JP5864182B2 - モータ駆動装置及び画像診断装置 - Google Patents

モータ駆動装置及び画像診断装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5864182B2
JP5864182B2 JP2011211757A JP2011211757A JP5864182B2 JP 5864182 B2 JP5864182 B2 JP 5864182B2 JP 2011211757 A JP2011211757 A JP 2011211757A JP 2011211757 A JP2011211757 A JP 2011211757A JP 5864182 B2 JP5864182 B2 JP 5864182B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
scanner
motor drive
base end
straight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011211757A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013070826A (ja
Inventor
豊和 堀池
豊和 堀池
庸蔵 福田
庸蔵 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TRUMO KABUSHIKI KAISHA
Original Assignee
TRUMO KABUSHIKI KAISHA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TRUMO KABUSHIKI KAISHA filed Critical TRUMO KABUSHIKI KAISHA
Priority to JP2011211757A priority Critical patent/JP5864182B2/ja
Priority to EP12186037.3A priority patent/EP2574274B1/en
Priority to US13/627,695 priority patent/US20130079631A1/en
Publication of JP2013070826A publication Critical patent/JP2013070826A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5864182B2 publication Critical patent/JP5864182B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/0059Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons using light, e.g. diagnosis by transillumination, diascopy, fluorescence
    • A61B5/0062Arrangements for scanning
    • A61B5/0066Optical coherence imaging
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/0059Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons using light, e.g. diagnosis by transillumination, diascopy, fluorescence
    • A61B5/0082Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons using light, e.g. diagnosis by transillumination, diascopy, fluorescence adapted for particular medical purposes
    • A61B5/0084Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons using light, e.g. diagnosis by transillumination, diascopy, fluorescence adapted for particular medical purposes for introduction into the body, e.g. by catheters
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/68Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient
    • A61B5/6846Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient specially adapted to be brought in contact with an internal body part, i.e. invasive
    • A61B5/6847Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient specially adapted to be brought in contact with an internal body part, i.e. invasive mounted on an invasive device
    • A61B5/6852Catheters
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/68Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient
    • A61B5/6846Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient specially adapted to be brought in contact with an internal body part, i.e. invasive
    • A61B5/6867Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient specially adapted to be brought in contact with an internal body part, i.e. invasive specially adapted to be attached or implanted in a specific body part
    • A61B5/6876Blood vessel
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/12Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves in body cavities or body tracts, e.g. by using catheters

