JP5865415B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、遊技機に関するものである。
遊技機にあっては、遊技盤面に入賞装置、風車、可変表示装置、電飾装置等の各種盤面部品を設けて遊技内容の多様性を図り、遊技の進行中における入賞、その他の状況変化を契機として各種盤面部品を動作させる等により、演出効果を高めている。
なお、遊技機において用いられる入賞装置の一つとして、遊技盤面と平行な方向に可動することによって入球検知手段(スイッチ)への通路を開閉する開閉手段を有するタイプの可変入賞装置が知られている。
このタイプの可変入賞装置は、可動片の開放時間を可変することにより、遊技球が入賞し易い状態と入賞し難い状態との間で変動可能に構成されている。また、このような可変入賞装置を、遊技球が入賞することにより大当たり乱数等の抽選を行う電動式チューリップタイプの始動装置(第2始動口)として用いる遊技機(特許文献1)や、大当たり抽選に当選した結果付与される特典遊技(大当たり遊技)時において開閉されて入賞した遊技球毎に一定数の賞球を遊技者に付与する大入賞装置として用いた遊技機(特許文献2)と、が知られている。
特開2012−228362公報 特開2011−120735公報
ところで、このような遊技機は、始動装置としての可変入賞装置を大入賞装置に変更し、あるいは大入賞装置としての可変入賞装置を始動装置に変更するというように可変入賞装置の用途を変更することが出来なかった。
本発明は、この点を鑑み、用途を変更可能な可変入賞装置を有する遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、本発明の第1の形態に係る遊技機は、遊技球が流下可能な遊技領域に設けられ、遊技球が入球し難い状態と入球し易い状態とに作動し得る可変入球装置を備え、前記可変入球装置は、遊技球の入球を検出可能な入球検出手段と、遊技盤と水平方向に可動し前記入球検出手段への通路を開閉する開閉手段と、前記開閉手段の上部近傍から前記開閉手段側に向かう経路と、前記経路から遊技球を分岐させる分岐部を備えるカバー部材と、を備え、前記可変入球装置は、前記カバー部材を交換することにより始動装置又は大入賞装置として使用可能であることを特徴とする。
上記のように構成したので、本発明によれば、用途を変更可能な可変入賞装置を有する遊技機を実現することが出来る。
本発明の実施形態に係る遊技機の正面図。 図1の遊技機における遊技盤の正面図。 本実施形態の遊技機の遊技制御を行う遊技制御装置の構成を示したブロック図。 本実施形態に係るパチンコ遊技機の特徴的な構成である変動入賞装置の周辺を拡大して示す図。 本実施形態に係るパチンコ遊技機における変動入賞装置の概略構成及び変動入賞装置における遊技球の流下方向を示す斜視図。 本実施形態に係るパチンコ遊技機における変動入賞装置の概略構成を示す分解斜視図。 本実施形態の変動入賞装置における共通駆動部の前面側の構成を示す図。 本実施形態の変動入賞装置における共通駆動部の背面側の構成を示す図。 図5に示す変動入賞装置から装飾部材を取り除いた状態を示す図。 図9に示す変動入賞装置が、可動片タイプの「普通電動役物装置」として使用される場合のカバー部材の態様を示した図。 図10の場合における変動入賞装置の入口の大きさを示す図。 図9に示す変動入賞装置が、可動片タイプの「大入賞装置」として使用される場合のカバー部材の態様を示した図。 図12の分解図における各構成を組み付けた状態を示す正面図。 同一のカバー部材を使って、図10、図11の変動入賞装置(普通電動役物装置)を、大入賞装置と用いるための態様を示す図。
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る遊技機の一例としてのパチンコ遊技機の構成例を示した全体正面図であり、図2は遊技盤の正面図である。
