と前記送電部との間に形成され、かつ、特定の周波数で振動する、請求項1に記載の車両
  11. 送電装置から送出される電力を非接触で受電する受電装置であって、
    前記送電装置から送出される電力を非接触で受電する受電部と、
    前記送電装置と前記受電装置との間の異物を検出する検出装置とを備え、
    前記検出装置は、前記受電部による受電の開始に連動して起動し、前記受電の終了に連動して停止し、
    前記受電装置は、車両に搭載され、
    前記検出装置は、車体下面に設置され、前記受電部に対向する地面に向けて検知範囲が設定される、受電装置。
  12. 送電装置から送出される電力を非接触で受電する受電装置と、
    前記送電装置から送出される電力を非接触で受電する受電部と、
    前記送電装置と前記受電装置との間の異物を検出する検出装置と、
    前記受電装置によって受電された電力を蓄える蓄電装置と、
    前記蓄電装置に蓄えられた電力によって走行駆動力を発生する電動機と
    を備え、
    前記検出装置は、前記受電部による受電の開始に連動して起動し、前記受電の終了に連動して停止する、車両。
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