JP5860971B2 - スペーサを持った固定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フロントパネルを引き出し、特に引き出しの側壁に固定するための固定装置に関する。この固定装置は、フロントパネルに予め取り付けられた少なくとも1つの家具固定具(furniture fitting)と、引き出しと関連付けられたキャッチデバイスとを備えている。ここで、前記家具固定具は、フロントパネルから突出する少なくとも1つの脚部と、その脚部に対して横に延びるピンとを有している。また、家具固定具が押し込まれたとき、前記キャッチデバイスが家具固定具を自動的に保持すると共に、キャッチデバイスは、前記ピンによって始動(起動)されて該ピンを保持することができる移動可能なバネ荷重式(バネ仕掛け)のキャッチ要素を有しており、そのキャッチ要素はガイドプレートに沿って移動可能なものである。
本発明は更に、そのような固定装置を有する引き出し側壁、そのような引き出し側壁を有する引き出し、及び、そのような引き出しを少なくとも1つ有する家具製品に関するものである。
フロントパネルを引き出しに固定するための固定装置は、従来から数多く知られている。それらの固定装置は、引き出しの素早い組み立てに役立つと共に、それに加えて通常の場合には、引き出しを再度分解すべく再び取り外され(又は解除され)得るような設計構造を備えている。その場合において、しはしば生じる不都合は、キャッチデバイスが誤って始動され、その場合に家具固定具のピンが、キャッチデバイスのキャッチ要素にまだ収容(又は順応)されていないという点にある。
(特になし)
本発明の目的は、従来技術を超えて改良されているところの、フロントパネルを引き出しに固定するための固定装置を提供することにある。
上記の目的は、請求項1に記載の特徴を有する固定装置によって達成される。
「ガイドプレートには、フロントパネルに予め取り付けられた家具固定具に対向する少なくとも1つの偏向要素が設けられており、その偏向要素(のいくつか)が、横方向に突出する突起の形態、より好ましくはノブの形態をなしている」との事実は、即ち、
「既設の家具固定具が前記偏向要素によって変更されて、家具固定具(より具体的には、家具固定具の脚部)がバネ荷重式(バネ仕掛け)のキャッチ要素を始動することができないために、キャッチデバイスの誤った始動を防止可能になること」を意味する。
本発明の更に有利な実施形態は、添付の特許請求の範囲において定義されている。
好ましくは、前記横方向に突出する突起は、前記キャッチ要素の厚み以上の高さを有している。
特に好ましくは、前記ガイドプレートの幅と合体した前記横方向に突出する突起の高さは、前記家具固定具の内部空間の幅以上である。
前記偏向要素(のいくつか)がノーズ(鼻)の形態をなすことは、特に有利であることがわかっている。
特に好ましくは、少なくとも2つ(好ましくは、3つ以上)の偏向要素が、前記ガイドプレートに設けられている。
好ましい実施形態では、少なくとも2つの偏向要素がノーズ(鼻)の形態をなしており、少なくとも2つ(好ましくは、3つ以上)の偏向要素が、横方向に突出する突起の形態、好ましくはノブの形態をなしている。
加えて、好ましくは、前記キャッチ要素は、プレート形状に形成されると共に前記ガイドプレートに対して平行であり、そして好ましくは、前記ガイドプレートに沿ってスライドする。
前記キャッチ要素がその自由端においてキャッチ開口を有していることは、特に有利であることがわかっている。
好ましい実施形態では、前記キャッチ要素は、回転軸線の周りで旋回可能に設けられている。
固定装置が2つのキャッチ要素を有し、その2つのキャッチ要素が、プレート形状に形成されると共に前記ガイドプレートに対して平行であり、そして好ましくは、前記ガイドプレートの両サイドにおいて前記ガイドプレートに沿ってスライドすることは、特に有利であることがわかっている。
この点で特に好ましくは、前記少なくとも2つ(好ましくは、3つ以上)の偏向要素が、前記ガイドプレートの両サイドに設けられている。
この点で特に好ましくは、前記ガイドプレートの幅を併せた、当該ガイドプレートの両サイドに突出する突起の全高が、家具固定具の内部空間の幅以上である。
固定装置が、前記キャッチデバイスからの家具固定具の意図的な解放を許容するキャッチデバイス用のアンロック装置を有しており、そのアンロック装置が、前記キャッチ要素および前記家具固定具のピンを解放することは、特に有利であることがわかっている。