図1において、パチンコ遊技機1は、遊技店の島設備に取り付けられる外枠300と、その外枠300により回動可能に支持された図示しない内枠と、内枠に回転可能に支持されたガラス枠310と、が備えられている。ガラス枠310の後方(裏面側)には遊技球が流下する遊技領域3が形成された遊技盤2が設けられている。
ガラス枠310は、遊技盤2の前方(遊技者側)において遊技領域3を視認可能に覆うガラス板(図示しない)を支持している。
また、ガラス枠310には、回動操作されることにより遊技領域3に向けて遊技球を発射させる操作ハンドル311と、音声出力装置(スピーカ)312と、複数のランプを有する上下の演出用照明装置313a、313bと、押圧操作により演出態様を変更させるための演出ボタン314と、左右の演出用可動照明装置320L、320Rが設けられている。演出用可動照明装置320L、320Rは、ガラス枠310の左上隅及び右上隅に設けられている。
演出用可動照明装置320L、320Rは、図示しない可動照明部を備えており、図1に示す可動照明部を収納(閉塞)した状態から可動照明部を開放(突出)した状態に自動的に変動させることができるように構成されている。
さらに、ガラス枠310の下側には、受皿ユニット315が設けられている。受皿ユニット315には、複数の遊技球を貯留する球皿部が設けられており、この球皿部は、操作ハンドル311の方向側に遊技球が流下するように下りの傾斜を有している。そして、遊技者が操作ハンドル311を回動させると、遊技球が遊技領域3に発射されることとなる。
上記のようにして発射された遊技球がレール5a、5b間を上昇して玉戻り防止片5cを超えると、遊技領域3に到達し、その後遊技領域3内を落下する。このとき、遊技領域3に設けられた複数の釘や風車によって、遊技球は予測不能に落下することとなる。
次に、遊技盤2の遊技領域3の構成について説明する。
図2において、遊技領域3には、複数の一般入賞口18が設けられている。これら各一般入賞口18に遊技球が入賞すると、所定の賞球(例えば10個の遊技球)が払い出される。
また、遊技領域3の中央下側の領域には、遊技球が入球可能な始動領域を構成する第1始動口(第1始動手段)13が設けられている。
また、遊技領域3の右側領域には、第2始動口(第2始動手段)14が設けられている。
この第2始動口14は、可動片14bを有しており、可動片14bが閉状態に維持される第1の態様と、可動片14bが開状態となる第2の態様とに可動制御される。従って、第2始動口14は、第1の態様にあるときには遊技球の入賞機会がなく、第2の態様にあるときには遊技球の入賞機会が増すこととなる。
ここで、第1始動口13には遊技球の入球を検出する第1始動口スイッチ13a(図3参照)が設けられ、第2始動口14には遊技球の入球を検出する第2始動口スイッチ14a(図3参照)が設けられている。そして、第1始動口スイッチ13a又は第2始動口スイッチ14aが遊技球の入球を検出すると、特別図柄判定用乱数値等を取得し、後述する大当たり遊技を実行する権利獲得の抽選(以下、「大当たり抽選」という)が行われる。また、第1始動口スイッチ13a又は第2始動口スイッチ14aが遊技球の入球を検出した場合には、所定の賞球(例えば3個の遊技球)が払い出される。
なお、本実施形態の遊技機1では、第1始動口13又は第2始動口14に遊技球が入球した場合、通常は例えば3個程度の払い出し(賞球)を行うようにしているが、始動口への遊技球の入球に伴う賞球は必ずしも行う必要は無い。
また、第2大入賞口17は、遊技盤2に形成された開口部から構成されている。この第2大入賞口17の下部には、遊技盤面側からガラス板側(前面側)に突出可能な開閉扉17bを有しており、この開閉扉17bが遊技盤面側に突出する開放状態と、遊技盤面に埋没する閉鎖状態とに可動制御される。そして、開閉扉17bが遊技盤面に突出していると、遊技球を第2大入賞口17内に導く受け皿として機能し、遊技球が第2大入賞口17に入球可能となる。この第2大入賞口17には第2大入賞口検出スイッチ17aが設けられており、この第2大入賞口検出スイッチ17aが遊技球の入球を検出すると、予め設定された賞球(例えば15個の遊技球)が払い出される。