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

本発明は、モータ駆動装置及び画像診断装置に関するものである。
従来より、動脈硬化の診断や、バルーンカテーテルまたはステント等の高機能カテーテルによる血管内治療時の術前診断、あるいは、術後の結果確認のために、超音波画像診断装置や、光干渉断層画像診断装置(OCT)(例えば、特許文献1参照)、その改良型である、波長掃引を利用した光干渉断層画像診断装置(OFDI)が利用されている(以下、本明細書において、光干渉断層画像診断装置(OCT)と、波長掃引を利用した光干渉断層画像診断装置(OFDI)とを併せて「光画像診断装置」と呼び、さらに超音波画像診断装置も含めて「画像診断装置」と呼ぶこととする)。
超音波画像診断装置では、例えば血管内超音波診断装置(IVUS)が知られている。血管内超音波診断装置(IVUS)は、血管内において、超音波振動子からなる送受信部が内蔵された超音波プローブ部をラジアル動作させ、被検者の生体組織で反射した反射波(超音波エコー)を送受信部で受信した後、増幅、検波等の処理を施すことにより生成した超音波エコー信号の強度に基づいて、血管の断面画像を描出する。
光画像診断装置では、光ファイバの先端に光学レンズおよび光学ミラー(送受信部)が取り付けられたイメージングコアを内挿した光プローブ部を、血管などの生体組織の管腔内に挿入し、イメージングコアを回転させながら先端の送受信部から生体組織に測定光を出射するとともに、生体組織からの反射光を受光することで生体管腔内におけるラジアル走査を行う。そして、該受光した反射光と参照光とを干渉させることにより生成した干渉光に基づいて、生体組織の断面画像を描出する。
一般に、画像診断装置におけるイメージングコアのラジアル走査には、スキャナ/プルバック部と呼ばれるモータ駆動装置が利用される。スキャナ/プルバック部は、スキャナ部とプルバック部とから構成されており、プローブ部はスキャナ部の先端部分に着脱可能に取り付けられる。
ここで、イメージングコアのラジアル走査に際しては、スキャナ部を一旦、後方に移動させ、スキャナ部の先端側の取り付けスペースを確保したうえでプローブ部の取り付けを行い、その後、前進端まで移動させたうえで、プルバック動作を行うという手順を踏む。
また、プルバック動作により生体組織の断面画像の描出が完了した後、再度、断面画像の描出を行う場合には、後進端にあるスキャナ部を、再び、前進端まで移動させる必要がある。
このように、スキャナ/プルバック部の利用においては、スキャナ部を前進端まで移動させる操作が不可欠であり、従来は、押圧時間に比例した距離だけスキャナ部が移動するよう構成された前進ボタンを設け、ユーザがこれを操作することで、スキャナ部を前進端まで移動させていた。
国際公開第2009/154103号パンフレット
しかしながら、前進ボタンの場合、前進端で精度よく停止させることは困難であり、例えば、前進ボタンの押圧を解放するタイミングが遅れた場合には、プローブ部の突き当て部がシース基端に衝突し、プローブ部を破損させてしまうことがあった。
一方で、プローブ部の移動速度を落としたうえで前進ボタンの押圧を行うことで衝突を回避することは可能となるが、この場合、前進端までの移動に時間がかかってしまい、ユーザの作業効率が低下することとなる。
また、衝突を回避するために、前進ボタンの押圧を解放するタイミングを早くしすぎると、スキャナ部が前進端までの距離を残した状態で停止することとなり、結果、十分なプルバック量を確保することができなくなってしまう。
このようなことから、画像診断装置のスキャナ/プルバック部においては、スキャナ部の前進端への移動を素早く行うことができ、かつ、プローブ部を破損させることなく前進端において精度よく停止させることができる構成となっていることが望ましい。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、画像診断装置のスキャナ/プルバック部において、プローブ部を破損させることなく、スキャナ部の前進端への移動を精度よくかつ効率的に行うことができるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明に係るモータ駆動装置は以下のような構成を備える。即ち、
シース基端を有するカテーテルシースと、前記カテーテルシースの内部を移動し且つ信号の送受信を連続的に行う送受信部と、前記送受信部に接続されたシャフトとを有するプローブ部が取り付けられるモータ駆動装置であって、
前記シャフトが取り付けられ、前記シャフトを介して前記送受信部を回転させるスキャナ部と、
前記シース基端を固定するとともに、前記送受信部を前記カテーテルシースの内部で移動させるために、前記シャフトに設けられた突き当て部と前記シース基端とが近づくように前記スキャナ部を直進動作させるスキャナ移動部と、
前記スキャナ部を進動作させる場合に、前記突き当て部が前記シース基端から所定距離だけ離れた位置に達したことを検出する検出部と、を備え、
前記スキャナ移動部は、前記所定距離より長い間隔で配置された前記シース基端と前記突き当て部とを近づけて接触させるように前記スキャナ部を進動作させる場合に、前記検出部が検出するまでの間、第1の速度設定値に基づいて速度制御を行い、前記検出部が検出した後は、前記第1の速度設定値よりも小さい第2の速度設定値に基づいて速度制御を行う制御部を有することを特徴とする。
