JP5861046B1 - ウェアラブルカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】録画状態を表示するLEDの発光を前方から視認できないようにすることが可能なウェアラブルカメラを提供する。【解決手段】ウェアラブルカメラは、撮像処理を行うカメラの筐体に、被写体を撮像するための撮影レンズと、前記撮像処理に関する状態を表示する表示部と、を備え、前記撮影レンズは前記筐体の前面に配置され、前記表示部は前記筐体の天面に配置され、前記筐体の天面は、前面側よりも背面側が低くなるように傾斜して構成される。【選択図】図2

Description

本発明は、警察官等の警備を行う者が装着して利用するウェアラブルカメラに関する。
近年、ウェアラブルカメラと呼ばれ、利用者に装着して周囲の状況の映像を録画可能なカメラ装置が知られている。このようなカメラ装置は、警ら中の警察官等にも装着されて活用されている。
カメラ装置は、警察官等の行動の邪魔にならないように制服の例えば胸部に装着される。この場合、カメラ装置は、確実に映像の録画(撮像処理)が行われているか否かを、カメラ装置の天面に設けたLED(Light Emitting Diode)の発光や音声により警察官等に通知する。
このような警ら中の警察官等に装着されて活用されるウェアラブルカメラとして、撮像レンズ表面の汚れを検出したときに警報を出すことで適切な録画が行えるようにするウェアラブルカメラの技術が知られている(特許文献1)。
特開2012−205163号公報
しかしながら、従来のウェアラブルカメラでは、警察官等が不審者等と接触したときに、録画状態を表示するLEDの発光や通知音声に気付いて逆上した不審者から襲われる、或いは拳銃で撃たれる危険性が高くなるという問題があった。
特に、LEDの発光は警察官等の胸部の位置まで不審者等に教えてしまうことになり問題が深刻であった。このため、警察官等からは録画状態を示すLEDランプの発光が視認でき、かつ、不審者等からはそのLEDの発光が見えないようにする必要があった。
本発明は、このような従来技術の課題を解決するべく案出されたものであり、その主な目的は、録画状態を表示するLEDの発光を前方から視認できないようにすることが可能なウェアラブルカメラを提供することにある。
本発明のウェアラブルカメラは、撮像処理を行うカメラの筐体に、被写体を撮像するための撮影レンズと、前記撮像処理に関する状態を表示する表示部と、を備え、前記撮影レンズは前記筐体の前面に配置され、前記表示部は前記筐体の天面に配置され、前記筐体の天面は、録画状態を表示する前記表示部が発した光が前記被写体から視認できないように、前面側よりも背面側が低くなるように傾斜して構成される。
本発明によれば、上述の構成によって、録画状態を表示するLEDの発光を前方から視認できないようにすることが可能なウェアラブルカメラを提供できる。
第1実施形態におけるウェアラブルカメラの装着状態を示す図 第1実施形態におけるウェアラブルカメラの斜視図 第1実施形態におけるウェアラブルカメラの天面図 第1実施形態におけるウェアラブルカメラの正面図 第1実施形態におけるウェアラブルカメラの側面図(右側面図) 第1実施形態におけるウェアラブルカメラのブロック図 第1実施形態におけるウェアラブルカメラの天面の傾斜角の必要角度を示す図 第2実施形態におけるウェアラブルカメラの天面図 図8に示したウェアラブルカメラのA−A断面について天面部分の構成を拡大して示した図
前記課題を解決するためになされた本発明は、撮像処理を行うカメラの筐体に、被写体を撮像するための撮影レンズと、前記撮像処理に関する状態を表示する表示部と、を備え、前記撮影レンズは前記筐体の前面に配置され、前記表示部は前記筐体の天面に配置され、前記筐体の天面は、前面側よりも背面側が低くなるように傾斜して構成されることを特徴とするウェアラブルカメラである。
これによって、録画状態を表示するLEDの発光を前方から視認できないようにすることが可能なウェアラブルカメラを提供できる。
また、本発明は更に、前記表示部が前記筐体の天面の中央部分よりも背面側の領域に配置されるものである。
これによって、天面の前面側に対して、表示部が位置する高さを低くできるので、表示部が発光体であっても被写体側から隠すことができる。
また、本発明は更に、前記筐体の天面が成す傾斜角度は、水平面に対して所定角度以上であるものである。
これによって、被写体が近接した場合でも、被写体側から表示部を隠すことができる。
また、本発明は更に、前記筐体の天面は、前面側よりも背面側が低くなるように段差を持って構成され、前記表示部は前記段差の背面側の天面に配置されて構成されるものである。