なお、第2大入賞口17は、大当たり遊技中の所定ラウンドにおいて遊技球が入球した時に、検出スイッチによる入球検知を契機として、大当たり後の遊技状態(高確率状態又は低確率状態)を決定する抽選が行われる遊技状態確定用の大入賞口として使用されても良い。
さらに、飾り部材6の右側の領域には、遊技球が通過可能な補助図柄用のゲート15と、遊技球が入球可能な第1大入賞口16とが設けられている。
このため、操作ハンドル311を大きく回動させ、強い力で打ち出された遊技球でないと、ゲート15と第1大入賞口16とには遊技球が、通過又は入賞しないように構成されている。
ゲート15には、遊技球の通過を検出するゲートスイッチ15a(図3参照)が設けられており、このゲートスイッチ15aが遊技球の通過を検出すると、補助図柄判定用乱数値を取得し、後述する「補助図柄の当たり抽選」が行われる。
第1大入賞口16は、通常は第1大入賞口の開閉扉16bによって閉状態に維持されており、遊技球の入球を不可能としている。これに対して、所定の特別遊技が開始されると、第1大入賞口の開閉扉16bが開放されるとともに、この第1大入賞口の開閉扉16bが遊技球を第1大入賞口16内に導く受け皿として機能し、遊技球が第1大入賞口16に入球可能となる。第1大入賞口16には第1大入賞口検出スイッチ16a(図3参照)が設けられており、この第1大入賞口検出スイッチ16aが遊技球の入球を検出すると、予め設定された賞球(例えば15個の遊技球)が払い出される。
第2大入賞口17は、通常は第2大入賞口の開閉扉17bによって閉状態に維持されており、遊技球の入球を不可能としている。これに対して、所定の特別遊技が開始されると、第2大入賞口の開閉扉17bが開放されるとともに、この第2大入賞口の開閉扉17bが遊技球を第2大入賞口17内に導く誘導路として機能し、遊技球が第2大入賞口17に入球可能となる。第2大入賞口17には第2大入賞口検出スイッチ17a(図3参照)が設けられており、この第2大入賞口検出スイッチ17aが遊技球の入球を検出すると、予め設定された賞球(例えば15個の遊技球)が払い出される。
さらには、遊技領域3の最下部の領域には、一般入賞口18、第1始動口13、第2始動口14、第1大入賞口16および第2大入賞口17のいずれにも入球しなかった遊技球を排出するためのアウト口19が設けられている。
また、遊技領域3の中央には開口部3Aが形成されており、開口部3Aの周縁に沿って遊技球の流下に影響を与える飾り部材6が設けられている。この飾り部材6の略中央部分(開放部)であって遊技盤の背面側には、液晶表示装置等からなる画像表示装置7が設けられている。
この画像表示装置7は、遊技が行われていない待機中に画像を表示したり、遊技の進行に応じた画像を表示したりする。なかでも、後述する大当たり抽選の結果を報知するための演出図柄として、第1図柄8a、第2図柄8b、第3図柄8cという3個の演出図柄8が表示され、特定の演出図柄8の組合せ(例えば、777等)が停止表示されることにより、大当たり抽選結果として大当たりが報知される。
具体的には、第1始動口13又は第2始動口14に遊技球が入球したときには、3個の演出図柄8をそれぞれスクロール表示するとともに、所定時間経過後に当該スクロールを停止させて、演出図柄8を停止表示するものである。また、この演出図柄8の変動表示中に、さまざまな画像やキャラクタ等を表示することによって、大当たりに当選するかもしれないという高い期待感を遊技者に与えるようにもしている。
さらに、上記の各種の演出装置に加えて、音声出力装置312は、BGM(バックグランドミュージック)、SE(サウンドエフェクト)等を出力し、サウンドによる演出を行い、演出用照明装置313a、313bは、各ランプの光の照射方向や発光色を変更して、照明による演出を行うようにしている。