本発明によれば、画像診断装置のスキャナ/プルバック部において、プローブ部を破損させることなく、スキャナ部の前進端への移動を精度よくかつ効率的に行うことができるようになる。
本発明の一実施形態にかかる光画像診断装置の外観構成を示す図である。 光プローブ部の構成を示す図である。 スキャナ/プルバック部の構成を示す図である。 スキャナ部を直進動作させるための機能構成を示す図である。 プルバック部における自動前進制御処理の流れを示すフローチャートである。 自動前進制御処理におけるスキャナ部の直進動作の様子を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の各実施形態の詳細について説明する。
[第1の実施形態]
1.光画像診断装置の外観構成
はじめに、スキャナ/プルバック部を備える光画像診断装置について説明する。図1は本実施形態にかかるスキャナ/プルバック部を備える光画像診断装置(光干渉断層画像診断装置(OCT)または波長掃引利用の光干渉断層画像診断装置(OFDI))100の外観構成を示す図である。
図1に示すように、光画像診断装置100は、光プローブ部101と、スキャナ/プルバック部102と、操作制御装置103とを備え、スキャナ/プルバック部102と操作制御装置103とは、信号線104により接続されている。
光プローブ部101は、直接生体組織(血管等)の管腔内に挿入され、伝送された測定光を連続的に生体組織に向けて送信するとともに、生体組織からの反射光を連続的に受信する送受信部をその先端に備えるイメージングコアを内挿しており、該イメージングコアを用いることで生体組織の状態を測定する。
スキャナ/プルバック部(モータ駆動装置)102は、光プローブ部101が着脱可能に取り付けられるよう構成されており、内蔵されたモータが駆動することで光プローブ部101に内挿されたイメージングコアのラジアル動作(体腔内の軸方向の動作及び回転方向の動作)を実現している。また、送受信部が受信した反射光を取得するとともに、信号線104を介して該取得した反射光を操作制御装置103に送信する。なお、スキャナ/プルバック部102の詳細な構成については、後述する。
操作制御装置103は、測定を行うにあたり、各種設定値を入力するための機能や、測定により得られたデータを処理し、生体組織の断面画像として表示するための機能を備える。
操作制御装置103において、111は本体制御部であり、測定により得られた反射光と、測定光を分離することで得られた参照光と、を干渉させることで干渉光データを生成するとともに、該干渉光データに基づいて生成されたラインデータを処理することで、断面画像を体腔内の軸方向に複数生成する。111−1はプリンタ/DVDレコーダであり、本体制御部111における処理結果を印刷したり、データとして記憶したりする。
112は操作パネルであり、ユーザは該操作パネル112を介して、各種設定値及び指示の入力を行う。113は表示装置としてのLCDモニタであり、本体制御部111において生成された生体組織の複数の断面画像を表示する。
2.光プローブ部の構成
次に、光プローブ部101の全体構成について図2を用いて説明する。図2(a)に示すように、光プローブ部101は、生体管腔内に挿入される長尺のカテーテルシース201と、ユーザが操作するために生体管腔内に挿入されず、ユーザの手元側に配置されるコネクタ部202とにより構成される。カテーテルシース201の先端には、ガイドワイヤルーメンを構成するチューブ203が設けられており、カテーテルシース201は、チューブ203との接続部分からコネクタ部202との接続部分にかけて連続する管腔が形成されている。
カテーテルシース201の管腔内部には、測定光を送受信する送受信部221と、光ファイバケーブルを内部に備え、それを回転させるための駆動力を伝達するコイル状の駆動シャフト222とを備えるイメージングコア220が、カテーテルシース201のほぼ全長にわたって挿通されている。
コネクタ部202は、カテーテルシース201の基端に一体化して構成されたシースコネクタ202aと、駆動シャフト222の基端に駆動シャフト222を回転可能に固定して構成された駆動シャフトコネクタ202bとを備える。
シースコネクタ202aとカテーテルシース201との境界部には、耐キンクプロテクタ211が設けられている。これにより所定の剛性が保たれ、急激な物性の変化による折れ曲がり(キンク)を防止することができる。
シースコネクタ202aと駆動シャフトコネクタ202bとの境界部のシース基端212は、光プローブ部101をスキャナ/プルバック部102に取り付ける際に、後述するプルバック部側に着脱可能に固定される。一方、駆動シャフトコネクタ202bの基端は、後述するスキャナ部の先端装置に着脱可能に取り付けられる。
これにより、スキャナ部がプルバック動作した場合に、駆動シャフトコネクタ202bが矢印230方向(後方向)に直進し、イメージングコア220が軸方向に動作する(図2(b)参照)。
なお、駆動シャフトコネクタ202bの先端側には、突き当て部213が設けられており、スキャナ部が前方向へ直進動作(前進)した場合(矢印230と反対方向に直進動作した場合)、シース基端212に突き当て部213が当接することにより、駆動シャフトコネクタ202bの前進端位置が規定されることとなる。
3.スキャナ/プルバック部の全体構成
