JP5861429B2 - 冊子搬送装置、用紙綴じ装置、後処理装置、及び、画像形成装置 - Google Patents

冊子搬送装置、用紙綴じ装置、後処理装置、及び、画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5861429B2
JP5861429B2 JP2011269012A JP2011269012A JP5861429B2 JP 5861429 B2 JP5861429 B2 JP 5861429B2 JP 2011269012 A JP2011269012 A JP 2011269012A JP 2011269012 A JP2011269012 A JP 2011269012A JP 5861429 B2 JP5861429 B2 JP 5861429B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
booklet
binding
roller
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011269012A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013119477A (ja
Inventor
齋藤 敏
敏 齋藤
鈴木 伸宜
伸宜 鈴木
慎吾 松下
慎吾 松下
高史 西藤
高史 西藤
小菅 勝弘
勝弘 小菅
日高 信
信 日高
章洋 武捨
章洋 武捨
佐藤 祥一
祥一 佐藤
育久 岡本
育久 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2011269012A priority Critical patent/JP5861429B2/ja
Publication of JP2013119477A publication Critical patent/JP2013119477A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5861429B2 publication Critical patent/JP5861429B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、画像形成装置に関し、より詳しくは画像形成装置で用いられる用紙綴じ機を有する後処理装置、このような後処理装置で用いられる冊子搬送装置、に関する。
画像形成装置に用いられるフィニッシャー(後処理装置)において、画像形成装置から送られてきた用紙を規定枚数ごとに綴じる処理が用いられている。
ここで、複数の用紙を重ね合わせる後処理装置の従来技術について図24を用いて説明する。
画像形成装置1から導入される用紙は後処理装置2に入り、搬送ローラ4、搬送ローラ5で搬送され、用紙の移動力で切換爪9を回動させ、それにより確保された搬送路を通り、搬送ローラ7、搬送ローラ8により処理トレイ18へ搬送される。搬送された用紙は矢印B方向へ自重落下し後端フェンス11で搬送方向を揃えられる。予め用紙の後端をセンサS2で検知し、図示しない制御手段により用紙搬送方向が揃えられ得る時間を推定し、その時間の経過後、整合フェンス10により用紙幅方向が揃えられる。以上の動作を繰り返す事で多枚数の用紙を1枚ずつ整合する。
セットの最終の用紙を整合し終えると用紙綴じ装置(ステイプラ)12で整合された用紙束は綴じされて冊子とされ、処理トレイ18内の放出ベルト14が矢印C方向に回転駆動され、放出ベルト14に取り付けられている放出爪13により冊子は処理トレイ18から矢印D方向へ取り出され搬送される。その冊子は排出ローラ15と従動コロ16とによりトレイ3に排出スタックされる。
トレイ3はスタック枚数に応じ上下移動される機構を有しており、このためにトレイ3への排出は常にスムーズに行われる。
従動コロ16は搬送ガイド板17に取り付けられており、搬送する用紙束の厚みが変化しても同じ搬送力を得ることができるように支点17aを中心に回動可能に構成され、搬送ガイド板17の自体自重で排出ローラ15に付勢される構成になっている。以上が1セット(部)の場合の動作である。
2セット以上を連続で処理する場合には、画像形成装置1は、1つのセットの最終紙と次セットの1枚目との画像形成間隔をその他の場合と同じ間隔で、画像が形成された用紙を連続して後処理装置2に搬入する。
2セット目以降の処理動作を図25(a)〜(d)を用いて説明する。
図25(a)中の矢印方向に搬送ローラ6、7及び8が回転し、2セット目の1枚目が搬入される。センサS2がその用紙後端を検知し整合ユニット18がまだ用紙を受け入れられる状態ではない場合には図25(b)の矢印方向に搬送ローラ6、7及び8が逆転し切換爪9により用紙は図示されるように搬送され、その紙端がセンサS2で検知されたらこれら搬送ローラを停止させる。
図25(c)に示されるように搬送ローラ4及び5により2枚目の用紙が搬送され、その先端がセンサS2により検知されると図25(d)中の矢印方向に搬送ローラ6、7及び8が回転駆動され、これら2枚の用紙は重なった状態で搬送される。このとき、これら重なった用紙の後端がセンサS2で検知されたときに処理トレイ18が用紙を受け入れられる状態にある場合はそのまま処理トレイ18に向けて搬出する。しかし、処理トレイ18が用紙を受け入れられる状態ではない場合は上述の1枚目のときと同じ動作を繰り返させる。このように、処理トレイ18が用紙を受け入れられる状態になるまで、この動作を繰り返し、処理トレイ18が用紙を受け入れられる状態となったときに、これら複数の用紙を重ねた状態で処理トレイ18に向けて搬出させる。