図1、図3に示すように、遊技盤2の左下方には、後述する第1特別図柄表示装置20、第2特別図柄表示装置21、補助図柄表示装置22、第1特別図柄保留表示器23、第2特別図柄保留表示器24、補助図柄保留表示器25、ラウンド回数表示器26等の表示領域9が設けられている。
上記第1特別図柄表示装置20は、第1始動口13に遊技球が入球したことを契機として行われた大当たり抽選の結果を報知するものである。第2特別図柄表示装置21は、第2始動口14に遊技球が入球したことを契機として行われた大当たり抽選の結果を報知するためのものである。
ここで、「大当たり抽選」とは、第1始動口13又は第2始動口14に遊技球が入球したときに、特別図柄判定用乱数値を取得し、取得した特別図柄判定用乱数値が「大当たり」に対応する乱数値であるか、「小当たり」に対応する乱数値であるかの判定する処理をいう。この大当たり抽選の結果は即座に遊技者に報知されるわけではなく、第1特別図柄表示装置20において特別図柄が点滅等の変動表示を行い、所定の変動時間を経過したところで、大当たり抽選の結果に対応する特別図柄が停止表示して、遊技者に抽選結果が報知されるようにしている。なお、特別図柄判定用乱数値については後述する。
また、本実施形態において「大当たり」というのは、第1始動口13又は第2始動口14に遊技球が入球したことを条件として行われる大当たりの抽選において、大当たり遊技を実行する権利を獲得したことをいう。「大当たり遊技」においては、第1大入賞口16又は第2大入賞口17が開放されるラウンド遊技を計15回行う。各ラウンド遊技における第1大入賞口16又は第2大入賞口17の最大開放時間については予め定められた時間が設定されており、この間に第1大入賞口16又は第2大入賞口17に所定個数の遊技球(例えば9個)が入球すると、1回のラウンド遊技が終了となる。つまり、「大当たり遊技」は、第1大入賞口16又は第2大入賞口17に遊技球が入球するとともに、当該入球に応じた賞球を遊技者が獲得できる遊技である。大当たりにおけるラウンド遊技回数はラウンド回数表示器26により表示される。
なお、この大当たり遊技には、複数種類の大当たりが設けられているが、詳しくは後述する。
また、補助図柄表示装置22は、ゲート15を遊技球が通過したことを契機として行われる補助図柄の抽選結果を報知するためのものである。詳しくは後述するが、この補助図柄の抽選によって当たりに当選すると補助図柄表示装置22が点灯し、その後、上記第2始動口14が所定時間、第2の態様に制御される。
ここで、「補助図柄の抽選」とは、ゲート15に遊技球が通過したときに、補助図柄判定用乱数値を取得し、取得した補助図柄判定用乱数値が「当たり」に対応する乱数値であるかどうかの判定する処理をいう。
この補助図柄の抽選結果についても、ゲート15を遊技球が通過して即座に抽選結果が報知されるわけではなく、補助図柄表示装置22において補助図柄が点滅等の変動表示を行い、所定の変動時間を経過したところで、補助図柄の抽選結果に対応する補助図柄が停止表示して、遊技者に抽選結果が報知されるようにしている。
さらに、特別図柄の変動表示中や後述する特別遊技中等、第1始動口13又は第2始動口14に遊技球が入球して、即座に大当たりの抽選が行えない場合には、一定の条件のもとで、大当たりの抽選の権利が保留される。より詳細には、第1始動口13に遊技球が入球したときに取得された特別図柄判定用乱数値を第1保留として記憶し、第2始動口14に遊技球が入球したときに取得された特別図柄判定用乱数値を第2保留として記憶する。
これら両保留は、それぞれ上限保留個数を4個に設定し、その保留個数は、それぞれ第1特別図柄保留表示器23と第2特別図柄保留表示器24とに表示される。
そして、補助図柄の上限保留個数も4個に設定されており、その保留個数が、上記第1特別図柄保留表示器23および第2特別図柄保留表示器24と同様の態様によって、補助図柄保留表示器25において表示される。