これによって、傾斜角度が所定角度以上取れない場合でも、被写体側から表示部を隠すことができる。
また、本発明は、撮像処理を行うカメラの筐体に、被写体を撮像するための撮影レンズと、前記撮像処理に関する状態を表示する表示部と、を備え、前記撮影レンズは前記筐体の前面に配置され、前記表示部は前記筐体の天面に配置され、前記筐体の天面と前面との成す角度が、天面と背面との成す角度よりも小さくなるように構成されることを特徴とするウェアラブルカメラである。
これによって、録画状態を表示するLEDの発光を前方から視認できないようにすることが可能なウェアラブルカメラを提供できる。
また、本発明は、撮像処理を行うカメラの筐体に、被写体を撮像するための撮影レンズと、前記撮像処理に関する状態を表示する表示部と、を備え、前記撮影レンズは前記筐体の前面に配置され、前記表示部は前記筐体の天面に配置され、前記筐体の天面は、前記表示部が発した光が前記被写体から視認できないように前記天面の前面側の領域により遮られるように構成されることを特徴とするウェアラブルカメラである。
これによって、録画状態を表示するLEDの発光を前方から視認できないようにすることが可能なウェアラブルカメラを提供できる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1実施形態におけるウェアラブルカメラ100の装着状態を示す図である。図1において、ウェアラブルカメラ100は、利用者である警察官10の制服の胸部に装着される。
ウェアラブルカメラ100は、専用の装着具により装着されても良いし、警察官10の制服のポケットに入れて装着されてもよい。図1では前者の装着具による方法で装着されていてウェアラブルカメラ100全体が見えている状態である。
なお、ウェアラブルカメラ100は、後述するようにレンズ部分がカメラ前面の上部に位置する構成のため、後者のように警察官10の制服のポケットに入れていてもレンズ部分さえポケットから出ていれば撮影が可能になっている。
ウェアラブルカメラ100は、警察官10の操作により、警ら中は常時、或いは必要に応じて不審者20等を含む周囲の状況の映像を撮像する。また、撮像状況は後述するようにウェアラブルカメラ100の天面に配されたLEDの発光により警察官10から視認可能になっている。
図2は、第1実施形態におけるウェアラブルカメラ100の斜視図である。図2において、ウェアラブルカメラ100は、略矩形箱状に形成された筐体の前面に被写体を撮像するための撮像レンズ101、録画開始の操作をするための録画ボタン102、静止画を撮影する操作をするためのスナップショットボタン103を備える。
また、筐体の天面には、各種(例えば、録画状態、通信に関する状態、録画記録残量の状態、バッテリ残量低下の状態等)の撮像に関する状態を表示するための表示部である複数のLED104を備える。
また、筐体の側面(図2では左側面)には、ウェアラブルカメラ100の電源をオン・オフするためのスライドスイッチである電源スイッチ105、その他に音声ミュート等のボタン類を備える。
図3〜図5は、第1実施形態におけるウェアラブルカメラ100の三面図である。図3は、第1実施形態におけるウェアラブルカメラ100の天面図、図4は、第1実施形態におけるウェアラブルカメラ100の正面図、図5は、第1実施形態におけるウェアラブルカメラ100の側面図(右側面図)である。
図3〜図5において、図2で説明したものには同一の符号を付して説明は省略する。図3に示す天面図において、点線で囲んだ部分がすべてLED104である。ここでは視認性向上のため表示する項目によりLED104の形状を変えている。例えばバッテリ残量低下の状態等の表示には矩形のLEDを用い、録画中状態等の表示には円形のLEDを用いている。
また、後述するように筐体の天面を傾斜させる構成とした場合にLED104が位置する高さを低くするために、LED104は天面の中央部分よりも背面側の領域に配置されている。
また、図5に示す側面図において、筐体の側面(右側面)には、ウェアラブルカメラ100の通信機能をオン・オフするためのスライドスイッチである通信スイッチ106、その他にモード切り替え等のスライドスイッチ類を備える。
ここで、本実施形態におけるウェアラブルカメラ100において、最も特徴的なことは図5に示す側面図から明らかなように、筐体の天面が、撮像レンズ101を配した前面側よりも背面側が低くなるように傾斜して構成されていることである。
別の言葉で言い換えると、筐体の天面と前面との成す角度が、天面と背面との成す角度よりも小さくなるように構成されていることである。