以上の動作により2セット以上の連続した綴じ処理であっても生産性を落とすことなく、効率よく後処理が可能とされている。
このような後処理装置において、従来は用紙綴じ装置として、一般的に、金属製の針であるステープルを用いるものが広く用いられてきた。
しかし、近年の省資源・エコロジーおよびリサイクル性の観点からステープルを用いな
い用紙綴じ機が考案されている。このような用紙綴じ装置の例として、綴じようとする冊
子の上下から、用紙に凹凸状の深絞りを形成する型を押し付けて互いに係止させる綴じ機
が既に知られている(実公昭36−13206号公報(特許文献1))。また、重なった
用紙から小さい舌状部を切り出し、これを基部で180度折り曲げて、その先端を基部近
くに別途形成されたスリットに他方の面へ通じるように差し込んで係止させる用紙綴じ機
も広く知られている(実公昭37−7208号公報(特許文献2))。
このような複数枚の用紙を互いにかつ部分的に係合させて綴じ合わせる用紙綴じ手段を画像形成装置あるいは後処理装置などの用紙を取り扱う装置に組み込み、この用紙綴じ手段で綴じられて形成された冊子を搬送する際に、一般的なローラによる搬送を行うとローラによる加圧により、前記綴じ処理により形成された係合部で凹凸状の深絞りが潰されて係合が弱くなり、あるいは、舌状部の基部の折り曲げ箇所で切断されて、冊子形状が保てなくなる、などの欠点があった。
本発明は、複数枚の用紙の一部を互いに係合させて綴じ合わせる用紙綴じ手段を備えた用紙綴じ機構部から、前記用紙綴じ手段で綴じられて形成された冊子を該冊子の両面から挟持しながら回転するローラ対により搬出する冊子搬出装置において、冊子の排出時の搬送過程で、綴じ保持力を低下させることのない冊子搬出装置を提供することを目的とする。
本発明者等は、上記ローラ対の形状(複数の小ローラを組み合わせて形成する場合を含め)について検討を行ったが、複数の用紙サイズ、あるいは、用紙の縦、横そして、単数あるいは複数の係合箇所等様々なユーズに対応させる必要のある画像形成装置等では搬送ローラの配置方法、形状だけでは対応できないことを見いだして本発明に至った。
本発明の用紙搬送装置は、上記課題を解決するために、請求項1に記載の通り、複数枚の用紙の一部を互いに係合させて綴じ合わせる用紙綴じ手段を備えた用紙綴じ機構部から、前記用紙綴じ手段で綴じられて形成された冊子を該冊子の両面から挟持しながら回転するローラ対により搬出する冊子搬出装置において、前記ローラ対の挟持部による挟持が前記冊子の係合部を挟持するものであって、前記係合部に相当する部分の前記挟持を部分的に解除させる挟持解除手段を有することを特徴とする冊子搬出装置である。
本発明の用紙搬送装置は、請求項2に記載の通り、請求項1に記載の冊子搬出装置において、前記挟持解除手段が、前記ローラ対を構成するコロを他方のローラから離間させるソレノイドアクチュエータにより構成されていることを特徴とする。
本発明の用紙搬送装置は、請求項3に記載の通り、請求項1に記載の冊子搬出装置において、前記挟持解除手段が、モータと、該モータで回転駆動される偏心カムと、該偏心カムにより駆動されて前記ローラ対を構成するコロを他方のローラから離間させるシフトリンクとにより構成されていることを特徴とする。
本発明の用紙綴じ装置は、請求項4に記載の通り、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の冊子搬出装置を有することを特徴とする用紙綴じ装置である。
本発明の後処理装置は、請求項5に記載の通り、請求項4に記載の用紙綴じ装置を有することを特徴とする後処理装置である。
本発明の画像形成装置は、請求項6に記載の通り、請求項5に記載の後処理装置を有することを特徴とする画像形成装置である。
本発明の用紙搬送装置によれば、前記ローラ対の挟持部による挟持が前記冊子の係合部を挟持するものであって、前記係合部に相当する部分の前記挟持を部分的に解除させる挟持解除手段を有することにより、冊子の係合部にローラ対による圧力が加わることを防止し、その結果、所定の結合力が維持され、冊子形状が失われるおそれがない。
また、請求項2に係る用紙搬送装置によれば、前記挟持解除手段が、前記ローラ対を構成するコロを他方のローラから離間させるソレノイドアクチュエータにより構成されているために、部品点数が少ない構成で上記課題を解決することができ、省スペースでの設計が可能となる。
また、請求項3に係る用紙搬送装置によれば、前記挟持解除手段が、モータと、該モータで回転駆動される偏心カムと、該偏心カムにより駆動されて前記ローラ対を構成するコロを他方のローラから離間させるシフトリンクとにより構成されているために離間、あるいは、挟持するときだけモータに通電すれば良いので、少ない電力で上記課題を解決することができる。
また、請求項4に係る用紙綴じ装置によれば、請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の冊子搬出装置を有することにより、冊子の係合部にローラ対による圧力が加わることを防止し、その結果、所定の結合力が維持され、冊子形状が失われるおそれがない。
また、請求項5に係る後処理装置によれば、請求項4に記載の用紙綴じ装置を有していることにより、冊子の係合部にローラ対による圧力が加わることを防止し、その結果、所定の結合力が維持され、冊子形状が失われるおそれがない。
本発明の画像形成装置によれば、請求項5に記載の後処理装置を有しているために、冊子の係合部にローラの圧力が加わることを防止し、その結果、所定の結合力が維持されるので冊子形状が失われるおそれがない。