受皿ユニット315の上面には、一般的にチャンスボタンと呼ばれる演出ボタン314が配置されている。演出ボタン314の操作は、演出ボタンスイッチ314a(図2参照)が設けられており、例えば遊技中における特定のリーチ演出に際し、演出ボタン314の操作を促すガイダンスが画像表示装置7に表示されている間有効となる。
次に、本実施形態の遊技機の遊技制御を行う遊技制御装置について説明する。
図3は、本実施形態の遊技機の遊技制御を行う遊技制御装置の構成を示したブロック図である。
この図3に示す遊技制御装置には、遊技の進行を制御する主制御基板として遊技制御基板211が設けられている。また副制御基板として、演出制御基板221、画像制御基板231、ランプ制御基板241、払出制御基板251等が設けられている。
遊技制御基板211は、CPU212、ROM213、及びRAM214等を有し、当該遊技機の主たる制御を行う。
遊技制御基板211には、第1始動口13内に設けられた第1始動口スイッチ(SW)13a、第2始動口14内に設けられた第2始動口SW14a、第2始動口14の可動片14bを開閉動作させるための第2始動口ソレノイド(SOL)14c、ゲート15内に設けられたゲートSW15a、第1大入賞口16に入賞した遊技球を検出する第1大入賞口SW16a、第1大入賞口の開閉扉16bを開閉動作させるための第1大入賞口ソレノイド(SOL)16c、第2大入賞口17に入賞した遊技球を検出する第2大入賞口SW17a、第2大入賞口の開閉扉17bを開閉動作させるための第2大入賞口ソレノイド(SOL)17c、一般入賞口18内に設けられた一般入賞口SW18a等が接続されている。
また遊技制御基板211には、第1特別図柄の変動と表示を行う第1特別図柄表示装置20、第2特別図柄の変動と表示を行う第2特別図柄表示装置21、補助図柄の変動と表示を行う補助図柄表示装置22が接続されている。
第1特別図柄表示装置20及び第2特別図柄表示装置21は、特別図柄を変動表示させ所定時間経過後に当該変動表示を停止させることにより特別図柄が当たりに当選したか否かを表示する。また、補助図柄表示装置22は、遊技球がゲートSW15aを通過したときに、補助図柄を変動表示させ所定時間経過後に当該変動表示を停止させることにより補助図柄が当たりに当選したか否かを表示する。
更に遊技制御基板211には、第1特別図柄の変動表示を開始させる権利(保留球)の保留個数を表示する第1特別図柄保留表示器23、第2特別図柄の変動表示を開始させる権利の保留個数を表示する第2特別図柄保留表示器24、補助図柄が変動中に遊技球がゲート15を通過したときに、ゲート15の通過によって得られる補助図柄の変動表示を開始させる権利の保留個数を表示する補助図柄保留表示器25、ラウンド回数表示器26等が接続されている。
遊技制御基板211は、第1特別図柄の保留球と第2特別図柄の保留球とが共に保留されている場合は、第2特別図柄の保留球を優先的に消化するように構成されている。勿論、第1特別図柄と第2特別図柄の保留球を入賞順に消化するように構成してもよい。
更に遊技制御基板211には、演出制御基板221、払出制御基板251、及び盤用外部情報端子基板260等が接続されている。
演出制御基板221は、CPU222、ROM223、RAM224、RTC(リアルタイムクロック)225等を有し、遊技演出全体の制御を行う。
演出制御基板221には、画像及び音声の制御を行う画像制御基板231、各種ランプ及び演出役物の制御を行うランプ制御基板241、及び演出ボタンスイッチ314aが接続されている。
画像制御基板231は、CPU232、ROM233、RAM234等を有し、演出制御基板221の指示に基づいて、画像及び音声の制御を行う。このため、画像制御基板231には、画像表示装置7と、音声出力装置(スピーカ)312とが接続されている。