更に別の言葉で言い換えると、筐体の天面上のLED104が発した光が被写体から視認できないように、すなわち被写体から見てその光が天面の前面側の領域により遮られるように、筐体の天面が構成されていることである。
図6は、第1実施形態におけるウェアラブルカメラ100のブロック図である。ウェアラブルカメラ100は、撮像部201、キー入力部202、状態表示部203、通信制御部204、記憶部205、マイク206により音声を入力する音声入力部207、電源部208、ウェアラブルカメラ100の各部を制御するカメラ制御部209を備える。
撮像部201は、図2において説明した撮像レンズ101および撮像素子210により構成される。撮像部201は、カメラ制御部209の制御により被写体を撮像し、撮像した画像を出力する。撮像部201により撮像された画像(撮像画像)は、例えば、動画、静止画を含み、撮像画像には、不審者20、通行者、人以外の物体等が含まれる。
キー入力部202は、図2において説明した録画ボタン102、スナップショットボタン103、電源スイッチ105等により構成され各種キー入力を行う。
状態表示部203は、図2において説明した複数のLED104で構成される。状態表示部203は、カメラ制御部209の制御により撮像部201の撮像状態、通信制御部204の通信状態、記憶部205に記憶する撮像画像の記録残量の状態、電源部208のバッテリ残量低下の状態等を表示する。
通信制御部204は、ウェアラブルカメラ100の外部と無線回線を介して通信する。通信制御部204による通信方式は、例えば、無線LAN(Lacal Area Network)、DECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunication)、Zigbee(登録商標)、を含む。
記憶部205は、フラッシュメモリ等で構成され、例えば、撮像部201による撮像画像の他、ウェアラブルカメラ100の装置情報、設定情報等を記憶する。
マイク206および音声入力部207は、撮像部201が行う撮像とともに、あるいは独立して、ウェアラブルカメラ100の周辺の音声を収録する。
電源部208は、ウェアラブルカメラ100が動作するための電力を各部へ供給する。電源部208は、1次電池や2次電池等の電池で構成されている場合と、(図示しない)外部端子により、例えば警察官10が腰部に装着した補助電源から電源が入力される場合とがある。
カメラ制御部209は、ウェアラブルカメラ100の全体を統括し、各種制御、演算、判定を実行する。上述したようにウェアラブルカメラ100の状態を状態表示部203に表示するのも、このカメラ制御部209が行う。
カメラ制御部209は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、CPU(Central Processing Unit)等を有する。例えば、CPUがROMに保持されたプログラムを実行することにより、ウェアラブルカメラ100が備える各種機能を実現する。
図7は、第1実施形態におけるウェアラブルカメラ100の天面の傾斜角の必要角度を示す図である。以下、図7に従って警察官10と不審者20が対峙した場合の、警察官10が装着したウェアラブルカメラ100の天面の位置と、不審者20の目線の位置との関係を説明しながら、ウェアラブルカメラ100の天面の傾斜角の必要角度を示す。
<標準的な条件の場合>
符号301は、警察官10の身長を180cmと仮定した場合の胸元に装着したウェアラブルカメラ100の位置を示している。符号302の二点鎖線は、その場合のウェアラブルカメラ100の天面の傾斜角(垂線に対して80度、すなわち水平線に対しては10度としている)の正面方向への延長線を示している。
他方、符号303は、不審者20の身長を180cmと仮定した場合の目線の位置を示している。符号304の実線は、その場合の符号301で示すウェアラブルカメラ100の天面への目線の正面方向への延長線を示している。警察官10と不審者20が2mの距離まで近づいた場合、その目線の角度は垂線に対して81.99度、すなわち水平線に対しては8.01度である。
上記の場合、ウェアラブルカメラ100の天面の傾斜角(10度)の方が、不審者20からの目線の角度(8.01度)より十分に大きいため、天面上に配置されたLED104の光はウェアラブルカメラ100の天面の前面側の領域により遮られて、不審者20からは視認できない。
警察官10の平均身長と、一般人に当たる不審者20の平均身長とを考慮(採用に身長制限のある警察官の身長が高い場合が多くなる)すると、不審者20の目線位置はさらに下がるため、上記考察したようにウェアラブルカメラ100の天面の傾斜角が10度以上あれば十分である。