好ましい実施形態では、前記アンロック装置は、ツール(工具)用の工具受容手段を有しており、その工具受容手段は外側からアクセス可能であり、これを介して前記アンロック装置が作動可能である。
固定装置が、前記フロントパネル上の家具固定具用の高さ調節装置及び/又は横方向調節装置を有することは、有利であることがわかっている。
前記フロントパネルに向いている前記家具固定具のリヤ面から前記家具固定具の脚部の自由端までの間隔が、前記フロントパネルに向いている前記家具固定具のリヤ面から前記家具固定具のピンまでの間隔よりも大きいことは、有利であることがわかっている。
保護はまた、記載された実施形態の少なくとも1つによる、フロントパネルを引き出しに固定するための固定装置を少なくとも1つ備えてなる引き出し側壁についても要求されている。
前記家具固定具のピンが前記キャッチデバイスのラッチ受け入れ手段にラッチするところのラッチ位置(latching position)は、前記引き出し側壁のフロントエッジに対する間隔が15mm未満、好ましくは10mm未満のところにあることは、特に有利であることがわかっている。
特に好ましくは、前記引き出し側壁のフロントエッジから前記ラッチ位置までのラッチ行程(latching travel)が、15mm未満、好ましくは10mm未満である。
前記家具固定具のピンが前記キャッチデバイスのキャッチ要素のキャッチ開口内に収まるところの導入位置(introduction position)は、引き出し側壁のフロントエッジに対する間隔が25mm未満、好ましくは10mm未満のところにあることは、特に有利であることがわかっている。
好ましい実施形態では、前記引き出し側壁(100)のフロントエッジ(200)から前記導入位置(202)までの導入行程(introduction travel)が、25mm未満、好ましくは10mm未満である。
前記家具固定具のピンが前記キャッチデバイスのキャッチ要素を始動するところの始動位置(triggering position)は、引き出し側壁のフロントエッジに対する間隔が25mm未満、好ましくは10mm未満のところにあることは、有利であることがわかっている。
前記導入位置から前記始動位置までの始動距離(始動行程)(triggering travel)が1.5mmよりも大きく、好ましくは2.5mmよりも大きいことは、有利であることがわかっている。
加えて好ましくは、前記家具固定具のピンが前記キャッチデバイスのキャッチ要素によって該キャッチデバイス内に引き込まれるところの閉鎖位置(closure position)は、引き出し側壁のフロントエッジに対する間隔が30mm未満、好ましくは20mm未満のところにある。
前記始動位置から前記閉鎖位置までの閉鎖距離(閉鎖行程)(closure travel)が、6mmよりも大きく、好ましくは7mmよりも大きいことは、特に有利であることがわかっている。
特に好ましくは、前記家具固定具のピンが前記キャッチデバイスのキャッチ要素によって前記閉鎖位置を超えて該キャッチデバイス内に引き込まれるところの閉鎖保留位置(closure reserve position)は、引き出し側壁のフロントエッジに対する間隔が30mm未満、好ましくは20mm未満のところにある。
前記閉鎖位置から前記閉鎖保留位置までの閉鎖保留距離(閉鎖保留行程)(closure reserve travel)が、2mm未満、好ましくは1mm未満であることは、特に有利であることがわかっている。
保護はまた、記載された実施形態の少なくとも1つで述べられているような引き出し側壁を少なくとも1つ有する引き出しについても要求されている。
具体的には保護はまた、記載された実施形態の1つで述べられているような、固定装置付きの引き出しを少なくとも1つ有する家具製品についても要求されている。
本発明の更なる詳細及び利点は、図面に示された実施形態を参照した具体的な説明によって、以下に、更に十分に記述されている。