ランプ制御基板241は、CPU242、ROM243、RAM244等を有し、演出制御基板221の指示に基づいて、演出用の可動装置や照明装置等の制御を行う。このため、ランプ制御基板241には、演出用照明装置313(313a、313b)、演出用可動照明装置320(320L、320R)等が接続されている。
払出制御基板251は、CPU252、ROM253、RAM254等を有し、遊技球払出装置の払出モータ255、払出球検出SW256、球有り検出SW257、満タン検出SW258等の制御を行う。
また払出制御基板251には、枠用外部情報端子基板270が接続されている。
盤用外部情報端子基板260は、遊技盤の各種情報を外部に出力するための端子基板である。また枠用外部情報端子基板270は、枠の各種情報を外部に出力するための端子基板である。
以下に、本実施形態に係る遊技機の特徴的な構成について説明する。
図4は、本実施形態に係るパチンコ遊技機の特徴的な構成である変動入賞装置の周辺を拡大して示す図である。
本発明の変動入賞装置30は、普通電動役物装置としても大入賞装置としても機能可能であることを特徴とするが、図4に示す変動入賞装置は、第2始動口14を有する普通電動役物装置として機能する。
図4において、変動入賞装置30は、遊技盤2の中央部において画像表示装置7を包囲して配置されたセンター役物(飾り部材)6と一体化されて設けられており、変動入賞装置30が有する第2始動口14には、所謂右打ちをされて図4中上側から流下する遊技球Cが入球するように構成されている。
図5は、実施形態に係るパチンコ遊技機における変動入賞装置30の概略構成及び変動入賞装置30における遊技球の流下方向を示す斜視図である。図6は、本実施形態に係るパチンコ遊技機における変動入賞装置の概略構成を示す分解図である。
なお、図5、図6において、変動入賞装置30は、第2始動口14を有する普通電動役物装置として機能する。
図5に示すように、本実施形態の変動入賞装置30は、(第2)始動口14と、入賞口14内部において遊技球の入球を検出可能な入球検出手段(スイッチ)としての(第2始動口)スイッチ14aと、遊技盤2と水平方向に可動し入球検出手段14aへの通路(あるいは始動口14)を開閉する開閉手段としての可動片14bと、を主に備えている。
また、変動入賞装置30においては、可動片14bの上部近傍から可動片14b側に遊技球Cが向かう第1の経路Aと、第1の経路Aから分岐した第2の経路Bが形成されている。
この第2の経路Bは、第1の経路Aから遊技球Cの経路を分岐させる分岐部35と、分岐部35より流下してきた遊技球を可動片14bより下方の遊技領域3へ誘導排出する誘導排出経路部36と、から構成されている。
従って、本実施形態の変動入賞装置30は、誘導排出経路部36の入口の位置あるいは大きさを変更することにより、遊技球の分岐部35を変更し、可動片14bの先端から分岐部35までの長さを調節することが出来る。
また、図6に示すように、本実施形態の変動入賞装置30は、大入賞装置、始動装置(普通電動役物装置)の何れかとして機能する場合にも共通して使用可能な、遊技盤面上に設けられる共通ベース部材40と、共通ベース部材40に設けられる遊技球が入球可能な開口部41への経路を開閉する可動片14bと、可動片14bを駆動する駆動源としてのソレノイド14c及びスイッチ14aを一体的に含む共通駆動部50と、下記に詳述するカバー部材60と、カバー部材60の前面側を装飾する装飾部材90と、を備えている。
なお、共通ベース部材40の前面側に、上記の可動片14b、カバー部材60及び装飾部材90を備え、共通ベース部材40の背面側には上記の共通駆動部50を備えている。
さらに、共通ベース部材40及びカバー部材60は、センター役物(飾り部材)6に一体的に組み付けられている。
図7、図8は、本実施形態の変動入賞装置における共通駆動部50の構成を示す図であり、図7は前面側、図8は背面側から夫々見た図である。