なお、上記では警察官10および不審者20の身長を180cmと仮定して傾斜角を算出たが、平均身長は国や地域により差がある。しかし、その場合でも、警察官と一般人との平均身長との関係性は保たれると考えられるため、上記考察は国や地域によらず有効である。
<条件を厳しくした場合>
符号305は、装着位置を5cm下げた(または、警察官10の身長を175cmと仮定した)場合のウェアラブルカメラ100の位置を示している。符号306の二点鎖線は、その場合のウェアラブルカメラ100の天面の傾斜角(垂線に対して80度、すなわち水平線に対しては10度としている)の正面方向への延長線を示している。
他方、符号307は、不審者20の目線の位置を2.5cm上げた(または、不審者20の身長を182.5cmと仮定した)場合の目線の位置を示している。符号308の実線は、その場合の符号305で示すウェアラブルカメラ100の天面への目線の正面方向への延長線を示している。警察官10と不審者20が2mの距離まで近づいた場合、その目線の角度は垂線に対して77.8度、すなわち水平線に対しては12.2度である。
上記の場合、ウェアラブルカメラ100の天面の傾斜角(10度)が、不審者20からの目線の角度(12.2度)より小さくなってしまうため、天面上に配置されたLED104の光が不審者20から見えてしまう。このため、天面上に配置されたLED104の光が不審者20からは視認できないようにするためには、ウェアラブルカメラ100の天面の傾斜角を少なくとも12.2度、好ましくは13度以上まで大きくする必要がある。
以上、考察したようにウェアラブルカメラ100の天面の傾斜角が10度以上、好ましくは13度以上あればよい。
なお、ウェアラブルカメラ100の天面の傾斜角が何度まで許されるかについては、警察官10が視線を落として視認するには45度相当までが妥当である。但し、警察官10の制服の材質によっては、天面を傾斜させると、今度はLED104の光がその制服に反射するという問題が起こるため、天面の傾斜角は好ましくは小さければ小さい程よい(勿論、好ましくは13度以上である必要がある)。
以上説明したように、本実施形態におけるウェアラブルカメラ100はその筐体の天面が、前面側よりも背面側が低くなるように傾斜して構成されている。別の言葉で言い換えると、筐体の天面と前面との成す角度が、天面と背面との成す角度よりも小さくなるように構成されている。更に別の言葉で言い換えると、筐体の天面上のLED104が発した光が被写体から視認できないように、すなわち被写体から見てその光が天面の前面側の領域により遮られるように、筐体の天面が構成されている。
これにより録画状態を表示するLEDの発光を前方から視認できないようにすることができる。
また、筐体の天面上のLED104が天面の中央部分よりも背面側の領域に配置されるものである。
これによって、天面の前面側に対して、表示部が位置する高さを低くできるので、表示部が発光体であっても被写体側から隠すことができる。
また、筐体の天面が成す傾斜角度は、水平面に対して10度以上、好ましくは13度以上であるものである。
これによって、被写体が近接した場合でも、被写体側から表示部を隠すことができる。
なお、ウェアラブルカメラ100は胸部に装着されて使用されることが望ましいが、警察官10が横を向いたときにウェアラブルカメラ100が不審者20に正対するように他の部位、例えば、肩口等に装着されてもよい。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、第1の実施形態で示したウェアラブルカメラ100の天面の構成とは異なる構成について説明する。
特に、第1の実施形態で好ましいとして示したウェアラブルカメラ100の天面の傾斜角が確保できない場合についても言及する。傾斜角が確保できない場合とは、実装における制約の他、制服等への光の反射の問題がある場合である。
図8〜図9は、第2実施形態におけるウェアラブルカメラ100の天面の傾斜角と段差について示す図である。図8は、第2実施形態におけるウェアラブルカメラ100の天面図である。なお、第1実施形態におけるウェアラブルカメラ100と重複する部分は同一の符号を用いて説明する。
図8において、ウェアラブルカメラ100の天面は、天面に設けた段差部401により段差下面402と段差上面403が形成されている。撮像レンズ101が配置された前面から見て天面の背面側の領域に網掛けで示す部分が段差下面402に当たる。
段差下面402には、LED104が配置される。その場合、LED104は、段差下面402上の段差部401寄りの領域に配置されている。
ここで、本実施形態におけるウェアラブルカメラ100において、最も特徴的なことは上記説明から明らかなように、筐体の天面が前面側よりも背面側が低くなるように段差を持って構成され、LED104が段差部401の背面側の天面に配置されて構成されていることである。