引き出し付き家具製品の斜視図を示す。 引き出し付き家具製品の斜視図を示す。 引き出し側壁の斜視図を示す。 引き出し側壁の斜視図を示す。 固定装置の斜視図を示す。 図3aの固定装置の別の斜視図を示す。 家具固定具が偏向要素(deflection element)にもたれた状態の固定装置の斜視図を示す。 図4aの詳細図を示す。 家具固定具が別の偏向要素(deflection element)にもたれた状態の固定装置の斜視図を示す。 図5aの詳細図を示す。 固定装置の分解斜視図を示す。 図7a〜7fは、従来例における、キャッチデバイスに対する家具固定具の異なる位置での固定動作の見取り図を示す。 図7a〜7fは、従来例における、キャッチデバイスに対する家具固定具の異なる位置での固定動作の見取り図を示す。 図7a〜7fは、従来例における、キャッチデバイスに対する家具固定具の異なる位置での固定動作の見取り図を示す。 図7a〜7fは、従来例における、キャッチデバイスに対する家具固定具の異なる位置での固定動作の見取り図を示す。 図7a〜7fは、従来例における、キャッチデバイスに対する家具固定具の異なる位置での固定動作の見取り図を示す。 図7a〜7fは、従来例における、キャッチデバイスに対する家具固定具の異なる位置での固定動作の見取り図を示す。 図8a〜8gは、キャッチデバイスに対する家具固定具の異なる位置での固定動作の見取り図を示す。 図8a〜8gは、キャッチデバイスに対する家具固定具の異なる位置での固定動作の見取り図を示す。 図8a〜8gは、キャッチデバイスに対する家具固定具の異なる位置での固定動作の見取り図を示す。 図8a〜8gは、キャッチデバイスに対する家具固定具の異なる位置での固定動作の見取り図を示す。 図8a〜8gは、キャッチデバイスに対する家具固定具の異なる位置での固定動作の見取り図を示す。 図8a〜8gは、キャッチデバイスに対する家具固定具の異なる位置での固定動作の見取り図を示す。 図8a〜8gは、キャッチデバイスに対する家具固定具の異なる位置での固定動作の見取り図を示す。
図1aは、家具製品110の斜視図を示す。この場合、家具製品110は、家具カーカス(家具の枠組み体)103及び3つの引き出し102を有している。引き出し102は、引き出し側壁100と、これら側壁に固定されるフロントパネル(前面板)101とを有している。この構成では、フロントパネル101は、固定装置(ここでは図示略)によって引き出し102の側壁100に固定された。
図1bは図1aに示す家具製品110を示し、そこでは、最上段のフロントパネル101はまだ、引き出し102、即ちその2つの引き出し側壁100に固定されていない。
この実施形態では、フロントパネル101を引き出し側壁100に固定するところの、予め取り付けられた4個の家具固定具20をフロントパネル101上に見て取ることができる。
図2a及び2bは、固定装置1が配設された引き出し側壁100の斜視図を示す。この場合、キャッチデバイス10が引き出し側壁100内に設けられており、このキャッチデバイス10は、家具固定具200をキャッチしてフロントパネル101(ここでは図示略)を連結し、普段は家具固定具200が引き出し側壁100に取り付けられる。
図3aは、固定装置1の斜視図を示し、固定装置1は、通常、引き出し側壁100(ここでは図示略)内に配置されているキャッチデバイス10と、通常、フロントパネル101(ここでは図示略)に予め固定されている家具固定具20とを備えている。
フロントパネル101を整列させるために、キャッチデバイス10は、高さ調節装置50と、横方向調節装置60とを有している。
固定済みの家具固定具20をキャッチデバイス10からアンロック(ロック解除)するために、キャッチデバイス10は、キャッチデバイス10からの家具固定具20の意図的な解除(取り外し)を許容するアンロック装置40を有しており、その場合には、アンロック装置40はキャッチデバイス10のキャッチ要素11を解除(解放)し、それにより家具固定具20のピン23を解除(解放)する。この好ましい実施形態では、アンロック装置40は、外側からアクセス(接近)可能な工具受容手段22(正しくは42)を具備しており、これによってアンロック装置40はツール(工具)によって作動され得る。