本発明に係る後処理装置を排紙トレイ近くに有する2つのタイプの画像形成装置を示す図である。 本発明に係る後処理装置を排紙トレイ近くに有する画像形成装置の後処理装置付近を示す上面図である。 本発明に係る後処理装置を排紙トレイ近くに有する画像形成装置の後処理装置付近を示す正面図である。 分岐爪204周辺の詳細について説明する説明図(上面図)である。 分岐爪204周辺の詳細について説明する説明図(正面図)である。 綴じ具210の動作について説明する説明図(一対の歯形が開いた状態)である。 綴じ具210の動作について説明する説明図(一対の歯形が閉じた状態)である。 画像形成装置本体からの用紙の受入れ待機状態となった後処理装置を示す説明図である。図8(a)は上面図、図8(b)は正面図である。 画像形成装置101本体から用紙が搬入される状態を示す図である。図9(a)は上面図、図9(b)は正面図である。 用紙後端が入口ローラ203のニップ部を通過し、シフトされながら搬送される状態を示す図である。図10(a)は上面図、図10(b)は正面図である。 分岐経路241を利用して1枚目の用紙をスタックさせる状態を示す図である。図11(a)は上面図、図11(b)は正面図である。 2枚目の用紙が後処理装置に導入される状態を示す図である。図12(a)は上面図、図12(b)は正面図である。 2枚目以降の用紙が後処理装置に導入される状態を示す図である。図13(a)は上面図、図13(b)は正面図である。 用紙束の後端を突き当て面242に突き当てたときに発生した撓みを解消し、用紙束の搬送を開始し始めた状態を示す図である。図14(a)は上面図、図14(b)は正面図である。 綴じ加工位置と歯型位置とを合わせる状態を示す図である。図15(a)は上面図、図15(b)は正面図である。 綴じ加工されてなる冊子が後処理装置から排出される状態を示す図である。図16(a)は上面図、図16(b)は正面図である。 ソレノイドアクチュエータを用いる挟持解除手段を有する冊子搬出装置の例を示す図である。 図17の冊子搬出装置において端綴じの係合部Kが排紙ローラ対を通過し排紙される際にこれらローラ対に挟持されずに排出されることを示す図である。 図17の冊子搬出装置において2箇所綴じの2つの係合部が排紙ローラを通過し排紙される際にこれらローラ対に挟持されずに排出されることを示す図である。 図17の冊子搬出装置において排紙ローラ対の挟持部による挟持が部分的に解除されて、冊子の係合部がこれらローラ対に挟持されずに排出されることを示す図である。 モータと、該モータで回転駆動される偏心カムと、該偏心カムにより駆動されて前記ローラ対を構成するコロを他方のローラから離間させるシフトリンクとにより構成された挟持解除手段を有する冊子搬出装置の例を示す図である。 図21の冊子搬出装置において排紙ローラ対の挟持部による挟持が部分的に解除されて、冊子の係合部がこれらローラ対に挟持されずに排出されることを示す図である。 偏心カムの回転位置を検出し、ローラ対による挟持状態、離間状態を検知する手段について説明する図である。 従来技術に係る複数の用紙を重ね合わせる後処理装置の例を説明する図である。 図24に係る後処理装置の動作を説明する図である。 本発明に係る後処理装置が接続される画像形成装置Aの説明図である。
本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
図1(a)及び図1(b)は、複数枚の用紙の一部を互いに係合させて綴じ合わせる用紙綴じ手段を備えた用紙綴じ機構部から、前記用紙綴じ手段で綴じられて形成された冊子を該冊子の両面から挟持しながら回転するローラ対により搬出する冊子搬出装置であって、前記ローラ対の挟持部による挟持を部分的に解除させる挟持解除手段を有する冊子搬出装置を有する用紙綴じ装置を備えた後処理装置201を排紙トレイ近くに有する2つのタイプの画像形成装置A及びA’を示した概念図である。
この画像形成装置Aは、一側面の中途部が内方に向かって略コ字状に形成されて、その底部に排紙トレイ部21が設けられると共に、内部に各構成部を支持させる装置機枠22と、装置機枠2の頂面部に開閉可能に設けられた開閉扉23と、装置機枠22の頂面部内に設けられた原稿ガラス24を備え、その原稿ガラス24に載置された原稿の画像を光学的に読み取る画像読取部25と、装置下部に設けられた複数の給紙トレイ26と、装置中間部に設けられ、画像読取部5で読み取られた画像データに基づいて感光体7にトナー像を形成させる複数の作像ユニット28と、感光体27に形成したトナー像を転写させて搬送させる中間転写ベルト29と、中間転写ベルト29で搬送されたトナー像を搬送中のシート状の記録材に転写させる転写部30と、その転写部30に向かって所定のタイミングで用紙Pを送り出すレジストローラ31と、転写部30の近傍に設けられ、トナー像を用紙Pに定着させる定着装置32と、複数のガイド板や搬送ローラ、切り替え爪、一対の排紙ローラ34等を備え、転写部30、定着装置32を介して、給紙トレイ26から排紙トレイ部21へ用紙Pを搬送すると共に、定着装置32から出た用紙Pを再度転写部30へ反転しながら搬送する記録材搬送部33とを備える。
このように構成された画像形成装置は、原稿ガラス24に載置した原稿の画像を画像読取部25が読み取って生成した画像データに基づいて、複数の作像ユニット28が夫々の感光体27上に対応した色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像を形成し、各色のトナー像が重畳するように中間転写ベルト9に転写し、その中間転写ベルト29がトナー像を転写部30へ搬送する。