図7(a)、図8(a)は、可動片14bが閉状態にある場合を示し、図7(b)、図8(b)は可動片14bが開状態にある場合を示している。図7に示すように、可動片14bの開成((a)→(b))によって、スイッチ14aへの通路が確保されるようになっている。
ここで、図7、図8を用いて、共通駆動部40における可動片14bを駆動するための構成について説明する。
図7に示すように、ソレノイド14cは、ソレノイド本体100と、ソレノイド本体100から斜め上下方向に出没するプランジャ101と、プランジャ101を突出方向に付勢するコイルバネ103とを備えている。ソレノイド14cは、図示しない制御手段からの制御信号によってオン・オフ制御されて、オン時にはコイルバネ103に抗してプランジャ101を引っ込ませる。
図8に示すように、ソレノイド14cによる駆動力によって可動片14bを開閉駆動する駆動機構は、可動片14bの回動軸104に対して偏心して設けられたピン105を移動自在に勘合する長穴106と、上下方向へ回動自在に軸支される軸部107を備える回動部材108を備えている。
ソレノイド14cのオン・オフに伴うプランジャ101の出没動作によって回動部材108を、軸部107を中心に回動させることにより、可動片14bを開閉させる。
図9は、図5に示す変動入賞装置のカバー部材から装飾部材を取り除いた状態を示している。
図10は、図9に示す変動入賞装置が、可動片タイプの「普通電動役物装置」として使用される場合のカバー部材の態様を示した図である。
また、図11は、図10の場合における変動入賞装置の入口の大きさ(第2始動口14の大きさ)を示す図である。
図10は、本実施形態の変動入賞装置における共通ベース部材及びカバー部材の構成を詳述する分解図である。なお、図10においては、可動片が最大量開放された状態を示している。
図10に示すように、共通ベース部材40の前面42は、背面側に設けられるスイッチ14a(図9参照)に連通する開口部41を除いて略平坦面となっている。
従って、共通ベース部材40単体では(カバー部材60の存在なしには)、変動入賞装置30における分岐部35の位置すなわち変動入賞装置30の入口の大きさは定義されない。
図10に示すようにカバー部材60は共通ベース部材40の通路領域43に対応する通路形成部62を備えている。
図5、図9における変動入賞装置30における分岐部35の位置は、通路形成部62の入口である誘導開口61の下端縁63の位置によって規定されるのである。
図11は、図10の分解図における各構成(共通ベース部材、カバー部材)を組み付けた状態を示す正面図である。
なお、図11の変動入賞装置は、普通電動役物装置として機能すべきものである。その理由は下記に詳述する。
図11の状態では、カバー部材60における誘導開口61の下端縁63が、可動片14bの上部近傍から可動片14b側に向かう第1の経路Aと、第1の経路Aから分岐した誘導排出経路部36へ向かう第2の経路Bと、を分岐する分岐部35となっている。
また、分岐部35近傍の遊技領域3には、誘導排出経路部36(通路形成部62)側に遊技球を誘導する遊技くぎ80を備えている。
図11に示すように、変動入賞装置30の入口の大きさは、分岐部35と可動片14bの先端部70との間の距離Xによって示される。
なお、分岐部35は、誘導開口61の下端縁63ではなく、遊技機くぎ80の位置によって定義されても良い。
図12は、図9に示す変動入賞装置が、可動片タイプの「大入賞装置」として使用される場合のカバー部材の態様を示した図である。図12は、可動片が最大量開放された状態を示している。
図12における共通ベース部材40は、図10に示す共通ベース部材と同一のものを用いており、カバー部材のみ、図10、図11のカバー部材60と一部が異なるカバー部材60Aを用いている。
図12のカバー部材60Aと、図10のカバー部材60との違いは、誘導開口の位置に存在する。カバー部材60Aの誘導開口61Aは、カバー部材60の誘導開口61に比べて小さく設定されている。