フロントパネル101を引き出し102、特に引き出し側壁100に固定するための固定装置1は、本実施形態では、フロントパネル101に予め取り付けられている少なくとも1つの家具固定具20と、引き出し102(図示略)と関連付けられたキャッチデバイス10とを有している。ここで、家具固定具20は、フロントパネル101から突出する少なくとも1つの脚部21,22と、脚部21又は22のそれぞれに対して横方向に延びるピン23とを有している。ここで、キャッチデバイス10は、それが押し込まれたときに家具固定具20を自動的に保持する。また、キャッチデバイス10は、ピン23によって始動され得て且つピン23を保持するところの移動可能なバネ荷重式の(バネ仕掛けの)キャッチ要素11を有している。キャッチ要素11はガイドプレート12に沿って移動可能である。フロントパネル101と関連付けられているところの、ガイドプレート12のサイド(片側)13には、少なくとも1つの偏向要素(deflection element)2(この好ましい実施形態では、複数の偏向要素2,3,4,5,6,7,8及び9)が、フロントパネル101に予め取り付けられた家具固定具20に対向して設けられている。
この好ましい実施形態では、2つの偏向要素2,3は鼻(ノーズ)32,33の形態をなしており、家具固定具20(即ち家具固定具20のピン23)のキャッチデバイス10内への導入を容易にしている。
更に別の偏向要素4,5,6(又は図3bでの、7,8及び9)は、この場合、横方向に突出する突起44,45,46,47,48,49の形態をなしている。
この好ましい実施形態では、横方向に突出する突起44,45,46,47,48,49は、ノブの形態でもある。それらが脚部またはその類似形状の形態であることも想定されるところであることは理解されよう。その点に関して唯一重要な考慮事項は、それらがガイドプレート12から横方向に突出しており、かくして、家具固定具20がキャッチデバイス10に正確にフィットされない場合(それに関しては図4a,4b,5a,5b参照)に起こり得るであろう、家具固定具20の脚部21,22によるキャッチ要素11の誤った始動を防止することができることにある。
キャッチ要素11の誤った始動(誤作動)を排除すべく、横方向に突出する突起44,45,46,47,48,49は、平らな板形状のキャッチ要素11の厚さと少なくとも同じ大きさの高さを有している。
この実施形態では、板形状のキャッチ要素11は、ガイドプレート12に対して平行であり、ガイドプレート12に沿ってスライドする。
この場合、フロント領域では、キャッチ要素11はその自由端においてキャッチ開口14を有しており、その開口内に家具固定具20のピン23が導入される。
この好ましい実施形態では、ガイドプレート12の両サイドでスライド可能な2つのキャッチ要素11,11’が存在する(キャッチ要素11’は図3b,図6を参照)。両サイドでの誤った始動を防止するために、横方向に突出する突起44,45,46,47,48,49がガイドプレート12の両サイドに設けられており、これらは、家具固定具20の脚部21及び22がキャッチ要素11及び11’と接触するのを防止し、このことで誤った始動が防止される。
図3bは、図3aに示された固定装置の別角度からの斜視図を示す。そのリヤサイドに第2のキャッチ要素11’を見て取ることができる。家具固定具20の脚部21又は22によるバネ荷重式キャッチ要素11’の不正確な始動が起きないように、ガイドプレート12は3つの偏向要素7,8及び9を支持しており、この好ましい実施形態では、3つの偏向要素は、横方向に突出する突起47,48及び49の形態をなしている。さもなくば、図3aに関する前述の説明が、ここでも相応に当てはまる。
図4a及びその詳細である図4bは、本実施形態では横方向に突出する突起44の形態をなす偏向要素4に対して脚部21がもたれかかる限りにおいて、家具固定具20の脚部21によるキャッチ要素11の誤った始動を偏向要素4がどのように防止するかに関する斜視図を示しており、かくして、脚部21は偏向要素4の後ろを通過できず、その結果として、脚部21によるキャッチ要素11との接触が防止され得る。
このように、キャッチ要素11の下方向からの家具固定具20による誤った始動は、可能ではない。
図5a及びその詳細である図5bは、上方からの家具固定具20による誤った始動を偏向要素6がどのように防止するかを表す斜視図を示しており、家具固定具の脚部21が、横方向に突出する突起46の形態をなす偏向要素6を通過できないために、脚部21はキャッチ要素11に接触できない。
家具固定具20のこの視角からは、フロントパネルに向いている家具固定具20のリヤ面25から脚部21及び22の自由端26までの間隔が、フロントパネルに向いている家具固定具20のリヤ面25からピン23までの間隔よりも大きい、ことがはっきりと見て取れる。このため、脚部21及び22は、ピン23よりも更にキャッチデバイス10の中に入り込む。そのことが、脚部21及び22がピン23以前にキャッチデバイス10内に入り込むときに脚部21及び22による誤った始動効果が起こり得る理由である。