一方、給紙トレイ26内の用紙Pは、記録材搬送部33により搬送され、レジストローラ31により挟持されて待機する。
レジストローラ31は、トナー像が転写部30へ位置する直前に所定のタイミングで用紙Pを転写部30へ送り出すことで、転写部30によって用紙Pにトナー像が転写される。
トナー像を担持した用紙Pは、記録材搬送部33により定着装置32へ移動され、定着装置32が、このトナー像を担持した用紙Pに熱と圧力を加えてトナー像を用紙Pに定着する。
排紙ローラ34は、定着装置32から排出してきたトナー像定着済みの用紙Pを、排紙にこの画像形成装置Aに接続された、図1に示した後処理装置201に向かって排出させる。
図2、3は、後処理装置(用紙綴じ装置を有する)について説明する図であり、図2は平面図、図3は正面図を表す。各部名称と働きについて以下に説明する。
図中符号101は画像形成装置を示し、画像形成装置101の後処理装置201連絡部付近には画像形成装置排紙ローラ102が設けられており、画像が形成され定着された用紙(以下、「用紙」と云う)がこの画像形成装置の排紙ローラ102によって、排紙ローラ102近くで画像形成装置101に連結された後処理装置201に供給される。
後処理装置201は、画像形成装置101本体から排出された用紙を排出トレイに排出するための搬送路240の途中に分岐路241が設けられており、後述する分離爪204による切り替えを行うとともに、用紙排出方向とは反対方向(以下、「逆搬送方向」とも云う)に用紙を搬送(以下、「逆搬送」とも云う)することで、用紙の排出方向後端をこの分岐路241に搬入させ、分岐路241の終端面である突き当て面242を基準面として突き当て、その後も同様に用紙を搬送することで、所定枚数の用紙を揃えることができる。
後処理装置201に供給される用紙の先端、後端、及び、有無を検知するための入り口センサ(この例では光学式センサ)が設けられている。また、図中符号203は入口ローラ(入口ローラ対)であり、図示しない駆動源と、この駆動源に接続されてこの駆動源を制御して入り口ローラを停止させ、回転させ、そして、そのときの搬送量を調整する図示しない制御手段と、を有する。なお、上記制御手段は後処理装置201に連結された画像形成装置101内に設けてあっても良い。また、停止したこの入口ローラ203対のニップ部に用紙先端を突き当ててたるみを作ることで用紙の斜行を補正する、用紙突き当てスキュー補正が可能となっている。
入口ローラ203の下流側には分岐爪204が回動可能に設けられており、この分岐爪204により用紙後端を分岐路へ導くことができ、さらに、分岐路搬送面に対して用紙を押しつけることが可能となっており、このとき用紙を固定することができる。
後処理装置201の排出口付近には排紙ローラ205対が設けられており、用紙を搬送、シフト(後述する)、排出する機能を有する。この排紙ローラ205は
図示しない駆動源と、この駆動源に接続されてこの駆動源を制御して入り口ローラを停止させ、回転させ、そして、そのときの搬送量を調整する図示しない制御手段と、を有する。なお、この制御手段は後処理装置201に連結された画像形成装置101内に設けてあっても良い。
排紙ローラ205の図中上方の軸端付近には排紙ローラ205の軸をその軸方向にシフトさせるために、図示しない制御装置、この制御装置によって制御されるモータ、このモータによって駆動される円盤状のシフトカム207、シフトカム207の円盤に突出して設けられたシフトカムスタッド208、シフトカムスタッド208に係合し、その円運動を直線運動に変えるための長穴部を有し、排紙ローラ205の軸端に接続されたシフトリンク206が、それぞれ設けられている。
さらに、シフトリンク206の位置を検出するシフトホームポジションセンサ209が設けられている。図2に示されているようにシフトリンク206の(縦方向に)移動可能な範囲の中央を以下、ホームポジションとする。
さらに複数枚の用紙の一部を互いに係合させて綴じ合わせる用紙綴じ手段として、この例では、特公昭36−13206号公報に記載された、1対の凹凸を有する歯型261で嵌合挟持させて繊維を絡めて契合させて綴じる用紙綴じ手段である綴じ具210が綴じ具移動ガイドレール230により用紙幅方向に移動可能に備えられている。ただし、本発明ではこの綴じ具210に限定されず、複数枚の用紙の一部を互いに係合させて綴じ合わせる用紙綴じ機構を有するものであればよい。
綴じ具210付近には、用紙の側端を検出する用紙端検知センサ220が設けられている。後述するように用紙を揃えるときにはこの用紙端検知センサ220による検知位置を基準として行う。
また、綴じ具ホームポジションセンサ221は上述のように綴じ具移動ガイドレール230により用紙幅方向に移動可能とされている綴じ具210の位置を検出するセンサで、最大サイズの用紙が搬送されるときにもその搬送を妨げない綴じ具210の位置(図中上端付近)をホームポジションする。
次いで、図4及び図5を用いて、分岐爪204周辺の詳細について説明する。
搬送路240と分岐路241とを切換えるために、分岐爪204が回動可能に設けられており、図中の右側より受け入れた用紙が分岐爪204に妨げられることなく搬送できるポジション(図4に示された位置)がホームポジションとなっており、この分岐爪204は、ホームポジションに位置するようにスプリング251により常時付勢されている。スプリング251の一端は分岐爪可動レバー部204aに係止され、他端は後処理装置201の図示しない部分に軽視されている。分岐爪可動レバー部204aにはリンクを介して分岐爪204を回動させるための分岐用ソレノイドアクチュエータ250にも連結されている。