図9は、図8に示したウェアラブルカメラ100のA−A断面について天面部分の構成を拡大して示した図である。
図9において、ウェアラブルカメラ100の天面は、前面側の段差上面403よりも背面側の段差下面402が低くなるように、高さ1.5mmの段差部401を持って構成される。なお、天面の傾斜角は第1の実施形態の場合と同じく10度としている。
符号404の点線は、段差部401と段差上面403が成す角の頂点と、段差下面402と背面が成す角の頂点と、を結んだ天面の仮想的な傾斜角を示す。その傾斜角の角度は垂線に対して68.38度、すなわち水平線に対しては21.62度である。
すなわち、本実施形態における構成によれば、実際の天面の傾斜角が10度であっても仮想的な傾斜角は21.62度が確保できる。このため、天面を傾斜させる角度を最小限に抑えることができ、例えば、警察官10の制服の材質によっては、天面を傾斜させると、今度はLED104の光がその制服に反射するという問題が起こるような場合に非常に有効である。
以上説明したように、ウェアラブルカメラ100の筐体の天面は、前面側よりも背面側が低くなるように段差を持って構成され、表示部は前記段差の背面側の天面に配置されて構成されるため、傾斜角度が10以上、または好ましい13度以上取れない場合でも、被写体側から表示部を隠すことができる。
また、表示部は背面側の天面の段差下面402の段差部401寄りの領域に配置されるため、被写体が近接した場合でも、被写体側から表示部を隠すことができる。
なお、段差下面402の傾斜角は段差上面403と同じである必要はなく、例えば段差下面402は水平であってもよい。
本発明は、警察官等の警備を行う者が装着して利用するウェアラブルカメラ等に有用である。
10 警察官
20 不審者
100 ウェアラブルカメラ
101 撮像レンズ
102 録画ボタン
103 スナップショットボタン
104 LED
105 電源スイッチ
106 通信スイッチ
201 撮像部
202 キー入力部
203 状態表示部
204 通信制御部
205 記憶部
206 マイク
207 音声入力部
208 電源部
209 カメラ制御部
210 撮像素子
401 段差部
402 段差下面
403 段差上面

Claims (7)

  1. 撮像処理を行うカメラの筐体に、
    被写体を撮像するための撮影レンズと、
    前記撮像処理に関する状態を表示する表示部と、
    を備え、
    前記撮影レンズは前記筐体の前面に配置され、
    前記表示部は前記筐体の天面に配置され、
    前記筐体の天面は、録画状態を表示する前記表示部が発した光が前記被写体から視認できないように、前面側よりも背面側が低くなるように傾斜して構成されることを特徴とするウェアラブルカメラ。
  2. 前記表示部は発光体により構成されることを特徴とする請求項1に記載のウェアラブルカメラ。
  3. 前記表示部は前記筐体の天面の中央部分よりも背面側の領域に配置されることを特徴とする請求項1に記載のウェアラブルカメラ。
  4. 前記筐体の天面が成す傾斜角度は、水平面に対して所定角度以上であることを特徴とする請求項1に記載のウェアラブルカメラ。
  5. 前記筐体の天面は、前面側よりも背面側が低くなるように段差を持って構成され、
    前記表示部は前記段差の背面側の天面に配置されて構成されることを特徴とする請求項4に記載のウェアラブルカメラ。
  6. 撮像処理を行うカメラの筐体に、
    被写体を撮像するための撮影レンズと、
    前記撮像処理に関する状態を表示する表示部と、
    を備え、
    前記撮影レンズは前記筐体の前面に配置され、
    前記表示部は前記筐体の天面に配置され、
    前記筐体の天面と前面との成す角度が、録画状態を表示する前記表示部が発した光が前記被写体から視認できないように、天面と背面との成す角度よりも小さくなるように構成されることを特徴とするウェアラブルカメラ。
  7. 撮像処理を行うカメラの筐体に、
    被写体を撮像するための撮影レンズと、
    前記撮像処理に関する状態を表示する表示部と、
    を備え、
    前記撮影レンズは前記筐体の前面に配置され、
    前記表示部は前記筐体の天面に配置され、
    前記筐体の天面は、録画状態を表示する前記表示部が発した光が前記被写体から視認できないように前記天面の前面側の領域により遮られるように構成されることを特徴とするウェアラブルカメラ。
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