誤った始動効果を回避し得る更なる理由は、ガイドプレート12の幅を併せた(幅を含めた)ガイドプレート12の両サイドに突出する(左右)二つの突起44,45,46,47,48,49の全高が、家具固定具20の内部空間の幅と少なくとも同じ大きさ(つまり内部空間幅以上)であることである。結果として、家具固定具20は、突出している突起44,45,46,47,48,49を通り過ぎることができない。この実施形態では、家具固定具20の内部空間幅は、ピン23の長さにほぼ対応しており、それは一方の脚部21から他方の脚部22まで延びている。
更なる実施形態においては、横方向に突出する突起(複数)がガイドプレート12の一方の側にだけ設けられることもあり得ること、その場合には、誤った始動を防止するためには、ガイドプレート12の幅を併せた(幅を含めた)横方向に突出する突起(複数)の一つの高さが正に、家具固定具20の内部空間幅と少なくとも同じ大きさ(つまり内部空間幅以上)であるであろうこと、は理解されよう。
偏向要素5(横方向に突出する突起45の形態をなす)は、ストレートな家具固定具20による、つまり水平方向に導入される家具固定具20による(このケースは図示せず)誤った始動を防止すべく意図されている。
図6は、キャッチデバイス6の分解斜視図および家具固定具20の斜視図を示す。バネ17によってバネ荷重される(付勢される)と共にそれぞれにキャッチ開口14を備えた2つのキャッチ要素11及び11’を見て取ることができる。2つのキャッチ要素は、ガイドプレート12の両サイドに配置され、安定な構造(構造の安定化)に貢献する。
ガイドプレート12上に示される3つの偏向要素4,5及び6は、家具固定具20のピン23がガイドプレート12の案内路16内に正確に導入されない場合に、キャッチ要素11の誤った始動を防止する。ガイドプレート12の裏面に設けられた偏向要素7,8及び9は、家具固定具20のピン23がガイドプレート12の案内路16内に正確に導入されない場合に、キャッチ要素11’の誤った始動を防止する。
その場合において、ガイドプレート12の案内路16の開始位置にはラッチ開口(latching opening)15が設けられ、そのラッチ開口15は、固定装置1のロック動作が所望されないときに家具固定具20のピン23を受け入れる(受け止める)ために設けられている。その状況は、具体的には、家具固定具20がキャッチデバイス10から解放されて待機位置に移動でき、その結果として引き続いてフロントパネルが家具固定具20と共に引き出し(ここでは図示略)から取り除かれ得る(図8cも参照)ときに生じる。
図7a〜7fをご覧いただくと、図7a〜7fは、図8a〜8gに示す新規な固定装置1との違い及び新規な固定装置1の利点を後ほど説明するために、従来技術によるキャッチデバイス10での家具固定具20の固定動作を示したものである。
図7aは、家具固定具20がキャッチデバイス10内に未だ導入されておらず、引き出し側壁のフロントエッジ(前側縁)300の前方にピン23と共に配置されている状況を示す。従来技術の範疇にあるキャッチデバイス10はまた、バネ17によってバネ付勢されると共に家具固定具20のピン23をキャッチ及びロックするよう意図されたキャッチ要素(図示略)を有している。
図7bでは、家具固定具20のピン23は、引き出し側壁のフロントエッジ300の位置にあり、今まさに、図7cに示すように、その導入位置302に達するまでキャッチデバイス10の導入経路内に導入されるところである。従来技術の範疇に属する固定装置1では、その導入位置302は、引き出し側壁のフロントエッジ300に対する間隔Cが20mmを超えるところにある。この具体例では、その距離は29.8mmである。
引き出し側壁のフロントエッジ300から導入位置302までの導入距離(導入行程)は、29.8mmである。
キャッチデバイス10の導入経路内への家具固定具20のピン23の更なる前方変位(前方移動)は、ピン23を、図7dに示すような、キャッチ要素11のど真ん中位置が乗り越えられる始動位置303に移動させる。その始動位置303は、引き出し側壁のフロントエッジ300に対する間隔Dが25mmを超えるところにある。この具体例では、その距離は30.8mmである。
導入位置302から始動位置303までの始動距離(始動行程)は、1mmである。