また、分岐爪204の上方端への回動時には分岐爪204と分岐路搬送面241とは搬送路内にある用紙を狭持して保持する。
搬送路の切換えは、図示しない制御手段が分岐用ソレノイドアクチュエータ250をONすることで分岐爪204は図5中矢印方向に回動し、搬送路240を閉鎖し、逆搬送される用紙を分岐路241へ誘導する。
次に図6及び図7を用いて、綴じ具210の動作について説明する。
綴じ具210の構成例を説明するが、本発明はこの例に限定されない。
互いに噛み合せ可能な歯型261は上下対となり噛み合う形状をしている。この歯型261対は複数に組み合わせたリンク群の端に設置されており、加圧レバー262の回動によって、互い噛み合い、また、噛み合いが解除されるように構成されている。
加圧レバー262は、回転するカム266によって当接され、回動する。このカム266は駆動モータ265より回転駆動され、カムホームポジションセンサ267によりその位置が検知され図示しない制御手段により制御される。
歯型261対が開いた状態となっているとき、カムホームポジションセンサ267によりカム266はホームポジションにあると検知される。
用紙束はこの綴じ具210によって次のようにして綴じられて冊子となる。
図示しない制御装置は複数の用紙により構成された用紙束を、開いた状態の歯型261対の間に挿入させ、次いで、駆動モータ265の回転によってカム266を図7中矢印方向へ回転させる。そのカム面の変位によってカム面に当接する加圧レバー262は図中矢印方向に回動する。その回転力はてこを利用したリンク群を介することで増幅されて、その端部の歯型261対に伝わる。カム267が一定量回転した時点で歯型261対は噛み合い、用紙束を狭持する。この狭持によって用紙束は用紙束の一部あ互いに係合されて綴じ合わされる。その後カム266は逆方向に回転駆動され、ホームポジションに達したときにカムホームポジションセンサ267により検知されてカム266の駆動が停止される。
この例では加圧レバー262はばね性(弾性)を有しており、過負荷が加わった時は撓むことでその過負荷を逃がすようになっているために歯型261を含め綴じ具の破壊があらかじめ防止されている。
次いで、図8、図9、図10及び図11を用いて後処理装置201での綴じ動作について説明する。それぞれの図の(a)は後処理装置201付近の上面図であり、(b)は正面図である。
画像形成装置101からの用紙の搬入が開始されると、後処理装置201の各部はホームポジションに移動される(図8参照)ともに、上述した各制御手段のポジション情報は初期化される。
画像形成装置101から排出される用紙が後処理装置201に搬入される前に、モード情報と用紙情報を受け取り、その情報に基づき、受入れ待機状態になる(図9参照)。以下、ストレートモード、シフトモード、及び、綴じモードの3つのモードについて説明する。これらモードは、画像形成装置の入力パネルで設定され、後処理装置の図示しない制御手段(画像形成装置内にあってもよい)によって後処理装置はその動作が制御される。
<ストレートモード(直接排出モード(綴じ動作なし))>
ストレートモードは後述するシフト動作、及び、綴じ動作をともに行わない、搬入された用紙をそのまま排出するモードである。
受入れ待機状態として、入口ローラ203、及び、排紙ローラ205が用紙搬送方向に回転駆動される。画像形成装置101本体から搬入される用紙(図9参照)は、図示しない排紙トレーに順次、搬送排出され、最終用紙が排出されると各ローラは停止される。
<シフトモード(シフト動作を伴う(綴じ動作なし))>
シフトモードは、複数枚から構成された用紙束を複数セット排出するモードで、奇数番目の用紙束セットと偶数番目の用紙束セットとを用紙搬送方向互いに違う位置に排出するモードである。
受入れ待機状態として、入口ローラ203、及び、排紙ローラ205が用紙搬送方向に回転駆動される。
シフト排紙動作は、画像形成装置101本体から搬入される用紙を受入れ,排紙方向に搬送するが、用紙後端が入口ローラ203の挟持部を通過したところで、シフトカム207が一定量回転駆動されて、排紙ローラ205が軸方向にシフト移動される(図10参照)。このとき、搬送中の用紙も排紙ローラ205の移動に従い共にシフト方向に移動する。その用紙が排出されるとシフトカム207が回転駆動されて排紙ローラ205はホームポジションに復帰し、次に搬入される用紙に備える。この排紙ローラ205の動作は同じセットの用紙排出が終了されるまで繰り返す。次のセットの用紙が搬入されたときにはシフトカム207は前のセットのときとは逆方向に回転駆動され、用紙は前のセットの用紙とは搬送方向反対側に移動されて排出される。
<綴じモード>
綴じモードは、搬入された用紙に対して綴じ動作を行うモードである。
受入れ待機状態は、入口ローラ203は停止、排紙ローラ205は搬送方向に回転駆動される、また綴じ具210は画像形成装置101本体の制御手段から用紙幅信号を受けて、搬入される用紙の幅より一定量退避し、用紙の搬入を妨げない待機位置に移動して待機する。
用紙が後処理装置201に搬入されると、その先端が202入口センサにより検知され、用紙はその先端から一定距離(用紙先端が入口ローラ203対により形成されるニップ部に突き当たって用紙の搬送方向に一定量の撓みを生じさせる距離)搬送された後に入口ローラ203が回転し始める。これにより用紙のスキューが補正される(図9(a)に入口ローラ203が回転し始めた直後の状態を示す)。
用紙は入口センサ202によって検知された後端位置情報とその後の搬送量情報から、その位置は把握されている。