次に、本実施形態に係るスキャナ/プルバック部102の外観構成について図3を用いて説明する。図3は、スキャナ/プルバック部102の外観構成の詳細を説明するための図である。図3に示すように、スキャナ/プルバック部102は、光プローブ部101が着脱可能に取り付けられ、光プローブ部101に内挿されたイメージングコア220を回転させるためのスキャナ部300と、該スキャナ部300を矢印230方向に直進動作させることで、光プローブ部101に内挿されたイメージングコア220を生体管腔の軸方向に動作させるプルバック部(スキャナ移動部)310とを備える。
スキャナ部300には、イメージングコア220を回転させるための回転動作用モータが内蔵されており、最大で9600rpmの回転速度を実現する。一方、プルバック部310には、スキャナ部300を直進動作させることでイメージングコア220を生体管腔内の軸方向に動作させる直進動作用モータが内蔵されている。なお、プルバック部310の側面(紙面手前側)には、更に、操作部320が設けられている。
操作部320は、スキャナ/プルバック部102の回転動作及び直進動作を指示するためのボタンや、スキャナ/プルバック部102の内部状態を表示するための各種ランプが設けられている。
操作部320において、321は自動前進ボタン(指示部)であり、当該ボタンが押圧されることで、スキャナ部300が前進端に自動的に移動する。322は微動前進ボタンであり、当該ボタンを押圧している間、スキャナ部300が前進方向に低速度で移動する。323は微動後進ボタンであり、当該ボタンを押圧している間、スキャナ部300が後進方向に低速度で移動する。
324は低速スキャン開始ボタンであり、当該ボタンが押圧されることで、光プローブ部101のイメージングコア220が低速(例えば、1800rpm)で回転を開始する。325は高速スキャン開始ボタンであり、当該ボタンが押圧されることで、光プローブ部101のイメージングコア220が高速(例えば、9600rpm)で回転を開始する。326はプルバックボタンであり、光プローブ部101のイメージングコア220が高速で回転している場合に押圧可能となり、当該ボタンが押圧されることで、所定の速度でスキャナ部300がプルバックされる。
4.スキャナ部を直進動作させるための機能構成
次に、スキャナ/プルバック部102において、スキャナ部300を直進動作させるための機能構成について説明する。
図4は、スキャナ部300を直進動作させるための機能構成を模式的に示した図である。図4に示すように、光プローブ部101のイメージングコア220の軸方向(生体管腔内の末梢方向及びその反対方向)の移動(軸方向動作)は、直進動作用モータ404を駆動し、ボールネジ401を回転させ、スキャナ部300を支持する支持部403を直進方向に動作させることで、実現される。
なお、プルバック部310は、直進動作用モータ404の動作を検出し、スキャナ部300の直進方向の移動量を算出するための移動量検出器405を備える。本実施形態では、移動量検出器405として、2相のエンコーダを用いることとする。
プルバック部310は、更に、切替センサ(検出部)402を備える。切替センサ402は、突き当て部213がシース基端212から距離Lの位置に到達した際に、支持部403を検出するように配されている(つまり、切替センサ402は、スキャナ部300が前進端から距離Lの位置まで前進したことを検出するセンサである)。
直進動作用モータ404の動作を制御するための制御信号の出力、ならびに、移動量検出器405及び切替センサ402からの信号の入力は、直進動作制御部410によって行われる。
直進動作制御部410は、モータドライバ411を備え、速度調停回路412からの指示の基づくモータ駆動電流を直進動作用モータ404に出力する。また、移動量検出器405からのパルス信号を受信し、速度調停回路412に送信する。
速度調停回路412は、速度設定部414から送信された速度設定値と、モータドライバ411を介して送信されたパルス信号とを比較し、モータドライバ411に対して、モータ回転速度の増減を指示することで、スキャナ部の直進方向の移動における速度制御を行う。
シーケンス制御部415では、操作部320の自動前進ボタン321が押圧された場合に、これを認識し、自動前進制御処理を実行する。具体的には、切替センサ402からの出力に基づいて、速度設定部414に速度設定値を設定するとともに、直進動作用モータ404の動作を開始するようモータドライバ411に指示する。また、モータドライバ411が出力するモータ駆動電流を監視する電流判定回路(識別部)413からの判定結果に従って、直進動作用モータ404の動作を停止させるようモータドライバ411に指示する。
なお、シーケンス制御部415では、自動前進ボタン321以外のボタンが押圧された場合においても直進動作用モータ404の動作を制御するよう構成されているものとするが、以下、本明細書では、自動前進制御処理についてのみ説明することとする。
5.プルバック部における自動前進制御処理の流れ
プルバック部310における自動前進制御処理の流れについて、図5及び図6を用いて説明する。図5は、プルバック部310における自動前進制御処理の流れを示すフローチャートであり、図6は、自動前進制御処理におけるスキャナ部の直進動作の様子を示す図である。
自動前進ボタン321が押圧されることで、図5に示す自動前進制御処理が実行開始される。ステップS501では、切替センサ402が支持部403を検出しているか否かを判定する。自動前進ボタン321が押圧された時点で、切替センサ402がすでに支持部403を検出していると判定された場合には、スキャナ部300が、前進端から距離L(例えば、5mm)以内の位置にあると判断できるため、ステップS502に進む。