図7eは、バネ17がキャッチデバイス10のキャッチ要素をどのように旋回させて、家具固定具20のピン23をキャッチデバイス10内にその閉鎖位置304の所まで引き込むかを示している。その閉鎖位置304は、引き出し側壁のフロントエッジ300に対する間隔Eが30mmを超えるところにある。この具体例では、その距離は35.8mmである。
始動位置303から閉鎖位置304までの閉鎖距離(閉鎖行程)は、5mmである。
図7fにおいて、家具固定具20のピン23はその閉鎖保留位置305にあり、閉鎖保留位置は、引き出し側壁のフロントエッジ300に対する間隔Fが35mmを超えるところにある。この具体例では、その距離は37.8mmである。
閉鎖位置304から閉鎖保留位置305までの閉鎖保留距離(閉鎖保留行程)は、2mmである。
図8a〜8fは、新規な固定装置1における上述の位置及び距離(行程)を示す。
図8aは、家具固定具20及び挿入方向に対して横方向に延びるピン23が未だ引き出し側壁のフロントエッジ200に到達していない固定装置1を示す。
キャッチデバイス10にはバネ17が設けられており、家具固定具20のピン23がキャッチ要素11のキャッチ開口14内に入ると共にキャッチ要素11の旋回運動を始動するや否や、バネ17はレバー機構によりキャッチ要素11をその回転軸線Aの周りで旋回させることができる。
キャッチデバイス10は更にガイドプレート12を有しており、そのガイドプレート12は、フロント領域にラッチ開口15が設けられ且つリヤ領域に家具固定具20のピン23用の案内路16が設けられてなる導入経路を有している。家具固定具20のこの視角から、フロントパネルに向いた家具固定具20のリヤ面25から脚部21及び22の自由端26までの間隔が、フロントパネルに向いた家具固定具20のリヤ面25からピン23までの間隔よりも大きい、ことが再びはっきりと見て取れる(この点に関して図5a,5bの説明参照)。
図8bでは、家具固定具20のピン23は、引き出し側壁のフロントエッジ200の位置にあり、図8cに示す次のステップでラッチ開口15内に挿入される。キャッチデバイス10のキャッチ要素11の誤った始動を回避するために、ガイドプレート12は、家具固定具20の脚部21がキャッチデバイス10のキャッチ要素11と接触可能となること(このことが誤った始動を引き起こす)を防止するところの横方向に突出する偏向要素4,5及び6を有している。
従って、家具固定具20は、キャッチデバイス10内に正確に挿入されて、ラッチ受け入れ手段15のラッチ位置(latching position)201に行くことができる。
ラッチ位置201は、引き出し側壁のフロントエッジ200に対する間隔Bが15mm未満、好ましくは10mm未満のところにあり、この具体例では、その距離は3.8mmである。
引き出し側壁のフロントエッジ200からラッチ位置201までのラッチ距離(ラッチ行程)は、3.8mmである。
図8dは、どのようにして家具固定具20及びそのピン23が、キャッチデバイス10の導入経路内に、ピン23がキャッチデバイス10のキャッチ要素11のキャッチ開口14内にあるがキャッチ要素11が未だ動かないところの導入位置(introduction position)202に達する程度まで前進されるかを示している。
その導入位置202は、引き出し側壁のフロントエッジ200に対する間隔Cが25mm未満、好ましくは10mm未満のところにあり、この具体例では、その距離は4.2mmである。そういった目的で、従来技術の範疇に属し且つ図7cに示された固定装置の導入位置と比較するならば、その導入位置は、図8dに示されるような本発明の新規な固定装置における場合の約7倍よりも大きい間隔Cにあることがわかるであろう。
引き出し側壁のフロントエッジ200から導入位置202までの導入距離(導入行程)は、4.2mmである。従来技術では、その導入距離(導入行程)は37.8mmだった(図7cに関する説明参照)。
図8eは、どのようにして家具固定具20のピン23が、レバー機構にてキャッチデバイス10のバネ17により回転軸線Aの周りでキャッチ要素11が旋回され、その結果図8fのように家具固定具20のピン23をキャッチデバイス10内に引き込むところの始動位置(triggering position)203に配置されるかを示す。