図10に示されるように用紙後端が入口ローラ203のニップ部を通過したら、入口ローラ203は次の用紙受入れるために停止する。それと同時にシフトカム207が図9の矢印方向に回転し、用紙と共に排紙ローラ205はその軸方向に移動を開始する。このとき用紙は図の白抜き矢印方向に斜行しながら搬送される。その後、綴じ具210に付近に設けられた(綴じ具210に組込まれていてもよい)用紙端検知センサ220が用紙の搬送方向の端を検知するとシフトカム207の回転は停止され、次いで逆転駆動されて、用紙端検知センサ220による用紙端が非検知な状態で停止される。
前記動作が完了し、用紙後端が分岐爪204先端を通過した所定の位置で排紙ローラ205は停止される。
切換爪204を図11(b)中の矢印方向に回動駆動させるとともに、用紙搬送路を切換えさせた後、排紙ローラ205を用紙排出方向とは逆方向に回転させて用紙後端を分岐経路241に搬入させ、用紙後端を突き当て面242に突き当てた後、排紙ローラ205を停止させる。この時排紙ローラ205は用紙が突き当たると用紙がスリップしてそれ以上搬送されない弱い搬送力となるように後述する圧縮ばね302a、302b及び302cによる加圧(付勢)力が設定されている。
その後、切換爪204を図13の矢印方向に回動させ、分岐経路241にある用紙後端を分岐爪204の下方の接触面で強く押さえさせて待機する(図12参照)。
次の用紙が101画像形成装置から出力されてくると、1枚目と同様に、入口ローラ203対によるスキュー補正が行われる。
その後上記と同様に入口ローラ203の回転駆動が開始されるのと同時に排紙ローラ20の搬送方向の回転駆動が開始される。
2枚目以降の用紙に対しても図9〜図12に示された動作を実施させ、順次用紙の後端が突き当て面242に当接するように重ね合わせることで整合状態の用紙束を後処理装置内にスタックする(図13参照)。
同一セットの最終の用紙を上記整合状態の用紙束にスタックし終えたら、排紙ローラ205を一定量搬送方向に回転させた後、停止させる(この動作で用紙束の後端を突き当て面242に突き当てたときに発生した撓みを解消する)。その後、切換爪204を図15の矢印方向に回動させ切換えることで用紙束に加えていた押さえ力を開放する(図14参照)。
排紙ローラ205を排紙方向に回転駆動させ、綴じ具210の歯型261の位置と用紙の綴じ加工箇所の排紙方向の位置が一致する距離分、用紙束を搬送させた後停止する(搬送方向の綴じ加工位置を合せる(図15参照))。
綴じ具210を綴じ具移動ガイドレール230に沿って図15(a)の白抜き矢印方向に、綴じ具210の歯型261の位置と用紙の綴じ加工位置が一致する距離分、移動させたのち停止させる(用紙幅方向の綴じ加工位置を合せる)。
このとき、切換爪204は図15(b)の矢印方向に回転させて用紙受入れ状態に復帰させる。
その後、綴じ具駆動モータ265を回転駆動させ、歯型261対によって用紙束を加圧し部分的な絞りを行うことで複数枚の用紙を互いにかつ部分的に係合させて綴じ合わせ、これら複数枚の用紙を互いにかつ部分的に係合させて綴じ合わせる。
今回の実施例は絞りを行なう綴じ具210を用いたが、半抜き加工、切曲げや、舌状に切りその根元で折り曲げた後舌状の先端を別途設けたスリット(穴)に通すなどの他の綴じ方を行う綴じ具を使用しても良い。
用紙束を綴じ合わせた後、排紙ローラ205を排紙方向に回転させ(図17参照)、綴じられた冊子を後処理装置201から排出させ、排出後にシフトカム207を回転駆動させホームポジションに復帰させて、綴じ具210を図16(a)中矢印方向に移動させホームポジションに復帰させて、動作を完了させる。
このような後処理装置において、冊子搬出機構部に、前記ローラ対の挟持部を冊子の係合部から退避させるローラ退避手段として、前記ローラ対の挟持部による挟持を部分的に解除させる挟持解除手段を設けた例について説明する。
図17は排紙方向から見た、排紙ローラ205周辺のモデル拡大図である。排紙ローラ205に向かって従動コロ301a、301b、及び、301cが、ばねにより付勢されており排紙ローラ205の回転駆動によって、冊子が搬送され外部(図示しない排紙トレーに)排紙される。
ここでは、排紙ローラ対が、排紙ローラ205、および、3つの従動コロ301a、301b、及び、301cから構成されている例を示している。これら従動コロ301a、301b、及び、301cのそれぞれの軸に連結部材を介してそれぞれの一端が接続された圧縮ばね302a、302b、及び、302cの他端には、それぞれソレノイドアクチュエータ303a、303b、及び、303cが接続されている。図17に示された状態ではそれぞれのソレノイドアクチュエータは図中上側に位置されており、圧縮ばね302a、302b、及び、302cによって、3つの従動コロ301a、301b、及び、301cは排紙ローラ205に対して付勢している。
ここで、一般に、用紙の綴じ位置は、用紙の角部(端部)近くで綴じられる端綴じ、あるいは、用紙の1つの辺の中心から同距離点近くで綴じられる2箇所綴じが行われる場合が多い。
用紙の綴じ位置が上記の端綴じであっても、2箇所綴じであっても、排紙ローラ205と、従動コロ301a、コロ301b、及び、301cを、これらによる挟持部(ニップ部分)が挟持しない位置に配置する。
すなわち、図17に示された配置例では、図18では端綴じの係合部Kが排紙ローラ205を通過し排紙される際にこれらローラ対に挟持されない様子を示しており、図19では2箇所綴じの2つの係合部が排紙ローラ205を通過し排紙される際にこれらローラ対に挟持されない様子を示している。