ステップS502では、シーケンス制御部415が速度設定部414に対して、低速度(例えば、1mm/sec)の速度設定値を設定する。更に、ステップS503では、当該速度設定値により前方向に直進動作するよう、モータドライバ411に指示する。これにより、スキャナ部300は、前方向に低速度での直進動作を開始する。
一方、ステップS501において、切替センサ402が支持部403を検出していないと判定された場合には、スキャナ部300が、前進端から距離L(例えば、5mm)より離れた位置にあると判断できるため、ステップS504に進む(図6(a)参照)。
ステップS504では、シーケンス制御部415が速度設定部414に対して、通常速度設定(例えば、10〜20mm/sec)の速度設定値を設定する。更に、ステップS505では、当該速度設定値により前方向に直進動作するよう、モータドライバ411に指示する。これにより、スキャナ部300は、前方向に通常速度での直進動作を開始する。
ステップS506では、再度、切替センサ402が支持部403を検出したか否かを判定する。ステップS506において、切替センサ402が支持部403を検出していないと判定された場合には、検出したと判定されるまで待機する(つまり、通常速度設定による前方向への直進動作を継続する)。
一方、ステップS506において、切替センサ402が支持部403を検出したと判定された場合には、前進端から距離L(例えば、5mm)より離れた位置にあったスキャナ部300が、距離Lの位置に到達したと判断できるため、ステップS507に進む(図6(b)参照)。
ステップS507では、シーケンス制御部415が速度設定部414に対して設定していた通常速度(例えば、10〜20mm/sec)の速度設定値を、低速度(例えば、1mm/sec)の速度設定値に切り替える。
更に、ステップS508では、モータ駆動電流が所定の閾値以上となっていないかを監視する。ステップS508において閾値以上となっていないと判定された場合には、スキャナ部300が前進端に到達していないと判断し、待機する(つまり、低速度設定による前方向への直進動作を継続する)。
一方、ステップS508において閾値以上になったと判定された場合には、スキャナ部300の突き当て部213がシース基端212に当接することで、スキャナ部300の前方向への直進動作が抑えられていると判断する。
速度調停回路412では、速度設定部414より送信された速度設定値に対して、移動量検出器405より出力されるパルス信号に基づいて算出されるスキャナ部300の前方向への直進動作の速度が小さい場合には、モータ回転速度を増加させるよう指示する。この場合、モータドライバは駆動電流を増加させる。このため、スキャナ部300の前方向への直進動作が抑えられている場合、モータ駆動電流は増加していくこととなる。
したがって、モータ駆動電流が所定の閾値以上になった場合には、前方向への直進動作が抑えられている状態(つまり、スキャナ部300が前進端に到達している状態)にあると判断することができる。
ステップS509では、シーケンス制御部415がモータドライバ411に対して、前方向への直進動作を停止するよう指示し、自動前進制御処理を終了する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係るスキャナ/プルバック部102では、スキャナ部の前進動作時に、前進端の手前の所定距離において速度設定値が切り替えられるよう、切替センサを配する構成とした。また、スキャナ部が前進端の手前の所定距離に到達するまでの間は、通常速度で前方向への直進動作を行い、所定距離に到達した後は、低速度での直進動作を行う構成とした。
これにより、前進端までの移動時間を大幅に増加させることなく、かつ、光プローブ部を破損させずに、スキャナ部を前進端に停止させることが可能となった。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、モータ駆動電流を監視することで、スキャナ部300が前進端に到達したことを判断する構成とした。これは、直進動作用モータ404として、モータ駆動電流にトルクが比例するDCモータを使用したことによるもので、速度設定値で動作する速度制御を行った場合、負荷トルクの変動に応じてモータ駆動電流を制御するという特性を利用したことによるものである。しかしながら、本発明はこれに限定されず、圧力を検出するセンサ(例えば、ロードセル等)を別途設け、スキャナ部300が前進端に到達したことを、当該センサの出力に基づいて判断するよう構成してもよい。
[第3の実施形態]
上記第1及び第2の実施形態では、光画像診断装置を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、超音波画像診断装置、例えば血管内超音波診断装置(IVUS)にも適用可能である。
201:カテーテルシース、202コネクタ部、202a:シースコネクタ、202b:駆動シャフトコネクタ、203:チューブ、212:シース基端、213:突き当て部、220:イメージングコア、221:送受信部、222:駆動シャフト、300:スキャナ部、310:プルバック部(スキャナ移動部)、320:操作部、321:自動前進ボタン、322:微動前進ボタン、323:微動後進ボタン、324:低速スキャン開始ボタン、325:高速スキャン開始ボタン、326:プルバックボタン、401:ボールネジ、402:切替センサ、403:支持部、404:直進動作用モータ、405:移動量検出器

Claims (5)

  1. シース基端を有するカテーテルシースと、前記カテーテルシースの内部を移動し且つ信号の送受信を連続的に行う送受信部と、前記送受信部に接続されたシャフトとを有するプローブ部が取り付けられるモータ駆動装置であって、
    前記シャフトが取り付けられ、前記シャフトを介して前記送受信部を回転させるスキャナ部と、
    前記シース基端を固定するとともに、前記送受信部を前記カテーテルシースの内部で移動させるために、前記シャフトに設けられた突き当て部と前記シース基端とが近づくように前記スキャナ部を直進動作させるスキャナ移動部と、
    前記スキャナ部を直進動作させる場合に、前記突き当て部が前記シース基端から所定距離だけ離れた位置に到達したことを検出する検出部と、を備え、
    前記スキャナ移動部は、前記所定距離より長い間隔で配置された前記シース基端と前記突き当て部とを近づけて接触させるように前記スキャナ部を直進動作させる場合に、前記検出部が検出するまでの間、第1の速度設定値に基づいて速度制御を行い、前記検出部が検出した後は、前記第1の速度設定値よりも小さい第2の速度設定値に基づいて速度制御を行う制御部を有することを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 前記シース基端と前記突き当て部とが接触したことを識別する識別部を更に備え、
    前記シース基端と前記突き当て部とが接触したことを前記識別部が識別した場合に、前記制御部は、前記スキャナ部の直進動作を停止させることを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動装置。
  3. 前記識別部は、
    前記第2の速度設定値に基づいて速度制御を行う場合に、前記スキャナ部を直進動作させるためのモータに供給されるモータ駆動電流を監視し、該モータ駆動電流が所定の閾値以上になった場合に、前記シース基端と前記突き当て部とが接触したものと識別することを特徴とする請求項2に記載のモータ駆動装置。
  4. 前記スキャナ部を直進動作させるための指示を入力する指示部を更に備え、
    前記指示部において指示が入力された場合に、前記制御部は、前記スキャナ部を直進動作させるよう制御することを特徴とする請求項3に記載のモータ駆動装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のモータ駆動装置を備え、該モータ駆動装置を介して送受信された信号を用いて生成したラインデータに基づいて、体管腔内の軸方向の断面画像を複数生成することを特徴とする画像診断装置。
JP2011211757A 2011-09-28 2011-09-28 モータ駆動装置及び画像診断装置 Active JP5864182B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011211757A JP5864182B2 (ja) 2011-09-28 2011-09-28 モータ駆動装置及び画像診断装置
EP12186037.3A EP2574274B1 (en) 2011-09-28 2012-09-26 Motor drive apparatus and imaging apparatus for diagnosis
US13/627,695 US20130079631A1 (en) 2011-09-28 2012-09-26 Motor drive apparatus and imaging apparatus for diagnosis

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011211757A JP5864182B2 (ja) 2011-09-28 2011-09-28 モータ駆動装置及び画像診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013070826A JP2013070826A (ja) 2013-04-22
JP5864182B2 true JP5864182B2 (ja) 2016-02-17

Family

ID=47351364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011211757A Active JP5864182B2 (ja) 2011-09-28 2011-09-28 モータ駆動装置及び画像診断装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20130079631A1 (ja)
EP (1) EP2574274B1 (ja)
JP (1) JP5864182B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6573915B2 (ja) * 2014-06-04 2019-09-11 ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッドBoston Scientific Scimed,Inc. 組織表面の温度推定値を提供するシステム
EP3344126A4 (en) 2015-08-31 2019-05-08 Gentuity LLC IMAGING SYSTEM COMPRISING IMAGING PROBE AND DELIVERY DEVICES
CN108803007B (zh) * 2017-10-31 2021-01-01 成都理想境界科技有限公司 一种模式控制方法及激光扫描装置
EP3700406A4 (en) 2017-11-28 2021-12-29 Gentuity LLC Imaging system
JP1650118S (ja) * 2019-09-26 2020-01-20

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3463815B2 (ja) * 1992-07-17 2003-11-05 オリンパス光学工業株式会社 超音波診断装置
JP3175879B2 (ja) * 1993-07-23 2001-06-11 株式会社小松製作所 作業車両の窓自動開閉制御装置
JPH11332866A (ja) * 1998-05-22 1999-12-07 Olympus Optical Co Ltd 超音波診断装置
JP3671700B2 (ja) * 1998-10-13 2005-07-13 フジノン株式会社 超音波画像生成装置
TWI290272B (en) * 2004-03-12 2007-11-21 Murata Machinery Ltd Moving body system
JP4199212B2 (ja) * 2005-04-12 2008-12-17 オリンパス株式会社 超音波診断装置、及び超音波診断装置の気泡の除去方法
JP4768494B2 (ja) * 2006-03-31 2011-09-07 テルモ株式会社 画像診断装置およびその処理方法
JP2009172056A (ja) * 2008-01-22 2009-08-06 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡洗浄消毒装置
EP2290416B1 (en) 2008-06-20 2020-03-18 Terumo Kabushiki Kaisha Connection device and optical imaging device

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013070826A (ja) 2013-04-22
EP2574274B1 (en) 2020-04-08
EP2574274A2 (en) 2013-04-03
US20130079631A1 (en) 2013-03-28
EP2574274A3 (en) 2013-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5864182B2 (ja) モータ駆動装置及び画像診断装置
JP5563582B2 (ja) 画像診断装置
WO2006090599A1 (ja) 内視鏡装置
EP2407107A1 (en) Diagnostic imaging device and method for controlling same
JP2007268131A (ja) 画像診断装置およびその処理方法
JP5981557B2 (ja) 画像診断装置
JP7026202B2 (ja) イメージングカテーテルおよびイメージングカテーテルの作動方法
JP5755957B2 (ja) モータ駆動装置及び画像診断装置
WO2015118773A1 (ja) 挿入装置
US8994803B2 (en) Image apparatus and control method thereof configured to determine optical probe abnormality
JP6243769B2 (ja) 断層撮影装置およびその作動方法
WO2010095370A1 (ja) 画像診断装置及びその制御方法
JP5484971B2 (ja) 画像診断装置及びその処理方法
JP6265464B2 (ja) 画像診断装置及びその作動方法、並びに画像診断装置に用いられる光干渉用プローブ
WO2013146259A1 (ja) 光学医療用デバイス及び光学医療用デバイスの制御方法
CN212394869U (zh) 内窥oct回撤控制系统
CN111419146A (zh) 内窥oct回撤控制系统及控制方法
US20230013321A1 (en) Drive unit, diagnostic imaging apparatus, and operation method
US20160270669A1 (en) Diagnostic imaging probe
JPWO2018061780A1 (ja) 制御装置、画像診断装置、制御装置の処理方法およびプログラム
JP2014087711A (ja) 画像診断装置及びその処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20130516

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150605

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5864182

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250