それに関して、始動位置203は、引き出し側壁のフロントエッジ200に対する間隔Dが25mm未満、好ましくは10mm未満のところにあり、この具体例では、その距離は僅か7.4mmである。図7dに示したものと比べると、従来技術の範疇に属する固定装置の場合における始動位置は、引き出し側壁のフロントエッジ300に対して30mmを超えて間隔を隔てている(間隔D)。
導入位置202から始動位置203までの始動距離(始動行程)は、3.2mmである。これとは対照的に、従来技術では、その始動距離(始動行程)は僅か1mmだった(図7dの説明参照)。
バネ17がキャッチ要素11をその回転軸線Aの周りで旋回させて家具固定具20のピン23をキャッチデバイス10内に引き込んだ後で、ピン23は閉鎖位置(closure position)204になる。その閉鎖位置においてピン23は、引き出し側壁のフロントエッジ200に対する間隔Eが30mm未満、好ましくは20mm未満のところにある。この具体例では、その距離は僅か14.6mmである。図7eに示した、従来技術の範疇に属する固定装置の閉鎖位置304と比較するならば、この間隔Eが、本発明の固定装置1におけるものよりも20mmを超えて大きいことがわかるであろう。
始動位置203から閉鎖位置204までの閉鎖距離(閉鎖行程)は、7.2mmである。これとは対照的に、従来技術では、その閉鎖距離(閉鎖行程)は5mmだった(図7eの説明参照)。
図8gは、家具固定具20のピン23が引き出し側壁のフロントエッジ200に対する間隔Fのところにある閉鎖保留位置(closure reserve position)205であって、その間隔Fが30mm未満、好ましくは20mm未満であるところの閉鎖保留位置205を示す。この具体例においてそれは正確に15mmであり、その値は、従来技術の範疇に即する固定装置が要求する値の半分よりも小さい(図7fの説明参照、そこでの間隔Fは37.8mm)。閉鎖保留(closure reserve)は、寸法公差(許容差)を補償することができるように役立つ(機能する)。
閉鎖位置204から閉鎖保留位置205までの閉鎖保留距離(閉鎖保留行程)は0.4mmである。これとは対照的に、従来技術では、その閉鎖保留距離(閉鎖保留行程)は2mmだった(図7fの説明参照)。
このことは、本発明の固定装置1が従来技術の範疇に属する固定装置よりもずっとコンパクトであることを意味する。
図7a〜7fにおける「Stand der Technik」とは、「従来例」を意味する。

Claims (15)

  1. フロントパネル(101)を引き出し側壁(100)に固定するための固定装置(1)であって、
    当該固定装置は、
    フロントパネル(101)に予め取り付けられるべき少なくとも1つの家具固定具(20)であって、当該家具固定具は、フロントパネル(101)から突出する少なくとも1つの脚部(21,22)と、その脚部(21,22)に対して横に延びるピン(23)とを有し、前記脚部(21,22)は自由端(26)を有している、家具固定具(20)、並びに、
    引き出し側壁(100)に取り付けられるべきキャッチデバイス(10)であって、
    当該キャッチデバイスは、そのキャッチデバイス(10)内に押し込まれるべき前記家具固定具(20)を受け入れて自動的に保持するように構成されており、
    当該キャッチデバイスは、キャッチ開口(14)を有する移動可能なバネ荷重式のキャッチ要素(11)を有しており、前記バネ荷重式のキャッチ要素(11)は、前記ピン(23)を保持すべく前記キャッチ開口(14)内へのピン(23)の挿入によって始動され得るものであり、
    当該キャッチデバイスは、ガイドプレート(12)を有しており、前記キャッチ要素(11)がそのガイドプレート(12)に沿って移動可能であり、前記ガイドプレート(12)は、該ガイドプレートのサイドにおいて、前記家具固定具(20)に当接するように構成された少なくとも1つの偏向要素(4,5,6,7,8,9)を有してなる、キャッチデバイス(10)、
    を備えてなる固定装置(1)において、
    前記少なくとも1つの偏向要素(4,5,6,7,8,9)は、前記ガイドプレート(12)から横方向に突出する突起(44,45,46,47,48,49)の形態をなしており、
    前記家具固定具(20)が前記キャッチデバイス(10)内に挿入されるとき、前記偏向要素(4,5,6,7,8,9)は、前記キャッチ要素(11)のキャッチ開口(14)内への前記家具固定具(20)のピン(23)の移動を許容しつつ、前記家具固定具(20)の脚部(21,22)の自由端(26)が前記キャッチ要素(11)に接触するのを防止する、ことを特徴とする固定装置。
  2. 前記少なくとも1つの突起(44,45,46,47,48,49)は、ノブとして形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の固定装置。
  3. 前記横方向に突出する突起(44,45,46,47,48,49)は、前記キャッチ要素(11)の厚み以上の高さを有している、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の固定装置。
  4. 少なくとも2つの偏向要素(4,5,6,7,8,9)が、前記ガイドプレート(12)に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の固定装置。
  5. 前記キャッチ要素(11)は、プレート形状に形成されると共に前記ガイドプレート(12)に対して平行であり、そして、前記ガイドプレート(12)に沿ってスライドする、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の固定装置。
  6. 前記キャッチ要素(11)は、回転軸線(A)の周りで旋回可能に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の固定装置。
  7. 当該固定装置(1)は、2つのキャッチ要素(11,11’)を有し、その2つのキャッチ要素は、プレート形状に形成されると共に前記ガイドプレート(12)に対して平行であり、そして、前記ガイドプレート(12)の両側面において前記ガイドプレート(12)に沿ってスライドする、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の固定装置。
  8. 前記少なくとも2つの偏向要素(4,5,6,7,8,9)が、前記ガイドプレート(12)の両側面に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の固定装置。
  9. 当該固定装置(1)は、前記キャッチデバイス(10)からの家具固定具(20)の意図的な解放を許容するキャッチデバイス(10)用のアンロック装置(40)を有しており、
    前記アンロック装置(40)は、前記キャッチ要素(11)および前記家具固定具(20)のピン(23)を解放する、ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の固定装置。
  10. 前記アンロック装置(40)は、工具用の工具受容手段(42)を有しており、その工具受容手段は外側からアクセス可能であり、これを介して前記アンロック装置(40)が作動可能である、ことを特徴とする請求項9に記載の固定装置。
  11. 当該固定装置(1)は、前記フロントパネル(101)に予め取り付けられるべき前記家具固定具(20)に対する高さ調節装置(50)及び/又は横方向調節装置(60)を有している、
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の固定装置。
  12. 前記フロントパネル(101)に向いている前記家具固定具(20)のリヤ面(25)から前記家具固定具(20)の脚部(21,22)の自由端(26)までの間隔が、前記フロントパネル(101)に向いている前記家具固定具(20)のリヤ面(25)から前記家具固定具(20)のピン(23)までの間隔よりも大きい、ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の固定装置。
  13. 引き出し側壁(100)であって、
    請求項1〜12のいずれか一項に記載の、フロントパネル(101)を引き出し側壁(100)に固定するための固定装置(1)を少なくとも1つ備えてなる、ことを特徴とする引き出し側壁。
  14. 引き出し(102)であって、
    請求項13に記載の引き出し側壁(100)を少なくとも1つ備えてなる、ことを特徴とする引き出し。
  15. 家具製品(110)であって、
    請求項14に記載の引き出し(102)を少なくとも1つ備えてなる、ことを特徴とする家具製品。
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