しかしながら、上記2つの定形綴じ位置以外に、自由に綴じ位置を設定する必要がある場合がある。その場合、排紙ローラ205と、3つの従動コロ301a、301b、及び、301cとによって形成される挟持部(ニップ部分)に用紙の係合部が搬送される場合がある。
その場合、図17に示した例のままでは冊子の係合部が挟持部に挟持されて潰されることになる。しかし、冊子の係合部がローラ対による挟持部に達する前に図20に示したように図示しない制御手段がソレノイドアクチュエータ303aをオンすることで、圧縮ばね302aが下方に引っ張られて従動コロ301による排紙ローラ205への付勢は解除され、従動コロ301は下方に移動され、排紙ローラ205と従動コロ301aとの挟持のみ解除される。このようにローラ対による挟持部(ニップ部)の挟持を部分的に解除することで冊子の係合部のつぶれを回避させるとともに、冊子の搬送排出を維持させることができる。
上記では、ソレノイドアクチュエータを用いる例を示したが、図示しない制御装置に接続されたモータと偏心カムを用いることで同様の効果を得ることができる。
図21に示した例では図17に示した例と同様に、ただし、圧縮ばね302a、302b、及び、302cの他端には、ソレノイドアクチュエータ303a、303b、及び、303cの代わりに、図中上下方向にのみ可動なシフトリンク304a、304b、及び、304cの上端にそれぞれ接続されており、シフトリンク304a、304b、及び、304cの下端はそれぞれ、図示しないモータ(図示しない制御手段に接続されている)によりそれぞれ回転駆動される偏心カム305a、305b、及び、305cに接している。これら偏心カムの回転によりシフトリンクは上下動し、この上下動に従って、圧縮ばねを介して接続されているコロも上下動し、これらコロは上端に位置するときに、ばねによって排紙ローラ205に向かって付勢されているために、これらコロと排紙ローラ205とによって形成される挟持部が形成され、あるいは、下端では上記付勢が解消されて挟持部も解消される。
図22には、排紙ローラ205と従動コロ301aとによって形成されている挟持部に冊子の係合部Kが近接したため、偏心カム305aが図中矢印方向に回転駆動されて、その結果、排紙ローラ205と従動コロ301aとによって形成されている挟持部による冊子の挟持が解消されている状態を示す。このようにこの例でもローラ対による挟持部(ニップ部)の挟持を解除することで冊子の係合部のつぶれを回避させるとともに、冊子の搬送排出を維持させることができる。
なお、この例でも、排紙ローラ205ところ301a、301b、及び、391cの配置は図19に示した例と同一の配置であるため、図20あるいは図21での端綴じの冊子であっても、あるいは、2箇所綴じの冊子であっても、挟持部による挟持の退避を行わずとも、冊子の係合部は排紙ローラとコロとによる挟持部に挟持されることはない。
なお、このような偏心カムを用いる場合には、挟持状態、離間状態を検知する必要がある。ここで例えば図23に一例として示すように、偏心カム(図示しない)を回転駆動させるモータ306と、その回転軸に取り付けられた偏心カムの偏心位置の回転と同時に回転する半円形のフィラー307とを示す。半円形のフィラー307の半円形のエッジ部分をフォトインタラプタ308により検出することでローラ対による挟持状態、離間状態を検知することができる。
101 画像形成装置
102 画像形成装置排紙ローラ
201 後処理装置(用紙綴じ装置を有する)
202 入口センサ
203 入口ローラ
204 分岐爪
205 排紙ローラ
206 シフトリンク
207 シフトカム
208 シフトカムスタッド
209 シフトホームポジションセンサ
210 綴じ具
220 用紙端検知センサ
221 綴じ具ホームポジションセンサ
250 分岐用ソレノイドアクチュエータ
261 歯型
262 加圧レバー
265 駆動モータ
266 カム
267 カムホームポジションセンサ
301a、301b、301c 従動コロ
302a、302b、302c 圧縮ばね
303a、303b、303c ソレノイドアクチュエータ
304a、304b、304c シフトリンク
305a、305b、305c 偏心カム
実公昭36−13206号公報 実公昭37−7208号公報

Claims (6)

  1. 複数枚の用紙の一部を互いに係合させて綴じ合わせる用紙綴じ手段を備えた用紙綴じ機構部から、前記用紙綴じ手段で綴じられて形成された冊子を該冊子の両面から挟持しながら回転するローラ対により搬出する冊子搬出装置において、
    前記ローラ対の挟持部による挟持が前記冊子の係合部を挟持するものであって、前記係合部に相当する部分の前記挟持を部分的に解除させる挟持解除手段を有することを特徴とする冊子搬出装置。
  2. 前記挟持解除手段が、前記ローラ対を構成するコロを他方のローラから離間させるソレノイドアクチュエータにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の冊子搬出装置。
  3. 前記挟持解除手段が、モータと、該モータで回転駆動される偏心カムと、該偏心カムにより駆動されて前記ローラ対を構成するコロを他方のローラから離間させるシフトリンクとにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の冊子搬出装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の冊子搬出装置を有することを特徴とする用紙綴じ装置。
  5. 請求項4に記載の用紙綴じ装置を有することを特徴とする後処理装置。
  6. 請求項5に記載の後処理装置を有することを特徴とする画像形成装置。