図13は、図12の分解図における各構成を組み付けた状態を示す正面図である。図13の状態では、カバー部材60Aにおける誘導開口61Aの下端縁63Aが、可動片14bの上部近傍から可動片14b側に向かう第1の経路Aと、第1の経路Aから分岐した誘導排出経路部36へ向かう第2の経路Bと、を分岐する分岐部35となっている。
図12、図13における変動入賞装置30における分岐部35の位置は、カバー部材60Aに設ける通路形成部62Aの入口である誘導開口61Aの下端縁63Aの位置によって規定されるのである。
また、分岐部35近傍の遊技領域3には、誘導排出経路部36(通路形成部62A)側に遊技球を誘導する遊技くぎ80を備えている。
図13に示すように、変動入賞装置30の入口の大きさは、分岐部35と可動片14bの先端部70との間の距離Yによって示される。
この距離Yは、図11における距離Xよりも大きくなっている。
分岐部35は、誘導開口61の下端縁63ではなく、遊技機くぎ80の位置によって定義されても良い。
また、変動入賞装置が「大入賞装置」として使用される場合、スイッチ14aは大入賞口スイッチとして使用される。
国家公安委員会規則第4の「遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則」によれば、(1)普通電動役物装置の作動により開き、又は拡大した場合における入賞口の入口の大きさは55mmを超えるものではないこと、(2)特別電動役物の作動により開き、又は拡大した場合における大入賞口の入口の大きさは55mmを超え、135mmを超えないものであること、と規定されている。
本発明によれば、図11における変動入賞装置の入口の大きさXが、上記(1)の要件を満たし、且つ図13における変動入賞装置の入口の大きさYが、上記(2)の要件を満たすようにカバー部材60(60A)の形状(誘導開口の位置、大きさ)を夫々設定することにより、カバー部材を取り替えることのみで、共通ベース部材40や可動片14b、ソレノイド14c、スイッチ14a等を生かしたまま、変動入賞装置を、大入賞装置、又は普通電動役物装置として使用することが可能である。
次に、同一のカバー部材60を使い回して、本実施形態の変動入賞装置30を、大入賞装置又は普通電動役物装置として使用する態様を説明する。
図14は、同一のカバー部材を使って、図10、図11の変動入賞装置(普通電動役物装置)を、大入賞装置と用いるための態様を示す図である。
すなわち、図14に示すように、カバー部材60の誘導開口61の下端縁かから中心側にかけて、誘導開口61の一部を塞ぐように遊技くぎ80を配置する。
これによって、誘導開口61において遊技球が誘導排出経路部36側に進入可能な経路を狭くすることになり、実質的に図12のように、誘導開口61を狭く形成した場合と同じ効果を奏する。
従って、図12、図13の場合に比べて、より効果的に、部材の再利用を図ることが可能である。
14a 入球検出手段、14b 可動片(開閉手段)、30 変動入賞装置、35 分岐部、36 誘導排出経路部、60 カバー部材、60A カバー部材、61 誘導開口、61A 誘導開口、62 通路形成部、62A 通路形成部、A 第1の通路、B 第2の通路

Claims (1)

  1. 遊技球が流下可能な遊技領域に設けられ、遊技球が入球し難い状態と入球し易い状態とに作動し得る可変入球装置を備え、
    前記可変入球装置は、
    遊技球の入球を検出可能な入球検出手段と、
    遊技盤と水平方向に可動し前記入球検出手段への通路を開閉する開閉手段と、
    前記開閉手段の上部近傍から前記開閉手段側に向かう経路と、
    前記経路から遊技球を分岐させる分岐部を備えるカバー部材と、を備え、
    前記可変入球装置は、前記カバー部材を交換することにより始動装置又は大入賞装置として使用可能であることを特徴とする遊技機。
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