JP2011269012A 2011-12-08 2011-12-08 冊子搬送装置、用紙綴じ装置、後処理装置、及び、画像形成装置 Expired - Fee Related JP5861429B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011269012A JP5861429B2 (ja) 2011-12-08 2011-12-08 冊子搬送装置、用紙綴じ装置、後処理装置、及び、画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011269012A JP5861429B2 (ja) 2011-12-08 2011-12-08 冊子搬送装置、用紙綴じ装置、後処理装置、及び、画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013119477A JP2013119477A (ja) 2013-06-17
JP5861429B2 true JP5861429B2 (ja) 2016-02-16

Family

ID=48772308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011269012A Expired - Fee Related JP5861429B2 (ja) 2011-12-08 2011-12-08 冊子搬送装置、用紙綴じ装置、後処理装置、及び、画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5861429B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2338688B1 (en) * 2009-12-28 2013-02-13 Ricoh Company, Ltd. Image Forming Apparatus
JP2011190021A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Fuji Xerox Co Ltd 用紙処理装置及び画像形成システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013119477A (ja) 2013-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6288543B2 (ja) シート処理装置、画像形成システム及び画像形成装置
EP2650117B1 (en) Sheet processing apparatus and image forming system
JP6308418B2 (ja) 用紙綴じ装置、用紙処理装置および画像形成システム
JP6232704B2 (ja) シート処理装置及び画像形成システム
JP6360368B2 (ja) シート処理装置及びこれを備える画像形成装置並びにシート増し折り方法
JP2013126911A (ja) シート処理装置及び画像形成システム
JP6167510B2 (ja) 後処理装置、画像形成装置及び画像形成システム
JP2014073681A (ja) 用紙綴じ装置、用紙処理装置、画像形成システム、画像形成装置、及び、用紙綴じ装置のプログラム
JP2013129477A (ja) 用紙処理装置、画像形成システム及び用紙処理方法
JP6283650B2 (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成システム
JP5861429B2 (ja) 冊子搬送装置、用紙綴じ装置、後処理装置、及び、画像形成装置
JP2011140367A (ja) 用紙排出装置、後処理装置、画像形成装置及び画像形成システム
JP6256799B2 (ja) シート処理装置、画像形成装置及び画像形成システム
JP2008019028A (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP6102218B2 (ja) 画像形成システム
JP6183011B2 (ja) シート処理装置、画像形成システム及びシート綴じ方法
JP2013249199A (ja) 用紙後処理装置及び画像形成システム
JP6558657B2 (ja) シート処理装置、画像形成システム及び画像形成装置
JP2014058383A (ja) シート処理装置、画像形成システムおよびシート綴じ方法
JP6737362B2 (ja) シート処理装置及び画像形成システム
JP4701151B2 (ja) 用紙折り装置、及び画像形成装置
JP6646901B2 (ja) シート綴じ装置及び画像形成装置
JP6536979B2 (ja) 用紙綴じ装置、用紙処理装置および画像形成システム
JP2007297186A (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP2017064963A (ja) シート束綴じ処理装置及びこれを備えた画像形成システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150915

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151207

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5861429

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees